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'02 1/7発行
【休息日 レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡 浩 総合1位
篠塚建次郎 総合2位
三菱パジェロ、上位4位を独占
1月6日(日) 休息日
アタール(モーリタニア)
アラスから5,997km走破、ダカールまであと3,435km
チーム日石三菱ラリーアート
総合1位、2位の
増岡浩(右)、篠塚建次郎
(写真:1/6 アタール)
2002パリ∼ダカールラリーは1月6日(日)は大会中唯一の休息日。競技者たちはモーリタニアのア
タールで休養し、後半戦に向けて鋭気を養い、車の整備を行った。ラリーの中間地点で「チーム日石三
菱ラリーアート」の増岡浩は後続に11分46秒の差をつけ総合首位。2位にはチームメートの篠塚建次
郎。「チーム三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、ジャン・ピエー
ル・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)が総合3、4位と三菱チームは上位4台を独占している。
熱く、ほこりっぽい砂漠を越えて1月6日アター
ルに到着したのは二輪が129台、車が84台、ト
ラックが29台。(12月28日仏アラス・スタート台
数:2輪167台、4輪117台、トラック34台)競技者
たちは一息つき、メカニックたちは後半戦へ向け
全力で車の整備を行った。フランスのアラスを出
発し、スペイン、モロッコを通りモーリタニアの
ここまで5997kmを走ってきた。そのうちSSだ
けでも実に1574km。ここまで来た競技者とマシ
ンはようやく束の間の休息を得ることができた。
まだラリーは後半戦を残している。13日ダカール
に到着し、本当の休息を得るまでにはまだ7日間・
3435kmにわたる長い道のりがある。増岡は昨年
“サムライ・マスオカ”と呼ばれたアグレッシブ
な走りを再現するかのように、昨年と同じく総合
1位で前半戦を折り返すことになった。もちろん
栄光のダカール、ラックローゼのゴールラインを
通過するまでは何が起こるかわからない。
トップ4位までを独占している
三菱チームのドライバー達
左からJ・Pフォントネ、篠塚建次郎
J・クラインシュミット、増岡浩
(写真:1/6アタール)
前監督ブレーマー亡き後、ドミニク・セリエスが
指揮を執る三菱チームは、4人のトップドライバー
がそれぞれの力を発揮した。序盤、ヨーロッパでの
ショートSSは、彼らの力を見せるにはあまりにも
短すぎたし、まだ“本番”ではなかった。そして、ひ
とたびアフリカに舞台を移し、三菱パジェロの快進
撃が始まった。
1月1日第5レグ、最初のアフリカステージとなっ
たモロッコで増岡が初のSSトップタイムを出し
た。総合では増岡2位、篠塚5位だったが、1月2日主
催者TSOがリエゾン(移動区間)で、メビウス、ペテ
三菱チーム
ランセル、クラインシュミットの3人に速度違反の
後半戦に備え、整備に余念が無い
ペナルティを加え、順位を変更した。その結果、増岡
(写真:1/6 アタール)
が総合トップ、篠塚は2位へ浮上。増岡は1月3日の
SSもトップタイムを出し、リズムに乗り、首位をキープする。 1月5日前半戦最後のステージで、篠塚
とフォントネがパンクでタイムロス、増岡はリードを広げていった。クラインシュミットは総合3位
に浮上。
ライバル、シュレッサー リタイヤ!
三菱チームのライバルたちは次々と脱落していった。1月2日は三菱最大のライバルであるジャ
ン・ルイ・シュレッサー(シュレッサー・ルノー)の車がスタート直後40kmでエンジン部分から出火し
て全焼してリタイヤ。一時は総合3位につけていたメビウス(日産)は1月5日ズエラットを出たところ
でエンジントラブルに見舞われ、チェックポイントを通らなかったため25時間ものペナルティー加
算で、優勝戦線から脱落。シュレッサーチームのセルビアとアンナールの2台もリタイヤとなった。
三菱プライベーターも大活躍三菱はトップ10のうち8台を占める
ポルトガルのカルロス・スーザ(三菱ストラーダ)が総合6位。元スキーワールドカップチャンピオン、
リュック・アルファン(仏・三菱パジェロ)が総合7位。84/85年中近東ラリーチャンピオンのサイー
ド・アルハジリ(カタール・三菱ストラーダ)が、総合8位とトップ10に食い込む好走。その他ではイス
ラエルのバルカ(三菱パジェロ)が総合9位と、三菱車は上位10台のうち8台を占めた。
いよいよ後半戦がスタート!
あと7日間3435km(内SSは2456km) ラリーは1月7日(月)後半戦が始る。アタールからのループ
(周回)ステージで三菱チーム同士の激しい戦いになることは必至。アタールの南方から西方にかけて
の366kmのルートには何百という小さい砂丘があり、ナビゲーションが重要になるポイントがあり、
でこぼこのキャメルグラス地帯ありと難関ステージとなる。 すべては波乱に満ちており、何が起こる
か分からない。
ドライバーのコメント
「チーム日石三菱ラリーアート」増岡浩(総合1位・三菱パジェロ)
―いよいよ“勝負所”と言っていた後半ですね。
「これからの3日間がヤマでしょう。明日のループSSは方位とコマ図だけで走りますが、ナビのメモン
は方位をキチンと守ればそう難しくはないと言ってます。それより、ティジクジャへのSSが難しいよ
うです」
「日産、シュレッサーと始めはいい勝負をしていたんですが、トラブルでリタイヤしたり遅れたりしま
したね。競り合っていると何とか振り切ろうとするんですが、いなくなると残念です。もっと勝負をし
たいなんて…。三菱同士になるとちょっとファイトが薄れるというか、そんな感じはありますが、ドラ
イバーの戦いだと言い聞かせ、気を抜かないようにします」
―明日からの3日、どういう走りを考えてますか?
「自分の力の85%から90%で走ってきました。安全マージンはとっています。これからもそれはしっか
りキープして、できたら3日間で30分から40分、2位との差をつけたいです。そうなれば、あとは2位
の車を追走する形でダカールへ走れます」
―思い通りにはなかなか行かないものだけど…。
「そうです。気を引き締めてキチンと走ります。緩めるのは間違いの元です。これからが本番中の本番
です」
「チーム日石三菱ラリーアート」篠塚建次郎(総合2位・三菱パジェロ)
―明日はGPSのポイントなしですか…。
「パリダカの原点に戻ります。GPSはあっても方位しか分からない。目的地の緯度経度を教えてくれな
い。地図と磁石の昔を思い出します」
―GPSのウエイポイント(目標地点)があるとミスコースも軽傷で済むけど…。
「そうです。間違った方向に走っているのが分かるので、精々5分か10分ほど損をしますが、明日は20
分30分、迷うと1時間の損なんてこともあります。その点で面白い勝負になります」
―リスクがいっぱい?
「みんなに共通してのリスクです。砂漠に慣れているとか、土地勘があるとかいっても、タイヤの跡も
ないところを走ることになります。砂丘、キャメルグラス、岩、ゴロゴロした荒れ地などいろいろな所
があるようです。慎重に走ります」
―勝負はこれからですね。
「4位まで三菱ですが、結果的にこうなっただけです。勝負所はこれからです。我々は大変ですが、端か
ら見ると面白いでしょう。いいレースをするよう心掛けますよ」
■ 第9レグ終了時までの経過 ■
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩
12月28日・第1レグ
アラス(フランス)∼シャトールー(フランス)
12月29日・第2レグ
シャトールー(フランス)∼ナルボンヌ(フランス)
12月30日・第3レグ
ナルボンヌ(フランス)∼マドリッド(スペイン)
12月31日・第4レグ
マドリッド(スペイン)∼ラバト(モロッコ)
1月1日・第5レグ
ラバト(モロッコ)∼エルラシディア(モロッコ)
1月2日・第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
1月3日・第7レグ
ウアルザザット(モロッコ)∼タンタン(モロッコ)
1月4日・第8レグ
タンタン(モロッコ)∼ズエラット(モーリタニア)
1月5日・第9レグ
ズエラット(モーリタニア)∼アタール(モーリタニア)
篠塚建次郎
チーム三菱ラリーアート
ユタ・
ジャン・ピエール
クラインシュミット ・フォントネ
総合
SS
総合
SS
総合
SS
総合
SS
−
−
−
−
−
−
−
−
6位
6位
4位
4位
8位
8位
7位
7位
5位
5位
7位
8位
2位
3位
6位
7位
5位
40位
8位
53位
6位
72位
7位
24位
1位
1位
2位
2位
4位
5位
10位
14位
1位
3位
2位
2位
4位
5位
5位
6位
1位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
9位
1位
5位
2位
1位
4位
4位
5位
2位
1位
1位
11分
46秒差
4位
26分
09秒差
2位
56分
47秒差
2位
3位
4位
3位
*第1レグはリエゾンのみ
■ 前半戦終了時・5位以下のリザルト ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
5
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
1時間25分52秒
6
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
2時間26分14秒
7
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
2時間38分23秒
8
S・アルハジリ
三菱ストラーダ(2)
2時間56分48秒
9
N・バルカ
三菱パジェロ(2)
3時間03分01秒
10
M・プラザ・ペレス
日産ナバラ(2)
3時間10分19秒
30
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
7時間11分30秒
58
佐伯直哉
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間33分51秒
59
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間35分16秒
*タイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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このコンテンツは日本国内向けの情報です。
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【休息日 レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡 浩 総合1位
篠塚建次郎 総合2位
三菱パジェロ、上位4位を独占
1月6日(日) 休息日
アタール(モーリタニア)
アラスから5,997km走破、ダカールまであと3,435km
チーム日石三菱ラリーアート
総合1位、2位の
増岡浩(右)、篠塚建次郎
(写真:1/6 アタール)
2002パリ∼ダカールラリーは1月6日(日)は大会中唯一の休息日。競技者たちはモーリタニアのア
タールで休養し、後半戦に向けて鋭気を養い、車の整備を行った。ラリーの中間地点で「チーム日石三
菱ラリーアート」の増岡浩は後続に11分46秒の差をつけ総合首位。2位にはチームメートの篠塚建次
郎。「チーム三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、ジャン・ピエー
ル・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)が総合3、4位と三菱チームは上位4台を独占している。
熱く、ほこりっぽい砂漠を越えて1月6日アター
ルに到着したのは二輪が129台、車が84台、ト
ラックが29台。(12月28日仏アラス・スタート台
数:2輪167台、4輪117台、トラック34台)競技者
たちは一息つき、メカニックたちは後半戦へ向け
全力で車の整備を行った。フランスのアラスを出
発し、スペイン、モロッコを通りモーリタニアの
ここまで5997kmを走ってきた。そのうちSSだ
けでも実に1574km。ここまで来た競技者とマシ
ンはようやく束の間の休息を得ることができた。
まだラリーは後半戦を残している。13日ダカール
に到着し、本当の休息を得るまでにはまだ7日間・
3435kmにわたる長い道のりがある。増岡は昨年
“サムライ・マスオカ”と呼ばれたアグレッシブ
な走りを再現するかのように、昨年と同じく総合
1位で前半戦を折り返すことになった。もちろん
栄光のダカール、ラックローゼのゴールラインを
通過するまでは何が起こるかわからない。
トップ4位までを独占している
三菱チームのドライバー達
左からJ・Pフォントネ、篠塚建次郎
J・クラインシュミット、増岡浩
(写真:1/6アタール)
前監督ブレーマー亡き後、ドミニク・セリエスが
指揮を執る三菱チームは、4人のトップドライバー
がそれぞれの力を発揮した。序盤、ヨーロッパでの
ショートSSは、彼らの力を見せるにはあまりにも
短すぎたし、まだ“本番”ではなかった。そして、ひ
とたびアフリカに舞台を移し、三菱パジェロの快進
撃が始まった。
1月1日第5レグ、最初のアフリカステージとなっ
たモロッコで増岡が初のSSトップタイムを出し
た。総合では増岡2位、篠塚5位だったが、1月2日主
催者TSOがリエゾン(移動区間)で、メビウス、ペテ
三菱チーム
ランセル、クラインシュミットの3人に速度違反の
後半戦に備え、整備に余念が無い
ペナルティを加え、順位を変更した。その結果、増岡
(写真:1/6 アタール)
が総合トップ、篠塚は2位へ浮上。増岡は1月3日の
SSもトップタイムを出し、リズムに乗り、首位をキープする。 1月5日前半戦最後のステージで、篠塚
とフォントネがパンクでタイムロス、増岡はリードを広げていった。クラインシュミットは総合3位
に浮上。
ライバル、シュレッサー リタイヤ!
三菱チームのライバルたちは次々と脱落していった。1月2日は三菱最大のライバルであるジャ
ン・ルイ・シュレッサー(シュレッサー・ルノー)の車がスタート直後40kmでエンジン部分から出火し
て全焼してリタイヤ。一時は総合3位につけていたメビウス(日産)は1月5日ズエラットを出たところ
でエンジントラブルに見舞われ、チェックポイントを通らなかったため25時間ものペナルティー加
算で、優勝戦線から脱落。シュレッサーチームのセルビアとアンナールの2台もリタイヤとなった。
三菱プライベーターも大活躍三菱はトップ10のうち8台を占める
ポルトガルのカルロス・スーザ(三菱ストラーダ)が総合6位。元スキーワールドカップチャンピオン、
リュック・アルファン(仏・三菱パジェロ)が総合7位。84/85年中近東ラリーチャンピオンのサイー
ド・アルハジリ(カタール・三菱ストラーダ)が、総合8位とトップ10に食い込む好走。その他ではイス
ラエルのバルカ(三菱パジェロ)が総合9位と、三菱車は上位10台のうち8台を占めた。
いよいよ後半戦がスタート!
あと7日間3435km(内SSは2456km) ラリーは1月7日(月)後半戦が始る。アタールからのループ
(周回)ステージで三菱チーム同士の激しい戦いになることは必至。アタールの南方から西方にかけて
の366kmのルートには何百という小さい砂丘があり、ナビゲーションが重要になるポイントがあり、
でこぼこのキャメルグラス地帯ありと難関ステージとなる。 すべては波乱に満ちており、何が起こる
か分からない。
ドライバーのコメント
「チーム日石三菱ラリーアート」増岡浩(総合1位・三菱パジェロ)
―いよいよ“勝負所”と言っていた後半ですね。
「これからの3日間がヤマでしょう。明日のループSSは方位とコマ図だけで走りますが、ナビのメモン
は方位をキチンと守ればそう難しくはないと言ってます。それより、ティジクジャへのSSが難しいよ
うです」
「日産、シュレッサーと始めはいい勝負をしていたんですが、トラブルでリタイヤしたり遅れたりしま
したね。競り合っていると何とか振り切ろうとするんですが、いなくなると残念です。もっと勝負をし
たいなんて…。三菱同士になるとちょっとファイトが薄れるというか、そんな感じはありますが、ドラ
イバーの戦いだと言い聞かせ、気を抜かないようにします」
―明日からの3日、どういう走りを考えてますか?
「自分の力の85%から90%で走ってきました。安全マージンはとっています。これからもそれはしっか
りキープして、できたら3日間で30分から40分、2位との差をつけたいです。そうなれば、あとは2位
の車を追走する形でダカールへ走れます」
―思い通りにはなかなか行かないものだけど…。
「そうです。気を引き締めてキチンと走ります。緩めるのは間違いの元です。これからが本番中の本番
です」
「チーム日石三菱ラリーアート」篠塚建次郎(総合2位・三菱パジェロ)
―明日はGPSのポイントなしですか…。
「パリダカの原点に戻ります。GPSはあっても方位しか分からない。目的地の緯度経度を教えてくれな
い。地図と磁石の昔を思い出します」
―GPSのウエイポイント(目標地点)があるとミスコースも軽傷で済むけど…。
「そうです。間違った方向に走っているのが分かるので、精々5分か10分ほど損をしますが、明日は20
分30分、迷うと1時間の損なんてこともあります。その点で面白い勝負になります」
―リスクがいっぱい?
「みんなに共通してのリスクです。砂漠に慣れているとか、土地勘があるとかいっても、タイヤの跡も
ないところを走ることになります。砂丘、キャメルグラス、岩、ゴロゴロした荒れ地などいろいろな所
があるようです。慎重に走ります」
―勝負はこれからですね。
「4位まで三菱ですが、結果的にこうなっただけです。勝負所はこれからです。我々は大変ですが、端か
ら見ると面白いでしょう。いいレースをするよう心掛けますよ」
■ 第9レグ終了時までの経過 ■
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩
12月28日・第1レグ
アラス(フランス)∼シャトールー(フランス)
12月29日・第2レグ
シャトールー(フランス)∼ナルボンヌ(フランス)
12月30日・第3レグ
ナルボンヌ(フランス)∼マドリッド(スペイン)
12月31日・第4レグ
マドリッド(スペイン)∼ラバト(モロッコ)
1月1日・第5レグ
ラバト(モロッコ)∼エルラシディア(モロッコ)
1月2日・第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
1月3日・第7レグ
ウアルザザット(モロッコ)∼タンタン(モロッコ)
1月4日・第8レグ
タンタン(モロッコ)∼ズエラット(モーリタニア)
1月5日・第9レグ
ズエラット(モーリタニア)∼アタール(モーリタニア)
篠塚建次郎
チーム三菱ラリーアート
ユタ・
ジャン・ピエール
クラインシュミット ・フォントネ
総合
SS
総合
SS
総合
SS
総合
SS
−
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−
−
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−
6位
6位
4位
4位
8位
8位
7位
7位
5位
5位
7位
8位
2位
3位
6位
7位
5位
40位
8位
53位
6位
72位
7位
24位
1位
1位
2位
2位
4位
5位
10位
14位
1位
3位
2位
2位
4位
5位
5位
6位
1位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
9位
1位
5位
2位
1位
4位
4位
5位
2位
1位
1位
11分
46秒差
4位
26分
09秒差
2位
56分
47秒差
2位
3位
4位
3位
*第1レグはリエゾンのみ
■ 前半戦終了時・5位以下のリザルト ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
5
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
1時間25分52秒
6
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
2時間26分14秒
7
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
2時間38分23秒
8
S・アルハジリ
三菱ストラーダ(2)
2時間56分48秒
9
N・バルカ
三菱パジェロ(2)
3時間03分01秒
10
M・プラザ・ペレス
日産ナバラ(2)
3時間10分19秒
30
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
7時間11分30秒
58
佐伯直哉
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間33分51秒
59
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間35分16秒
*タイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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'02 1/7発行
【休息日 レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡 浩 総合1位
篠塚建次郎 総合2位
三菱パジェロ、上位4位を独占
1月6日(日) 休息日
アタール(モーリタニア)
アラスから5,997km走破、ダカールまであと3,435km
チーム日石三菱ラリーアート
総合1位、2位の
増岡浩(右)、篠塚建次郎
(写真:1/6 アタール)
2002パリ∼ダカールラリーは1月6日(日)は大会中唯一の休息日。競技者たちはモーリタニアのア
タールで休養し、後半戦に向けて鋭気を養い、車の整備を行った。ラリーの中間地点で「チーム日石三
菱ラリーアート」の増岡浩は後続に11分46秒の差をつけ総合首位。2位にはチームメートの篠塚建次
郎。「チーム三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、ジャン・ピエー
ル・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)が総合3、4位と三菱チームは上位4台を独占している。
熱く、ほこりっぽい砂漠を越えて1月6日アター
ルに到着したのは二輪が129台、車が84台、ト
ラックが29台。(12月28日仏アラス・スタート台
数:2輪167台、4輪117台、トラック34台)競技者
たちは一息つき、メカニックたちは後半戦へ向け
全力で車の整備を行った。フランスのアラスを出
発し、スペイン、モロッコを通りモーリタニアの
ここまで5997kmを走ってきた。そのうちSSだ
けでも実に1574km。ここまで来た競技者とマシ
ンはようやく束の間の休息を得ることができた。
まだラリーは後半戦を残している。13日ダカール
に到着し、本当の休息を得るまでにはまだ7日間・
3435kmにわたる長い道のりがある。増岡は昨年
“サムライ・マスオカ”と呼ばれたアグレッシブ
な走りを再現するかのように、昨年と同じく総合
1位で前半戦を折り返すことになった。もちろん
栄光のダカール、ラックローゼのゴールラインを
通過するまでは何が起こるかわからない。
トップ4位までを独占している
三菱チームのドライバー達
左からJ・Pフォントネ、篠塚建次郎
J・クラインシュミット、増岡浩
(写真:1/6アタール)
前監督ブレーマー亡き後、ドミニク・セリエスが
指揮を執る三菱チームは、4人のトップドライバー
がそれぞれの力を発揮した。序盤、ヨーロッパでの
ショートSSは、彼らの力を見せるにはあまりにも
短すぎたし、まだ“本番”ではなかった。そして、ひ
とたびアフリカに舞台を移し、三菱パジェロの快進
撃が始まった。
1月1日第5レグ、最初のアフリカステージとなっ
たモロッコで増岡が初のSSトップタイムを出し
た。総合では増岡2位、篠塚5位だったが、1月2日主
催者TSOがリエゾン(移動区間)で、メビウス、ペテ
三菱チーム
ランセル、クラインシュミットの3人に速度違反の
後半戦に備え、整備に余念が無い
ペナルティを加え、順位を変更した。その結果、増岡
(写真:1/6 アタール)
が総合トップ、篠塚は2位へ浮上。増岡は1月3日の
SSもトップタイムを出し、リズムに乗り、首位をキープする。 1月5日前半戦最後のステージで、篠塚
とフォントネがパンクでタイムロス、増岡はリードを広げていった。クラインシュミットは総合3位
に浮上。
ライバル、シュレッサー リタイヤ!
三菱チームのライバルたちは次々と脱落していった。1月2日は三菱最大のライバルであるジャ
ン・ルイ・シュレッサー(シュレッサー・ルノー)の車がスタート直後40kmでエンジン部分から出火し
て全焼してリタイヤ。一時は総合3位につけていたメビウス(日産)は1月5日ズエラットを出たところ
でエンジントラブルに見舞われ、チェックポイントを通らなかったため25時間ものペナルティー加
算で、優勝戦線から脱落。シュレッサーチームのセルビアとアンナールの2台もリタイヤとなった。
三菱プライベーターも大活躍三菱はトップ10のうち8台を占める
ポルトガルのカルロス・スーザ(三菱ストラーダ)が総合6位。元スキーワールドカップチャンピオン、
リュック・アルファン(仏・三菱パジェロ)が総合7位。84/85年中近東ラリーチャンピオンのサイー
ド・アルハジリ(カタール・三菱ストラーダ)が、総合8位とトップ10に食い込む好走。その他ではイス
ラエルのバルカ(三菱パジェロ)が総合9位と、三菱車は上位10台のうち8台を占めた。
いよいよ後半戦がスタート!
あと7日間3435km(内SSは2456km) ラリーは1月7日(月)後半戦が始る。アタールからのループ
(周回)ステージで三菱チーム同士の激しい戦いになることは必至。アタールの南方から西方にかけて
の366kmのルートには何百という小さい砂丘があり、ナビゲーションが重要になるポイントがあり、
でこぼこのキャメルグラス地帯ありと難関ステージとなる。 すべては波乱に満ちており、何が起こる
か分からない。
ドライバーのコメント
「チーム日石三菱ラリーアート」増岡浩(総合1位・三菱パジェロ)
―いよいよ“勝負所”と言っていた後半ですね。
「これからの3日間がヤマでしょう。明日のループSSは方位とコマ図だけで走りますが、ナビのメモン
は方位をキチンと守ればそう難しくはないと言ってます。それより、ティジクジャへのSSが難しいよ
うです」
「日産、シュレッサーと始めはいい勝負をしていたんですが、トラブルでリタイヤしたり遅れたりしま
したね。競り合っていると何とか振り切ろうとするんですが、いなくなると残念です。もっと勝負をし
たいなんて…。三菱同士になるとちょっとファイトが薄れるというか、そんな感じはありますが、ドラ
イバーの戦いだと言い聞かせ、気を抜かないようにします」
―明日からの3日、どういう走りを考えてますか?
「自分の力の85%から90%で走ってきました。安全マージンはとっています。これからもそれはしっか
りキープして、できたら3日間で30分から40分、2位との差をつけたいです。そうなれば、あとは2位
の車を追走する形でダカールへ走れます」
―思い通りにはなかなか行かないものだけど…。
「そうです。気を引き締めてキチンと走ります。緩めるのは間違いの元です。これからが本番中の本番
です」
「チーム日石三菱ラリーアート」篠塚建次郎(総合2位・三菱パジェロ)
―明日はGPSのポイントなしですか…。
「パリダカの原点に戻ります。GPSはあっても方位しか分からない。目的地の緯度経度を教えてくれな
い。地図と磁石の昔を思い出します」
―GPSのウエイポイント(目標地点)があるとミスコースも軽傷で済むけど…。
「そうです。間違った方向に走っているのが分かるので、精々5分か10分ほど損をしますが、明日は20
分30分、迷うと1時間の損なんてこともあります。その点で面白い勝負になります」
―リスクがいっぱい?
「みんなに共通してのリスクです。砂漠に慣れているとか、土地勘があるとかいっても、タイヤの跡も
ないところを走ることになります。砂丘、キャメルグラス、岩、ゴロゴロした荒れ地などいろいろな所
があるようです。慎重に走ります」
―勝負はこれからですね。
「4位まで三菱ですが、結果的にこうなっただけです。勝負所はこれからです。我々は大変ですが、端か
ら見ると面白いでしょう。いいレースをするよう心掛けますよ」
■ 第9レグ終了時までの経過 ■
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩
12月28日・第1レグ
アラス(フランス)∼シャトールー(フランス)
12月29日・第2レグ
シャトールー(フランス)∼ナルボンヌ(フランス)
12月30日・第3レグ
ナルボンヌ(フランス)∼マドリッド(スペイン)
12月31日・第4レグ
マドリッド(スペイン)∼ラバト(モロッコ)
1月1日・第5レグ
ラバト(モロッコ)∼エルラシディア(モロッコ)
1月2日・第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
1月3日・第7レグ
ウアルザザット(モロッコ)∼タンタン(モロッコ)
1月4日・第8レグ
タンタン(モロッコ)∼ズエラット(モーリタニア)
1月5日・第9レグ
ズエラット(モーリタニア)∼アタール(モーリタニア)
篠塚建次郎
チーム三菱ラリーアート
ユタ・
ジャン・ピエール
クラインシュミット ・フォントネ
総合
SS
総合
SS
総合
SS
総合
SS
−
−
−
−
−
−
−
−
6位
6位
4位
4位
8位
8位
7位
7位
5位
5位
7位
8位
2位
3位
6位
7位
5位
40位
8位
53位
6位
72位
7位
24位
1位
1位
2位
2位
4位
5位
10位
14位
1位
3位
2位
2位
4位
5位
5位
6位
1位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
9位
1位
5位
2位
1位
4位
4位
5位
2位
1位
1位
11分
46秒差
4位
26分
09秒差
2位
56分
47秒差
2位
3位
4位
3位
*第1レグはリエゾンのみ
■ 前半戦終了時・5位以下のリザルト ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
5
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
1時間25分52秒
6
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
2時間26分14秒
7
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
2時間38分23秒
8
S・アルハジリ
三菱ストラーダ(2)
2時間56分48秒
9
N・バルカ
三菱パジェロ(2)
3時間03分01秒
10
M・プラザ・ペレス
日産ナバラ(2)
3時間10分19秒
30
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
7時間11分30秒
58
佐伯直哉
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間33分51秒
59
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間35分16秒
*タイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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2002Paris-Dakar Rally
02.1.7 4:16 PM
'02 1/7発行
【休息日 レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡 浩 総合1位
篠塚建次郎 総合2位
三菱パジェロ、上位4位を独占
1月6日(日) 休息日
アタール(モーリタニア)
アラスから5,997km走破、ダカールまであと3,435km
チーム日石三菱ラリーアート
総合1位、2位の
増岡浩(右)、篠塚建次郎
(写真:1/6 アタール)
2002パリ∼ダカールラリーは1月6日(日)は大会中唯一の休息日。競技者たちは
モーリタニアのアタールで休養し、後半戦に向けて鋭気を養い、車の整備を行った。ラ
リーの中間地点で「チーム日石三菱ラリーアート」の増岡浩は後続に11分46秒の差を
つけ総合首位。2位にはチームメートの篠塚建次郎。「チーム三菱ラリーアート」のユ
タ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、ジャン・ピエール・フォントネ(フラン
ス、三菱パジェロ)が総合3、4位と三菱チームは上位4台を独占している。
熱く、ほこりっぽい砂漠を越えて1月6
日アタールに到着したのは二輪が129台、
車が84台、トラックが29台。(12月28日
仏アラス・スタート台数:2輪167台、4輪
117台、トラック34台)競技者たちは一息
つき、メカニックたちは後半戦へ向け全
力で車の整備を行った。フランスのアラ
スを出発し、スペイン、モロッコを通り
モーリタニアのここまで5997kmを走っ
てきた。そのうちSSだけでも実に
トップ4位までを独占している
1574km。ここまで来た競技者とマシン
三菱チームのドライバー達
はようやく束の間の休息を得ることがで
左からJ・Pフォントネ、篠塚建次郎
きた。まだラリーは後半戦を残している。
J・クラインシュミット、増岡浩
13日ダカールに到着し、本当の休息を得
(写真:1/6アタール)
るまでにはまだ7日間・3435kmにわたる
長い道のりがある。増岡は昨年“サムライ・マスオカ”と呼ばれたアグレッシブな走
りを再現するかのように、昨年と同じく総合1位で前半戦を折り返すことになった。も
ちろん栄光のダカール、ラックローゼのゴールラインを通過するまでは何が起こるか
わからない。
前監督ブレーマー亡き後、ドミニク・セリ
エスが指揮を執る三菱チームは、4人のトッ
プドライバーがそれぞれの力を発揮した。
序盤、ヨーロッパでのショートSSは、彼ら
の力を見せるにはあまりにも短すぎたし、
まだ“本番”ではなかった。そして、ひとた
びアフリカに舞台を移し、三菱パジェロの
快進撃が始まった。
1月1日第5レグ、最初のアフリカステー
ジとなったモロッコで増岡が初のSSトッ
三菱チーム
プタイムを出した。総合では増岡2位、篠塚
後半戦に備え、整備に余念が無い
(写真:1/6 アタール)
5位だったが、1月2日主催者TSOがリエゾン
(移動区間)で、メビウス、ペテランセル、ク
ラインシュミットの3人に速度違反のペナルティを加え、順位を変更した。その結果、
増岡が総合トップ、篠塚は2位へ浮上。増岡は1月3日のSSもトップタイムを出し、リズ
ムに乗り、首位をキープする。 1月5日前半戦最後のステージで、篠塚とフォントネがパ
ンクでタイムロス、増岡はリードを広げていった。クラインシュミットは総合3位に浮
上。
ライバル、シュレッサー リタイヤ!
三菱チームのライバルたちは次々と脱落していった。1月2日は三菱最大のライバ
ルであるジャン・ルイ・シュレッサー(シュレッサー・ルノー)の車がスタート直後
40kmでエンジン部分から出火して全焼してリタイヤ。一時は総合3位につけていた
メビウス(日産)は1月5日ズエラットを出たところでエンジントラブルに見舞われ、
チェックポイントを通らなかったため25時間ものペナルティー加算で、優勝戦線から
脱落。シュレッサーチームのセルビアとアンナールの2台もリタイヤとなった。
三菱プライベーターも大活躍三菱はトップ10のうち8台を占める
ポルトガルのカルロス・スーザ(三菱ストラーダ)が総合6位。元スキーワールドカップ
チャンピオン、リュック・アルファン(仏・三菱パジェロ)が総合7位。84/85年中近東ラ
リーチャンピオンのサイード・アルハジリ(カタール・三菱ストラーダ)が、総合8位と
トップ10に食い込む好走。その他ではイスラエルのバルカ(三菱パジェロ)が総合9位
と、三菱車は上位10台のうち8台を占めた。
いよいよ後半戦がスタート!
あと7日間3435km(内SSは2456km) ラリーは1月7日(月)後半戦が始る。アター
ルからのループ(周回)ステージで三菱チーム同士の激しい戦いになることは必至。ア
タールの南方から西方にかけての366kmのルートには何百という小さい砂丘があ
り、ナビゲーションが重要になるポイントがあり、でこぼこのキャメルグラス地帯あ
りと難関ステージとなる。 すべては波乱に満ちており、何が起こるか分からない。
ドライバーのコメント
「チーム日石三菱ラリーアート」増岡浩(総合1位・三菱パジェロ)
―いよいよ“勝負所”と言っていた後半ですね。
「これからの3日間がヤマでしょう。明日のループSSは方位とコマ図だけで走ります
が、ナビのメモンは方位をキチンと守ればそう難しくはないと言ってます。それより、
ティジクジャへのSSが難しいようです」
「日産、シュレッサーと始めはいい勝負をしていたんですが、トラブルでリタイヤした
り遅れたりしましたね。競り合っていると何とか振り切ろうとするんですが、いなく
なると残念です。もっと勝負をしたいなんて…。三菱同士になるとちょっとファイト
が薄れるというか、そんな感じはありますが、ドライバーの戦いだと言い聞かせ、気を
抜かないようにします」
―明日からの3日、どういう走りを考えてますか?
「自分の力の85%から90%で走ってきました。安全マージンはとっています。これから
もそれはしっかりキープして、できたら3日間で30分から40分、2位との差をつけたい
です。そうなれば、あとは2位の車を追走する形でダカールへ走れます」
―思い通りにはなかなか行かないものだけど…。
「そうです。気を引き締めてキチンと走ります。緩めるのは間違いの元です。これから
が本番中の本番です」
「チーム日石三菱ラリーアート」篠塚建次郎(総合2位・三菱パジェロ)
―明日はGPSのポイントなしですか…。
「パリダカの原点に戻ります。GPSはあっても方位しか分からない。目的地の緯度経度
を教えてくれない。地図と磁石の昔を思い出します」
―GPSのウエイポイント(目標地点)があるとミスコースも軽傷で済むけど…。
「そうです。間違った方向に走っているのが分かるので、精々5分か10分ほど損をしま
すが、明日は20分30分、迷うと1時間の損なんてこともあります。その点で面白い勝負
になります」
―リスクがいっぱい?
「みんなに共通してのリスクです。砂漠に慣れているとか、土地勘があるとかいって
も、タイヤの跡もないところを走ることになります。砂丘、キャメルグラス、岩、ゴロゴ
ロした荒れ地などいろいろな所があるようです。慎重に走ります」
―勝負はこれからですね。
「4位まで三菱ですが、結果的にこうなっただけです。勝負所はこれからです。我々は大
変ですが、端から見ると面白いでしょう。いいレースをするよう心掛けますよ」
■ 第9レグ終了時までの経過 ■
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩
12月28日・第1レグ
アラス(フランス)∼シャトールー(フランス)
12月29日・第2レグ
シャトールー(フランス)∼ナルボンヌ(フランス)
12月30日・第3レグ
ナルボンヌ(フランス)∼マドリッド(スペイン)
12月31日・第4レグ
マドリッド(スペイン)∼ラバト(モロッコ)
1月1日・第5レグ
ラバト(モロッコ)∼エルラシディア(モロッコ)
1月2日・第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
1月3日・第7レグ
ウアルザザット(モロッコ)∼タンタン(モロッコ)
1月4日・第8レグ
タンタン(モロッコ)∼ズエラット(モーリタニア)
1月5日・第9レグ
ズエラット(モーリタニア)∼アタール(モーリタニア)
篠塚建次郎
チーム三菱ラリーアート
ユタ・
クラインシュ
ミット
ジャン・ピ
ジャン・ピエー
ル
・フォントネ
総合
SS
総合
SS
総合
SS
総合
SS
−
−
−
−
−
−
−
−
6位
6位
4位
4位
8位
8位
7位
7位
5位
5位
7位
8位
2位
3位
6位
7位
5位
40位
8位
53位
6位
72位
7位
24位
1位
1位
2位
2位
4位
5位
10位
14位
1位
3位
2位
2位
4位
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5位
6位
1位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
9位
1位
5位
2位
1位
4位
4位
5位
2位
1位
2位
1位 11分
3位
4位 26分
2位
46秒差
09秒差
4位
56分
47秒差
3位
*第1レグはリエゾンのみ
■ 前半戦終了時・5位以下のリザルト ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
5
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
1時間25分52秒
6
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
2時間26分14秒
7
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
2時間38分23秒
8
S・アルハジリ
三菱ストラーダ(2)
2時間56分48秒
9
N・バルカ
三菱パジェロ(2)
3時間03分01秒
10
M・プラザ・ペレス
日産ナバラ(2)
3時間10分19秒
30
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
7時間11分30秒
58
佐伯直哉
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間33分51秒
59
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
13時間35分16秒
*タイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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