教育支援の手引き - 三重県学校ネットワーク

2012 年度版
教育支援の手引き
三重県立特別支援学校
北勢きらら学園
―
目
次
-
本校の教育課程編成について(教務部・教育課程検討委員会)
・・・・・・・・・ 1
個別の指導計画の活用方法(研修部)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
人権教育推進計画(人権同和推進委員会)・・・・・・・・・・・・・・・・・21
本校が実施している医療的ケアの内容について(医療的ケア部)・・・・・・・27
本校の交流教育【学校間交流と居住地校交流】の概要と実際(交流教育部)・・31
本校の生徒会活動について(生徒指導部)・・・・・・・・・・・・・・・・・33
自立活動の「身体の動き」
「コミュニケーション」の充実について(療育システム部)
・・・・・・・・・・・・35
本校の校内外支援について(支援部)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
校内 LAN の仕組みと活用や学校ホームページについて(情報システム部)・・・61
児童生徒の成長に応じた本校の進路支援の概要と実際(進路指導部)・・・・・65
年間教育内容計画(教育課程検討委員会)・・・・・・・・・・・・・・・・・95
教務部(教育課程検討委員会)
―本校の教育課程編成について―
総論
教育課程を充実させる取り組み
本校では開校以来、
「個に応じた教育」の保障をめざしています。この点について、学習指導要領
においては「教育活動全体を通じて、個に応じた指導を充実させるため、個別の指導計画に基づき
5
指導方法や指導体制の工夫改善に努めること。その際、児童又は生徒の障害の状態や学習の進度を
考慮して、個別指導を重視するとともに、授業形態や集団構成の工夫、それぞれの教師の専門性を
生かした協力的指導などにより、学習活動が効果的に行われるようにすること。」
(平成 21 年 3 月 9 日
_特別支援学校学習指導要領_第 1 章総則第 2 節第4の2)と規定しており、教育課程の充実とその趣旨を生
かす実質的な運用が「個に応じた教育」の基本となります。
10
本校の教育課程は、知的発達や習熟度等に応じて複数を用意しています。また、それを実質化す
るために学級編成や指導体制を工夫しています。これらの意義、原則等の基本的な考え方を明確に
し、全教職員が共通理解のもと教育にあたります。ただし、児童・生徒の状況はさまざまで、各教
育課程を機械的に運用するのでは、より良い結果に結び付きません。一人ひとりの実態をさらに把
握しながら「個別の指導計画」を作成して、各基本的教育課程を適切かつ柔軟に運用しながら、よ
15
り「個に応じた教育」となるよう取り組みます。
1
学習指導要領に準ずる教育課程
(1)教育課程Ⅰ
※学校教育法施行規則 126(小),127(中),128(高)の教育課程
(当該学年の内容に準じて行います。)
高等部ではさらに「理系」「文系」「総合」の 3 コースから選択します。
20
(2)教育課程Ⅱ
(当該学年の内容に準じて行います。学習の進度を考慮して、内容を下学年に代替します。)
国語、算数(数学)の基礎学力の習得を特に重視しながら、他教科についてもより高い概念形成
を目指しています。また、進路学習や主体的な学習を通して、積極的に社会に参加する意欲を育
てることも大切にしています。
2
25
「知的障がい」部門に対応する特別支援教育を合わせて行う教育課程
※学校教育法施行規則 130-2,131 適用による教育課程となりますので、学校長が「知的障がい」に対応する特別
支援教育が必要と判断した場合等、対応する障がい部門が重複する場合に限り履修できます。
(3)教育課程Ⅲ (自立活動の領域を加味した教育課程)
ごく基礎的な「コミュニケーション」
「読み、書き」
「数量概念」の定着と発展をねらいとして、
ことばや数の学習を毎日決まった時間に設定して系統的学習を行います。また、
「総合的な学習の
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時間」等で体験学習を充実させ、先を見通し段取りをつけて行動する力を育てることも大切にし
ています。これらは児童・生徒を総合的に理解した上で、担任が中心に行います。
(4)教育課程Ⅳ (自立活動を中心とした教育課程)
ⅣB: 生活リズムを整え、からだの状態を安定させることを大切にします。その上で安心できる
教員と一緒に体感できる活動を行います。外界へ気持ちを向けて、やりとりを楽しめるよう
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になることをめざして学習を進めます。
ⅣA: ⅣB の内容に加えてコミュニケーションを豊かにしていく活動を大切にしています。こと
ばや動き、代替コミュニケーション機器などを通して、友だちや教員とのやりとりを楽しむ
学習を進めます。また、簡単なルールの理解や見通す力をつけていくために、体験を通した
学習を行っています。
1
3
教員を派遣して教育を行う教育課程
※学校教育法施行規則代 131 条に基づき、特別の教育課程により行います。
(5)教育課程
訪問教育Ⅲ・Ⅳ (教育課程Ⅲ・Ⅳの内容に準じた教育内容)
教員が児童・生徒を訪問し、週 3 回 2 時間の授業時間を確保し、一人ひとりに応じた学習を
5
行ないます。
各教育課程の学習内容等の目安
※各教育課程の学習の目安です。これを基本として個に応じて適切に運用します。
10
教育課程
・身体の状態や気持ちを安定させて、外からの働きかけを受容する。
・身近な人と、表情、体の動き、声や代替機器を使って気持ちを伝えあう。
ⅣB
15
・自分の楽しみを増やし、それに気持ちを向ける。
・喜怒哀楽の感情を、周りに分かるように表出する。
※児童・生徒の体調や生活リズムを十分に配慮し、ゆっくり学習を行う。
・「イエス・ノー」等、意思や気持ちを音声、表情、体の動きで伝える。
・物や環境の違いに気付き、見通しをもった活動を行う。
・身近な人について、自分との様々な関係を意識する。
・身近な物の名前を理解する。写真や絵と実物を対応させる。
・「~すれば~になる」という思考をする。
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ⅣA
・簡単な事象について指示に従う。
・簡単な質問に対して、複数の対象から選択する。
・シンボルやボディランゲージ、言葉等、文字の前段階のコミュニケーション活
動を行う。
・数字の前段階の量や位置・空間の認識、形の弁別等を学習する。
25
・時間、きまり、教員の指示や自己の目標により自律的に活動する。
・文字を使い学習活動を行う。
・感覚的な量の把握比較、集合数等の基礎的数量認識、図形の基礎を学習する。
Ⅲ
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・「調べる」「準備する」「協力する」等、しっかり考え先を見通しながら活動する 。
・読み書き(読解、文章表現)の基礎的な学習を行う。
・普遍単位(cm、ℓ等)による数量の把握、加減・乗除等の基本的数量概念等を学習する。
Ⅱ
・学習指導要領標準の各教科の学習を下学年の内容に代替して行う。
※「身体の動き」や「心理的な安定」等、自立活動の内容を全般に反映させる。
35
・学習指導要領標準の当該学年の内容を中心に学習する。
Ⅰ
※「身体の動き」や「心理的な安定」等、自立活動の内容を全般に反映させる。
※教育課程Ⅲ、Ⅳは重複障がいに対応する学校教育法施行規則を適用した教育課程です。
40
※教育課程Ⅴは、一人ひとりに応じて、教育課程Ⅰ~Ⅳの内容に準じた教育課程です。
2
Ⅰ-1 教育課程を充実させる取り組み
教育課程Ⅰ・Ⅱ
教育課程Ⅰ・Ⅱでは、学習指導要領の内容に準じて、当該学年の内容(Ⅰ)、または下学年に代替し
た内容(Ⅱ)の学習を行っています。
5
各教科については、当該免許を保有する教員が指導を行っています。児童・生徒の実態や教科の特
性に合わせ、個別学習あるいは集団学習を行い、主に基礎学力の定着を図ります。少人数授業を活か
したきめ細やかな指導と評価を行い、ティームティーチングやICT機器を活用することで、より効
果的な授業を展開しています。
一方、「総合的な学習の時間」や「進路学習」等の体験的活動については、複数の担任が協力し、
10
社会性や主体性の育成を重点とした指導を行っています。したがって、教員間の共通理解をもとに、
「ねらい」を持って学習活動を行う必要があります。ここでの社会性や主体性は、児童・生徒の発達
段階によりさまざまですが、たとえば「他者と適切に関わる力」や「自分で考え決定し、行動する力」
は、自分のやりたいことを実現するためにはなくてはならないもので、卒業後の進路を見すえたうえ
でも大切なものです。
15
さらに、「校外学習」等の活動では、児童・生徒の意欲を引き出し、自分の生活をよりよくしてい
く原動力となるように取り組んでいます。
また、社会性を培うために、同じような発達段階にある児童・生徒同士が関わったり、学び合った
りすることは、自己の力を伸ばすうえで非常に大切です。教科学習の時間だけでなく、日常全般でこ
れらの活動が行われるような基礎集団編成に配慮しています。
20
そして、
「個別の指導計画」の中に「社会性の課題」という項目を定め、それぞれの児童・生徒に応
じた中心課題を設定しています。さらに、以下の4点を重点として取り組みを進めています。
1
児童・生徒を総合的に理解すること
児童・生徒の日常には、家庭では保護者が、学校では教員が常に近くにおり、何も言わなくても
25
周囲が先回りして手を出してしまうという場面がありがちです。そのため、児童・生徒は挨拶や介
助依頼が適切にできなかったり、安易に身近な大人に依存してしまったりすることがあります。ま
た、児童・生徒同士で、困ったことに立ち向かったり、協力したり、乗り越えたりするような経験
の幅が狭く、自分に自信を持てない等の実態があります。それは、新しい活動に対して不安や抵抗
を感じることにつながっています。
30
このような一人ひとりの実態や生活環境を理解するために、保護者や他の教職員と連携をとり、
日常の様子や授業を通して児童・生徒の理解を深めながら、個に応じた課題を明らかにしていくサ
イクルを大切にしています。
2
35
意図的な課題場面を設定すること
課題が明らかになったらそれに向け、適度な困難をともなう意図的な課題場面を設定し、
「総合的
な学習の時間」等を中心にし、学習全般で取り組むことが必要です。たとえば学校行事や校外学習
の場面では、学習グループでの話し合いや作業において協力し、仲間づくりや教員と関係づくりを
行っていきます。そして、課題を乗り越えた達成感を共にもちながら、次への意欲を高めていきま
す。指導にあたっては、担当する教員が一人ひとりの課題を共通
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理解しながら、適切な手立てを
講じているか、児童・生徒の動きを待つことができているか、そして、必要な時に児童・生徒に寄
3
り添うことができているか等、常に検証しながら取り組むことが大切です。
3
自立に向けて
(1) 学校生活での仲間づくり
5
児童・生徒は保護者と離れ、家庭とは異なる環境の中で友達とともに行動し、協力や衝突を繰
り返すうちに他者との適切な人間関係を確立していきます。
たとえば教科授業の中では、自分の考えを話したり友達の考えを聞いたりする場面をつくり、
互いに議論することで学習内容を深めることもあります。また「総合的な学習の時間」では、学
校行事に向けて学習グループごとに話し合いや作業を行い、仲間づくりや教員との関係づくりを
10
行っています。
このような話し合いは、児童・生徒が主体となって自分の考えや思いを主張する大切な機会で
す。授業を通じて経験を積むことで、次第に自分の意見を論理的に説明できるようになり、自分
とは異なる考え方を受け入れたり、相手の気持ちや立場を尊重して自分の気持ちをコントロール
したりする等、コミュニケーションの基礎も身についていきます。
15
また、作業を通じて共通の目標や目的に向かって互いに協力し合ったり、ともに課題を克服し
たりすることで信頼関係を築き、達成感を得ることで自信をつけていきます。
日常の中でも児童・生徒同士で気づいたことを指摘し合ったり困ったときに助け合ったりする
ことで、互いに良い刺激を受けて成長していきます。これらの過程で築いた友達や教員との信頼
関係は、新たな活動に挑戦する意欲に繋がります。
20
(2)「校外学習」
児童・生徒はその発達段階に応じて、他者との関係性を深めるとともに、関係をもつ対象範囲
を拡大していきます。すなわち、家庭から学校、地域社会へと活動の場が広がることで、保護者
や家族との関わり、教員や友達との関わり、地域の人々との関わりと、対象が変化していきます。
25
児童・生徒が集団内での自己の在り方や集団との関わり方といった社会性を習得するためには、
さまざまな集団の中での活動を行うことが大切です。
そこで本校では、さまざまな人と接する機会を増やすために、校内のみならず、居住地校交流
や学校間交流、地域社会等、積極的に校外に出て活動を行っています。
また「校外学習」は、各教科で学んだことを応用し、実社会で活用する場でもあります。
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「校外学習」を行う場合には、児童・生徒が見通しや目標をもって活動できるように、事前学習
を行います。それにより活動の概要を理解することで不安感を解消するとともに、困難に直面し
たときにどのように解決すればよいかを考え、新しいことに挑戦する意欲や成功への期待感を高
めることができます。
校外での活動中は、児童・生徒の主体性に任せ教員は必要に応じた助言を行うということを特
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に注意しています。たとえば、分からないことは教員ではなく店員に尋ねるよう助言する等、さ
まざまな人と関わりを持てるように支援を行います。
「校外学習」が終わった後には、活動を振り返るために事後学習を行います。達成感を得たり
課題を把握したりするためにも、活動の中で「できたこと」と「できなかったこと」を明確にす
ることは大切です。
40
さらに、校外に出て児童・生徒が活動することは、暮らしやすい地域社会を啓発する活動にも
4
なります。
4
教員の連携について
以上のような点に留意しながら、児童・生徒が自分のしたいことを決め「一人でできることを増
5
やす」「他者と協力する」「他者の援助を活用する」等を目標にし、実際に活動の幅を広げて社会性
や主体性を育み、社会参加、自立へと繋げていきたいと考えています。
そのための教職員の連携について、以下の 3 点を大切にしています。
(1)主たる担当者の役割について
10
このような学習は、基礎学力や社会性の発達と、とりまく生活環境を含む全人的な児童・生徒
の理解と、私たち教員の磨かれた感性があってこそ実現するものと考えています。日常で児童・
生徒の様子を把握し、問題に迅速に対応し、本人や家庭との信頼関係を構築し、協力して教育を
行っています。
15
(2)学級担任の協力体制について
取り組みを効果的なものにするためには、学級の複数の担当者間で児童・生徒の様子を日常的
に地道に情報交換し、互いに補い合うことが必要です。学習グループ会を中心に教員間の信頼・
協力関係について努力しています。
20
(3)学部間の協力について
さらに、学習を積み上げて確かな力とするためには、各学部が連携し、成長に合わせて継続的
に学習が展開されなければなりません。子どもたちが小学部から高等部に進むにつれ、少しずつ
自己決定の幅を広げ、より主体的に学校生活を送っているのか、情報交換が必要です。
たとえば、学部や全校での研修会で研修テーマを統一し事例を上げて検討することは、学部の
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違いや担当する児童・生徒の発達段階の違いはあっても、個々の育ちをしっかり見つめることが
できるので、共通の課題を明らかにする点で有意義です。
今後も、ひとつの事例をもとに担当する児童・生徒に思いをはせたり、互いの様子を話したり
することを地道に続けながら、小学部・中学部・高等部の共通理解を図っていきます。また、研
修会のみならず、日常でも連携をとれるように心がけています。
30
卒業後に学習で得た力をもとに自己のあり方を自ら決定しつつ豊かな生活を送ることができる
よう支援していきます。
35
40
5
Ⅰ-2 教育課程を充実させる取り組み
教育課程Ⅲ
教育課程Ⅲは学校教育法施行規則第 130 条、第 131 条を適用した教育課程で、「肢体不自由」の教
育部門と合わせて「知的障がい」の教育部門にも対応しています。児童・生徒を総合的に理解するた
5
めに、学習全般を合科や自立活動の内容として設定し、学級担任が中心となり、相互に関連させなが
ら学習をすすめます。
この教育課程では、特に基礎学力(読み・書き、基礎的数量概念等)の定着とコミュニケーション力
の育成に重点を置いています。これらは児童・生徒が他者との関係性を作るための手段となるもので
あり、社会性を身につけるための基盤です。そのため毎日1、2限等、決まった時間帯に継続的に学
10
習し基礎学力の定着を図っています。毎日同じ時間に同じ活動を行うことで、生活のリズムをつくる
ことにも役立っています。また、教育課程Ⅰ・Ⅱと同様に「総合的な学習の時間」を中心に体験学習
を充実させ、社会性や主体性を育成しています。
1
15
コミュニケーションと言語
コミュニケーションは人と人とが音声や文字、ジェスチャー等を用いて情報交換し思想や感情、
意思等を伝達するプロセスです。そこには人に何かを伝えようとする意思と伝える内容と伝える手
段があります。声や文字を用いて気持ちや考えを伝えたり理解したりする手段が「言語コミュニケ
ーション」です。言語の学習には「聞く」
「話す」
「読む」
「書く」の領域があります。そのうち「聞
く」「話す」の基礎は、学校での教育がはじまる以前から日常生活等の体験により培われていきま
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す。これに対して、文字を使用した「読む」「書く」は、机上の学習によりその基礎が養われるも
のです。「読む」「書く」の基礎能力は最も基本的な教養のひとつであり、母国語の習得という言語
文化の継承以前に、社会生活を送るために必要な手段です。文章を読むことによって自分の考えを
発展させたり視野を広げたりすることに繋がり、文章を書くことによって自分の考えを整理したり
他者に主張したりすることができます。文字を使用したコミュニケーション手段を獲得し自己の意
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識を内外へと向けることで、豊かな人間性が育まれていきます。また近年はパソコンやメールが普
及したことにより、情報機器を通じた文字でのコミュニケーションの幅が広がりつつあります。
(1)「国語」「言語」の時間
主に「読解」を中心に進めます。読解力とは、文の意味を読み取るだけではなく、それらを総
合して文章全体の趣旨を把握する力です。学習では、文字や文の基本構成の習得や読み聞かせを
30
します。また、単に事実を掴むことだけではなく、心情の理解や内容についての自分の気持ち、
考えを引き出すことも大切にします。
学習は、個々に応じて1文からはじまり、習得の状況に合わせた教材を用いて(共通教材庫やコ
ンピュータの教材用フォルダに用意)、継続して学習します。たとえば本校では、
「本文が 10 以上
になると内容の把握が困難になる」というケースがあります。そのような場合は「5~10 文程度
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で完結する文章をていねいに数多く読み込む」
「比較的長い文章(作品)を 5~10 に区切りながら読
み進める」という形で進めます。その際には、読み取れているかどうかを指導者が注意深く把握
することが大切です。また、児童・生徒の、文章から場面を想像する力に応じて、挿絵、絵本等
を用いてイメージの補完をしながら進めることも必要です。
(2)「作文」の時間(高等部)
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「書く力」を伸ばすために行います。家庭で書いてきた日記を添削しながら進めます。書く意
6
欲を喚起するためさまざまな人に読んでもらい、コメントを書いてもらう等、日記を書くことで
人とつながる楽しさを味い、日記を書くことが毎日の習慣になるよう取り組んでいます。
2
5
算数、数量・形
学習指導要領では、「数量や図形についての算数的活動を通して、基礎的な知識と技能を身に付
け、日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考える能力を育てる」ことを目標としています。
社会には数字が溢れています。物の値段、時刻、体重や身長、テレビゲームの得点等といったもの
にも数字が使われています。数が世界で共通に使われ、そのことを通じて他者と関われるという側
面において数の世界は文化性の高いものといえます。「算数、数量、形」の学習では、既習事項を
10
積極的に活用して、思考する・試行錯誤する経験を通して、見通しを持ち筋道を立てて考え、自力
解決する力を養います。そのため、次の 6 点に重点を置いた学習を行っています。
(1)量を視覚的にまとまりとして把握する。
(2)平面空間を正しく捉える。
(3)数を序数でなく「量をあらわす概念」としてとらえる。
15
(4)加減、乗除や連続量など量を扱う学習をする過程で論理的な思考を獲得する。
(5)問題を解くために必要な一つ一つの過程を順番に踏みながら学習を進める。
(6)数式を使った計算学習と具体物を取り扱う学習を適度に組み合わせて学習する。
特に、理解がゆっくりの児童・生徒には、最初から総合的な思考を求めたり、属性(形、色等の
性質)が複雑に存在する具体的な場面の問題を扱ったりするのではなく、解決のための一つ一つの
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過程に注目させることが大切です。児童・生徒の中には、それまで数量指導を受けているにもかか
わらず、数字に量が伴わず大小がわからなかったり、指おり等で数えたりする様子も見られます。
これは、経験の浅い小学部の児童のみならず経験を積んだ高等部の生徒にも共通の課題となってい
ます。このような場合、タイルによる視覚的把握や、それをもとにした系統的学習の丁寧な反復に
より改善がみられます。また、乗除において、何でも掛けてしまう場合でも、「全体量の存在」「1
25
あたり量の存在」の気付きなどの学習を丁寧に行うことで、改善が見られます。このように、これ
まで数の学習について定着が困難と思われた児童・生徒も、一つ一つの過程をごくシンプルな形に
した学習を経ながら、徐々に具体性をもたせた学習を併せていくことで問題解決ができるようにな
ります。
以上のように、児童・生徒の、理解の速さ、習熟度に応じて、基礎的数量、加減・乗除等の数量
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に関する概念や、図形に関する概念を習得します。そしてその概念を活用して、事物・事象を分析
し総合することで論理的に物事を考える力をつけていきます。この分析-総合の力が「日常の事象に
ついて見通しをもち筋道を立てて考える能力」の基礎となります。
3
35
「社会性」「主体性」を育む教育について
この点については、教育課程Ⅰ・Ⅱで述べた趣旨に準じて行います。ただし、事物・事象の理解や先
を見通す力が不十分な点があり、その点について実態把握をした上で、時間をかけてゆっくり援助し
ながら進めることが必要です。
40
7
Ⅰ-3
教育課程を充実させる取り組み
教育課程Ⅳ
教育課程Ⅳは、知的障がいが重い児童・生徒に対応して、学校教育法施行規則第 131 条 (※P112
参照) を適用した『自立活動』が中心の教育課程です。従来、知的障がいが重い児童・生徒は「学
5
習が困難」と捉えられることが少なくありませんでした。しかし、これは一般教科の指導を前提に
しているものであり、この拘束を外し、適切な学習内容とすれば、教育により成長し自己の人格を
高めることができます。このことは憲法、教育基本法の、すべての国民に教育が保障されるとする
趣旨に合致します。このように、私たちは、まず、障がいの有無や程度に関係なく、すべての子ど
もに個性豊かな人格があり、それを教育により高めていくことができるという立場に立ちます。そ
10
してこの一般教科に捉われず創意工夫するために特に用意された学習領域が『自立活動』であり、
教育課程Ⅳはこれを中心としています。
この『自立活動』の目的については、学習指導要領は「個々の児童又は生徒が自立を目指し、障
害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習
15
慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。」
(平成 21 年 3 月 9 日_特別支援学校学習指導要領_第7
章総則第1) としています。さらに、ここにいう「障害」とは「日常生活や学習上の困難であって教
育により改善等が期待できるもの」として、特に障がいの状態に配慮した支援教育を行うために設
置された学習領域であるといえます。
ところが、この『自立活動』は具体的な学習内容が定まっていません。個々の障がいの状態はさ
20
まざまであることから内容が一律に決められず、担当教員が「児童又は生徒の障害の状態や発達の
段階等の的確な把握に基づき、指導の目標及び指導内容を明確にし、個別の指導計画を作成するも
の」とされています。もっとも、内容については、すべて自由に決めることができるのではなく、
6 区分 26 項目の項目から必要とするものを選定し、また、それらを相互に関連付けて具体的に設定
することとされています。
25
このように『自立活動』は、一応の基準はあるものの、広範に教員の裁量が認められる領域です。
このことは個に応じるという点ではプラス面が大きいですが、同時に教員の考え方により内容が大
きく左右されてしまう恐れもあり、開校後しばらくの間は、内容の客観性や指導の継続性の確保に
苦慮しました。そこで、本校では、この『自立活動』について、6 区分 26 項目のどの点について重
点的に指導を行うかを基準に、あらかじめ複数の自立活動の学習枠を用意して最低限必要な共通理
30
解を図っています。
1
教育課程Ⅳ(ⅣB・ⅣA)の内容について
(1)教育課程ⅣBについて
教育課程Ⅳにおいて、特に自分の身体の状態や気持ちを安定させながら、外からの働きかけを
35
受容して楽しんだり、信頼できる人と表情やからだの動きで気持ちを伝え合ったりすることを重
点としたカリキュラムを「教育課程ⅣB」としています。
この教育課程では、児童・生徒の体調や生活リズムに十分配慮し、ゆっくり学習を行い
ます。基本的なねらいとしては、安心できる教員の存在を基本にしつつ、気持ちを外に向け人や
物とのかかわりを豊かにしていくことが挙げられます。そのため、学習の中では「一緒に学び、
40
気持ちを共有できる大人の存在」が大切となっています。
8
ア
『領域・教科を合わせた指導』としての「日常生活」と『自立活動』の「選択(摂食)」につ
いて
これらの活動に取り組むには健康の保持が前提条件となっています。過度の筋緊張から充分
な呼吸ができない、食事の場面でスムーズな嚥下(唾液、食物、水分などを飲み込むこと)ができな
5
い、といった困難を抱えている児童・生徒については、呼吸介助や姿勢変換を工夫することで、
排痰を促したり緊張が入りにくくしたり、食事時には、口唇介助や食形態の工夫をするなどの
摂食指導も行っています。
また、経管栄養(経鼻、胃ろう)、吸引(痰をとること)といった医療的ケアを必要とする児童・
生徒や、そのために保護者付き添いが常時必要な児童・生徒もいます。これらの児童・生徒に
10
ついては、保護者、保健室、医療関係等と常に連携をとりながら日々の生活を送っています。
このように、教育課程ⅣB では、健康面での取り組みを基盤に据えて学習を行っています。
イ
『自立活動』の「かんじる・あらわす」・「からだ」について
「かんじる・あらわす」では、「全身を使った活動」、「見る・聞く活動」、「手を使った活動」
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の 3 つの活動を中心とした学習活動を行なっています。それぞれの活動は別々に行われるので
はなく、お互いに関連し合って進められています。「全身を使った活動」とは、主に前庭感覚、
固有受容覚、触覚に働きかける活動で、ボディーイメージを高めて自分の身体に気づき、外界
へとかかわる基盤を作っていく学習です。また、教員や友だちとの密着した遊びや、歌や音楽
に合わせてのやり取り遊びの中から、からだに働きかけることを通して快の情動を高め、心地
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よさを感じ、気持ちのやり取りやコミュニケーションを図る学習を行っています。「見る・聞く
活動」とは、明暗や音の変化、教材化したキャラクターを認知し、
「おや、何かな?」と外界へ
気持ちを向け、期待、見通しを持ち、自発的な動きを広げていく学習です。「手を使った活動」
とは、手で物に触れ、感触の違いや変化を感じ取りながら外界に気持ちを向け、手の動きを広
げていく学習です。
25
「からだ」では、過緊張で動きにくいところ、逆に力が入りにくいところがあることを知り、
少しでも体が動きやすくなるために緩めたり、力を入れたりして身体の使い方を学習します。
理学療法士と複数の学習グループで行なう「合同からだ」と、各学習グループで行なう「グル
ープからだ」があります。また、年間を通して毎週1時間、水治訓練も行っています。
30
以上により、この教育課程では、『自立活動』のうち(心理的な安定)(人間関係の形成)(環
境の把握)(コミュニケーション)の項目を主なねらいとする「かんじる・あらわす」や、(健康の
保持)(身体の動き)の項目を主なねらいとする「からだ」
「選択(摂食)」の時間のほか、
『領域・
教科を合わせた指導』として「日常生活」を中心に編成しています。
35
(2)教育課程ⅣAについて
教育課程ⅣAでは、教育課程ⅣBの内容に加えて意思表出(カード等の代替物、ボディーラ
ンゲージ、言葉等)や簡単なルールを理解し、見通しを持って活動すること、体験・体感を通
しての認知や概念の形成を重点としています。
肢体に障がいがあるがゆえにコミュニケーションがとりにくい児童・生徒に、身体の動きに
40
配慮した介助や、教材の工夫をして学習を行ってます。
9
カードの意思表出では、児童・生徒の混乱をなくすために「時間割カード」「施設表出
カード」を学習グループや学部を超え共通したものを使ったり、個々の発達段階にた絵カード
などを活用したりして取り組んでいます。
また、主体的に自己の力を発揮できるよう、個々に応じた自立に向けての取り組みも
5
並行して行っています。このため、
「自立活動」のうち(コミュニケーション)
(心理的な安定)
(環境の把握)の項目を主なねらいとする「しる・かんがえる」
「こころ・つくる」の時間を多
くとっています。
ア
『自立活動』の「しる・かんがえる」「こころ・つくる」について
10
「しる・かんがえる」では、主に教科準備期の児童・生徒を対象に、ⅣB の「かんじる・あ
らわす」における「見る・聞く活動」
「手を使った活動」に加え、文字前段階のコミュニケーシ
ョン、量や位置関係の感覚的な把握、文字や数量概念の獲得等、個々または集団で学習に取り
組んでいます。
「こころ・つくる」では、音楽的、創作的、生活体験的な活動を通して、心や気持ちに働き
15
かけたり、手指の操作性や巧緻性を高めたりすることを目的に、取り組んでいる学習です。
※
「自立活動」5 区分 22 項目が、学習指導要領改訂にともない、6 区分 26 項目になりました。文部科学省
のホームページ「平成 20 年度
20
新教育課程説明会資料①(特別支援学校)」
(平成 21 年 1 月)にわかりやす
く解説されています。(自立活動概略P108 参照)
25
30
35
40
10
教育課程
訪問教育について
学校教育法第 81 条に「疾病により療養中の児童および生徒に対して、特別支援学級を設け、又は
教員を派遣して、教育を行うことができる」という条文があります。また、学校教育法施行規則第
5
131条には、
「特別支援学校の小学部、中学部、又は高等部において、複数の種類の障害を併せ有
する児童若しくは生徒を教育する場合又は教員を派遣して教育を行う場合において、特に必要があ
るときには、第126条から第129条までの規定にかかわらず、特別の教育課程によることがで
きる。」とあります。これらに基づき、本校でも 2010 年度より、訪問による教育を「教育課程
訪
問教育」と位置づけて実施します。
10
この教育課程では、一人ひとりに応じて、本校教育課程Ⅲ、Ⅳの取り組みに準じた指導内容を設
定します。以下に、訪問教育に関連するその他の規定を抜粋します。
1
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領より
第 1 章「総則」第 2 節「教育課程の編成」
15
第 4「指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項」
2(9)障害のため通学して教育を受けることが困難な児童又は生徒に対して、教員を派遣
して教育を行う場合については、障害の状態や学習環境等に応じて、指導方法や指導体
制を工夫し、学習活動が効果的に行われるようにすること。
第5「重複障害者に関する教育課程の取り扱い」
20
4
障害のため通学して教育を受けることが困難な児童又は生徒に対して、教員を派遣して
教育を行う場合については、「重複障害者に関する教育課程の取り扱い」の1から3(こ
こでは省略)に示すところによることができるものとする。
5
重複障害者、療養中の児童若しくは生徒又は障害のため通学して教育を受けることが困
難な児童若しくは生徒に対して教員を派遣して教育を行う場合について、特に必要がある
25
ときには、実情に応じた授業時数を適切に定めるものとする。
2
特別支援学校高等部学習指導要領より
第 1 章「総則」第 2 節「教育課程の編成」
第 4 款「教育課程の編成・実施に当たって配慮すべき事項」
30
5「教育課程の実施等に当たって配慮すべき事項」
(10)障害のため通学して教育を受けることが困難な生徒に対して、教員を派遣して教育を
行う場合については、障害の状態や学習環境等に応じて、指導方法や指導体制を工夫し、
学習活動が効果的に行われるようにすること。
第6款「重複障害者等に関する教育課程の取扱い」
35
4
障害のため通学して教育を受けることが困難な生徒に対して、教員を派遣して教育を行
う場合については、次に示すところによるものとする。
(2)特に必要がある場合には、実情に応じた授業時数を適切に定めること。
(3)校長は、生徒の学習の成果に基づき、高等部の全課程の修了を認定することができる
こと。
40
11
―
資料
①
―
教育課程関連の規定と趣旨等(抜粋)
1
5
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領(平成 21 年 3 月 9 日)
(1)教育目標(第1章総則、第1節)
学習指導要領の一般目標に加えて「児童及び生徒の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を
図るために必要な知識、技能、態度、及び習慣を養うこと」が加えられている。⇒自立活動6区分 26 項目
(2)教育課程の編成(第1章総則、第2節)
各学校においては法令に従い、児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指し、その障害の状態および発達
10
段階や特性並びに地域や学校の実態を十分考慮して、適切な教育課程を編成するものとし、これらに掲げる目標
を達成するよう教育を行う。⇒準ずる教育(本校ではⅠ)、下学年適用(同Ⅱ)、自立活動を合わせた(同Ⅲ)、自立
活動中心(同Ⅳ)
(3)指導計画作成にあたっての配慮事項(第1章総則、第2節、第4)
学校の創意工夫を生かし、全体として、調和のとれた具体的な指導計画を作成するものとする。
15
(4)「個別の指導計画」作成(第1章総則、第2節、第4の1 (5))
各教科等の指導に当たっては、個々の児童生徒の実態を的確に把握し、個別の指導計画を作成すること。
(5)個に応じた指導等、指導方法の工夫改善(第1章総則、第2節、第4の2 (1))
学校の教育活動全体を通じて、個に応じた指導を充実するため、個別の指導計画に基づき指導方法や指導体制
の工夫改善に努めること。その際児童生徒の障害の状態や学習の進度等を考慮して、個別指導を重視するととも
20
に授業形態や集団構成の工夫、教師の専門性を生かした協力的な指導などにより、学習活動が効果的に行われる
ようにすること。
2
※教育課程はそれぞれの趣旨に合う実質的運用が必要。
学校教育法施行規則(2008.11 月)による教育課程編成の種々の条件
(1)小学部教育課程(第 126 条)
25
ア
原則(国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図工、家庭、体育)(道徳、特別活動、自立活動、総合)。
イ
知的障害者
生活、国語、算数、音楽、図工、体育。
(2)中学部教育課程(第 127 条)
ア
※
30
原則
必修教科(国、社、数、理、音、美、保体、技家、外)および選択教科、道徳、特活、自活、総合
選択教科は国語等の各教科及びその他特に必要な教科とし、地域及び学校の実態、ならびに生徒の特性その
他の事情を考慮して設ける。
イ
知的障害者
国、社、数、理、音、美、保体、職業・家庭。選択教科は外国語及び特に必要な教科
(3)高等部教育課程(第 128 条)
35
ア
原則
別に定める各教科の各科目(多いので省略)及び特別活動、自立活動、総合的な学習の時間。
イ
知的障害者(国、社、数、理、音、美、保体、職業、家庭、外、情報、その他) 特活、道徳、自立活動、総合
(4)「合科授業」について(第 130 条、第 130 条-2)
ア
特に必要な場合、各教科又は各教科に属する科目の全部又は一部について「合科授業」ができ
る。
イ
知的障害者又は障害が重複している場合、特に必要な場合、各教科、道徳、特別活動、自立活
動について合わせて授業を行うことができる。
40
(5)障害が重複している場合および訪問教育(第 131 条、第 131 条-2)
12
ア
障害が重複する場合又は教員を派遣して教育を行う場合、特に必要のあるときには、特別の教育課程によ
ることができる。
イ
5
―
資料
※教育課程Ⅲの一部、教育課程Ⅳ全般において自立活動となっている根拠。
検定教科書用図書を使用することが適当でない場合は、他の適切な教科書用図書を使用できる。
②
―
学校教育法、学校教育法施行規則等における特別支援学校の役割等について
1
10
学校教育法(平成 19 年 96 号_施行平成 20 年)
(1)特別支援学校の目的(学校教育法第 72 条)
特別支援学校は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体自由者又は病弱者(身体虚弱者
を含む。以下同じ。)に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとと
もに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けるこ
とを目的とする。
15
(2)特別支援学校が行う教育の明示(学校教育法第 73 条)
特別支援学校においては、文部科学大臣の定めるところにより、前条に規定するものに対する
教育のうち当該学校が行うものを明らかにするものとする。
(3)特別支援学校のセンター的役割(学校教育法第 74 条)
特別支援学校においては、第 72 条に規定する目的を実現するための教育を行うほか、幼稚園、
20
小学校、中学校、高等学校または中等教育学校の要請に応じて、第 81 条第1項に規定する幼児、
児童、又は生徒の教育に関し必要な助言又は援助を行うよう努めるものとする。
2
学校教育法施行規則(平成 20 年文部科学省令第 34 号)
(1)特別支援学校の情報提供(学校教育法施行規則第 119 条)
25
特別支援学校においては、学校教育法第 72 条に規定するものに対する教育のうち当該特別支援
学校が行うものを学則その他設置者の定める規則(次項において「学則」という。)で定めると
ともに、これについて保護者等に対して積極的に情報を提供するものとする。
(2)特別支援学校が学則を定めるに当たって(学校教育法施行規則第 119 条の2)
前項の学則等を定めるに当たっては、当該特別支援学校の施設及び設備等の状況並びに当該特
30
別支援学校の所在する地域における障害のある児童等の状況について考慮しなければならない。
(3)特別支援学校における学級編制方法(学校教育法施行規則第 121 条)
特別支援学校の小学部、中学部又は高等部の学級は、同学年の児童又は生徒で編成するものと
する。ただし、特別の事情がある場合においては、数学年の児童又は生徒を一学級に編成するこ
とができる。
35
(4)特別支援学校における学級編制方法(学校教育法施行規則第 121 条の3)
特別支援学校の小学部、中学部又は高等部の学級は、特別の事情のある場合を除いては、視覚
障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者の別ごとに編成するものとする。
3
特別支援学校小学部・中学部及び高等部学習指導要領
第 1 章総則第 2 節、小学部中学部第4の2(16)、高等部第4款5(18)
40
小・中学校及び高等学校等の要請により、障害のある児童生徒または、当該児童生徒の教育を
13
担当する教師等に対して必要な助言または援助を行ったり、地域の実態や家庭の要請等により保
護者に対して教育相談を行ったりするなど、各学校の教師の専門性や施設・設備を生かした地域
における特別支援教育のセンターとしての役割を果たすように努めること。その際、学校として
組織的に取り組むことができるように校内体制を整備するとともに、他の特別支援学校や地域の
5
小中学校との連携を図ること。
14
研修部
―個別の指導計画の活用方法―
個別の指導計画に
について
1, 個別
別の指導計画
画とは
学習
習指導要領で
では、個別の指導計画につ
ついて「教科
科等の指導に当
当たっては、個々の児童
童または
生徒の
の実態を的確
確に把握し個
個別の指導計
計画を作成する
ること。また
た、個別の指
指導計画に基
基づいて
行われ
れた学習の状
状況や結果を
を適切に評価し、指導の改
改善に努める
ること。
」つま
まり
① 特
特別支援学校
校においては、作成が学習
習指導要領上
上に義務づけられている。
。
② 新
新学習指導要
要領から、教科
科等(すべて
ての学習活動
動を意味します
す)に作成が
が求められるように
な
なった。
的
2,目的
(1)
個々の児
児童生徒に応
応じた適切な
な指導
=目標
標・手だて(学習内容)
・評価(様子
子)のサイク
クルが日々の
の指導に生か
かされること
と
(2)
教員間・保護者との
の情報共有(共通理解)
(3)
年度を越
越えた一貫し
した指導=引
引き継ぎ資料
料として
3,書式
式など
A教
教育課程Ⅰ~
~Ⅲ
(1) 複数
数の excel ファイルがあり、それぞれ
れ記入する担
担当が異なり
ります。
な学習の時間
① 「個
個別の指導計
計画」には、自立活動、社会性の課題、総合的な
間(中・
高の
のみ)
のシ
シートがあり
り、年間担当
当教員が記入
入します。
② 「か
からだ」
「食に
に関する指導
導」のファイ
イルは、年間
間担当教員が
が記入します
す。
③ 各教
教科(
「国語」
「音楽」な
など)のファイルは、授業担当教員が
が記入します
す。
(例)各教科
15
B 教育課程Ⅳ
<ポイント>
(1) 通知表を兼ねます。 様式1(実態と目標)・様式 2(各学期ごとの個別の指導計画
・通知表)
(2)実態→目標→どの学習時間(活動)を明確に
様式1に記入欄があります。
(3)目標 長期=1 年(様式1) 短期=それより短いもの(様式 2)
短期目標は長期目標の下位目標であることが望ましい。
重点目標を明確化(太字で記入、◎をつける)
(4)個別の指導計画が、各学期ごとの記入となります。(様式 2)
(5) 「からだ」の指導計画は、別書式(様式3)
様式1の実態「身体の動き」
「健康の保持」
、目標「身体の動き」を集約する形。
書式はエクセルで、1 年度1ファイルにまとまっています。 タブをクリックすることで、
様式1・様式2(各学期)
・様式3を簡単に見比べることができます。
様式1(実態と目標)
自立活動6区分の
実態に基づく目標
(重点を太字◎=
全体で 2 つまで)
6 区分の目標からの重点をそのまま書く
「*目標」を取り組
む活動時間ごとに
記入(重複可)
様式2(個別の指導計画・通知表)各学期 1 シート(2 ページずつ)
学期ごとの目
様式1と同じ
標(様式1の
「授業ごとの
目標」から考
える
現行の通知表に準
ずる
+「なかま」
「特別活動」
「所見」記入欄があり
16
ます
様式3(からだ)
・PT 提出+
・
「からだファイル」
様式1の各項
に綴じる
目とリンク
様式 1
「5身体の動き」
の*目標とリンク
「授業内容と手立て」
「年間評価と次年度への申し送り
事項」
(この下に欄あり)は別個に記入
4、個別の指導計画の作成の指針:作成に当たっては担任・担当間で確認・共有する
A 教育課程Ⅰ~Ⅲ
(1)記入するときには、なるべく分かりやすく・具体的に・簡潔に
① 自立活動6区分には、実態と課題を区別して記入する。
② 少し頑張ればできる目標や生活に役立つ目標、数値目標が入ると望ましい。
③ フォントは「9」より下げない。
(2) 個別の指導計画は、指導計画に変更があれば随時書き直す。
(3) 通知表と個別の指導計画は、別様です。それぞれ決められた時期に、別途記入す
る。
B 教育課程Ⅳ
(1) 実態について(様式1)
① 簡潔にわかりやすいことばで表記する(専門用語の多用は避ける)
② 肯定的な表現をなるべく使用する。
③ すべての実態を記入するのではなく、目標立てをするのに大事な実態に絞る
=「課題となる実態」
④ どの内容を6区分のどれに記入するか?→指導項目表の区分を参考にする
(2) 目標について(様式1・様式2)長期=様式1(うち重点=太字◎) 短期=様式2
① 指導項目表の活用
② 誰にでもイメージしやすい具体的な目標を設定する(うまく数値もいれる)
③ 目標の数を絞り、
「ちょっとがんばったらできそうなこと」を設定する
17
④ 生活場面や保護者の願い・困り感を反映したものにする。
(3) 目標と学習場面の対応について(様式 1)
それぞれの目標について、どの学習場面でねらっていくか、を「*目標から選んだ授業
毎の目標」欄に記入する(重複可)
(4) 手立てについて(様式2)
できるだけ具体的に書く。
(5) 評価について
どの程度目標が到達できたかを客観的に記入する。
具体的な場面・どの程度・できた頻度などがあるとわかりやすい
記入例(実態) ☆(身体の動き)緊張が強い→緊張が強いが、だっこし腰やひざを曲げると緩みや
すい。
☆(環境の把握)明暗を感じる→明るさの変化や暗い場所での光に表情が変わる。
☆(心理的な安定)暇な時口の中に手を入れることが多い→・・が、お気に入りのボ
ールを手に持つことで少し
防げる
(目標) ☆あぐら座位が安定する→あぐら座位で両手支持でバランスを取り 10 分姿勢を保つ。
☆外界の働きかけに興味を示す→音のするほうへ自ら顔を向ける。
☆名前を呼ばれたら返事できる→名前を呼ばれたら、
「あ~」と声を出し返事する。
*詳細な記入例はキラネット「教育計画一覧」内にて閲覧できます。
5、運用について(詳細は各年度の運用計画にてご確認ください)
A 教育課程Ⅰ~Ⅲについて
☆ 各教科の目標や内容については、1学期=5月中、2学期=8月中、3学期=12 月中に記入
する。
☆ 「個別の指導計画」のファイルについては、1学期中に記入し担任間で共通理解する。
また、自立活動6区分に関する実態と課題については、1学期末懇談で保護者と内容確認を
する。
☆ 年度末には、各ファイルの「指導方法の評価と次年度への引き継ぎ」を記入し、新担任へ引
き継ぐ。
B 教育課程Ⅳについて
様式1(実態表)記入:前年度担任で(3月中)→新担任で見直し(4月中)→家庭訪問・
1学期懇談会で内容確認
様式2について:目標・手だて 1学期=5月中
2学期=8月中 3学期=12 月中
評価=各学期末(通知表に準ずる締め切り)
*記入:評価の部分は「です・ます調」で
*様式3は保護者には見せません。
(様式1・2で内容が網羅されているため)
18
*学習指導要領における「個別の指導計画」関連の項
「特別支援学校 学習指導要領」文部科学省 H21.3告示より
(小中学部)
第4章 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項
(5)各教科等の指導に当たっては、個々の児童又は生徒の実態を的確に把握し、個別の指導計
画を作成すること。また、個別の指導計画に基づいて行われた学習の状況や結果を適切に評
価し、指導の改善に努めること。 (P46)
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
1 自立活動の指導に当たっては、個々の児童又は生徒の障害の状態や発達の段階等の的確な
把握に基づき、
指導の目標及び指導内容を明確にし、
個別の指導計画を作成するものとする。
以下略 (P68)
(高等部)
第4款 教育課程の編成・実施に当たって配慮すべき事項
3 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項
(3)各教科・科目等の指導に当たっては、個々の生徒の実態を的確に把握し、個別の指導計
画を作成すること。また、個別の指導計画に基づいて行われた学習の状況や結果を適切に
評価し、指導の改善に努めること。 (P106)
第3款 指導計画の作成と内容の取扱い
1 自立活動の指導に当たっては、個々の生徒の障害の状態や発達の段階等の的確な把握に基
づき、指導の目標及び指導内容を明確にし、個別の指導計画を作成するものとする。以下略 (P202)
*個別の指導計画と個別の教育支援計画の違い
「個別の指導計画」→児童生徒一人一人の障害の状態などに応じたきめ細かな指導が行えるよう学校
での指導における個々の指導目標や指導内容・方法などが盛り込まれたものである。
「個別の教育支援計画」→福祉・医療・労働などの多様なニーズに応じ支援機関が連携して、一人一
人のニーズに応じた支援を効果的に実施するための計画である。
個別の指導計画
個別の教育支援計画
内容
教育課程の個別具体化
一人一人のニーズに応じた支援を効果的に実施するための計画
期間
1年
少し長い期間
誰が
学校が主体「作成」
学校が連携調整 →関係機関で策定
作る?
19
(2~3年が多い)
20
人権同和推進委員会
―人権教育推進計画―
人権教育推進計画
三重県立特別支援学校北勢きらら学園
2004 年
2006 年 2007 年 2008 年
一部改定
2011年
一部改定
「子どもの笑顔は先生の笑顔から」
き がねなく、○
ら くらくトーク、○
ら ふ(laugh笑う)ワーク
○
(
1 現状と課題の把握
(1)児童・生徒の人権意識
本校は、肢体不自由特別支援学校である。児童生徒は、日々の生活の中で、てんかん発作、
全身の緊張、呼吸障がい、嚥下障がいなど、さまざまな困難を抱えながら、学校生活を送って
いる。日々生きるために自分の困難さを訴える姿は、
「人権=ともに生きる権利」であるとわた
したち教員に訴えかけている。また、社会や周りの人たちとの関わりのなかで生きている姿は、
「人権=自己決定、社会参加する権利」であることや「人権=自由でのびのびと幸せな生活を
営む権利」であることも訴えている。児童生徒が、よりいっそう、当然のこととして自らの思
いをまわりの人に伝え、なかまとともに自分の思いを実現していけるような力をつけ、このこ
とを地域、社会にも働きかけていきたい。
(2)保護者や地域の人権意識
本校は、校区が北勢地区全域に広がっているが、PTA の活動は活発で、
「どんなに障がいが
重い子どもであっても、一人の人間としての成長を保障していこう」という理念を持って、数々
の研修会などが開催されている。子どもたちが、より安全に楽しく食べるための「摂食講習会」、
進路を考えるための「施設見学会」、地域のつながりのなかでくらしや教育や進路を考える「地
区別懇談会」などである。これらの PTA 行事には、毎回多数の保護者の参加がある。
また、児童生徒は、学校だけでなく各医療機関、訓練機関、福祉施設に定期的に通っている。
このような機関は、学校とともに子どもたちの成長を支えている。
このように保護者の多くが、子どもたちが一人の人間として、生きていくための手立てをし
っかりと考え取り組んでいる。
今後の課題としては、各地域の中で保護者の思いだけでなく、子ども本人の思いをどのよ
うに尊重していくか。その上で、将来の進路を考えながら、子どもたちが本人主体で生きる
ことを学校生活や家庭、地域のなかでどう実現していくか、学校だけでなく地域の各関係機
関や人々とのつながりをよりいっそう進めていくことがより必要になってくる。
21
策定
(3)職員の人権意識
本校では、
「教育課題の改善計画」において、
① 学校が、本当に子どもたち一人ひとりを大切にするという形で動いていくために
② 人権・同和教育の視点に立った教育をすすめるために
③ 子どもや保護者を大切にした校内体制づくりのために
④ 子どもや保護者の「なかまづくり」を進めるために
⑤ 校長は、自らの学校運営を改善するために
という5本の柱を立て、各グループ、学部、分掌、委員会ごとに、
「今年度取り組みたいこ
と」「取り組んだことの成果と課題」
「来年度取り組みたいこと」を話し合い各組織や自ら
の活動が「子どもにとってどうなのか」を問い直す機会を設けている。また「人権週間の
取り組み(個人目標を立て、各グループで話し合う)
」とも合わせて、児童生徒への話しか
けや、介助の仕方、社会参加のすすめ方、児童生徒どうしのつながりなど日々の授業や活
動を改めて振り返る機会としている。
また、学校間交流や居住地校または居住地近くの学校との交流を行っている。本校の職員
が、交流校等における障がい者理解を進め、児童生徒どうしの関わりをつなげる役割を果た
していくことが必要である。家庭訪問や懇談会などで特に「交流を希望しない」家庭の思い
を丁寧に聴き取り、背景にあるものを掴み交流校や地域にどう返していくかを考えていく。
このため、全校研修会、自主研修会、通信などを通して、
「交流教育の進め方」を検討してい
る。このような児童生徒一人ひとりを大切にした日常の障がい児教育への真摯な取り組みが
職員の人権意識を高める第一の方策と考えている。
さらに、障がい者差別だけでなく、さまざまな差別問題について研修を深める必要がある。
「差別の現実から深く学ぶこと」は私たちの責務であり、障がい者差別の克服につながる。
人権・同和教育推進委員会が中心となって、様々な研修を実施しすることや、校外研修会へ
の参加を呼びかける取り組みを引き続き行っていくことが必要である。
教職員一人ひとりが、お互いの良さを認め合い信頼関係を築きながら、人権教育を進める
上で「児童生徒の生活背景やその中での思いを教職員がよく知る」ことを大切なこととし、
「児童生徒の姿を学校だけでなく、家庭や地域の姿も含めて丁寧につかみ、そこから教育課
題を見いだしていくこと」を教育活動の土台にすえて日々の実践を行う。
2 学校教育目標
日本国憲法の理念に基づき、人権尊重を柱とし、児童生徒一人ひとりを大切にした教育を進
め、地域とつながりながら、その能力や特性を最大限に伸ばすことにより、社会の一員として
健康で主体的に生きる力、豊かな心を育む。
22
3 行動計画
*「教育課題の改善計画」について各グループ、各分掌・委員会、各学部(主事)
、校長
が、「今年度取り組みたいこと」
「振り返り」「来年度取り組みたいこと」を話し合い、
計画を作成し、人同推委員会でまとめ、研修会や日々の活動にいかす。
(1) 学力保障
2010度からは訪問教育もはじまり、医療的ケアを含め、すべての児童生徒の生活背景の中か
ら、本人が必要とする「教育的ニーズ」を把握し、各グループ、学部などの中で検討、実践につな
げている。一人ひとりの子ども達の学習活動や支援のあり方を「児童生徒の立場に立って」
、明らか
にしていくことが必要である。個別の指導計画の書式、内容については毎年継続的な見直しを進め
ている。また、学部を超えた研修体制を設け、12年間を見通した教育内容の充実に努めている。
(2) なかまづくり
子どもたちや保護者の「なかまづくり」を進めるために、まず、教職員自らの「なかまづくり」を進め
る。自分の弱いところ、不安や悩みなど、自分の思いを言える教職員間の人間関係を築き、教職員の笑
顔から、子どもたちの笑顔が引き出せる環境づくりに努める。
①交流教育
学校間交流(全学部)
・
学校間交流を通して、様々な学校の友だちとふれあい、理解しあう。
居住地校交流(小学部、中学部)
・
居住地校交流の中で、お互いが友だちとして理解しあう。将来地域で生活していく
ための基盤作りを進めていく。
居住地に近い学校との交流(高等部)
・
個人のニーズ(地域との関わり・友達づくり、進路保障など)にあわせて、居住地
に近い学校との交流を図る。
②生徒指導
児童生徒会を中心に、全校集会、
「きららまつり」などを通して、学部を越えた取り組みとして、
小・中・高等部の関わりを大切にしたなかまづくりをすすめる。
③総務部
保護者と教職員の関係をより深めるための行事(PTAレクリエーション行事など)を行う。
④教育課程検討委員会
学習集団の編成についてこれまで行ってきた実践を振り返りながら意見交換を行う。
23
(3)
進路保障
将来の生き方を見据え、小学部から、進路を考える取り組みを進めている。個別の指導計画
の中にも卒業後の進路の項目を設け、保護者とともに進路について考えていく。
小学部・
進路希望調査、進路相談会の実施
中学部・
進路希望調査、進路相談会、進路懇談会、進路を考える週間の実施
高等部・
進路希望調査、進路相談会、進路懇談会、進路を考える週間、職場実習、
職業ガイダンス、進路説明会の実施
(4)
・
保護者啓発
PTA 主催の講演会、施設見学などの実施。
・ 連絡ノート、学級便り、懇談会、家庭訪問などを通して、保護者の願いや思いを聞き取る
・ 児童生徒・保護者向けの人同推だよりの発行。
(5)
相談機能の充実
・
要請を受けた保育園、幼稚園、小中学校、高等学校へ教職員の講師派遣を行う。
・
日常的に、教育相談を受け付ける。
・
学校見学会を開催する。
・ 支援を必要とする子ども,保護者と支援機関の連絡調整を行う。
4 カリキュラム
(1) 障がいの状態の軽減や生活環境の改善に主体的に取り組む児童生徒の育成に努める。
(2) 児童生徒の自立と社会参加に向けて豊かに生きる力を育む教育、地域社会と強く結ばれた教育
を推進する。
高等部
中学部
小学部
集団での活動を楽し
む中で、社会性を養
い、人と豊かに関わる
人間関係を豊かに
仲間を意識し、協力
し、社会自立に必要
し合う力を育て、社
な心と力の育成を図
会性を広げる。
る。
力を育てる。
5 職員研修計画
(1)職員研修の目的
全教職員が、差別の現実から深く学び、子どもたちが主人公として学校、家庭、地域で生きるため
にできることはなにかを考え、日々の教育活動にいかすことにつとめる。
~人権・同和教育推進委員会を中心として、主に交流部、進路指導部と連携。
24
(2)全校研修
・障がい者問題、同和問題などを取り上げた参加型の討論会、講演会などを全校職員対象に開催する。
・学力保障(行動計画の柱)のための全校課題別研修会を実施する。
・交流教育を充実させる(行動計画の柱)ためのガイダンスおよび研修会を実施する。
・年度当初に、人権・同和教育推進のためのオリエンテーションを実施する。
(3) 人権週間、人権標語の取り組み
・校内人権週間を設け全教職員が一年間の人権に関わる個人目標をあげて各グループで話し合う機会
を持つ。各個人目標は同推だよりで紹介する。
(4) 人権・同推便りの発行
・推進委員会の活動、校外研修会(三同教大会、全同教大会など)、児童生徒の自主活動、保護者の
思いなどの内容を広く全校職員・児童生徒・保護者に伝えていく。
(5) 資料、情報の提供・還流報告
・ 入手した資料、などを回覧して資料、情報の提供を行う。
(6) 進路保障に関わった施設見学
・進路保障(行動計画の柱)に関わって、教職員が参加する施設見学を実施する。
6 推進体制
<校内体制>
<他校との連携>
人権・同和教育推進委員会
・ 幼、保、小、中、高の連絡体制作りを
・学校生活の様々な場面で、児童生徒がお互
いを尊重しあう豊かな人間性を育てる。
進める。
(1) 幼稚園、保育園、小学校、中学校、
(1)地域社会に対し、障がい者ひとりひと
高等学校の教員との障がい児・者
りへの正しい理解を深め、その啓発に努める。
理解を進めるための話し合いの場
(2)児童生徒の生活体験を広げていく中
を持つ。
でその持てる力を十分に引き出し、本人が望
(2) 小、中、高等学校の特別支援教育
む進路の保障に努める。
コーディネーター、人権・同推委
(3)全職員が人権問題への理解を深め、そ
員との連携を進める。
の実践に努める。
(3) 地域の児童、生徒との交流をはか
る。
<推進協議会>
・ 開かれた学校づくりを進める
<地域との連携及び民間団体との協働と参画>
(1) 児童生徒が地域行事に参加する
(1) 人権・同和教育推進協議会の
開催。
機会を進めていく。
(2) 地域での生活の充実を図るため市町と
(2) 教育相談の実施。
の連携を進める。
(児童委員、民生委員、
(3) 公開授業の実施。
県地区人権・同和教育推進委員会)
25
26
医療的ケア部
―本校が実施している医療的ケアの
内容について―
本校の医療的ケアについて
本校では開校当初から、
「障がいが重くても誰もが通える学校」をめざしてきました。医療的な支援
を必要とする児童生徒に対しても、その教育と健康を支え、精神的自立を促し、保護者の負担軽減を
5
図ることを目的として、医療面で専門性の高い看護師と児童生徒との関係性が深い教員とが連携し、
「安全・安心な医療的ケア」を提供できるよう、その運営と実施に努めてきました。さらに昨年度か
らは、
「快適な医療的ケア」をすすめています。本校の教育活動のあらゆる機会・場面を通じて、心身
に苦痛や不快、負担を感じることなく、必要に応じて適切なケアを受けられることにより、学校にお
ける児童生徒のQOLが向上することをめざしています。
10
1
本校における医療的ケアの変遷
開校当初(平成9年)より医療的ニーズ(導尿、経管栄養他)のある子が在籍
15
平成 10 年より
平成 15 年~平成 16 年
文科省による実践研究始まる
モデル事業へ
「特殊教育における福祉・医療等との
「養護学校における医療的ケアに
連携に関する実践研究」全国 10 県
関するモデル事業」全国 32 道府県
20
平成 10 年~
全国 10 県の中に入る。「養護学校メディカルサポート推進事業」が始まり、医療的バ
ックアップ体制の整備に関する実践研究がスタートする。
平成 11 年~
25
北勢きらら学園が実践研究校に指定され研究が始まる。(現在県下7校において実践
研究)
平成 17 年~
三重県単独事業メディカルサポート事業
スタート
北勢きらら学園をはじめ県下7校の養護学校が実施指定校となる。
30
国立特殊教育研究所課題別研究協力校の依頼を受ける (~18 年度)⇒1 校に 1 人の看護
師配当
平成 18 年~
北勢きらら学園を含む県下3校が看護師2人体制に
平成 19 年~
35
きらら学園を含む県下
平成21年~
校
看護師が配置され
きららは看護師常時4人体制に
27
きらら
看護師常時
人体制
2
本校の医療的ケア
(1)対象者
保護者から文書で医療的ケアの実施の要請があった児童・生徒のうち、校内委員会の協議を経て
5
校長が実施可能と認めた者
(2)実施者
学校配置看護師及びケア実施の意思を持ち、医学一般基礎及び専門研修と個別研修を受け、ケア
実施可能と認められた教員
10
(3)手続き
申請書、主治医の指示書等1~10 までの様式の交換、指導医検診、個別研修等
(4)内容(三重県のガイドラインを踏まえて)
15
保護者が家庭において日常的に行なっている手当のうち、
①
経管栄養(咳や嘔吐、喘鳴の問題のない児童生徒で、留置されている管からの注入による経
管栄養及び水分補給・薬液注入、胃ろう・腸ろうを含む)
20
②
吸引
③
導尿(他者による導尿)
④
本校が定める基準を満たす「薬液を使った吸入」
「酸素吸入の管理」
「気管切開部からの吸引」
(5)期間
ケアの申請に関わる必要な手続きがすべて終了した日から、その年度の3月31日までです。た
だし、(他学部への進学者を除き)前年度から継続して同じ内容のケアを申請する場合は、別途定
25
める手続きにより、新年度のケアが開始されるまでの間、前年度の担当教員・看護師に限ってケア
を行うことができます。
(6)医療的ケアの実施に必要なその他の条件
30
ア
保護者の依頼
イ
主治医の同意
ウ
医療関係者による適確な医学管理
エ
学校における体制整備
オ
家庭、学校、医療機関との連携・連絡体制の確立
カ
地域における体制整備等
35
(7)保護者の役割(県の規定を踏まえた本校のガイドラインより)
(手続きにかかわること)
40
ア
事前に主治医の指示書を添えて「ケア実施申請書」を学校に提出すること。
イ
医学個別研修(ケアの臨床研修)に立ち会うこと。
ウ
ケアに関連して個人的に用いる器具・消耗品は、家庭で用いているものに準じた準備をする
28
こと。
エ
条件の変更が生じた場合は、該当する部分について、すみやかに手続きをやり直す必要があ
る。変更の可能性、変更があった場合は速やかに担任へ報告すること。
オ
5
ケアが開始されたら、登校前に当日の「ケア依頼書」を提出し、健康チェックを受けること。
記入がない場合、ケアは行えない。また、日々、担任や看護師と連絡を密にしておく。本人の
健康状態の変化などをみて、学校長あるいは学校医・指導医・主治医・配置されている看護師
等の判断により、手当を中止する場合がある。
(学校や医療機関との連絡・連携にかかわること)
10
カ
学校との連絡が常に取れるようにしておくこと。緊急連絡先は毎日必ず担任に知らせる(体
調不良時や看護師不在になった場合に連絡をとるため)。
キ
ケアを実施する教員に、当該児童生徒の健康状態について十分把握できるよう、病状につい
ての説明を行うこと。また連絡帳等により、当日の体調について学校と連絡を取り合うととも
に、ケアを実施する教員との情報交換を密にすること。
15
ク
緊急時に備え、救急医療機関に提示できるよう、必要であれば病状及び留意事項を記した主
治医からの紹介状を学校に提出しておくこと。
ケ
主治医と連絡を密にとること。月に1回は主治医の診察を受け、適切な指示を受けてその結
果を学校にも伝える。主治医との連絡がとれない場合や定期検診を受けていない場合は、ケア
を中止する場合がある。「学校における医療的ケア」は家庭・学校・医療機関の相互責任で成り
20
立っているということを共通認識とする。
(8)その他
ア
校外及び泊を伴う活動については、看護師の付き添える日数が年間30日である。そのため、
それを超える日数については学部間で調整し、保護者によるケアを依頼する場合がある。また、
25
本人の体調によっても保護者にケアを依頼する場合がある。
イ
看護師が不在となる場合は保護者によるケアとなる。また、一日の途中にも緊急事態発生時
等で看護師が不足、あるいは不在になる場合に緊急態勢をとり、状況によっては保護者に学校
へ出向いてのケアを依頼することがある。
(教員がケアを行うには看護師の常駐が必要であるた
め)
30
3
35
ウ
保護者来校の行事の際、ケアが保護者対応になる場合がある。
エ
スクールバス内での対応が難しいため、「吸引」申請者はその利用ができない。
オ
年度はじめは学校態勢が落ち着かないため、保護者の協力を仰ぐ場合がある。
医療的ケア実施までの流れ
別紙(資料1)を参照してください。
なお、2012年度より、三重県立総合医療センター以外の主治医による個別研修を、
「指導医によ
る個別研修」に変更します。ただ、新規申請者と年度途中申請者については、児童生徒の健康状態に
ついて看護師や担任がより把握し安全に医ケアを進めるために、これまでどおり主治医による個別研
修とします。
40
29
【別紙資料 1】
「医療的ケア」実施までの流れ(年度末・年度当初の手続き用)
1 学校での医療的ケアの申請…申請には3枚(在校生は4枚)の書類が必要です。
5
①「ケア実施申請書」(様式1)…保護者が記入してください。
申請は、日常的に家庭で
②「指示書」(様式2-1)…主治医記入
行っているものに限りま
③「指示書」(様式2-2)…主治医記入
同じ書式ですが、宛先が違うため(学校長、学校看護師)、
その旨を主治医さんに伝え、記入をお願いしてください。
10
④在校生のみ…「ケア延長依頼書」(様式10-2)を提出してください。
2 個別研修 …医療的ケア担当教員が、申請内容について実際に手技を行うことについて、ドクターから直
接指導を受けます。(この日は教員のみの手技になります。)
① 参加者…医療的ケア申請児童・生徒、保護者、医療的ケア担当教員、学校看護師、指導医又は主治
15
医
② 場所・時間…「医学個別検診通知書」(様式6)にて、個別にお伝えします。
③ 持ち物…申請したケアに必要な物品(吸引器、吸入器、注入ボトル、注射器など)
経管栄養を申請された方は、その時間帯に注入できるもの
※ この日は手順の確認ですので、注入は短時間で済むもの(白湯、ジュースなど)をご用意ください。
20
3 指導医検診
*指導医による個別研修を受ける場合は、研修内で行います。
学校医による検診で、「ケア検診通知書」(様式3)にて、日時場所などをお知らせしますが、時間は午後
の時間帯、場所は本校保健室を予定しています。
お世話かけますが、
よろしくお願いします。
4 学校での医療的ケアの実施
25
◎全ての手続きが終了するまでの約1ヶ月間は、保護者の方にケアをしていただくことになります。
(ただし、前年度も医療的ケアの対象となっていた在校生については、引継ぎ担任がいる場合に限り保護者の付き添いは
ありません。)
※付き添っていただいている間に、担当教員、学校看護師に児童生徒の様子をいろいろとお伝
えください。また、今後医療的ケアを進めていくに当たってのご不明な点などがありましたら、
30
この時期も利用して、お尋ねください。
①上記の全てが終了しましたら、医療的バックアップ体制校内委員会(4月下旬)が開かれ、そこで承認の
可否が審議されます。
②「ケア決定通知書」(様式8)が渡されます。※学校での医療的ケアの実施開始日をお知らせします。
35
③「ケア実施依頼書」(様式10)にご記入をいただき提出してください。
「ケア実施依頼書」(様式10)を提出していただいた時点で手続きは終了と
なり、引き継ぎ日を経て新規申請者の保護者の付き添い義務はなくなりま
す。
ただし、児童生徒の様子からこの日以降も、もう少し延長して付き添いをお
30
交流教育部
―本校の交流教育(学校間交流と居住地校
交流)の概要と実際―
交流学習の取り組み
1
~交流教育部~
交流学習の目的
・児童・生徒の対人関係を広げ、経験を豊かにし、社会性を養う。
5
・共に学び触れ合う中で、相互理解を深め、共に育ちあう社会を築く力を養う。
2
交流学習の意義
「障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格と個性を尊重しあえる共生社会を目指すため、互い
に理解しあうことが不可欠であり、共に活動する機会を設けることが大切である」「(交流および共同
10
学習は)双方の子供たちの社会性や豊かな人間性を育成する」という文部科学省の方針をふまえ、学
習指導要領では、「(交流および共同学習の機会を)積極的に設けるように」となっています。また、
23 年8月に改正された障害者基本法にも「第十六条
教育」の「3」において「国及び地方公共団体
は、障害者である児童及び生徒と障害者でない児童及び生徒との交流及び共同学習を積極的に進める
ことによって、その相互理解を促進しなければならない。」と定められています。本校でも、これらの
15
趣旨に基づき、また今までの交流学習の実績から、交流教育は双方の学校の児童生徒にとって重要な
学習機会であると考え、その意義を積極的に評価して進めています。
3
居住地校交流
小中学部の義務教育段階では、本人・保護者の希望をもとに、各居住地にある小中学校 (これを居住
地校と呼びます)で地域の児童・生徒と共に学ぶ機会を設けています。23 年度は小学校 31 校、中学校7
20
校と交流を行いました。交流内容は、体育、図工、美術、音楽等の授業で共に活動するほか、全校集
会、学校行事等、学校生活全般にわたっています。また、業間の休み時間や給食時間も貴重な交流の
場となっています。交流の様子はさまざまですが、概ね次のような姿が見られます。
(1)はじめは居住地校の賑やかな雰囲気に驚いたり戸惑ったりする姿もありますが、次第に親しん
でいきます。
25
(2)たくさんの同年齢の児童・生徒と一緒に普段できない経験をする中で、表現が豊かになり、自
ら働きかけていこうとする力が高まっていくこともあります。
(3)散歩や買い物に出かけた時にあいさつを交わしたり、自宅で一緒に遊ぶ友だちができたりと、
地域で生きていく基盤が少しずつできてきています。
(4)居住地校の児童・生徒も、触れ合いを重ねていくうちに、本校生の表情を見て言葉や笑顔で応
30
えたり、関わったりできるようになっていきます。
以上のように、消極的なかかわりから、積極的なかかわりに少しずつ変わっていく様子が見られま
す。そして、必要なときにごく自然な形で助け合うことができ、友だちとして相手を大切にしようと
する様子が見られるようになっていきます。
4
35
学校間交流
学校間交流は、児童・生徒が学校や学年・クラスといった集団で交流をするものです。交流の相手
は、本校が位置する県(あがた)地区の学校を基本としていますが、その他交流を希望する学校とも
交流を行っています。交流の形態は、場所、規模、内容においてさまざまです。各校の担当教員同士
よく話し合い、時には生徒を交えたりして検討し、内容を決めています。各学部の交流内容の概要は
次のようなものです。
40
(1)小学部
31
同じ校区にある県小学校とは、毎年お互いの学校を訪問しあう学校間交流を行っています。また、
居住地校交流実施校のうち、希望があった学校との交流を行うことにしています。23 年度は交流希望
があった稲部小学校との交流も行いました。県小学校とは次のような交流を行いました。
ア
5
本校児童が学習グループ毎に県小学校を訪問し、各学年と活動をしました。自己紹介の後、一
緒にゲームをしたり、歌や合奏を楽しんだりして、親交を深めました。
イ
県小学校5年生が本校に2回(6・10 月)来校し、各学習グループに分かれて、絵の具を使っ
た感触遊び、触れ合い遊び、風船バレーなどをしました。2回とも同じグループで交流したこと
で、2 回目の交流ではお互いに打ち解けるのが早く、笑顔や触れ合いの多い交流となりました。
10 月の交流前に、きらら学園の教員が県小学校にて、出張授業という形で、普段のきらら学園の
10
児童の様子を紹介したり、県小学校児童からの質問に答えたりする機会を設けました。それによ
って、県小学校児童のきらら学園児童に対する関心や理解が高まったり、交流当日に一緒に活動
し関わり合う時間を長く確保したりすることができました。
稲部小学校とは 11 月に交流を行いました。午前は各グループに分かれて活動を一緒に楽しみ、午
後は全体で学部集会を行いました。一日を通した盛りだくさんの内容の交流を行うことができました。
15
感染症などが心配されましたが、子どもたちは双方に健康で、無事に交流を終えることができました。
(2)中学部
本校は、四日市市立大池中学校の校区内にあります。そこで、本校を会場にして、学校間交流を
進めています。内容の充実を目指し、16 年度より、大池中学校は全校全員での交流ではなく、大池
中生徒会が、希望者を募り交流する形態をとっています。3年間継続して参加できることを基本に
20
募集していますが、交流希望者多数になり、活動内容や活動場所で難しい面があるため、残念なが
ら今年度も人数を制限することになりました。今年度は、本校生徒 34 名と大池中生徒 74 名と、4
回の交流を行いました。第1回目の交流では、体育館において対面式の後、じゃまじゃまボーリン
グを楽しみました。今年度初めての交流ということもあり、最初はお互いの様子をうかがいつつゲ
ームを進めていました。しかし、ゲーム中盤頃には『たくさんのピンを倒す』という共通の目標に
25
向かい、一緒に作戦を立て協力して活動することができました。第4回目の交流では、大池中学校
生徒会の企画でメッセージカード作りをしました。各グループに分かれてこの 1 年の交流を振り返
りながら一つのものを一緒に作る素晴らしい機会となりました。回を重ねるごとにお互いを知り、
仲を深めてきたこともあり、お互いを思いやりながら一緒にカードを作ることができました。
(3)高等部
30
高等部は創立2年目より朝明高校と交流をしています。年によって内容はさまざまですが、こ
こ数年は両校から「生徒代表者」が出て「生徒代表者会議」を行って、生徒ひとりひとりの思い
を活かした交流を企画運営しています。内容は、全員で「あいさつゲーム」や「あいさつダンス」
といったオリジナルのアイスブレイク(初対面の緊張をほぐすゲーム)をしてから、いろんな活
動に入ります。たとえば、リレーや風船バレーといった競技をしたり、カレンダーや粘土細工を
35
作ったり、グループごとに分かれて、討論・調理・マッサージ・ゲームなどをしたり、いろいろ
アイデアいっぱいの交流をしています。2学期には、朝明高校の文化祭見学に行くグループもあ
ります。先に交流した生徒同士が再会して模擬店めぐりをしている様子は仲の良い友だち同士の
雰囲気です。また、四日市中央工業高校の文化祭もここ数年見学に行っています。他校の生徒さ
んといっしょに、今活躍している歌手のコンサートを聞いて、声援を送ったり体を揺らして音楽
40
にのって、楽しそうです。
32
生徒指導部
―本校の生徒会活動について―
本校の児童生徒会活動について
(1)児童生徒会
ア
目標
・児童生徒一人ひとりが生き生きと関わり合い、活動できる明るい学校を作る。
・自治体験を通して、児童生徒の自主性を育てる。
イ
会員
北勢きらら学園の児童生徒
(ア)児童生徒会役員会
目標
児童生徒の代表として、充実した学校を築くように努力する。
活動時間
毎週木曜日の13:05~13:20
活動内容
児童生徒の代表として、各クラスの意見を聞き、児童生徒が主となる行
事について企画運営する。
構成メンバー
10名程度
会長1名、副会長2名、書記1名、きららまつり3名、全
校集会3名
選出方法
本人希望、担任の意向、保護者の思いなどを汲んで決定する。
(イ)主な活動について
<きららまつり>
・今年度のきららまつりの「テーマ」を全校児童生徒に募集し、集まったテー
マを基に役員会で決定する。
・オープニングの企画立案と出演、司会進行など
・テーマ曲の放送
・エンディングの司会進行
<全校集会>
・内容や係りの決定
・司会進行やルール説明
・集会の運営
月
活動内容
4
役員選出と役や係り決め(選挙する場合もある)
5
全校集会で認証式を行う
生徒会活動開始
全校集会
きららまつり
6
係り割振りや対戦表作成など
7
各クラスに対戦表の配布
テーマについて考える
当日の司会進行や行司、対戦結果記入する
全校児童生徒にテーマを募集する
テーマ決定
33
9
オープニングの内容の話し合いや係り分担
10
オープニング・エンディングの内容決定
テーマソングの放送(2週間前より)
練習開始
11
紙相撲コンテストを行う(投票)
特別時間割を組んで練習を行う(7日間)
開票し優勝力士を決定する
・リハーサル・当日の活動・反省会
アンケートを各クラスに配り、回収する
アンケートをまとめて反省会をする
12 メダル作りなど
1
対戦表を各クラスに配る
当日の司会進行や行司、対戦結果記入する
反省アンケート各クラス配布
2
3
アンケートをまとめて反省会をする
今年度の反省
児童生徒会のお別れ会
34
療育システム部
―自立活動の「身体の動き」
「コミュニケー
ション」の充実について―
1
1
自立活動の「身体の動き」「コミュニケーション」の充実について
他職種との連携による自立活動の充実について
学習指導要領は、肢体不自由および障がいが重複する場合の教育課程の編成において、一般目標
5
に加えて「児童又は生徒の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図るために必
要な知識、技能、態度及び習慣を養うこと」(※P124 参照)をあげています。自立活動は、この目
標に迫るために必要な一領域であり、6区分 26 項目(※P115 参照)にわたって内容が定められて
います。そして第7章第3の7において「必要に応じて専門の医師及び専門家の指導助言を求める」
としています。
10
児童又は生徒の障害の状態により、必要に応じて、専門の医師及びその他の専門家の指導・助言を求めるなどし
て、適切な指導ができるようにするものとする。
本校ではこれを根拠として理学療法士(以下 PT とする)、言語聴覚士(以下 ST とする)が配
置され、自立活動の特に「身体の動き」と「コミュニケーション」の区分に関連して、その専門性
を必要に応じて教育に取り入れています。
15
これらの区分については、特に肢体不自由の特別支援学校において教員の専門性向上が大きく期
待されているところですが、これを校外専門家の活用や自己研修などに頼るのでは、個人差が生じ
るおそれがあり、学校全体での向上を図ることが難しいことから、本校では校内に PT、ST を配
置して教員と日常的・継続的に連携がとれる体制をとっています。
また、この連携が学校全体の教育活動の中でより効果的に行えるよう、療育システム部が校務分
20
掌に位置づけられ、自立活動における特に「身体の動き」と「コミュニケーション」に関する専門
性向上のための取り組みを具体的に展開しています。この取り組みの一つとしては年間を通して定
期的に開催するケース研究会があります。ここでは、これらの区分に注目して個々の児童・生徒を
しっかりと見つめながら、複数の教員や PT、ST が意見交換をしつつ教員の力量を高めるととも
に、指導者間の共通理解を深めるように努めています。このほかにも、わかりやすく汎用性のある
25
分野別の指導方法を整備することなど、多職種(校内 PT・ST あるいは、医師や臨床心理士など
の校外専門職)の専門性を、教員が無理なく教育に活かせるような形に変換し活用できるように展
開していくことが求められており、取り組みを進めています。
2
30
自立活動の「身体の動き」の各項目と具体的な取り組み例
「身体の動き」では、日常生活や作業に必要な基本動作を習得し、生活の中で適切な身体の動き
ができるようにする観点から内容が示されています。本校の児童・生徒にはさまざまな身体の動き
の制限があり、それによる困難を改善していく指導は重要です。そこで、本校では、学校教育活動
全般での指導とともに、特設の「からだ」の時間に指導を行っています。この「からだ」の時間には、
PT は児童・生徒の指導に当たるとともに、教員に対して、指導方法や実態把握についての助言を
35
行っています。
35
「身体の動き」に関する内容は、以下の5つの項目が挙げられています。
(1)姿勢と運動・動作の基本的技能に関すること
これは、次のような日常生活に必要な基本動作や姿勢保持などに関する内容です。
5
ア
姿勢保持(臥位、座位、立位などの姿勢は、あらゆる運動・動作、活動の基盤となる)
イ
上肢、下肢の運動・動作の改善、および習得
ウ
関節の拘縮や変形の予防
エ
筋力の維持・強化
オ
動きの基盤となる空間概念の形成
10
(4環境の把握の「(5)認知や行動の手がかりとなる概念形成に関すること」を参考に)
上記の内容は、特設の時間の指導「からだ」を中心に、児童・生徒の障がいの状況に応じて取
り組んでいます。身体の動きに困難がある児童・生徒は、姿勢や基本動作が未習得であったり誤
って身につけてしまっていたりするために、生活や作業の動作を十分に行うことができません。
また、体の動きの不自由さから、「身体像の認知」「空間と自己との関係」「空間におけるものと
15
ものとの関係」などにおいて困難がみられます。このような上下、左右、前後、高低、遠近など
の空間の構造化を促すために、
「身体の動き」、特に姿勢と対象との位置関係を重視して指導を行
うことが大切です。
このように一人ひとりの発達の不均衡や遅れが目立つ側面に対して、十分な実態把握に基づき
適切な指導を行うことは重要です。例えば、全身や各関節の筋緊張が高すぎてこわばっている場
20
合には、その緊張を弛めることは日常生活で必要な基本動作の習得には不可欠で、関節の拘縮を
予防することにより現在できている姿勢保持や生活動作の維持を図ることができます。また、筋
緊張が弱い場合は上肢活動の基盤となる姿勢保持が難しくなるので、適度な緊張を作り出す指導
や筋力の維持や改善を図ることが重要です。
25
(2)姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用に関すること
これは、姿勢保持や運動・動作が困難な場合、様々な補助的手段を活用してこれらができるよ
うに取り組んでいます。この指導内容には、各種の補助用具の工夫やその使用方法の習得も含ま
れます。本校では補助具の導入の際に、業者が来校し本人・
保護者、担任、そして PT が立会い、より適したものにな
30
躯幹前傾姿勢
るようにサポートしています。なお、実際に使用している
代表的な補助用具とその特徴は以下のようなものです。
ア
座位保持装置(車椅子におけるパッド類、通学用カーシー
ト、クッションチェアー、ライダーチェアーなど)
正しい姿勢を保持することは、身体的に快適で安定し
35
た状態を得ることができ、学習や生活活動への集中度を
増し、活動の幅を広げることが可能となります。このよ
うな姿勢の指導は特設の時間の指導のみでなく、日常生
活のさまざまな場面で指導をしていくことが重要です。
36
ライダーチェアー(座位保持装置)
SRC-W を改造して作成します
イ
立位保持装置(プローンボード、スタンディングフレーム、スタビライザーなど)
立位を保持するための装置。屈曲運動パ
ターンからの運動の修正を行うことや筋肉
や骨関節の成長発達を促す姿勢としては、
5
一定時間の立位は重要です。立位などの高
度な抗重力姿勢保持を単独で行えない場合
でも、これを使うことで一定時間の立位を
保障することができます。プローンボード
は、やや前傾している立位保持具、スタン
10
ディングフレームやスタビライザーは、垂
直位での保持を促します。児童・生徒に与
える負荷などの影響も大きく、これらの適
切な活用には専門家の助言が不可欠です。
プローンボード
(本校では、必ず主治医と相談し PT のアドバイス
15
を受けて作成し、整形外科検診でその活用状況について整形外科医の指導を受けています)
ウ
学習用机(学校用、家庭用など)
座位保持装置と同様に、学習活動時の姿勢の安定には欠かすことはできないので、十分に
検討した個に合うものを使用していく必要があります。カットテーブルなど体幹の横で肘を
机上に乗せることができると、身体が安定し活動がしやすくなります。
20
エ
摂食用具(すくいやすい皿、握りやすいスプーンなど)
児童・生徒の上肢の各関節や手指の機能、及び運動をよく観察し、適切なものを提供しま
す。ユニバーサルデザインの普及により、スプーンや箸、皿などはいろいろなものが市販さ
れていますが、児童・生徒の実態によっては、それぞれに合わせて手作りすることも必要で
す。例えば、スプーンなどの柄は太くすると握力の弱い児童・生徒でも握りやすくなります。
25
また、手関節の可動域によっては、スプーンを曲げて口に入れやすいように加工します。
オ
学習用器具(握りやすい鉛筆、書見台など)
エと同様にします。鉛筆は持つところを太くすると筆圧がかけやすくなります。また書見
台は、姿勢の保持、及び視覚機能(斜視の有無、視力など)によってもその活用を考慮します。
カ
30
コンピューターの入力装置
児童・生徒の運動や関節可動域により適応を考えますが、動きによっては、全身の筋緊張
に悪影響を与えることもあり、できる限り負担のかからない動きでの操作の獲得を目指すこ
とが大切です。
キ
補装具(下肢装具、整形靴、コルセット、ライクラ装具、上肢装具など)
変形の予防と姿勢の保持、運動の補助のために整形外科医師が処方して作成します。本校
35
の児童・生徒が使っているものは下肢装具が多く、プラスチック製の短下肢装具(AFO)、
あるいは、金属支柱付き短下肢装具が多いです。また、足部まで保護のある靴を整形靴とい
いますが、変形予防の目的の場合はできるだけ長い時間の装着が必要となります。また、装
具によっては、立位訓練時に使用などの目的別で作られることもあるので、何のための装具
37
なのか、目的をはっきりと理解することが大切です。コ
ルセットは、側彎の予防や姿勢の保持のために作られる
ことが多いです。固定性を強く求める場合はプラスチッ
ク製のもの、サポートを求める場合は布製(ダーメン型コ
5
ルセット)を用います。ライクラ装具は、布性のボディス
ーツ型装具です。運動時に身体の安定性と運動のコント
ロールを高めていく目的があり、活動時に装着すること
が基本となります。また、変形の強制力は弱いですが、
身体が安定することから、変形進行の予防や座位の安定
10
性などを目的としています。上肢装具は、本校では変形
金属支柱付き短下肢装具(AFO)
の進行予防に作られていることが多いので、できるだけ長い時間装着することが望まれます。
(3)日常生活に必要な基本動作に関すること
これは食事、排泄、衣服の着脱、洗面、入浴などの身辺処理、および書字などの学習のための
15
基本動作を身につけることを意味しています。これらは、学校生活や家庭生活全般で身につけて
いくものですが、座位や立位を保持してスムーズに上肢が動かせるなどの基本的動作が基礎とな
るものであり、(1)の姿勢保持に密接に関係しています。したがって、その意味では「からだ」の
時間の目標ともなるものです。
指導の内容としては、例えば、以下のようなものがあげられます。
20
ア
安定した座位を確保しながら、両腕が体の前へ伸ばせる
書くこと、はさみを扱うこと、のりで紙を貼ることなどの学習動作の多くが手の伸展運動
を主とした動作です。食事のスプーン操作では伸びる運動ができないと、すくう動作の獲得
が著しく妨げられてしまいます。
イ
25
体の正面で両手を合わせることができ、指を握ったり開いたりできる
この動きは手の巧緻性の発達には欠かすことができません。手を正面で合わせることがで
きるようになると正中線が獲得され、空間でのものの操作や空間認知など、身体運動にも大
きな影響を与えます。これは、空間認知の基礎となる平面での図形認知などにも影響を与え
るので、読字など、平面での図形認知の発達にも影響があります。
ウ
30
体のほとんどの部位へ指が届く
体のどの部分へ手が届くかは、更衣や整容(頭をくしでとかす、体を洗うなど)に影響を与え
ます。
エ
手の動きを目で追うことができる
運動学習の過程において、各種の感覚刺激が統合されることは重要です。日常生活に必要
な基本動作や認知の発達の面においても、目で確認できるということは重要な要素です。
35
(4)身体の移動能力に関すること
これは自力での身体移動や歩行、歩行器や車椅子による移動など、日常生活に必要な移動能
力の向上を図ることを意味しています。これは、単に移動を拡大することのみならず、自分の
38
身体を操作して目的の場所まで行くことで興味・関心
が広がることが期待できるので、自立活動の他の区分
(特に2心理的な安定「(3)障害による学習上又は
生活上の困難を改善・克服する意欲に関すること」を
5
参考に)とも連携して取り組むと効果的です。自力歩
行の向上では、安定性、独立性、持久性をバランスよ
く習得することが大切です。自力での移動が困難な場
合には、車椅子や歩行器を活用しますが、歩行器は障
がいの状態に適したものを利用することが大切です。
10
運動・動作が極めて困難な場合は、寝返りや腹ばいに
よる移動、その他、児童・生徒に適した方法を考慮す
べきとされています。なお、実際に使用されている代
表的な歩行器と特徴は次のようなものです。
ア
15
SRC-W
SRC-W (手首ベルトは市販のものはついて
サドルがついていて児童・生徒が体重支持をしなく
いない)
ても、下肢の動きのみで推進することができる歩行器
です。北九州市総合療育センターで開発され、単独での姿勢保
持の難しい場合でも歩行を楽しむことができます。本校でも多
くの児童・生徒が、この歩行器により移動を自立させています。
20
イ
PCW(姿勢コントロール歩行器)
従来の歩行器が、体幹前傾位になりやすく背中が丸くなって
しまっていたのに対して、この歩行器は、体側で体重を支持す
ることで体幹の伸展を促し背筋を伸ばす歩行器として開発さ
れました。持ち運びにも便利ですが、上肢の支持性を必要とす
25
るので、指導には注意が必要です。
ウ
U 字型歩行器
従来から使用されている前方支持型の歩行器です。体を前方
PCW
の支えに預けることで姿勢を保持して下肢の蹴りで推進して
いきます。必要に応じて、サドルを取り付けることも可能です。
30
エ
ペーサーゲートトレーナー
サドルが着いており前傾姿勢で歩ける歩行器です。サドルや
肘受け、体幹パッドなどは取り外しや調整が容易で、児童生徒の
成長や移動能力の変化に合わせて、PCW タイプの歩行器にも変
更して使用することができます。特に、SRC-W では体重支持の
35
練習ができない児童生徒は、この歩行器で、体重をしっかりと支
えながら股関節の運動性を改善した歩行につなげることができ
ます。ただし、調整はとても難しいので、その構造を熟知したセ
ラピストと協力して活用することが望ましいです。
39
U 字型歩行器
(5)作業に必要な動作と円滑な遂行に関すること
これは、作業に必要な基本動作を習得し、その巧緻性や持続性の向上を図るとともに、作業を
円滑に遂行する能力を高めることを意味しています。次のような観点での指導が大切です。
ア
5
前提となる姿勢保持、上肢の基本動作の獲得
自分一人で、あるいは補助的手段を使っても安楽に安定した座位が保持できなければ、机
上での上肢の曲げ伸ばしや、握り放しなどの動作を安定して行うことは難しいです。作業活
動の遂行には、これらの獲得が大切です。
イ
両手の協応、目と手の協応の獲得
両手の協調的な動きは、巧緻性の発達には重要な要素です。また作業の確認を視覚的に行
10
えるということは、円滑な作業活動を可能とし、作業の正確性を増していきます。
ウ
上肢運動の正確性、巧緻性、持久性の獲得
これらの動作は、全身運動の持久性や俊敏性とも関係があります。細かな指先作業の繰り
返し学習のみならず、室内や戸外のゲーム、水泳などの体育的活動による粗大運動よって培
われる持久性や俊敏性などが基盤となり、円滑な作業活動が可能となります。また、実際の
15
作業活動に必要な運動を取り出し、特設の時間の指導で繰り返し行うことで習得することも
できます。また、日常生活の中で繰り返し行うことを通して、正確性を高めていくことも必
要です。
3
20
自立活動の「コミュニケーション」の各項目と具体的な取り組み例
「コミュニケーション」では、場や相手に応じてコミュニケーションを円滑に行うことができる
ようにする観点から内容を示しています。「コミュニケーション」の観点からの指導は、各教育課
程の授業において広範に行われています。例えば、自立活動の「しる・かんがえる」「かんじる・
あらわす」
「ことば」、教科の「国語」は特に、コミュニケーションについて直接的、具体的に取り
組む場面です。また、それ以外の日常の学習・生活全般においても、コミュニケーションの取り組
25
みは個に応じて反復し具体的に展開されるべきものです。また、児童・生徒の言語機能を具体的に
把握して授業を進めるために、本校では、必要性に応じて定期的な ST による言語支援が行われて
います。ここでの様子は ST から各担任に伝えられて、より効果的な学習のあり方について双方向
の情報交換がなされています。
「コミュニケーション」に関する内容は、以下の5つの項目が挙げられています。
30
(1)コミュニケーションの基礎能力に関すること
ここでは、児童・生徒の障がいの程度、興味・関心などに応じて、話し言葉に限定せず、児童・
生徒にとって可能なコミュニケーション手段を講じることが大切です。その手段とは、表情や身
振り、各種機器を用いて意思のやり取りが行われるようにするなどをさし、これらを用いてコミ
35
ュニケーションに必要な基礎的能力を身につけることを意味しています。
ここではまず、それぞれに適した方法による双方向のコミュニケーションが成立することを
目指して、必要な基礎能力を育てることが大切です。コミュニケーションの第一歩は、児童・生
徒が伝えたいという意欲を高める活動から始まります。この意欲の高まりによって発信される児
40
童・生徒のサイン(表情や身振り、しぐさなど)を細かく観察し、その意図を的確に理解し、反応
を返すことによって双方向のコミュニケーションが成立していきます。
本校では伝えたいというコミュニケーション意欲を引き出す一つの方法として、ワンスイッ
チ教材を活用しています。運動に重度な障がいがあると、能動的に外界(物・人)へ働きかける
5
ことが減ってしまいがちです。ワンスイッチ教材は運動に重度な障がいがあってもわずかな動き
で外界に大きな変化が得られるため、自分の行動が外界を変化させられるという因果関係に気付
くことができます。因果関係に気付けば、その変化を楽しむためにより外界への働きかけを強め
ることになり、コミュニケーション意欲の高まりにつながります(資料:「ワンスイッチでおも
ちゃを動かそう」参照)
。
10
(2)言語の受容と表出に関すること
これは、話し言葉や各種の文字・記号などを用いて、相手の意図を受け止めたり、自分の考え
を伝えたりするなど、言語を受容し表出することができるようにすることを意味しています。言
語の表出と受容は関係が深いので、障がいの状態が重度の場合は、児童・生徒が示すわずかな表
15
情や動作の変化から、その表出しようとしている内容をよく推察し、受け取る側が「理解した」
ということを児童・生徒にわからせる働きかけを行
うことが大切です。これにより、自分の意思が相手
に伝わっていることが認識されると、表出への意欲
が高まり表出活動がさらに高まるようになります。
20
ここでも双方向のコミュニケーションに留意する
ことが大切です。
主となるツールは、音声言語や文字でありその活
用を広げていくことが大切ですが、児童・生徒の障
がいの状態や言語の発達段階によっては、表情や身
25
振り、指差し、具体物の提示などの非言語的な方法
も用いていきます。
シンボルボードを使ってのコミュニケーション
(3)言語の形成と活用に関すること
これは、コミュニケーションを通して、事物や現象、自己
30
の行動などに対応した言語概念の形成を図り、体系的な言語
を身につけることができるようにすることを意味しています。
これは、相手からの言葉や身振りなどの信号を受け止め、そ
れを具体的な事物や現象と結びつけて理解することによって
はじまります。加えて、言葉の概念形成における物事の確か
35
なイメージを作り上げ豊かな表現へと導くためには、事物、
現象や行動と言葉とを対応させて、視覚・聴覚のみならず、
アイコンタクトによる
他の感覚系からの刺激を適切に活用して正しく理解しイメー
コミュニケーション
ジを作り上げていくように指導を行うことが大切です。また、
41
障がいが重度で限られた音声しか出せない場合は、かけ声、擬音、擬声などを遊びや学習、生活
の中に取り入れて、自発的な音声・発語に結びつけていくことも大切です。
(4)コミュニケーション手段の選択と活用に関すること
5
これは、話し言葉や各種の文字・記号、機器などのコミュニケーション手段を適切に選択して、
円滑なコミュニケーションができるようにすることを意味しています。本校では、以下のような
代替コミュニケーション手段の指導を行っています。
ア
10
筆談や文字盤、トーキングエイドによるコミュニケーション
これらは、音声言語の表出は困難であるが、文字言語の理解ができる場合に活用できます。
筆談は字が書けること、文字盤やトーキングエイドは文字を指し示すことができるなどの手
指の運動機能が前提となりますが、透明なアクリルボードの文字盤を活用することで、目線
で指し示せます。また、最近ではトーキングエイドでも、スイッチ入力の可能なものが市販
されるようになり、運動機能による使用の限定が少なくなってきています。
15
イ
コンピューターを用いたコミュニケーション
最近では、コンピュータにスイッチ(VOCA などの使用も可能)やタッチパネルで入力を行
えるような装置、タブレット端末が充実してきており、運動の障がいが重度の児童・生徒に
も活用の幅が広がってきています。
ウ
20
シンボルを用いたコミュニケーション
発声・発語や音声言語の理解が不十分であり、文字の習得が十分でない場合には、具体物
や写真、絵カード、簡単な記号などを用いてコミュニケーションを図り、これらにより文字
や語彙の習得を促します。その使い方は、カード、コミュニケーションブック、コミュニケ
ーションボードなど、児童・生徒の状態に合わせて作成します。また、本校では、PC ソフ
トである「ボードメーカー」を使用して統一したカードを作成するようにし、小中高で一貫
25
した獲得を目指せるように指導を行っています。
エ
VOCA を用いたコミュニケーション
VOCA(音声出力型コミュニケーション機器)
とは、Voice Output Communication Aids
の略で、録音した音声をスイッチなどの操
30
作によって出力できる支援機器のことで文
字が未修得であっても写真や絵、シンボル
などを手がかりにコミュニケーションを図
ることが可能となります。また、音声が出
力できるので、相手の注意を引きやすく、
35
伝えた実感を持ちやすいので、児童・生徒
にとって受け入れやすい機器です。代表的
ビックマックによるコミュニケーション例
なものは、ビッグマック(スイッチを押すこと
で最大 120 秒間の音声が出力できる機器)
、スーパートーカー(組み合わせにより 1 個から 8 個のキー
42
があり、最大 16 分間の録音が可能、スイッチ部分が大きく操作が簡便)などがあります。
オ
その他
聴覚に障がいのある場合には補聴器の活用も考えていきます。また、手話によるコミュニ
ケーション手段の獲得や、マカトン法(簡易な手話)などのサインによるコミュニケーションは、
5
シンボルカードや VOCA のように道具を必要としない手軽さがありますが、発信を受け取
る側に一定の技量(サインを理解するという)を必要とします。
視覚障がいのある場合には点字による入出力の装置やコンピュータの読み上げソフトな
どの活用も考慮します。このように、各障がいに応じて適切に支援していく必要があります。
※本校のコミュニケーション、コンピュータ入力支援機器などはすべてホームページに掲載されています。
10
(5)状況に応じたコミュニケーションに関すること
これは、場や相手の状況に応じて、主体的なコミュニケーションを展開できるようにするこ
とを意味しています。コミュニケーションを円滑に行うためには、伝えようとする側と受け取
る側との人間関係が重要です。例えば、経験の不足などにより相手の気持ちや立場に立ったふ
15
さわしい表現ができない場合は、コミュニケーション手段の選択や表現の誤りを確認しながら、
各場面において具体的な指導を行うことが大切です。
4
他職種との連携協力のあり方について
学習指導要領では、「必要に応じて専門の医師及びその他の専門家の指導・助言を求める」こと
20
とされていますが、同時に、専門家からの助言・指導を得る必要性の有無や、どのように教育活動
に取り入れるかを判断するのは教員自身であるとしています。これは、教育が教員の責任のもとで
行われることを考えれば、当然のことです。したがって、PT、ST 等の専門職に過度に依存するこ
となく、教員自身が意図するところをしっかりと理解した上で取り組むことが大切です。このよう
な理由から、教員自身にも最低限の知識・技能が必要とされ、そのための合理的な仕組みが必要と
25
なってくると考えられます。
自立活動の指導においては、「身体の動き」「コミュニケーション」の 2 区分を単に独立したも
のとして取り扱うのではなく、より主体的な活動になるように他の区分も合わせた総合的な指導計
画を作成し、学校教育活動全般、あるいは特設の「からだ」の時間を活用して進めていくことが必
要とされます。
30
また、本校の療育システム部では、ケース研究会を教員の基礎的な研修の場として位置づけ、実
際の指導場面を検討する中でさまざまな職種からの多面的なアドバイスを得て、自立活動における
実践的な研究成果を蓄積しています。そこから得た知見は、まとめて冊子にして校内に還元したり、
肢体不自由児教育研究大会などで発表したりしています。また、夏季休業中には多くの自主研修講
座を主催し、自立活動という専門的な領域の研修の場を提供すると共に、ライフサポートフェスタ
35
の開催に協力し、新しい福祉機器やコミュニケーション器具などの補助的な道具に関する知見を深
めるなど、校内外への啓蒙活動を行い、センター的役割がになえるように努めています。さらに、
今までに蓄積してきた資料を教職員が閲覧しやすいように校内ネットワークにリンクするなど、自
立活動の取り組みにおける専門性の向上に今後も務めていきたいと考えています。
43
自立活動:資料(手指の歌・おなかの体操)
からだを育てる「触圧覚刺激」の活用
本校に通学する児童生徒は、肢体不自由がありますので自立活動「身体の動き」については、全員
5
が週 1 以上の取り組みを実施しています。この授業は「合同からだ」あるいは、
「グループからだ」
といわれていますが、ほとんどのグループで授業の始まりに「手指の歌」や「おなかの体操」を実施
しています。これらの取り組みには、毎回同じ音楽と体操で授業の始まりを意識づける目的もありま
すが、手指やおなかへの触覚や圧迫をうまく伝えることで、様々な効果を生むことができます。ここ
では、それらの体操について解説します。
10
1、触圧覚刺激について
触覚は胎生初期より発達し、胎生期 8 週くらいで、すでに指しゃぶりのような動作をするほど、
とても原始的なもので、手が口にさわった感覚が脳に伝わり再び脳が「手を動かす」という指令を出
し、触覚→脳→運動→脳という神経回路が、胎生期から発達していくのです。胎内では、子宮壁を足
15
裏で押すなどの動きも見られ、これも脳の発達につながります。24~25 週には羊水のあたたかさを、
26 週には痛みを感じるようになるとも言われています。
また、人が世界を知ることは、自分自身の「からだ」について知ることから始まるといわれ、触覚
は、これらの発達に大いに役立っています。こども達は、自身の「からだ」を探索し、自分のからだ
を知ろうとします。そして、様々な経験から自分自身の「からだ」を知って形成される自己認識は、
20
こども達の心理的・身体的な発達のために基本的に必要なものであるともいわれています。
身体内部からの刺激
身体表面からの触刺激
固有受容感覚や内臓からの刺激(空腹・満腹など)な
発達のもっとも初期である乳幼児は、
身体接触などからくる快・不快などを受
25
け取り、身体像発達の基礎を築く。
どがある。これらの刺激は、運動に伴って脳に伝わり、
触覚と統合されて、主観的な自分のイメージである身体
図式を作ることができる。
触覚は、身体図式の形成に必要な要素であるといわれています。身体図式は、「骨格の各部位を自
動的に調整したり、バランスのとれた姿勢を維持したりするために、四肢や体幹をうまく操作する能
力」と定義されています。身体図式が形成されると、自分自身の身体を把握することができ、それを
30
巧みに使用できるようになり、自分を中心とした空間の枠組みの発見ができるようになって、他者を
含む外界に反応できるようになるといわれています。また、身体図式を高めるには、触覚とともに、
バランスに関わる動き(前庭感覚系の運動刺激)が統合されることが有効であるといわれています。
2、からだに触れるとき・動かすときの注意点
35
「手指の歌」や「おなかの(便秘)体操」はこのような触圧迫の刺激をとても大切にしています。単
に児童生徒の身体に触れる、動かすだけではなく、ゆったりと、身体を大きく動かしながら、あるい
はしっかりと触れ圧迫刺激を伝えることで、小さくなってしまったこども達の身体の地図を広げてい
くように働きかけるというイメージを指導者が持つことがとても大切です。本校に在籍している児童
44
生徒は、元々の病気とは別に、成長の過程で生じた運動発達の不調和と身体図式の形成の難しさ(か
らだの広がりの遅れ)を有していることが往々にしてあります。これらの課題は、さらに、身体的に
無理のある運動を学習させてしまい、誤った身体図式を固定化する恐れがあるということを認識しな
ければなりません。はじめは嫌がるように抵抗したり、動かす途中で違った方向に力を入れたり、手
5
をはらいのけたりという反応があるかもしれませんが、それは、こども達の身体図式(緊張などで小
さくなってしまった自分の地図)を表していることもあります。できるだけ、しっかりとこども達の
体に触れることで、こども達の体から緊張が抜け、体を預けるようになってくることで(これには、
数年かかることもあります)、からだがふわっと広がるような体の地図をこども達が感じることがで
きるように支援していくことが大切です。
10
また、こども達の体に緊張が入ってしまった時には、力で緊張を止めるのではなく、「そっちのほ
ういくと身体がゆがんできちゃうから、もう一回ゆるめてみて」と、ゆるめる方向をサポートするつ
もりで援助するとゆるみ方が変わりますし、こども達は「先生の動きを感じてゆるめる」というコミ
ュニケーションが生まれます。そして、こどもの身体にしっかりと手と声(ことば)で包み込むよう
に触れることで、こども達に自分の身体に触れている「じぶんではないもの」への気づきを促すこと
15
ができます。自分と自分以外の他者への気づきができるようになることで、コミュニケーションの広
がりも生まれるのです。
3、手指の歌(実技)
こども達の体とコミュニケーションが取れる具体的な触れ方は、①触れている部分が均一の圧にな
20
るように、②皮膚が少し凹むぐらいしっかり触れましょう(表面だけ触れるのはだめ)、③皮膚が動か
ないように触れる(徐々に加圧)ということが大切です。
これらに注意して「手指の歌」をしてみましょう。
♪先生と握手して、さぁ左手(右手)
しっかりと握手をする(こどもの手を握る)、ある
ひらきましょう。
いは、手のひらにしっかりと圧迫の刺激を入れる
トトーントトントン
ことが大切です。
トントントン
ぶんぶん振る運動ではありません。
♪小指さん(こゆび)、キュッキュッキュッ
指の横や指全体をしっかりと触ります。
トントントントントントントントン
指だけではなく、指に続く小指球もしっかりと触
キュッキュッキュッ
れていきます。
さわさわ触るのではなく、ぎゅっぎゅっとしっか
り圧迫してください
45
♪くすり指さん(薬指)、キュッキュッキュッ
トントントントントントントントン
基本的には小指と同じです
キュッキュッキュッ
※
以下、中指、人差し指、
親指と続きます。
手のひら全体をしっかりと、触れていきます。
♪今度は手のひらキュッキュッキュッ
手のひらが広がるように・・・。
左(右)手のひらは広いよ、広いよ
コチョコチョコチョコチョ、
「コチョコチョ・・・」は、くすぐることで緊張が
気持ちがいいね。
入る場合には、手のひらにしっかりと刺激を入れ
ることに重点をおいてください。
♪先生と握手して、今度は手首を回しましょう
親指クルン、小指でクルン、
これは手首を回す運動ではありません。
クルン、クルン、クルンクルンクルン
親指を内側に対立方向へ内転します。
親指を開いて、今度は、小指を中指方向へ内転し
ます。
※これが正しい「親指クルン」なんですよ~♪
♪先生と握手して最後に手のひらたたきましょう
手全体を認識するための触り方をしてください
トントントントントーントーン
できるだけソフトに子どもの手に触れた瞬間に
トントントントントトトン
とめるようにして、触れていきます。
トントントントントントントン
ぱちぱちたたくのは、痛みを伴います。覚醒レベ
トントントントントン
ルを上げたいお子さん、強い刺激でないと気づか
トーントン
ないお子さんのみにします。
4、おなかの(便秘)体操(実技)
おなかの(便秘)体操をやってみましょう。基本的な注意点は、「手指の歌」と同じです。
♪最初は「の」の字マッサージ
「「の」の字マッサージ」
♪おへそを中心に手のひらで「の」の
おへそを中心に手のひらで「の」の字を書
字を 5 回書きましょう
くようにマッサージをします。軽く押えな
がら 5 回ほど繰り返す。
46
♪おなかのまわりの 3 点をゆっくり
「三点くずし」
5 回押えます。
両手指を重ね順番に指圧、押え回していく。
♪右に左
左下
右に左
(たまった便をくずす感じで各 3 回ずつ)
左下
① ②
③
♪つぎはひざを曲げておへそを中心に
「おわん」まわし
時計回りに 5 回まわしてゆきます。
手を軽く曲げ「おわんの形を作る。おへそを
中心に「おわん」をかぶせ片方の手を添え
る。圧がなめらかに移るように軽くゆっく
り右にまわす。
↑手の組み方
↑このやり方も可
♪左横に座り はじめは親指で
おへそから外へと押してゆきます。
「ボート」
四指を軽く伸ばし片方の手を添える。右脇
♪そのあと残りの指でかえしてゆきます。
腹から左脇腹へ
上から下へ半円形を描く
ように「ボート」をこいでいる要領で。
♪両手のひらでおなかを押えるように
「直滑降」
上から下へなでおろす
みぞおちから恥骨の上まで両手のひらでな
でおろす。
「プッチンプリン」
♪つぎは腰からおなかのほうへ。
両手で体をはさむように腰に手を回し持ち
上げるようにする。そのまま両手を腹のほ
うに滑らせ前でぱちんと手を合わす。
【参考図書】
身体の健康・動きを育てる自立活動:小林芳文・永松裕希,明治図書,2001
障害の重い子とともに言葉をはぐくむ:監修:谷俊治.編集:小川原芳枝,学苑社,2009
47
障害の重い子どもの授業づくり part1~4:編者:飯野順子,ジアース教育新社,2011
自立活動:資料(コミュニケーション)
ワンスイッチでおもちゃを動かそう
5
乾電池のおもちゃにスイッチをつなげる
【準備する物】
10
乾電池のおもちゃ
ビッグマック
①BDアダプターの銅板
部分を乾電池と電池接点
の間に挟み込みます。
15
BDアダプター
②断線予防のため、電
池ケースのふたにコー
ドを通す穴をカッター
等で開けます。
トイケーブル
カッターナイフ等
③ ビ ッ グ マ ッ ク の “TOY/APPL” の
穴にトイケーブルを差し込み、BD
アダプターと接続したら完成です。
20
電化製品にスイッチをつなげる
【準備する物】
25
電化製品
30
ビッグマック
①電源リレーをコンセ
ントへ差し込みます。
電源リレー
トイケーブル
②電源リレーのコードにトイ
ケーブル、ビッグマックを取
り付けます。
35
48
コンセント
③電源リレーに電化製品の
プラグを差し込んだら完成
です。
ビッグマックで一定時間おもちゃが動くようにする
ビッグマックにメッセージや音
楽を録音します。
メッセージや音楽が流れている間、
おもちゃが動きます。
5
*新型ビッグマックは最長約 120 秒まで録音できます。
10
スイッチラッチ&タイマーで一定時間、ON/OFF の操作を可能にする
ビッグマックに録音できる時間より長くおもちゃを作動したい時や、ラッチ(交互モード:スイ
ッチ ON/OFF)の操作をしたい時に便利です。
15
①電源リレーやBDアダプターとビッグマックの間にスイッチラッチ&タイマーをつなぎます。
20
25
②スイッチラッチ&タイマーのつまみで設定を行います。
タイマー調節つまみ
数字は時間を表します。
右のモードにより秒 or
分の単位が変わります。
Timed Sec.
タイマー調節を秒単位に設定
Timed Min.
タイマー調節を分単位に設定
30
Latch
交互モード(ON/OFF の操作可能)
35
【注意点】
・断線には注意してください。
・スイッチで動かせるおもちゃ、電化製品は電源がONの状態で固定できるものだけです。
49
50
支援部
―本校の校内外支援について―
諸機関と連携した支援
1 総 論
「特別支援教育の推進について(通知)
」
(平成 19 年 4 月 1 日 文部科学省)では、特別支援
教育の理念について、
「特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体
的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持
てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行う
ものである。また、特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れ
のない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において
実施されるものである。さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまら
ず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会
の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持ってい
る。
」と記述されています。
本校では、この理念に基づき、地域で共に生き学ぶため、北勢地域にある就学前機関・小学校・
中学校・高等学校に在籍する幼児・児童・生徒の保護者や教育関係者等の要請に応じて、教育相
談等のコーディネートや、相互の連携をはかり情報交換や研修の場を設定する「校外支援」と、
在籍する児童生徒の学習・日常生活・進路・自立活動における指導や、福祉・医療をはじめとす
る関係諸機関とのつながりについて、担任を中心にして各分掌・委員会が連携をはかりながら支
援をおこなう「校内支援」に学校総力で取り組んでいます。
1 校内支援
個別の教育支援計画の活用方法について
本校の「個別の教育支援計画」は、児童生徒が様々な支援を活用しながら自己実現をしていくた
めに、一人ひとりのニーズを正確に把握し、長期的な視点で一貫した的確な教育的支援を行うこと
を目的として、本人・保護者との共通理解のもとに策定しています。
この「個別の教育支援計画」を活用しながら、一人ひとりのニーズを把握して(実態把握)
、学
習や生活上の課題を明らかにし(課題設定)
、自立や社会参加に向けて学習指導や心身への働きか
け及び周囲の環境を改善する(実践)
、支援を振り返りよりニーズに応じた支援を検討する(評価)
、
ということに取り組みます。
また、「個別の教育支援計画」をふまえた、より具体的な学習指導の計画として「個別の指導計
画」をすべての児童生徒について策定します。高等部の生徒については、卒業後の進路先や地域生
活へのスムーズな移行と定着のために「個別の移行支援計画」を策定し、卒業時に行なう関係機関
との支援に関する会議でも活用します。
「個別の教育支援計画」は、家庭訪問や懇談会において、本人・保護者と話し合いながら共に策
51
定し、共有しながら活用します。策定は年度ごとにおこない、年度末には支援の評価と引継ぎ事項
を記入して本人・保護者に確認のうえ、次年度に引き継ぎます。
計画の主な内容は以下の通りです。
○ 特別な教育的ニーズについて
本人・保護者のニーズを、学校生活と地域生活における活動や参加の実態から把握します。
○ 教育的支援について
活動を制限されていることや、参加を制約されている状況を改善するために必要な支援や配
慮について記入します。個人の課題だけでなく、人々の関わり方や、物的・社会的な環境を改
善する課題についても記入します。
必要に応じて、学校外の諸機関からの支援の活用についても記入します。
○ 支援の評価と引継ぎ事項
本人・保護者に確認のうえ次年度へ引き継ぎます。
書式と作成上の留意点については、資料(個別の教育支援計画について・個別の教育支援計画の策
定と活用について・記入マニュアル)の通りです。
52
53
54
55
個別の教育支援計画
作成日 年 月 日
【 年度】
記入者【 】
プロフィール
三重県立特別支援学校 北勢きらら学園
名 前
年 月 日生 生年月日
学年
学部
性別
〒
住 所
部 年
電話番号 三重県
緊急連絡先①
保護者名
母
緊急連絡先② ( )
身体障害者手帳
手帳の状況
種 級
平成 年 月 日 □交付 □更新
□A1 □A2 □B1 □B2 平成 年 月 日 □交付 □更新
療育手帳
配慮が必要なこと等
将来についてのねがい
本人のねがい
保護者のねがい
本人・保護者のニーズと支援について
学校生活に関すること
地域生活に関すること
本
人
・
保
護
者
の
ー
ニ
ズ
必
要
な
支
援
や
配
慮
以上の内容について確認・了解します
□支援の評価・引き継ぎ事項等□
( 年 月 日記入)
56
年 月 日
本人名
印
年 月 日
保護者名
印
多面的な校内支援のあり方
在籍する児童生徒の支援は、学習指導・日常生活指導・自立活動・保健医療・進路指導・生活
支援・地域とのつながりなどから多面的におこないます。このためには、担任を中心にして支援
体制を確立し、各分掌・委員会が連携・協力しながら行います。
学習指導・日常生活指導
進路指導・生活支援
学校教育目標に則り、個別の指導
計画を活用しながら児童生徒・保
護者の願いに応える教育支援を行
います。
児童生徒の地域での生活を把握し、よりよい生活の実現に向けて関係諸
機関との連携から支援のネットワークを構築します。また、卒業後の生
活を見据え、児童・生徒が自分らしく生きるための力をはぐくむととも
に、進路先の開拓を行い、自己選択・自己決定に沿った進路の実現をめ
ざします。全校で進路希望調査、中学部3年高等部1・2・3年で校内
実習(進路を考える週間)、高等部2・3年で職場実習、その他随時進
路相談、を行います。
自立活動
「からだ・コミュニケー
シ ョン」
支 援体制の確立
個別の教育支援計画の運用、活用、改
正等を行います。
校内支援委員会(旧称「校内コーディ
ネーター委員会」)を設置し、児童生
徒の支援について、情報交換と検討を
おこない、学校総力で取り組む体制づ
くりを行ないます。
児童生徒が主体的に自分の力
を可能な限り発揮できるように、
担任が支援を行います。希望に
応じてPT、STの個別対応や支
援機器相談を行います。
地 域とのつながり
交流学習を通して、児童生
徒が居住する地域でしっか
りとした生活基盤をつくる
ことと、相互理解を深める
ための効果的な内容の充実
に努めます。また、地域社
会に対して、障がいのある
人への理解と啓発に努めま
す。
保 健・医療
安心・ 安全な学校生活を送るために、教員・養護教諭・栄養職員が協同しな
がら、児童生徒のニーズに応じた学校環境整備と、健康の維持・増進を図る
ための指導内容の充実、および発達に寄与できる豊かな給食の創造をめざし
ます。また、主治医、校医(内科、整形、歯科、耳鼻科)その他の医療と連
携しながら日常の健康安全支援を行います。医療的ケアを日常的に要する児
童・生徒については、本校の「医療的バックアップ体制運営実施のためのガ
イドライン」に基づいて支援を行います。
教職員の専門性の向上
特別な教育的ニーズに応える支援を行なうために、研修の機会を確保し、専門性を高めます。各研修会においては、児童生徒・
保護者の願いに応える研究をすすめます。また、地域の小中学校や各種専門機関と連携し、教育実践についての情報交換、研修
の場の共有からさらなる専門性の向上をめざします。
57
2 校外支援について
1 教育相談、就学相談
地域で共に生き学ぶことにつながるよう、北勢地域にある就学前機関・小学校・中学校・高等学
校に在籍する幼児・児童・生徒の保護者や保育・教育関係者等の要請に応じて、教育相談や就学相
談等のコーディネートを行っています。また、相互の連携をはかり、情報交換や研修の場を設定し
ています。
(1) 支援件数と支援内容の推移
地域支援数と支援内容の経過
100%
90%
80%
支援内容
70%
派遣 児童生徒への授業依頼
60%
派遣 その他の教育相談、講演、就学支援
50%
派遣 身体に関する教育相談、講演
40%
校内 その他
30%
校内 身体に関する教育相談
20%
10%
0%
2007
2008
2009
年度
2010
2011
(2) 支援対象者
2 『きららの教育 1 日体験研修』の開催
北勢地域の学校・保育園・幼稚園で障がいのある子どもの教育・保育に関わる教員・保育士、施
設等の職員を対象に開催しています。
内容は、本校の登校から下校までの 1 日の活動を体験して頂いた後、参加者と支援部が共に懇談
や情報交換等を行います。希望研修内容や希望時期などについては、参加者のニーズに応じるよう
に心がけています。懇談においては、共に学びあい、地域の参加者と双方向の連携につながる貴重
58
な機会で、本校にとっても有意義な研修となっています。
3 『北勢地域肢体不自由教育担当者連絡会』の開催
保育園、幼稚園、小・中学校に在籍する肢体不自由児の担当者が定期的に集い、情報交換や研修
をする中で、子どもの成長発達に合わせた系統的な教育の実現を図ることを目的として開催して
います。
主な内容は、本校の研修紹介(1日体験研修、ライフサポートフェスタ、夏季休業中の自主研
修など)、人権同推委員による「地域における支援について(子ども同士のかかわりや仲間づく
り)」の講演、実践交流(参加者および本校)、教材・教具についての紹介などのほか、毎回の
情報交換と相談をおこないました。
また、地域支援が「地域で共に生き学ぶ」ことにつながるように、本校の人権同和教育推進部
長を交え、「仲間づくり」をテーマにした内容を取り上げて行いました。
4 北勢地域特別支援学校コーディネーター連絡会 ― 特別支援学校との連携 ―
北勢地域にある特別支援学校の西日野にじ学園・杉の子特別支援学校・杉の子特別支援学校石
薬師分校・北勢きらら学園・聖母の家学園が共催で年間を通して連携して活動しています。
内容、目的は次の通りです。
(1)会の主な目的
特別支援学校間の情報交換と役割分担
校区の地域支援の支援体制のあり方についての検討
(2)内容の実際
ア 各校の支援業務や体制、実績などの情報交換
イ 各校の地域支援について情報交換と支援事例の検討会
59
60
情報システム部
―校内 LAN の仕組みと活用や学校ホーム
ページについて―
kira.net(校内職員用LAN)の仕組みと利用の仕方について
情報システム部
1
kira.net 運用の目的
校内LANを用いて、校内イントラネットを構築しています。kira.net を活用することによっ
て、情報共有や業務を効率的に行えるようにして、業務の合理化を図っています。
2
仕組み
校内LAN用パソコンに、Apache ホームページサーバー・ActivePerl をインストールして、CGI
ファイルを読み出し・書き込みを行います。以上のようにして校内LAN用パソコンにサーバ
ー機能をもたせて、kira.net を運用しています。また、kira.net へネットワーク HDD 内のフォ
ルダにリンクを貼り付けることにより、簡単に目的のフォルダを開けられるようにしています。
3
利用方法
kira.net を利用することで少ないクリック数で、必要とするフォルダ・ファイルを取り出せる
ようにしています。kira.net を利用することで解消される課題は以下の通りです。
kira.net トップページ
(1)時間や労力の軽減
ア
kira.net トップページには、行事や連絡を一覧にして掲示してあり、一日の連絡事項
を把握することが出来ます。朝の全体打ち合わせまでに連絡事項は各自で確認しておき、
その中から特に重要な事項のみ朝の全体打ち合わせで口頭連絡するようにしています。
学部ごとの掲示板もあるので、そちらも確認して下さい。また、カレンダーの日にちを
確認することで過去や未来の行事や連絡も把握することが出来ます。
イ
『教室予約』,『提出フォルダ』を利用して、特別教室使用に際しての使用希望調整や、
アンケートなどを担当職員まで提出する時間や労力を軽減しています。
61
(2)個人情報の漏えいを防止
ア
職員用パソコンには万が一盗難されたときのために、原則データの保存は禁止されてい
ます。そのため『職員用』フォルダに各個人用のフォルダを作成してあるので、そちらに
ファイルを保存していきます。また他の職員にファイルを渡したい場合にも、職員用フォ
ルダを利用します。
イ
本校では個別の指導計画や個別の支援計画を作成したり、日々の様子を記録するために
写真や動画を撮影したりして、個人情報を日々たくさん扱っています。『アクセスページ』
『EIZOU』を利用して、保存する場所を明確に定め、かつ素早く保存する場所を開けられる
ようにして、個人情報の漏えいの防止に努めています。また全職員が見ることが出来るの
で、児童生徒の実態の把握・共有をしやすくしています。
(3)情報の共有・蓄積
ア
職員は校務分掌・委員会に所属して、業務を行います。
『校務書類』にそれに関連したフ
ォルダを用意しています。年間を通して、所属する分掌・委員会の書類がそのフォルダに
集約されていきます。それを共有していくことで、分掌・委員会の業務状態や内容が把握
しやすくなります。また前年度の書類も蓄積されていますので、これから行う業務や書類
作成の参考にしたりすることも出来ます。
イ
ひやりはっとの情報を公開し蓄積・共有することにより、重大な災害や事故の発生を未
然に防止できるように kira.net 上にも『ひやりはっと』のページを用意してあります。ひ
やりはっとを共有することで安全・安心な学校運営を目指しています。
(4)ペーパーレス
ア
印刷コスト・書類保管場所の軽減のために、ペーパーレスに努めています。職員会議は、
『職員会議』フォルダからデータを取り込んでパソコン上で行っています。また、会議を
ペーパーレスにすることで会議資料作成の時間をなくしたり、電子媒体で保存することで
情報の共有・蓄積がしやすくしたりしています。
4
最後に
kira.net を活用することにより、以上の課題の解消を目指しています。連絡調整や書類作成
に関わる時間や労力を削減することで、その分教材研究や児童・生徒の情報共有に時間を費や
せるようにしています。毎日利用するものなので、さらに使いやすいように毎年改善を行って
います。使用していく中で改善の案などがありましたら、情報システム部まで意見をお願いし
ます。
学校ホームページについて
1
目的
地域に開かれた学校が求められる昨今、本校では情報開示のツールのひとつとしてホームペ
62
ージを作成しています。作成することにより、保護者や地域と一緒に連携して学校を作ってい
くことを目指しています。また、学部・分掌・委員会と連携して、特色ある学校づくりの取り
組みの発信やセンター的機能の発揮を目指しています。
2
内容
ホームページは誰でもいつでも閲覧できるものです。現在では学校情報を得たい時には、ま
ずホームページを検索することが多いでしょう。様々な人に素早く、かつ正確に有益な情報を
提供しようと、必要に応じて随時ホームページの更新を行っています。
まず、児童・生徒の学校での様子・活躍がわかりやすいように、本校がどのような方針で教
育指導を行っているか紹介したり、実際の授業・行事等での様子を掲載したりしています。
また研修部や交流教育部などに活動紹介のページを、療育システム部に支援機器紹介のペー
ジを、それぞれ作成の依頼をしています。以上のようにしてホームページは、様々な部署に情
報を提供してもらい、学校全体で取り組んでいくことでより有益なものにしています。
北勢きらら学園学校ホームページガイドライン
このガイドラインは、「三重県学校ネットワーク利用のガイドライン(三重県教育委員会)」に基
づき作成しています。
1
目的
(1)本校に関する情報を提供することにより、開かれた学校づくりに貢献します。また、特別
支援学校としてどのような教育の責任を果たすのかを公示します。
(2)肢体不自由児(者)とその教育について、人々の理解を深めて関心を高めることで、肢体
不自由児(者)の社会参加と自己実現に向けた取り組みを支援します。
(3)保護者・卒業生・地域・関係諸機関との交流の場とします。
2
管理運用
(1)ホームページ管理責任者は校長とし、校長の承認のないものは掲載しません。
(2)ホームページの運用担当は情報システム部が行います。データの登録、更新等については
校長及び運用担当者以外は行えません。
(3)問題が生じた場合は直ちに教育委員会へ報告するとともに管理職とともに担当が迅速な対
応策を検討します。
3
作成・更新
(1)公開する情報については、校内各部署(学部、分掌、委員会等)が検討のうえ提供し、運
用担当者によりデジタル化・ファイル化します。
(2)ホームページに公開されるデータについては、イメージをプリントアウトし、起案決済後
アップロードすることを原則とします。
63
(3)更新は計画的に行います。
(4)本人もしくは保護者から発信内容の訂正や取り消しの要請を受けた場合には、速やかに発
信内容を変更します。
4
個人情報の保護
ホームページの情報を掲載する場合は、人権尊重の観点から個人情報の保護に十分注意しま
す。
(1)児童生徒の住所、電話番号、生年月日、家族構成等個人のプライバシーに関する情報は掲
載しません。
(2)児童生徒の作品、肖像等を公開する場合は児童生徒および保護者の同意を得た上で行いま
す。なお、名前は原則として表示しません。しかし特に教育上意義が高く、必要がある場
合、児童生徒および保護者の同意を得た上で、姓のみ表示することを検討します。
64
進路指導部
―児童生徒の成長に応じた本校の進路支援
の概要と実際―
校内支援の実際
(1)生活課題の把握について
ア
5
生活基礎調査
毎年、4月当初に実施している進路希望調査とともに、生活基礎調査(障害者自立支援法
にかかるサービスの利用状況や日常生活を送る上での課題、コーディネーター登録の有無、
保護者会への参加状況など)を実施します。
イ
進路懇談会、進路相談会
高等部3年生は4月、高等部1、2年生については6月から7月にかけて、中学部3年生
10
については11月に進路懇談会を実施しています。参加者は本人、保護者、学級担任、行政
担当者、地域支援コーディネーター、進路担当者です。ここでは卒業後の進路先のみにとど
まらず、日常生活を送る上での生活課題も出され、この懇談会をきっかけに解決につながっ
たケースも多くあります。また、小学部1年生から中学部2年生については、年間を通じて
実施している進路相談会で課題の把握に努めています。参加者は、保護者、担任、進路担当
15
者です。内容は、卒業後のことよりも現在利用できるサービス(日中一時支援事業、ショー
トステイ、移動支援、ホームヘルプサービスなど)が中心になることが多いです。
各種懇談会などでの情報提供により本校での受給者証の取得率が91%、サービス利用経
験者も84%となり小学部段階からのサービス利用が確実に増えてきています。
ウ
20
担任より
総合的な学習の時間の取り組みや毎日の学校生活の中から、また、連絡帳などから課題
を把握し解決に努めています。
(2)解決に向けて
ア
25
関係機関との連携
課題は校内だけで解決することは現実的には困難で、様々な制度や関係機関との連携が
必要です。関係機関との連携を行っていく際には、それぞれの機関が果たす役割を明確に
し、より有効に連携ができるようにコーディネートしていくことが極めて重要です。
介護保険ではこのコーディネートの役割はケアマネージャーが行うことに相当するもの
ですが、障がい児・者に関するサービスの場合(障害者自立支援法)は、制度的にケアマ
30
ネージメントが確立されておらず、学校がコーディネーターの役割を担うことが多くあり
ます。本校では進路指導部が担当していますが、様々なケースで連携した機関には次のよ
うなものがあります。
(ア)市町福祉課など
各市町の福祉担当者および、家庭児童相談室の相談員、民生委員、保健師等。
35
(イ)地域支援コーディネーター
コーディネーターについては、障害者自立支援法によって地域ごとで再編され、桑員
地区では障害者総合相談支援センター「そういん」、三泗地区では聖母の家「陽だまり」、
障害者自立生活支援センター「かがやき」、小山田苑、亀鈴地区では障害者総合相談支
援センター「あい」などです。
40
65
(ウ)児童相談所
北勢児童相談所をはじめ、各市町に設置されている相談機関など。
(エ)医療機関
草の実、国立三重病院、四日市市立病院、県立医療センター、訪問看護制度など
5
(オ)福祉機関
障害者自立支援法(日中一時支援事業、ショートステイ、ホームヘルプサービス)
(3)具体的支援の概要
※具体的な支援内容については、関連する児童・生徒や保護者の特定等、プライバシーの侵害につながる
10
おそれがありますので掲載を控えます。以下の事例を参考にしていただき個別に担当(進路指導部)まで
ご相談ください。
ア
装具や車椅子等を適切なものにするために、リハビリテーションセンターに行くこと
が必要であるが、家庭の事情でそれが困難になるような場合。
15
※連携機関
イ
居住地福祉課、リハビリテーションセンター、児童居宅介護の事業者
家庭生活で医療に関する手当てが必要であるが、家庭の都合によりそれが困難となる
ような場合。
※連携機関
20
居住地福祉課、在宅介護支援センター、介護保険事業所、市民病院、地域支援コーディネ
ーター
ウ
保護者のさまざまな事情により、身体や衣服の清潔、栄養状態の維持、学校への登校
等、生活全般につき困難が生じるような場合。
※連携機関
25
居住地福祉課、地区の保健師、児童家庭相談員、県児童相談員、国立の病院、民生児童委
員、兄弟姉妹の在籍中学校、ソーシャルワーカー、他の特別支援学校
エ
保護者のさまざまな事情により、居住地の変更、家庭生活の経済的な安定、通学手段
の保障など地域生活全般にわたる支援が必要な場合。
※連携機関
30
民生児童委員、兄弟姉妹の在籍小学校、地域支援コーディネーター
オ
保護者の出産に伴い一時的な預かりや送迎手段の確保が必要な場合。
※連携機関
35
居住地福祉課、地区の保健師、児童家庭相談員、県児童相談員、医療機関、県保健事務所、
居住地福祉課、児童相談所、入所施設、移動支援事業者
(4)今後の課題
ア
課題把握の方法について
2005 年度から生活支援に関する基礎調査を実施しています。基礎調査の内容を本人、
保護者と担任が生活課題を話し合うためのツールとして利用しています。全校一斉の取
り組みとして、教育支援計画に記入したり、5月に実施される家庭訪問を利用して基礎
40
調査を題材に生活状況を聞き取る時間を持っています。
66
イ
支援のネットワークの構築について
課題解決に向けては、内容によって様々な機関とのネットワークが必要となります。
また、実際には、課題の解決方法を模索する過程で有効なネットワークが広がっていき
5
ます。今後、より有効なネットワークを迅速に作ることができるように、連携が可能な
機関の把握につとめ関係を構築していきます。
ウ 地域自立支援協議会への参加について
昨年度から地域での課題を協議し行政へ政策提言ができる可能性のある地域自立支援
10
協議会へ積極的に参加しました。桑員地区では生活部会、三泗地区では療育部会に参加
しました。それぞれの協議会で校内支援の取り組みについて話し協力を呼びかけたり、
本校が抱えている地域ごとの課題について問題提起をしました。今後も各地域のネット
ワーク作りの核として機能するよう働きかけて行く必要があります。
15
4
関連資料
日常業務で参考にできる支援に関する資料を巻末に掲載しました。各制度の趣旨を理解の上、
児童・生徒および家庭の支援に役立てていきます。(不明な点は進路指導部まで)
(1)開校以来の進路先
20
(2)市町窓口リスト
・・進路資料1
・・進路資料2
(3)日中一時支援事業、移動支援事業について
・・進路資料3-(1)
日中一時支援事業実施事業所
・・進路資料3-(2)
移動支援事業実施事業所
・・進路資料3-(3)
(4)児童ショートステイ(宿泊のみ)事業所(障害者自立支援法)
25
・・進路資料4
(5)障害児・者通所(通園)施設医療的ケア支援事業と訪問看護制度について
(6)障害児・者通所(通園)施設医療的ケア支援事業の現状
30
35
67
・・進路資料6
・・進路資料5
資料 北勢きらら学園の進路指導(学校全体)
学
進路相談
年
担 任
行事・実習
進路指導部
小学部 1 年 ◆家庭訪問、期 ◆進路相談 (小1~中2ま
での希望者)
~6 年生
末懇談など
(全学部・全員)
(例:お風呂、留守番など)
中学部 1 年
~2 年生
日常生活上で困っていること
家庭訪問や期末
や進路についての個別相談で
懇談などの中で、担
す。どんなことでも相談に応
任と将来の進路や
じています。
現在困っていること
<参加者>
などについて相談し
部
保護者、進路指導
中学部 3 年 ます。
◆進路懇談(中 3 年:全員
生
対象)
必要に応じて進
路指導部が関わ
卒業後の進路や日常生活上
り、市役所の福祉
で困っていることについての
課や福祉施設など
個別相談をします。
と連携を取り、より
<参加者>本人、保護者、担任、
よ い 家 庭 生活 を 送
進路指導部
◆校内支援
(必要に応じ
て実施)
本人が日常
生活を送る上
で困難をきた
す状況にある
場合に、(例:
保護者の入院
などにつなげること
ことについて、行政の担当者
もあります。
を交えて相談します。
<参加者> 本人、保護者
高等部 3 年
生
また、高等部に
なると、進路を考
地域のコーディネー
える週間や職場実
ター、
習などの取り組み
(労働)ハローワー
に向けて随時相談
クなど
を行います。
卒業時
(福祉)市町福祉課、
(中 3 のみ
で実施)
や体調不良な
ど)困っている
ことに対し、福
祉課に依頼し
高等部 1 年 るために、ホームヘ ◆進路懇談会 (高1・2・
て、具体的な解
ルプや日中一時支 3年:全員対象)
生
決策を探る会
援事業、ショートス
高等部卒業後の具体的な進
議を行います。
高等部 2 年 テ ィ ( 宿 泊 ) の 利 用 路や日常生活上で困っている
生
進路見学会
ただし、緊急
時は直接市役
所に相談して
ください。
進路見学会
進路を考え
る週間
進路を考え
る週間
職 場 実 習
(1回)
進路を考え
る週間
職場実習
(2
~3回)
担任、進路指導部
◆ケース会議
(進路決定 移行支援計画―Ⅱをもとに、本人を中心として関係者が集まり、卒業後の生活につい
後) て話し合い連携をはかる機会をもっています。
(ケース会議出席者)
本人、保護者、卒業後に利用する施設職員、市町の福祉課担当者、地域支援コ
ーディネーター、担任、進路指導部など
68
5
10
15
20
25
30
35
40
Ⅴ 資料 進路に関する主な取り組み(中学部3年、高等部)
4
中学部
3年生
高等部
1年
7
8
9
10
11
進路懇談会
進路希望調査
進路懇談会
家庭訪問
進路希望調査
進路見学会
進路懇談会
1期職場実習
進路希望調査
家庭訪問
3
入学試験
入学選考
期末懇談会
学年末懇談
*キャリア教
進路説明会
育推進事業
きららまつり
期末懇談会
(考える週間)
2期職場実習
期末懇談会
2
職場見学
考える週間
↓
職場実習
修学旅行
1
*キャリア教
進路説明会
育推進事業
きららまつり
※職業
ガイダンス
期末懇談会
12
考える週間
期末懇談会
進路懇談会
家庭訪問
高等部
3年
6
進路希望調査
入学
高等部
2年
5
学年末懇談
※3期職場実習 *キャリア教 卒業後進路先
(必要に応じ)
育推進事業
でケース会議
きららまつり
期末懇談会
卒業
69
各目標概要
・様々な福祉施設等の活動を見学するなかで、社会での就労や生活の様子を感じ、社会性を育む機会とする。
進路見学会
・卒業後の進路について考える機会とする。
・実際の事業所、作業所等における経験を通して将来の社会参加の準備とする。
職場実習 ・進路への自覚と関心を促すとともに、進路選択のための適性把握の機会とする。
・あいさつ、ルールを守るなど、社会人として望ましい態度の育成を図る。
仕事に向かう態度・意欲の育成を目指す。
・普段の学習とは違う「職業」の雰囲気を感じ、社会生活におけるルールやマナーを学ぶ。
進路を考え
・自らの興味関心を広げたり、適性を探ったりしながら、将来の進路を考える手がかりとする。
る週間
・できること、できないことを自分で見極め、必要な時にふさわしい方法で、人に頼める行動力を身につける。
・実習に向けて事前学習を行う。
進路懇談会 ・卒業後に向け、本人を中心に保護者、行政、地域支援コーディネーター、学校が懇談を行い、連携をとることによって、卒業後の豊かな生活の実現を目指す。
卒業に当
・卒業後に向け、本人を中心に保護者、施設、行政担当者などが一堂に会し、移行支援計画をもとに懇談を行い、それぞれの機関が持っている情報を交換し合う
たっての
などの連携をとることによって、本人の卒業後が豊かな生活となることを目指す。
ケース会議
Ⅴ 進路資料1
北勢きらら学園卒業生進路先リスト NO.1 平成9年~16年度卒業生
No
卒業年度
在住地
1
1998
四日市市
2
四日市市
3
菰野町
4
四日市市
5
鈴鹿市
6
1999
7
四日市市
多度町
進路先1
進路先2
進路先3
施設別
ミタキライス
一般就労
サクラノ園
生活介護
菰野聖十字の家
生活介護
サクラノ園
生活介護
鈴鹿市さつきホーム
心身障害者小規模作業所
サクラノ園
生活介護
ひまわりワークス
心身障害者小規模作業所
心身障害者小規模作業所
8
鈴鹿市
鈴鹿市さつきホーム
9
いなべ市
八野ワークス(入所)
10
四日市市
アクティブ鈴鹿
11
東員町
東員いずみ作業所
12
菰野町
菰野聖十字の家
生活介護
四日市市
サクラノ園
生活介護
14
四日市市
サクラノ園
生活介護
15
桑名市
四日市大学
大学進学
16
四日市市
17
菰野町
13
18
2000
施設入所支援
就労継続支援A型
知的障害者通所授産施設
サクラノ園
生活介護
グリーンランド
知的障害者通所授産施設
四日市市
海外
四日市市
サクラノ園
生活介護
20
いなべ市
あじさいの家
生活介護
21
四日市市
サクラノ園
生活介護
22
いなべ市
いなべ市障害者活動支援センター
生活介護
23
四日市市
サクラノ園
24
四日市市
在宅就労
四日市市
四日市大学
大学進学
四日市市
サクラノ園
生活介護
27
四日市市
サクラノ園
28
四日市市
グリーンランド
29
いなべ市
あじさいの家
30
東員町
TOINあーち
生活介護
31
四日市市
清和デイサービスセンター
生活介護
32
東員町
三重県身体障害者福祉センター
33
桑名市
桑名市福祉センター
34
長島町
ワークセンターのぞみ
19
2001
25
26
35
2002
2003
東員町
その他
生活介護
菰野聖十字の家
生活介護
生活介護
施設入所支援
サポートセンターつどい
あじさいの家
生活介護
あさけワークス
37
四日市市
あさけワークス
38
四日市市
めだかの学校
菰野聖十字の家
39
鈴鹿市
鈴鹿けやき苑
鈴鹿病院通園事業
40
いなべ市
あじさいの家
41
四日市市
みどりの家日永
東員町
四日市市
鈴鹿市
四日市市
サクラノ園
四日市市
小山田苑生活介護
鈴鹿市さつきホーム
47
東員町
TOINあーち
48
鈴鹿市
アクティブ鈴鹿
49
菰野町
小山田苑生活介護
50
四日市市
51
四日市市
サクラノ園
52
いなべ市
北勢町たんぽぽ作業所
四日市市
みどりの家日永
53
54
2005
鈴鹿市
55
四日市市
56
鈴鹿市
57
四日市市
身体障害者通所授産施設
就労継続B型、生活介護
生活介護、通園事業
生活介護
就労継続支援B型
あじさいの家
45
2004
身体障害者通所授産施設
生活介護
あさけワークス
44
46
生活介護
知的障害者通所授産施設
四日市市
43
身体障害者通所授産施設
鈴鹿病院通園事業
鈴鹿けやき苑
菰野聖十字の家
清和デイサービス
生活介護
生活介護
就労継続支援A型
菰野聖十字の家
生活介護
就労継続支援A型
生活介護
知的障害者通所授産施設
就労継続支援B型
小山田苑生活介護
鈴鹿けやき苑
小規模作業所、通園、生活介護
生活介護事業所しらゆり
鈴鹿けやき苑
小規模作業所、通園、生活介護
サクラノ園
鈴鹿市さつきホーム
小規模作業所、通園、生活介護
生活介護
アクティブ鈴鹿
鈴鹿市さつきホーム
生活介護
知的障害者通所授産施設
36
42
小山田苑生活介護
生活介護
サクラノ園
生活介護
70
Ⅴ 進路資料1つづき
北勢きらら学園卒業生進路先リスト NO.2 平成17年~21年年度卒業生
58
四日市市
サクラノ園
菰野聖十字の家
59
四日市市
サクラノ園
小山田苑生活介護
60
四日市市
サクラノ園
61
62
鈴鹿市
鈴鹿市さつきホーム
生活介護
生活介護
生活介護
鈴鹿病院通園事業
鈴鹿けやき苑
小規模作業所、通園、生活介護
四日市市
菰野聖十字の家
63
四日市市
アクティブ鈴鹿
64
いなべ市
北勢町たんぽぽ作業所
65
菰野町
66
四日市市
あさけワークス
67
菰野町
グリーンランド
知的障害者通所授産施設
68
四日市市
あさけワークス
身体障害者通所授産施設
2006
いなべ市
いなべ市障害者活動支援センター
70
四日市市
来夢
72
2007
知的障害者通所授産施設
生活介護
いなべ市障害者活動支援センター
69
71
生活介護
就労継続支援A型
桑名市
なでしこ
いなべ市
なでしこ
身体障害者通所授産施設
生活介護
就労継続支援B型
共同生活介護
いなべ市障害者活動支援センター
生活介護(基準該当)
73
四日市市
障害者自立支援施設たんぽぽ
生活介護
74
四日市市
清和デイサービスセンター
生活介護
75
菰野町
76
いなべ市
いなべ市社会福祉協議会
77
四日市市
在宅就労
78
四日市市
来夢
79
四日市市
小山田苑生活介護
生活介護
80
東員町
東員いずみ作業所
知的障害者通所授産施設
81
四日市市
82
桑名市
83
四日市市
84
2008
桑名市
菰野聖十字の家
小山田苑生活介護
デザイナーとしての業務
就労継続支援B型
アクティブ鈴鹿
通所介護事業所ゆりかもめ
サポートセンターつどい
多度すこやかセンター
小山田苑生活介護
菰野聖十字の家
生活介護
サポートセンターつどい
多度すこやかセンター
生活介護
85
四日市市
障害者自立支援施設たんぽぽ
86
四日市市
よつばの里
87
菰野町
88
四日市市
小山田苑生活介護
89
四日市市
菰野聖十字の家
90
鈴鹿市
すずかぜ
91
東員町
TOINあーち
92
四日市市
93
いなべ市
94
桑名市
95
四日市市
よつばの里
89
いなべ市
あじさいの家
名古屋市
ぶなの家
むつみ生活センター
あじさいの家
サポートセンターつどい
90
2009
生活介護
一般就労
就労継続支援A型、生活介護
生活介護
生活介護
生活介護
アクティブ鈴鹿
就労継続支援A型
生活介護
生活介護
知的障害者通所授産施設
生活介護
来夢
就労継続支援B型
いなべ市障害者活動支援センター
サポートセンターつどい
生活介護
多度すこやかセンター
生活介護
生活介護
生活介護
生活介護
91
桑名市
92
四日市市
サクラノ園
生活介護
生活介護
93
四日市市
障害者自立支援施設たんぽぽ
生活介護
94
四日市市
ナーシングホームもも四日市
一般就労
95
桑名市
マイカル桑名
一般就労
96
桑名市
サポートセンターつどい
生活介護
97
いなべ市
あじさいの家
生活介護
98
桑名市
あじさいの家
99
桑名市
夢の風
100
四日市市
101
桑名市
102
四日市市
103
桑名市
104
四日市市
105
106
2010
サポートセンターつどい
生活介護
知的障害者通所授産施設
サクラノ園
生活介護
あじさいの家
生活介護
たんぽぽ
地域活動支援センターつどい 福祉センター
生活介護
多度すこやかセンター
生活介護
サクラノ園
生活介護
四日市市
たんぽぽ
生活介護
四日市市
サクラノ園
生活介護
107
桑名市
地域活動支援センターつどい
生活介護
108
川越町
よつばの里
生活介護
109
四日市市
よつばの里
110
四日市市
あさけワークス
111
四日市市
サクラノ園
生活介護
112
桑名市
佐藤病院
一般就労
113
いなべ市
114
菰野町
わかば作業所
115
桑名市
かっぱ寿司
生活介護
就労継続支援B型
イオン桑名
一般就労
菰野聖十字の家
生活介護
一般就労
71
5
10
15
20
25
30
35
40
Ⅴ 進路資料1-2
卒業生進路先一覧表 順不同
事業所・施設の名称
地域活動支援センター
つどい
所在地
〒511-1125
桑名市長島町源部外面330番地
TEL
FAX
日中活動
昼食代
0594-42- 0594-42- 生活活動(体操、散歩、音楽、調理など)
4561
4563
体験活動(公共交通機関を使った外出)
知的障害者
通所授産施設ワークセンター
のぞみ
パン、クッキー、喫茶、下請け作業(箱折り、ダンボール製
品組み立て、フック組み立て)
アルミ缶作業、生協商品の仕分け
外勤(グループ就労)
営業日
営業時間
○
15 月~金
土 は日中一時支援事
業(学生中心)
○
35 月~金、火~土の2グ
ループに
分かれて週5日
○
13 月~土
9:00~15:30
〒511-0911
桑名市額田455-3
0594-32- 0594-32- 入浴、レクリエーション、創作活動、体操など
1889
1891
心身障害者小規模作業所
ひまわりワークス
〒511-0106
桑名市多度町多度清水252-2
0594-48- 0594-48- 下請け作業(自動車部品、ホースクリップの数量点検と検
6145
6145
品、ゴム製品のばりとり、せんたくばさみ・毛布ピンチの包
装)
紙すきはがき制作、アルミ缶リサイクル
いなべ市障害者活動支援センター
〒 511-0274
いなべ市大安町大井田2669-5
0594-88- 0594-78- 下請け作業(バリ取り、ダンボールの張り合わせ、モップの
0612
3265
交換)
竹細工(竹かご、簾、竹炭、ミニ門松)
手工芸(さをり織り、パッチワーク、結び織り)
農耕(筍の瓶詰め、梅干しや漬物作り、椎茸の栽培)
600円
○
37 月~金
9:30~16:00
いなべ市知的障害者通所授産施設
たんぽぽ作業所
〒511-0428
いなべ市北勢町阿下喜2562番地2
0594-72- 0594-72- 下請け作業(自動車部品、パロマガス機器の部品組み立
5130
5162
て)
スチール缶・アルミ缶の処理と販売
500円
○
20 月~金
9:00~15:30
〒511-0426
いなべ市北勢町其原784-4
0594-82- 0594-82- 身体活動(遊具、訓練など)
0301
0302
情操活動(音楽、創作活動など)
社会体験活動(レジャー、映画、旅行、外食、地域行事等
への参加など)
450円
20 月~金
8:30~16:00
(個々に応じて対応)
知的障害者通所授産施設
東員いずみ作業所
〒511-0251
員弁郡東員町山田1546番地の1
0594-76- 0594-76- 創作活動(さをりコースター、紙すきはがき、草木染タオル
4126
4368
セット、かりんとう)
公園のトイレ掃除(東員町委託)
ダスキンモップ交換(ダスキン委託)
外勤(現場実習)
650円
40 月~金
9:30~16:00
2007年度より新施設開設
〒511-0257
員弁郡東員町大字北大社前川139
0594-84- 0594-84- リサイクル作業、
5011
5012
軽作業、工芸
レクリエーション活動
生活介護事業所しらゆり
〒510-1232 三重郡菰野町宿野1433-67 059-394- 059-394- 社会適応訓練(パソコンなど)
5800
0081
創作活動(利用者の希望で、ちぎりえ、陶芸、
組紐など)
身体障害者療護施設
菰野聖十字の家
〒510-1232 三重郡菰野町宿野1433-69
059-3942511
72
桑名市障害福祉サービス
桑名福祉センター
社会福祉法人サンフラワークラブ
生活介護事業所
あじさいの家
生活介護ステーション
TOINあーち
創作活動
650円
送 定
迎 員
その他
14 月~金
9:00~16:00
居宅介護、
日中一時支援、
移動介護、
福祉有償運送
20 月~金
第1・3土
650円
○
15 月~土 祝日
9:00~17:00
ショートスティ
5
10
15
20
25
30
35
40
Ⅴ 進路資料1-2 つづき
卒業生進路先一覧表 No.2 順不同
社会福祉法人三和福祉会
知的障害者通所授産施設
グリーンランド
〒510-1233
三重郡菰野町菰野8350-2
059-391- 059-393- 軽作業(ダンボール組み立て、ガスコンロ部品組み立てな
2311
5688
ど)
〒512-1212
四日市市智積町大谷2908
059-327- 059-327- 福祉の店出品のための創作
1556
1557
地域活動への参加(地域の行事への参加、地域のサーク
ルへの参加)
ボランティアによる指導(音楽療法、読み聞かせなど)
ワーク活動(陶芸、ステンシルなど)
生活介護
清和デイサービスセンター
〒512-0913
四日市市西坂部町1139
059-330- 059-330- 入浴、創作活動、音楽活動、おやつ作りなど、興味に応じ
0611
0614
た活動の取り入れ
身体障害者通所授産施設
あさけワークス
〒512-8065
四日市市千代田町485-4
059-364- 059-364- 軽作業(玉さし、箱おり)
8780
8829
OA作業(パソコンでの名刺・はがきつくりなど)
印刷作業(パンフレット、広告など)
〒510-0885
四日市市日永4-2-41
059-347- 059-347- パンの成型、ゴムバリとり、資源回収、発泡スチロールリサ
5122
5122
イクル
不 木・日休み
定 9:00~16:30
〒510-0835
四日市市大井手2丁目3番17
059-355- 059-355- おやつカンパニーのセット作業、アルミ缶つぶし、自主製品
1515
1515
の製作(押し花カードつくり)
月~金
9:00~16:00
〒513-0012 鈴鹿市石薬師町字寺東452-68
059-373- 059-373- 〈1日の流れ〉
2222・2223 2224
朝の会ー余暇活動(調理、カルタ、音楽活動、読み聞かせ、
畑作業など)-入浴ー帰宅
月1回季節に応じた行事
ペースト ○
130円
一般
550円
〒513-0837
鈴鹿市八野町428-1
059ー378- 059-379- 印刷、施設外作業
8881
3223
軽作業(ウエスの製造販売、空き缶リサイクル、亀山ろうそ
くの箱詰め作業)
食費1食 ○
400円
1日
1200円
〒513-8501
鈴鹿市加佐登3丁目2-1
059-378- 059-378- スヌーズレン、感覚・音楽活動、戸外活動、入浴、食事など
1321
7083
機能訓練
利用者の ○
食事等相
当額
〒510-0237
鈴鹿市江島町3447-5
059-380- 059-380- 自主製品の製作(インテリア小物、毛糸モップ)療育活動
4001
4002
(音楽療法、感覚統合訓練など)
〒510-0224
鈴鹿市若松中1丁目20-1
059-385- 059-385- 印刷、看板、自動車用部品の加工
7878
2829
労働基準法により雇用契約を結ぶ就労の場です
300円
○
35 月~金
8:00~17:00
〒512-1111
四日市市山田町5500-3
059-328- 059-328- 送迎、給食、入浴、OTによるリハビリなど。定期的にアニマ
2151
2905
ルセラピーを実施。才山陶芸村や藍工房での活動も行え
る。
650円
○
10 月~金
9:30~15:30
生活介護サクラノ園
福祉作業所
みどりの家日永
作業所来夢
73
障害者生活介護センター
鈴鹿けやき苑
身体障害者授産施設
八野ワークセンター
身体障害者入所授産施設
八野ワークセンター(通所)
独立行政法人国立病院機構
鈴鹿病院
心身障害者小規模作業所
鈴鹿市さつきホーム
身体障害者福祉工場
アクティブ鈴鹿
小山田苑生活介護
650円
○
34 月~金
8:00~17:00
○
31 月~金
10:00~15:20
600円
○
10 月~金
10:00~15:00
650円
○
20 月~金
9:00~16:00
16 月~土
9:00~15:30
50 作業時間下記と同様
短期入所2床分(知
的・身体)、同敷地に
通所のみの施設第2
19 月~金
八野ワークセンターも
8:30~16:30
土は月2回生活支援で あり、交流により、幅広
い日中活動の実施
クラブ、訓練
5 月~金
9:30~15:30
市内のみの送迎(鈴鹿
市の単独事業)
19
最寄の駅(近鉄千代崎
駅)までの送迎
27
28
むつみ生活センター
ぶなの家
29
30
31
32
74
33
34
知的障害者通所授産施設
すずかぜ
マイカル桑名
ナーシングホームもも四日市
イオン桑名
かっぱ寿司桑名店
059-3224481
〒511-0191
桑名市多度町多度1-1-1
0594-49- 0594-48- 入浴、レクリエーション、創作活動、体操など
2029
6331
〒510-0943
四日市市西日野町4070番地1
059-322- 059-321- グループ別の活動。創作活動、校外学習、軽作業、音楽療
5567
8561
法など
〒510-8114
059-364三重郡川越町亀崎新田字里中21-1 4288
1
〒460-0025
愛知県名古屋市中区古渡町9番18号
〒458-0006
愛知県名古屋市緑区細口三丁目113
番地
〒513-0031
鈴鹿市一ノ宮町597番地
桑名市新西方1-22
〒512-8054
四日市市朝明町441-1
桑名市新西方1-22
桑名市大字星川字882-1
ハンガーのシールはがし作業、買い物、散歩など。基本的
に半日作業で半日余暇的活動を行う。
下請け作業、買い物、散歩など
052-3225049
052-8783327
052-322- レクリエーション、創作活動、体操など
7562
052-878- レクリエーション、創作活動、体操など
9927
059-3815044
0594-23
-8625
059-3363330
0594-23
-8625
0594-330524
059-381- ハンガーのシールはがし、ダンボール製品、自主製品
5344
電話の交換業務
650円
650円
5
よつばの里
〒510-0236
鈴鹿市中江島町3-30
10
26
15
障害者自立支援施設たんぽぽ
20
桑名市障害福祉サービス
多度すこやかセンター
25
25
30
35
40
生活介護ブナの森すずか 24
○
月~金
9:30~15:00
○
8 月~金
9:00~15:30
○
35 月~金
9:10~15:10
○
20 月~金
9:00~16:00
30 月~金
10:00~16:00
20 月~金
9:30~15:30
○
40 月~金
月~金
059-336- 介護職
3330)
食品バックヤード
月~金
月~金
調理
月~金
利用料3000円
後援会費10000円
送迎費5000円
75
Ⅴ 進路資料2
各市町窓口リスト
市町名
担当者
(敬称略)
窓口名称
住所
いなべ市
電話番号
FAX番号
0594-78-3511
0594-78-1114
H24.3月現在
福祉部社会福祉課
林
〒511-0292 いなべ市大安町大井田2705番地 [email protected]
東員町
健康福祉課
〒511-0251 員弁郡東員町大字山田1600
桑名市
0594-86-2804
0594-86-2851
[email protected]
障害福祉課 障害福祉係
〒511-8601 桑名市中央町2丁目37番地
多度町支所
佐藤
近藤
0594-24-1171
0594-24-5812
[email protected]
住民福祉課
石川
0594-49-2028
0594-48-3979
〒511-0198 桑名市多度町多度1-1-1 [email protected]
長島町支所
〒511-1122
木曽岬町
住民福祉課
池田
福祉健康課
黒田
町民福祉課
福祉課
0567-68-6104
0567-66-4841
[email protected]
山岸
〒510-8522 三重県三重郡朝日町大字小向893番地
川越町
0594-42-3640
桑名市長島町松ケ島38〒511-0198 [email protected]
〒498-8503 桑名郡木曽岬町大字西対海地251番地
朝日町
0594-42-4115
059-377-5659
059-377-2790
[email protected]
平田
059-366-7116
069-365-5380
〒510-8588 三重県三重郡川越町大字豊田一色405番地 [email protected]
菰野町
子ども家庭課子ども家庭係
樋江井
059-391-1123
059-394-3423
〒510-1292 三重県三重郡菰野町大字潤田1250番地 [email protected]
鈴鹿市
保健福祉部 障害福祉課
田之上
〒513-8701 三重県鈴鹿市神戸一丁目18番18号
四日市市
障害福祉課
〒510-8601 三重県四日市市諏訪町1番5号
059-382-1100
0593-84-2561
[email protected]
田中敦
059-354-8171
059-354-3016
[email protected]
5
76
日中一時支援事業について
5
1
対
象
2
制度趣旨
原則として療育手帳、身体障害者手帳を有するもの
これまで支援費制度の中で行われていた日帰りのショートステイ及びそれを補完する
役割として実施されていた障害児デイサービス、タイムケア事業に変わり、新たに開始
された事業。開始時期は平成18年10月1日より。
利用料については、平成18年4月より、障害者自立支援法が施行されたことに伴い、
10
利用者負担金を、これまでの所得に応じた負担から、サービス費用の1割の負担と食費
等の実費となっている。
3
15
各市町の対応について
(1)四日市市
ア
利用方法
*学校の休業日であれば利用できます。
(長期休み以外の土、日、祝日、授業参観等の代休なども事業者があれば利用可。)
*長期休みは、春、冬休みについては月に8回、夏休みについては月に10回の利
用が可能です。
20
*長期休み以外は月5回の利用が可能。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
(2)鈴鹿市
ア
25
利用方法
利用の希望を聞き取って判断する。しかし1ヶ月30日を限度とする。利用につ
いては長期休業中を基本と考えている。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
(3)桑名市
30
ア
利用方法
利用可能日数としては1ヶ月10日を基本とする。児童デイサービスも行ってい
るが児童デイサービスと合わせて10日を限度とする。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
35
(4)東員町
ア
利用方法
利用の希望を聞き取って判断する。特に上限などは設定していない。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
40
(5)菰野町
77
ア
利用方法
利用の希望を聞き取って判断する。特に上限などは設定していない。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
5
(6)朝日町
ア
利用方法
利用の希望を聞き取って判断する。特に上限などは設定していない。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
10
(7)いなべ市
ア
利用方法
利用の希望を聞き取って判断する。特に上限などは設定していない。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
15
(8)川越町
ア
利用方法
*学校の休業日であれば利用できます。
(長期休み以外の土、日、祝日、授業参観等の代休なども事業者があれば利用可。)
*長期休みは、春、冬休みについては月に8回、夏休みについては月に10回の利
20
用が可能です。
*長期休み以外は月5回の利用が可能。
イ
利用可能施設
進路資料3-(2)一覧参照
25
移動支援事業について
1
対
2
制度趣旨
30
象
原則として療育手帳、身体障害者手帳を有するもの
障害者等の障害の種類及び程度、その他の心身の状況等に関する事項を総合的に勘案
の上、市町が支給を行うことが適当であると認め、支給決定が行われた者に対し、屋外
での移動に困難がある障害者(児)について、外出のための介護を行い、地域での自立
生活及び社会参加を促します。利用の目的は買い物、カラオケ、通院、散歩など様々で
す。ただし通学などの恒常的なものには基本的には利用できません。
35
また、移動手段については公共交通機関が基本となり、車でのサービス提供を受けた
場合には別途料金が発生します。
3
各市町の対応について
移動支援の支給決定については支給時間や使用目的など市町の判断でなされています
ので担当の課に直接問い合わせをしてください。
40
4
利用可能事業所一覧
進路資料3-(3)一覧参照
78
5
10
15
20
25
30
35
40
進路資料3-(2)
各市町別 日中一時支援事業リスト
いなべ市
79
事業所・施設の名称
いなべ市障害者活動支援センター
ふきのとう
知的障害者更生施設 くわのみ
聖母の家
児童サポートセンターのびのび
城山れんげの里
なでしこ
しらさぎ園
和順寮・和順学園
通所介護 ほほえみ
デイサービス菜の花
イーエス クレヨン
ナーシングもも・いなべ
ナーシングもも四日市
ひばりの里
ナーシングもも東員
障害者支援施設 菰野聖十字の家
精神障害者地域活動センター グリーンヒル
三重県いなば園
所在地
いなべ市大安町大井田2669番地5
員弁郡東員町山田1546-1
桑名市大字今島字江向1820
四日市市波木町398-1
津島市本町三丁目66番地1
津市城山1-12-2
いなべ市北勢町其原2044
鈴鹿市地子町600
鈴鹿市上田町1285
桑名市桑部八左衛門新田1079-1
四日市市上海老町1918-1
三重郡菰野町吉澤字中嶋1431
いなべ市北勢町阿下喜3514番地
四日市市朝明町441-1
いなべ市大安町丹生川中2109番地1
員弁郡東員町中上790番地1
三重郡菰野町宿野1433-69
岐阜県海津市南濃町津屋1491番地1
津市稲葉町3989番地
連絡先
0594-88-0612
0594-76-4126
0594-29-3811
059-320-1939
0567-26-1357
059-238-0001
0594-82-1011
059-383-9190
059-374-3333
0594-25-8738
059-326-7787
059-325-7751
0594-72-3530
059-336-3330
0594-88-1100
0594-75-0302
059-394-2511
0584-55-2501
059-252-1780
施設種別
生活介護
介護保険
知的更生
知的更生
知的更生
所在地
東員町大字中上790番地1
桑名市桑部1079-1
桑名市野田3丁目7番1
三重郡菰野町大字吉沢中嶋1431番地
津島市本町3丁目66番1
東員町大字山田2013番地
連絡先
0594-75-0302
0594-25-8738
0594-32-0849
059-325-7751
0567-26-1357
0594-76-1560
施設種別
介護保険
介護保険
所在地
桑名市陽だまりの丘3丁目302番地
度会郡大紀町滝原1195番1
いなべ市北勢町其原2044
桑名市今島字江向1820
鈴鹿市加佐登3丁目2-1
桑名市新町73
桑名市大字桑部字八左衛門新田1079-1
桑名市蓮花寺644番地53
連絡先
0594-31-8154
059-238-0001
0594-72-8281
0594-29-3811
059-378-1321
0594-23-1157
0594-25-8738
0594-41-2881
施設種別
生活介護
北勢きら ら 学園利用実績
介護保険
知的更正
医療機関
介護保険
介護保険
介護保険
○
介護保険
知的更生
知的更生
介護保険
介護保険
生活介護
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
生活介護
北勢きら ら 学園利用実績
いなべ市内に限る ○
○
○
○
○
○
○
○
○
知的更生
東員町
事業所・施設の名称
ナーシングホームもも
通所介護ほほえみ
やよい生活支援サービス空 Kuu
イーエスクレヨン
児童サポートセンターのびのび
ふれあい
生活介護
北勢きら ら 学園利用実績
○
○
○
○
介護保険
桑名市
事業所・施設の名称
広陽園
障害者支援施設城山れんげの里
なでしこ
知的障害者・児短期入所事業所くわのみ
独立行政法人国立病院機構鈴鹿病院
社会福祉法人自立共生会デイサービスくわなの宿
指定通所介護事業所ほほえみ
指定通所介護事業所れんげの里
○
○
連絡先
0594-23-6100
0594-23-9292
0594-32-0849
0567-65-3009
059-374-3333
059-364-4288
059-238-0001
0594-24-6914
0594-42-4561
0567-68-4322
0594-23-7192
0594-33-2000
0594-27-7587
059-336-3330
0594-75-0302
059-252-1780
0584-55-2501
0567-26-1205
0567-26-1357
0594-27-5005
施設種別
就労継続
介護保険
5
10
所在地
桑名市大字西金井字西谷545-2
桑名市新西方3丁目187番地
桑名市野田3丁目7-1
弥富市鯏浦町西前新田136-1
鈴鹿市上田町1284
川越町大字亀崎新田字里中21-11
津市城山一丁目12-2
桑名市新西方3丁目205番地
桑名市長島町源部外面330番地
愛知県海部郡弥富町大字栄南7番2
桑名市大字小貝須1257-1
桑名市星川掛木1809
桑名市今北町15番地
四日市市朝明町441-1
員弁郡東員町中上790番地1
津市稲葉町3989番地
岐阜県海津市南濃町津屋1491-1番地
津島市米之座町2丁目14番地3
愛知県津島市本町3丁目66番地1
桑名市大字小貝須1077番地3
15
20
25
30
35
40
80
事業所・施設の名称
障害者就労継続支援施設未来
指定通所介護事業所ひかりの里
障害児日中一時支援事業所やよいの風 Kuu
障害児日中一時支援事業所やよいの風 Sea
知的障害者入所更生施設鈴鹿和順学園
知的障害者生活介護施設よつばの里
障害者支援施設城山れんげの里
医療法人創健会デイサービスいきいき
障害者デイサービスセンターつどい
知的障害者・児短期入所事業所愛知県弥富寮
知的障害者通所授産施設夢の風
知的障害者小規模通所授産施設バオバブの樹
指定通所介護事業所第3ふるさと
デイサービス事業所ナーシングホームもも四日市
デイサービス事業所ナーシングホームももデイサービス室
三重県いなば園すぎのき寮
精神障害者地域生活支援センターグリーンヒル
特定非営利活動法人Peek・a・Booびーの
特定非営利活動法人Peek・a・Boo児童サポートセンターのびのび
有限会社たんぽぽの里城南
北勢きら ら 学園利用実績
原則長島地区の方に限る
知的更生
生活介護
介護保険
生活介護
知的更正
知的授産
就労継続
介護保険
介護保険
介護保険
知的更生
介護保険
○
○
○
○
○(自力で食事の出来る
○
○
5
10
15
20
25
30
35
40
川越町
事業所・施設の名称
やよい生活支援サービス 海sea
垂坂山ブルーミングハウス
かすみケ浦ブルーミングハウス
ブランチスプリング
地域活動支援センター「キャンバス」
よつばの里
清和苑
知的障害者更生施設くわのみ
所在地
弥富市鯏浦町西前田新田1361-1
リバブルヤトミ1F
四日市市別名3丁目3番10号
四日市市富士町8番5号
四日市市別名3丁目2-12
四日市市波木町398-1
三重郡川越町大字亀崎新田21-11
四日市市西坂部1157
桑名市大字今島字江向1820
連絡先
施設種別
059-331-8660
059-330-0327
059-331-8660
059-320-1939
059-364-4288
059-330-0610
0594-29-3811
知的更生
知的授産
就労継続
地域活動
生活介護
生活介護
知的更生
所在地
四日市市波木町398-1
三重郡川越町大字亀崎新田21番11
三重郡菰野町大字潤田1281
三重郡菰野町吉澤字中嶋1431
三重郡菰野町宿野1433-69
四日市市智積町字大谷2896番地の1
いなべ市北勢町其原2044
四日市市水沢町2042番地2
四日市市山田町5500‐1
四日市市西坂部町1157番地
連絡先
059-321-2855
059-364-4288
059-391-2216
059-325-7751
059-394-2511
059-327-1556
0594-82-1011
059-329-8051
059-328-2151
059-330-0610
施設種別
地域活動
生活介護
介護保険
生活介護
生活介護
生活介護
介護保険
介護保険
生活介護
知的更正
北勢きら ら 学園利用実績
所在地
鈴鹿市加佐登三丁目2番1号
桑名市桜木町4808番地
桑名市大字今島字江向1820番地
四日市市西坂部町1157番地
四日市市山田町5500‐1
松阪市嬉野下之庄町18番地4
いなべ市大安町大井田2669番地の5
四日市市智積町字大谷2896番地の1
四日市市波木町398番地の1
鈴鹿市上田町1284
鈴鹿市上田町1284
度会郡大紀町滝原1195番1
三重郡川越町大字亀崎新田21番11
四日市市富士町8番5号
連絡先
059-378-1321
0594-23-6100
0594-29-3811
059-330-0610
059-328-2151
0598-48-2345
0594-88-0612
059-327-1556
059-320-1939
059-374-3333
059-374-3333
059-238-0001
059-364-4288
059-330-0327
施設種別
医療機関
就労継続
知的更正
知的更正
生活介護
北勢きら ら 学園利用実績
北勢きら ら 学園利用実績
0567-65-3009
○
○
○
菰野町
81
事業所・施設の名称
地域活動支援センター「キャンバス」
生活介護よつばの里
菰野町社会福祉協議会けやき
イーエス クレヨン
障害者支援施設 菰野聖十字の家
生活介護事業所サクラノ園
なでしこ
デイサービスセンター三美
小山田苑生活介護
清和苑
○
○
現在新規は不可
○
○
○
○
○
○
○
四日市市
事業所・施設の名称
独立行政法人国立病院機構鈴鹿病院
就労移行・継続支援B型来未-KURUMI-
知的障害者更生施設くわのみ
清和苑
小山田苑生活介護
心きらきら児童デイサービス事業所
いなべ市障害者活動支援センター
生活介護事業所サクラノ園
地域活動支援センターキャンバス
鈴鹿和順学園
和順寮
障害者支援施設城山れんげの里
生活介護よつばの里
かすみヶ浦ブルーミングハウス
生活介護
生活介護
地域活動
知的更正
知的更正
生活介護
知的授産
○
○
○
○
○
○
5
10
15
20
25
30
35
40
82
事業所・施設の名称
工房いなば
たんぽぽ
三重県いなば園すぎのき寮
ききょうの家
鈴鹿生活介護センター
障害者介護センター鈴鹿けやき苑
イーエス クレヨン
障害者支援施設 菰野聖十字の家
複合施設「つくしんぼの家一志」フリースペース夢
ヴィラ四日市通所介護センター
在宅介護サービスセンターうねめの里
富洲原通所介護センター
菜の花
みなとデイサービスセンター
ユートピア在宅介護センター
四日市市社会福祉協議会指定通所介護事業所ゆりかもめ
通所介護事業所すこやか
すずらん福祉会・楽々館
デイサービスセンター三美
ナーシングホームもも四日市
ぶどうの家
織りがみ・富田
デイサービスセンター水沢
デイハウスおしゃべり
みのりの里
所在地
津市稲葉町3989番地
四日市市西日野町4070番地1
津市稲葉町3989番地
名張市美旗中村2326番地
鈴鹿市長太新町二丁目2-6
鈴鹿市石薬師町字寺東452-68
三重郡菰野町吉澤字中嶋1431
三重郡菰野町宿野1433-69
津市一志町庄村字古御堂491-2
四日市市垂坂町8-2
四日市市采女町字森ヶ山418-1
四日市市富州原町2-80
四日市市上海老町1918-1
四日市市高砂町7-6
四日市市久保田二丁目12-8
四日市市楠町北五味塚1450-1
四日市市生桑町78-1
四日市市日永一丁目3-18
四日市市水沢町2042-2
四日市市朝明町441-1
四日市市あかつき台2丁目1-14
四日市市富田一丁目26-26
四日市市水沢町1952
四日市市中部4-17
四日市市楠町本郷1139-1
連絡先
059-252-1780
059-322-5567
059-252-1780
0595-65-5167
059-395-0333
059-373-2222
059-325-7751
059-394-2511
059-293-6001
059-363-2121
059-348-2668
059-366-1009
059-326-7787
059-359-6611
059-355-2500
059-398-2000
059-331-9001
059-348-5588
059-329-8051
059-336-3330
059-336-2166
059-361-5755
059-329-8051
059-350-8661
059-398-2110
施設種別
北勢きら ら 学園利用実績
生活介護
知的更正
○
生活介護
生活介護
生活介護
生活介護
○
○
○
○
所在地
津市久居稲葉町3989
津市戸木町4187
津市高野尾町3145-5
津市城山1-12-2
津市城山1-8-16
津市産品字中之谷732-1
津市白山町八対野975
津市丸之内6-8
津市大倉10-25
津市高茶屋六丁目10-14
鈴鹿市加佐登3丁目2-1
鈴鹿市石薬師町171-7
鈴鹿市地子町600
鈴鹿市上田町1285
鈴鹿市石薬師町452-68
所在地
連絡先
059-252-1780
059-854-6200
059-230-3950
059-238-0001
059-238-0303
059-239-0275
059-262-0458
059-253-8765
059-271-6266
059-253-8703
059-378-1321
059-374-1899
059-383-9190
059-374-3333
059-373-2223
連絡先
施設種別
知的更正
北勢きら ら 学園利用実績
生活介護
○
医療機関
介護保険
知的更正
知的更正
生活介護
施設種別
○
○
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
○
○
○(新規は現在不可)
○
○
○
○
○
○
○
鈴鹿市
事業所・施設の名称
三重県厚生事業団 いなば園
カザハヤ園
こころの結
城山れんげの里
夢の郷
心豊苑
はくさん作業所
スタジオピア
工房ゆう
株式会社 リエゾン
国立病院機構 鈴鹿病院
さくらさくら通所介護事業所
しらさぎ園
和順会
鈴鹿けやき苑
事業所・施設の名称
○
北勢きら ら 学園利用実績
鈴鹿市安塚町638-16
鈴鹿市八野町428-1
鈴鹿市八野町22-1
鈴鹿市飯野寺家町655-1
鈴鹿市深溝町2956
鈴鹿市長太新町二丁目2-6
鈴鹿市山辺町83-14
鈴鹿市住吉五丁目7-1
鈴鹿市徳居町414
鈴鹿市上箕田町2639-2
亀山市布気町788番地8
四日市市波木町398-1
四日市市水沢町5131番3
四日市市楠町本郷1139-1
四日市市山田町5500-1
四日市市水沢町2042番2
四日市市智積町字大谷2908
四日市市采女町字森ヶ山418-1
伊勢市大世古3丁目1-97
059-382-8490
059-378-8881
059-378-6622
059-384-6541
059-374-4600
059-395-0333
059-374-0860
059-378-4752
059-372-6022
059-385-7770
0595-83-2187
059-320-1939
059-329-3930
059-398-2110
059-328-2151
059-329-8051
059-327-1556
059-348-7760
0596-20-0201
風の丘
多気郡多気町相可字風子1863-1
0598-38-2402
5
10
15
20
25
30
35
40
イトーファーマシー
八野ワークセンター
第2八野ワークセンター
ハッピータウン介護サービス
鈴鹿グリーンホーム
鈴鹿生活介護センター
光洋苑
えみの里
祐里
くすのき園
さと和デイーサービスセンター
地域活動支援センター「キャンバス」
しあわせ
みのりの里
小山田苑
デイサービス三美
サクラノ園
うねめの里
伊勢ふるさと会
介護保険
身体入所
就労継続
介護保険
介護保険
生活介護
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
介護保険
地域活動
介護保険
介護保険
生活介護
介護保険
生活介護
介護保険
83
進路資料3-(3)
各市町別 移動支援事業リスト
いなべ市
事業所・施設の名称
いなべ市社協北ホームヘルパーステーション
いなべ市社協南ホームヘルパーステーション
(株)日本エルダリーケアサービスにじのさと桑名サービスセンター
ヘルパーステーションあいあい
すてっぷ
実践 津
障害福祉移送サービスひばり
(株)トラスト
所在地
連絡先
利用実績
○
いなべ市大安町大井田2704番地
0594-78-3543
桑名市東方1529-1ハイツアザレア302号
員弁郡東員町山田1546番地1
いなべ市大安町大井田2669番地5
津市大倉10番21号
いなべ市大安町丹生川中2109番地1
四日市市南浜田町8番18号
0594-25-8801
0594-76-4126
0594-88-0612
059-225-4320
0594-88-1100
0593-59-3663
所在地
いなべ市員弁町大泉新田42-1
東員町大字北大社139番地
滋賀県彦根市岡町30-2
東員町大字中上790番地1
いなべ市大安町大井田2669番地5
四日市市南浜田町8番18号
桑名市長島町松ヶ島66番地
連絡先
0594-84-1165
0594-84-5011
0749-21-2150
0594-75-0302
0594-88-6612
059-359-3663
0594-22-8218
○
○
○
東員町
事業所・施設の名称
ウエルケア
ヘルパーステーションあいあい
まんてん
ナーシングホームもも
いなべ市障害者活動支援センター
トラスト介護センター
桑名市社協ホームヘルパーステーション
利用実績
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
5
10
15
20
25
30
35
40
桑名市
84
事業所・施設の名称
桑名市社協ホームヘルパーステーション
すてっぷ
ヘルパーステーションあいあい
身体・知的・児童居宅介護事業所クローバー
リブ
ウェルケア
ケアサービスたんぽぽ
にじのさと
介護センターイワタ
介護まほうの杖
愛知県弥富寮
トラスト介護センター
実践 津
セントケア三重
ナーシングホームもも
セントケア北四日市
ニチイケアセンター桑名
げんき隊
やよいの風
ヘルパーステーション「よなは」
ヘルパーステーション青空
ピアサポートみえ
津市社会福祉協議会
ニチイケアセンター津
訪問介護ほほえみ
障害者福祉サービス オーケーハート
所在地
桑名市長島町松ヶ島66
いなべ市大安町平塚535
員弁郡東員町山田1546-1
四日市市波木町398-1
四日市市八田1丁目13-10
いなべ市員弁町大泉新田42-1
桑名市安永7丁目1537
桑名市東方1529-1ハイツアザレア302号
桑名市大央町30
桑名市東方556
愛知県弥富市栄南町7-2
四日市市南浜田町8-18
津市大倉10番21号
四日市市新正4丁目7番5号
員弁郡東員町大字中上790番地1
四日市市下さざらい町5-17
桑名市東方3139
四日市市笹川五丁目9番地1
弥富市鯏浦町西前新田136‐1
桑名市江場776-5
津市高茶屋6丁目10番地14号
津市大門7番15号 津センターパレス3階
津市市民活動センター内
津市大門7番15号 津センターパレス3階
津市市民活動センター内
津市下弁財町津興244番地
桑名市大字桑部字八左衛門新田1079-1
四日市市広永町914-140
連絡先
0594-41-1022
0594-78-4655
0594-76-4126
059-321-2855
059-331-6668
0594-84-1165
0594-21-3917
0594-21-8801
0594-22-0601
0594-21-6580
0567-68-4322
059-359-3663
059-225-4320
059-350-1210
0594-75-0302
059-350-8210
0594-27-6505
059‐322‐8658
0567-65-3009
0594-25-1011
059-253-3271
059-213-1187
0594-25-8738
059-363-6326
所在地
三重郡川越町大字豊田一色314番地
三重郡川越町大字豊田598番地
四日市市大字東阿倉川254
四日市市波木町398-1
四日市市南浜田町8-18
桑名市江場776-5
連絡先
059-365-0024
059-363-4425
059-358-0064
059-321-2855
059-354-3663
0594-25-8177
利用実績
○
○
○
○
○
○
○
○
○
059-213-9577
059-213-7111
○
○
川越町
事業所・施設の名称
川越町訪問介護ステーション
訪問介護センター川越サフラン
ほっと☆あい
身体・知的・児童居宅介護事業所クローバー
トラスト介護センター
ヘルパーステーション よなは
利用実績
○
○
○
5
10
15
20
25
30
35
40
菰野町
事業所・施設の名称
菰野町社会福祉協議会 けやき
すてっぷ
鈴鹿けやき苑
げんき隊
所在地
三重郡菰野町大字潤田1281
いなべ市大安町大井田2669番地5
鈴鹿市石薬師町452-68
四日市市笹川五丁目9番地1
連絡先
059-391-2216
0594-88-0612
059-373-2223
059-322-8658
利用実績
○
所在地
津市久居明神町2720‐1
四日市市笹川五丁目9番地1
名張市美旗中村2326番地
四日市市日永一丁目3番18号
四日市市楠町北五味塚1948‐1
いなべ市大安町大井田2669番地の5
四日市市大字東阿倉川254
四日市市波木町398-1
四日市市南浜田町8‐18
四日市市城西町13-28第二大誠ビル1階
桑名市大央町30番地
長崎県諌早市福田町357-1
津市久居東鷹跡町20-2
四日市市東日野町393-1
四日市市西日野町57
四日市市広永町914番地140
四日市市安島1丁目7-12
利用実績
四日市市久保田2丁目10-13 杉善ビル206号
連絡先
059-254-6550
059-322-8658
0595-65-0874
059-348-5588
059-397-2771
0594-88-0612
059-358-0064
059-320-1939
059-359-3663
059-350-0855
0594-21-2138
0957-22-2722
059-256-1336
059-321-0078
059-320-1133
059-363-6326
059-350-8210
059-350-8350
所在地
津市愛宕町20
津市大倉10-21
津市城山一丁目8-16
津市産品中之谷732-1
津市上浜町5丁目63-2
津市久居明神町2720-1
津市久居東鷹跡町20-2
津市中河原630 サンタプレイス109
鈴鹿市安塚町1555
鈴鹿市高岡町2665-2
鈴鹿市上箕田町2639-2
鈴鹿市石薬師町171-7
連絡先
059-213-4151
059-225-4320
059-238-0303
059-237-5000
059-253-3102
059-234-7577
059-256-1336
059-253-6541
059-382-3871
059-381-5019
059-385-7770
059-374-1899
利用実績
○
四日市市
85
事業所・施設の名称
ヘルパーステーション輝
げんき隊
ゆーゆ
社会福祉法人すずらん福祉会楽々館
介護センターつくし
居宅介護事業所すてっぷ
ほっと☆あい
居宅介護事業所クローバー
トラスト介護センター
ニチイケアセンター四日市
介護センターイワタ
ホームヘルプステーションほっと
津市社協訪問介護事業所
ヘルパーステーション杉の木
居宅介護織りがみ・富田
障害者福祉サービス オーケーハート
セントケア北四日市
三滝の里介護センター
○
○
○
○
○
○
○
鈴鹿市
事業所・施設の名称
共同連・三重
実践 津
夢の郷
聖マッテヤ会心豊苑
アーチ
ヘルパーステーション輝
津市社会福祉協議会
あいむケアサービス
安寿ヘルパーステーション
エポック介護サービス
くすのき園
さくらさくら
祐里
えみの里
クローバー
げんき隊
5
ニチイ学館
所在地
鈴鹿市安塚町638-16
鈴鹿市石薬師町452-68
鈴鹿市神戸地子町383-1
鈴鹿市算所町1244
鈴鹿市庄野共進1-4-3
鈴鹿市白子本町11-25
六本木ホームズ2C
鈴鹿市東磯山4-3-4
鈴鹿市白子駅前13-1
HOWAビル鈴鹿3F
鈴鹿市白子四丁目3-6
鈴鹿市住吉五丁目7-1
四日市市波木町398-1
四日市市笹川五丁目9-1
10
遊聖会
15
ライム
20
沙羅
鈴鹿けやき苑
鈴鹿市社会福祉協議会
テトテ
なかよし
25
30
35
40
事業所・施設の名称
連絡先
059-382-8490
059-373-2222
059-382-8200
059-367-3818
059-370-8227
利用実績
○
○
059-380-6663
059-387-3321
059-380-0616
○
059-372-6022
059-378-4752
059-320-1939
059-322-8658
○
○
86
Ⅴ 進路資料4
ショートステイ(宿泊のみ)事業者リスト
■桑員地区
事業所・施設の名称・所在地
知的障害児短期入所事業所くわのみ(知的)
〒511-0801 三重県桑名市今島字江向1820 つくしの家第2
〒511-0253 三重県員弁郡東員町筑紫797の一部
特別養護老人ホーム アパティア長島苑(介護保険)
〒511-1143 三重県桑名市長島町西外面1070番地
いなべ市障害者活動支援センター
〒511-0274 三重県いなべ市大安町大井田2669-5
サポートハウスふらっと短期入所
〒511-0257 三重県員弁郡東員町大字北大社字前川原139番地
ゆきわり草第2短期入所
〒511-0231 三重県員弁郡東員町笹尾西3丁目6-28
連絡先
サービスの種類
0594-29-3811)
宿泊
0594-76-4126
宿泊
0594-42-1600
宿泊
0594-88-0612
宿泊
0594-84-5011
宿泊
0594-76-1550
宿泊
連絡先
サービスの種類
059-383-9190)
宿泊 059-374-3333)
宿泊 059-374-3333)
宿泊 059-378-8881)
宿泊 059-378-1321)
宿泊 連絡先
サービスの種類
059-328-2151
宿泊 059-326-5088
宿泊
059-393-1212
宿泊 059-394-2511
宿泊 059-321-2855
宿泊 連絡先
サービスの種類
059-234-2178
宿泊 0584-59-0222
宿泊 059-232-2531
宿泊 ■鈴鹿地区
事業所・施設の名称・所在地
しらさぎ園(知的)
〒513-0821 三重県鈴鹿市地子町600 和順寮(知的)
〒513-0018 三重県鈴鹿市上田町1285
鈴鹿和順学園(知的)
〒513-0018 三重県鈴鹿市上田町1285
八野ワークセンター(身体)
〒513-0837 三重県鈴鹿市八野町428-1
国立療養所鈴鹿病院(身体)
〒513-8501 三重県鈴鹿市加佐登3丁目2-1
■三泗地区
事業所・施設の名称・所在地
小山田苑身短期入所(身体 18歳以上)
〒512-1111 三重県四日市市山田町5500-3
障害者支援施設エビノ園(身体 18歳以上)
四日市市智積町字大谷2896-1
三重県厚生農業協同組合連合会 菰野厚生病院(身体)
〒510-1234 三重県三重郡菰野町福村75
身体障害者短期入所事業所菰野聖十字の家(身体)
〒510-1232 三重県三重郡菰野町宿野1433-69 指定知的障害児短期入所事業所聖母の家(知的)
〒510-0961 三重県四日市市波木町398-1
その他
事業所・施設の名称・所在地
三重県立草の実リハビリテーションセンター(身体)
〒514-0818 三重県津市城山1丁目29-25
野村ショートステイ(身体)
〒503-0532 岐阜県海津市南濃町太田266-1
独立行政法人国立病院機構三重病院(身体)
〒514-0125 三重県津市大里窪田町357
87
医療的ケア支援事業と訪問看護について
常時吸引が必要であったり、経管から水分や栄養を補給したりしている「医療的ケア」が必要
な子どもたちの進路先は、看護師配置や施設設備の関係で、既存の施設の多くでは受け入れが難
5
しい現状にありました。しかし最近になり、医療的ケアを必要としている方の進路先が広げるた
めの制度がようやく整備されてきました。それを以下に紹介します。
1
自立支援法の導入による医療対応の対象拡大
事業者が新規のサービスを行う際には、施設の大きさやその機能や設備、また、人員など様々
10
な要件をクリアしなくてはなりません。また、同じ「ディサービス」であっても老人と障がい
者では、その制度的裏づけ(老人は介護保険、障がい者は自立支援法)も違い、それぞれの要
件は異なっていました。
それが、今回、大幅な規制緩和により、これまで老人のディサービスを行っていた事業所が、
大幅な内容の変更をすることなく障がい者の生活介護(基準該当)も実施できるようになりま
15
した。従来、老人を対象としたディサービスを実施してきた事業所の中には、胃ろうや気管切
開などをされた方のケアを実施してきた実績のある施設もあり、常時看護師を配置していると
ころもあります。今後、こうした事業所が障がい者を対象としていくと、児童・生徒の進路も
ひろがっていくと思われます。
20
2
障害児・者施設等医療的ケア支援事業
※各市町の状況は資料7参照
これまで看護師が配置されていなかった障がい児・者の通所(通園)施設が「看護師を雇用」
したり、「訪問看護を実施」したりすることに県が補助金を出す事業です。実施主体は市町で、
必要経費の半分を上限とした補助金を県が負担することになっています。看護師は、主治医(訪
問看護の場合)や嘱託医(施設が雇用した場合)の指示に基づいてケアを実施することになり
25
ます。ケアの範囲は、経管栄養、痰の吸引、導尿などの「比較的短時間で処置が終了するもの」
となっています。具体的な方法としては、本人及び保護者が「訪問看護」制度を利用して契約
を結んだ看護師を、本人が通所している施設に派遣してもらうケースと医療的ケアを必要とす
る方が通所することを前提として、その施設が看護師を雇用するケースが想定されています。
現在、当事業は、H21年4月より障害者自立支援法に新たに創設された「医療連携体制加
30
算」で対応できない分について補助を行うというかたちになっております
3
訪問看護
これは自立支援法とは違い、医療保険の枠組みの中で利用できる制度です。訪問看護は、看
護師(保健師・助産師等)が、家庭等を訪問し、療養の相談や手伝いをしたり、主治医の指示・
35
連携のもとに医療的なケアを行ったりします。
(1)訪問看護で行うこと
かかりつけの医師と連絡をとり、心身の状態に応じて以下のようなケアを行います。
ア
健康状態の観察と助言
健康のチェックと助言(血圧・体温・呼吸・脈拍)、特別な病状の観察と助言、心の健
40
康チェックと助言(趣味・生きがい・隣人とのつながりなど)
88
イ
日常生活の看護
清潔や食生活、排泄のケア、療養環境の整備、寝たきり予防のためのケア、コミュニ
ケーションの援助
ウ
在宅リハビリテーション看護
5
体位交換、関節などの運動や動かし方の指導、日常生活動作の訓練(食事・排泄・移動・
入浴・歩行など)
、福祉用具(ベッド・ポータブルトイレ・補聴器・車椅子・食器など)の利用相談、
外出・レクリエーションの支援、生活の自立・社会復帰への支援
エ
精神・心理的な看護
生活リズムの調整、服薬のケア、リラックスのためのケア
10
(2)訪問看護の実施機関
ア
訪問看護ステーション
全国にはおよそ 5000 ヵ所の訪問看護師自身が運営する訪問看護ステーションがあり
ます。ここは各種保険(医療保険、介護保険、公費負担医療など)により、費用負担が
少なくてすみます。訪問看護師・保健師・助産師の他、PT、OT 等がスタッフとして所
15
属しています。保健所・市役所・区役所などでも情報が得られます。
イ
医療機関(病院・診療所)
多くの病院や診療所が設けている「訪問看護部門」で、在宅で療養が必要な状態で退
院された人や、病院・診療所に通院し往診を受けている人に訪問看護を提供します。現
在のかかりつけの病院・診療所が実施していない場合は、最寄りの訪問看護機関を紹介
20
してもらえます。
ウ
自費の訪問看護サービス
民間の企業などが行う訪問看護サービスです。訪問看護ステーションや病院・診療所
からの訪問看護と同様の訪問看護が受けられます。ただし、料金の体系等は他機関の訪
問看護とは異なり、利用者との契約で行われます。ただ、その分、特殊なケアやオリジ
25
ナルに富んだメニューが用意されています。
(3)訪問看護に関する費用の負担について
訪問看護機関やどんな保険を利用するのかによって料金は異なります。以下に示すのは
あくまでも目安であり、詳しくは各訪問看護機関に相談することになります。
利用できる保険
訪問看護
ステーション
病院・診療所の
訪問看護
自治体の訪問指導
実際に支払う料金の割合(または金額)
国民健康保険を利用する場合
月利用金額の3割
交通費は実費
社会保険(本人)を利用する場合
月利用金額の2割
交通費は実費
社会保険(家族)を利用する場合
月利用金額の3割
交通費は実費
社会保険の自己負担分。介護保険の 1 割負担。
訪問看護以外の料金(薬や医師の診療料金など)とあわせてのお支払いになる。
無料です。ただし、利用できる日や時間等に制限がある場合がある。
89
自費の訪問
看護
全額自己負担
料金設定は、それぞれ異なる。
サービス
*この表は、あくまでも保険点数・療養費を単純に計算した例である。自治体の単独事業や、各サービス提供機
関のメニューにより料金は多少異なる。また、特別な場合には料金体系が変わる。身体障害者の医療受給者や
特定疾患の医療受給者など、公費対象の方の場合は利用金額が免除もしくは減額される。
「
5
(4)手続きの流れ
指示書
訪問看護実施機関
主治医への相談
看護師・理学療法士派遣
10
診
察
本人
(5)近隣の訪問看護ステーション
いなべ・桑名地区
事業者名
住所
電話番号
訪問看護ナーシングホームもも・いなべ
511-0428 いなべ市北勢町阿下喜 261-1
0594-72-3530
訪問看護ステーションわかば
511-0413 いなべ市北勢町畑毛670-1
0594-72-6540
いなべ訪問看護ステーションのぞみ
511-0428 いなべ市北勢町阿下喜771
0594-72-7784
ナーシングホームもも
511-0254
0594-75-0302
山本訪問看護ステーション
511-0061 桑名市寿町3-11
0594-22-1115
訪問看護ステーション青木記念病院
511-0068
0594-22-1505
医療法人橘会訪問看護ステーションあやめ
511-0101 桑名市多度町柚井1672
0594-48-5835
ヨナハ訪問看護ステーション
511-0836 桑名市江場776-5
0594-25-8177
桑名医師会訪問看護ステーションえがお
511-0811 桑名市東方尾弓田 3038
0594-25-0658
員弁郡東員町中上790-1
桑名市中央町5-7
四日市地区
事業者名
住所
三重郡菰野町福村75
電話番号
菰野厚生病院訪問看護ステーションいきいき
510-1234
菰野町訪問看護ステーションけやき
510-1253 三重郡菰野町潤田1281
059-391-2221
四日市医師会訪問看護ステーション
510-0087 四日市市西新地 14-20
059-355-0099
90
059-393-5566
四日市医療生協訪問看護ステーション
512-0911 四日市市生桑町 1455
059-333-6472
ときわ訪問看護ステーション
510-0823
059-355-4393
訪問看護リハビリステーションあすか
510-0075 四日市市安島 1-3-18
059-373-7200
みたき在宅ケアセンター
512-0911
059-330-6536
訪問看護ステーションプロセスケア
510-0007 四日市市別名 1 丁目12-19
059-340-5937
四日市社会保険病院訪問看護室
510-0016
四日市市羽津山10-8
059-331-2000
510-0834
四日市市ときわ 2 丁目12-8
059-350-6988
ゴールドトラスト(株)四日市営業所訪問看護ス
テーション
中部介護支援センター
四郷訪問看護ステーション
訪問看護浜っこステーション
株式会社ぶどうの家
ナーシングホームもも四日市
ナースカンパニー
四日市市城北町6番3号
四日市市生桑町458-1
510-0839 四日市市青葉町800-89
510-0943
四日市市西日野町小溝野401
5
510-8008
四日市市富田浜町26-14
512-8046
四日市市あかつき台 2 丁目1-
14
512-8054
四日市市朝明町441-1
510-0101
四日市市楠町小倉405-1コーレジデン
059-355-8848
059-322-1790
059-365-5110
059-336-2166
059-336-3330
059-325-7115
ス91 1-E 号室
訪問看護リハビリステーションあすか 野田
510-0815
四日市市野田 2 丁目1-10
059-325-7115
鈴鹿・その他地区
事業者名
住所
鈴鹿厚生病院訪問看護ステーションあるく
510-0226
村瀬病院訪問看護ステーションひまわり
513-0801 鈴鹿市神戸 3 丁目12-10
059-384-3553
訪問看護ステーションアルテハイム鈴鹿
513-0844 鈴鹿市平田 1 丁目3-5
059-370-6725
鈴鹿中央総合病院訪問看護ステーション
訪問看護ステーション福寿草
513-0818
鈴鹿市岸岡町589-2
電話番号
鈴鹿市安塚町山之花1275-5
3
514-0131
津市あのつ代4丁目6-1
5
91
059-382-1401
059-384-3690
059-236-2910
5
10
92
5
93
5
10
15
20
25
30
35
40
94
北勢きらら学園
年間教育内容計画
<きらら学園の教育課程>
○
教育課程(全学部共通)
教育課程 Ⅰ ・・・小学校、中学校、高等学校の各教科の目標・内容に準ずる指導。
教育課程 Ⅱ ・・・下学年の各教科の目標・内容の指導。
教育課程 Ⅲ ・・・教科学習に著しい遅れのある児童・生徒や知的発達の遅れを併せ有する児童・
生徒を対象とする下学年の各教科の目標・内容の指導及び、領域・教科を合わ
せた指導及び自立活動を中心とする指導。
教育課程ⅣA ・・・教科準備期の児童・生徒を対象とする自立活動を中心とした指導。
教育課程ⅣB ・・・教科学習が著しく困難な児童・生徒を対象とする自立活動を中心とした指導。
教育課程 訪問教育・障がいのため通学して教育を受けることが困難な児童・生徒に対して、教員を
派遣して教育を行う場合の教育課程。
*本校教育課程Ⅱについては、児童・生徒の個別の指導計画の実態に合わせた形で、学習内容を
設定している。
小学部
教育課程Ⅱ
教科
(週時数)
国語
⑦
算数
⑥
生活
1,2年
②
理科・
社会
音楽
②
形態
No.1
学習のねらい
主な内容(例)
教材
国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を
養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。
(高学年)
・新出漢字の学習(1日1~2字)
・既習の漢字を使った短文つくり
・辞書を使っての単語調べ
・教科書にある説明文の読解
・教科書にある物語文の読解
・文を声に出して読む
・日記・作文
・読書
・ローマ字
パソコン
教科書(実態に対応した下学年の
もの)
たのしくみにつく漢字の力(漢字指
導法研究会)
くらしに役立つ国語(東洋館出版
社)
パソコンワークシート
日記ノート
(低学年)教育課程Ⅲの内容を参照
(高学年)
話すこと・聞くこと
●姿勢、口形などに注意して、はっきりした発音で話す。
●知らせたいことを、相手にわかるように話し、説明することができる。
●大事なことを落とさないようにしながら注意して聞くことができる。
●丁寧な言葉と普通の言葉との違いに気をつけて話す。
個別 書くこと
●姿勢や用具の選択、持ち方を考えることができる。
●点画の長短・接し方・交わり方に注意して書くことができる。
●既習の漢字を読むことができる。またふりがなを見て正しい漢字を選択できる。
●したことやあったこと、自分の思いなどを想起し、文章に書いて表現できる。
●句読点の打ち方、かぎ(「」)の使い方を理解して文章のなかで使うことができる。
読むこと
●ある程度長い物語や説明文を読んで、内容を理解し、問いに答えることができる。
●絵や写真などを見て想像を膨らませながら読むことができる。
●いろいろな読み物に興味をもち、読むことができる。
数量や図形についての算数的活動を通して、基礎的な知識と技能を身に付け、日常の事象について見通しをもち筋 ・およその数を理解し買い物に生かす(切り上 パソコン
道を立てて考える能力を育てるとともに、活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き、進んで生かそうとする態度 げ切捨て四捨五入)
パソコン対応学習シート
を育てる。
ブロック、色板・時計など算数セッ
・乗法・除法の計算
ト
・筆算
(低学年)教育課程Ⅲの内容を参照
・足し算・引き算・掛け算の混ざった計算がで おかねそろばんパソコン用シート
(高学年)
レジスター
きる。
数と計算
おもちゃのお金
・一万までの数の理解(お金を使って)
●数系列を理解することができる(1万まで)
てんびん教材
・文章題を解く(立式から)
●数を十単位・百単位として理解し、合成・分解ができる。
ものさし
・時刻と時間の計算
●繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算ができ、筆算の仕方を理解する。
はかり
・長さ(cm、m、km)の勉強
●乗法九九の計算ができ、加法・減法・乗法が混ざった計算ができる。
・重さ(g、kg)
●割り算の意味を理解し、2位数÷1位数の割り算ができる。
・かさ(ml, l ,cc)
個別 ●およその数(概数)を理解し、四捨五入ができる。
・いろいろな形
●身近な分数や小数を理解できる。
・いろいろな箱
量と測定
・グラフ(野菜の成長記録、体重、身長グラフ
●日常生活での時刻をよむことができ、時間の計算ができる。
など)
●お金の計算ができる。
・てんびん
●身近な長さや重さかさの単位を理解し、測定の意味を理解できる。
図形
●箱の形・正方形・長方形・直角三角形について知ること。
数量関係
●日時、場所などの観点から分類し、表にまとめることができる。
●表をよみ、グラフ(棒グラフ・折れ線グラフ)に表すことができる。
具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心をもち、自分自身や自分の生
活について考えさせるとともに、その過程において考えさせるとともに、その過程において生活上必要な習慣や技能
を身に付けさせ、自立への基礎を養う。
●学校施設の様子及び先生など学校を支えている人々や友達のことが分かり、楽しく安心して遊びや生活ができ
る。
●家庭生活を支えている家族のことや自分でできることなどについて考え、自分の役割を果たすとともに、規則正しく
健康に気を付けて生活をできるようにする。
●身近な自然を観察したり、季節や地域の行事にかかわる活動を行い、四季の変化や季節によって生活の様子が
集団
変わることに気付き、自分たちの生活を工夫したり、楽しくしたりできる。
●身近な自然を利用したり、身近にある物を使ったりなどして、遊びや遊びに使う物を工夫してつくり、その面白さや
自然の不思議さに気付き、みんなで遊びを楽しむことができる。
※集団での関わりを大切にするため、教育課
程Ⅲを履修する児童と合同で学習することを
基本とする。
※学習グループや個々の実態にあった 課題
を設定して、柔軟に以下の内容を取り扱う。
※自分と地域の人々、社会及び自然とのかか
わりが具体的に把握できるような学習活動を
行うこととし、校外での活動を積極的に取り入
れること。
・お花見
・たけのこほり
・梨狩り
・紅葉狩り
・どんぐり拾い
・季節の行事の体験
(社会3~6年生)
・校内探検・校庭探検
社会生活についての理解を図り、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育て、国際社会に生きる平和で民主 ・先生・友達インタビュー
的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。
・家族インタビュー
●自分たちの生活は地域で生活したり、働いたりしている人々や様々な場所とかかわっていることが分かり、人々と ・野菜・花・稲などの栽培・成長の観察
適切に接することや安全に生活することができる。
・校外学習の行き先調べ
●身の回りにはみんなで使う公共物や公共施設物があることや、それを支えている人々がいることなどが分かり、そ (バス、電車、駅、公園、温泉、遊園地、ショッ
れらを大切に利用することができる。
ピングセンター、プラネタリウム、博物館、郵便
●自分たちの生活や地域の出来事を身近な人々とかかわることの楽しさが分かり、進んで交流することができる。 局、ロープウエイ、レストラン、消防署、警察署
●自分自身の成長を振り返り、多くの人々の支えにより自分が大きくなったこと、自分でできるようになったこと、役 など)
割が増えたことなどが分かり、まわりの人々に感謝の気持ちをもつとともに、これから意欲的に生活することができる ・地図、映像、インターネット
ようになる。
●校外学習などへの事前事後学習を通して、見学や体験への見通しを持ち、活動や学習への意欲を高める。
・水を利用したおもちゃで遊ぶ(水鉄砲)
●地図や資料をもとに、児童にとって身近な市町や都道府県の特色や位置を調べることができる。
・空気を利用したおもちゃで遊ぶ(空気砲・空
気鉄砲)
(理科3~6年生)
・シャボン玉
集団 自然に親しみ、見通しをもって観察、実験などを行い、問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに自然の ・日なたと日陰
事物・現象についての理解を図り、科学的な見方や考え方を養う。
・室温・外の気温
●身近に見られる動物や植物(野菜・花・稲など)を観察し、その成長の様子を記録したり、生物同士のかかわりにつ ・懐中電灯作り
いて考えることができる。
・ソーラーカー作り
●光、水、、空気、磁石、電気の現象に興味関心をもってものづくりをしたり、特徴を利用して遊んだりすることができ ・磁石の性質(魚つりゲーム)
る。
・水に溶けるもの
●日なたと日陰の地面や気温の違いを予測したり、温度計で測定したりできる。
●太陽、月、星に気付き、規則性があることに気付くことができる。
表現及び鑑賞の活動を通して、音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てるとともに、音楽活動の基礎的な能 ・歌と身体表現
・リズム(カスタネット、タンバリン、太鼓)
力を培い、豊かな情操を養う。
・楽器演奏(ベルハーモニー・鍵盤ハーモニ
カ、ツリーチャイム、など)
表現
・鑑賞曲
●大きく息を吐いたり吸ったりして、歌ったり楽器に息を吹き込んだりできる。
・児童が好きな曲
●手指や腕などを使い打楽器やで表現できる。
・ゲーム
●自分の歌声や発音に気を付けて歌うことができる。
集団 ●階名で模唱や暗唱したり、リズム譜に親しんだりできる。
・英語の歌
●互いの歌声や楽器の音、伴奏の響きを聴いて演奏できる。
●ゲームをしたり、身体を動かしたりしながらいろいろな音楽に親しむ。
鑑賞
●行進曲、踊りの音楽、身体反応の快さを感じ取りやすい音楽を聴き、ゲームをしたり、曲に合わせて身体表現をし
たりできる。
95
野菜栽培や米作りに必要なもの
校内地図
下見の写真
しおり
水鉄砲
空気砲
空気鉄砲
鏡
インタビューカード
ソーラーカーセット
豆電球セット
磁石
※児童の身体機能に応じた楽譜・
楽器を準備する。
※児童の姿勢に応じた高さ調節を
したり、児童の持ちやすい持ち手
に改良したりすることに留意する。
(鍵盤ハーモニカ・鉄琴・太鼓・タン
バリン・カスタネットなど)
CD・プレイヤー
小学部
教育課程Ⅱ
No.2
心と体を一体としてとらえ、適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して、運動に親しむ資質や能力を育 (プール)
・呼吸訓練(水中で息を大きく吸い込み口をふ
てるとともに、健康の保持増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる。
さいで息を止める)
・筋力をつける(浮き具を使用して手や足をで
※プールでの水治訓練を「体育」と置き換える。プールが使用できないときは、体育を実施する。
きるだけ動かす)
(プール)
・背浮き(緊張からの開放)
●水流・水圧を利用してからだをゆるめ、水の浮力でリラックスでき、水に親しむ。
●水の中で口を閉じたり、息を吐いたり、呼吸のタイミングをつかんだりできる。。
(体育)
●背浮きで、手や足を動かすことで、水面を移動できる。
・サーキット
●適当な浮き具を使用し、手や足を動かし前に進むことができる。
(トンネル、ボールプール、滑り台、トランポリン
●ゲーム(水中風船バレー、玉入れ、よーいどん)
などを組み合わせる)
・風船バレー
(体育)
体育
・しっぽとり
(プール 集団 基本の運動
・へびじゃんけん
●順番やきまりを守って仲良く運動できる。
②)
●いろいろな課題への取り組みを楽しく行い、身体を動かすことができる。
ゲーム
(保健)
●規則を守り、互いに仲良くゲームを行い、勝敗を認めることができる。
※保健については、児童の心身の状態に応じ
保健
て、個別または集団で時間を設定して行う。
●健康の大切さを認識し、健康によい生活の仕方を理解する。
●体の発育・発達について理解する。
●心の発達、不安、悩みへの対処の仕方について考える。
●病気の予防について理解する。
(図工)
表現及び鑑賞の活動を通して、つくりだす喜びを味わうようにするとともに造形的な創造活動の基礎t黄な能力を育
て、豊かな情操を養う。
表現
●いろいろな感触の物に触れ、それを分けたり、丸めたり、伸ばしたりできる。
●手指を五指ばらばらに動かすことができる。
●表したいこと、つくりたいものを自分の表現方法ででつくりだす喜びを味わう。
●材料をもとにした造形活動を楽しみ、手や体全体の感覚や技能などを働かせるようにする。
●作り方の説明を聞いて理解し、見通しをもってつくることができる。
●必要な用具を安全に留意して使用することができる。
鑑賞
●自分の作品を友達に見せ、表現したかったことを話したり、友達の作品の良さをみつけることができる。。
(図工)
・砂遊び
・粘土
・描画
・ローラーころがし
・折り紙
・ちぎり絵
・お面作り
・
(図工)
はさみ
クレヨン
色紙
画用紙
新聞
粘土
ポスターカラー
カラーペン
(家庭)
・手洗い
ハンカチ、靴下
・ミシン
(雑巾、ランチョンマット、ナップザック、トート
バック)
・調理
(炊飯、おにぎり、ホットケーキ、お好み焼き、
餃子、ビザ、クッキー、ハンバーグ、サラダ)
(家庭)
洗濯物
調理材料と道具
ミシン・布・糸・はさみ
音声を中心に外国語に慣れ親しませる活動を通じて、言語や文化について体験的に理解を深めるとともに、積極的
にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、コミュニケーション能力の素地を養う。
●朝の会で、挨拶、天気、曜日、メニューなどを教員のあとについて言うことができる。
●歌やゲームを通して英語に慣れ親しむ。
●簡単なフレーズが繰り返し出てくる劇に取り組み、役割を果たすことができる。
・天気カード
・ロンドン橋
・ヘッド・ショルダー・ニーズ&トウ
・劇「おおきなかぶ」
・大きなパフェ作り
英語CD
ALT
パフェパーツ
劇の小道具
道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養う。
●時と、場と、対した人に応じた挨拶、言葉遣い、応対ができる。
●よいことと悪いことの区別ができ、よいと思うことを進んでできる。
●みんなが使う物を大切にし、約束やきまりを守ることができる。
●相手のことを思いやり、友達と自分から関わり、助け合ったり、協力したりできる。
●勝敗がわかり、素直に勝敗を認めることができる。
●友達と話し合うことにより、グループのさまざまなことを決めることができる。
●父母・祖父母・友達・学校の人々を大切に思い、自分の役割を果たすことができる。
・集団遊び
(役柄遊び・外遊び・ままごとなど)
・ゲーム
(風船バレー・爆弾ゲーム・ボウリング・トラン
プ・カルタ・副笑い・すごろく)
・学級会
ままごとセット
ボウリング
風船
トランプ
カルタ
副笑い
すごろく
個々の児童が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、
技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。
(健康の保持)
●その日の自分の体の様子を自覚し、朝の会で伝えることができる。
●体温調節、睡眠、食事、排せつ等の生活習慣を身に付ける。
(心理的な安定)
●場所や場面を理解し、変化する状況にに対応して行動できる。
(人間関係の形成)
●集団のきまりを理解し、遊びや集団活動に参加できる。
(環境の把握)
●感覚器官や補助う機器を活用して、情報収集、環境の状況を把握し、的確な判断・行動ができる。
集団 (身体の動き)
●日常動作に必要な姿勢保持、上肢・下肢の運動・動作等の改善・習得、関節の変形予防、筋力維持・強化を図
る。
●食事、排泄等の身辺処理、書字、描画等の学習のための動作等、基本動作を見に付ける。
(コミュニケーション)
●話し言葉や文字・記号、機器を適切に選択・活用し、コミュニケーションが円滑にできるようにする。
・日常的な動作
(かばんの片付け・台車押し・いす座位・立位・
歩行など)
・手指の歌・便秘体操
・関節、筋肉緩め
・抗重力姿勢の保持
・座位・膝立ち・立位など、からだの軸を意識し
姿勢保持ができるようにする。
・足で踏みしめる感覚や、骨盤を立てて背中
が伸びる感覚を高める。
・重心移動がある場合のバランスのとり方を安
定させる。
・手指の巧緻性を高める。(目と手の協応を図
り、両手の作業や手先の巧緻性)
・呼吸(深呼吸)言語指導
・からだ全体を使った運動・からだの動きや位
置を意識し、体のイメージを持たせる。
・必要な力でからだや動きを保持できるように
筋力を高める。
・友達や、周りの大人と関わる社会性を培う。
CD・プレイヤー
台車
プロンボード
PCW
SRC-W
セラピーマット
フィジオロール
巧技台
遊具
・コミュニケーションノート
・コミュニケーションカード
・トーキングエイド
望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図るとともに、集団の一員としての自覚を深
め、協力してよりよい生活を築こうとする自主性、実践的な態度を育てる。
(学級活動)
●学習グループにおいて、その一員として自覚し、自分の係の仕事の役割を果たす。
●校外学習では、各教科等で身に付けた力を生かし、見通しをもち活動を楽しみ、自分の生活を豊かにすることがで
きる。
集団
(児童会活動)
●全校集会において、自分の役割を果たし、友達と協力して活動を行うことができる。
(学校行事)
●始業式、入学式、全校集会、終業式、きららまつり、卒業式などの行事を通して、生活に変化と折り目をつけ、新し
い生活を展開していくことができる。
(学級活動)
学級会、係活動
(児童会活動)
全校集会・役員としての仕事
(学校行事)
校外学習
きららまつり
図工②・
家庭5,
集団
6年
(家庭)
②
衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、家庭生活への関心を高めるとともに日生活に必要な基礎的な
知識と技能を身に付け、家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる。
●家庭生活に関心をもって、自分の分担する仕事を考えたり、工夫できる。
●日常着を着たり、たたんだりできる。
●生活に役立つ物を制作して活用できる。
●調理の手順を考え、必要な材料や器具を用意し、安全に調理できる。
●身の回りを整えることができる。
外国語
集団
(5・6年)
道徳
①
自立
活動
⑧
5.6年
⑦
特別
活動
②
風船
すずらんテープ
ホワイトボード
浮き具各種
トンネル
トランポリン
滑り台
ボールプール
集団
横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく ・お誕生会
問題を解決する資質や能力を育成するとともに、学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体 ・校外学習事前学習
(活動の流れの把握、レストランメニュー決
的、創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする。
め、乗り物きめ、買い物練習など)
総合的
・校外学習
●各教科等で身に付けた知識や技能等を生かし、自分の生活を楽しく豊かにする。
な
・事後学習
●他の子の意見や教員の話を聞き、活動に生かすことができる。
学習の
(振り返り、今後の課題、作文)
集団 ●物事の手順や流れを理解し、活動の見通しを持つことができる。
時間
・行事への取り組み(きららまつり・進級お祝
●自分の仕事や役割を理解し行動でき、友達と協力することができる。
3年~6
い会・卒業式)など
●各教科で学習した内容を生かして活動することができる。
年②
96
・誕生会プレゼントメッセージ作り
・ケーキの模型
・ろうそく、チャッカマン
・しおり、パソコン、プロジェクター、
行き先のパンフレット
小学部
教科
(週時数)
国語
⑦
算数
⑥
理科・
社会
①
音楽
②
教育課程Ⅲ
形態 学習のねらい
個別
個別
ⅡⅢ
個別
ⅡⅢ
集団
体育
ⅡⅢ
(プール 個別
)②
集団
図工・
家庭
②
道徳
①
自立
活動
③
ⅡⅢ
集団
ⅡⅢ
集団
ⅡⅢ
集団
総合的
な学習
集団
の時間
②
主な内容(例)
教材
日常生活に必要な国語を理解し、表現する能力と態度を身につける。
【話す】自分の言いたいことを、相手にわかるように伝えることができる。
【聞く】先生や友だちの話を興味を持って聞くことができる。
【読む】読み物に興味を持ち、読もうとすることができる。
【書く】平仮名のほとんどがわかり、書いたり五十音表で指したりできる。
・ひらがな・カタカナ文字の読み書き
身近な言葉①名詞 ②動詞 ③形容詞 ④助詞
・お話の聞き取り、読み取り「スイミー」
・カルタ、、なぞなぞ
・文を書こう「せんせい、あのね」
ひらがなカード、絵カード
書き取りプリント
絵本「スイミー」
紙芝居、大型紙芝居、
エプロンシアター
パソコン
具体物を用いた算数的活動を通して、形、量、数についての感覚を豊か
し、基礎的な知識と技能を身につける。
●物を認識し、弁別することができる。同じもの同士の集合作りができる。
●左右、上下、前後など、相対的な位置関係を理解し、正しく捉えることが
できる。
●大小、多少、長短など、数量化される前の量を感覚的に把握できる。
●数を「量を表す概念」とし、10までの数で数えることができる。
●順番や位置を表すのに数を用いることを理解する。
●数の合成・分解ができる。
●いろいろなものを使って、形を構成することができる。
・なかまあつめ,・一対一対応,・どちらがおおい?すくない?・同じ
・5までの数量認識・数字カードとのマッチング
・足し算(和が5までの計算)
・引き算(5までの計算)
・0の認識
・6から9までの数量認識・数字カードとのマッチング
・10の数量認識
・色板弁別
・何番目
・時計
・朝の会と数字の活用
・カレンダー作り
くだもの、おかし等の模型
ままごとセット模型
色板
ブロック・タイル
数字カード
時計
てんびん
積み木、すごろく、さいころ、トランプ
お金・レジスター
カレンダー
自分と身近な社会や自然とのかかわりについて関心を深め自立生活をす
るための態度を身につける。
●季節の遊び行事を体験して、季節を感じたり、それぞれの行事の意味
を知る。
●校外学習等への事前事後学習を通して、見学や体験への見通しを持
ち、活動や学習への意欲を高める。
●自分の見通しや楽しみを表現し、周りの人たちにまとめたものを伝え
る。
●お
店や身のまわりで働く人たちの様子をよく見て、仕事への関心を持つ。
・学校内探検
・自己紹介
・お花見、たけのこほり、なし狩り
・校外学習についての事前学習と事後学習
・調べたことや心にのこったことを発表する。
・郵便局や消防を見学し役割や仕事について調べる。
・季節行事を体験する。
・買い物学習
校内の地図
しおり
財布
お金
音楽についての興味関心を持ち美しさや楽しさを味わう。
●みんなで歌を歌ったり、楽器を演奏したりできる。
●歌にあわせて簡単なリズム打ちをすることができる。
●色々な楽器を使って、楽しみながら表現することができる。
●身近な楽器の名前や使い方を知り、音色の違いを聞き分ける。
●周りの友だちと一緒に、息を合わせながら、1つの曲を演奏する。
●ゲームをしたり、身体を動かしたりしながら色々な音楽に親しむ。
・ 歌 ・身体表現
・ リズム・楽器演奏
・リズムを感じて打楽器の演奏
・ 鑑賞 ・ゲーム ・音楽を親しむ
・アルゴリズム体操・アルゴリズム行進
・児童に応じた楽譜
・楽器
・CD
・CDプレーヤー
運動経験を増やし体力を向上させる。
●風船をよく見ながら、相手コートに返すことができる。
●背浮きで楽しく浮いたり、からだを動かしたりすることができる。
●水の中でからだをゆるめることができる。
●呼吸のタイミングをつかむことができる。
・風船バレーのルールを知り、楽しみながら競技できる
・チームの友だちと協力して、競技をすることができる。
・息を大きく吸い、口をふさぎ息を止めることができる
・脚の筋力をつける
・浮き具を使用して、できるかぎり足を使う
・腕の筋力をつける
・首周り支持の介助で、力をぬいて浮くことができる。
風船
すずらんテープ
ホワイトボード
浮き具
造形活動を通して表現の喜びや美しさを味わう。
●手指を五指ばらばらに動かすことができる。
●描きたいものを探し、それを見て表現することができる。
●つくり方の説明を聞いて理解し、つくることができる。
●手や体全体の感覚を働かせ楽しい造形活動をすることができる。
●自分の作品を友達に見せ表現したかったことを話すことができる。
●自分の思いを、色々な用具、材料、技法を用いて表現することができる
●必要な用具を安全に留意して使用することができる。
●友だちと協力して活動できる。
●調理に必要な材料を考え、買うことができる。
●調理の手順を考え、必要な器具を用意することができる。
●安全に気をつけて、調理できる。
・手指の運動
・色を選び、楽しく表現する絵画
・粘土細工
・クラスの旗作り
・ホットケーキつくり
はさみ、クレヨン、色紙、画用紙、新
聞
粘土、ポスターカラー
小麦粉、ベーキングパウダー、砂
糖、牛乳、卵
ホットプレート、フライ返し、ボール、
スケール
●時と場と対した人に応じた挨拶、言葉遣いができる。
●よいことと悪いことの区別ができ、良いと思うことを進んでできる。
●簡単な約束ができ、守ることができる。
●マナーやルールを理解し、守り、楽しく活動に参加できる。
●友だちを意識して、自分から関わりながら活動できる。
●勝敗が分かり、素直に勝敗を認める事ができる。
●同じチームの友達を応援したり、助け合うことができる。
●他の学習グループの子どもたちに、進んで関わることができる。
●友だちと話し合うことにより、グループの様々なことを決めることができ
る。
・集団遊び
・風船バレー
・爆弾ゲーム
・ボウリング
・学級会
・友だちと自分から関わって、遊んだり、ゲームをしたりできる。
・自分から声をかけ、友だちの思いを聞くことができる。
・勝敗を受け入れることができる。
・ゲームの進行に関わり協力できる。
ままごとセット
風船
ボウリング
●その日の自分のからだの様子を自覚し、朝の会で伝えることができる。
●筋力やからだの各部分の力をつける。
●上体のバランスをとりながら、座位・膝立ち・立位など、からだの軸を意
識して姿勢保持ができるようにする。
●足でふみしめる感覚や、骨盤を立てて背中が伸びる感覚を高める。
●重心移動がある場合のバランスのとり方を安定させる。
●手指の巧緻性を高める。
●呼吸と言語の指導。
●体全体を使った運動
●友だちや、周りの大人と関わる社会性を培う。
・朝の活動:個々の課題に応じた内容に取り組む
・ 自分のからだの動きや、位置を意識させ、必要な力で保持することができるよう
にうながし、全身の筋力を高める。
・手指の歌・便秘体操
・足首、膝、腰、股関節などをゆるめる
・上肢ゆるめ
・躯幹ひねり、体側伸ばし
・四つんばい姿勢で両手でからだを支持、・四つんばい
・膝立ち
・あぐら座位
・フィジオロール乗り
・椅子座位
・立位
・SRC-W歩行、PCW歩行
・膝立ちしなばら、輪移し・ころころころがしなどの作業をする
・遊具遊び
手指の歌・便秘体操CD
CDプレーヤー
台車
プロンボード
PCW
SRCーW
セラピーマット
フィジオロール
巧技台
遊具
●約束を理解し、守ることができる。
●他の子の意見や教員の話を聞き、活動に生かすことができる。
●友だちと協力することができる。
●物事の手順や流れを理解し、活動の見通しをもつことができる。
●自分の仕事や役割を理解し、行動できる。
●各教科で学習した内容を生かして活動することができる。
・お誕生会
・校外学習事前学習と事後学習
・学級会
誕生会プレゼントメッセージ作り
ケーキの模型
ろうそく、チャッカマン
しおり、パソコン、プロジェクター
ポートビルのパンフレット
係活動の役割一覧表
97
小学部
教育課程ⅣA
教科
形態
(週時数)
し
る
・
か
ん
が
え
る
④
こ
こ
ろ
・
つ
く
る
④
学習のねらい
粗
大
運
動
集団
見
る
・
聞
く
●前庭感覚、固有受容感覚に働きかける、前後左右の揺れ、スピード、回転など
大きくからだを動かすことで覚醒し、活動していることに気づく。
●姿勢の変化に気づく。
●様々な感覚を知り、受け入れ、楽しむことができる。
●様々な感覚を受け入れて、自らのからだの各部をコントロールできるようにな
る。
● 活動に見通しを立てることができる。
●授業の流れを見通し、期待することができる。
●快・不快または要求など、自分の気持ちを表情・得意な動き・声等で表出す
る。
●担任とのかかわりを通して、コミュニケーションの楽しさを感じることができる。
主な内容(例)
教材
「お布団ドッスン」
・歌に合わせてくすぐり遊びをする。
・布団に巻かれて圧を感じ転がる。
・毛布ブランコで揺れて布団の山にドッスンする。
「大型ブランコで遊ぼう」
・台車で移動する。
・タッピング
・大型ブランコにのって揺れる。
布団 毛布
音楽CD
台車 大型ブランコ毛布 布団
・朝の歌CD
・友だちカー
・日めくりカレンダー
・天気カード
・時間割表(ホワイトボードの記入)
・給食メニュー表(ホワイトボードに記入)
●視覚や聴覚からの刺激を受け入れ、注視したり、耳を傾けたりすることができ ・「はらぺこあおむし」大型絵本とBGM
る。
●お話の繰り返しや目の前の具体物を見たり、聞いたりして楽しむことができる。
・大型絵本
・パネルシアターなど
●さまざまな素材の感覚を知り、受け入れ、楽しむことができる。
「旗づくり」
・刷毛
・絵具
・ボンド
・和紙
・B紙など
●BGMに合わせ、タッピングやふれあい遊びでリズムを感じることができる。
●楽器や歌の音色を楽しむことができる。
「クラス音楽」
・タッピング(みんなの洗濯物、とのさまがえる出世小唄、山登
り)
・歩く、四つ這い、回るなどの動きをする
・ミラーボールの影を注視する
・CDラジカセ
・BGM
・ミラーボールなど
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方や楽な呼吸の仕方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
●触圧刺激により自分の身体に気付き、身体の部位がわかる。
●姿勢保持(臥位、座位、立位などの姿勢は、あらゆる運動・動作、活動の基盤
となる)する。
●筋力の維持・強化を図る。
●動きの基盤となる空間概念やバランス感覚の形成を図る。
●身体を通した活動の中でコミュニケーションの基礎を作る。
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・呼吸介助
・膝立ち・立位
・歩行など
・CDラジカセ
・各補助具
・浮き具など
●自分や友だちの名前、日常的に触れる身の回りのもの等の名前がわかるよう
になる。
●コミュニケーションカードや○×カードまたは発声で、自分の思いを伝えること
ができる。
●簡単な数を数えたり、量がわかる。
●赤、黄、緑、青の区別ができ、色名がわかるようになる。
<ことば>
・絵カードを見て、その名前をひらがなカードで作る。
・自分や友だちの名前カードを読み、写真と合わせる。
・写真を見て何をしている所かコミュニケーションカードで説明する。
・ブランコを押してほしいときに○のカードを選択する。
・絵本の読み聞かせ
<かず>
・絵カードに描かれたものの数を数え、数字カードと合わせる。
・点を順番に結ぶ。
・色のカードを入れた箱に同じ色のボールを入れる。
・ひらがなカード、絵カード
・友だちの名前カード、友だちの写真
・行事や授業風景の写真、コミュニケーションカード
・○×カード
・絵本
・絵カード、数字カード
・点の書かれたプリント
・色カード、ボール
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
●食事の時間であることを意識して、食べることに集中をする。
●経管により、安全に栄養摂取ができる。
・お口の体操をして、口の動きを滑らかにする。
・前歯や奥歯でよく噛む練習をする。
・唇を下げて飲み物を飲む。
・苦手なものでも少しは食べようとする。
・はしやスプーンの使い方を練習する。
・ピンセット箸、エジソン箸
・鏡、ゴム手袋
・カルパス、するめ
描
●手で物に触れ、感触の違いや変化を感じ取りながら自分の手を意識すること ・掌で絵の具やボンドの感触に慣れる
る
く
ができる。
・紙をちぎる
・
・
作
・紙を貼る
触
る
れ
集団
音
楽
的
な
こ
と
(
か
ら
だ
ー
プ
集団
)
ル
含
む
(プール学習において)
・音楽に合わせてのゲーム
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩および体の動きを引き出
す。
・立位、歩行
④
選
択
④
個別・
集団
こ
と
ば
・
か
ず
摂
食
日
常
生
活
⑩
集団
<準備>
●荷物を整理し、1日の準備を行うことができる。
●トイレトレーニング、水分、からだ等、各自の課題に取り組むことができる。
<朝の会>
●1日の予定を知り、見通しをもつことができる。
●司会、健康調べ等、各自が係を担当して会を進めることができる。
<帰りの会>
●教員の話や自分たちの発表を通して一日を振り返ることができる。
●翌日の予定や連絡を聞き、見通しをもつことができる。<個別の指導計画に基
づき、児童一人ひとりの実態に応じた学習のねらいを設定する。>
・朝の歌CD
・友だちカー
・日めくりカレンダー
・天気カード
・時間割表(ホワイトボードの記入)
・給食メニュー表(ホワイトボードに記入)
98
小学部
教科
(週時数)
教育課程ⅣB
形態
学習のねらい
●前後左右の揺れ、スピード、回転など大きくからだを動かすことで覚醒し(前庭感覚、固
有受容感覚)、活動していることに気づく。
粗
●姿勢の変化に気づく。
大
●様々な感覚を知り、受け入れ、楽しむことができる。
運
●様々な感覚を受け入れて、自らのからだの各部をコントロールできるようになる。
動
か
ん
じ
る
・
あ
ら
わ
す
⑧
集団
●視覚や聴覚からの刺激を受け入れ、注視したり、耳を傾けたりすることができる。
音 ●BGMに合わせ、タッピングやふれあい遊びでリズムを感じることができる。
見
楽
る ●楽器や歌の音色を楽しむことができる。
的
.
内
聞
容
く
・
描 ●さまざまな素材の感覚を知り、受け入れ、楽しむことができる。
る
く ●手で物に触れ、感触の違いや変化を感じ取りながら自分の手を意識する。
.
.
作
触
る
れ
●快・不快または要求など、自分の気持ちを表情・得意な動き・声等で表出する。
気 ●授業の流れや活動に対し、BGMなどを支えに、見通しや、期待することができる。
持 ●担任とのかかわりを通して、コミュニケーションの楽しさを感じることができる。
そち
のの
他表
出
・
(
か
ら
だ
ー
プ
)
ル
含
む
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方や楽な呼吸の仕方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
●触圧刺激により自分の身体に気付き、身体の部位がわかる。
集 ●姿勢保持(臥位、座位、立位などの姿勢は、あらゆる運動・動作、活動の基盤となる)する。
団 ●筋力の維持・強化を図る。
●動きの基盤となる空間概念やバランス感覚の形成を図る。
●身体を通した活動の中でコミュニケーションの基礎を作る。
主な内容(例)
教材
「ふれあいあそび」
あおむしくん、震度1、おおきくなぁれ、うどんここね
こねなど
「宇宙に向かってGO!」
・大型ブランコに仰向け、座位などの姿勢で乗り、
体の向きや移動を感じる。
・CDラジカセ
・遊具(大型ブランコなど)
「音遊び」(きよしこの夜 )
・「手と手と手を」の曲に合わせてタッピング
・トーンチャイムのドレミファ・・・の音を聞く。
・「きよしこの夜」のトーンチャイムでの演奏をして、
音を感じる。
「おはなし」(おむすびころりん)・パネルシアターに
注目する。
・お話を聞く。
・手遊び歌、歌を聴く、楽器に触れる
「感触遊び」
・ドラえもんの曲に合わせて、足先・足裏・脚・膝の
タッピング。
・ゴルフボールの圧刺激
・お湯と水につかる。
・小麦粉の感触を味わう。
・CDラジカセ
・歌詞カード
・楽器
・絵本
・パネルシアターなど
・CDラジカセ
・ゴルフボール
・温水、冷水
・小麦粉
上記全般
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・呼吸介助
・膝立ち・立位
・歩行など
・CDラジカセ
・各補助具
・浮き具など
(プール学習において)
・音楽に合わせてのゲーム
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩お
よび体の動きを引き出す。
・立位、歩行
⑥
選
択
⑩
日
常
生
活
⑩
●食事の時間であることを意識して、食べることに集中をする。
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
集団 ●経管により、安全に栄養摂取ができる。
●身体に触れられたり、教員と体を動かしたりすることで“活動できる身体”の基盤作りをする。
●呼吸のリズムを整え、覚醒を高めることができる。
●必要な水分を補給する。
●排泄をする。
集団
・食に関する指導(給食)
・専用皿
・専用スプーン
・医ケアセット一式
・日常生活指導
(排泄・水分摂取・呼吸介助など)
・姿勢変換、身体の動きなど
・CDラジカセ
・時間割表
・PCSカード
・朝の会
●一日の始まりを意識する。
●呼名をされて(写真カードの提示で)、発声や体の動き、表情等で応えることができる。
・帰りの会
●一日を振り返る。
●普段のグループより大きな集団で同じ体験をしながら、なかまとしての意識を高める。
な
か
ま
①
集団
99
・フィジオロールの乗って、紙相撲
・音あそび
・卒業生を送る会(にむけて)
・CDラジカセ
・歌詞カード
・キーボード
中学部
教育課程Ⅰ
教科名(学年)
(週時数)
形態
(1年)
④ 集団
国語
(2年)
③ 集団
(3年)
③ 集団
(1年) 集団
③
社会
学習のねらい
主な内容(例)
国語を適切に表現し正確に理解する能力を高め、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力をつ
け、言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め、国語を尊重できるようにする。
●【話すこと・聞くこと】
自分の考えを大切にし、目的や場面に応じて的確に話したり聞いたりする能力を高める。
●【書くこと】
必要な材料を基にして自分の考えをまとめ、的確に表す能力を高める。
●【読むこと】
様々な種類の文章を読み内容を的確に理解する能力を高める。
広い視野に立って、社会に関する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に ≪地理的分野≫
考察し、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養 ・私たちの世界そして日本 ・さまざま地域の調査
をつけていき、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な ・世界と比べてみた日本
公民的資質の基礎を身につけていく。
(2年)
集団
③
(3年)
集団
④
(1年) 集団
③
理科
(2年)
集団
④
数学的活動を通して、数量や図形等に関する基礎的な概念や原理・法則についての理解を深
め、数学的な表現や処理の仕方を習得し、事象を数理的に考察し表現する能力を高めるととも
に、数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し、それらを活用したり考えたり判断したりしようと
する態度を身につける。
●基礎的な内容を繰り返し学習することで理解を深め、「できる」という自信を育てる。
●いくつかの事象の中にあるきまりを見つけ、それを利用して効率よく問題を解くことができる。
●教科書の内容にとどまらず、発展的な内容に取り組み、それに対して自分なりの考えを持ち、
解法を説明することができる。
自然の事物・現象に進んでかかわり、目的意識をもって観察、実験などを行い、科
学的に探求する能力の基礎を身につけるとともに自然の事物・現象についての理
解を深め、科学的な見方や考え方を習得していく。
●実験・観察の機会を増やし、興味・関心を持って理解を深める。
●授業で得た一般的な知識を日常の具体的な現象に投影し、考えたり説明したり
する力をつける。
(3年)
集団
④
(1年) 集団
①
音楽
(2年)
集団
①
(3年)
集団
①
(1年) 集団
①
美術
(2年)
集団
①
(3年)
集団
①
保健
体育
(1年) 集団
②
(2年)
集団
②
(3年)
集団
②
(1年) 集団
②
技術・
家庭
(2年)
集団
②
(3年)
集団
①
外国語
(1年) 集団
③
(2年)
集団
③
教科書
その他資料
≪歴史的・公民的分野≫
・明治後期、大正、昭和
(3年) 集団
③
数学
教科書
その他資料
≪歴史的分野≫ ・原始から古代へ
・鎌倉中期、室町、安土桃山、江戸初期
・江戸中期、江戸後期、明治
(2年) 集団
③
(1年)
集団
④
詩・俳句・短歌
説明文・小説・古典
文法
書道「楷書・行書」「毛筆・硬筆」
教材
正の数・負の数 文字式 方程式 変化と対応
平面図形 空間図形
教科書
定規等
その他資料
式の計算 連立方程式 一次関数 図形の調べ方
三角形・四角形・円 確率
式の計算 平方根 2次方程式 2乗に比例する関
数 相似な図形 三平方の定理
植物のくらしとなかま 活きている地球 身近で起こ 教科書
実験器具
る不思議な現象 身の回りの物質
その他資料
電流とその利用 化学変化と原子・分子 動物のくら
しとなかま 天気の変化
運動とエネルギー 科学技術人間 科学技術とわたしたち
の生活 化学変化とその利用 生物の細胞と生殖 地球と
宇宙 自然と人間
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽を愛好する心情を高めるとともに、音楽に対する感性を豊か
にし、音楽活動の基礎的な能力を伸ばし、音楽文化についての理解を深め、豊かな情操を身につけてい
く。
●歌詞の内容や曲相を感じ取り、イメージを持って歌唱・器楽等で演奏表現できる。
●我が国や郷土の伝統音楽及び諸外国の様々な音楽の特徴から音楽の多様性に気づき、理解する。
●楽曲の作曲者や歴史的背景を知り、音楽への興味・関心を持つ。
●表現したいイメージを持ち、音素材の特徴や全体の構成を工夫しながら音楽を創作することができ
る。
●楽典的知識を増やし、演奏や創作活動に生かすことができる。
歌唱「明日という大空」「北勢きらら学園校歌」
鑑賞「魔王」「モーニン」「日本の郷土音楽」
ピアノ曲の観賞及び演奏「アニーローリー」
アジアの諸民族の音楽
日本の楽器の響き 尺八曲「鶴の巣籠」
郷土の音楽(太鼓や笛等の演奏)
「アドリブを楽しもう」「詩に旋律をつけよう」
教科書
楽器、ラジカセ
その他資料
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、美術の創造活動の喜びを味わい美術を愛好する心情を持つこと
ができるようになるとともに、感性を豊かにし、美術の基礎的な能力を伸ばし、美術文化についての理解
を深め、豊かな情操を身につけていく。
●本を読んで感じたことや伝えたいことを絵画で表現できる。
●絵の具の性質を知り、下地つくりから制作まで取り組むことができる。
●身の回りにある色に興味を持ち、色彩について自分自身のイメージを持つことができる。
●モダンテクニックの技法で作品の制作をすることができる。
●木のおもちゃを作り、デザインすることができる。
●友達の作品などを興味を持ってみることができ、感想を言うことができる。
絵画制作 「想像の世界(読書感想画)」
三原色、寒色・暖色やそれぞれの特徴
モダンテクニックの技法・作品の制作
平面構成「切り紙の作品つくり」
デザイン
鑑賞
教科書
実習材料・器具
その他資料
● 運動の合理的な実践を通じて、運動の楽しさを喜びを味わうことができるようにすると共に、知識や
技術を身につけ、運動を実践することができるようになる。
● 運動を適切に行うことによって、体力を高め、心身の調和的発達を目指す。
● 運動における競争や協同の経験を通じて、公正に取り組む、互いに協力する、自己の役割を果たす
などの意欲を持てるようになっていくとともに、健康、安全に留意し、自己の最善を尽くして運動する心構
えを身につけていく。
● 個人生活における健康・安全に関する理解を通して、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し、改善
していくための知識や力を身につけていく。
<体育分野>フォークダンス・ボッチャ・水泳
<保健分野>心身の発達と心の健康
からだの働きと発達 生殖機能の発達
教科書
実習器具
その他資料
生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得を通して、生活と技術とのかかわりについて理解を深め、進
んで生活を工夫し創造する能力と実践的な心構えを身につけていく。
<技術分野>
●製図ができる。●制作した作品を考えて、木取り図を書くことができる。
●機器を適切に使い、安全に木材を加工することができる。
●定植、誘引、摘芽など理解して栽培ができる。
●文書処理ソフトウェアを用いて、画像を取り込んだり文書の作成ができる。
<家庭分野>
●食品の栄養的特質を知り、中学生に必要な栄養を満たす一日分の献立を考える。
●衣服材料に応じた日常着の適切な手入れと補修ができる。
●家族が健康で快適に住むための具体的な方法を理解し、より良い住み方を工夫し、実践できる。
外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする気持ちが持てるよ
うになり、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を身につけていく。
●初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
●初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
●英語を読むことに慣れ親しみ、初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
●英語で書くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。
<技術分野>
製図 工作機械を使っての木材加工
釘打ち、蝶つがいの取り付け、仕上げ
夏野菜の栽培、生長の記録・観察、Word文書でまとめる
<家庭分野>
栄養素のはたらきを知ろう バランスのとれた食生活を考えよう 食事
つくりに挑戦しよう
衣服の手入れ(アイロンかけ)と、補修(スナップつけ)。
災害に備えた住み方の工夫。様々な支払い方法の特徴を調べる。
教科書
実習材料・器具
その他資料
教科書 (New Crown)に沿った学習
ALTとの活動
教科書
その他資料
<体育分野>ドッジボール・じゃまじゃまボウリング・水泳
<保健分野>健康と環境 傷害の防止
<体育分野>車椅子サッカー・体ほぐし体操・水泳
<保健分野>健康な生活と疾病の予防
(3年)
集団
③
道徳
①
集団
●自分の入っている様々な集団の意義についての理解を深め、自分の役割や責任を自覚して 対面式 クラス目標発表
集団生活を送ることができる。
たなばた集会 体育的活動 音楽的活動
●それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろなものの見方や考え方があることを理解して、謙虚 修学旅行壮行会 きららまつり学習発表準備
に学ぶ広い心を持つ。
集団
●いろいろな集団活動や学校行事を通して望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯 ・全校集会 ・生徒会活動 ・居住地校交流
感を深め、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的、実践的な心構えを身につけていく。 ・遠足、宿泊学習、きららまつり
・一日学活
ラジカセ
製作物材料
卒業生を送る会(にむけて)
特別活動
①
総合的な
学習の時
間
②
集団
自立
活動
⑦
個別
●知りたいことややってみたいことを、自分の中に持つことができるようにする。
●自分の知りたいことやしたいことをする手段を知り、自ら行動することができる。
●集団の中で役割分担をし、その役割を果たす喜びを知り、自分に自信を持つことができる。
●集団全体のことを考え、発言したり、行動したりすることができるようになる。
●自分の身近な地域や自然に関心を持ち、課題を見つけて、自分なりの方法で解決しようとすることが
できる。
● 自分のからだを知り、どうすればからだが楽になるかを考えるとともに体調管理に気をつける。
●ワード、エクセルの基本的な操作を理解し、文書の作成ができる。
●食事、準備や片付けなど、自分できることを増やす。
100
クラス目標の検討・反省 調理実習
一日学活の取組 学校間交流の取組
きららまつりの取組 アルバム作り
制作物材料
・関節の可動域の維持、過緊張の弛緩、筋力の維持・増強
など ・パソコンの活用 ・食に関する指導
マット、他補助具
パソコン
給食
ほか、各取組に必
要な物
中学部
形態
集団
集団
集団
集団
教育課程Ⅱ
学習のねらい
主な内容(例)
教材
国語を適切に表現し正確に理解する能力を高め、伝え合う力を高めるとともに思考
力や想像力をつけ、言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め、国語を尊重
できるようにする。
●【話す・聞く】人の話を聞いて賛成をしたり、反対をしたりできる。自分の言いたい
ことを相手にわかるように話し、説明することができる。
●【読む】語彙を増やし、より多くの言葉を理解できるようになる。助詞の方向や意
味を学ぶ。より長い文章を読んで、理解できるようにする。
●【言語・知識】辞典を使いこなせるようになる。学年相当の漢字を覚える。
●【書く】したこと、見たこと、聞いたこと、思ったことを、読む人に分かるように書くこ
とができる。400字程度の作文が書ける。
・詩の朗読・創作 ・小筆に親しむ
・説明文・小説
・漢和辞典・国語辞典の使い方。
・日記
・漢字の読み・書き(パソコンでの入力)
教科書
その他資料
広い視野に立って、社会に関する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的
に考察し、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、公民としての基礎的
教養をつけていき、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として
必要な公民的資質の基礎を身につけていく。
≪地理的分野≫
・私たちの世界そして日本 ・さまざま地域の調査
・世界と比べてみた日本
教科書
その他資料
集団
≪歴史的・公民的分野≫
・明治後期、大正、昭和
集団
集団
集団
≪歴史的分野≫ ・原始から古代へ
・鎌倉中期、室町、安土桃山、江戸初期
・江戸中期、江戸後期、明治
数学的活動を通して、数量や図形等に関する基礎的な概念や原理・法則について
の理解を深め、数学的な表現や処理の仕方を習得し、事象を数理的に考察し表現
する能力を高めるとともに、数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し、それらを活
用したり考えたり判断したりしようとする態度を身につける。
●生活に必要な数学的な力を養う。(買い物、時計と時刻、単位の読み替え、計算
など)
●具体物を用いた算数的活動を通して、図形、量、数についての感覚を豊かにす
る。
・くりあがり、くりさがりの計算
・かさ、長さ、重さ、面積、体積、時間についての単
位
・三角形の定義
自然の事物・現象に進んでかかわり、目的意識をもって観察、実験などを行い、科
学的に探求する能力の基礎を身につけるとともに自然の事物・現象についての理
解を深め、科学的な見方や考え方を習得していく。
●実験・観察を多く体験し、興味・関心を持って理解を深める。
●授業で得た一般的な知識を日常の具体的な現象に投影し、考えたり説明したり
する力をつける。
植物のくらしとなかま 活きている地球 身近で起こ 教科書
実験器具
る不思議な現象 身の回りの物質
教科書
定規等
その他資料
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
運動とエネルギー 科学技術人間 科学技術とわたしたち
の生活 化学変化とその利用 生物の細胞と生殖 地球と
宇宙 自然と人間
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽を愛好する心情を高めるとともに、音楽
に対する感性を豊かにし、音楽活動の基礎的な能力を伸ばし、音楽文化について
の理解を深め、豊かな情操を身につけていく。●リズム感を養うと共に手拍子や楽
器を使って演奏することで、達成感や成功感を味うことができる。
●トーンチャイムなどを使って仲間と協力してひとつの曲を作り上げる活動を通し
て、みんなで楽曲を奏でる楽しさを感じ取る。
●さまざまなジャンルの楽曲を鑑賞し、音楽的感性を身につけていく。
歌唱「明日という大空」「北勢きらら学園校歌」
鑑賞「魔王」「モーニン」「日本の郷土音楽」
ピアノ曲の観賞及び演奏「アニーローリー」
アジアの諸民族の音楽
日本の楽器の響き 尺八曲「鶴の巣籠」
郷土の音楽(太鼓や笛等の演奏)
「アドリブを楽しもう」「詩に旋律をつけよう」
教科書
楽器、ラジカセ
その他資料
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、美術の創造活動の喜びを味わい美術を愛好する心情を持てると
ともに、感性を豊かにし、美術の基礎的な能力を伸ばし、美術文化についての理解を深め、豊かな情操
を身につけていく。
●本を読んで感じたことや伝えたいことを絵画で表現できる。
●絵の具の性質を知り、下地つくりから制作まで取り組むことができる。
●身の回りにある色に興味を持ち、色彩について自分自身のイメージを持つことができる。
●モダンテクニックの技法で作品の制作をすることができる。
●木のおもちゃを作り、デザインすることができる。
●友達の作品などを興味を持ってみることができ、感想を言うことができる。
絵画制作 「想像の世界(読書感想画)」
三原色、寒色・暖色やそれぞれの特徴
モダンテクニックの技法・作品の制作
平面構成「切り紙の作品つくり」
デザイン
鑑賞
教科書
実習材料・器具
その他資料
●運動の合理的な実践を通じて、運動の楽しさを喜びを味わうことができるようにすると共に、知識や技
術を身につけ、運動を実践することができるようにする。
●運動を適切に行うことによって、体力を高め、心身の調和的発達を目指す。
●運動における競争や協同の経験を通じて、公正に取り組む、互いに協力する、自己の役割を果たす
などの意欲を持つようになるとともに、健康、安全に留意し、自己の最善を尽くして運動する心構えを身
につけていく。
●個人生活における健康・安全に関する理解を通して、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し、改善
していく知識や力を身につけていく。
<体育分野>フォークダンス・ボッチャ・水泳
<保健分野>心身の発達と心の健康
からだの働きと発達 生殖機能の発達
教科書
実習器具
その他資料
生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得を通して、生活と技術とのかかわりについて理解を深め、進
んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てる。
<技術分野>
●製図ができる。●制作した作品を考えて、木取り図を書くことができる。
●機器を適切に使い、安全に木材を加工することができる。
●定植、誘引、摘芽など理解して栽培ができる。
●文書処理ソフトウェアを用いて、画像を取り込んだり文書の作成ができる。
<家庭分野>
●食品の栄養的特質を知り、中学生に必要な栄養を満たす一日分の献立を考える。
●衣服材料に応じた日常着の適切な手入れと補修ができる。
●家族が健康で快適に住むための具体的な方法を理解し、より良い住み方を工夫し、実践できる。
外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする気持ちが持てるよ
うになり、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を身につけていく。
●初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
●初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
●英語を読むことに慣れ親しみ、初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
●英語で書くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。
<技術分野>
教科書
製図 工作機械を使っての木材加工
実習材料・器具
釘打ち、蝶つがいの取り付け、仕上げ
その他資料
夏野菜の栽培、生長の記録・観察、Word文書でまとめる
<家庭分野>
栄養素のはたらきを知ろう バランスのとれた食生活を考えよう 食事
つくりに挑戦しよう
衣服の手入れ(アイロンかけ)と、補修(スナップつけ)。
災害に備えた住み方の工夫。様々な支払い方法の特徴を調べる。
集団
集団
その他資料
電流とその利用 化学変化と原子・分子 動物のく
らしとなかま 天気の変化
<体育分野>ドッジボール・じゃまじゃまボウリング・水泳
<保健分野>健康と環境 傷害の防止
<体育分野>車椅子サッカー・体ほぐし体操・水泳
<保健分野>健康な生活と疾病の予防
教科書 (New Crown)に沿った学習
ALTとの活動
教科書
その他資料
対面式 クラス目標発表
たなばた集会 体育的活動 音楽的活動
修学旅行壮行会 きららまつり学習発表準備
卒業生を送る会(にむけて)
ラジカセ
製作物材料
集団
集団
集団
集団
個別
●自分の入っている様々な集団の意義についての理解を深め、自分の役割や責任を自覚して
集団生活を送ることができる。
●それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろなものの見方や考え方があることを理解して、謙
虚に学ぶ広い心を持つ。
●いろいろな集団活動や学校行事を通して望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連 ・全校集会 ・生徒会活動 ・居住地校交流
帯感を深め、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的、実践的な心構えを身につけてい ・遠足、宿泊学習、きららまつり
く。
・一日学活
●知りたいことややってみたいことを、自分の中に持つことができるようにする。
●自分の知りたいことやしたいことをする手段を知り、自ら行動することができる。
●集団の中で役割分担をし、その役割を果たす喜びを知り、自分に自信を持つことができる。
●集団全体のことを考え、発言したり、行動したりすることができるようになる。
●自分の身近な地域や自然に関心を持ち、課題を見つけて、自分なりの方法で解決しようとすることが
できる。
クラス目標の検討・反省 調理実習
一日学活の取組 学校間交流の取組
きららまつりの取組 アルバム作り
● 自分のからだを知り、どうすればからだが楽になるかを考えるとともに体調管理に気をつける。
●ワード、エクセルの基本的な操作を理解し、文書の作成ができる。
●食事、準備や片付けなど、自分できることを増やす。
・関節の可動域の維持、過緊張の弛緩、筋力の維持・増強 マット、他補助具
など ・パソコンの活用 ・食に関する指導
パソコン
給食
101
制作物材料
ほか、各取組に必要な物
中学部
教育課程Ⅲ
教科
(週時数)
言語⑤
形態
学習のねらい
主な内容(例)
教材
・ていねいに話そう・電話に慣れよう
・俳句・和歌・詩「春の歌」など
・物語「ゆきおんな」など
・説明文「ニホンザルの子ども」「スー
パーマーケットの見学」など
・作文、読書感想文
・漢字・ローマ字・書道
・英語に親しもう
・10進構造(10を超える数の表し方)、繰
上りと繰下りのしくみ。文章題と計算。
・大きな数(3位、4位まで)と加減。文章
題と計算。
・乗除(全体量、1あたり量、いくつ分)の
基礎概念。
・単位の正確な理解。文章題と計算。
教科書
CD
個別
集団
【聞く】話のおよその内容を聞き取る。
【話す】見聞きしたことや経験したこと、自分の意見などを相手に分かるように話す。
【読む】簡単な語句、文及び文章などを正しく読む。
【書く】簡単な手紙や日記などの内容を順序立てて書く。
【英語】英語に親しみ、簡単な表現を通して、英語や外国への関心を育てる。
●社会の様子、働きや移り変わりについての関心と理解を深め、社会生活に必要な基礎
的な能力と態度を育てる。
●日常生活に関係の深い自然の仕組みや働きなどに関する初歩的な事柄についての理
解を図り、科学的な見方や考え方を養うとともに、自然を大切にする態度を育てる。
●明るく豊かな職業生活や家庭生活が大切なことに気付くようにするとともに、職業生活
及び家庭生活に必要な基礎的な知識と技能の習得を図り、実践的な態度を育てる。
(社会的内容)学校や地域について学
ぶ、ごみの分別、交通標識、地図記号な
ど
(理科的内容)春さがし、秋さがし、夏野
菜・チューリップの栽培、バケツ稲・サツ
マイモの栽培、シャボン玉の実験、電気
の実験など
(職業・家庭的内容)紙すき、動くおも
ちゃ作り、パソコン、調理、裁縫など
パソコン
プロジェクター
プランター
バケツ
土
ミシンなど
●学習を進める上で具体的な課題を持ち、見通しをもって活動することができる。
●伝えたいことを明確にし、伝える相手を考えて効果的に表現する。
●よいと思ったことを進んで実行する。
●給食を感謝の気持ちを持っておいしく食べることができる。
・係りの仕事
・日直の活動
・連絡帳の記入
・登校後、下校前の準備・支度
・給食(配膳、後片付け、感謝しておいし
く食べようとする、多いときは残したいと
自ら言えるなど)
朝の会・帰りの会の進行表
予定表
連絡帳
など
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩める
●変形や拘縮の予防
●筋力・持久力をつける
手指、足指のマッサージ
足首・股関節の緩め、躯幹のひねり
座位の保持、膝立ち位保持、立位保
持、立ち上がりの練習
歩行器・クラッチを使用しての歩行など
CD
巧技台
ピーナツボール
輪投げなど
●体つくり運動、簡単なスポーツ、ダンスなどの運動をする。
●きまりや簡単なスポーツのルールなどを守り、友達と協力して安全に運動をする。
●自分の発育・発達に関心をもったり、健康・安全に関する初歩的な事柄を理解したりす
る。
<体育>ドッジボール、じゃまじゃまボウ
リング、ソフトボール、Tボール、ボッ
チャ、パラバルーンゲーム、水泳など
<保健>心身の発達と心の健康、大人
へと変化するからだ
教科書
CD
プール
パラバルーン
各種ボールなど
数量・形 個別
⑤
集団
生活③
個別課
題⑨
からだ
③
保健体
育②
音楽①
美術①
道徳①
特別活
動②
総合的
な
学習の
時間②
集団
個別
個別
集団
集団
集団
集団
集団
集団
集団
●日常生活における初歩的な数量の処理や計算をする。
●長さ・重さなどの単位が分かり、測定する。
●図形の特徴や図表の内容を理解し、作成する。
・金銭や時計・暦などの使い方に慣れる。
教科書
プリント
教材タイル
お金模型
時計
【歌唱曲】花、花の街、帰れソレントへ、
Tomorrow、早春賦、道
【創作】アドリブを楽しもう、詩に旋律をつ
けよう
【鑑賞】協奏曲の名曲、鍵盤楽器の名
曲、合唱の名曲、ブルタバ、バレエの名
曲、能、雅楽、郷土の芸能、世界の諸民
族の音楽
●経験や想像をもとに、計画を立てて、絵をかいたり、作品をつくったり、それらを飾ったり ・鑑賞
・写真撮影
する。
・絵画表現
●いろいろな材料や用具などの扱い方を理解して使う。
・デザイン
●自然や造形品の美しさなどに親しみをもつ。
・読書感想画
教科書
CD
楽器など
中学部の友達と集い、一緒に何かに取り組むことにより、友達のことを理解しようとする態 ・なかまの時間の取り組み
度を育て、その中で自分の役割に気づくことができる。
「対面式」「クラス目標発表」「七夕集会」
「大池中との学校間交流」「テーブルテニ
ス」「修学旅行事前学習・事後学習」「卒
業を祝う会」など
CD
パソコン
プロジェクター
楽器
テーブルテニスの用具など
●いろいろな音楽を楽器の音色などに関心をもって聴く。
●音楽を聴いて感じたことを動作で表現したり、リズムに合わせて身体表現をしたりする。
●打楽器や旋律楽器などを使って、自由に演奏したり、合奏や独奏をしたりする。
●歌詞やリズムなどに気を付けて、独唱、斉唱、簡単な輪唱などをする。
教科書
カメラ
絵の具
画用紙
のり
はさみなど
いろいろな集団活動や学校行事を通して望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や ・遠足
連帯感を深め、協力してよりよい学校生活を築こうとする態度を育てる。
・宿泊学習
・きららまつり
・青少年音楽会などの鑑賞
・全校集会(新入生歓迎、きらら相撲)
・一日学活
●知りたいことややってみたいことを、自分の中に持つことができる。
●自分のしたいことを実現する手段を知り、自ら行動することができる。
●集団の中で役割分担をし、その役割を果たす喜びを知り、自分に自信を持つことができ
る。
●集団全体のことを考え、発言したり、行動したりすることができるようになる。
102
・自己紹介
・遠足の予行練習
・クラス目標の検討と反省
・一日学活への取り組み
・学校間交流への取り組み
・きららまつりへの取り組み
・お楽しみ会
パソコン
プロジェクターなど
中学部
区分
(週時数)
教育課程
ⅣA
学習のねらい
形態
「物の名前の
理解・マッチング」
●身近な物や色の名前を理解できる。
●写真や絵と実物を対応できる。
●数字の前段階の量や形の弁別ができる。
●文字の読み取りができる。
主な内容(例)
教材
・大型絵本の読み聞かせ
・買い物学習
・型はめ
・ひらがなカードを使っての学習
・絵本、紙芝居
・写真カード(イラストまたは
具体物)
・型はめ材料
・ひらがなカード
「数量概念」
「文字の獲得」
しる・
かん
集団
がえる
⑦
「意思表示」
「活動の見通」
「人とのかかわ
り・意識」
「音楽的
内容」
こころ・
集団
つくる②
●「イエス・ノー」等、意思や気持ちを声、表情、体の動き、絵
カード(具体物)の選択等で伝えることができる。
・「どちらにしようかな」
(板すべりとエアマットの選択)
・絵カード
・選択の対象となる具体物
●繰り返し行う中で、活動に見通しを立てて、興味関心の幅を広
げる。
●人のやっていることを意識したり、順番を待ったり、期待感を
持ったりできる。
・調理
・遊びすごろく
・校内探検
・空き缶つぶし
・調理、ゲーム、空き缶つぶ
しの材料
●歌に合わせて声を出したり、曲に合わせて楽器を鳴らしたり体 ・手遊び歌
を動かす。
・リズム打ち
・楽器演奏
・音楽鑑賞
・CDデッキ
・楽器
●色々な素材に触れ、手や指を動かして創作活動をする。
・制作物の材料
「美術的
内容」
・お話の扉づくり
・鳴子づくり
・相撲レスラーづくり
●歌に合わせて声を出したり、身体を動かしたりして音楽やリズ ・ 手遊び歌
ムを楽しむ。
・ 作品づくり
●歌を聴き、身体へのタッピングや歌っている教員の身体に触
「自分応援うちわ」
学年別 集団
れることで歌を感じる。
「爆笑おばけ作り」
こころ・
つくる・ 学年別 「音楽・美術的内 ●学年の友だちと一緒に、いろいろな曲を通して楽しい雰囲気を 「魚釣りゲームの材料作り」
感じ取る。
「クリスマスリース」 など
かんじ (ⅣBと 容」
●いろいろな素材の感触を感じながら、制作をする。
・ゲーム遊びなど
る・あら の合同)
●自分らしい作品を教員と一緒に作成し、達成感を味わう。
「魚釣りゲーム」
わす①
●自分達で使った作品でゲームを楽しむ
「卒業すごろく」 など
からだ
(プール
集団
を含む)
③
選択
⑩
個別
日常
集団
生活⑩
なかま
①
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・膝立ち・立位
・歩行など
・CDデッキ
・歌詞カード
・作品の材料
・ゲームの材料 など
・CDデッキ
・各補助具
・浮き具など
(プール学習において)
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩お
よび体の動きを引き出す。
・立位、歩行
●食事の時間であることを意識して、食べることに集中をする。
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
・食に関する指導(給食)
・専用皿
・専用スプーン
●一日の準備、帰る用意を行う。
・日常生活指導
(荷物の整理・排泄・水分摂取など)
・姿勢変換、身体の動きなど
・CDラジカセ
・時間割表
●一日の見通しを持つ。
●呼名をされて(写真カードの提示で)返事ができる。
●一日を振り返る。
・朝の会
●学部の全員が揃い、普段のグループより大きな集団で同じ体験をして、共感し
たり、励ましあいながらなかまとしての意識を高める。
・対面式
・クラス目標発表
・たなばた集会
・体育的活動
・音楽的活動
・修学旅行壮行会
・きららまつり学習発表準備
・卒業生を送る会(にむけて)
・帰りの会
集団
103
・CDラジカセ
・歌詞カード
・キーボード
・制作物材料
中学部
教科
(週時数)
教育課程
学習のねらい
形態
粗
大
運
動
か
ん
じ
る
・
あ
ら
わ
す
⑧
ⅣB
主な内容(例)
● いろいろな姿勢で揺れや重力の向きを感じ、自分でバランスを保ったり、姿勢を立て直 ・大型ブランコ、ジョーバ、バランスボード
トランポリン、滑り台など
したりする。
・ハンモック、エアトランポリンなど
●揺れに身を任せてリラックスすることができる。
●スピード感や回転の際にかかる遠心力、ゴトゴトとした感触等を感じ、外界からの働きか ・台車遊び、ボールコースターなど
けに対しての「気づき」の力を高める。
音 ●歌を聴き、身体へのタッピングや歌っている教員の身体に触れることで歌を感じる。
読
楽 ●友だちと一緒に、いろいろな曲を通して楽しい雰囲気を感じ取る。
み
的 ●お話を見たり聞いたりし、教師とのやり取りを楽しむ。
聞
内
か
容
せ
・
集団
制
作
●いろいろな素材の感触を感じながら、制作をする。
●自分らしい作品を教員と一緒に作成し、達成感を味わう。
・CDラジカセ
・歌詞カード
・楽器
・絵本 など
版画
紙染め
カレンダーつくり
気
持 ● 音楽や声かけ、具体物などにより活動に見通しを立てることができる。
そ ち ●「やりたい」や快・不快など、自分の気持ちを表情・動き・声等で表出する。
の の ●季節の食べ物、植物の香りに気づいたり、日差しや風を感じ、気持ちを表現する。
他表
出
・
●歌に合わせて声を出したり、身体を動かしたりして音楽やリズムを楽しむ。
●歌を聴き、身体へのタッピングや歌っている教員の身体に触れることで歌を感じる。
●学年の友だちと一緒に、いろいろな曲を通して楽しい雰囲気を感じ取る。
●いろいろな素材の感触を感じながら、制作をする。
●自分らしい作品を教員と一緒に作成し、達成感を味わう。
●自分達で使った作品でゲームを楽しむ
()
Ⅳ
A
と
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方や楽な呼吸の仕方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
(
か
ら
だ
ー
集
団
足湯
パラバルーン
栽培
季節の食材などにふれる
調理 など
・CDラジカセ
・足湯準備物
・パラバルーン
・栽培、調理に係わる材料
・ 手遊び歌
・ 作品づくり
「自分応援うちわ」
「爆笑おばけ作り」
「魚釣りゲームの材料作り」
「クリスマスリース」 など
・ゲーム遊びなど
「魚釣りゲーム」
「卒業すごろく」 など
・CDデッキ
・歌詞カード
・作品の材料
・ゲームの材料 など
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・呼吸介助
・膝立ち・立位
・歩行など
・CDラジカセ
・各補助具
・浮き具など
(プール学習において)
・音楽に合わせてのゲーム
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩お
よび体の動きを引き出す。
・立位、歩行
)
ル
含
む
・パネルシアター、大型絵本
・CDラジカセ
・粗大運動の各遊具
・制作物の材料
学
年
別
のの
合集
同団
プ
・手遊び歌、歌を歌う、ハンドベル
教材
⑥
選
択
⑩
日
常
生
活
⑩
な
か
ま
①
●食事の時間であることを意識して、食べることに集中をする。
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
集団 ●経管により、安全に栄養摂取ができる。
・食に関する指導(給食)
●一日の始まりを意識する。また身体に触れられたり、教員と体を動かしたりすることで“活動でき ・日常生活指導
る身体”の基盤作りをする。
(排泄・水分摂取・呼吸介助など)
・姿勢変換、身体の動きなど
集団
●呼名をされて(写真カードの提示で)、発声や体の動き、表情等で応えることができる。
・朝の会
●一日を振り返る。
・帰りの会
●学部の全員が揃い、普段のグループより大きな集団で同じ体験をして、共感したり、励ましあい ・対面式
ながらなかまとしての意識を高める。
・クラス目標発表
・たなばた集会
・体育的活動
・音楽的活動
集団
・修学旅行壮行会
・きららまつり学習発表準備
・卒業生を送る会(にむけて)
104
・専用皿
・専用スプーン
・医ケアセット一式
・CDラジカセ
・時間割表
・CDラジカセ
・歌詞カード
・キーボード
・制作物材料
高等部
教育課程
教科
(週時数)
科目
Ⅰ
形態 学習のねらい
主な内容(例)
国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を伸ばし、心情豊かにし、言語感覚を磨き、言語文化に対する関
心を深め、国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。
国語総合
(1・2年)
④
集団
●【話す・聞く】話題について様々な角度から検討して自分の考えを持ち、目的や場に応じて話したり的確に聞き取ったりすること。
●【書く】相手や目的に応じて、文章の形態や文体、語句などを工夫して書くことができる。
●【読む】人物、情景、心情などを表現に即して読み味わうことができる。幅広く文章を読み、ものの見方、感じ方、考え方を豊かにする。
・物語・随筆・説明文の読解
・漢字・語句の理解
・古典文学の鑑賞
・漢文・定型詩(短歌)の鑑賞
・読書感想文など
教材
教科書・副読本
漢字学習テキスト
国語
国語で適切かつ効果的に表現する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を伸ばし、言語感覚を磨き、進んで表現することによって国語の向
上や社会生活の充実を図る態度を育てる。
国語表現Ⅰ
●目的や場に応じて、言葉遣いや文体など表現を工夫して話したり書いたりする。
(3年)
集団 ●様々な表現についてその効果を吟味し、自分の表現や推敲に役立てる。
④
●自分の気持ちを言葉で表現し、自己と向き合い、よりよい他者との関係づくりを模索する。
・創作(川柳・俳句)
・声の表現(司会・スピーチなど)
・言葉と人間(敬語の使い方など)
・語句の学習
国語表現Ⅰ
現代文
国語便覧
●国語の表現の特色、語句や語彙の成り立ち及び言語の役割について理解を深める。
近現代史を中心とする世界の歴史を、我が国の歴史と関連付けながら理解させ、人類の課題を多角的に考察させることによって、 ・諸地域世界の歴史と交流圏
歴史的思考力を培い、国際社会に主体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。
・現代の世界と日本
集団 ●世界史の大きな流れを知る。
●歴史的事象を学んでいく中で、各諸問題について追求し、考察する力をつける。
パソコン
世界地図
パソコン
日本地図
日本史A
(2年)②
近現代史を中心とする我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立ち我が国を取り巻く国際環境などと関連付けて考察させることに ・歴史と生活
よって、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と交際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養う。
・近代日本の形成と19世紀の世界
・近代日本の歩みと国際関係
集団 ●日本史の大きな流れを知り、自分指針をその流れの中に位置づけて考えることができる。
・第二次世界大戦後の日本と世界
現代
社会(3年)
②
人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて、広い視野に立って、現代の社会と人間についての理解を深めさせ、現代社会の基
本的な問題について主体的に考え公正に判断するとともに自ら人間としての在り方生き方について考える力の基礎を養い、良識あ
る公民として必要な能力と態度を育てる。
集団 ●現代社会そのものについて、広い視野でもって主体的に考えることができる。
●事象を自分との関係で考えることを通して、生き方を問い直すことができる。
世界史A
(1年)②
地理・
歴史
社
会
公民
数学基礎
(1年)④
集団
数 学
数学Ⅰ④
(2・3年)
理科基礎
(3年)②
集団
・現代に生きる私たちの課題
・現代社会のあり方と私たちの生き方
・現代の経済生活と経済活動
・現代の民主政治を考える
・国際社会と日本の役割を考える
数学と人間とのかかわりや,社会生活において数学が果たしている役割について理解させ,数学に対する興味・関心を高めるとともに,数学的な見方や考え方のよ
さを認識し数学を活用する態度を育てる。・論理的な思考力や多面的な見方を育てる。
●数量や図形についての概念等が人間の活動にかかわって発展してきたことを理解し,数学に対する興味・関心を高める。
●社会生活において数学が活用されている場面や身近な事象を数理的に考察することを通して,数学の有用性などを知り,数学的な見方や考え方を豊かにする。
●目的に応じて資料を収集し,それを表やグラフなどを用いて整理するとともに,資料の傾向を代表値を用いてとらえるなど,統計の考えを理解し,それを活用でき
るようにする。
(1) 数学と人間の活動
ア 数と人間
イ 図形と人間
(2) 社会生活における数理的な考察
ア 社会生活と数学
イ 身近な事象の数理的な考察
(3) 身近な統計
ア 資料の整理
イ 資料の傾向の把握
数学基礎(東京書籍)
個別の所持本
電卓
パソコン
方程式と不等式,二次関数及び図形と計量について理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,それらを的確に活用する能力を伸ばすとともに,数学的
な見方や考え方のよさを認識できるようにする。
●数を実数まで拡張することの意義を理解し,式の見方を豊かにするとともに,一次不等式及び二次方程式についての理解を深め,それらを活用できるようにす
る。
●二次関数について理解し,関数を用いて数量の変化を表現することの有用性を認識するとともに,それを具体的な事象の考察や二次不等式を解くことなどに活
用できるようにする。
●直角三角形における三角比の意味,それを鈍角まで拡張する意義及び図形の計量の基本的な性質について理解し,角の大きさなどを用いた計量の考えの有用
性を認識するとともに,それらを具体的な事象の考察に活用できるようにする。
(1) 方程式と不等式
ア 数と式 イ 一次不等式 ウ 二次方程式
(2) 二次関数
ア 二次関数とそのグラフ イ 二次関数の値の変化
(3) 図形と計量
ア 三角比 イ 三角比と図形
数学基礎(東京書籍)
新数学Ⅰ(東京書籍)
個別の所持本
電卓
パソコン
●科学の事物・現象に関する基本的な知識を身につける。
●科学の事物・現象に関する基礎的な内容について学習する。
●日常生活の中での、人間と科学の関わりについて考える。
・科学の始まり
理科基礎(数研出版)
・事前の探求と科学の発展(物質の成り立ちなど)
授業プリント
・エネルギーの考え方(エネルギーの保存や変換・電気 実験観察用器具
エネルギーについてなど)
・科学の課題とこれからの人間生活
●自然の事物・現象に関する観察や実験を通して、生物とそれを取り巻く環境を理解する。
●人間と自然のかかわりについて考察し、自然に対する総合的な見方や考え方を養う。
・自然の探求
・地球と生物の移り変わり
・人間の生活と地球環境の変化
集団
理 科
理科総合B
集団
(1・2年)②
保健体育
理科総合B(三省堂)
個人及び社会生活における健康・安全について理解を深めるようにし,生涯を通じて自らの健康を適切に管理し,改善していく資質 ・現代社会と健康
保健
・生涯を通じた健康
集団 や能力を育てる。
(1・2年)①
・社会生活と健康
教科書
その他資料
各種の運動の合理的な実践を通して,運動技能を高め運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるようにするとともに,体の調子 ・体つくり運動
を整え,体力の向上を図り,公正,協力,責任などの態度を育て,生涯を通じて継続的に運動ができる資質や能力を育てる。
・水泳
・ダンス
体育
集団
・Tボール
(1~3年)①
・パワーボール
教科書
実習器具
その他資料
CDデッキ・CD
音楽Ⅰ
(1年)①
集団
音楽の活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育む。
音楽の活動を通して、感性を高め、表現や鑑賞の能力を伸ばし、音楽文化について知る。
●曲想を歌詞の内容や楽曲の背景とかかわらせて感じ取り、イメージをもって歌う。
●曲想を楽曲の背景とかかわらせて感じ取り、イメージを持って演奏する。
●声や楽器の音色の特徴を感じ取り、楽曲の文化的・歴史的背景や、作曲者及び演奏者による表現の特徴を理解して鑑賞する。
・歌唱(発声練習・歌唱表現)
・楽典(基礎学習)
・器楽(キーボードアンサンブル)
・鑑賞(西洋の音楽、日本の伝統音楽)
ピアノ
キーボード
DVDプレイヤー・DVD・CD
楽譜
・立体造形(紙粘土)
・読書感想画
・自由制作
紙粘土・へら・スケッチ用紙・鉛
筆・消しゴム・アクリル絵の具・
筆・紙パレット・画用紙
芸 術
美術Ⅰ
(2年)②
・感性を高め、創造的な表現力を伸ばす。
・独創的で個性的な表現活動をする。
集団 ・美術作品や他生徒の作品を鑑賞し、そのよさや美しさ、作者の思いを感じる心を高める。
英語Ⅰ
(1年)③
外国語
集団
英語Ⅱ③
(2・3年)
家庭
情報
家庭基礎
(1~3年)
②
情報A②
(1~3年)
自立活動①
(1~3年)
選択②
総合
日本史B
体育
情報
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどの基礎的な能 ・音読・英訳・和訳・英文の言い換えなど
力を養う。
・速読練習
●中学英語文法の力を定着させる。
・英検4級の問題に取り組む
●語彙を増やす。
●自然な速さの英語を聞いて理解する。
StepEngrish(旺文社)
中学英語文法をまとめたテキス
ト
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけるとともに、情報や考えなどを理解したり適切に伝えたりす ・長文の速読読解
る基礎的な能力を養う。
・英検3級の模擬面接
●英検3級程度の力をつける。
・英検4級の書き取り問題
●中学英語文法の力を定着させる。
●語彙を増やす。
●自然な速さの英語を聞いて理解する。
MainstreamⅡ(増進堂)
英検4級問題集
英検3級問題集
中学英語文法をまとめたテキス
ト
人の一生と家族・福祉、衣食住、消費生活などに関する基礎的・基本的な知識と技術を習得し、家庭生活の充実向上を図る能力と
実践的な態度を身につける。
●人の一生を生涯発達の視点でとらえ、家族や家庭生活の在り方、乳幼児と高齢者の生活と福祉について理解し、男女が相互に
協力して、家族の一員としての役割を果たし家庭を築くことの重要性について認識する。
集団 ●家族の食生活、衣生活及び住生活に必要な基礎的な知識と技術を習得し、家族の生活を健康で安全かつ快適に営むことがで
きるようになる。
●家庭経済や消費生活に関する基礎的な知識を習得するとともに、現代の消費生活の課題について認識し、消費者として責任を
もって行動できるようになる。
・人の一生と家族
・福祉
・食生活
・衣生活
・住生活
・家庭の経済と消費
・消費行動と環境
新家庭基礎(実教出版)
コンピューター
調理器具一式
裁縫道具一式
コンピューターや情報通信ネットワーク等の活用を通して、情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得さ ・ワードによる文書作成
せるとともに、情報を主体的に活用する態度を育てる。
・ファイル管理・印刷など
・エクセルによる表文書作成
集団
・インターネットの適切な活用方法
・パワーポイントによる資料作成
コンピューター
情報A教科書
エクセル標準テキスト
動きやすい身体作りを目指し、生活の中でできることを増やす。また、自分の身体について、課題とそれに対しての解決策を考える ・筋力トレーニング
・バランストレーニング
個別 ことができる。
・筋肉・関節の緩め
バランスボール・自転車・乗馬
マシン・マット、クッション類
●積極的な社会参加や自立の準備をする。
●歴史的な思考力の育成を図り、国際社会の中での日本人としての自覚と資質を養う。
●運動量を確保し、体力を養うとともに、生涯体育の基礎を培う
集団 ●文書作成ソフトを活用した事務処理能力を高め、CGやHP作成などの技術を習得する。
特別活動①
(1~3年)
集団
総合的な学習の
時間②
(1~3年)
集団
・自転車の乗り方・自動車免許取得
・古代~中世~近世~近代・現代
・バスケット・ショートテニス・フライングディスク
●活動を通して、集団や差や会の一員としての自立的な態度を育てるとともに、共に生きる力を育む。
●様々な経験の中で、社会性や豊かな人間性を育む。
・学習グループの係決め
・行事の取り組み(宿泊学習・職場実習・修学旅行・文
化祭・一日学活など)
自己の様々な希望を実現するために必要なことがらを知り、その実現に向けて主体的に取り組むことができるようにする。
・行事に向けての取り組み
・ポジティブメッセージの取り組み
・卒業後の生活に向けての取り組み
105
日本史B改訂版(清水書院)
コンピューター
プリント
電話
高等部
教育課程
教科
形態
(週時数)
国語
⑤
数学
⑤
理科
②
公民
②
保健
体育
②
個別
集団
個別
集団
集団
集団
集団
芸術①
集団
(音楽)
芸術②
集団
(美術)
英語
②
集団
家庭基
礎
集団
②
情報
②
自立
活動
①
集団
Ⅱ
学習のねらい
主な内容(例)
国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、それらを適切に活用す
る能力と態度を育てる。
●【話す・聞く】目的に応じて要点を筋道立てて話すことができる。また、場に応じた話し方ができる。
●【書く】適切な語句を使用して筋道を立てて書くことができる。
●【読む】文章の内容を正しく理解し、情景や登場人物の心情に迫ることができる。
表現:アクロスティックの作成・発表、読
書感想文、新聞作りなど
教科書
読解:物語・詩・説明文・古文など
副読本
文法の学習
漢字・語句の理解
●数量の関係を整理することを通じて、論理的な思考力や多面的な思考力を高める。
●身近な題材に取り組むことを通して、主体的に学ぶ意欲や集中力を持続できる態度を
育てる。
●取り組み全体を通して、数学的な見方や考え方を育てる。
・計算:四則演算の演習
・日暦算・曜日算
・平方根の計算
・図形の学習(基本的な性質・スライディ
ングパズルによる学習など)
・文章から情報を整理して推理する
・ゲーム(UNOなど)
教科書
副読本
電卓
UNO
パソコン
定規・コンパス
●自然の事物・現象に関する基本的な知識を身につける。
●自然の事物・現象に関する基礎的な内容について学習する。
●日常生活の中での、人間と自然の関わりについて考える。
(1)自然の探求(細胞の観察など)
(2)生物(植物の観察・光合成の実験・
自然科学に関する情報・動物の分類)
(3)環境(地球環境・地球環境と人間生
活との関連性)
教科書(数研出版『理科基
礎』)
プリント
拡大機器その他実験道具な
ど
広い視野に立って、現代社会について主体的に考察させ、理解を深めさせるとともに、人 (1)社会の出来事を詳しく知ろう(東京の
間としての在り方生き方についての自覚を育て、民主的、平和的な国家・社会の有為な形 人口増加について・探査機はやぶさに
ついて・ホタルの激減について など)
成者として必要な公民としての資質を養う。
●現代日本の抱える諸問題を正しく理解し、自らの生活と関連づけて考えることができる。 (2)時事問題(夏の猛暑について・花粉
●コンピューターなどを活用しながら、社会的事象の意味、意義を解釈し、自らの言葉で説 症について など)
明することができる。
(保健)
(保健)
個人及び社会生活における健康・安全について理解を深めるようにし,生涯を通じて自ら ・現代社会と健康
・生涯を通じた健康
の健康を適切に管理し,改善していく資質や能力を育てる。
・社会生活と健康
(体育)
各種の運動の合理的な実践を通して,運動技能を高め運動の楽しさや喜びを深く味わうこ (体育)
とができるようにするとともに,体の調子を整え,体力の向上を図り,公正,協力,責任など ・体つくり運動
・水泳
の態度を育て,生涯を通じて継続的に運動ができる資質や能力を育てる。
・ダンス
・Tボール
・パワーボール
総合的
な
学習の 集団
時間
②
コンピューター
プリント
ノート
教科書
実習器具
その他資料
CDデッキ・CD
音楽の活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育む。
音楽の活動を通して、感性を高め、表現や鑑賞の能力を伸ばし、音楽文化について知る。
●曲想を歌詞の内容や楽曲の背景とかかわらせて感じ取り、イメージをもって歌う。
●曲想を楽曲の背景とかかわらせて感じ取り、イメージを持って演奏する。
●声や楽器の音色の特徴を感じ取り、楽曲の文化的・歴史的背景や、作曲者及び演奏者による表現の
特徴を理解して鑑賞する。
・歌唱(発声練習・歌唱表現)
・楽典(読譜力のための基礎学習)
・器楽(キーボードアンサンブル)
・鑑賞(ロマン派 ショパンなど)
ピアノ・キーボード
DVDプレイヤー・DVD/CD
楽譜
●感性を高め、創造的な表現力を伸ばす。
●独創的で個性的な表現活動をする。
●美術作品や他生徒の作品を鑑賞し、その良さや美しさ・作者の思いを感じる心を高め
る。
・立体造形(紙粘土)
・読書感想画(デッサン・色彩・構成な
ど)
・自由制作
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ、聞くこと、話すこ
と、読むこと、書くことなどの基礎的な能力を養う。
●自然な速さの英語を聞き取り、内容を理解する。
●基本的な文を言えるようにする。
●簡単な英単語、英文を文字で見て、読める。
彙を増 す
人の一生と家族・福祉、衣食住、消費生活などに関する基礎的・基本的な知識と技術を習
得し、家庭生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を身につける。
●家族や家庭生活の在り方について学び、自らが家族の一員としての役割を果たし家庭
を築くことの重要性について認識する。
●食生活、衣生活及び住生活に必要な基礎的な知識と技術を習得し、生活を健康で安全
かつ快適に営むことができるようになる。
●家庭経済や消費生活に関する基礎的な知識を習得する。
・音読・クイックリスポンスの練習
・自己紹介
・アルファベットカルタ
・スピーチコンテストに向けての取り組み
紙粘土・へら・スケッチ用紙・
鉛筆・消しゴム・アクリル絵の
具・筆
・紙パレット・画用紙・アクリ
ル絵の具
LerningWorld2(apricot社)
・人の一生と家族
・福祉
・食生活
・衣生活
・住生活
・家庭の経済と消費
新家庭基礎(教育図書)
コンピューター
調理器具一式
裁縫道具一式
●コンピューターや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に収集・処理・ (1)コンピューターの基本的な入力方法 コンピューター
情報A教科書
発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに、情報を主体的に活用する態度 の学習
(2)ワードやエクセルなどによる文章入 エクセル標準テキスト
を育てる。
力や基本的な機能についての学習
(3)インターネットの活用方法
●動きやすい身体をつくり、生活の中でできることを増やす。
●自分の身体について、課題を理解し、それに対する解決策を考えることができる。
マット・クッション・プロンボー
・姿勢保持(臥位・座位・立位など)
ド・SRC-W・PCーW・ク
・筋力トレーニング
・バランストレーニング(膝立ち・四つば ラッチなど
いなど)
・筋肉・関節の緩めやストレッチ
・姿勢変換の練習(座位→立位 臥位→
座位など)
●活動を通じて、集団や社会の一員としての自立的な態度を育てるとともに、共に生きる
力を育む。
●様々な経験の中で、社会性や豊かな人間性を育む。
・学習グループの係決め
・宿泊学習(1・2年)
・職場実習(2・3年)
・一日学活
・進路を考える週間
・文化祭にむけての取り組み
個別
特別活
集団
動②
教材
●自己の様々な希望を実現するために必要な事柄を知り、その実現に向けて主体的に取 ・行事に対する取り組み(遠足・一日学
り組むことができるようにする。
活・文化祭など)
・卒業後の生活を考える取り組み(進
路・進路を考える週間など)
・個人の体験を広げる取り組み(買い
物・調理・電話をかける など)
106
コンピューター
プリント
電話
高等部
教育課程
Ⅲ
教科
形態 学習のねらい
(週時数)
生活に必要な国語についての理解を深める。
【話す】目的に応じて要点を筋道立てて相手に話すことができる。
【聞く】話し手の伝えたい内容を正しくとらえ、共感したり、意見や感想を持つことがで
言語
個別 きる。
⑤
集団 【書く】適切な語句を使用して、筋道立てて書くことができる。
【読む】文章の内容を正しく理解し、情景や登場人物の心情に迫ることができる。
作文
②
●毎日の生活や活動について文章表現をする。
●考えていることや感じていることを表現する。
●書いた文章をみんなの前で発表し、その質問に答える。
集団 ●質問に対して答える。
●友だちの発表を聞いて、共感したり、意見や感想を述べる。
●身近な出来事に目を向けて、題材を取り上げ、興味や関心を広げる。
主な内容(例)
教材
・イエス・ノークイズ
・新聞作り
・言葉の学習・作文
・読書感想文
・劇の創作
・詩集・絵本・落語・物語などの読み聞
かせ、読解
・図鑑
・書き取りプリント
・作文ワーク初級
・毎日の生活や行事、社会情勢などを題 ・パソコン・筆記用具
・掲示物
材にした作文
・書いた文章の発表
・友だちの発表を聞いての質問や意見
の発表
・自分の作文に意見をもらう
・基本的な位置や数量の認識
・加減の計算から分数の計算
・測量
・生活と数の活用
・プリント
・教材タイル
・時計
・お金
生活
②
社会の様子や移り変わりに関心を持つ。
●植物などの栽培を通して、命に関する知識を得る。
●植物などの栽培を通じて、そのつくりや成長の様子を理解し、ことばや数値で表現
する。
集団 ●自分の身体、男女の違い、健康ついて理解を深める。
●日本の四季の変化と行事を知る。
・植物を育てる。
・校外探索
・携帯やインターネットの活用方法
・男女の身体の違い・生命の誕生
・人の身体のはたらき
・ゴミの分別やリサイクル
・木工作業
・春分・夏至・秋分・冬至、各月の主な行
事
・プランター
・土
・ワークシート
・プロジェクター・スクリーン
・木工用材料
・ワードの基本操作
・エクセルの基本操作
・季節や行事に関するポスター
・はがきづくり
パソコン
はがき
職業
②
職業生活に必要な技術を高める。
●パソコンの立ち上げから終了までの基本操作ができる。
個別 ●ワード・エクセルの基本操作ができる。
集団 ●インターネットの利用ができる。
表現及び鑑賞の能力を伸ばし音楽活動の意欲を高める。
●音楽の活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育む。
集団 ●音楽の活動を通して、感性を高め、表現や鑑賞の能力を伸ばす。
・歌唱
・楽典
・器楽
・鑑賞
・ピアノ・キーボード
・DVD・オーディオプレイヤー
・CD
・楽譜
・ハンドベル
運動経験を増やし健康・安全について理解する。
●運動に親しみ、積極的に活動できる。
集団 ●運動量を確保し、体力を向上させる。
●種目に応じて、必要な技術を身につける。
●ルールを理解し、安全に留意して活動ができる。
・車いすバスケットボール
・プール
・風船バレー
・ボッチャ
・現代社会と健康
・ソフトバレーボール
・バスケット
・水泳
・バドミントンネット
生活に必要な数量や図形などに関する理解を深める。
●左右上下、真ん中、対象など、平面図形の位置関係を正しく捉えることができる。
●大小、多少、長短、軽重など、数値化される前の量を感覚的に理解する。
数量・形 個別 ●数を「量を表す概念」として理解できる。10進構造の理解。
⑤
●加減、乗除、小数、分数などの基本的数量概念を習得し、そのスキルを用いて合
理的・論理的に思考をすることができる。
●金銭や時計、暦などの使い方が理解できる。
音楽
①
保健
体育
②
美術
②
家庭
②
からだ
①
・紙粘土を使った立体造形
造形活動によって表現及び鑑賞の能力を高める。
・読書感想画
●感性を高め、創造的な表現力を伸ばす。
・自由制作
集団 ●独創的で個性的な表現活動をする。
●美術作品や他生徒の作品を鑑賞し、その良さや美しさ・作者の思いなどを感じる
心を高める。
家庭生活を営む上で必要な能力を身につける。
・食生活
●衣生活・食生活・住生活に必要な知識と技術を習得し、生活の中で実践しようとす ・衣生活
集団 る態度を身につける。
・住生活
●家族だけでなく社会とのかかわりに気づき、社会の一員として生きる力をはぐく
・家族と社会
む。
●側彎の進行と骨盤の流れを抑制するため、必要な姿勢保持の筋力を向上させる。 ・足首の回転・脚の進展
●足首・体側・股関節などを中心に、身体の柔軟性を高める。
・股関節の回転
●足の筋力を保つ。
・四つばい歩行・プッシュアップ
個別 ●背筋や腹筋、腕の筋力を強化して、日常生活の歩行や移乗をスムーズにする。 ・クラッチ・伝い歩き
●卒業後の生活のために、車への移乗や、階段の昇降、手すりの伝い歩きなどが ・体側のばし
できるようになる。
●集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長をはかり、集団や社会 ・一日学活
特別活
の一員としてよりよい生活を築こうとする自主的実践的な態度を育てる。
・学校間交流 など
動
集団 ●経験を広めて積極的な態度を養い、社会性や豊かな人間性を育む。
②
107
・紙粘土・へら・スケッチ用紙
・鉛筆・消しゴム・アクリル絵の
具
・筆・紙パレット
・「新家庭基礎」
・パソコン
・調理器具一式
・裁縫道具一式 など
・手すり
・いす
・クラッチ など
PC、プロジェクターなど
高等部
区分
(週時数)
教育課程
ⅣA
学習のねらい
形態
国語
主な内容(例)
教材
●色の名前を知る
●物の名前を知る
●二語文を考える
・色に関わる絵本の読み聞かせに取り組む
・色について質問する
・色のマッチングをする
・個に応じた色の名前の認識について取り組む
・色カード
・絵本
・色の名前カード(漢字、ひら
がな)
●日常生活の中の身近な数を知る
●数の大小、色が理解できる
●数量を数えることができる
・買い物学習を通してお金や品物のなかの数を知る。
・ボウリングを使って0~3までの数を数える。
・赤と白のボール(運動会で使用する紅白の玉)を使っ
て数の大小と色を理解する
・お金(百円玉 10円玉)
・ボウリングのボール1個、ピ
ン3本
・ボウリングの補助具 ホワ
イトボード
・運動会で使用する紅白の
玉
●土に親しみ、作物を育てる楽しさを知る。
●収穫の喜びを知る。
●調理を通して、食材の変化を知り、味わう。
●7月7日は5つの節句のひとつである事を知
る。
●七夕の話(おりひめ、ひこぼしの話)を知る。
●好きな色を短冊の色の中から選ぶ。
●歌をうたい楽しい雰囲気を感じる。
・夏野菜(ミニトマト・トマト、キュウリ・ナス・スイカ・トウ
モロコシ・ゴーヤ等)の栽培を通して種まき、苗植、水遣
り、収穫などに取り組む。
・バケツ稲づくりを通して主食の成長観察を行なう。
・さつまいもの栽培を行なう。
・収穫物を使った調理を行い、試食する。
・野菜の名前を覚え、野菜の色分けをする。
・プランター・培養土・肥料・た
ね・苗
・バケツ・調理のための食
材・調理器具
・野菜カードや色カード
・七夕の笹飾りの制作と話の読み聞かせを行い、七夕
の歌をうたう。
・笹、色画用紙、色紙、絵
本、プロジェクター、スクリー
ン、はさみ、のり等
数学
しる・
かん
集団
がえる
⑦
生活
●作業的な活動に取り組み、卒業後の進路に役
立てる。
●集中して取り組む。
●協力して取り組む。
・電動缶つぶし機、
空き缶つぶし作業に取り組む。
電動つぶし機、足踏みつぶし機などで缶をつぶす作業。 ・足踏み缶つぶし機、
・各補助具
空き缶を洗う作業。
洗った缶を拭く作業。
缶についているシールをはがす作業。
校内外の空き缶を回収する作業。
つぶした缶をアルミとスチールに分別する作業。
分別した缶を袋に入れる作業。
分別された袋を運ぶ作業。
作業場所のかたづけ、整理、準備
●曲を感じる
●楽器を演奏する
●英語で歌う
教科書を利用した鑑賞
作業
「音楽的
内容」
こころ・
つくる 集団
②
「美術的
内容」
からだ
(プール
集団
を含む)
③
選択
⑩
日常
生活
「We are The world」の演奏
DVDを鑑賞する。
ピアノで演奏する。
楽器や声で演奏してみる
●色々な色彩に触れて、自分なりの表現をする “自画像”
● 創作活動を通して、手の巧緻性を高める
・下地の自画像の写真撮影をする
・自画像にする写真を選ぶ
・紙をちぎり、貼る。
・完成後、互いの作品を鑑賞しあう。
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・膝立ち・立位
・歩行など
・DVD
・太鼓
・キーボード
・ウィンドーチャイム
・アップライトピアノ
・自画像写真
・トレー(紙入れ用)
・色紙
・色画用紙
・のり
・CDデッキ
・フィジオロール
・ロールマット等
・各補助具
・浮き具など
(プール学習において)
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩および体の動きを
引き出す。
・立位、歩行
摂食
●食事の時間であることを意識して、食べること 食に関する指導
に集中をする。
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
・PC-W
・プロンボード
・専用皿
・専用スプーン等
個別課題
●生徒一人ひとりに応じた課題に取り組む
・パソコン
・からだ
・歩行訓練 など
・パソコン
・歩行器
●一日の準備、帰る用意を行う。
・日常生活指導
(荷物の整理・排泄・水分摂取など)
・姿勢変換、身体の動きなど
・CDラジカセ
・時間割表
●一日の見通しを持つ。
●呼名をされて(写真カードの提示で)返事ができる。
●一日を振り返る。
・朝の会
個別
集団
・帰りの会
108
高等部
教科
(週時数)
教育課程
形態
制
作
●いろいろな素材の感触を感じながら、制作をする。
●自分らしい作品を教員と一緒に作成し、達成感を味わう。
・手遊び歌、歌を歌う、ハンドベル
・パネルシアター、大型絵本
・CDラジカセ
・歌詞カード
・楽器
・絵本 など
・制作物の材料
気 ●音楽や声かけ、具体物などにより活動に見通しを立てることができる。
持 ●「やりたい」や快・不快など、自分の気持ちを表情・動き・声等で表出する。
そ ち ●季節の食べ物、植物の香りに気づいたり、日差しや風を感じ、気持ちを表現する。
のの
他表
出
・
●ボディイメージをつける
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方や楽な呼吸の仕方を学ぶ
●筋力・持久力をつける
●変形や拘縮の予防
●関節の可動域の維持
(
ー
集
団
版画
紙染め
カレンダーつくり
陶芸
足湯
パラバルーン
栽培
季節の食材などにふれる
調理 など
・手指の歌
・臥位・座位姿勢での各部位の弛緩
・呼吸介助
・膝立ち・立位
・歩行など
・CDラジカセ
・足湯準備物
・パラバルーン
・栽培、調理に係わる材料
・CDラジカセ
・各補助具
・浮き具など
(プール学習において)
・音楽に合わせてのゲーム
・背浮き、伏し浮きでの各部位の弛緩お
よび体の動きを引き出す。
・立位、歩行
)
ル
含
む
教材
● いろいろな姿勢で揺れや重力の向きを感じ、自分でバランスを保ったり、姿勢を立て直 ・ 吊り下げ式 ぶら下がりハーネス型 ・CDラジカセ
したりする。
回転ブランコ
・粗大運動の各遊具
●揺れに身を任せてリラックスすることができる。
・ シュレッターくず紙の手指感触学習
●スピード感や回転の際にかかる遠心力、ゴトゴトとした感触等を感じ、外界からの働きか ・ 滑り台と揺れ
けに対しての「気づき」の力を高める。
・ エアトランポリンで様々な揺れ方の体
験
音
読 ●歌を聴き、身体へのタッピングや歌っている教員の身体に触れることで歌を感じる。
楽
み ●友だちと一緒に、いろいろな曲を通して楽しい雰囲気を感じ取る。
的
聞 ●お話を見たり聞いたりし、教師とのやり取りを楽しむ。
内
か
容
せ
・
集団
か
ら
だ
プ
主な内容(例)
学習のねらい
粗
大
運
動
か
ん
じ
る
・
あ
ら
わ
す
⑧
ⅣB
⑥
選
択
⑩
日
常
生
活
⑩
な
か
ま
①
・食に関する指導(給食)
●食事の時間であることを意識して、食べることに集中をする。
●食事に必要な正しい動作を覚える。
●いろいろなものを食べ、健康の保持に努める。
個別 ●経管により、安全に栄養摂取ができる。
●一日の始まりを意識する。また身体に触れられたり、教員と体を動かしたりすることで“活動でき ・日常生活指導
(排泄・水分摂取・呼吸介助など)
る身体”の基盤作りをする。
・姿勢変換、身体の動きなど
・朝の会
●呼名をされて(写真カードの提示で)、発声や体の動き、表情等で応えることができる。
集団
・専用皿
・専用スプーン
・医ケアセット一式
・CDラジカセ
・時間割表
・帰りの会
●一日を振り返る。
●普段のグループとは異なった集団で同じ体験をして、共感したり、励ましあいながらなかまとし ・春を感じる
・自己紹介(名前ビンゴゲーム)
ての意識を高める。
・宿泊学習に向けて取り組もう
・ステンシルでアート
集団
109
・CDラジカセ
・歌詞カード
・キーボード
・制作物材料
・画用紙
・マジック
・アクリル製絵の具等
教育課程
教科
(週時数)
訪問教育(小学部)
形態
教材
●様々な揺れ、回転など大きくからだを動かすことで覚醒したり、単調な動きでリラックスしたりす
る。
●姿勢の変化や動きに気づく。
●抱かれたり、触られたりすることを通して、自分の体の各部位に気づく。
●温度の変化、様々な素材など、たくさんの感触を手足や全身で経験し、受け入れ、楽しむことがで
きる。
●視覚・聴覚刺激を通して、外界に気付き、志向性を高める。
●ボディイメージをつける。
●快・不快または要求など、自分の気持ちを表情・得意な動き・声等で表出する。
●活動を通してのやりとりにより、他者に気付く,。
●他者とのやりとりを楽しむ。
揺れ遊び
・フィジオロール
・エアマット
・ボールスライダー
・ローリングシーソー
・シートブランコ
・ハンモック など
ふれあい遊び
・抱っこ
・タッピング
歌に合わせて
・顔・・・♪あたごさん ♪変装しよう
・手足・・・♪手指の歌
・全身・・・「イキイキ体操」
「ふれあいリラックス体操」
♪わたしは星座
♪あおむしくん
♪震度1
♪うどんここねこね など
お話遊び
絵本の読み聞かせ
・声のトーンに変化を付けて
・ストーリーに応じた動きを楽しんで
・楽器や歌、ふれあいも交えて
音遊び
・楽器演奏・・・太鼓、タンブリン、鈴、トーン
チャイム、ミュージックベルなど演奏
・リズムに合わせての揺れ
感触遊び
・足湯、水遊び、絵具ぬたくり、粘土こね
・調理・・・だんご、スィートポテト
・CDラジカセ
・遊具
・絵本
・楽器
・絵具
・粘土
・小麦粉
・さつまいも など
●深い呼吸ができる。
●自力排痰ができる。
●ボディイメージをつける。
●不適切な緊張を緩め、正しい力の入れ方や楽な呼吸の仕方を学ぶ。
●変形や拘縮を予防する。
●関節の可動域を維持する。
●触圧刺激により自分の身体に気付き、身体の部位がわかる。
●姿勢保持(臥位、座位、立位などの姿勢は、あらゆる運動・動作、活動の基盤となる)する。
●筋力の維持・強化を図る。
●動きの基盤となる空間概念やバランス感覚の形成を図る。
●身体を通した活動の中でコミュニケーションの基礎を作る。
・呼吸介助
・体位排痰法
・手指の歌
・便秘体操
・各部位の弛緩
・姿勢保持、姿勢変換
・フィジオロール、トランポリンの活用
・CDラジカセ
・各補助具
(
か
ん
じ
る
・
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主な内容(例)
)
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個別
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