東アジア地域言語学科の「人材養成の目的」

東アジア地域言語学科
人材養成および教育研究上の目的
東アジア地域言語学科は、確実な言語運用能力の習得を基礎とし、中国及び朝鮮半島を
中心とした地域の伝統や社会、文化、事情を深く洞察することで、この地域に関わる専門
知識を深め、教養と広い知見に富んだ人材を育成する。これにあたっては高い倫理観に基
づいたこの地域への理解が求められる。すなわち、バランス感覚のある地域理解を前提と
した教育、研究を行い、日本・中国・朝鮮半島、あるいは東アジア全般を視野に入れた広
い視野で物事を考え得る思考力を持つ人材の養成を図ることを目的とする。
三つのポリシー
✤アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
東アジア地域言語学科は、今後ますます密接な交流が必要である中国と朝鮮半島を中
心とした地域の言語文化について考え、その地域の事情を深く知ろうとする人、さらに
当該地域の人々とのさまざまな交流を希望しバランス感覚を持って健全にその交流に取
り組もうとする人、中国語や朝鮮語を用いて幅広い視野から日本を取り巻く東アジアの
各種文化、社会や歴史など、さまざまな事象を読み解くことを希望する人等の入学を求
めています。一般入試等のほか、中国語・朝鮮語科目をカリキュラムとして教えている
高校からの指定校推薦枠も一定数有しています。
✤カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
中国および朝鮮半島を中心とした東アジア地域に対する広い知見を深めると同時に、
一般教養までを含めた広範な教養を身につけるという東アジア地域言語学科の人材育成
の目的に則りつつ、以下のようなカリキュラムを東アジア地域言語学科において構築し
ています。1 年次においては中国語と朝鮮語および中国事情と朝鮮半島の事情に関する
授業を共に学ぶことを必修として課し、東アジア地域への広い理解を図ります。2 年次
から中国コース・韓国コースに分かれそれぞれの地域の専門性を深めますが、時間割の
許す限り自分が属さないコースの科目の受講も可能としています。3 年次からは演習を
通じてさらに専門性を深めるとともに、より広い知識を得るために中国語圏・朝鮮語圏
以外の地域の言語や事情について学ぶ講義も準備しています。3・4 年次においては多く
の選択科目の履修が可能であり、とりわけ 4 年次においては卒業論文の執筆も奨励され
ています。また、もとより学年にかかわらず関連教育科目が豊富です。東アジア地域言
語学科のカリキュラムは、学科の教育上の目的に沿い、学生の選択肢が広くあることを
意図して作成されています。
✤ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
卒業にあたり、東アジア地域言語学科では、専攻した中国語や朝鮮語の語学的な運用
の一定の能力が要求されるが、それのみにとどまらず、学科で自ら関心をもった地域に
対する深い理解という側面を特に重視しています。こうした立場から、東アジア地域言
語学科では演習科目の充実に一定の重みを置いていますが、それは一人ひとりの学生へ
のきめ細かい指導を前提とするものでもあります。あわせて卒業論文も積極的に書くこ
とを奨励しています。知識を深めるにとどまらず、資料調査能力の向上、口頭発表を通
じたプレゼンテーション能力の涵養などを意識したものです。東アジア地域言語学科は、
広く言えば、日本を含めた東アジアを足場とした広い視野と深い洞察力をあわせ持った
人材、地域理解のバランス感覚に富んだ人材を送り出すことを目標としています。