労使協定 労使協定の適用範囲 労働組合がある場合には、管理職は非組合員となりますので、労使協定の締結にかかる 過半数代表者を選出する母体になりません。 しかし、締結された労使協定は非組合員である管理職を含めたすべての労働者に適用さ れることになります。 したがって、労使協定では、管理職を含めた全社員について、継続雇用の対象となる者 の基準を定める必要があります。 労使協定の締結期限 常時使用する労働者の数が 300 人以下の中小企業では「5 年」とされています。 労使協定の周知 労使協定についても、就業規則と同様の周知義務が課されています(労働基準法第 106 条第 1 項)が、周知の方法には、次の 3 つがあります。 ①常時作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付けること ②書面を労働者に公布すること ③磁気テープ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に記録し、かつ、各作業場に労働 者が当該記録の内容を常時確認できる機器を設置すること。 6について:みなし労働時間が法定労働時間以下であれば届出は不要です。 ○1~7が守られなかった場合は 30 万円以下の罰金。 ○8~13が守られなかった場合は 6 ヶ月以下の懲役または 30 万円以下の罰金。
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