ダウンロード 1217_文化資源学セミナー

文化資源学セミナー
金沢大学 人間社会研究域附属
Seminar on Cultural Resource Studies
国際文化資源学研究センター
主催:金沢大学人間社会研究域附属 国際文化資源学研究センター
共催:金沢大学大学院人間社会環境研究科 文化資源マネージャー養成プログラム
「考古学と現代社会」第6回
Archaeology and Contemporary Society 6
ハイパー縄紋文化の難点
吉田 泰幸 YOSHIDA Yasuyuki
Jomonist
精製土器
The Prehistoric Jomon and Ideological Conflict
in Contemporary Japan
文様帯系統論
Nihonjin-ron
環境適応
文様帯はみただけでは確認できない
Archaeology, Ideology, and Politics
亀ヶ岡式土器
他者に理解できる公共性が文様帯にはない
大塚 達朗 OTSUKA Tatsuro
短期編年の縄紋文化
移入・模倣現象
ハイパー縄紋文化 Imperialism
(南山大学)
消費される縄紋文化
3
Nihonbunka-ron
隆起線紋土器 無限退行
型式
YSJ モデル N 島 山内清男
縄文と現代日本のイデオロギー
2
芹沢長介
優品
層位
(金沢大学国際文化資源学研究センター)
1
Deconstructing ‘Hyper’ Jomon Culture
正
縄紋土器一系統説
長期編年の縄紋文化
Superiority of ‘Japaneseness’
Deconstructing the Idea of Jomon ‘Culrure’ :
高級狩猟民
‘Spirit
of
Jomon
Culture’
ここに文様
社会進化論考古学
Revisiting of the Model of Yamanouchi Sugao
驚くべき長さと持続性
J ゾーン Anti-nuk
ハイパー縄紋文化 「切開
American archaeology is anthropology or it is nothing
一系統性は山内が想定するメタレベルの関係概念
対話:ハイパー縄紋文化の難点
Dialogue: Deconstructing ‘Hyper’ Jomon Culture
East Asian archaeology is national history or it is nothin
信憑 → 消費 → 信憑 ・・
階層化社会
漸進的変化
矢柄研磨器
起源論を超えて
土器型式編年研究
堅果類への先適応
‘Jomon Civilization’
Homogeneity of Japan
日本遠古之文化 更新世 N ゾーン 截然と分かち
2016
Jomon is becoming a flexible referent
12
縄紋土器=型式群は大きな誤解
生物
New form nationalism post-war 高度工芸
縄紋文化の脱構築
先史考古学 定住戦略
Homogeneous Japan 二重三重に無根拠
17
(土)
関東の安行の普通の土器は女でしょう
Anti-war サケ・マス論
進化主義考古学 専業集団
固陋な枠組
砂上の楼閣
亀ヶ岡式ってのは男が作った
器形の
Jomon Pilgrimage
比較解剖学 無根拠な縄紋文化
最古の縄紋土器 原郷土
13:30 ∼ 17:30
気候変動 佐藤達夫
N
金沢駅
しいのき迎賓館
「右」も「左」も大好きな縄紋文化。様々な社会運動にも
金沢城
影響を与えている縄紋文化。その不思議な「縄紋」の遠因は、
兼六園
香林坊
広坂
金沢 21 世紀
美術館
縄紋土器型式編年研究に多大な影響を与えた山内清男の
考え方の枠組みそのものと、山内型式学フォロワーの人々の
誤解にあった。現代社会の中の縄紋と、縄紋研究を支える枠組み、
双方への批判的検討から改めて「縄紋時代」を考えます。
*使用言語は日本語です。Official Language is Japanese.
片町
場所:石川県四高記念文化交流館 多目的利用室 2
金沢駅より:北鉄バス 香林坊中央公園前 下車すぐ
問い合わせ 吉田 泰幸
Tel : 076-264-5802 E-Mail : yoshi23@staff.kanazawa-u.ac.jp