商品先物取引業者の情報開示 ディスクロージャー誌 ディスクロージャー誌 【 平成28年3月期 】 0 1.会社の概況 (1)商号、許可年月日 (1)商号、許可年月日等 商号、許可年月日等 商 号 プレミア証券株式会社 代表者名 代表取締役社長 所 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目39番5号 在 地 三日市 理 電話番号 03(5652)3801(代表) 許可年月日 平成26年7月4日 加入協会名 日本商品先物取引協会 加入基金名 日本商品委託者保護基金 水天宮北辰ビル9F (2)会社の沿革 (2)会社の沿革 年 月 概 要 平成17年 1月 プレミア証券株式会社設立 平成17年 8月 本店所在地を中央区日本橋から中央区銀座へ変更 平成17年 9月 証券取引法第28条に基づく証券業登録 日本投資者保護基金加入 日本証券業協会加入 平成18年 1月 証券システム稼動 平成19年 9月 金融商品取引法第29条に基づく金融商品取引業登録 (関東財務局長(金商)第162号) 平成21年10月 本店所在地を中央区銀座から中央区日本橋小網町へ変更 平成24年 金融商品取引法第28条第1項第2号の店頭デリバティブ業務の登録 9月 平成24年10月 一般社団法人金融先物取引業協会加入 平成26年 3月 株価指数先物・オプション取引のオンライン取引の取扱い開始 平成26年 4月 取引所為替証拠金取引(くりっく365)「プレミア365FX」の取扱い開始 平成26年 7月 商品先物取引法第190条第1項に基づく商品先物取引業許可取得 (農林水産省指令26食産第1371号) (経済産業省「平成26年6月6日商第12号」) 日本商品先物取引協会加入 日本商品委託者保護基金加入 日本商品先物振興協会加入 平成26年 8月 商品先物取引「プレミアOne」のオンライン取引の取扱い開始 平成27年 4月 金融商品取引法第28条第1項第2号の店頭デリバティブ業務の廃止 平成28年 3月 本店所在地を中央区日本橋小網町から中央区日本橋蛎殻町へ変更 1 (3)事業の内容 ① 経営組織 査 内部監査室 監 営 役 投 業 資 取 主 締 総 役 会 会 代表取締役社長 株 商 銀 部 行 品 部 部 投資事業組合部 引 受 部 業 務 部 コンプライアンス部 ② 事業の内容 (a)商品先物取引業 イ.国内商品市場取引に係る業務 当社は、商品先物取引法に基づき、農林水産大臣及び経済産業大臣から商品先物取 引業の許可を得て、国内商品市場における取引の受託等業務を行っております。 なお、当社で取引ができる商品は、以下のとおりです。 取引所名 当社における取扱商品 金、金ミニ、銀、白金、白金ミニ、パラジウム、 株式会社東京商品取引所 東京バージガソリン、東京バージ灯油、 (取次先:楽天証券株式会社(※)) ドバイ原油、ゴム(RSS) 、小豆、一般大豆、 とうもろこし ※ 平成28年7月4日付で、取次先を楽天証券株式会社からフィリップ証券株式会社へ変更しております。 ロ.外国商品市場取引に係る業務 該当する業務はありません。 ハ.店頭商品デリバティブ取引に係る業務 該当する業務はありません。 ニ.国内商品市場における取引を行う業務 自己の計算において、国内商品市場における取引を行う業務であります。 自己売買業務は、上記イ.に掲げた取引所において行っています。 2 (b)兼業業務 金融商品取引法に基づく第一種及び第二種金融商品取引業務 (登録番号:関東財務局長(金商)第162号) ・ 有価証券取引業務(現物取引、信用取引、取引所株価指数先物取引等) ・ 有価証券の引受又は売出し及び募集等業務 ・ 有価証券関連業務 ・ 取引所為替証拠金取引業務(くりっく365) ③ 営業所、事務所の状況 名 称 所 在 地 電話番号 本 店 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目39番5号 03-5652-3801 ④ 財務の概要 決算年月:平成28年3月期 (a)資本金 345,499 千円 (b)営業収益 379,144 千円 (c)受取手数料 374,207 千円 △647 千円 6,604 千円 △8,562 千円 (d)トレーディング損益 (e)経常利益 (f)当期純損失 (g)自己資本規制比率 ※ 278.1 % 千円未満は切り捨てて表示しております。 ⑤ 発行済株式総数 発行済株式総数199,055株(平成28年3月31日現在) (注)当社の株式は非上場です。 ⑥ 上位10名までの株主の氏名等 氏名又は名称 椎名 保有株式数 康雄 合計1名 3 割 合 199,055株 100% 199,055株 100% ⑦ 役員の状況 役 職 名 氏 名 代表権の有無 常勤・非常勤の別 代表取締役社長 三日市 理 有 常 勤 取締役 戸崎 正次郎 無 常 勤 取締役 山田 稔 無 常 勤 監査役 南谷 宏尚 無 非常勤 使 用 人 合 ⑧ 役員及び使用人の数 役 総 うち非常勤 4名 数 (うち外務員数) 員 ( 1名 1名) ( 4 0名) 計 22名 26名 (11名) (12名) 2.営業の状況 (1)営業の経過及び成果 当社は、「証券」「為替」「商品」の各取引ができる取引業者をコンセプトに、平 成26年7月4日付けで主務省より商品先物取引業の許可を得て、同年8月12日 から同業務を開始しました。 今期の商品市況は、原油市場で米国シェールオイル革命により大幅に供給量が増 加しましたが、OPECは減産見送り、また、中国をはじめとする新興国の経済減 速などで世界的に需要が低下したことから原油価格が大幅に下落しました。貴金属 市場は、上半期は堅調に推移したものの、下半期に入り世界的な株安や景気減速懸 念、米国の利上げを受け不安定な展開となり、通期では下落基調で推移しました。 このような状況の中、当社は「対面営業の強化」をビジネスモデルに掲げ、多様 化する顧客ニーズにきめ細かく対応するため、前期から「株式」 「FX」 「商品」が ワンストップで取引ができる体制を構築するとともに、顧客利益の追求を図るべく 対面型営業に精通する外務員の採用を強化し業務を取り組んで参りました。 今期は、引き続き上記「株式」 「FX」 「商品」の三つの事業をビジネスの柱と捉え、 セミナー等を通じ顧客基盤の拡大に注力するとともに安定的な収益基盤の構築を図 ることに努めて参りました。 ① 受取手数料部門 (a)国内商品市場取引 売 買 高 受取手数料 78,934枚 123,943千円 (b)外国商品市場取引 該当取引はありません。 (c)店頭デリバティブ取引 該当取引はありません。 ② トレーディング部門 (a)国内商品市場取引 該当取引はありません。 (b)外国商品市場取引 該当取引はありません。 (c)店頭デリバティブ取引 該当取引はありません。 ③ 主な金融商品取引部門 (a)現物・信用取引 (b)日経225先物取引 (c)取引所為替証拠金取引 高 10,492千株 受入手数料 44,614千円 売買金額 382,072百万円 受入手数料 153,805千円 売買金額 128,165百万円 受入手数料 47,878千円 売 買 5 (2)取引開始基準 当社は、お客様の知識、投資経験、金融資産等を考慮のうえ、以下の取引開始基準を設 けております。口座審査の結果によっては、口座開設をお断りすることがありますが、そ の場合の理由は開示しておりません。 (不適格者) 当社は、次の各号に該当するお客様は、お取引できません。 ① 未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人、精神障害者、知的障害者およ び認知障害の認められる方 ② 生活保護法による保護を受けている世帯に属する方 ③ 破産者で復権を得ない方 ④ 商品デリバティブ取引をするために借入れする方 ⑤ 損失が生ずるおそれのある取引を望まない方 ⑥ 取引証拠金等の額を上回る損失が生ずるおそれのある取引を望まない方 ⑦ 反社会的勢力に属すると認められる方 ⑧ 前各号に準ずる方および当社が商品先物取引の適合性に欠けると判断した方 (原則不適格者) 当社は、次の各号に該当するお客様は、当社が定める審査基準に適合した場合のみ、お 取引できます。 ① デリバティブ取引の経験がない方 ② 年金、恩給、退職金、保険金等により主として生計をたてている方 ③ 年収が500万円に満たない方 ④ 高齢者(受託契約時に満75歳以上の方、当社にて取引継続中に満75歳に達 した方) ⑤ お客様自ら申告した投資可能資金額を超える取引をしようとする方 ⑥ 取引上の意思伝達に支障がある職務に従事する方 ⑦ 前各号に準ずる方および商品先物取引を行うにあたり、適合性に照らして問題 があると疑われる方 (3)顧客数 顧客数203名(平成28年3月31日現在) 6 3.経理の状況 (1)貸借対照表 貸 借 対 照 表 (平成28年3月31日現在) (単位:千円) 資産の部 科 目 【流動資産】 現金・預金 預託金 顧客分別金預託金 顧客区分管理信託金 基金分離預託金 商品取引責任準備金預託金 信用取引資産 信用取引貸付金 信用取引借証券担保金 短期差入保証金 支払差金勘定 前払費用 未収入金 未収収益 保管有価証券 前払金 その他 【固定資産】 有形固定資産 建物 器具・備品 無形固定資産 負債の部 金 額 科 投資その他の資産 56,489 172 50,524 3,791 2,000 長期前払費用 金融先物協会預託金 負債合計 8,904 8,904 長期差入保証金 金 【1,520,321】 】 【流動負債】 243,289 一年内返済予定の長期借入金 110,006 信用取引負債 70,000 信用取引借入金 10,006 信用取引貸証券受入金 20,000 預り金 10,000 顧客からの預り金 245,368 その他の預り金 241,225 受入保証金 4,143 信用取引受入保証金 797,696 先物取引受入証拠金 100,925 外国為替取引受入証拠金 1,689 商品先物取引預り証拠金 3,634 商品先物取引預り有価証券 11,271 未払金 1,742 未払費用 4,590 未払法人税等 107 【固定資産】 【82,517】 】 長期借入金 17,124 【特別法上の準備金】 8,408 金融商品取引責任準備金 8,715 商品取引責任準備金 ソフトウェア 投資有価証券 目 【株主資本】 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 繰越利益剰余金 純資産合計 1,602,839 ※記載金額は、千円未満は切り捨てて表示しております。 7 【1,312,638】 】 50,000 245,368 241,225 4,143 20,671 16,734 3,936 962,830 73,428 266,178 161,248 460,232 1,742 31,935 1,035 797 【100,000】 】 100,000 【12,501】 】 1,093 11,407 1,425,139 純資産の部 その他利益剰余金 資産合計 額 負債・純資産合計 【177,699】 】 345,499 63,000 63,000 △ 230,799 △ 230,799 △ 230,799 177,699 1,602,839 (2)損益計算書 損 (自 益 計 平成27年4月1日 至 算 書 平成28年3月31日) (単位:千円) 科 営 業 受 収 金 益 手 374,207 トレーディング損益 △647 金 5,584 融 収 益 12,933 純 営 業 収 益 366,210 販売費及び一般管理費 359,625 業 費 数 用 営 融 額 379,144 料 金 入 目 利 益 6,584 営 業 外 収 益 21 営 業 外 費 用 1 経 常 利 益 6,604 特 別 損 失 9,295 転 費 用 9,255 金融商品取引責任準備金繰入 447 商品取引責任準備金繰入 5,174 事 務 所 移 税引前当期純損失 税引前当期純損失 8,272 法人税、住民税及び事業税 290 当 期 純 損 失 8,562 ※記載金額は、千円未満は切り捨てて表示しております。 8 (3)株主資本等変動計算書 株主資本等変動計算書 (自 至 平成27年4月1日 平成28年3月31日) (単位:千円) 資本金 当期首残高 資本剰余金 利益剰余金 資本準備金 その他利益 剰余金 繰越利益 剰余金 342,999 60,500 2,500 2,500 △222,236 株主資本 合 計 純資産 合 計 181,262 181,262 5,000 5,000 △8,562 △8,562 △8,562 当期変動額 新株の発行 当期純損失 当期変動額合計 当期末残高 2,500 2,500 △8,562 △3,562 △3,562 345,499 63,000 △230,799 177,699 177,699 9 (4)個別注記表 (4)個別注記表 Ⅰ.重要な会計方針に係る事項に関する注記 当社の貸借対照表及び損益計算書は、 「会社計算規則」 (平成18年法務省令第13号)の 規定の他、 「金融商品取引業等に関する内閣府令」 (平成19年内閣府令第52号)及び「有 価証券関連業経理の統一に関する規則」(昭和49年11月14日付日本証券業協会自主規 制規則)に準拠して作成しております。また、商品先物取引業に関するものについては日本 商品先物取引協会が定めた「商品先物取引業統一経理基準」に準拠して作成しております。 (1)有価証券及びデリバティブ取引等の評価基準及び評価方法 ① トレーディング商品に属する有価証券等の評価基準及び評価方法 時価法(取得原価は移動平均法により算出)を採用しております。 ② トレーディング商品に属さない有価証券等、その他の商品の評価基準及び評価方法 (ア)時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法に より処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。 (イ)時価のないもの 移動平均法による原価法を採用しております。 なお、投資事業有限責任組合等への出資については、持分相当額を純額 で取り込む方法によっております。 (2)固定資産の減価償却の方法 有形固定資産 定率法 なお、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資 産については、事業年度毎に一括して3年間で均等償却して おります。 無形固定資産 定額法 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利 用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 (3)引当金の計上方法 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については 貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個 別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりま す。なお、当事業年度末の残高はありません。 金融商品取引 証券事故による損失に備えるため、金融商品取引法第46条の 責任準備金 5の規定に基づき、 「金融商品取引業等に関する内閣府令」第1 75条に定めるところにより算出した額を計上しております。 商品取引 商品先物取引事故による損失に備えるため、商品先物取引法 責任準備金 第221条の規定に基づき、同施行規則第111条に定める 額を計上しております。 (4)消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。 10 Ⅱ.表示方法の変更に関する注記 (貸借対照表) 前事業年度まで先物取引差金について「受入保証金」に含めて表示しておりましたが、実 態をより明瞭に表示するため「支払差金勘定」で表示しております。 なお、前事業年度の「受入保証金」に含めていた先物取引差金は180,160千円であ り、当事業年度の「支払差金勘定」に含めている先物取引差金は101,171千円であり ます。 Ⅲ.貸借対照表に関する .貸借対照表に関する注記 に関する注記 (1)有形固定資産の減価償却累計額 6,247千円 (2)担保等として差入れまたは受入れた有価証券の時価 ① 担保等として差入れた有価証券 信用取引貸証券 4,032千円 信用取引借入金の本担保証券 193,944千円 差入保証金代用有価証券 125,786千円 ② 担保等として受入れた有価証券 信用取引貸付金の本担保証券 193,944千円 有価証券借証券 4,032千円 受入保証金代用有価証券 154,532千円 Ⅳ.株主資本等変動計算書に関する注記 当事業年度末における発行済株式の種類及び数 普通株式199,055株 Ⅴ.税効果会計に関する注記 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産 金融商品取引責任準備金 商品取引責任準備金 繰越欠損金 その他 334 3,493 151,429 67 千円 千円 千円 千円 繰延税金資産小計 評価性引当額 155,324 △155,324 千円 千円 繰延税金資産合計 - 千円 11 Ⅵ.金融商品に関する注記 Ⅵ.金融商品に関する注記 (1)金融商品の状況に関する事項 ① 金融商品に対する取組方針 当社は、個人投資家を対象とした株式委託売買業務、外国為替委託売買業務、並びに商 品先物委託売買業務を主たる業務としております。 これらの業務を行うための資金は、当社100%出資株主又は株主の関係会社からの借 入金を中心に対応するほか、必要に応じて当社株主を引受け先とする新株発行を行ってお りますが、それらの資金は、主として決済用預金や信用取引等における顧客への貸付金、 差入保証金を含めた業者間決済資金などに充当されております。 一方、顧客から受け入れた預り金や受入保証金のうち、 「金融商品取引法」に基づくもの は、同法に基づき顧客分別金信託等で運用しております。また、資金運用については安全 性を重視し、銀行預金で運用しております。 その他、自己の計算に基づくディーリング業務は、ディーリング規定に基づき適切にリ スク管理を行います。なお、現在は当該業務を行っておりません。 ② 金融商品の内容及びリスク 当社の保有する金融資産の主なものは、顧客からの預り金や受入保証金等を信託銀行に 預託した顧客分別金信託や顧客区分管理信託(以下「顧客分別金等」という。)と、信用取 引貸付金となります。顧客分別金等は、銀行勘定貸及びコールローンを中心に運用してお りますが、それらを預入している金融機関の信用リスク、及びそれぞれの時価の変動リス クに晒されております。信用取引業務における顧客への信用取引貸付金は、顧客から担保 を確保しておりますが、顧客の信用リスクに晒されております。 金融負債である信用取引貸証券受入金は、信用取引業務における顧客の信用取引の売建 に係る売付代金相当額です。 当社が保有する投資有価証券は出資金で、ファンドコンサルティング契約に基づき保有 するもの等です。また、自己の計算に基づく時価の変動または市場・商品間の価格差等を 利用して利益を追求するディーリング業務があり、これらは株式・金利・為替等の市場価 格の変動リスクや、発行体の信用リスクのほか、取引相手先が契約を履行できなくなる場 合に発生する信用リスク等に晒されます。 ③ 金融商品に係るリスク管理体制 当社における金融商品に係るリスク管理は、関連する法令や当社で定めた規定・ルール に従い、信用リスク、市場リスクに関しては「金融商品取引法」に基づき業務部において そのリスク相当額及び自己資本規制比率の算定を行うことで定量的に把握しております。 信用取引に関するリスクに関しては、顧客への与信状況のほか、当社全体としての建玉状 況や個別銘柄の建玉状況の管理等の監視をコンプライアンス部で行っております。 その他、信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理として、当社が保有 する預金は、預金保険制度により全額保護される当座預金や利息が付かない普通預金(決 済用預金)とすることを基本方針としております。また、預金保険制度においてペイオフ の対象となる普通預金も保有しておりますが、極力残高が膨らまないよう留意して管理し ております。 12 (2)金融商品の時価等に関する事項 平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、 次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるもの((注 2)をご参照ください。)及び重要性が乏しいものについては、次表に含めておりません。 (単位:千円) 項 目 貸借対照表計上額 時 価 差 額 (1)現金・預金 243,289 243,289 - (2)預託金 110,006 110,006 - (3)信用取引資産 245,368 245,368 - (4)短期差入保証金 797,696 797,696 - 資産計 1,396,361 1,396,361 - 50,000 50,000 - 245,368 245,368 - 20,671 20,671 - 962,830 962,830 - 797 797 - 100,000 100,000 - 1,379,667 1,379,667 - (1)一年内返済予定の長期借入金 (2)信用取引負債 (3)預り金 (4)受入保証金 (5)未払法人税等 (6)長期借入金 負債計 (注1)金融商品の時価の算定方法 資産 (1)現金・預金、(3)信用取引資産、(4)短期差入保証金 これらは、通常短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることか ら、当該帳簿価額によっております。 (2)預託金 預託金は期間が固定されておらず、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額 によっております。 負債 (1)一年内返済予定の長期借入金、 (2)信用取引負債、 (3)顧客からの預り金、 (4)受入保証金、 (5)未払法人税等 これらは、通常短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることか ら、当該帳簿価額によっております。 (6)長期借入金 元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値によ り算定しております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 貸借対照表計上額(単位:千円) 長期差入保証金 50,524 ※ 上記については、預託期間を算定することは困難であることからキャッシュ・フローを合理的に確 定できず、時価を算定することが極めて困難であるため、時価開示の対象としておりません。 13 Ⅶ.関連当事者との取引に関する注記 Ⅶ.関連当事者との取引に関する注記 (1)主要株主 (単位:千円) 会社等の名称 又は氏名 議決権等の所有 (被所有)割合 関連当事者 との関係 主要株主 椎名 被所有 直接 100% 主要株主 金銭の借入 金銭の返済 利息の支払(注 1) 30,000 30,000 7,545 主要株主が議 決権の過半数 を所有してい る会社 株式会社 光コーポレーション (注 2) なし なし 金銭の借入 金銭の返済 利息の支払(注 1) 150,000 50,000 1,202 種 類 康雄 取引の内容 取引金額 科 目 期末残高 一年内返済 予定の長期 借入金 長期借入金 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1) 金銭の借入の金利については、市場金利等を勘案した合理的な利率であります。 (注2) 当社の主要株主である椎名康雄氏が議決権の52%を直接保有しております。 Ⅷ.1株当たり情報に関する注記 Ⅷ.1株当たり情報に関する注記 (1)一株当たり純資産額 892円71銭 (2)一株当たり当期純損失 43円85銭 14 50,000 100,000 (5)監査に関する事項 会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、このディスクロージャー資料の中で記 載する計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本変動計算書、個別注記表)について、 アスカ監査法人による監査を受け、監査報告書を受領しております。 15
© Copyright 2024 Paperzz