【資料9-2】 有機加工食品の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産、加工、表 示及び販売に係るガイドライン(CODEXガイドライン)との比較(目次) 有機加工食品の日本農林規格 CODEXガイドライン 第1条 目的 序文、 第2条 生産の原則 付属書1(C:82、86) 第3条 用語の定義 第1章 適用の範囲(1.1) 第2章 解説及び定義 第3章 表示及び強調表示 第4章 生産及び調製の規則 第4条 生産の方法 附属書1 第5条 名称及び原材料名の表示 第3章 別表1 食品添加物 附属書2 な資材 別表2 薬剤 附属書2 緒言 4 有機生産の原則 表示及び強調表示 有機食品の生産に使用可能 表3 表4 有機食品の生産に使用可能 な資材 表2 第5章 附属書2に資材を追加する際 の要件及び各国による資材一覧の策定 基準 有機加工食品の日本農林規格と有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガイドライン(COD EXガイドライン)との比較 有機加工食品の日本農林規格 CODEXガイドライン (目的) 序文 第1条 この規格は、有機加工食品の生産の方法についての基準等を定め (略)本ガイドラインは、国際レベルで有機生産物の要件の調和を図るこ ることを目的とする。 とを目的としており、この領域において自国の規格を制定することを望む 各国政府は有用な指針として用いることができる。(略) 緒言 4.本ガイドラインは、農場での有機生産、調製、保管、輸送、表示及び 販売の各段階の原則を定め、土壌改良及び調整、病虫害及び疾病対策、 並びに食品添加物及び加工助剤に関して、一般に使用を認められる資材 の目安を示している。表示については、有機的な生産方法が用いられた ことを示唆する表現の使用は、認証機関又は当局の監視下にある事業者 に由来する生産物に限定される。 (有機加工食品の生産の原則) 第2条 有機加工食品は、原材料である有機農産物の日本農林規格(平成1 7年10月27日農林水産省告示第1605号)第3条に規定する有機農産物(以 下「有機農産物」という。)及び有機畜産物の日本農林規格(平成17年1 0月27日農林水産省告示第1608号)第3条に規定する有機畜産物(以下「有 機畜産物」という。)の有する特性を製造又は加工の過程において保持 することを旨とし、物理的又は生物の機能を利用した加工方法を用い、 化学的に合成された食品添加物及び薬剤の使用を避けることを基本とし て、生産することとする。 (付属書1)有機生産の原則 C.取り扱い、保管、輸送、加工及び包装 82. 加工の全段階を通じて、有機生産物の信頼性が保たれていなければな らない。これは精製や添加物・加工助剤の使用を制限した注意深い加工 方法によるとともに、原材料の特性に合わせた技術を用いることによっ て達成される。(略) 86.加工方法は、機械的、物理的又は生物的(発酵及び燻蒸等)によるも のとし、付属書2の表3及び表4に記載の非農業由来の原材料及び添加 物の使用を最小限に抑えるべきである。 (定義) 第3条 この規格において、次の表左欄の用語の定義は、それぞれ同表右 欄のとおりとする。 有 機 加 工 食 品 第1章 適用の範囲 次条の基準に従い生産された加工食品であって、原材料(食塩、水及び、 1.1本ガイドラインは、有機的な生産方法について言及する表示を付すか、 加工助剤を除く。)の重量に占める農産物(有機農産物を除く。)、畜産物 又は付そうとする以下の生産物に適用される。 (有機畜産物を除く。)、水産物及びこれらの加工品並びに食品添加物(有 a)付属書1及び3に定める生産の原則及び特定の検査規則が導入され 機加工食品として格付された一般飲食物添加物(一般に食品として飲食に 供されている物であって添加物として使用されるものをいう。以下同じ。) 及び加工助剤を除く。)の重量の割合が5%以下であるものをいう。 有機農産物加工食品 る場合の未加工の農産物、家畜及び畜産物 b)上記(a)に由来する食用の農産物加工品及び畜産物加工品 第2章 解説及び定義 2.2 定義 本ガイドラインにおいて、用語を以下のように定義する。 有機加工食品のうち、原材料(食塩、水及び加工助剤を除く。)の重量に 農産物/農業由来の生産物とは、加工の有無に関係なく、食用(水、食塩 占める農産物(有機農産物を除く。)、畜産物、水産物及びこれらの加工品 及び添加物を除く)又は飼料用として販売される生産物又は商品をいう。 並びに食品添加物(有機加工食品として格付された一般飲食物添加物及び 加工助剤を除く。)の重量の割合が5%以下であるものをいう。 有機畜産物加工食品 有機加工食品のうち、原材料(食塩、水及び加工助剤を除く。)の重量に 占める農産物、畜産物(有機畜産物を除く。)、水産物及びこれらの加工品 並びに食品添加物(有機加工食品として格付された一般飲食物添加物及び 加工助剤を除く。)の重量の割合が5%以下であるものをい う。 有機農畜産物加工食品 有機加工食品のうち、有機農産物加工食品及び有機畜産物加工食品以外の ものをいう。 組換えDNA技術 遺伝子操作技術/遺伝子組換え技術には、組換え DNA、細胞融合、ミクロ インジェクション、マクロインジェクション、被包化、遺伝子欠失、遺伝 酵素等を用いた切断及び再結合の操作によって、DNAをつなぎ合わせた 子の倍加等が含まれる。遺伝子組換え生物には、接合、形質導入及び交雑 組換えDNA分子を作製し、それを生細胞に移入し、かつ、増殖させる技 等の技術に由来する生物は含まれない。 術をいう。 転換期間中有機農産物 有機農産物の日本農林規格第4条の表ほ場の項基準の欄2に規定する転換 期間中のほ場において生産された農産物をいう。 (生産の方法についての基準) 第4条 生産の方法についての基準は、次のとおりとする。 第4章 生産及び調製の規則 4.2 有機的な加工方法は、第1.1 項(b)で言及された生産物の調製に関 して以下を要求する。 a) b) 原材料(加工助剤を含む。) 少なくとも附属書1の加工要件を満たすこと 附属書 2 の表 3 及び表 4 に記載の資材(substances)、又は第 5. 1 項に定める基準を満たし、個々の国によって承認された資材(subs tances)を、非農業由来の原材料又は加工助剤として用いることがで きること。ただし、当該使用が関連する国の食品の調製に関する規定 において禁じられておらず、かつ、適正製造規範に従っていることを 条件とする。 第3章 表示及び強調表示 次に掲げるものに限り使用することができる。ただし、2又は4に掲げる 3.3 第1.1項(b)で特定された生産物の表示及び強調表示は、以下のすべて ものについては、使用する原材料と同一の種類の有機農産物、有機畜産物 を満たす場合に限り、有機的な生産方法について言及することができる。 又は有機加工食品の入手が困難な場合に限る。 a) (略) b) 生産物の農業由来の原材料がすべて第4章の要件に従って得られる 1 以下のうち、その包装、容器又は送り状に格付の表示が付されている 生産物であるか、若しくはこれに由来するか、又は第7章に定める取 もの。ただし、その有機加工食品を製造し、又は加工する者により生産 極めに基づき輸入されること され、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(昭和25年 c) 生産物が附属書2の表3に記載されていない非農業由来の原材料を含 法律第175号)第14条又は第19条の3の規定により格付されたものにあっ まないこと てはこの限りでない。 d) 同一の原材料が有機と非有機の両方に由来しないこと (1) 有機農産物 e) 生産物又はその原材料が、調製中に、放射線照射又は附属書 2 の表 4 (2) 有機加工食品 に記載されていない資材(substances)の使用を伴う処理がされてい (3) 有機畜産物 ないこと f)、g) (略) 2 1以外の農畜産物。ただし、以下のものを除く。 (付属書1)有機生産の原則 (再掲) (1) 原材料として使用した有機農産物及び有機畜産物と同一の種類の農畜 産物 C.取り扱い、保管、輸送、加工及び包装 (2) 放射線照射が行われたもの 86. 加工方法は、機械的、物理的又は生物的(発酵及び燻蒸等)による (3) 組換えDNA技術を用いて生産されたもの ものとし、付属書2の表3及び表4に記載の非農業由来の原材料及び添 加物の使用を最小限に抑えるべきである。 3 水産物(放射線照射が行われたもの及び組換えDNA技術を用いて生 産されたものを除く。) 4 農畜水産物の加工品(1に掲げるもの(2)に掲げるものに限る。)、原 材料として使用した有機加工食品と同一の種類の加工食品、放射線照射 が行われたもの及び組換えDNA技術を用いて生産されたものを除く。) 5 食塩 6 水 7 別表1の食品添加物(組換えDNA技術を用いて製造されたものを除 く。以下同じ。) 原材料の使用割合 第3章 表示及び強調表示 原材料(食塩、水及び加工助剤を除く。)の重量に占めるこの表原材料 3.4 第3.3項(b)の特例として、 (加工助剤を含む。)の項基準の欄2、3、4及び7(有機加工食品とし - 第3.3項(b)の要件を満たしていない農業由来の特定の原材料は、 て格付された一般飲食物添加物及び加工助剤を除く。)に掲げるものの重 第1.1 項(b)に記載の生産物の調製において、最終製品に占める割合 量の割合が5%以下であること。 が食塩及び水を除く総原材料重量の5%以下であれば使用することがで きる - その場合には、本ガイドライン第4章の要件に従い、そうした農業由 来の原材料が入手できないか、又は十分な量が確保できない場合であ ること 3.5 本ガイドラインの今後の見直し結果が出るまで、加盟国は自国内にお いて販売される第1.1項(b)に言及された生産物に関して以下を検討する ことができる。 - 農業原材料の割合が、95%未満の原材料を含む生産物に関する特定 の表示規定の策定 - 食塩及び水のみを除くすべての原材料に代えて、農業由来の原材料 に基づく第3.4項(5%)及び第 3.5項(95%)の割合の算出 - (以下略) 製造、加工、包装、保管その他の工程に係る管理 (付属書1)有機生産の原則 (再掲) 1 製造又は加工は、物理的又は生物の機能を利用した方法(組換えDNA C.取り扱い、保管、輸送、加工及び包装 技術を用いて生産された生物を利用した方法を除く。 以下同じ。)よる 86. 加工方法は、機械的、物理的又は生物的(発酵及び燻蒸等)によるも こととし、食品添加物を使用する場合は必要最小限度とすること。 のとし、附属書2の表3及び表4に記載の非農業由来の原材料及び添加物の 使用を最小限に抑えるべきである。 2 原材料として使用される有機農産物、有機加工食品及び有機畜産物は、 (付属書1)のC 他の農畜産物又はその加工食品が混入しないように管理を行うこと。 88. 以下の予防措置を用いて、保管、輸送及び取扱い中も生産物の信頼性 を保つべきである。 a) 有機生産物は常に非有機生産物が混入しないようにすること b) 有機生産物は常に有機栽培及び有機的な取扱いにおいて使用を認め られていない原料及び資材と接触しないようにすること 89. ユニットの一部のみ認証されている場合、本ガイドラインの対象でな いその他の生産物と分けて保管及び取り扱われ、生産物がどちらの種類 であるかを明確に特定されるべきである。 90. 有機生産物のバルク貯蔵は、慣行農法による生産物の貯蔵とは分ける ものとし、これらを識別できるよう明確に表示されるべきである。 3 有害動植物の防除は、物理的又は生物の機能を利用した方法によること。(付属書1)のC ただし、物理的又は生物の機能を利用した方法のみによっては効果が不 83.病害虫管理及び防除については、次のような措置が下記の優先順位で 十分な場合には、別表2の薬剤に限り使用することができる。この場合 用いられるべきである。 においては、原材料及び製品への混入を防止すること。 a) 施設への病害虫の生息や出入りの寸断及び排除等の予防措置を、 病害虫の管理の主要な手法とすること b) 予防措置が十分でない場合、病害虫防除の第一の選択は、機械的 ・物理的手法及び生物的手法とすること c) 機械的・物理的手法及び生物的手法が病害虫の防除に不十分な場 合、附属書2の表2に記載の農薬(又は権限のある当局により第5.2項 に従い使用を認められたその他の資材(substances))を使用するこ とができる。ただし、取扱い、保管、輸送又は加工において使用する ことが権限のある当局から承認されており、かつそれらが有機生産物 に触れることのないようにすること 84. 適正製造基準(GMP)により、病害虫を防ぐべきである。保管区域内あ るいは輸送コンテナ中での害虫防除の手段には、物理的防壁あるいは音 波、超音波、光、紫外線、トラップ処理(フェロモントラップ及び静的 餌罠)、温度管理、大気管理(二酸化炭素、酸素、窒素)及び珪藻土に よる処置が含まれる。 4 3の方法のみによっては有害動植物の防除の効果が不十分な場合には、 有機加工食品を製造し、又は保管していない期間に限り、別表2に掲げ られていない薬剤を使用することができる。この場合においては、有機 加工食品の製造開始前に、これらの薬剤を除去すること。 5 有害動植物の防除、食品の保存又は衛生の目的での放射線照射を行わ (付属書1)のC ないこと。 82. (略)電離放射能は、病害虫防除、食品の保存、病原菌除去、あるいは 衛生管理の目的で電離放射線を有機生産物に用いてはならない。エチレ ンは、キウイフルーツとバナナの熟成に用いることができる。 6 この表原材料(加工助剤を含む。)の項の基準及びこの項1から4ま 91. 有機生産物の保管場所及び輸送コンテナは、有機生産で認められた方 でに掲げる基準に従い製造され、又は加工された食品が農薬、洗浄剤、 法及び資材を用いて洗浄するべきである。有機生産物専用でない保管場 消毒剤その他の資材により汚染されないように管理を行うこと。 所又はコンテナを使用する前には、附属書2に記載のない農薬又はその 他の処置による汚染の可能性を防ぐための措置を講じるべきである。 (有機農産物加工食品の名称及び原材料名の表示) 第3章 表示及び強調表示 第5条 有機農産物加工食品の名称の表示及び原材料名の表示は、次に規 3.1 有機生産物は、包装食品の表示に関するコーデックス一般規格に従い 定する方法により行うものとする。 表示されるべきである。 名 称 の 表 示 1 次の例のいずれかにより記載すること。 (1) 「有機○○」又は「○○(有機 」) (2) 「オーガニック○○」又は「○○(オーガニック 」) (注)「○○」には、当該加工食品の一般的な名称を記載すること。ただ し、有機農畜産物加工食品のうち 「○○」に記載する一般的な 、 名称が有機農産物加工食品の一般的な名称と同一となるものについ ては、名称又は商品名の表示されている箇所に近接した箇所に、有 機農産物加工食品でないことが分かるように記載すること。 2 1の基準にかかわらず、転換期間中有機農産物又はこれを製造若しくは (第3章) 加工したものを原材料として使用したものにあっては、1の例のいずれ かにより記載する名称の前又は後に「転換期間中」と記載すること。た 3.7 有機農法へ移行中の農場の生産物には、有機的な生産方法を用いた生 だし、商品名の表示されている箇所に近接した箇所に、背景の色と対照 産から 12 ヵ月後に初めて「有機へ移行中」と表示することができる。 的な色で、日本工業規格Z8305(1962)に規定する14ポイントの活字以 ただし、以下を条件とする。 上の大きさの統一のとれた活字で、「転換期間中」と記載する場合は、 a) 第3.2項及び第3.3項に定める要件を完全に満たしていること この限りでない。 b) 移行中/転換中を示す表示が、転換期間を完全に終了した農場又は 農場ユニットから得られた生産物と異なることについて、購入者に誤 解を生じさせないこと c) そのような表示は、「有機栽培に転換中の生産物」等の文言、又は 生産物が販売される国の権限のある当局によって承認された同様の用 語又は表現の形をとり、生産物の販売説明より目立たない色、サイズ 及びスタイルの文字で付されなければならない d)、e) (略) 原 材 料 名 の 表 示 1 使用した原材料のうち、有機農産物(転換期間中有機農産物を除く)、 有機加工食品(転換期間中有機農産物を原材料としたものを除く 。)又 は有機畜産物にあっては、その一般的な名称に「有機」等の文字を記載 すること。 2 転換期間中有機農産物又はこれを製造若しくは加工したものを原材料 として使用したものにあっては、1の基準により記載する原材料名の前 又は後に「転換期間中」と記載すること。ただし、商品名の表示されて いる箇所に近接した箇所に、背景の色と対照的な色で、日本工業規格Z8 305(1962)に規定する14ポイントの活字以上の大きさの統一のとれた活 字で 「転換期間中」と記載する場合は、この限りでない。 別表1 食品添加物 (附属書2)有機食品の生産に使用可能な資材(substances) 表3 本ガイドライン第3章で言及された非農業由来の原材料 表4 本ガイドライン第3章で言及された農業由来生産品の調製に使用可 能な加工助剤 別表2 薬剤 (付属書2) 表2 植物の病害虫管理のための資材 第5章 附属書2に資材(substances)を追加する際の要件及び各国による 資材(substances)一覧の策定基準 5.1 第4章で言及された使用許可資材(substances)一覧を修正するために は、少なくとも以下の基準を用いるべきである。有機生産物への新たな 資材の使用を評価するためにこれらの基準を用いる場合、各国はあらゆ る適用法令及び規制の条項を考慮し、要請に応じて、他国にこれを提供 しなければならない。 附属書2に新たな資材(substances)の追加を提案するには、以下の一般 基準をすべて満たさなければならない。 i) 本ガイドラインに概説する有機生産物の原則と一致していること ii) 当該資材(substances)の使用が使用目的にとって必要/不可欠で あること iii) 当該資材(substances)の製造、使用及び処理により、結果として 環境に有害な影響を及ぼさないこと、又はその一因とならないこと iv) 人間又は動物の健康及び生活の質への悪影響が最も低いこと v) 承認された代替物が十分な量又は質の点で確保できないこと 上記の基準は、有機生産物の信頼性を保つために総じて評価に用いら れる。さらに、評価プロセスにおいては以下の基準が適用されるべきで ある。 a) 肥沃化、土壌改良目的で使用される場合:(略) b) 植物の防疫又は有害動植物及び雑草防除の目的で使用される場合 -他の生物的、物理的若しくは耕種的な代替手段及び/又は効果的な栽 培管理方法が利用できない有害生物又は特定の病気の防除のために不 可欠であること -使用する場合、環境、生態系(特に対象でない生物)及び消費者、家 畜及びハチの健康に有害な影響を及ぼす可能性を考慮することは植 物、動物、微生物又は鉱物由来とし、物理的(機械的処理、熱処理等)、 酵素、微生物(たい肥化、消化等)処理を施してもよいこと -ただし、例外的に、化学的に合成されたフェロモン等、トラップや取 出し容器に用いられる資材である場合、当該資材が自然形態では十分 な量が入手できない場合には一覧への追加を検討されるが、その使用 条件は、直接又は間接を問わず、結果として食用部分に当該資材の残 さが存在しない場合に限ること -使用を特定の条件、特定の地域又は特定の商品に制限されうること c) 食品の調製又は保存において添加物又は加工助剤として使用される 場合 -これらの資材(substances)は、本ガイドラインに適合する技術が他 に利用できない場合に、当該資材(substances)に依拠することなく して、以下を行うことが不可能であることが明らかとなった場合に限 り使用されること -添加物にあっては、食品の生産又は保存 -加工助剤にあっては、食品の生産 -これらの資材(substances)は自然界で入手されるものであり、機械 的/物理的処理(抽出、析出等)、生物的/酵素処理及び微生物処理 (発酵等)を施してもよいこと -又は、上述の資材(substances)がそのような方法や技術では十分な 量を確保できない場合、化学的に合成された資材(substances)を例 外的に一覧へ追加することを検討することができる -使用により、生産物の信頼性が維持されること -食品の性質、資材(substances)及び品質に関して、消費者をが欺か れることのないこと -添加物及び加工助剤が生産物の全体的な品質を損なわないこと 資材(substances)を一覧へ追加する評価プロセスにおいては、全て の利害関係者が関与する機会を提供すべきである。 5.2 各国は、第5.1項に概説する基準を満たす資材(substances)一覧を 策定又は採択すべきである。 有機加工食品のJAS規格別表1「食品添加物」とCODEXガイドライン附属書2の表3「本ガイドライン第3章で言及された非農業由来の原材料」及び表4「本ガイドライン第3 章 で言及された農業由来生産品の調製に使用可能な加工助剤」の比較表 JAS規格 別表1 INS番 号 資材名 330 クエン酸 基準 該当するCODEXガイドライン附属書2 表3 資材名 pH調整剤として使用するもの又 クエン酸 は野菜の加工品若しくは果実の 加工品に使用する場合に限るこ と。 Citric Acid 農産物由来の食品の基準 該当するCODEXガイドライン附属書2 表4 畜産物由来の食品の基準 資材名 凝固剤として特定のチーズ製品及び加 熱卵に使用する。 クエン酸 04.0 果実及び野菜(キノコ・菌類、根・塊 01.6 チーズ及びそれに類するもの 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 02.1 油脂(基本的に水を含まない) 海藻並びに木の実及び種子 10.0 卵及び卵製品 Citric Acid 該当するCODEXガイドライン附属書2 表4 (畜産物及び養蜂製品に使用されるもの)暫定的 資材名 特定の要件 特定の要件 pH調整剤 ソーセージ、卵白の低温殺菌又 331ⅲ クエン酸ナトリウム は乳製品に使用する場合に限る こと。 296 DL-リンゴ酸 農産物の加工品に使用する場合 リンゴ酸(DL-) に限ること。 Malic Acid (DL-) 270 乳酸 野菜若しくは米の加工品に使用 する場合、ソーセージのケーシン グに使用する場合、凝固剤として 乳製品に使用する場合又はpH 調整剤としてチーズの塩漬に使 用する場合に限ること。 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 Ascorbic Acid 301 使用不可。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 乳酸(L-,D-及びDL 04.2.2.7 発酵野菜(キノコ・菌類、根・塊 品分類02.0 の製品を除く) -) 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 08.4 食用に用いられるケーシング(ソー 及び海藻製品(食品分類12.10 の発酵 セージのケーシング等) Lactic Acid (L- D- 大豆製品を除く) and DL-) アスコルビン酸 300 L-アスコルビン酸 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 乳酸 乳製品に使用する場合の凝固 剤、チーズの塩漬のpH調整剤 Lactic acid 天然物質に由来するものが十分に入手 できないことを条件とする。 08.2 食肉、家きん及び猟鳥獣の加工品 天然物質に由来するものが十分に入手 (ホール又はカットされたもの) できないことを条件とする。使用可。た 08.3 食肉、家きん及び猟鳥獣のひき肉 加工品 だしGSFA の例外は適用。 08.4 食用に用いられるケーシング(ソー セージのケーシング等) L-アスコルビン酸 ナトリウム 食肉の加工品に使用する場合に 限ること。 タンニン(抽出物) ろ過助剤として農産物の加工品 に使用する場合に限ること。 タンニン酸 pH 調整剤として砂糖類の製造に おける抽出水のpH 調整に使用 する場合に限ること。 硫酸 菓子類、砂糖類、豆類の調製 品、麺・パン類又は中和剤として 乳製品に使用する場合に限るこ と。 炭酸ナトリウム 513 硫酸 500ⅰ 炭酸ナトリウム ろ過助剤 Tannic acid Sulphuric acid 砂糖類の製造における抽出水の pH 調整剤 炭酸ナトリウム 砂糖類の製造 Sodium carbonate 500ⅱ 炭酸水素ナトリウム 菓子類、砂糖類、豆類の調製 炭酸水素ナトリウム 品、麺・パン類、飲料、野菜の加 05.0 菓子類 工品又は中和剤として乳製品に 07.0 パン類 Sodium hydrogen 使用する場合に限ること。 501ⅰ 炭酸カリウム 果実の加工品の乾燥に使用する 炭酸カリウム 場合又は穀類の加工品、砂糖 類、豆類の調製品、麺・パン類若 しくは菓子類に使用する場合に Potassium 限ること。 Carbonate 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 05.0 菓子類 06.0 穀物、根・塊茎、豆類・マメ科の植 物に由来するシリアル及びシリアル製 使用不可。 品(食品分類7.0 のパン類を除く) 07.2 調理パン類(砂糖、塩、香味を施し たもの)及び混合 炭酸カリウム 干しブドウの乾燥 Potassium Carbonate 乳製品に使用する場合の中和剤 Sodium carbonate 畜産物の加工品に使用する場合 炭酸カルシウム にあっては、乳製品に使用するも 170ⅰ 炭酸カルシウム 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 又は凝固剤としてチーズ製造に 使用するものに限ること。 Calcium Carbonate 503ⅰ 炭酸アンモニウム 炭酸アンモニウム 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 Ammonium Carbonate 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 酸性の調節膨張剤 使用不可。 炭酸水素アンモニ 503ⅱ ウム 炭酸水素アンモニ ウム 農産物の加工品に使用する場合 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 に限ること。 CarbonateAmmoniu 酸性の調節膨張剤 m Hydrogen Carbonate 使用不可。 504ⅰ 炭酸マグネシウム 炭酸マグネシウム 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 Magnesium Carbonate 使用不可。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 炭酸カルシウム 炭酸カルシウム Calcium carbonate Calcium carbonate 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0の製品を除く) 508 塩化カリウム 04.0 果実及び野菜(キノコ・菌類、根・塊 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 野菜の加工品、果実の加工品、 海藻並びに木の実及び種子 使用不可。 食肉の加工品、調味料又はスー 12.4 マスタード プに使用する場合に限ること。 12.6.2 非乳化ソース(ケチャップ、チー ズソース、クリームソース、ブラウング Potassium Chloride レービーソース等) 509 塩化カルシウム 農産物の加工品の凝固剤及び チーズ製造の凝固剤として使用 塩化カルシウム する場合又は食用油脂、野菜の 加工品、果実の加工品、豆類の 調製品、乳製品若しくは食肉の 加工品に使用する場合に限るこ Calcium chloride と。 塩化カリウム 511 塩化マグネシウム 農産物の加工品の凝固剤として 使用する場合又は豆類の調製品 に使用する場合に限ること。 04.0 果実及び野菜(キノコ・菌類、根・塊 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 海藻並びに木の実及び種子 06.8 大豆製品(食品分類12.9 の大豆製 品及び食品分類12.10 の発酵大豆製品 を除く) 12.9.1 大豆プロテイン製品 12.10 発酵大豆製品 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0の製品を除く) 08.2 食肉、家きん及び猟鳥獣の加工品 塩化カルシウム (ホール又はカット) 08.3 食肉、家きん及び猟鳥獣のひき肉 加工品 08.4 食用に用いられるケーシング(ソー Calcium chloride セージのケーシング等) 06.8 大豆製品(食品分類12.9 の大豆製 品及び食品分類12.10 の発酵大豆製品 使用不可。 を除く) 12.9.1 大豆プロテイン製品 Magnesium chloride 12.10 発酵大豆製品 塩化マグネシウム 塩化カルシウム Calcium chloride 塩化マグネシウム (又はにがり) 凝固剤 Magnesium chloride (or nigari) 農産物の加工品の凝固剤として 粗製海水塩化マグ 使用する場合又は豆類の調製品 ネシウム に使用する場合に限ること。 524 水酸化ナトリウム pH 調整剤として砂糖類の加工に 使用する場合又は穀類の加工品 に使用する場合に限ること。 525 水酸化カリウム pH 調整剤として砂糖類の加工に 使用する場合に限ること。 526 水酸化カルシウム 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 334 L-酒石酸 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 水酸化ナトリウム Sodium Hydroxide 06.0 穀物、根・塊茎、豆類・マメ科の植 物に由来するシリアル及びシリアル製 使用不可。 品(食品分類7.0 のパン類を除く) 07.1.1.1 イースト発酵パン及び特殊パン 水酸化ナトリウム 砂糖類の製造におけるpH 調整 剤 Sodium hydroxide 水酸化カリウム Potassium hydroxide 水酸化カルシウム Calcium hydroxide 酒石酸 酒石酸及び塩 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 Tartaric Acid 使用不可。 Tartaric acid and salts チーズ製造における安定剤、凝 固剤 凝固剤 砂糖類の加工に使用するpH 調 整剤 L-酒石酸ナトリウ ム 菓子類に使用する場合に限るこ と。 336ⅰ L-酒石酸水素カリ ウム 穀類の加工品又は菓子類に使 用する場合に限ること。 341ⅰ リン酸二水素カル シウム 膨張剤として粉類に使用する場 合に限ること。 335ⅱ 516 硫酸カルシウム 酒石酸モノカリウム 05.0 菓子類 06.2 小麦粉及びでんぷん Monopotassium 07.2.1 ケーキ類 Tartrate オルトリン酸モノカ ルシウム Monocalcium Orthophosphate 硫酸カルシウム Calcium sulphate 06.2.1 小麦粉 酒石酸及び塩 使用不可。 使用不可。 06.8 大豆製品(食品分類12.9 の大豆製 品及び食品分類12.10 の発酵大豆製品 を除く) 07.2.1ケーキ、クッキー及びパイ類(果 使用不可。 実又はカスタードを詰めたタイプ等) 12.8酵母及びそれらに類する製品 12.9.1 大豆プロテイン製品 12.10 発酵大豆製品 アルギン酸 アルギン酸ナトリウ アルギン酸ナトリウ 農産物の加工品に使用する場合 ム 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 ム に限ること。 Sodium Alginate 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) Alginic Acid 畜産物の加工品に使用する場合 カラギナン にあっては、乳製品に使用するも のに限ること。 Carrageenan 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 カロブビーンガム 410 カロブビーンガム 畜産物の加工品に使用する場合 にあっては、乳製品又は食肉の 加工品に使用するものに限るこ と。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 Carob Bean Gum 412 グアーガム 畜産物の加工品に使用する場合 にあっては、乳製品、缶詰肉又 は卵製品に使用するものに限る こと。 グアーガム 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 Guar Gum Tartaric acid and salts 使用不可。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 407 カラギナン 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 Disodium Tartrate 05.0 菓子類 07.2.1 ケーキ類 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 400 アルギン酸 401 凝固剤として使用する場合又は 菓子類、豆類の調製品若しくは パン酵母に使用する場合に限る こと。 酒石酸ニナトリウム 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 01.1 乳及び乳飲料 01.2 発酵乳及びレンネットミルク製品 (プレーン)(食品分類01.1.2 の乳飲料 を除く) 01.3 コンデンスミルク及びそれに類する もの(プレーン) 01.4 クリーム(プレーン)及びそれに類 するもの 01.5 粉乳及び粉末クリーム並びにそれ らに類するもの(プレーン) 01.6 チーズ及びそれに類するもの 01.7 乳製品デザート(プリン、フルーツ ヨーグルト、フレーバーヨーグルト等) 01.8.1 液体ホエー及びホエー製品(ホ エーチーズを除く) 08.1.2 食肉、家きん及び猟鳥獣のひき 肉 08.2 食肉、家きん及び猟鳥獣の加工品 (ホール又はカット) 08.3 食肉、家きん及び猟鳥獣のひき肉 加工品 08.4 食用に用いられるケーシング(ソー セージのケーシング等) 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 8.2.2 食肉、家きん及び猟鳥獣の加工 品(ホール又はカット)で加熱処理され たもの 8.3.2 食肉、家きん及び猟鳥獣のひき肉 加工品で加熱処理されたもの 10.2 卵製品 硫酸カルシウム 凝固剤 Calcium sulphate トラガントガム 413 トラガントガム 414 アラビアガム Tragacanth Gum 乳製品、食用油脂又は菓子類に 使用する場合に限ること。 アラビアガム Gum Arabic キサンタンガム 415 キサンタンガム 畜産物の加工品に使用する場合 にあっては、乳製品又は菓子類 に使用するものに限ること。 Xanthan Gum 416 カラヤガム カゼイン ゼラチン 440 ペクチン エタノール 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 02.0 油脂及び脂肪乳剤 05.0 菓子類 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0の製品を除く) 02.0 油脂及び脂肪乳剤 05.0 菓子類 02.0 油脂及び脂肪乳剤 04.0 果実及び野菜(キノコ・菌類、根・塊 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 使用不可。 海藻並びに木の実及び種子 07.0 パン類 12.7 サラダ(マカロニサラダ、ポテトサラ ダ等) 畜産物の加工品に使用する場合 カラヤガム にあっては、乳製品又は菓子類 に使用するものに限ること。 Karaya Gum 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用不可。 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 - - 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 - - ペクチン 畜産物の加工品に使用する場合 (非アミド化) にあっては、乳製品に使用するも Pectins (nonのに限ること。 amidated) 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 畜産物の加工品に使用する場合 にあっては、食肉の加工品に使 用するものに限ること。 - - Casein ゼラチン Gelatine エタノール 溶媒 Ethanol トコフェロール(天 畜産物の加工品に使用する場合 然混合濃縮物) ミックストコフェロー 307b にあっては、食肉の加工品に使 ル 300 Tocopherols 用するものに限ること。 (mixed natural concentrates) 漂白処理をせずに得られたもの に限ること。また、畜産物の加工 レシチン(植物レシ 品に使用する場合にあっては、 322 チン、卵黄レシチ 乳製品、乳由来の幼児食品、油 ン、分別レシチン) 脂製品又はドレッシングに使用 するものに限ること。 カゼイン 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 レシチン(漂白処理 及び有機溶媒処理 をせずに得られた もの) Lecithins (obtained without bleaches and organic solvents.) 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 「食品添加物に関する一般規格」及び コーデックス委員会が採択したその他 の規格に基づき認められるすべての混 合製品 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 02.0 油脂及び脂肪乳剤 12.6.1 乳状化ソース(マヨネーズ、サラ ダドレッシング等) 13.1 乳児用調製乳及びフォローアップ 調整乳 13.2 乳幼児用補助食 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 タルク 558 ベントナイト 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 ベントナイト 559 カオリン 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 カオリン カオリン Kaolin Kaolin 553ⅲ タルク ケイソウ土 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 パーライト 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 Talc Bentonite 珪藻土 Diatomaceous earth パーライト Perlite プロポリスの抽出 551 二酸化ケイ素 二酸化珪素 ゲル又はコロイド溶液として、農 (非晶質) 産物の加工品に使用する場合に Silicon Dioxide (Amorphous) 12.2 ハーブ、香辛料、調味料及び薬味 使用不可 (即席めん類の調味料等) 二酸化珪素 ゲル又はコロイド溶液として Silicon dioxide 農産物の加工品に使用する場合 に限ること。 活性炭 901 ミツロウ 分離剤として農産物の加工品に 使用する場合に限ること。 ミツロウ 903 カルナウバロウ 分離剤として農産物の加工品に 使用する場合に限ること。 活性炭 木灰 天然物質又は化学的処理を行っ ていない天然物質に由来するも のから化学的な方法によらずに 製造されたものに限ること。ま た、沖縄そば、米の加工品、和生 菓子、ピータン若しくはこんにゃく に使用する場合又は山菜類のあ く抜きに使用する場合に限るこ と。 香料 化学的に合成されたものでない こと。 Activated carbon Beeswax カルナウバロウ 分離剤 Carnauba wax 3.2 香料 Flavourings 窒素 941 窒素 分離剤 Nitrogen 天然香料資材(substances)又は天然香料調製品と表示される資材(substances) 及び製品は、「天然香料の一般要求事項(CAC/GL29-1987)において定義されて いる。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 窒素 Nitrogen 948 酸素 二酸化炭素 290 二酸化炭素 Carbon dioxide 3.4微生物及び酵素 の調製品 酵素 Preparations of micro-organisms and enzymes 一般飲食物添加物 食肉の加工品に用いる動物の腸 次亜塩素酸ナトリウ の消毒用又は卵の洗浄用に限る ム こと。 次亜塩素酸水 農産物の加工品に使用する場合 (食塩水を電気分解して得られた 次亜塩素酸水を使用する場合に る動物の腸の消毒若しくは卵の 洗浄に使用する場合に限ること。 297 フマル酸 食肉の加工品に用いる動物の腸 の消毒用又は卵の洗浄用に限る こと。 二酸化炭素 Carbon dioxide 食品加工に通常使用される微生物及び酵素の調製品(遺伝子操作/組換え微 生物及び遺伝子操作/組換え生物に由来する酵素を除く) 微生物及び酵素の 食品加工に加工助剤として通常 調製品 使用される微生物及び酵素の調 製品(遺伝子操作/組換え生物 Preparations of 及び遺伝子操作/組換え生物に micro-organisms 由来する酵素を除く) and enzymes 365 食肉の加工品に用いる動物の腸 フマル酸一ナトリウ の消毒用又は卵の洗浄用に限る ム こと。 オゾン 農産物の加工品に使用する場合 又は食肉の加工品に用いる動物 の腸の消毒若しくは卵の洗浄に 使用する場合に限ること。 二酸化硫黄 220 Sulphur Dioxide 327 乳酸カルシウム 14.2.2 リンゴ酒及びペリー 14.2.3 ブドウ酒 14.2.4 ワイン(ブドウ以外のもの) 14.2.5 はちみつ酒 使用不可。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) Calcium Lactate クエン酸二水素ナト リウム 331i 使用不可。 Sodium Dihydrogen Citrate 332i 333 335ⅰ クエン酸二水素カリ ウム Potassium Dihydrogen Citrate クエン酸カルシウム Calcium Citrates 使用不可。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 酒石酸モノナトリウ ム 05.0 菓子類 07.2.1 ケーキ類 Monosodium Tartrate 酒石酸二カリウム 336ii Dipotassium Tartrate Potassium Alginate 使用不可。 05.0 菓子類 06.2 小麦粉及びでんぷん 07.2.1 ケーキ類 使用不可。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 「食品添加物に関する一般規格」及び コーデックス委員会が採択したその他 の規格に基づき認められるすべての混 合製品 アルギン酸カリウム 402 01.1.1.2 バターミルク(プレーン)(安定 剤に限る) 01.1.2 香料入り又は発酵させた乳飲料 (チョコレートミルク、ココア、エッグノッ グ、ヨーグルト飲料、乳清飲料等) 01.2.1.2 発酵乳(プレーン)、発酵後加 熱処理されたもの(安定剤に限る) 01.2.2 レンネットミルク(安定剤に限る) 01.3 コンデンスミルク及びそれに類する もの(プレーン)(安定剤に限る) 01.4 クリーム(プレーン)及びそれに類 するもの(安定剤に限る) 01.5.1 粉乳及び粉末クリーム(プレー ン)(安定剤に限る) 01.6.1フレッシュチーズ(安定剤に限る) 01.6.4プロセスチーズ(乳化剤に限る) 01.8.2乾燥ホエー及びホエー製品(ホ エーチーズを除く) 08.3食肉、家きん及び猟鳥獣のひき肉 加工品への使用は、ソーセージに使用 する場合に限る。 以下にあっては、卵白の殺菌に使用す る場合に限る。 10.2卵製品 406 寒天 Agar グリセリン 422 Glycerol 500 ⅲ 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 農産物から得られたものであって、植物 の抽出物にキャリアとして使用されるも の 04.1.1.1 未処理の果実 04.1.1.2 表面処理済みの果実 04.1.2 果実の加工品 04.2.1.2 表面処理済の生野菜(キノコ・ 菌類、根・塊茎、豆類・マメ科の植物及 びアロエ等)、海藻並びに木の実及び 種子 04.2.2.2 乾燥野菜(キノコ・菌類、根・塊 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、 海藻並びに木の実及び種子 04.2.2.3 野菜(キノコ・菌類、根・塊茎、 豆類・マメ科の植物及びアロエ等)並び に酢、油、塩水又は醤油に漬けた海藻 04.2.2.4 缶詰又は瓶詰(殺菌済み)又は レトルトの野菜(キノコ・菌類、根・塊茎、 使用不可。 豆類・マメ科の植物及びアロエ等)及び 海藻 04.2.2.5 野菜(キノコ・菌類、根・塊茎、 豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、海 藻、木の実及び種子のピューレ並びに スプレッド(ピーナツバター等) 04.2.2.6 野菜(キノコ・菌類、根・塊茎、 豆類・マメ科の植物及びアロエ等)、海 藻、木の実及び種子の果肉並びに調製 品(野菜のデザート及びソース、砂糖漬 け野菜等)(食品分類04.2.2.5 を除く) 04.2.2.7 発酵野菜(キノコ・菌類、根・塊 茎、豆類・マメ科の植物及びアロエ等) 及び海藻製品(食品分類12.10 の発酵 大豆製品を除く) 12.2 ハーブ、香辛料、調味料及び薬味 (即席めん類の調味料等) セスキ炭酸ナトリウ ム 05.0 菓子類 carbonateSodium 07.0 パン類 Sesquicarbonate 01.0 乳製品及びそれに類するもの(食 品分類02.0 の製品を除く) 炭酸水素マグネシ ウム 504ⅱ Carbonate Magnesium Hydrogen 使用可。ただしGSFA の例外は適用。 使用不可。 卵白アルブミン Egg white albumin 植物油 Vegetable oils 潤滑油又は分離剤 樹皮成分の調製品 Preparations of bark components 3.3 水及び塩 water and salts 飲料水。 塩(食品加工に一般的に使用される基 本構成要素としての塩化ナトリウム又 は塩化カリウムを含む)。 水 水 water water 3.5ミネラル(微量要 素を含む)、ビタミ ン、必須脂肪酸、必 須アミノ酸及びその 他の窒素化合物 Minerals(including trace elements), vitamins, essential fatty and amino acids, and other nitrogen compounds 食品への添加が法律上義務づけられる 場合に限り認められる。 アイシングラス Isinglass ヘーゼルナッツの 殻 Hazelnut shells 有機加工食品の日本農林規格別表2「薬剤」と有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガイドライン(CO DEXガイドライン)附属書2の表2「植物の病害虫管理のための資材(substances)」の比較表 JAS規格 別表2 資材名 基準 共力剤としてピペロニルブトキサイ ドを含まないものに限ること。また、 農産物に対して病害虫を防除する 目的で使用する場合を除く。 1 除虫菊抽出物 該当するCODEXガイドライン附属書2 表2 資材名 基準 認証機関又は当局による承認が必 除虫菊から抽出したピレト リンを基礎とする調整品 要。2005 年以降、共力剤としてピペ ロニルブトキサイドを含まないもの (場合により共力剤を含 に限ること。 む) Preparations on basis of pyrethrins extracted from Chrysanthemum cinerariaefolium, containing possibly a synergist 珪藻土 2 ケイソウ土 3 ケイ酸ナトリウム 認証機関又は当局による承認が必 要。 Diatomaceous earth 農産物に対して病害虫を防除する 目的で使用する場合を除く。 珪酸ナトリウム Sodium silicate 重炭酸ナトリウム 4 重曹 Sodium bicarbonate 認証機関又は当局による承認が必 二酸化炭素及び窒素ガス 要。 5 二酸化炭素 6 カリウム石鹸(軟石鹸) 7 エタノール Carbon dioxide and nitrogen gas 農産物に対して病害虫を防除する 目的で使用する場合を除く。 農産物に対して病害虫を防除する 目的で使用する場合を除く。 カリウム石鹸(軟石鹸) Potassium Soap (soft soap) エタノール Ethyl alcohol 8 ホウ酸 容器に入れて使用する場合に限る こと。また、農産物に対して病害虫 を防除する目的で使用する場合を 除く。 9 フェロモン 昆虫のフェロモン作用を有する物質 フェロモン調製品 を有効成分とする薬剤に限ること。 また、農産物に対して病害虫を防除 Pheromone Preparations する目的で使用する場合を除く。 10 カプサイシン 忌避剤として使用する場合に限るこ と。また、農産物に対して病害虫を 防除する目的で使用する場合を除 く。 認証機関又は当局による承認が必 要。
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