取扱説明書PDF

C. メディマットシリーズの保管管理と取扱い方法
1 折り畳む場合は、表面カバー(明るい緑色側)を内側にして折り畳んで下さい。
※ 気温の低い(15度以下)の場合で強く折り曲げないで下さい。亀裂・破損の原因になります。
三つ折りが出来ます。
(オーバレイ型と医・家庭用)
2 保管する場合は直射日光を避け、高温多湿の場所や極度に低温な場所での保管は避けて下さい。
※ ウレタンは徐々に自然変色しますが、直射日光は、その変色を早めます。
二つ折りが出来ます。
(コンビ型)
3 カバーを洗濯した後、ウレタンを入れるときには、黄色いウレタンを上に、白いウレタンを下にして入れて下さい。
※ 但し、まくらは一層のウレタンなので裏・表はございません。
二層のウレタンです。
4 メディマットを運ぶ場合は、マットの全体を抱えるようにして持ち上げて下さい。特にスカート部をつまみ、あるいは強くひっぱりますとカバーの破損の
原因になります。
D. メディマットシリーズの適用患者と一般使用
1 メディマットはじょくそうの改善・予防はもちろん、多くの病院や医療施設で脊椎・頚椎損傷患者をはじめ、脳
神経麻痺・膠原病・リュウマチの患者更に筋萎縮症患者まで幅広くご使用頂いております。
特に、手術中・手術後の患者、透析患者、ICU(集中治療室)にいる患者といった、安定体位保持を必要とする
方にも、病状や症状を選ばずにご使用頂けます。
手術室や集中治療室・MRI室などで
使われております。
※ メディマットは優れた製品特性を保持しておりますが、あらゆる疾患の予防・改善にご使用する場合は、医師
や専門の医療スタッフの方々からの適切なケアと指導が必要となります。
2 メディマットは医療施設だけでなく、介護施設の利用者や身体障害者の方、自宅で療養・静養をする方、更に
は一般のご家庭で寝具にお困り (冷えによる悪寒、血行不良による痛みを感じる)のある方など、あらゆる人
がゆったりと安心してお休みになれる特性を持たせました。
メディマット
The mats for medical care by IWASHIYA MEDICAL
あらゆる人が安心してお休みに
なれます。
3 ダニ・カビの繁殖を防ぐので、カビやダニアレルゲンが引き起こす病気(小児ぜんそく・気管支炎など)を予防し
たい方や、天日干しが必要ないので花粉症の方にも安心してお使いになれます。
使用マニュアル
花粉症で布団が干せない方にも
メディマット®全ての商品にはゴアTMヘルスケアファブリクスが使用されています。
いわしや医療株式会社
治療には、医師・専門家による適切なケアが必要です。
IWASHIYA MEDICAL CO,.LTD.
〒270-0163 千葉県流山市南流山4-2-12-A TEL.04-7157-6210 FAX.04-7157-6212 E-mail:[email protected] URL:http://www.iwashiya-iryo.jp
いわしや医療株式会社
A.メディマットシリーズの使用方法
●
医療用
(BFシリーズ、Wシリーズ)
●
医・家庭用
(MFシリーズ)
メディマット®全ての商品にはゴアTMヘルスケアファブリクス
が使用されています。
《ベッド用メディマット》
《ベッド用メディマット》 〔MF916〕
コンビ型
〔BF838・BF838S/BF918・BF918S〕
ベッド本体(架台)に直接、載せてご使用下さい。
※ ジャッキアップの際、身体が前ズレする方にはすべり止めシートをメディマットの上に直接、敷いてお使い下さい。
(シートは別売りとなります。)
ベッド本体(架台)もしくは既存のマットレスの上に直接、載せてご使用下さい
畳・フローリングに直接載せて、使用することも出来ます。
※ 通気性のあるシーツ、敷きパット、敷き毛布など敷いてご使用下さい。
ベッドの上だけでなく畳や床の上でも使えます。
ベッドの上に直接敷いて下さい。
《まくら用メディマット》 〔MF536〕
オーバーレイ型
〔BF835・BF835S/BF915・BF915S〕
ベッド本体(架台)に一般に使用するマットをのせ、その上にメディマットをのせてください。マットとメディマット
の間には必ず、付属のすべり止めシートを中央にセットしてください。
※ ジャッキアップの際、身体が前ズレする方にはすべり止めシートをメディマットの上に直接、敷いてお使い下さい。
(シートは別売りとなります。)
1
通気性のよいバスタオルなどをまくらに巻いてご使用下さい
2
バスタオルなどは衛生的にご使用できるよう、定期的に交換して下さい。
3
まくらの高さが低く感じられる場合はまくらの下にバスタオルなどを畳んで高さを調整して下さい。
※
一般のマットの上でご使用下さい。
※ 通気性のあるシーツ、敷きパット、敷き毛布など敷いてご使用下さい。
※ 通気性・透湿性のない防水シーツは敷かないで下さい。
ご使用になる場合は、当社で扱う透湿性のある衛生シーツをご使用下さい。
安全ピンなど鋭利な物は、カバー破損の恐れがあるので使用しないで下さい。
必ずバスタオルなどを巻いてご使用下さい。
★ メディマットシリーズの使用上のポイント
■お部屋の温度が低い場合は、少し硬く感じることがあります。
予め部屋を暖めておくか、もしくは電気毛布(通気性があるもの)電気あんか、湯たんぽなどをご使用下さい。
汗でムレない衛生シーツです。
※ シーツを敷く際、シーツがズレないよう固定するために安全ピンをカバーに刺さないで下さい。シーツをマット
の下に巻き込んでズレないよう固定して下さい。
※ 左の写真にある鋭利な物、または引火物をマットレスの近くで使用しないで下さい。
■直接、 畳やフローリングの上に敷いて使用する場合はバスタオルのような吸水性のある物を敷いてご使用下さい。
■体温などの温度が加わりますと、ウレタンが柔らかくなってきますが、それでも硬く感じられる場合は綿などの敷
布や柔らかい厚手のシーツ、敷きパット、敷き毛布などをご使用下さい。
あらゆる暖房器具が使えます。
B.メディマットシリーズのメンテナンス(洗濯・衛生処理方法)
カバーに穴を開けないでください。
《車椅子用メディマット》
ハーフサイズ
〔W445〕
車椅子の上だけでなく、一般の座布団としてもご使用頂けます。
あらゆる消毒液で消毒が出来ます。
座面だけのタイプです。
フルサイズ
〔W485〕
1 どの位置からも折り曲げて使用できるので、ご利用者の方の使いや
すい形に折り曲げてご使用下さい。
(右記の使用例を参照下さい。)
(W485の使用例)
2 ベッドの上でもご使用できます。腰が重い時には腰当てとして足がむ
くんでいる時は足まくらとしてもお使いになれます。
座面から背中までのタイプです。
1 おしっこや便などでカバーが汚れた場合は、汚れた箇所をぬれたタオルでキレイに拭き取り、アルコールなど
で消毒して下さい。
また、汚れがキレイに拭き取れない場合は通常の洗濯を行って下さい。
通常の洗濯ができない場合は、カバーを外さずに汚れた箇所にぬるま湯をかけて、暫くおいてからスポンジな
どに洗剤を含ませ軽く泡を立て、部分洗いをして下さい。その後、濡れたタオルで泡をキレイに拭き取り、アル
コールなどで消毒して下さい。
※ カバーを取り外す場合、ウレタンを無理にひっぱり出すと亀裂・破損の原因となります。
をしっかりと下ろしウレタンをゆっくりと引き出して下さい。
カバーのファスナー
家庭用洗濯機で洗えます。
体と車 椅 子との隙間を埋めて、
グラつかずに使用できます。
2 天日干しは必要ありません。普段のお手入れはシーツの交換とカバーの洗濯・洗浄のみです。干す場合は陰干
しをして下さい。天日干しをしなくても、ダニ・カビの繁殖を防ぎますので安心してお使い下さい。
※ 直射日光を当てると変色・劣化の原因となります。
※ 車椅子用メディマットを載せる前に、必ず付属のすべり止めシートを
車椅子の座面に敷いて下さい。
ダニ・カビを寄せ付けません。
肘掛けにかけて使用できます。
すべり止めはこのように敷いて下さい。
※ 車椅子の座面だけでなく、車椅子用メディマットの上にもすべり止め
シートを敷きますと前ズレを防止できます。
(付属のシート以外にもう一枚、必要となります。付属のシート以外は
別売りとなります。)
車椅子以外の座椅子や車のシー
トなどでも使用できます。
前ズレを防止できます。
3 カバーに付着した洗浄液、薬液、軟膏などの長時間放置したシミや黒ずみなどは、通常の洗濯では落ちない場合があります。その際は、クリーニング専
門店にてドライクリーニングを行って下さい。
ドライクリーニング後、丁寧に水洗いを行って下さい。ほとんどのシミ類は取り除くことができます。
※ 但し、漂白剤・脱色剤などの染料などのシミはとれません。
4 日々の使用により、皮脂や汚れなどがカバーに付着して、水蒸気の透過性が低下した場合、もしくは撥水性が低下した場合は通常の洗濯を行って下さい。
通常の洗濯ができない場合はカバー全体に低濃度のアルコールを噴きかけるか、もしくはアルコールなどが含まれる消毒用ペーパーなどで油脂分を拭
き取って下さい。
※ 汚れや油分が付着していると水蒸気の透過性が低下する場合があります。
5 内部ウレタンにニオイがある場合は、その箇所に直接、消毒液もしくは消臭液を噴霧してその箇所を数回、やさしく手押ししてからしばらく放置して下さい。
※ 万が一、内部ウレタンが汚れた場合は洗うことが出来ます。洗う場合は、一度弊社までご相談下さい。