第６９回国民体育大会五島市保険加入要項 （平成２５年２月２７日 第２回総務・企画専門委員会 決定） １ 目的 この要項は、第６９回国民体育大会五島市実行委員会（以下「実行委員会」という。）が、 第６９回国民体育大会及び五島市競技別リハーサル大会（以下「大会」という。）の開催準備 業務及び開催期間中において、 大会役員や運営スタッフとして参加又は従事する者及び競技を 観戦するために競技会場に入場した観客等に係る、偶然の事故等による生命又は身体に生じた 損害の補償等について定め、大会規模等必要に応じて保険に加入し、 円滑な大会運営を図るこ とを目的とする。 ２ 適用範囲・期間 保険の適用範囲は、大会の開催準備業務及び開催期間中に係る事故とする。ただし、 救護施 設の使用・管理及び医療行為に係る事故についての保険の適用範囲・期間は別に定める。 ３ ４ 契約 保険契約は、実行委員会が損害保険会社（以下「保険会社」という。）と 締結する。 保険対象事故 保険の対象となる事故は、 次の各号に掲げるとおりとする。 （１）傷害事故 大会の 開催 準備 業務 若し くは開 催業 務に 従事 して いる時 又は 当該 業務 に従 事する ため 、 自宅若しくは 宿泊 所を 出 てから帰宅す るまでの 往 復途上におい て発生し た 偶然の 事故及び 大会競技を観 戦するた め に競技会場に 入場した 観 客 等が偶然の 事故によ り 生命・身体に生 じた事故をいい、次のとおり分類する。 ア 大会従事者等傷害事故 大会役員、競技会役員、競技役員、競技補助員、競技会 係員（市職員を除く）、医師、 看護師等が大会業務に起因する事故を被った場合 イ 施設入場者傷害事故 競技会場で開催競技が起因する事故を被った場合 （２）損害賠償責任事故 大会の開催準備業務及び開催期間中に、業務従事者 又は第三者に対して損害を与え、か つ被害者から損害賠償を求められ、法律上の損害賠償責任を負う事故をいい、 損害の種類 により次のとおり分類する。 ア 主催者（施設）賠償事故 競技会場、練習会場、案内所等及び会場内外に設置する看板や仮設物等 、実行委員会 が 所 有 又 は 管 理 運 営 す る も の 並 び に 運 営 上 の 不 手 際 か ら 生 じ た 偶 然 の 事 故 に よ り 、 第三 者の生命・身体・所有物に損害を与え、 損害賠償責任を負う事故をいう。 イ 医師等賠償事故 実行委員会が管理運営す る救護施設等での医療行 為並びに看護業務等 （医 師の命令に 基づくことが前提） により、第三者の生命・身体に損害を与え、 損害賠償責任を負う事 故をいう。 ウ 生産物賠償事故 実行委員会が管 理運営す る休憩所で提供 した飲食 物 、もしくは大 会関係者 に支給・斡 旋した飲食物等 に起因して、第三者に損害を与え、 損害賠償責任を負う事故をいう。 ５ 適用除外 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる事故については、 保険の対象としない。 （１）傷害事故 ア 保険対象者の故意による事故 イ 地震、台風等の天災による事故 ウ 保険対象者の疾病、心神喪失による事故 エ 保険対象者の自殺、犯罪行為による事故 オ その他保険約款上に定めのあるもの （２）損害賠償責任事故 ア 故意による事故 イ 地震、台風等の天災による事故 ウ その他保険約款上に定めのあるもの ６ 傷害事故の死亡保険金 保険対 象者が傷 害事 故を直接の 原因とし て、 当該事故の 日から 180 日以内に死 亡したと きは 、 その相続人に対し、以下の死亡保険金を支払うものとする。 Ａ Ｂ Ｃ Ｄ ７ ９ ２，５００万円 １５，０００万円 ３，０００万円 ５００万円 傷害事故の後遺障害保険金 （１）保険対象者が傷害事故を直接の原因として、 当該事故の 180 日以内に後遺障害を生じた ときは、その者に対して後遺障害保険金を払うものとする。 （２）後遺障害保険金は一時金として支払うものとし、その額は以下の金額を最高限度額とし て、保険会社が定める障害の区分に応じた額とする。 Ａ Ｂ Ｃ Ｄ ８ 大会役員等 医師 看護師等 観客 大会役員等 医師 看護師等 観客 ２，５００万円 １５，０００万円 ３，０００万円 ５００万円 傷害事故の入院及び通院保険金 （１）保険対象者が傷害事故を直接の原因として、生活機能若しくは業務機能の滅失又は減少 をきたしたときは、その者に対し入院保険金又は通院保険金を支払うものとする。 （２）入院保険金又は通院保険金の額は、入院又は通院した日数に応じて、入院保険金にあっ ては事故のあった日から 180 日を限度とし、通院保険金にあっては事故のあった日から 180 日までの間において 90 日を限度とし、 以下の額を支払うものとする。 【入院保険金】 Ａ 大会役員等 Ｂ 医師 Ｃ 看護師等 Ｄ 観客 ５，０００円（１日） ３０，０００円（１日） １０，０００円（１日） ３，０００円（１日） 【通院保険金】 Ａ 大会役員等 Ｂ 医師 Ｃ 看護師等 Ｄ 観客 ３，０００円（１日） ２０，０００円（１日） ５，０００円（１日） ２，０００円（１日） 損害賠償責任事故の保険内容 損害賠償責任事故の保険内容は 、次の各号に掲げるものとする。 （１）治療費、入院費、通院費、入院諸雑費、 休業補償、葬祭費、慰謝、 逸失利益、修理費、 その他の損害賠償金 （２）損害の防止又は軽減のために支出した費用 （３）損害賠償責任の解決を図るための訴訟、仲裁、和解、調停等に要した費用で、 保険会社の 承認を得て支出したもの （４）保険会社に協力するために支出したもの １０ 損害賠償責任事故のてん補限度額 損害賠償責任事故のてん補限度額は、 次の各号に掲げる額を限度額とする。 （１）主催者（施設）賠償事故 対人１名 １０，０００万円 対人１事故 １０，０００万円 対人保険期間中 ３０，０００万円 対物 1 事故 １，０００万円 対物保険期間中 ３，０００万円 免責金額なし （２）医師等賠償事故 （救護所契約） 対人 1 名 １０，０００万円 対人１事故 １０，０００万円 保険期間中 ３０，０００万円 免責金額なし （３）生産物賠償事故 対人 1 名 ３，０００万円 対人 1 事故 ３０，０００万円 対人保険期間中 ３０，０００万円 免責金額なし １１ 事故報告 （１）大会の開催準備業務又は開催期間中に係る事故及び大会に従事する者に事故が発生した ときは、当該保険対象者の所属責任者は、実行委員会に事故報告書（第１号様式）を提出 するものとする。 （２）実行委員会は、前項の報告を受理した場合は、速やかにその旨を保険会社に通知するも のとする。 １２ 保険金の請求 （１）損害賠償責任事故による保険金は、実行委員会が被害者との間で法律上の問題が解決し た後、保険金請求書に必要な書類を添付して保険会社に保険金を請求するものとする。 （２）傷害事故による保険金は、死亡の後、又は治療が終わった後、 若しくは事故の日より 180 日を経過したとき、死亡した者の相続人又は傷害を負った者が、保険金請求書に必要な書 類を添付して保険金を請求するものとする。 １３ 保険金の支払い （１）保険会社は、保険金を支払うときは、保険金請求者が開設している取引金融機関の口座 に振り込むものとする。 （２）保険会社は、傷害事故による保険金を支払うときは、保険金請求者に対して支払通知書 を送付するとともに、 実行委員会に対してその旨を通知するものとする。 １４ 保険料の支払い 保険料は、実行委員会が保険会社に対して支払うものとする。 １５ その他 （１）本要項中、「 大会役員等」 は、大会 役 員、競技役員 、競技補 助 員、競技会係 員（市職員 を除く）、競技会補助員（ボランティアを除く） を指すものとする。 （２）こ の要項 に定め の ない事項 は、本 保険契 約 に係る賠 償責任 保険普 通 保険約款 、傷害 保険 普通保険約款、特別約款、 特約事項及び特約書の定めるところによる。 （３）前項に規定するもののほか、 必要な事項は別に定める。 事 （第１号様式） 故 報 告 書 第６９回国民体育大会五島市実行委員会 会 長 野 口 市 太 郎 様 報告者 住所 氏名 TEL 事故の種類 負 傷 者 住所 氏名 TEL 年齢 （ ） 才 男 ・ 女 － 傷病名 傷 害 内 容 症状・程度 所在地 医 療 機 関 TEL （ ） － 名称 担当医師 その他 事故発生日時 平成 年 事故発生場所 事故発生状況（できるだけ詳しく） 月 日（ ） 午前 午後 時 分
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