Wireless File Transmitter WFT-E3 ファームウェア変更手順書 ファームウェア変更手順の概要 1. 使用する CF カードを初期化します。 初期化にはカメラ(WFT-E3 対応カメラ:EOS50D または EOS40D)を用います。 2. ファームウェア変更ファイルをダウンロードし、CF カードにコピーします。 ホームページからダウンロードしたファイルを解凍して、ファームウェア変更ファイルを生成します。 生成したファームウェア変更ファイルを CF カードにコピーします。 3. カメラに WFT-E3 を接続します。 4. CF カードをカメラに挿入します。 5. カメラの電源を入れます。 電源は、フル充電した専用バッテリーパック、または AC アダプターキットを用います。 WFT-E3 の電源は、フル充電した専用バッテリーパックを用います。 6. メニューから、”機能設定 1 (黄)” の “WFT の設定” を選択し、<SET> ボタンを押します。”WFT の設定” の 表示となり、下部に 「WFT ファームウェア Ver.X.X.X」 があります。X.X.X は、現在のファームウェアのバ ージョンをあらわしています。 カメラの操作方法は、カメラの使用説明書をご参照ください。 7. ファームウェアの更新を行います。 カメラに表示されるメッセージに従い、カメラを操作します。 8. カメラの電源を切ります。 9. カメラから、電池を抜きます。 10. カメラから、CF カードを抜きます。 ファームアップ後は、CF カードはカメラで初期化してください。 ファームウェア変更に関するご注意 ファームウェアの変更中は、絶対にカメラの電源スイッチを切らないでください。家庭用 AC 電源を使用する場合 は、停電に十分ご注意ください。また、ファームウェアの変更中は、メモリーカードスロットカバーを開けたり、 ボタン・ダイヤル・スイッチ等の操作は絶対に行わないでください。 万が一、変更中にカメラの電源が切れると、WFT-E3 が起動しなくなり、使用できなくなることがあります。 ファームウェア変更手順: 以下の説明の中で、X.X.X は現在のファームウェアのバージョン名、あるいはこれから変更するファームウェ アのバージョン名をあらわします。 (1) 使用するCFカードを初期化します。 大切なファイルが CF カードの中に残っていないかを、十分ご確認ください。 十分ご確認いただいた上で、ファームウェアの変更に使用する CF カードをカメラで初期化してください。 カメラに CF カードを入れ、カメラの電源スイッチを ON にします。<MENU> ボタンを押し、”機能設定 1 (黄)” の [カード初期化] を選択し、CF カードの初期化を行います。 ※ファームウェアの変更には、カメラで初期化した空の CF カードを使用してください。 (2) ホームページからファームウェア変更ファイルをダウンロードします。 お客様がご使用されているコンピュータの OS の種類に合った、圧縮された自己解凍形式ファイルをダウンロー ドしてください。ダウンロードしたファイルを解凍し、ファームウェア変更ファイルを生成します。ファームウ ェア変更ファイルを、CF カードを開いたすぐの場所(ルートディレクトリ上)にコピーします。 ファームウェア変更ファイルの名称は、”WFTE3XXX.UPD”です。(”XXX” はファームウェアのバージョンによ り異なります。) ファームウェア変更ファイルの名称、容量はホームページで確認できます。 Windows の場合 ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。 WFTE3XXX.UPD (XXX は、ファームウェアのバージョンによって異な ります。) ”OK” をクリックすると、ダウンロードしたファイルが解凍され、 ファームウェア変更ファイルが生成されます。 (”Browse”をクリ ックすると、解凍先を選択できます。また、表示されるパス”C: \”は、解凍先により異なります) ファームウェア変更ファイルのファイル容量を確認します。ファ イル容量が相違する場合は、ファームウェア変更ファイルをもう 一度ホームページからダウンロードし直してください。 ファイル容量は、ファームウェア変更ファイルのアイコンを右ク リック、”プロパティ”の”サイズ”を選択することにより確認でき ます。 カメラであらかじめ初期化した CF カードを、カードリーダーに 挿入し、生成されたファームウェア変更ファイルを CF カードに コピーします。 ディスク番号(E:)は、お客様の環境により異なります。 CF カードのアイコン(”リムーバブルディスク(E:) ”)をダブ ルクリックします。 WFTE3XXX.UPD ファームウェア変更ファイルが保存されていることを確認し、 CF カードをカードリーダーから取り出します。 WFTE3XXX.UPD ※CF カードをカードリーダーから取り出す際は、パソコン、あ るいはカードリーダーの取扱説明書に従って行ってください。 Macintosh の場合 ダウンロードしたファイルは、自動的に解凍され、ファームウェ ア変更ファイルが生成されます。 WFTE3XXX.UPD ファームウェア変更ファイルのファイル容量を確認します。ファ イル容量が相違する場合は、ファームウェア変更ファイルをもう 一度ホームページからダウンロードし直してください。 ファイル容量は、ファームウェア変更ファイルのアイコンを選択 したあと、”ファイル”メニューの”情報をみる”を選択することに より確認できます。 カメラであらかじめ初期化した CF カードを、カードリーダーに 挿入し、生成されたファームウェア変更ファイルをコピーしま す。 WFTE3XXX.UPD CF カードのアイコン(”EOS_DIGITAL”)をダブルクリックし ます。 ファームウェア変更ファイルが保存されていることを確認、CF カードをカードリーダーから取り出します。 ※CF カードをカードリーダーから取り出す前に、 ”EOS_DIGITAL” を選択し、ファイルメニューの ”EOS_DIGITAL”を取り出し”を選択するか、 ”EOS_DIGITAL” をゴミ箱にドラッグ&ドロップしてください。 ※ CF カードのフォルダ内にはコピーしないでください。フォルダ内に入れると、カメラがファームウェア変更フ ァイルを見つけられません。 (3) カメラに WFT-E3 を接続します。 (4) カメラに 上記 (2) で作成した CF カードを挿入します。 (5) カメラの電源を入れます。 電源は、フル充電した専用バッテリーパック、または AC アダプターキットを用います。 (6) メニューから、”機能設定 1 (黄)” の「WFT の設定」を選択し、<SET>ボタンを押します。 (7) ファームウェアの更新を行います。 カメラに表示されるメッセージに従い、カメラを操作します。 (8) カメラの電源を切ります。 (9) カメラから、電池を抜きます。 (10) カメラから、CF カードを抜きます。 ファームアップ後は、CF カードはカメラで初期化してください。 ファームウェア変更後の確認: メニューから、”機能設定 1 (黄)” の “WFT の設定” を選択し、<SET> ボタンを押します。”WFT の設定” の表 示となり、下部に 「WFT ファームウェア Ver.X.X.X」 があります。X.X.X は、現在のファームウェアのバージョ ンをあらわしています。 ファームウェア変更中にエラーが表示された場合: 万が一、ファームウェア変更中に、エラーが表示された場合は、<SET> 設定ボタンを押して、再度変更操作を繰 り返してください。 それでも変更できない場合は、弊社「お客様サービスセンター」または「修理受付窓口」にご相談ください。
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