ママになるまでの 10ヶ月間 マタニティスイミング での思い出 京都踏水会水泳学園 妊婦コース 075(761)1275 マタニティスイミングを始めたきっかけは、初めての出産に向けての体力作りや呼吸法 を学ぶ為でした。しかし、マタニティスイミングを行っているスクールは少なく、探す 事が大変でした。見つけた京都踏水会は近所にはなく、電車を乗り継いで、40 分程か けて通いました。行くだけでヘトヘトになりますが、お腹の赤ちゃんの事を思うと「頑 張らなくちゃ!」という気持ちになりました。 まず、最初のメニューは、マタニティエアロビでリズムにのりながら体を動かします。 決して激しいエアロビではないのですが、これがなかなかの運動で楽しかったです。 エアロビの後にマットの上に横になり呼吸法の練習。分娩第1期~分娩第3期までの呼 吸法の練習を毎回行ってくれます。 そして次に水着に着替えてプールへ。一日平均400mほど泳ぐのですが、泳ぐのが 苦手な私にはとてもキツイ内容でした。平泳ぎ・クロール・バタフライ・背泳ぎ、他に もいろいろ・・・。しかし、赤ちゃんの為、自分の為にと思いながら頑張って泳ぎまし た。学生以来(14 年ぶり)泳いだ事のない私でしたが、息を止めたりする苦しみを思 い出させてくれた為、これが出産時に本当に重要でためになりました。陣痛はとても痛 くてずっと叫んでいました。呼吸法はどこえやら・・・?思うほど落ち着く事が出来ま せんでした。しかし、分娩台の上に移動してからは呼吸法がとても役立ちました。 結構長めに息を止めてきばりました。先生に誉めていただきました。おかげで、スムー ズで、わずか移動してから 15 分で出産しました。 予定日より一週間早かったですが、産道も柔らかくなって、赤ちゃんがスルスルと出て きてくれました。 仕事もしていなかった、完全に主婦業だけの日々でしたが、スイミングに行く事にな り、外に出る機会も出来、やはり体力作り、呼吸の自信がつく事が一番よかったと思い ます。 濱野 靖子 妊婦コースを終えて 私の出産は 3 月 11 日でした。当日のことを思い出すと、同時にスイミングの事も思い出されます。陣痛が 来ていたにもかかわらず気付かずに、「痛い気がするけど陣痛かな?」などと会話しながらいつも通りにスイ ミングに参加して、その日の夕方に出産を終えました。 初めての出産で、ただ夢中でしたが、痛みを逃がす呼吸と力むときの気張りには習ったことが自然と発揮でき たように思います。 私が踏水会の妊婦コースに参加したのは、7 ヶ月にはいった頃です。産前休暇に入ったら、ぐーたらしてし まうと思い、少し運動ができたらいいなと思う軽い気持ちで参加しました。私の想像していた妊婦コースは水 の中をゆっくり歩いたり、浮かんだりするものだと思っていたのですが、想像とは違い平泳ぎからバタフライ まで泳ぎ、週3日もあるハードなものでした。こんなに運動して、大丈夫かしらと心配もしましたが、運動の 後には体がぽかぽかして足のむくみや肩こりも楽になりました。また、ヨガのような呼吸の練習をする時間で は体をゆっくり休めることができ、よく寝入ってました。 運動以外にも、参加してよかったと思ったのは妊婦仲間との楽しい時間でした。妊婦さん達は何度目かの出 産だったり、出産間近の方など、色々な方がいました。初めての子だったので、出産の準備やお腹の子の成長 など分からないことがいっぱいでしたが、経験談を交え聞くことが出来たり、妊婦のしんどさのわかってもら えない愚痴なども聞いてもらえ精神的にも大きなストレス発散をさせてもらいました。 今、子供と一緒にベビースイミングに通っています。子供と一緒に体操をしている横で妊婦さんたちが運動を しています。彼女達の姿を見ながら、1 年前の日を懐かしくも思い、今の子供の成長もうれしく思っています。 最後になりましたが、先生方や妊婦仲間の方には大変お世話になりとても楽しいマタニティ生活を送ることが できました。どうもありがとうございました。 谷口 崇子 「4人目の出産」 平成17年9月、私はあまりの驚きに自宅のトイレで倒れそうなりました。 妊娠検査薬を試して、速攻“プラス”反応がくっきりと浮かび上りました。当 時、私は37歳で、 小学4年生の長女を筆頭に、2年・1年の長男次男がおりました。子育てもひ と段落し、 「さあこれから何をしよう?」と思っていた矢先の出来事でした。主 人は勿論、子供達も素直に喜んでくれました。 踏水会に入会したのは、妊娠生活を有意義に、また高齢出産なので少しでも 体力をつけたかったことからでした。年が明けて、体験させてもらいましたが、 まず、妊婦なのにこんなに体操して、こんなに沢山およぐの!!とビックリし ました。その日、家に帰ってからはあまりのしんどさに、そのまま布団へゴロ ンとした記憶があります。 でも、先生方のご指導のもと、とても充実した時間で、妊婦友達から始まり、 今では親子コースでつながっている友達も出来ました。また、肩こり、便秘も 解消され、今までの妊娠生活の中で一番有意義な生活でした。 いよいよ臨月に入り、毎日バタバタとした生活を送っていた37週目、夜9 時頃少し出血しました。4回目とはいえ、やっぱりとても恐ろしく、これから の出産へのカウントダウンが始まると思うと、夜も眠れませんでした。明け方 うとうとし始めた頃、陣痛が始まり、その日は土曜日で主人と子供達は野球観 戦へ行く予定をしていました。 結局、予定通り行ってしまったのですが、私は毎回の陣痛の進み方が速く、今 回も例外なくそうでした。私は母についてきてもらい病院へ行くと、すでに子 宮口が開いていて、そのまま入院になりました。主人達は結局とんぼ帰りで、 病院へ到着した約2時間後の平成18年5月13日午後2時17分、家族立会 いのもと3082gの元気な女の子が誕生しました。命の誕生を目のあたりに した子供達は、一生忘れられない出来事だったと思います。今では4人目の“知 恵“の存在は、特に難しい年令にさしかかってきている上の子供達と主人、私 の癒しになっています。本当に生んでよかったです。 是永 優子 妊婦コースを卒業して 私が妊婦コースに通うきっかけは、知り合いのお母さんが妊婦コース出身で、 子供さんがとても水泳が得意だったので「私も行ってみようかな?」位の軽い 気持ちで通い始めました。妊婦なのでコースロープに足をかけて、リラックス していれば良いのかと思っていたのにバタフライ等も泳ぐ事に最初は、ビック リしました。 でも、週三回泳いでいるうちに体も慣れて爽快感と適度な空腹感で、皆で時々 ランチに行っては、同じ不安を分かち合い、まだ見ぬ我が子のお腹での様子を 言い合ったりと、凄く楽しかったのを覚えています。私は3人子供がいるので すが、上の子二人は妊婦コースに通っていたので、今でも卒業生のママ達と仲 良くしていて、子供達もとっても仲良しです。お腹にいる時から一緒に泳いで たなんて、なかなか無いと思うので、子供には、「いつも一緒に泳いでたんぇ」 と言うと不思議そうに笑ってます。 妊婦コースでは、泳ぐだけでなく、マタニティビクス・呼吸法・出産報告も あり、出産報告ではよく“呼吸法が役に立ちました。”と言うのが必ずと言うく らい入っていたので「ふ~ん」と言うくらいにしか思っていなかったのですが、 本当に毎回練習メニューに入っていた呼吸法が役に立ち、上手く赤ちゃんに酸 素が行き陣痛が進んだらしく、初産で5時間かからず、助産師さんにもビック リされる位安産でした。 二人目も超安産で全開になっても信じて貰えなかった位です<笑>。 こんな安産体質だし呼吸法もバッチリだしと甘く考えた私は、3人目の時は、 プールに行かなかったので、妊娠後期に血圧が上がり中毒症になり大学病院に 緊急搬送され安静の日々が続きました。その時に、必ず聞かれたのが今までの 出産での血圧のことでした。私は元々身長 145cmで体重も妊娠中大幅に増えた けど、一度も血圧指導を受けた事が無かったと言うと、どの助産師さんも「マ タニティスイミングが良かったんやね。」と言っておられました。運動をすると、 血圧が下がるらしく、マタニティスイミングでは、呼吸法だけでなく、理にか なった事をしていたんだと感心し、3人目にプールに通わなかった事を後悔し ました。そう言えば、1人目の時の高齢出産のママも元気な妊婦さんだったし、 私も大丈夫と思ってましたがプールに通ってなかった為、緊急帝王切開!!と 言われ「切るのか・・・」と諦めかけた瞬間、ここでも呼吸法に救われ、赤ち ゃんがスッポン!!と出て来てくれました。ラッキーにも帝王切開せずにすみ 本当にこの時、心の奥で「呼吸法ありがとう!!」と叫びました。もし万が一、 4人目を妊娠したら絶対に妊婦コースに通います。 一人でも多くの妊婦さんに、マタニティスイミングに通って、楽しいマタニ ティライフを過ごし、バラ色の出産を経験して欲しいと思います。 北村 充早代 真那・恭吾・啓二 私は、平成 19 年 8 月に、高齢の初出産で元気な長男を無事出産致しました。 踏水会の妊婦コースは、最初は予想以上にハードな内容に驚きました。参加 前のイメージでは、妊婦コースというからには、ゆっくり水遊び程度の泳ぎか と思っていたのですが、「はーい、次はドルフィンキックでいきまーす」「次は バタフライで行ってー・・」と当たり前のようなかけ声。それも妊婦だからと いいかげんなことはせず、きちんと泳ぐように指導されました。私はもともと 泳ぎができるほうだったので、すぐに慣れて毎回、800m 以上泳ぐようになり、 一番多い時は 950m も泳ぎました。はじめは少ししか泳げないとおっしゃって いた方も、しばらく通われるうち、しっかりと泳げるようになっていらっしゃ るのには驚きでした。大きなお腹の妊婦がずらりと並んで一生懸命水しぶきを 上げる光景は、子持ち魚の群れようにお目出度いだろうなあと、我ながら自分 たちの姿に笑えました。 この水泳で体力や肺活量を養うことができたのも大きなメリットでしたが、 もうひとつ良い点は、お腹が大きくなるに従って、普段の生活では物を拾うの も億劫なほど動きが鈍くなってくるのに、水の中に入ると身体が軽くて、飛ん だり跳ねたり潜ったり、素早い動きも思いのままにできるのが大きな快感だっ たことです。週に何度か水に入ることで、日頃のストレスが吹き飛び、しんど い時期も前向きに妊娠生活を送ることができたのだと思います。 泳ぎの前のエクササイズも、一見ゆったりに見えますが、きっちり手足を動 かすと、お腹の重い身には結構ハードでした。でも、軽快な音楽に合わせて踊 るうち、身体の凝りがほぐれて温まり、気分も元気になりました。 出産は、あっけない程の安産でした。出産ぎりぎりまで責任のある仕事を続 けていたため、破水してからもお盆休み中の仕事場へ行って一人仕事を片付け、 破水がひどくなってきてからタクシーで産院へと向かいました。そのまま入院 し、陣痛が来たのは翌日の午後。吐き気がして軽い陣痛が始まったので LDR へ と部屋を移動、それでも子宮口の開きはまだ 2cm だったので、出産は明日へ持 ち越しかもと言われていました。1 時間余り経つと、陣痛が激しくなってきたの で部屋について下さっていた助産婦さんが担当の助産婦さんを呼んで来られた ところで一気に子宮口が全開、担当医の先生たちが着替えながらバタバタと入 室して来られた頃にはお産がだいぶ進んでいました。 陣痛が激しくなってくると、いくら教わった呼吸法をしようとしても、思う ように息を吸うことができません。うまく呼吸できていないと、みるみるうち に胎児の心拍数が下がってきます。でも、踏水会での呼吸法の練習のとき、先 生が「はーい、ここでお母さんの仕事は、しっかりと呼吸をすることでーす」 とおっしゃっていたのを思い浮かべました。そしてパニックにならず、 「そうだ、 今、私のするべきことは、何よりも呼吸をすることだ」と、冷静にいつもイメ ージトレーニングしていたことを実践しました。 痛さに全身ガクガク震えながら、必死で「スー、ハーー、スー・・」と息を 大きく吸いました。思いっきり大きく吸えて、モニターの胎児の心拍数がぐー っと上がったところで、「今だ!」うーん!と渾身の力を込めていきみました。 こうしていきむこと二回。お腹への無駄のない力の入れ方も踏水会で練習を重 ねていました。これからが苦しさ本番か、さあ、いきむぞ!と身構えていたら、 助産婦さんの声。 「あっ、もう、いきまなくていいですよ!もう赤ちゃん出てま すよ!」 「え?」 ・・最高潮の陣痛はものの数十分という効率の良い出産でした。 本当に、踏水会のトレーニング法のおかげと感謝しています。 長男は生後 7 ヶ月から踏水会のベビーコースでお世話になり、現在は親子コ ースへ週一回通っています。これからも親子で頑張って通っていきたいと思っ ております。 せいちゃんの母 もともと体を動かすことが好きだったので、安定期に入るとすぐ踏水会に申し 込みにいきました。実際に入ると思っていた以上に体を動かすことが多く、水 泳だけでなく体操(マタニティビクスのようなもの)とリラックスタイム(呼 吸法の練習)などがあり大変充実したプログラムでした。 水泳の時間ではレベルに合わせてコース割りをしてあり、あまり泳ぐのが得意 でない人から学生時代に水泳や水球をしていたすごく泳げる人までそれぞれに 合った運動量で泳げるようにしてありました。 また、体調に合わせて泳がずに歩くだけにしたり、ほとんどの人が出産前日ま で踏水会で運動していました。 そして、踏水会に行くことによって得た一番大きな収穫は“マタニティ仲間” です。同じ妊婦という境遇もあり話もしやすく、すぐにみんなと仲良くなるこ とができました。 一人目妊婦の身軽さと「今のうちにいろんな所にいかないと産んだらしばらく 行動範囲が限られてしまう!」という脅迫観念(大げさですが…)の思いがあ って、毎週のように踏水会が終わってからみんなでランチに行き「せっかく運 動したのにまた体重が増えすぎて検診で怒られるわ~!」といいながら「次は ○○というお店いってみたいねん!」と次に行くお店を探したり、転勤族の友 達を連れマタニティ軍団で『祇園祭』に行ったり(もちろん人の少ない昼間で すが)本当に楽しいマタニティライフを過ごしました。 また、出産してからも踏水会仲間とは続き、6年たった今でも交遊があり親だ けでなく産まれてきた子供達も自然に“友達”になって遊んでいます。 初めての妊娠、出産で色々と不安なことが多かったけれど踏水会のマタニティ スイミングに通いだしてからは、週三日のスイミングに検診にその他の日には 用事をしたりとよい意味で日々忙しく、余計なことを考えたりする暇もなく、 不安なことがあっても同じ妊婦仲間にすぐ相談出来て踏水会に行って本当に良 かったと思っています。 妊娠中の健康管理はもちろんのこと精神的な健康という面でも『同じ目的を持 った友達を作る』ということはすごく大切だと思いました。 ペンネーム:BLUE MOON 踏水会の妊婦コースでは、上の子と下の子の時に2回お世話になりました。 食べつわりだった為、妊娠初期から体重が気になり、体重オーバーしないよう にというのが目的で入会しました。 妊婦コースではレッスン前に体重を量り、それをグラフにして付けていくの で、最後まで体重コントロールが出来ました。何よりも通って良かったのは、 後期には座っていても寝ていても大きいお腹でしんどいのが、泳いでいるとき は妊婦という事を忘れるくらい身体が軽く感じられ、水中がとても気持ち良か ったことです。私が気持ちよくリラックス出来ているという事は、お腹の赤ち ゃんもきっと心地よいだろうなって思って泳いでいたのを思い出します。 また、泳いだ後も身体がとても軽く、行きと帰りではこんなにも違うのかと びっくりするぐらいで、その日はとても気分が良かったです。なので出産直前 まで楽しんで通うことが出来ました。他の妊婦さん達もギリギリまで通ってら れる方が多かったです。それと、たくさんの妊婦友達が出来るというのもすご く良かったです。 もちろん出産当日も踏水会で教えていただいた呼吸法などが冷静に出来、分 娩台へ上がってからは、一回のいきみで出産することが出来ました。産院の先 生には「教科書通りの上手なお産やったね」と誉めていただき、これも妊婦コ ースに通っていたお陰だと思いました。 運動とおしゃべりでストレスを発散でき、楽しくマタニティライフを過ごせ た事、通っていて良かったと思います。 片田 稔子 咲良 結良 マタニティスイミングを始めたきっかけは短い妊娠生活を楽しく過ごせたらと思ったの が一番の理由でした。もともと体を動かしていたいので平気でいましたが、いざ体験し てみると「超~ハード」でしばらくはいえに帰っても家事をする余裕がないくらいでした。 だけど、慣れてくると辛かった腰の痛みも和らいで、不思議と体がすごく楽でした。毎 回自分だけのカルテに体重やその日の体調についてチェックを入れるので、初期の 時に食べつわりで体重増加が気になっていましたが、大きな変動もなくおさえられたの も、先生方のアドバイスがあり、無理なく体を動かせたからだと思います。 2ヶ月程し か通ってませんでしたが、妊婦さん同士で産まれて来る赤ちゃんの事を話したり先輩 ママからは、出産や育児で必要な事や、準備するグッズなどを教えてもらう事が出来た ので、とても助かりました。2人目が出来た時は、上の子がいるので無理かなぁと諦め ていましたが、義父、母や周りの人達の協力でなんとか通う事が出来て楽しく過ごす事 ができました。次は?あるかどうかわかりませんが、3人目が出来たら、又マタニティス イミングに通いたいと思っています。 母 愛子 長男 大喜 次男 勇登 「泳げるようになりました!」 松永由紀・四葉 妊 娠 が わ か り 、病 院 に お い て あ っ た マ タ ニ テ ィ ス イ ミ ン グ の パ ン フ レ ッ ト が 妊 娠当初から気になっていた私。安定期に入ったらぜひ行きたいと思いながらも、 フ ル タ イ ム の 正 社 員 と し て ぎ り ぎ り ま で 働 く つ も り を し て い た の で 、「 週 3 日 な ん て 無 理 ! 」と 思 っ て い ま し た 。で も せ っ か く の 妊 婦 生 活 、普 段 で き な い こ と を や っ て み た い 、そ ん な 気 持 ち が 大 き く 、出 産 ま で の 期 間 と 有 給 休 暇 の 残 日 数 を 数 えて、なんとか週3日がんばって通うことにしました。 マ タ ニ テ ィ ス イ ミ ン グ な ん て 、も っ と お 気 楽 な プ カ プ カ 水 に 浮 い て リ ラ ッ ク ス ~ 、 と い う イ メ ー ジ だ っ た の で す が 、 ト ウ ス イ カ イ に 入 っ て び っ く り で す 。「 え ? 妊 婦 が こ ん な に 泳 い で い い の ? こ ん な 激 し い 体 操 し て も 大 丈 夫 な ん ? 」と い う 感 じ で す 。バ タ フ ラ イ な ん て こ れ ま で の 人 生 で 一 度 も し た こ と な か っ た の で す が 、5 ヶ月間通ったおかげでいつのまにかバタフライで25m泳げるようになってし まいました。 土 曜 日 以 外 の 週 2 日 は 、ス イ ミ ン グ に 行 っ て そ の 後 夕 方 ま で 仕 事 、と い う 生 活 で す 。激 し く 泳 い だ 後 の 昼 食 後 な ん て 眠 気 全 開 、ひ た す ら 眠 気 と 戦 う よ う な 日 々 で し た 。で も そ ん な 生 活 を が ん ば っ て 続 け た お か げ で 、最 後 に は 5 5 回 の 表 彰 状 をいただくことができました。55回の表彰をしていただいた次のプールの日、 ま だ ま だ 行 く 気 満 々 で プ ー ル の 用 意 を し て い た の で す が 、そ の 日 、大 き く て 元 気 な 子 が 産 ま れ ま し た 。私 と し て は 産 む 痛 み を 死 ぬ ほ ど 味 わ っ た つ も り で す が 、産 科の先生曰く超安産だったようです。 二 人 目 の 子 も マ タ ニ テ ィ 時 代 に は お 世 話 に な り 、上 の 子 も 今 は 親 子 コ ー ス で が ん ばっています。 とても安産だった友人が勧めてくれたので、長男の妊娠 5 ヶ月から妊婦コースに通い始め ました。日頃ほとんど運動をしていなかった為、始めは週三回も通えるか不安でしたが、 通っている間に徐々に体力がついていきました。週三回という回数が体力づくりにはとて も良かったのか、出産直前には踏水会への行き帰りにさらに歩き、踏水会のない日も1、 2時間ウォーキングできるくらい体力がついていました。また、プールは冷えるかとも思 っていましたが、プールでは泳げる人も泳げない人もその人なりのペースでみんな真剣に 泳いでいて、私は毎回 1000mくらい泳いでいました。大きなお腹でバタフライをする姿は 少し笑えます。そして終わる頃にはプールの中でも汗をかくほど体は暖まっていました。 妊娠中は体重増加を気にしていましたが、たっぷり食べてもたっぷり運動するので、体重 は増えても体は軽く感じ、必要以上には増えなかったように感じます。呼吸法、リラック スの指導もあるので、踏水会以外で母親教室などに一度も参加せず出産に挑みました。呼 吸の仕方で痛みは緩和され、早くお産が進んだと思います。とても軽く楽に産むことがで きました。あまりにも早く産まれたので、先生や助産師さん達からびっくりされました。 初産で不安なこともたくさんありましたが、週三回も会う妊婦仲間達とはとても仲良くな れるので、いろいろな妊婦トークをしたり、たまにランチにいったり、楽しい妊婦生活を 過ごすことができました。そして友達とはその後も長くお付き合いが続き、お腹の中から の付き合いよと、子供達も仲良くしています。 次男妊娠の際には、長男が 1 歳過ぎで、妊婦コースに通うことをあきらめていましたが、 妊婦コースに通っていたおかげで長男が超安産だったということで、義母、実母、託児所 などの協力で通うことができました。 私が超安産だったのは、本当に妊婦コースのおかげだと思います。三人目もぜひ通いたい です。 母 :嶋倉有美子 長男:嶋倉照晃 次男:嶋倉侑司 私は仕事をしていたため、妊娠8ヶ月で産休に入ってから、マタニティースイミングに 通い始めました。「マタニティー」だから、水中で歩いたり、浮いたりする程度の軽い運動 を予想していた私は、初日に「4泳法できますか?」と先生に聞かれてビックリ!バタフ ライは全くできず、その他の泳ぎも胎児に悪そうな苦しい泳ぎ方しかできませんでした。 それでも週3日、先生にアドバイスをもらいながら泳ぐうちに、だんだん楽に泳げるよう になり、泳ぐ距離も伸びてきました。後半はビート板やフィンを使いながらも、800メ ートル以上泳げることもあり、嬉しかったです。 泳ぎが上達したこと以外にも、よかったことが色々ありました。まず、産休に入っても 家にこもらず週3日出かけることで、生活にメリハリが出ました。運動することが楽しく、 精神的にもリラックス・気分転換ができました。また、仕事とはまた違う人間関係ができ、 毎回おしゃべりしながらの活動はとても楽しかったです。体の面でも、妊娠前は肩こり・ 腰痛がきつかったのが、スイミングを始めてから、大分楽になりました。 出産は初産にもかかわらず、6時間の超安産でした。出産で最も役に立ったのは、出産 経過と呼吸法を教えてもらっていたことです。よく呼吸法は教えてもらってもできない、 と言われますが、私の場合、助産師さんがリードする呼吸法を聞いて、自分の出産が今ど こまで進行しているのかをイメージできたため、落ち着いて出産に臨めました。 産後、7ヶ月頃からは、待ちに待った息子とのベビースイミングを始めています。息子 は体も丈夫で、水も大好きのようです。マタニティースイミングに出合えて、良かったと 思いますし、もし二人目が授かれば、ぜひまた、あの場所に戻って楽しい時間を過ごした いと思っています。 二木 和佳美 「愛の証」をいただいた出産2日前が私の妊婦コース卒業式になりました。 私の実家は埼玉です。主人の転勤先である京都で出産すると決意したものの、一番の不安は近く にどちらの両親も親戚もおらず、京都で出来た友人も多くないことでした。 1月中旬出産予定日で9月から入会、予定日の近い同期が多く、同じような悩みや不安や体調変 化を抱えていました。話しているうちに自然とママ仲間ができ、今も子供連れで遊んだり、メー ルをしたり、かけがえのない仲間になっています。 また、先生も親近感のある方々で、私にとってそれぞれよきアドバイザー・よき経験者・よき母 でした。出産1ヶ月前に突然右脚の付根辺りが痛くなりあまり動かないまま通った時も温かくご 指導下さいました。さらに私が「京都の母」と呼ばせていただいている先生が、出産後に病院へ 来て下さった時は大変感激いたしました。 仲間や先生方のおかげで、私の出産前の不安は完全に解消できていました。 さて、妊婦コースのことは病院の母親教室で助産師さんに「踏水会の人は出産直前まで1キロく らい泳ぎ、バタフライもできる」と聞いていましたが「それは泳げる人の話」としか思っていま せんでした。ところが体験に来ると、みなさん当たり前に泳いでいてびっくり!私は「無理せず マイペース」を心掛けて週3日、フリーになってからは毎日通いました。あまり泳げなかった私 も1日に泳げる距離が伸び、最終的にはバタフライも(何となく)泳げるようになりました。 出産前日の検診で「毎日プールに通い、900メートルくらい泳いでいる」と先生に話すと、カ ルテに『プールで900メートル』と記入していたらしく、出産に立ち会った助産師さんに「こ れどういう意味?」と質問され、訳を話すと「だから安産だったのね」と言われました。 短期間でしたが踏水会に通った日々で、かけがえのない仲間と、無理なく体力作りと健康管理が できました。 偶然にも出産前最終日に『愛の証』をいただき、これも大きな励みになりました。楽しい日々を ありがとうございました。 篠原 詩子 有 二人目妊娠時に利用しました。8 ヶ月まで働いていて、予定日より早めに生まれたので、 実際に参加したのは 1 ヵ月半くらいでしたが、いい事尽くめでした。 まず体重管理がしっかり出来ました。一人目の時は、同じく 8 ヶ月まで働き、産休に入 ると運動はしない上、食欲は止められず、ぐんぐん体重が増えていき、出産前の体重は、 17 キロ増でした。二人目の時も食欲旺盛でしたが、週 3 回のスイミングのおかげで急激な 体重増加はなく、健康的に妊娠生活を送ることができました。出産前体重は 11 キロ増まで おさえることが出来ました。何より良かったのは、超安産だったこと。ピーク時はやはり 痛かったのですが、短時間でつるっと出てきてくれたような気がします。マタニティコー スで学んだ呼吸法がとても役に立ちました。 泳ぐのは苦手でしたが、そんな心配は要りませんでした。お腹の赤ちゃんの胎動を感じ ながら、幸せな気分で自分のペースでゆっくりと泳ぐことができました。スイミングの後、 サウナ室で他の方たちとのおしゃべりも楽しいひと時でした。一人目のママさんばかりか と思っていましたが、私と同じく二人目のママさん、三人目、四人目のお母さんもいらっ しゃって、子育てのコツなど為になるお話をたくさんしていただきました。妊娠という同 じ境遇の方ばかりなので話も盛り上がり、ついつい温まりすぎて汗が出るほど話し込んで しまったことも。赤ちゃんが生まれた今でも、仲良しになった方と連絡を取り合い時々会 っています。 スイミングをしていたからか、一人目より二人目の子がたくましく育っている気がしま す。最初、踏水会は家から遠いし、受講費もちょっと高めで、どうしようかと迷ったこと もありましたが、それ以上のものを得ることができ、本当にやってて良かったと思ってい ます。もし、三人目を授かることができたなら、是非もう一度参加したいと思います。 玉川 志穂 もともと踏水会の成人コースに所属していましたが、仕事優先の日々で、気が付く と結婚して16年目でまだ夫婦2人の生活でした。妊婦コースのレッスンを時々横目に 見ながら、いつか自分もその仲間に入れたらな、という気持ちは持っていました。 年齢的にも厳しくなってきた頃、同じく踏水会のジムで、隣のランニングマシンで走 っていたおじさん(!?)に「お子さんは?」と聞かれたのをきっかけに、その方に病院 などを紹介していただき、背中を押されるような格好で晴れて妊婦コースの仲間入りが できました。 会社の配慮で、平日に2日間半日の有給をもらって、4ヶ月の時から週3回ずつ通う ことができました。私にとってはそこへ通うこと自体が自分自身の体と心の管理にとて も役に立ったと思います。 行き帰りはなるべく歩くようにしました。毎回の体重測定では、「外食すると体重が 必ず増える」ということに気が付き、極力家で食事をするようにしました。先生との雑 談の中で、出産後のアドバイスを頂き、コースの友達とは妊娠中の情報のやりとりをし ました。泳ぐことももちろんですがそれ以上でも、とても為になったと思います。 高齢出産のため病院から帝王切開を勧められましたが結局3時間の超安産で普通分 娩できました。 今は子供とベビースイミングでまたお世話になっています。隣のフロアの妊婦コース を眺めながら、もう1回あの中に入りたいな、と欲張っているこの頃です。 本当にありがとうございました。踏水会の方々のおかげで人生の違った一面を見る機 会を与えていただいたと思っています。 中矢 千恵 マタニティヨガとスイミングをして、準備をしていた私の出産記録です。 7月8日、18:30 ス イ ミ ン グ 後 、家 で 仮 眠 を 取 っ て い ま し た 。す る と 下 の 方 か ら 何 か 出 て く る 感 覚が! 急いでトイレへ行きましたが・・・ジャー。 19:00 病院へ行き破水を確認、そのまま入院しました。 しばらく痛みもなく快適に過ごします。 23:00頃 気がつくとお腹が5分間隔でキューとなっているみたい? これが陣痛?と助 産 師 さ ん に 見 て も ら い ま し た が 、 「笑っていられなくなるから!」ということで待機。 7月9日0:00頃 笑っていられなくなってきました。深呼吸で痛みを逃します。 しばらくしてあまりの痛さにナースコール。 助 産 師 さ ん「 便 意 を 感 じ る か ら 、ま た 呼 ん で ね 」 と い う こ と で ま た ま た 待 機 、 ここから数時間陣痛と戦います。 このときあまりの痛さに、次は絶対男に生 まれよう!と密かに思いました。 3:30頃 だんだん便意を感じて、ナースコール! 4:00前頃 分娩室へ!分娩台で私が考えていた事は一つ。 「鼻からスイカ、これからこの意味が解るわ~」 と 思 っ て い た の で す が 、意 外 に そ こ ま で 痛 い と は 思 い ま せ ん で し た 。そ れ よ り も 、 大 き な ウ ○コ を す る 感 じ か な ? 痛いときは深呼吸で痛みを逃し、先生の合図で息を止めて頑張りました。 4:40頃 数 回 息 ん で Baby の 頭 が 出 ま し た 。 そして短 く 吐 く 呼 吸 で 、 全 体 が 出 る ま で 待 ちます。 これが意外に難しくさっきまで頑張っていたので、ついつい頑張っ てしまいました。 でも、もう頑張ったらダメなんですよね~力を抜くのに苦労しました。 そし て・・・ 4 : 4 5 Baby 誕 生 ! 胸の上に置いてもらい初対面、なんか不思議な気持ちでした(感動) これがお腹の中に居たのか~と色々考えている間に処理がドンドン進んでい き、初めてお乳を吸わすことに!しっかり吸ってくれました。 恥ずかしいような嬉しいような、母になる実感をしました。 鼻からスイカの痛さは解らなかったけど、 「産 ん だ 後 に 痛 さ を 忘 れ る 」 と い う の は 良 く 解 り ま し た 。 今となってはそんなに痛くなかったのかな?とまで思います。 陣痛の時に一瞬、男の方がいい!なんて思いましたが 母乳をあげたり一緒に居ると、また女に生まれたいと思います。 数時間の陣痛と戦い、分娩台に乗って45分で出産しちゃいました! 本人自覚はないですが、超 ~ 安 産 だ っ た み た い で す 。 柴田圭代 妊娠 6 ヶ月頃から仕事を離れた私は、急に自分の時間が出来て何かを始めようと色々 探していました。そこで見つけたのがマタニティスイミング。妊婦とはいえ、適度な運 動をしておかないと体がなまってしまうと思い、来たるべきお産に向けての体力作りの つもりで踏水会のマタニティコースに入会しました。水泳は小学生の頃に習っていて好 きだったのですが、もう 10 年以上も前のことなのでまだ泳げるのか、何よりも妊婦な ので、体に無理な負担がかかってお腹の赤ちゃんは大丈夫だろうかという心配もありま した。しかし水中を歩いていると地面を歩くよりもずっと体が軽いのです。最初は泳い でもすぐにバテていたのですが、徐々に楽になってきて、いつの間にか毎回 800m ほど 泳げるようになっていました。各々が自分のペースで無理のないように泳ぐことができ るのでとても安心でした。私が泳いでいると、お腹の中で赤ちゃんもよく動くので、一 緒に泳いでいるようでとても幸せな時間を過ごすことができました。また、泳ぐ前に行 う体操や呼吸法も、体をほぐすのにとても気持ちの良いものでした。特に呼吸法の練習 は、実際にとても役に立ちました。私が出産した病院では、踏水会で行っていた呼吸法 と全く同じ呼吸法を取り入れていたので、強い陣痛の最中でも、無意識に使うことがで きました。何よりも踏水会に通うようになって嬉しかったのは、子供同士が同年齢のマ マ友ができたことです。同じ時期に出産を迎えるので、妊娠中に起こる体のことや不安 に思っていることなど、みんな似た悩みを持っており、サウナやロッカーでのおしゃべ りはとても良い気分転換になりました。 踏水会のマタニティコースは週 3 回あるので、私の場合、妊娠中の方が妊娠前よりも 運動していたように思います。そのおかげもあって、体力に自信のなかった私でも、母 子ともに健康で3022gの元気な男の子を出産することができました。そして今もと ても元気に子育てができています。踏水会の先生方や、踏水会で出会った方々に本当に 感謝しています。ありがとうございました。 慶ママ いかがでしたか? 是非この機会に一度あなたも踏水会の扉を開いてみませんか? きっと素敵な出会いがあると思います・・・。 〒606-8357 京都市左京区聖護院 蓮華蔵町33-5 お問い合わせ 075(761)1275 ホームページ www.kyoto-tohsuikai.jp/ 妊娠12週以降で担当医の 了承を得て下さいね! 財団法人 京都踏水会 妊婦コース
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