いもち病(穂いもち)の防除について!

平成 26年 8 月 22日
緊 急
稲作情報
JA 粕屋
北筑前普及指導センター
いもち病(穂いもち)の防除について!
<元気つくし、ヒノヒカリ>
1. 病害発生状況
 いもち病(穂いもち)
福岡県病害虫防除所が警報を発表!(8月22日付)
いもち病の発生については、8 月8日付で注意報が発表されておりましたが、そ
の後も不順な天候が続いているため、発生が増加しています。8月下旬以降も、い
もち病の発生に適した曇雨天の気象条件が続くと予想されており、今後、穂いもち
の多発が懸念されますので、防除を徹底して下さい。
2. 防除について
(1)
(2)
(3)
穂いもちは、発生後の防除が困難であるため、葉いもちの発生が多いほ
場では、出穂期直前と穂揃期の2回防除を徹底して下さい。
降雨が続き、地上散布が困難な場合は早めに粒剤を施用して下さい。
防除に当たっては、農薬使用基準(使用時期、使用回数等)を遵守して
下さい。
●稲作こよみ掲載農薬
(農薬の飛散に注意しましょう)
農薬名
補正防除
ビームゾル(いもち病)
補正防除
コラトップジャンボ(いもち病)
基幹防除
アチーブモンカットトレボン F 粉剤 DL
基幹防除
(液剤体系)
基幹防除
ビームゾル(穂いもち)
モンセレンフロアブル(紋枯病)
キラップフロアブル(ウンカ・カメムシ)
コラトップスタークル1キロ粒剤
(10a 当り)
10a 当たり散布量
または希釈倍数
使用時期
1000 倍
収穫 7 日前まで
10~13 パック
穂いもち:出穂 30~5 日前まで
3kg
収穫 14 日前まで
1000 倍
1500 倍
1000 倍
収穫 7 日前まで
収穫 21 日前まで
収穫 14 日前まで
1kg
出穂5日前まで
※基幹防除は必ず施用しましょう。
※ ほ場を確認して異変が見受けられましたら、各プラザへ連絡して下さ
い。状況にあわせて薬剤等の対応を致します。