シリコン原料について

シリコン原料について
弊社のシリコンスチーマーは、従来の電子レンジで 1 分間程度「チン」と加熱する
調理方法から、200 度以上で 10 分間以上加熱する調理方法に変わりましたので、
消費者に安全安心でご使用いただくために、原材料に特別な注意を払い、LFGB
基準の純粋で高価なシリコン原料を使っています。
現在、日本ではシリコン製家庭調理器について、特別な基準はなく食品衛生試験
では重金属の溶出についてのみが行われています。
一方、シリコンブームが先行したアメリカ向けでは FDA, EU 向けでは LFGB と
大きく分けて 2 つの品質基準があります。
専門的で恐縮ですが、この FDA と LFGB との大きな違いは、強化剤のケイ土で
す。
1.
FDA ケイ土は一般的に、二酸化ケイ素によって作られ、物質的な直径は大
きく、比表面積は小さい。
2.
LFGB は一般的にナノ二酸化ケイ素によってつくられ、物質的な直径は極
めて小さく、比表面積は大きい。
性能の違いは、
1.
外見的には、FDA シリコン素材は白っぽく、LFGB シリコン素材は透明で
す。通常、製品をつぶした時に、FDA シリコン素材は白っぽいモノが表れ
るが、LFGB は表れません。
2.
機械的な違いとしては
material
張力率
(Mpa) ≥
伸長率
(%) ≥
引裂率
(KN/M) ≥
支柱
FDA
7.0
250.0
16.0
60±2
LFGB
8.0
400.0
26.0
60±2
上記より、LFGB シリコン素材は張力率、伸長率、引裂率に優れており、LFGB シ
リコン素材によってつくられた製品が、より壊れにくい効果があることを意味
し、安心安全と言えます。
つまり、簡単にいえば、LFGB は FDA より断然高品質で、原料費は 30%以上も高
いです。現在、市場では、EU ブランドは当然 EU 向け LFGB 基準を満たしていま
すが、中国製の多くは安い FDA 基準を使っています。
この差を見分ける簡単な方法は下記の写真の通りです。
他社製(白い線が出ます)
LFGB スタンダード
FDA スタンダード
以上の通り、弊社では、高品質な原料を使い、安心安全な製品をお届しています。
今後とも、
あげます。
製品にご支援を賜りますよう、お願い申し