日本子育て学会 第 5 回大会プログラム 期間:2013 年 8 月 28 日(水) ・29 日(木) 会場:三ヶ島幼稚園・所沢市民文化センターミューズ 主催:日高富士見台幼稚園,こどもえん保育園・三ヶ島幼稚園 ・日本子育て学会第5回大会準備委員会 日本子育て学会 第 5 回大会プログラム Program of the 5th Annual Meeting of the Japan Society of Research and Practice on Child Rearing 2013 年 8 月 28 日(水)・29 日(木) 三ヶ島幼稚園・所沢市民文化センターミューズ ポスターイラスト イラストレーター プロフィール 名前:比留間仁美 埼玉県所沢市在住 学習院大学文学部史学科卒 東京デザイン専門学校イラストレーション科卒 TV 番組(NHK),新聞へのイラスト提供 幼稚園ロゴマークデザイン,及びバスやグッズに関わるイラスト提供等 E-mail / [email protected] 目 次 ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 会場アクセス・会場案内図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-6 大会参加者へのご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-8 研究発表者・企画登壇者へのご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・9-10 大会スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 プログラム内容一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 大会 1 日目(28 日)の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13-17 特別講演 自主シンポジウム プロジェクト研究シンポジウム 準備委員会企画ラウンドテーブル プロジェクト研究ラウンドテーブル① プロジェクト研究ラウンドテーブル② 坐禅体験 フリーゲーム体験 大会 2 日目(29 日)の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18-21 理事長基調講演 大会準備委員会企画 プロジェクト研究推進委員会報告 研究交流委員会企画シンポジウム ポスター(研究)発表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22-28 ごあいさつ 日本子育て学会第5回大会が,2013 年 8 月 28 日(水)29 日(木)に, 日高富士見台幼稚園. こどもえん保育園と三ケ島幼稚園の共催により,学会初の 幼稚園主催で開催されます。 子育て学会の設立の理念である研究者,支援者,保護者が三位一体となった 研究発表の場として,乳幼児期を身近に感じていただける施設での開催を,日 本子育て学会開設当初より検討示唆していましたが,なかなか実現には至りま せんでした。今大会で,創設当初からの三位一体の具体的な形になればと思い, 幼稚園で開催会場をお引き受けさせて頂きました。誰もが過ごしてきた幼児期 の思いに立ち返りながら,今大会が新たな試みとしての一石を投じることがで きればと思っています。 大会テーマ「ちいさな命 のりこえる力 はぐくむ愛」は,大切な命の誕生 から,様々な事柄を乗り越え育ち,育てられていく子育ての姿を表現していま す。 第一日目の8月28日は,所沢市三ケ島の光輪学園三ヶ島幼稚園で行います。 三ケ島幼稚園は,開園当初より,幼稚園と保育園が隣接するスタイルで一昨年 度まで,幼保一元化を行っていましたが,昨年度より保育園を別の敷地に移し, 新たな形でスタートした幼稚園です。その一環として,乙武 洋匡さんの特別講 演会「子供にとって大切なこと」が実現いたしました。ポスター発表,ランド テーブル,シンポジウム等振るってご参加ください。 第二日目の29日は,会場を航空発祥の地である航空公園駅の所沢市民文化 センターミューズに移し,日本子育て学会青柳肇理事長基調講演をはじめ,劇 団プークによる絵本の読み聞かせの実演やシンポジウムを企画しています。 初回大会開催の所沢で,その原点に立ち返ったつもりで,準備委員会スタッ フ一同,大会を成功させたいと思っております。皆様のご参加を心よりお待ち 申し上げます。 2013年4月吉日 日本子育て学会第5回大会準備委員会 委員長 喜多濃 太香 1 会場アクセス・会場案内図 1日目(8月28日):三ケ島幼稚園 所在地:〒359-1164 埼玉県所沢市三ヶ島 3-1410 http://www.mikajima.ed.jp/html/mikajima.htm 最寄駅は,西武池袋線の小手指(こてさし)駅です。駅から幼稚園まではバ スまたはタクシーをご利用ください。 ◇電車◇ 小手指駅まで 池袋駅より約 30 分 西武新宿駅より約 40 分(所沢駅乗換) 本川越駅より約 20 分(所沢駅乗換) JR 国分寺駅より約 25 分(東村山駅・所沢駅乗換) ◇バス◇ 三ヶ島幼稚園まで チャーターバス(無料):小手指駅南口より三ヶ島幼稚園行き 15~20 分 西武バス(有料):小手指駅南口より約 15 分「大日堂」下車,徒歩 5 分 ○「早稲田大学」「宮寺西」行き ※それぞれご利用のバス停が異なりますので,ご注意ください。 2 ・時刻表(小手指駅南口→三ヶ島幼稚園) 発 小 手 指 駅 南 口 発 小 手 指 駅 南 口 行先 三 ヶ 島 幼 稚 園 行先 早稲田大学・宮寺西 時 9 時 00 ・ 20 ・ 50 9 ※西埼玉中央病院行きは大日堂には停車しません。 10 ・ 27 ・ 49 10 10 ・ 50 10 05 ・ 17 ・ 37 ・ 57 11 50 11 08 ・ 27 ・ 45 ・ 58 12 50 12 17 ・ 39 ・ 58 運行状況により、遅延が発生する場合がございます。 備考 運行状況により、遅延が発生する場合がございます。 備考 三ヶ島幼稚園ご利用のお客さま専用バスになります。 無料 「大日堂」下車,徒歩5分 有料(190円) ・時刻表(三ヶ島幼稚園→小手指駅南口) 発 三 ヶ 島 幼 稚 園 発 行先 小 手 指 駅 南 口 行先 大 日 堂 小 手 指 駅 南 口 時 時 14 10 14 01 ・ 13 ・ 31 ・ 51 15 00 15 11 ・ 25 ・ 42 ・ 54 16 00 16 08 ・ 19 ・ 35 ・ 51 17 00 ・ 40 17 00 ・ 16 ・ 39 ・ 59 18 00 ・ 25 18 16 ・ 32 ・ 46 運行状況により、遅延が発生する場合がございます。 備考 運行状況により、遅延が発生する場合がございます。 備考 三ヶ島幼稚園ご利用のお客さま専用バスになります。 無料 三ヶ島幼稚園より徒歩5分,「大日堂」乗車 有料(190円) ◇タクシー◇ 三ヶ島幼稚園まで 小手指駅南口より 10~15 分 狭山ヶ丘駅より 5~10 分 ※西武池袋線狭山ヶ丘駅から徒歩 20 分(約 2 キロ)もご利用になれます。 ただし,当日駅に案内はおりませんので,ご了承ください。 3 三ヶ島幼稚園の会場案内図 1F もも つくし りす 休憩室 中庭 階段 こあら スタッフ ルーム きりん ポスター 発表① うさぎ ポスター 発表② くま 入口 グラウンド 幼稚園 事務所 坐禅堂 ロビー 受付・クローク WC 階段 ホール(メイン会場) 特別講演 茶話会 自主シンポジウム プロジェクト研究シンポジウム 新園舎1F 託児・授乳 スペース 2Fホール 特別講演 (モニター) 総会 B1F さくら ラウンド テーブル ばら ラウンド テーブル 階段 れんげ 休憩室 中庭 ゆり 展示 スペース すみれ 展示 スペース きく ボールプール 階段 4 フリーゲーム場 2日目(8月29日):所沢市民文化センター ミューズ キューブ小ホール 所在地:〒359-1164 埼玉県所沢市並木 1-9-1 http://www.muse-tokorozawa.or.jp/facility/ 最寄駅は,西武新宿線の航空公園駅です。駅から徒歩(所要時間約 10 分) あるいはバスをご利用ください(所要時間約 3 分)。 ◇電車◇ 航空公園駅まで 池袋駅より約 30 分(所沢駅乗換) 西武新宿駅より約 40 分 本川越駅より約 20 分 JR 国分寺駅より約 20 分(東村山駅乗換) ◇バス◇ ミューズまで 航空公園駅東口より約 3 分「文化センターミューズ」下車 ○1 番乗場「新所沢東口」「並木通り団地」行き ○2 番乗場「エステシティ所沢」「所沢駅東口」行き ○ところバス「東路線(柳瀬循環コース,松井循環コース)」 5 所沢市民文化センターミューズの会場案内図 6 大会参加者へのご案内 ◆受付・総合案内 1日目(三ケ島幼稚園)は午前 9:00 より「園舎入口」に,2日目(所沢市 民文化センターミューズ)は午前 9:30 より「キューブ小ホール入口ロビー」 に,受付・総合案内を設けます。参加者の皆さまは,必ず受付にお立ち寄りく ださい。ネームプレート,論文集(予約済)をお渡しいたします(予約されて いない場合でも,1 日目(28 日)のみ,受付で論文集を購入することができま す)。会場内では,ネームプレートを必ずおつけください。また,大会中に何か ございましたら,お気軽に総合案内をご利用ください。 ◆諸費用 ・参加費 予約・振込されている方は,受付でご所属・お名前をお知らせください。 当日参加の方は,以下の参加費を受付にてお支払ください。 1 日目(28 日)のみ,当日参加を受け付けます。 一般(個人・団体)会員 3,000 円 院生・保護者会員 1,500 円 一般・非会員 3,500 円 院生・非会員 2,000 円 2 日目(29 日)は,午前中は一般公開(無料)ですが,午後は予約参加の みの受付となります。 学部学生の方は,両日とも参加費不要です。受付で「学生証」をご提示くだ さい。 ・論文集代金 1 冊 2,000 円 論文集を予約し代金を振込されている方は,受付時にお渡しします ・プログラムについて 原則として,第 5 回大会ホームページから各自でダウンロードしてください。 ◆クローク 1 日目(三ケ島幼稚園)は,受付右手の「クロークカウンター」でお荷物を お預かりします。お預かりできる時間は,9:00~18:00 です。 2 日目(所沢市民文化センターミューズ)は,キューブ小ホールロビーにコ インロッカーがございます。ロッカーに入らないお荷物は受付にお申し付けく ださい。 7 ◆総会 1日目(三ヶ島幼稚園)11:45~12:45 に「新園舎2階ホール」で開催 されます。昼食をとりながらでも構いませんので,ぜひご参加ください。 ◆昼食・お弁当 1 日目(三ケ島幼稚園),会場周辺には飲食店はありません。お弁当のお申し 込みをされていない場合は,昼食をご持参いただくことをお勧めします。お弁 当を予約された方は「受付横スペース」に引換券をお持ちになりお受け取りく ださい。11:30 よりお渡しします。食事は,休憩室「1Fりす」「B1Fれん げ」をご利用ください。 2 日目(所沢市民文化センターミューズ),ミューズ敷地内にレストラン・カ フェがありますが,お席には限りがあります。お弁当のお申し込みをされてい ない場合は,昼食をご持参いただくことをお勧めします。お弁当を予約された 方は「受付横スペース」で引換券をお持ちになりお受け取りください。11:30 よりお渡しします。食事は,ロビー,ミューズ内休憩スペースをご利用くださ い。ホール内は飲食禁止です。 ◆休憩室 1 日目(三ケ島幼稚園)は,「1Fりす」「B1Fれんげ」が休憩室です。飲み 物などを用意していますので,自由にご利用ください。 ◆託児室 (事前予約制)・授乳室 1 日目(三ケ島幼稚園)は,新園舎1Fに,託児室・授乳室を設けておりま す。託児を事前予約された方は,受付にお申し出下さい。授乳室はご自由にご 利用ください。 2 日目(所沢市民文化センターミューズ)は,ロビー横スペースが託児室で す。託児を事前予約された方は,受付にお申し出下さい。授乳室は楽屋にご用 意いたしております。ご利用の際は,受付にお申し付けください。 ◆大会スタッフ・大会本部 大会中,スタッフは腕章をつけています。スタッフもしくは受付を通して, ご不明な点等,遠慮なくお尋ね・お申し付けください。 8 研究発表者・企画登壇者へのご案内 ◆ポスター発表 ・発表場所 発表者は,28 日(水)の 14:20 までに,発表会場「きりん・うさぎ」内 の指定された番号のパネルに発表資料を掲示して下さい(ポスター登録番号は, 大会プログラムに記載されております)。当日は 9:30 から掲示可能です。 ・在席時間 発表者の在席責任時間は 50 分間です。在席責任時間は,質疑に対する応答 を行なってください(奇数→14:40~15:30 偶数→15:30~16:20)。 ・在席確認 係のスタッフが在席確認に伺います。ポスター研究発表は,論文集へ掲載す るとともに,責任在席時間を満たすことによって正式発表とみなされます。在 席確認がとれない場合は,正式発表とみなされないこともございますので,予 めご了承下さい。 ・発表形式 発表用のパネルは,1発表あたり幅が約 120 ㎝,高さが約 180 ㎝となり ます。パネルの最上段には「題目,氏名,所属」を明示するようにして下さい。 画鋲やセロハンテープは会場に用意されておりますので,発表会場内の受付に て受け取って下さい。 ◆発表の取り消し ポスター発表者が欠席した場合は, 「発表取り消し」とみなされます。発表者 が欠席する場合は,お早めに大会事務局までご連絡下さい。連名発表者がいる 場合には,事前に大会事務局の承認を得れば連名発表者に限り代理発表を行う ことができます。 ◆シンポジウム・ラウンドテーブル 各会場では,ノートパソコン・プロジェクターを準備しております。パソコ ンの OS は Windows7,Office2010 を搭載しております。原則としては, 各会場内に設置されたパソコンをご利用いただきたいのですが,発表者の方が ご持参いただいたパソコンを接続することも可能です。ビデオや DVD など, 特別な機器を用いる場合は,あらかじめ大会準備委員会までご連絡下さい。 大会当日は,各会場内にスタッフを配置いたしますので,機器の操作などご不 明な点がございましたら遠慮なくお申し出下さい。 9 ◆発表資料 ポスター発表や自主シンポジウム等で資料配布を希望される方は,あらかじ め不足のないよう十分な部数を各自でご用意下さい。大会当日の会場内での印 刷・コピーはお受けいたしておりませんので,ご注意下さい。 10 大会スケジュール(1 日目) 日本子育て学会第5回大会1日目 三ケ島 2013年8月28日(水) 総合案内 受付 9:30~17:00(1F:ロビー) 時間 ホール 新園舎ホール B1F:さくら B1F:ばら 9:30 1F:きりん・うさぎ 坐禅堂 フリーゲーム場 坐禅体験 フリーゲーム体験 ※雨天の場合は 中止 開場 10:00 特別講演会 乙武 洋匡氏 『子どもにとって大切なこと』 ※新園舎創造ホールはモニター中継 11:30 11:45 茶話会 総会 12:45 13:00 14:00 14:30 準備委員会企画 ラウンドテーブル 保育所における 乳幼児の発達 自主シンポジウム① 子どもを取り巻く 生活文化環境 自主ラウンドテーブル① 「小1プロブレム」の 予防の観点から就学前の 子育てについて考える ポスター発表 在席責任時間 奇数 14:40〜15:30 偶数 15:30〜16:20 15:00 16:00 16:30 17:00 自主シンポジウム② 保育者養成の視点から 見る子育て 自主ラウンドテーブル② 福島県南相馬市における ダーツ競技を通しての 震災支援の実践と評価 18:00 18:30〜 懇親会(於:掬水亭) 大会本部・・・1F:こあら クローク・・・1F受付横 託児・授乳スペース・・・新園舎1F 展示スペース・・・B1F:ゆり・すみれ 大会スケジュール(2 日目) 日本子育て学会第5回大会第2日目 ミユーズ 2013年8月29日(木) 総合受付 9:00~17:30 時間 ミユーズ キューブ小ホール(定員318名) 9:00 開場・ロビー展示 9:30 理事長基調講演 「待ちの教育の勧め」 10:30 10:45 大会準備委員会企画ワークショップ *劇団プークの読み聞かせ実演 「絵本を通じてはぐくむこころ」 11:45 休憩 昼食 12:45 大会準備委員会企画シンポジウム 「絵本を通じてはぐくむこころ」 14:45 15:00 プロジェクト研究推進委員会報告会 15:30 休憩 15:45 17:45 研究交流委員会企画シンポジウム(所沢地域分科会報告) 「子どものためにできること - 所沢地域分科会の保育者調査から考える -」 午前中は無料公開 11 休憩室・・・1F:りす,B1F:れんげ プログラム内容一覧 8 月 28 日(水)のプログラム(於:三ケ島幼稚園) ■特別講演 乙武 洋匡 氏 (10:00~11:30 ホール) 「子どもたちにとって大切なこと」 ■自主シンポジウム (13:00~15:00 ホール) 「子育てをめぐる生活文化環境」 ■プロジェクト研究シンポジウム(16:00~18:00 ホール) 「保育者養成の視点から見る子育て」 ■準備委員会企画ラウンドテーブル(13:00~14:30 さくら) 「保育所における乳幼児の発達」 ■プロジェクト研究ラウンドテーブル①(13:00~14:30 ばら) 「『小 1 プロブレム』の予防の観点から就学前の子育てについて考える」 ■プロジェクト研究ラウンドテーブル②(16:30~18:00 さくら) 「福島県南相馬市におけるダーツ競技を通しての震災支援の実践と評価」 ■ポスター発表(14:30~16:30 きりん・うさぎ) ■坐禅体験(14:00~17:00 坐禅堂) ■フリーゲーム体験(14:00~17:00 フリーゲーム場) 8月 29 日(木)のプログラム(於:所沢市民文化センター ミューズ) <午前中一般公開> □理事長基調講演 青柳 肇 理事長(9:30~10:30) 「待ちの教育の勧め」 □大会準備委員会企画ワークショップ 劇団プーク(10:45~11:45) 「読み聞かせ実演『絵本を通じてはぐくむこころ』」 ■大会準備委員会企画シンポジウム(12:45~14:45) 「絵本を通じてはぐくむこころ」 ■プロジェクト研究推進委員会報告(15:00〜15:30) ■研究交流委員会企画シンポジウム(15:45〜17:45) 「子どものためにできること-所沢地域分科会の保育者調査から考える-」 12 特別講演 28 日 10:00~11:30 ホール 乙武 洋匡 氏 「子どもたちにとって大切なこと」 講演要旨 2007 年から 3 年間,公立小学校教諭として子 どもたちと向き合った経験から,教育現場が抱え る課題や学校と家庭の関係,いま子どもたちに伝 えたいことなど,教育や子育てに関するメッセー ジが盛りだくさん。 また,二児の父として自身の子育てについても 語ります。 プロフィール 1976年,東京都生まれ。大学在学中に出版した『五体不満足』(講談社) がベストセラーに。卒業後はスポーツライターとして活躍。その後,東京都新 宿区教育委員会非常勤職員「子どもの生き方パートナー」,杉並区立杉並第四小 学校教諭を歴任,教育への造詣を深める。教員時代の経験をもとに書いた初の 小説『だいじょうぶ3組』が映画化され,自身も出演(2013年3月,東宝 系で公開)。続編小説『ありがとう3組』も刊行された。おもな著書に『だから, 僕は学校へ行く!』 (講談社文庫), 『オトことば。』 (文藝春秋), 『オトタケ先生 の3つの授業』(講談社),『だからこそできること』(武田双雲氏との共著,主 婦の友社)がある。また,ツイッターを通じて発信するメッセージが注目を集 めている。都内で,地域との結びつきを重視する「まちの保育園」の運営に携 わるほか,2013年3月には東京都教育委員に就任。 13 自主シンポジウム テーマ 企画代表者 司会者 話題提供者 指定討論者 企画要旨 28 日 子育てをめぐる生活文化環境 13:00~15:00 ホール 上村佳世子(文京学院大学人間学部) 上村佳世子(文京学院大学人間学部) 加須屋裕子(文京学院大学人間学部) 柿沼美紀(日本獣医生命科学大学獣医学部) 文野 洋(文京学院大学人間学部) 田島信元(白百合女子大学文学部) 子どもが育ちさまざまな学習をする環境は,社会文化的につくられてい ると同時に,おとなや仲間といった他者がかかわっている。本シンポジウ ムでは,そうした社会文化的環境のなかで,周囲のおとながどのようにか かわり子どもが何を獲得していくのかに焦点をあてる。話題提供者がそれ ぞれ食事場面における会話,高機能自閉児の母子の語り,生徒の体験学習 のデータに基づいて,子どもの学習について話をし,環境のあり方につい て議論をおこなう。さらに,子どもは生活文脈や場面を越えることは,新 たな発見をしたり元の経験を再構成したりする大きな手がかりになるも のと考えられる。このような境界を超えることの意義についても議論をし ていく。 プロジェクト研究シンポジウム テーマ 企画代表者 企画代表者 司会者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 指定討論者 企画要旨 28 日 16:00~18:00 保育者養成の視点から見る子育て ホール 寺澤美彦(日本福祉教育専門学校) 望月雅和(東京大学先端科学技術研究センター) 高橋貴志(白百合女子大学) 加賀谷崇文(秋草学園短期大学) 伊能惠子(昭島ナオミ保育園) 西川美帆(東京都板橋区立蓮根保育園) 大竹 智(立正大学) 近年の保育者は,園における子どもたちへの保育にとどまらず,子育て 支援の機会などを通して,地域家庭の子育て全般に関わることが求められ ている。また,2008 年の保育所保育指針の改定では,子育てを行う保護 者への支援が保育者の業務として明確に示されており,保育者の子育てへ の関与は必須となっている。 一方で,経験の少ない若い保育者や保育者を目指す養成校の学生にとっ ては,保護者の子育てを支援することに負担や不安を感じている部分があ ることも指摘されている。 そこで,本シンポジウムでは保育士養成校教員,保育所の園長,若い保 育士がそれぞれの立場から,保育者が子育てに関わることへの現状や工夫 を説明していく。そして,今後保育者がどのように子育てに関わっていけ ばよいのかを検討していく。なお,本シンポジウムは,日本子育て学会研 究プロジェクト内に設置されている「保育者養成の学際的研究」の成果の 一部として開催されるものである。 14 準備委員会企画ラウンドテーブル テーマ 企画代表者 司会者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 企画要旨 28 日 保育所における乳幼児の発達 13:00~14:30 さくら 日本子育て学会第5回準備委員会 小川勝利(社会福祉法人いるま保育会いるま保育園) 高崎文子(熊本大学) 清水佳美(社会福祉法人いるま保育会いるま保育園) 吉野春果(社会福祉法人いるま保育会いるま保育園) 保育所では,0歳から6歳までの子どもたちが毎日生活をともにしてお り,多くの子ども同士の関りが見られます。 一方で,2歳児の発達の特徴として,3歳児どうしのようにかかわり合 う,見合う,模倣し合うという関係ではないとする見解があります。 3歳未満児に関する,同じとは言い難い見解です。この原因の一つとし て,子どもが観察対象となる年齢まで過ごした環境による要因が考えら れ,この場合は子ども集団の中で過ごす経験の差が結果に現れているよう にも思われます。 そこで,このラウンドテーブルでは,乳児期から子ども集団の中で過ご している子どもたちの社会性の発達をエピソードにまとめ発表したいと 考えています。そして,この子ども集団が一人ひとりの子どもの発達を培 う上で大切な環境であること。一方で,三歳児神話からくる母親の就労に 対するジレンマを皆様と一緒に話し合っていきたいと考えています。 プロジェクト研究ラウンドテーブル① 28 日 13:00~14:30 ばら テーマ 「小 1 プロブレム」の予防の観点から就学前の子育てについて 考える 企画代表者 司会者 話題提供者 指定討論者 指定討論者 指定討論者 指定討論者 指定討論者 企画要旨 名取洋典(いわき明星大学) 名取洋典(いわき明星大学) 大熊美佳子(白百合女子大学生涯発達研究教育センター) 仲手川勉(平塚市立中原小学校) 橘 恒仁(横須賀市立津久井小学校) 遠藤絵里(練馬区心のふれあい相談員・家族関係心理士) 野々宮加代子(日高富士見台幼稚園・こどもえん保育園) 青柳 肇(早稲田大学) ここ 10 年ほど「小 1 プロブレム」の存在が指摘される。 「小 1 プロブ レム」とは小学校 1 年生の学級でみられる,授業中の立ち歩きや私語, 自己中心的な行動をとる児童によって学級全体の授業が成立しないなど の現象(新保, 2003)である。 「小 1 プロブレム」は幼稚園・子ども園・ 保育所などから小学校への移行期に生じる問題であり,スムーズな移行が 可能になるような支援が求められている。日本子育て学会のプロジェクト 研究, 「うちの子は,どの園と合うのかな?」では,利用者が各施設に何 を求めるのかについて研究を進めてきた。さらに今回研究の一環として, 小学校の教師が施設に何を求めるのか,小 1 プロブレム対策という点か ら調査を行った。本ラウンドテーブルでは調査結果に対する小学校教師と 保育者の意見を交流させながら,保護者の役割も含めて,スムーズな移行 を可能にする就学前の子育てについて考えたい。 15 プロジェクト研究ラウンドテーブル② テーマ 企画代表者 司会者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 指定討論者 企画要旨 28 日 16:30~18:00 さくら 福島県南相馬市におけるダーツ競技を通しての震災支援の実践 と評価 勝浦範子(國學院大學栃木短期大学) 勝浦範子(國學院大學栃木短期大学) 石山惠子(NPO 法人プロップ K) 内山則子(石神井児童館) 宇田川光雄(東京児童文化協会) 田島信元(白百合女子大学) 勝浦範子(國學院大學栃木短期大学) 東日本大震災から2年以上が経過した。被災地の復興,被災者の生活再 建はこれからも長く続く課題であるが,メディアで取り上げられることも 少なくなった。その背景には国民の関心の薄れがあろう。しかしながら, 被災者・被災地への様々な支援が今後も引き続き必要であることは自明で ある。第5回大会では,福島県南相馬市における「地域の子どもと高齢者 ダーツ交流・定着事業」についての活動報告を受ける。仮設住宅に居住す る小学生・高齢者を対象とし,ダーツ競技を通して精神的健康維持を支援 し,さらに,活動を自主的に行えるよう支援するという地域復興支援事業 である。 16 坐禅体験 28 日 14:00~17:00 坐禅堂 テーマ 只管打坐の坐禅体験 直堂 静岡県磐田市 新豊院住職 水野克彦 経歴 福井県大本山永平寺 安居,神奈川県大本山総持寺安居 タイ国 ワットパクナム寺院安居 大本山総持寺再安居 ハワイ別院正法寺 駐在開教師 ハワイ大陽寺14世住職 埼玉県 慈眼寺住職 西村宗洋 全徳寺住職 喜多濃俊昭 浄牧院住職 小杉正喜 東光寺住職 渋谷俊成 梅岩寺副住職 林 隆徳 瑞岩寺副住職 木持祥徳 東禅寺副住職 中野良智 何も考えないということは,考えをとどめないこと。 流れるままあるがままに物事をとらえてみてください。 子育てや人生に迷った時,なにかの答えが見つかるはずです。 時間中,出入り自由です。堅苦しい決まりごとはございませんので, ぜひとも座禅をご体験ください。 企画要旨 フリーゲーム体験 テーマ 28 日 14:00~17:00 フリーゲーム場 日本初登場のあそび場「フリーゲーム」で遊ぶ 主催者 株式会社ボーネルンド 企画要旨 ヨーロッパから初上陸した”フリーゲーム”は,サッカー,バスケ,ラ グビー,草野球など,たくさんのスポーツを自由に楽しめるようにと考え て開発されたあそび場。蹴る,投げる,ジャンプする,走る,・・・楽し みながらたくさんの動きを体験でき,子どもの総合的な発達を支援しま す。子どもから大人まで,したい遊びを見つけ,ルールを自分たちで決め て一緒に遊びましょう。 ※ 雨天の場合は中止となります。 17 理事長基調講演 29日 9:30~10:30 小ホール 青柳 肇 理事長(早稲田大学) 「待ちの教育の勧め」 講演要旨 現在の日本の教育の状況は,今から 50 年くらい前のアメリカのそれと似て いる気がする。その当時のアメリカでは,スプートニックショック(1957 年) という出来事があった。ソビエト(今のロシア)に人工衛星の開発で先を越さ れ,大きなショックを感じていた。このままでは,ソビエトに科学技術の面で 先を越されてしまい,大きな遅れを取るのではとの反省から従来の教育が見直 されるようになったのである。 それまでのアメリカの教育は,デューイ(Dewey)による経験主義のそれが中 心であった。デューイの教育は,子どもが現実的生活で生じた問題を子どもが 能動的に解決するという生活学習が中心のものであった。現在の日本の教育は, いわゆる「ゆとり教育」が終わり,一昔前の競争中心の教育に戻ろうとしてい るように思える。その当時のアメリカの発達心理学は,ゲゼル(Gesell)の成 熟説が信じられていて,子どもの教育は成熟しレディネスが成立してからそれ に応じた課題を与えるべきとの考え方が優勢であった。この考え方は,ブルー ナー(Bruner)らによって覆される。こうした待ちの教育では,子どもの学力 や知力が伸びていかないとして,大胆な教育改革を実行されるようになったの である。このように,それまでアメリカはまさに「待ち」の教育であった。 しかし,私がここで述べたいのは,成熟待ちの教育に戻った方がいいという ことではない。教育にとって大事な目的の一つは,文化を伝えること(伝承) と同時に文化を作り上げていく能力(創造性)を育成することである。これま での教育は,文化の伝承の方が重視されてきたのではないのかと思う。文化の 伝承だけが重視されるのであれば,既存の知識や技能を身に付けさせていけば よいことになる。しかし,それだけで終わったとすれば文化の創造は起らない。 誤解していただきたくないが,文化の伝承を軽視しているのではない。子ども の時代は,基礎的な文化を受け継ぐ必要がある。それは,子どもの社会化とも 関係するし,子どもには十分価値観が身についていないからでもある。文化を 創造していく能力は,自分で考える力を身に付ける必要がある。大人の指図に 従うだけの子どもに育てるのではそれは育ちにくい。かつてアメリカのエルキ ンド(Elkind)は,子どもは親などによって急かされ過ぎているとの警告をし ている。 子どもが,自分で考え,自分で求めて,自分の行動を決めていくにはどうし たらよいのだろうか。こうした問題を研究してきた心理学者のデシ(Deci)は, 「自己決定」が重要だと唱える。デシによれば, 「自己決定」という概念は, 「コ 18 ンピテンス(有能感・効力感)」「関係性」と並んで重要な欲求になっている。 同じことをドシャーム(DeCharms)が「指し手」と「コマ」という概念で説 明する。 「指し手」と「コマ」の概念は,将棋(チェス)の指し手とコマの関係 と考えてよい。「指し手」は能動的であり,「コマ」は指し手に動かされるので 受動的である。教育では,子どもを「コマ」ではなく「指し手」になるように 教育すべきであると提唱し,実践している。 自己決定に基づいて行動することあるいは「指し手」になることは,単に創 造性を高めるだけではなく,自己責任感も育成することにもなる。私の未発表 の拙い研究によれば,自己決定して入学した大学生は大学での生活に充実感や 満足感があり,入学試験の成績に無関係に勉強もよくするし,成績もよい。こ のことは,大学生に限ったことではない。日本の文化だけではないと思うが, 一般には「親」や「先生」の言うことをよく聞く子どもはよい子とされる。外 から見るといい子に見えるが,十分満たされていないかもしれない。 「早くしな さい」 「こうしなさい」など子どもを命令するのではなく,子どもに「待ち」の 姿勢をもって接することがいいと思う次第である。 参考文献 エルキンド(Elkind)(1983) 急かされる子供たち 久米稔他訳 家政教育社 デシ(Deci)ら(1999) 人を伸ばす力 桜井茂男訳 新曜社 ドシャーム(Decharms)(1980) やる気を育てる教室 佐伯胖訳 金子書房 ブルーナー(Bruner) (1963) 教育の過程 鈴木祥蔵 佐藤三郎訳 岩波書店 略歴 1942 年,東京都豊島区にて出生。横浜国立大学,早稲田大学大学院で心理学を専攻。 田中教育研究所嘱託研究員,東京都立立川短期大学助教授等,早稲田大学人間科学学術院 専任講師,助教授,教授を経て,現在名誉教授。 著書,パーソナリテイ形成の心理学(福村出版) ,ヒューマンディベロップメント(ナカ ニシヤ出版) ,3 歳から就学前までの子育てアドバイス(田研出版)等。 19 大会準備委員会企画ワークショップ テーマ 演 目 司会者 実演者 演出 企画要旨 29 日 10:45~11:45 絵本を通じてはぐくむこころ ―劇団プークによる絵本の読み聞かせ実演― 神沢利子作 「くまの子ウーフ」 小ホール 近藤清美(北海道医療大学) 岡本和彦(劇団プーク) 早川百合子(劇団プーク) 井上幸子(劇団プーク) 絵本の読み聞かせは,子ども達が大好きな保護者や保育者との関わりで す。いつもなにげなくしていますが,絵本の読みきかせをする時には,必 ず,子どもと大人のこころの交流があり,体の同調や触れ合いがあり,こ ころがはぐくまれるのです。それがどのように生じるのか,どのようにす ればうまくいくのか,皆さんと一緒に考えましょう。 まずは,劇団プークの井上氏に子ども達の前で絵本の読み聞かせの実演 をしていただきます。実演を見ながら,子ども達と実演者の間で何が生じ るのか,目の当たりにすることで,絵本を通じてこころをはぐくむことに ついて考えていきたいと思います。そして,こころをはぐくむ絵本の読み 聞かせをするには,どのようなコツがあるのか,実演を通じて学びます。 その後,保護者と保育者の方にも読み聞かせを実演していただき,井上氏 の解説や助言を得ることで,さらに絵本の読み聞かせについて,学びを深 めます。 大会準備委員会企画シンポジウム テーマ 司会者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 指定討論者 企画要旨 29 日 12:45~14:45 絵本を通じてはぐくむこころ ―保護者・保育者・研究者,それぞれの立場からー 小ホール 近藤清美(北海道医療大学)・冨田真生(西部学館) 井上幸子(劇団プーク) 荒井晶子(ゆりかご幼稚園) 村野(三木)香織(白百合女子大学生涯発達研究教育センター) 田島信元(白百合女子大学) 午前中の絵本の読み聞かせの実演を受けて,午後のシンポジウムでは,そ れぞれの立場から,絵本の読み聞かせにおいて心掛けていることや読み聞 かせのコツについて話していただきます。まず,井上氏には,実演者とし て不特定多数の子どもを対象に子どもの心のつかみ方や子どもの反応に 合わせるやり方について話していただきます。次に,荒井氏には,保育者 として幼稚園での教育活動としての絵本の使い方や読み聞かせにおける 心構え,また,その中での子どもの発達の手ごたえについてお話を伺いま す。さらに,村野氏には,保護者としてわが子に対する絵本の読みきかえ の楽しさや難しさ,そして,親子双方の発達についてお話しいただきます。 最後に,指定討論の田島氏から,研究者として,ご自身の「読み聞かせ研 究」の成果を交えて,それぞれの立場からの実践・経験ついて,発達心理 学の立場でまとめていただきます。 20 プロジェクト研究推進委員会報告 29 日 報告要旨 15:00〜15:30 小ホール 現在「認定こども園」「子育て文化の環境」「思春期の子育て」「震災の 子どもの支援」「保育者養成」のそれぞれをテーマとした5つの研究プロ ジェクトがあります。是非メンバーに加わっていただき一緒に研究しまし ょう。 研究交流委員会企画シンポジウム テーマ 29 日 子どものためにできること 15:45〜17:45 小ホール -所沢地域分科会の保育者調査から考える- 企画代表者 企画代表者 司会者 話題提供者 話題提供者 話題提供者 指定討論者 指定討論者 企画要旨 日本子育て学会研究交流委員会 日本子育て学会所沢地域分科会 大熊美佳子(白百合女子大学生涯発達研究教育センター) 矢澤圭介(立正大学) 海沼和代(社会福祉法人あすみ福祉会茶々保育園) 冨田真生(通信制高校技能連携高東京西武学館高等部) 繁多 進(白百合女子大学) 高橋貴志(白百合女子大学) 2012 年 1 月から,所沢地域分科会は研究交流委員会の主導から,地 元組織が運営する形に改組した。その新体制で取り組んできたテーマが, 「保育者の見た保護者の現状と課題」である。地域の子育て状況を,子ど もと保護者に日常的にかつ専門的に触れている保育者が,どう見ているか を調査したものである。 本シンポジウムでは,まず,その調査結果を報告する。専門家として保 育者の視点は,保護者の子育てのあり方にどうしても厳しくなる。しかし, それを乗り越えて, 「子どものためにできること」をここでは追究してい きたい。そのため,地域の保育園と通信制高校技能連携高の実践を報告し ていただく。それらに発達臨床心理学と保育学の視点からの専門家のコメ ントをいただき,フロアーとともに考えたい。多数の保護者と支援者の皆 さまの参加を期待する。 21 ポスター(研究)発表 A 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P01 タイトル 乳幼児をもつ母親の育児不安と父親肯定感 -育児の共有がもたらす効果- 発表者 発表要旨 和田美輪(子育て支援サークル たまごとひよこ) 本研究では父親肯定感と夫婦で共に育児を楽しむことに焦点をあて,そ れらが母親の育児不安に与える影響について考察する目的でアンケート調 査を実施した結果,父親が父親であることを肯定的に捉え育児に質的に参 加することが母親の育児不安に良い影響を与えることが示唆された。 P02 タイトル 思いやりの親子間伝達に関する研究 -51 組の大学生の親子双方の視点から- 発表者 発表要旨 小林美佐子(早稲田大学大学院人間科学研究科) 親が行っている思いやりの教育やしつけは,親が考えているように,子 どもに伝わっているのだろうか。 親はどのように思いやりの教育やしつけを行っているのか。子どもはど のように親の思いやりの教育やしつけを認識し,思いやりを育むのか。親 子間の思いやり伝達について検討する。 P03 タイトル 絵本の読み聞かせ時における母子の情動調整行動の変化 発表者 岩崎衣里子(白百合女子大学生涯発達研究教育センター) 田島信元(白百合女子大学) 発表要旨 絵本の読み聞かせが子どもの社会情動的発達にどのように影響を与える のかを検討することを目的とする。 P04 タイトル 抱き場面における母親と乳児の相互作用 -ビデオとモーションキャプチャを用いて(予報)- 発表者 根ケ山光一(早稲田大学人間科学学術院・早稲田大学応用脳科学研究所) 百瀬桂子(早稲田大学人間科学学術院・早稲田大学応用脳科学研究所) 石島このみ(早稲田大学大学院人間科学研究科・日本学術振興会) 河原紀子(共立女子大学家政学部) 発表要旨 抱き上げの成立時に母子が行っている微妙な相互作用の詳細を,モーシ ョンキャプチャとビデオ映像を用いて,5~6 か月と8~9か月の 2 回に わたり記録・分析し,両者の相互主体性とその発達的変化を検討した。 22 ポスター(研究)発表 B 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P05 タイトル 前言語期における母親の指さし行動の特徴 -家庭における母子相互作用場面から- 発表者 発表要旨 宮津寿美香(日本女子大学学術研究員) 研究は 1 組の乳児(女児)とその母親の相互交渉場面を対象とし,生後 7 か月~2 歳 3 か月まで,家庭での観察による縦断的研究をした。その結果, 乳児に指さし行動が出現する前の時期に,母親が頻繁に指さし行動をおこ なっていることがわかった。 P06 タイトル ハンドベルの選択にみる発達 -保育所の 4 歳児を対象として- 発表者 発表要旨 梅崎高行(甲南女子大学人間科学部) ハンドベルの選択場面における園児の自己主張・自己抑制の様子から, 子どもの発達について議論する。同対象に対して別に実施された満足遅延 課題の結果もあわせて報告する。 P07 タイトル 幼児の遊びと自発性に関する心理学的研究 発表者 濱口裕希(横浜市) 名取洋典(いわき明星大学) 杉本英晴(中部大学) 青柳 肇(早稲田大学) 発表要旨 本研究では,幼児の自発性と遊びに着目する。具体的には,幼児の自発 性を高める,親の遊びに対する意識,養育態度,遊び時間について検討す る。 P08 タイトル 子どもへの関心尺度の妥当性の検討 -子どもへの選好を指標として- 発表者 扇原貴志(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科) 上村佳世子(文京学院大学人間学部) 発表要旨 本研究では,扇原・村井(2012)の子どもへの関心尺度の妥当性を子ども の写真への選好を指標として検討することを目的とした。その結果,尺度 と選好との間には中程度の相関がみられ,尺度の妥当性が示された。 23 ポスター(研究)発表 C 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P09 タイトル 他児・育児書との比較を通した子どもの発達理解が子育て感情に及ぼす影響 -育児経験の有無に着目して- 発表者 杉本英晴(中部大学人文学部) 大熊美佳子(白百合女子大学生涯発達研究教育センター) 発表要旨 本研究では,他児・育児書との比較を通した子どもの発達理解が子育て 感情に及ぼす影響について検討した。その結果,子どもの発達理解におけ る他児との比較が否定的な子育て感情喚起につながり,育児書を参考とし た子育てが肯定的な子育て感情喚起につながることが示された。 P10 タイトル 向性が学業への動機づけに及ぼす影響 発表者 江面 修(アイトク学院) 発表要旨 本研究では, 学習場面において他者との関わりを仮定しない個人内の動機 づけ(以後パーソナル)とともに, 集団の中で他者と関わりを持った中での 動機づけ(以後ソーシャル)と向性との関連について検討する。 P11 タイトル 中学生の他者比較における感情状態 -性別差および個人差要因の検討- 発表者 黒石憲洋(日本教育大学院大学) 佐野予理子(清泉女学院大学) 発表要旨 日本人における「ふつう」志向について,中学生を対象として研究をお 行った。他者比較が感情状態に及ぼす影響については,成人期のサンプル とほぼ同様の結果が得られた。性差や個人差の影響は顕著ではなかった。 P12 タイトル 子育てと天文学 -天文学普及プロジェクト「天プラ」の取り組み- 発表者 高梨直紘(東京大学生産技術研究所・天文学普及プロジェクト「天プラ」 ) 浅見奈緒子(日本教育大学院大学・天文学普及プロジェクト「天プラ」) 発表要旨 天文学普及プロジェクト「天プラ」(www.tenpla.net)は,2003 年に 天文学を専攻する大学院生らを中心として始まった非営利の活動である。 天プラが行ってきた子育て支援活動「アストロクラブ」「母親に向けた天 文教室」 「地域への出張観望会」などの取り組みの紹介,そして子育てと いう文脈にどのように天文学が寄り添うことが可能であるかを議論する。 24 ポスター(研究)発表 D 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P13 タイトル 子育て学の可能性を探る(1):支援者の実践と子育て 発表者 矢澤圭介(立正大学社会福祉学部) 発表要旨 子育てに参考になりそうな実証研究の知見の集約といったものでない 「子育て学」の可能性を検討する。当事者の観点を組み込んだ「子育て学」 を,子育てに関する支援者の実践を検討することで,構築しうることを論 証する。 P14 タイトル 子育て学の可能性を探る(2):つまずいても子育てはやり直しができる - 助走の場・雲の取り組みを通して - 発表者 松村淳子(NPO 法人助走の場・雲) 山田由理子(早稲田大学) 大頭知也(早稲田大学) 発表要旨 本研究は不登校・ひきこもり等躓きを経験した若者(中学生~大学生年 齢)の社会復帰の支援の場である「助走の場・雲」の活動を検討し,「や り直しがきく」支援活動の可能性を示唆することを目的とした。 P15 タイトル 子育て学の可能性を探る(3):完璧な子育てはあるのか 発表者 中島美那子(茨城キリスト教大学) 鈴木尚美(Life Skill) 発表要旨 子どもを育てるために必要なことは,養育者自身が自尊感情を高め,自 分なりの子育てをすることである。本発表では,子育て支援プログラム 「Nobody's Perfect」および「Life Skill」を通して,そのような子育て の在り方について考える。 P16 タイトル パパママ参加型保育所(事業所内保育ママ)の提案(3) 発表者 山本 保(愛知県政策顧問・日本教育大学院大学客員教授) 発表要旨 『子育て研究第 2 巻』 ,第 4 回大会発表に続く, 《パパママ参加型保育所》 の提案(3) 」は,24 年度の愛知県内 2 市での調査,マザーズハローワ ークでのアンケート調査等を経て,本年 4 月に厚労省に正式提案しまし た。26 年度に向けての取り組みの状況を報告します。 25 ポスター(研究)発表 E 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P17 タイトル 外国籍児の保育園における適応と外国籍保育士の関わり 発表者 佐々木由美子(立正大学大学院社会福祉学研究科) 発表要旨 群馬県大泉町の保育園における 3 歳児クラスをフィールドとし,外国 籍児が,どのように周囲の他者と関わりをもち,関係を広げていくのかを 分析した。そしてそこに介在する外国籍保育士の支援が外国籍児に及ぼす 心理的効果について調査したので報告する。 P18 タイトル Baby Friendly Hospital における子育て支援の現状と課題 -A クリニックの事例をてがかりに- 発表者 発表要旨 永山聡子(一橋大学大学院社会学研究科・日本学術振興会) 近年,母乳育児支援への関心が高まっている。医療施設では,「産後ケ ア」としての母乳育児支援の取り組みを評価する WHO・UNICEF の 「Baby Friendly Hospital」が注目されている。しかし,現実には退院後 の支援の在り方が課題である(服部他,2009) 。本報告では,退院後の支 援について,A クリニックの取り組みを中心に課題を明らかにする。 P19 タイトル 育児をサポートする子育て支援プログラムの可能性と課題 -BP プログラムを活用して- 発表者 寳川雅子(鎌倉女子大学短期大学部) 有田留美子(子育て支援グループゆめこびと) 清水正江(子育て支援グループゆめこびと) 木村依子(子育て支援グループゆめこびと) 発表要旨 子育て支援プログラムの一つに,乳児期の子どもを持つ母子を対象とし たBPプログラムがある。本発表では,BPプログラムの紹介と,可能性, そして課題について検討した。その結果,プログラム終了後は育児の孤立 感,負担感等の軽減が見られた。プログラム終了後,継続して支援を必要 とする母子に対する支援の在り方が今後の課題である。 26 ポスター(研究)発表 F 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P20 タイトル 出産後早期からの親子支援としての家庭訪問に関する研究 -兵庫県の実態調査を通して- 発表者 寺村ゆかの(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 瀬々倉玉奈(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 伊藤 篤(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 発表要旨 乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業),養育支援訪問事業 などがあるが,各事業の内容,訪問者の専門性などは多様である。こうし た多様性が有するメリット・デメリットを兵庫県の全自治体を対象とした 調査を通して探索的に検討する。 P21 タイトル 保健センターからの家庭訪問による親子支援と心理職 発表者 瀬々倉玉奈(大阪樟蔭女子大学・神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 発表要旨 「健やか親子 21」開始時(2001 年度)と 10 年後(当初の終了予定 の 2011 年度)に,全国保健センターを対象とした調査を実施したが, その結果のうち, 「家庭訪問による親子支援と心理職」に焦点を当てて 10 年間の変化を検討する。 P22 タイトル 子育て支援拠点の利用と親ストレス亢進の抑止に関する研究 発表者 伊藤 篤(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 発表要旨 「子育てひろば」を利用する母親を対象とした半年間の短期縦断調査 (ストレス尺度を含む質問紙)によって,子どもの年齢の上昇に伴って高 まっていく親ストレスが,「ひろば」利用によって抑制されるかどうかを 検討した。 P23 タイトル ひろば型の地域子育て支援拠点における体験を通した学び -保育ボランティア派遣時に行った事前・事後教育の試み- 発表者 発表要旨 新川泰弘(関西福祉科学大学社会福祉学部) 柏原市のひろば型の地域子育て支援拠点において「子育て・子育て支援 に関する講習」時の保育ボランティア事前・事後に試みた教育の概要と成 果を整理し,今後の課題を明らかにした。 27 ポスター(研究)発表 G 28 日 14:30~16:30 在席時間:奇数 14:40~15:30 偶数 15:30~16:20 P24 タイトル 子育てひろばにおける職員研修に関する一考察 -保育者特性インベントリー(NTI)を用いたフィードバックの効果- 発表者 齊藤勇紀(飯田女子短期大学) 菱田博之(飯田女子短期大学) 発表要旨 子 育てひろばに従事する子育てアドバイザー(保育者)を対象として, 保育者特性インベントリー(以下 NTI) (藤村,2013)を用いた支援の振 り返りをおこなった。NTI 結果についてのフィードバックを個別に行い, 半構造化面接の内容をもとに学びについての考察を行った。 P25 タイトル 保護者支援における受容的関わり -地域子育て支援担当保育士へのスーパービジョンを通して- 発表者 発表要旨 新川朋子(四日市大学環境情報学部) 地域子育て支援担当保育士の保護者への対応とスーパービジョンの過 程を検討した結果,親と子の心理・社会的状況といった背景情報を理解し, 「受容的関わり」を行うことから保護者支援を始めることの重要性が示唆 された。 P26 タイトル 社会開放型子育て観への転換 発表者 西村美東士(聖徳大学文学部) 発表要旨 「参画型子育てまちづくり」は,社会における自己の役割を果たしつつ 社会形成に関わる活動といえる。そこでは,子育て活動のもつ,仲間との 交流や,まちの子育て行政との関わりを通じて社会との交流が行われる。 そのプロセスと効果を明らかにすることによって, 「個人完結型子育て観」 と対置される「社会開放型子育て観」への転換の展望と,これをもとにし た子育て支援のあり方を提示できる。 28 日本子育て学会第 5 回大会準備委員会 委員長 喜多濃太香 副委員長 野々宮加代子 事務局長 大熊美佳子 事務局次長 黒石憲洋 委 員 内田久美子 小川勝利 海沼和代 加賀谷崇文 近藤清美 佐藤佳美 杉本英晴 高崎文子 冨田真生 村野(三木)香織 湯沢智子 日本子育て学会第 5 回大会プログラム 発行日 発行者 2013 年 7 月 22 日 日本子育て学会第 5 回大会準備委員会 委員長 喜多濃 太香 〒359-1164 埼玉県所沢市三ケ島3丁目 1410 三ヶ島幼稚園 29 日本子育て学会第 5 回大会協賛ご芳名 後援 埼玉県教育委員 所沢市教育委員会 (50 音順,敬称略) 大会協賛,広告掲載会社ご芳名 エンゼルフーズグループ 有限会社 皓月 株式会社 ジャクエツ 株式会社 ジャパン・リリーフ 株式会社 世界文化社・ワンダー 田研出版株式会社 人形劇団プーク 株式会社 ボーネルンド (50 音順,敬称略) 本大会を開催するにあたり,上記の諸団体より多大なご支援をいただきました。 ここにそのご芳名を記して,心より感謝の意を表します。 2013 年 7 月 日本子育て学会 理 事 長 青 柳 肇 日本子育て学会第 5 回大会準備委員会 委 員 長 喜多濃 太香 30 エンゼルの幼稚園給食・お弁当 TEL 03-3912-0111 FAX 03-3912-0077 送迎業務の手間・リスクをアウトソースしませんか! 大阪 東京 埼玉 神奈川 広島 仙台 京都 名古屋 神戸 福岡 滋賀 お問合せはお気軽に! 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