子どもが遊んだオンラインゲームで高額請求された!(平成27年8月放送

子どもが遊んだオンラインゲームで高額請求された!
平成 27 年8月
子どもがスマートフォンや携帯ゲーム機でオンラインゲームをして、高額な料金を請求
されたというトラブルが後を絶ちません。
トラブルの事例をご紹介します。
クレジットカード会社から届いた明細書に、見覚えのない数千円の請求があった。カー
ド会社に問い合わせると、オンラインゲームの利用料金で、翌月の請求分も 10 万円以上あ
ると言われた。驚いて小学生の子どもに聞くと、私のクレジットカードを持ち出して携帯
ゲーム機にカード番号を登録し、ゲームアイテムを買ったことを認めた。
これは子どもが親のクレジットカードを持ち出して使っていたケースです。
親としては次のようなことに注意しましょう。
1、スマートフォンやゲーム機のゲームの仕組みを確認する
子どもが遊んでいるゲームが無料なのか、有料なのか、有料ならば何が有料なのかを確
認しましょう。実際にどのように操作すれば有料のアイテムなどを購入できるのか、まず、
親がゲームの仕組みを理解することが必要です。
2、クレジットカードの管理に注意する
子どもの手の届く場所にクレジットカードを保管するのはやめましょう。しまいこんで
いて、ふだん使わないカードは解約をお勧めします。またカード会社の利用明細は、毎月
必ず確認してください。
3、ゲームをするときのルールを親子で話し合う
ゲームの時間を決め、子ども部屋にゲーム機を持ち込まないなど、親子でルールを決め
ましょう。特に長い休み中は、オンラインゲームや交流サイトの利用時間が長くなる子ど
もが多いようです。
また、クレジットカードは「借金ができてしまうカード」であり、決して子どもが使っ
てはいけないことを、子どもにも日頃から話しておきましょう。
事例のように、未成年者が保護者の同意なく購入した場合、
「未成年者取り消し」と言っ
て、未成年者本人の契約は取り消せますが、当然のことながら、親は子どもの監督責任を
問われます。十分に注意しましょう。