平成27年度 第5期事業年度 事 業 報 告 平成27年4月1日から 平成28年3月31日まで 公益財団法人 日本ユニフォームセンター <目 次> はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 <事業概要> (1) ユニフォームに関する思想の普及、啓発事業・・・・・・・・・・・・ 2 Ⅰ.情報誌の発行とホームページの運営 1.情報誌の発行 2.ホームページの運営(インターネットを通じた情報公開) Ⅱ.シンポジウム、セミナー、展示会、ショーの開催 1.NUC定期セミナー開催(全5回) 2.「森英恵 仕事とスタイル」企画展に協力 3.第1回猛暑対策展に出展 4.中日韓ファッション協力対話に参加 5.反射材フェア2015に協力 6.「人事・研修・福利厚生フェア(金融EXPO)」に出展・セミナー開催 7.「第30 回A+A 2015(国際労働安全機材・技術展)」に出展 8.「NUC提案 2020年東京オリンピック・パラリンピックユニフォーム のプロトタイプ内覧会」開催 Ⅲ.人材・専門家の育成 1.ユニフォーム資格認定制度 Ⅳ.国内外諸団体との連携 1.国内諸団体 2.海外諸団体 (2) ユニフォームに関する調査、資料収集、研究開発事業・・・・・・・・・12 Ⅰ.調査、資料収集 1.調査 2.資料収集 Ⅱ.研究開発 1.パターンの研究開発 2.仕様書の研究開発 3.ESH、環境・安全・健康に関する研究 Ⅲ.基礎研究助成 1.基礎研究助成の目的 2.平成27年度の公募テーマ及び選考について (3) ユニフォームに関する診断、相談、助言事業・・・・・・・・・・・17 Ⅰ.診断・相談・助言 Ⅱ.監修・指導 (4)ユニフォームに関する知的財産権の提供事業・・・・・・・・・・・17 (5)ユニフォームに関する物品の斡旋事業・・・・・・・・・・・・・・17 (6)ユニフォームに関する特定団体・企業などへのデザインの提供・・・18 < 管理部門 > 会 議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 Ⅰ.理事会 Ⅱ.評議員会 Ⅲ.評議員選定委員会 会 役 員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 員 等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 Ⅰ.構成 1.理 事(役員) 2.監 事(役員) 3.名 誉 顧 問 4.顧 問 5.評 議 員(役員) 6.専 門 委 員 事業報告の附属明細書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 はじめに 当法人は昭和37年発足以来、ユニフォームの改善改良とその思想の普及、啓発活動を行い、ユ ニフォーム文化の振興、勤労者の福祉の向上、並びに学生及びスポーツをする者の心身の健全な発 達に寄与することを目的とし、衣服文化に貢献してまいりました。 公益財団法人へ移行して5年目にあたる本年度は、公益財団としての基礎固めと将来に向けての 発展を目指して各事業に取り組みました。 公益事業(1)~(3) (1) ユニフォームに関する思想の普及、啓発事業として、社会に役立つユニフォーム関連情報 の受発信と情報公開を、情報誌やインターネットなどを活用して行いました。 (2) ユニフォームに関する調査、資料収集、研究開発事業としては、ユニフォームに関わる 意識調査や、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて日本の技術力を結集 したプロトタイプユニフォーム、夜間の視認性に優れた反射材ウエア、防犯・防災に繋が るセキュリティウエア、宇宙技術を応用した熱中症対策ウエアの研究開発等、ユニフォー ム分野での社会貢献をめざし活動いたしました。 (3)ユニフォームに関する診断、相談、助言事業としては、当法人が培ったノウハウを社会に還 元する為、積極的にユニフォームに関わる様々な問題にお応えする診断、相談、助言をホー ムページ・フリーダイヤル・面談などで実施いたしました。その他下記の通り公益事業を活 性化するための収益事業(4)~(6)を事業概要に則り活動を行いました。 <事業概要> 当法人では、定款第3条に定める目的を厳守した活動をしております。そのため、定款第4条の 通り、以下の事業を柱として活動しております。 (1) ユニフォームに関する思想の普及、啓発事業 (2) ユニフォームに関する調査、資料収集、研究開発事業 (3) ユニフォームに関する診断、相談、助言事業 (4) ユニフォームに関する知的財産権の提供事業 (5) ユニフォームに関する物品の斡旋事業 (6) ユニフォームに関する特定団体・企業などへのデザインの提供 (7) その他この法人の目的を達成するために必要な事業 以上の事業は夫々有機的に関連し、また補完する関係です。それぞれの事業を推進することで相 - 1 - 互作用が発生し、有意義な公益活動に結びついています。 以下本年度における事業活動について具体的に報告します。 ― 平成27年度事業報告 ― (1) ユニフォームに関する思想の普及、啓発事業 Ⅰ.情報誌の発行とホームページの運営 1.情報誌の発行 日本で最初のユニフォーム情報誌『ザ・ユニフォーム』を継続発行。新しいユニフォームの紹介 や各種研究成果報告、発表会・展示会、ユニ フォームに関わる最新技術・統計・データな どを取材し掲載しました。 発行部数は約2000部で、ユニフォーム を着る側・購入する側・作る側及び大学、関 係団体、個人、全国の公立図書館などに頒布 し、誌面を通してユニフォームの効果効用の 普及活動を行いました。今期は553号~第558号を発行しました。 連載内容 ① 「デザイナー・理事・専門委員インタビュー」・・・553,554,555,556号掲 載 ② 「展示会情報等」・・・553,554,555,556,557,558号掲載 ③ 「制服をめぐる文化史」・・・553,554,556,558号掲載 ④ 「事象片々/トピックス」・・・553,554,555,556,557,558号掲載 ⑤ 「安全基準の現場」・・・553,554,556号掲載 ⑥ 「NUC定期セミナー」・・・553,554,557,558号掲載 ⑦ 「ユニフォーム市場動向」・・・556号掲載 ⑧ 「エコテックス新連載」・・・558号掲載 公益事業活動報告(新しいユニフォーム)ご紹介 ① 紀陽銀行・・・553号掲載 ② グローブシップ・・・554号掲載 ③ ミラノ万博日本館アテンダント・・・555号掲載 ④ 髙島屋・・・556号掲載 - 2 - ⑤ JR東日本ステーションサービス・・・557号掲載 ⑥ 仙台市交通局・・・558号掲載 2.ホームページの運営(インターネットを通じた情報公開) 財団の各種情報の公開と最新活動内容の紹介として、ユニフォームに関する調査結果、研究開発 成果、各種情報・資料等の情報を積極的に発信しました。また、ウェブサイトを経由してのユニフ ォームに関する諸問題への無料相談を受付け、各相談に対応し、ユニフォームの質的向上、改善に 努めました。さらに、ユニフォーム最先端素材資料をまとめ、日本のメーカーが持つ最先端の技術 を駆使した素材情報を提供いたしました。 Ⅱ.シンポジウム、セミナー、展示会、ショーの開催 ユニフォームに関連する最新情報と、ユニフォームの役割や必要性、さらにその「効果効用」を 普及啓発するために、ユニフォームを取り巻 く現状調査報告や意見交換の場として、定期 的にセミナーの開催やユニフォームに関連す る各種展示会に出展しユニフォームの普及活 動につとめました。また、2020年東京オ リンピック・パラリンピックに向けたプロト タイプユニフォームの研究開発成果の説明会 を開催いたしました。 1.NUC定期セミナーの開催 昨年度に引き続き、ユニフォームの専門家、及び一般ユーザーを対象に、「NUC定期セミ ナー」を開催しました。セミナーはユニフォームの専門知識、さらには社会の幅広い分野から 知識を提供することで、受講者が日本や世界におけるユニフォームの位置づけを捉えられるよ う見識を深めることを目的としています。 - 3 - <セミナー概要> 回 期 日 テーマ・講師 パラリンピックを見据えて、 車椅子で生活する方々の衣料品開発について 5月20日 講師:レーシングドライバー・ユニバーサルデザイナー (水) アトリエロングハウス piroracing代表 長屋 宏和 氏 1 概要:2020年東京オリンピック・パラリンピック、そして、2025年には超高齢化社会 となり、今後、高齢者障害者は更に増えていきます。車椅子に座った姿勢に合わせた洋服の開 発、高齢者障害者の悩みを解決する方法を解説します。 7月22日 地球環境問題の最近の動向と21世紀の企業のあり方 講師:東レ株式会社 地球環境事業戦略推進室 (水) 2 岡 研一郎 氏 概要: 20世紀は人類の繁栄と経済成長をもたらしたが、その代償として地球環境に大きな負 荷を与え続け、現在はその地球環境上の危機が顕在化し始めた。本セミナーは地球環境問題を 俯瞰しつつ、その最新の実体と今後の予測及び問題と課題を紹介する。そして、21世紀の社 会や企業のあるべき姿を地球環境改善と持続可能な成長の両立に関して実践的な考え方を提案 します。 10月21日 繊維業界における公正な取引・取引ガイドラインについて 講師:繊維産業流通構造改革推進協議会 (水) 3 専務理事 阿部 旭 氏 概要: 繊維産業の歴史は、国家事業としての役割を担いながら、明治維新以降沖縄返還まで隆 盛の時代を築いてきました。時代の変容と共にビジネスモデルも変わり、産業構造も変革して きました。また、取引慣行も制度疲労が起き、新しい取引制度が求められました。つまり、「取 引ガイドライン」は時代の要請で生まれた繊維産業のルールブックです。日々の取引で起きて いる課題についての解決策を「取引ガイドライン」に基づいてお話します。 平成28年 1月14日 4 (木) 世界の法規制にも通ずる安全証明「エコテックス認証」 講師:一般財団法人ニッセンケン品質評価センター エコテックス事業所 所長 瀧波 浩治 氏 概要: 世界トップレベルの厳しい規制値をもって、繊維製品の安全性を検査、認証する「エコ テックス規格100」。日本のアゾ規制をはじめ各国の法規制の概要説明と、その規制をカバ ーし全世界でのべ15万件を誇る「エコテックス認証」のご紹介をします。 - 4 - 平成28年 JIS T 8127 高視認性安全服 -特徴的な試験について- 3月10日 5 講師:一般財団法人ニッセンケン品質評価センター (木) 防災・安全評価グループ長 竹中 直 氏 概要: 作業従事者の事故減少を目的として作成された国際基準 ISO 20471 高視認性衣服 の流れを受け、平成27年10月26日に発行された JIS T 8127 高視認性安全服の規格に ついての解説とその特徴的な試験について説明する。 2.「森英恵 仕事とスタイル」企画展に協力 企画展「HANAE MORI HAUTE COUTURE 森英恵 仕事とスタイ ル」が2015 年4 月18 日(土)〜2015 年6 月8 日 (月)、島根県立石見美術館にて開催されました。本展では華や かなオートクチュール作品を中心に、 作品100 点以上でその仕 事とスタイルを紹介。舞台衣裳や映画衣裳、制服、著作物など、 展覧会初出品となる作品も多数展示。展示会の開催にあわせ、図録が発刊されました。NUC が制 服のサンプル展示に協力いたしました。 3.第1回猛暑対策展に出展 2015年7月22日からの3日間、東京ビッグサイトに て開催された第一回猛暑対策展にNUC会員企業から2社が 出展しました。帝国繊維(株)はJAXA、NUCと共同開発 した宇宙服のノウハウを転用した熱中症対策製品「冷却下着 ベスト型」を展示。多くの来場者の方々から高い注目を集め ました。 4.中日韓ファッション協力対話に参加 「中日韓ファッション協力対話」が9 月15 日、中国・青島の、即墨市で開かれました。主催 は、中国服装協会と山東省青島即墨市人民政府。中国・日本・韓国のアパレル産業発展に向けて、 相互協力の方法などを意見交換しました。 当法人と中国服装協会との十数年に及ぶ活動実績を通し、 交流の在り方を説明しました。参加者は約200 人。 中国服装協会・国強副会長が「中日韓ファ ッション協力の展望」、韓国工芸品服装協会・李徳鎬会長が「中国における韓国ファッションブラ ンドの展開」と題する講演を行いました。また、クロスプラス(株)中原大輔氏による「ATSU RO TAYAMA」ブランドの紹介がありました。 - 5 - 5.反射材フェア2015 に協力 着けよう反射材!防ごう、夜間の交通事故——。 (一 財) 全日本交通安全協会・反射材活用推進委員会は、 「反射材フェア2015」 を10 月17、18日 の 両日、東京・池袋のサンシャインシティアルパ地下 1階噴水広場で開催しました。今回も当財団は、キ ラッと光る反射ファッションショーなどのイベントに協力しました。 6.「人事・研修・福利厚生フェア(金融EXPO)」に出展・セミナー開催 10月15~16日、都内で開かれた「人事・研修・福利厚生フェア(金融EXPO)」で、金 融機関に求められる制服・ユニフォームの提案を行いました。具体的には「“ブランドを高める武 器” として愛されるユニフォームとは?」 と題する人事セミナーを紀陽銀行の事例で行うとともに、 当財団コンサルティングを行った金融機関のユニフォームから主なコレクションも展示。金融機関 で制服の更新・復活が相次いでいる中で、多くの関心を集めました。 金融EXPOは、「ヒトと金融の未来をつなぐ」をテーマに、日本金融通信社(ニッキン)の主 催で2日間、開かれたものです。経済界では国際競 争がし烈になる中で、人材の育成・活用が一段と重 要な経営課題になっています。金融機関も競争に勝 ち抜くため、「人材力」の強化が喫緊の課題です。 また、人材を巡って女性管理職の登用、外国人の採 用、シニア層の活用など多様化も目立ちます。制服 に関するセミナーと展示は、こうした諸課題に対処 する特別企画として行われました。 ユニフォームの展示は、全国10の金融機関の協 力を得て、現在着用中の制服を一堂に並べました。 また、次世代ユニフォーム向けの新素材やリサイク ルの仕組みとエコ対応、受発注・保管・メンテナン ス・レンタルなどの相談にも対応しました。 - 6 - 7.「第30 回A+A 2015(国際労働安全機材・技術展)」に出展(詳細は海外視察参照) 島精機製作所のブースで、JAXA・帝国繊維とコラボによる冷却下着等を展示しました。 8.「NUC提案 2020年東京オリンピック・パラリンピックユニフォームのプロトタイプ内 覧会」開催 「NUC提案 2020 年東京オリンピック・パラリンピックユニフォームのプロトタイプ内覧 会」及びユニフォーム開発に関するコンセプト説明会を平成28年2 月2日~8日、8回に分け開 催しました。大会への具体的な対応が手探りの段階にある中で、NUC のキーワード「ESH(環 境・安全・健康)」に沿い、先端を走る素材・技術による開発のコンセプトを開示。会員の理解と 協力を求めたものです。これには述べ約130 人の参加がありました。 また、2020年東京オリンピック・パラリンビックに向けて日本の最先端技術勉強会を開催し、 関係機関にユニフォーム開発に関するコンセプトなどを説明しました。 - 7 - 「2020年東京オリンピック・パラリンビックに向けて日本の最先端技術勉強会」 開催日 平成26年 協力企業 内 容 帝人フロンティア(株) 東京五輪についての意見交換・帝人の機能性素材 日本毛織(株) 「WOOL の可能性と「ジャパン・クオリティ」で環境・ 10月22日 10月27日 安全・健康(快適)を実現する。」をコンセプトに オリンピック・パラリンピック向け 10月28日 三甲テキスタイル(株) 羊/羊毛加工の歴史及び羊毛業界事情 12月12日 セーレン(株) 日本のプリント最新技術・展示会視察 12月16日 岐セン(株) 合繊の染色加工技術の最新情報 12月17日 サカイオーベックス(株) 繊維加工技術の最新情報 テックワン(株) ナイロンの染色、プリント、撥水加工、フィルムラ 平成27年 1月21日 ミネートなどの最新情報 2月3日 東海染工(株) 繊維製品の染色加工技術 2月10日 小松精練(株) 染色・加工技術最新技術 ユニチカトレーディング(株) Promote materials、バイオマス素材、エコ・環境素 3月4日 材の最新情報 3月10日 丸紅(株)丸紅メイト(株) RFID の基本と活用、NFC(13.56MHz)をインター (株)マーケテック フェースにした制服管理・認証システムの最新情報 3月10日 東洋紡STC(株) 東洋紡の機能素材開発最新情報 3月24日 東レ(株) 石油原料を使わないサステイナブル素材 植物由来 (バイオ)ポリエステル繊維 3月27日 倉敷紡績(株) 綿紡績の機能素材 3月30日 (株)クラレ・クラレファスニン 難燃ビニロン、ソフィスタ、マジックテープの最新 グ 情報 石津 祥介氏・吉田 ヒロミ氏 デザイナー理事と意見交換 3月31日 甲賀 真理子氏 12月8日 (一財)日本流行色協会 流行色について - 8 - 「NUC提案東京オリンピック・パラリンピック向けユニフォーム開発に関するコンセプト」の説明 日付 平成27年11月5日 12月2日 説 明 先 東京オリンピック・パラリンピック大臣 遠藤 利明氏 (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会大会準 備運営局長 杉浦 久弘氏 平成28年1月20日 公益財団法人 日本オリンピック委員会 3月2日 公益財団法人 日本陸上競技連盟 会長 横川 浩氏 3月 経済産業省に資料提出 4月21日 (株)アシックス Ⅲ.人材・専門家の育成 1.ユニフォーム資格認定制度とは ユニフォームは着用者の年齢、体位体型、場合によっては性別、全国規模の制服にあっては地域 の気温などに関係なく、同一のデザインを着用します。更には同じものを、ある決められた期間、 例えば2~3年継続して着用し、且つ、限られた予算の中で購入します。 また、作業環境による生地選びも大切です。(汚れにくい、燃えにくい、匂いがつかない等)こ のように企業では様々な着用条件下に適したユニフォームを選び、購入するにあたって「安心して 相談できるユニフォームの専門知識を持った人」を求めています。 そこで当法人では平成10年度より、標記の認定制度を設けスタートしました。ユニフォーム担 当者の専門知識レベルを一定の基準で段階的な級別の認定をすることで、より着せる側の信頼を得 ることができます。 <目 的> ① ユニフォームの専門者がそれぞれの段階でもっている知識・技能の程度を一定の基準で認定す ることで、ユニフォームの販売担当者の知識がいっそう磨かれること。 ② ユニフォームの専門者が、一定の基準で専門的な知識と技術的なアドバイスができることで、 着せる人(ユニフォームを購入する企業)が安心して自社のユニフォームを選定することがで きること。 ③ ユニフォームの専門者を目指す初級者を指導できる中上級者を育成し、業界全体のレベルアッ プにつなげること。 この認定制度は認定されるレベルごとにスペシャリストレベル(初級)、プロデューサー・ディ レクターレベル(中級)、エグゼクティブレベル(上級)に区分し、それぞれ学科講習及び試験に よって合格者に資格認定を与える。以上により、ユニフォームの質的向上を図り、より良いユニフ - 9 - ォームの普及活動につながることを目的とした民間資格制度です。 ■本年は、ユニフォームを取り巻く技術革新・規則の変化等に合わせ、講習内容を抜本的に見直し ました。 ■本年度の資格認定制度は以下の日程で開催しました。 ・ 「<初級>スペシャリストレベル」 ユニフォームに関する相談に対応できる基礎的 専門知識と技術を有する者が取得できるレベル 受講資格: A)ユニフォームに関わる実務1年以上の者。 B)企業のユニフォーム購入担当者で実務経験1 年以上の者。 第1次 講習会:7月16日 7月23日 第1次 試験 :9月3日、9月4日 第2次 講習会:11月19日 第2次 試験 :12月16日 ■本年度は59名が<初級>資格認定を取得しました。 ・ 「<中級>プロデューサー・ディレクターレベル」 ユニフォームの調査から納品までの知識に精通し企業においてはユニフォームエキスパー トと認められる者が取得できるレベル 受講資格 A)初級の資格認定を取得した後2年間の実務経験を積んだ者。 B)過去7年以上ユニフォームに関連した業務に携わった経験者は初級取得の翌 年度以降の受講資格を得ることができる。 講習会:10月1日 試験:11月11日 ■本年度は14名が<中級>資格認定を取得しました。 ・ 「ユニフォーム専門資格認定制度」認定証明書更新 資格をより有意義に活用していただくため、更新制度を設けることとなりました。今年度 では、上級3名、中級21名、初級47名の方が更新されました - 10 - Ⅳ.国内外諸団体との連携 1.国内諸団体 展示会、セミナー、研究開発、資料収集等で、経済産業省、環境省、労働科学研究所、オリンピ ック組織委員会、JAXA、日本流行色協会、その他国内諸団体との連携でユニフォームの普及活 動に努めました。 ① 中学校美術教科書に協力 義足のアスリート向けに開発した、スポーツ用義足「ラビット Ver.4.0」が、中学校2・3年生で使用される光村図書発行の「中 学校美術教科書」に、―夢を形にするデザイン― として掲載さ れました。「デザインを工夫することで、人々の夢をかなえ問題 を解決することができる」こと、「個人や社会のため、どんなも のや仕組みが必要なのか、それを具体化する発想と問題解決の過 程こそがデザインである」 など、 美術の教科書としての観点から、 スポーツ用義足が紹介されています。 2、海外諸団体 ① 欧州ユニフォーム視察 「欧州ユニフォーム視察」を5月29日から6月4日まで6泊7日の日程で行いました。5月初 めにイタリア・ミラノで開幕した「2015ミラノ国際博覧会(ミラノ博)」を視察するとともに、 ローザンヌにあるオリンピック博物館を視察。次いでイギリスのロンドンではニューハム区・グリ ニッジ区等オリンピックの運営を行った自治体にどのようにオリンピック・パラリンピックを成功 させたかの、ユニフォームに視点を置いてレクチャーを受けました。その後オリンピック・パラリ ンピックの各競技場を視察。また、ロンドン博物館では、実際に着用されたユニフォームについて 幅広く調査しました。 - 11 - ②「第30 回A+A 2015(国際労働安全機材・技術展)」を視察 NUCは、10月27日~30日にドイツ デュッセルドルフで開催された「第30 回A+A 2015(国際労働安全機材・技術展)」を視察、新たな動向を探索しました。今回は、前評判通 り高視認性安全服に大きな関心が集まりました。また、日本から多くの素材メーカー、ユニフォー ム企業が出展したのも特徴です。NUCは島精機製作所のブースで、JAXA・帝国繊維とコラボ による冷却下着、スリーライク・クラボウのブースでNUC高機能性安全ベストを展示しました。 今回の主な調査視察目的は、▽高視認性安全服のトレンドと将来性調査 ▽海外の安全基準にす る調査 ▽日本ユニフォーム関係者との交流——に加えて、冷却下着のデモストレーションと展示と 機能用途の説明を行いました。 (2) ユニフォームに関する調査、資料収集、研究開発事業 Ⅰ.調査、資料収集 1.調査――「「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う ユニフォームに関する アンケート調査」報告書発刊 「2020東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うユニフォームに関するアンケート調査」 の結果を報告書にまとめ、刊行することになりました。 この調査は東京五輪を4年後に控える中で、企業及び団体を対象にユニフォーム更新の準備状況 と役割についての意識を明らかにし、ユニフォームの開発で参考に資するため実施したものです。 - 12 - NUCはこれまでもユニフォームに関する調査を継続的に行っていますが、オリンピック.パラリ ンピックに関連したアンケートは今回が初めてです。対象としたユニフォームは、生産、製造、各 種工事用のワーキングウエア、一般事務、接客業務用などのオフィスウエア、ホテル、レストラン 向けのサービスウエアです。 設問内容のうち前半は、 ユニフォームの利用状況から始まって、東京五輪に関する関心度と期待、 五輪ユニフォームに取り込んで欲しい要素、期待するデザインイメージ、開催に伴う企業業績への 影響などです。後半は2013年に東京五輪の開催が決まった後の対応を聞いています。開催決定 を契機にユニフォームの新規導入や既存ユニフォーの見直し状況とその必要性、それぞれの企業が ユニフォームで重視する総合要素、デザイン要素とそのイメージを挙げてもらいました。最後は五 輪開催にあたってのユニフォームの効用を尋ねています。 調査は全国の上場及び非上場企業のユニフォーム担当者ないし総務人事部の方々を対象にしまし た。また、企業は従業員500人未満と以上に分けて行ない、規模別の反応も探りました。アンケ ートは平成27年7月から9月にかけ郵送方式で実施しました。回収率は全体で8. 6%でしたが、 業種別には農林、漁業、医療、サービス業が平均を上回り約15%ありました。地域別では関東地 方の46.5%が最も高く、次いで近畿地方18.4%、中部地方16.2%の順でした。 調査結果の概要は、ユニフォームの利用企業は建築業、運輸業、製造業を中心に全体として80% に達していました。業種別にはオフィスウエア、ワーキングウエア、サービスウエアの順になって います。東京五輪に対する関心度合いは全体で95.5%と極めて高いものがあります。業種別に は運輸業で最も高く、これに情報.通信業、建築業が並びました。また、期待している業種では金 融.不動産業の93.7%がトップです。五輪が企業業績に与える影響では、「プラス」「変わり ない」「分からない」が、ほぼ三等分されました。調査段階と開催時期ではまだかなりの時差があ るため、見通しや判断に戸惑っている様子が伺えます。 オリンピックで日本選手団のユニフォームで取り込んで欲しい要素は、「日本の伝統を生かした 民族的要素」「動き易さ」「先端を行くデザイン」のほか「国旗色を使ったオリジナル要素」が多 くを占めました。期待するデザインも選手団のほかボランティア、案内サービスノユニフォームも 含めて「日本らしさ」が大多数でした。 - 13 - <調査概要> 調査目的 当法人では継続的にユニフォームに関する各種調査を行っていま す。今年度は2020年東京オリンピック・パラリンピック(以下 東京五輪という)開催に伴う、企業・団体におけるユニフォームの 改正準備状況と東京五輪に向けてのユニフォームの役割に関する意 識などを明らかにし、これからのユニフォーム開発の参考に資する ことを目的に実施しました。 <調査対象> 調査対象は上場と非上場企業のユニフォーム担当者又は総務人事部の方々です。 <調査方法> 調査票を郵送し、調査票に記入して返送する調査票記入式(自記式質問紙調査法)で行いました。 調査対象企業は下記により抽出しました。 ① 「日経会社情報」より、業種別ランダムに抽出 ② 当法人保有の企業名簿 <調査時期> 2015年7月1日(調査票発送開始日)から9月30日(最終回収日)までです。 <調査票の回収状況> 全体の回収率は8.6%でした。 2.資料収集 我が国におけるユニフォームに関する専門機関は当法人だけであり、歴史的・文化的な価値のあ るユニフォーム資料の保存から、ユニフォームに関連する各種最新技術・先端素材の資料収集まで 幅広い活動を行ないました。収集した資料は、ホームページや、各種展示会、博物館、資料館など での展示を通じ、広く一般に公開しました。また、事務局内では4階資料室を整備しました。 Ⅱ.研究開発 1.パターンの研究開発 より安全で機能的なユニフォームを作ることを目的に、幅広い業種・職種に適合したユニフォー ムの研究開発を行いました。体位・体型の研究や、労働科学・人間工学的側面から体の仕組みと運 動に適合したパターンについて研究し、ユニフォーム開発に取り組みました。 - 14 - 具体的には、警察庁(難燃性出動服等)、鉄道(制服から雨衣、防寒衣)、女性作業服、介護職ユ ニフォーム、高速道路や夜間の高視認反射材ウエア、冷却下着など、幅広い分野で安全安心で社会 の役立つユニフォームを研究開発しました。 2.仕様書の研究開発 ユニフォームを着る人々は、その職場環境・作業動作に適合したユニフォームの着心地・安全性・ 機能性・強度などを求めていることに鑑み、当法人の調査・研究・資料の収集等の成果と専門性を 生かしたユニフォームの仕様書を作成致しました。 環境面からグリーン購入法に適用した仕様書や、 制電作業服、難燃作業服、防水雨衣、防寒作業服、反射材作業服など時代に則した仕様書の研究開 発を行いました。 3.ESH (Environment, Safety , Health) 環境・安全・健康に関する研究開発 社会の新たな要請である、環境・安全・健康をテーマとし働く人の福祉向上も目標に、ESHに 関する課題を解決するための研究開発に取り組みました。 主な実績としては東京電力(株)福島原発の廃炉作業員のための熱中症対策衣料(原子力用水冷 式冷却下着ベスト)、(株)デンソーによる未来の自動車向け冷房研究用途のための全身用水冷式 冷却下着、車椅子利用者向けレインウエア等。 Ⅲ.基礎研究助成 1.基礎研究助成の目的 ユニフォームに関わる諸研究の助成を行うことにより、働きやすく・快適なユニフォーム作りの 推進と研究活動の活性化を図り国民の厚生福祉に寄与することを目的としています。 2.平成27年度の公募テーマ及び選考について 指定募集テーマ A)地球温暖化防止につながるユニフォームに関わる研究 A-1 クールビズの効果全般に関わる研究 A-2 制服を着用する人(警察官、消防官、自衛隊員、鉄道事業従事者など)の暑熱対 策・清涼化対策に関わる研究 A-3 その他、地球温暖化防止全般に関するユニフォーム関連の研究 B)防災・セキュリティに関連するユニフォームの研究 - 15 - B-1 素材、機能性、デザイン面から見た災害時に役立つユニフォームの研究 B-2 IT技術によるユニフォーム管理・セキュリティ強化に関する研究 B-3 防災におけるユニフォームの役割に関する研究 B-4 その他、防災・セキュリティ全般に関するユニフォーム関連の研究 C)オリンピック・パラリンピックに関連するユニフォームの研究 C-1 2020年の東京オリンピック、パラリンピック成功のためのユニフォームの役 割の研究 (参考例:素材、デザイン面、機能性、識別性、管理方法、セキュリティ面など、 それぞれの視点から見た日本代表選手団及びオリンピック関連機関(ボランティ アや協会)で着用されるべきユニフォームの研究など) C-2 オリンピック・パラリンピック運営におけるユニフォームの役割に関する研究 C-3 その他、オリンピック・パラリンピック全般に関するユニフォーム関連の研究 D)諸外国におけるユニフォームの調査 D-1 各国におけるユニフォームの流通経路、調達方法、市場規模と、着用させる人、 着用者の意識調査 D-2 各国における、ユニフォーム最新技術(耐熱、保温、防水、反射材の装備状況、 放射線・化学物質防護対策等)の実情調査 D-3 その他、諸外国におけるユニフォーム情報全般に関する調査 E) 職場における女性活躍促進などに関するユニフォームの調査研究 募集期間:7月1日から10月末日まで 応募件数:1件 本年度より、8人の有識者審査員による採点制で採択を決定いたしました。採点の結果合格 基準を超え。平成27年度助成対象は 秋冨 慎司氏と決定しました。 ・助成テーマ:「災害救護に携わる従事者用ユニフォームの機能・安全性と要救助側からの視 点の研究」 ・代表研究者:防衛医科大学校 秋冨 慎司 ・助成期間:1年 ・助成金額:80万円 - 16 - (3) ユニフォームに関する診断、相談、助言事業 Ⅰ.診断・相談・助言 ユニフォームに関する諸問題をかかえる着用者、団体、学校など「ユニフォームを着る側、着せ る立場」、並びにアパレル、商社、素材メーカーなど「ユニフォームを作る立場」からの相談に対 し、面談、電話、メール等により、専門的知識を有する技術者・専門委員などが助言活動を行いま した。具体的には、ユニフォームの諸問題点(色彩・素材・サイズ・縫製・価格・強度等)を、機 能性、象徴性、審美性の面から評価・分析し、総合的な診断・相談・助言活動に取り組みました。 <ホームページからの相談問合せ事例> ・ユニフォームに関するデータ、調査資料、研究報告書について・・・42件 ・ユニフォーム専門資格認定制度について・・・1件 ・ユニフォーム基礎研究助成・・・1件 ・ユニフォームの改善についての相談・・・16件 ・入会希望・・・6件 ・その他・・・14件 Ⅱ.監修・指導 ユニフォーム生産の工程段階毎に、サイズ見本の監修、先上げ見本の監修、工場指導監修、最終 監修を行い、均一で適正なユニフォームに仕上がるよう指導いたしました。 監修指導は当法人の技術専門局員が対応し、監修業務は、当法人への持ち込み監修を行う場合の 持ち込み監修と、局員を工場等生産現場に派遣し監修指導を実施する監修で、仕様書に適合したユ ニフォーム生産につながるよう実施いたしました。 (4) ユニフォームに関する知的財産権の提供事業 当法人で研究開発したデザインの証として著作権を表すラベルを提供しました。ラベルの名称 は、環境を考慮したユニフォームにつける「エコロジーウエア」、安全な機能性を有する「NU C・SW」(セキュリティウエア)等があり、その名称と図案を通じ、ユニフォームにおける地 球環境への配慮、ペットボトルリサイクルやカーボンオフセット、安全安心セキュリティ、ユニ フォームの安全管理の等の普及推進を図りました。 (5) ユニフォームに関する物品の斡旋事業 オリジナルユニフォーム及びカタログユニフォームの製品斡旋等を行う事業。 一般のユニフォームメーカーではデザイン開発・コスト・スケジュールなどの面で対応が難し いと思われる少人数業態事業所を対象に、機能的に優れたオリジナルユニフォームの斡旋を行な - 17 - いました。 (6) ユニフォームに関する特定団体・企業などへのデザインの提供 特定団体・企業等へのデザインの作成・イラストの作成・デザイン説明を作成し提供しました。 <上記(1)~(6)までの主な実績> 警察庁出動服、JR西日本(接客・作業服)、JR九州(接客・作業服)、JR東日本ステーシ ョンサービス(アノラック、安全ベスト)、びゅうトラベルサービス、相模鉄道(接客・作業服)、 大阪市交通局、呉市役所、足利銀行、佐賀銀行、全国労働金庫協会、ふくおかフィナンシャルグ ループ、中京銀行、八十二銀行、NTTドコモ、KDDI、ビル代行、東京都住宅供給公社、東 京電力、デンソー、他 <管理部門> 会 議 理事会、評議員会を次の通り開催しました。 Ⅰ.理事会 開催月日 開催場所 議 題 第24回 NUC 第1号議案 経理報告 報告 27.5.19 事務局 第2号議案 公益財団法人 第4期事業報告及び 承認 決算について 第3号議案 平成27年度 役員報酬の件 承認 第4号議案 「定時評議員会の日時及び場所並びに 決議 目的である事項等」の件 第5号議案 評議員選定委員の選任 承認 第6号議案 評議員会に提出する理事交代の候補者の 承認 推薦について 第7号議案 評議員の推薦について 承認 第8号議案 会員の入退会について 承認(入会) ・報告(退会) 第9号議案 事務局報告 報告 報告 第25回 NUC 第1号議案 経理報告 27.7.21 事務局 第2号議案 会員の入退会について 承認(入会) ・報告(退会) - 18 - 第3号議案 事務局報告 報告 第26回 NUC 第1号議案 経理報告 報告 27.9.15 事務局 第2号議案 会員の入会について 承認 第3号議案 専門委員について 承認 第4号議案 事務局報告 報告 報告 第27回 NUC 第1号議案 経理報告 27.11.17 事務局 第2号議案 会員の入退会について 承認(入会) ・報告(退会) 第3号議案 事務局報告 報告 第4号議案 監事からの半期監査報告 報告 第28回 NUC 第1号議案 経理報告 報告 28.1.19 事務局 第2号議案 会員の退会について 報告 第3号議案 平成28年度 事業計画(短期計画)及び 承認 収支予算書 編成大綱(案) 第4号議案 特定個人情報について 決議 第5号議案 事務局報告 報告 第29回 NUC 第1号議案 経理報告 報告 28.3.15 事務局 第2号議案 平成28年度 事業計画(短期計画)及び 承認 収支予算書の承認 第3号議案 監事監査計画について 報告 第4号議案 事務局報告 報告 Ⅱ.評議員会 開催月日 開催場所 議 題 第5回 NUC 第1号議案 議長選出について 27.6.9 事務局 第2号議案 議事録署名人選出について 第3号議案 公益財団法人 第4期 事業報告について 報 告 第4号議案 公益財団法人 第4期 決算について 承 認 第5号議案 役員(理事)の選任の件 決 議 第6号議案 評議員の推薦について 承 認 第7号議案 平成27年度 役員報酬の件 決 議 第8号議案 事業計画及び予算(短期計画)について 報 告 - 19 - Ⅲ.評議員選定委員会 開催月日 開催場所 第4回 NUC 第1号議案 議長選出について 27.6.16 事務局 第2号議案 評議員選任の件 会 議 題 決 議 員 特別会員会社名 (株)そごう・西武/東レ(株)/日本毛織(株)/ツカモトユーエス(株)/帝人フロンティア (株)/(株)チ ク マ/丸 紅(株)/オンワード商事(株)/(株)髙 島 屋/ 三甲テキスタイル(株)/(株)ボンマックス 平成27年度 区 分 H27/4.1 特別会員 増 減 H28/3.31 10 1 0 11 2 0 0 2 賛助会員 28 0 2 26 普通会員 155 5 6 154 計 195 6 8 193 研究賛助会員 役 員 等 Ⅰ.役員の構成 (平成28年3月31日現在) 内 区 分 総 訳 数 一 般 会員派遣 理 事 28 8(内常勤2名) 20 監 事 2 2 0 28 8 20 評 議 員 1.理 事(役員) 役 職 名 氏 (平成28年3月31日現在) 名 略 歴 理 事 長 石 井 銀二郎 慶應義塾大学卒 東レ(株) 元常務取締役 常務理事 長 野 隆 貴 文化服装学院卒 (公財)日本ユニフォームセンター 業務執行理事 中 浪 清 之 京都市立堀川高校卒(公財)日本ユニフォームセンター - 20 - 理 事 吉 田 弘 美 城南高校卒・セツモードセミナー卒 服飾デザイナー 〃 小 西 正 紀 文化服装学院卒 服飾デザイナー 〃 間 壁 治 子 東京芸術大学卒 共立女子大学 名誉教授 医学博士 〃 石 津 祥 介 桑沢デザイン研究所卒 メンズデザイナー 〃 甲 賀 真理子 文化服装学院卒 服飾デザイナー 〃 栗 原 武 志 日本大学卒 (株)そごう・西武 〃 山 本 史 子 共立女子大学卒 (株)そごう・西武 〃 武 田 一 光 中央大学卒 東 〃 勅使川原 埼玉大学卒 東 〃 細 田 直 樹 九州産業大学卒 日本毛織(株) 〃 大鍛冶 栄 一 甲南大学卒 日本毛織(株) 〃 西 村 専修大学卒 ツカモトユーエス(株) 〃 齋 川 敏 明 神奈川大学卒 ツカモトユーエス(株) 〃 小笠原 重 典 関西学院大学卒 帝人フロンティア(株) 〃 海 津 滋 則 関西大学卒 帝人フロンティア(株) 〃 芳 賀 博 一 専修大学卒 (株)チ ク マ 〃 岡 本 成 夫 関西大学卒 (株)チ ク マ 〃 川 勝 篤 京都大学卒 丸 紅(株) 〃 氏 家 靖 仁 東京大学卒 丸 紅(株) 〃 吉 田 哲 也 明治大学卒 オンワード商事(株) 〃 草 薙 正 基 早稲田大学卒 オンワード商事(株) 〃 小野田 明 宏 早稲田大学卒 (株)髙 島 屋 〃 西 山 慎 一 明治学院大学卒 (株)髙 島 屋 〃 植 田 治 慶應義塾大学卒 三甲テキスタイル(株) 〃 田 上 明 彦 慶應義塾大学卒 三甲テキスタイル(株) 2.監 崇 隆 レ(株) レ(株) 事(役員) 氏 (平成28年3月31日現在) 名 略 歴 北 尾 哲 郎 東京大学卒 弁護士 長須賀 政 夫 早稲田大学卒 (公財)日本ユニフォームセンター - 21 - 3.名誉顧問 (平成28年3月31日現在) 氏 名 藤 本 4.顧 略 猛 中央大学卒 歴 弁護士 問 (平成28年3月31日現在) 氏 名 略 深 谷 隆 司(特別顧問) 歴 早稲田大学卒 政治家 西 田 武 生 伊東衣服研究所卒 服飾デザイナー 森 田 順 二 神戸大学卒 前理事長 田 川 香津子 清和学園卒 (公財)日本ユニフォームセンター 5.評 議 員(役員) 氏 名 (平成28年3月31日現在) 略 歴 氏 名 略 歴 森 田 岳 史 (株)そごう・西武 前 田 昭 夫 帝国繊維(株) 奥 富 東レ(株) 森 岡 (株)ナカヒロ 島 津 貞 敏 日本毛織(株) 斧 原 正 明 清 百 瀬 二 郎 ツカモトユーエス(株) 早 川 明 男 ハネクトーン早川(株) 鈴 木 哲 志 帝人フロンティア(株) 飯 島 (株)アサヒエーシー 堀 松 渉 (株)チ ク マ 髙 田 義 則 東洋物産(株) 武 志 丸紅メイト(株) 伊 藤 和 枝 服飾デザイナー オンワード商事(株) 池 ジャーナリスト 松 井 隆 昌 (株)髙 島 屋 荒木田 裕 子 (公財)日本オリンピック委員会 富 安 浩 一 三甲テキスタイル(株) 太 田 昭 雄 (一社)日本二輪車普及安全協会 小 松 晴 彦 YKK ファスニングプロダクツ販売(株) 櫛下町 慶 子 文化服装学院専任教授 宮 澤 廣 志 ミドリ安全(株) 酒 井 一 博 (公財)大原記念労働科学研究所 辻 野 智 己 伊藤忠商事(株) 橋 爪 紳 也 大阪府立大学 西 田 善 宣 (株)大丸松坂屋百貨店 有 小田嶋 勝 勉 隆 健 悦 子 原(株) 観光産業戦略 研究所 所長 竹 馬 隼一郎 - 22 - (公社)環境生活文化機構 6.専門委員 氏 (平成28年3月31日現在) 名 略 歴 氏 名 略 歴 西 山 栄 子 ジャーナリスト 堀 畑 裕 之 服飾デザイナー 森 イラスト・作家 加 藤 徹 服飾デザイナー 執 行 雅 臣 メンズファッション評論家 小 室 しづか 服飾デザイナー 大 塚 陽 子 ジャーナリスト 永 澤 陽 一 服飾デザイナー 嗣 永 龍 彦 メンズデザイナー 大 矢 寛 朗 服飾デザイナー 広 島 ひとみ 服飾デザイナー 所 ジャーナリスト 山 口 善 昭 産業組織心理学者 西 澤 千佳子 パタンナー 朝 月 真次郎 服飾デザイナー 小 林 憲 二 コンサルタント 阿 部 恭 子 服飾デザイナー 長 屋 宏 和 服飾デザイナー 前 田 修 服飾デザイナー 小 篠 ゆ ま 服飾デザイナー 嶋 﨑 隆一郎 服飾デザイナー 大 澤 かほる 色彩専門家 木 下 美 伽 服飾デザイナー 三 橋 卓 也 繊維検査専門家 平 子 礼 子 服飾デザイナー 真 木 喜久子 服飾デザイナー 松 居 エ リ 服飾デザイナー 長谷川 貞 昌 服飾デザイナー 金 子 博 服飾デザイナー 岡 繊維素材専門家 高 田 祐 子 服飾デザイナー 伸 之 - 23 - 昌 平 研一郎 事業報告の附属明細書 平成27年度(平成27年度4月1日~平成28年3月31日)事業報告には、 「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34 条第3項に規定 する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので作成し ない。 公益財団法人 日本ユニフォームセンター - 24 -
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