ディスクロージャー誌 三井住友海上の現状 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 はじめに 日頃より三井住友海上グループをお引き立ていただき、誠にありがとうございます。 皆さまに支えられ、三井住友海上火災保険株式会社は2006年10月、おかげさまで創立5周年を 迎える運びとなりました。 このたび、当社グループの経営方針をはじめ、事業概況、財務状況等をご説明したディスクロー ジャー資料「三井住友海上の現状2006」を作成いたしました。当社の現状についてご理解いた だく一助としてお役に立てば幸いです。 今年度、三井住友海上グループは、すべての業務を「お客さま基点」で見直します。これにより、 皆さまの期待と信頼にお応えすることができますよう、真の企業品質の向上に向け役職員一丸 となって取り組んでまいりますので、今後ともより一層のご支援を賜りますよう、心からお願い 申し上げます。 本誌は、保険業法111条および同施行規則59条に基づき作成したディスクロージャー資料です。 取締役会長 取締役社長 会社概要 (2006年3月31日現在) 社 名:三井住友海上火災保険株式会社 英 文 名 称:Mitsui Sumitomo Insurance Company, Limited 設 立:大正7年(1918年)10月21日 資 本 金:1,395億9,552万円 総 資 産:7兆5,374億円 駿河台ビル 従 業 員 数:13,458人 本店所在地:東京都中央区新川2-27-2 コーポレートシンボル 当社のシンボルマークは「三井住友海上グループ」 の目指す姿を表現したもので、 コンセプトは新世紀の ナンバーワン企業に向けたダイナミックな成長性と 揺るぎない信頼です。 右の青色部分は、伝統に根ざした信頼と品質を意味し、 左の赤色部分は、右肩上がりの波頭のようなフォルム によって、躍動感と成長性を意味しています。 新川ビル 目 次 三井住友海上の現況 経営について グループ事業 経営指標 事業の概況 リスク管理 コンプライアンス (法令等の遵守)の体制 個人情報保護 監査・検査体制 再保険 トピックス 商品ラインアップ サービス体制 社会活動 代理店 保険のしくみ 損害保険用語 事業の内容 業績データ 2 6 8 18 22 24 26 27 28 30 36 39 47 52 54 57 60 会社概要 Ⅰ. 事業の概要 1 . 保険引受の状況 2. 資産運用の状況 3. ソルベンシー・マージン情報 62 62 68 72 Ⅱ. 経理の状況 1 . 財務諸表 2. 資産・負債の明細 3. 損益の明細 4. 時価情報等 74 74 80 91 93 Ⅲ. 企業集団等の状況 1 . 事業概況 2. 損害保険事業の状況 3. 生命保険事業の状況 4. 連結財務諸表 5. 保険子会社等の ソルベンシー・マージン比率 6. セグメント情報 株式・株主の状況 役員の状況 歴史と沿革 会社の組織 当社および子会社等の概況 従業員の状況 設備の状況 国内ネットワーク 海外ネットワーク 130 133 140 142 144 146 148 15 1 158 100 100 101 105 108 126 127 〈当社の情報開示方針について〉 透明性・公平性の高いガバナンスに対する社会の期待が高まっており、 また、企業の社会的責任( CSR )の観点からも従来以上に有用な情報開示が求 められています。 こうした中、社内基準を明確にして、スピード感のある情報開示を行うとともに情報発信の一貫性を高めていくことを目的に「ディスクロージャー・ポリ シー」を策定しています。 ※情報開示方針の内容については、21ページ「情報開示方針」を参照ください。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 1 経営について 三井住友海上グループの経営 経営理念 当社では、経営の透明性・健全性を高め、お客さま、株主をはじめとするすべてのステークホルダー(利害 関係者)から高く信頼・評価される保険・金融グループとなることを目指しています。 また、当社グループの永続的な発展に向けて、CSR(企業の社会的責任)活動を経営の中心に位置付 け、その積極的な展開を図っています。 当社の経営理念は次のとおりです。 経営理念 保険・金融サービス事業を通じて ○世界に安心と安全をとどけ 豊かな社会づくりに貢献します ○最高の商品とサービスを提供し お客さまの満足を実現します ○永続的な業績向上を目指し 株主の信頼と期待に応えます 経営体制・コーポレートガバナンス 当社は、監査役設置会社として、取締役(会)および監査役(会)双方の機能の強化、積極的な情報開示 等を通じ、ガバナンスの向上に取り組んでいます。 また、執行役員制度および社外取締役を導入し、グループ全体の経営重要事項の決定および監督を担う 「取締役(会)」と執行責任を負う「執行役員」との役割分担を明確にするとともに、取締役会において 実質的な論議を可能とするため取締役の員数を15名以内とするなど、迅速な意思決定と適切なモニタ リングの両立を図っています。 【コーポレートガバナンスの体制】 (2006年6月28日現在) 株主総会 監経 督営 意 思 決 定 選任 選任 取締役会 監査役会 取締役:13名 (うち社外取締役:3名) 人事委員会 監査 選任 報告 監査役 社内監査役(常 勤) :3名 社外監査役(非常勤) :3名 報酬委員会 会 計 監 査 人 監査 選任・監督 選任 報告 報告 業 務 執 行 経営会議 専務以上執行役員 常務執行役員(本社部門担当) 課題別委員会 ●リスク・コンプライアンス委員会 ●情報開示委員会 ●CSR委員会 他 報告 執行役員:38名 ※含む取締役兼務者 【内部監査部門】 本部・部支店 2 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 監査 業務監査部 CSRの取組み グループ行動憲章 当社では、2004年10月に「三井住友海上グループ行動憲章」を公表し、グループ全社員がどのような行 動を行っていくのかをステークホルダーに宣誓しています。当社は、この行動憲章をCSR取組みの中核 とし、社員の一人ひとりが、日々の仕事の中でその実践に努めています。 「三井住友海上グループ行動憲章」の全文は、 「三井住友海上CSR Report」およびインターネットホーム ページ(http://www.ms-ins.com/company/csr/action_group.html)に掲載しています。 全員参加 当社CSR取組みのレベルアップのため、会長を委員長、主要役員および本社関連部長をメンバーとする 「CSR委員会」を設置し、総合的な進捗管理による活動の定着と継続を図っています。 CSR専任部署として経営企画部内に「CSR推進室」を設置し、部門横断の取組みを企画・実行。また、海 外主要拠点を含むグループ全体で運営責任者(部支店長)と推進担当者(男女同数)690名が、部支店や 拠点ごとの取組みをリードしています。 CSRミーティング 全国の各職場で「CSRミーティング」を実施し、職場で課題と具体的な取組み策を考えています。また、 行動憲章を実践するための環境づくりとグループ全社員への浸透を図るため、社員向けの各種研修を実 施。社員間での情報交換の場としてイントラネット上に掲示板(「CSRの話をしよう!」)も設けています。 取組みの評価 CSRの取組みをバランスよく進めていくため、69項目の「MSI CSR マネジメント・スコア」に基づく評 価案を作成し、CSR委員会において評価・検証を行っています。 【CSR取組み項目の相互関係】 マC ネS ジR C メ 活 S R ン動 マ ト を ネ ジ 態推 メ 勢 ン 進 ト の す ・ ス 構 コ 築る ア た に め よ る の 7つのステークホルダーとの 信頼関係を築くためのCSR活動 M S I 全 般 評 価 お客さま 株 主 環 境 代理店 地域社会・国際社会 取引先 社 員 CSRの定着・浸透 =行動憲章を日常業務と関連付けて理解・実践 ◆職場ミーティングの実施 ◆教育・コミュニケーションツールの充実 双 方 向 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス テ ー ク ホ ル ダ ー へ の 情 報 開 示 と 内部態勢の強化 コンプライアンス/リスク管理/情報管理/危機管理/コーポレートガバナンス など Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 3 経営について 三井住友海上グループの経営計画 三井住友海上グループは、2005年4月に、2010年をターゲット年度とした長期ビジョン「チャレンジ10」 を策定し、その最初の2年間にあたる2005・2006年度を対象期間とした中期経営計画「チャレンジ 10“ステージⅠ”」に取り組んでいます。 当グループは、企業品質の向上を経営の最重要課題として、お客さまに対する商品の説明責任および 保険金支払いに関する責任を果たすとともに、 リスク管理・コンプライアンスの一層の徹底、コーポレー トガバナンスの強化などに積極的に取り組み、企業の社会的責任を果たしていきます。 また、お客さまのニーズに応える商品・サービスの提供、損害サービスの一層の向上、営業力の強化、 アジア・欧州・米州の三極体制での海外事業の推進、とりわけアジアにおけるさらに強固な事業基盤の 確立、人保険分野の拡充、資産運用力の強化などの取組みを展開し、成長力・収益力を一層強化する ことにより、企業価値の拡大を図っていきます。 そして、これらの取組みによって、損害保険・生命保険事業および海外事業を核に、金融サービス、 リス ク関連の各事業をダイナミックに展開する世界トップ水準の保険・金融グループを目指していきます。 チャレンジ10〔三井住友海上グル ープ 2010年ビジョン〕 2005、 2006年度 ステージⅠ 2007、 2008年度 ステージⅡ チャレンジ10 長期ビジョン グループ各社は、より一層の“ビッグ、ストロング、グッドカンパニー”に 成長し経営理念の実現と世界トップ水準の保険・金融グループを目指す 〈2003年度実績〉 グループコア利益 640億円 〈2010年度計画〉 グループコア利益 1,000億円超 ステージⅢ 7つの主要経営戦略 ターゲット 1.連結正味収入保険料 増収実績 1位 2.単体正味収入保険料 規模 2位 3.海外グロス保険料・当期利益 1位 4.損保系生保における利益 1位 (きらめき生命+MSIメットライフ生命) グループコア利益 (注)全て税引後 = 連結当期純利益(きらめき:標準責準積増前 利益、MSIメット:USGAAPベース利益) − 株式キャピタル損益・クレジット・デリバティブ 評価損益 − その他特殊要因(特別損益等) + 非連結グループ会社利益(海外事業、 リスク 関連) 2009、 2010年度 5.コンバインドレシオ 1位 6.資産運用利回り 1位 7.グループROE 7% 金融サービス・リスク関連(5%) 生命保険(20%) 金融サービス・リスク関連 9億円(1%) 海外事業(20%) 生命保険 40億円(6%) 海外事業 86億円(14%) 国内損害保険 (55%) 国内損害保険 505億円(79%) 3つの革新 「営業革新」 「損害サービス革新」 「業務革新」 グループ戦略に即した 人事・組織・要員体制 CSRを全社員の行動のバックボーンと位置付け、 企業品質のあらゆる面において世界トップ水準企業を目指す CS 資本政策 具体的指標・数値化目標を設定し、CS NO.1「お客さまの期待を 上回る商品・サービスの提供」 「お客さま満足度NO.1の損害サー ビス体制」 「お客さまとの強い信頼関係の構築」を追求。 「資本の十分性」とその安定を図りつつ、資産構成の最適化・資 本の最適配分・成長事業への積極投資による「資本の効率化(ROE 向上)」を追求し、企業価値の向上を図る。 リスク管理・コンプライアンス 行動憲章、内部統制、 リスクリターン管理で世界トップの品質を目指す。 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 コーポレートガバナンス 最高水準のガバナンスが実現可能な体制を目指す。 三井住友海上グループ 中期経営計画 2005・2006年度 [ ] チャレンジ10“ステージⅠ” 2010年に向けた事業基盤の確保に向け、 グル ープ総合力を発揮して『新時代をスタートダッシュ』 グループ総合力を発揮して、企業品質・成長力・収益力の3本柱をより強固なものとし、 NO.1ターゲットの達成と将来に向けた確固たる事業基盤の確立に取り組んでいきます。 5大改革への取組み チャレンジ10に掲げる「3つの革新」 「グループ 戦略に即した人事・組織・要員体制」を具体化し た5大改革を立ち上げ、企業品質の向上を目指 して全社的な活動を展開しています。 営業行動改革 人事改革 損害サービス改革 システム構造改革 商品改革 2006年度末『NO.1ターゲット』 連結正味収保 増収実額1位 連結2位の地位を確固たるものと するため、国内での増収路線を堅 持するとともに強みを持つ海外事 業を積極展開します。 きらめき生命保有 契約高 増率1位 将来のグループ収益の柱として、三 井住友海上きらめき生命の着実な 成長を図ります。 国内損保 増収率1位 お客さまとのコミュニケーション強化、 CS NO.1を追求し、各種目・分野で の諸施策を強力に展開します。 コンバインドレシオ 1位 損害率と事業費率トータルの収益 力を一層強化していきます。 海外グロス保険料・ 当期利益1位 アジア・欧州・米州の3極体制の下 で事業戦略を推進し、特にアジアで 一層強固な事業基盤を構築します。 資産運用(インカム) 利回り1位 資産運用面での優位性の維持向上 に継続的に取り組みます。 【経営目標数値】 三井住友海上単体 2005年度実績 2006年度目標 1兆3,384億円 1兆3,600億円 90.5% 59.7% 30.8% 92.1% 6 1 .2% 30.9% 成長性 正味収入保険料 収益性 コンバインドレシオ 正味損害率 正味事業費率 資産運用 一般利息配当金収入 791億円 750億円 利益 当期純利益 648億円 700億円 連結正味収入保険料 グループコア利益 グループROE 1兆4,697億円 739億円 4.2% 1兆5,180億円 805億円 3.9% コア利益 保有契約高 コア利益 コア利益 ▲14億円 7兆9,179億円 85億円 26億円 110億円 9兆円 95億円 17億円 0億円 1億円 グループ連結 海外事業 生命保険事業 金融サービス事業 リスク関連事業 コア利益 (※ 1 )保険料、 コンバインドレシオ、損害率、事業費率は「自動車保険もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」払戻充当保険料を控除した数値。 (※2)グループコア利益 : 連結当期純利益―株式キャピタル損益(売却損益等)―クレジットデリバティブ評価損益―その他特殊要因―生保子会社連結利益+生 命保険事業コア利益(※6)等 (全て税引後) (※3)グループROE:グループコア利益÷連結ベース株主資本(期首期末平均) (※4)海外事業コア利益:単体海外部門収支および非連結海外保険グループ会社持分利益を含む (※5)生命保険保有契約高:三井住友海上きらめき生命保険(株)の保有契約高(除く団体保険) (※6)生命保険事業コア利益 : 三井住友海上きらめき生命保険(株)の標準責任準備金積増前利益+三井住友海上メットライフ生命保険(株)の米国会計基 準(US GAAP)に基づく持分利益 (※7)金融サービス事業利益 : 単体金融サービス部門収支―クレジットデリバティブ評価損益+金融サービス事業グループ会社持分利益+非連結金融サービス事 業グループ会社利益 (※8)リスク関連事業コア利益:リスク関連事業グループ会社持分利益 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 5 グループ事業 三井住友海上グループの事業展開 三井住友海上グループは、国内の損害保険事業を中心に、生命保険事業、海外 での生損保事業、金融サービス事業、 リスク関連事業など、国内外で幅広い事業 展開を行っています。国内損保業界に類を見ない総合的なグループ力を活かして、 生活やビジネスのあらゆる場面でお客さまをサポート、お客さま一人ひとりの ニーズに応じた商品・サービスを提供します。 損害保険事業 海外事業 金融サービス事業 三井住友海上グル ープ 生命保険事業 6 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 リスク関連事業 金融サービス事業 損害保険事業 三井住友海上火災保険(株) 三井住友アセットマネジメント(株) 日本国内では729の営業課支社と約59,000店の代理店網 http://www.smam-jp.com により、最高品質の商品・サービスを提供すると共に、256の 「年金運用」 「投資信託運用」 「保険資産運用」の3分野を 損害サービス拠点・約6,600名の損害調査スタッフにより、 事業の柱とした国内最大級の資産運用会社です。お客さま の多様な運用ニーズに応じて、豊富なメニューから質の高い お客さまに対して安心・安全をお届けしています。 プロフェッショナルな運用サービスを提供します。 海外事業 金 20 億円 投資顧問契約残高 8 兆 6,141 億円 投資信託純資産残高 2 兆 4,730 億円 資 50年以上にわたる国際業務の経験を活かし、グロー バル ネットワークの拡充に力を注いでいます。成長著しいアジア 各国を中心に、国内損保最大級の39ヵ国・63主要都市で海 従 本 業 員 372 人 数 (2006年3月31日現在) 外ネットワークを展開。世界で起こる多様なリスクに対応す 三井住友海上キャピタル(株) る商品・サービスを提供します。 http://www.msivc.co.jp 生命保険事業 次世代の日本経済を担う将来性豊かなベンチャー企業を発 三井住友海上きらめき生命保険(株) 掘し、資金支援のみならず投資後の経営支援に注力する「企 http://www.ms-kirameki.com 業育成投資」に重点を置くベンチャーキャピタルです。 合理的な遺族保障を提案する「無解約返戻金型収入保障保険」 資 金 10 億円 に生前給付の安心を加えた「無解約返戻金型総合収入保障 運営するファンド総額 162.4 億円 本 (2006年3月31日現在) 保険」、 市場金利の上昇に応じ保険金額が増加する「MS終身」 など、さらに充実した品揃えにより、お客さま一人ひとりの ニーズに応じた生命保険商品とサービスを提供します。 リスク関連事業 (株)インターリスク総研 資 本 金 355 億円 総 資 産 7,788 億円 保有契約高 10 兆 9,656 億円 リスクマネジメントに関する先進的な調査研究機能と実践 約 16,000 店 的なコンサルティング機能を併せ持つ国内最大級のリスク 代 理 店 数 (2006年3月31日現在) 三井住友海上メットライフ生命保険(株) http://www.msi-metlife.com http://www.irric.co.jp マネジメント専門会社です。高度なノウハウや経験を基盤に、 時代の変化を先取りした最高品質のコンサルティングサー ビスを提供します。 三 井 住 友 海 上グル ープが培ってきた 長 年 の 信 頼と実 績、 三井住友海上ケアネット(株) 米国トップクラスの生命保険会社であるメットライフの実績 http://www.msk-carenet.com とノウハウを 結 集し、保 険 の 魅 力と資 産 運 用 の 醍 醐 味を 1995年に開設した介護付き有料老人ホーム「 ゆうらいふ 併せ持った変額個人年金商品に加え、加入時に原資が確定 横浜」のノウハウを活かし、 「ゆうらいふ世田谷」をオープン する確定個人年金保険も提供します。 しました。このほか居宅介護支援・訪問介護事業など、超高 金 283.10 億円 齢社会の到来に向けた幅広い各種介護サービスを提供する 資本準備金 119.85 億円 専門会社です。 資 本 産 1 兆 6,366 億円 保有契約高 1 兆 5,910 億円 総 資 (2006年3月31日現在) アメリカン・アプレーザル・ジャパン(株) http://www.american-appraisal.co.jp 世界最大、110年の歴史を誇る総合資産評価コンサルティン ググループです。M&A、企業統廃合、商標などといった無形 資産評価から、不動産、機械設備などの有形資産評価まで、 中立・公正な立場であらゆる資産評価サービスを提供して います。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 7 経営指標 2005年度 主要経営指標について 「2005年度 主要経営指標について」の中における、正味収入保険料、正味損害率、正味事業費率、コンバインド・レシオにつき ましては、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで記載 しています。 正味収入保険料 +2.2%の増収となりました。 1 3,384 兆 【正味収入保険料の推移】 2005年度の正味収入保険料は1兆3,384億 【2005年度 正味収入保険料の種目別構成】 その他 1,863億円 13.9% 億円 14,000 1兆3,384億円 円となり、前期と比べて+2.2%の増収とな 自動車 5,706億円 42.6% りました。 傷害保険、火災保険をはじめ多くの種目で増 海上 660億円 4.9% 1兆3,102億円 億円 収したことが要因です。 12,000 合 計 1兆3,384億円 10,000 正味収入保険料 傷害 1,387億円 10.4% お客さまから直接受け取った保険料(元受保険料)か ら積立保険料相当分を控除し、再保険料を加減(出再 火災 1,831億円 13.7% 2005年度 2004年度 自動車損害 賠償責任 1,934億円 14.5% 正味損害率 保険料を控除し、受再保険料を加える) したもので、 会社が引受けた危険に対応する保険料のことです。 前期比△4.3%改善しました。 59.7 % 【正味損害率の推移】 2005年度の正味損害率は59.7%となり、 (%) 60 59.7% 64.0% 2004年度の64.0%と比べると、△4.3%の 改善となりました。 50 大規模な自然災害の発生が比較的少なく、 2004年度 たことなどが要因です。 【種目別正味支払保険金・正味損害率の推移】 (単位:億円) 2004年度 種 目 火 災 1,350 海 上 増加率 2005年度 正 味 損害率 正味支払 保 険 金 増加率 18.8 48.4 ( 4.3 ) 541 2.5 42.1 ( △1.1 ) 3,501 1.0 67.2 ( 0.4 ) 正味損害率 1,305 15.5 73.3 ( 10.2 ) 正味収入保険料に対し、正味支払保険金と損害調査 64.3 963 △13.0 54.5 ( △9.8 ) に要した費用の合計額の割合を指します。 64.0 7,400 △5.6 59.7 ( △4.3 ) 786 △41.8% 255 △3.9 44.1 303 害 528 3.3 43.2 車 3,465 4.2 66.8 自動車損害賠償責任 1,130 37.6 63.1 そ の 他 1,106 6.2 合 計 7,837 19.9 動 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (比較増減) (△33.7%) 78.1% 自 正 味 損害率 44.4% 137.5% 傷 8 正味支払 保 険 金 火災保険の正味支払保険金が大幅に減少し 2005年度 正味事業費率 前期比△0.5%改善しました。 30.8 【正味事業費率の推移】 % 2005年度の正味事業費率は30.8%となり、 (%) 40 2004年度の31.3%と比べると、△0.5%の改 善となりました。 30.8% 31.3% 30 当期は、より一層の業務効率化、経費削減に 2004年度 努めた結果、保険引受に係る営業費及び一般 2005年度 管理費について、前期比△25億円の削減をす ることができました。 【事業費(保険引受に係るもの)の推移】 (単位:億円) 区 分 2004年度 2005年度 増減額 保険引受に係る営業費及び一般管理費 1,954 1,928 △25 諸 費 2,151 2,187 36 計 4,105 4,116 11 合 手 数 料 及 び 集 金 正味事業費率 正味収入保険料に対し、保険の募集や維持管理のた めに使用した費用の割合を指します。これらの費用 の中には会社を運営する費用、新保険商品の開発費 用や代理店手数料などが含まれます (損害調査費は 通常含まれません) 。 コンバインド・レシオ(正味損害率+正味事業費率) 90.5 2005年度のコンバインド・レシオは、正味 損害率および正味事業費率がともに改善 % したことから、前期比△4.8%の改善とな りました。 コンバインド・レシオ 損害保険会社の保険本業での「収益力」を示す指標。 保険料収入に占める保険金支払の割合である「正味 損害率」 と、保険料収入に占める人件費、物件費など の事業費の割合である 「正味事業費率」の合算値です。 一般的にこの値が低いほど保険会社の収益性が高い といわれています。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 9 経営指標 保険引受利益 前期比+192億円増加しました。 53 【保険引受利益の推移】 【保険引受利益の種目別推移】 種 目 億円 100 53億円 50 2005年度の保険引受利益は53億円となり、 前期と比べて+192億円増加しました。 2004年度 2005年度 災 △447 △119 正味収入保険料の増収や、大規模な自然災 海 上 107 59 害が少なかったことによる保険金支払の減 傷 害 58 32 少が主な要因です。 車 92 50 自動車損害賠償責任 – – 他 48 30 計 △139 53 動 そ 2005年度 (単位:億円) 火 自 2004年度 億円 合 の △50 保険引受利益 正味収入保険料等の保険引受収益から、保険金や損 △100 害調査費、満期返戻金等の保険引受費用と、保険引受 に係る営業費及び一般管理費を控除し、その他収支 △150 △139億円 を加減したものをいいます。なお、その他収支は自動 車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などです。 経常利益・当期純利益 経常利益 経常利益は前期比+361億円、当期純利益は+40億円増加しました。 1,154 【経常利益・当期純利益の推移】 億円 当期純利益 【損益状況の対前期比較】 区 分 1,154億円 1,000 793億円 750 648億円 607億円 2005年度 受 収 益 17,002 16,472 たことを主因に、前期比+361億円増加し、 保 険 引 受 費 用 15,170 14,480 1,154億円となりました。 資 産 運 用 収 益 1,168 1,343 また、当期より新たに導入された自然災害責 資 産 運 用 費 用 146 197 任準備金制度に対応して、火災保険の異常危 2,084 (1,954) 2,065 (1,928) 険準備金につき特別損失として234億円の 営業費及び一般管理費 (保険引受に係る営業費及び一般管理費) 10 当 期 純 利 益 2005年度 83 1,154 ( 53) 益 192 △226 税 引 前 当 期 純 利 益 986 927 法 人 税 及 び 住 民 税 113 315 法 人 税 等 調 整 額 265 △36 当 607 648 特 経 常 利 益 24 793 (△139) 別 損 250 当 期 純 利 益 2004年度 少したことや、利息及び配当金収入が増加し 2004年度 引 経 常 利 益 (保険引受利益又は損失(△)) 経 常 利 益 経常利益は、自然災害による保険金支払が減 険 そ の 他 経 常 損 益 500 億円 保 億円 1,250 (単位:億円) 648 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 期 純 利 益 特段の積立を実施したものの、当期純利益は 前期比+40億円増加し、648億円となりま した。 ソルベンシー・マージン比率 十分なリスク対応力、健全性を有しています。 1,115.4 【ソルベンシー・マージン比率の推移】 (単位:億円) % 2005年度のソルベンシー・マージン比率 項 目 2004年度 2005年度 は、保有株式の時価上昇を主因に、前期比 (A)ソルベンシー・マージン総額 24,813 33,212 +89.4%上昇し、1,115.4%となりました。 (B)リ ス ク の 合 計 額 4,837 5,955 (C)ソルベンシー・マージン比率 (A)/ ×100 {(B) ×1/2 } 1,026.0% 1,115.4% ●ソルベンシー・マージン比率 通常の予測を超える危険(リスク)に対し、損害保険会社がどれだ に、損害保険会社には十分な「支払能力」が必要です。 け支払能力(=ソルベンシー・マージン)を持っているかを表した このような「通常の予測を超える危険」に対する損害保険会社の ものです。損害保険会社は、保険金支払や、積立型保険の満期返戻 「支払能力」の状況を示すのが「ソルベンシー・マージン比率」です。 金の支払に備えて、準備金などを積み立てています。 「ソルベンシー・マージン比率」は、経営の健全性を測る指標の一 しかし、巨大災害や資産の大幅な価格下落など、 「通常の予測を超 つで、通常200%以上あれば、その損害保険会社の保険金等の支 える危険」が発生した場合でも、保険金の支払に万全を期すため 払能力に問題はないとされています。 資本および通常の予測を超える危険のために積み立てている準備金などの額 ソルベンシー・マージン比率(%)= × 100 通常の予測を超える危険 × 1/2 ※「通常の予測を超える危険」とは、①通常の予測を超える巨大災害の発生、②通常の予測を超える保険事故率の発生、③積立型保険の実際の利回りが予定利率を下回るこ と、④保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動すること、などのリスクをいいます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 11 経営指標 総資産 安全な資産運用に努めています。 7 5,374 兆 【2005年度 総資産の構成】 【総資産の推移】 現金及び預貯金 2,312億円 3.1% 億円 80,000 総資産は、会社が持っている現金や有価証 券、不動産などすべての資産のことです。こ その他 4,558億円 6.0% のうち、損害保険会社で一般的に最も多い 7兆5,374億円 のは株式、国債などの有価証券で、これ以外 不動産 及び動産 2,409億円 3.2% 6兆5,806億円 60,000 億円 に不動産及び動産、貸付金、現金及び預貯金 などがあります。総資産は、貸借対照表上で は借方(左側)の計上額の合計として表され 合 計 ます。 7兆5,374億円 40,000 2005年度は、保有株式の時価が上昇したこ となどから、前期比+9,567億円と大幅に増 加し、7兆5,374億円となりました。 総資産のうち運用資産は7兆2,000億円とな 20,000 りました。資産運用にあたっては、安全性、 流動性に留意しつつ、安定的な資産運用収 2004年度 貸付金 7,560億円 10.0% 2005年度 有価証券 5兆8,533億円 77.7% 純資産 投資を行っています。 十分な資本を保持しています。 2 64 兆 【純資産の内訳別推移】 【純資産の推移】 区 分 2兆64億円 億円 益を確保するためにさまざまな資産に分散 20,000 15,000 1兆4,526億円 2004年度 億円 (単位:億円) 2005年度 増減額 純資産とは、貸借対照表の資本の部を指 しています。資本の部は、株主の拠出金 金 1,395 1,395 0 である資本金、株主の拠出金・合併差益・ 資 本 剰 余 金 931 931 0 自己株式の処分差損益等である資本剰余 利 益 剰 余 金 5,156 5,611 455 金、企業活動の成果として生じた利益の 株式等評価差額金 7,688 12,898 5,210 蓄積である利益剰余金、有価証券などの 自 式 △645 △773 △128 時価評価により生じる株式等評価差額金 計 14,526 20,064 5,537 などから構成されています。資本の部は、 資 合 本 己 株 10,000 資産の部から負債の部を控除した金額と 一致します。すなわち、純資産は企業の所有する資産から負債をすべて返済してなお剰余 となる金額を表しているものといえます。このように、純資産は企業における株主の持分を 5,000 表しており、負債を他人資本というのに対して自己資本とも呼ばれ、企業価値を表す重要な 要素の一つとなっています。2005年度は前期比+5,537億円と大幅に増加し、2兆64億円 となりました。 2004年度 12 2005年度 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 有価証券評価差額 十分な含み益を有しています。 2 165 兆 【有価証券評価差額の推移】 【有価証券評価差額の内訳別推移】 区 分 2兆165億円 億円 20,000 1兆2,015億円 10,000 2004年度 億円 2001年度から「金融商品に係る会計基準」が (単位:億円) 2005年度 増減額 全面適用となり、有価証券などの貸借対照表 子会社・関連会社株式 △17 – 17 計上額が基本的に時価により評価されるよ その他有価証券 12,032 20,165 8,132 うになりました。2005年度は、国内株式の 469) ( 公 社 債 ) ( ( ( 10,933) 株 式 ) △21) ( △490) 時価上昇に伴い、有価証券評価差額(時価と ( 19,396) ( 8,462) 取得原価との差額)は前期比+8,149億円増 ( (外 国 証 券) ( 583) ( 669) ( 86) ( そ の 他 ) ( 46) ( 120) ( 73) 合 12,015 計 20,165 加し、2兆165億円となりました。 8,149 (注)上表は時価のある、子会社・関連会社株式、その他有価証券につい て、時価と取得減価との差額を記載しています。また、その他有価 2004年度 2005年度 証券の「その他」には有価証券に準じて処理される買入金銭債権等 を含めています。 ●有価証券の時価評価 「金融商品に係る会計基準」では、有価証券をその保有目的に応じて「売買目的有価証券」 「満期保有目的の債券」 、 「子会社・ 、 関連会社株式」および「その他有価証券」の4つに区分します。各区分の概要および会計処理は次のとおりです。 評価差額(注2)の処理 区 分 概 要 貸借対照表の計上額 売買目的有価証券 時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券 時価 損益計算書に計上 満期保有目的の債券 企業が満期まで保有することを目的としていると認められる債券 償却原価(注1) ― 子会社・関連会社株式 子会社・関連会社に対する出資 取得原価 ― その他有価証券 上記のいずれにも分類できない有価証券 時価 損益計算書には計上せず、 貸借対照表の資本の部に直接計上 (注3) (注1)債券を額面金額より低い価額または高い価額で取得した場合、取得価額と額面金額との差額を満期まで毎期一定の方法で取得価額に加算または減算した後の価額をいい ます。 (注2)時価と取得原価との差額をいいます。 (注3)税金相当額は資本の部に計上せず、繰延税金資産または繰延税金負債として資産の部または負債の部に計上します。 当社の有価証券も上表に従って区分され ますが、その大部分は「その他有価証券」 に区分されます。 「その他有価証券」は貸借対照表上、時価 で計上されますが、時価と取得原価との 差額(評価差額)は損益計算書には計上さ 例(時価評価後) 例(時価評価前) 貸借対照表 資産の部 800 貸借対照表 負債の部 700 資産の部 1,000 負債の部 780 有価証券 400 有価証券 200(時価400) 繰延税金負債80 れず、税金相当額を控除した上で資本の 資本の部 100 部に直接計上されます。これを図で例示 すると右のとおりです。 800 資本の部 220 800 株式等評価差額金120 (前提) 1. 保有している有価証券(取得原価200)の時価は400で200の含み益が生じている。 1,000 2. 有価証券は「その他有価証券」に区分される。 1,000 3. 税率は40%とする。 (時価評価による影響) 1. 有価証券が時価(400)で計上され、総資産が1,000(800+含み益200) となる。 2. 含み益に係る繰延税金負債80(含み益200×税率40%)が負債の部に計上される。 含み益に係る繰延税金負債は、将来、 この有価証券を売却したら生じるであろう未払税金を意味する。 3. 含み益から繰延税金負債を除いた金額(含み益200−繰延税金負債80=120)が株式等評価差額金として資本の部に計上される。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 13 経営指標 不良債権の状況 リスク管理債権 リスク管理債権(貸付金) 破綻先債権 5億円 引き続き健全な状況にあるといえます。 94 億円 自己査定の 債務者区分 破 綻 先 分による債権」には貸付金の元本に加えて貸 (0億円) 付有価証券や支払承諾見返等の資産も含ま れます。 (–) 両者の相違を図にすると左のようになり 要管理債権 51億円 要注意先 ます。 (51億円) (–) 正常債権 8,777億円 正 常 先 合 金の元本だけであるのに対して、 「債務者区 危険債権 35億円 破綻懸念先 3カ月以上 延滞債権 7億円 「リスク管理債権」は対象となる資産が貸付 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 7億円 (35億円) 貸付条件 緩和債権 43億円 区分による債権」の2つの基準があります。 (その他) (7億円) 億円 不良債権には「リスク管理債権」と「債務者 債務者区分による債権 (貸付金) 実質破綻先 延滞債権 38億円 94 債務者区分による債権 (正常債権を除く) (7,465億円) 計 (1,311億円) 合 計(除く正常債権) 94億円 94億円 (対象資産) 貸付金 (元本のみ) (対象資産)貸付金、貸付有価証券 支払承諾見返 未収利息 (貸付金、貸付有価証券に係るもの) 仮払金 (貸付金に準ずるもの) (単位:億円) 区 分 リスク管理債権の状況 破 綻 先 2004年度 債 権 2005年度 増減 額 1 5 4 額 148 38 △110 リスク管理債権は、貸付金のうち元本や利息の回収の可能性 延 に注意を必要とするもののことです。具体的には、利息の返 3カ月以上延滞債権額 5 7 1 済状況等に応じて「破綻先債権」 「延滞債権」 、 「3ヵ月以上延滞 、 貸 付 条 件 緩 和 債 権 額 24 43 18 合 計 額 (貸付金残高に対する比率) 180 (2.3%) 94 △85 (1.3%) (△1.0%) ( 参 考 ) 貸 付 金 残 高 7,711 7,560 債権」および「貸付条件緩和債権」の4つに分けられています。 担保等により回収が可能であったり、予め貸倒引当金を計上 しているため、 リスク管理債権に分類されたものが全額回収 不能になるわけではありませんが、当社のリスク管理債権は 滞 債 権 △151 (注)各債権の意義については85ページをご覧ください。 貸付金残高に対する比率が1.3%と低く、引き続き健全な状 況にあるといえます。 (単位:億円) 区 分 債務者区分による債権の状況 2004年度 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 債務者区分による債権は、貸付金や貸付有価証券等の債権を 危 債務者の財政状態や経営成績等をもとに「破産更生債権及び 要 これらに準ずる債権」 「危険債権」 、 「要管理債権」 、 および「正 小 常債権」の4つに区分したものです。 正 正常債権以外の債権(表の小計①)がいわゆる不良債権に該 合 当しますが、当社は債権金額合計に占めるその比率が1.1%と 低く、健全な状況にあるといえます。 14 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 険 管 債 理 債 計 常 債 計 ① / ② 権 権 2005年度 増減 7 △9 132 35 △97 30 51 20 17 ① 180 94 △85 権 8,124 8,777 653 ② 8,304 8,872 2.2% (注)各債権の意義については85ページをご覧ください。 1.1% 567 △1.1% 主要データ (単位:億円) 区 分 正 味 収 入 保 険 料 保 険 引 受 利 益 又 は 損 失( △ ) 2004年度 2005年度 13,102 (12,193) 13,384 (12,486) △139 53 経 常 収 益 18,219 17,859 経 常 利 益 793 1,154 当 期 純 利 益 607 648 正 味 損 害 率 64.0% (64.5%) 59.7% (58.3%) 率 31.3% (33.7%) 30.8% (33.0%) 正 味 事 業 費 利 息 及 び 配 当 金 収 入 1,104 1,369 運用資産利回り (インカム利回り) 2.23% 2.70% 資 産 運 用 利 回 り( 実 現 利 回 り ) 3.24% 3.38% 42円08銭 45円49銭 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (注) 「正味収入保険料」欄、 「正味損害率」欄および「正味事業費率」欄下段の( )書きの金額および諸比率は、自動車損害賠償責任保険の政府再保険廃止による増収効果を除いたベー スで表示しています。 (連結経営指標) (単位:億円) 2004年度 2005年度 益 20,219 21,068 連 結 正 味 収 入 保 険 料 14,073 14,641 益 875 1,277 益 657 716 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,606 3,130 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,229 △2,643 財務活動によるキャッシュ・フロー 636 △335 区 分 連 連 連 結 結 結 経 常 経 当 常 期 純 収 利 利 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 15 経営指標 主要な経営指標等の推移 当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険(株)と合併しているため、平成13年度は三井海上火災保 険(株)の上期と三井住友海上火災保険(株)の下期を合算した数値を記載しております。なお、住友海上火災保険(株) の数値(平成13年9月期)を〈参考〉として記載しています。 (単位:百万円) 区 分 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 料 ) ( 883,928 43.89% ) ( 1,250,521 41.47% ) ( 1,293,063 3.40% ) ( 1,310,237 1.33% ) ( 1,338,444 2.15% ) 保 険 引 受 利 益 又 は 損 失( △ ) ( 対 前 期 増 減 率 ) ( 7,758 1,818.87% ) ( 36,976 376.58% ) ( 45,342 22.63% ) ( △13,923 △130.71% ) ( 5,343 –% ) 経 ( 対 前 1,832,309 2.29% ) ( 1,821,960 △0.56% ) ( 1,785,948 △1.98% ) 経 ( 対 当 ( 対 正 ( 味 収 入 保 険 対 前 期 増 減 率 率 益 ) ( 1,363,288 43.40% ) ( 1,791,223 31.39% ) ( 増 減 率 益 ) ( 49,853 115.92% ) ( △4.36% ) ( 166,584 249.39% ) ( △52.34% ) ( 増 利 減 率 益 ) ( 16,445 26.05% ) ( 32,362 96.78% ) ( 72,955 125.43% ) ( △16.71% ) ( 率 59.47% 54.21% 54.84% 64.02% 59.65% 率 36.62% 33.42% 32.16% 31.33% 30.76% 91,571 55.36% ) ( 116,816 27.57% ) ( 114,322 110,477 △2.14% ) ( △3.36% ) ( 136,903 23.92% ) 収 期 増 前 期 期 前 期 常 正 利 純 味 正 利 ( 減 常 損 味 息 対 事 害 業 費 及 び 配 当 金 前 期 増 減 収 率 入 ) ( 47,679 79,386 60,765 115,489 45.48% ) 64,842 6.71% ) 運 用 資 産 利 回 り( イ ン カ ム 利 回 り ) 2.45% 2.37% 2.33% 2.23% 2.70% 資 産 運 用 利 回 り( 実 現 利 回 り ) 2.82% 1.82% 4.01% 3.24% 3.38% 128,476 128,476 139,595 139,595 139,595 資 ( 発 行 本 株 済 式 金 数 ) 総 ( 1,479,894千株 ) ( 1,479,894千株 ) ( 1,513,184千株 ) ( 1,513,184千株 ) ( 1,513,184千株 ) 純 資 産 額 1,262,507 1,026,508 1,400,074 1,452,642 2,006,423 総 資 産 額 6,897,755 5,900,738 6,457,173 6,580,694 7,537,443 積 立 勘 定 として 経 理 さ れ た 資 産 額 2,661,478 2,512,461 2,419,095 2,281,011 2,188,108 責 4,107,466 4,028,012 4,079,681 4,025,330 4,062,432 任 貸 準 備 付 有 金 価 自 金 証 己 残 資 高 757,797 716,542 745,334 771,163 756,061 残 高 4,556,189 4,097,594 4,721,452 4,841,780 5,853,348 比 率 18.30% 17.40% 21.68% 22.07% 26.62% 残 券 本 高 率 1.62% 2.83% 6.01% 4.26% 3.75% ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 1,069.2% 930.7% 1,064.3% 1,026.0% 1,115.4% 864円74銭 707円10銭 962円25銭 1,014円89銭 1,412円35銭 自 1 己 株 資 当 た 本 り 利 純 益 資 産 額 1 株 当 た り 配 当 額 ( う ち 1 株 当 た り 中 間 配 当 額 ) ( 7円50銭 –円 )( 7円50銭 –円 )( 8円50銭 –円 )( 9円50銭 –円 )( 13円00銭 4円00銭 ) 益 14円74銭 22円15銭 50円59銭 42円08銭 45円49銭 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 13円93銭 21円07銭 49円50銭 – – 率 41.11倍 22.93倍 21.90倍 23.36倍 35.19倍 向 66.58% 33.86% 16.80% 22.58% 28.58% 数 14,102人 14,042人 13,930人 13,534人 13,458人 1 株 当 株 価 配 従 た り 当 収 当 期 業 純 利 益 性 員 (注) 1 . 当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険(株) と合併しておりますが、平成13年度および平成14年度の対前期増減率については、前年度との単純比較によ る増減率を記載しております。 2. 正味収入保険料、正味損害率および正味事業費率は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで表示して おります。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 区 分 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 正 味 収 入 保 険 料 ( 対 前 期 増 減 率 ) 889,361 ( 44.78% ) 1,235,313 ( 38.90% ) 1,289,655 ( 4.40% ) 1,314,332 ( 1.91% ) 1,332,837 ( 1.41% ) 率 59.10% 54.88% 54.99% 63.82% 59.90% 率 36.40% 33.83% 32.24% 31.24% 30.89% 正 正 味 味 損 事 害 業 費 3. 平成16年度から、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。 16 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (連結経営指標) (単位:百万円) 区 分 連 連 結 結 連 経 正 常 味 結 平成13年度 収 経 収 入 保 常 険 利 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 益 1,439,244 1,920,379 2,066,500 2,021,917 2,106,874 料 935,690 1,303,946 1,379,119 1,407,328 1,464,107 益 174,943 87,577 127,710 50,292 49,557 益 77,787 65,725 71,660 1,401,911 1,461,575 2,027,469 16,118 32,812 連 結 純 資 産 額 1,269,927 1,041,955 連 結 総 資 産 額 7,323,905 6,477,614 7,126,961 7,402,311 8,592,873 連結ベース1株当たり純資産額 869円82銭 717円74銭 963円51銭 1,021円13銭 1,427円17銭 連結ベース 1株当たり当期純利益 14円44銭 22円46銭 53円94銭 45円51銭 50円27銭 連 結 ベ ー ス 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり当 期 純 利 益 13円66銭 21円35銭 52円78銭 – – 率 17.34% 16.08% 19.67% 19.74% 23.60% 率 1.58% 2.84% 6.37% 4.59% 4.11% 連 結 自 当 己 自 期 資 己 純 利 本 資 比 本 利 益 率 41.97倍 22.62倍 20.54倍 21.60倍 31.85倍 営 業 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー △19,752 75,878 181,584 160,695 313,007 投 資 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー △36,654 △37,272 2,213 △78,840 △155,321 △37,727 △222,940 財 務 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー 63,622 △264,352 △33,580 現金及び現金同等物の期末残高 372,383 370,775 363,011 365,815 386,179 株 価 収 益 従 業 員 数 (外・平均臨時雇用者数) 16,121人( –人) 16,013人( –人) 15,980人( –人) 16,432人( –人) 18,154人( –人) (注)平成16年度から、連結ベース潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。 〈参考〉住友海上火災保険株式会社の主要な経営指標等の推移(平成13年9月期) (連結経営指標) (単位:百万円) 区 分 正 味 保 収 険 入 保 引 経 経 利 期 正 純 味 正 利 収 常 当 利 損 味 険 受 常 害 事 (単位:百万円) 区 分 平成13年9月期 業 費 291,733 連 益 2,470 連 益 431,311 連 連 料 結 結 正 経 味 結 常 収 経 平成13年9月期 収 入 常 保 険 利 益 462,016 料 299,183 益 12,301 益 12,781 益 2,868 益 7,161 連 結 ベ ー ス 1株 当 たり当 期 純 利 益 4円32銭 率 52.94% 連 結 ベ ー ス 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり当 期 純 利 益 4円22銭 率 35.53% 営 業 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー 50,760 結 当 期 純 利 収 入 37,650 投 資 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー 15,675 利 益 10円80銭 財 務 活 動 に よ る キ ャッ シ ュ・フ ロ ー △5,027 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 10円10銭 現金及び現金同等物の期末残高 225,889 利 息 1 株 及 当 び た 配 り 当 当 金 期 純 (注) 正味収入保険料、正味損害率、正味事業費率につきましては、当社独自商品の自 動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除 したベースを表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおり であります。 区 分 正 正 正 味 収 味 味 入 損 事 平成13年9月期 保 険 害 業 費 料 297,843 率 51.85% 率 34.81% Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 17 事業の概況 2005年度事業概況 ■ 海外事業 経営環境と事業の概況 台湾の大手損害保険会社を買収し、アジアでの事業基盤を さらに強化させたほか、ロシアで有力な損害保険会社と業 2005年度のわが国経済は、企業収益の高水準での推移や 務提携を行うとともに、モスクワとサンクトペテルブルグに 民間設備投資の増加に加え、雇用情勢や所得環境が好転し、 駐在員事務所を設置する等、ロシアにおける拠点網を拡充 個人消費が増加する等、景気が回復基調で推移しました。 しました。 損害保険業界においては、景気動向を反映した保険料収入 や利息および配当金収入の増加、自然災害による損害が比 較的軽微であったこと等による損害率の低下で、前期に比 ■ IT戦略 べ収支状況が改善しました。このような情勢のもとで、当 コンピュータセンターの統合を行う等、業務の効率化を図 テン 社は2005年度から、新2ヵ年中期経営計画「チャレンジ10” りました。また、自動車損害賠償責任保険や海外旅行傷害保 ワン ステージⅠ”」に基づき、CSR(企業の社会的責任)を経営の 険の加入手続において、インターネットを活用したサービス 柱として、企業品質の向上、成長力・収益力の一層の強化を を充実させ、お客さまからのさまざまなご相談にお応えす 目指し、損害保険・生命保険事業および海外事業を核に金 るカスタマーセンターの機能の拡充を行ったほか、一部の 融サービス、 リスク関連の各事業を積極的に展開しました。 商品パンフレットに、視覚に障害のあるお客さまが音声で保 険の内容を認識できるよう、 「SPコード」を保険業界で初め て導入しました。 ■ 営業体制 引き続き「販売網構造改革」を展開し、代理店の大型化・集約 化を進めるとともに、多様化するお客さまニーズに的確に応 エムエスワン ■ 資産運用 える代理店を育成するため、携帯端末「モバイルM S 1 」やダ 引き続き保有国内株式の圧縮や資産負債の総合管理強化等 イレクトメール等を配信するシステム「安心おとどけ便」を を推進するとともに、個人向けローンの取組みの強化や運 活用した効果的・効率的な代理店活動の推進等を内容とする 用手法の多様化により安定的な収益の確保に努めました。 「代理店行動改革」を展開しました。また自動車ディーラーお よび金融機関の販売チャネルに対する営業の強化や効率化 ■ 生命保険事業 を目的として、営業組織の一部見直しを行いました。 子会社の三井住友海上きらめき生命保険(株)が、主力商品 である収入保障保険等に加え、解約返戻金が国債の金利等 ■ 商品開発 によって変動する一時払養老保険の販売を開始したほか、 モ ス ト 家計分野において自動車保険の最上級商品である「MOST 生命保険商品の販売指導にあたる専任要員を全国の当社営 ファーストクラス」、一時払型年金払積立交通傷害保険 業拠点に配置したこと等から、業容は順調に拡大しました。 エムエス 「 M S ニューステージ」等を、企業分野においては、中小事業 また、個人年金保険専門会社である三井住友海上メットライ 者向け火災保険「新ビジネスピカイチ」等を発売したほか、 フ生命保険(株)では、変額個人年金を中心に販売を順調に 企業の従業員を対象とする「生活習慣病リスク予測サービ 伸ばしました。 ス」の提供を行いました。 ■ 金融サービス事業 ■ 損害サービス 確定拠出年金対応商品や天候デリバティブ等を拡販したほ 迅速かつ的確な損害サービスを提供するために、要員の増 ウ ィ ズ 強、自動車損害サービスシステム「WITH」の機能強化、 「事故 画像伝送システム」を活用した効率的な損害調査の実施等 の「損害サービス改革」を展開しました。 18 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 か、企業の退職者向けに確定拠出年金資産の移換に関する サービスの提供等を行いました。 ■ リスク関連事業 三井住友海上グループのリスクマネジメント専門会社であ 保険種目別概況 る「インターリスク総研」が様々な新しいコンサルティング 業務を実施しました。BCM(企業の事業継続管理)サービス ■ 自動車保険 の拡充を実施したほか、内部統制システム構築をサポート 新商品「MOSTファーストクラス」を中心に拡販に努めまし するための新たなコンサルティングの提供を開始しました。 たが、 「もどリッチ」が大量の満期を迎え、満期返戻金の支払い モ ス ト が増加したことから、正味収入保険料は、前期に比べて1.3% 減の5,650億円となりました。また正味損害率は、前期を1.5 以上の施策を実施するとともに営業の伸展に努めた結果、 ポイント上回る67.8%となりました。 保険引受収益が1兆6,416億円、資産運用収益が1,343億円、 その他経常収益が99億円となり、これらを合計した経常収 益は1兆7,859億円となりました。一方、経常費用は、保険引 ■ 火災保険 受費用が1兆4,424億円、資産運用費用が197億円、営業費及 家計向け商品「ホームピカイチ」等を中心に拡販に努めた結 び一般管理費が2,065億円、その他経常費用が16億円と 果、正味収入保険料は、前期に比べて3.8%増の1,831億円と なった結果、1兆6,704億円となりました。この結果、経常利 なりました。また正味損害率は、自然災害が減少したことに 益は前期に比べて361億円増加し1,154億円となりました。 より、前期を33.7ポイント下回る44.4%となりました。 これに特別利益、特別損失、法人税及び住民税ならびに法人 税等調整額を加減した当期純利益は、前期に比べて40億7 千万円、6.7%増加し、648億4千万円となりました。 ■ 傷害保険 正味収入保険料は、前期に比べて5.9%増の1,387億円となり ました。また、正味損害率は、前期を1.1ポイント下回る42.1% 保険引受の概況 となりました。 保険引受収益のうち正味収入保険料は、1兆3,328億円と前 ■ 自動車損害賠償責任保険 期に比べて1.4%の増収となりました。一方、保険引受費用 保険料等充当交付金が減額されたことにより、正味収入保険 のうち正味支払保険金は、大規模な自然災害の発生が比較 料は、前期に比べて1.2%減の1,934億円となりました。また、 的少なかったことから、7,400億円と、前期に比べて436億 正味損害率は、 前期を10.2ポイント上回る73.3%となりました。 円減少し、正味損害率は59.9%と前期に比べて3.9ポイント の低下となりました。 また、保険引受に係る営業費及び一般管理費については、よ ■ 海上保険 り一層の業務効率化、経費削減に努めた結果、1,928億円と、 営業基盤の拡大に努めたことや原材料価格の上昇・円安の影 前期に比べて25億円減少し、正味事業費率は30.9%と前期 響等により、正味収入保険料は、前期に比べて9.4%増の660 に比べて0.3ポイントの低下となりました。これらに収入積 億円となりました。また、正味損害率は、前期を4.3ポイント 立保険料、満期返戻金、支払備金繰入額、責任準備金繰入額 上回る48.4%となりました。 等を加減した保険引受利益は、前期に比べて192億円増加 し、53億円となりました。 ■ その他の保険 賠償責任保険、運送保険等が増収したことなどから、その他 の保険合計の正味収入保険料は、前期に比べて4.4%増の 1,863億円となりました。また、正味損害率は、前期を9.8ポ イント下回る54.5%となりました。 (注)本事業概況における各計数の表示及び計算は、次のとおりです。 (1)保険料等の金額および株数は、記載単位未満を切り捨てて表示し、増 減率等の比率は、小数点第2位を四捨五入し小数点第1位まで表示して おります。 (2)正味損害率= (正味支払保険金+損害調査費) ÷正味収入保険料 (3)正味事業費率= (諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び 一般管理費) ÷正味収入保険料 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 19 事業の概況 CS(お客さま満足)向上への取組み のお客さまが読みとり専用装置「スピーチオ」を使い、音声で エスピー 保険の内容を確認できる「SPコード」を、保険業界で初めて 商品パンフレットに導入しました。まず賃貸住宅居住者向け フィット 当社の経営理念のひとつである「最高の商品とサービスを提 家財専用火災保険「リビングFIT」のパンフレットに導入し、 供しお客さまの満足を実現」に向けて、経営レベルでCS推進 2006年4月には自動車保険「MOST」のパンフレットにも導 を行うために「CS委員会」を設置し、CS向上のために全社的 入するなど、お客さまの「生」の声を商品改定に反映させてい な具体策を企画・実施しています。 ます。 具体的には社内イントラネット上に「CS・苦情システム」を立 さらに営業・損害サービス部門各々でも、 「お客さま満足向上」 ち上げ、お客さまからの要望・ご意見に対して、迅速・丁寧に のための運動を展開しています。営業部門の「CS営業No.1運 モ ス ト 対応するとともに、苦情情報を全社で共有し、苦情の発生原 動」では、お客さまからの相談・苦情内容をもとに「証券作成 因を分析し苦情の未然防止に活かしています。同じくネット 平均日数」など11項目の「CS指標」を策定し、全社的にこれら 上の「No.1情報コーナー」には「改善提案」の項目を設け、全 の指標の改善に代理店と一体になって取り組み、確実に成果 社員がお客さまから受けた相談・提案などを掲載し、本社各 を挙げています。損害サービス部門の「CS100点運動」では、 部門が商品・サービスの開発・改善に向けて取り組んでいま 事故に遭われたお客さまの立場に立って迅速かつ親身な事 す。このほか、お客さまの満足向上を目指して、毎年お客さま 故対応を提供するために、 「お客さまアンケート」で回答いた の声を伺う 「契約者アンケート」 「お客さま(保険金を請求さ だいた内容も「CS指標」に反映させるなど、具体的なCS向上 れたお客さま向け)アンケート」を実施。当社の企業活動・ブ の取組みを行っています。また、自動車事故における迅速な ランドに関する期待内容や、事故対応サービス全体として維 保険金支払いを実現するために、 「写真見積調査」等に比べ修 持・改善すべき点などをアンケート内容に盛り込んでいます。 理費協定までの日数が短い「画像伝送調査」のウェイトを拡大 モ ス ト こうした取組みから、2005年度は自動車保険「MOSTファー する支援システムを導入するなど、保険事故後の修理着手ま ストクラス」において、事故直後のレンタカーの手配・緊急宿 での期間短縮に努めています。 泊先の手配など、補償とサービスを融合させた「緊急ヘルプ こうした仕組みと不断の努力により当社では引き続き全社的 サポート」をスタートさせました。また、視覚障害者や高齢者 なCS推進を図っていきます。 【お客さまからの不満(苦情)の受付状況】 当社では「お客さまの不満足の表明」を苦情と定義しております。受け付けた苦情の内容は「CS・苦情システム」に漏れなく登 録をし、解決に向けて迅速・丁寧に対応を行っております。 【苦情発生要因分析】 営業関連苦情(契約・募集行為、契約の管理・保全) 苦情分析(全体) お客さまの 情報管理 246件 2.6% その他 413件 4.3% 契約・募集行為 1,876件 19.7% 接客態度 436件 4.6% 募集行為・ 契約引受 502件 9.3% その他 71件 1.3% 異動・解約 1,156件 21.5% 合計 証券発送 2,290件 42.5% 合計 5,393件 保険商品・ パンフレット 78件 1.4% 9,523件 保険金 3,035件 31.9% 事故関連苦情(保険金) 契約の管理・ 保全 3,517件 36.9% 対応不備等 1,806件 59.5% 20 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 契約更改・ 継続業務 1,296件 24.0% 合計 3,035件 損害認定関連 1,229件 40.5% 情報開示方針 当社では対外的な情報開示の方針を定めた「情報開示方針 (ディスクロージャー・ポリシー)」を2004年4月に策定しま した。これは社内基準を明確にし、スピード感のある情報開 示を行うとともに情報発信の一貫性を高めていくことを目 的としたものです。また、透明性・公平性の高いガバナンス を志向する観点から、各種ステークホルダーにとって有用 な情報は、日本損害保険協会ガイドラインを超えた項目につ いても前向きに開示することを原則にしています。そして、 その時々において、社会的関心・開示ニーズの高い情報や開 示することで、当社企業姿勢の理解に資する情報を検討・ 選定のうえ開示します。その際、経営環境や時代の要請を見 極め、当社情報開示委員会にて開示の可否を判断します。 情報開示方針(ディスクロージャー・ポリシー) 1. 基本方針 損害保険業界では、1996年の保険業法改正以降の自由化・ 規制緩和により商品面、価格面、サービス面で多様化して きています。これに伴い、変化の幅・スピードが増す中、適 時・的確な企業情報開示が従来にも増して重要になってき ています。 情報開示につきましては、当社では2002年7月から四半期 毎の営業成績やトピックスをまとめた「クオータリーレ ポート」を発行・開示したほか、2003年8月の四半期業績 発表にあたっては損害保険業界で唯一連結ベースの業績も 開示するなど、情報開示につき業界をリードしてきました。 今後もお客さま・株主・投資家などの皆さまが当グルー プの実態を正確に認識・判断できるようスピード感のある 積極的な情報開示を行っていきます。 2.情報開示の基準 当社では、上記基本方針に則った情報開示に関する社内基 準(注)を作成し、お客さま・投資家の契約判断・投資判断に資 する有用情報は迅速・公平に開示していきます。 (注)情報開示に関する社内基準の主な項目 経営関連、商品・サービス、資産運用、資産・負債関連、 リスク管理関連、業績関連、再保険、海外事業、シス テム 、社 会 貢 献 、環 境 取 組 み 、グループ会社関連 3.情報開示の方法 当社からの情報開示は、ディスクロージャー誌、ニュース リリース、インターネットホームページなど様々な媒体を 通じ、お客さま、株主、投資家などの皆さまに公平に情報が 伝達されるよう配慮を行っております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 21 リスク管理 リスク管理 そして、 リスク管理部や財務管理部などのリスク監視部門は、 リスク・ 保険会社の機能とリスク管理 コンプライアンス委員会の事務局として、 リスクおよびリスク管理の 状況を検証するとともに、経営への報告や業務執行部門の牽制を行っ ています。 保険会社の主な機能は、 「大数の法則」を前提とした個別リス また、ALM(資産負債総合管理)委員会では、運用資産に係る市場リ クの大量引受と保険会社間のネットワークなどを活用したリ スクを分析し、相場環境に応じた機動的な積立保険予定利率の設定 スクの交換・移転を通じて「リスクの分散」を行い、家計・企 や長期間にわたる保険金や満期金の支払いに備えた適切な資産運用 業のリスクを効率的・経済的に処理することです。そして、 もう一つの大切な機能は、保険料を保険金や満期返れい金の を行うよう管理しています。 ●定量的リスク管理 支払いに備えて安全有利に運用することです。このような保 保険リスクや資産運用リスクなどを確率論的アプローチ(VaR)によ 険会社本来の機能が抱えているリスクは、単に極小化すべき り計量化の上、保有リスクの水準が当社の体力(資本)に見合ったも ものではなく、収益との兼ね合いで能動的に管理すべきもの のになっているかを検証し、定期的に取締役会に報告しています。 といえます。一方、どのような企業にも存在する事務リスク そして、資本を有効活用し、資本効率の向上を図るため、リスク量に やシステムリスクなどについては、その発生を防止したり損 基づく資本管理の高度化に努めています。 なお、リスクの計量化にあたっては、大規模な自然災害やブラックマ 失を合理的に極小化することが必要です。 ンデーなどの金融市場の混乱を想定した損失額(ストレステスト)を 当社はこのような基本認識のもと、複雑化・多様化する経営 定期的に実施し、通常では考えられない潜在リスクについての検証 上のリスクに的確に対応し、企業品質の向上を図り、お客さ を行っています。 ま、株主その他すべてのステークホルダーへの責任を果たす VaR:バリュー・アット・リスク=一定の確率の下で被る可能性のある べく、リスク管理を経営の最重要課題と位置づけ、リスクの 予想最大損失額 正確な把握・評価と適切な管理・運営に努めています。 ●リスク管理方針 取締役会で三井住友海上グループに共通の「グループリスク管理方 主要なリスクとその管理体制 針」を制定、基本的な考え方を共有し、グループ一体となってリスク 管理に取り組んでいます。当社では、リスクを保険引受リスク、資産 運用リスク、オペレーショナルリスクに大きく分類していますが、グ ループリスク管理方針のもと、更に細かくリスクを認識し、各リスク 特性に応じた管理方針・規定・基準を定めています。 1. 保険引受リスク 保険引受に関わるリスクについては、一般保険リスク・巨大 リスク・自然災害リスクに分類し、これらのリスクを管理す ●リスク管理体制 リスク管理およびコンプライアンスを一体で推進・徹底し、効果的・ るための手続き、コントロール手法などについて商品部門各 効率的な活動を進めていくため、リスク・コンプライアンス委員会を 部で「リスク管理規程」を策定しています。 設けています。 自己資本、異常危険準備金、当期利益の状況等を考慮しなが 各担当部門がそれぞれのリスク管理に取り組み、全社的かつ総合的 ら、保険種目ごとの正味保有限度額設定・再保険の充実・準 なリスク管理とモニタリングをリスク・コンプライアンス委員会で 備金への追加繰入等により、適正な管理を行っています。リ 行っています。 【リスク管理体制】 意見書 内部監査報告 取 締 役 会 保険計理人 (リスク管理方針・体制の決定) 経 営 会 議 (重要事項の協議) 報告 提言 監査役(会) 監査 報告 【課題別委員会】 リスク・コンプライ アンス委員会 ALM委員会など 指示 指示 担 当 役 員 報告 担 当 役 員 業務監査部 監視 リスク報告 指示 指示 業務報告 牽制 リスク管理部門 報告 22 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 業務執行部門 モニタリング 監査 スクの引受方針は商品部門各部で決定し、リスクポートフォ ① 厳格な審査・管理と適正な収益の確保 リオの管理、PML(予想最大損害額)推定、再保険の設計・ 投融資にあたっては、 リスクと収益性の観点から厳格に信用リス 手配は再保険部門で行い、牽制機能を発揮できる体制をとっ クを分析・審査して実行するとともに、事後管理の徹底を図ってい ています。 再保険についての詳細はP.28をご参照ください。 ●一般保険リスク 経済情勢や保険事故の発生率等が保険料設定時の予測に反して大き く変動し、支払う保険金が増大するリスクを指します。当社では、保 険種目別の収支管理を徹底し、その中で会社経営に重大な影響を与 えかねないリスクの増大を認めたときは、適宜、商品を改廃したり、 引受基準や販売方針の変更等、適正な水準にリスクをコントロールし ています。 ●巨大リスク 個別の契約または契約群に大規模な保険事故が発生し、巨額の支払 いが顕在化するリスクを指します。当社では、個別リスクごとに、実 地調査等によりPMLを推定し、必要に応じて適切な再保険を設定す ることにより、1事故あたりの正味保有損害額を一定金額以内に軽減 ます。また、貸付・金融保証の推進部門と審査部門を完全に分離し、 内部牽制が機能する体制も整えています。 ② ポートフォリオ管理 信用リスクが特定企業等に集中し、巨額の損失を被ることのない よう、貸付・社債・株式・債務保証および預金等の短期運用も含め た集積管理を行っています。 また、倒産確率・回収率等に基づき信用VaRを計測するとともに、 信用リスク管理技術の向上に努めています。 ●不動産投資リスク 市況の変化により不動産価格自体が下落するリスクまたは賃貸料等 の変動による減収リスクです。 不動産投資リスクについては、その特性を踏まえたリスク管理規程の もとで適切なリスク管理を行うと同時に、 リスク対比低効率資産削減 の観点から、不動産残高の削減および効率性の向上に継続的に取り 組んでいます。 しています。 ●自然災害リスク 自然災害(地震、台風等)によって、不特定多数の契約に大規模な広域 集積損害が発生するリスクを指します。当社では地震および台風に ついて、確率的手法によるリスク計量化によりPMLを推定し、異常危 険準備金の積立状況等を勘案のうえ、適切な再保険を設定すること により、1事故あたりの正味保有損害額の軽減を図っています。 3. オペレーショナルリスク オペレーショナルリスクは、保険引受リスクおよび資産運用 リスク以外のリスクを包含しています。主なリスクとして、 「事務リスク」 「情報資産リスク」 、 「流動性リスク」 、 の3つに分 類されます。 ●事務リスク 2. 資産運用リスク 社員や代理店等が、正確な事務を行わなかったり、事故・不正等を起こ 資産運用に関するリスクには、保有する資産の価値が変動す すことにより、損失を被るリスクをいいます。当社では規程・マニュア るリスクや、投融資先が倒産するリスク等があります。これ らのリスクはその性質から「市場関連リスク」 「信用リスク」 「不動産投資リスク」の3つに分類されます。 ●市場関連リスク 金利・為替・株価等の変動により、保有資産の価値が下落するリスク です。 当社では、各領域ごとに管理規程等を整備し、業務における手続きを 明確化しているほか、必要に応じて保有限度額や損切りルールなど適 切なリミットを設定・管理しています。 また、金利や為替などに対する感応度分析、VaRの計測によって、金 利・為替・株価等の異なるリスクを統一的な尺度でとらえ、市場リス ク全体の統合管理を行っています。 体制面では、取引を行う部門(フロント・オフィス)と事務部門(バッ ク・オフィス)の完全分離を行い、牽制・チェック機能を確保すると同 時に、 リスク管理の専門担当部署を設置して適切なコントロールに努 めています。 ●信用リスク 融資先や債券の発行会社などの経営状況が悪化し、元利金の支払い が遅延したり、最終的には回収ができなくなるリスクです。 当社では、個別案件ごとの審査・管理と信用リスク全体の管理を二本 ルを整備し、不具合の発生や環境の変化に応じて適宜見直しを行い、 コンプライアンス推進と一体となって適切な事務の遂行に努めていま す。また、各部門における自主点検、管理部門による研修・指導および ルール遵守状況のチェックを行っており、 「最高品質のサービス提供」の 視点から、体制強化に取り組んでいます。 ●情報資産リスク お客さま情報や会社情報の毀損、漏洩およびこれらの情報を処理・管 理するコンピュータシステム等のダウン、誤作動、不正使用等により 損失を被るリスクをいいます。当社では、情報システムの安全確保お よびお客さま情報・会社情報の漏洩防止のため、 「情報セキュリティポ リシー」 「情報管理規程」 「情報システム安全対策基準」等の規程を策 定し、情報資産の保護に努めています。また、南関東直下型地震やコ ンピュータ犯罪等、想定される巨大リスクに対する「コンティンジェ ンシープラン」を整備し、危機対応を明確にしています。 ●流動性リスク 巨大災害時の保険金支払いによる資金流出や市場の混乱等により資 金繰りが悪化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での資産 売却を余儀なくされることにより損失を被るリスクです。 当社では、流動性資産を十分に保有するとともに、資金の流出入の動 向を踏まえて資産・負債両面から流動性についての評価を行い、適切 な資金繰りを行っています。 柱にして、適切な対応に取り組んでいます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 23 コンプライアンスの体制 コンプライアンス コンプライアンス推進態勢 基本方針 1996年の保険業法改正以降、自由化や規制緩和、IT化の進展 1.コンプライアンス推進体制 に伴い、保険業界を取り巻く環境が大きく、かつ、急速に変化 当社では、コンプライアンスおよびリスク管理を一体で推 してきました。当社では、コンプライアンスを最優先に行動 進・徹底し、業務執行上の経営的重要事項に関する協議およ するとともに、免許事業である保険業を営んでいることに鑑 び関係部門の相互調整を図ることを目的として「リスク・コ み、公共性・公正性・透明性のある事業活動を通じて、お客さ ンプライアンス委員会」を設置しています。具体的には、 「コ まや株主をはじめ社会全体の信頼に応え、期待を上回る企業 ンプライアンス・マニュアル」および「コンプライアンス・プ として永続的な発展を遂げていくためには、法令等を遵守し、 ログラム」などの企画・立案、実施状況・推進状況の監視、コ 高い倫理観に基づいた事業活動を行っていくことが不可欠と ンプライアンスに関する重要事項の協議・調整などを行い、 考えています。 全社的かつ総合的なコンプライアンスの推進・徹底を図って 当社が2004年4月に制定した「三井住友海上グループ行動憲 います。また、同委員会の管下に、営業、損害サービス、金融 章」は、 「経営理念」の直下に位置する行動原則であり、当社の サービス、システムなどの分科会を設置し、実務的な協議お コンプライアンスに係る基本方針および遵守基準として位 よび関係部の意見の相互調整を図っています。 置付けられるものです。役員・社員の一人ひとりが、 コンプラ また、ブロック本部・地域業務部には、 「コンプライアンス推 イアンスを最優先に行動するとともに、会社全体として内部 進担当部長」を配置するとともに、その所管の下に「業務管理 管理体制を強化し、健全かつ適切な業務運営に努めています。 グループ」を設置しています。コンプライアンス推進担当部 長および業務管理グループは、ブロック本部におけるコンプ ライアンスの徹底および法令等違反への対応やコンプライ アンスに関する相談窓口の業務を担っています。 2.コンプライアンス・プログラム 当社では、コンプライアンスに係る全社的かつ具体的な実践 計画として、「コンプライアンス・プログラム」を取締役会で 策定しています。このプログラムを踏まえて、ブロック本部お よび本社各部では、それぞれの組織の抱える課題・状況に応 じて、具体的な実行策を盛り込んだ「コンプライアンス取組 計画」を策定し、法令等遵守活動に取り組んでいます。 【リスク・コンプライアンス委員会の全体像】 各分科会で実務的な協議を実施 戦略リスク分科会 総合分科会 リス ク・コン プ ライアン ス 委 員 会 ・コンプライアンスに関する重要事項の協議・調整 ・全社的かつ総合的なコンプライアンスの推進・徹底 取締役会 情報管理分科会 営業分科会 損害サービス分科会 金融サービス分科会 国際分科会 国内グループ会社分科会 経営会議 24 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 システム分科会 生保分科会 3.コンプライアンス・マニュアル 5.内部通報制度(MSヘルプライン) 当社では、三井住友海上グループ行動憲章、法令等遵守規程、 当社では2004年度から公益通報者保護法への対応を視野に 役員・社員が遵守すべき法令およびその事例解説等を記載し 入れた取組みを開始し、2004年9月から内部通報窓口として た「コンプライアンス・マニュアル」を策定し、役員・社員に 位置づけた「MSヘルプライン」を設置しています。 「MSヘル 対し、その内容を理解し遵守することを義務付けています。 プライン」は、従来の報告ルールの枠組みを維持しながら、通 「コンプライアンス・マニュアル」は「共通編」と各部門の業務 報者側の事情等により通常ルートでは通報しにくいケースな に密接に関係する法令等の解説を掲載した「部門編」に分か どの受け皿としての役割と職場における違法行為などを未 れています。 「コンプライアンス・マニュアル(共通編) 」は、全 然に防ぐ牽制機能を目的としています。 役職員に配付され、いつでも参照できるようにしています。 また、代理店に対しては、別途「代理店コンプライアンスマ 6.モニタリング活動 ニュアル」を作成 ●システムを活用したモニタリング し、代理店自らの 営業部門、損害サービス部門では、毎月の「業務管理点検」 コンプライアンス を柱に、日常業務における不備を的確に発見、早期に是正 の指針とするとと する活動を行っています。 「業務管理報告システム」や「業 もに、当社の代理 務管理支援システム」 「団体保険募集管理点検システム」な 店指導、研修の基 どのシステム導入を推進し、課支社・サービスセンターの 本的なマニュアル 不備状況等を随時把握することが可能となっています。ブ として活用してい ロック本部・地域業務部では、これらのシステムを活用し、 ます。 不備状況のモニタリングを行い、不備是正の推進活動を 行っています。 4.コンプライアンス研修 コンプライアンスを徹底するため、毎年度策定する「コンプ ●本社・ブロック本部によるモニタリング活動 本社各部によるコンプライアンスに係わる指示やモニタ ライアンス・プログラム」において社員・代理店に対する教 リング活動に加え、ブロック本部のコンプライアンス推進 育・研修計画を策定し実施しています。コンプライアンス推 担当部長、業務管理グループによる営業課支社・サービス 進部が全国各拠点を巡回する集合研修では、コンプライアン センターへの巡回確認点検を通じて、コンプライアンス推 スに関する知識を一方的に伝達するだけでなく、受講する社 進態勢の実態把握ならびに改善指導を行っています。 員との双方向のコミュニケーションを図ることに努めており、 より深く理解できるよう取り組んでいます。さらに、CSRなど 7.海外のコンプライアンス推進体制 の観点からも幅広く情報の伝達を行っています。 海外においても、 「三井住友海上グループ行動憲章」に従って、 代理店に対しても「代理店コンプライアンス・マニュアル」や 役員・社員の一人ひとりがコンプライアンスを最優先で行動 本社部門で作成した研修資料に基づいて、一斉研修を実施し することを第一義に、それぞれの国・地域の文化、慣習、歴史 ています。 を尊重し、当該地域の発展に貢献するように行動することを 基本方針としています。 【コンプライアンス研修体制】 階層別研修 役員・社員 対象 全体研修 具体的には、当社の海外現地法人・支店等においては、 「海外 役員コンプライアンス研修 部門コンプライアンス・マニュアル」で定める各種ルールを 新任部長研修 遵守するとともに、当該地域の法令に則ったコンプライアン 新任課長研修 ス体制の整備・充実に努めており、また駐在員・ナショナル 新任総合職研修 スタッフに対しては、コンプライアンスを徹底するよう充実 業務職入社時研修 した教育・研修を行っています。 コンプライアンス一斉研修 e-ラーニング研修 コンプライアンス推進部からの講師 派遣による集合研修 コンプライアンス一斉研修 e-ラーニング研修 地域研修 代理店対象 募集人資格講習 代理店業務点検時の教育 代理店会等での教育 コンプライアンス推進部からの講師 派遣による集合研修 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 25 個人情報保護 個人情報保護について 当社では、情報資産の保護は重要な経営課題のひとつで シー保護の観点から「情報管理規程」において、お客さま情 あるとの認識のもと、その安全対策の基本方針である「三井 報の適切な取得、利用、保管方法等について定め、同規程に 住友海上社 リスク管理方針」のセキュリティポリシーにお 基づき適正な取り扱いを行っております。更に個人情報保 いて、お客さま情報、会社情報およびこれらを処理、管理す 護法の施行を踏まえ、個人情報保護指針として以下のとおり る情報システムといった情報資産について、遵守すべき事 「プライバシーポリシー」を定め、当社ホームページ上で公 項・運営管理体制を明確にし、情報資産の保護の徹底を図っ 表しております。 ています。特に、お客さま情報の管理に関しては、プライバ http://www.ms-ins.com プライバシーポリシー(要旨) 弊社は、個人情報保護の重要性に鑑み、また、損害保険業に対す る社会の信頼をより向上させるため、個人情報の保護に関する ④弊社のグループ会社、損害保険会社、国土交通省等との 間で共同利用を行う場合 法律(個人情報保護法)その他の関連法令、金融分野における個 4. 個人データの共同利用 人情報保護に関するガイドラインその他のガイドラインや(社) 日本損害保険協会の「損害保険会社に係る個人情報保護指針」 弊社および弊社のグループ会社は、その取り扱う商品・サー を遵守して、個人情報を適正に取扱うとともに、安全管理につい ては、金融庁および(社)日本損害保険協会の実務指針に従って、 ビスを案内または提供するために、各社間で個人データを共 同利用することがあります。 適切な措置を講じます。 5. 開示、訂正等のご請求 弊社は、個人情報の取扱いが適正に行われるように従業者への 教育・指導を徹底し、適正な取扱いが行われるよう取り組んでま 個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通 いります。また、弊社における個人情報の取扱いおよび安全管理 に係る適切な措置については、適宜見直し、改善いたします。 知、開示、訂正等、利用停止等に関するご請求については、弊 社は、ご請求者がご本人であることを確認させていただくと ともに、弊社所定の書式にご記入いただいたうえで手続を行 い、後日、原則として書面で回答いたします。弊社が必要な調 1. 個人情報の取得 査を行った結果、ご本人に関する情報が不正確である場合は、 弊社は、業務上必要な範囲内で、かつ、適法で公正な手段によ その結果に基づいて正確なものに変更させていただきます。 り、個人情報を取得します。 2. 個人情報の利用目的 弊社は、取り扱う個人データの漏えい、滅失またはき損の防 弊社は、取得した個人情報を、次の目的に必要な範囲を超え 止、その他個人データの安全管理のため、取扱規程等の整備 て利用しません。 および安全管理措置に係る実施体制の整備等、十分なセキュ リティ対策を講じます。 ①保険契約の審査、引受、履行(保険事故の調査、適正な保 険金の支払い等を含みます) 、 管理、 弊社および弊社グルー プ会社の他の商品・サービスの案内、提供(弊社グループ 会社における保険契約の審査、引受、履行、管理を含みま す)、提携先・委託先等の商品・サービスの案内、提供 ②市場調査ならびにデータ分析やアンケートの実施等によ る保険・金融にかかる商品・サービスの開発・研究 ③他の事業者から個人情報(データ)の処理の全部または 一部について委託された場合等における、委託された当 該業務の適切な遂行 等 3. 個人データの第三者への提供 弊社は、以下の場合を除き、ご本人の同意なく第三者に個人 データを提供しません。 ①法令に基づく場合 ②弊社の業務遂行上必要な範囲内で、保険代理店を含む業 務委託先に提供する場合 ③個人情報保護法第23条第2項に基づく手続(いわゆるオ プト・アウト)を行って第三者に提供する場合 26 6. 個人データの安全管理措置の概要 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 また、弊社が、外部に個人データの取扱いを委託する場合に は、委託先の選定基準を定め、あらかじめ委託先の情報管理 体制を確認するなど委託先に対する必要かつ適切な監督を行 います。 7. お問い合わせ窓口 弊社における個人情報の取扱いや、保有個人データに関する ご照会、開示、訂正等、利用停止等のご請求、安全管理措置に 関するご質問は、下記までご連絡ください。 【お問い合わせ先】 三井住友海上火災保険株式会社 お客さまデスク 電 話 番 号:0120-632277(無料) 電話受付時間:9:15∼20:00(月∼金) 9:15∼ 17:00(土日祝) ※年末年始は除きます。 監査・検査体制 内部監査・外部監査 という一連のプロセスを通じて、 「 企業品質の向上」に寄与 社内・社外の監査 することを主要目的としています。 監査の対象は、当社およびグループ会社における業務活動 保険事業は公共性が高く、経営の健全性を維持することが の全てです。具体的には、当社の営業部門、損害サービス部 社会から強く要請されています。このため、三井住友海上 門をはじめとして海外部門や本社機構、さらに国内・海外の グループでは、社内の監査役・内部監査部門および社外の監 グループ会社が監査対象となります。これら組織のリスク 査法人による監査がそれぞれの立場から行われています。こ 管理・コンプライアンスを含む内部管理全般の状況が監査 れらの監査主体は、互いに連携して監査内容の向上に努めて における検証・評価の対象となりますが、特にコンプライア います。 ンスとCS向上などのお客さまの視点を重視した監査を志向 ●社内の監査 ・監査役による監査(業務監査・会計監査) ・内部監査部門による内部監査(下記「内部監査態勢」参照) しています。また、資産自己査定および償却・引当の状況、 財務報告目的の内部統制手続の有効性などについても監査 を実施しています。 ●社外の監査 ・監査法人(あずさ監査法人)による外部監査(商法特例法・ 証券取引法に基づく会計監査) 業務監査部は、監査対象組織がさらされているリスクの状 なお、上記監査とは別に、金融庁および財務省財務局による 広い実務経験や各種専門資格を有する内部監査人が業務監 保険業法に基づく検査も実施されます。 査部に配置され、種々の監査実務に従事しています。 況を評価した上で内部監査方針および内部監査計画を策定 しています。これらの方針・計画を適切に遂行するため、幅 当社取締役会は、内部監査にかかわる基本的な事項(目的・ 対象、内部監査部門の独立性、内部監査人の情報入手権限・ 注意義務、取締役会への報告等)を定めた内部監査規程を制 内部監査態勢 定しています。業務監査部は、内部監査規程に基づいて監査 を実施した後、監査対象組織に内部監査結果を通知して是 当社では、他の部門から独立した立場で内部監査を専門的 正・改善を指示し、監査対象組織からの報告等に基づき是 に実施する業務監査部を設置しています。業務監査部によ 正・改善状況を確認しています。さらに、内部監査結果を集 る内部監査は、業務遂行状況や内部管理態勢などが適正・ 約・分析し、本社所管部門に改善提言を行うとともに、内部 妥当であるかを検証・評価して課題を抽出し、これに基づき 監査結果および改善状況等を定期的に取締役会に報告して 是正・改善に向けた提言を行い、さらに対応状況を確認する います。 【内部監査の全体像】 (決定) 内部監査規程 【内部監査部門】 (承認) 内部監査方針 (反映) 取 締 役 会 内部監査計画 内部監査の実施 リスクの評価 (反映) (反映) 情報収集活動 是正・改善の指示 (情報収集) (監査) 監査対象組織 是正・改善の確認 (分析) (報告) 内部監査結果の集約 (提言) 本社所管部門 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 27 再保険 再保険について 有するリスク量に対比して自己資本に一定の余裕がある状 再保険とは 態を当社グループ全体として維持することが最低条件とな ります。 保険事業は、同質でお互いに独立した同じような大きさのリ リスク量が大きい国内自然災害リスクを始め、 正味保有の保険 スクを数多く集めることにより、事故という不確実な事象に 引受リスク量を適正水準にコントロールし経営の健全性を維 起因して保険金を支払う確率がほぼ一定になるという法則 持することを、 保有・再保険方針の最優先事項としています。 (大数の法則)を根拠として、成り立っています。 ところが、実際の損害保険は対象リスクが多様なうえ保険金 2.保険引受利益の安定 額も大小様々で、大数の法則をより働きやすくするためには 偶然な災害によって年度ごとの収支が変動することは損害保 リスクが平準化されるように調節を行うことが必要になりま 険事業では避けられませんが、企業価値の安定的成長といっ す。さらに、大規模な地震や台風等の異常災害の場合には、広 た経営上の観点からは利益の安定を図ることが重要になりま い地域の多数の保険契約に同時に損害が発生して保険金の す。国内外で巨大リスクや自然災害リスクを引き受けしてい 支払総額が大きく膨らむおそれがあり、特別に対策を講じて る当社では、異常危険準備金の効果も考慮しつつ、効率的な おくことが欠かせません。 出再によって正味保有損害額を軽減し収支の変動を緩和する 損害保険会社では、これらの事業特性を踏まえ、引き受けた ことを目指しています。さらに、出再の大部分が経営上不可 保険契約責任の一部または全部について他の保険会社に保 欠で、再保険市場における価格変動が当社の収支の不安定要 険を付けることで、自社で保有するリスクをコントロールし、 因となることに鑑み、 リスクを分散した受再を推進すること 経営の安定を図っています。このような保険会社間の保険取 による収支構造の安定化も図っています。 引が「再保険」で、再保険によって相手方にリスクを移転する ことを出再、逆に再保険によってリスクを引き受けることを 3.資本効率の向上 受再と言います。また、出再・受再を考慮した最終的な自社 当社では出再を活用してリスク量を抑制していますが、仮に の保有を正味保有と言います。 出再なしに現在と同レベルの健全性を確保しようとすれば、 事業規模を大幅に縮小するか、より多額の自己資本が必要に なります。リスクの種類・特性に応じた出再は、現在の事業規 模と健全性の確保に必要な自己資本を削減する効果があり 保有・再保険方針 ます。一方、当社の保険引受リスクの源泉は過半が国内であ り、海外のリスクの引受を増やしても全体リスク量はあまり 保有・再保険に関わる当社の基本的な考え方は次のとおりです。 変わらないので、 海外受再が資本の効率活用に有効な手段と なります。 1.経営健全性の維持 出再によるリスク量の削減と受再によるリスク構造の調整を 経営破綻の防止は言うまでもなく、異常災害の発生後もお客 効率的に組み合わせ、長期的な視点から資本効率の向上を さまの保険ニーズに安定的にお応えするためには、自社で保 図っています。 ①元受ポートフォリオは不揃い ②出再によって平準化 出再 保有 元受ポートフォリオ 出再後のポートフォリオ 受再 ③さらに受再によって 分散と均整を追求 出再+受再後のポートフォリオ 28 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 受再 具体的な保有・再保険方針は、保険種目やリスクの種類ごと に毎年見直しを行い、重要性に応じて取締役会で決定してい 再保険取引に関わる信用リスク管理 ます。 再保険取引において、当事者は相手先の信用リスクを負うこ 出再については、自己資本や当期利益の水準、再保険市場の とになります。当社では、相手先の債務不履行による損失発 環境等を考慮し、保険種目や地域によって異なるリスク特 生を防止することに留まらず、長期安定的な再保険取引を構 性・契約量・損害率に応じて適正な正味保有額と出再スキー 築する観点から、取引先の選定、契約期間中のモニタリング、 ム(出再額、出再方式)を決定しています。特に、経営へのイ 債権債務残高の把握等、再保険取引に関わる信用リスク管理 ンパクトが大きい国内自然災害リスクについては、リスクの に取り組んでいます。 計量分析を実施して種目横断でPML(予想最大損害額)を把 握し、異常危険準備金を含めた資本十分性の状況やソルベン 相手先の選定に当っては、原則として特定の格付機関からシ シー・マージン比率の水準、PMLの最悪シナリオが発生した ングルA格(受再取引についてはトリプルB格)以上を取得・ 後の引受継続能力の維持、地震の場合はさらに資産運用リス 維持していることを適格要件としています。また、取引実行 クとの相関(損失の同時発生)も考慮しながら、効率的・安定 後も全契約の出再先の格付を毎日チェックし、モニタリング 的な正味保有水準と出再スキームを決定しています。 を実施しています。 受再については、前述のとおり、当社のリスク構造・収支構 正味保有リスク量・出再額ともに大きい国内地震・台風につ 造を考慮すれば海外受再の拡大が有効であることに着目し いては、再保険金の回収不能が起これば事前の想定を超える て、過去の引受経験や種目特性・市場構造を踏まえ、火災や 自己資本の毀損が生じ、経営の健全性・安定性に影響が出か 航空を中心に海外受再を積極的に推進しています。特に火災 ねないので、特定の出再先への過度の集中を避けるために出 については、アイルランドとバミューダに有する2つの再保 再先の格付に応じた限度額を定め、量的な与信管理も行って 険子会社を中核として、当社の高い格付を武器に海外受再を います。 着実に拡大しています。各種目とも、個別の受再契約は基本 的にそのまま正味保有する前提で責任額を設定し、収益性を 上記の信用リスク管理の結果、出再先の債務不履行による回 重視した引受に努めています。 収不能は一貫して低水準で推移しています。 1960∼80年代に引き受けた海外受再契約には、米国のアス ベストや環境汚染等に関連する賠償責任クレームが多く含ま れており、米国の訴訟制度の特殊性も一因となって、今なお 再保険金の支払いが継続していますが、これらの過年度契約 責任については、支払備金の十分な積立と相手先との合意に 基づく一括清算等の取組みを強力に推進し、経営上の不確実 要素は概ね解消しています。 出再を行った再保険者の数と出再保険料の上位5社の割合 出再先保険会社の数 出再保険料のうち上位5社の出再先 に集中している割合(%) 194 48.1 (注)出再先保険会社の数は、特約再保険を1,000万円以上出再している再保険者(プール出再を含む)を対象にしています。 出再保険料の格付ごとの割合 格付区分 A以上 BBB以上 その他(格付なし・ 不明・BB以下) 合計 出再保険料における、格付毎の割合 92.2% 2.2% 5.7% 100% (注)上記には再保険プールを含んでいません。 格付区分は、以下の方法により区分しています。 <格付区分の方法> ①原則Standard & Poor's社の格付けを使用し、S&P社の格付けが存在しない場合はA.M. Best社、Moody's社の順で使用しています。 ②格付け機関別のA格、BBB格の定義は以下の通りです。 A BBB S&P A- BBB A.M Best A- B++ Moody's A3 Baa2 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 29 トピックス トピックス(事業ハイライト) 上の手法やノウハウを吸収することが可能となります。 企業を買収し、経営関与することにより、企業価値を向上さ せるバイアウトは、近年事業の選択と集中を進める手段とし 海外事業の伸展 て活用され、最近では、上場企業の非公開化の動きも加わる など、その市場は急速に拡大しています。当社では、企業買 収市場の発展・拡大を大きなビジネスチャンスととらえ、今 当社では、 アジア各地域での積極的な事業買収やBRICs諸国 後もバイアウト投資に取り組んでいきます。 への事業展開など、海外事業展開を積極的に行っています。 1.第9回Asia Insurance Industry Awardで受賞 確定拠出年金事業で運営管理機関に参入 2005年9月にシンガポールにて開催された第 9回Asia Insurance Industry Award授賞式において、 「 アジア保険 確定拠出年金(日本版401k)の運営管理機関に参入し、これ 市場で最も顕著な活躍をした損害保険会社」に与えられる を活用した複数の企業が共通の年金規約で運営する新たな “General Insurance Company of the Year”を受賞しま 「三井住友海上JIP総合型401kプラン」の取扱いを2006年6 した。英国アヴィヴァ社のアジア損害保険事業の包括買収 月より開始しました。 などにより、アジア地域最大の外資系損害保険会社に躍進 これまでは、三井・住友金融グループの共同出資会社である したことや、アジア各国に対する保険商品・サービスに関す ジャパン・ペンション・ナビゲーター る技術協力などの社会貢献活動が評価されたものであり、 株式会社を運営管理機関として紹介 日本の損害保険会社では初めての受賞です。 してきましたが、今後、確定拠出年金 の導入を検討する中小企業のお客さ 2.海外事業における地域持株会社体制への移行 まに対し、提案から導入後の運営管 本邦および各国・地域の当局の認可を前提に、2006年4月 理サポートまでのサービスを当社が より順次、海外事業をアジア・欧州・米州の3極における持 一貫して担うことにより、より安価 株会社体制に移行していく予定です。アジア(シンガポー で、かつ高品質なサービスの提供が ル)、欧州(英国ロンドン)においては新たな地域持株会社に 可能になります。 より、米州(米国ニューヨーク州)においては、既存米国子会 社(持株会社)を地域持株会社として、これら3つの地域持株 会社のマネジメント下に各地域の子会社等を設置します。こ CS業務プロセス改革の進展 れら地域持株会社に大きな権限と責任を委譲することによ り、迅速な意思決定と事業執行を実現していきます。 (中国な 当社ではお客さま満足の視点から、迅速かつ効率的な新しい ど一部の国・地域は引き続き本社直轄で事業推進します。 ) 業務プロセスの構築を図っています。この一環として2005年 これまで当社は、3地域それぞれで市場に密着した積極展開 1月より保険業界で初めて携帯端末上で保険契約の申込みか により海外事業を拡大してきましたが、さらにここ数年、収 ら保険料の領収までの手続きを行えるシステム” モバイル 益機会の極めて多いアジアにおいて、アヴィヴァ・アジアや MS1” を導入しました。販売代理店が契約端末・決済端末とい 明台といった大型買収を成功させてきました。今回の経営 う2つの携帯端末を使用することで、お客さまとの契約時に、 機構の変革により、拡大する海外事業をよりきめ細かく、か ペーパーレス・印鑑レス・キャッシュレスで手続きが完了する つ効率的にマネジメントするとともに、企業価値を向上さ 上、金融機関への決済手続きもその場で完結することが可能 せていきます。 になりました。契約端末は自動車保険からスタートしており、 今後他の種目にも拡大していく予定です。決済端末は損害保 企業買収(バイアウト)ビジネスへの参入 険全種目(自賠責、海上保険を除く) に加えて、2005年7月か らは当社グループ会社の三井住友海上きらめき生命保険の 商品にも拡大し、お客さまの利便性をさらに高めています。 30 近年、新しい投資手法のひとつとして注目度が高まっている この他、従来ペーパーで作成していた資料(約1700表、700 企業買収(バイアウト)市場へ参入することを決定しました。 万ページ)を電子化しました。また、損害サービスセンター その第一弾として、当社グループのベンチャーキャピタル会 と営業部門間でWeb上で保険料領収を確認するワークフ 社である三井住友海上キャピタル株式会社を活用した共同 ローシステムや、自動車事故車両の画像を修理工場から当社 投資のための専用ファンド「MSIVCバイアウト投資事業有限 に瞬時に伝送する画像伝送システムを全国で導入し展開し 責任組合」を2005年9月に設立し、2006年3月にはユニテッ ています。 クフーズ株式会社へ、第1号の共同出資を実行しました。こ これらの取組みにより業務プロセスを迅速化・効率化するこ れは、外部のバイアウトファンドと共同で個別企業の買収に とで、お客さま満足の飛躍的向上と大幅な経費削減を目指し 参加するものであり、共同投資を通じてM&A・企業価値向 ています。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 三井住友海上きらめき生命 過去最高の新契約高で開業10周年 資本移転・社名変更により 三井住友海上メットライフ生命誕生 当社100%出資の生命保険会社である三井住友海上きらめき 米国シティグループの生命保険事業が米国メットライフに売 生命は、2006年10月1日に開業10周年を迎えます。順調に業 却されたことを受けて、旧三井住友海上シティ生命は、2005 容を拡大させ、2005年度において新契約高(個人保険+個人 年7月に三井住友海上と米国メットライフとの合弁会社とな 年金保険の合計)が前年比3.4%増加し、1兆7,916億円とな り、2005年10月1日に社名を「三井住友海上メットライフ生 り、3期連続で過去最高の新契約高となりました。また、2005 命保険」に変更しました。 年度末の保有契約高(個人保険+個人年金保険の合計)は7兆 個人年金保険事業は、ここ数年著しい成長を続けていますが、 9,179億円と前期末比15.5%増、総資産も7,788億円と前期 引き続き、成長が見込める有望市場です。三井住友海上メッ 比16.0%増の2ケタの増加となりました。 トライフ生命は、この市場においてすでに確固たる地位を確 一方、標準責任準備金積立に向けた責任準備金の当年度の積 保していますが、米国において年金分野で高い実績と専門性 増し額を71億円とし、前年度の52億円から着実に増加させ、 を有しているメットライフがパートナーとなったことで、ま 財務健全性の強化を図っています。保険金の支払い余力を示 すますその力が増強されました。その結果、2005年度の収 すソルベンシー・マージン比率も1,493.3%と、引き続き高 入保険料は、5,550億円となり前年比38.3%の増加、期末の 水準の支払余力を確保しています。 保有契約高も1兆5,910億円と前期末比79.6%増加するとい 開業10周年を記念して、2006 う好業績となりました。 年4月に「総合収入保障保険」 を発売するなど今後もお客さ ま一人ひとりのライフサイク ルに合った商品を提案してい くとともに、障害者スポーツ 三井住友海上メットライフ生命 新タイプの変額個人年金保険を発売 支援や地域貢献活動にも取り 組んでいきます。 三井住友海上メットライフ生命は、2006年1月、日本で初めて のタイプの変額個人年金保険「LGシリーズ」を発売しました。 「LGシリーズ」は、 “ 「すぐ」受け取れて「一生」続く変額年金” の キャッチフレーズのとおり、契約の翌年からの年金受取りと 終身年金の受取りを同時に可能にした商品で、変額個人年金 保険としては日本初のタイプです。加えて、特別勘定の運用成 果に応じて、受け取る年金額が5年ごとにステップアップする 機能もあり、年金受取り開始後のインフレにも対応できる機 能を持っています。年金を早期に受け取りたい、年金を一生 受け取りたい、年金のインフレ対策を行いたい、 といったお客 さまのさまざまなニーズにお応えできる商品であることか ら、発売後多くのお客さまにご利用いただき、早くも三井住 友海上メットライフ生命の主力商品に育ってきています。 三井住友海上メットライフ生命は、個人年金保険の専門会社 として、魅力ある商品の提供とお客さまサービスに一層の力 を注ぎ、お客さまのニーズと信頼に応え、市場の健全な発展 に貢献していきます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 31 トピックス トピックス(新商品・新サービス) 自動車保険の補償内容・パンフレット をわかりやすく 賃貸入居者向け火災保険 フィット 「リビングFIT」契約手続きを大幅簡素化 フィット 2006年8月始期契約から、自動車保険の補償内容やパンフ レットを、よりわかりやすいものに改定しました。保険約款 新たな契約方式を開発し、2005年11月より導入しました。 の構成を「相手への賠償(賠償責任保険)」 「ご自身とご家族 この契約方式で火災保険に加入したお客さまは、新規入居時 の補償(傷害保険)」 「お車の補償(車両保険)」の3つに大別、 に手持ちの現金がなくても保険料のお支払いが可能(キャッ それぞれ基本補償とオプションに整理することで、お客さま シュレス)となるほか、従来は賃貸借契約を更新の都度必要 に内容をご理解いただきやすいように改定しました。募集 だった保険継続にかかる諸手続きが一切不要となり、退居 パンフレットについても、 「横型・横開き」の紙芝居形式とす 時にも電話一本で保険停止が可能となります。引越作業が るとともに、 「大きな文字を使用」 「基本補償とオプションを 多忙な中、お客さまが、現金の用意や保険停止関連書類の取 明確に区分記載」するなど補償内容が一目でイメージでき 寄せやなどの煩雑な諸手続きから解放されるなど利便性が るように工夫しました。また、このパンフレットに「SPコー 大きく向上します。 エスピー ド」を採用し、高齢者や視覚障害者の方が、パンフレットの 主な内容を音声で聞くことができるようにしています。 弁護士紹介サービスをセットした「もらい事故弁護士サポー ト」 ( もらい事故弁護士費用特約)を新設するなど商品の魅 モ ス ト 力もアップした自動車保険「MOST」を引き続き積極的に販 売していきます。 32 賃貸住宅の入居者を対象とする火災保険「リビングFIT」の Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 新型賠償責任保険「ITプロテクター」 販売開始 ネット専用 海外旅行保険 『ネットde保険@とらべる』販売開始 アイティー 新型賠償責任保険「 I T プロテクター」を2005年8月に販売 インターネットでの保険契約手続きに限定した新型海外旅行 開始しました。これはコンピュータ・ネットワークサービスや 保険「ネットde保険@とらべる」を新たに開発、2006年4月 ソフトウェア開発等の情報関連事業(IT事業)者が、業務遂行 より販売開始しました。加入手続きは、インターネット契約 にあたり発生した偶然な事故により、法律上の損害賠償責任 サービスを導入している当社代理店ホームページから行え を負担した場合の損害を補償するとともに、 「IT業務リスク対 ます。また、当社公式ホームページ(http://www.ms-ins.com) 策度」を無料で提供する簡易リスク診断サービスを導入した で取扱代理店を検索し加入することも可能です。本商品では リスクコンサルティング融合型の商品です。インターネット 保険証券の発行省略により業界初となる完全ペーパーレス の普及や情報技術の進展に伴い、不正アクセス等によるシス 契約を実現しました。契約成立と同時にその内容がパソコン テムのダウンや情報漏えい事故などによる経済的被害等の 画面上に表示され、契約内容の確認・プリント・データ保存 事例も数多くなっており、これらのIT業務の瑕疵に起因する が可能です。目的地や加入期間などのきめ細やかな条件設定 事故が発生した場合には、IT事業者の事業活動の基盤を揺る などにより平均約30%程 がしかねない損害に発展するおそれがあります。このような 度保険料を引き下げたこと IT業務にかかわる賠償リスクを総合的にカバーする保険と に加え、 「リピーター割引」 して、本商品を開発しました。 「緊急歯科治療費用」等の魅 力的な割引制度・新補償を 導入しました。 取引信用保険 補償範囲を拡大 売掛債権の貸倒リスクをカバーする「取引信用保険」につい て、貸倒損失を100%補償とするなど、補償範囲の大幅な拡 一時払型年金 「MSニューステージ」販売開始 大を2005年9月より実施しました。また、2004年に業界で 初めて販売を開始した中小企業向けの簡易型取引信用保険 2004年9月から満70歳以上の方を対象とする専用の傷害保 についても、全業種での引受を開始するとともに、補償額の 険「晴れやか世代」を販売していますが、傷害保険の機能に加 アップ、保険料割引制度の導入などの商品改定を2006年6月 え、積立の機能を高めた高齢者専用新型積立傷害保険「スー に実施しました。 パー晴れやか世代」を2005年9月より販売開始しました。本 与信管理の重要性が高まる中、取引信用保険は、大企業から 商品は、市場金利に応じて商品に適用する利率(予定利率)を 中小企業へとニーズが広がっており、取扱件数が増加してい 毎月見直し、満期返れい金を重視した商品設計としており、 ます。当社では、業界最大級の引受実績・ノウハウを活かし、 特に資産運用ニーズの高いお客さまに対し積極的に販売し スピーディーな引受審査や補償範囲の拡大など、引き続きお ています。 客さまのニーズに対応した商品を提供していきます。 また2005年12月には、予定利率を毎月の市場金利と連動 させ、積立の機能をさらに高めた一時払専用新型年金「MS ニューステージ」の販売を開始しました。団塊世代が退職を 迎えるなど金融資産を保有・運用する個人のお客さまのすそ 野が拡大し、資産運用ニー ズも増大、多様化していき ます。このような環境の中、 本商品は従来の積立商品と 比較して、より満期金(年 金)を重視した商品となっ ており、お客さまのニーズ にお応えしていきます。 当社では、 これらの商品を 積極的に販売することによ り、 お客さまの資産づくりを お手伝いしていきます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 33 トピックス 個人向け新型オートローン 取扱い開始 「事務所侵入盗リスク診断サービス (MAT−LOCS) 」提供開始 個人のお客さま向けの新型オートローン (商品名「プレコロー インターネットを用いて24時間365日ご利用可能な事務所 ン」 )を開発し、2005年10月より取扱いを開始しました。プレ 侵入盗リスク簡易診断システム(MAT−LOCS)を業界で初 コローンは、ご加入されている自動車保険の等級が7等級以 めて開発し、2005年7月より専用ホームページにて提供開始 上のお客さまについて、通常の適用金利から0.3%の優遇を しました。これは、画面上で質問に回答いただくことにより、 行うのが特徴であり、企業の従業員向けサービスとして積極 企業の皆さまが有する事務所保管中の貨紙幣類・有価証券の 的に導入を推進しています。 このオートローンの導入によ 侵入盗リスクについて、その場で診断結果を提供するサービ り、企業の皆さまにとっては、福利厚生制度の充実が図られ スです。 ます。また、自動車保険の優良契約者に対し、優遇金利の 近年、侵入盗に対する不安感が広がっていますが、本サービ ローンを提供することにより、ローン利用希望者の安全運転 スの利用により、事務所の置かれた犯罪環境と対策の実施状 の励行につながる効果が期待できます。 況に関し、侵入盗の心理と行動に基づく 「チェックポイント」 および「対策」をネット上で迅速に確認することができ、事務 所のセキュリティ体制を早期にかつ体系的に構築するのに役 従業員の健康管理をサポートする 新サービス 高齢化の進展、生活習慣病の確実な増加により、健康につい ての国民の関心が高まる中、2005年10月より、現在の健康診 立てることができます。 M&A(企業結合会計)対応資産評価 サービス開始 断データから将来の生活習慣病のリスク度を予測するソフ トを(株)ハーディと共同開発、企業の従業員向けに提供する サービスを開始しました。このソフトは、健康診断の血液検 ン・アプレーザル・ジャパン (株) (AAJ)は、日本において2006 査・問診などの既存データを活用し、生活習慣病の鍵となる 年度より適用された「企業結合会計」に対応した資産評価 現在の健診数値から5年・10年後の数値を、医療統計学的に サービスを2006年4月より開始しました。日本にはこれま 予測するものです。 で企業買収や合併を扱う体系的な会計基準がなく、合併によ そのほか、2005年7月にはお客さま向けサービス「生活サ る「のれん」の会計処理方法が企業の裁量に任されていまし ポートサービス」の提携人間ドックを1,068施設へと大幅拡 たが、今後は第三者による中立・公正な取得資産の時価評価 充、情報の質も充実させました。提携施設数は業界では最多 が合併の成否を財務上明らかにすることになり、M&A戦略 の規模になっています。 を策定する上でも大きな役割を果たします。AAJはすでに米 さらに、最近のストレス社会への変遷、メンタルヘルスへの 国会計基準に基づく本サービスの実績を豊富に有しており、 関心の高まりに合わせ、2005年5月に、心の病気による長期 今後は日本でも幅広く本サービスを提案していきます。 休職者の職場復帰を支援するサービスを開始するなど、当社 では各種サービスを通じて、企業の皆さまの健康管理や福利 厚生の充実をお手伝いしています。 34 当社グループ会社であり、資産評価専門会社であるアメリカ Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 商品パンフレットを音声化 リスクマネジメント専門会社 インターリスク総研の新サービス 2005年11月より、CSR取組みの一環として、視覚障害者や高 齢者のお客さまが読みとり専用装置「スピーチオ」を使い、音 エスピー 1.BCM(企業の事業継続管理)サービスを拡充 声で保険の内容を確認できる「SPコード」を保険業界で初め 災害・事故時に事業運営を可能とする事業継続管理(BCM; て商品パンフレットに導入しました。まず賃貸住宅居住者向 Business Continuity Management) の普及・啓発を目的とし フィット け家財専用火災保険「リビングFIT」のパンフレットに導入し、 モ ス ト て、BCM導入の有り・無しといった企業ごとのステージに合 2006年4月には自動車保険「MOST」のパンフレットにも導 わせた総合診断サービスを新たに開発、2005年11月より無料 入しました。商品パンフレットの右下には「切り込み」を入れ での提供を開始しました。また同年12月からは、アジア地域 る事により、目の不自由な方などは「SPコード」の有無・また においてもBCMに関する情報提供等の活動を開始しました。 その場所を認識できるようになっています。他の商品パンフ 2006年2月には中小企業庁より 「中小企業BCP(Business レットにも今後順次拡大す Continuity Plan)策定運用指針」が公表され、また、前年か る予定です。 らの官公庁によるBCM取組み促進の影響もあって、BCP策 また、スピーチオおよびSP 定を中心としたBCM関連のコンサルティングのニーズは急 コードの一層の普及に貢献 激な高まりを見せています。このような中、同年6月には、日 したいと考え、2006年6月 本で初めてBCP自動作成システム「Quick BCP」を開発し、 には、当社グループと当社代 BCP導入コストの軽減および作成期間の短縮を実現しまし エスピー 理店会が合同でスピーチオ た。また、社内に事業継続管理の専門組織である「BCM室」 を各都道府県の社会福祉協 を設立し、BCP作成ニーズの急増と迅速化に対応した「BCM 議会に寄贈しました。 事業」をコア事業として捉え、引き続き積極的に推進してい きます。 有料老人ホーム「ゆうらいふ世田谷」 を開設 2.内部統制システム強化コンサルティング提供開始 企業における内部統制システム(業務の適正を確保するため の体制)構築をサポートするための新たなコンサルティング の提供を2006年5月より開始しました。これは、企業向けコ 当社と介護事業専門のグループ会社である三井住友海上ケ ンサルティングでこれまでに培ったノウハウをもとに、新会 アネット (株)は、1995年に開設した損保業界初の介護付有料 社法や金融商品取引法等で求められる内部統制システム構 老人ホーム「ゆうらいふ横浜」の経験・ノウハウを活用した有 築の視点から、各種コンサルティングメニューを整理・再構 料老人ホーム「ゆうらいふ世田谷」を建設、2006年7月に開業 築し、新たに提供するものです。 しました。 入居者の生活スタイルを尊重しながら一人ひとりの状況に応 じたケアプラン作成や介護サービスを提供、24時間常駐の看 護師と敷地内の協力診療所医師との連携により、ご入居者の 健康管理をサポートしています。 三井住友海上ケアネットでは、有料老人ホームの運営のほか、 訪問介護や居宅介護支援などの各種介護サービス事業を展 開しており、損害保険事業のグループ会社ならではのリスク 管理ノウハウを介護サービスや介護事故防止に活用していま す。今後も総合的な介護サービス事業をさらに発展させ、超 高齢化が進む中 で豊かな長寿社 会づくりに貢献す ることを目指し ていきます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 35 商品ラインアップ 主に個人向けの保険 【自動車保険】 主に法人向けの保険 【新種保険】 家庭用自動車総合保険 「MOSTファーストクラス」 「MOST家庭用」 「MOSTもどリッチ〈NEW〉」 ヨット・モーターボート総合保険 一般自動車総合保険「SAI」 ゴルファー保険 個人賠償責任保険 【積立保険】 積立生活総合保険 積立マンション総合保険 ホームライフ総合保険 「ホームピカイチ」 積立家族傷害保険 積立普通傷害保険 「アップル」 住宅火災保険 積立いきいき生活傷害保険 住宅総合保険 「スーパーS」 賃貸住宅居住者向け 積立青年アクティブライフ総合保険 ホームライフ総合保険「リビングFIT」 「アクティブワイド」 家財専用ホームライフ総合保険 積立傷害保険「積立晴れやか世代」 「家財FIT」 積立ゴルファー保険 団地保険 積立女性保険 「ルージュ」 地震保険 積立こども総合保険 【傷害保険】 ジョイフルサポート 傷害保険「晴れやか世代」 普通傷害保険 家族傷害保険 交通事故傷害保険 ファミリー交通傷害保険 デラックス傷害保険 (普通傷害保険・交通事故傷害保険) 事業用自動車総合保険 「MOST事業用」 スポーツ賠償責任保険 ハンター保険 自動車運転者損害賠償責任保険 「ドライバー保険」 スキー・スケート総合保険 自動車損害賠償責任保険 「自賠責保険」 【火災保険】 【自動車保険】 【財物】 事業活動総合保険 「新ビジネスピカイチ」 企業財産包括保険 「プロパティ・マスター」 普通火災保険 店舗総合保険 動産総合保険 事業財産総合保険 フランチャイズ・チェーン総合保険 コンピュータ総合保険 機械保険 クレジットカード盗難保険 ガラス保険 原子力財産保険 航空機保険 人工衛星保険 積立夫婦ペア総合保険 森林火災保険 積立ファミリー交通傷害保険 競走馬保険 土木構造物保険 すこやか未来積立傷害保険 「フレックス」 年金払積立傷害保険 財形貯蓄傷害保険 財形年金傷害保険 財形住宅傷害保険 【賠償】 施設所有 (管理) 者賠償責任保険 請負業者賠償責任保険 生産物賠償責任保険 「PL保険」 女性保険 中小企業製造物責任制度対策協議 会生産物賠償責任保険 「中小企業PL保険」 こども総合保険 MSLP (総合賠償責任保険) 海外旅行総合保険 けんせつプロテクター (建設業者総合賠償責任保険) 国内旅行総合保険 賠償トータルプロテクター (賠償トータルプロテクター特約付 賠償責任保険) 36 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 主に法人向けの保険 受託者賠償責任保険 自動車管理者賠償責任保険 旅館賠償責任保険 塾賠償責任保険 店舗賠償責任保険 医師賠償責任保険 弁護士賠償責任保険 税理士賠償責任保険 行政書士賠償責任保険 社会保険労務士賠償責任保険 保険仲立人(ブローカー) 賠償責任保険 【費用】 企業費用・利益総合保険 船舶普通期間保険 店舗休業保険 内航船舶保険 天候保険 生産物回収費用保険 レジャー・サービス施設費用保険 補償制度費用保険 顧客サービス費用保険 知的財産権訴訟費用保険 オフハイヤー総合保険 「SHIPS」 船舶戦争保険 船舶建造保険 石油開発関連保険 プレジャーボート保険 「エコ・クルーズ」 土壌汚染浄化費用保険 奨学金給付費用保険 個人情報プロテクター (個人情報プロテクター特約付 専門事業者賠償責任保険) ブランドイメージ費用保険 ITプロテクター (ITプロテクター特約付専門事 業者賠償責任保険) 「MASTERS 100」 興行中止保険 その他専門職業人賠償責任保険 会社情報開示賠償責任保険 (会社情報開示特約付専門事業 者賠償責任保険) 【船舶保険】 【貨物保険】 廃棄物回収費用保険 貨物海上保険 失業時生活サポート保険 国内貨物総合保険 インターンシップ総合保険 瑕疵保証責任保険 「フルライン」 新・物流包括保険 「サポートワン」 マネー包括保険 【保証・信用】 専門事業者賠償責任保険 「E&O保険」 取引信用保険 簡易型取引信用保険 会社役員賠償責任保険「D&O保険」 「マネーワン」 有価証券・貨紙幣類年建運送保険 運送業者貨物賠償責任保険 「運賠 安心デリバリー」 輸出取引信用保険 海外生産物賠償責任保険 「海外PL保険」 身元信用保険 英文賠償責任保険 住宅資金貸付保険 【傷害・労災上乗せ補償】 アンブレラ賠償責任保険 企業等一般資金貸付保険 船客傷害賠償責任保険 履行保証保険 [従業員災害補償プラン] スーパーJプラン 原子力損害賠償責任保険 入札保証保険 保証証券 [従業員災害補償プラン] スーパー加点くん 積立グループ包括傷害保険 「積立Jプラン」 公共工事履行保証証券 「公共工事履行ボンド」 労働災害総合保険 積立労働災害総合保険 【工事】 建設工事保険 総括契約方式建設工事保険 「建築オールイン」 土木工事保険 開業遅延保険 組立保険 操業開始遅延保険 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 37 商品ラインアップ 最近の主な新商品の開発、約款・料率の改定 (2001年4月∼2006年7月) 新商品の開発 2001年 4月 ・廃棄物回収費用保険 ・奨学金給付費用保険 6月 ・家庭用自動車総合保険「MOST家庭用」 ・事業用自動車総合保険「MOST事業用」 ・一般自動車総合保険「SAI」 7月 ・第三分野商品「団体傷害疾病保険」 ・ホームライフ総合保険「ホームピカイチ」 ・賃貸住宅居住者向けホームライフ総合保険 「リビングFIT」 9月 ・ブランドイメージ費用保険 10月 ・確定拠出年金積立傷害保険 2002年 11月 ・企業総合賠償責任保険 ・使用者賠償責任保険「EL」 2003年 4月 ・介護保険「V-CARE」 6月 ・中堅・中小事業者向け火災保険 「ビジネスピカイチ」 ・家財専用ホームライフ総合保険「家財FIT」 9月 ・こども向け傷害疾病保険「ViVキッズ」 11月 ・医療保険「ViV終身」 2004年 6月 ・個人情報プロテクター特約付専門事業者 賠償責任保険「個人情報プロテクター」 9月 ・簡易型取引信用保険 ・企業向け火災保険「ビジネスガード」 ・高齢者向け傷害保険「晴れやか世代」 ・総括契約方式建設工事保険「建築オールイン」 ・高齢者向け積立傷害保険「積立晴れやか世代」 ・事業財産総合保険「ビジネスFIT」 ・総合賠償責任保険「MSLP」 ・賠償責任保険「NETガード」 ・賠償責任保険「NETガードプロ」 11月 ・積立ガン保険 2002年 4月 ・企業財産包括保険「プロパティ・マスター」 ・個人向け傷害疾病保険「ViV」 6月 ・個人向け傷害疾病保険「ViVフローラ」 (女性専用商品) 9月 ・積立傷害疾病保険 「積立ViV」 「積立ViVフローラ」 10月 ・中小事業者向け傷害保険 「スーパーJプラン」 「スーパー加点くん」 11月 ・新・物流包括保険「ビジネスワン」 12月 ・医療保険「ViV終身〈ガン重点プラン〉」 2005年 4月 ・自動車保険「MOSTもどリッチ〈NEW〉」 ・輸出取引信用保険 6月 ・事業活動総合保険「新ビジネスピカイチ」 7月 ・賠償責任保険「賠償トータルプロテクター」 8月 ・自動車保険「MOSTファーストクラス」 ・I Tプロテクター特約付専門事業者賠償責任 保険「ITプロテクター」 ・プレジャーボート保険「エコ・クルーズ」 10月 ・長期保険料分割払特約付自動車保険「ロング」 2006年 2月 ・会社情報開示賠償責任保険 約款・料率の改定 2001年 4月 ・火災保険新価実損型新長期特約 10月 ・地震保険 2002年 1月 ・自動車保険イモビライザー割引 5月 ・火災保険「解除同意者に関する特約」 6月 ・もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 10月 ・家庭用自動車総合保険「MOST家庭用」 ・事業用自動車総合保険「MOST事業用」 ・一般自動車総合保険「SAI」 2003年 9月 ・自動車保険新車割引 2004年 1月 ・家庭用自動車総合保険「MOST家庭用」 2004年 1月 ・一般自動車総合保険「SAI」 ・ホームライフ総合保険 7月 ・家庭用自動車総合保険「MOST家庭用」 ・事業用自動車総合保険「MOST事業用」 ・一般自動車総合保険「SAI」 2005年 2月 ・運送業者貨物賠償責任保険 「運賠 安心デリバリー」 8月 ・家庭用自動車総合保険「MOST家庭用」 ・事業用自動車総合保険「MOST事業用」 ・一般自動車総合保険「SAI」 11月 ・新・物流包括保険「サポートワン」 ・事業用自動車総合保険「MOST事業用」 ※上記保険商品はすべて当社で取り扱っております。 (2006年7月1日現在) 38 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 サービス体制 事故対応サービス ●対人QQサービス 事故対応サービス体制 自動車事故で「相手の方」が入院された場合。 ※対人賠償保険にご加入の方が対象です。 業界トップクラスの拠点網と経験豊富なスタッフによる親切 かつ丁寧な対応で、お客さまに確かな安心をお届けします。 ●人身傷害QQサービス 自動車事故で「お客さま」が入院された場合。 ※人身傷害保険にご加入の方が対象です。 1.拠点数とスタッフ数 当社では、全国に256ヵ所の損害サービス拠点を設置し、 火災・漏水事故急行サービス 約6,600名のスタッフがお客さまのより身近なところで、 火災・漏水事故が発生した場合、当社営業時間外でも、お客 きめ細かな事故対応サービスを提供しています。 さまが希望する時間帯に専門スタッフがお客さまのもとへ ※拠点・スタッフ数は2006年4月1日現在。 駆けつけ、事故後の対応をアドバイスします。 当社の損害サービスセンター一覧は、P154∼157をご参照ください。 2.基本理念 事故を起こされたお客さまに早期に安心いただくために「親 身になって対応するとともに、丁寧にご説明することを心 自動車保険などのご契約者さま向け 諸サービス がけ、迅速に解決し、保険金をお支払いする」ことを基本理 自動車保険金請求書類省略サービス[自動車] 念としています。 車両保険や対物賠償保険などにおいて、お客さまが書類を作 成する手間を省略し、迅速に保険金をお支払いします。 24時間・365日事故受付サービスと 初期対応サービス 示談代行サービス[自動車・火災] モ ス ト モ ス ト 自動車保険「MOST ファーストクラス」 「 、MOST 家庭用」、 モ ス ト 「MOST事業用」 「SAI」 、 では、相手方への補償が必要な事故に 当社では事故受付コールセンター「安心ステーション」にお ついて、専門知識を持った社員がお客さまの同意のもと示談 いて、自動車事故や火災・賠償事故などの事故受付を24時 を代行し、スピーディーに解決します。 間・365日の体制で行っています。 また、火災保険「ホームピカイチ(ホームライフ総合保険) 」で また、自動車事故の相手方や治療先病院、修理工場への連絡、 は、日常生活や建物の所有・使用・管理に伴う賠償事故が発 さらに代車の手配などの「初期対応サービス」を夜10時まで 生した場合に、示談代行サービスを実施しています。 実施しています。 交通事故証明取付サービス[自動車] 【事故受付専用電話番号】 自動車事故に関しては、お客さまに代わり当社で交通事故証 (携帯電話からもご利用になれます。 ) ●自動車事故受付 事 故 は 3 6 5 日 明書を手配します。 0120−258365 ●自動車以外の火災・新種保険事故受付 事故はいち早く 0120−258189 お客さま急行サービス 海外事故サービスネットワーク 世界各国のクレーム・エージェント、法律事務所などとの提 携やニューヨーク、ロンドンおよびバンコク等での事故サー 入院事故QQ隊(対人QQサービス・人身傷害QQサービス) ビス専門の子会社事務所の設置など、海外での保険事故に迅 休日の事故により 「お客さま」や「相手の方」が入院された場 速に対応できる体制を整えています。 合などに、お客さまの要請により、専門スタッフがお客さま のもとへ駆けつけて、今後の事故対応の流れ、保険金請求方 法等の説明や医療面でのアドバイスなど、お客さまの不安な 点や要望にいち早く対応します。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 39 サービス体制 カスタマーセンター お客さまの声を直接お受けする新しいビジネスインフラと 新しいタイプの保険販売 して「カスタマーセンター」を設置しています。カスタマーセ ンターでは保険相談のほか、代理店とタイアップした保険の 通信販売や自動車保険の契約内容変更受付等の業務を実施 当社では代理店とタイアップして自動車保険や傷害保険等 しています。お客さまと当社を結ぶもう一つのラインとして、 の通信販売、インターネット利用による保険販売等を積極的 お客さまの利便性向上、最高品質の商品・サービスの提供に に推進しています。電話や郵便、インターネット、FAX等の通 取り組んでいます。また、2006年4月には神戸市に第2セン 信手段を介して、商品内容のご説明、保険料お見積りや契約 ターを開設し、一人でも多くのお客さまの声を承ることがで 手続きを行っています。 きるよう、体制を拡充しています。 2005年4月には、代理店が持つ見込み客情報を活用して「ア ウトバウンドコール(当社からお客さまに電話をかけて保険 加入のお勧めや情報収集を行うコール) 」を行う 「テレマーケ ティングセンター」をカスタマーセンター内に開設し、主に 保険相談 個人のお客さまを対象とする代理店の保険販売を支援して います。 全国のお客さまからの保険商品の内容や契約手続き等に関 する各種問い合わせ、資料請求等の要望や業務全般に関する 各種相談を承っています。 自動車保険の契約内容変更受付サービス お客さまからの照会内容、要望等は当社の業務改善や商品開 発の貴重なご意見として社内で活用する体制をとっています。 カスタマーセンターへの連絡は、電話、FAX、インターネット カスタマーセンターでは、 I VR (音声自動応答装置) とFAXを (ホームページ)のいずれでも可能です。 利用してお客さまからの住所変更やお車の入替えといった 電話での受付は平日/9時15分から20時まで、土・日・祝日/ ご契約内容変更の受付を行っています。 9時15分から17時までとなっています。 ●カスタマーセンター・お客さまデスク 日本損害保険協会の 損害保険調停委員会について TEL.0120-632277(無料) 、FAX.03-3615-8237 ●ホームページ(お問い合わせ・ご相談) http://www.ms-ins.com 【2005年度保険相談受付件数】 保険相談受付∼種目別 積立 5% 保険相談受付∼内容別 新種 3% 商品内容 32% その他 8% その他 6% 事故 14% 傷害 7% 自賠責保険・共済紛争処理機構について 保険相談受付 保険相談受付 種目別 内容別 解約 10% 火災 17% 自動車・自賠責 62% 契約内容変更 13% 保険相談受付件数 195,160件 40 日本損害保険協会では、そんがいほけん相談室に おいて、損害保険全般に関する相談や苦情を受け 付けています。そんがいほけん相談室が、損害保険 会社への解決の依頼やあっせんなど、適正な解決 に努めたにもかかわらず、当事者間で問題の解決 がつかない場合、公平な立場から調停を行う損害 保険調停委員会が設けられています。個人の方か ら苦情の申立を受け、原則として3カ月を経過して も問題が解決しない場合、苦情申立人の希望によ り損害保険調停委員会がご利用になれます。 詳 し く は 、日 本 損 害 保 険 協 会 の ホ ー ム ペ ー ジ (http://www.sonpo.or.jp)をご参照ください。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 契約関連照会 23% 自賠責保険(自賠責共済)の保険金(共済金)の支払 をめぐる紛争の、公正かつ適確な解決を通して、被 害者の保護を図るために設立され、国から指定を 受けた紛争処理機関として、 (財)自賠責保険・共済 紛争処理機構があります。同機構では、自動車事故 に係る専門的な知識を有する弁護士、医師、学識経 験者等で構成する紛争処理委員が、自賠責保険(自 賠責共済)の支払内容について審査し、公正な調停 を行います。同機構が取り扱うのは、あくまで自賠 責保険(自賠責共済)の保険金(共済金)の支払をめ ぐる紛争に限られますので、ご注意ください。 詳しくは、同機構のホームページ(http://www. jibai-adr.or.jp)をご参照ください。 各種保険のご契約者向けサービス 個人のご契約者を対象に ViVシリーズご契約者を対象に ※自動車損害賠償責任保険(自賠責保険) ・保険期間1年未満の商品は対象外です。 ■ 健康Vサービス ■ 生活サポートサービス ViVシリーズにご契約いただいた皆さまに三大疾病に関わる 個人契約者の皆さまに、 「健康・医療、介護」 「健康診断サポー 各種相談・情報提供サービスを電話(無料)等で提供します。 ト」 「暮らしの相談」 「情報・紹介サービス」に関わる各種相談・ ●三大疾病セカンドオピニオン情報サービス 情報サービスを電話(無料)で提供します。 ※三大疾病:悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中 ●健康・医療、介護 ※セカンドオピニオンとは治療法が適切かどうか、患者が複数の医師等に意 見や判断を求めることです。患者が納得して治療法を選べるシステムと して、ニーズが高まっています。 ・健康・医療相談 ・医療機関総合情報提供 ・適切な受け方・手順に関する相談(医療専門職が対応) ・介護相談 ・お客さまに合った専門医の詳細情報の提供(FAXまたは ・介護サービスに関する情報提供 郵送) ・わかりやすく説明した「セカンドオピニオン豆知識」の送付 ●健康診断サポート ・各種人間ドック施設、PET検査施設紹介 ・ヘルスチェックサービス紹介 ●暮らしの相談 ●女性のためのサポートサービス ・健康に関する相談(女性看護師、女性医師(予約制)が対応) ・女性医師情報の提供(産科・婦人科に加え内科、皮膚科等) ・暮らしのトラブル相談、税務相談、年金・資産運用相談 ●情報・紹介サービス ・乳房温存・再建手術対応医療機関情報の提供 ・人工乳房・補正下着業者の紹介 ・暮らしの情報提供 ※本サービスは女性の方のみのご利用とさせていただきます。 ・育児相談(6歳以下) ●医療機関・検診機関紹介サービス ・各種事業者紹介 ・三大疾病画像診断センター紹介サービス ・冠婚葬祭についてのご質問 ・グルメ・レジャー情報 ・住宅関連事業者紹介 ・マイカー購入相談 等 ・ガン専門医・医療機関情報提供サービス ●その他のサポートサービス ・ガン在宅検診割引紹介 ・医療用かつら事業者割引紹介 ■ 健康・介護ステーション ・ガン手術後のメンタルケア相談 個人契約者の皆さまに、三井住友海上のホームページ上で、 「健康・医療」 「介護」に関するサービスがご利用いただけます。 ●医療機関情報検索サービス 晴れやか世代ご契約者を対象に ●専門医・医療機関情報メール提供サービス ●人間ドック情報検索サービス ■ 晴れやか世代専用サービス ●病気に関する症状・対策、介護相談Q&Aなどの情報提供 70歳以上の方への保険商品晴れやか世代にご契約いただい た皆さまに各種相談・情報提供サービスを電話(無料)で提 供します。 ●趣味・旅行の案内サービス ・トラベル情報提供・バリアフリー旅行割引案内 ・カルチャースクール案内 ・ボランティアに関する情報提供 ●今どきの孫育て情報サービス ・世代間ギャップの出やすい育児方法についての相談 ・妊娠・育児中の子供世帯への接し方相談 ・看護師・小児科医(予約制)への孫の医療相談 ・小児科医の情報提供 ・子供が楽しめる旅行・レジャー情報提供 ・子供に人気のおもちゃ・本の情報提供 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 41 サービス体制 海外旅行総合保険(海外旅行傷害保険) ご契約者を対象に 自動車保険ご契約者を対象に ※いずれのサービスもご利用には所定の条件があります。 ■ 海外日本語サービスネットワーク ■ おクルマQQ隊 病気やケガをした場合の医療施設の紹介や事故受付相談な ご契約のお車が自家用8車種で、ご契約条件が次のいずれか ど、さまざまなサービスを日本語で提供しています。 に該当する場合にご利用いただけます。 ●三井住友海上ライン ①人身傷害保険と車両保険をセットいただいた場合 24時間365日、日本語で、電話による事故相談・保険相談・ 旅行相談に応じます。 ●緊急医療アシスタンスサービス 万一の急病や事故発生時の緊急移送、捜索援助の手配、医 ②人身傷害保険、人身傷害プラス、もらい事故弁護士サポー トをすべてセットいただいた場合 ③MOST・家庭用もどリッチでご契約の場合 ●レッカーQQサービス 療施設の紹介などの緊急アシスタンスサービスを提供し 事故や故障により自力走行不能となった場合に、事故・故 ます。 障現場から最寄りの修理工場まで最長30kmレッカーけん ●キャッシュレス・メディカルサービス 病気やケガをした場合に、現金不要(キャッシュレス)で治 療が受けられる病院を案内・手配します。 ●ドクターホットライン(電話医療相談) 引します。 ●故障・トラブルQQサービス 故障やトラブルにより自力走行不能となった場合に、現場 で応急修理・軽作業(キー閉じ込み時のカギ開け、バッテ 海外滞在中に病気やケガをした場合に、日本人医師が、 リー上がり時のジャンピング、パンク時のスペアタイヤ交 電話で医療に関する無料相談に応じます。 換等)を行います。 ●海外人間ドック紹介サービス 提携医療機関で日本人医師による本格的な人間ドックを、 優待料金にて利用できます(本サービスの費用は、海外旅 行総合保険(海外旅行保険)の対象外)。 ●ハイウェイガス欠QQサービス 高速道路上でのガス欠時に最大10リットルのガソリンを無 料でお届けします。 ●ベビーシッターQQサービス 事故により、ご契約のお車に搭乗中の方が入院された場合 ■ スーツケース修理・回収お届けサービス で、入院された方のお子さまが6才以下のときに、ベビー 海外旅行保険・携行品損害担保特約付帯契約向けに提供して シッターを雇う費用を負担します。 いる、スーツケース破損事故時のサービスです。 ●無料回収・お届けサービス ■ MOSTファーストクラスQQ隊 保険で修理の場合は、破損したスーツケースを無料で回収 MOSTファーストクラスでご契約の場合にご利用いただけ し、修理後、無料でお届けします。 ます。 ●特急修理・無料レンタルサービス ●おクルマQQ隊のサービスに、ホテルのご紹介やタクシー・ 次回の旅行が間近に迫っている場合は特急で修理を行な レンタカーの手配など、さらに充実のサービスをプラス。 います。修理が間に合わない場合、スーツケースを無料 ワンランク上の安心をお届けします。 (除:送料)でレンタルします。 ●新品スーツケース優待価格ご提供サービス(業界初) 修理不能等の場合、ANAロジステックサービス(株)が、代 替スーツケースを優待価格で提供します。 (ただし、破損したスーツケースの時価額が優待価格を上 ホームピカイチ、家財FIT、リビングFIT (ホームライフ総合保険)ご契約者を対象に 回る場合に限ります。 ) ■ 暮らしのQQ隊 専門スタッフが年中無休24時間受付で対応し、次のサービス について、30分程度の応急修理にともなう出張料・作業料を 無料で提供します。 ●水まわりQQサービス 給排水管のつまりや水漏れのトラブルに駆けつけ、無料で 応急修理します。 ●カギあけQQサービス 外出時に鍵を紛失した場合に駆けつけ、 無料で鍵開けします。 42 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 企業向けサービス 企業経営の安定と事業の発展を総合的にサポートするため、 リスクマネジメントに関わる組織としては日本最大級の規模 を擁する(株)インターリスク総研とともに、三井住友海上 ●簡易盗難リスク診断サービス 量販店向けに盗難リスクを診断します。 ●有害化学物質拡散シミュレーションサービス グループとして、皆さまに最高品質のリスクマネジメント 工場や事業場等で保管・取扱いされている有害化学物質 サービス、リスクソリューションを提供しています。 が漏えい・大気拡散した場合の拡散パターンを予測し、損 害等の影響を想定します。 リスクマネジメントや安全に関する 情報提供・各種サービス ●情報セキュリティマネジメント(ISMS)導入支援サービス 導入についてのアドバイスを実施します。 ●個人情報対策簡易診断サービス 企業向けに個人情報漏えい対策についての簡易診断サー 豊富な経験、ノウハウに基づいた各種の情報を提供し、リス ビスを実施します。 クマネジメント推進・リスク低減への支援をしています。 ■ 法務リスク ■ リスクマネジメント全般 ●リスクマネジメント体制構築支援サービス 企業のリスクマネジメント体制の構築や充実・発展を総合 的に支援するサービスです。 ●リスク対策度診断サービス 顧客企業のリスク対策の実施度を診断し、今後強化すべき ポイントを報告書に取りまとめます。 ●BCM簡易診断サービス ●製造物責任(PL)対策支援サービス PLP(製造物責任予防)、PLD(製造物責任防御)について、 情報提供、アドバイスを行います。 ●苦情対応構築支援サービス 苦情対応体制について、改善策を提案します。 ●海外危機管理対策支援サービス 海外に社員を派遣する企業の安全対策立案にあたり、関連 情報の提供などを総合的に行います。 中堅企業向けに事業継続管理(BCM)の対策状況を簡易診 断します。 ●リスクマネジメント関連情報の提供 企業のリスクマネジメントに関するトピックス・情報を提 供します。 ・リスクマネジメント情報誌RMFOCUS(季刊)の発刊 ・ 「RMトピックス」 「環境エターナル」 、 「PLレポート」 、 等に よる情報提供 ・リスクマネジメント、火災・自然災害・労働災害・法務・ 環境等のリスクに関するビデオの貸出 ■ 環境リスク ●ISO14001導入支援サービス 導入にあたってのアドバイスを実施します。 ●土壌・地下水汚染リスク対応支援サービス 有害物質による土壌・地下水汚染などの調査や浄化対策に ついて関連情報を提供します。 ●緑地資産活用支援サービス 工場等の緑地資産の利用法について関連情報を提供します。 ●環境リスク診断 中堅・中小企業向けに企業の環境リスクを簡易診断します。 ■ 財物・情報ネットワークリスク ●総合リスク診断サービス 火災リスク、自然災害リスク、事業中断リスク、労働災害リ スク、賠償責任リスク等を中心に実地調査を行い、企業に 潜在するリスクを分析し、リスク改善を提案します。 ●中国進出企業向け「環境汚染関連サービス」 中国環境関連法規制データを提供します。 ●化学物質リスクマネジメント支援サービス 化学物質管理に関するアドバイスを実施します。 ※上記サービスは提供内容によっては有償となる場合もあります。 ●地震・水災リスク診断サービス 自然災害リスクについてデータに基づいて危険度を解析 し、被害想定などを行います。 ●避難対策検証サービス 「避難対策検証サービス」は、出火場所別の延焼速度と避難 誘導に必要な時間、避難訓練時の避難時間等を比較するこ とにより、現在の避難対策の有効性およびアドバイスを行 います。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 43 サービス体制 企業向けの各種コンサルティング 自動車リスクマネジメントサービス (株)インターリスク総研による各種のリスクコンサルティ 自動車事故防止のために、損害保険業界トップクラスのサー ングにより、リスクマネジメントに関する最先端のソリュー ビス体制・サービスメニューで、企業の交通安全活動を支援 ションを提供します。 します。 ●MACS(企業自動車リスクマネジメント診断) ■ リスクコンサルティング 提出いただいた質問表への回答に基づいて、企業の自動車 ●リスクマネジメント全般 事故に対するリスク管理状況を分析し、最適な対策を提案 総合リスクコンサルティング、ブランドリスク、事業継続管 理(BCM)、企業リスク分析評価、危機管理(国内外)、緊急 時対応計画、財務インパクト分析、キャプティブマネジメン 最新の分析機器を搭載した車両を実際に運転しながら、添 ト、 リスクファイナンシング、戦略的キャッシュフロー支援 乗指導の際に運転態度・操作上の問題点を発見するポイン ●災害リスク関連 災害防止対策(火災、地震、台風、水災、落雷)、事業インパ トについてアドバイスを行います。 ●各種コンサルティング クト分析(BIA) 、サーモインスペクション(電気設備の表面 リスク管理体制・自動車事故対策などについて、専門のス 温度診断) 、盗難リスク、労働安全衛生 タッフがコンサルティングを行います。 ●不動産デューデリジェンス関連 地震・環境リスク診断 ●法務リスク関連 危機管理体制、CSR(企業社会的責任) 、コンプライアンス (法令遵守)、企業倫理ヘルプライン、製造物責任(PL)、 役員賠償責任、医療・福祉関連リスク、苦情処理対応 ●環境リスク関連 ●セイフティ・チョイス(危険予測トレーニング) 危険を予測する能力を診断し、運転上の注意点についてア ドバイスを行います。 ●運転適性診断 機器を搭載したバス「ウェイブ号」によって出張診断し、専 門のスタッフが総合的なアドバイスを行います。その他、 ペーパーテスト等による診断も用意しています。 環境リスク、土壌・地下水汚染リスク、化学物質マネジメ ●自動車安全管理セミナー、安全運転講習への講師派遣 ント、緑地資産活用 ●自動車リスクマネジメントビデオ・資料・情報の提供 ●情報セキュリティ 情報管理、ネットワークセキュリティ、個人情報保護 ■ マネジメント規格導入コンサルティング ●ISO9000シリーズ(品質管理マネジメントシステム) ●ISO12100/ISO14121(機械の製品安全に関する国際規格) ●HACCP(食品衛生マネジメントシステム) ●ISO14001(環境マネジメントシステム) ●ISMS(情報セキュリティマネジメント規格) ■ 教育・研修 ●リスクマネジメント研修・セミナー開催 ●労働安全教育 ※インターリスク総研の各種コンサルティングは、原則として有償で提供し ています。 44 します。 ●ドライビング・クリニック Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 物流リスクマネジメントサービス 損害保険業界最高水準の経験およびノウハウに基づき、企業 経営リスクアドバイスサービス ●人事・労務アドバイス の貨物事故防止活動を支援します。 企業の共通経営課題である「人事・労務」に関するアドバイ ●LOCSシリーズ(国内各種リスク簡易診断) スを通じて、企業経営の安定と発展をお手伝いします。 インターネットにて質問内容にお答えいただくことで、そ ・ 「人事労務サポートセンター」を窓口とするアドバイス の場で各種リスクの管理状況を分析し、最適な損害防止策 就業規則の見直し を提案します。荷主向け・物流企業向けの物流リスク、現 賃金体系や退職金制度の見直し 金・有価証券の保管リスクの診断サービスがあります。 人事考課制度の策定 ●MSI CATS(海外盗難防止力診断) 提出いただいた質問票の回答に基づいて、海外における貨 物輸送および貨物保管に係わる盗難リスク状況を分析し、 最適な盗難防止策を提案します。 ●海外最新物流セミナー、船舶海難防止セミナー ●海外最新物流事情 海外の最新物流事情に関するレポートを動画入りのCDROMで提供します。 ●MSI Marine News、GMT 海上保険に関連するトピックス・情報を定期的にお客さま へ提供します。 ●物流教育、海外物流事情に関するビデオの貸出 助成金受給の可能性診断や申請方法 ・ 「物流サポートセンター」を窓口とするアドバイス 物流業向けに特化した上記各種人事労務アドバイスに 加え、物流子会社の設立・運営をアドバイス ●事業承継アドバイス 専門家と連携して納税資金・遺産分割・自社株対策などを アドバイスします。 ●事業戦略、FCビジネスアドバイス 経営多角化のための事業戦略やFC本部の運営、FC加盟な どについてアドバイスします。 ●学校法人向けアドバイス 学校法人における収益事業会社設立、収入の多角化、経費 節減策などをアドバイスします。 ●医療法人向けアドバイス 病院経営における人事労務や債権流動化を活用した資金 調達方法などをアドバイスします。 ●PFI事業に関するアドバイス PFI事業に関する官民のリスク分担、保険手配についてア ドバイスします。 ●MSエージェンシー経営者フォーラム(日経BP社提携) 中堅・中小企業経営者の皆さまに各種情報を提供すること により、企業の発展をお手伝いします。 (会員登録制・有料) ・ビジネス・リポートの提供 ・日経ベンチャー誌、情報CD等毎月タイムリーな情報提供 ・経営セミナーへのご招待 ・インターネットによるビジネスパートナー選びのご支援 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 45 サービス体制 ホームページ 三井住友海上ホームページ http://www.ms-ins.com 保険商品の紹介、保険料試算サービス、IR情報や企業リスク マネジメントのサポートなど、充実したコンテンツを用意。 必要な情報にたどりつきやすい構成になっています。契約者 向けサービス「eカスタマーセンター」では、契約内容の照会 や自動車保険などの住所変更といった各種手続きが、イン ターネット上で24時間365日可能です。 【主なコンテンツ】 ・保険商品の紹介 ・財務情報(決算、各種財務データ、格付け情報 等) ・会社案内 ・営業店・損害サービスセンター・代理店検索 ・自動車保険(MOST)、火災保険(ホームピカイチ)保険料 試算サービス ・採用情報 ・企業リスクマネジメントサービス グループ会社のホームページ 三井住友海上きらめき生命ホームページ http://www.ms-kirameki.com インターリスク総研ホームページ http://www.irric.co.jp 三井住友海上が100%出資する生命保険会 日本最大級のリスクマネジメント専門会社 社のホームページです。商品紹介や財務情 のホームページです。危機管理、BCMを始 報のほか、保障のポイントについての動画 めとした多彩なコンサルティングメニュー による説明など、充実した内容です。 を紹介しています。 三井住友海上メットライフ生命ホームページ http://www.msi-metlife.com 三井住友海上ケアネットホームページ http://www.msk-carenet.com 変額個人年金商品のご案内のほか、財務情 介護事業会社のホームページです。介護付 報や特別勘定の運用レポートなど、最新の 有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」 「ゆうら 情報をお届けします。 いふ世田谷」の概要やサービス内容、空室 情報などを紹介しています。 三井住友アセットマネジメントホームページ http://www.smam-jp.com 世界標準の事業・資産評価会社のホーム 三井・住友金融4社が出資する投資信託・ ページです。伝統と経験に培われた資産評 資産運用会社のホームページです。ファン 価サービスの内容を紹介しています。 ドの検索がしやすい構成となっており、最 新の運用情報をタイムリーにお届けしてい ます。 46 アメリカン・アプレーザル・ジャパンホームページ http://www.american-appraisal.co.jp Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 社会活動 社会貢献活動 2004年度に新たに定められた「三井住友海上グループ行動 保険業以外での社会貢献活動 憲章」に則った「三井住友海上グループ社会貢献活動方針」を ●寄付活動・物品寄贈 策定し、社員・代理店のボランティア活動支援、メセナ活動、 オフィスのレイアウト変更等で発生する余剰什器を、近隣 助成活動、スポーツ振興を、CSR推進活動の中に明確に位置 のNPO、社会福祉施設等に寄贈したり、各種株主優待品等 付け、推進しています。 を有効に活用いただける団体に寄贈しています。 ●場所の提供∼障害のある人が働くNPO喫茶 【基本方針】 三井住友海上グループは、グループ行動憲章に則り、地域社 会・国際社会の一員として、その持続的発展に貢献するとと 1993年より名古屋ビル1階で、聴覚・知的障害者と健常者 によるグループ「スペイス21」との協働で、一般の方も訪れ る喫茶店「カフェ・アイリス」を運営しています。 もに、社員ならびに代理店の社会貢献活動を支援します。 1.「会社」主体の社会貢献活動の推進 常に地域社会・国際社会との接点を意識し、社会の発展 に寄与します。 「代理店」主体の社会貢献活動の支援 2.「社員」 社員ならびに代理店の自主的な社会貢献活動を支援し、 社会参加意識を持って行動する人材を増やすことに より、グッドカンパニーを目指します。 「社員」 「代理店」主体の 社会貢献活動の支援 三井住友海上グループに所属する一人ひとりが、地域社会・ 国際社会の一員として、社会の課題に気づき、解決へ向けた 活動に参加する。それは社会的責任であるとともに、その経 験が「人」を磨き「人」を創り、仕事に向かう姿勢を整える大切 な機会であると考えています。 「会社」主体の社会貢献活動の推進 社員の社会貢献活動を支援するための制度 ●災害時義援金マッチングギフト制度 2004年度、社員の災害被災者への義援金に対して、当社グ 三井住友海上グループでは、社員一人ひとりが常に地域社 会・国際社会との接点を意識し、豊かな社会づくりに参画し ループとして同額を寄贈する「災害時義援金マッチングギ フト制度」を創設しました。 ます。 (1)対象災害:国内は災害救助法適用災害、海外は日本経 保険業を通じた社会貢献活動 (2)拠出金額:社員義援金募金額と原則同額 団連が情報提供する大規模災害 ●福祉車両割引 【拠出実績】 福祉車両は、 ノーマライゼーション(身体障害者や高齢者が 積極的に社会参加しうる環境の造成)の推進に大きな役割 を果たすことが期待されています。福祉車両の普及促進を サポートし、福祉の推進を支援するために、自動車保険料 2005年度 3,353名 6,492,700円 6,492,700円 12,985,400円 協力者数 社員拠出額 マッチングギフト 合計額 の約3%を割り引く福祉車両割引を実施しています。 ●イモビライザー割引 ●ボランティア休暇・休職制度 自動車盗難が急激に増加する中、 「イモビライザー」と呼ば 福祉、骨髄提供、環境美化、災害救援等の活動で、年次有給 れる盗難防止装置を装着した自動車について車両保険料 休暇数を上限に申請できます(勤続1年以上) 。 に約5%の割引を適用する制度を実施しています。 ●「自賠責キャンペーン」での交通遺児支援 各地の部支店で、代理店の協力により自賠責保険販売手数 6カ月以上2年4カ月以内でボランティア諸活動を行う目的 で、休職を申請できます(勤続3年以上) 。 ●社会活動サポーター制度 料の一部をまとめて「交通遺児等を支援する会」に寄付し 社会貢献活動の推進役であるサポーターを、部支店に1名 ています。保険販売手数料の一部を寄付する活動は、形を 配置し、地域に密着した社会貢献活動を推進しています。 変えて全国に広がっています。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 47 社会活動 会社として社員の参加を促進する活動 社員が主体となるスマイルハートクラブの活動 ●「部支店で年に1つは社会貢献活動」 毎年、部支店に1名ずつ選任された社会活動サポーター(活 動の推進役)が中心となり、年に1つは社会貢献活動を実施 することを目標にしています。 三井住友海上グループ社員の社会貢献活動団体です。社員 2005年度は全部支店の87.7%にあたる179部支店で実施 有志が毎月給与の100円未満の端数+100円×任意口数を拠 しました。 出し、以下のような用途に使用しています。 ①全国各地の福祉施設、環境団体等のNPOへの助成 ②クラブが行うさまざまなボランティア活動のための資金 件数 活動内容 1.使用済み切手・プリペイドカード収集 2.書き損じはがき収集 3.外国コイン収集 4.物品寄贈 5.募金活動の主催 6.障害者作業所製品販売会 7.場所の提供 8.献血・骨髄ドナー登録会の開催 9.ボランティア講習会(手話,点字等)の開催 10.チャリティー・イベントの開催 11.海岸・河川でのクリーンアップ活動 12.災害被災地でのボランティア活動 13.スマイルハートクラブ新規会員・増額協力 14.その他 2004 2005 87 16 1 34 22 10 2 18 2 5 10 5 21 36 135 13 8 47 9 11 3 31 5 4 19 3 44 70 ③会員が行う社会貢献活動・イベント等への資金援助 ●主な活動 ・チャリティーコンサート・イベントの開催 イベント ぶたネコチャリティーコンサート (2000年∼) 実績 目的 小児ガン等難病の 子どもと家族を支援 収益金累計 483,794円を寄付 軽音楽部バレンタインコンサート タイ・ラオスの農村地域の (1996年∼) 子どもへの奨学金寄付 これまでに 106名が中学校へ かるがもコンサート (2001年∼) 収益金累計 126,200円を寄付 障害児の療育活動支援 インドネシアの夕べ インドネシアの障害児の (バリ舞踊イベント) (2004年∼) 就学支援 収益金累計 156,604円を寄付 ・ 「ラオス・カンボジアの子どもたちへ絵本を届ける運動」へ ●全社的に行っている活動 の参加(2000年∼) ・全国の拠点ビルで献血・骨髄ドナー登録会を開催 社団法人シャンティ国際ボランティア会が、日本の絵本 献血協力者数 骨髄ドナー登録者数 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 に現地語の訳文を貼り、子どもたちの識字教育のために 803名 86名 778名 93名 656名 52名 575名 65名 現地へ届けています。絵本の代金をクラブで負担し、作 業を全国の有志がボランティアで行っています。これま でに3,750冊を贈りました。 ・ボランティア講習会・チャリティーイベントの開催 NPOとの協働により、点字講習会、海外協力団体の現地活 動報告会等の各種ボランティア講習会や、コンサートやバ ザーなどのチャリティーイベントを開催しています。 ・チャリティー・クリスマスカードによる世界の子どもの支援 活動(1992年∼) 毎年、NPO法人子供地球基金と協働で、世界の子どもの ・チャリティーグッズ・障害者作業所製品の販売、社員の募金 (単位:円) 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 チャリティーグッズ 販売総額 336,915 362,119 413,090 875,863 障害者作業所製品 販売総額 1,570,788 2,691,400 3,143,949 3,027,187 募金・義援金社員 拠出総額 372,500 1,670,500 23,677,500 19,849,100 絵でクリスマスカードと絵はがきを作成・販売し、収益 金で紛争・被災地域の子どもたちの支援活動をしていま す。1992年からの収益金累計は3,320万円となりました。 ※災害義援金を含む ●ボランティア情報の提供 社員が気軽に参加できる活動の情報をできるだけ多く提 ・手編みセーターボランティア活動(1992年∼) 供しています。社員は、自分に合った活動を探すことがで 毛糸を購入し、社内外のボランティ きます。 アが編んだセーターをNGOの協力 で旧ユーゴスラビア地域やモンゴル の子どもたちへ届けています。 2003年度より日本編物文化協会と の協働事業となり、現在約2,000名 が参加しています。これまでに 10,687枚のセーターを贈りました。 48 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 三井住友海上福祉財団の活動 (1975年創立) http://www.ms-ins.com/welfare 交通事故等と高齢者福祉を事業の柱として、研究助成を中心 環境問題への取組み 環境問題への基本姿勢 に交通安全の普及啓発や高齢者施設への助成を行っていま す。助成にあたっては、より良い社会を目指し、社会的意義 当社は、2つの観点から環境問題に取り組んでいます。 や実用性の高い助成先の発掘に努めており、設立以来2005 ・ 『地球市民としての責任=企業の社会的責任(CSR)』 年度末累計での助成実績は1,393件、 (18億2,355万円)に達 ・ 『保険事業の特性=地球温暖化による災害増加抑止』 しています。研究助成の成果は、毎年「研究結果報告書集」に このため、地球環境問題への取組みを経営の重要課題と位置 まとめ、国立情報学研究所のデータベースに登録・公開する 付け、 「三井住友海上グループ環境方針」を策定しています。 とともに、研究以外の全助成の骨子も同様に登録・公開して 三井住友海上グループの長期ビジョン「チャレンジ10」にお います。また、1991年以来毎年、内閣府と「高齢社会シンポジ いても「環境への積極的な取組み」を掲げ、事業活動に伴う環 ウム」を開催しています。 境にやさしい取組みや地球環境の保全につながる活動を展 開しています。 三井住友海上グループ環境方針 三井住友海上文化財団の活動 (1988年創立) 基本理念 三井住友海上及びグループ各社は「保険・金融サービス 事業を通じて世界に安心と安全を届け、豊かな社会づく りに貢献します」という経営理念に基づき、企業活動を通 http://www.ms-ins.com/cultural じて地球環境の保全と改善に努力し、下記の行動指針に 地域の文化振興の支援を目的として、音楽・郷土芸能の分野 沿って着実かつ持続可能な取組みを推進していきます。 で助成活動を行っています。主な事業は、各地の公立文化 行動指針 ホールに著名な演奏家を派遣し、都道府県ならびに市町村と 1.保険・金融サービス事業を通じた地球環境保護 共同主催で地域の皆さまに質の高いコンサートを提供する 2.事業活動に伴い発生する環境負荷の軽減 「地域住民のためのコンサートの開催」 (1995年メセナ普及賞 3.環境マネジメントシステムの推進 4.環境啓発活動を通じた社会との共生 受賞)と、 「文化の国際交流活動に対する助成」 (2000年文部 大臣賞受賞)です。2005年度末累計でコンサートの開催は 本環境方針は、グループ会社を含む全役職員に周知徹底 395市町村434件、国際交流助成は335件、2億2,550万円に するとともに、一般に開示します。 2001 年10 月1日制定 達しています。 また、1995年11月、 「UNEP(国連環境計画)保険業界環境声明」 を起草・署名し、世界の保険会社とともに、持続可能な社会の しらかわホール 発展を目指してグローバルな環境取組みを推進しています。 さらに、政府が地球温暖化防止を目的に推進している国民運 動「チーム・マイナス6%」の活動主旨に賛同し、温室効果ガ 1994年名古屋・伏見にクラシック音楽専用の中規模ホール ス削減などの地球温暖化防止の取組みを強化しています。 としてオープンしました。ゆったりした空間と最高の音響設 備を有し、演奏家・観客から弾きやすい、聴きやすいホール として高い評価を受けています。毎年12月にチャリティー・ インドネシアにおける植林活動 当社は、世界的な環境問題のひとつである熱帯林の減少を改善するため、 コンサートを開催し、骨髄移植推進財団を支援しています。 2005年4月から6年間の計画で、インドネシア林業省と共同で「パリヤン また、自主公演シリーズのテーマ設定について、演奏家を交 野生動物保護林(300ヘクタール)」に約26万本の植樹活動を行ってい えて「公開プレゼン」を行うなど新しい試みも行っています。 これからも音楽文化の発 ます。2005年度は、在来樹種やマホガニー、マンゴーなど、延べ109ヘク タール約10万本の植樹が完了しました。 また、地元住民の方とともに植林活動を推進していくため、三井住友海上 信拠点となることを目指 インドネシア社から地元の小学 し、質の高い公演を企画・ 校に学用品を寄付するなど、現 主催するとともに広く演 地との友好関係も深めています。 奏・発表の場を提供して音 植樹により、自然災害が減少し、 本来の森林機能が回復するな 楽文化普及への貢献を ど、地元住民の方との共存を目 図っていきます。 指して「森林の再生」を実現して いきます。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 49 社会活動 環境に配慮した商品・サービスの提供 環境啓発活動の推進 企業や家庭を取り巻く環境リスクを軽減するために、様々な ISO14001認証の維持や社員研修あるいは地域環境取組みへ 商品やサービスの開発を進めています。 の積極参加等を通じて、社員一人ひとりの環境意識が向上す ・ 「土壌汚染浄化費用保険」や「天候デリバティブ」などの 環境リスク対応型商品の開発 ・ 「エコカー割引」等環境取組みに対応した保険料割引制 度の実施 ・エコファンド「海と空」の発売 ・環境リスクコンサルティングの提供 また、当社が提携している自動車整備工場には、 「エコ車検・ るよう啓発活動を推進しています。 ・イントラネットによる全社員研修(e-Learning) ・二色の浜ビーチクリーン海洋汚染体験参加 ・夏休み親子環境教室 など また、地域社会への環境啓発活動も実施しています。 ・市民環境講座(駿河台ビル屋上庭園に関連する環境問題 をテーマに定期開催) 整備(環境汚染防止車検・整備) 」を提案し、さらに「エコアク ション21(簡易版環境ISO) 」を認証取得するよう支援活動を 展開しています。 駿河台ビルの屋上庭園 駿河台ビルには、都市のヒートアイランド対策のひとつとして注目を集め ている屋上庭園があります。屋上庭園の一画にはガーデニングコーナー 省資源・省エネルギー活動の推進 (菜園)を設け、社員や近隣住民の方に開放し、コミュニケーションの場、 子どもたちへの環境教育の場として活用しています。 三井住友海上グループの全社員が環境(エコロジー)に配慮 し無駄を排除(エコノミー)する「エコツー(エコロジー&エ コノミー)運動」を積極的に展開しています。 ・紙使用量、ガソリン使用量、電力使用量の削減 ・エコツーBIZ〔通年カジュアル制〕の実施(オフィスの室温 を調整し、社員はビジネスカジュアルウェアを着用) ・エコ安全ドライブの推進〈新規取組み〉 ・社員食堂のゴミの再利用 (ゼロエミッション) 〈新規取組み〉 また、社有車買い替え時は低公害車の導入をすすめ、日常使 用する文具もグリーン用品の購入をすすめています。 昨年度、愛知県で低公害車の導入が評価され、当社の中部ブ ロックが『自動車エコ事業所』に認定されました。 屋上緑化は、都市の景観向上、日常的な緑とのふれあい、鳥や昆虫を 呼び戻すことによる自然性の回復などの効果が高まります。 全店一括で「ISO14001」の認証 当社および三井住友海上きらめき生命保険などのグループ 会社13社は、国内全拠点を対象に環境マネジメントシステム の国際規格であるISO14001の認証を取得しています。 ISOの具体的活動は、 ・本社各部門による環境配慮型商 品・サービスの開発・充実化 ・全社員で行う省資源・省エネル ギー活動 を2つの柱として推進しています。 50 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 受賞歴等 2005年 「社会・環境貢献緑地評価システム」の最高位Excellent Stage 3の認定 2004年 第3回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール屋上緑化大賞 (環境大臣賞) スポーツの活躍 女子柔道や女子陸上において、世界のトップを目指すアスリートをサポートしています。 女子陸上競技部 女子柔道部 女子柔道部は11名の選手が在籍し、国内外の大会、それぞれ 女子陸上競技部は10名の選手が の階級で活躍しています (2006年6月現在) 。2005年9月に 在籍し、国内外の大会、それぞ 行われた「世界柔道選手権大会2005」では、横澤由貴選手 れ の 種 目 で 活 躍 して い ま す (52kg級) が銀メダルを獲得。また (2006年6月現在)。2006年3 国別対抗団体戦において、女子柔 月に行われた「名古屋国際女子 道部から4選手が日本代表として マラソン」で渋井陽子選手が準 出場、日本の銅メダル獲得に貢献 優勝。2006年4月に行われた しました。2006年4月の「全日本 「ボストンマラソン」では土佐礼 女子柔道選抜体重別選手権」 には 子選手が日本人女子トップの3 8名の選手が出場し、上野雅恵選 位に入賞しました。またトラッ 手 (70kg級) 、岩藤理恵選手 (57kg クレースでは2005年5月に行わ 級) 、山岸絵美選手 (48kg級) の3選 れた「東日本実業団対抗陸上」 渋井陽子選手 手が優勝しました。そして同大会 山岸絵美選手 結果ならびにこれまでの実績が評 の女子10000mで大平美樹選手 が優勝、土佐礼子選手が3位となりました。実業団としては、 価され、2006年9月「ワールドカップ(国別団体戦) 」日本代表 2005年11月の「東日本実業団対抗女子駅伝」で大会至上初 に上野雅恵選手、上野順恵選手(63kg級) 、横澤選手、山岸選 の6連覇を達成、同年12月の「全日本実業団対抗女子駅伝」 手が選ばれました。 でも3連覇5度目の優勝を果たし、チームとしても大活躍し 国際大会では、山岸選手が2005年11月の「青島国際大会」と ています。 2006年3月の「ポーランド国際大会」で優勝。また上野順恵 また2005年、女子陸上競技部は東京都体育協会から、地域 選手は2005年12月の「韓国国際大会」で優勝、2006年2月の のスポーツ振興と健全な発展に寄与している団体、または地 「フランス国際大会」で準優勝と好成績をあげました。 実業団としても2006年6月に行われた「全日本実業柔道団体 域社会や職場における生涯スポーツの振興に貢献した団体 に贈られる 「生涯スポーツ優良団体」 として表彰されました。 対抗大会」で2連覇4 女子陸上競技部は 度目の優勝を飾り、 今後も国内外の大 チームとしても活躍 会で、ナンバーワ しています。 ンを目標にさらな 女子柔道部は今後も る飛躍を続けてい 女子柔道界をリード きます。 しつつ、柔道を通し ての国際交流、地域 貢献活動にも力を入 全日本実業柔道団体対抗大会2連覇 れていきます。 全日本実業団対抗女子駅伝3連覇 その他のスポーツ 当社では、陸上・柔道以外にもさまざまなスポーツ活動が盛んに行われています。 ヨット部は2005年10月に行われた「全日本実業団シーホース級ヨット選手権」で2年ぶりの優勝を飾りました。また剣道部は2005年 9月に行われた「全日本実業団剣道大会」で3位入賞。テニス部も2005年12月から2ヵ月にわたり開催された「テニス日本リーグ」 に出場し、6位入賞しています。野球部は2005年11月に行われた「ニッキン旗争奪金融団野球大会」で3年ぶり7度目の優勝を飾り ました。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 51 代理店 代理店制度 諸法規による規制 代理店の役割と業務内容 代理店は、保険会社に代わって損害保険の契約募集を行い、 代理店業務に携わるには、所定の手続きを経て金融庁長官(注) 損害保険の幅広い普及を通じてお客さまの家庭や会社等を に登録をしなければなりません( 「保険業法」 ) 。また、代理店 さまざまな危険や災害から守り、経済生活の安定を図るとい の役員、使用人で保険の募集に従事する者は、所定の代理店 う重要な社会的役割を担っています。 資格試験に合格した上で金融庁長官 に届出をすることに 当社では、 「損害保険代理店委託契約書」を取り交わした上で、 なっています( 「保険業法」 )。 代理店に以下のような業務を委託しています。 以上のように代理店の業務は、 「保険業法」等で定められてお ① 保険契約の締結 り、すべてのお客さまに公正で平等なサービスを提供するこ ② 保険契約の変更・解除等の申し出の受付 とが義務づけられています。 ③ 保険料の領収または返還 (注)実務上の受理権限者は、各地を所轄する財務局長です。 ④ 保険料領収証の発行および交付 ⑤ 保険の目的の調査 ⑥ 保険契約の維持・管理に関連する事項その他保険募集に 必要な事項で会社が特に指示した業務 損害保険代理店制度 また代理店は、このほかにもお客さま一人ひとりのニーズに 対応し、財産の保全、事故の防止、防災や保険全般に関する 代理店がより充実したサービスをお客さまに提供できるよ ご相談、万一事故が生じた時の解決のお手伝い等、幅広くき う、個人資格者数、代理店の実績、業務の内容などにより独自 め細かなコンサルティング活動を行っています。 の代理店の格付け制度(業務ランク制度)を実施し、代理店の 質の維持・向上を図っています。業務ランクには、新特級、1 級、2級、3級、4級の5つのランクがあります。 安心と安全をお届けするために また、保険専業代理店を対象にした当社独自の「プロ新特級 認定制度」や、ディーラー代理店を対象にした「ディーラー特 級制度」などの格付け制度を実施・推進することで、お客さ 今日、保険契約の契約募集の大部分は代理店を通じて行われ まにさらに価値あるサービスを提供できる業務品質の高い ており、その役割はますます重要なものとなっています。 代理店の育成を図っています。 当社代理店は、多様化する社会のニーズに応じて、適切な保 険を選び、組み合わせて、安心と安全をお届けする保険コン サルタントとしてお役に立つことを使命として活動していま す。当社では良質な代理店の育成に日々努力しており、その 数は現在約59,000店になっています。これからも、全国に広 がる代理店を通じて、きめ細かいコンサルティング活動を展 開していきます。 【代理店数の推移】 100,000 86,263 80,928 80,000 78,057 74,664 59,126 60,000 40,000 20,000 0 (単位:店) 2001年度末 2002年度末 2003年度末 2004年度末 2005年度末 ※2004年度末から2005年度末の減少分のうち、約11,000店分については、各店舗ごとに代理店登録していたコンビニエンスストアチャネルの代理店を1代理店と して登録したことによるものです。 52 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 代理店の育成・指導 代理店教育 三井住友海上エイジェンシー・サービス(株)による 教育サポート 当社のグループ会社として、全国の主要都市に要員を配置し、 代理店教育のねらい 代理店向けの様々な教育・研修事業を行っています。代理店 当社の代理店教育のねらいは、 「お客さまの満足」を最高レベ の経営課題解決のために個別指導を行う経営指導業務や、集 ルで実現するために、 「将来にわたり、最高の商品とサービス 合研修による代理店資格の習得や代理店実務の支援を行う を提供し続け、お客さまから信頼され、選ばれる」代理店を 教育・研修業務など、当社の代理店教育体系を補強、支援し、 育成することにあります。したがって、教育内容は、単なる商 質の高い代理店教育を実施しています。また、代理店向けの 品知識にとどまらず「お客さまのニーズを正確に把握し、そ 福利厚生の充実に向けた事業も行っています。 れに見合った商品・サービスを提供する」ための販売スキル の育成と、 「自立して継続的に業績を向上させ、安定した経営 ができる」ための代理店経営の向上に関するものまで幅広い 範囲にわたっています。 資格教育 代理店教育の内容 代理店教育関連会社 三井住友海上 エイジェンシー・サービス (株) 当社は、代理店向け教育体系である “代理店キャリアアップ プログラム(CUP)”を軸に、グループ会社である三井住友海 上エイジェンシー・サービス(株)と連携し、それぞれの代理 店に合った効果的な教育体系を構築しています。学習プログ ラムは、 「保険販売」と「代理店経営」を2本柱として構成し、 「保 険販売」に関するプログラムでは、代理店資格をはじめコン 代理店教育 プライアンス等の代理店業務の基礎を身につけるメニュー や商品知識・販売スキル等をそれぞれ高める販売力のメニュ ーを集合研修やテキスト・ビデオ学習、e-ラーニングなどに より実施しています。また、 「代理店経営」に関するプログラ 各種集合研修 個別指導 本店・部支店 営業課支社・担当者 ムでは、代理店の大型化・事業化に向けて「経営ビジョン」 ・ 「リーダーシップ」 ・ 「経営管理」の視点からメニューを揃え、 代理店経営に踏み込んだ個別指導を実施しています。このよ うに、資格を中心とする知識教育から保険実務・販売に即し た実践的な教育や代理店経営指導まで、代理店の特性に見合 った学習プログラムを幅広く展開しています。 インシュアランス・コンサルタント(ic) 三井住友海上では、損害保険・生命保険総合販売についての 専門知識と行動力・企画力を持ったプロの代理店を養成する ことを目的に、 「インシュアランス・コンサルタント(ic)制度」 (2006年3月末現在544名が在籍)を推進しています。この制 度のもとで、一定期間(最長36カ月間)集中的に代理店とし ての実践教育を行ったのち、お客さまの信頼に応える優秀な 代理店を全国各地に送り出しています。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 53 保険のしくみ 保険のしくみ ご契約の手続き 保険制度 最適な保険を選んでいただくために 保険制度とは、もともと事故や災害で経済的な損害を受けた さまざまな危険に対応して開発された数多くの保険の中か 人を仲間たちがお金を出し合って助けるという、相互扶助の ら、ご契約の物件・補償の範囲・保険金額・ご契約期間など 精神から生まれたものです。それを統計学を利用し、リスク を検討し、最も適したものを選ぶことが保険の上手な活用 に応じて保険料が算定される科学的なしくみへと発展させ 法です。 たものが近代的な保険制度であり、 「大数の法則」に基づいて 三井住友海上では、各種の保険パンフレット、契約のしおりな 相互にリスクを分散し、経済的補償を得るものです。 どをご用意し、全国に861の支店、課支社、営業支社および保 「一人は万人のために、万人は一人のために」という言葉は、 このような保険のしくみをよく言い表しています。 険契約を結ぶ権限を付与している約59,000店の代理店を設 置し、皆さまのご要望にお応えできる営業ネットワークを完 備しています (支店の一覧はP152・153をご参照ください) 。 保険契約の性格 ご契約時にご注意いただきたいこと 「保険という目に見えない商品を買う」ことは、偶然な一定の 事故により生じる損害を、保険会社が補償することを約束し、 1. ご契約内容をご確認ください その報酬として契約者は保険料を支払うことを約束する契 損害保険という目に見えない商品の内容を定めているのが 約を結ぶことです(商法629条) 。したがって損害保険契約は 普通保険約款と特約条項です。約款と特約条項には、当社と 有償・双務契約であり、また当事者の合意のみで成立する諾 ご契約者双方の権利・義務が明文化されています。 成契約となります。 また、約款や特約条項とは別に、各種保険パンフレットや申 込書に契約概要のご説明と注意喚起情報のご説明に分類し て記載した重要事項説明書類などを添付し、商品の内容をわ 保険料率 かりやすく説明しています。 ご契約の際は、これらをよくお読みいただき、三井住友海上 の社員または代理店から十分な説明をお受けください。 保険料率は、 「保険業法」に基づいて各保険会社が算出し、金 融庁による認可または金融庁への届出後、適用しています。 2. 申込書は正しくご記入ください 申込書には、正しい内容をご記入の上、自署(記名) ・捺印く ださい。 例えば自動車保険をご契約される場合は、事故歴や保険を付 ける車の所有者、使用目的などを正しくお知らせいただくこ とが必要です。 万一ご記入いただいた内容が事実と異なっている場合には、 保険金をお支払いできないことがありますので、ご注意くだ さい。 3. 保険金額は、適切にお付けください 保険契約は、事故や災害によって受けた損害を、適正な保険 金で補うことが目的です。適切な額でご契約されてこそ、い ざという時に保険がお役に立ちます。 例えば火災保険をご契約される場合には、建物などの評価額 に応じた額で保険をお付けになるようおすすめします。 もしも保険金額が評価額を超えている場合は、超過分は無効 となります。また、評価額を下回る場合は、一部保険となり、 十分な補償を受けられないこととなります。 54 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 4. 保険料はご契約締結時にお支払いください ご契約後にご注意いただきたいこと 保険料はご契約と同時にお支払いください。保険料のお支払 いにあたりましては、保険の種類により、初回保険料からの 法もございます。なお、保険のお申込みをいただいても、保 1. 申込書記載内容に変更が生じた時は、直ちにご 連絡ください 険料のお支払いがないと、事故が起きても保険金はお支払い 火災保険を付けた建物を譲渡したり、構造や用途が変わった できませんのでご注意ください。 時、車を譲渡したり車種を変更する時など、保険証券記載の また保険証券を後日作成の上、お手もとにお届けしますので、 事実に変更が生じた場合には、直ちに取扱代理店または当社 大切に保管してください。 へお知らせください。 口座振替やクレジットカードによるお支払いなど、便利な方 ご通知が遅れると、変更が生じた時からお知らせいただくま 5. ご契約申込みの撤回など(クーリングオフ)に ついて での期間の事故に対しては、保険金をお支払いできない場合 があります。 保険期間が1年を超える個人契約(除く個人事業主契約)に ついて、クーリングオフ制度が、1996年4月1日から適用され 2. 保険証券は時々見直してください ています。 事故が起きた時すでに保険期間が終了していたり、ご契約内 お客さまがご契約をお申込みいただいた日または「クーリン 容の変更の通知を忘れていたりすると、せっかくの保険が無 グオフ説明書」を受領された日のいずれか遅い日からその日 意味になってしまいます。 を含めて8日以内であれば、ご契約のお申込みの撤回または 保険証券は時々取り出して見直し、安心への備えを万全なも 解除(クーリングオフ)を行うことができます。 のにしていただくようおすすめします。 なお、自動車損害賠償責任保険、財形保険など一部クーリン なお、ご契約の内容はコンピュータに登録していますので、 グオフができないご契約もありますのでご注意ください。 全国の営業課支社で照会することができます。 【保険契約のお手続き】 三井住友海上 または 三井住友海上代理店 とのご相談 ・保険契約申込書のご提出 契約内容のご決定 ・保険料のお支払い 保険証券の お受取り 勧 誘 方 針 当社では、平成13年4月1日施行の「金融商品の販売等に関 する法律」に定められた「勧誘方針」 として、次の7点を定め、 全力で努めてまいります。 4. 市場の動向に大きく影響される商品については、お客さ まの判断と責任において取引が行われるよう、適切な情 報提供に努めてまいります。 1. 商品の販売にあたっては、保険業法、金融商品の販売等 に関する法律その他の関係法令等を守り、適正な販売に 努めてまいります。 5. 商品の販売にあたっては、お客さまの立場に立って、時 間、場所等について十分配慮するよう努めてまいります。 2. 商品の販売にあたっては、お客さまに商品内容を十分ご 理解いただけるよう、知識の修得、研さんに励み、わか りやすい説明に努めてまいります。 3. お客さまの商品に関する知識、ご購入目的、財産の状況 等を総合的に勘案し、 ご意向と実情に沿った商品をご選 択いただけるよう努めてまいります。 6. 万一保険事故が発生した場合の保険金のお支払いにつ きましては、 ご契約の内容に従い、迅速、的確に手続きが 行われるよう努めてまいります。 7. お客さまのご意見、ご要望等をお聞きし、商品の開発・ 提供の参考にさせていただくよう努めてまいります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 55 保険のしくみ 保険金お支払いのしくみ 3. 当社の担当者などによる調査 万一に備えて知っておいて いただきたいこと 当社の社員、当社グループ会社のアジャスター、日本損害保 険協会に登録された鑑定人などによって、罹災現場や事故物 件の調査が行われます。この際に、損害の程度・態様に応じ 1. 事故直後の緊急措置は的確に て資料を提出していただくことがあります。 事故が起きたら、損害の拡大を防止し、被害者を救護いただ くとともに警察署・消防署などへ通報してください。また、相 4. 保険金お支払い額の決定 手の方がいる場合は、相手方の住所・氏名・連絡先・保険会社 ご契約者・被災者・被害者・修理業者・病院など関係者との などを確認してください。 打合わせ、あるいは書類審査を経て、お支払いする保険金の 額を決定します。 2. 当社または代理店へのご連絡 緊急措置の後、直ちに当社または代理店にご契約者名、事故 5. 書類のご提出 の日時・場所、損害状況、届出警察署名などをご連絡くださ 保険金のお支払いに必要な書類をご提出いただきます。 い。当社の損害サービスセンターにおいて、お客さまのご契 約内容を確認のうえ、関係者(ご契約者・被害者・修理業者・ 6. 保険金のお支払い 病院など) との打ち合わせを行います。 ご指定先にお振り込みいたします。 なお、自動車事故などで相手の方がいる場合には、相手方と の示談はお客さまとご相談の上、進めていきます。 【保険金お支払いまでの流れ】 お 客 さ ま 事故発生 ↓ 緊急措置 保 険 会 社 三井住友海上・ 代理店への ご連絡 損害の見積書 等のご提出 必要に応じ、 お打ち合わせ 事故の受付、 契約内容の ※ 確認等 事故の調査 関係者との 打ち合わせ、 書類審査 保険金支払額 の決定 保険金請求書 等必要書類の ご提出 保険金の お受け取り 保険金請求書 等必要書類の 受付 保険金の お支払い ※当社では、お客さまからの事故受付後速やかに、専門のスタッフがお支払い対象となる保険金を口頭でご案内するとともに、補償内容について解説した資料を送 付するなど、確実に保険金をお支払いするための態勢を構築しています。 【保険金お支払いに必要な書類の例】 自動車保険 火災保険 保険金請求書 交通事故証明書 診断書 診療報酬明細書 休業損害証明書 修理費見積書 被害物の写真 示談書・協定書 保険金請求書 事故内容報告書 印鑑証明書 (必要に応じて) 建物登記簿謄本 (必要に応じて) 損害の見積書 写真 人身事故の場合 物損事故の場合 (注)事故の形態によって上記以外の書類が必要な場合があります。 56 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 損害保険用語 損害保険用語の解説(50音順) 契約の失効 すでに有効に成立している契約が将来に向かって効力を失 うことをいいます。例えば、保険で支払われない事故(戦争と か暴動等)によって保険を付けていたものが滅失した場合は カ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 契約は失効となります。 価格変動準備金 告知義務 新保険業法において規定された準備金で、保険会社が「所有 保険を契約する際に、保険会社に対して重要な事実を申し出 する株式・債券等の価格変動による損失」に備えるため、あら ることおよび重要な事項について不実の事を申し出てはな かじめ積み立てる積立金です。旧保険業法における保険業法 らないという義務。 第86条準備金との最大の違いは、価格変動準備金は売却益 の有無に関わらず、価格変動リスクを有する資産の一定割合 サ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− について積み立てなければならないという点です。 再調達価額 過失相殺 保険の対象と同等の物を新たに建築あるいは購入するため 損害賠償額を算出する場合に、被害者にも過失があれば、そ に必要な金額。この再調達価額から経過年数や使用損耗によ の過失割合に応じて損害賠償額を減額することです。 る減価を差し引いた額が時価(額)です。時価(額)を基準に 急激かつ偶然な外来の事故 して保険金を算出する保険が多いのですが、火災保険の価額 突発的に発生する予知されない出来事であり、損害の原因が 外部からの作用によるものをいいます。これらの条件を満た 協定保険や新価保険等においては、再調達価額を基準にして 保険金を算出します。 す事故としては、交通事故、運動中の打撲・骨折、転倒、火災・ 時価(額) 爆発事故、作業中の事故等が挙げられます。 同等の物を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額か クーリングオフ 「契約の取り消し請求権」のことです。損害保険の場合、保険 ら使用による消耗分を控除して算出した金額。 事業費 期間が1年を超える長期契約について、契約の申込日からそ 保険会社が事業を行う上の費用で、損害保険会計では「営業 の日を含めて8日以内にお申し込みの撤回または解除(クー 費および一般管理費」、並びに「諸手数料および集金費」の合 リングオフ)を行うことができます。ただし、営業または事業 計を指します。 のための契約など、対象外となる場合もあります。 自己負担額 契約者貸付 一定金額以下の小損害について、契約者または被保険者が自 積立保険、年金払積立傷害保険などにご加入の場合に、保険 己負担するものとして設定する金額。自己負担額を超える損 契約を解約せずにご契約者の皆さまに一定の限度額内で一 害については、自己負担額を控除した金額を支払う方式と損 時的に資金を融資する制度です。 害額の全額を支払う方式とがあります。 契約者配当金 質権設定 積立保険(貯蓄型保険)の積立保険料について、保険会社が予 債権者がその債権の担保として受け取ったものをその弁済 定利率を上回る運用益をあげた場合に、満期返れい金とあわ があるまで留置して弁済がない場合にはそのものから優先 せて保険会社から保険契約者に支払われる配当金。 的に弁済を受けられる権利を設定することです。保険契約に 契約の解除 法律上、保険契約者または保険会社の意思表示によって、契 約が初めからなかったと同様の状態に戻すことをいいます。 関しては、例えば住宅ローンの借入れにあたり、建物を保険 の目的とする火災保険契約の保険金請求権に質権を設定す るという方法等で用いられています。 ただし、多くの保険約款では、告知義務違反等の場合の解除 支払備金 は契約の当初まで遡らず、解除時点から将来に向かってのみ 決算日までに発生した保険事故で、保険金が未払いのものに 効力を生ずるように規定しています。 ついて、保険金支払いのために積み立てる準備金のことをい 契約のしおり います。 保険契約に際して、契約者が保険商品の基礎的な事項につい 正味収入保険料 て事前に十分理解した上で契約手続きを行えるよう、契約時 契約者から直接受け取った保険料(元受保険料)から再保険 に配付するために作成された小冊子のことです。契約のしお 料を加減し、積立保険料を控除したもので、会社が自ら引き りには、契約に際しての注意事項、契約後の注意事項、保険金 受けた部分の危険に対応する保険料のことです。 支払いに関する事項、事故が起こった場合の手続き等が記載 されています。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 57 損害保険用語 たいすう 責任準備金 大数の法則 将来生じうる保険金支払い等保険契約上の債務に対して、法 サイコロを振って1の目の出る確率は、振る回数を増やせば増 律に基づき保険会社が積み立てる準備金の総称をいいます。 やすほど6分の1に近づいていきます。すなわち、ある独立的 その分類としては、大きく次の4つがあります。 に起こる事象について、それが大量に観察されればある事象 ①普通責任準備金 ②異常危険準備金 ③払戻積立金 ④契約者配当準備金 決算期後に残っている保険契約の の発生する確率が一定値に近づくということです。これを大 決算期後の保険金の支払いに備え 数の法則といいます。個々人にとっては偶発的な事故であっ て積み立てる準備金をいいます。 ても、大量に観察することによってその発生率を全体として 大火や航空機の墜落等異常な大災 予測できるということになります。保険料算出の基礎数値の 害に備えて積み立てる準備金をい 一つである保険事故の発生率は、大数の法則に立脚した統計 います。 的確率にほかなりません。 満期返れい金等の支払いに備えて 超過保険・一部保険 積み立てる準備金をいいます。 保険金額(ご契約金額)が保険の対象である物の実際の価額 契約者配当金の支払いに備えて積 み立てる準備金をいいます。 (保険価額)を超える保険を超過保険といいます。また、保険 価額に比べて保険金額が少ない保険を一部保険といいます。 全損 この場合には、保険金額の保険価格に対する割合で保険金が 保険の対象が完全に滅失した場合(火災保険であれば全焼、 支払われます。 全壊)や、修理、回収に要する費用が再調達価額または時価額 重複保険 を超えるような場合のこと。前者の場合を現実全損(絶対全 同一の被保険利益について、保険期間の全部または一部を 損ともいう) 、後者の場合を経済的全損(海上保険の場合は推 共通する複数の保険契約が存在する場合を広義の重複保険 定全損) といいます。なお、 これらに至らない損害を分損とい といい、また複数の保険契約の保険金額の合計額が再調達価 います。 額または時価(額)を超過する場合を狭義の重複保険といい ソルベンシ−・マ−ジン比率 ます。 巨大災害の発生や、保有資産の大幅な価格下落等の「通常の 通知義務 予測を超える危険」に対する「資本金、準備金等保険会社が保 保険を契約した後、保険の対象を変更する等契約内容に変更 有する支払い余力」の割合をいい、経営の健全性を測る指標 が生じた場合に、 保険会社に連絡していただく義務のことです。 の一つです。 積立勘定 損害保険料控除制度 積立保険(貯蓄型保険) において、その積立資産を他の資産と 火災保険や傷害保険、医療費用保険等を契約して保険料を支 区分して運用するしくみです。 払うと、所得税法および地方税法上、その支払保険料に応じ 積立保険(貯蓄型保険) て、一定の額がその年の契約者(保険料負担者)の所得から差 火災保険、傷害保険等の補償機能に加え、満期時に満期返れ し引かれる制度をいいます。 い金が支払われる長期の保険です。 損害保険料率算出機構 「損害保険料率算出団体に関する法律」に基づいて設立され 被保険者 算定会(昭和39年設立)とが平成14年7月に統合してできた 保険の補償を受ける人、または保険の対象となる人をいいま 料率算出団体。自動車保険・火災保険・傷害保険・介護費用 す。保険契約者と同一人のこともあり、別人のこともありま 保険の参考純率および自賠責保険・地震保険の基準料率の す。後者の場合の保険契約を「他人のためにする保険契約」と 算出や、自賠責保険の損害調査、保険データの収集・分析を いいます。 行っています。 被保険利益 損害率 ある物に偶然な事故が発生することにより、ある人が損害を 収入保険料に対する支払った保険金の割合。保険会社の経営 被るおそれがある場合に、そのある人とある物との間にある 分析や保険料率の算出に用いられます。通常は、正味保険金 利害関係を被保険利益といいます。損害保険契約は損害に対 に損害調査費を加えて正味保険料で除した割合を指します。 し保険金を支払うことを目的とすることから、その契約が有 タ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 効に成立するためには、被保険利益の存在が前提となります。 比例てん補 第三分野 損害が生じたとき、保険金額が保険をつけていた物(保険価 第三分野とは、生命保険固有の分野と損害保険固有の分野 額)の価額に不足している一部保険の場合に、保険金額の保 の、いずれにも属さないその中間に位置する傷害・疾病・介 険価額に対する割合で保険金が支払われます。 護に関する保険商品の分野をいいます。 58 ハ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− た、損害保険料率算定会(昭和23年設立)と自動車保険料率 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 分損 保険引受利益 部分的損害のことで、全損以外の損害をいいます。 正味収入保険料等の保険引受収益から、保険金や損害調査費、 保険価額 満期返れい金等の保険引受費用と、保険引受に係る営業費お 被保険利益を金銭に評価した額であり、保険事故が発生した よび一般管理費を控除し、その他収支を加減したものをいい 場合に被保険者が被る可能性のある損害の最高見積額のこ ます。なお、その他収支は自賠責保険等に係る法人税相当額 とです。 等です。 保険期間 保険約款 保険の契約期間、すなわち保険会社の責任の存続期間。この 保険契約の内容を定めたもの。保険約款には、同一種類の保 期間内に保険事故が発生した場合にのみ保険会社は保険金 険契約のすべてに共通な契約内容を定めた普通保険約款と、 を支払います。ただし、保険期間中であっても保険料が支払 個々の契約において普通保険約款の規定内容を補充・変更・ われていないときには保険会社の責任は開始しないと定め 排除する特別約款 (特約条項) とがあります。 ることが多いです。 保険料 保険金 被保険者の被る危険を保険会社が負担するための対価とし 保険事故により、損害が生じた場合に、保険会社が被保険者 て、保険契約者から領収する金銭。 に支払う金銭のことです。 保険料率 保険金額 保険料を算出する上で用いる割合で、単位保険金額あたりの 保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の限度 保険料の金額で表されています。たとえば保険金額1,000円 額。その金額は、保険契約者と保険会社との契約によって定 あたり1円の保険料であれば「1円」または「1パーミル(‰) 」と められます。すなわち、契約金額のことです。 表現されることがあります。 やっかん 保険契約者 自己の名前で保険会社に対し保険契約の申し込みをする人 マ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− をいいます。契約が成立すれば、保険料の支払い義務を負い マリン・ノンマリン ます。 マリンは海上保険を意味し、船舶保険、貨物保険が含まれま 保険契約準備金 す。ノンマリンは、マリン以外の保険を意味し、火災保険、自 保険契約に基づく保険金支払い等の責任を果たすために保 動車保険、傷害保険等を含みます。 険会社が決算期末に積み立てる準備金で、支払備金、責任準 満期返れい金 備金等があります。 積立保険(貯蓄型保険)で、契約が満期まで有効に存続し、保 保険契約申込書 険料の全額払い込みが完了している場合、満期時に保険会社 保険を契約する際に保険契約者が記入・捺印し、保険会社に から保険契約者に支払われます。その金額は契約時に定めら 提出する所定の書類。保険契約は、保険加入希望者の申し込 れています。 みと保険会社の承諾により成立する契約で、かつ一定の様式 免責 を必要としない契約ですが、口頭による取決めだけでは行き 保険金がお支払いできないことを指します。保険会社は保険 違いを生じ、紛争の原因となるので、保険会社は所定の保険 事故が発生した場合、保険契約に基づいて保険金支払いの義 契約申込書を用意しています。 務を負いますが、特定の事柄が生じた時は例外としてその義 保険事故 務を免れることになっています。例えば、戦争その他の変乱 保険契約において、保険会社がその事実の発生を条件として によって生じた事故、保険契約者等が自ら招いた事故、地震、 保険金の支払いを約束した偶然な事故をいいます。火災、交 通事故、人の死傷等がその例です。 噴火、津波等による事故などです。 ( 「地震保険」など、商品により担保される場合があります) 保険証券 免責金額 保険契約の成立およびその内容を証明するために保険会社 自己負担額のこと。一定金額以下の損害について、保険契約 が作成して保険契約者に交付する文書。 者または被保険者が自己負担するものとして設定する金額。 保険の目的 保険をつける対象のことで、火災保険での建物・家財、船舶 免責金額を超える損害については、免責金額を控除した金額 を支払う方式と損害額の全額を支払う方式とがあります。 保険での船体、貨物保険での貨物、自動車保険での自動車等 元受保険 がこれにあたります。 再保険に対応する用語で、ある保険契約について再保険契約 がなされているとき、再保険契約に対してそのある保険契約 を元受保険といいます。また保険会社が個々の契約者と契約 する保険のすべてを指す場合があります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 59 事業の内容 三井住友海上火災保険株式会社 事業の内容 損害保険業 債務の保証 保険引受 当社は、融資に係る保証、社債等に係る保証および資産の流 当社は次の各種保険の引受を行っています。 動化に係る保証を行っています。 ①火災保険 ②海上保険 ③傷害保険 ④自動車保険 投資信託の窓口販売業務 ⑤自動車損害賠償責任保険 ⑥その他の保険 証券投資信託受益証券の窓口販売業務を行っています。 ⑦以上各種保険の再保険 資産の運用 保険料として収受した金銭その他の資産の運用を行ってい 自動車損害賠償保障事業委託業務 ます。 自動車損害賠償保障法第4章の規定に基づいて、当社は政府 の行う自動車損害賠償保障事業に関する業務の一部を政府 他の保険会社の保険業に係る業務の 代理又は事務の代行 当社は他の保険会社の保険業に係る業務の代理または事務 の代行を行っています。 その主なものは次のとおりです。 ①当社は三井住友海上きらめき生命保険株式会社との間に 業務委託契約を締結し、その業務の代理または、事務の代 行を行っています。 ②当社は他の保険会社との間に損害の査定・精算代理契約を 締結し、その事務を代行しています。 60 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 の委託を受けて行っています。 業 績 デ ー タ Ⅰ.事業の概要 1. 保険引受の状況 (1)保険料・1人当たり保険料 (2)国内契約・海外契約別の収入 保険料の割合 (3)解約返戻金の種目別推移 (4)保険金 (5)正味事業費率の推移 (6)正味損害率、正味事業費率 及びその合算率 (7)出再控除前の発生損害率、 事業費率及びその合算率 (8)損害率の上昇に対する経常利 益又は経常損失の額の変動 (9)保険引受利益の推移 62 62 (10)保険引受利益の種目別推移 (11)契約者配当金 67 67 3. ソルベンシー・マージン情報 63 64 64 65 66 66 66 66 2. 資産運用の状況 68 (1)資産運用方針 (2)運用資産の内訳と推移 (3)利息及び配当金収入と 運用資産利回り (インカム利回り)の推移 (4)資産運用利回り (実現利回り) (5)海外投融資の内訳と推移 (6)公共関係投融資の推移 (7)主要ローン金利 68 68 (11)貸付金地域別内訳の推移 (12)固定金利及び変動金利の区分 ごとの貸付金残存期間別残高 (13)国内企業向け貸付金残存期間別残高 (14)住宅関連融資の推移 (15) リスク管理債権の状況 (16)債務者区分に基づいて区分された債権 (17)元本補てん契約のある 信託に係る貸出金の状況 (18)資産の自己査定結果 (19)不動産及び動産の内訳と推移 (20)その他資産の内訳と推移 (21)未収再保険金 (22)支払承諾の内訳 (23)支払承諾見返の担保別内訳 (24)長期性資産の推移 (25)特別勘定資産残高・ 特別勘定の運用収支 (26)保険契約準備金の推移 84 Ⅰ-1 保険引受の 状況 71 (8)公共債の窓販実績の推移 72 (1)ソルベンシー・マージン比率等 の状況 (2)ソルベンシー・マージン基準の 概要 72 73 68 Ⅰ . 事 業 の 概 要 69 70 71 71 Ⅰ-3 ソルベンシー・ マージン情報 Ⅱ.経理の状況 1. 財務諸表 (1)貸借対照表 (2)損益計算書 (3)貸借対照表主要項目の推移 (4)損益計算書主要項目の推移 (5)利益処分状況の推移 (6)1株当たり配当等の推移 2. 資産・負債の明細 (1)現金及び預貯金の内訳と推移 (2)商品有価証券・同平均残高・同売買高 (3)有価証券の内訳と推移 (4)有価証券利回りの推移 (5)有価証券残存期間別残高 (6)業種別保有株式の推移 (7)貸付金の業種別内訳と推移 (8)貸付金の担保別内訳と推移 (9)貸付金使途別内訳の推移 (10)貸付金企業規模別内訳の推移 74 74 76 77 78 79 79 80 80 80 80 80 81 82 82 83 83 83 84 84 84 85 85 85 85 86 86 87 87 87 87 91 3. 損益の明細 Ⅱ-1 財務諸表 89 89 90 90 (27)責任準備金積立水準 (28)引当金の内訳と増減 (29)貸付金償却額の推移 (30)資本金等の明細 91 91 91 91 92 92 (1)有価証券売却損益の内訳と推移 (2)有価証券評価損の内訳と推移 (3)不動産動産処分損益の内訳と推移 (4)事業費(含む損害調査費)の内訳と推移 (5)減価償却費明細表 (6) リース取引関係 Ⅱ . 経 理 の 状 況 100 (1)業績 (2)キャッシュ・フローの状況 100 100 2. 損害保険事業の状況 101 (1)保険引受業務 (2)資産運用業務 3. 生命保険事業の状況 (1)保険引受業務 (2)資産運用業務 101 102 105 105 105 4. 連結財務諸表 93 95 96 (1)有価証券関係 (2)金銭の信託関係 (3)デリバティブ取引情報 (1)連結貸借対照表 (2)連結損益計算書 (3)連結剰余金計算書 (4)連結キャッシュ・フロー 計算書 (5)連結財務諸表作成のための 基本となる重要な事項 (6)時価情報等 (7)退職給付関係 (8)税効果会計関係 (9)関連当事者との取引 (10) リース取引関係 (11)1株当たり情報 (12) リスク管理債権額の推移 108 110 112 113 114 116 122 123 124 124 125 125 Ⅱ-3 損益の明細 Ⅱ-4 時価情報等 87 88 108 Ⅱ-2 資産・負債の 明細 93 4. 時価情報等 Ⅲ.企業集団等の状況 1. 事業概況 Ⅰ-2 資産運用の 状況 Ⅲ-1 事業概況 5. 保険子会社等の ソルベンシー・マージン 比率 126 6. セグメント情報 127 (1)事業の種類別セグメント情報 (2)所在地別セグメント情報 (3)海外売上高 Ⅲ-2 損害保険 事業の状況 127 128 128 Ⅲ . 企 業 集 団 等 の 状 況 Ⅲ-3 生命保険 事業の状況 Ⅲ-4 連結財務 諸表 Ⅲ-5 保険子会社等の ソルベンシー・ マージン比率 当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険株式会社と合併しているため、平成13年度の業績データ数値は三井海上火災 保険株式会社の上期と、三井住友海上火災保険株式会社の下期の合算数値となっております。 Ⅲ-6 セグメント 情報 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 61 Ⅰ.事業の概要 - Ⅰ 1 1.保険引受の状況 (1)保険料・1 人当たり保険料 ① 元受正味保険料 (含む収入積立保険料)の種目別推移 種 目 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 増収率 16.0% 45.8% 261,883 増収率 16.2% 39.5% 265,930 災 187,734 海 上 45,670 3.9 45.9 59,166 3.7 29.6 62,013 3.8 害 247,868 21.1 27.1 351,398 21.7 41.8 358,274 車 438,912 37.4 44.4 581,640 35.9 32.5 575,596 自動車損害賠償責任 113,242 9.7 32.9 181,560 11.2 60.3 そ 139,187 11.9 43.3 182,541 11.3 31.1 自 動 の 他 うち賠償責任 1.5% 258,952 16.3% 火 傷 増収率 増収率 16.0% △ 2.6% 272,131 増収率 16.7% 5.1% 4.8 67,047 4.1 8.1 74,490 4.6 11.1 22.0 2.0 353,597 21.8 △ 1.3 336,251 20.6 △ 4.9 35.3 △ 1.0 568,717 35.1 △ 1.2 570,862 35.0 0.4 183,855 11.3 1.3 187,180 11.5 1.8 181,757 11.1 △ 2.9 183,599 11.3 0.6 186,124 11.5 1.4 195,956 12.0 5.3 (50,276)(4.3)(51.3)(67,516)(4.2)(34.3)(73,929)(4.5) (9.5)(79,693)(4.9) (7.8)(84,705)(5.2) (6.3) 合 計 1,172,615 100.0 従業員 1 人当たり 元受正味保険料 (含む収入積立保険料) 83 39.4 1,618,190 100.0 38.0 115 38.6 △ 30.3 1,629,270 100.0 0.7 1.5 116 1,621,621 100.0 △ 0.5 119 2.4 1,631,448 100.0 0.6 121 1.2 (注)1. 従業員1人当たり元受正味保険料(含む収入積立保険料)……元受正味保険料(含む収入積立保険料) ÷従業員数 2. 自動車、合計及び従業員1人当たり元受正味保険料(含む収入積立保険料) は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ (満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻 充当保険料を控除したベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 平成 13 年度 種 目 平成 14 年度 増収率 平成 15 年度 増収率 平成 16 年度 増収率 平成 17 年度 増収率 増収率 車 444,345 46.2% 566,432 27.5% 572,198 1.0% 572,813 合 計 1,178,047 40.0 1,602,982 36.1 1,625,872 1.4 1,625,716 △ 0.0 1,625,842 0.0 36.7 2.2 0.6 自 動 従業員 1 人当たり 元受正味保険料 (含む収入積立保険料) 83 △ 29.9 114 116 0.1% 565,256 △ 1.3% 120 2.9 120 ② 元受正味保険料 (除く収入積立保険料) の種目別推移 種 目 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 火 災 136,314 海 上 45,670 増収率 14.2% 47.1% 190,610 4.7 45.9 59,166 増収率 14.5% 39.8% 201,413 4.5 29.6 62,013 増収率 15.2% 4.7 5.7% 207,979 15.4% 4.8 67,047 5.0 増収率 3.3% 220,939 16.0% 増収率 6.2% 8.1 74,490 5.4 11.1 害 93,971 9.8 35.0 123,758 9.4 31.7 127,002 9.6 2.6 135,559 10.0 6.7 144,096 10.4 6.3 車 438,912 45.6 44.4 581,640 44.4 32.5 575,596 43.3 △ 1.0 568,717 42.2 △ 1.2 570,862 41.3 0.4 自動車損害賠償責任 113,242 11.8 32.9 181,560 13.9 60.3 183,855 13.8 1.3 187,180 13.9 1.8 181,757 13.2 △ 2.9 そ 134,358 13.9 52.4 174,696 13.3 30.0 178,569 13.4 2.2 182,443 13.5 2.2 189,543 13.7 3.9 傷 自 動 の 他 うち賠償責任 (50,276)(5.2)(51.3)(67,516)(5.1)(34.3)(73,929)(5.6) (9.5)(79,693)(5.9) (7.8)(84,705)(6.1) (6.3) 合 計 962,470 100.0 従業員 1 人当たり 元受正味保険料 (除く収入積立保険料) 68 43.5 1,311,432 100.0 36.3 1,328,451 100.0 1.3 1,348,928 100.0 1.5 93 36.8 95 2.1 99 4.5 △ 28.2 1,381,688 100.0 102 2.4 3.0 (注) 自動車、合計及び従業員1人当たり元受正味保険料(除く収入積立保険料) は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ (満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当 保険料を控除したベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 平成 13 年度 種 目 平成 15 年度 増収率 平成 16 年度 増収率 平成 17 年度 増収率 増収率 車 444,345 46.2% 566,432 27.5% 572,198 1.0% 572,813 0.1% 565,256 △ 1.3% 合 計 967,902 44.3 1,296,224 33.9 1,325,053 2.2 1,353,024 2.1 1,376,082 1.7 34.5 3.0 5.1 2.3 自 動 従業員 1 人当たり 元受正味保険料 (除く収入積立保険料) 62 平成 14 年度 増収率 68 △ 27.8 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 92 95 99 102 - Ⅰ 1 ③ 受再正味保険料の種目別推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 種 目 構成比 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 増収率 増収率 火 災 8,869 10.6% 161.9% 17,630 9.2% 98.8% 18,609 海 上 10,683 12.8 65.0 13,192 6.9 23.5 14,755 6.7 害 880 1.1 △ 1.2 1,382 0.7 56.9 1,419 車 1,626 1.9 23.1 1,841 1.0 13.2 2,191 自動車損害賠償責任 36,880 44.1 48.2 125,045 65.3 239.1 そ 24,691 29.5 185.4 32,369 16.9 31.1 傷 自 動 の 他 うち賠償責任 合 計 増収率 5.6% 18,348 8.5% 増収率 8.4% △ 1.4% 19,447 9.0% 6.0% 15,693 7.3 3.4 △ 17.6 964 0.4 △ 17.6 23.5 2,806 1.3 3.7 70.5 0.6 152,312 70.8 △ 1.2 12.5 △ 9.7 24,031 11.2 △ 11.7 11.8 15,170 6.9 2.8 0.6 2.7 1,169 0.5 1.0 19.0 2,707 1.2 153,138 69.5 22.5 154,091 30,132 13.7 △ 6.9 27,213 (1,779)(2.1)(58.5) (3,453)(1.8)(94.1) (3,808)(1.7)(10.3) (4,252)(1.9)(11.7) (3,912)(1.8)(△ 8.0) 83.4 83,633 100.0 191,462 100.0 128.9 220,248 100.0 15.0 218,702 100.0 △ 0.7 215,255 100.0 ④ 支払再保険料の種目別推移 種 目 平成 14 年度 平成 15 年度 構成比 構成比 構成比 増減率 災 28,115 17.3% 96.0% 41,924 海 上 17,166 10.6 害 1,858 車 2,435 自動車損害賠償責任 80,875 そ 31,723 自 動 の 他 うち賠償責任 合 計 増減率 16.6% 49.1% 46,389 平成 16 年度 増減率 構成比 10.7% 49,861 18.1% 平成 17 年度 増減率 構成比 7.5% 57,204 19.4% 62.7 19,852 7.9 15.6 20,436 8.0 2.9 21,815 8.5 6.7 24,113 9.3 10.5 1.1 36.6 2,413 0.9 29.9 4,262 1.7 76.6 5,677 2.2 33.2 6,289 2.5 10.8 1.5 177.9 3,990 1.6 63.8 3,985 1.6 △ 0.1 3,331 1.3 △ 16.4 3,048 1.2 △ 8.5 49.9 31.5 141,571 56.1 75.0 142,975 55.9 1.0 145,530 56.5 1.8 140,666 54.4 △ 3.3 19.6 133.7 42,621 16.9 34.4 37,587 14.7 10.5 △ 12.8 △ 11.8 31,177 12.1 △ 17.1 27,176 (3,926)(2.4)(108.6) (4,414)(1.7)(12.4) (3,369)(1.3)(△ 23.7) (2,715)(1.1)(△ 19.4) (3,056)(1.2)(12.6) 162,174 100.0 種 目 58.7 252,373 100.0 55.6 255,636 100.0 1.3 257,393 100.0 0.7 258,499 100.0 平成 14 年度 平成 15 年度 構成比 構成比 構成比 増収率 災 117,068 海 上 39,187 4.4 43.9 52,506 害 92,994 10.5 34.5 車 438,103 49.6 43.9 自動車損害賠償責任 69,247 7.8 127,327 14.4 そ 動 の 他 うち賠償責任 合 計 0.4 (単位:百万円) 平成 13 年度 火 自 増減率 22.1% 14.7% ⑤ 正味収入保険料の種目別推移 傷 △ 1.6 (単位:百万円) 平成 13 年度 火 傷 増収率 13.3% 43.3% 166,317 増収率 13.3% 42.1% 173,633 13.4% 平成 16 年度 増収率 構成比 4.4% 176,467 13.5% 平成 17 年度 増収率 構成比 1.6% 183,182 13.7% 増収率 3.8% 4.4 7.3 60,403 4.6 7.2 66,069 4.9 9.4 124,159 9.6 1.2 131,051 10.0 5.6 138,770 10.4 5.9 573,803 44.4 △ 1.0 568,094 43.4 △ 1.0 570,621 42.6 0.4 138.3 194,018 15.0 17.6 195,741 14.9 0.9 193,402 14.5 △ 1.2 29.2 171,115 13.2 4.1 178,480 13.6 4.3 186,398 13.9 4.4 4.2 34.0 56,331 122,726 9.8 32.0 579,490 46.3 32.3 42.5 165,034 13.2 53.0 164,445 13.2 (48,129)(5.4)(48.3)(66,555)(5.3)(38.3)(74,368)(5.8)(11.7)(81,231)(6.2) (9.2)(85,562)(6.4) (5.3) 883,928 100.0 43.9 1,250,521 100.0 41.5 3.4 1,293,063 100.0 1,310,237 100.0 1.3 1,338,444 100.0 2.2 (注)1. 正味収入保険料 …… 元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の再保険料を控除したものであります。 2. 自動車及び合計は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで表示しております。払戻充当 保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 平成 13 年度 種 目 平成 14 年度 増収率 車 443,536 45.7% 564,282 合 計 889,361 44.8 1,235,313 38.9 自 動 平成 15 年度 増収率 平成 16 年度 増収率 27.2% 570,405 1,289,665 平成 17 年度 増収率 増収率 1.1% 572,189 0.3% 565,014 △ 1.3% 4.4 1.9 1,314,332 1,332,837 1.4 (2)国内契約・海外契約別の収入保険料の割合 区 分 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 国 内 契 約 96.3% 96.4% 96.3% 海 外 契 約 3.7 3.6 3.7 (注) 上表は、収入保険料(元受正味保険料(除く収入積立保険料) と受再正味保険料の合計)について国内契約および海外契約の割合を記載しております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 63 Ⅰ.事業の概要 - Ⅰ 1 (3)解約返戻金の種目別推移 (単位:百万円) 種 目 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 16,136 18,512 19,998 17,760 14,776 火 災 海 上 777 1,361 1,314 1,311 1,541 傷 害 65,116 77,350 66,161 55,130 56,974 車 3,986 5,800 6,418 6,160 5,530 自動車損害賠償責任 2,229 3,708 4,809 5,472 5,762 7,925 12,308 10,205 7,980 7,306 (323) (591) (482) (574) (319) 93,816 91,892 自 そ 動 の 他 うち賠償責任 96,172 合 計 108,907 119,043 (注)金額は、元受解約返戻金、受再解約返戻金及び積立解約返戻金の合計額であります。 (4)保険金 ① 元受正味保険金の種目別推移 種 目 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 損害率 損害率 損害率 8.1% 28.5% 152,390 損害率 損害率 火 災 36,736 6.7% 26.9% 48,719 6.9% 25.6% 57,455 海 上 25,011 4.6 54.8 27,059 3.9 45.7 24,888 3.5 40.1 26,858 3.3 40.1 30,627 4.1 41.1 傷 害 38,330 7.0 40.8 50,156 7.1 40.5 50,748 7.2 40.0 53,380 6.5 39.4 55,622 7.4 38.6 車 261,422 47.9 59.6 331,454 47.3 57.0 333,123 47.1 57.9 348,382 42.4 61.3 350,494 46.4 61.4 自動車損害賠償責任 105,372 19.3 93.1 141,476 20.2 77.9 140,671 19.9 76.5 135,365 16.5 72.3 133,258 17.7 73.3 78,897 14.5 58.7 102,274 14.6 58.5 100,372 14.2 56.2 104,002 12.7 57.0 93,969 12.4 49.6 自 そ 動 の 他 うち賠償責任 合 計 18.6% 73.3% 90,859 12.0% 41.1% (24,782)(4.5)(49.3) (40,167)(5.7)(59.5) (37,802)(5.3)(51.1) (39,241)(4.8)(49.2)(40,241)(5.3)(47.5) 545,771 100.0 56.7 701,140 100.0 53.5 53.2 707,260 100.0 820,381 100.0 60.8 754,833 100.0 54.6 (注)1. 損害率 …… 元受正味保険金÷元受正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。 2. 自動車及び合計の損害率は、分母の保険料について、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除した ベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 平成 13 年度 種 目 自 動 車 合 計 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 58.8% 58.5% 58.2% 60.8% 62.0% 56.4 54.1 53.4 60.6 54.9 ② 受再正味保険金の種目別推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 種 目 構成比 火 災 2,548 海 上 6,948 10.4 傷 害 953 1.4 平成 14 年度 平成 15 年度 構成比 構成比 損害率 損害率 9,072 9.9% 51.5% 10,408 65.0 8,177 8.9 62.0 12,899 10.7 108.2 765 0.8 55.4 1,122 0.9 3.8% 28.7% 平成 17 年度 構成比 構成比 損害率 8.6% 55.9% 損害率 損害率 6,001 4.2% 32.7% 11,756 87.4 7,761 5.4 51.2 9,150 5.4 58.3 79.1 1,079 0.8 92.3 727 0.4 75.4 6.9% 60.5% 車 1,146 1.7 70.5 1,158 1.3 62.9 1,220 1.0 55.7 1,622 1.1 59.9 1,512 0.9 53.9 自動車損害賠償責任 43,875 65.4 119.0 60,948 66.3 48.7 82,146 67.9 53.6 113,048 79.2 73.4 130,517 76.9 85.7 11,607 17.3 47.0 11,762 12.8 36.3 13,161 10.9 43.7 13,318 9.3 48.9 16,031 9.5 66.7 自 そ 動 の 他 うち賠償責任 合 計 (3,937)(5.9)(221.2) (3,208)(3.5)(92.9) (4,021)(3.3)(105.6) (5,974)(4.2)(140.5) (4,898)(2.9)(125.2) 67,079 100.0 80.2 91,885 100.0 48.0 120,960 100.0 54.9 (注)損害率 …… 受再正味保険金÷受再正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。 64 平成 16 年度 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 142,830 100.0 65.3 169,695 100.0 78.8 - Ⅰ 1 ③ 回収再保険金の種目別推移 種 目 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 損害率 2.7% 11.2% 10,991 6.3% 23.7% 23,333 6.6 57.1 11,213 6.4 54.9 9,087 5.1 28.3 613 0.3 25.4 737 0.4 17.3 1,655 70.2 2,201 1.3 55.2 1,828 1.1 45.9 3,438 80.3 130.3 141,476 82.1 99.9 140,671 80.5 98.4 8.1 33.5 12,022 7.0 28.2 9,274 5.3 24.7 災 2,338 海 上 10,655 8.1 62.1 害 526 0.4 車 1,708 1.3 自動車損害賠償責任 105,372 10,624 自 動 そ の 他 うち賠償責任 合 計 損害率 11,336 火 傷 損害率 1.8% 8.3% 4,696 損害率 13.0% 46.8% 23,981 損害率 13.0% 41.9% 41.7 9,446 5.1 39.2 0.9 29.1 2,234 1.2 35.5 1.9 103.2 1,891 1.0 62.1 135,365 75.4 93.0 133,258 72.3 94.7 6,621 3.7 21.2 13,678 7.4 50.3 (2,119)(1.6)(54.0) (5,827)(3.4)(132.0) (1,988)(1.1)(59.0) (1,635)(0.9)(60.3) (5,044)(2.7)(165.1) 131,227 100.0 172,345 100.0 80.9 68.3 174,716 100.0 68.3 179,501 100.0 69.7 184,492 100.0 71.4 (注)損害率 …… 回収再保険金÷支払再保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。 ④ 正味支払保険金の種目別推移 種 目 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 損害率 損害率 損害率 損害率 損害率 火 災 36,946 7.7% 33.9% 53,094 8.6% 34.0% 56,873 海 上 21,303 4.4 57.3 23,901 3.9 48.4 26,574 4.1 49.5 25,532 3.3 44.1 30,331 4.1 48.4 害 38,757 8.0 44.7 50,308 8.1 44.5 51,133 7.8 44.7 52,805 6.8 43.2 54,115 7.3 42.1 車 260,860 54.2 65.1 330,411 53.2 62.7 332,515 50.9 63.6 346,566 44.2 66.8 350,115 47.3 67.2 自動車損害賠償責任 43,875 9.1 76.2 60,948 9.8 42.7 82,146 12.6 47.4 113,048 14.4 63.1 130,517 17.7 73.3 79,880 16.6 66.0 102,015 16.4 65.4 104,259 15.9 63.9 110,699 14.1 64.3 96,322 13.0 54.5 傷 自 動 そ の 他 うち賠償責任 合 計 8.7% 34.2% 135,057 17.2% 78.1% 78,634 10.6% 44.4% (26,600)(5.5)(59.1)(37,548)(6.0)(59.5)(39,835)(6.1)(55.9)(43,579)(5.6)(55.2)(40,095)(5.4)(49.1) 481,624 100.0 59.5 620,679 100.0 54.2 54.8 653,503 100.0 783,710 100.0 64.0 740,036 100.0 59.7 (注)1. 正味支払保険金 … 元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものであります。 2. 正味損害率 ………(正味支払保険金+損害調査費) ÷正味収入保険料 3. 自動車及び合計の損害率は、分母の保険料について、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ (満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベ ースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 平成 13 年度 種 目 自 動 車 合 計 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 64.3% 64.4% 64.0% 66.3% 67.8% 59.1 54.9 55.0 63.8 59.9 (5)正味事業費率の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 保 険 引 受 に 係 る 事 業 費 323,721 417,883 415,826 410,560 411,671 (保険引受に係る営業費及び一般管理費) (167,491) (205,623) (201,878) (195,409) (192,879) (諸 手 数 料 及 び 集 金 費) (156,230) (212,260) (213,947) (215,151) (218,792) 36.6% 33.4% 32.2% 31.3% 30.8% 正 味 事 業 費 率 (注)1. 正味事業費率……保険引受に係る事業費÷正味収入保険料 2. 正味事業費率は、分母の保険料について、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ (満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで表 示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 区 分 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 正味事業費率 36.4% 33.8% 32.2% 31.2% 30.9% Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 65 Ⅰ.事業の概要 - Ⅰ 1 (6)正味損害率、正味事業費率及びその合算率 種 目 44.4% 48.4 42.1 67.2 73.3 54.5 (49.1) 59.7 火 災 海 上 傷 害 自 動 車 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 そ の う ち 賠 他 償 責 任 合 計 (注)1. 2. 3. 4. 平成 17 年度 正味事業費率 正味損害率 合算率 39.0% 26.7 43.3 31.3 17.1 27.4 (29.7) 30.8 83.4% 75.1 85.4 98.5 90.4 81.9 (78.8) 90.5 正味損害率 ……(正味支払保険金+損害調査費) ÷正味収入保険料 正味事業費率 …(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費) ÷正味収入保険料 合算率 ………… 正味損害率+正味事業費率 自動車及び合計は、分母の保険料について、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで表 示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 種 目 自 動 車 合 計 正味損害率 平成 17 年度 正味事業費率 合算率 67.8% 59.9 31.6% 30.9 99.4% 90.8 発生損害率 平成 17 年度 事業費率 合算率 45.8% 49.8 47.6 70.3 66.3 (90.1) 61.7 41.2% 23.8 45.3 31.3 24.9 (29.6) 32.7 (7)出再控除前の発生損害率、事業費率及びその合算率 種 目 火 災 海 上 傷 害 自 動 そ の う ち 賠 車 他 償 責 任 合 計 (注)1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 87.0% 73.6 92.9 101.6 91.2 (119.7) 94.4 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を含めておりません。 発生損害率 ……(出再控除前の発生損害額+損害調査費) ÷出再控除前の既経過保険料 事業費率 ………(支払諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費) ÷出再控除前の既経過保険料 合算率 ………… 発生損害率+事業費率 出再控除前の発生損害額 ………… 支払保険金+出再控除前の支払備金積増額 出再控除前の既経過保険料 ……… 収入保険料−出再控除前の未経過保険料積増額 自動車及び合計は、分母の保険料について、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約) 」の払戻充当保険料を控除したベースで表 示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。 種 目 自 動 車 合 計 発生損害率 平成 17 年度 事業費率 合算率 70.2% 61.6 31.3% 32.7 101.5% 94.3 (8)損害率の上昇に対する経常利益又は経常損失の額の変動 ●平成17年度 損 害 率 の 上 昇 シ ナ リ オ 計 経 算 常 利 方 益 の 法 減 少 額 すべての保険種目について、均等に発生損害率が1 %上昇すると仮定いたします。 〇増加する発生損害額=既経過保険料×1 % 〇増加する発生損害額のうち、正味支払保険金、支払備金積増額の内訳については、当年度発生事故におけるそれ ぞれの割合により按分しております。 〇増加する異常危険準備金取崩額=正味支払保険金の増加を考慮した取崩額−決算時取崩額 〇経常利益の減少額=増加する発生損害額−増加する異常危険準備金取崩額 6,631 百万円 (注)異常危険準備金残高の取崩額 4,448 百万円 (注)地震保険、自動車損害賠償責任保険については、ノーロス・ノープロフィットの原則に基づき、増加する発生保険金は責任準備金の取崩等により相殺しております。 (9)保険引受利益の推移 (単位:百万円) 区 分 保 険 引 受 収 益 保 険 引 受 費 用 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 1,284,936 1,110,235 167,491 549 7,758 1,687,038 1,443,941 205,623 △ 496 36,976 1,650,339 1,402,240 201,878 △ 878 45,342 1,700,211 1,517,038 195,409 △ 1,687 △ 13,923 1,641,642 1,442,464 192,879 △ 954 5,343 営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 そ の 他 収 保 険 引 受 利 益 又 は 損 失( 支 △) (注)1. 営業費及び一般管理費は、損益計算書における 「営業費及び一般管理費」のうち保険引受に係る金額であります。 2. その他収支は、自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などであります。 66 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 - Ⅰ 1 (10)保険引受利益の種目別推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 種 目 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 火 災 11,277 3,586 4,291 △ 44,731 △ 11,919 海 上 △ 444 5,115 4,281 10,773 5,904 傷 害 8,634 6,953 5,046 5,874 3,219 車 14,745 37,161 36,118 9,272 5,076 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 – – – – – 自 動 そ の う 合 ち 賠 償 責 他 △ 26,454 △ 15,840 任 (△ 2,751) (△ 9,024) (1,688) 36,976 45,342 7,758 計 4,887 △ 4,395 3,062 (5,663) (△ 8,629) 5,343 △ 13,923 (11)契約者配当金 積立型保険では、満期を迎えられたご契約者に対し、契約時 契約者配当金は毎月変動しますが、平成17年6月及び平成18 に定めた満期返戻金をお支払いするとともに、保険期間中の 年6月に満期を迎えられたご契約者にお支払いした契約者配 運用が予定利回りを上回った場合には、毎月の満期契約ごと 当金は以下のとおりであります。 に契約者配当金を計算してお支払いしております。 平成 17 年 6 月 1日から同月 30日まで及び平成 18 年 6 月 1日から同月 30日までに満期を迎えた 積立普通傷害保険のご契約に対してお支払いした契約者配当金の例(満期返戻金 100 万円の場合) ● 旧三井海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金 保険期間 5 年 保険期間 払込方法 保険期間 10 年 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 平成 17 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 平成 18 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 満期月 ● 旧住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金 保険期間 5 年 保険期間 払込方法 保険期間 10 年 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 平成 17 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 平成 18 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 満期月 ● 三井住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金 保険期間 3 年 保険期間 払込方法 保険期間 4 年 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 平成 17 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 平成 18 年 6 月 一 一 一 一 一 一 一 一 満期月 一時払 年 払 半年払 月払・ 団体扱 平成 17 年 6 月 1日から同月 30日まで及び平成 18 年 6 月 1日から同月 30日までに満期を迎えた 積立いきいき生活傷害保険のご契約に対してお支払いした契約者配当金の例(満期返戻金 100 万円の場合) ● 旧三井海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金 保険期間 払込方法 満期月 平成 17 年 6 月 平成 18 年 6 月 保険期間 5 年 保険期間 6 年 一時払 一時払 1,500 円 ● 旧住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金 保険期間 払込方法 満期月 平成 17 年 6 月 平成 18 年 6 月 保険期間 5 年 保険期間 6 年 一時払 一時払 1,500 円 1,700 円 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 67 Ⅰ.事業の概要 2.資産運用の状況 - Ⅰ 2 (1)資産運用方針 当社の資産運用は、 保険金・満期返戻金の支払いに備えるため、 リスク管理面では、リスクを計量化して定期的にモニタリングを行 安全性と流動性に留意しつつ、安定的な資産運用収益を確保 うなど、資産運用リスクの正確な把握・評価及び管理手法の高 するために様々な資産に分散投資を行っております。今年度は、 度化に努めております。また、財務の健全性を維持するため、価 社債など国内債券を中心に資金投入を行う一方、運用収益の向 格変動リスクの軽減を目的とした保有株式の圧縮や信用リスク 上を図るため運用手法の多様化や個人向けローンの取り組み の集積に対応した資産横断的な総与信限度額管理、金利リスク 強化などを行いました。 に対応した資産負債の総合管理の強化などを実施しております。 (2)運用資産の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 預 コ 買 買 金 構成比 貯 ー ル 現 入 金 銭 有 ロ ー 先 勘 銭 債 の 価 貸 平成 14 年度末 信 証 付 4.9% 平成 15 年度末 構成比 293,544 5.0% 平成 16 年度末 構成比 226,339 3.5% 平成 17 年度末 構成比 220,152 3.3% 構成比 金 341,500 230,375 3.1% ン – – 5,000 0.1 64,000 1.0 36,000 0.5 18,000 0.2 定 – – 1,999 0.0 3,999 0.1 – – – – 権 17,774 0.3 38,574 0.7 42,834 0.7 63,039 1.0 71,570 0.9 託 38,416 0.6 26,758 0.5 27,721 0.4 56,968 0.9 52,521 0.7 券 4,556,189 66.0 4,097,594 69.4 4,721,452 73.1 4,841,780 73.6 5,853,348 77.7 金 757,797 11.0 716,542 12.1 745,334 11.5 771,163 11.7 756,061 10.0 4.0 295,177 5.0 271,303 4.2 225,509 3.4 218,194 2.9 物 275,042 運 用 資 産 計 5,986,720 86.8 5,475,192 92.8 6,102,985 94.5 6,214,613 94.4 7,200,072 95.5 総 資 産 6,897,755 100.0 5,900,738 100.0 6,457,173 100.0 6,580,694 100.0 7,537,443 100.0 土 地 ・ 建 (3)利息及び配当金収入と運用資産利回り (インカム利回り) の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 預 コ 買 買 金 有 ル 現 入 ロ 先 金 銭 ー 勘 銭 の 価 貸 土 利回り 貯 ー 債 信 証 付 地 ・ 建 小 そ 合 の 平成 14 年度 金 1,700 0.64% ン 0 0.14 定 4 権 75 平成 15 年度 利回り 1,127 0.40% 利回り 872 0.40% 20 0.04 0.01 0 0.11 126 2 0.04 0.04 0 0.25 69 平成 16 年度 平成 17 年度 利回り 1,081 0.52% 20 0.06 0.02 0 0.18 275 利回り 3,213 1.58% 12 0.08 0.01 0 0.01 0.35 607 0.65 託 815 1.85 838 1.93 704 2.74 855 1.89 1,230 2.33 券 67,642 2.64 89,623 2.53 89,928 2.55 87,511 2.44 112,400 3.01 金 16,579 2.30 14,789 2.03 13,753 1.82 12,818 1.67 14,380 2.43 物 6,808 2.97 8,583 3.10 7,841 2.68 7,126 2.82 7,194 3.18 計 91,427 2.45 116,824 2.37 114,283 2.33 110,624 2.23 137,478 2.70 他 958 831 743 708 655 計 92,386 117,655 115,027 111,333 138,134 (注)利息及び配当金収入は、損益計算書における「利息及び配当金収入」に、 「金銭の信託運用益」及び「金銭の信託運用損」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた 金額であります。 68 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 Ⅰ 2 - (4)資産運用利回り (実現利回り) 従来の「運用資産利回り (インカム利回り)」のみでは、運用の実 マーケット (特に株式相場)の変動による影響が大きいため、時 態を必ずしも適切に反映できていないと考え、 平成13年度から 価評価差額の影響を排除した「資産運用利回り (実現利回り)」 「資産運用利回り (実現利回り) 」及び「時価総合利回り」を開示 を基本指標として開示し、時価ベースでの運用効率を示すとい しております。損害保険会社の資産構成の現状から考えますと う観点から「時価総合利回り」を参考開示しております。 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 平成 14 年度 1.05% 2,767 264,716 コールローン 0 114 0.14 買 現 先 勘 定 4 11,174 0.04 買入金銭債権 67 30,050 0.22 金 銭 の 信 託 △ 1,360 43,990 △ 3.09 △ 2,475 有 公 貯 価 証 社 平成 16 年度 平成 17 年度 資産運用損益 平均運用額 資産運用損益 平均運用額 資産運用損益 平均運用額 資産運用損益 平均運用額 資産運用損益 平均運用額 年利回り 年利回り 年利回り 年利回り 年利回り (実現ベース) (取得原価ベース) (実現ベース) (取得原価ベース) (実現ベース) (取得原価ベース) (実現ベース)(取得原価ベース) (実現ベース) (取得原価ベース) 金 預 平成 15 年度 2,565,906 3.18 △ 1,915 282,408 △ 0.68% △ 1,563 0.95% 32,851 0.06 0 1,034 0.01 324 79,585 0.41 45,254 2.01 135,297 3,593,569 3.76 0 1,069 0.02 72,225 0.22 25,726 16.99 910 163,158 3,525,147 4.63 403 0.01 60,326 0.11 4,372 2.00 208,730 20 161 0 65 43,350 △ 5.71 1,982 0.04 0.04 70,917 3,545,889 220,715 △ 0.71% 46,303 5,972 2 20 3,707 204,022 1.82% 12 15,968 0.08 0 458 0.01 607 93,396 0.65 △ 106 52,734 △ 0.20 149,764 3,739,437 4.00 券 81,523 債( (1,712,198) (1,725,781) ( 1.78) ( 30,703)(1,710,220)( 1.80) ( 26,590)(1,687,123) ( 1.58) ( 2.20) ( 37,427) ( 2.17) ( 30,433) 26,134)(1,186,429) ( 881,054) ( 996,789) ( 12.09) ( 64,599)( 896,877)( 7.20) ( 64,639)( 912,686) ( 7.08) ( 2.14) (△10,801) ( △1.08) ( 106,523) 16,942)( 792,049) ( 843,140) ( 780,399) ( 557,894) ( 3.96) ( 35,730)( 888,970)( 4.02) ( 42,919)( 1,028,567) ( 4.17) ( 5.81) ( 33,408) ( 6.96) ( 45,371) 外 国 証 券 ( 38,846) 式( 株 そ の 他 の 証 券( ( 88,753) ( 42,919) ( △8.12) ( 4,264)( 97,502)( 4.37) ( 15,614)( 111,059) ( 14.06) ( △2.52) ( △ 7,206) ( △1.35) ( △ 1,080) △ 399)( 29,532) 16,551 720,587 2.30 14,857 728,387 2.04 13,876 756,179 1.84 2.97 8,583 276,629 3.10 7,841 292,969 2.68 7,126 252,583 – △ 3,025 – – 7,121 – – 1,903 – 1,098 – – 1,008 – – △ 616 – – 635 – – 89,800 4,935,569 1.82 196,979 4,912,544 4.01 160,826 4,969,788 3.24 172,323 5,097,585 3.38 14,450 592,910 2.44 土 地 ・ 建 物 6,808 228,995 金融派生商品 △ 765 – 貸 そ 合 付 の 金 他 1,886 – – 計 105,382 3,737,859 2.82 12,753 765,548 1.67 2.82 7,194 226,017 3.18 – △ 2,244 – – (注)1. 資産運用損益(実現ベース) は、損益計算書における 「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から 「資産運用費用」 を控除した金額であります。 2. 平均運用額(取得原価ベース) は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入 金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 69 Ⅰ.事業の概要 - Ⅰ 2 (参考)時価総合利回り (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 平成 14 年度 金 2,767 264,716 0 114 0.14 買 現 先 勘 定 4 11,174 0.04 買入金銭債権 193 30,050 0.65 金 銭 の 信 託 △ 1,360 41,145 △ 3.31 △ 2,475 貯 有 価 社 国 450,996 3,263,345 券 株 外 ( 券 ( 116,550) 証 1.05% 282,408 2 5,972 △ 0.68% △ 1,563 0.04 0 403 0.01 15 60,453 0.03 38,800 △ 6.38 4,372 220,715 △ 0.71% 20 1,982 208,730 0.95% 20 32,851 0.06 0 1,034 0.01 324 79,585 0.41 47,042 1.94 △ 106 46,303 0.04 0 1,069 0.02 83 72,302 0.12 24,801 17.63 910 3,707 204,022 1.82% 12 15,968 0.08 0 458 0.01 607 93,396 0.65 53,967 △ 0.20 13.82 ( 875,119) ( ( 20.26)( 34,198) 575,307) 720,587 2.25 14,668 728,387 2.01 13,789 756,179 1.82 2.97 8,583 276,629 3.10 7,841 292,969 2.68 7,126 252,583 – △ 3,025 – – 7,121 – – 1,903 – 1,098 – – 1,008 – – △ 718 – – 635 – – △ 310,643 5,994,658 △ 5.18 692,978 5,579,389 12.42 197,986 6,133,586 3.23 982,241 6,301,974 15.59 592,910 2.56 土 地 ・ 建 物 6,808 228,995 金融派生商品 △ 765 – 1,886 – – 475,685 4,432,453 10.73 金 の 他 合 計 ( 928,248) ( 0.38) ( 37,186) ( 941,817) ( 3.95)( 49,076)(1,086,667)( 4.52) 3.91)( 3,519) 16,192 15,153 付 そ △ 1,915 ( 88,004) ( 29,066) ( 43,692) ( △ 5.96)( △ 1,475) (△ 1.68) ( 4,026) ( 102,483) ( 3.93)( 23,559)( 115,802)( 20.34) ( 2.89)( △ 2,602) 839) その他の証券( 貸 平成 17 年度 961,059 4,942,593 19.44 659,424 4,192,840 15.73 172,646 4,755,580 3.63 △329,118 4,609,401 △ 7.14 (1,222,070) (1,794,200) (1,786,424) ( 3.29)(△10,936) (△0.61) ( 36,989) ( 4.19)( 58,772) (1,750,852) ( 2.11) ( △ 22,484) (1,734,040)( △ 1.30) 債 ( 51,150) (1,382,387) (1,436,900) 式 ( 282,456) (1,904,164) ( △ 22.03)( 668,317) ( 48.35) ( 94,444) (1,960,427) ( 19.66)(△419,486) ( 4.82)( 910,908)(2,006,081)( 45.41) 証 公 平成 16 年度 資産運用損益等 平均運用額 資産運用損益等 平均運用額 資産運用損益等 平均運用額 資産運用損益等 平均運用額 資産運用損益等 平均運用額 年利回り 年利回り 年利回り 年利回り 年利回り (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) (時価ベース) コールローン 預 平成 15 年度 12,582 765,548 1.64 2.82 7,194 226,017 3.18 – △ 3,450 – – (注)1. 資産運用損益等(時価ベース) は、資産運用損益(実現ベース) にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による) の当期増加額及び繰延ヘッジ損益 の当期増加額を加算した金額であります。 2. 平均運用額(時価ベース) は、平均運用額(取得原価ベース) にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)及び金銭の信託に係る前期 末評価損益を加算した金額であります。 (5)海外投融資の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 外 貨 外 外 国 国 そ 株 貨 79.9% 債 (482,172) (54.6) 式 ( 他 (165,723) (18.8) 177,755 建 20.1 10,963) ( 1.2) ( 外 債 (134,484) (15.2) 他 ( 国 公 の 社 計 平成 15 年度末 構成比 623,473 72.0% (411,820) (47.5) 平成 16 年度末 構成比 649,819 構成比 696,571 68.4% (414,101) (43.6) 平成 17 年度末 64.7% (403,758) (37.5) 構成比 794,555 65.7% (435,172) (36.0) 57,078) ( 6.5) ( 71,447) ( 8.3) ( 84,183) ( 8.9) (149,745) (13.9) (188,838) (15.6) 非 居 住 者 貸 付 そ 合 社 の 円 構成比 704,974 建 公 平成 14 年度末 (140,205) (16.2) 242,959 ( 28.0 11,761) ( 1.4) (186,564) (21.5) (151,533) (15.9) 300,723 ( (143,068) (13.3) 31.6 8,270) ( 0.9) (243,696) (25.6) 380,749 ( 35.3 8,248) ( 0.8) (315,221) (29.2) (170,543) (14.1) 414,487 ( 34.3 13,489) ( 1.1) (323,424) (26.8) 32,307) ( 3.7) ( 44,633) ( 5.1) ( 48,756) ( 5.1) ( 57,279) ( 5.3) ( 77,573) ( 6.4) 882,729 100.0 866,433 100.0 950,543 100.0 1,077,321 100.0 1,209,042 100.0 (海外投融資利回りの推移) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 運 用 資 産 利 回 り ( イン カム 利 回り) 4.74% 4.45% 3.76% 3.46% 3.92% 資 産 運 用 利 回 り ( 実 現 利 回 り ) 7.18 5.57 3.59 3.92 4.36 19.60 3.78 0.22 3.86 4.68 (参考)時価総合利回り (注)1. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。 2.「海外投融資利回り」 は、海外投融資に係る資産について、 「 (3) 利息及び配当金収入と運用資産利回り (インカム利回り) の推移」 、 「 (4) 資産運用利回り (実現利回り) 」 と同様の方法により算出したものであります。 70 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 Ⅰ 2 - (6)公共関係投融資の推移 (単位:百万円) 区 分 国 公 社 債 債 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 8,669 8,469 6,753 4,838 3,248 436 706 – – – 政 府 保 証 債 等 1,480 2,094 2,401 2,433 2,925 方 債 1,900 3,000 3,500 3,500 3,600 小 計 12,485 14,269 12,655 10,771 9,773 公 団 1,792 2,226 2,613 3,042 3,167 公 社 – – – – – 商 工 小 合 平成 14 年度 債 地 貸 付 平成 13 年度 計 1,792 2,226 2,613 3,042 3,167 計 14,278 16,496 15,268 13,813 12,940 (7)主要ローン金利 住宅ローン (固定金利) ― 長期プライムレート連動型) 住宅ローン (変動金利 (1) 住宅ローン (変動金利 ( 2) ― 短期プライムレート連動型) 一般貸付標準金利 (長期プライムレート) 公定歩合 (%)6.0 5.0 4.0 3.0 2.375 2.10 2.00 2.0 1.0 平成 13 年 3月31日 14 年 3月31日 15 年 3月31日 16 年 3月31日 17 年 3月31日 0.10 18 年 3月31日 (8)公共債の窓販実績の推移 (単位:百万円) 種 類 国 債 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 7 – 4 214 100 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 71 Ⅰ.事業の概要 3.ソルベンシー・マージン情報(保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率) (1)ソルベンシー・マージン比率等の状況 (単位:百万円) - Ⅰ 3 項 目 平成 13 年度末 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 総 額 (A) 2,297,119 1,947,470 2,465,990 2,481,391 3,321,269 571,808 588,836 645,111 670,164 703,737 資 本 の 部 合 計 社外流出予定額、繰延資産及び その他有価証券評価差額金を除く ( ) 価 格 変 動 準 備 金 20,429 6,507 12,998 19,878 22,790 異 常 危 険 準 備 金 462,534 482,866 504,183 467,064 510,901 一 般 貸 倒 引 当 金 10,058 10,665 6,112 3,316 4,464 957,274 600,909 1,045,809 1,082,815 1,816,611 87,151 67,040 53,400 50,178 48,957 その他有価証券の評価差額 ( 税 効 果 控 除 前 ) 土 地 の 含 み 損 益 – – – – – 目 1,170 9,233 34,280 69,712 69,711 他 189,032 199,876 232,653 257,686 283,519 額 (B) 429,681 418,500 463,415 483,721 595,521 68,579 70,747 69,841 73,862 77,414 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 控 除 そ リ ス 項 の ク の 合 計 一 般 保 険 リ ス ク 予 定 利 率 リ ス ク 6,017 5,316 5,084 4,966 4,884 資 産 運 用 リ ス ク 266,251 230,705 266,030 284,708 368,793 経 営 管 理 リ ス ク 9,603 9,389 10,282 10,751 13,039 巨 大 災 害 リ ス ク 139,304 162,713 173,166 174,026 200,869 1,064.3% 1,026.0% 1,115.4% ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 比 率 (C) (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) 1,069.2% 930.7% (注)1. 金額及び数値は、それぞれの年度における保険業法施行規則第86条及び第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。 2. リスクの合計額は以下のとおり算出しております。 2+ √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (一般保険リスク) (予定利率リスク+資産運用リスク)2 +経営管理リスク+巨大災害リスク 3. 平成17年度から保険業法施行規則等の改定によりソルベンシー・マージン比率の算出方法が変更されております。このため、平成17年度と平成16年度以前 の数値はそれぞれ異なる基準によって算出されております。 72 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (2)ソルベンシー・マージン基準の概要 1. 損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立 型保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立ててお ● 損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力: ソルベンシー・マージン総額(A) 「損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力」 (ソルベ 産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生し ンシー・マージン総額) とは、損害保険会社の資本、諸準備金(価格 た場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。 2. こうした「通常の予測を超える危険」を示す「リスクの合計 額」 (左表の(B) ) に対する「損害保険会社が保有している資 本・準備金等の支払余力」 (すなわちソルベンシー・マージン 総額:左表の(A) )の割合を示す指標として、保険業法等に 基づき計算されたのが、 「ソルベンシー・マージン比率」 (左表 の(C) )であります。 Ⅰ 3 - りますが、巨大災害の発生や、損害保険会社が保有する資 変動準備金・異常危険準備金等) 、土地の含み益の一部等の総額で あります。 ● 通常の予測を超える危険:リスクの合計額(B) 「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額であ ります。 ① 保険引受上の危険(一般保険リスク) : 保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得 る危険(巨大災害に係る危険を除く) 。 ② 予定利率上の危険(予定利率リスク) : 積立型保険について、実際の運用利回りが保険料算出時に予定 ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督 する際に活用する客観的な判断指標のひとつでありますが、 その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充 実の状況が適当である」 とされております。 した利回りを下回ることにより発生し得る危険。 ③ 資産運用上の危険(資産運用リスク) : 保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動 することにより発生し得る危険等。 ④ 経営管理上の危険(経営管理リスク) : 業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①∼ ③及び⑤以外のもの。 ⑤ 巨大災害に係る危険(巨大災害リスク) : 通常の予測を超える巨大災害(関東大震災や伊勢湾台風相当) により発生し得る危険。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 73 Ⅱ.経理の状況 1.財務諸表 当社は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第2条の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書及び利益処分案な どについて、あずさ監査法人の監査を受けております。また、証券取引法第193条の2の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書及 び利益処分計算書などについて、あずさ監査法人の監査証明を受けております。 (1)貸借対照表 (単位:百万円) 平成 16 年度 科 目 - Ⅱ 1 資 産 の 部 現 金 及 び 預 貯 金 現 金 預 貯 金 コ ー ル ロ ー ン 買 入 金 銭 債 権 金 銭 有 信 ( ( 託 証 ( ( ( ( ( ( 付 金 保 険 約 款 貸 付 一 般 貸 付 ( ( 不 動 産 及 び 動 土 建 動 建 設 仮 勘 産 地 物 産 定 ( ( ( ( そ 産 料 貸 貸 貸 貸 貸 貸 金 益 金 金 金 品 失 産 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( の 未 代 外 共 再 外 代 未 未 預 地 仮 金 繰 そ 支 貸 資 他 資 収 保 険 理 店 国 代 理 店 同 保 険 保 険 国 再 保 険 理 業 務 収 収 収 託 震 保 険 預 託 払 融 派 生 商 延 ヘ ッ ジ 損 の 他 の 資 払 承 倒 産 諾 引 の 見 当 部 合 返 金 計 220,994 842 ) 220,152 ) 36,000 63,039 56,968 4,841,780 179,593 ) 262,284 ) 1,268,077 ) 2,008,763 ) 1,021,716 ) 101,344 ) 771,163 17,930 ) 753,232 ) 245,800 88,844 ) 136,665 ) 19,965 ) 324 ) 340,746 2,035 ) 60,710 ) 2,045 ) 10,594 ) 61,299 ) 25,363 ) 800 ) 33,417 ) 17,291 ) 25,102 ) 57,273 ) 34,410 ) 5,082 ) 4,623 ) 695 ) 22,360 △ 18,157 6,580,694 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 231,279 904 ) 230,375 ) 18,000 71,570 52,521 5,853,348 236,958 ) 173,691 ) 1,333,469 ) 2,851,382 ) 1,133,843 ) 124,003 ) 756,061 16,884 ) 739,177 ) 240,901 87,499 ) 130,694 ) 18,140 ) 4,566 ) 311,844 2,296 ) 59,907 ) 1,308 ) 7,674 ) 53,298 ) 19,330 ) 993 ) 14,700 ) 17,560 ) 24,034 ) 60,996 ) 32,919 ) 6,229 ) 8,222 ) 2,370 ) 12,114 △ 10,199 7,537,443 平成 16 年度 科 目 負 券 債 方 債 債 式 国 証 券 の 他 の 証 券 国 地 社 株 外 そ 貸 の 価 平成 17 年度 (平成 17 年 3 月 31 日現在) (平成 18 年 3 月 31 日現在) 債 の 部 保 険 契 約 準 備 金 支 払 備 金 責 任 準 備 金 社 そ 債 の 他 負 債 共 同 保 険 借 再 保 険 借 外 国 再 保 険 借 代 理 業 務 借 債券貸借取引受入担保金 未 払 法 人 税 等 預 り 金 前 受 収 益 未 払 金 仮 受 金 金 融 派 生 商 品 繰 延 ヘ ッ ジ 利 益 そ の 他 の 負 債 与 引 当 金 価 格 変 動 準 備 金 繰 延 税 支 負 払 債 本 資 資 金 負 承 の 資 部 債 諾 合 の 計 本 金 剰 余 金 資 本 準 備 金 その他資本剰余金 (自 己 株 式 処 分 差益) 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 (特 別 積 立 金) (配 当 準 備 積 立 金) (役 員 退 職 手 当 基 金) (保 険 契 約 特 別 積 立 金) ( 海 外 投 資 等 損 失 準 備 金) (特 別 償 却 準 備 金) (圧 縮 記 帳 積 立 金) 当 期 未 処 分 利 益 (当 期 純 利 益) ( ( (( 利 資 己 本 の 株 部 4,519,685 494,355 ) 4,025,330 ) 100,000 182,835 8,775 ) 54,712 ) 18,888 ) 346 ) 23,529 ) 4,756 ) 15,564 ) 270 ) 23,595 ) 21,313 ) 7,999 ) 2,006 ) 1,077 ) 84,245 11,253 140 19,878 187,653 22,360 5,128,052 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 4,604,030 541,597 ) 4,062,432 ) 100,000 223,251 9,142 ) 52,737 ) 18,297 ) 148 ) 49,705 ) 22,619 ) 15,807 ) 233 ) 16,782 ) 23,979 ) 12,296 ) 60 ) 1,441 ) 79,161 11,256 – 22,790 478,415 12,114 5,531,019 部 本 自 式 合 計 負債及び資本の部合計 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 日本国際博覧会出展引当金 株 式 等 評 価 差 額 金 74 ( ( 退 職 給 付 引 当 金 賞 平成 17 年度 (平成 17 年 3 月 31 日現在) (平成 18 年 3 月 31 日現在) ( ( (( (( (( (( (( (( (( ( (( 139,595 93,118 93,107 ) 10 ) 10 )) 515,623 43,040 ) 368,637 ) 121,400 )) 72,200 )) 1,400 )) 171,900 )) 5 )) 719 )) 1,011 )) 103,944 ) 60,765 )) 768,816 △64,511 1,452,642 6,580,694 ( ( (( ( ( (( (( (( (( (( (( (( ( (( 139,595 93,127 93,107 ) 19 ) 19 )) 561,125 46,487 ) 377,217 ) 126,400 )) 73,200 )) – )) 175,900 )) 0 )) 488 )) 1,229 )) 137,420 ) 64,842 )) 1,289,897 △77,321 2,006,423 7,537,443 平成 17 年度貸借対照表の注記 11. (1) 貸付金のうち、破綻先債権額は510百万円、延滞債権額は3,841百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして 未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利 息不計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生 じている貸付金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の 経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸 付金であります。 (2) 貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は724百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであ ります。 (3) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は4,385百万円であります。 なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、 金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有 利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞 債権に該当しないものであります。 (4) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の 合計額は9,461百万円であります。 12.不動産及び動産の減価償却累計額は265,219百万円、圧縮記帳額は19,703百万円で あります。 13.保険業法施行規則第17条の3第1項第3号に規定する純資産の額は1,293,039百万 円であります。 14.子会社に対する金銭債権総額は8,797百万円、金銭債務総額は11,184百万円であります。 15.子会社株式(持分を含む)の額は260,242百万円であります。 16.担保に供している資産は有価証券21,877百万円であります。これは、海外営業のため の供託資産等として差し入れているものであります。 17.消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、国債、社債、株式及び外国証券 に合計164,050百万円含まれております。 18.支払備金及び責任準備金の内訳 (1)支払備金の内訳は次のとおりであります。 Ⅱ 1 - 1.有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。 (1) 満期保有目的の債券の評価は、償却原価法により行っております。 (2) 子法人等株式及び関連法人等株式の評価は、 移動平均法に基づく原価法により 行っております。 (3) その他有価証券のうち時価のあるものの評価は、 期末日の市場価格等に基づく 時価法により行っております。 なお、評価差額は全部資本直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動 平均法に基づいております。 (4) その他有価証券のうち時価のないものの評価は、移動平均法に基づく原価法 又は償却原価法により行っております。 2.有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用 されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 3.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。ただし、 為替予約等の 振当処理の適用要件を満たすものについて振当処理を、金利スワップの特例処理 の適用要件を満たすものについて特例処理を適用しております。 4.不動産及び動産の減価償却は定率法により行っております。ただし、平成10年4月1日 以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については、定額法により行っております。 5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算は、外貨建取引等会計処理基準に準拠 して行っております。 6. (1) 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に基づき、次のとおり計 上しております。 破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻 の事実が発生している債務者に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている 債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に よる回収が可能と認められる額等を控除し、その残額を引き当てております。 今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権について は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる 額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認め られる額を引き当てております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した 貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。 また、全ての債権は資産の自己査定基準に基づき、各資産を所管する部署が資 産査定を実施し、当該部署から独立した業務監査部が査定結果を監査しており、 その査定結果に基づいて上記の引き当てを行っております。 (2) 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付 債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。 過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数に よる定額法により費用処理しております。 数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年 数による定額法により翌期から費用処理することとしております。 上記のほか、役員及び執行役員の退職慰労金(年金を含む)の支出に備えるため、 当該退職慰労金の制度を廃止した前期末までの在任期間中の職務遂行に係る 対価相当額3,498百万円を退職給付引当金に含めて計上しております。 また、確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月1日に適格退職年金制度の一 部を確定拠出年金制度に移行し、 「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」 (企業会計基準適用指針第1号) を適用しております。 本移行に伴う影響額は、特別利益として3,400百万円計上しております。 なお、適格退職年金制度においては従業員の平均残存勤務期間の短縮に伴い、 当期より数理計算上の差異の費用処理年数を10年から4年に変更しております。 この結果、従来の費用処理年数によった場合に比べ、経常利益及び税引前当期 純利益は983百万円減少しております。 (3) 賞与引当金は、従業員及び執行役員の賞与に充てるため、期末における支給見 込額を基準に計上しております。 7.価格変動準備金は、株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条 の規定に基づき計上しております。 8.為替変動に伴う外貨建債券のキャッシュ・フロー変動リスクをヘッジする目的で実施す る、通貨スワップ取引については繰延ヘッジを適用し、為替予約取引の一部については 時価ヘッジを適用しております。また、金利変動に伴う貸付金及び債券のキャッシュ・フ ロー変動リスクをヘッジする目的で実施する金利スワップ取引については、繰延ヘッジ 又は金利スワップの特例処理を適用しております。 なお、ヘッジの有効性については、ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間にお いて、ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段の相場変動 又はキャッシュ・フロー変動の累計とを四半期毎に比較し、両者の変動額等を基礎にし て判断しております。ただし、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に高い相関関係があること が明らかなもの及び金利スワップの特例処理の適用要件を満たすものについては、ヘッ ジ有効性の判定は省略しております。また、ALM(資産負債総合管理) における金利変 動リスクを適切にコントロールする目的で実施している金利スワップ取引については、業 種別監査委員会報告第26号「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上 及び監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会 平成14年9月3日) に基づく繰延ヘッジ 処理及びヘッジ有効性の評価を行っております。 ヘッジ有効性の評価はヘッジ対象とヘッジ手段双方の理論価格の算定に影響を与える 金利の状況を検証することにより行っております。 9.消費税等の会計処理は税抜方式によっております。ただし、損害調査費、営業費及び一 般管理費等の費用は税込方式によっております。 なお、資産に係る控除対象外消費税等は仮払金に計上し、5年間で均等償却を行って おります。 10.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引に ついては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 支払備金(出再支払備金控除前、(ロ)に掲げる保険を除く) 550,718百万円 同上に係る出再支払備金 58,336百万円 差引(イ) 492,382百万円 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る支払備金(ロ) 49,215百万円 計(イ+ロ) 541,597百万円 (2)責任準備金の内訳は次のとおりであります。 普通責任準備金(出再責任準備金控除前) 1,006,453百万円 同上に係る出再責任準備金 43,895百万円 差引(イ) 払戻積立金(出再責任準備金控除前) 同上に係る出再責任準備金 差引(ロ) その他の責任準備金(ハ) 計(イ+ロ+ハ) 19.退職給付に関する事項は次のとおりであります。 (1)退職給付債務及びその内訳 962,558百万円 2,271,040百万円 29百万円 2,271,011百万円 828,862百万円 4,062,432百万円 退職給付債務 △243,887百万円 年金資産 162,774百万円 未積立退職給付債務 △81,112百万円 未認識数理計算上の差異 7,127百万円 貸借対照表計上額の純額 △73,985百万円 前払年金費用 1,677百万円 退職給付引当金 △75,662百万円 (2)退職給付債務等の計算基礎 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 割引率 2.00% 期待運用収益率 3.00% 過去勤務債務の処理年数 4年 数理計算上の差異の処理年数 基金型確定給付企業年金制度及び退職一時金制度 10年 適格退職年金制度 4年 20.繰延税金資産の総額は271,503百万円、繰延税金負債の総額は732,426百万円であり ます。また、繰延税金資産から評価性引当額として控除した額は17,491百万円であ ります。 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳は、責任準備金147,785百万円、退職給付 引当金27,971百万円、有価証券27,739百万円、支払備金16,923百万円、土地等14,313 百万円及びソフトウェア13,569百万円であります。 繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、その他有価証券に係る評価差額金 728,721百万円であります。 21.リミテッド・パートナーシップが行う取引の履行に関して保証を行っております。 なお、当該取引の期末時点での現在価値の合計額は73,741百万円であり、実質保証 額がないため、支払承諾見返及び支払承諾には計上しておりません。 22.子会社の保険引受に関して41,032百万円の保証を行っております。 23.貸出コミットメント契約に係る融資未実行残高は1,099百万円であります。 24.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 75 Ⅱ.経理の状況 (2)損益計算書 (単位:百万円) 科 目 経 - Ⅱ 1 経 常 経 損 益 の 部 特 別 損 益 の 部 ( )( 平成 17 年度 平成 17 年 4 月 1日から 平成 18 年 3 月31日まで 常 収 益 保 険 引 受 収 益 正 味 収 入 保 険 料 収 入 積 立 保 険 料 積立保険料等運用益 責 任 準 備 金 戻 入 額 為 替 差 益 その他保険引受収益 資 産 運 用 収 益 利息及び配当金収入 金 銭 の 信 託 運 用 益 有 価 証 券 売 却 益 有 価 証 券 償 還 益 金 融 派 生 商 品 収 益 為 替 差 益 そ の 他 運 用 収 益 積立保険料等運用益振替 そ の 他 経 常 収 益 1,821,960 1,700,211 ( 1,314,332 ) ( 272,692 ) ( 58,549 ) ( 54,350 ) ( 225 ) ( 60 ) 116,883 ( 110,477 ) ( 1,209 ) ( 58,504 ) ( 2,975 ) ( 1,903 ) ( –) ( 361 ) ( △ 58,549 ) 4,865 1,785,948 1,641,642 ( 1,332,837 ) ( 249,760 ) ( 57,758 ) ( –) ( 1,185 ) ( 100 ) 134,319 ( 136,903 ) ( 539 ) ( 48,143 ) ( 5,233 ) ( –) ( 939 ) ( 320 ) ( △ 57,758 ) 9,986 常 費 用 保 険 引 受 費 用 正 味 支 払 保 険 金 損 害 調 査 費 諸手数料及び集金費 満 期 返 戻 金 契 約 者 配 当 金 支 払 備 金 繰 入 額 責 任 準 備 金 繰 入 額 その他保険引受費用 資 産 運 用 費 用 金 銭 の 信 託 運 用 損 有 価 証 券 売 却 損 有 価 証 券 評 価 損 有 価 証 券 償 還 損 金 融 派 生 商 品 費 用 為 替 差 損 そ の 他 運 用 費 用 営業費及び一般管理費 そ の 他 経 常 費 用 支 払 利 息 貸 倒 損 失 そ の 他 の 経 常 費 用 1,742,574 1,517,038 ( 783,710 ) ( 55,123 ) ( 215,151 ) ( 400,319 ) ( 184 ) ( 62,188 ) ( –) ( 360 ) 14,607 ( 299 ) ( 7,145 ) ( 4,472 ) ( 248 ) ( –) ( 335 ) ( 2,106 ) 208,472 2,456 ( 288 ) ( 57 ) ( 2,110 ) 1,670,459 1,442,464 ( 740,036 ) ( 58,377 ) ( 218,792 ) ( 363,976 ) ( 113 ) ( 47,242 ) ( 13,610 ) ( 316 ) 19,755 ( 646 ) ( 3,104 ) ( 10,182 ) ( 101 ) ( 2,244 ) ( –) ( 3,474 ) 206,579 1,659 ( 718 ) ( 40 ) ( 899 ) 利 79,386 経 常 特 別 利 益 不 動 産 動 産 処 分 益 そ の 他 特 別 利 益 別 損 失 不 動 産 動 産 処 分 損 減 損 損 失 価格変動準備金繰入額 そ の 他 特 別 損 失 特 平成 16 年度 平成 16 年 4 月 1日から 平成 17 年 3 月31日まで 益 ( ( ( ( ( ( 49,520 4,321 ) 45,199 ) 30,229 2,328 ) 16,460 ) 6,880 ) 4,559 ) 115,489 ( ( ( ( ( ( 8,509 2,204 ) 6,305 ) 31,203 3,891 ) 909 ) 2,911 ) 23,491 ) 益 税 額 益 98,677 11,332 26,579 60,765 92,794 31,572 △ 3,620 64,842 前 期 繰 越 利 益 中 間 配 当 額 中間配当に伴う利益準備金積立額 当 期 未 処 分 利 益 43,179 – – 103,944 78,908 5,683 646 137,420 税 引 前 当 期 純 利 法 人 税 及 び 住 民 法 人 税 等 調 整 当 期 純 利 平成 17 年度損益計算書の注記 1. 子会社との取引による収益総額は27,273百万円、費用総額は50,662百万円であります。 2.(1)正味収入保険料の内訳は次のとおりであります。 収入保険料 支払再保険料 差 引 1,591,337百万円 258,499百万円 1,332,837百万円 (2)正味支払保険金の内訳は次のとおりであります。 支払保険金 回収再保険金 差 引 76 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 924,528百万円 184,492百万円 740,036百万円 (3)諸手数料及び集金費の内訳は次のとおりであります。 ) 支払諸手数料及び集金費 出再保険手数料 237,784百万円 18,992百万円 差 引 218,792百万円 (4)支払備金繰入額 (△は支払備金戻入額) の内訳は次のとおりであります。 支払備金繰入額(出再支払備金控除前、 (ロ)に掲げる保険を除く)35,447百万円 同上に係る出再支払備金繰入額 △ 11,205百万円 差 引(イ) 46,652百万円 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る支払備金繰入額(ロ) 589百万円 計(イ+ロ) 47,242百万円 (5)責任準備金繰入額 (△は責任準備金戻入額) の内訳は次のとおりであります。 普通責任準備金繰入額(出再責任準備金控除前)40,338百万円 同上に係る出再責任準備金繰入額 2,006百万円 差 引(イ) 38,332百万円 払戻積立金繰入額(出再責任準備金控除前)△70,381百万円 同上に係る出再責任準備金繰入額 △62百万円 差 引(ロ) その他の責任準備金繰入額(ハ) △70,319百万円 45,598百万円 計(イ+ロ+ハ) 13,610百万円 (6)利息及び配当金収入の内訳は次のとおりであります。 預貯金利息 コールローン利息 買現先勘定利息 買入金銭債権利息 有価証券利息・配当金 貸付金利息 不動産賃貸料 その他利息 3,213百万円 12百万円 0百万円 607百万円 112,400百万円 12,818百万円 7,194百万円 655百万円 計 136,903百万円 3. 金銭の信託運用益及び金銭の信託運用損中の評価損益の合計額は1,236百万円の損 であります。また、金融派生商品費用中の評価損益は3,871百万円の益であります。 4. 1株当たりの当期純利益は45円49銭であります。 算定上の基礎である当期純利益及び普通株式に係る当期純利益は64,842百万円、 普通株式の期中平均株式数は1,425,418千株であります。なお、当期純利益から控除 すべき普通株主に帰属しない金額はありません。 5. その他特別利益は、確定拠出年金制度への移行に伴う特別利益3,400百万円及び貸 倒引当金戻入額2,904百万円であります。 6. その他特別損失は、大規模自然災害責任準備金制度の導入初年度にあたり火災保 険の異常危険準備金について特段の積立を実施した額23,491百万円であります。 7. 損害調査費並びに営業費及び一般管理費として計上した退職給付費用の内訳は次の とおりであります。 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 退職給付費用 確定拠出年金への掛金支払額 9,582百万円 4,869百万円 △ 4,234百万円 4,876百万円 △ 2,963百万円 12,130百万円 1,338百万円 計 13,468百万円 8. 当期における法定実効税率は36.1%、税効果会計適用後の法人税等の負担率は 30.1%であり、この差異の主要な内訳は、受取配当等の益金不算入額6.0%及び交 際費等の損金不算入額1.0%であります。 9. 当期において、以下の資産について減損損失を計上しております。 用途 種類 資産 減損損失(百万円) 内 訳 賃貸不動産 土地及び建物 和歌山県内に保有する 賃貸用ビル 392 土地 建物 150 241 遊休不動産及び 売却予定不動産 土地及び建物 石川県内に保有する 賃貸用ビルなど5物件 517 土地 建物 204 312 保険事業等の用に供している不動産等について保険事業等全体で1つの資産 グループとし、賃貸不動産、遊休不動産及び売却予定不動産については個別の 物件毎にグルーピングしております。 不動産価格が下落したこと及び売却予定となったこと等により、上記の資産 の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(909百万円) として特別損失に計上しております。 なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い価 額としております。正味売却価額は不動産鑑定士による鑑定評価額を基に算出 し、使用価値は将来キャッシュ・フローを6.5%で割り引いて算定しております。 10. 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 (3)貸借対照表主要項目の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 科 目 資 産 の 平成 14 年度末 構成比 増減率 % 部 平成 15 年度末 構成比 増減率 % % % 平成 16 年度末 構成比 増減率 % 平成 17 年度末 構成比 増減率 % % 構成比 増減率 % 現金及び預貯金 342,694 5.0 153.3 294,698 5.0 14.0 227,304 3.5 △22.9 220,994 3.4 △2.8 231,279 コ ー ル ロ ー ン – – △100.0 5,000 0.1 – 64,000 1.0 1,180.0 36,000 0.5 △43.8 18,000 0.0 % 3.1 4.7 0.2 △50.0 – – 1,999 – 3,999 0.1 100.0 – – – – 買 入 金 銭 債 権 17,774 0.3 △ 77.6 38,574 0.7 117.0 42,834 0.7 11.0 63,039 1.0 47.2 71,570 0.9 13.5 金 銭 の 信 託 38,416 0.6 △ 2.6 26,758 0.5 △30.3 27,721 0.4 3.6 56,968 0.9 105.5 52,521 0.7 △7.8 69.4 △10.1 4,721,452 73.1 価 証 券 4,556,189 66.0 98.6 4,097,594 – △100.0 15.2 4,841,780 73.6 2.5 5,853,348 11.7 77.7 20.9 金 757,797 11.0 75.0 716,542 12.1 △ 5.4 745,334 11.5 4.0 771,163 3.5 756,061 10.0 △2.0 不動産及び動産 306,376 4.4 59.0 321,206 5.4 4.8 293,808 4.6 △8.5 245,800 3.7 △16.3 240,901 3.2 △2.0 そ の 他 資 産 334,717 4.8 73.2 337,325 5.7 0.8 329,771 5.1 △2.2 340,746 5.2 3.3 311,844 4.1 △8.5 – – – 0.3 △ 7.8 12,114 貸 付 繰 延 税 金 資 産 – – – 34,885 0.6 – – – △100.0 – 支 払 承 諾 見 返 569,505 8.3 59.4 45,771 0.8 △ 92.0 24,264 0.4 △ 47.0 22,360 貸 倒 引 当 金 △ 25,707 △ 0.4 – △ 19,606 △ 0.3 – △ 23,317 △ 0.4 – △ 18,157 △ 0.3 – △ 10,199 △ 0.1 – 投資損失引当金 △ 8 △ 0.0 – △ 12 △ 0.0 – – – – – – – – 合 計 6,897,755 100.0 1.9 7,537,443 100.0 14.5 – 85.7 5,900,738 100.0 △ 14.5 6,457,173 100.0 – 9.4 6,580,694 100.0 – Ⅱ 1 - 買 現 先 勘 定 有 – % – 0.2 △ 45.8 (単位:百万円) 平成 13 年度末 科 目 構成比 増減率 % 負債及び資本の部 保険契約準備金 社 平成 14 年度末 債 4,512,929 構成比 増減率 % % 65.4 103.3 4,448,076 – – – 平成 15 年度末 – 75.4 – 構成比 増減率 % % △1.4 4,511,848 69.9 – – – – 構成比 増減率 % % 1.4 4,519,685 – 100,000 68.7 構成比 増減率 % 0.2 4,604,030 1.5 – – 100,000 % % 61.1 1.9 1.3 – 債 85,098 1.2 61.8 22,250 – – – – 150,437 2.2 59.2 186,800 3.1 24.2 213,261 3.3 14.2 182,835 2.8 △14.3 223,251 3.0 22.1 退職給付引当金 163,190 2.4 95.1 152,095 2.6 △6.8 135,943 2.1 △ 10.6 84,245 1.3 △ 38.0 79,161 1.1 △ 6.0 賞 与 引 当 金 10,685 0.2 199.8 11,507 0.2 7.7 11,271 0.2 △ 2.1 11,253 0.2 △ 0.2 11,256 0.1 0.0 債権売却損失引当金 1,619 0.0 △38.9 – – △100.0 – – – – – – – – – 不動産投資損失引当金 1,220 0.0 △47.2 1,220 0.0 – 1,220 0.0 – – – △100.0 – – – 日本国際博覧会出展引当金 – – – – – 70 0.0 – 140 0.0 100.0 – – △100.0 0.3 113.4 6,507 0.1 △68.1 12,998 0.2 99.7 19,878 0.3 52.9 22,790 1.7 △ 0.2 – – △100.0 146,220 2.2 – 187,653 2.8 28.3 478,415 59.4 45,771 0.8 △92.0 24,264 0.4 △ 47.0 22,360 0.3 △ 7.8 12,114 3.8 5,128,052 77.9 換 社 価格変動準備金 20,429 繰 延 税 金 負 債 120,132 – 諾 569,505 8.3 負 債 の 部 合 計 5,635,248 81.7 支 払 承 91.3 4,874,229 – △100.0 平成 17 年度末 そ の 他 負 債 転 0.4 △73.9 平成 16 年度末 82.6 △13.5 5,057,098 78.3 – 1.4 5,531,019 0.3 14.6 6.3 154.9 0.2 △ 45.8 73.4 7.9 金 128,476 1.9 87.7 128,476 – 139,595 2.2 8.7 139,595 2.1 – 139,595 1.9 – 法 定 準 備 金 118,032 1.7 91.5 – – △100.0 – – – – – – – – – 剰 – – △100.0 – – – – – – – – – 資 本 2.2 金 347,936 5.0 81.3 資 本 剰 余 金 – – – 81,991 1.4 – 93,110 1.5 13.6 93,118 1.4 0.0 93,127 1.2 0.0 利 益 剰 余 金 – – – 405,306 6.9 – 467,295 7.2 15.3 515,623 7.8 10.3 561,125 7.4 8.8 余 (125.4) (60,765)(0.9)(△16.7) (64,842)(0.9) (6.7) (当 期 純 利 益) (16,445)(0.2)(26.1) (32,362)(0.5)(96.8) (72,955) (1.1) 評 価 差 額 金 株式等評価差額金 自 己 株 式 679,664 9.9 52.5 – – – 426,705 7.2 – △ 11,603 △ 0.2 – △ 15,971 △ 0.3 – 17.4 △18.7 1,400,074 21.7 資 本 の 部 合 計 1,262,507 合 計 6,897,755 100.0 18.3 – 64.5 1,026,508 – △100.0 – – – 742,524 11.5 74.0 △42,451 △ 0.7 – 85.7 5,900,738 100.0 △14.5 6,457,173 100.0 – – 768,816 11.7 △ 64,511 △ 0.9 36.4 1,452,642 22.1 9.4 6,580,694 100.0 – – – – 3.5 1,289,897 17.1 67.8 △ 77,321 △ 1.0 – – 3.8 2,006,423 26.6 38.1 1.9 7,537,443 100.0 14.5 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 77 Ⅱ.経理の状況 (4)損益計算書主要項目の推移 (単位:百万円) 科 目 経 常 収 - 常 損 1,700,211 1,641,642 (1,314,332 ) (1,332,837 ) うち 収 入 積 立 保 険 料 ( 210,145 ) ( 306,757 ) ( 300,819 ) ( 272,692 ) ( 249,760 ) うち 積 立 保 険 料 等 運 用 益 ( 52,638 ) ( 65,442 ) ( 59,812 ) ( 58,549 ) ( 57,758 ) 産 受 運 収 用 収 益 1,284,936 75,211 益 100,493 176,551 116,883 134,319 うち 利 息 及 び 配 当 金 収 入 ( 91,571 ) ( 116,816 ) ( 114,322 ) ( 110,477 ) ( 136,903 ) うち 有 価 証 券 売 却 益 ( 30,775 ) ( 44,879 ) ( 108,720 ) ( 58,504 ) ( 48,143 ) うち 積立保険料等運用益振替 ( △ 52,638 ) の 他 経 費 保 険 常 収 引 受 費 用 ( △ 59,812 ) ( △ 58,549 ) ( △ 57,758 ) 3,139 3,691 5,418 4,865 9,986 1,313,434 1,743,544 1,665,725 1,742,574 1,670,459 益 用 ( △ 65,442 ) 1,110,235 1,443,941 1,402,240 1,517,038 1,442,464 うち 正 味 支 払 保 険 金 ( 481,624 ) ( 620,679 ) ( 653,503 ) ( 783,710 ) ( 740,036 ) うち 損 費 ( 44,007 ) ( 57,286 ) ( 55,630 ) ( 55,123 ) ( 58,377 ) うち 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 ( 156,230 ) ( 212,260 ) ( 213,947 ) ( 215,151 ) ( 218,792 ) うち 満 ( 403,098 ) ( 538,218 ) ( 461,718 ) ( 400,319 ) ( 363,976 ) 2,278 ) ( 14,943 ) ( 15,910 ) ( 50,265 ) ( 産 害 調 期 査 返 運 戻 用 費 金 22,467 用 うち 有 価 証 券 売 却 損 ( うち 有 価 証 券 評 価 損 ( 178,496 76,135 220,524 39,385 14,607 34,147 ) ( 1,511 ) ( 215,842 19,755 7,145 ) ( 4,472 ) ( 208,472 3,104 ) 10,182 ) 206,579 2,233 2,943 8,257 2,456 1,659 経 常 利 益 49,853 47,679 166,584 79,386 115,489 特 別 利 益 2,212 22,056 3,646 49,520 8,509 特 別 損 失 28,929 15,801 61,068 30,229 31,203 期 益 23,137 53,934 109,162 98,677 92,794 そ の 他 税 引 前 当 法 人 税 及 人 税 経 常 純 び 等 費 利 住 民 調 整 用 税 5,361 33,681 33,521 11,332 31,572 額 1,329 △ 12,109 2,685 26,579 △ 3,620 益 16,445 32,362 72,955 60,765 64,842 益 7,016 21,827 31,263 43,179 78,908 合 併 に よ る 未 処 分 利 益 受 入 額 17,134 – – – – – – – – 5,683 当 前 期 期 中 純 繰 間 越 利 利 配 当 額 中間配当に伴う利益準備金積立額 当 78 1,785,948 1,650,339 引 営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 法 1,821,960 (1,289,665 ) 資 特 別 損 益 の 部 1,832,309 1,687,038 常 部 平成 17 年度 (1,235,313 ) そ の 1,791,223 平成 16 年度 889,361 ) 経 益 1,363,288 平成 15 年度 ( 険 資 経 平成 14 年度 うち 正 味 収 入 保 険 料 保 Ⅱ 1 益 平成 13 年度 期 未 処 分 利 益 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 – – – – 646 40,597 54,190 104,219 103,944 137,420 (5)利益処分状況の推移 (単位:百万円) 科 目 当 任 期 未 意 積 処 立 分 金 利 取 崩 益 益 利 処 期 40,597 54,190 104,219 103,944 137,420 164 240 240 1,653 251 40,761 54,430 104,460 105,597 137,671 額 18,933 2,300) ( 金 (10,949) 賞 与 金 ( 84) 積 立 金 ( 5,600) 利 益 員 意 繰 平成 17 年度 越 23,166 ( 2,200) (10,886) ( 80) 61,281 ( 2,500) (12,366) ( 71) 26,689 ( 57,729 2,800) (13,597) ( 59) ( –) (12,785) ( –) (10,000) (46,343) (10,233) (44,943) 21,827 31,263 43,179 78,908 79,942 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 Ⅱ 1 - 任 平成 16 年度 金 準 当 役 平成 15 年度 備 益 配 次 分 平成 14 年度 額 計 利 平成 13 年度 (6)1 株当たり配当等の推移 項 目 1 株 当 た り 配 当 額 7 円 50 銭 7 円 50 銭 8 円 50 銭 9 円 50 銭 13 円 00 銭 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 14 円 74 銭 22 円 15 銭 50 円 59 銭 42 円 08 銭 45 円 49 銭 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益 13 円 93 銭 21 円 07 銭 49 円 50 銭 – – 向 66.6% 33.9% 16.8% 22.6% 28.6% 1 株 当 た り 純 資 産 額 864 円 74 銭 707 円 10 銭 962 円 25 銭 1,014 円 89 銭 1,412 円 35 銭 1 人 当 たり総 資 産 額 489,133 千円 420,220 千円 463,544 千円 486,234 千円 560,071 千円 配 従業員 当 性 (注)1. 平成14年度から、1株当たり当期純利益、潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額の算定にあたっては、 「1株当たり当期純利益に関する会計 基準」 (企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第4号) を適用しております。 2. 平成16年度から、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 79 Ⅱ.経理の状況 2.資産・負債の明細 (1)現金及び預貯金の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 現 1,193 金 預 貯 ( ( ( 2,431 ) ( 169,811 ) ( 2,054 ) ( 118,881 ) 金 ( 金 ( 60,777 ) ( 74,391 ) ( 金 金 ( 33,145 ) ( 36 ) 座 預 金 普 通 預 金 通 知 預 定 期 預 渡 性 預 段 合 預 342,694 計 904 220,152 1,754 ) ( ( 1,879 ) ( 59,873 ) 51,561 ) ( 73,680 ) ( ( 46,088 ) ( 41 ) 294,698 平成 17 年度末 842 226,339 1,237 ) 当 平成 16 年度末 964 293,544 907 ) ( 別 平成 15 年度末 1,153 341,500 金 郵 便 振 替・郵 便 貯 金 譲 平成 14 年度末 230,375 1,778 ) ( ( 4,290 ) ( 5,012 ) ( 82,348 ) ( 64,495 ) 44,560 ) ( 36,295 ) ( 41,560 ) 62,881 ) ( 74,593 ) ( 87,364 ) ( 34,876 ) ( 20,829 ) ( 29,325 ) ( 20,514 ) ( 17 ) ( 27 ) 227,304 220,994 2,590 ) 231,279 - Ⅱ 2 (2)商品有価証券・同平均残高・同売買高 当社では、商品有価証券勘定で処理すべき有価証券の保有及び売買実績はありません。 (3)有価証券の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 構成比 国 債 地 方 社 株 外 そ 国 の 合 証 他 の 平成 14 年度末 証 116,206 2.6% 平成 15 年度末 構成比 106,936 2.6% 平成 16 年度末 構成比 177,434 3.8% 平成 17 年度末 構成比 179,593 3.7% 構成比 236,958 4.0% 債 530,675 11.6 461,118 11.3 378,877 8.0 262,284 5.4 173,691 3.0 債 1,116,516 24.5 1,200,641 29.3 1,234,747 26.1 1,268,077 26.2 1,333,469 22.8 式 1,919,063 42.1 1,436,260 35.1 1,944,010 41.2 2,008,763 41.5 2,851,382 48.7 券 839,011 18.4 821,127 20.0 898,731 19.0 1,021,716 21.1 1,133,843 19.4 券 34,715 0.8 71,508 1.7 87,650 1.9 101,344 2.1 124,003 2.1 計 4,556,189 100.0 4,097,594 100.0 4,721,452 100.0 4,841,780 100.0 5,853,348 100.0 (4)有価証券利回りの推移 ① 運用資産利回り (インカム利回り) 平成 13 年度 区 分 公 社 株 外 そ 国 の 合 証 他 の 証 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 債 2.16% 2.02% 1.86% 1.72% 1.59% 式 1.80 1.85 2.29 2.34 3.05 券 4.92 4.55 3.83 3.52 3.97 券 1.33 1.82 6.44 5.89 15.21 計 2.64 2.53 2.55 2.44 3.01 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 (注) 「公社債」は「国債」 、 「地方債」及び「社債」の合計であります。 ② 資産運用利回り (実現利回り) 平成 13 年度 区 分 公 社 株 外 そ 合 国 の 他 証 の 証 2.17% 1.78% 債 2.20% 1.80% 1.58% 式 2.14 △ 1.08 12.09 7.20 7.08 券 6.96 5.81 3.96 4.02 4.17 券 △ 1.35 △ 2.52 △ 8.12 4.37 14.06 計 3.18 2.00 4.63 3.76 4.00 (注)資産運用利回り (実現利回り) 、時価総合利回りの算出方法については、 「Ⅰ. 事業の概要 2.資産運用の状況(4)資産運用利回り」に記載されております。 80 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (参考)時価総合利回り 平成 13 年度 区 分 平成 14 年度 平成 17 年度 △ 1.30% 45.41 △ 0.61% 2.11% 19.66 △ 22.03 48.35 4.82 券 20.26 3.91 0.38 3.95 4.52 そ の 他 の 証 券 2.89 △ 5.96 △ 1.68 3.93 20.34 13.82 △ 7.14 15.73 3.63 19.44 社 債 株 外 国 証 合 計 3.29% 平成 16 年度 式 公 4.19% 平成 15 年度 (5)有価証券残存期間別残高 ● 平成 17 年度末 (単位:百万円) 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 (期間の定めのないものを含む) 債 10,999 18,355 16,394 58,278 13,591 119,338 合 計 債 49,668 60,616 30,243 8,222 4,122 20,817 173,691 社 債 98,943 216,993 348,510 216,573 315,030 137,418 1,333,469 株 式 – – – – – 2,851,382 2,851,382 52,763 165,517 275,987 108,210 99,336 地 方 外 そ 国 証 券 うち 外 国 公 社 債 ( うち 外 国 株 式 そ の 他 ( の 他 の 証 合 52,753 ) ( 165,396 ) ( 275,915 ) ( 107,850 ) ( 96,592 ) 10 ) ( 120 ) ( 72 ) ( 360 ) ( 2,743 ) 432,028 39,100 ) ( 737,609 ) ( 392,927 ) ( 396,234 ) 券 1,153 4,734 1,429 3,645 6,304 106,736 124,003 計 213,528 466,216 672,566 394,930 438,385 3,667,720 5,853,348 10 年超 (単位:百万円) 区 分 国 債 地 方 社 株 外 そ 国 証 証 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 16,781 20,561 33,403 18,533 57,975 (期間の定めのないものを含む) 32,338 83,546 54,583 17,614 6,897 105 262,284 313,939 277,643 266,955 76,526 1,268,077 式 – – – – – 2,008,763 2,008,763 券 68,705 133,452 273,693 122,083 57,963 365,818 1,021,716 68,705 ) ( 133,409 ) ( 273,507 ) ( 122,083 ) ( 57,570 ) –) ( 43 ) ( 185 ) ( –) ( 393 ) ( 46,571 ) ( 701,847 ) ( 319,246 ) ( 319,869 ) 券 3,634 732 6,556 4,021 5,145 81,253 101,344 計 317,315 442,647 682,176 439,897 394,937 2,564,806 4,841,780 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 (単位:百万円) 区 分 国 方 社 株 外 そ 合 国 証 12,752 30,278 37,999 12,484 69,978 13,941 177,434 84,418 181,065 67,149 35,293 10,352 597 378,877 債 132,994 290,682 246,582 246,317 256,191 61,979 1,234,747 式 – – – – – 1,944,010 1,944,010 券 51,028 151,144 230,610 119,091 64,604 282,251 898,731 ( ( の 証 合 計 債 うち 外 国 株 式 そ の 他 他 (期間の定めのないものを含む) 債 うち 外 国 公 社 債 の 179,593 204,353 ● 平成 15 年度末 地 合 計 99,536 ( の 3 年超 5 年以下 128,657 ( 他 1 年超 3 年以下 債 うち 外 国 株 式 そ の 他 合 1 年以下 債 うち 外 国 公 社 債 の 1,133,843 ( ● 平成 16 年度末 Ⅱ 2 236,958 - 国 10 年超 1 年以下 区 分 51,028 ) ( 151,144 ) ( 230,359 ) ( 118,785 ) ( 64,252 ) –) ( –) ( 250 ) ( 306 ) ( 351 ) ( 31,703 ) ( 647,274 ) ( 250,547 ) ( 251,456 ) 券 980 217 1,079 10,400 6,336 68,636 87,650 計 282,174 653,388 583,422 423,587 407,463 2,371,416 4,721,452 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 81 Ⅱ.経理の状況 (6)業種別保有株式の推移 (単位:百万株、百万円) 平成 13 年度末 区 分 株 数 構成比 株 数 平成 15 年度末 構成比 株 数 金 額 金 額 平成 16 年度末 構成比 株 数 金 額 平成 17 年度末 構成比 株 数 金 額 構成比 輸送用機器 273 531,125 27.7% 261 383,233 26.7% 231 492,435 25.3% 227 507,155 25.3% 221 763,112 26.8% 金融保険業 278 162,589 8.5 215 129,540 9.0 217 214,772 11.0 197 267,880 13.3 197 340,305 11.9 商 業 268 182,145 9.5 258 133,456 9.3 230 201,260 10.4 222 197,556 9.8 220 308,475 10.8 電 気 機 器 258 298,265 15.5 247 179,930 12.5 214 240,231 12.4 207 213,798 10.6 201 295,960 10.4 化 学 229 226,964 11.8 227 179,814 12.5 203 191,909 9.9 200 205,505 10.2 201 270,821 9.5 業 161 88,550 4.6 159 73,931 5.2 143 87,295 4.5 146 89,777 4.5 148 116,849 4.1 械 73 35,531 1.9 70 29,417 2.1 62 41,289 2.1 60 47,760 2.4 58 84,147 3.0 その他製品 48 60,388 3.1 48 43,540 3.0 45 57,021 2.9 45 53,737 2.7 44 71,742 2.5 陸 運 機 不 動 産 業 - Ⅱ 2 金 額 平成 14 年度末 海 運 そ の 合 業 他 32 26,486 1.4 32 18,238 1.3 30 32,577 1.7 29 31,277 1.6 29 66,784 2.3 148 32,396 1.7 128 28,679 2.0 123 52,576 2.7 115 62,865 3.1 108 64,159 2.3 617 274,619 14.3 636 236,477 16.4 591 332,641 17.1 593 331,449 16.5 536 469,023 16.4 2,391 1,919,063 100.0 計 2,094 1,944,010 100.0 2,286 1,436,260 100.0 2,046 2,008,763 100.0 1,969 2,851,382 100.0 (注)1. 業種別区分は、証券取引所の業種分類に準じております。 2. 化学は医薬品を、陸運業は空運業を含めております。また、卸売業及び小売業は商業として、銀行業、保険業及びその他金融業は金融保険業として記載してお ります。 (7)貸付金の業種別内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 農 林・水 産 鉱 建 設 製 造 卸 ・ 小 金 不 情 売 融・保 動 報 険 産 通 信 平成 14 年度末 構成比 業 236 0.0% 平成 15 年度末 構成比 169 0.0% 平成 16 年度末 構成比 352 0.0% 平成 17 年度末 構成比 350 0.1% 構成比 0.0% 業 5,626 0.7 5,268 0.7 1,069 0.1 878 0.1 787 0.1 業 11,430 1.5 10,212 1.4 9,813 1.3 9,223 1.2 4,346 0.6 業 44,762 5.9 41,619 5.8 43,676 5.9 41,697 5.4 38,930 5.2 業 26,665 3.5 31,316 4.4 44,199 5.9 36,263 4.7 36,599 4.8 業 225,059 29.7 206,456 28.8 198,178 26.6 195,192 25.3 145,040 19.2 業 31,220 4.1 28,596 4.0 24,961 3.4 20,175 2.6 38,050 5.0 業 1,007 0.1 500 0.1 3,162 0.4 3,336 0.4 1,134 0.2 業 11,688 1.6 11,549 1.6 15,312 2.1 16,930 2.2 17,411 2.3 電気・ガス・熱供給・水道業 17,117 2.3 11,871 1.7 9,397 1.3 5,714 0.7 5,413 0.7 サ ー ビ ス 業 等 58,966 7.8 56,219 7.8 60,157 8.1 66,179 8.6 73,543 9.7 運 輸 294,684 38.9 (うち個人住宅・消費者ローン) (281,117) (37.1) そ の 他 小 公 共 団 286,959 40.1 (269,646) (37.6) 311,817 41.8 (294,101) (39.5) 45.9 353,626 (327,097) (42.4) 374,057 49.5 (347,187) (45.9) 計 728,467 96.1 690,737 96.4 722,099 96.9 749,570 97.2 735,498 97.3 体 – – – – – – – – – – 団 3,441 0.5 3,364 0.5 3,485 0.5 3,661 0.5 3,678 0.5 約 款 貸 付 25,887 3.4 22,441 3.1 19,749 2.6 17,930 2.3 16,884 2.2 合 計 757,797 100.0 716,542 100.0 745,334 100.0 771,163 100.0 756,061 100.0 公 社 ・ 公 (注)1. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じております。 2. 平成14年度から保険業法施行規則の改正により業種区分を変更しており、平成13年度についても改正後の区分に基づき表示しております。 82 183 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (8)貸付金の担保別内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 担 保 構成比 貸 46,283 付 3,845) ( 0.5) 有価証券担保貸付 ( ( 37,648) ( 指名債権担保貸付 ( 信 証 貸 用 の 他 一 般 貸 約 款 4,789) ( 0.6) 34,256 ( 28,001 平成 17 年度末 構成比 3.8% 23,114 構成比 3.0% 17,710 2.4% ( 2,859) ( 0.4) ( 1,952) ( 0.3) ( 1,046) ( 0.2) 4.2) ( 23,948) ( 3.2) ( 20,447) ( 2.6) ( 16,154) ( 2.1) 1,595) ( 0.2) ( 1,193) ( 0.2) ( 714) ( 0.1) ( 510) ( 0.1) ( 30,103) ( ( 構成比 4.8% 2,557) ( 0.4) 平成 16 年度末 付 276,928 36.5 263,376 37.5 295,779 39.7 328,887 42.7 350,832 46.4 付 397,489 52.5 380,809 53.1 391,247 52.5 394,910 51.2 361,647 47.8 貸 付 11,207 1.5 10,658 1.5 10,555 1.4 6,319 0.8 8,986 1.2 付 計 731,909 96.6 694,101 96.6 725,584 97.4 753,232 97.7 739,177 97.8 付 25,887 3.4 22,441 3.1 19,749 2.6 17,930 2.3 16,884 2.2 757,797 100.0 716,542 100.0 745,334 100.0 771,163 100.0 貸 そ 5.0) 平成 15 年度末 構成比 6.1% 不動産・動産・財団担保貸付 保 平成 14 年度末 貸 合 計 (127,000) (16.8) (121,800) (17.0) (116,800) (15.7) (111,800) (14.5) 756,061 100.0 75,800) (10.0) Ⅱ 2 - (うち劣後特約付貸付) ( (9)貸付金使途別内訳の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 平成 14 年度末 構成比 平成 15 年度末 構成比 平成 16 年度末 構成比 平成 17 年度末 構成比 構成比 設 備 資 金 158,522 20.9% 144,515 20.2% 142,875 19.2% 146,046 18.9% 149,890 19.8% 運 転 資 金 599,274 79.1 572,027 79.8 602,458 80.8 625,116 81.1 606,171 80.2 計 757,797 100.0 716,542 100.0 745,334 100.0 771,163 100.0 756,061 100.0 合 (10)貸付金企業規模別内訳の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 大 企 平成 14 年度末 構成比 平成 15 年度末 構成比 平成 16 年度末 構成比 平成 17 年度末 構成比 構成比 業 346,769 47.4% 324,913 46.8% 343,407 47.3% 344,119 45.7% 300,194 40.6% 中 堅 企 業 61,032 8.3 54,605 7.9 48,656 6.7 41,868 5.5 40,228 5.5 中 小 企 業 31,522 4.3 29,819 4.3 31,147 4.3 29,898 4.0 34,077 4.6 他 292,586 40.0 284,762 41.0 302,372 41.7 337,345 44.8 364,676 49.3 計 731,909 100.0 694,101 100.0 725,584 100.0 753,232 100.0 739,177 100.0 そ 一 (注)1. 2. 3. 4. の 般 貸 付 大企業とは資本金10億円以上の企業をいいます。 中堅企業とは1の「大企業」及び3の「中小企業」以外の企業をいいます。 中小企業とは資本金3億円以下の企業をいいます (ただし、卸売業は資本金1億円以下、小売業、飲食業、サービス業は資本金5千万円以下の企業をいいます) 。 その他とは、非居住者貸付、公共団体・公企業、個人ローン等であります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 83 Ⅱ.経理の状況 (11)貸付金地域別内訳の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 - Ⅱ 2 平成 14 年度末 構成比 69.9% 平成 15 年度末 構成比 313,566 平成 16 年度末 構成比 70.8% 324,313 72.5% 平成 17 年度末 構成比 331,995 75.3% 構成比 首 都 圏 329,843 294,718 73.0% 近 畿 圏 59,699 12.7 57,506 13.0 62,163 13.9 56,151 12.7 56,536 14.0 上 記 以 外 の 地 域 70,644 15.0 59,210 13.4 52,204 11.6 41,669 9.5 37,173 9.2 国 内 計 460,186 97.6 430,283 97.2 438,680 98.0 429,816 97.5 388,427 96.2 海 外 計 11,496 2.4 12,242 2.8 8,850 2.0 10,854 2.5 15,489 3.8 計 471,682 100.0 442,525 100.0 447,531 100.0 440,671 100.0 403,917 100.0 合 (注)1. 提携ローン、約款貸付等は含んでおりません。 2. 国内地域の区分は、当社取扱部店所在地による分類であります。 (12)固定金利及び変動金利の区分ごとの貸付金残存期間別残高 (単位:百万円) 区 分 1 年以下 10 年超 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 (期間の定めのないものを含む) 合 計 平成 17 年度末 変 動 金 利 41,179 59,703 37,898 39,829 35,740 78,966 293,316 固 定 金 利 104,418 128,066 73,838 45,152 31,729 79,540 462,745 合 計 145,597 187,769 111,736 84,981 67,469 158,506 756,061 平成 16 年度末 変 動 金 利 49,956 57,094 41,078 46,700 39,216 95,890 329,936 固 定 金 利 84,113 125,706 70,721 48,420 31,256 81,008 441,226 合 計 134,069 182,800 111,800 95,120 70,472 176,898 771,163 (13)国内企業向け貸付金残存期間別残高 (単位:百万円) 区 分 10 年超 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 (期間の定めのないものを含む) 45,325 22,141 29,379 21,248 19,592 172,149 合 計 平成 17 年度末 変 動 金 利 34,462 固 定 金 利 57,174 79,419 45,146 25,481 3,946 5,109 216,278 合 計 91,636 124,745 67,287 54,860 25,195 24,701 388,427 44,105 27,055 34,817 23,676 30,226 189,511 平成 16 年度末 変 動 金 利 29,629 固 定 金 利 55,829 84,893 49,017 34,709 12,309 3,546 240,305 合 計 85,459 128,999 76,072 69,526 35,986 33,772 429,816 (14)住宅関連融資の推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 平成 14 年度末 構成比 構成比 平成 16 年度末 平成 17 年度末 構成比 構成比 構成比 地方住宅供給公社貸付 67,520 5,087 93.0% 7.0 62,585 4,726 93.0% 7.0 56,592 4,412 92.8% 7.2 51,338 − 100.0% − 45,549 − 100.0% − 合 計 72,608 100.0 (9.5) 67,311 100.0 (9.4) 61,005 100.0 (8.2) 51,338 100.0 (6.7) 45,549 100.0 (6.0) 高 757,797 個 人 向 け ロ ー ン 総 貸 付 残 716,542 (注) 「合計」欄の( )内は総貸付残高に対する比率であります。 84 平成 15 年度末 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 745,334 771,163 756,061 (15)リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 額 5,501 78 356 106 510 額 14,743 9,561 18,743 14,868 3,841 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 742 692 670 543 724 貸 付 条 件 緩 和 債 権 額 12,915 21,866 8,525 2,499 4,385 合 33,903 32,199 28,295 18,017 9,461 破 綻 延 先 滞 債 権 債 権 計 Ⅱ 2 - (注)各債権の意義は次のとおりであります。 ①破綻先債権 :破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みが ないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 ) のうち、法人税法 施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であり ます。 ②延滞債権 :延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した 貸付金以外の貸付金であります。 ③3カ月以上延滞債権 :3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当し ないものであります。 ④貸付条件緩和債権 :貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ の他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 (16)債務者区分に基づいて区分された債権 (単位:百万円) 区 分 平成 13 年度末 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 6,282 535 543 1,706 790 13,964 9,106 18,559 13,272 3,563 危 険 要 管 正 債 理 常 合 権 債 債 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 権 13,670 22,559 9,195 3,043 5,109 権 1,372,816 794,729 803,669 812,465 877,793 計 1,406,733 826,931 831,967 830,488 887,256 (注)1. 上記金額は、貸付金、貸付有価証券及び支払承諾見返などの債権を対象に、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として区分した金額であります( 「リスク管 理債権」は貸付金のみを対象としております) 。 2. 各債権の意義は次のとおりであります。 ①破産更生債権及びこれらに準ずる債権 :破産、会社更生、民事再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。 ②危険債権 :債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない 可能性の高い債権であります。 ③要管理債権 :3カ月以上延滞貸付金(元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金(①及び②に掲げる債権を除く。 ) をいう。以下 同じ。 )及び条件緩和貸付金(債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ の他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(①及び②に掲げる債権並びに3カ月以上延滞貸付金を除く。 ) をいう。 ) であります。 ④正常債権 :債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、①から③までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。 (17)元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況 当社では、該当はありません。 (18)資産の自己査定結果 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 非分類資産 (Ⅰ分類) Ⅱ分類 平成 17 年度末 分類資産 Ⅲ分類 Ⅳ分類 小 計 合 計 非分類資産 (Ⅰ分類) Ⅱ分類 分類資産 Ⅲ分類 Ⅳ分類 小 計 合 計 金 746,960 14,008 10,467 1,523 25,999 772,960 734,133 18,796 2,485 646 21,927 756,061 券 4,799,709 42,071 – 4,472 46,543 4,846,253 5,781,697 71,650 – 10,182 81,833 5,863,531 不 動 産 及び 動 産 240,225 5,575 – 5,687 11,262 251,487 235,393 5,508 – 829 6,338 241,731 そ 711,973 6,764 457 4,102 11,324 723,298 678,938 5,485 200 2,954 8,640 687,578 貸 有 付 価 証 の 他 合 計 ( 構 成 比 ) 6,498,869 68,419 10,924 15,786 95,130 6,593,999 7,430,163 101,440 2,686 14,613 118,740 7,548,903 (98.6%) (1.0%) (0.2%) (0.2%) (1.4%) (100.0%) (98.4%) (1.4%) (0.0%) (0.2%) (1.6%) (100.0%) (注)各欄の金額は自己査定による償却実施前の残高を表示しております。 従って、各資産の合計欄の金額は、自己査定結果に基づく貸付金等の直接償却及び有価証券等の評価損計上を行った金額だけ貸借対照表上の残高よりも大きい金 額となっております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 85 Ⅱ.経理の状況 (19)不動産及び動産の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 土 地 平成 16 年度末 98,617 107,709 平成 17 年度末 88,844 87,499 業 用 ( 76,821) ( 75,475) ( 74,666) ( 70,820) ( 69,171) 賃 貸 用 ( 23,298) ( 32,234) ( 23,951) ( 18,024) ( 18,327) 営 業 賃 貸 地・建 物 合 物 174,922 187,467 172,685 用 (130,938) (122,106) (113,042) ( 用 ( 59,642) ( 43,984) (187,709) (170,353) (165,300) ( - 賃 貸 動 産 67,282) 791 定 778 83,593) ( 866 55,156) ( 324 52,894) 4,566 ( 384) ( 465) ( 192) ( 4,311) 用 ( 408) ( 394) ( 400) ( 131) ( 255) 計 275,833 295,956 272,169 225,834 222,761 (197,966) (188,175) (170,545) (169,611) (208,142) 賃 貸 用 ( ( 382) 用 97,595) ( 業 合 ( 用 営 動 34,566) (197,582) (207,759) 不 ( 218,194 用 勘 37,132) 225,509 用 業 96,128) 271,303 貸 仮 ( ( 295,177 業 設 65,360) 130,694 99,532) 275,042 賃 営 ( 136,665 計 営 建 Ⅱ 2 平成 15 年度末 営 建 土 100,119 平成 14 年度末 67,691) ( 97,989) ( 83,994) ( 55,288) ( 53,149) 産 30,543 25,250 21,638 19,965 18,140 計 306,376 321,206 293,808 245,800 240,901 (20)その他資産の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 未 収 代 外 共 理 国 代 保 店 険 険 再 理 保 業 険 務 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 料 3,798 2,387 2,306 2,035 2,296 貸 82,253 74,572 69,232 60,710 59,907 貸 2,361 3,308 1,613 2,045 1,308 貸 6,929 6,988 7,749 10,594 7,674 貸 61,698 62,732 61,156 61,299 53,298 貸 23,237 24,246 17,369 25,363 19,330 貸 516 533 571 800 993 金 10,529 24,928 27,022 33,417 14,700 益 22,025 19,551 18,672 17,291 17,560 金 29,234 28,651 27,214 25,102 24,034 地 震 保 険 預 託 金 47,923 50,829 53,993 57,273 60,996 仮 金 38,660 32,702 33,376 34,410 32,919 品 3,857 3,634 6,653 5,082 6,229 繰 延 ヘ ッ ジ 損 失 1,001 1,569 2,147 4,623 8,222 未 収 未 収 預 金 そ 合 86 理 保 国 険 店 代 同 再 外 保 収 託 払 融 の 派 他 生 の 商 資 産 690 690 690 695 2,370 計 334,717 337,325 329,771 340,746 311,844 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (21)未収再保険金 (単位:百万円) 区 分 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 高 (A) 14,789 12,492 25,138 当 期 に 回 収 で き る 事 由 が 発 生 し た 額 ( B) 32,691 41,992 48,388 当 額 (C) 34,989 29,345 63,122 未 収 再 保 険 金 期 末 残 高 (A)+(B)−(C) 12,492 25,138 10,404 未 収 再 保 険 期 金 期 回 首 残 収 (注)1. 貸借対照表における「再保険貸」及び「外国再保険貸」の中の未収再保険金を記載しております。 2. 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を除いて記載しております。 (22)支払承諾の内訳 (単位:口、 百万円) 平成 13 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 口 数 金 額 口 数 金 額 口 数 金 額 口 数 金 額 口 数 金 額 融 資 に 係 る 保 証 1 1,211 – – – – – – – – 社 債 等 に 係 る 保 証 94 257,244 6 35,306 2 14,193 2 12,465 1 10,700 資産の流動化に係る保証 35 311,049 3 10,464 3 10,070 3 9,895 1 1,414 130 569,505 9 45,771 5 24,264 5 22,360 2 12,114 合 計 Ⅱ 2 - 区 分 平成 14 年度末 (23)支払承諾見返の担保別内訳 (単位:百万円) 平成 13 年度末 区 分 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 券 791 – – – – 不 動 産・動 産・財 団 有 指 価 証 名 債 保 信 そ 合 の – – – – – 権 – – – – – 証 34,084 – – – – 用 534,629 45,771 24,264 22,360 12,114 他 – – – – – 計 569,505 45,771 24,264 22,360 12,114 (24)長期性資産の推移 (単位:百万円) 区 分 長 期 性 資 産 平成 13 年度末 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 2,675,116 2,505,556 2,403,111 2,327,334 2,262,805 (注)長期性資産は、責任準備金の内訳である払戻積立金と契約者配当準備金に含まれる、積立型保険の収入積立保険料等とその運用益の累積残高であります。 (25)特別勘定資産残高・特別勘定の運用収支 当社では、特別勘定で処理すべき資産の保有及び運用実績はありません。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 87 Ⅱ.経理の状況 (26)保険契約準備金の推移 ① 支払備金の種目別推移 (単位:百万円) 平成 13 年度末 種 目 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 火 災 31,944 35,152 36,500 51,646 50,580 海 上 17,799 20,147 18,806 24,174 26,151 傷 害 32,182 32,925 33,231 33,531 37,144 車 217,751 214,509 206,952 223,068 240,578 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 21,535 26,119 39,252 48,625 49,215 自 動 そ の う 合 ち 賠 84,250 他 償 責 ( 任 91,209 53,513) ( 405,463 97,423 59,834) 137,925 113,308 63,641) ( 65,634) ( ( 420,063 432,167 494,355 541,597 平成 13 年度末 平成 14 年度末 平成 15 年度末 平成 16 年度末 平成 17 年度末 1,014,942 126,994 59,401 42,631 2,196,985 65,479 307,726 89,632 130,458 – 397,951 81,907 ( 55,184) ( 25,327) 4,107,466 406,644 1,005,662 134,655 63,248 44,714 2,073,923 69,001 284,691 87,171 192,290 – 408,195 88,458 ( 60,158) ( 28,055) 4,028,012 424,000 1,014,391 142,691 72,440 47,012 2,007,672 72,566 274,617 84,911 254,626 – 455,932 94,911 ( 64,135) ( 31,083) 4,079,681 442,093 980,985 113,730 73,155 49,435 1,973,501 76,421 259,432 68,327 289,753 – 448,501 93,705 ( 69,108) ( 32,249) 4,025,330 401,619 1,021,301 153,434 81,964 52,090 1,952,810 80,530 240,103 52,924 314,143 – 452,109 102,704 ( 73,373) ( 35,715) 4,062,432 441,684 計 ② 責任準備金の種目別推移 Ⅱ 2 (単位:百万円) - 種 目 火 災 海 上 傷 害 自 動 車 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 そ の う 合 ち 賠 他 償 責 88,163) 任 計 (注)下段の金額は、責任準備金のうち異常危険準備金の金額であります。 ③ 責任準備金の種目別残高の内訳 (単位:百万円) 平成 17 年度末 種 目 火 災 496,515 153,434 370,671 680 1,021,301 海 上 29,874 52,090 – – 81,964 害 79,807 80,530 1,789,481 2,990 1,952,810 車 177,056 52,924 10,122 – 240,103 自動車損害賠償責任 314,143 – – – 314,143 そ 248,522 102,704 100,735 147 452,109 傷 自 動 の 普通責任準備金 他 うち賠償責任 合 計 ( 37,657) 異常危険準備金 ( 1,345,918 35,715) 払戻積立金 ( 441,684 –) 契約者配当準備金等 ( 2,271,011 ( 73,373) 4,062,432 平成 16 年度末 種 目 火 災 468,740 113,730 398,076 438 980,985 海 上 23,719 49,435 – – 73,155 害 71,365 76,421 1,823,314 2,399 1,973,501 車 175,122 68,327 15,982 – 259,432 自動車損害賠償責任 289,753 – – – 289,753 そ 250,721 93,705 103,957 117 448,501 傷 自 動 の 普通責任準備金 他 うち賠償責任 合 計 ( 36,859) 1,279,424 異常危険準備金 ( 32,249) 401,619 払戻積立金 ( –) 契約者配当準備金等 ( 2,341,330 (注)地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る責任準備金については、普通責任準備金として記載しております。 88 –) 3,818 合 計 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 –) 2,955 合 計 ( 69,108) 4,025,330 (27)責任準備金積立水準 平成 16 年度 区 分 標準責任準備金対象契約 積 立 方 標 準 責 任 準 平成 17 年度 備 金 標 準 責 任 準 備 金 式 標準責任準備金対象外契約 積 立 平準純保険料式又は全期チルメル式 平準純保険料式又は全期チルメル式 100.0% 100.0% 率 Ⅱ 2 - (注)1. 積立方式及び積立率は、保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険に係る保険契約及び保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険を主たる保険としている保険契約 を除いております。 2. 保険料積立金及び積立型保険に係る払戻積立金以外について積立方式という概念がないため、積立方式は保険料積立金及び積立型保険に係る払戻積立金につ いて記載しております。 3. 積立率= (実際に積立てている普通責任準備金+払戻積立金) ÷ (下記(1)∼(3)の合計額) (1) 標準責任準備金対象契約に係る平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により計算した保険料積立金及び払戻積立金(保険業法施行規則第68条第2項に定 める保険契約に限る) (2) 標準責任準備金対象外契約に係る平準純保険料式により計算した平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る保険料積立金、保険業法施行 規則第68条第2項に定める保険契約以外の保険契約で平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る払戻積立金並びに平成13年7月1日前に保 険期間が開始する保険契約に係る普通責任準備金及び払戻積立金 (3)平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る未経過保険料 (28)引当金の内訳と増減 ● 平成 17 年度末 (単位:百万円) 平成 17 年度減少額 平成 16 年度末 残 高 平 成 17 年 度 増 加 額 一 般 貸 倒 引 当 金 3,316 4,464 – ※3,316 個 別 貸 倒 引 当 金 14,841 511 5,053 計 18,157 4,976 5,053 金 11,253 11,256 日本国際博覧会出展引当金 140 – 19,878 2,911 区 分 貸 倒 引 当 金 賞 価 与 格 引 変 当 動 準 備 金 目的使用 そ の 他 平成 17 年度末 残 高 4,464 ※洗替による取崩額 ※4,564 5,735 ※回収等による取崩額 7,881 10,199 11,253 – 11,256 140 – – – – 22,790 ● 平成 16 年度末 平成 16 年度減少額 平成 15 年度末 残 高 平 成 16 年 度 増 加 額 一 般 貸 倒 引 当 金 6,112 3,316 – ※6,112 3,316 個 別 貸 倒 引 当 金 17,204 1,924 2,335 ※1,952 14,841 計 23,317 5,240 2,335 8,065 18,157 目的使用 そ の 他 平成 16 年度末 残 高 金 11,271 11,253 11,271 – 11,253 不 動 産 投 資 損 失 引 当 金 1,220 – – ※1,220 – 日本国際博覧会出展引当金 70 70 – – 140 12,998 6,880 – – 19,878 賞 価 与 格 引 変 動 ※期末における損失見積額の減少による 取崩額 (単位:百万円) 区 分 貸 倒 引 当 金 摘 要 当 準 備 金 摘 要 ※洗替による取崩額 ※回収等による取崩額 ※期末における損失見積額の減少による 取崩額 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 89 Ⅱ.経理の状況 (29)貸付金償却額の推移 (単位:百万円) 区 分 貸 付 金 償 却 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 51 288 11 1,797 3,383 額 (注)貸付金償却額は、個別貸倒引当金の目的取崩額を控除する前の金額であります。 (30)資本金等の明細 (単位:百万円) 平成 16 年度末残高 平成 17 年度増加額 区 分 139,595 摘 要 – – 株) ( – – 株) (1,513,184,880 株) – 139,595 – 株) ( – – 株) (1,513,184,880 株) – 139,595 57,558 35,549 – – – – 57,558 35,549 10 8 – 19 93,118 8 – 93,127 43,040 3,446 – 46,487 (注)3 5,000 1,000 – 4,000 – – 233 – – 1,400 – 5 231 16 126,400 73,200 – 175,900 0 488 1,229 (注)4 圧 縮 記 帳 積 立 金 121,400 72,200 1,400 171,900 5 719 1,011 合 411,678 13,680 1,653 423,705 普 通 株 式 うち既発行株式 Ⅱ 2 平成 17 年度減少額 平成 17 年度末残高 – 資 本 金 - 合 計 (1,513,184,880 株) ( 139,595 (1,513,184,880 株) ( 139,595 139,595 (注)1 ( 資 本 準 備 金 ) 株 式 払 込 剰 余 金 資 本 準 備 金 及 び そ の 他 資 本 剰 余 金 合 併 差 益 (その他資本剰余金) 自己株式処分差益 合 計 ( 利 益 準 備 金 ) (注)2 ( 任 意 積 立 金 ) 特 別 積 立 金 配 当 準 備 積 立 金 利 益 準 備 金 役員退職手当基金 及び任意積立金 保険契約特別積立金 海外投資等損失準備金 特 別 償 却 準 備 金 計 (注)1. 当期末における自己株式数は92,563,719株であります。 2.「その他資本剰余金」の当期増加額は、自己株式の処分によるものであります。 3.「利益準備金」の当期増加額は、前期決算の利益処分及び当期中間配当に伴う積立によるものであります。 4.「任意積立金」の当期増加額及び当期減少額は、前期決算の利益処分によるものであります。 90 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (注)4 (注)4 (注)4 (注)4 (注)4 (注)4 3.損益の明細 (1)有価証券売却損益の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 国 債 株 売却益 等 1,144 式 17,914 売却損 平成 14 年度 平成 15 年度 売却益 売却損 1,238 3,312 5,289 93,525 売却益 売却損 974 2,480 320 24,743 平成 16 年度 売却益 売却損 16,709 2,446 5,892 48,181 平成 17 年度 売却益 売却損 1,642 1,646 1,907 106 40,668 481 外 国 証 券 11,716 983 17,655 8,416 11,882 11,545 7,877 5,397 5,828 716 合 計 30,775 2,278 44,879 14,944 108,720 34,147 58,504 7,145 48,143 3,104 (注)売却益は上記のほか、平成12年度については17,912百万円を損益計算書の「その他特別利益」に計上しております。 (2)有価証券評価損の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 国 債 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 等 630 145 3 – 0 式 14,874 49,178 1,220 4,472 3,287 外 国 証 券 406 942 286 – 6,895 合 計 15,910 50,265 1,511 4,472 10,182 株 - Ⅱ 3 (3)不動産動産処分損益の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 不 動 動 合 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 処分益 処分損 処分益 処分損 処分益 処分損 処分益 処分損 平成 17 年度 処分益 処分損 産 1,054 1,171 4,388 1,124 3,620 3,716 4,305 933 2,185 1,346 産 7 1,309 17 1,362 13 645 15 426 19 2,544 計 1,062 2,480 4,405 2,487 3,633 4,361 4,321 1,360 2,204 3,891 (4)事業費 (含む損害調査費) の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 人 件 費 115,932 148,570 146,526 144,501 146,606 物 件 費 94,196 113,874 109,346 103,991 103,360 区 分 税 金・拠 出 金・負 担 金 12,375 15,365 15,600 15,103 14,990 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 156,230 212,260 213,947 215,151 218,792 合 378,734 490,070 485,420 478,747 483,749 計 (注)金額は損益計算書における 「損害調査費」 、 「営業費及び一般管理費」並びに「諸手数料及び集金費」の合計額であります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 91 Ⅱ.経理の状況 (5)減価償却費明細表 ● 平成 17 年度末 (単位:百万円) 取得原価 平成 17 年度償却額 償却累計額 平成 17 年度末残高 償却累計率 物 345,014 9,089 214,319 130,694 62.12% 資 産 の 種 類 建 営 業 用 (257,564) (6,713) (161,435) ( 96,128) (62.68) 賃 貸 用 ( 87,450) (2,375) ( 52,883) ( 34,566) (60.47) 動 合 産 69,040 5,748 50,899 18,140 73.72 計 414,054 14,838 265,219 148,835 取得原価 平成 16 年度償却額 償却累計額 平成 16 年度末残高 ● 平成 16 年度末 (単位:百万円) 資 産 の 種 類 建 営 業 賃 貸 動 合 136,665 償却累計率 物 346,552 9,881 209,887 用 (256,808) (7,317) (157,276) ( 99,532) (61.24) 用 ( 89,743) (2,563) ( 52,611) ( 37,132) (58.62) 産 93,390 6,591 73,424 19,965 計 439,943 16,473 283,312 156,630 60.56% 78.62 - Ⅱ 3 (6)リース取引関係 ① リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引 平成 13 年度 区 分 取 得 価 額 相 当 1,398 240 46 4 1,156 192 37 2 – – 242 48 8 2 却 累 計 額 相 当 額 減 損 損 失 累 計 額 相 当 額 高 未 経 過 リ ー ス 料 リ ー ス 支 資 払 産 減 リ 相 当 額 715 1 年 内 473 195 40 6 0 超 242 46 8 2 1 合 計 715 242 48 8 2 – – 1,066 472 189 40 6 – – 1,066 472 189 40 – 6 – 1 期 末 残 高 相 当 額 損 勘 年 定 ー の 残 ス 高 料 リ ー ス 資 産 減 損 勘 定 の 取 崩 額 減 価 償 却 平成 17 年度 2,266 償 残 (単位:百万円) 平成 16 年度 2,982 価 末 平成 15 年度 額 減 期 平成 14 年度 費 相 当 減 損 損 額 失 (注)1. 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、支払利子込み法により算定しております。 2. 減価償却費相当額は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定しております。 ② オペレーティング・リース取引 (単位:百万円) 平成 13 年度 区 分 未経過リース料 92 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 1 年 内 – – – – 55 1 年 超 – – – – 195 合 計 – – – – 251 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 4.時価情報等 (1)有価証券関係 ① 売買目的有価証券 該当事項ありません。 ② 満期保有目的の債券で時価のあるもの 該当事項ありません。 ③ 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 貸借対照表計上額 4,420 関連会社株式 時 価 2,711 平成 17 年度末 差 額 △ 1,709 貸借対照表計上額 –– 時 価 差 額 –– –– ④ その他有価証券で時価のあるもの 平成 16 年度末 種 類 差 額 取得原価 貸借対照表計上額 差 額 そ の 他 1,634,355 723,055 588,402 54,134 1,681,521 1,824,172 652,739 59,429 47,165 1,101,116 64,336 5,294 738,102 736,161 513,927 68,199 753,347 2,676,749 588,975 80,521 15,244 1,940,588 75,048 12,322 小 計 2,999,949 4,217,862 1,217,913 2,056,390 4,099,595 2,043,205 公 社 債 21,673 33,546 200,384 22,560 21,425 25,825 194,354 21,918 △ 247 7,721 △ △ 6,030 △ 642 1,003,567 16,644 333,453 24,000 986,164 15,719 325,380 23,718 △ 17,403 △ 924 △ 8,073 △ 281 式 外国証券 株 貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 式 外国証券 そ の 他 小 計 合 計 278,165 263,523 △ 14,642 1,377,664 1,350,982 △ 26,682 3,278,114 4,481,385 1,203,271 3,434,054 5,450,577 2,016,522 Ⅱ 4 - 貸借対照表計上額 株 取得原価を超えるもの 平成 17 年度末 取得原価 公 社 債 貸借対照表計上額が (単位:百万円) (注)平成17年度末 (注)平成16年度末 その他有価証券で時価のあるものについて68百万円減 その他有価証券で時価のあるものについて86百万円減 損処理を行っております。 損処理を行っております。 なお、当該有価証券の減損に当たっては、時価が取得 なお、当該有価証券の減損に当たっては、時価が取得 原価に比べて50%以上下落した銘柄は全て減損処理を 原価に比べて50%以上下落した銘柄は全て減損処理を 行い、30%以上50%未満下落した銘柄については、時価 行い、30%以上50%未満下落した銘柄については、時価 が回復する見込みがあると認められる場合を除き減損処 が回復する見込みがあると認められる場合を除き減損処 理を行っております。 理を行っております。 ⑤ 当期中に売却したその他有価証券 種 類 そ の 他 有 価 (単位:百万円) 平成 16 年度 売 却 額 証 券 631,568 平成 17 年度 売却益の合計額 売却損の合計額 58,444 7,111 売 却 額 509,730 売却益の合計額 売却損の合計額 48,143 3,024 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 93 Ⅱ.経理の状況 ⑥ 時価評価されていない主な有価証券の内容及び貸借対照表計上額 平成 16 年度末 平成 17 年度末 1. 満期保有目的の債券 1. 満期保有目的の債券 貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲 貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲 渡性預金20,829百万円並びに買入金銭債権として処理されて 渡性預金29,325百万円並びに買入金銭債権として処理されて いるコマーシャルペーパー37,541百万円を満期保有目的の債券 いるコマーシャルペーパー27,070百万円を満期保有目的の債券 に準じて処理しております。 に準じて処理しております。 2. 子会社株式及び関連会社株式 2. 子会社株式及び関連会社株式 株 式 84,248百万円 株 式 85,333百万円 外 国 証 券 144,882百万円 外 国 証 券 1188,336百万円 そ の 他 8,391百万円 そ の 他 9,608百万円 3. その他有価証券 - Ⅱ 4 3. その他有価証券 公 社 債 7,008百万円 公 社 債 4,606百万円 株 式 74,518百万円 株 式 73,580百万円 外 国 証 券 25,319百万円 外 国 証 券 31,150百万円 そ の 他 36,848百万円 そ の 他 54,424百万円 (注)貸借対照表において買入金銭債権として処理されている貸付債権信 託受益権を 「その他」に含めております。 (注)同左 ⑦ その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額 (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 国 地 方 社 1 年以内 1 年超 5 年以内 平成 17 年度末 5 年超 10 年以内 10 年超 1 年以内 5 年超 10 年以内 10 年超 債 16,781 53,965 76,509 32,338 10,999 34,750 71,870 119,338 債 99,536 138,130 24,512 105 49,668 90,859 12,345 20,817 債 128,657 518,293 544,599 76,526 98,943 565,503 531,604 137,418 券 68,705 406,916 179,653 46,571 52,753 441,312 204,443 39,100 そ の 他 58,370 – – 25,243 56,395 – – 44,270 合 計 372,050 1,117,305 825,274 180,785 268,760 1,132,426 820,262 360,944 外 国 証 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲渡性 同左 預金並びに買入金銭債権として処理されているコマーシャルペー パー等を 「その他」に含めております。 94 1 年超 5 年以内 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (2)金銭の信託関係 ① 運用目的の金銭の信託 種 類 (単位:百万円) 平成 16 年度末 平成 17 年度末 貸借対照表計上額 損益に含まれた評価差額 貸借対照表計上額 損益に含まれた評価差額 55,381 1,233 49,891 △3 金 銭 の 信 託 ② 満期保有目的の金銭の信託 該当事項ありません。 ③ 運用目的、満期保有目的以外の金銭の信託 平成 16 年度末 平成 17 年度末 時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。 時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。 取得原価をもって貸借対照表に計上している合同運用の金銭の 取得原価をもって貸借対照表に計上している合同運用の金銭の 信託が1,586百万円あります。 信託が2,629百万円あります。 - Ⅱ 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 95 Ⅱ.経理の状況 (3)デリバティブ取引情報 ① 取引の状況に関する事項 平成 16 年度 平成 17 年度 1. 取引に対する取組方針・利用目的 1. 取引に対する取組方針・利用目的 当社は、主として資産運用における価格、為替、金利変動に よる市場リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用し 当社では、主として資産運用における価格、為替、金利変動に よる市場リスクをヘッジする目的、及びALM(資産負債総合管 ております。 理) における金利変動リスクを適切にコントロールする目的で、 また、当社では、ヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意 した上で運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用し デリバティブ取引を利用しております。 また、当社では、ヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意した上 ております。 で運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用しております。 2. 取引の内容 当社が、当期にヘッジ目的で利用したデリバティブ取引は為替 当社が、当期にヘッジ目的で利用したデリバティブ取引は為替予 予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利スワップ 取引、債券店頭オプション取引、株式先渡取引、クレジットデリ 約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利スワップ取 引、債券店頭オプション取引、スワップション取引、クレジット バティブ取引であります。 デリバティブ取引であります。 また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約 取引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、 また、当社が収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為 替予約取引、通貨オプション取引、金利先物取引、 金利スワップ 金利キャップ取引、スワップション取引、債券先物オプション取引、 株価指数先物取引、株価指数オプション取引、クレジットデリバ 取引、金利キャップ取引、金利フロア取引、スワップション取引、 債券先物取引、債券先物オプション取引、株価指数先物取引、 ティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。 株価指数オプション取引、クレジットデリバティブ取引、天候デ リバティブ取引等であります。 - Ⅱ 4 2. 取引の内容 3. 取引に係るリスクの内容 デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に 3. 取引に係るリスクの内容 同左 係るリスク (市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている 事象の変動に係るリスクを有しております。 また、 取引先の倒産等による契約不履行に係るリスク (信用リスク) を内包しております。 当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の 対象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。 ただし、 ヘッジ目的取引の場合には、 現物資産とデリバティブ取引と は逆の価格変動をすることから、 市場リスクは減殺されております。 なお、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社の デリバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に限 定し、かつその中で取引を分散させております。 4. 取引に係るリスク管理体制 当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定 及びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバ 当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規程及 ティブ取引を実施し、管理しております。 取引を実施し、管理しております。 日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行 日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行 部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う業 務・商品の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に 沿って運営されているかをモニタリングすることで、組織的な牽 制を行っております。 また、リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR(バ リュー・アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、リスク状 況を定期的に取締役会等に報告しております。 96 4. 取引に係るリスク管理体制 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバティブ 部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う業 務・商品の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に 沿って運営されているかをモニタリングすることで、組織的な牽 制を行っております。 また、リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR(バ リュー・アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、リスク状 況を定期的に取締役会等に報告しております。 ② 取引の時価等に関する事項 デリバティブ取引における契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額又は計算上の想定元本であり、当該金額自体 がそのままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。 (1)通貨関連 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 市 場 取 引 以 外 の 取 引 種 類 契 約 額 等 うち 1 年超 1,530 ユ ー ロ 1,145 買建 米 ド ル 20 コール 米ドル 26 売建 (オプションプレミアム) ( 3) 通貨 プット 米ドル 15,150 オプション (オプションプレミアム) ( 109) 取引 買建 プット ユーロ 9,975 (オプションプレミアム) ( 66) 合 計 27,848 為替予約 取引 売建 米 ド ル ( ( ( – – – – –) – –) – –) – 平成 17 年度末 時 価 評価損益 1,577 1,136 21 △ 46 8 0 4 △0 24 △ 85 29 2,792 △ 36 △ 159 契 約 額 等 うち 1 年超 2,954 2,266 65 38 ( 1) 15,– ( –) 9,975– ( –) 5,324 – – – – –) – –) – –) – ( ( ( 時 価 評価損益 2,967 2,280 65 △ 12 △ 14 0 1 – 0 – – – 5,315 △ 26 – (2)金利関連 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 種 類 金利 スワップ 取引 受取固定・支払変動 受取変動・支払固定 支払固定・受取変動 コ 市 場 取 引 以 外 の 取 引 金 利 オ プ シ ョ ン 取 引 ス ワ ッ プ シ ョ ン 契 約 額 等 うち 1 年超 売建 ー ル (オプションプレミアム) プ ッ ト (オプションプレミアム) コ 買建 ー ル (オプションプレミアム) プ ッ ト (オプションプレミアム) 売 建 キ ャ (オプションプレミアム) ッ 建 プ 買 (オプションプレミアム) フ 買 建 ロ ア (オプションプレミアム) 合 計 24,980 – 23,000 1,000 ( 0) 4,000 ( 41) – ( –) 2,000 ( 33) 4,000 ( 152) 3,500 ( 198) – ( –) 62,480 24,122 – 23,000 – ( –) 4,000 ( 41) – ( –) 2,000 ( 33) 3,100 ( 139) 3,000 ( 196) – ( –) 59,222 Ⅱ 4 - (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 (1) 為替予約取引 同左 先物相場を使用しております。 (2) 通貨オプション取引 オプション価格計算モデル等によっております。 2. 「外貨建取引等会計処理基準」により外貨建金銭債権債 2. 同左 務等に振り当てたデリバティブ取引及びヘッジ会計が適用 されているものについては、記載の対象から除いております。 平成 17 年度末 時 価 評価損益 1,234 – △ 1,219 1,234 – △ 1,219 1 △1 17 23 – – 15 △ 17 10 12 12 △ 186 △ 186 – 72 △ 24 142 – 契 約 額 等 うち 1 年超 102,871 98,000 – 9,600 ( 78) 12,600 ( 118) 40,000 ( 157) 32,000 ( 220) 3,100 ( 139) 5,000 ( 234) 2,000 ( 37) 305,171 97,681 96,000 – – ( –) – ( –) – ( –) – ( –) 2,000 ( 128) 4,000 ( 224) 2,000 ( 37) 201,681 時 価 評価損益 △ 762 793 – △ 762 793 – 33 44 195 △ 76 116 △ 40 309 89 3 135 76 △ 157 15 782 △ 22 4 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 (1) 金利スワップ取引 同左 期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・ フローを現在価値に割り引いて算出しております。 (2) 金利オプション取引 オプション価格計算モデル等によっております。 2. 同左 2. ヘッジ会計が適用されるものについては、記載対象から 除いております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 97 Ⅱ.経理の状況 (3)株式関連 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 種 類 市 場 取 株価指数 オプション 買 建 取引 プ 契 約 額 等 うち 1 年超 ッ (オプションプレミアム) 引 52 ト 0) ( 時 価 評価損益 – – ( 52 合 計 平成 17 年度末 契 約 額 等 うち 1 年超 –) 0 △0 – 0 △0 (注)平成16年度末 時価の算定方法 主たる取引所における最終の価格によっております。 ( –) 時 価 – ( – –) – – – – – (注)平成17年度末 ─── (4)債券関連 種 類 プ 契 約 額 等 うち 1 年超 ッ ト - Ⅱ 4 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 取 13,600 平成 17 年度末 時 価 契 約 額 等 うち 1 年超 評価損益 – – 時 価 5) (オプションプレミアム) ( 債券先物 オプション 取引 引 – プ ッ ト ( 13,600 3 –) 2 ( – –) ( – –) 3– 2– –) – – – – – – 買建 8) (オプションプレミアム) ( 27,200 合 計 ( –) 4 △3 – 7 △1 (注)平成16年度末 時価の算定方法 主たる取引所における最終の価格によっております。 ( –) ( – (注)平成17年度末 ─── (5)信用関連 区 分 市 場 取 引 以 外 の 取 引 (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 契 約 額 等 うち 1 年超 平成 17 年度末 時 価 評価損益 契 約 額 等 うち 1 年超 時 価 評価損益 建 448,631 275,542 803 803 449,413 358,268 999 999 買 建 15,000 15,000 △ 102 △ 102 26,455 20,751 △59 △59 463,631 290,542 701 701 475,869 379,019 940 940 売 クレジット デリバティブ取引 合 計 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 取引対象物の価格、契約期間等の構成要素に基づき 同左 算定しております。また一部、取引先の金融機関から提 示された価格によっております。 2.「売建」は信用リスクの引受取引、 「買建」は信用リスクの 2. 同左 引渡取引であります。 98 評価損益 売建 市 場 評価損益 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (6)その他 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 種 類 売 市 天候 デリバティブ 場 取引 取 1,167 建 (オプションプレミアム) 買 ( 以 自然災害 デリバティブ 外 取引 の (オプションプレミアム) 取 の 他 売 ( 売 買 合 計 ( 13) 9) 3) 2,957 –) 7) 4,253 279 250 –) ( △ 199 △ 225 324 324 6 6 ( 9 6 ( ( –) 500 10) 1,020 143) 3 △0 362 ( 2) 11,194 評価損益 1,426 1,423 △ 1,352 △ 1,362 1,072 1,072 7 10 △ 61 205 1,500 –) ( – 700 12) ( 1,002 ( 138) 906 423 –) ( 1,000 18) 時 価 1,600 – – ( 17) 4,015 – ( 契 約 額 等 うち 1 年超 評価損益 500 ( 33 ( –) – 33 ( 建 (オプションプレミアム) 25) 時 価 – 770 ( 建 (オプションプレミアム) ( – 建 (オプションプレミアム) 57) 平成 17 年度末 – 954 建 包括的リスク引受契約 引 引 そ 契 約 額 等 うち 1 年超 888 ( –) 5,690 △ 62 △ 64 1,030 1,284 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 時価の算定方法 時価の算定方法 オプション価格計算モデル等によっております。 同左 なお、包括的リスク引受契約については取引先から提 示された数値を基礎として算出しております。 - Ⅱ 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 99 Ⅲ.企業集団等の状況 1.事業概況 (1)業績 当連結会計年度のわが国経済は、企業収益が高水準で推移し 億円増加しました。これに資産運用収益などを加えた経常収 たことや民間設備投資が増加したことに加え、雇用情勢や所得 益は、利息及び配当金収入が増加したことなどから、前連結 環境が好転し、個人消費が増加するなど、景気が回復基調で 会計年度に比べ93億円増加し1兆9,366億円となりました。 推移いたしました。 一方、正味支払保険金は、自然災害が減少したことなどによ 損害保険業界におきましては、このような景気動向を反映して保 り7,929億円と、前連結会計年度に比べて182億円減少しま 険料収入や利息及び配当金収入が増加するとともに、自然災害 した。このため、経常費用は前連結会計年度に比べて323億 による損害が比較的軽微であったことなどから損害率が低下し、 円減少し、1兆8,068億円となりました。 前連結会計年度に比べ収支状況が改善いたしました。 この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ417億円増加 このような情勢のもとで、当社は平成17年度から、新2ヶ年中期 し、1,298億円となりました。 テン 経営計画「チャレンジ10(三井住友海上グループ2010年ビジョ ②生命保険事業におきましては、子会社の三井住友海上きらめ ワン - Ⅲ 1 ン) “ステージⅠ”」に基づき、CSR(企業の社会的責任) を経営 き生命保険株式会社が、主力商品である収入保障保険等に の柱として、企業品質の向上、成長力・収益力の一層の強化を 加え、解約返戻金が国債の金利等によって変動する一時払 目指し、損害保険・生命保険事業及び海外事業を核に金融 養老保険の販売を開始したほか、生命保険商品の販売指導に サービス、リスク関連の各事業を積極的に展開いたしました結 当たる専任要員を全国の当社営業拠点に配置したことなどか 果、当連結会計年度の業績は、次のとおりとなりました。 ら、業容は順調に拡大いたしました。個人保険・個人年金保 経常収益は、保険引受収益が1兆9,384億円、資産運用収益が 険の保有契約高が伸びたことから、生命保険料は前連結会 1,598億円、その他経常収益が85億円となった結果、2兆1,068 計年度に比べ204億円増加し、1,622億円となりました。このた 億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が1兆7,106 め、生命保険料を含む経常収益は前連結会計年度に比べ221 億円、資産運用費用が154億円、営業費及び一般管理費が2,473 億円増加し、1,742億円となりました。 億円、その他経常費用が57億円となった結果、1兆9,791億円と 一方、経常費用は前連結会計年度に比べ237億円増加し、 なりました。この結果、経常利益は、正味収入保険料の増加及 1,763億円となりました。経常費用には、関連会社である三井 び自然災害による保険金支払の減少などにより、前連結会計年 住友海上メットライフ生命保険株式会社(平成17年10月に三 度に比べて401億円増加し、1,277億円となりました。 井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社から社名 これを事業の種類別に示すと次のとおりであります。 変更)の持分法による投資損失25億円を含んでおりますが、 ①損害保険事業におきましては、アジア地域において保険会社 これは主に契約増加に伴い販売手数料の負担が先行するこ の買収を進めるなど海外事業を強化したことに加え、家計分 モ ス とによるものであります。 ト 野において、自動車保険の最上級商品である「MOSTファー この結果、経常損失は前連結会計年度に比べ16億円増加し、 エムエス ストクラス」、一時払型年金払積立交通傷害保険「 M S ニュー 21億円となりました。 ステージ」等を、企業分野におきましては、中小事業者向け火 以上の経常利益に特別利益、特別損失、法人税及び住民税等 災保険「新ビジネスピカイチ」等を発売したことなどから、正味 並びに法人税等調整額を加減した当期純利益は、前連結会計 収入保険料は、1兆4,641億円と前連結会計年度に比べて567 年度に比べて59億円増加し、716億円となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 100 当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動 △2,643億円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、 によるキャッシュ・フローが配当金受取額の増加などにより前連 社債の発行による収入があった前連結会計年度に比べ972億 結会計年度に比べ1,523億円増加し、3,130億円となりました。 円減少し、△335億円となりました。これらの結果、当連結会計 投資活動によるキャッシュ・フローは国内株式の売却額が減少 年度末の現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ203 したことなどから前連結会計年度に比べ 414 億円減少し、 億円増加し、3,861億円となりました。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 2.損害保険事業の状況 (1)保険引受業務 ① 保険料及び保険金一覧表 (単位:百万円) 平成 16 年度 種 目 火 災 海 上 傷 害 自 動 車 自動車損害賠償責任 そ 合 の 他 計 平成 17 年度 正味収入保険料 正味支払保険金 正味収入保険料 構成比 増減率 構成比 構成比 13.42% 5.10 9.37 41.55 13.91 16.65 0.88% 11.07 5.59 0.18 0.89 4.28 188,856 71,828 131,900 584,728 195,741 234,272 1,407,328 100.00 2.05 139,884 27,788 53,231 354,257 113,048 122,973 増減率 17.24% 131.14% 206,373 84,788 3.43 △ 2.33 143,316 3.39 6.56 590,422 3.84 43.67 193,402 37.62 13.94 245,805 5.56 15.16 811,183 100.00 19.24 正味支払保険金 増減率 構成比 14.09% 9.28% 88,202 5.79 18.04 35,175 9.79 8.65 56,049 40.33 0.97 364,207 13.21 130,517 △ 1.20 16.79 118,787 4.92 1,464,107 100.00 4.03 増減率 11.12% △ 36.95% 4.44 26.58 7.07 5.29 45.93 2.81 16.46 15.45 14.98 △ 3.40 792,941 100.00 △ 2.25 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 ② 元受正味保険料(含む収入積立保険料) 種 目 火 災 海 上 傷 自 害 動 車 自動車損害賠償責任 そ 合 の (単位:百万円) 平成 16 年度 他 計 (うち 収 入 積 立 保 険 料 ) 281,783 84,935 354,488 586,241 187,180 254,651 1,749,279 (272,692) 平成 17 年度 構成比 増減率 16.11% 4.86 20.26 33.51 10.70 14.56 △ 2.66% 11.25 △ 1.32 0.07 1.81 1.29 100.00 (15.59) 0.18 (△ 9.35) 304,176 101,461 341,536 595,744 181,757 269,307 1,793,984 (249,760) 構成比 増減率 16.95% 5.66 19.04 33.21 10.13 15.01 7.95% 19.46 △ 3.65 1.62 △ 2.90 5.76 100.00 (13.92) 2.56 (△ 8.41) (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 元受正味保険料(含む収入積立保険料) とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。 (積立型保険の積立保険料を 含む。 ) - Ⅲ 2 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 101 Ⅲ.企業集団等の状況 (2)資産運用業務 ① 運用資産 (単位:百万円) 平成 16 年度 区 分 預 コ 買 買 金 貯 ー ル 現 金 銭 有 勘 銭 債 の 価 貸 土 ー 信 証 物 4.61% 0.54 – 0.94 0.85 71.54 11.47 3.40 359,116 18,000 – 71,570 53,064 5,838,265 755,929 229,807 4.60% 0.23 – 0.92 0.68 74.84 9.69 2.95 ン 定 権 託 券 付 地 金 ・ 建 構成比 309,847 36,000 – 63,039 57,421 4,803,387 770,378 228,187 金 ロ 先 入 平成 17 年度末 構成比 運 用 資 産 計 6,268,261 93.35 7,325,754 93.91 総 資 産 6,714,708 100.00 7,800,763 100.00 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 ② 有価証券 (単位:百万円) 平成 16 年度 区 分 構成比 国 方 計 4,803,387 債 株 式 外 合 券 債 社 そ 179,593 262,284 1,270,978 1,933,911 1,054,726 101,892 債 地 国 の 証 他 の 券 証 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 - Ⅲ 2 102 平成 17 年度末 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 3.74% 5.46 26.46 40.26 21.96 2.12 100.00 構成比 236,958 173,691 1,334,027 2,775,781 1,193,004 124,803 5,838,265 4.06% 2.98 22.85 47.54 20.43 2.14 100.00 ③ 利回り (1)運用資産利回り (インカム利回り) 区 分 預 コ 買 買 金 有 貸 土 貯 ー ル ロ ー 現 先 勘 入 金 銭 債 銭 の 信 価 証 付 地 ・ 建 小 そ 合 の (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 収入金額 平均運用額 年利回り 収入金額 平均運用額 年利回り 金 ン 定 権 託 券 金 物 2,719 20 0 275 864 93,626 13,717 7,126 261,280 32,851 1,034 79,585 45,652 3,508,495 755,385 252,583 1.04% 0.06 0.01 0.35 1.89 2.67 1.82 2.82 6,572 12 0 607 1,336 120,514 12,801 7,194 319,229 15,968 458 93,396 53,217 3,695,370 765,411 228,981 2.06% 0.08 0.01 0.65 2.51 3.26 1.67 3.14 計 118,351 4,936,868 2.40 149,038 5,172,035 2.89 他 163 – – 234 – – 計 118,514 – – 149,273 – – (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 収入金額は、連結損益計算書における 「利息及び配当金収入」に、 「金銭の信託運用益」及び「金銭の信託運用損」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金 額であります。 3. 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入金銭債権について は日々の残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。 4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。 (2)資産運用利回り (実現利回り) 平成 16 年度 区 分 預 コ 買 買 金 有 貸 土 金 そ 合 資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース) 貯 ー ル ロ ー 現 先 勘 入 金 銭 債 銭 の 信 価 証 付 地 ・ 建 融 派 生 商 の (単位:百万円) 平成 17 年度 年利回り 資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース) 年利回り 金 ン 定 権 託 券 金 物 品 他 3,822 20 0 324 922 141,772 13,840 7,127 1,903 △ 556 261,280 32,851 1,034 79,585 45,652 3,508,495 755,385 252,583 – – 1.46% 0.06 0.01 0.41 2.02 4.04 1.83 2.82 – – 7,204 12 0 607 △ 93 164,369 12,735 7,299 △ 2,244 820 319,229 15,968 458 93,396 53,217 3,695,370 765,411 228,981 – – 2.26% 0.08 0.01 0.65 △ 0.18 4.45 1.66 3.19 – – 計 169,177 4,936,868 3.43 190,711 5,172,035 3.69 Ⅲ 2 - (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 資産運用損益(実現ベース) は、連結損益計算書における 「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から 「資産運用費用」 を控除した金額であります。 3. 平均運用額(取得原価ベース) は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入 金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。 4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。 5. 資産運用利回り (実現利回り) にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り (時価総合利回り) は以下のとおりであります。 なお、資産運用損益等(時価ベース) は、資産運用損益(実現ベース) にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による) の当期増加額及び繰延ヘッ ジ損益の当期増加額を加算した金額であります。 また、平均運用額(時価ベース) は、平均運用額(取得原価ベース) にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)及び金銭の信託に係る 前期末評価損益を加算した金額であります。 (単位:百万円) 平成 16 年度 区 分 資産運用損益等(時価ベース) 平均運用額(時価ベース) 平成 17 年度 年利回り 資産運用損益等(時価ベース) 平均運用額(時価ベース) 年利回り 預 コ 買 買 金 有 貸 土 金 そ 貯 ー ル ロ ー 現 先 勘 入 金 銭 債 銭 の 信 価 証 付 地 ・ 建 融 派 生 商 の 金 ン 定 権 託 券 金 物 品 他 3,822 20 0 324 922 178,141 13,753 7,127 1,903 △ 763 261,280 32,851 1,034 79,585 47,440 4,674,733 755,385 252,583 – – 1.46% 0.06 0.01 0.41 1.94 3.81 1.82 2.82 – – 7,204 12 0 607 △ 93 973,815 12,564 7,299 △ 3,450 626 319,229 15,968 458 93,396 54,451 4,902,485 765,411 228,981 – – 2.26% 0.08 0.01 0.65 △ 0.17 19.86 1.64 3.19 – – 合 計 205,253 6,104,895 3.36 998,587 6,380,383 15.65 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 103 Ⅲ.企業集団等の状況 ④ 海外投融資 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 外 貨 建 外 円 貨 建 非 合 国 外 公 国 そ 社 株 46.95% 1.45 19.01 648,952 14,312 318,204 46.47% 1.02 22.79 788,579 67.41 981,469 70.28 他 8,248 315,221 57,722 0.71 26.95 4.93 13,489 323,424 78,031 0.97 23.16 5.59 381,193 32.59 414,945 29.72 計 1,169,772 100.00 1,396,414 100.00 他 計 外 そ 国 住 者 公 の 貸 社 構成比 549,206 17,018 222,353 債 式 の 居 平成 17 年度末 構成比 付 債 計 海 外 投 融 資 利 回 り 運 用 資 産 利 回 り ( イ ン カ ム 利 回 り ) 4.14% 4.40% 資 産 運 用 利 回 り ( 実 現 利 回 り ) 4.58 5.26 (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。 3.「海外投融資利回り」のうち 「運用資産利回り (インカム利回り) 」は、海外投融資に係る資産について、③利回り (1)運用資産利回り (インカム利回り) と同様の方法に より算出したものであります。 4.「海外投融資利回り」のうち「資産運用利回り (実現利回り) 」は、海外投融資に係る資産について、③利回り (2)資産運用利回り (実現利回り) と同様の方法により算 出したものであります。 なお、海外投融資に係る時価総合利回りは前連結会計年度4.45%、当連結会計年度5.35%であります。 - Ⅲ 2 104 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 3.生命保険事業の状況 (1)保険引受業務 ① 保有契約高 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 個 個 人 人 団 団 保 年 金 体 体 険 保 険 保 険 保 年 平成 17 年度末 増減率 金 険 6,581,088 273,609 2,478,958 – 17.76% 43.60 7.30 – 増減率 7,603,541 314,360 3,047,795 – 15.54% 14.89 22.95 – (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。 ② 新契約高 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 新契約+転換による純増加 新契約 個 個 人 人 団 団 保 年 金 体 体 険 保 険 保 険 保 年 平成 17 年度末 金 険 1,632,901 99,934 89,220 – 新契約+転換による純増加 転換による純増加 1,632,901 99,934 89,220 – – – – – 新契約 1,725,432 66,200 197,832 – 1,725,432 66,200 197,832 – 転換による純増加 – – – – (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 新契約の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。 (2)資産運用業務 ① 運用資産 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 平成 17 年度末 構成比 構成比 1.19% – – – – 94.53 2.47 0.01 14,357 – – – – 737,742 21,730 33 1.81% – – – – 93.02 2.74 0.00 物 8,191 – – – – 650,810 16,966 87 運 用 資 産 計 676,057 98.20 773,863 97.57 総 資 産 688,451 100.00 793,106 100.00 預 コ 買 買 金 貯 ー ル 現 金 銭 ー 勘 銭 債 の 価 貸 土 ロ 先 入 有 金 信 証 定 権 託 券 付 地 ン 金 ・ 建 Ⅲ 3 - (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 ② 有価証券 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 構成比 国 方 計 650,810 債 株 式 外 合 券 債 社 そ 397,084 10,382 203,589 17,310 22,443 – 債 地 国 の 証 他 の 平成 17 年度末 券 証 61.01% 1.60 31.28 2.66 3.45 – 100.00 構成比 487,613 8,974 202,152 15,380 23,620 – 737,742 66.10% 1.22 27.40 2.08 3.20 – 100.00 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 105 Ⅲ.企業集団等の状況 ③ 利回り (1)運用資産利回り (インカム利回り) 区 分 預 コ 買 買 金 収入金額 貯 ー ル 現 ロ 金 銭 有 ー 勘 銭 債 の 価 貸 信 証 地 建 小 合 の 年利回り 収入金額 平均運用額 年利回り 物 24,919 – – 147 – 559,080 14,950 92 0.00% – – 0.02 – 1.62 3.11 – 0 – – – – 11,027 580 – 19,889 – – – – 673,402 19,367 89 0.00% – – – – 1.64 3.00 – 計 9,522 599,190 1.59 11,608 712,749 1.63 他 14 – – 4 – – 計 9,537 – – 11,612 – – ン 定 権 託 金 ・ そ 平均運用額 券 付 土 平成 17 年度 0 – – 0 – 9,057 464 – 金 先 入 (単位:百万円) 平成 16 年度 (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 収入金額は、連結損益計算書における 「利息及び配当金収入」であります。 3. 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。ただし、買入金銭債権については日々の残高(取得原価又は償 却原価) の平均に基づいて算出しております。 4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。 (2)資産運用利回り (実現利回り) 区 分 預 コ 買 買 金 ル 現 入 先 金 の - Ⅲ 3 債 信 証 融 派 建 生 商 の 資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース) 年利回り 他 0.00% – – 0.02 – 1.60 3.11 – – – 0 – – – – 11,086 580 – – 4 19,889 – – – – 673,402 19,367 89 – – 0.00% – – – – 1.65 3.00 – – – 計 9,441 599,190 1.58 11,672 712,749 1.64 定 権 託 金 ・ 年利回り 24,919 – – 147 – 559,080 14,950 92 – – ン 券 付 地 そ 合 勘 銭 価 貸 ー 平成 17 年度 0 – – 0 – 8,962 464 – – 14 金 ロ 金 銭 有 土 資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース) 貯 ー (単位:百万円) 平成 16 年度 物 品 (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2. 資産運用損益(実現ベース) は、連結損益計算書における 「資産運用収益」から 「資産運用費用」 を控除した金額であります。 3. 平均運用額(取得原価ベース) は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。ただし、買入金銭債権については日々の残 高(取得原価又は償却原価) の平均に基づいて算出しております。 4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。 5. 資産運用利回り (実現利回り) にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り (時価総合利回り) は以下のとおりであります。なお、資産運用損益等 (時価ベース) は、資産運用損益(実現ベース) にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による) の当期増加額を加算した金額であります。 また、平均運用額(時価ベース) は、平均運用額(取得原価ベース) にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による) を加算した金額であります。 (単位:百万円) 平成 16 年度 区 分 平均運用額(時価ベース) 年利回り 資産運用損益等(時価ベース) 平均運用額(時価ベース) 年利回り 24,919 – – 147 – 565,890 14,950 92 – – 0.00% – – 0.02 – 3.36 3.11 – – – 0 – – – – △ 9,739 580 – – 4 19,889 – – – – 690,272 19,367 89 – – 0.00% – – – – △ 1.41 3.00 – – – 606,001 3.22 △ 9,153 729,618 △ 1.25 そ の 他 合 計 19,500 貯 金 コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 買 入 金 銭 債 権 金 銭 の 信 託 有 価 証 券 貸 付 金 土 地 ・ 建 物 金 融 派 生 商 品 106 資産運用損益等(時価ベース) 0 – – 0 – 19,020 464 – – 14 預 平成 17 年度 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ④ 海外投融資 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 外 貨 建 外 円 貨 建 非 合 国 外 公 国 そ 社 株 100.00% – – 23,620 – – 100.00% – – 22,443 100.00 23,620 100.00 他 – – – – – – – – – – – – – – – – 計 22,443 100.00 23,620 100.00 他 計 外 そ 国 住 者 公 の 貸 社 構成比 22,443 – – 債 式 の 居 平成 17 年度末 構成比 付 債 計 海 外 投 融 資 利 回 り 運 用 資 産 利 回 り ( イ ン カ ム 利 回 り ) 4.20% 4.55% 資 産 運 用 利 回 り ( 実 現 利 回 り ) 4.22 4.57 (注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 2.「海外投融資利回り」のうち「運用資産利回り (インカム利回り) 」は、海外投融資に係る資産について、③利回り (1)運用資産利回り (インカム利回り) と同様の方法に より算出したものであります。 3.「海外投融資利回り」のうち「資産運用利回り (実現利回り) 」は、海外投融資に係る資産について、③利回り (2)資産運用利回り (実現利回り) と同様の方法により算 出したものであります。 なお、海外投融資に係る時価総合利回りは前連結会計年度1.23%、当連結会計年度11.04%であります。 - Ⅲ 3 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 107 Ⅲ.企業集団等の状況 4.連結財務諸表 当社は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第19条の2の規定に基づき、連結貸借対照表、連結損益計算書に ついて、あずさ監査法人の監査を受けております。また、証券取引法第193条の2の規定に基づき、連結貸借対照表、連結損益計算 書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書などについて、あずさ監査法人の監査証明を受けております。 (1)連結貸借対照表 (単位:百万円) 平成 16 年度 (平成 17 年 3 月31 日現在) 科 目 平成 17 年度 (平成 18 年 3 月31 日現在) 構成比 資 産 現 金 の 及 び コ ー ル 買 入 金 金 銭 有 貯 ロ ー 銭 債 の 信 価 動 そ 産 権 金 及 の ン 券 付 不 金 託 証 貸 び 他 動 資 産 産 繰 延 税 金 資 産 連 結 調 整 勘 定 支 払 承 諾 見 貸 倒 資 引 産 の 負 当 部 債 保 険 支 責 任 約 準 返 金 合 の 契 払 計 備 金 金 金 等 債 の 退 職 賞 他 給 負 付 与 引 引 債 当 当 金 金 日 本 国 際 博 覧 会 出 展 引 当 金 特 別 価 繰 法 格 上 の 変 動 延 税 支 準 準 金 払 備 備 負 承 債 の 部 合 少 数 株 主 持 本 の 資 金 金 債 諾 負 資 計 分 本 金 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 替 自 資 - Ⅲ 4 108 換 算 調 己 本 整 勘 株 の 部 5,301,902 71.62 375,874 18,000 71,570 53,064 6,576,008 777,659 257,693 428,084 6,633 38,925 1,414 △ 12,055 8,592,873 % 4.37 0.21 0.83 0.62 76.53 9.05 3.00 4.98 0.08 0.45 0.02 △ 0.14 100.00 5,579,937 64.94 54,188 △ 18,000 8,531 △ 4,356 1,121,810 △ 9,685 5,415 △ 5,198 6,325 33,553 △ 8,880 6,859 1,190,562 2.54 0.14 80.18 0.08 100,000 279,392 82,457 13,526 – 23,537 ( 23,537) 477,915 1,414 6,558,183 7,221 5.56 0.02 76.32 0.08 278,034 100,456) 177,578) – 63,912 △ 2,426 △ 519 △ 140 3,075 ( 3,075) 290,056 △ 8,880 623,112 1,556 1.88 1.26 7.09 10.53 △ 0.15 △ 0.87 19.74 100.00 139,595 93,127 577,028 1,291,051 3,988 77,321 △ 2,027,469 8,592,873 1.62 1.08 6.72 15.03 0.05 0.90 △ 23.60 100.00 – 8 52,320 511,208 15,166 △ 12,810 565,893 1,190,562 ( 625,547) (4,676,355) 100,000 215,480 84,884 14,046 140 20,461 ( 20,461) 187,859 10,295 5,935,070 5,665 139,595 93,118 524,708 779,842 △ 11,177 △ 64,511 1,461,575 7,402,311 ( 726,003) (4,853,933) 1.35 2.91 1.15 0.19 0.00 0.28 ( ( 1.16 3.25 0.96 0.16 – 0.27 部 資 為 % 4.35 0.49 0.85 0.78 73.68 10.64 3.41 5.85 0.00 0.07 0.14 △ 0.26 100.00 部 準 備 備 社 そ 321,686 36,000 63,039 57,421 5,454,198 787,345 252,278 433,282 308 5,372 10,295 △ 18,915 7,402,311 部 預 増減額 構成比 定 式 合 計 負債、少数株主持分及び資本の部合計 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 平成 17 年度連結貸借対照表の注記 1. 不動産及び動産の減価償却累計額は273,606百万円、圧縮記帳額は19,703百万円であります。 2. 非連結子会社及び関連会社の株式等は次のとおりであります。 有価証券(株式)…………………………24,048百万円 有価証券(外国証券) ………………………9,178百万円 有価証券(その他の証券)………………10,155百万円 3. (1)貸付金のうち、破綻先債権額は510百万円、延滞債権額は3,841百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして 未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 )のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の 貸付金であります。 (2)貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は724百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであ ります。 (3)貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は4,385百万円であります。 なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者 に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 (4)破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の合計額は9,461百万円であります。 4. 担保に供している資産は有価証券38,107百万円、現金及び預貯金417百万円並びに不動産42百万円であります。これは、海外営業のための供託資産として差し入れ ているもの等であります。 5. 有価証券には消費貸借契約により貸し付けているものが164,050百万円含まれております。 6. リミテッド・パートナーシップが行う取引の履行に関して保証を行っております。なお、当該取引の期末時点での現在価値の合計額は73,741百万円であり、実質保証額 がないため、支払承諾見返及び支払承諾には計上しておりません。 7. 貸出コミットメント契約に係る融資未実行残高は1,099百万円であります。 8. 親会社の発行済株式総数は、普通株式1,513,184,880株であります。 9. 連結会社が保有する自己株式の数は、普通株式92,563,719株であります。 - Ⅲ 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 109 Ⅲ.企業集団等の状況 (2)連結損益計算書 (単位:百万円) 平成 16 年度 (平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) 科 目 平成 17 年度 (平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) 百分比 経 常 1,881,195 保 険 料 (1,407,328) 収 入 積 立 保 険 引 56,779) ( 249,760) 58,549) ( 57,758) ( △ 790) 生 料 ( 141,785) ( 162,225) ( 20,439) そ の 他 保 険 引 受 収 益 ( 838) ( 4,592) ( 3,753) 命 産 保 運 険 用 収 137,006 益 6.78 159,857 (△ 22,932) 7.59 22,850 利 息 及 び 配 当 金 収 入 ( 127,581) ( 160,055) ( 32,474) 金 銭 の 信 託 運 用 益 ( 1,209) ( 539) ( △ 669) 有 価 証 券 売 却 益 ( 61,055) ( 49,510) 有 価 証 券 償 還 益 ( 3,014) ( 5,257) 金 融 派 生 商 品 収 益 ( 1,903) ( そ 益 ( 791) ( 積立保険料等運用益振替 ( △ 58,549) ( △ 57,758) の の 他 他 運 経 費 険 用 常 収 収 受 費 用 2,243) –) ( △ 1,903) 2,253) ( 1,461) ( 790) 3,715 0.18 8,571 0.41 4,856 1,934,339 95.67 1,979,164 93.94 44,824 1,672,117 82.70 1,710,618 81.19 38,500 益 用 引 (△ 11,545) ( 金 ( 811,183) ( 792,941) 費 ( 58,707) ( 63,097) ( 4,389) 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 ( 243,778) ( 257,671) ( 13,892) 満 金 ( 400,319) ( 363,976) (△ 36,343) 味 支 払 害 保 調 期 険 査 返 戻 (△ 18,242) 契 約 者 配 当 金 ( 184) ( 113) ( △ 71) 生 命 保 険 金 等 ( 17,549) ( 20,911) ( 3,361) 額 ( 92,708) ( 79,825) 責 任 準 備 金 等 繰 入 額 ( 46,273) ( 131,042) ( 84,768) そ の 他 保 険 引 受 費 用 ( 1,412) ( 1,039) ( △ 372) 払 備 産 金 運 繰 用 入 費 17,278 用 0.85 15,484 (△ 12,882) △ 1,794 0.74 金 銭 の 信 託 運 用 損 ( 299) ( 646) ( 347) 有 価 証 券 売 却 損 ( 8,371) ( 3,859) ( △ 4,511) 有 価 証 券 評 価 損 ( 4,892) ( 3,812) ( △ 1,079) 有 価 証 券 償 還 損 ( 330) ( 227) ( △ 102) 金 融 派 生 商 品 費 用 ( –) ( 2,244) ( 2,244) そ ( ( 1,306) の 他 運 用 費 用 - 営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 そ 110 57,249 ( 272,692) 資 経 92.00 ( 支 Ⅲ 4 1,938,445 (1,464,107) 84,956 ( 損 部 収 100.00% 料 正 の 受 2,106,874 積 立 保 険 料 等 運 用 益 常 益 93.04 益 入 保 損 100.00% 収 そ 常 2,021,917 味 険 資 経 益 正 保 経 収 増減額 百分比 の 他 経 常 費 用 3,385) ( 237,967 11.77 6,975 0.35 4,692) 247,345 11.74 5,716 0.27 9,377 △ 1,259 支 払 利 息 ( 469) ( 753) ( 284) 貸 倒 損 失 ( 177) ( 75) ( △ 101) 保険業法第 113 条繰延資産償却費 ( 396) ( 396) ( △ 0) 持分法による投資損失 ( 736) ( 2,060) ( 1,324) そ の 他 の 経 常 費 用 ( 5,195) ( 2,429) ( △ 2,765) 常 利 益 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 87,577 4.33 127,710 6.06 40,132 (単位:百万円) 平成 16 年度 (平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) 科 目 平成 17 年度 (平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) 百分比 特 特 別 特 損 別 利 益 不 動 産 動 産 処 分 益 そ の 他 特 別 利 益 別 損 失 不 動 産 動 産 処 分 減 損 損 特別法上の準備金繰入 価 格 変 動 準 備 そ の 他 特 別 損 49,664 30,592 ( 2,360) (16,460) ( 7,024) ) ( ( 7,024) ( 4,747) 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 法 人 税 及 び 住 民 税 法 人 税 等 調 整 少 数 株 主 利 益 等 額 益 当 益 106,648 14,203 25,961 758 65,725 益 の 部 期 純 利 2.45% 8,625 2,220) 6,404) 31,407 ( 3,931) ( 909) ( 3,075) ) ( ( 3,075) (23,491) 104,927 36,023 △ 4,197 1,441 71,660 ( 4,338) (45,325) 損 失 額 金 失 増減額 百分比 0.41% 1.51 5.27 0.70 1.28 0.04 3.25 △ 41,038 ( △ 2,117) (△ 38,920) ( ( 1.49 814 ( 1,570) (△ 15,551) ( △ 3,948) ) ( ( △ 3,948) ( 18,744) 4.98 1.71 △ 0.20 0.07 3.40 △ 1,721 21,819 △ 30,159 683 5,935 平成 17 年度連結損益計算書の注記 1. 事業費の主な内訳は次のとおりであります。 代理店手数料等 ………261,212百万円 給与 ……………………122,495百万円 なお、事業費は連結損益計算書における損害調査費、営業費及び一般管理費並びに諸手数料及び集金費の合計であります。 2. その他特別利益は、確定拠出年金制度への移行に伴う特別利益3,400百万円及び貸倒引当金戻入額3,004百万円であります。 3. その他特別損失は、大規模自然災害責任準備金制度の導入初年度にあたり火災保険の異常危険準備金について特段の積立を実施した額23,491百万円であります。 4. 当連結会計年度において、以下の資産について減損損失を計上しております。 用 途 賃貸不動産 遊休不動産及び 売却予定不動産 種 類 土地及び建物 土地及び建物 減損損失 (百万円) 資 産 和歌山県内に保有する 賃貸用ビル 石川県内に保有する 賃貸用ビルなど 5 物件 内 訳 392 517 土 地 150 建 物 241 土 地 204 建 物 312 保険事業等の用に供している不動産等について保険事業等全体で1つの資産グループとし、賃貸不動産、遊休不動産及び売却予定不動産については個別の物件毎 にグルーピングしております。 不動産価格が下落したこと及び売却予定となったこと等により、上記の資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(909百万円) として特別 損失に計上しております。 なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い価額としております。正味売却価額は不動産鑑定士による鑑定評価額を基に算出し、使 用価値は将来キャッシュ・フローを6.5%で割り引いて算定しております。 - Ⅲ 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 111 Ⅲ.企業集団等の状況 (3)連結剰余金計算書 (単位:百万円) 科 目 資 本 剰 余 金 の 本 自 剰 余 金 増 加 己 株 式 処 分 差 高 益 資 本 剰 余 金 期 末 残 高 利 益 剰 余 金 の 益 剰 余 金 期 純 増 加 利 高 益 益 剰 減 高 金 与 当 利 配 役 余 員 金 当 賞 少 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 平成 17 年度連結剰余金計算書の注記 役員賞与はすべて取締役に対するものであります。 - Ⅲ 4 112 93,110 8 ( 8) 93,118 93,118 8 ( 8) 93,127 471,421 65,725 ( 65,725) 12,437 ( 12,366) ( 71) 524,708 524,708 71,660 ( 71,660) 19,339 ( 19,280) ( 59) 577,028 増減額 ( 8 0 0) 8 部 利 益 剰 余 金 期 首 残 高 利 平成 17 年度 (平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) 部 資 本 剰 余 金 期 首 残 高 資 平成 16 年度 (平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 53,287 5,935 ( 5,935) 6,901 ( 6,913) ( △ 12) 52,320 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 科 目 I ( 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 減 価 償 却 費 減 損 損 失 連 結 調 整 勘 定 償 却 額 支 払 備 金 の 増 加 額 責 任 準 備 金 等 の 増 加 額 貸 倒 引 当 金 の 増 加 額 退 職 給 付 引 当 金 の 増 加 額 賞 与 引 当 金 の 増 加 額 不 動 産 投 資 損 失 引 当 金 の 増 加 額 日本国際博覧会出展引当金の増加額 価 格 変 動 準 備 金 の 増 加 額 利 息 及 び 配 当 金 収 入 有 価 証 券 関 係 損 益 ( △) 支 払 利 息 ( △) 為 替 差 損 益 不 動 産 動 産 関 係 損 益( △) 持 分 法 に よ る 投 資 損 益 ( △) 不 動 産 に よ る 保 険 金 回 収 額 その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額 その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額 そ の 他 小 利 利 法 法 計 息 人 人 及 息 び 税 税 配 当 金 の 支 等 の 等 の の 支 還 受 払 取 払 付 額 額 額 額 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 平成 16 年度 平成 16 年 4 月 1日から 平成 17 年 3 月31日まで 106,648 17,483 16,460 485 90,755 46,197 △ 5,184 △ 51,501 707 △ 1,220 70 7,024 △ 127,581 △ 50,546 469 76 △ 1,979 736 20,555 △ 11,406 6,369 △ 189 64,431 132,215 △ 157 △ 35,793 – 160,695 )( 平成 17 年度 平成 17 年 4 月 1日から 平成 18 年 3 月31日まで 104,927 16,290 909 1,444 79,825 152,555 △ 7,445 △ 5,102 △ 935 – △ 140 3,075 △ 160,055 △ 47,366 753 △ 546 1,114 2,060 898 21,137 △ 8,561 7,719 162,558 160,058 △ 810 △ 14,876 6,076 313,007 ) 増減額 △ 1,721 △ 1,192 △ 15,551 958 △ 10,929 106,357 △ 2,260 46,398 △ 1,642 1,220 △ 210 △ 3,948 △ 32,474 3,180 284 △ 622 3,093 1,324 △ 19,656 32,543 △ 14,931 7,909 98,127 27,843 △ 652 20,916 6,076 152,311 II 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 預 買 買 金 金 有 有 貸 貸 債 そ 貯 金 の 純 増 加 入 金 銭 債 権 の 取 得 に よ る 支 入 金 銭 債 権 の 売 却・償 還 に よ る 収 銭 の 信 託 の 増 加 に よ る 支 銭 の 信 託 の 減 少 に よ る 収 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 価 証 券 の 売 却・償 還 に よ る 収 付 け に よ る 支 付 金 の 回 収 に よ る 収 券貸借取引受入担保金の純増加 の 額 出 入 出 入 出 入 出 入 額 他 II ① 小 計 ( I + II ① ) 不 動 産 及 び 動 産 の 取 得 に よ る 支 出 不 動 産 及 び 動 産 の 売 却 に よ る 収 入 連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー △ 3,347 △ 26,511 7,254 △ 5,000 7,938 △ 1,178,588 933,941 △ 278,085 283,026 26,175 △ 6,487 △ 239,683 ( 73,323) △ 19,259 5,397 △ 10,807 △ 264,352 △ 3,163 △ 5,858 4,176 25,142 7,938 △ 71,733 △ 87,508 △ 20,242 56,622 46,634 △ 3,667 △ 51,659 ( 100,651) △ 6,364 △ 2,435 19,048 △ 41,411 99,994 △ 22,098 △ 12,366 △ 124 △ 1,782 63,622 1,426 2,803 363,011 365,815 – △ 12,831 △ 19,280 △ 483 △ 985 △ 33,580 5,289 20,364 365,815 386,179 △ 99,994 9,266 △ 6,913 △ 358 796 △ 97,202 3,863 17,560 2,803 20,364 III 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 社 債 の 発 行 に よ る 収 自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 配 当 金 の 支 払 少 数 株 主 へ の 配 当 金 の 支 払 そ の 入 出 額 額 他 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー IV V VI VII 現金及び現金同等物に係る換算差額 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 加 額 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 首 残 高 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 末 残 高 1. 現金及び現金同等物の期末残高 と連結貸借対照表に掲記されて いる科目の金額との関係 現金及び預貯金…375,874百万円 コールローン ………18,000百万円 買入金銭債権 ……71,570百万円 金銭の信託 ………53,064百万円 預入期間が3カ月を超える 定期預金 ………△ 37,395百万円 現金同等物以外の買入金銭債権 ……………△44,500百万円 現金同等物以外の金銭の信託 ……………△ 50,434百万円 現金及び現金同等物 ……………386,179百万円 2. 株式の取得により新たに連結子会 社となった会社の資産及び負債 の主な内訳 株式の取得により新たにMingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd. 他 3 社を連結したことに伴う連結 開 始 時の資 産 及び 負 債の内 訳 並びにMingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd.他3社株式の 取得価額と取得のための支出(純 額) との関係は次のとおりであります。 資産 ………………71,100百万円 (うち有価証券) ……………(19,638百万円) 連結調整勘定 ……27,143百万円 負債 ……………△ 56,080百万円 (うち保険契約準備金) ………… (△ 41,160百万円) 少数株主持分 ……△ 2,056百万円 上記4社株式の取得価額 ………………40,105百万円 上記4社現金及び現金同等物 ……………△ 29,298百万円 差引:上記4社取得のための支出 ………………10,807百万円 3. 重要な非資金取引の内容 当連結会計年度に新たに計上し たファイナンス・リース取引に係る 資産及び債務の額は、それぞれ 1,179百万円であります。 4. 投資活動によるキャッシュ・フロー には、保険事業に係る資産運用 業務から生じるキャッシュ・フロー を含んでおります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 Ⅲ 4 - △ 183 △ 20,653 3,078 △ 30,142 – △ 1,106,855 1,021,450 △ 257,843 226,404 △ 20,458 △ 2,820 △ 188,024 ( △ 27,328) △ 12,894 7,833 △ 29,855 △ 222,940 平成 17 年度連結キャッシュ・ フロー計算書の注記 113 Ⅲ.企業集団等の状況 (5)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 1. 連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社数 4. 会計処理基準に関する事項 35 社 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 主な会社名 親会社及び国内連結子会社の保有する有価証券の評価基準及び評 三井住友海上きらめき生命保険株式会社 価方法は次のとおりであります。 Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.), Inc. ① 満期保有目的の債券の評価は、償却原価法によっております。 Mitsui Sumitomo Insurance Company (Europe), Limited ② 持分法を適用していない非連結子会社株式及び関連会社株式の Mitsui Sumitomo Insurance (Singapore) Pte Ltd 評価は、移動平均法に基づく原価法によっております。 Aviva Insurance Berhad 及びPT. Aviva Insurance については、前 ③ 業種別監査委員会報告第21号「保険業における「責任準備金対応 連結会計年度に英国AVIVA (アヴィヴァ)社と締結した同社のアジア 債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」 (日本公認会 損害保険事業の包括的買収に関する契約に基づいて、当連結会計年 計士協会 平成12年11月16日) に基づく責任準備金対応債券の 度に株式を取得し、新たに子会社となったため、また、Mingtai Fire 評価は移動平均法に基づく償却原価法(定額法) によっております。 & Marine Insurance Co.,Ltd.については、当連結会計年度に株式を取 なお、当連結会計年度に新たに設けた責任準備金対応債券に関 得し、新たに子会社となったため、当連結会計年度から連結の範囲に するリスク管理方針の概要は以下のとおりであります。 含めております。 生命保険連結子会社において、資産・負債の金利リスクの変動を ASSUMO Service und Management Organisation GmbH については、 適切に管理するために新たに平成17年12月より発売した「一時払 連結子会社であるMitsui Sumitomo Insurance Company (Europe), 養老保険」を小区分として設定し、その責任準備金対応債券と責任 Limited が当連結会計年度に株式を取得したことにより、新たに子会 準備金のデュレーションを一定幅の中で対応させる運用方針をとっ 社となったため、当連結会計年度から連結の範囲に含めております。 ております。 (2)非連結子会社 ④ その他有価証券のうち時価のあるものの評価は、期末日の市場価 主な会社名 格等に基づく時価法によっております。 三井住友海上損害調査株式会社 なお、評価差額は全部資本直入法により処理し、また、売却原価の 三井住友海上スタッフサービス株式会社 算定は移動平均法に基づいております。 非連結子会社とした会社は、その総資産、経常収益、当期純損益のう ち持分に見合う額及び利益剰余金のうち持分に見合う額等からみて、 企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げな い程度に重要性の乏しい会社であります。 (3)三井住友海上メットライフ生命保険株式会社の議決権の51%を所有 ⑤ その他有価証券のうち時価のないものの評価は、移動平均法に基 づく原価法又は償却原価法によっております。 ⑥ 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信 託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法によってお ります。 しておりますが、同社は他の会社との共同支配の実態にある合弁会社 在外連結子会社の保有する有価証券の評価基準及び評価方法は主 であるため、子会社としておりません。 に時価法によっております。 なお、三井住友海上メットライフ生命保険株式会社は、平成17年10月 (2)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 1日付で三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社より社 親会社及び連結子会社のデリバティブ取引の評価は、時価法によって 名変更しております。 おります。ただし、為替予約等の振当処理の適用要件を満たすものに ついて振当処理を、金利スワップの特例処理の適用要件を満たすもの 2. 持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用の関連会社数 2社 会社名 (3)不動産及び動産の減価償却の方法 親会社及び国内連結子会社の不動産及び動産の減価償却は、定率法 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社 によっております。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物 三井住友アセットマネジメント株式会社 附属設備を除く) については、定額法によっております。 (2)持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社(三井住友海上 スタッフサービス株式会社、BPI/MS Insurance Corporation 他) に - Ⅲ 4 について特例処理を適用しております。 ついては、それぞれ連結純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽 微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から 除外しております。 在外連結子会社の不動産及び動産の減価償却は、主に定額法によって おります。 (4)重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金 親会社及び生命保険連結子会社は、債権の貸倒れによる損失に備 えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準により、次のと 3. 連結子会社の事業年度等に関する事項 おり計上しております。 連結子会社のうち、Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings 破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形 (U.S.A.), Inc. 他31社の決算日は12月31日でありますが、決算日の差異 式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権及び が3ヵ月を超えていないため、本連結財務諸表の作成に当たっては、 実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、 同日現在の決算財務諸表を使用しております。 債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と なお、連結決算日との差異期間における重要な取引については、連結 認められる額等を控除し、その残額を引き当てております。 上必要な調整を行っております。 今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対す る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に よる回収が可能と認められる額等を控除し、その残額のうち、債務 114 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当て (6) 消費税等の処理方法 ております。 親会社及び国内連結子会社の消費税等の会計処理は税抜方式によっ 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等 ております。ただし、親会社の損害調査費、営業費及び一般管理費等 から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。 の費用は税込方式によっております。 また、全ての債権は資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資 なお、資産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上し、5年間 産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果 で均等償却を行っております。 を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引き当てを行って おります。 (7) 重要なリース取引の処理方法 親会社及び国内連結子会社におけるリース物件の所有権が借主に移 その他の国内連結子会社は、親会社に準じた資産の自己査定基準 転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、 に基づき、資産査定を実施し、その査定結果に基づいて必要額を 通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 引き当てております。 在外連結子会社は、主に個別の債権について回収可能性を検討し、 貸倒見積額を計上しております。 ② 退職給付引当金 (8) 重要なヘッジ会計の方法 親会社は、為替変動に伴う外貨建債券のキャッシュ・フロー変動リスク をヘッジする目的で実施する、通貨スワップ取引については繰延ヘッ ジを適用し、為替予約取引の一部については時価ヘッジを適用してお 親会社は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末にお ります。また、金利変動に伴う貸付金及び債券のキャッシュ・フロー変 ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。 動リスクをヘッジする目的で実施する金利スワップ取引については、繰 親会社の過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務 延ヘッジ又は金利スワップの特例処理を適用しております。 期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しております。 なお、ヘッジの有効性については、ヘッジ開始時から有効性判定時点 親会社の数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存 までの期間において、ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変 勤務期間以内の一定の年数による定額法により翌連結会計年度か 動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計と ら費用処理することとしております。 を四半期毎に比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。 その他の連結子会社は、退職給付債務の算定に当たり、簡便法を ただし、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に高い相関関係があることが 採用しております。 明らかなもの及び金利スワップの特例処理の適用要件を満たすものに 上記のほか、親会社及び生命保険連結子会社は、役員及び執行役 ついては、ヘッジ有効性の判定は省略しております。また、ALM(資産 員の退職慰労金(年金を含む)の支出に備えるため、当該退職慰 負債総合管理) における金利変動リスクを適切にコントロールする目的 労金の制度を廃止した前連結会計年度末までの在任期間中の職 で実施している金利スワップ取引については、業種別監査委員会報告 務遂行に係る対価相当額3,629百万円を退職給付引当金に含めて 第26号「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び 計上しております。 監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会 平成14年9月3日) に基づく (追加情報) 繰延ヘッジ処理及びヘッジ有効性の評価を行っております。ヘッジ有効 親会社は確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月1日に適格 性の評価はヘッジ対象とヘッジ手段双方の理論価格の算定に影響を 退職年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行し、 「退職給付制 与える金利の状況を検証することにより行っております。 度間の移行等に関する会計処理」 (企業会計基準適用指針第1号) (9) 保険業法第 113 条繰延資産の処理方法 を適用しております。 保険業法第113条繰延資産の償却額の計算は法令及び生命保険連結 本移行に伴う影響額は、特別利益として3,400百万円計上しており 子会社の定款の規定に基づき行っております。 ます。 なお、親会社の適格退職年金制度においては従業員の平均残存 5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 勤務期間の短縮に伴い、当連結会計年度より数理計算上の差異の 連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用 費用処理年数を10年から4年に変更しております。 しております。 この結果、従来の費用処理年数によった場合に比べ、経常利益及 び税金等調整前当期純利益は983百万円減少しております。 ③ 賞与引当金 6. 連結調整勘定の償却に関する事項 連結調整勘定は、Mingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd. 他4社に 係るものについては、20年間で均等償却を行っております。その他、少額 会社は、従業員の賞与に充てるため、期末における支給見込額を のものについては発生年度に一括償却しております。 Ⅲ 4 - 親会社は従業員及び執行役員の賞与に充てるため、また、連結子 基準に計上しております。 ④ 価格変動準備金 7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項 親会社及び生命保険連結子会社は株式等の価格変動による損失 連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分又は損失処理について連結 に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき計上しております。 会計年度中に確定した利益処分又は損失処理に基づいて作成しており (5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準 ます。 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換 算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外連結子会社 8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収 連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物) は、 益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は資本の 手許現金、要求払預金及び取得日から満期日又は償還日までの期間が 部における為替換算調整勘定及び少数株主持分に含めております。 3ヵ月以内の定期預金等の短期投資からなっております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 115 Ⅲ.企業集団等の状況 (6)時価情報等 1. 有価証券関係 ● 有価証券 ① 売買目的有価証券 該当事項ありません。 ② 満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 平成 17 年度末 連結貸借対照表 計 上 額 時 価 差 額 連結貸借対照表 計 上 額 時 価 外国証券 176,949 2,054 181,795 2,094 4,846 40 62,437 2,470 63,128 2,487 691 17 小 差 額 時価が 連結貸借対照表計上額を 超えるもの 公 社 債 計 179,004 183,890 4,886 64,907 65,615 708 時価が 連結貸借対照表計上額を 超えないもの 公 社 債 – 2,510 – 2,510 – △0 192,235 6,731 189,564 6,706 △ 2,671 △ 25 外国証券 小 2,510 2,510 △0 198,966 196,270 △ 2,696 181,515 186,400 4,885 263,874 261,886 △ 1,987 計 合 計 ③ 責任準備金対応債券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 時価が 連結貸借対照表計上額を 超えないもの 連結貸借対照表 計 上 額 時 価 – – 公 社 債 平成 17 年度末 差 額 連結貸借対照表 計 上 額 時 価 差 額 – 890 872 △18 ④ その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 16 年度末 平成 17 年度末 取得原価 連結貸借対照表 計 上 額 差 額 取得原価 連結貸借対照表 計 上 額 差 額 そ の 他 2,001,611 723,470 660,461 54,134 2,063,071 1,824,883 729,214 59,429 61,459 1,101,413 68,753 5,294 903,326 736,553 599,045 68,199 922,616 2,677,855 679,528 80,521 19,290 1,941,301 80,482 12,322 小 計 3,439,677 4,676,598 1,236,920 2,307,125 4,360,522 2,053,397 公 社 債 78,108 33,546 304,349 22,560 76,787 25,825 296,022 21,918 △ 1,320 △ 7,721 △ 8,327 △ 642 1,284,695 16,644 492,434 24,000 1,260,546 15,719 481,283 23,718 △ 24,148 △ 924 11,151 △ △ 281 種 類 公 社 債 株 連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの 外国証券 株 連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 式 式 外国証券 そ の 他 小 438,565 420,553 △ 18,011 1,817,774 1,781,266 △ 36,507 3,878,243 5,097,151 1,218,908 4,124,899 6,141,789 2,016,890 計 合 計 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 その他有価証券で時価のあるものについて451百万円減 その他有価証券で時価のあるものについて567百万円減 損処理を行っております。 損処理を行っております。 なお、親会社及び国内連結子会社は、当該有価証券の減 なお、親会社及び国内連結子会社は、当該有価証券の減 損に当たっては、時価が取得原価に比べて50%以上下 損に当たっては、時価が取得原価に比べて50%以上下落 落した銘柄は全て減損処理を行い、30%以上50%未満 した銘柄は全て減損処理を行い、30%以上50%未満下 下落した銘柄については、時価が回復する見込みがある 落した銘柄については、時価が回復する見込みがあると と認められる場合を除き減損処理を行っております。 認められる場合を除き減損処理を行っております。 - Ⅲ 4 ⑤ 当連結会計年度中に売却した責任準備金対応債券 該当事項ありません。 ⑥ 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (単位:百万円) 平成 16 年度 種 類 そ 116 の 他 有 価 売 証 券 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 却 782,286 額 平成 17 年度 売却益の合計額 売却損の合計額 60,995 8,337 売 却 650,146 額 売却益の合計額 売却損の合計額 49,510 3,779 ⑦ 時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額 平成 16 年度末 平成 17 年度末 1. 満期保有目的の債券 1. 満期保有目的の債券 外 国 証 券 3,372百万円 そ の 他 58,370百万円 (注)連結貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲渡性 預金並びに買入金銭債権として処理されているコマーシャルペーパーを 「その他」 に含めております。 外 国 証 券 3,614百万円 そ の 他 56,395百万円 (注)同左 2. 責任準備金対応債券 該当事項ありません。 2. その他有価証券 公 社 債 7,104百万円 株 式 74,750百万円 外 国 証 券 30,995百万円 そ の 他 37,140百万円 (注)連結貸借対照表において買入金銭債権として処理されている貸付債 権信託受益権を 「その他」に含めております。 3. その他有価証券 公 社 債 4,691百万円 株 式 73,791百万円 外 国 証 券 33,792百万円 そ の 他 54,677百万円 (注)同左 ⑧ その他有価証券のうち満期があるもの、満期保有目的の債券及び責任準備金対応債券の償還予定額 平成 16 年度末 種 類 国 方 5 年 超 10 年以内 10 年超 1 年以内 1 年 超 5 年以内 5 年 超 10 年以内 10 年超 他 17,085 100,618 138,507 99,694 58,374 73,863 141,495 603,379 495,726 254 428,948 30,447 648,243 225,160 34 56,781 105 84,437 60,658 25,243 12,108 49,668 104,780 106,264 56,416 63,847 98,153 666,833 574,836 232 450,420 14,026 620,099 253,152 – 198,194 20,817 144,465 54,855 44,270 計 414,280 1,314,718 1,332,834 227,226 329,239 1,403,903 1,337,699 462,602 債 国 そ 合 1 年 超 5 年以内 債 社 外 1 年以内 債 地 証 の (単位:百万円) 平成 17 年度末 券 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 連結貸借対照表において現金及び預貯金として処理されてい 同左 る譲渡性預金並びに買入金銭債権として処理されているコマー シャルペーパー等を 「その他」 に含めております。 2. 金銭の信託関係 ● 金銭の信託 ① 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 金 銭 の 信 平成 17 年度末 連結貸借対照表計上額 損益に含まれた評価差額 連結貸借対照表計上額 損益に含まれた評価差額 55,834 1,233 50,434 △3 託 - Ⅲ 4 ② 満期保有目的の金銭の信託 該当事項ありません。 ③ 運用目的、 満期保有目的以外の金銭の信託 平成 16 年度末 平成 17 年度末 時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。取得原価を 時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。取得原価を もって連結貸借対照表に計上している合同運用の金銭の信託が もって連結貸借対照表に計上している合同運用の金銭の信託が 1,586百万円あります。 2,629百万円あります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 117 Ⅲ.企業集団等の状況 3. デリバティブ取引情報 ① 取引の状況に関する事項 平成 16 年度 1. 取引に対する取組方針・利用目的 当社は、主として資産運用における価格、為替、金利変動に よる市場リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用し ております。 また、当社では、ヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意 した上で運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用 しております。 2. 取引の内容 当社が、当連結会計年度にヘッジ目的で利用したデリバ ティブ取引は為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワッ プ取引、金利スワップ取引、債券店頭オプション取引、株式先 渡取引、クレジットデリバティブ取引であります。 また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約 取引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、 金利キャップ取引、スワップション取引、債券先物オプション取 引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、クレジット デリバティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。 3. 取引に係るリスクの内容 デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動 に係るリスク (市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としてい る事象の変動に係るリスクを有しております。 また、取引先の倒産等による契約不履行に係るリスク (信用 リスク) を内包しております。 当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の 対象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。 ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ 取引とは逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺さ れております。 なお、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社の デリバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に 限定し、かつその中で取引を分散させております。 4. 取引に係るリスク管理体制 - Ⅲ 4 118 当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定 及びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバ ティブ取引を実施し、管理しております。 日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執 行部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う 業務・商品の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に 沿って運営されているかをモニタリングすることで、組織的な 牽制を行っております。 また、 リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR(バ リュー・アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、 リスク状 況を定期的に取締役会等に報告しております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 平成 17 年度 1. 取引に対する取組方針・利用目的 親会社では、主として資産運用における価格、為替、金利変動によ る市場リスクをヘッジする目的、及びALM(資産負債総合管理) に おける金利変動リスクを適切にコントロールする目的で、デリバティ ブ取引を利用しております。 また、親会社ではヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意した上で 運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用しております。 連結子会社では、資産運用における為替変動による市場リスクを ヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用しております。 2. 取引の内容 親会社が、当連結会計年度にヘッジ目的で利用したデリバティブ 取引は為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金 利スワップ取引、債券店頭オプション取引、スワップション取引、ク レジットデリバティブ取引であります。 また、親会社が収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替 予約取引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、 金利キャップ取引、金利フロア取引、スワップション取引、債券先物 取引、債券先物オプション取引、株価指数先物取引、株価指数オプ ション取引、クレジットデリバティブ取引、天候デリバティブ取引等で あります。 連結子会社が、当連結会計年度に利用したデリバティブ取引は、 ヘッジ目的の為替予約取引であります。 3. 取引に係るリスクの内容 デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に係 るリスク (市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている事象の変 動に係るリスクを有しております。 また、取引先の倒産等による契約不履行に係るリスク (信用リスク) を内包しております。 親会社及び連結子会社が利用しているデリバティブ取引も同様に、そ の取引の対象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。 ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ取引とは 逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺されております。 なお、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、親会社及び 連結子会社のデリバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金 融機関に限定し、かつその中で取引を分散させております。 4. 取引に係るリスク管理体制 親会社及び連結子会社では、デリバティブ取引を含む取引全般に 関する権限規程及びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づ いてデリバティブ取引を実施し、管理しております。 日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行部門 と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う業務・商品 の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に沿って運営され ているかをモニタリングすることで、組織的な牽制を行っております。 また、 リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR (バリュー・ アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、 リスク状況を定期的に 取締役会等に報告しております。 ② 取引の時価等に関する事項 デリバティブ取引における契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額又は計算上の想定元本であり、当該金額自体 がそのままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。 (1)通貨関連 平成 16 年度末 区 分 市 場 取 引 以 外 の 取 引 (単位:百万円) 種 類 契 約 額 等 うち 1 年超 1,530 1,145 買建 米 ド ル 20 コール 米ドル 26 売建 (オプションプレミアム) ( 3) 通貨 プット 米ドル 15,150 オプション (オプションプレミアム) ( 109) 取引 買建 プット ユーロ 9,975 (オプションプレミアム) ( 66) 合 計 27,848 為替予約 取引 売建 米 ド ル ユ ー ロ ( ( ( – – – – –) – –) – –) – 平成 17 年度末 時 価 評価損益 1,577 1,136 21 △ 46 8 0 4 △0 24 △ 85 29 2,792 △ 36 △ 159 契 約 額 等 うち 1 年超 4,241 2,452 65 38 ( 1) – ( –) – ( –) 6,797 – – – – –) – –) – –) – ( ( ( 時 価 評価損益 4,241 2,455 65 △2 0 0 1 0 – – – 6,764 – △2 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 (1) 為替予約取引 同左 先物相場を使用しております。 (2) 通貨オプション取引 オプション価格計算モデル等によっております。 2. 「外貨建取引等会計処理基準」により外貨建金銭債権債 2. 同左 務等に振り当てたデリバティブ取引及びヘッジ会計が適用 されているものについては、記載の対象から除いております。 (2)金利関連 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 種 類 金利 スワップ 取引 受 取 固 定・支 払 変 動 受 取 変 動・支 払 固 定 支 払 固 定・受 取 変 動 コ 市 場 取 引 以 外 の 取 引 金 利 オ プ シ ョ ン 取 引 ス ワ ッ プ シ ョ ン 契 約 額 等 うち 1 年超 売建 ー ル (オプションプレミアム) プ ッ ト (オプションプレミアム) コ 買建 ー ル (オプションプレミアム) プ ッ ト (オプションプレミアム) 売 建 フ 買 建 ロ (オプションプレミアム) ア 合 計 24,122 – 23,000 – ( –) 4,000 ( 41) – ( –) 2,000 ( 33) 3,100 ( 139) 3,000 ( 196) – ( –) 59,222 時 価 評価損益 1,234 – △ 1,219 1,234 – △ 1,219 1 △1 17 23 – – 15 △ 17 10 142 12 △ 186 – 72 – △ 24 契 約 額 等 うち 1 年超 102,871 98,000 – 9,600 ( 78) 12,600 ( 118) 40,000 ( 157) 32,000 ( 220) 3,100 ( 139) 5,000 ( 234) 2,000 ( 37) 305,171 97,681 96,000 – – ( –) – ( –) – ( –) – ( –) 2,000 ( 128) 4,000 ( 224) 2,000 ( 37) 201,681 時 価 評価損益 △ 762 793 – △ 762 793 – 33 44 195 △ 76 116 △ 40 309 89 3 135 Ⅲ 4 - キ ャ (オプションプレミアム) ッ 買 建 プ (オプションプレミアム) 24,980 – 23,000 1,000 ( 0) 4,000 ( 41) – ( –) 2,000 ( 33) 4,000 ( 152) 3,500 ( 198) – ( –) 62,480 平成 17 年度末 76 △ 157 15 782 △ 22 4 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 (1) 金利スワップ取引 同左 期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・ フローを現在価値に割り引いて算出しております。 (2) 金利オプション取引 オプション価格計算モデル等によっております。 2. 同左 2. ヘッジ会計が適用されるものについては、記載対象から 除いております。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 119 Ⅲ.企業集団等の状況 (3)株式関連 平成 16 年度末 区 分 市 場 取 引 (単位:百万円) 種 類 契 約 額 等 うち 1 年超 0) ( 52 合 計 時 価 評価損益 – 52 株価指数 プ ッ ト オプション 買建 (オプションプレミアム) ( 取引 平成 17 年度末 契 約 額 等 うち 1 年超 – –) 0 △0 – 0 △0 (注)平成16年度末 時価の算定方法 主たる取引所における最終の価格によっております。 ( –) 時 価 評価損益 –) – – – – – – ( – (注)平成17年度末 ─── (4)債券関連 区 分 市 場 取 引 (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 債券先物 オプション 取引 売建 プ 契 約 額 等 うち 1 年超 ッ 5) (オプションプレミアム) ( 買建 プ ッ 8) 27,200 合 計 ( 13,600 ト (オプションプレミアム) ( 時 価 契 約 額 等 うち 1 年超 評価損益 – 13,600 ト 平成 17 年度末 – 3 2 ( –) 4 △3 ( – 7 △1 –) – ( –) (注)平成16年度末 時価の算定方法 主たる取引所における最終の価格によっております。 評価損益 – – –) – – – – – – ( – –) 時 価 –) – ( – (注)平成17年度末 ─── (5)信用関連 区 分 市 場 取 引 以 外 の 取 引 (単位:百万円) 平成 16 年度末 種 類 - 120 時 価 評価損益 契 約 額 等 うち 1 年超 時 価 評価損益 建 448,631 275,542 803 803 449,413 358,268 999 999 買 建 15,000 15,000 △ 102 △ 102 26,455 20,751 △ 59 △ 59 463,631 290,542 701 701 475,869 379,019 940 940 売 クレジット デリバティブ取引 合 計 Ⅲ 4 契 約 額 等 うち 1 年超 平成 17 年度末 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 1. 時価の算定方法 1. 時価の算定方法 取引対象物の価格、契約期間等の構成要素に基づき 同左 算定しております。また一部、取引先の金融機関から提 示された価格によっております。 2. 同左 2.「売建」は信用リスクの引受取引、 「買建」は信用リスクの 引渡取引であります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 (6)その他 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 種 類 市 売 場 天候 デリバティブ 取 取引 引 (オプションプレミアム) 買 ( 売 ( そ の 他 買 合 計 ( 13) 9) 3) 2,957 –) 7) 4,253 279 250 –) ( △ 199 △ 225 324 324 6 6 ( 9 6 ( ( ( –) 500 17) 10) △0 ( 1,423 △ 1,352 △ 1,362 1,072 1,072 12) ( 7 10 △ 61 205 1,002 143) ( 138) 888 2) 11,194 1,426 700 18) 906 362 –) ( – 1,020 3 評価損益 1,500 1,000 423 –) ( – – 時 価 1,600 4,015 – ( 契 約 額 等 うち 1 年超 評価損益 500 ( 33 ( –) – 33 ( 建 (オプションプレミアム) 25) 時 価 – 770 ( 建 (オプションプレミアム) ( – 建 (オプションプレミアム) 57) 平成 17 年度末 – 954 建 (オプションプレミアム) 売 の 引 1,167 建 包括的リスク引受契約 以 自然災害 デリバティブ 外 取引 取 契 約 額 等 うち 1 年超 ( –) 5,690 △ 62 △ 64 1,030 1,284 (注)平成16年度末 (注)平成17年度末 時価の算定方法 時価の算定方法 オプション価格計算モデル等によっております。 同左 なお、包括的リスク引受契約については取引先から提示 された数値を基礎として算出しております。 - Ⅲ 4 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 121 Ⅲ.企業集団等の状況 (7)退職給付関係 平成 16 年度 平成 17 年度 1. 採用している退職給付制度の概要 1. 採用している退職給付制度の概要 親会社及び一部の連結子会社は、退職一時金制度を設けており ます。このほかに親会社は、確定給付型の制度として、基金型確 定給付企業年金制度及び適格退職年金制度を設けております。 なお、親会社は確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金 基金の代行部分について、平成16年4月1日に厚生労働大臣 から過去分返上の認可を受け、平成16年12月21日に国へ返還 額(最低責任準備金)の納付を行っております。 また、親会社は確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月 1日に適格退職年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行い たしました。 2. 退職給付債務に関する事項(平成 17 年 3 月 31 日現在) (単位:百万円) イ. 退職給付債務 ロ. 年金資産 △ 267,926 ハ. 未積立退職給付債務(イ+ロ) ニ. 未認識数理計算上の差異 ホ. 未認識過去勤務債務 △ 108,451 159,474 29,795 △ 1,843 ヘ. 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ) ト. 前払年金費用 △ 80,499 チ. 退職給付引当金(ヘ−ト) △ 80,499 − 親会社及び一部の連結子会社は、退職一時金制度を設けてお ります。このほかに親会社は、確定給付型の制度として基金型 確定給付企業年金制度及び適格退職年金制度を、また、確定拠 出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。 なお、親会社の確定拠出年金制度は、確定拠出年金法の施行 に伴い、平成17年4月1日に適格退職年金制度から一部を移行 したものであります。 2. 退職給付債務に関する事項(平成 18 年 3 月 31 日現在) (単位:百万円) イ. 退職給付債務 ロ. 年金資産 △ 84,278 ヘ. 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ) ト. 前払年金費用 △ 77,150 チ. 退職給付引当金(ヘ−ト) △ 78,828 (単位:百万円) ト. 厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益 計 11,387 5,913 △ 5,247 3,808 △ 3,687 12,174 △ 41,155 △ 28,980 (注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、 「イ. 勤務費用」 に計上しております。 4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 - Ⅲ 4 122 イ. 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 ロ. 割引率 2.00% ハ. 期待運用収益率 3.00% ニ. 過去勤務債務の処理年数 4年 (発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数 による定額法によっております。 ) ホ. 数理計算上の差異の処理年数 10年 (発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数 による定額法により、翌連結会計年度から費用処理すること としております。 ) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 7,127 − 1,677 (注)1. 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用 しております。 2. 適格退職年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行したことに伴 う影響額は次のとおりであります。 (単位:百万円) 退職給付債務の減少 年金資産の減少 未認識数理計算上の差異 未認識過去勤務債務 23,925 △ 18,325 △ 1,079 △ 1,119 退職給付引当金の減少 3. 退職給付費用に関する事項 (自 平成 16 年 4 月 1日 至 平成 17 年 3 月 31日) ヘ. 退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ) 162,774 ハ. 未積立退職給付債務(イ+ロ) ニ. 未認識数理計算上の差異 ホ. 未認識過去勤務債務 (注)1. 厚生年金基金の代行部分返上に関し、国へ納付した返還額(最低 責任準備金)は、48,751百万円であります。 2. 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用 しております。 イ. 勤務費用 ロ. 利息費用 ハ. 期待運用収益 ニ. 数理計算上の差異の費用処理額 ホ. 過去勤務債務の費用処理額 △ 247,052 3,400 3. 退職給付費用に関する事項 (自 平成 17 年 4 月 1日 至 平成 18 年 3 月 31日) (単位:百万円) イ. 勤務費用 ロ. 利息費用 ハ. 期待運用収益 ニ. 数理計算上の差異の費用処理額 ホ. 過去勤務債務の費用処理額 ヘ. 退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ) ト. 確定拠出年金制度への移行に伴う損益 チ. その他 計 10,426 4,869 △ 4,234 4,876 △ 2,963 12,973 △ 3,400 1,338 10,911 (注)1. 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、 「イ.勤務費 用」に計上しております。 2.「チ.その他」は、確定拠出年金への掛金支払額であります。 4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 イ. 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 ロ. 割引率 2.00% ハ. 期待運用収益率 3.00% ニ. 過去勤務債務の処理年数 4年 (発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数に よる定額法によっております。 ) ホ. 数理計算上の差異の処理年数 基金型確定給付企業年金制度及び退職一時金制度 10年 適格退職年金制度 4年 (発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数に よる定額法により、翌連結会計年度から費用処理することと しております。 ) (8)税効果会計関係 平成 16 年度 平成 17 年度 1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の 1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の 主な原因別の内訳 主な原因別の内訳 (単位:百万円) 繰 延 税 金 資 産 (単位:百万円) 繰 延 税 金 資 産 有 価 証 券 25,600 有 価 証 券 25,428 土 地 等 16,943 土 地 等 14,313 貸 倒 引 当 金 6,249 貸 倒 引 当 金 3,528 責 任 準 備 金 等 143,297 責 任 準 備 金 等 148,552 支 払 備 金 14,989 支 払 備 金 20,573 退 職 給 付 引 当 金 29,453 退 職 給 付 引 当 金 28,160 ソ ア 16,910 ソ ア 15,458 他 21,363 そ 他 21,968 繰 延 税 金 資 産 小 計 274,808 繰 延 税 金 資 産 小 計 277,983 評 価 性 引 当 額 △ 18,237 評 価 性 引 当 額 △ 15,144 繰 延 税 金 資 産 合 計 256,570 繰 延 税 金 資 産 合 計 262,839 フ ト そ ウ ェ の 繰 延 税 金 負 債 フ ト ウ ェ の 繰 延 税 金 負 債 保険業法第113条繰延資産 △ 143 その他有価証券評価差額金 他 他 △ 441,595 △ 2,383 △ 730,788 △ 3,333 繰 延 税 金 負 債 合 計 △ 734,122 繰 延 税 金 負 債 合 計 △ 444,121 繰 △ 471,282 繰 △ 187,551 そ 延 税 の 金 負 債 の 純 額 2. 法定実効税率と税効果会計適用後の その他有価証券評価差額金 そ 延 税 の 金 負 債 の 純 額 2. 法定実効税率と税効果会計適用後の 法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、 法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、 当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 (単位:%) 国 内 の 法 定 実 効 税 率 36.1 評 価 性 引 当 額 の 増 加 額 受取配当金等の益金不算入額 率 36.1 5.0 受取配当金等の益金不算入額 △ 3.5 評 価 性 引 当 額 の 減 少 額 △ 5.3 △ 2.9 1.1 交際費等の損金不算入額 1.1 そ 他 1.3 税効果会計適用後の法人税等の負担率 30.3 ( 調 整 ) 内 の 法 定 実 効 税 ( 調 整 ) 交際費等の損金不算入額 △ 1.0 税効果会計適用後の法人税等の負担率 37.7 の の Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 Ⅲ 4 - 他 そ (単位:%) 国 123 Ⅲ.企業集団等の状況 (9)関連当事者との取引 ● 平成 17 年度 子会社等 (単位:百万円) 会社等の 名 称 属性 住所 資本金 事業の内容 又は職業 186 消費者ローンに 係る信用保証及 び住宅ローン保 証保険等に係る 事務代行 三 井 住 友 海 上 東 京 都 子会社 ロ ー ン 中 央 区 サ ー ビ ス 株 式 会 社 関 係 内 容 議決権等の 所 有 割 合 役員の兼任等 出向 2 人 直接 16% 兼任 4 人 間接 84% 転籍 1 人 事業上の関係 取引の内容 当社の行う消費者ロー ンに係る信用保証及び 第三者との取 当社の引き受ける住宅 引に係る債務 ローン保証保険等の事 保証 (注) 務代行 取引 金額 科目 期末 残高 89,709 – – 取引条件及び取引条件の決定方針等 当社は三井住友海上ローンサービス株式会社とあらかじめローン種類ごとに融資条件を呈示した包括保証の約定書を取り交わしており、これに基づき保証を受けて おります。 (注)当社は第三者に対する住宅ローン等の貸付に対して、三井住友海上ローンサービス株式会社より債務保証を受けております。 ● 平成 16 年度 子会社等 (単位:百万円) 会社等の 名 称 属性 住所 資本金 事業の内容 又は職業 186 消費者ローンに 係る信用保証及 び住宅ローン保 証保険等に係る 事務代行 三 井 住 友 海 上 東 京 都 子会社 ロ ー ン 中 央 区 サ ー ビ ス 株 式 会 社 関 係 内 容 議決権等の 所 有 割 合 役員の兼任等 事業上の関係 出向 4 人 直接 16% 兼任 6 人 間接 84% 転籍 1 人 取引の内容 当社の行う消費者ロー ンに係る信用保証及び 第三者との取 当社の引き受ける住宅 引に係る債務 ローン保証保険等の事 保証 (注) 務代行 取引 金額 科目 期末 残高 88,356 – – 取引条件及び取引条件の決定方針等 当社は三井住友海上ローンサービス株式会社とあらかじめローン種類ごとに融資条件を呈示した包括保証の約定書を取り交わしており、これに基づき保証を受けて おります。 (注)当社は第三者に対する住宅ローン等の貸付に対して、三井住友海上ローンサービス株式会社より債務保証を受けております。 (10)リース取引関係 ① リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引 平成 16 年度 区 分 取 価 額 相 当 561 556 価 償 却 累 計 額 相 当 額 191 242 減 損 損 失 累 計 額 相 当 額 – – 額 369 313 末 残 高 相 当 1 年 内 89 96 1 年 超 279 217 計 369 313 リ ー ス 資 産 減 損 勘 定 の 残 高 – – 料 120 98 リ ー ス 資 産 減 損 勘 定 の 取 崩 額 – – 額 120 98 失 – – 未 経 過リース料 - 期末残高相当額 合 支 減 払 価 リ 償 却 ー 費 ス 相 減 損 損 当 (注)1. 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、支払利子込み法により算定しております。 2. 減価償却費相当額は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定しております。 124 平成 17 年度 額 減 期 Ⅲ 4 得 (単位:百万円) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ② オペレーティング・リース取引 (単位:百万円) 平成 16 年度 区 分 1 年 1 未経過リース料 年 合 平成 17 年度 内 705 1,196 超 2,694 5,749 計 3,399 6,945 (11)1 株当たり情報 平成 16 年度 平成 17 16 年度 1株当たり純資産額 1,021円13銭 1株当たり当期純利益 1株当たり純資産額 45円51銭 1,427円17銭 1株当たり当期純利益 50円27銭 (注)1. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 2. 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 項 目 平成 16 年度 平成 17 年度 65,725 71,660 当 期 純 利 益 ( 百 万 円 ) 59 普 通 株 主 に 帰 属 し な い 金 額( 百 万 円 ) (うち利益処分による役員賞与金) (百万円) ( 59) – ( –) 普 通 株 式 に 係 る 当 期 純 利 益( 百 万 円 ) 65,666 71,660 普 通 株 式 の 期 中 平 均 株 式 数( 千 株 ) 1,442,627 1,425,418 (12)リスク管理債権額の推移 (単位:百万円) 平成 16 年度末 区 分 平成 17 年度末 額 106 510 額 14,868 3,841 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 543 724 額 2,499 4,385 計 18,017 9,461 破 綻 延 貸 合 先 滞 付 条 債 権 債 件 緩 権 和 債 権 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 Ⅲ 4 - (注)各債権の意義は次のとおりであります。 (1)破綻先債権 ……………… 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見 込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 )のう ち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じて いる貸付金であります。 (2)延滞債権 ………………… 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶 予した貸付金以外の貸付金であります。 (3)3カ月以上延滞債権 ……… 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に 該当しないものであります。 (4)貸付条件緩和債権 ……… 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄 その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 125 Ⅲ.企業集団等の状況 5.保険子会社等のソルベンシー・マージン比率 ●三井住友海上きらめき生命保険株式会社のソルベンシー・マージン比率 (単位:百万円) 項 目 平成 16 年度末 平成 17 年度末 ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 総 額 (A ) 80,385 72,171 48,470 48,926 金 582 747 金 6,917 7,985 金 24 32 10,821 △1,958 益 – – 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 – – 資 本 の 部 合 計 社外流出予定額、繰延資産及び その他有価証券評価差額金を除く ( ) 価 格 危 一 変 険 般 動 準 準 貸 倒 備 備 引 当 その他有価証券の評価差額 ( 税 効 果 控 除 前 ) 土 地 の 控 除 そ リ 含 ス み 項 の ク 損 の 合 計 目 – – 他 13,568 16,437 額 (B) 8,892 9,661 ク 6,031 6,955 予 定 利 率 リ ス ク 611 643 資 産 運 用 リ ス ク 5,586 5,674 経 営 管 理 リ ス ク 244 265 最 低 保 証 リ ス ク – – 保 険 リ ス ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) 1,807.9% 1,493.9% ●三井住友海上メットライフ生命保険株式会社のソルベンシー・マージン比率 項 目 平成 16 年度末 平成 17 年度末 ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 総 額 (A ) 8,462 92,687 2,142 △9,437 金 5 57 金 6,310 12,787 金 – – 3 △48 益 – – 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 – – 控 目 – – 他 – 89,327 資 本 の 部 合 計 社外流出予定額、繰延資産及び その他有価証券評価差額金を除く ( ) 価 格 危 一 変 険 般 動 準 準 貸 倒 備 備 引 当 その他有価証券の評価差額 ( 税 効 果 控 除 前 ) 土 地 リ の 含 除 そ ス み の 険 損 項 の ク 保 - Ⅲ 5 (単位:百万円) 合 リ 計 ス 264 1,557 ク 0 11 額 (B) 予 定 利 率 リ ス ク 35 290 資 産 運 用 リ ス ク 221 757 経 営 管 理 リ ス ク 7 45 最 低 保 証 リ ス ク – 463 ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) 6,394.0% 11,902.5% (注)1. 金額及び数値は、それぞれの年度における保険業法施行規則第86条、第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。 2. リスクの合計額は以下のとおり算出しております。 √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (保険リスク)2 + (予定利率リスク+資産運用リスク+最低保証リスク)2 +経営管理リスク 3. 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社の最低保証リスク額の算出に際しては、標準的方式を用いております。 126 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 6.セグメント情報 (1)事業の種類別セグメント情報 ● 平成 17 年度(平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) (単位:百万円) 平成 17 年度 損害保険事業 生命保険事業 合 計 消 去 連 結 I 経 常 収 益 及 び 経 常 損 益 経 常 収 益 (1) 外 部 顧 客に対 する経 常 収 益 費 2,107,338 ( 463) 2,106,874 3,556 – 3,556 ( 3,556) – 174,255 2,110,895 ( 4,020) 2,106,874 1,806,809 176,384 1,983,194 ( 4,030) 1,979,164 129,830 △ 2,129 127,700 産 7,800,763 793,106 8,593,870 費 16,029 191 16,221 – 計 常 174,255 1,936,639 (2) セグメント間の内部経常収益 経 1,933,082 用 経 常 利 益 又 は 経 常 損 失( △ ) 9 127,710 II 資産・減価償却費・減損損失及び資本的支出 資 減 価 償 却 ( 996) 8,592,873 16,221 失 909 – 909 – 909 資 本 的 支 出 15,860 268 16,129 – 16,129 減 損 損 (注)1. 事業区分は、親会社及び連結子会社における業務の実態を勘案して区分しております。 2. 各事業区分の主要な事業内容 損害保険事業 …… 損害保険引受業務及び資産運用業務 生命保険事業 …… 生命保険引受業務及び資産運用業務 3. 当連結会計年度における外部顧客に対する経常収益の消去欄の金額は、損害保険事業セグメントに係る経常収益のうちの持分法による投資利益を連結損益計 算書上は経常費用のうちの持分法による投資損失に含めて表示したことによる振替額であります。 ● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) (単位:百万円) 平成 16 年度 損害保険事業 生命保険事業 合 計 消 去 連 結 I 経 常 収 益 及 び 経 常 損 益 経 常 収 益 (1) 外 部 顧 客に対 する経 常 収 益 1,924,469 152,154 2,076,624 (2) セグメント間の内部経常収益 2,806 – 2,806 1,927,275 152,154 1,839,198 152,677 88,077 △ 522 87,554 産 6,714,708 688,451 7,403,159 費 17,328 155 17,483 – 17,483 失 16,460 – 16,460 – 16,460 資 本 的 支 出 13,380 201 13,581 – 13,581 計 経 常 費 用 経 常 利 益 又 は 経 常 損 失( △ ) (54,706) 2,021,917 2,806) – 2,079,430 (57,512) 2,021,917 1,991,875 (57,535) 1,934,339 ( 22 87,577 II 資産・減価償却費・減損損失及び資本的支出 資 減 減 価 償 損 却 損 ( 847) 7,402,311 (注)1. 事業区分は、親会社及び連結子会社における業務の実態を勘案して区分しております。 2. 各事業区分の主要な事業内容 損害保険事業 …… 損害保険引受業務及び資産運用業務 生命保険事業 …… 生命保険引受業務及び資産運用業務 3. 当連結会計年度における外部顧客に対する経常収益の消去欄の金額のうち主なものは、損害保険事業セグメントに係る経常収益のうちの責任準備金等戻入額を 連結損益計算書上は経常費用のうちの責任準備金等繰入額に含めて表示したことによる振替額であります。 - Ⅲ 6 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 127 Ⅲ.企業集団等の状況 (2)所在地別セグメント情報 ● 平成 17 年度(平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) 全セグメントの経常収益の合計及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める 「本邦」の割合がいずれも90%を超えているため、所在地 別セグメント情報の記載を省略しております。 ● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) 同上 (3)海外売上高 ● 平成 17 年度(平成 17 年 4 月1日から平成 18 年 3 月31日まで) 海外売上高(経常収益) が、連結売上高(経常収益) の10%未満のため、海外売上高の記載を省略しております。 ● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで) 同上 - Ⅲ 6 128 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 会 社 概 要 ……………………………………………………… 130 役員の状況 ……………………………………………………………… 133 歴史と沿革 ……………………………………………………………… 140 会社の組織 ……………………………………………………………… 142 株式・株主の状況 ……………………………………… 144 …………………………………………………………… 146 ……………………………………………………………… 148 当社および子会社等の概況 従業員の状況 設備の状況 国内ネットワーク ……………………………………………………… 151 海外ネットワーク ……………………………………………………… 158 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 129 株式・株主の状況(平成18年3月31日現在) 1. 発行株式の概況 ① 発行する株式の内容 普通株式 ② 発行可能株式総数 3,000,000,000株 ③ 発行済株式総数 1 ,5 1 3,1 84,880株 52,062名 ④ 総株主数 2. 株式の分布状況 ① 所有者別状況 区 分 株 所 金融機関 主 有 株 式 証券会社 その他国内法人 外国人・外国法人 個人・その他 合 計 数 182名 52名 1,042名 610名 50,176名 52,062名 数 44,883万株 1,098万株 19,204万株 60,837万株 25,294万株 151,318万株 29.7% 0.7% 12.7% 40.2% 16.7% 100.0% 1千株未満 1千株以上 1万株未満 1万 株 以 上 10万株未満 10 万 株 以 上 100万株未満 100万株以上 合 計 18,026名 29,527名 3,881名 422名 206名 52,062名 34.6% 56.7% 7.5% 0.8% 0.4% 100.0% 発行済株式総数に対する割合 ② 所有数別状況 区 分 株 主 数 総株主数に対する割合 ③ 地域別状況 区 分 株 式 数 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中 国 四 国 九 州 585万株 543万株 74,316万株 5,740万株 9,530万株 606万株 693万株 691万株 0.4% 0.4% 49.1% 3.8% 6.3% 0.4% 0.5% 0.4% 発行済株式総数に対する割合 外 国 合 計 58,610万株 151,318万株 38.7% 100.0% 3. 大株主 氏名または名称 住 所 所有株式数 発行済株式 総数に対する 所有株式数の 割 合 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1-8-11 76,971千株 5.09% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 72,331 4.78 42,098 2.78 41,241 2.73 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命証券管理部内 33,214 2.19 ステート ストリート バンク アンドトラスト カンパニー P.O.BOX 351 ボストン マサチューセッツ 02101 米国 (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町6-7) 証券決済業務室) 20,810 1.38 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン ウールゲート ハウス, コールマンストリート ロンドン EC2P 2HD, 英国 (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町6-7) 証券決済業務室) ステート ストリート バンク アンドトラスト カンパニー 505103 P.O.BOX 351 ボストン マサチューセッツ 02101 米国 (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町6-7) 証券決済業務室) 日本生命保険相互会社 住友生命保険相互会社 東京都中央区築地7-18-24 20,257 1.34 住友商事株式会社 東京都中央区晴海1-8-11 17,049 1.13 三井生命保険株式会社 東京都千代田区大手町1-2-3 16,719 1.10 15,765 1.04 356,457 23.56 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント ウールゲート ハウス, コールマンストリート ロンドン EC2P 2HD, 英国 (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町6-7) 証券決済業務室) 計 (注)上記のほか当社保有の自己株式92,563千株 (6.12%) があります。 130 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ─ 4. 配当政策 当社は、今後の経営環境と事業展開を勘案しつつ、安定的な れるとともに、 3円50銭の増配を行うものです。この結果、当 配当を維持していくことを基本に、会社の業績に見合った配 期の配当性向は28.6%となっています。なお、株主の皆さま 当を行い、あわせて適切な利益還元策を実施することにより、 への利益還元方法を充実させるため、当期から中間配当を実 株主の皆さまのご支援にお応えしていきたいと考えています。 施しています。 一方、 損害保険事業の性格上、 地震その他の異常災害の発生等に 内部留保資金につきましては、担保力の増強を図るとともに、 備えて、内部留保の充実に努めていくことも必要と考えています。 事業環境の変化に備えるべく、経営基盤の強化に向け有効投 以上の基本方針に基づき、当期の利益配当金につきましては、 資していきます。 1株につき9円とし、年間配当金は中間配当金4円と合わせ なお、資本効率の向上と株主の皆さまへの利益還元を目的と て1株につき13円としました。これは、当期の業績等を総合 して当期に10,000,000株の自己株式の取得(取得総額11,992 的に勘案し、株主の皆さまの日頃からのご支援にお応えする 百万円)を実施しました。 ため、前期に実施しました特別配当1円を普通配当に組み入 (注)当期の中間配当に関する取締役会決議日 平成17年11月22日 5. 発行済株式総数、資本金等の推移 年 月 日 平成13年10月 1日 発 行 済 株 式 総 数 増 減 数 722,670千株 残 高 1,479,886千株 資 本 金 増 減 額 残 高 60,020,411千円 128,473,870千円 資 本 準 備 金 増 減 額 残 高 35,549,017千円 摘 要 住友海上火災保険株式会社 81,989,419千円 との合併に伴う新株発行合 併比率 1:1.09 転換社債の転換による増加 平成14年 3月31日 7 1,479,894 2,500 128,476,371 2,499 81,991,918 平成16年 3月31日 33,290 1,513,184 11,119,152 139,595,523 11,115,823 93,107,741 平成13年4月 1日から (平成 14年3月31日まで ) 転換社債の転換による増加 平成15年4月 1日から (平成 16年3月31日まで ) (注)平成18年3月31日現在の発行済株式総数、資本金及び資本準備金は、平成16年3月31日現在と同額です。 6. 社債の発行状況 銘 柄( 発 行 年 月 日 ) 第1回無担保社債 (平成16年11月19日) 第2回無担保社債 (平成16年11月19日) 発 行 総 額 利 率 利 払 日 償 還 期 限 29,994百万円 年0.4% 6月20日 12月20日 平成19年12月20日 70,000百万円 年0.8% 6月20日 12月20日 平成21年12月18日 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 131 株式・株主の状況(平成18年3月31日現在) 7. 基本事項 ① 事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで ② 定時株主総会 毎事業年度終了後4カ月以内に開催いたします。 ③ 基 準 日 定時株主総会において権利を行使することができる株主は、毎年3月31日現在の株主名簿に記載された株主とい たします。 ④ 公 告 方 法 ⑤ 上 場 取 引 所 電子公告の方法により、 〈http://www.ms-ins.com/company/notification/index.html〉に掲載いたします。 ただし、事故その他やむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に掲載いたします。 東京、大阪、名古屋の各証券取引所(市場第1部) ⑥ 株主名簿管理人 住友信託銀行株式会社 同事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番4号 住友信託銀行株式会社 証券代行部 (郵 便 物 送 付 先) 〒183-8701 東京都府中市日鋼町1番10 住友信託銀行株式会社 証券代行部 (電 話 照 会 先)(住所変更等用紙のご請求)7 0120-175-417 (その他のご照会) 同 取 次 所 7 0120-176-417 住友信託銀行株式会社 本店及び全国各支店 8. 株主総会議案等 第89期定時株主総会が、平成18年6月28日に開催され、以下のとおり報告並びに決議されました。 報告事項 1.第89期(平成17年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで) )営業報告書、貸借対照表及び損益計算書並びに定款授 権に基づく取締役会決議による自己株式買受け報告の件 本件は、上記計算書類及び定款授権に基づく取締役会決議による自己株式買受けの内容を報告いたしました。 2.第89期(平成17年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで))連結貸借対照表及び連結損益計算書並びに会計監査 人及び監査役会の連結計算書類監査結果報告の件 本件は、上記連結計算書類の内容及びその監査結果を報告いたしました。 決議事項 第1号議案 第89期利益処分案承認の件 本件は、原案のとおり承認可決されました。 第2号議案 第3号議案 (利益配当金は、1株につき9円であります。従いまして、年間配当金は中間配当金4円と合わせて1株につき13円であります。 ) 定款一部変更の件 本件は、原案のとおり承認可決されました。 取締役13名選任の件 本件は、原案のとおり、秦 喜秋、江頭敏明、海老名健、松野 斉、浅野広視、近藤和夫、阿保俊司、池田克朗、市原 等、柄澤 康喜、河野栄子、頃安健司及び 巖の各氏が選任され就任いたしました。 (河野栄子、頃安健司及び 巖の各氏は社外取締役であります。 ) 第4号議案 第5号議案 監査役2名選任の件 本件は、原案のとおり、野崎贊平及び野村晋右の各氏が選任され就任いたしました。 (野村晋右氏は社外監査役であります。) 補欠監査役1名選任の件 本件は、原案のとおり、全社外監査役の補欠として、角田大憲氏が選任されました。 132 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 役員の状況(平成18年6月28日現在) 役員体制 取締役数 ……… 13名 執行役員数 …… 38名(取締役兼務者含む) 監査役数 ………… 6名(内常勤3名) 取締役 役名および職名 氏名(生年月日) 略歴 昭和 43年 平成 7年 平成 10年 平成 11年 平成 12年 取締役会長 共同最高経営責任者 [代表取締役] しん よしあき 秦 喜秋 平成 12年 6月 (昭和20年11月4日生) 平成 13年 10月 平成 14年 平成 17年 平成 18年 平成 18年 取締役社長 共同最高経営責任者 [代表取締役] 4月 6月 6月 6月 6月 6月 4月 4月 6月 住友海上火災保険株式会社入社 取締役社長室長 常務取締役 常務取締役関東甲信越営業本部長 常務取締役リスクマネジメント企画本部長 兼関東甲信越営業本部長 常務取締役常務執行役員 リスクマネジメント企画本部長 兼関東甲信越営業本部長 三井住友海上火災保険株式会社 常務取締役常務執行役員 専務取締役専務執行役員 取締役 副社長執行役員 取締役共同最高経営責任者 取締役会長共同最高経営責任者 (現職) − 昭和 47年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更)入社 平成 13年 10月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員火災新種保険部長 え がしら としあき 平成 14年 6月 執行役員中国本部長 平成 15年 6月 常務執行役員中国本部長 − (昭和23年11月30日生) 平成 16年 4月 常務執行役員神奈川静岡本部長 平成 17年 10月 常務執行役員神奈川静岡本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 平成 18年 4月 共同最高経営責任者 (現職) 平成 18年 6月 取締役社長共同最高経営責任者 江頭 敏明 昭和 45年 4月 平成 9年 6月 平成 12年 6月 平成 13年 10月 取締役 副社長執行役員 平成 16年 4月 え び な けん (東京企業第二本部長兼 海老名 健 平成 16年 6月 同本部損害サービス改 (昭和21年10月20日生) 平成 17年 10月 革本部長) 平成 18年 4月 平成 18年 6月 まつ の 取締役 専務執行役員 担当業務 ひとし 松野 斉 (昭和20年9月12日生) 住友海上火災保険株式会社入社 取締役人事部長 常務取締役常務執行役員人事部長 三井住友海上火災保険株式会社 常務取締役常務執行役員 常務取締役常務執行役員 東京企業第二本部長 企業自動車損害サービス部 専務執行役員東京企業第二本部長 専務執行役員東京企業第二本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 副社長執行役員東京企業第二本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 取締役 副社長執行役員東京企業第二本部 長兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 昭和 44年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更)入社 平成 15年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員関西本部長 平成 17年 4月 常務執行役員 平成 17年 6月 取締役常務執行役員 平成 18年 4月 取締役専務執行役員 (現職) 営業推進部門 販売推進部 メディア・チャネル開発部 市場開発部 営業行動改革担当 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 133 役員の状況(平成18年6月28日現在) 役名および職名 取締役 専務執行役員 [代表取締役] 氏名(生年月日) 略歴 昭和 48年 4月 平成 12年 6月 平成 13年 6月 平成 13年 10月 住友海上火災保険株式会社入社 執行役員統合推進室長 取締役執行役員統合推進室長 あさ の ひろ み 三井住友海上火災保険株式会社 取締役執行役員経営企画部長 (昭和25年12月13日生) 平成 16年 4月 常務取締役常務執行役員 平成 17年 4月 取締役常務執行役員 (現職) 平成 18年 4月 取締役専務執行役員 浅野 広視 担当業務 IT推進部 代理店システム部 営業事務部 CS業務プロセス改革担当 商品統括担当 (商品改革を含む) 昭和 48年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 金融営業推進部 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 企業営業推進部 平成 14年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 こんどう かず お 損害サービス業務部 [代表取締役] 取締役執行役員人事部長 火災新種損害サービス部 年 月 常務取締役常務執行役員 平成 16 4 (金融公務営業推進本部 (昭和25年12月27日生) 平成 年 月 取締役常務執行役員 海損部 17 4 長兼同本部損害サービ 平成 18年 4月 取締役専務執行役員金融公務営業推進本 損害サービス改革担当 ス改革本部長) 部長兼同本部損害サービス改革本部長(現職) 自動車保険収支改善担当 取締役 専務執行役員 近藤 昭和 48年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 14年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員火災新種保険部長 平成 16年 4月 執行役員 (昭和25年12月15日生) 平成 16年 6月 取締役執行役員 平成 17年 4月 取締役常務執行役員(現職) あ 取締役 常務執行役員 取締役 常務執行役員 和夫 ぼ 阿保 いけ だ しゅん じ 俊司 かつあき 池田 克朗 (金融サービス本部長) (昭和26年9月8日生) いちはら 取締役 常務執行役員 市原 等 (昭和26年6月19日生) (非常勤) 134 経理部 財務企画部 金融ソリューション部 投資部 金融事業部 IR担当 海外グループ会社経理担当 アセット事業担当 昭和 49年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員人事部長 平成 18年 4月 常務執行役員 (現職) 平成 18年 6月 取締役常務執行役員 人事部 総務部 文書法務部 業務監査部 情報管理担当 やすよし 柄澤 康喜 こう の 取締役 昭和 49年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 15年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 取締役執行役員経理部長 平成 17年 4月 取締役常務執行役員 平成 18年 4月 取締役常務執行役員金融サービス本部長 (現職) 昭和 50年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員経営企画部長 (昭和25年10月27日生) 平成 17年 6月 取締役執行役員経営企画部長 (現職) 平成 18年 4月 取締役常務執行役員 からさわ 取締役 常務執行役員 ひとし えい こ 河野 栄子 (昭和21年1月1日生) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 コンプライアンス推進部 業務監査部 リスク管理部 財務管理部 昭和 44年 12月 株式会社日本リクルートセンター (現 株式会社リクルート)入社 昭和 59年 4月 同社取締役広告事業本部副本部長 昭和 59年 11月 同社取締役広告事業本部本部長 昭和 60年 8月 同社常務取締役 昭和 61年 11月 同社専務取締役 平成 6年 7月 同社取締役副社長 平成 9年 6月 同社取締役社長 平成 15年 6月 同社取締役会長兼CEO 平成 16年 4月 同社取締役会長兼取締役会議長 平成 16年 6月 三井住友海上火災保険株式会社監査役 平成 17年 6月 株式会社リクルート特別顧問(現職) 平成 17年 6月 取締役(現職) 経営企画部 (除くIR担当 ) 広報部 資本政策担当 企業価値向上担当 生保事業担当 リスク関連事業担当 − 役名および職名 氏名(生年月日) ころやす 取締役 (非常勤) (昭和17年4月16日生) たか いわお 取締役 (非常勤) けん じ 頃安 健司 巖 (昭和31年3月10日生) 略歴 担当業務 昭和 42年 4月 平成 8年 1月 平成 9年 12月 平成 11年 4月 平成 11年 12月 平成 13年 5月 平成 14年 6月 平成 15年 2月 平成 16年 7月 東京地方検察庁検事 法務省官房長 最高検察庁総務部長 同庁刑事部長 法務総合研究所長 札幌高等検察庁検事長 − 名古屋高等検察庁検事長 大阪高等検察庁検事長 弁護士登録 東京永和法律事務所客員弁護士(現職) 平成 17年 6月 三井住友海上火災保険株式会社取締役(現職) 昭和 60年 4月 財団法人モラロジー研究所経済研究室 研究員 平成 8年 4月 麗澤大学国際経済学部助教授 平成 13年 4月 同大学国際経済学部教授 − 兼企業倫理研究センター副センター長 平成 15年 4月 同大学国際経済学部教授 兼企業倫理研究センター長(現職) 平成 17年 6月 三井住友海上火災保険株式会社取締役(現職) 執行役員 役名および職名 取締役会長 共同最高経営責任者 [代表取締役] 取締役社長 共同最高経営責任者 [代表取締役] 取締役 副社長執行役員 氏名(生年月日) しん 略歴 担当業務 よしあき 秦 喜秋 取締役の欄をご覧ください (昭和20年11月4日生) え がしら としあき 江頭 敏明 取締役の欄をご覧ください (昭和23年11月30日生) え び な けん 健 取締役の欄をご覧ください (東京企業第二本部長兼 海老名 同本部損害サービス改 (昭和21年10月20日生) 革本部長) 専務執行役員 (東京自動車本部長兼同 よしひこ 本部損害サービス改革 み く に 三国 義彦 本部長 自動車営業推進本部長 (昭和22年8月3日生) 兼同本部損害サービス 改革本部長) まつ の 取締役 専務執行役員 専務執行役員 昭和 45年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 11年 6月 取締役中国本部長 平成 12年 6月 常務執行役員中国本部長 平成 13年 10月 三井住友海上火災保険株式会社 常務執行役員中国本部長 平成 14年 6月 常務執行役員関東甲信越本部長 自動車営業推進部 平成 16年 4月 専務執行役員東京自動車本部長 兼自動車営業推進本部長 平成 17年 10月 専務執行役員東京自動車本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 自動車営業推進本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) ひとし 松野 斉 取締役の欄をご覧ください (昭和20年9月12日生) なかがわ としひろ (関東甲信越本部長兼同 中川 敏洋 本部損害サービス改革 (昭和23年7月14日生) 本部長) 昭和 47年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 12年 6月 執行役員中・四国営業本部長 平成 13年 10月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員四国本部長 平成 14年 6月 執行役員千葉埼玉本部長 − 平成 16年 4月 常務執行役員関東甲信越本部長 平成 17年 10月 常務執行役員関東甲信越本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 平成 18年 4月 専務執行役員関東甲信越本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 135 役員の状況(平成18年6月28日現在) 役名および職名 専務執行役員 取締役 専務執行役員 [代表取締役] 取締役 専務執行役員 氏名(生年月日) 略歴 昭和 47年 5月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 15年 6月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員 えんどう いさむ 東京企業第二本部企業営業第二部長 平成 16年 4月 執行役員国際業務部長 (昭和23年11月13日生) 平成 17年 4月 常務執行役員国際業務部長 平成 17年 7月 常務執行役員 平成 18年 4月 専務執行役員(現職) 遠藤 勇 あさ の 担当業務 海外部門 中南米部 海上保険部 再保険部 国際業務部 ひろ み 浅野 広視 取締役の欄をご覧ください (昭和25年12月13日生) こんどう かず お [代表取締役] 近藤 和夫 取締役の欄をご覧ください (金融公務営業推進本部 (昭和25年12月27日生) 長兼同本部損害サービ ス改革本部長) 昭和 47年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 14年 6月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員 東京企業第二本部企業営業第三部長 平成 15年 6月 執行役員北海道本部長 常務執行役員 平成 16年 4月 常務執行役員北海道本部長 あら や かず お (東京企業第一本部長兼 平成 17年 4月 常務執行役員東京企業第一本部長 − 兼金融公務営業推進本部長 同本部損害サービス改 (昭和23年11月17日生) 平成 年 月 常務執行役員東京企業第一本部長 17 10 革本部長) 兼同本部損害サービス改革本部長 金融公務営業推進本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 平成 18年 4月 常務執行役員東京企業第一本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 新谷 和夫 常務執行役員 く ぼ た こういち 光一 (東京本部長兼同本部損 久保田 害サービス改革本部長)(昭和23年8月18日生) あ 取締役 常務執行役員 取締役 常務執行役員 (金融サービス本部長) ぼ 阿保 昭和 48年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 14年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員四国本部長 平成 16年 4月 執行役員千葉埼玉本部長 首都圏業務部 平成 17年 4月 常務執行役員東京本部長 平成 17年 10月 常務執行役員東京本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) しゅん じ 俊司 取締役の欄をご覧ください (昭和25年12月15日生) いけ だ かつあき 池田 克朗 取締役の欄をご覧ください (昭和26年9月8日生) 昭和 48年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 常務執行役員 いいじま いちろう 平成 14年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 (名古屋企業本部長兼同 中部業務部 執行役員自動車保険部長 本部損害サービス改革 中部総務部 (昭和24年11月10日生) 平成 15年 6月 執行役員欧州中東部長 本部長) 平成 18年 4月 常務執行役員名古屋企業本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 飯島 常務執行役員 はたけやま 一郎 みち お (神奈川静岡本部長兼同 畠山 道雄 本部損害サービス改革 (昭和24年7月1日生) 本部長) 136 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 昭和 48年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員中国本部長 ー 平成 17年 10月 執行役員中国本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 平成 18年 4月 常務執行役員神奈川静岡本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 役名および職名 常務執行役員 氏名(生年月日) にし だ ひではる (大阪企業本部長兼同本 西田 秀治 部損害サービス改革本 (昭和27年1月20日生) 部長) いちはら 取締役 常務執行役員 執行役員 昭和 49年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 15年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員九州本部長 平成 17年 10月 執行役員九州本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 平成 18年 4月 常務執行役員大阪企業本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 関西業務部 関西総務部 取締役の欄をご覧ください (昭和26年6月19日生) やすよし 柄澤 康喜 取締役の欄をご覧ください (昭和25年10月27日生) みつぼり ひさ お (千葉埼玉本部長兼同本 三堀 尚雄 部損害サービス改革本 (昭和26年9月15日生) 部長) 執行役員 担当業務 ひとし 市原 等 からさわ 取締役 常務執行役員 略歴 こ み や ま てるよし 輝芳 (MSIG Holdings(Asia) 小宮山 (昭和25年11月4日生) Pte.Ltd.CEO) 昭和 49年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 15年 6月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員 名古屋企業本部名古屋自動車営業第一部長 − 平成 17年 4月 執行役員千葉埼玉本部長 平成 17年 10月 執行役員千葉埼玉本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 昭和 49年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員損害サービス業務部長 平成 18年 4月 執行役員MSIG Holdings (Asia) Pte.Ltd.CEO(現職) 昭和 49年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 なん ば ひろのぶ 執行役員四国本部長 執行役員 平成 17年 10月 執行役員四国本部長 (中国本部長兼同本部損 兼同本部損害サービス改革本部長 害サービス改革本部長)(昭和25年12月31日生) 平成 18年 4月 執行役員中国本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 南波 廣宜 − − 昭和 50年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 執行役員 平成 16年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 (九州本部長兼同本部損 − 執行役員関東甲信越本部群馬支店長 害サービス改革本部長)(昭和26年12月21日生) 平成 18年 4月 執行役員九州本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) かわ づ ゆきひろ 河津 幸宏 執行役員 お ち かつ み 克美 (北海道本部長兼同本部損 越智 害サービス改革本部長) (昭和23年4月25日生) み うら 執行役員 げん 三浦 元 (損害サービス業務部長) (昭和25年7月9日生) 執行役員 あま の こう じ 幸二 (関西本部長兼同本部損 天野 害サービス改革本部長)(昭和25年7月17日生) 昭和 47年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員北海道本部長 − 平成 17年 10月 執行役員北海道本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 昭和 48年 10月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員 平成 18年 4月 執行役員損害サービス業務部長 (現職) − 昭和 49年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 − 執行役員関西本部長 平成 17年 10月 執行役員関西本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 137 役員の状況(平成18年6月28日現在) 役名および職名 氏名(生年月日) 略歴 担当業務 昭和 49年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 執行役員 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 − (東アジア・インド本部長) 執行役員アジア第一本部長 (昭和25年11月29日生) 平成 18年 4月 執行役員東アジア・インド本部長 (現職) とよしま まこと 豊島 誠 昭和50年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員 とし お (中部本部長兼同本部損 い り え 東京企業第二本部企業営業第一部長 平成 18年 4月 執行役員中部本部長 害サービス改革本部長 − 兼同本部損害サービス改革本部長 北陸本部長兼同本部損 (昭和25年12月24日生) 北陸本部長 害サービス改革本部長) 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) 執行役員 入江 俊夫 うめ だ 執行役員 あきひろ 梅田 昭宏 (昭和27年4月7日生) こんどう 執行役員 (自動車保険部長) しげる 近藤 茂 (昭和27年7月6日生) 執行役員 いり え 執行役員 八木 まさみち 正道 (東北本部長兼同本部損 入江 害サービス改革本部長)(昭和27年7月26日生) や (群馬支店長) 執行役員 (企業営業第三部長) 執行役員 ぎ と し お 俊雄 (昭和23年5月9日生) やまもと けいぞう 山本 恵三 (昭和24年4月12日生) う い じゅんいち 純一 (四国本部長兼同本部損 宇井 害サービス改革本部長)(昭和27年5月20日生) 執行役員 かねよし かつひこ 兼好 克彦 (関西自動車本部長兼同本部 損害サービス改革本部長) (昭和28年8月21日生) 執行役員 (金融法人第一部長) ひ ぐ ち ゆ き お 樋口 幸男 (昭和28年11月8日生) さ 執行役員 (販売推進部長) 執行役員 (Mitsui Sumitomo Insurance (Malaysia) Bhd.取締役) 138 さ き しずか 佐々木 靜 (昭和28年6月15日生) いちはら すすむ 市原 進 (昭和29年1月26日生) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 昭和 50年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員(現職) 火災新種保険部 傷害長期保険部 航空保険 (再保険・商品業務) 担当 昭和 50年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 自動車保険部 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員自動車保険部長(現職) 昭和 51年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 17年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 − 執行役員東北本部長 平成 17年 10月 執行役員東北本部長 (現職) 兼同本部損害サービス改革本部長 昭和 47年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 − 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員関東甲信越本部群馬支店長 (現職) 昭和 48年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 − 執行役員東京企業第二本部企業営業第三 部長(現職) 昭和 50年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員四国本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) − 昭和 51年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員関西自動車本部長 兼同本部損害サービス改革本部長 (現職) − 昭和 51年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員金融公務営業推進本部 金融法人第一部長 (現職) − 昭和 52年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員販売推進部長 (現職) − 昭和 52年 4月 大正海上火災保険株式会社 (平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 − 執行役員Mitsui Sumitomo Insurance (Malaysia) Bhd.取締役 (現職) 役名および職名 執行役員 (人事部長) 氏名(生年月日) きしもと や す お 岸本 保夫 (昭和29年5月27日生) 略歴 担当業務 昭和 52年 4月 住友海上火災保険株式会社入社 平成 18年 4月 三井住友海上火災保険株式会社 執行役員人事部長 (現職) − 監査役 役名および職名 氏名(生年月日) つつみ 常任監査役 (常勤) (昭和22年2月10日生) (常勤) 野 の ざき 常任監査役 (常勤) 昭和 45年 4月 平成 10年 6月 平成 12年 6月 平成 13年 6月 平成 13年 10月 住友海上火災保険株式会社入社 取締役自動車保険部長 執行役員自動車保険部長 取締役執行役員自動車保険部長 三井住友海上火災保険株式会社 常務取締役常務執行役員 平成 16年 4月 取締役 (現職) 平成 16年 6月 常任監査役 みち お さんぺい 野崎 贊平 昭和 42年 4月 平成 6年 6月 平成 9年 2月 平成 9年 6月 平成 10年 4月 平成 11年 6月 平成 12年 6月 平成 13年 10月 (昭和19年1月29日生) 平成 16年 平成 17年 平成 17年 平成 18年 監査役 監査役 安田 莊助 (非常勤) めぐみ 首藤 惠 (昭和23年1月23日生) の むら 監査役 4月 4月 6月 6月 住友海上火災保険株式会社入社 取締役大阪本社営業第一部長 取締役システム企画部長 常務取締役システム企画部長 常務取締役情報システム部長 常務取締役 常務取締役常務執行役員 三井住友海上火災保険株式会社 専務取締役専務執行役員 専務取締役専務執行役員 北陸本部長 取締役副社長執行役員副社長 取締役執行役員 常任特別顧問 常任監査役 (現職) − 昭和 54年 4月 昭和 55年 6月 昭和 58年 2月 やす だ そうすけ 平成 5年 7月 平成 11年 10月 (昭和18年12月15日生) 平成 13年 9月 す とう (非常勤) − 道雄 平成 15年 6月 (非常勤) 担当業務 昭和 45年 4月 大正海上火災保険株式会社(平成3年に三 井海上火災保険株式会社に社名変更) 入社 − 平成 16年 6月 三井住友海上火災保険株式会社 (昭和21年11月14日生) 常任監査役 (現職) の ざき 常任監査役 やす お 堤 保夫 略歴 くにあき 野村 晋右 (昭和20年6月13日生) 公認会計士登録 安田莊助税理士事務所代表(現職) 東京赤坂公認会計士共同事務所代表 東京赤坂監査法人代表社員 東京北斗監査法人理事長代表社員 (現職) − 日本プライムリアルティ投資法人 監督役員(現職) 平成 17年 6月 三井住友海上火災保険株式会社監査役(現職) 昭和 47年 4月 昭和 60年 11月 昭和 63年 4月 平成 5年 4月 平成 16年 3月 平成 17年 6月 財団法人日本証券経済研究所研究員 同法人主任研究員 明海大学経済学部助教授 − 中央大学経済学部教授 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授(現職) 三井住友海上火災保険株式会社監査役(現職) 昭和 45年 4月 弁護士登録 柳田法律事務所(現 柳田野村法律事務所) − 弁護士 (現職) (現職) 平成 18年 6月 三井住友海上火災保険株式会社監査役 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 139 歴史と沿革 三井住友海上の歴史と沿革 三井住友海上火災保険株式会社は、2001年10月1日に、三井 としてスタートしました。 海上と住友海上の合併により誕生しました。同時に生命保険 創立以降、増収・増益を毎期達成、わが国No.1の成長性・収 子会社をはじめ、国内外のグループ会社全体の統合も実施。 益性・規模を持つ保険・金融グループを目指して、着実に歩 損害保険・生命保険事業をコアとし、金融サービス、 リスク関 んでいます。 連サービス事業をダイナミックに展開する保険金融グループ 三井住友海上火災保険株式会社の沿革 2001年 10月(平成13年) 三井住友海上火災保険株式会社設立 三井住友海上きらめき生命保険株式会社設立 11月 三井・住友金融4社による全面提携実施(当社・三井生命・住友生命・三井住友銀行) 2002年 1月(平成14年) 米国持株会社(Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(USA),Inc.)設立 2月 フィリピン合弁会社(BPI/MS Insurance Corporation)設立 4月 資産評価会社(アメリカン・アプレーザル・ジャパン株式会社)設立 9月 韓国支店(ソウル)開設(日系損保初) 10月 変額年金生保会社 三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社営業開始 12月 三井住友アセットマネジメント株式会社設立(三井・住友金融4社合弁による資産運用会社) 2003年 4月(平成15年) 9月 インド合弁会社(Cholamandalam-MS General Insurance Company Limited)設立 企業再生ビジネスに参入(三井住友銀行・大和証券SMBCPIと共同) 2004年 2月(平成16年) 3月 中国ローカル市場に参入(ローカル物件の引受業務認可取得) タイのバンコクライフに出資、アジアにおける初の生保事業進出 4月 カンボジアのアジア・インシュアランス社に出資、アセアン地域における営業網が完成 5月 東海東京証券と業務・資本提携を実施 9月 英国のアヴィヴァ社のアジア損保事業を買収 2005年 4月(平成17年) 10月 台湾の明台社を買収 三井住友海上シティ生命、合弁相手の変更により 「三井住友海上メットライフ生命保険株式会社」に社名変更 新日本火災 三井火災 1920年 1943年 1941年 140 1944年 大正海上火災 三井海上火災 1918年 1991年 大阪保険 大阪火災 大阪火災海上運送 大阪海上火災 1893年 1899年 1907年 1916年 摂津海上 摂津海上火災 1919年 1930年 扶桑海上 扶桑海上火災 住友海上火災 1917年 1920年 1940年 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 1942年 大阪住友海上火災 1944年 住友海上火災 1954年 2001年10月1日 三井海上火災保険株式会社の沿革 住友海上火災保険株式会社の沿革 旧三井海上火災保険(株) は大正7年(1918年)10月、三井物産(株)を中心 旧住友海上火災保険(株)は明治26年(1893年)、関西の銅業、貿易関係 として、各界の広い支持のもとに、大正海上火災保険(株) として設立され の有志により、大阪保険(株) として、大阪市西区に設立されました。資本 ました。資本金は500万円、本店(東京市日本橋区) 、大阪支店・神戸支店 金は120万円。その後、大正5年(1916年)に大阪商船グループの傘下に の3店舗。営業種目は、海上・運送・火災保険の3種目でした。 入り、大阪海上火災保険(株) となりました。 昭和に入り、金融恐慌等、日本経済の苦難の時期もありましたが、営業網 大正6年(1917年)、山下汽船の山下亀三郎氏の提唱で、もう一つの前身 の充実等営業基盤の拡大強化に取り組み、本格的発展の足がかりを築き 会社である扶桑海上保険(株)が東京有楽町に誕生。後に住友に経営が ました。 移って、住友海上火災保険(株) となりました。 第二次世界大戦が始まると、損害保険会社の整理統合が進み、昭和16年 第一次世界大戦後の不況、関東大震災、太平洋戦争等幾多の試練を乗り (1941年) に新日本火災社、昭和19年(1944年) に三井火災社を合併。資 越えて発展しました。昭和19年(1944年) に両社は合併し、大阪住友海上 本金は2,300万円となりました。 火災保険(株) として発足しました。資本金は2,400万円でした。 終戦後は社会の復興とともに順調に発展をたどり、日本経済の本格的自 戦後、経済の復興とともに順調に発展し、昭和29年(1954年)住友海上 立・発展が進むと、それに呼応して企業向け・個人向けにも多くの商品を 火災保険(株)に社名を変更し、戦後の発展期を迎えました。 開発・販売しました。特に自動車保険はこの時期から比重が高まりました。 日本経済の高度成長期には、質のよい契約の拡大を目指し、担保力の優 その後の日本経済の驚異的な高度成長と社会経済環境の大きな変化の れた保険会社として発展しました。 中で、新商品開発、自動車損害調査センター網の整備、保険相談コーナー その後、 「大衆化路線の推進に全力を傾注し、もって規模の拡大に向かっ の設置等、お客さまサービスに徹した活動をしました。一方、国際化時代 て邁進する」 ことに方向転換。代理店の全国組織である住友連合代友会 に対応して海外営業網の充実を図り、国際的な活動も展開しました。 中心に販売網を拡充強化・事故サービス網・テレホンサービス等の充実 平成3年(1991年) には社名を三井海上火災保険(株) に変更。さらに平成 をはかりました。また平成8年(1996年)の新保険業法の施行に伴い、住 8年(1996年)の新保険業法の施行に伴い、三井みらい生命(株)を設立し 友海上ゆうゆう生命(株)を設立して生保事業にも進出。事業の多角化も て生保事業にも進出。事業の多角化も進め、平成13年(2001年)住友海 はかり、平成13年(2001年)三井海上と合併しました。 上と合併しました。 三井海上火災保険株式会社の年表 住友海上火災保険株式会社の年表 1918年(大正 7年) 大正海上火災保険 (株) 設立 1893年(明治26年) 大阪保険(株)設立 1941年(昭和16年) 新日本火災社吸収合併 1917年(大正 6年) 扶桑海上保険(株)設立 1944年(昭和19年) 三井火災社吸収合併 1919年(大正 8年) 摂津海上保険(株)設立 1957年(昭和32年) 米国元受営業開始 1942年(昭和17年) 大阪海上火災保険(株) 、摂津海上を合併 1972年(昭和47年) 英国大正社設立 1944年(昭和19年) 1974年(昭和49年) タイショウブラジル社・ タイショウマネージメント社 (米) 設立 大阪海上・住友海上合併により、 大阪住友海上火災保険(株)設立 1954年(昭和29年) 住友海上火災保険(株) に社名変更 1976年(昭和5 1 年) インシンド大正社 (インドネシア) 設立 1956年(昭和31年) 香港元受営業開始 1977年(昭和52年) メトロ大正社 (フィリピン) 設立 1972年(昭和47年) 中国人民保険公司と業務提携 1979年(昭和54年) 大正マレーシア社設立 1975年(昭和50年) 1984年(昭和59年) 新本社ビル (神田駿河台) 完成 1976年(昭和51年) スミトモ・ヨーロッパ社設立 スミトモ・ホンコン社設立 (財)住友海上福祉財団設立 1985年(昭和60年) タイショウ・インベストメント社 (ルクセンブルク) 設立 1981年(昭和56年) 1986年(昭和61年) 住友海上投資顧問(株)設立 1986年(昭和61年) 大正海上投資顧問 (株) 設立 1988年(昭和63年) 1987年(昭和62年) タイショウ・インベストメント社 (バハマ) タイショウ・リアルティ・アメリカ社設立 本店新社屋(中央区新川)完成 女子柔道部創設 スミトモ・マリン・リアルティー社設立 1988年(昭和63年) 大正アメリカ社設立 大正海上文化財団設立 1990年(平成 2年) スミトモ・マリン・インベストメント社 (英) 設立 1992年(平成 4年) 住友海上さわやかネット (株)設立 1991年(平成 3年) 三井海上火災保険 (株) に社名変更 1993年(平成 5年) 1992年(平成 4年) 陸上競技部創設 1994年(平成 6年) 三田コンピューターセンター竣工 1994年(平成 6年) 千葉ニュータウン本社完成 1996年(平成 8年) 住友海上ゆうゆう生命(株)設立 1996年(平成 8年) 三井みらい生命保険 (株) 、 (株) インタリスク設立 1999年(平成 1 1 年) アイルランド・ダブリンに再保険会社設立 2000年(平成12年) 住友生命と業務提携 2001年(平成13年) 三井海上火災保険(株) と合併契約書締結 1999年(平成 1 1 年) 三井海上アセットマネジメント (株) 子会社化 2001年(平成13年) 住友海上火災保険 (株) と合併契約書締結 (株)住友海上リスク研究所設立 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 141 会社の組織(平成18年7月1日現在) 会社の組織 当社の機構 当社は、各地域に密接に結びついた営業、お客さまサービスを行うために、ブロック本部を置いています。 北海道本部 札 幌 支 店 北 海 道 北 支 店 北 海 道 東 支 店 北 海 道 南 支 店 東北本部 北 海 道 自 動 車 営 業 部 北 海 道 損 害 サ ー ビ ス 部 仙 台 支 店 仙 台 自 動 車 営 業 部 青 森 支 店 東京企業第一本部 総 合 営 業 第 一 部 総 合 営 業 第 二 部 総 合 営 業 第 三 部 総 合 営 業 第 四 部 総 合 営 業 第 五 部 岩 手 支 店 秋 田 支 店 関東甲信越本部 山 形 支 店 福 島 支 店 福 島 自 動 車 営 業 部 茨 城 支 店 東 北 損 害 サ ー ビ ス 部 企 業 営 業 第 一 部 企 業 営 業 第 二 部 企 業 営 業 第 三 部 企 業 営 業 第 四 部 企 業 営 業 第 五 部 企 業 営 業 第 六 部 企 業 営 業 第 七 部 船 舶 営 業 部 航 空 旅 行 保 険 部 名古屋企業本部 名 古 屋 企 業 営 業 第 一 部 名 古 屋 企 業 営 業 第 二 部 名 古 屋 企 業 営 業 第 三 部 名 古 屋 自 動 車 営 業 第 一 部 名 古 屋 自 動 車 営 業 第 二 部 142 広 島 法 人 部 広 島 自 動 車 営 業 部 岡 山 支 店 岡 山 自 動 車 営 業 部 栃 木 自 動 車 営 業 部 群 馬 支 店 群 馬 自 動 車 営 業 部 新 潟 支 店 新 潟 自 動 車 営 業 部 山 梨 支 店 長 野 支 店 長 野 自 動 車 営 業 部 自 動 車 営 業 第 一 部 自 動 車 営 業 第 二 部 関 東 甲 信 越 損 害 サ ー ビ ス 第 一 部 関 東 甲 信 越 損 害 サ ー ビ ス 第 二 部 埼 玉 支 店 名 古 屋 企 業 損 害 サ ー ビ ス 部 中 部 業 務 部 中 部 総 務 部 大 阪 中 央 支 店 山 陰 支 店 大 阪 南 支 店 大 堺 大 奈 和 阪 支 阪 良 歌 北 店 プ 支 山 ロ 店 支 支 エ 店 店 ー ジ ェ ン ト 部 滋 賀 支 店 企 業 自 動 車 損 害 サ ー ビ ス 部 自 動 車 営 業 第 三 部 京 都 支 店 山 口 自 動 車 営 業 部 中 国 損 害 サ ー ビ ス 部 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 高 松 支 店 徳 島 支 店 愛 媛 支 店 高 知 支 店 横 浜 支 店 神 奈 川 西 支 店 横 浜 法 人 部 神 奈 川 自 動 車 営 業 部 京 都 法 人 部 神 戸 支 店 姫 路 支 店 神 戸 法 人 部 関 西 損 害 サ ー ビ ス 第 一 部 大 阪 企 業 営 業 第 一 部 関 西 損 害 サ ー ビ ス 第 二 部 福 岡 支 店 北 九 州 支 店 福 岡 法 人 部 千 葉 支 店 静 岡 支 店 浜 松 支 店 静 岡 自 動 車 営 業 部 神 奈 川 損 害 サ ー ビ ス 部 静 岡 損 害 サ ー ビ ス 部 福 岡 自 動 車 営 業 部 佐 賀 支 店 長 崎 支 店 熊 本 支 店 大 阪 企 業 営 業 第 二 部 大 阪 企 業 営 業 第 三 部 大 阪 企 業 営 業 第 四 部 大 阪 企 業 営 業 第 五 部 大 阪 企 業 営 業 第 六 部 東アジア・ インド本部 九州本部 四 国 損 害 サ ー ビ ス 部 埼 玉 自 動 車 営 業 部 大阪企業本部 四国本部 山 口 支 店 埼 玉 西 支 店 神奈川静岡本部 関西本部 中国本部 広 島 支 店 栃 木 支 店 東京自動車 本 部 東京企業第二本部 総 合 営 業 第 六 部 茨 城 自 動 車 営 業 部 大 分 支 店 宮 崎 支 店 鹿 児 島 支 店 沖 縄 支 店 九 州 損 害 サ ー ビ ス 部 中 国 総 事 務 所 上 海 支 店 台 北 支 店 株 主 総 会 監 査 役 監 査 役 会 人事委員会 取 締 役 会 報酬委員会 経 営 会 議 保険計理人 千葉埼玉本部 千 葉 北 支 店 千 葉 自 動 車 営 業 部 東京本部 埼 玉 損 害 サ ー ビ ス 部 千 葉 損 害 サ ー ビ ス 部 東 京 中 央 支 店 新 宿 支 店 東 京 東 支 店 渋 谷 支 店 東 京 西 支 店 北陸本部 金 沢 支 店 富 山 支 店 福 井 支 店 北 陸 自 動 車 営 業 部 金融サービス本部 東 京 プ ロ エ ー ジ ェ ン ト 部 東 京 法 人 部 首 都 圏 業 務 部 東 京 損 害 サ ー ビ ス 部 愛 知 北 支 店 愛 知 南 支 店 愛 知 東 支 店 岐 阜 支 店 岐 阜 自 動 車 営 業 部 人 事 部 総 務 部 自動車営業 推進本部 中部本部 北 陸 損 害 サ ー ビ ス 部 経 営 企 画 部 三 重 支 店 三 重 自 動 車 営 業 部 中 部 損 害 サ ー ビ ス 部 経 理 部 広 報 部 文 書 法 務 部 コ ン プ ラ イ ア ン ス 推 進 部 業 務 監 査 部 リ ス ク 管 理 部 財 務 管 理 部 財 務 企 画 部 金 融 ソ リ ュ ー シ ョ ン 部 投 資 部 金 融 事 業 部 海 上 保 険 部 再 保 険 部 金融公務営業推進本部 自 動 車 営 業 推 進 部 自 動 車 法 人 営 業 部 公 務 開 発 部 金 融 営 業 推 進 部 金 融 法 人 第 一 部 金 融 法 人 第 二 部 公 務 第 一 部 販 売 推 進 部 メ デ ィ ア ・ チ ャ ネ ル 開 発 部 市 場 開 発 部 企 業 営 業 推 進 部 国 際 業 務 部 損 害 サ ー ビ ス 業 務 部 火 災 新 種 損 害 サ ー ビ ス 部 公 務 第 二 部 自 動 車 保 険 部 火 災 新 種 保 険 部 傷 害 長 期 保 険 部 関西自動車本部 大 阪 金 融 公 務 部 韓 国 支 店 大 阪 企 業 損 害 サ ー ビ ス 部 イ ン ド 部 大 阪 自 動 車 営 業 第 一 部 ア ジ ア 事タ 業イ 支 店 大 阪 自 動 車 営 業 第 二 部 大 阪 自 動 車 営 業 第 三 部 欧 州 事 業 京 都 自 動 車 営 業 部 神 戸 自 動 車 営 業 部 関 西 自 動 車 損 害 サ ー ビ ス 部 米 州 事 業 関 西 業 務 部 関 西 総 務 部 海 損 部 I T 推 進 部 代 理 店 シ ス テ ム 部 営 業 事 務 部 その他 海外 中 南 米 部 サ ン ク ト ペ テ ル ブ ル ク 事 務 所 モ ス ク ワ 事 務 所 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 143 当社および子会社等の概況(平成18年3月31日現在) 1. 事業の内容 損害保険事業 <28社 うち子会社 19社 関連会社 9社> 三 井 住 友 海 上 火 災 損害保険事業 および 損害保険関連 事業 109社 損害保険関連事業 <48社 うち子会社 45社 関連会社 3社> 保 資産運用 関連事業 険 株 22社 式 会 社 総務・ 事務代行等 関連事業 11社 ★ Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc.<U.S.A.> ★ Mitsui Sumitomo Insurance Company of America <U.S.A.> ★ Mitsui Sumitomo Insurance Company (Europe), Limited <U.K.> ★ MSI Corporate Capital Limited <U.K.> ★ Mitsui Sumitomo Insurance (London) Limited <U.K.> ★ Mitsui Sumitomo Insurance (Singapore) Pte Ltd <SINGAPORE> ★ Aviva General Insurance Pte. Ltd. <SINGAPORE> ★ MS Frontier Reinsurance Limited <BERMUDA> ★ Mitsui Sumitomo Seguros S/A. <BRAZIL> ★ Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited <IRELAND> ★ Mitsui Sumitomo Insurance Company (Hong Kong), Limited <HONG KONG> ★ Aviva General Insurance Limited <HONG KONG> ★ PT. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia <INDONESIA> ★ PT. Aviva Insurance <INDONESIA> ★ Mitsui Sumitomo Insurance (Malaysia) Bhd. <MALAYSIA> ★ Aviva Insurance Berhad <MALAYSIA> ★ Aviva Insurance (Thai) Company Limited <THAILAND> ★ Mingtai Fire & Marine Insurance Co., Ltd. <TAIWAN> 他10社 ☆ 三井住友海上損害調査株式会社(自動車保険の損害調査業務) ☆ 株式会社インターリスク総研(総合リスクマネジメントサービス業務) ★ Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.), Inc. <U.S.A.>(子会社経営管理業務) ★ Mitsui Sumitomo Insurance (London Management) Ltd. <U.K.>( 損 害 保 険 代 理 業 務 及び子会社経営管理業務) ★ MSIG Holdings (Asia) Pte. Ltd. <SINGAPORE>(子会社経営管理業務) ★ Thousand Fortune Islands Corporation <CAYMAN>(再保険契約上の債務に係る保証 業務) 他42社 投信・投資顧問事業 すべて関連会社> < 4社 ● 三井住友アセットマネジメント株式会社 (投資信託委託業務及び投資顧問業務) 他3 社 その他の資産運用関連事業 <18社 うち子会社 16社 関連会社 2社> ★ 三井住友海上キャピタル株式会社(ベンチャーキャピタル業務) ☆ 三井住友海上ローンサービス株式会社(信用保証・事務代行業務) 他16社 総務関連事業 < 3社 ☆ MSKビルサービス株式会社(不動産管理業務) ☆ MSK商事株式会社(福利厚生業務) 他1 社 うち子会社 関連会社 2社 1社> 事務代行・計算関連事業 すべて子会社> < 2社 ☆ MSK情報サービス株式会社(コンピュータシステムの運営業務) ☆ 三井住友海上システムズ株式会社(コンピュータソフトウェアの開発業務) 研修事業 ☆ 三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社(当社の代理店への教育研 修業務) < 1社 子会社> 人材派遣事業 < 1社 子会社> その他の事業 < 4社 うち子会社 関連会社 3社 1社> < 2社 うち子会社 関連会社 1社 1社> 生命保険事業 ☆ 三井住友海上スタッフサービス株式会社(労働者派遣業務) ☆ 三井住友海上ケアネット株式会社(介護施設運営・高齢者福祉業務) 他3社 ★ 三井住友海上きらめき生命保険株式会社 ● 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社 (注)各記号の意味は次のとおりであります。★:連結子会社 ☆:非連結子会社 ●:持分法適用関連会社 2. 子会社等の状況 ① 国内 会 社 名 144 本社所在地 設立年月日 三井住友海上きらめき生命保険株式会社 東京都千代田区 1996年 8月 8日 生命保険業務 三井住友アセットマネジメント株式会社 東京都港区 1985年 7月15日 投資顧問業、投資信託委託業 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社 東京都千代田区 2001年 9月 7日 生命保険業務 (個人年金保険専門) MSK情報サービス株式会社 東京都八王子市 1974年 9月24日 コンピュータシステムの運用業務 三井住友海上損害調査株式会社 東京都中央区 1975年 8月 4日 自動車保険の損害調査業務 MSKビルサービス株式会社 東京都中央区 1981年12月14日 不動産管理業務 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 事業の内容 資本金 35,500百万円 当 社 の 子会社等の 議決権割合 議決権割合 100.0% – 2,000 17.5 – 28,310 51.0 – 30 100.0 – 100 100.0 – 10 100.0 – 会 社 名 事業の内容 資本金 当 社 の 子会社等の 議決権割合 議決権割合 本社所在地 設立年月日 三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社 東京都中央区 1985年10月 1日 代理店経営指導・教育研修業務 100百万円 100.0% – 三井住友海上システムズ株式会社 東京都中央区 1986年 7月15日 ソフトウェアの開発業務 100 100.0 – 三井住友海上スタッフサービス株式会社 東京都千代田区 1987年 1月10日 労働者派遣業務、事務受託業務 100 100.0 – 三井住友海上キャピタル株式会社 東京都中央区 1990年12月 6日 ベンチャーキャピタル業務 1,000 100.0 – 三井住友海上ケアネット株式会社 東京都千代田区 1990年10月16日 介護施設の運営・高齢者福祉業務 380 73.4 26.6% MSK商事株式会社 東京都中央区 1950年 9月19日 福利厚生業務、事務受託業務 30 10.0 90.0 186 16.1 83.9 330 10.0 90.0 三井住友海上ローンサービス株式会社 東京都中央区 1976年10月14日 住宅ローン保証保険等の事務受託業 務、信用保証業務、個人ローン業務 株式会社インターリスク総研 東京都千代田区 1993年 1月 4日 リスク等に関する調査研究・ コンサルティング業務 本社所在地 設立年月日 アメリカ合衆国 ニューヨーク 2002年12月12日 持株会社としての子会社の 経営管理業務 1米ドル Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc. アメリカ合衆国 ニューヨーク 1988年 1月28日 保険業 5,000千米ドル − 100.0% Mitsui Sumitomo Insurance Company of America アメリカ合衆国 ニューヨーク 2001年 3月29日 保険業 5,000千米ドル − 100.0 Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe), Limited イギリス ロンドン 1972年 7月28日 保険業 53,900千英ポンド 100.0 − Mitsui Sumitomo Insurance(London)Limited イギリス ロンドン 1975年10月 6日 保険業 40,000千英ポンド − 100.0 Mitsui Sumitomo Insurance(London Management)Ltd イギリス ロンドン 2000年 1月 6日 保険代理業務等 30,500千英ポンド 100.0 − MSI Corporate Capital Limited イギリス ロンドン 2000年 1月 7日 保険業 5,200千英ポンド − 100.0 Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore)Pte Ltd シンガポール シンガポール 1990年12月 1日 保険業 25,000千 シンガポールドル 100.0 − Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong Kong), Limited 中華人民共和国 香港 1981年 2月13日 保険業 60,000千香港ドル 100.0 − PT. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia インドネシア ジャカルタ 1975年12月17日 保険業 40,000百万 インドネシアルピア 80.0 − Mitsui Sumitomo Seguros S/A. ブラジル サンパウロ 1965年12月15日 保険業 93.2 0.5 Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia)Bhd. マレーシア クアラルンプール 1979年 4月28日 保険業 47.8 − MSIG Holdings(Asia)Pte. Ltd. シンガポール シンガポール 2004年 9月23日 経営管理業務 100.0 − Aviva General Insurance Pte. Ltd. シンガポール シンガポール 2004年 9月23日 保険業 100.0 − Aviva General Insurance Limited 中華人民共和国 香港 2004年 9月 8日 保険業 100.0 − Aviva Insurance(Thai)Company Limited タイ バンコク 1983年 4月14日 保険業 47,555千タイバーツ 49.0 20.3 Mingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd. 台湾 台北 1961年 9月22日 保険業 2,200百万 新台湾ドル 100.0 − PT. Aviva Insurance インドネシア ジャカルタ 1990年 3月16日 保険業 21,758百万 インドネシアルピア 80.0 000.0 Aviva Insurance Berhad マレーシア クアラルンプール 1985年 1月26日 保険業 97.8 000.0 MS Frontier Reinsurance Limited バミューダ ハミルトン 1997年 9月 9日 再保険業 200,000千米ドル 100.0 − Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited アイルランド ダブリン 1999年 2月11日 再保険業 20,000千ユーロ 100.0 − Thousand Fortune Islands Corporation ケイマン グランドケイマン 2004年 3月 5日 当社の再保険契約上の債務に かかる保証 1,000米ドル 100.0 − ② 海外 会 社 名 Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.) , Inc. 事業の内容 資本金 131,208千 ブラジルレアル 106,000千 マレーシアリンギ 6,700千 シンガポールドル 263,442千 シンガポールドル 1,625,842千 香港ドル 100,245千 マレーシアリンギ 当 社 の 子会社等の 議決権割合 議決権割合 100.0% − ※Thousand Fortune Islands Corporationに対する持分は50%以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 145 従業員の状況 社員研修・能力開発体系 従業員の状況 社員の能力開発は、世界トップ水準の保険・金融グル−プを 従業員の状況(平成18年3月31日現在) 目指す当社の重要な人財戦略であり、次に掲げる社員・組織 の実現に向けた諸施策を推進しています。 1. 社員に求める能力・行動 従業員数 13,458名 平均年齢 38.5歳 ・常にお客さま基点で考え行動できる社員 平均勤続年数 12.0年 ・リスクソリューション・コンプライアンス力を身に付け 平均年間給与 7,808,880円 実践する社員 (注)1.従業員数には、使用人兼務取締役、執行役員、休職者を含んでいません。 2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。 ・高度な業務知識・提案力・実務対応力を持った社員 ・経営ができる社員、グローバル感覚を備えた社員 ・役割を認識し、あきらめずに成果を追求する社員 ・変革意識を持った創造性・発想力豊かな社員 定期採用の推移 ・自立して成果をあげることのできる社員 ・自らの目標を明確に持ち、仕事を通じてその実現に取り 総合職 業務職 合 計 平成14年 84名 5名 89名 平成15年 102名 338名 440名 平成16年 127名 280名 407名 平成17年 154名 240名 394名 平成18年 175名 338名 513名 採用方針 オープンかつフェアな採用を基本方針とし、学歴にとらわれ ず人物本位の選考を行います。国際的な視野を持ち、自らの 発想力・行動力を持って、新しい時代を切り開ける人材の確保 を目指しています。 組む社員 2. 学び成長し続ける組織 ・学習意欲にあふれ、人財育成に高い価値観を置いた組織 ・コミュニケーションが良く、課題・目標を共有し、総合 力を発揮できる組織 ・役職者のリーダーシップが発揮され、課題解決・目標達 成に一丸となって取り組む組織 役職者のマネジメント支援策の強化 人財育成・組織力強化のための最重要事項は、役職者が部下 のやる気を引き出し、コミュニケーションの良い職場作りを 目指したマネジメントを行うことです。 そのために、 「コーチング」や「部下のやる気を引き出すマネ ジメント」 「褒めるマネジメント」等の習得支援を、集合研修を 福利厚生 含めた様々な機会をとらえて実施しています。 法律で定められている福利厚生制度のほか、以下の諸制度を 実施しています。 ● 慶弔金、災害見舞金支給制度 ● 財産形成貯蓄制度 ● 企業年金基金 ● 長期勤続者特別休暇制度(クリエイティブ休暇) ● 遺族見舞金など福祉関連諸制度 ● 単身赴任者関連諸制度 ● 社員共済会制度 ● 住宅資金貸付制度 ● 社員持株会制度 ● フレッシュアップ休暇制度 ● 看護休暇制度 『学習する組織風土』の醸成 ●OJTを基本に、集合研修・自己学習が連動した『学習する 組織風土』の醸成に取り組んでいます。 ●役員から担当職に至る役職員全員が人財育成に積極的に 参画 ・役員の積極的な社員教育への参画(集合研修等への 参加) ・メンター (育成支援者)制度の拡充 ・ジョブパートナー (パート社員) を含む新入社員の指導担 当者教育の充実 ●各社員層への充実した教育 新入総合職への3年間教育プログラム、MSビジネスユニ バーシティ (国際業務に強い社員、各分野のスペシャリスト 146 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 を戦略的・計画的に育成するための公募による研修派遣制 組織内・組織間コミュニケーション向上 度)、ステップアップジョブ研修(エリア総合職転換を目指 す業務職への1年間の教育研修プログラム)、パワーアップ 研修(全国各ブロック単位での業務職の業務高度化研修) 、 会社全体のコミュニケーションを向上させ、 CS向上と元気 ジョブパートナー配属前初期研修等、各社員層への教育・ で活力ある職場環境作りを推進しています。 研修を充実させています。 ●「マナー向上」への取組み ●社員の意識改革・行動変革と自己啓発をサポート お客さまを尊重する「マナー」の向上に取り組んでいます ・ネクストステージ・チャレンジプラン※により、 中長期 (マナー研修) 。 ●社内トレーニー制度 的な「能力開発計画」の策定と実行の過程を通じて、 自主 自立した社員を育成します。 本人の希望により、短期間、他の職場を経験できる「社内ト ※昇進時に上司のアドバイスを経て次の昇進時までの「能力開発計画書」を作成 レーニー制度」を実施し、職場(組織)を越えた相互理解・ し、自立的に能力開発に取り組む制度。 コミュニケーション向上を目指しています。 ・キャリアの棚卸等、自己の振り返りを行いながら、社員 自ら将来のキャリアビジョン・目標についてじっくり考 え、その実現に向けた取組みを促すカリキュラムを積極 的に提供しています。 ・MS1-Learning(Web上で行う通信学習制度)を自己学 習の柱と位置付け、 コンテンツを拡充しながら幅広い業 務知識の習得を支援しています。 人 事 部 階層別研修 総合職・ エリア総合職等 業務職 関人 連事 制 度 選 択 型 力マ 向ネ 上ジ メ ン ト 人感グ経 財覚ロ営 育をー感 成備バ覚 えル・ た 育 成 プ ロ グ ラ ム ス ペ シ ャ リ ス ト 人 財 支自 援己 啓 発 人 事 制 度 ブロック /部支店 各 部 門 教ブ 育ロ ・ッ 研ク 修・ 部 支 店 部 門 研 修 役 員 部 長 新任部支店長研修 次 長 課 長 中堅課長代理研修 ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ 研 修 業務主任 昇進時研修 業務リーダー 昇進時研修 新任課長代理研修 主 任 3 年 目 3年目研修 2 2年目研修 年 目 1 年 目 部 門 間 異 動 者 研 修 ス テ ッ プ ア ッ プ ジ ョ ブ 研 修 オ ー プ ン 研 修 多 面 評 価 考 課 者 研 修 グ ロ ー バ ル 人 財 育 成 プ ロ グ ラ ム M S ビ ジ ネ ス ユ ニ バ ー シ テ ィ ア ク チ ュ ア リ ー 研 修 ネ ク ス ト ス テ ー ジ ・ チ ャ レ ン ジ プ ラ ン M S 1 L e a r n i n g - 課 長 代 理 新任課長研修 営 業 ・ 損 害 サ ー ビ ス 部 門 別 研 修 ビ ジ ネ M ス S リ I ー 経 ダ 営 ス ー ク 養 ー 成 ル プ ロ グ ラ ム 社 外 通 信 講 座 資 格 取 得 支 援 社 内 論 文 ・ 社 員 表 彰 目 標 チ ャ レ ン ジ 制 度 ブ ロ ッ ク ・ 部 支 店 研 修 部 支 店 ・ 課 支 社 学 習 会 各 種 部 門 研 修 2年目研修 損保講座本科 損保講座本科 長期インターバル研修 入社時研修 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 147 設備の状況 設備の状況 設備投資等の概要 当連結会計年度の設備投資は、主として損害保険事業におい 億円)ならびにパソコンネットワーク関連機器をはじめとす て営業店舗網の整備ならびに業務効率化および顧客サービ るコンピュータ関連機器の購入(40億円)であり、係る当連 スの充実を主眼に実施しました。 結会計年度中の投資総額は136億円です。 このうち主なものは、国内店舗等に係る建物設備等取得(96 主要な設備の状況 当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は以下のとおりです。 (1)当社 (平成18年3月31日現在) 帳 簿 価 額(百万円) 店 名 (所在地) 事業の種類別 セグメントの名称 土 地 (面積m2) [面積m2] 北海道本部 (北海道札幌市中央区) 本部内4支店 17店 損害保険事業 (629.50) 東北本部 (宮城県仙台市青葉区) 本部内6支店 27 損害保険事業 (5,332.48) 関東甲信越本部 (東京都中央区) 本部内6支店 33 損害保険事業 (4,508.63) 千葉埼玉本部 (東京都中央区) 本部内4支店 19 損害保険事業 (3,824.99) 東京本部 [東京企業第一本部・東京企業第二本部・東京自動車本部・ 自動車営業推進本部・金融公務営業推進本部] (東京都千代田区) 本部内5支店 17 損害保険事業 (12,749.11) [250.61] 神奈川静岡本部 (神奈川県横浜市中区) 本部内4支店 17 損害保険事業 7 損害保険事業 (1,526.11) 中部本部 [名古屋企業本部] (愛知県名古屋市中区) 本部内5支店 23 損害保険事業 (4,958.35) [388.77] 関西本部 [大阪企業本部・関西自動車本部] (大阪府大阪市中央区) 本部内10支店 29 損害保険事業 中国本部 (広島県広島市中区) 本部内5支店 20 損害保険事業 (5,140.12) 9 損害保険事業 (4,260.34) 九州本部 (福岡県福岡市中央区) 本部内9支店 31 損害保険事業 (3,370.13) 本店 (東京都中央区) 本店内4支店 56 損害保険事業 (155,048.12) [3,997.15] 北陸本部 (石川県金沢市) 本部内3支店 四国本部 (香川県高松市) 本部内4支店 148 所属出先 機 関 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 4,149 2,275 612 1,461 従業員数 建 物 動 産 489 338 503人 2,735 481 659 2,177 591 1,005 2,180 452 811 10,050 1,665 1,924 1,727 410 819 1,228 160 260 6,646 671 1,139 5,426 1,233 2,270 1,740 441 704 1,256 195 328 3,223 543 981 36,715 10,773 2,055 12,633 744 (2,686.33) 1,002 8,002 2,564 (28,340.15) 2,687 1,054 3,062 16,151 (2 )国内子会社 (平成18年3月31日現在) 帳 簿 価 額(百万円) 会社名 三井住友海上きらめき生命保険株式会社 三井住友海上キャピタル株式会社 店 名 (所在地) 所属出先 機 関 事業の種類別 セグメントの名称 土 地 (面積m2) [面積m2] 本 店 (東京都千代田区) 25店 生命保険事業 (–) 本 店 (東京都中央区) – 損害保険事業 (–) – – 建 物 動 産 33 348 20 4 (3 )在外子会社 従業員数 486人 12 (平成18年3月31日現在) 帳 簿 価 額(百万円) 事業の種類別 セグメントの名称 土 地 (面積m2) [面積m2] 24店 損害保険事業 (–) 本 店 (イギリス ロンドン) 11 損害保険事業 (–) Mitsui Sumitomo Insurance(London Management)Ltd 本 店 (イギリス ロンドン) 2 損害保険事業 (–) Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited 本 店 (アイルランド ダブリン) 2 損害保険事業 (–) MS Frontier Reinsurance Limited 本 店 (バミューダ ハミルトン) – 損害保険事業 (–) 本 店 Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore) (シンガポール シンガポール) Pte Ltd – 損害保険事業 (–) MSIG Holdings(Asia)Pte.Ltd. 本 店 (シンガポール シンガポール) – 損害保険事業 (–) Aviva General Insurance Pte.Ltd. 本 店 (シンガポール シンガポール) – 損害保険事業 (–) 本 店 (中華人民共和国 香港) – 損害保険事業 Aviva General Insurance Limited 本 店 (中華人民共和国 香港) 1 損害保険事業 (–) Mitsui Sumitomo Seguros S/A. 本 店 (ブラジル サンパウロ) 9 損害保険事業 (6,329) PT. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia 本 店 (インドネシア ジャカルタ) 9 損害保険事業 (947) Aviva Insurance(Thai)Company Limited 本 店 (タイ バンコク) 12 損害保険事業 (810) 6 損害保険事業 (–) 本 店 (台湾 台北) 71 損害保険事業 (11,414) 本 店 (インドネシア ジャカルタ) – 損害保険事業 (–) 本 店 (マレーシア クアラルンプール) 15 損害保険事業 (–) 本 店 (ケイマン グランドケイマン) – 損害保険事業 (–) 会社名 Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(U.S.A.), Inc. Mitsui Sumitomo Insurance Company (Europe) , Limited Mitsui Sumitomo Insurance Company (Hong Kong) , Limited 店 名 (所在地) 本 店 (アメリカ合衆国 ニューヨーク) 本 店 Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia) (マレーシア クアラルンプール) Bhd. Mingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd. PT. Aviva Insurance Aviva Insurance Berhad Thousand Fortune Islands Corporation 所属出先 機 関 – – – – – – – – 537 (1,290) – 218 2 360 – 3,749 – – – 従業員数 建 物 動 産 49 1,403 – 136 101 – 1,429 106 – 205 33 – 28 4 2 70 140 – 94 55 290 23 209 384 40 79 – 16 283 725 187 205 – 122 241 307 64 374 19 5 321 2,178 576 1,275 – 7 34 36 43 388 – – 350人 – (注)1.上記はすべて営業用設備です。 2.当社における本店の所属出先機関には、海外駐在員事務所を含めております。 3.Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings ( U.S.A.), Inc. 、Mitsui Sumitomo Insurance Company ( Europe), Limited、Mitsui Sumitomo Insurance(London Management)Ltd につきましては子会社を含めて記載しております。 4.土地及び建物の一部を賃借しております。土地の面積については、 [ ] で外書きしております。 その年間賃借料は次のとおりです。 当社 (北海道本部181百万円、東北本部228百万円、関東甲信越本部403百万円、千葉埼玉本部326百万円、東京本部・東京企業第一本部・東京企業第二本部・ 東京自動車本部・自動車営業推進本部・金融公務営業推進本部641百万円、神奈川静岡本部395百万円、北陸本部73百万円、中部本部・名古屋企業本部306 百万円、関西本部・大阪企業本部・関西自動車本部1,646百万円、中国本部206百万円、四国本部83百万円、九州本部385百万円、本店2,257百万円) 国内子会社(三井住友海上きらめき生命保険株式会社109百万円、三井住友海上キャピタル株式会社18百万円) 在外子会社(Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(U.S.A.),Inc. 330百万円、Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe), Limited 154百 万 円 、Mitsui Sumitomo Insurance( London Management) Ltd 60百 万 円 、Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited 37百 万 円 、MS Frontier Reinsurance Limited 18百万円、MSIG Holdings(Asia)Pte. Ltd. 36百万円、Aviva General Insurance Pte. Ltd 93百万円、Aviva General Insurance Limited 87百万円、Mitsui Sumitomo Seguros S/A. 4百万円、PT. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia 75百万円、Aviva Insurance(Thai)Company Limited 5 百万円、Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia)Bhd. 44百万円、Mingtai Fire & Marine Insurance Co.,Ltd. 63百万円、PT. Aviva Insurance 16百万円、Aviva Insurance Berhad 53百万円) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 149 設備の状況 5.4.の他、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。 会社名 帳簿価額 (百万円) 設備名 土地 (面積m2) 4,555(4,766.70) 3,421 56(1,390.59) 5,467 千里ビル(大阪府豊中市) 829(4,287.94) 1,615 大阪ビル(大阪府大阪市中央区) 933(1,398.51) 1,348 駿河台別館ビル (東京都千代田区) 提出会社 建物 三井住友海上テプコビル(東京都中央区) 6.上記の他、主要な社宅用、厚生用設備として以下のものがあります。 提出会社 帳簿価額 (百万円) 設備名 会社名 土地 (面積m2) 建物 千葉ニュータウン社宅・独身寮(千葉県印西市) 1,886(14,044.43) 1,351 高柳社宅 (千葉県柏市) 1,895( 6,083.83) 219 天王台社宅 (千葉県我孫子市) 1,200( 2,833.13) 251 484( 1,910.07) 665 西葛西独身寮 (東京都江戸川区) 7.主要な設備のうちリース契約によるものについては該当ありません。 設備の新設、除却等の計画 平成18年3月31日現在の重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりです。 (1)新設 会社名 設備名 投資予定金額 所在地 事業の種類別 セグメントの名称 内 容 ― 損害保険事業 ― 総 額 既支払額 (百万円) (百万円) 着手及び完了予定 資金調達方法 着 手 完 了 ― 20年3月までに 主なものは平成 提出会社 事務機械 14,643 4,043 自己資金 設置予定 提出会社 東京都中央区 八重洲一丁目ビル(仮称) 損害保険事業 賃貸ビル取得 8,200 229 自己資金 平成17年6月 平成19年9月 提出会社 大阪本部ビル(仮称) 損害保険事業 営業ビル取得 27,470 3,994 自己資金 平成18年2月 平成20年3月 事業の種類別 セグメントの名称 内 容 損害保険事業 改修工事 大阪市中央区 (2 )改修 会社名 設備名 提出会社 新川ビル 所在地 東京都中央区 (3 )売却 該当事項ありません。 150 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 着手及び完了予定 投資予定金額 総 額 既支払額 (百万円) (百万円) 652 403 資金調達方法 自己資金 着 手 完 了 平成15年4月 平成19年6月 国内ネットワーク 国内営業ネットワーク 店 舗 数(平成18年7月1日現在) ブロック本部 ……… 20 営業部支店 ……… 132 営業課支社 ……… 729 【北海道本部】 1 北海道東支店 2 北海道北支店 3 札幌支店 北海道自動車営業部 本店 1 ∼ 57 4 部支店 北海道南支店 2 3 【関東甲信越本部】 茨城支店 12 茨城自動車営業部 新潟支店 【東北本部】 新潟自動車営業部 13 栃木支店 5 栃木自動車営業部 14 15 岡山支店 【北陸本部】 岡山自動車営業部 42 43 山陰支店 広島支店 群馬支店 26 富山支店 27 金沢支店 長野支店 28 広島自動車営業部 8 山梨支店 山口支店 福井支店 10 15 14 28 42 49 【九州本部】 52 44 43 41 40 47 45 51 48 50 39 38 37 34 35 33 長崎支店 佐賀支店 55 【関西本部】 33 奈良支店 熊本支店 34 京都支店 鹿児島支店 55 宮崎支店 46 高知支店 47 高松支店 35 滋賀支店 大分支店 48 徳島支店 36 和歌山支店 54 56 9 福島支店 【千葉埼玉本部】 17 埼玉西支店 18 埼玉支店 11 20 埼玉自動車営業部 19 千葉北支店 20 千葉支店 千葉自動車営業部 29 愛媛支店 53 31 25 24 【中部本部】 45 北九州支店 16 本店 23 22 29 【四国本部】 52 仙台支店 10 36 53 54 13 17 18 21 19 30 福岡自動車営業部 51 山形支店 9 46 56 福岡法人部 50 岩手支店 8 福島自動車営業部 26 32 福岡支店 秋田支店 7 12 27 山口自動車営業部 49 青森支店 6 仙台自動車営業部 長野自動車営業部 16 5 北陸自動車営業部 広島法人部 44 7 6 群馬自動車営業部 【中国本部】 41 1 4 11 30 京都法人部 37 堺支店 三重支店 【東京本部】 21 東京中央支店 三重自動車営業部 新宿支店 愛知北支店 東京東支店 愛知南支店 渋谷支店 31 愛知東支店 東京西支店 32 岐阜支店 東京プロエージェント部 東京法人部 岐阜自動車営業部 【名古屋企業本部】 38 大阪中央支店 【東京企業第一本部】 【東京企業第二本部】 大阪南支店 【東京自動車本部】 大阪北支店 【金融公務営業推進本部】 大阪プロエージェント部 【自動車営業推進本部】 39 神戸支店 神戸法人部 40 姫路支店 【神奈川静岡本部】 22 【大阪企業本部】 横浜法人部 【関西自動車本部】 57 57 横浜支店 神奈川自動車営業部 23 神奈川西支店 24 静岡支店 沖縄支店 静岡自動車営業部 25 浜松支店 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 151 国内ネットワーク 店舗所在地一覧 〒060-8631 〒070-0032 〒085-0018 〒053-0022 〒060-8631 札幌市中央区北3条西2-6 札幌MTビル 旭川市二条通9-228-2 旭川道銀ビル 釧路市黒金町7-4-1 釧路太平洋興発ビル 苫小牧市表町2-1-14 王子不動産第三ビル 札幌市中央区北3条西2-6 札幌MTビル 〒980-0811 〒030-0823 〒020-0021 〒010-0951 〒990-0047 〒963-8878 〒980-0811 〒963-8878 仙台市青葉区一番町2-5-27 三井住友海上仙台ビル 青森市橋本2-19-3 三井住友海上青森ビル 盛岡市中央通3-3-26 盛岡鹿島ビル 秋田市山王2-1-43 三井住友海上秋田ビル 山形市旅篭町3-2-10 三井住友海上山形ビル 郡山市堤下町11-6 三井住友海上郡山ビル 仙台市青葉区一番町2-5-27 三井住友海上仙台ビル 郡山市堤下町11-6 三井住友海上郡山ビル 〒310-0011 〒320-0035 〒371-0023 〒951-8052 〒400-0858 〒380-0936 〒310-0062 〒320-0035 〒370-0045 〒951-8052 〒380-0936 水戸市三の丸1-1-24 三井住友海上水戸ビル 宇都宮市伝馬町1-9 宇都宮KSビル 前橋市本町2-10-4 三井住友海上前橋ビル 新潟市下大川前通二ノ町2230 三井住友海上新潟ビル 甲府市相生2-3-16 三井住友海上甲府ビル 長野市中御所岡田町173-8 三井住友海上長野ビル 水戸市大町3-2-5 三井住友海上水戸大町ビル 宇都宮市伝馬町1-9 宇都宮KSビル 高崎市東町80 群馬トヨタビル 新潟市下大川前通二ノ町2230 三井住友海上新潟ビル 長野市中御所岡田町173-8 三井住友海上長野ビル 1048-644-5427 1049-246-9011 1043-225-2713 1047-437-0300 1048-647-7911 1043-225-7510 東京中央支店 103-3259-6613 新宿支店 103-3347-2888 東京東支店 103-3845-6322 渋谷支店 103-3406-5243 東京西支店 1042-526-7222 東京プロエージェント部 103-3259-6621 東京法人部 103-3259-4617 総合営業第一部 103-3259-6632 総合営業第二部 103-3259-3187 総合営業第三部 103-3259-6638 総合営業第四部 103-3259-6642 総合営業第五部 103-3259-3984 総合営業第六部 103-3259-4141 企業営業第一部 103-3259-6654 企業営業第二部 103-3259-3108 企業営業第三部 103-3259-3085 企業営業第四部 103-3259-6661 企業営業第五部 103-3259-6667 企業営業第六部 103-3259-6674 企業営業第七部 103-3259-6692 船舶営業部 103-3259-6687 航空旅行保険部 103-3259-3440 自動車営業第一部 103-5444-8225 自動車営業第二部 103-3259-3264 自動車営業第三部 103-3259-6701 金融法人第一部 103-3259-6434 金融法人第二部 103-3259-7437 公務第一部 103-3259-6678 公務第二部 103-3259-4061 横浜支店 1045-461-8206 神奈川西支店 1046-225-0221 横浜法人部 1045-671-7211 静岡支店 1054-273-5131 浜松支店 1053-454-1536 神奈川自動車営業部 1045-461-8222 静岡自動車営業部 1054-273-5136 〒330-0841 〒350-1123 〒260-0013 〒273-0012 〒330-0841 〒260-8616 さいたま市大宮区東町2-20 三井住友海上大宮東町ビル 川越市脇田本町17-5 三井住友海上川越ビル 千葉市中央区中央4-7-4 三井住友海上千葉ビル 船橋市浜町2-1-1 ららぽーと三井ビル さいたま市大宮区東町2-20 三井住友海上大宮東町ビル 千葉市中央区中央3-9-9 三井住友海上千葉中央ビル 北海道本部 東北本部 仙台支店 青森支店 岩手支店 秋田支店 山形支店 福島支店 仙台自動車営業部 福島自動車営業部 関東甲信越本部 茨城支店 栃木支店 群馬支店 新潟支店 山梨支店 長野支店 茨城自動車営業部 栃木自動車営業部 群馬自動車営業部 新潟自動車営業部 長野自動車営業部 千葉埼玉本部 東京本部 東京企業第一本部 東京企業第二本部 東京自動車本部 金融公務営業推進 本部 神奈川静岡本部 152 1011-213-3955 10166-24-4349 10154-23-3030 10144-33-7565 1011-213-3343 1022-214-1516 1017-734-7565 1019-654-7442 1018-865-0564 1023-624-1851 1024-932-0459 1022-221-3371 1024-933-2590 1029-224-1718 1028-636-7151 1027-223-6692 1025-228-5246 1055-235-2700 1026-225-5006 1029-224-7596 1028-634-1080 1027-323-4377 1025-228-3861 1026-225-5015 札幌支店 北海道北支店 北海道東支店 北海道南支店 北海道自動車営業部 埼玉支店 埼玉西支店 千葉支店 千葉北支店 埼玉自動車営業部 千葉自動車営業部 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 〒101-8011 〒163-0242 〒111-0042 〒150-0002 〒190-0012 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 台東区寿4-15-7 三井住友海上浅草寿町ビル 渋谷区渋谷3-27-11 祐真ビル新館 立川市曙町2-35-2 A-ONEビル 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 同上 同上 同上 同上 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 同上 同上 同上 同上 同上 同上 同上 〒108-0023 港区芝浦4-8-3 トヨタアドミニスタ芝浦ビル 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 同上 同上 〒221-0052 〒243-0018 〒231-0023 〒420-0031 〒430-0944 〒221-0052 〒420-0031 横浜市神奈川区栄町7-1 MYXビル 厚木市中町2-8-13 NBF厚木ビル 横浜市中区山下町70-3 三井住友海上横浜ビル 静岡市葵区呉服町1-2 三井住友海上静岡ビル 浜松市田町226-11 三井住友海上浜松ビル 横浜市神奈川区栄町7-1 MYXビル 静岡市葵区呉服町1-2 三井住友海上静岡ビル 北陸本部 中部本部 名古屋企業本部 関西本部 大阪企業本部 関西自動車本部 1076-223-9910 1076-441-5570 10776-22-1793 1076-223-9921 愛知北支店 1052-223-4171 愛知南支店 1052-223-4161 愛知東支店 10564-21-3996 岐阜支店 1058-265-6499 三重支店 1059-227-7985 岐阜自動車営業部 1058-265-6473 三重自動車営業部 1059-229-0965 名古屋企業営業第一部 1052-203-3061 名古屋企業営業第二部 1052-203-3553 名古屋企業営業第三部 1052-203-3419 名古屋自動車営業第一部 1052-203-3071 名古屋自動車営業第二部 1052-203-3074 大阪中央支店 106-6229-2601 大阪南支店 106-6644-3570 大阪北支店 106-6373-3623 堺支店 1072-222-6531 大阪プロエージェント部 106-6229-3201 奈良支店 10742-36-6019 和歌山支店 1073-433-0125 滋賀支店 1077-522-4148 京都支店 1075-343-6101 〒920-0918 〒930-0083 〒910-0018 〒920-0918 神戸支店 姫路支店 京都法人部 1078-331-8501 1079-289-2034 1075-343-6140 〒651-0171 〒670-0964 〒600-8090 神戸法人部 1078-331-8531 106-6233-1561 106-6233-1540 106-6220-2943 106-6233-1502 106-6233-1510 106-6233-1517 106-6233-0022 106-6229-2646 106-6229-2656 106-6229-2661 1075-343-6161 〒651-0171 金沢支店 富山支店 福井支店 北陸自動車営業部 大阪企業営業第一部 大阪企業営業第二部 大阪企業営業第三部 大阪企業営業第四部 大阪企業営業第五部 大阪企業営業第六部 大阪金融公務部 大阪自動車営業第一部 大阪自動車営業第二部 大阪自動車営業第三部 京都自動車営業部 神戸自動車営業部 中国本部 広島支店 岡山支店 山陰支店 山口支店 広島法人部 広島自動車営業部 岡山自動車営業部 山口自動車営業部 四国本部 高松支店 徳島支店 愛媛支店 高知支店 九州本部 福岡支店 北九州支店 佐賀支店 長崎支店 熊本支店 大分支店 宮崎支店 鹿児島支店 沖縄支店 福岡法人部 福岡自動車営業部 本社ビル 1078-391-5838 1082-234-5863 1086-225-0413 10852-21-2898 10834-21-0223 1082-234-6367 1082-234-5804 1086-232-2032 10834-21-3821 1087-825-2604 1088-622-1725 1089-941-0590 1088-824-5397 1092-722-6913 1093-541-1338 10952-24-9138 1095-825-3125 1096-366-5644 1097-534-2350 10985-29-8199 1099-226-8064 1098-866-4805 1092-722-6894 1092-722-6577 103-3297-1111 金沢市尾山町6-25 三井住友海上金沢ビル 富山市総曲輪1-7-15 日本生命富山総曲輪ビル 福井市田原1-5-21 三井住友海上福井ビル 金沢市尾山町6-25 三井住友海上金沢ビル 〒460-8635 名古屋市中区錦1-2-1 三井住友海上名古屋ビル 同上 〒444-0043 岡崎市唐沢町11-7 三井住友海上岡崎ビル 〒500-8842 岐阜市金町7-11-1 三井住友海上岐阜ビル 〒514-0033 津市丸之内9-18 津丸之内ビル 〒500-8540 岐阜市金町5-24 住友生命岐阜ビル 〒514-0033 津市丸之内9-18 津丸之内ビル 〒460-8635 名古屋市中区錦1-2-1 三井住友海上名古屋ビル 同上 同上 同上 同上 〒530-0005 〒556-0011 〒530-0012 〒590-0952 〒530-0005 〒630-8115 〒640-8153 〒520-0043 〒600-8090 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 大阪市浪速区難波中1-12-5 難波室町ビル 大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル 堺市堺区市之町東6-2-9 三井住友海上堺ビル 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 奈良市大宮町3-4-29 大宮西田ビル 和歌山市三木町台所町7 三井住友海上和歌山ビル 大津市中央3-1-8 大津第一生命ビル 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 姫路市豊沢町61 朝日生命姫路南ビル 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4-4-9 三井住友海上淀屋橋ビル 同上 〒540-8677 大阪市中央区北浜4-5-33 住友ビル 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4-4-9 三井住友海上淀屋橋ビル 同上 同上 同上 〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 同上 同上 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 〒651-0171 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 〒730-0806 広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル 〒700-8660 岡山市幸町8-22 三井住友海上岡山ビル 〒690-0003 松江市朝日町589-2 マルヂビル 〒745-0073 周南市代々木通2-48 三井住友海上徳山ビル 〒730-0806 広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル 同上 〒700-8531 岡山市柳町1-12-1 三井住友海上岡山柳町ビル 〒745-0073 周南市代々木通2-48 三井住友海上徳山ビル 〒760-8560 〒770-0856 〒790-0878 〒780-0053 高松市古新町2-3 三井住友海上高松ビル 徳島市中洲町2-6 三井住友海上徳島ビル 松山市勝山町2-12-7 三井住友海上松山ビル 高知市駅前町4-15 西山ビル 〒810-8683 〒802-0004 〒840-0801 〒850-0036 〒862-8666 〒870-0044 〒880-0818 〒892-0846 〒900-0015 〒810-8683 福岡市中央区赤坂1-16-14 三井住友海上福岡赤坂ビル 北九州市小倉北区鍛冶町2-5-7 三井住友海上小倉ビル 佐賀市駅前中央1-9-45 三井生命佐賀駅前ビル 長崎市五島町3-25 松藤ビル 熊本市新屋敷1-5-1 三井住友海上・西日本新聞熊本ビル 大分市舞鶴町1-4-35 大分三井ビル 宮崎市錦本町1-2 宮日商事ビル 鹿児島市加治屋町18-8 三井生命鹿児島ビル 那覇市久茂地1-7-1 琉球リース総合ビル 福岡市中央区赤坂1-16-14 三井住友海上福岡赤坂ビル 同上 〒104-8252 中央区新川2-27-2 三井住友海上新川ビル Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 153 国内ネットワーク 損害サービスセンター 一覧 安心ステーション 自動車事故受付 火災・新種事故受付 1 0120-258-365 1 0120-258-189 北海道 損害サービス部 札幌自動車第一サービスセンター 札幌自動車第二サービスセンター 札幌自動車第三サービスセンター 旭川サービスセンター 釧路サービスセンター 苫小牧サービスセンター 函館サービスセンター 札幌火災新種サービスセンター 1 011-213-3321 1 011-213-3322 1 011-213-3323 1 0166-24-4135 1 0154-23-3033 1 0144-33-7237 1 0138-55-7130 1 011-213-3327 〒060-8631 札幌市中央区北3条西2-6 札幌MTビル 同上 同上 〒070-0032 旭川市二条通9-228-2 旭川道銀ビル 〒085-0018 釧路市黒金町7-4-1 釧路太平洋興発ビル 〒053-0022 苫小牧市表町2-1-14 王子不動産第三ビル 〒040-0015 函館市梁川町5-8 三井生命函館ビル 〒060-8631 札幌市中央区北3条西2-6 札幌MTビル 東北 損害サービス部 仙台自動車第一サービスセンター 仙台自動車第二サービスセンター 石巻サービスセンター 青森サービスセンター 八戸サービスセンター 岩手サービスセンター 秋田サービスセンター 山形サービスセンター 郡山サービスセンター 福島サービスセンター いわきサービスセンター 仙台火災新種サービスセンター 1 022-266-4711 1 022-221-8895 1 0225-94-7011 1 017-773-6611 1 0178-24-5288 1 019-624-3455 1 018-865-0566 1 023-624-1830 1 024-923-3335 1 024-523-0320 1 0246-22-2771 1 022-221-8809 〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-5-27 三井住友海上仙台ビル 同上 〒986-0824 石巻市立町1-4-15 石巻第一生命ビルディング 〒030-0823 青森市橋本2-19-3 三井住友海上青森ビル 〒031-0801 八戸市江陽2-9-46 トヨタカローラ八戸ビル 〒020-0021 盛岡市中央通3-3-26 盛岡鹿島ビル 〒010-0951 秋田市山王2-1-43 三井住友海上秋田ビル 〒990-0047 山形市旅篭町3-2-10 三井住友海上山形ビル 〒963-8005 郡山市清水台1-6-21 山相郡山ビル 〒960-8031 福島市栄町7-33 福島トヨタビル 〒970-8026 いわき市平字大町7-1 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橿原サービスセンター 和歌山サービスセンター 田辺サービスセンター 関西火災新種第一サービスセンター 関西火災新種第二サービスセンター 1 0742-36-6575 1 0744-23-5720 1 073-431-5366 1 0739-24-8101 1 06-6229-2628 1 06-6229-2630 大津サービスセンター 彦根サービスセンター 京都自動車第一サービスセンター 1 077-522-1790 1 0749-23-2906 1 075-343-6107 京都自動車第二サービスセンター 京都自動車第三サービスセンター 舞鶴サービスセンター 神戸自動車第一サービスセンター 神戸自動車第二サービスセンター 阪神サービスセンター 明石サービスセンター 姫路第一サービスセンター 姫路第二サービスセンター 京都火災新種サービスセンター 1 075-343-6170 1 075-343-6213 1 0773-75-5104 1 078-331-8509 1 078-331-8550 1 06-6488-5900 1 078-912-1373 1 079-288-3520 1 079-289-2720 1 075-343-6217 神戸火災新種サービスセンター 1 078-331-8500 〒520-0043 大津市中央3-1-8 大津第一生命ビル 〒522-0075 彦根市佐和町11-30 アイ・シー・ビル 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 同上 同上 〒624-0854 舞鶴市字円満寺小字八丁131 まいづる土井ビル 〒651-0171 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 同上 〒660-0892 尼崎市東難波町5-17-23 尼崎ビル 〒673-0891 明石市大明石町1-5-4 三井住友銀行明石ビル 〒670-0964 姫路市豊沢町61 朝日生命姫路南ビル 同上 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 〒651-0171 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 大阪第一サービスセンター 1 06-6233-1552 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4-4-9 大阪第二サービスセンター 大阪第三サービスセンター 大阪第四サービスセンター 大阪第五サービスセンター 御堂筋サービスセンター 大阪火災新種第一サービスセンター 大阪火災新種第二サービスセンター 大阪火災新種第三サービスセンター 1 06-6233-0052 1 06-6233-0067 1 06-6233-1523 1 06-6233-1524 1 06-6233-1607 1 06-6233-0116 1 06-6233-0108 1 06-6233-1525 中之島第一サービスセンター 中之島第二サービスセンター 中之島第三サービスセンター 中之島第四サービスセンター 烏丸サービスセンター 1 06-6229-2664 1 06-6229-2667 1 06-6229-2669 1 06-6229-2760 1 075-343-6171 神戸元町サービスセンター 1 078-391-3675 〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 同上 同上 同上 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町266 三井住友海上京都ビル 〒651-0171 神戸市中央区栄町通1-1-18 三井住友海上神戸ビル 広島自動車第一サービスセンター 広島自動車第二サービスセンター 福山サービスセンター 岡山自動車第一サービスセンター 岡山自動車第二サービスセンター 倉敷サービスセンター 鳥取サービスセンター 島根サービスセンター 徳山サービスセンター 山口サービスセンター 宇部サービスセンター 広島火災新種サービスセンター 岡山火災新種サービスセンター 1 082-234-6797 1 082-234-5853 1 084-922-6401 1 086-225-0412 1 086-232-7252 1 086-422-4505 1 0857-24-7244 1 0852-21-4410 1 0834-21-3471 1 083-924-5944 1 0836-31-1573 1 082-234-5843 1 086-225-9002 〒730-0806 広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル 同上 〒720-0812 福山市霞町1-8-14 三井住友海上福山霞町ビル 〒700-8660 岡山市幸町8-22 三井住友海上岡山ビル 〒700-8531 岡山市柳町1-12-1 三井住友海上岡山柳町ビル 〒710-0055 倉敷市阿知3-10-33 三井住友海上倉敷ビル 〒680-0846 鳥取市扇町3 東栄ビル 〒690-0003 松江市朝日町589-2 マルヂビル 〒745-0073 周南市代々木通1-30 山陽マティリアルビル 〒753-0074 山口市中央5-2-34 セントラルビル 〒755-0031 宇部市常盤町2-1-12 三井住友海上宇部ビル 〒730-0806 広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル 〒700-8660 岡山市幸町8-22 三井住友海上岡山ビル 〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 同上 〒573-1191 枚方市新町1-12-1 太陽生命枚方ビル 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-2-3 第三松豊ビル 〒577-0841 東大阪市足代2-2-23 岡島ビル 〒530-0012 大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル 〒560-8585 豊中市新千里西町1-2-14 三井住友海上千里ビル 〒590-0952 堺市堺区市之町東6-2-9 三井住友海上堺ビル 同上 〒596-0054 岸和田市宮本町41-1 三井住友海上岸和田宮本町ビル 〒630-8115 奈良市大宮町3-4-29 大宮西田ビル 〒634-0078 橿原市八木町1-6-1 草楽ビル 〒640-8153 和歌山市三木町台所町7 三井住友海上和歌山ビル 〒646-0032 田辺市下屋敷町1 東ビル 〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 同上 三井住友海上淀屋橋ビル 大阪企業 損害サービス部 関西自動車 損害サービス部 中国 損害サービス部 156 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 同上 同上 同上 同上 同上 同上 同上 同上 四国 損害サービス部 九州 損害サービス部 火災新種 損害サービス部 海損部 高松自動車サービスセンター 丸亀サービスセンター 徳島サービスセンター 松山サービスセンター 新居浜サービスセンター 高知サービスセンター 高松火災新種サービスセンター 1 087-825-2620 1 0877-25-2744 1 088-622-1471 1 089-945-0501 1 0897-33-3182 1 088-824-5715 1 087-825-2147 〒760-8560 〒763-0032 〒770-0856 〒790-0878 〒792-0004 〒780-0053 〒760-8560 福岡自動車第一サービスセンター 1 092-722-6475 福岡自動車第二サービスセンター 福岡自動車第三サービスセンター 久留米サービスセンター 北九州サービスセンター 1 092-722-6920 1 092-722-6924 1 0942-33-1935 1 093-511-4911 八幡サービスセンター 飯塚サービスセンター 佐賀サービスセンター 長崎サービスセンター 熊本第一サービスセンター 1 093-642-8902 1 0948-25-4334 1 0952-29-2683 1 095-825-3145 1 096-366-5511 熊本第二サービスセンター 大分サービスセンター 宮崎サービスセンター 鹿児島サービスセンター 沖縄サービスセンター 福岡火災新種サービスセンター 1 096-372-6141 1 097-532-5131 1 0985-29-3414 1 099-223-7370 1 098-862-1911 1 092-722-6453 〒810-8683 福岡市中央区赤坂1-16-14 三井住友海上福岡赤坂ビル 同上 同上 〒830-0032 久留米市東町1-21 三井住友海上久留米ビル 〒802-0004 北九州市小倉北区鍛冶町2-5-7 三井住友海上小倉ビル 〒806-0021 北九州市八幡西区黒崎3-9-24 ニッセイ新黒崎ビル 〒820-0005 飯塚市新飯塚19-7 第二遠賀ビル 〒840-0801 佐賀市駅前中央1-9-45 三井生命佐賀駅前ビル 〒850-0036 長崎市五島町3-25 松藤ビル 〒862-8666 熊本市新屋敷1-5-1 三井住友海上・西日本新聞熊本ビル 同上 〒870-0044 大分市舞鶴町1-4-35 大分三井ビル 〒880-0818 宮崎市錦本町1-2 宮日商事ビル 〒892-0846 鹿児島市加治屋町18-8 三井生命鹿児島ビル 〒900-0015 那覇市久茂地1-7-1 琉球リース総合ビル 〒810-8683 福岡市中央区赤坂1-16-14 三井住友海上福岡赤坂ビル 第一サービスセンター 第二サービスセンター 第三サービスセンター 傷害疾病第一サービスセンター 傷害疾病第二サービスセンター 傷害疾病第三サービスセンター 国際サービスセンター 1 03-3259-6727 1 03-3259-3506 1 03-3259-3509 1 03-3259-3516 1 03-3259-8107 1 03-3259-8108 1 03-3259-3518 〒101-8011 千代田区神田駿河台3-9 三井住友海上駿河台ビル 同上 同上 同上 同上 同上 同上 名古屋海損サービスセンター 大阪海損サービスセンター 1 052-203-3151 1 06-6233-0041 中国海損サービスセンター 四国海損サービスセンター 九州海損サービスセンター 1 082-234-5840 1 0898-33-1141 1 092-722-6448 〒460-8635 名古屋市中区錦1-2-1 三井住友海上名古屋ビル 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4-4-9 三井住友海上淀屋橋ビル 〒730-0806 広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル 〒794-0043 今治市南宝来町2-1-30 三井住友海上今治ビル 〒810-8683 福岡市中央区赤坂1-16-14 三井住友海上福岡赤坂ビル 高松市古新町2-3 三井住友海上高松ビル 丸亀市城西町2-4-24 三井住友海上丸亀ビル 徳島市中洲町2-6 三井住友海上徳島ビル 松山市勝山町2-12-7 三井住友海上松山ビル 新居浜市北新町9-11 三井住友海上新居浜ビル 高知市駅前町4-15 西山ビル 高松市古新町2-3 三井住友海上高松ビル Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 157 海外ネットワーク(平成18年7月1日現在) 海外ネットワーク 三井住友海上グループでは、長期ビジョン「チャレンジ10」に 2006年7月1日現在、当社は39カ国63主要都市に海外ネット おいて、海外事業を5大事業の一つと位置づけ、拡大・推進さ ワークを展開しています(海外支店・総事務所 5/海外事務 せることとしています。 所228ヵ所、子会社・関連会社55社(うち再保険子会社2社)、 海外事業においては長年にわたる国際業務の経験を活かし、 駐在員約170名)。 真にお客さまの立場に立ち、多様なリスクに対応する商品・ また、子会社等を含め海外32カ国・地域で保険営業免許を有 サービスおよび有効なアドバイスを世界各地で提供するた しており、海外で事業展開されるお客さまにベストなリスク ソリューションサービスを提供しています。 め、海外ネットワークの拡充に力を注いでいます。 ※上記海外事務所には、海外子会社・関連会社傘下の事務所を含みます。 39カ国・63主要都市 ブリュッセル アムステルダム ダービー ● ダブリン● ロンドン● ●サンクトペテルブルグ ● ●プラハ ●モスクワ ● ● ●ウィーン ●パリ ● バルセロナ● ●イスタンブール ミラノ ● マドリード アルコバール ● デュッセルドルフ ●トロント 青島 北京● ●大連 天津● ● ● ソウル 成都● 上海● ● 広州● シンセン 杭州 ニューデリー ● ● ●台北・陽明・高雄 ● ●ドバイ ハノイ ● 蘇州 アブダビ● ● 香港 ヤンゴン● ●マニラ チェンナイ● バンガロール● バンコク● ●ホーチミン シンシナティ● サンフランシスコ● ロサンゼルス● ●バミューダ ● アトランタ ●メキシコ ● パナマ ●ボゴタ クアラルンプール● ● ラブアン● シンガポール ● ジャカルタ ●ニューヨーク ●ウォーレン ●ポートモレスビー ● リマ サンパウロ● シドニー● メルボルン● オークランド ● ●ブエノスアイレス 158 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ●アジア・大洋州 支 店 / 代 理 店 ベトナム 韓国 海外事務所 ハノイ ホーチミン 子会社・関連会社等 United lnsurance Company of Vietnam(関連会社) 韓国支店 ミャンマー ヤンゴン インド ニューデリー オーストラリア シドニー メルボルン ニュージーランド オークランド パプアニューギニア ポートモレスビー Cholamandalam MS General Insurance Company Limited(関連会社) Cholamandalam MS Risk Services Limited(関連会社) クアラルンプール Mitsui Sumitomo lnsurance (Malaysia) Bhd.(子会社) AIB Mega Berhad(子会社) MSI Risk Consultancy Services (Malaysia) Sdn Bhd(子会社) シンガポール シンガポール インドネシア ジャカルタ Mitsui Sumitomo Insurance (Singapore) Pte Ltd(子会社) MSI Management (Singapore) Pte.Ltd..(子会社) MSIG Holdings (Asia) Pte.Ltd.(子会社) Aviva General Insurance Pte.Ltd.(子会社) PT.Asuransi Mitsui Sumitomo lndonesia(子会社) PT.Aviva Insurance PT.Auto Management Service MSI Holding (Thailand) Company Limited(子会社) Calm Sea Service Company Limited(子会社) MSI Adjusting (Thailand) Co., Ltd.(子会社) MBTS Broking Services Company Limited(関連会社) MBTS Life Insurance Broker Co., Ltd.(子会社) Aviva Insurance (Thai) Company Limited( . 子会社) Ueang Mai Co., Ltd.(子会社) Yardhimar Company Limited(子会社) BPI/MS Insurance Corporation(関連会社) FLT Prime Insurance Corporation(関連会社) Philippine Charter Insurance Corporation(関連会社) マレーシア タイ Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited(代理店) タイ支店 フィリピン マニラ 中国 上海支店 ホンコン Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong Kong), ホンコン Limited(代理店) Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong Kong),Limited(子会社) Oriental Management Services Limited(子会社) M&H Insurance Agency Limited(子会社) Aviva General Insurance Limited(子会社) Dah Sing General Insurance Company Limited(関連会社) 台北支店 Mingtai Fire & Insurance Co.,Ltd.(子会社) 北京 広州 シンセン 大連 成都 天津 蘇州 杭州 青島 マカオ 台湾 高雄 陽明 カンボジア Asia Insurance (Cambodia) Plc.(関連会社) ●中近東・アフリカ 支 店 / 代 理 店 海外部/海外事務所 アラブ首長国連邦 Arab Commercial Enterprises Ltd.(代理店) アブダビ ドバイ サウジアラビア Arab Commercial Enterprises Ltd.(代理店) アルコバール バ一レーン 子会社・関連会社等 Arab Japanese Insurance Company Ltd. E.C.(関連会社) Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 159 海外ネットワーク(平成18年7月1日現在) ●米州 支 店 / 代 理 店 アメリカ合衆国 グアム サイパン 海外事務所 子会社・関連会社等 ニューヨーク ロサンゼルス サンフランシスコ アトランタ シンシナティ ウォーレン (子会社) Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.), Inc. Mitsui Sumitomo Insurance Company of America(子会社) (子会社) Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc. Mitsui Sumitomo Marine Management (U.S.A.) Inc.(子会社) MSI Claims (USA), Inc.(子会社) MSI Re Management,Inc.(子会社) Seven Hills Insurance Agency, Inc.(子会社) Seven Hills Insurance Agency, LLC(子会社) Seven Seas Insurance Agency, Inc.(子会社) MSI Risk Management Services, Inc.(子会社) MSI Property (U.S.A.) Inc.(子会社) Cassidy's Associated Insurers Inc.(代理店) AON Insurance Micronesia(GUAM)Inc.(代理店) Associated Insurance Underwriters of the Paciffic Inc. (代理店) AON Insurance Micronesia(SAIPAN)Inc.(代理店) パラオ AON Insurance Micronesia(SAIPAN)Inc.(代理店) カナダ Chubb Insurance Company of Canada(代理店) トロント メキシコ メキシコ ブラジル サンパウロ パナマ パナマ コロンビア ボゴタ ペルー リマ アルゼンチン ブエノスアイレス バミューダ Mitsui Sumitomo Seguros S/A.(子会社) MSI Do Brasil Ltda(子会社) SPAC Insurance (Bermuda) Limited(子会社) ●欧州 支 店 / イギリス 代 理 店 (London Management) Mitsui Sumitomo Insurance Ltd 海外事務所 ロンドン ダービー フランス パリ ドイツ デュッセルドルフ オランダ アムステルダム ベルギー ブリュッセル イタリア ミラノ スペイン マドリード オーストリア ウィーン チェコスロバキア プラハ トルコ 子会社・関連会社等 Mitsui Sumitomo Insurance Company (Europe), Limited(子会社) MSI Claims (Europe) Ltd(子会社) MSI European Services Ltd(子会社) Mitsui Sumitomo Insurance (London Management) Ltd(子会社) Mitsui Sumitomo Insurance (London) Limited(子会社) MSI Corporate Capital Limited(子会社) ASSUMO Service und Management Organisation GmbH(子会社) Generali Sigorta A.S. ●再保険子会社 支 店 / 代 理 店 海外部/海外事務所 子会社・関連会社等 バミューダ MS Frontier Reinsurance Limited(子会社) アイルランド Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited(子会社) (注)当社の海外支店、事務所、子会社等の所在・名称を示したものです。上記以外にも、当社あるいは提携会社等を通じた保険のお引受が可能な国・地域がありま すので、詳しくは当社社員までご照会ください。 160 Mitsui Sumitomo Insurance Disclosure 2006 ディスクロージャー誌 三井住友海上の現状2006 平成18年7月 三井住友海上火災保険株式会社 広報部 〒104-8252 東京都中央区新川2 - 27-2 TEL. 03 - 3297- 6705 URL http: //www.ms-ins. com 【予想および見通しに関する注意事項】 本資料に記載の内容のうち、歴史的事実でないものは、三井住友海上(以下、当社)の将来に関する計画や戦略、業績に関する予想および見通しであり、現時 点で把握可能な情報から得られた当社の判断に基づいています。実際の業績は、さまざまな不確定要素により、これらの業績見通しと大きく異なる結果になり得 ますことをご承知おきください。 実際の業績に影響を及ぼし得る要素には、 (1)事業領域を取り巻く経済動向、 (2)保険業界における競争激化、 (3)為替レートの変動、 (4)税制など諸規制の変更、 などを含みます。 www 古紙配合率100%再生紙を使用しています。 09143 16,000 2006.07 (新) 62 .m s- in s. co m
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