団塊の青春グラフィティ 日比谷が熱く燃えた日

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日比谷公園内に千代田区立
2011 年 11月4 日[金]
日比谷図書文化館オープン
特別
念
記
開館
展
日比谷が熱く燃えた日
● 若者たち ● キューポラのある街 ● 東京オリンピック ● 3C ● 前衛芸術 ● 外車ショー ● 状況劇場 ● 天井桟敷 ● 11PM ● ハリスの旋風 ● 話の特集 ● 平凡パンチ ● フジ三太郎 ● ドラフト制 ● ザ・ビートルズ来日 ● 文化大革命 ● 原潜入港 ● 007 ● 週刊少年マガジン ● 週刊少年サンデー ● 巨人の星 ● あしたのジョー ● 週刊プレイボーイ ● an・an ● non-no ● 水俣病 ● ヒッピー ● 四
日市喘息 ● 原子力船 ● 革新都知事 ● ゲバラ死す ● 全学連 ● 蒼ざめた馬を見よ ● 火の鳥 ● フーテン ● ツィギー ● リカちゃん人形 ● 日大全共闘 ● ねむの木学園 ● ソンミ村虐殺 ● 霞ヶ関ビル ● 10.21 国際反戦デー ● 3 億円事件 ● 横尾ポスター ● 力石徹 ● タレント議員 ● 安田講堂 ● 東大入試中止 ● 二十歳の原点 ● クレージーキャッツ ● コント55 号 ● ザ・ドリフターズ ● GS ● 失神
● 俺たちに明日はない ● 卒業 ● 書を捨てよ、町へ出よう ● プラハの春 ● ボンカレー ● 4.28 沖縄デー ● 安田砦 ● 東大全共闘 ● 新左翼 ● 神田解放区 ● 東名高速 ● 日大紛争 ● ミニコミ ● ねじ
式 ● ガロ ● ゴルゴ 13 ● ハレンチ学園 ● 天才バカボン ● ゲゲゲの鬼太郎 ● ハッパフミフミ ● 夕刊フジ ● アポロ11 号 ● プッシュホン ● 時には母のない子のように ● 新宿フォークゲリラ ● ウ
ッドストック ● 緋牡丹お竜 ● 健さん ● 寅さん ● 愛のスカイライン ● トヨタ 2000GT ● ナナハン ● 大阪万博 ● 三島由紀夫自決 ● ビアフラ ● べ平連 ● フランスデモ ● よど号ハイジャック ● 内
ゲバ ● 光化学スモッグ ● ゴダール ● 女囚さそり ● ウーマンリブ ● 圭子の夢は夜ひらく ● イージー・ライダー ● ケンゾー ● 鼻血ブー ● 成田三里塚 ● ドルショック ● 新宿副都心 ● 日比谷暴動 ● サリドマイド ● 深夜放送 ● 週休 2 日制 ● マクドナルド ● プラモデル ● 仮面ライダー ● ボーリングブーム ● 日本人とユダヤ人 ● ボブ・ディラン ● スマイルバッチ ● ホットパンツ ● J UN ● VAN ● MG5 ● 日中国交正常化 ● あさま山荘 ● 京浜安保共闘 ● 祖国復帰 ● テルアビブ ● ジャネット・リン ● 恥ずかしながら ● パンダ ● 恍惚の人 ● ゴッドファーザー ● 時計じかけのオレン
ジ ● 死刑台のメロディ ● 木枯らし紋次郎 ● カップラーメン ● オイルショック ● ハイセイコー ● 怪物江川 ● アイドル ● 神田川 ● 同棲時代 ● 燃えよドラゴン ● 仁義なき戦い ● 津軽じょんがら
節 ● 三菱重工爆破事件 ● 日本赤軍 ● ベルばら ● ユリ・ゲラー ● ストリーキング ● セブンイレブン ● 宇宙戦艦ヤマト ● エマニエル夫人 ● 日活ロマンポルノ ● 日和見 ● 自己批判 ● 敗北の構造 − 12月 28 日[水]
2011 年 11月4 日[金]
千代田区立日比谷図書文化館 1F 特別展示室 開館時間:10 時 ― 22 時(土曜 19 時 日・祝 17 時まで 入室は閉館 30 分前まで) 休館日:毎月第 3 月曜日
高校・大学生 200 円(区民 100 円)*中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方および 付添の方は 1 名無料 常設展は観覧無料 特別展観覧料:一 般 300 円(区民 150 円)
主催:千代田区立日比谷図書文化館 〒100 - 0012 東京都千代田区日比谷公園 1– 4 Telephone: 03–3502–3340(代)http://hibiyal.jp
アクセス:東京メトロ 丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」徒歩 5 分、都営地下鉄 三田線「内幸町」徒歩 3 分、JR 東日本「新橋」徒歩 12 分
団塊 の青春グラフィティ
c 石元泰博 高知県立美術館蔵
「戦争を知らない少年」は、ヒーローに憧れ、夢を見た。
彼の成長と共に社会は大きく変わり、問題が山積した。
彼はそこで、社会の矛盾に敢然として立ち向かうべく、
日比谷でデモに参加した。日比谷はその日熱く燃えた。
日比谷野音・新宿フォークゲリラ
1960 年代後半から70 年代にかけて、日比谷の
野外音楽堂ではいわゆるプロテスタントソング
の教祖である岡林信康をはじめ、多くのミュー
ジシャンがコンサートを開催。一方で新宿西口
広場では、禁止令が出されたにもかかわらず、ベ
平連を中心に 3000 人もの若者が 集まり “ 機動
隊ブルース” を合唱した。若者が音楽で社会に
自己主張した時代であった。
映画で人生を学んだ
団塊世代の青春時代は、
「映画」は単なる娯楽で
はなく、
「いかに生くべきか」を考え学ぶ重要な
ツールであった。国内外問わず、問題作、名作が
次々公開され、映画専門誌には映画評論家のみ
ならず著名な多くの文学者、哲学者も寄稿した。
日本万国博覧会
大学紛争のシンボル、東大・安田講堂をめぐる 「人類の進歩と調和」を謳い、1970 年 3 月15 日
学生と機動隊の攻防は 35 時間続いた。何百本
からは 18 3 日間にわたって開催された大阪万
もの火災ビンが投げ落とされたが、上空から催
博は、戦後の焼け跡からわずか 20 年あまりで
涙液、地上から放水とガス弾があびせられ、籠
経済大国となったわが国の姿を内外に示す絶好
城した学生は全員逮捕された。これを機に学生
の機会となった。しかしその裏腹で、公害をは
闘争は全国に飛び火した。
(1969 年 1 月18 日) じめ多くの社会問題を抱えていた。今日なお原
発問題などもふくめて「人類の進歩と調和」は
大きな課題になっている。
“ 安田砦 ” 落城
© 朝日新聞社
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© 石元泰博 高知県立美術館蔵
© 朝日新聞社
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思想・文学・詩誌が愛読書だった
学生であれば、ひと通り目を通しておかなくては
ならない、思想・文学・詩の単行本や 雑誌があ
った。その読書傾向で、その人となりがわかっ
たくらいである。中でも、思想・文学・詩すべて
にたけた吉本隆明の著書は全共闘世代に大きな
影響をあたえた。
『東京オリンピック ポスター』
1962 、1990 亀倉雄策
財団法人 DNP 文化振興財団蔵
『東京オリンピック ポスター』
1961 亀倉雄策
財団法人 DNP 文化振興財団蔵
同棲時代
上村一夫の劇画『同棲時代』は、当時の団塊世
代の恋愛事情を端的に表現し、映画としても上
映。同棲が自由恋愛の形として支持された。
「神
田川」の名曲もそうした時代の関連性の中で誕
生した。
関連イベント
第1 回 「梶芽衣子 ∼日比谷に想いを寄せて∼ トークショー & ライブ」
11 月22日[火]19:00−20:30(開場 18:30 )
お申し込み・お問い合わせ
第 1 回はチケットぴあにて 10 月28日[金]販売予定。詳しくは館ホームページをご確認ください。
なお、定員(第 1 回:200 名、第 2 回−5 回:各回 60 名)になり次第締め切らせていただきます。
千代田区立日比谷図書文化館
1F 特別展示室
〒100 - 0012
東京都千代田区日比谷公園 1– 4
Tel: 03 – 3502 – 3340(代)
丸ノ内線 霞ヶ関駅 B2 出口
千代田線
霞ヶ関駅
C4 出口
千代田区立
日比谷図書文化館
http: //hibiyal. jp
アクセス:
・東京メトロ 丸ノ内線・日比谷線・
千代田線「霞ヶ関」徒歩 5 分、
・都営地下鉄 三田線「内幸町」徒歩 3 分、
・ JR 東日本「新橋」徒歩 12 分
三田線
内幸町駅
A7 出口
N
日比谷
野外音楽堂
日比谷
公会堂
第二花壇
日比谷公園
大噴水
内堀 通り
会場:日比谷図書文化館大ホール(コンベンションホール)出演:梶芽衣子ほか 料金:3,000 円
第 2回 「おれたちのサウンドコレクション」11月28日[月]
第 3回 「スパイ×ガンマン ∼ 背中で語る男たち」12月5日[月]
第 4 回 「任侠の夜」12 月12日[月]
第 5回 「昭和歌謡の夕べ」12月20日[火]
*第 2 回−5 回共通
時間:19:00−20:00(開場 18:30 )会場:日比谷図書文化館小ホール(スタジオプラス)
出演:多井智紀ほか新進気鋭アーティスト 料金:1,500 円(ワンドリンク付き)
日本が世界に認められた 1964 年
1964 年は、日本が世界に認められた年であっ
た。構想から 25 年。時速 200km を超える夢の
超特急「新幹線ひかり」がスタート。同年、アジ
アでははじめての東京オリンピックが戦争で消
えた幻の東京大会から 24 年を経て国立競技場
に 7 万 5000人の観衆を集めて開催された。
深夜放送
当時厳しい受験競争の最中、勉強しながら聴い
た深夜放送は、専門誌が発刊されるほど、若者
世代に受け入れられた。そこで若者ひとりひと
りに語りかけられた情報やメッセージは、彼ら
のコミュニケーションツールとしても大いに活
用された。
第一花壇
交番
日比谷線・千代田線
日比谷駅
A 14 出口
交番
日比谷通り