税額控除額適用による税効果は、47万円となります。

『別紙:税額控除額はどれくらい?』
Ⅰ
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前提条件
資本金1,000万円の青色申告法人で当期の所得は1200万円
期首、雇用者数10人(前期、給与総額4,000万円/10人)
当期、増加雇用者数2人(当期、給与総額4,500万円/12人)
当期、前期ともに、会社都合による離職者はいない
Ⅱ
判定
1.雇用増加要件の判定
(1)○ 増加雇用者数 2人 ≧ 2人
(2)○ 雇用増加割合 2人÷10人=20%
≧
10%
2.支払給与額増加要件の判定
○ 給与等支給額
≧ 比較給与等支給額
4,500万円
≧ 4,240万円※
※比較給与等支給額=前期給与総額+前期給与総額×基準雇用割合×30%
4,000万円+4,000万円×20%×30%=4,240万円
∴すべての要件を満たすため税額控除の適用あり。
Ⅲ
税額控除額の計算
所得1200万円に対する中小企業の法人税額
税額控除前
法人税
法人住民税
法人事業税
法人税等計
264万円
45万円
86万円
395万円
税額控除後
法人税
法人住民税
法人事業税
法人税等計
224万円
38万円
86万円
348万円
税額控除額適用による税効果は、47万円となります。
【国税】
増加雇用者数×20万円が税額控除されますが、当期法人税の10%(中小企業
は20%)が限度となります。
2人×20万円=40万円 ≦ 264万円×20%=53万円(限度)
∴ 税額控除額40万円
【地方税】
法人住民税は法人税をベースに計算しているため以下の金額が減額されます。
45万円−(264万円−40万円)×17.3%=7万円
(注)複雑な制度となっておりますので弊社担当税理士にご確認ください。