宛名ラベル作成マニアルトラベルワーカーを利用して宛名ラベルを作成する手順を説明します。直接、トラベルワーカーから宛名ラベルを印字するのではなく、一旦パソコンにデータをダウンロードして、宛名書ソフトにデータを取り込んで印字する方法となります。宛名書には3パターンのダウンロード方法があります。 ①予約カルテから、②複数の予約カルテから（データ抽出：宛名書・出入国書類用） ③個人顧客管理宛名書データ抽出の3通りの方法がありますが、今回は③の方法を説明します。 1.宛名書を行う対象顧客の設定（顧客FREEマスタ活用） ①顧客FREEマスタ登録でFREEマスタを登録【例】任意のコード＋名称（年賀状送付） ②個人顧客管理編集画面で対象顧客のFREE欄で登録したマスタ（年賀状送付）を選択。 ③会社住所宛に送付する場合は、「送付先」欄にて「会社」を選択。 2.顧客データ抽出（本機能は管理者権限の方のみ有効です） ②処理開始ボタンをクリックしてデータをダウンロード。 ①個人顧客管理画面の宛名書データ抽出画面にてFREE項目の「年賀状送付」を選択 1／3 宛名ラベル作成マニアル20101215 【エラー発生時の対応】 ①ダウンロードできない文字があるとエラーが発生した場合は、文字コードを「UTF-8」を選択して処理開始を行ってください。 ②そのままExcelで開くと文字化けするので、Excelを起動し画面上部の「データ」より「外部データの取り込み」　⇒ 「データの取り込み」を起動 ③対象ファイルを選択。「テキストファイルウィザード」 2/3画面で区切り文字「カンマ」にチェック。完了ボタンを押しOKをクリックすると文字化けしないデータが表示されます。 3.Excelファイルの調整 ①宛名ラベル印字に必要なデータだけ残し不要なデータ（列、タイトル行）を削除し保存します。【例】使用するデータ郵便番号（ハイフォンあり）、都道府県＋市区町村＋町名・番地、ビル・マンション名、会社名、支店＋部署、氏名 4.宛名ラベルソフトを利用してデータ取り込み各社の宛名書ソフトには外部データ取込機能が殆どついていますが、今回はラベルメーカーエーワンの「ラベル屋さんHOME」を使用する例を説明します。（エーワンのホームページから無料でダウンロードできます） http://www.labelyasan.com/ ①「ラベル屋さんHOME」を起動し、使用するラベル用紙の商品番号を入力。（今回は12面付けの28919を指定） ②用途種類住所・宛名を選択しOKをクリック。 ③テンプレートメニューから「宛名ラベル」をクリックし「基本デザイン2」を選択。 ④基本デザイン2は部署宛となっていて、氏名欄がないので文字メニューより表示用文字欄に「名前」と入力し「新規に貼り付ける」をクリック。 2／3 宛名ラベル作成マニアル20101215 ⑤各項目の文字サイズや印字位置、書体を調整。（文字揃えは、すべて左にした方が見栄えがいいと思います）宛名 ⑥オブジェクト名テキスト6を「宛名」に変更し、「リンク設定」ボタンをクリック。左側の「宛名」を選択し、リンクテキストの列名「F」を選び「関連付」ボタンをクリックし、OKをクリック。 ⑦メニューより「リンク機能」を選択し、画面上部の「リンクデータ」より「Excelファイルの読み込み」をクリック。 ⑧上記「2.顧客データ抽出」で保存したデータファイルを開きます。 ⑨データ読込が進むと、「リンク列の入れ替え」画面が表示されますが、そのままOKをクリック。 ⑩読み込まれたデータが表示されますので、ラベル印字イメージを確認。 ⑪内容OKであれば、メニューより「印刷」を選択。「プリンタの設定」を確認の上「印刷実行」ボタンで印刷を開始します。 ※途中まで使用済みのラベルシールを使用する場合は、「開始位置」にてスタートする位置を選べます。（プレビューで確認できます）リンクの関連付が難しかったかも知れませんが、うまく出来ましたでしょうか。お疲れ様でした。 3／3 宛名ラベル作成マニアル20101215