イリノイ大学留学報告 アメリカの名門校、イリノイ大学に留学して イリノイ大学に留学して イリノイ大学で得たもの 工学部電気・ディジタルシステム工学科 3年 吉本 真也さん(後列右端) 環境学部環境デザイン学科 3年 清水 友香さん 環境学部環境情報学科 4年 登田 香菜絵さん 自分を変えたい人、 何かに挑戦したい人にお勧めです! 新しい環境が私にもたらしたもの 留学と聞いたとき思い浮かべる事は何ですか?私は、「英 語能力の向上」「専門科目での単位取得」「外国人の友達を 作る」「異文化を体験する」という4つを目標に4ヶ月間アメ リカに留学しました。1つでも目標があれば留学する理由と しては十分だと私は思います。それは、ある程度の期間アメ リカに住むだけで英語能力が上達し、異文化に触れるという 二つのことが達成できるからです。 しかし、このような体験は、語学留学でもすることができ ます。私は工大の留学プログラムの最大の魅力は他にあると 考えています。それは留学先が「イリノイ大学アーバナシャ ンペイン校(以下「イリノイ大学」)」だということです。 皆さんは知っていますか?工大と交換留学を行っているイ リノイ大学は、アメリカでも有名な大学で理工系は世界のト ップクラスだということを。例えば、テレビのCMでよく聞い たりする、プラズマTVの「プラズマ」はイリノイ大学で発見 されました。また、ノーベル賞を受賞した教授もたくさんい ます。そういう輝かしい歴史を持つ大学で、世界中から集ま った優秀な学生たちと一緒に受ける授業は、かなり難しく宿 題もたくさん出ます。しかし、それを最後までやり遂げた時 の達成感は、何とも言えないものがあります。ましてや、た ゆむことなく真面目に授業や実験に取り組んだ結果、自分の 専門の授業の単位が取れた時の喜びは格別です。平成18年8 月から12月までのイリノイ大学留学を通して、この成功体験 と、一流の大学で学んだという経験が、私に大きな自信をも たらしてくれました。 また、学問だけでなく、イベント等も沢山あり、例えば、 私はバレーボール大会に参加しました。週に1回皆で集まっ て練習をし、更にチームメイトと食事をしたり、飲みに行っ たりして親睦を深めることができました。 語学留学ではなく、英語で専門科目等を勉強するというイ リノイ大学への留学で、私は様々な国の人と仲良くなり、そ して、何事にも積極的に取り組みあきらめずに努力すること の大切さを学びました。この留学プログラムは、今の自分を 変えたいと思う人、新しい事に挑戦したい人、刺激がほしい 人にとっては、めったにないチャンスです!興味のある人は、 是非一度、国際交流センターへ立ち寄り詳しい話を聞くこと をお勧めします。 「イリノイ大学に留学する!」と決めたのが、2年生の10月でした。 それから、出発までの約10ヶ月間は、私にとってとても苦しい期間で した。TOEFL(留学に必要な英語の試験)の点数はもちろん、英語力 不足のため書類を書くという初歩的なところから苦戦していました。 不安なことだらけでしたが、行きたいという気持ちは全く変わりませ んでした。 事前研修や学内の選考試験を経て、ようやく希望通りイリノイ大学 への留学が決まり、7月末にアメリカに出発しました。着いてからは不 安になっている暇もなく、すぐに3週間のホームステイと英語研修が始 まり、私がイメージしていたアメリカらしい生活が体験できました。 8月下旬の大学の新学期開始と同時に、キャンパス内の寮に移り、 アメリカ人のルームメートとの生活や、イリノイ大学学生と一緒に受 ける正規の授業が始まりました。約4ヶ月間の留学生活は、私にとても 大きな収穫をもたらしてくれましたが、その中の二つを紹介します。 一つは、今までとは違った目線で日本を見ると同時に、客観的に見 た日本について考えるようになったことです。これは、ルームメート との交流から生まれました。親切な彼女と一緒に映画を見たりご飯を 食べに行ったりしている中で、私が気づいた日本とアメリカの違いに ついて、彼女と話をしました。その過程で、日本人が上下関係を尊重 することや、日本人の礼儀正しさなどについて改めて考えました。そ して、アメリカにはない日本の魅力として、これからも誇りにしてい きたいと思うようになりました。 二つ目は、授業を通して得たことです。授業はデザインの実習、英 語(ライティングと発音)、ランドスケープアーキテクチャーの実習等、 6科目を履修していました。どの科目も、アメリカの大学生と同じ授業 を受けるという時点で、語学力の面で、自分が「マイナス」の地点か ら始めるということは分かっていました。そのため、課題や試験勉強 等に他の学生より早めに取りかかるようにしていました。日本では同 じ様に心がけていても、自分に甘くなって、いつも情けないと後悔ば かりしていました。しかし、新しい環境で暮らすことによって、せっ ぱつまらないと行動に移せない自分から抜け出せるきっかけを得るこ とができました。今ではそのことが私にとって自信になっています。 このような経験ができたのも、イリノイ大学派遣留学プログラムに 携わってくださった先生方、そして応援してくださった先生方、家族、 友達のおかげです。ありがとうございました。 私は、イリノイ大学での学習内容について報告したいと思いま す。イリノイ大学では多様な種類の授業があり、その中で私は、 英語の授業、専門教科の授業、体育系の授業を選択しました。 まず、英語の授業では、あらかじめレベル分けのテストを受け ていたので、授業内容も理解でき自分に合ったペースで講義を受 けることができました。授業の内容は、エッセイの書き方につい てでした。エッセイが日本の形式とは異なるため、初めは戸惑い ましたが何度も書き、改善していくことで自然とエッセイの書き 方を身に付けることができました。文法については希望で個別レ ッスンがあり、自分の癖や弱点を克服することができました。ま た、教科書や辞書にはないニュアンス、例えば“fun”と “interesting”の違いなども学ぶことができました。 次に専門科目ですが、英語は日常会話ですら難しい状態でした ので、専門教科の受講となると日本の大学で学んだ専門知識があ ったにも関わらず、授業内容を理解するには苦労しました。その ため、課題やテストでは単位取得の為の十分な点数が得られませ んでした。しかし、教科担当の先生に相談して、課題やテストに は時間いっぱい取り組むと同時に、それでも不足した点数は特別 課題を提出し補いました。そして、クラス内でのディスカッショ ンでは積極的に提案したり意見を言ったりしました。その成果も あり、私の提案がグループでプレゼンテーションの題材に採用さ れました。 また、クラス内では沢山の友だちをつくり、グルー プで課題や宿題を一緒に取り組むことで、課題の見落としや宿題 のミスを減らすことができました。しかし途中、授業に付いてい けず何度も放棄しようと考えたこともありました。そんな中、教 科担当の先生や日本のゼミの先生と連絡を取り合うことで、助言 をいただき単位の取得に至りました。 最後に、体育系の授業については、楽しんで参加することがで きました。特にバスケットボールなどチームワークを必要とする スポーツでは、クラスメイトと授業以外でも交流があり、友達を 作るきっかけとなりました。またリラックスできる場でもあり、 他の授業とのバランスをとることができました。 結果的に、すべての単位を取得することができました。特に専 門科目に関しては、レベルの高い授業で苦労したこともあり、達 成できたときは、格段にうれしかったです。また、英語に対して は教科ではなく、コミュニケーションツールであることを認識す るようになり、さらに学習意欲が高まりました。これは、英語の 苦手意識が強かった私にとって大きな成果だと思います。 I nformation インフォメーション Web履修申請、及び受講届(マークシート)の手続方法と日程 学生の皆さんは前期授業開始後の受講届提出期間に受講を希望する授業科目について、受講届 を提出する必要があります。 (受講届を提出しないと、成績は認定されません。) 受講届方法は、入学年度により次の2つに区分されます。 受講届手続方法 提出先、入力場所 ・Web履修申請 ○2004年度以降入学生 2003年度以前入学生 2004∼2006年度入学生 (受講届手続日程表) (Web履修申請日程表) 4/7(土) ∼ 13(金) (受講届提出締め切り後3∼5日) ・受講届内容を記載した「受講届確認リス ト」を新1号館1階ロビーの掲示板前に 準備します。提出した内容と一致してい るか、記入ミスや提出もれはないか等、 必ず確認してください。 学務部 ー 学務部 重 要 ◎学科による日程区分は行いません。 ∼ 6 13(金) 確認修正(2日間) 2 ・受講届の修正・追加の必要がある者は、 学務部窓口でマークシートを受領し、修 正後再提出してください。 ・確認修正期間に訂正された内容を記載 した「受講届確認リスト」を新1号館1階 ロビーの掲示板前に用意します。修正し た内容と一致しているか、記入ミスや提 出もれはないか等、 必ず確認してください。 23(月) ∼ 次の表のとおり、入学年度・開講される授業科目によっては、 「読替え表」の指示に従い 記載の授業科目を受講する必要があります。 「読替え表」は、4月6日の在学生ガイダンスで皆さんに配布します。 学務部窓口にも学生閲覧用として用意していますので、利用してください。 なお、読替え受講について分からないことがあれば、学務部窓口で尋ねてください。 受講方法 ○2006年度入学生 1, 2年次開講科目 「授業時間割表」に記載している科目を受講 1, 2年次開講科目 「読替え表」の指示に従い、記載の授業科目を受講 3, 4年次開講科目 「授業時間割表」に記載している科目を受講 ○2003年度以前入学生 全ての開講科目 (9:00∼18:00(授業時間を除く)) (6日間) ・16:30∼18:00の間PC3教室で操作 方法に関する質問窓口を設けます。 23(月) 修正内容の確認 提出する受講届の内容確認は十分注意し、確実に行ってください。 例年、受講届の未提出、Web履修修正忘れ、確認修正のチェックミス等が多くあります。右の日程 表を確認の上、確実に届出または、確認修正を行ってください。 ○2004・2005年 度入学生 20(金) Web履修申請 4/7(土) してください。 受講内容の確認 19(木) ・特別な提出※ (卒業見込みの4年次生対象) 「教育指導届」 「特別教育指導届」 授業科目 6 ・学務部窓口で配布する受講届のマー クシートは、本人が受領し、記入、提出 PC教室等 ・特別な提出※ (卒業見込みの4年次生対象) 「教育指導届」 (2004・2005年度入学生対象) 「特別教育指導届」 ・受講届マークシートによる提出 ○2003年度以前入学生 受講届提出(6日間) 「読替え表」の指示に従い、記載の授業科目を受講 27(金) ∼ 5 ◎ 2006年度入学生で2007年度前 期(第1学期)の放送大学授業科目 履 修 申 請 書 を 提 出し た 学 生 は 、 2007年度に受講する授業科目の 単位数の合計が46単位以下となる よう調整してください。 (必ず、履修 単位数の確認を行ってください。) エラー修正(5日間) 5 確認リストにエラー表示がありそのエラー を修正する者、または、卒業するために受 講に必要な科目の追加を希望する4年次 生は、 「受講届修正願」を期間内に学務部 窓口に提出してください。 27(金) ※−特別な提出− 教育指導届・特別教育指導届の提出期間について 特別教育指導科目を受講するための「特別教育指導届」、卒業見込みの4年次生に認められてい る教育指導を受講するための「教育指導届」の提出は、Web履修申請期間、または、受講届出期間内 に限定していますので十分注意してください。 手続きの詳細な内容については、受講届出期間前に掲示板にて周知しますので、必ず確認をして ください。 なお、 「教育指導届」、 「特別教育指導届」の用紙は学務部で受領してください。 15
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