熊本地方を震源とする大地震により被害を受けられた皆様方に ⼼よりお⾒舞い申し上げます 法人税の申告、納付期限の延⻑ 熊本県にある法人 このたびの熊本地震の被災状況をうけ、熊本県にある法人については、 法人税の申告、納付期限が延⻑されました。(平成28年4⽉21⽇付) 延⻑の期⽇は、後⽇、官報に掲載されることになります。 被災状況によっては、申請書の提出により、延⻑期限よりもさらに申告、 納付等を延⻑できる場合があります。 熊本県以外の法人 熊本県以外にある法人で、被災された場合には、税務署に申請をすること により、 災害等のやんだ日から2か月以内に限り申告、納付等の期限が延 ⻑される場合があります。 ※災害等のやんだ日とは、たとえば、交通の途絶えがあった場合には、交通機関が運⾏を始めた⽇などです。 被害を受けた日 H28年4月14日 告示指定日 (官報に掲載) 災害のやんだ日 延⻑の対象となる期限 延⻑期間 申告期限 申請が認められれ ばさらに延⻑可能 罹災証明書等の発⾏のため、被災箇所を写真で撮影し保存しておくことをおすすめします。 税理⼠法⼈K・T・Two 熊本市中央区辛島町6番7号いちご熊本ビル705 復旧作業中のため神奈川本部にお電話が転送される場合があります。 TEL 096-355-8182 担当 大友・草野 国税通則法 (災害等による期限の延長) 第十一条 国税庁長官、国税不服審判所長、国税局長、税務署長又は税関長は、災害その他やむを得ない理由により、国税に関する法 律に基づく申告、申請、請求、届出その他書類の提出、納付又は徴収に関する期限までにこれらの行為をすることができないと認めると きは、政令で定めるところにより、その理由のやんだ日から二月以内に限り、当該期限を延長することができる。 国税通則法施行令 (災害等による期限の延長) 第三条 国税庁長官は、都道府県の全部又は一部にわたり災害その他やむを得ない理由により、法第十一条 (災害等による期限の延長) に規定する期限までに同条 に規定する行為をすることができないと認める場合には、地域及び期日を指定して当該期限を延長するもの とする。 2 国税庁長官、国税不服審判所長、国税局長、税務署長又は税関長は、災害その他やむを得ない理由により、法第十一条 に規定する期 限までに同条 に規定する行為をすることができないと認める場合には、前項の規定の適用がある場合を除き、当該行為をすべき者の申 請により、期日を指定して当該期限を延長するものとする。 3 前項の申請は、法第十一条 に規定する理由がやんだ後相当の期間内に、その理由を記載した書面でしなければならない。 熊本県税条例 (災害等による期限の延長) 第 15 条 知事は、県の全部又は一部にわたる災害その他やむを得ない理由により、法又はこの条例に定める申告、申請、請求その他書類の 提出(審査請求に関するものを除く。次項において同じ。)又は納付若しくは納入に関する期限までにこれらの行為をすることができない と認めるときは、地域及び期日を指定して、その理由のやんだ日から 2 月以内に限り、当該期限を延長することができる。 熊本市税条例 (災害等による期限の延長) 第 13 条の 2 市長は、広範囲にわたる災害その他やむを得ない理由により、法又はこの条例に定める申告、申請、請求その他書類の提 出(不服申立てに関するものを除く。)又は納付若しくは納入(以下本条中「申告等」という。)に関する期限までにこれらの行為をす ることができないと認める場合には、地域、期日その他必要な事項を指定して、当該期限を延長するものとする。 2 前項の指定は、市長が公示によって行うものとする。 3 市長は、災害その他やむを得ない理由により、申告等に関する期限までにこれらの行為をすることができないと認める場合には、第 1 項の規定の適用がある場合を除き、当該行為をすべき者の申請により、その理由のやんだ日から納税者については 2 月以内、特別 徴収義務者については 30 日以内において、当該期限を延長するものとする。 4 前項の申請は、同項に規定する理由がやんだ後速やかに、その理由を記載した書面でしなければならない。 熊本市条例のほか、益城町税条例、玉名市税条例、宇城市税条例、西原村税条例でも同様の規定が定められています。
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