協会からのご案内 協会からのご案内 2 協会だより 当協会発行・編集出版物 3 当協会の国際連携のご紹介 4 協会ホームページのご案内 1 1 協会だより 1.委員会・研究会活動状況:証券アナリストジャーナル編集委員会全体会議/「セグメ ント情報等の開示に関する会計基準(案)」等に関する意見書提出 2.トピックス:証券アナリスト第1次秋試験合否結果発表/兜町平和ビル分室の使用開 始/講演会・特別セミナー 3.理事会:第413回理事会 4.委員・会員の異動 1.委員会・研究会活動状況 ▲ 証券アナリストジャーナル編集委員会の全体会議を開催しました 11月2日(金)、証券アナリストジャーナル編集委員会の第39回全体会議が当協会会議室で開催され ました(委員23名出席) 。 今回会議では、過去1年間の特集テーマと書評( 「読書室」)対象書の選定、投稿論稿の受理・処理、 モニター報告の取り扱い等の状況について振り返り、次の点が確認されました。 ① 編集委員の執筆による「展望」シリーズの開始(2007年4月)や「XBRLコーナー」の掲載(2007 年6月から9月までに3回) 、また座談会やインタビューの掲載もあり、掲載内容にバラエティ が増していること ② 本年6月号で初めての試みとして、従来のダブル特集をとりやめ、日米共同セミナー単独特集と したこと(編集委員がセッションの選択や監修を行った) ③ 1冊当たりの平均ページ数が前年に比べ若干増えていること ④ 会員の増加や会員以外の購読者の増加などから、毎月の発行部数が1年間に1,000部程度ずつ増 加し続けていること(2007年9月発行部数23,680部)。 今後の本誌の編集に関しては、引き続き読者にとって役立ち、読みやすい記事を掲載していくという 観点から、①分かりやすくかつレベルを落とさずに、多様な業界に属する会員の関心に合う特集テーマ を設定すること、②座談会のような肩の凝らない記事を含め、バラエティを持たせること、③特集論文 数を抑制すること、④読書室(書評)を短くすることなどが提案されました。また新しい企画として、 ⑤簡単なサーベイを掲載する、⑥金融証券市場で話題の事柄について短く解説する、⑦用語解説を掲載 158 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 する、⑧最近の論文を紹介する、⑨回顧談的なシリーズものを連載するといった案が出され、本誌とし てどのようなものがふさわしく、掲載可能かについて、委員長・小委員長で検討することとなりました。 また論文をできるだけコンパクトな形で掲載していくよう、引き続き努めることになりました。 なお、事務局より報告した投稿論稿の受理・審査状況は次表の通りで、受理編数および採用編数は前 年をやや上回るペースとなっています。引き続き積極的なご投稿をお待ちしております。 平成 15 年 平成 16 年 平成 17 年 平成 18 年 平成 19 年 (1 ~ 10 月) 新規受理編数 うち採用編数 40 1(1) 32 6(2) 21 9(2) 32 11(2) 31 13(2) (注)採用編数欄のカッコ内は、前年までの不採用論稿で修正再提出されたもののうち採用された編数(外数)。 ▲ 企業会計基準公開草案第21号「セグメント情報等の開示に関する会計 基準(案)」等に関する意見書を提出しました 企業会計基準委員会は、平成19年9月4日付で企業会計基準公開草案第21号「セグメント情報等の開 示に関する会計基準(案) 」および企業会計基準適用指針公開草案第26号「セグメント情報等の開示に 関する会計基準の適用指針(案) 」を公表し、各界からの意見を募集しました。 当協会企業会計研究会では、これに対応して意見書を取りまとめ、平成19年10月19日に企業会計基 準委員会に提出しました。 意見書は、当協会のホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。 http://www.saa.or.jp/research/kaikei.html 2.トピックス ▲ 2007年証券アナリスト第1次秋試験の合否結果を発表しました 1.9月に実施した証券アナリスト第1次秋試験は、新教育プログラムに基づく2回目の試験でした が、受験者数は3科目合計5,600名、合格者数は同2,509名でした。 今回の秋試験では、受験者数は本年の春試験を大きく下回りましたが、一方で春に試験動向を注視 し受験を控えていた方が相当数受験したため、昨年秋試験との対比では受験者数10.6 %増、合格者数 12.8%増となりました。 合格率は、3科目合計で44.8%と本年の春試験(44.2%)、 昨年の秋試験(43.9%)をやや上回りました。 2.合格者の業態別構成比では、銀行がやや低下した(本年春試験18.5%→今回試験17.4%)一方、 証券会社が上昇し(同16.7 %→18.6 %) 、年間合計では両業態がほぼ拮抗する形となりました。また、 その他(一般事業法人等)が大きなウェイトを占めており(同43.0%→42.6%)、女性合格者のウェイ ト(同10.0%→12.6%)や大学生のウェイト(同8.7%→10.4%)も上昇するなど、合格者の裾野拡大が うかがわれます。 証券アナリストジャーナル 2007.11 159 協会からのご案内 科目別 受験者数(名) 昨年秋試験 本年春試験 証券分析とポート 今回 合格者数(名) 昨年秋試験 本年春試験 合格率(%) 今回 昨年秋試験 本年春試験 今回 1,670 2,755 1,850 810 1,099 817 48.5% 39.9% 44.2% 財務分析 1,784 3,448 1,865 753 1,652 858 42.2% 47.9% 46.0% 経済 1,609 3,244 1,885 661 1,420 834 41.1% 43.8% 44.2% 合計(延べ) 5,063 9,447 5,600 2,224 4,171 2,509 43.9% 44.2% 44.8% フォリオ・マネジメント (試験実施日 国内・香港:9月30日、ニューヨーク・ロンドン:9月29日) ▲ 兜町平和ビル分室の使用を開始しました 当協会は、既報(10月号「協会からのご案内」 )の通り、東証ビ ル西側の「兜町平和ビル」3階(会議室)および7階(事務室)に 分室を新設し、11月から使用を開始しました。会社説明会部署が 分室に移転した11月5日には、鈴木会長などによるテープカット を行い、会社説明会やセミナー・講演会への分室3階会議室の供用 も逐次開始しています。7階事務室内の「会員コーナー」では、 『証 テープカット 券アナリストジャーナル』バックナンバーや所蔵図書の閲覧が12 月3日から可能となります。 分室の連絡先等は以下の通りです。 (連絡先)〒103‐0026 東京都中央区日本橋兜町3‐3兜町平和ビル7階 (東証ビル西口玄関向かい) (電話) 03-3666-1632(従来通り) (FAX) 03-3666-6610 (E -mail) [email protected](従来通り) ビル外看板 会議室(3階) 160 会員コーナー(7階) 事務室(7階) 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 ▲ 講演会・特別セミナーの模様 以下の講演会・特別セミナーを開催し(会場は特記しない場合、東京)、それぞれ多くの方にご参加 いただきました。講演要旨は追ってホームページに掲載します。 ・10月22日(月) 「運輸業界の動向と展望」 一柳 創氏 CMA(㈱大和総研 企業調査第一部 アナリスト) 参加者89名 ・10月24日(水) 「地球温暖化問題の動向-京都議定書第一約束期間を目前にしての現状と展望-」 五百川 浩氏(㈱みずほコーポレート銀行 産業調査部総括・海外チーム 参事役) 参加者106名 ・10月25日(木) 「M&Aにおける企業価値評価-ケース討論」(関西地区特別セミナー第3回) 砂川伸幸氏 CMA(神戸大学 大学院経営学研究科 教授) 参加者40名 ・10月29日(月) 「グローバル経済の新段階と日本の展望-サブプライム問題の帰趨を考える-」 武者陵司氏 CMA(ドイツ証券㈱ 副会長兼CIO) 参加者217名 ・11月1日(木) 「企業のペイアウト政策-現金配当と自社株買い」(関西地区特別セミナー第4回) 畠田 敬氏(神戸大学 大学院経営学研究科 准教授) 参加者44名 ・11月2日(金) 「復活したヨーロッパ経済-ユーロ高と東欧のEU加盟-」 田中素香氏(中央大学 経済学部 教授) 参加者79名 ・11月8日(木)「配当政策と株価形成-会計ベースの企業評価モデルに依拠して」(関西地区特別セミ ナー第5回) 石川博行氏(大阪市立大学 大学院経営学研究科 准教授) 参加者36名 ・11月12日(月) 「水素自動車の現状と今後の展望-水素活用社会の実現に向けてー」 山根健氏(ビー・エム・ダブリュー㈱ ジー・オフィス エンジニアリング・ディビジョン テクノロ ゼネラルマネジャー) 参加者48名 証券アナリストジャーナル 2007.11 161 協会からのご案内 3.理事会 ▲ 第413回理事会を開催しました 10月29日(月)に第413回理事会(書面理事会)が開催され、以下の議決ならびに報告が行われました。 [議決] 個人会員62名(検定会員62名) 、賛助会員1社の入会を承認する。 [報告] 平成19年度上期の業務概況について報告が行われました。(内容は後掲の「資料」をご参 照ください。 ) ○入会者の氏名は後記4.委員・会員の異動の「会員の異動」欄をご参照ください。 4.委員・会員の異動 ▲ 委員の異動(五十音順、敬称略) ○運営委員会(10月16日) 就 任 小 林 英 三 アメリカン・ファミリー生命保険(検定会員) ○国際試験委員会(11月15日) 就 任 福 井 義 高 青山学院大学 ▲ 会員の異動 ○当協会会員状況(平成19年10月31日現在) 法人会員 332 個人会員 (検定会員) (一般会員) ( 21,678 ( 21,591 ) 賛助会員 合計 216 22,226 87) E メールアドレスをご登録ください 当協会では、 E メール配信システムにより、各種セミナー、講演会、会社説明会などの 諸行事のご案内を、メールアドレス登録会員あてに配信しております。 メールアドレスの登録がお済みでない会員の方は、ぜひご登録いただき、タイムリーか つきめ細かい情報サービスをご利用くださいますよう、お願いいたします。 ◇登録方法◇ 協会ホームページ(www.saa.or.jp)の「会員の手続」中にある、「 E メール配信システ ムへの登録・変更等」により、アドレスをご登録ください。 162 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 ○新入会者(平成19年10月中、五十音順、敬称略、一部再掲) (注)検定会員および一般会員の勤務先は、同意のあった方のみ掲載しております。 証券アナリストジャーナル 2007.11 163 協会からのご案内 164 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 証券アナリストジャーナル 2007.11 165 協会からのご案内 166 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 証券アナリストジャーナル 2007.11 167 協会からのご案内 ○退会者(平成19年10月中、五十音順、敬称略) ホームページ<会員向け情報>[講演会要旨][会社説明会要旨]の更新ご案内 ◆ [講演会要旨]に以下が追加されました。 ①「金融商品取引法と投資家保護-政省令の制定を受けて-」 神戸大学 大学院法学研究科 教授 志谷匡史氏 (平成19年8月23日大阪、 9月3日名古屋開催) ②「国際会計基準(IFRS)へのコンバージェンス-現状と展望-」 国際会計基準審議会(IASB)理事 山田辰己氏(平成19年9月5日開催) ③「ICGN『機関投資家の責任原則』とわが国資産運用へのインプリケーション」 企業年金連合会 常務理事 鹿毛雄二氏(平成19年9月10日開催) ④「インドの経済・金融・資本市場の発展と展望」 元インド銀行協会会長、新光証券株式会社 インドアドバイザー アルン・クマル・プル ーワル氏(平成19年9月12日開催) ⑤「介護業界の現状と今後の展望」 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 公共経営・公共政策部 主任研究員 国府 田文則氏(平成19年9月28日開催) ◆ [講演会要旨][会社説明会要旨]は、原則として毎月1日、15日に更新しています。 168 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 2 当協会発行・編集出版物 ☆購入ご希望の方は当協会ホームページ(http://www.saa.or.jp)の出版物案内:協会出版物 購入申込書にてお申し込みください。または下記の係宛にFAXでお申し込みください。 日本証券アナリスト協会 調査・出版係TEL03-3666-1515 FAX03-3666-5843 [書籍送料] 1冊 160円 2冊 210円 3冊 310円 4冊以上 500円 ☆当誌および下記出版物は千代田書店茅場町店、丸善丸の内本店でも取り扱います。 ○SAAJ-CFA Institute/CFAJ共同セミナー講義録 資産運用に関連する分野の先端的なテーマを取り上げ、CFA Institute/CFAJとの共催により、日本の みならず米国など広く海外からも一流の学者・実務家を講師に招いて開催されるセミナーの全体を収 録した講義録です。 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価第7回~第18回各500円(本体477円) 第19回『個人投資家および富裕層の資産運用とそのビジネス展開』(2007年3月開催) 個人投資家および富裕層に焦点を当てて、①最適な資産運用のあり方、②そのビジネス展開を中心 に、日・米・スイスの実務家が論じています。本セミナーの講義録は、次に掲載されています。 本誌2007年6月号:日本の個人金融資産と資産運用/個人・富裕層のための資産管理/<パネルデ ィスカッション>富裕層向け資産運用ビジネス-日本の今後のあり方、欧米からの示唆-/転換期 の富裕層ビジネス-そのダイナミズムとプライベートバンキング戦略-/スイスにおける富裕層ビ ジネス 当協会ホームページ(上記に加え次を掲載) :個人のライフサイクルと資産配分/行動ファイナン ス理論に基づく資産配分は最適ではないのか/ケース・スタディ 第18回 『グローバル投資戦略の新展開』 (2006年・B5判/ 133頁) 近年グローバル投資を巡る環境が大きく変化している中で、新たなグローバル投資戦略に焦点を当 て、最適な投資手法、商品別・投資対象国別投資のあり方などを多面的に論じています。 目次/グローバル投資戦略の新動向/エマージング市場への株式投資/グローバル債券投資-新し い金融商品への取り組みと課題/グローバルヘッジファンド投資におけるアルファの追求-ヘッジ ファンドのアクティブマネジメントとアセットアロケーション/ケース・スタディ/プランスポン サーから見たグローバル投資/会計基準のコンバージェンスとグローバル投資 第17回 『オルタナティブ投資の新局面』 (2005年・B5判/ 133頁) 近年オルタナティブ投資(ヘッジファンド、プライベート・エクイティ、不動産など)が急速に拡 大している中で、最新の投資戦略・手法、パフォーマンス評価、リスク管理、資産配分における位 置付けなどに焦点を当てながら、実践、アカデミックの両面から多面的に論じたセミナーです。 目次/オルタナティブ投資の理論/ヘッジファンド投資の新局面/日本におけるプライベート・エ クイティ投資の新局面/日本における不動産投資の新局面/オルタナティブ投資への資産配分/ケ ース・スタディ/日本の年金におけるオルタナティブ投資の現状と展望/オルタナティブ投資にお ける定量評価と定性評価―計数を超えたデュー・デリジェンスと資産配分― 証券アナリストジャーナル 2007.11 169 協会からのご案内 第16回 『資産運用会社の経営戦略-激変する環境下のソリューションを求めて-』 (2004年・B5判/ 96頁) 第15回 『資産運用とベンチマーク』(2003年・B5判/ 138頁) 第14回 『年金ファンドの運用』 (2002年・B5判/ 145頁) 第13回 『エクイティ評価の新展開』 (2001年・A4判/ 179頁) 第12回 『信用リスク管理新たな手法とその実際』(2000年・A4判/ 133頁) ○SAAJセミナー講義録 株式に関連する分野を中心に、実務家の関心が高いタイムリーなテーマを取り上げて開催している継 続教育セミナーの講義録です。 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価第2回~第12回各500円(本体477円)、 第13回1,200円(本体1,143円) 第13回『グループ経営企業の価値評価』 (2007年・B5判/ 52頁) 企業の持ち株会社化やM&Aなどが活発化する中で、グループ経営企業の価値評価に焦点をあてて 多面的に論じています。 目次/グループ経営と企業価値/連結会計における企業価値/コングロマリット企業の価値評価と 事業ポートフォリオの再構築/グループ経営企業のコーポレート・ガバナンスの実態~企業経営者 サイドから~/グループ経営企業への投資戦略~コーポレート・ガバナンスの視点を踏まえて~ 第12回 『企業の持続可能性-企業評価の新しい視点』(2006年・B5判/ 69頁) 会計制度の変更や新会社法の制定さらには企業の社会的責任が高まっている中で、企業経営のあり 方にも大きな変化がみられます。こうしたことから企業価値評価について、新たな視点から多面的 に論じています。 目次/敵対的買収と企業評価/会計発生高、利益の質と企業評価/ブランド価値とその経済心理的 測定/ CSRと企業評価~ SRI投資家の視点から~/企業の余剰金融資産の評価とリアルオプション 第11回 『M&Aと企業価値』 (2005年・B5判/ 55頁) M&Aが活発になり、注目されている中で、わが国を代表する専門家を招いて、M&Aの現状、デュ ーデリジェンス、成功・失敗事例、バリュー・アップ戦略、企業価値評価について多面的に論じた 内容の濃い講義録です。 目次/わが国におけるM&Aの現状と展望/ M&Aにおける財務デューデリジェンスと会計処理/わ が国のM&Aの事例研究/バイアウトファンドのバリュー・アップ戦略/ M&Aと企業価値評価 第10回 『企業評価と会計情報』 (2004年・B5判/ 67頁) 第9回 『コーポレート・ガバナンスと企業評価』(2003年・B5判/ 52頁) 第8回 『企業行動と株式評価』 (2002年・B5判/ 119頁) 第6回 『会計基準の国際化と企業評価』 (2000年・B5判/ 138頁) 170 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 ○夏期SAAJセミナー講義録 債券に関するテーマを中心としたセミナーの講義録です。第2回セミナーから講義録を発行しました。 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価各500円(本体477円) 第7回『債券運用の新展開-金融政策の課題と新商品投資戦略-』(2007年・A4判/ 37頁) 債券運用にとって重要な金融政策に関して最近の主要国の中央銀行の考え方と課題を論じているほ か、CDOや事業法人ハイブリッド証券の商品特性と市場動向について最新の状況を説明しています。 目次/主要国中央銀行の金融政策上の課題/ CDOへの投資-CDOの商品性と最近の市場動向-/ 事業法人ハイブリット証券-世界的な潮流、バンクキャピタルとの比較、投資機会とリスク- 第6回 『ストラクチャード・プロダクツの新潮流とリスク管理-CDO(債務担保証券)を中心に-』 (2006年・A4判/ 45頁) 最近、わが国においてストラクチャード・プロダクツの取引が増加傾向にある中で、本セミナーで はCDO(債務担保証券)に焦点を当てて、①その発展の変遷、②CDOのデフォルト依存関係の把 握方法、③投資戦略とリスク管理について論じています。 目次/シンセティックCDOの新動向-信用リスク商品の変遷に焦点を当てて-/ポートフォリオの クレジット・リスクとデフォルトの依存関係-CDOへの利用を中心に-/ストラクチャード・プロ ダクツの投資戦略とリスク管理 第5回 『債券投資の新潮流-金利商品のニューフロンティアを求めて-』(2005年・A4判/ 49頁) 長期にわたる超低金利の下で、リターンの向上を目指した金利商品への投資が模索されている中で、 ニューフロンティア分野への投資を専門的な実務家が、実践的な観点から論じています。 目次/債券系ヘッジファンド~運用戦略とリスク管理の考え方/エマージング諸国の債券への投資/ バンクローン市場とその投資~新たな投資フロンティア 第4回 『年金運用と債券投資』 (2004年・A4判/ 40頁) 第3回 『債券投資におけるアルファの獲得』 (2003年・A4判/ 32頁) 第2回 『クレジットリスク―債券ポートフォリオの管理と投資戦略―』(2002年・A4判/ 56頁) ○SAAJ―日本ファイナンス学会共同セミナー講義録 証券アナリストの業務と関連する重要なトピックについて、理論的観点からのアプローチを主眼とし て、2000年以降毎年開催しているセミナーの講義録です。 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価各500円(本体477円) 第7回『会計情報と資本市場におけるバリュエーション』(2006年・A4判/ 45頁) 株式価値評価にあたっては、会計情報が重要な役割を果たしています。本セミナーでは①会計情報 と株価との価値関連性と、②退職給付会計の企業評価に与える影響などについて実証的に論じてい ます。 目次/財務会計の意思決定支援機能と株式価値評価/退職給付会計と企業評価 第6回 『M&Aと企業価値評価~理論と実践~』 (2005年・A4判/ 32頁) M&Aが急速に増加しており、それとの関連で企業価値評価が大変重要となっています。本セミナ 証券アナリストジャーナル 2007.11 171 協会からのご案内 ーでは、M&Aにおける企業価値評価を理論と実践の両面から深く論じています。 目次/コーポレートファイナンス理論における企業価値とバリュエーション手法/ M&Aの現場に おける企業価値評価 第5回 『投資家行動の解明』 (2004年・A4判/ 44頁) 近年、投資家の心理学的側面に注目した行動ファイナンスの研究が進んでいる中で、①実験ファイ ナンスにより株式市場でのバブルはいかなる状況で発生するのか、②実証分析により投資家の行動 バイアスが株価にどのように影響を及ぼすのかについての研究を解説しています。 目次/投資家行動、将来予想とバブル-実験ファイナンスからの考察-/投資家の行動バイアスと 株価形成-アクティブ運用及び投資調査へのインプリケーション- 第4回 『株式リスクプレミアム』 (2003年・A4判/ 56頁) 第3回 『行動ファイナンス-ファイナンス理論の新たな潮流-』(2003年・A4判/ 48頁) 第1回 『企業評価の新たな視点-理論の新展開と実務における課題-』(2001年・B5判/ 61頁) ○GIPSセミナー講義録 グローバル投資パフォーマンス基準(GIPS)の解釈、適用の実際に関するセミナーの講義録です。 『グローバル投資パフォーマンス基準(GIPS)適用の実際』(2007年・B5判/ 54頁) GIPS基準適用の実際について、不動産、プライベート・エクイティ投資への適用も含め、当協会の 投資パフォーマンス基準委員会委員である専門家が解説を行っています。 目次/ GIPSを巡る最近の状況/ GIPS準拠の実際:資産運用会社/不動産基準と適用上の課題/プ ライベート・エクイティ基準と適用上の課題/ラップフィー/ SMAポートフォリオに関するガイ ダンス・ステートメント 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価500円(本体477円) ○CIIA®試験制度記念セミナー「信用リスク・プレミアム」講義録 (本書は、証券アナリストジャーナル2004年3月号に掲載された講義録を冊子にしたものです。) 2003年9月に通算6回目を実施したCIIA®試験制度の定着を記念して開催されたセミナーの講義録で す。日米を代表する2名の研究者(東京大学大学院経済学研究科教授小林孝雄氏、スタンフォード大 学経営大学院教授ダレル・ダフィー氏)が、信用リスク計量化についての最新の理論と実証研究につ いて解説しています。 目次/信用リスク・モデル化のアプローチ/リスク中立デフォルト確率と実際のデフォルト確率 日本証券アナリスト協会編集・発行 定価500円(本体477円)・B5判/ 48頁 ○証券アナリスト職業行為基準実務ハンドブック(2007年版) 証券アナリストの独立性・客観性が問われる中、証券アナリスト職業行為基準の重要性がかつてない ほど高まっています。本書は、基準各項目の詳細な解説と豊富な想定事例を通じて、読者が職業行為 基準の立体的な理解を得られるよう構成されています。また、各基準の趣旨と関係の深い金融商品取 引関係法令諸規則、自主規制を適宜引用、紹介しています。 日本証券アナリスト協会規律委員会編集・発行 定価600円(本体572円)・B5判/ 136頁 172 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 −検定会員の皆様へ− 新通信テキスト(1次レベル)販売案内 (購入申し込みは当協会ホームページ[通信教育講座・ 試験]ー[教材販売のご案内]からお願いします。) 1.販売価格 1冊販売 全冊定期販売* 証券分析 財務分析 経 済 1,300円 10,000円 9,200円 9,200円 *2007年度版は下記の通り逐次発売しま す。 2007年度版全冊発売前は、2006年度版 を全冊販売することも可能です。 2.通信テキストタイトル・執筆者(各回ごとの目次はホームページで) (1)証券分析とポートフォリオ・マネジメント タイトル 執筆者(敬称略) 発行スケジュール ①証券分析とポートフォリオ・マネジメントの基礎 鈴木行生(野村ホールディングス) 6月 ②計量分析と統計学 ( 1) 小林孝雄(東京大学)、本多俊毅(一橋大学) 6月 ③現代ポートフォリオ理論 小林孝雄(東京大学)、本多俊毅(一橋大学) 7月 ④証券市場の機能と仕組み 川北英隆(京都大学) 7月 ⑤企業のファンダメンタル分析 薄井彰(早稲田大学) 9月 ⑥株式分析 高橋文郎(青山学院大学) 9月 ⑦債券分析 金崎芳輔(東北大学)、岡東務(阪南大学) 11月 ⑧デリバティブ分析 太田智之(野村證券) 11月 ⑨ポートフォリオ・マネジメント・プロセス 山口勝業(イボットソン・アソシエイツ・ ジャパン)、小松原宰明(同) 11月 執筆者(敬称略) 発行スケジュール (2)財務分析 タイトル ①証券アナリストと財務分析 米山正樹(早稲田大学) 6月 ②主要な財務諸表 伊藤邦雄(一橋大学) 6月 ③企業会計の仕組み 川本淳(学習院大学) 7月 ④収益の測定 筒井知彦(法政大学) 7月 ⑤費用の測定 中條祐介(横浜市立大学) 9月 ⑥その他の主要会計分野 大雄智(横浜国立大学) 9月 ⑦財務諸表分析の基礎 桜井久勝(神戸大学) 11月 ⑧株式価値評価モデル 八重倉孝(法政大学) 11月 (3)経済 タイトル 執筆者(敬称略) 発行スケジュール ①経済活動と経済分析 川北英隆(京都大学)、櫨浩一(ニッセイ基礎研究所) 6月 ①-2経済学のための数学 小林孝雄(東京大学)、本多俊毅(一橋大学) 6月 ②消費者行動と企業行動 倉澤資成(横浜国立大学) 6月 ③市場均衡と市場の失敗 倉澤資成(横浜国立大学) 7月 ④ファイナンスのためのミクロ経済学(1) 大橋和彦(一橋大学) 7月 ⑤マクロ経済学の基礎 吉川洋(東京大学)監修、飯田泰之(駒澤大学) 9月 ⑥金融と財政 鹿野嘉昭(同志社大学) 9月 ⑦マクロダイナミックス 齊藤誠(一橋大学) 11月 ⑧国際収支と為替レート 深尾光洋(慶應義塾大学) 11月 証券アナリストジャーナル 2007.11 173 協会からのご案内 −検定会員の皆様へ− 新通信テキスト(2次レベル)販売案内 1.販売価格 1冊販売 全冊定期販売 証券分析とポートフォリオ・マネジメント 全冊(11冊) コーポレート・ファイナンスと企業分析 全冊(7冊) 市場と経済の分析 全冊(6冊) 1,300円 12,500円 8,000円 7,000円 2007年 度 よ り2次 レ ベ ル 講 座科目名のうち、「財務分析」 は「コーポレート・ファイナ ンスと企業分析」に、「経済」 は「市場と経済の分析」に変 更しました。 2.通信テキストタイトル・執筆者 (1)証券分析とポートフォリオ・マネジメント 執筆者(敬称略) タイトル 発行スケジュール ①計量分析と統計学 (2) 小林孝雄(東京大学)、本多俊毅(一橋大学) 8月 ②株式ポートフォリオ戦略 大野三郎(ソシエテジェネラルアセットマネジメント) 8月 ③債券ポートフォリオ戦略 新井富雄(東京大学)、太田智之(野村證券) 8月 ④デリバティブと投資戦略 大橋和彦(一橋大学) 10月 ⑤投資政策 小林弘明(みずほ総合研究所) 10月 ⑥アセット・アロケーション 浅野幸弘(横浜国立大学) 10月 ⑦オルタナティブ投資 宮井博(日興フィナンシャルインテリジェンス)、玉城逸彦(住信 基礎研究所) 、大橋和彦(一橋大学)、高橋文郎(青山学院大学)、 四塚利樹(早稲田大学)、榊原茂樹(関西学院大学) 12月 ⑧国際証券投資 諏訪部貴嗣(ゴールドマン・サックス証券) 12月 桒原洋(新日本監査法人)、藤林宏(住友信託銀行)、後藤浩(アラ ⑨投資パフォーマンスの測定と評価 イアンス・バーンスタイン) ⑩信用リスクモデル 森平爽一郎(早稲田大学) ⑪行動ファイナンス 小幡績(慶應義塾大学) 12月 翌年2月 2月 (2)コーポレート・ファイナンスと企業分析 執筆者(敬称略) タイトル 発行スケジュール ①コーポレート・ファイナンス(1) 高橋文郎(青山学院大学)、新井富雄(東京大学) 8月 ②コーポレート・ファイナンス(2) 高橋文郎(青山学院大学) 8月 鈴木一功(中央大学)、高橋文郎(青山学院大学)、芹田敏夫(青山 ③コーポレート・ファイナンス(3) 学院大学) 、谷川寧彦(早稲田大学) 10月 ④財務会計をめぐる諸問題(1) 秋葉賢一(企業会計基準委員会) 12月 ⑤財務会計をめぐる諸問題(2) 辻山栄子(早稲田大学) 12月 ⑥企業分析に係る諸問題 鈴木一功(中央大学)、白田佳子(筑波大学)、八重倉孝(法政大学) 翌年2月 2月 ⑦企業分析(ケース) (3)市場と経済の分析 執筆者(敬称略) タイトル 発行スケジュール 8月 ①ファイナンスのためのミクロ経済学(2)柳川範之(東京大学) 174 ②国際マクロ経済学 小川英治(一橋大学) 8月 ③日本の証券・金融市場 梅田雅信(首都大学東京)、宇野淳(早稲田大学) 10月 ④経済動向予測と金利予測 小峰隆夫(法政大学) ⑤日本経済・金融の諸問題 岩田規久男(学習院大学) ⑥国際経済・金融の諸問題 大野英昭(日本銀行)、高橋亘(同) 12月 翌年2月 2月 証券アナリストジャーナル 2007.11 協会からのご案内 3 当協会の国際連携のご紹介 資本市場のグローバル化に伴い、海外のアナリスト協会との交流は年々活発になっており、証券アナ リストの国際資格試験制度(CIIA®)をはじめ、職業行為基準等についての共同研究、他の国際組織に 対するアナリストとしての意見表明など、国際連携が多角的に展開されています。 CIIA® (Certified International Investment Analyst)URL: www.aciia.org CIIA®(国際公認投資アナリスト®)資格試験は、アジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、中近東に またがる証券アナリスト協会(28カ国)と、アジアおよびヨーロッパの証券アナリスト協会連合会を構 成員とする(注1) 非営利法人ACIIA®(The Association of Certified International Investment Analysts、本部 スイス)によって運営・推進されています。 当協会はACIIA®の会長協会として、CIIA®試験の運営全般ばかりでなくACIIA®の円滑な管理・運営に 尽力しています。なお、11月8日台北で理事会を開催。 (注1) 30加盟協会:日本、アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、ブラジル、中国、台北、フランス、 ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、イタリア、イラン、カザフスタン、韓国、 ルクセンブルク、メキシコ、モロッコ、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、 スイス、スウェーデン、タイ、ウクライナの28協会およびASAF(下記)、EFFAS(欧 州証券アナリスト協会連合会)が連合会として加盟。 ● 2007年8月CIIA資格は、英国FSA(英国金融サービス機構)の認定を取得しました(詳細当協会ホ ームページURL: www.saa.or.jp「新着情報」ご参照)。 ● CIIA試験を受験するには、まずCMA試験に合格する必要があります。CIIA2008年3月試験などに ついては、当協会ホームページ「新着情報」や「CIIA(国際資格試験)」などをご参照ください。 ASAF (Asian Securities Analysts Federation)URL: www.asaf.org.au アジア・オセアニア地域の14(注2)のアナリスト協会で構成する連合組織。本部シドニー。事務局東 京(当協会内) 。2002年に策定した「中長期目標」に沿って活発な活動を展開しており、CIIA®試験の 推進も目標の一つとなっています。 当協会は理事会のみならず、すべての委員会(教育、アドボカシー、コミュニケーション)にメンバ ーとして参画し、域内各協会の連携・強化に積極的に取り組み、同連合会の運営に主導的役割を果たし ています。また、各国会員間の情報交換の場としてASAF大会がメンバー協会持ち回りで毎年秋に開催 されています。今年のASAF大会は11月23日ニューデリー(インド)で開催。 (注2) 14加盟協会:日本、オーストラリア、中国、台北、香港、インド、インドネシア、イラン、韓国、 マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ(傘下の会員総 数約64,000名)。 証券アナリストジャーナル 2007.11 175 協会からのご案内 4 アドレス 協会ホームページのご案内 http://www.saa.or.jp 主な掲載内容 新着情報:最新の情報を掲載するページ ・受講・受験 ・CIIA ・会社説明会 ・会員へのお知らせ ・セミナー・講演会 常設のページ:下記についての情報を掲載 ・証券アナリストーカリキュラム一覧ー ・通信教育講座・試験 講座・試験の概要、受講・受験の申込(インターネット)、インターネ ットへの移行、インターネット受講者専用、住所・勤務先等の変更、基 CIIA®(国際資格試験)、 礎講座、 検定会員補(CCMA®)、 数量分析入門教室、 教材販売のご案内、パンフレット設置書店、CMAプログラムの改訂 ・セミナー・講演会・大会 セミナー・講演会・大会のご案内、講演会・特別セミナー要旨一覧 ・会社説明会 会社説明会開催のお勧め、IRクラブ参加のご案内、会社説明会の参加申込み(会 員限定) 、会社説明会の予定、会社説明会要旨、会社施設見学会のご案内、一般 個人向け会社説明会の参加申込み(非会員向け) ・会員の手続・お知らせ 入会のご案内、変更届・その他、お知らせ ・証券アナリストジャーナル・出版物 証券アナリストジャーナル誌(ジャーナル検索<平成元 年~最新号>、最新号の目次、論文要旨、ジャーナル賞受賞論文、投稿案内、編集方針、年間 目次一覧、購読案内等) 、協会出版書籍一覧および購入申込み ・ディスクロージャー 企業のディスクロージャーについての研究(証券アナリストによるディ スクロージャー優良企業選定<平成7年度-平成19年度>)等 ・企業会計 企業会計についての研究、会計基準アンケートについて ・職業倫理 証券アナリストの倫理・職業行為基準の研究と普及、 証券アナリスト職業行為基準等 ・投資パフォーマンス基準 投資パフォーマンス基準(SAAJ-IPS®)等 ・国際連携 世界各地の証券アナリスト協会・連合会組織、海外のアナリスト大会 連絡先:アナリスト協会各部署の連絡先一覧 ・総務・会員 [email protected] ・受講・受験 1次・2次レベル、検定会員補 [email protected] [email protected] 基礎講座 CIIA®(国際資格試験) [email protected] [email protected] 数量分析入門教室 ・調査・出版 [email protected] ジャーナル編集 [email protected] セミナー・講演会 [email protected] 刊行物 ・情報提供 [email protected] 会社説明会 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