プログラマブル スレッショルド コンパレータ - Cypress Semiconductor

CMPPRG
10. プログラマブル スレッショルド コンパレータ
Programmable Threshold Comparator Data Sheet
CMPPRG vX.Y
Copyright © 2001-2008. Cypress Semiconductor.All Rights Reserved.
API メモリ(バイ
ト)
PSoC®ブロック
リソース
CY8C29/27/24/22xxx, CY7C64215,
CY8CLED04/ 08/16
デジタ
ル
アナログ
CT
アナログ
SC
フラッシ
ュ
RAM
0
1
0
52
0
PSoC®ブロック
リソース
API メモリ(バイト)
デジタル
アナログ CT
アナログ SC
フラッシュ
RAM
0
1
0
32
0
CY8C26/25xxx
ピン(外部入出力ごと)
1
ピン(外部入出力ごと)
1
このユーザ モジュールを使用した機能プロジェクトの実現例については、www.cypress.com/psocexampleprojectsを参照してく
ださい。
機能と概要
• しきい値とリファレンスをプログラム可能。
• デジタル PSoC ブロックおよび割り込みへの直接接続。
• 速度と出力をプログラム可能。
CMPPRG ユーザ モジュールは、プログラム可能なリファレンスしきい値と選択した入力を比較します。このユーザ モジュールの
入力とリファレンス接続はかなり自由度が高いです。コンパレータの速度は、PSoC ブロック内のオペアンプの出力レベルをプログ
ラムすることで調整します。
CMPPRGのブロック図
機能説明
コンパレータは、内部補償コンデンサがディスエーブル状態の連続時間オペアンプから構成します。正入力は、入力マルチプレク
サに接続します。負入力は、Vdd と選択したリファレンス、LowLimit の間にある抵抗分割器のタップに接続します。
コンパレータのしきい値は、以下の式によって決まります。
式1
Revised Nov.16, 2007
Document Number: 001-42769 Rev.**
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[+] Feedback
CMPPRG
LowLimit を AGND に接続すると、PSoC ブロック内のアナログ グラウンド バッファからのオフセット電圧が原因で誤差項が生じま
す。LowLimit を Vss に接続すると、この誤差項はゼロになり、しきい値がもう少し正確になります。
入力範囲と RefValue(有効しきい値)は、連続時間オペアンプの同相モード入力範囲によって限定されます。Input Voltage
Range(入力電圧範囲)および Output Swing(出力スイング)パラメータについては、「DC 電気的特性と AC 電気的特性」を参照
してください。連続時間オペアンプの後には追加増幅器が続き、デジタル ブロック向けに十分な論理レベルと短い立ち上がり時間
を実現します。
出力極性は入力に従います(つまり、正入力がコンパレータへの負入力より大きい場合、結果として出力論理レベルは正になりま
す)。コンパレータの応答時間は、プログラムされているオーバドライブ量および出力レベルによって決まります。
コンパレータの出力には 2 通りの方法でアクセスできます。コンパレータからのダイレクト アナログ出力は、出力ピンを駆動するた
めに、AnalogBus に切り替えてアナログ バッファに渡すことができます。コンパレータの論理出力は、CPU が読み取れるデジタル
ブロック、割り込みコントローラ、およびレジスタのイネーブル入力を駆動するために、CompBus に切り替えることができます。
アナログ コラム クロックは、コンパレータの出力をコンパレータ レジスタ(CMP_CR0)にラッチするために必要です。コラム クロッ
クの周波数は、少なくとも入力コンパレータ信号の帯域幅の 2~4 倍になるように選択するべきです。アナログ コラム クロックを
LOW に設定すると、コンパレータが高速の入力過渡電流応答を捕らえられない場合があります。
DC電気的特性とAC電気的特性
以下の値は予想性能を示し、初期の特性試験データに基づきます。以下の表で別途指定されている場合を除き、TA = 25℃、Vdd
= 5.0V、高出力(High Power)、オペアンプ バイアス LOW、LowLimit = Vss です。
5.0V CMPPRG の DC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C29/27/24/22xxx ファミリ
パラメータ
標準値
リミット
単位
Ref = 0.75
0.87
--
%
Ref = 0.5
0.40
--
%
Ref = 0.125
0.44
--
%
10
--
V/mV
Input Voltage Range(入力電圧範囲)
--
Vss~Vdd
V
Leakage(漏洩電流)1
1
--
nA
Input Capacitance(入力容量)
3
--
pF
Output Swing(出力スイング)
0.05~Vdd - 0.05
--
V
Low Power(低出力)
148
--
µA
Med Power(中出力)
545
--
µA
High Power(高出力)
2100
--
µA
条件および注記
Threshold(しきい値)
Voltage Gain(電圧ゲイン)
Vdd を基準とした公称値からの偏差
Input(入力)
Operating Current(動作電流)
5.0V CMPPRG の AC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C29/27/24/22xxx ファミリ
パラメータ
Response Time(応答時間)
標準値
リミット
単位
条件および注記
入力では 100 mV 刻み
2
Low Power(低出力)
5.0
--
µs
Med Power(中出力)
3.5
--
µs
High Power(高出力)
1.2
--
µs
内部
以下の値は予想性能を示し、初期の特性試験データに基づきます。以下の表で別途指定されている場合を除き、TA = 25℃、Vdd
= 3.3V、高出力(High Power)、オペアンプ バイアス LOW、LowLimit = Vss です。
3.3V CMPPRG の DC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C29/27/24/22xxx ファミリ
Revised Nov.16, 2007
Document Number: 001-42769 Rev.**
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[+] Feedback
CMPPRG
パラメータ
標準値
リミット
単位
Ref = 0.75
0.41
--
%
Ref = 0.5
0.33
--
%
Ref = 0.125
0.85
--
%
10
--
V/mV
--
Vss~Vdd
V
1
--
nA
Input Capacitance(入力容量)
3
--
pF
Output Swing(出力スイング)
0.05~Vdd - 0.05
--
V
Low Power(低出力)
136
--
µA
Med Power(中出力)
524
--
µA
High Power(高出力)
2100
--
µA
条件および注記
Threshold(しきい値)
Voltage Gain(電圧ゲイン)
Vdd を基準とした公称値からの偏差
Input(入力)
Input Voltage Range(入力電圧範囲)
Leakage(漏洩電流)
1
Operating Current(動作電流)
3.3V CMPPRG の AC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C29/27/24/22xxx ファミリ
パラメータ
標準値
リミット
単位
条件および注記
入力では 100 mV 刻み
Response Time(応答時間)2
Low Power(低出力)
5
--
µs
Med Power(中出力)
2
--
µs
High Power(高出力)
0.6
--
µs
内部
電気的特性に関する注意
1. 入出力ピンを含みます。
2. デバイスのシミュレーションに基づきます。
別途指定されている場合を除き、すべてのリミットは、TA = -40℃~+85℃、Vdd = 5.0V ± 10%、高出力(High Power)、オペアン
プ バイアス LOW、LowLimit = Vss という条件で保証されます。
5.0V CMPPRG の DC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C26/25xxx ファミリ
パラメータ
標準
値1
リミット
2
THRESHOLD(しきい値)
単位
条件および注記
V/V
Deviation from Nominal(公称値
からの偏差)
Ref = 0.75
0.25
0.5
%
Ref = 0.5
0.5
1.0
%
Ref = 0.125
0.75
1.5
%
Comparator Bus(コンパレータ バ
ス)
--
100
V/mV
Analog Bus to Buffer(バッファへ
のアナログ バス)
--
10
V/mV
8.0
32
mV
プログラム可能範囲:Vdd と LowLimit の違いが 0.0625~1.0 倍 6
(その他の出力設定、LowLimit、および中間的な RefValue の選択内容につい
ては、グラフを参照 6)
VOLTAGE GAIN(電圧ゲイン)
INPUT(入力)
Input Offset Voltage(入力オフセ
ット電圧)
Revised Nov.16, 2007
LowLimit 入力が基準 6
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[+] Feedback
CMPPRG
3
Input Leakage(入力漏洩電流)
3
--
nA
Input Capacitance(入力容量)
3
--
pF
Minimum Input Voltage(最小入
力電圧)
0.30
0.50
V
Maximum Input Voltage(最大入
力電圧)
Vdd0.5
Vdd0.80
V
VOUTLOW の最大値
0.5
0.5
V
VOUTHIGH の最小値
Vdd0.5
Vdd0.8
V
4.0
14
mV
Low Power(低出力)
130
--
µA
Med Power(中出力)
290
--
µA
High Power(高出力)
790
1000
µA
OUTPUT(出力)5
外部(アナログ バッファにより制限されます)
REFERENCE INPUT(リファレンス入力)
Offset Voltage(オフセット電圧)4
LowLimit6 = AGND
OPERATING CURRENT(動作電流)
5.0V CMPPRG の AC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C26/25xxx ファミリ
パラメータ
標準値
リミット
単位
条件および注記
入力では 100 mV 刻み
RESPONSE TIME(応答時間)
Low Power(低出力)
--
3.0
µs
内部 1
Med Power(中出力)
--
1.8
µs
内部 1
High Power(高出力)
--
1.0
µs
内部 1
以下の表で別途指定されている場合を除き、すべてのリミットは、TA = -40℃~+85℃、Vdd =3.0~3.6V、高出力(High Power)、
オペアンプ バイアス LOW、LowLimit = Vss という条件で保証されます。
3.3V CMPPRG の DC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C26/25xxx ファミリ
パラメータ
標準
値
リミット 単位
THRESHOLD(しきい値)
条件および注記
V/V
Deviation from Nominal(公称値
からの偏差)
Ref = 0.75
0.25
0.5
%
Ref = 0.5
0.5
1.0
%
Ref = 0.125
0.75
1.5
%
Comparator Bus(コンパレータ バ
ス)
--
100
V/mV
Analog Bus to Buffer(バッファへ
のアナログ バス)
--
10
V/mV
Input Offset Voltage(入力オフセッ
ト電圧)
8
32
mV
Input Leakage(入力漏洩電流)
2
--
nA
Input Capacitance(入力容量)
3
--
pF
0.3
0.5
V
Vdd-
Vdd-
V
プログラム可能範囲:Vdd と LowLimit の違いが 0.0625~1.0 倍 6
(その他の出力設定、LowLimit、および中間的な RefValue の選択内容について
は、グラフを参照 6)
VOLTAGE GAIN(電圧ゲイン)
INPUT(入力)
Minimum Input Voltage(最小入力
電圧)
Maximum Input Voltage(最大入
Revised Nov.16, 2007
LowLimit 入力が基準 6
Document Number: 001-42769 Rev.**
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[+] Feedback
CMPPRG
力電圧)
0.5
0.8
VOUTLOW の最大値
0.5
0.8
V
VOUTHIGH の最小値
Vdd0.5
Vdd0.8
V
4
14
mV
Low Power(低出力)
110
--
µA
Med Power(中出力)
260
--
µA
High Power(高出力)
650
900
µA
Output(出力)
外部(アナログ バッファにより制限されます)
REFERENCE INPUT(リファレンス入力)
Offset Voltage(オフセット電圧)
LowLimit6 = AGND
OPERATING CURRENT(動作電流)
3.3V CMPPRG の AC 電気的特性、PSoC デバイスの CY8C26/25xxx ファミリ
パラメータ
標準値
リミット
単位
条件および注記
入力では 100 mV 刻み
RESPONSE TIME(応答時間)
Low Power(低出力)
--
4.0
µS
内部 1
Med Power(中出力)
--
2.7
µS
内部 1
High Power(高出力)
--
1.8
µS
内部 1
電気的特性
1.
2.
3.
4.
5.
標準値は+25ºC でのパラメータの標準を表します。
リミットは、テストまたは統計情報の分析によって保証されます。
入出力ピンを含みます。
リファレンス入力オフセット電圧は、選択したリファレンス電圧の下限値に代数的に追加されます。
イネーブル状態の場合、デジタル ブロックへの内部接続での応答時間には、内部アナログ バスの負荷が含まれます。
しきい値電圧とRefValue、出力 = HIGH
パラメータおよびリソース
Input(入力)
Input は 6 つの入力ソースから 1 つ選択できます。選択肢には、ピン入力マルチプレクサ、アナログ CT ブロック出力、SC ブロック
出力、内部リファレンス、およびアナログ出力バスが含まれます。使用可能な具体的な入力は、デバイス エディタで示されるように、
チップ上のユーザ モジュールの配置によって異なります。
Revised Nov.16, 2007
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[+] Feedback
CMPPRG
LowLimit(下限値)
リファレンス LowLimit は、アナログ グラウンド(AGND)、Vss、アナログ PSoC ブロックへの接続、およびスイッチト キャパシタ
PSoC ブロックへの接続から選択します。AGND および Vss は、固定されたしきい値の選択肢を提供します。隣接する CT または
SC ブロックへの接続では、調整可能なしきい値が提供されます。PSoC ブロックからリファレンスを具体的に選択するには、デバ
イス エディタを使用します。
RefValue(リファレンス値)
リファレンス レベルは、リファレンス LowLimit と Vdd の間で 6.25%刻みでプログラムできます。Vss でリファレンスの下限値を選
択して 5.00 V の電源を使用して動作を実行すると、0.312 V 刻みで、0.3125 V~5.00 V の間でリファレンス値が設定されます。
AGND としてリファレンスの下限値を選択し、PSoC Designer で AGND +/- BandGap になるようにアナログ グラウンドを選択す
ると、リファレンスを AGND(2.600 V) + 0.150 V~5.00 V の間で 0.150 V 刻みで設定できます。
CompBus(コンパレータバス)
COMP ブロックのコンパレータ出力は、デジタル PSoC ブロックの入力バスまたは割り込みに振り分けられます。これらの接続の
いずれを行う場合も、CompBus をイネーブルにします。
AnalogBus(アナログ バス)
COMP ブロックのオペアンプ出力は、直接論理出力信号を提供するために、AnalogBus に振り分けられます。この信号は、アナ
ログ バッファを通して I/O ピンに振り分けられるため、立ち上がり時間はアナログ バッファのスルー レートによって制限されます。
立ち上がり時間は約 3 µs です。この値は、速度の遅い一部の論理アプリケーションでは許容範囲となります。
配置
COMP ブロックは、デバイス内のアナログ PSoC ブロックのどれにでも自由にマッピングできます。ただし、それぞれのバスに対し
て COMP AnalogBus 出力と CompBus 出力を有効化した場合は、他のユーザ モジュールが同じバスを駆動しようとしないように
注意が必要です。
アプリケーション プログラミング インタフェース(API)
アプリケーション プログラミング インタフェース(API)ルーチンは、設計者が高級言語でモジュールを操作できるようにユーザ モジ
ュールをコンポーネントとして提供します。このセクションでは、各機能に対するインタフェースを「include」ファイルによって提供さ
れる関連定数とともに示します。
注:すべてのユーザ モジュール API の場合と同じように、API 関数を呼び出すことで A と X レジスタの値が変更されることがあり
ます。A と X の値が呼び出し後に必要な場合は、呼び出し元関数で A と X の値を保存してください。PSoC Designer のバージョ
ン 1.0 以降では、効率を高めるために、この「registers are volatile(レジスタの揮発性)」ポリシーが選択され、実施されています。
C コンパイラは、自動的にこの条件で処理されています。アセンブラ言語のプログラマは、コードがこのポリシーを遵守していること
も確認する必要があります。一部のユーザ モジュール API 関数では A と X は変更されないこともありますが、将来も変更されな
いという保証はありません。
CMPPRG_Start
説明:
このユーザ モジュールで必要なすべての初期化を実行し、アナログ PSoC ブロックの出力レベルを設定します。コンパレータ
の出力が駆動されます。
C プロトタイプ:
void
CMPPRG_Start(BYTE bPowerSetting)
アセンブラ:
mov
call
A, bPowerSetting
CMPPRG_Start
パラメータ:
bPowerSetting:アナログ PSoC ブロックの出力レベルを指定する 1 バイトです。リセットと構成の後、コンパレータに割り当て
られた PSoC ブロックの電力が遮断されます。C およびアセンブラで指定されている記号名と関連する値を以下の表に示しま
す。
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[+] Feedback
CMPPRG
記号名
値
CMPPRG_OFF
0
CMPPRG_LOWPOWER
1
CMPPRG_MEDPOWER
2
CMPPRG_HIGHPOWER 3
戻り値:
なし
注意事項:
この関数によって、A および X レジスタが変更される場合があります。
CMPPRG_SetPower
説明:
アナログ PSoC ブロックの出力レベルを設定します。コンパレータの出力が駆動されます。このルーチンは、ブロックをオフま
たはオンにするために使用できます。
C プロトタイプ:
void
CMPPRG_Start(BYTE bPowerSetting)
アセンブラ:
mov
call
bPowerSetting
CMPPRG_SetPower
パラメータ:
bPowerSetting:Start API 関数呼び出しで使用した bPowerSetting と同じです。
戻り値:
なし
注意事項:
この関数によって、A および X レジスタが変更される場合があります。
CMPPRG_SetRef
説明:
コンパレータのリファレンス値を設定します。
C プロトタイプ:
void
CMPPRG_RefValue(BYTE bRefValue)
アセンブラ:
mov
call
A, bRefValue
CMPPRG_SetRef
パラメータ:
bRefValue:C およびアセンブラで指定されている記号名と関連する値を以下の表に示します。表の値によって、LowLimit +
RefValue*(Vdd-LowLimit)でのコンパレータのしきい値が指定されます。
記号名
値
記号名
値
CMPPRG _REF1_000 F0h CMPPRG _REF0_437
60h
CMPPRG _REF0_937 E0h CMPPRG _REF0_375
50h
CMPPRG _REF0_875 D0h CMPPRG _REF0_312
40h
CMPPRG _REF0_812 C0h CMPPRG _REF0_250
30h
CMPPRG _REF0_750 B0h CMPPRG _REF0_188
20h
CMPPRG _REF0_688 A0h CMPPRG _REF0_125
10h
CMPPRG _REF0_625 90h CMPPRG _REF0_062
00h
CMPPRG _REF0_562 80h *CMPPRG _REF0_042 14h
CMPPRG _REF0_500 70h *CMPPRG _REF0_021 04h
* これらの値は、CY8C29/27/24/22xxx ファミリのデバイスにのみ適用できます。
戻り値:
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[+] Feedback
CMPPRG
なし
注意事項:
コンパレータの出力が駆動されます。RefValue は、ルーチン内で瞬時に 0.62 にリセットされた後に目的の値にプログラムさ
れます。この結果として、RefValue が変更されている間に、コンパレータから間違った読み取りが行われる場合があります。
この関数によって、A および X レジスタが変更される場合があります。
CMPPRG_Stop
説明:
ユーザ モジュールの電源を切ります。出力は駆動されません。
C プロトタイプ:
void
CMPPRG_Stop(void)
アセンブラ:
call
CMPPRG_Stop
パラメータ:
なし
戻り値:
なし
注意事項:
この関数によって、A および X レジスタが変更される場合があります。
ファームウェア ソースコードの例
以下のサンプル コードでは、RefValue(しきい値)に 0.500 が設定されているコンパレータを作成し、PSoC Designer のデバイス
エディタで設定されているしきい値をオーバライドします。
;;----------------------------------------------------------------;; Sample Code for the CMPPRG
;; Turn on power and set RefValue (threshold) to 0.500.
;;
Sets RefValue to Vlowlimit + 0.5* Vdd-Vlowlimit
;;
= 3.75 V with 5.00 V supply
;;----------------------------------------------------------------export _main
include "m8c.inc"
include "CMPPRG.inc"
_main:
mov A, CMPPRG_REF0_500
; specify RefValue
call CMPPRG_SetRef
; update amplifier gain
mov A, CMPPRG_MEDPOWER
; specify Comparator power level
call CMPPRG_Start
; and turn it on
; Place user code here
ret
C で記述した同じプロジェクトを以下に示します。
//-----------------------------------------------------------------------// Sample C Code for the CMPPRG
// Turn on power and set RefValue (threshold) to 0.500.
//
Sets RefValue to Vlowlimit + 0.5* Vdd-Vlowlimit
//
= 3.75 V with 5.00 V supply
//
//-----------------------------------------------------------------------#include <m8c.h>
// Part specific constants and macros
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[+] Feedback
CMPPRG
#include "PSoCAPI.h"
// PSoC API definitions for all User Modules
void main()
{
CMPPRG_SetRef(CMPPRG_REF0_500);
CMPPRG_Start(CMPPRG_MEDPOWER);
// Set RefValue
// Set power level and
// turn it on
// Place user code here
}
設定レジスタ
使用されるアナログ CT ブロックのレジスタ構成内のほとんどのビットが、コンパレータの基本トポロジによって設定されます。比較
およびリファレンスのために使用できる具体的な入力は、ユーザ モジュールの配置によって決まります。
ブロック COMP、レジスタ:CR0
ビット
7
6
値
5
4
RefValue(リファレンス値)
3
2
1
0
1
0
LowLimit(下限値)
RefValue は Vdd-LowLimit のパーセントとして設定されるリファレンス値であり、PSoC Designer で設定します。また、API で
SetRef エントリ ポイントを呼び出して変更します。LowLimit はリファレンス値の範囲の下限値で、PSoC Designer で設定します。
ブロック COMP、レジスタ:CR1
ビット
7
6
5
4
3
値
Analog
Bus(アナログ バ
ス)
Comp
Bus(コンパレータバ
ス)
1
0
0
2
1
0
Input(入力)
AnalogBus は、COMP PSoC ブロックがアナログ バスを駆動するかどうかを決定します。 CompBus は、COMP PSoC ブロック
がコンパレータバスを駆動するかどうかを決定します。これらのビットフィールドの値は、デバイス エディタ サブシステムのユーザ
モジュール配置モードで行った選択によって決まります。
ブロック COMP、レジスタ:CR2
ビット
7
6
5
4
3
2
値
0
1
0
0
0
0
1
0
Power(出力)
出力は、デバイスのリセットおよび構成後に「オフ」に設定されます。また、API で Start、SetPower、または Stop エントリ ポイント
を呼び出して変更します。
ブロック COMP、レジスタ:CR3
ビット
7
6
5
4
3
2
1
0
値
0
0
0
0
LPCMPEN
0
0
EXGAIN
LPCMPEN:低出力コンパレータ モードをイネーブルにする場合に設定します。
EXGAIN:0.042 または 0.021 のいずれかの比較値が選択されている場合、このビットは自動的に設定されます。
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Cypress against all charges.
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CMPPRG
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© Cypress Semiconductor Corporation, 2001-2008 本文書に含まれる情報は、予告なく変更されることがあります。サイプレス セミコンダクタ コーポレーションは、
サイプレス製品に組み込まれた回路以外のいかなる回路を使用することに対しても責任を負いません。かつ、サイプレス セミコンダクタ コーポレーションは、特許
またはその他の権利に基づくライセンスを譲渡することも、含意することもありません。サイプレス製品は、サイプレスとの明示的な書面による合意によらない限り、
医療、生命維持、救命、重要な管理、または安全用途に使用することを保証するものではなく、使用することを意図したものでもありません。さらにサイプレスは、
誤動作や故障によって使用者に重大な傷害がもたらされることが合理的に予測される、生命維持システムの重要なコンポーネントとしてサイプレス製品を使用す
る許可を与えるものでもありません。生命維持システム用途にサイプレス製品を供することは、製造者がそのように使用する上でのあらゆるリスクを負うことを意
味し、その結果サイプレスはあらゆる責任を免除されることを意味します。
PSoC Designer™、Programmable System-on-Chip™、およびPSoC Express™はサイプレス セミコンダクタ コーポレーションの商標であり、PSoC®はサイプレス セミ
コンダクタ コーポレーションの登録商標です。本文書で言及するその他すべての商標または登録商標は、各社の所有物です。
すべてのソースコード(ソフトウェアおよび/またはファームウェア)はサイプレス セミコンダクタ コーポレーション(以下、サイプレス)が所有し、全世界の特許権保
護(米国およびその他の国)、米国の著作権法、ならびに国際協定の条項によって保護され、かつそれらに従います。サイプレスが本書面によりライセンシーに付
与するライセンスは、個人的、非独占的、かつ譲渡不能のライセンスであって、適用される契約で指定されたサイプレスの集積回路と併用されるライセンシーの製
品のみをサポートするカスタム ソフトウェアおよび/またはカスタム ファームウェアを作成する目的に限って、サイプレスのソースコードの派生著作物をコピー、使
用、変更、作成するためのライセンス、ならびにサイプレスのソースコードおよび派生著作物をコンパイルするためのライセンスです。上記で指定された場合を除い
て、本ソースコードをどのように複製、変更、変換、コンパイル、または表示することも、サイプレスの明示的な書面による許可がない限り禁止されます。
免責条項:サイプレスは、明示的または黙示的を問わず、本資料に関するいかなる種類の保証も行いません。これには、商品性または特定目的への適合性の黙
示的な保証を含みますが、それらに限定されません。サイプレスは、本文書に記載した資料に対して今後予告なく変更を加える権利を留保します。サイプレスは、
本文書に記載したいかなる製品または回路を適用または使用したことによって生ずるいかなる責任も負いません。サイプレスは、誤動作や故障によって使用者に
重大な傷害がもたらされることが合理的に予測される、生命維持システムの重要なコンポーネントとしてサイプレス製品を使用する許可を与えるものではありませ
ん。生命維持システム用途にサイプレスの製品を供することは、製造者がそのように使用する上でのあらゆるリスクを負うことを意味し、その結果サイプレスはあ
らゆる責任を免除されることを意味します。
ソフトウェアの使用は、適用されるサイプレス ソフトウェア ライセンス契約によって制限され、かつそれに従います。
Revised Nov.16, 2007
Document Number: 001-42769 Rev.**
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