Vol.194(8月号) - 公益社団法人 岡山県看護協会

2016年8月発行
Vol.194
を
新しくなった職場
紹介します!
院
― 岡山西大寺病
―
P9に関連記事
透析室
看護師カート
Contents
会長就任挨拶/平成28年度 日本看護協会通常総会報告 2
平成28年度 岡山県看護協会通常総会に参加して 3
平成28年度 岡山県看護協会役員、職能・常任委員会委員、支部役員一覧 地域包括ケア推進研修会開催/私のおすすめ 4~6
7
平成28年度 看護の日・看護週間
ふれあい看護体験実施報告(柴田病院・渡辺病院)
「心温まるエピソードに参加者感動―H28看護大会開催―」/表紙関連記事 8
会員数
15,911 人
保健師 助産師 看護師 准看護師 677人
403人
13,935人
896人
(平成28年6月30日現在)
9
先輩看護職訪問 10
ナースセンターだより 11
会員係からのお知らせ/理事会報告/編集後記 12
編集・発行/公益社団法人 岡山県看護協会
〒700-0805 岡山市北区兵団4-31
電話 086-226-3638
http://www.nurse.okayama.okayama.jp/
発行責任者/宮田 明美
岡山県看護協会通常総会に参加して
広報委員
神寳 尋子
会長就任あいさつ
公益社団法人 岡山県看護協会
会長 宮田
明美
このたび石本会長の後任として岡山県看護協会長に就
し、医療と生活の両方の視点を持って安全で安心なケアを
任致しました宮田でございます。協会の歴史的経緯と激変す
提供し、
キーパーソンとしての役割を果たすことが期待されて
る社会環境下での専門職能団体として果たすべき役割に
います。そのためには、看護職が誇りとやりがいを持って働き
ついて考えますと、重責に身の引き締まる思いがしております。
続けられる仕組みづくりが重要と考えております。
少子超高齢多死社会が目前となり、“どのような健康状態
岡山県看護協会では、今年度の重点事業として地域包
であっても住み慣れた地域で、最期まで自分らしく暮らした
括ケアシステム構築の推進を挙げ、時代にふさわしい専門
い”という人々の願いをかなえるために、医療はcureから
職能団体としての在り方を検討するために「将来構想プロジ
care重視へと転換し、地域全体で“支え合う”ための地域包
ェクト」をスタート致しました。今年度中に検討し、次年度か
括ケアシステムの構築が急がれています。
ら新たな構想の下に「県民の健康と幸せ」の実現に向け
看護は、基本的な看護の機能をもとに、時代が求める役
て、関係する団体や諸機関と連携し取り組んで参ります。
割・看護サービスを提供し、期待に応えてきました。地域包
皆様のより一層のご理解とご支援ご協力を賜りますようよ
括ケア時代においても、これまでに培ってきた専門性を発揮
ろしくお願い致します。
新役員の紹介
梅雨の晴れ間に恵まれた6月11日土曜日。会場を今年
名誉会員には、50年の長きにわた
から岡山コンベンションセンターへ変更し、伊原木知事や
り看護協会会員として津山支部
大森市長をはじめとした多数の来賓の方々、530余名の会
長や委員会委員などを歴任さ
員の皆様の参加のもと、平成28年度岡山県看護協会通常
れ、精力的に活動された看護
総会が盛大に開催されました。
師の磨家敦子さんが推薦され
会長および来賓の方々の挨拶では、一様に先の熊本・
表彰されました。
大分地方での大地震について触れられ、災害時の看護の
そして、この度の総会をもって
影響力や期待について語られました。また、時代の変化や
4年間看護協会会長として御尽力
ニーズに合わせた地域包括ケアシステムへの論議や構築
いただいた石本傳江会長がご勇退さ
が進む中で、私達看護職員は専門職としての質の高い看
れ、今までも副会長として看護協会を牽引してくださってい
護の提供や、チーム医療の中での他職種との連携の要とし
た宮田新会長が就任されました。
ての期待をされていると感じました。
平成28年度
日本看護協会通常総会報告
常務理事 平井
康子
平成28年度日本看護協会通常総会が、6月7日・8日に千
2日目は、平成27年度の事業報告、決算および監査報告が
葉市の幕張メッセで開催されました。総会の全代議員は750
あり、次いで平成28年度重点政策・重点事業並びに事業計
人であり、岡山県看護協会からは代議員17人と予備代議員
画、資金収支予算および収支予算について報告がありました。
16人が参加しました。
今年度の重点政策は1.地域包括ケアシステムの構築と推進、
1日目には、日本看護協会長3期目の最後の1年として、坂
2.看護職の労働環境の整備の推進、3.看護職の役割拡
本会長から挨拶がありました。医療・看護政策等の動きを見
大の推進、4.少子超高齢社会に対応する人材育成です。
据え、
「看護の将来ビジョン」を踏まえ、
「看護の質向上」
「働
これらの報告を受けて、
午後からは活発な質疑応答がありま
き続けられる環境整備」
「看護領域の開発・展開」という3つ
した。看護職が社会の中で役割を果たしていくために、また
の使命に向かって全力で行動すると力強い言葉でした。
看護協会の職能集団としての発展のために、熱い思いが感じ
次いで、日本看護協会長表彰が行われ、岡山県からの秋
られた総会でした。
山博子様、井上純子様、下山美子様、千田美智子様を含む
134人に授与されました。
この総会に提出された3つの議案は、17人の名誉会員の推
薦、新会員情報管理体制に対応するための定款及び定款細
則の改正、平成28年度改選役員及び推薦委員の選出であり、
すべてが代議員の大多数の賛成で承認されました。
2 看護おかやま
平成28年度 日本看護協会長表彰
氏 名
井上 純子
千田 美智子
秋山 博子
下山 美子
職 種
保健師
看護師
看護師
看護師
所 属 名
公益社団法人岡山県看護協会
川崎医療短期大学
長島病院
近藤病院
磨家敦子さん
石本前会長をはじめ、先輩の
審議事項としては、定款の一部改訂・会費の改定・
方々が築いてきた看護協会を更
理事及び監事の報酬支給基準の改正などの議題が議
に発展・成長させていく為に
案に出されました。会員の方の質問を挟みながらも大
も、私達協会会員一人ひとりの
変スムーズに審議は進み、大多数の賛成を持って全て
理解と協力が必要であると感じ、
承認されました。
とても感慨深い総会となりました。
石本前会長
平成28年度
岡山県看護協会長表彰受賞者
氏 名
職 種
村島 眞由美
保健師
宮地 敬子
久世 恵美子
所 属 名
(救急看護)
氏 名
職 種
美咲町健康福祉課
渡邉 恵津子
看護師
岡山赤十字病院
所 属 名
保健師
岡山県備中保健所
岡崎 泉
看護師
川崎医科大学附属病院
助産師
岡山医療センター附属岡山看護助産学校
芳賀 佳子
看護師
高梁市国民健康保険成羽病院
岡部 京子
看護師
金光病院
梶谷 美智代
看護師
金田病院
槌田 洋子
看護師
岡山済生会総合病院
東原 久子
看護師
松田病院
小寺 知子
看護師
笠岡市立市民病院
池田 香恵
看護師
勝山病院
徳永 智恵子
看護師
岡山労災病院
新免 登紀子
看護師
美作市立大原病院
坂手 佐千子
看護師
津山中央病院
岡山県看護協会長表彰
看護おかやま 3
平成28年度
岡山県看護協会役員・職能・常任委員会委員一覧
委員会名
職能
氏 名
所
属
保
瀧口 真美
中川 佳奈
真庭市養護老人ホームささぶき苑 倉敷中央病院
助
池田 理恵
中桐 亜紀
岡山県立大学
川崎医科大学附属川崎病院
委員会名
役員
役職名(担当事業・支部)
職能
氏 名
所 属
役職名(担当事業・支部)
職能
氏 名
所 属
会長
助
宮田 明美
岡山県看護協会
理事(勝英支部)
保
宮地 敬子
岡山県備中保健所
理事
第一副会長
保
二宮 一枝
岡山県立大学
理事(津山支部)
保
岡崎 尚子
岡山市保健福祉局保健管理課
理事
第二副会長
看
谷村 怜子
社会医療法人高見徳風会
理事(東備支部)
助
有道 順子
国立病院機構
岡山医療センター
理事(岡山支部)
助
茅原 幸子
個人会員
理事
第三副会長
助
理事(井笠支部)
看
中村 芳子
倉敷第一病院
理事(高梁支部)
看
岡本 久美
川崎医科大学附属川崎病院
理事(真庭支部)
看
梶谷 美智代
金田病院
専務理事
(
推薦、在宅支援推進、岡山市支
部
常務理事
(
広報、教育、学会、医療・看護安
全対策、認定看護管理者教育
課程運営、倉敷支部
常務理事
(
社会経済福祉、事業、ナースセン
ター、災害看護対策、新見支部
)
)
)
合田 典子
保
井上 純子
保
長安 つた子
看
平井 康子
川崎医療福祉大学
岡山県看護協会
岡山県看護協会
岡山県看護協会
理事(岡山市支部)
准
住宅 恵子
岡山市立市民病院
保
岡部 日奈恵
個人会員
中川 幸治
中川幸治税理士事務所
社 会 経 済
福祉委員会
保健師職能
理事
理事
合田 典子
有道 順子
茅原 幸子
役 名
淳風会健康管理センター集団健診部保健指導課
川崎医療福祉大学
真庭市役所美甘振興局
倉敷市玉島保健福祉センター玉島保健推進室
順子
早苗
紀子
範子
川崎医療福祉大学
国立病院機構岡山医療センター
個人会員
高橋 澄子
渡辺 芳美
鶴嶌 知香
理事
看護師職能
助産師職能
委員
属
委員
倉敷成人病センター
倉敷中央病院
岡山大学病院
氏 名
所
職能
保
推薦委員会
助
看
4 看護おかやま
氏 名
那須 淳子
徳田 雅子
岡本 博子
髙原 早苗
渡辺 祝子
三上 裕子
所
属
委員会名
岡山県備前保健所東備支所
岡山市ふれあい公社地域包括支援課
個人
岡山赤十字病院
倉敷中央病院
岡山済生会総合病院
山陽学園大学
岡山県備前保健所東備支所
助
杉浦 絹子
木下 照子
川崎医療福祉大学
福山医療学園
岡山赤十字看護専門学校
新見公立大学
岡山県立大学
岡山大学病院
川崎医療短期大学
国立病院機構岡山医療センター
学会委員会
倉敷紀念病院
中島病院
倉敷第一病院
看
保
佐々木 純子
原田 恵
岡山県立大学
倉敷市玉島保健福祉センター真備保健推進室
保
村木 麻有果
梶原 幸子
岡山県備中保健所井笠支所
新見市福祉部健康づくり課
旭川荘厚生専門学院
倉敷成人病センター
助
助
柴田 貴子
妹尾 展子
原田 瑛子
桐山 知恵
倉敷中央病院
落合病院
看
小川
佐伯
福島
伊藤
渡邉
作本
個人
しげい病院
金田病院
玉野三井病院
山陽学園大学
岡村一心堂病院
社会医療法人高見徳風会
保
仁木 康守江
能勢 睦江
美作市保健福祉部高齢者福祉課
岡山市北区北地域包括支援センター
中村 芳子
倉敷第一病院
岡本 久美
川崎医科大学附属川崎病院
梶谷 美智代
金田病院
住宅 恵子
岡山市立市民病院
助
岸本 長代
倉敷成人病センター
看
香々美 君子
河原 紀子
村木 咲子
濵田 ゆりか
落合病院
岡山協立病院
倉敷中央病院
ヘイセイ訪問看護ステーション
保
石坂 真由美
片山 亜弓
吉備中央町
岡山県備北保健所
助
和田 亜衣子
真壁 文恵
岡山中央病院
国立病院機構岡山医療センター
看
丸山
大橋
石塚
竹田
岡山大学病院
岡山労災病院
倉敷中央病院
岡山協立病院
保
梶尾 厚子
旭川荘厚生専門学院
看
保科 英子
新 美保恵
槌田 洋子
大月 説子
山口 三重子
髙村 洋子
東入来 真夕美
岡山大学病院看護研究・教育センター
川崎医科大学附属川崎病院
岡山済生会総合病院
きぼうの杜ひのき
岡山県立大学
倉敷中央病院
玉島協同病院
保
坂手 佐千子
津山中央病院
中野 益美
介護老人保健施設和光園
田頭 寛子
特別養護老人ホーム若宮園
篠埜 直子
長島病院
平井 淑子
みつ訪問看護ステーション看護協会
土師 エリ
川崎医科大学附属病院
金木 こと江
サンホームつやま
職能
氏 名
所
災害看護対策
委 員 会
保
助
神寳 尋子
飯守 美和
岡山赤十字病院
岡山大学病院
看
由美子
幸子
幸恵
貴子
岡本 明子
木田 美和
岡山市保健所健康づくり課南区南保健センター
総社市役所
木村 美加
大平 恭子
岡山協立病院
倉敷中央病院
看
山江 朋子
若林 晴子
原田 邦栄
麦田 ちさと
王野 茂美
仕田原 明珠
内田 かずこ
尾崎 弘美
松田病院
旭川荘療育・医療センター
成羽病院
岡山中央病院
津山第一病院
訪問看護ステーションくじば
光生病院
金田病院
属
岡山県備前保健所
倉敷市児島保健福祉センター児島保健推進室
守屋
本田
片山
渡邉
岡山大学大学院保健学研究科
川崎医科大学附属病院
岡山療護センター
松田病院
新見公立大学
山陽学園大学
順正高等看護福祉専門学校
在宅支援推進
委 員 会
事業委員会
竹田 亜希子
井原 志津枝
広報委員会
近藤 真紀子
佐々木 智子
片岡 恵美子
門倉 康恵
栗本 一美
林 由佳
岡本 富恵
助
常任委員会委員
委員会名
目良 宣子
國富 節子
行守 忍
松岡 真樹
赤井 美智代
属
谷村 怜子
重井医学研究所附属病院
心臓病センター榊原病院
慈圭病院
岡山済生会総合病院
保
ナースセンター
委 員 会
属
保
監事
岡山県立大学
岡山県備中保健所
岡山市保健福祉局保健管理課
二宮 一枝
宮地 敬子
岡崎 尚子
兼信
富田
安藤
岡本
委員
所
所
看
看
氏 名
氏 名
塚本 玲子
柘野 浩子
佐々木 新介
内田 陽子
千田 美智子
山下 睦子
教育委員会
職能委員会委員
役 名
職能
助
看
掛屋 美香
吉城 民恵
岡本
加治
大野
橋本
和恵
美保子
孝子
文子
医 療・看 護
安 全 対 策
委 員 会
岡山県美作保健所
洋子
博子
弘子
由美子
都貴子
由香里
雅道
美由紀
京子
由美子
岡山赤十字病院
玉島中央病院
岡山旭東病院
長谷川紀念病院
赤磐医師会病院
認定看護管理者
教 育 課 程
運営委員会
看護おかやま 5
平成28年度
岡山県看護協会支部役員一覧
地域包括ケア推進研修会開催
専務理事 井上
支部役員
支 部 名
岡
山
岡 山 市
倉
井
高
敷
笠
梁
6 看護おかやま
氏 名
所 属
支 部 名
氏 名
所 属
早川 由恵
吉備高原医療リハビリテーションセンター
宮長 邦枝
新見中央病院
細川 玉枝
玉野市立玉野市民病院
安藤 芳美
長谷川紀念病院
後藤 践子
国立療養所邑久光明園
前原 幹子
岡山県備北保健所新見支所
北尾 朋美
玉野市役所
野口 佐登美
瀬戸内市立瀬戸内市民病院
土屋 節子
渡辺病院
槌田 恵子
個人
青木 直子
新見市福祉部介護保険課
石井 沢子
吉備高原ルミエール病院
清水 尚子
太田病院
金山 時恵
新見公立大学
新
見
川口 法子
重井医学研究所附属病院
神土 純子
個人
西原 美佐子
湯原温泉病院
福長 弘美
佐藤病院
角田 和香代
近藤病院
松島 眞己
岡村一心堂病院
大西 真里子
落合病院
官能 妙子
岡山協立病院
林 昌則
向陽台病院
安藤 直美
岡山市立市民病院
村下 美和子
岡山県真庭保健所
小林 雅子
心臓病センター榊原病院
前田 やよい
岡山市保健所健康づくり課南区西保健センター
湯浅 扶美子
岡山県立真庭高等学校落合校地
角南 直美
岡山大学病院
長尾 由美子
金田病院
赤刎 愛
岡山旭東病院
池田 香恵
勝山病院
東原 久子
松田病院
伊藤 智江美
津山市役所
森 祐子
倉敷スイートホスピタル
岡田 かおり
岡山県美作保健所
柴山 邦子
倉敷市保健所保健課
森本 和子
津山中央看護専門学校
大西 由花
玉島病院
為石 眞理子
日本原病院
加藤 公美
川崎医科大学附属病院
西川 秀香
津山中央病院
田原 明美
倉敷中央病院
八十岡 勝美
中島病院
秋元 るみ子
薄元医院
佐々木 敏子
石川病院
勝山 貞子
かも訪問看護ステーション
林 聖子
総社市役所
本郷 博恵
倉敷成人病センター
岡内 里美
倉敷市立児島市民病院
田中 慶子
水島協同病院
池田 悦子
井原市立井原市民病院
井上 五月
岡山県備中保健所井笠支所
三木 篤子
笠岡中央病院
原 真紀子
天神介護老人保健施設
岸野 浩子
真
津
庭
山
協会役員・支部長・委員長合同会議第1回目となる
7月16日は、産業医科大学の松田晋哉先生をお迎えし
に看護が支援していくか。訪問診療を支える訪問看護の
役割は今後も重要になってくるが、退院後一週間以内の
て地域包括ケアを推進するための研修会 『地域包括ケ
アの推進と地域医療構想調整会議』~データから見える
5医療圏の医療実態~を開催しました。せっかくの機会
病院からの訪問看護や超高齢社会のケアマネジメント
が重要になってくる。
ですので公開とし、応募のあった49人と役員等39人
で、地域医療構想の概要や5医療圏ごとのデータから見
える岡山県の現状についてお聞きしました。
①入院医療の延長線上としての在宅医療
②看護診断・看護計画的なマネジメント
③訪問看護はリスク評価実施で予防的看護を含め療養
者のすべてが対象
地域医療構想は病床削減が目的ではなく『地域の医
療・介護ニーズに対応するために、どのような医療提供
体制が望ましいのか』を考えることが第一の目標である。
等々の内容で、ほとんどの参加者が 「満足した」
「今
地域により周産期を含めた医療・介護の状況は異なっ
ており、その地域にあった望ましい姿を看護職として発言
する必要がある。なかでも肺炎、骨折は今後も増えてい
き、急性期と慢性期を行ったり来たりする療養者をいか
後の活動に役立つ」と回答しておられました。
看護が人々をつなぎ・支える存在として、これからもし
っかりと役割を果たしていくため地域包括ケアの推進に
取り組んでいきたいと感じた一日でした。
私 のおすすめ!!
看護会館周辺でランチがしたい!
常務理事 長安
市内中心部からちょっと離れた看護協会の住所、兵団(へい
次は片道5分、天満屋ハピータウン岡北店方面に。ハピータ
ウン1階にはマクドナルドとお好み焼き「たつ家」
。3階の「テンマ
の調練所や宿舎が置かれていたことにちなむ」とのことです。
ヤハピーレストラン」
では夏のおすすめ和風おろしハンバーグセッ
やや不便な兵団ですが、今回は、昼休み1時間の範囲で、日
ト780円等麺類含め各種あります。ハピータウンを西口に出て右
傘をさして出かけられるランチのお店の特集です。
まず一番近くが
手、高架下の「カレーハウス シェフ」では、ビーフとチキンの
「すしみつ」さん。本格的なお味の巻きずし、盛り合わせ等がお
本格的カレーが楽しめます。また、県道を渡った向かいの手作り
美作市立大原病院
則清 操
さとう記念病院
山本 真弓
岡山県美作保健所勝英支所
山下 富貴子
美作市役所
型の事業所ですが、ランチは日替わりで洋風Aと和風Bの2種類。
ゆば650円、ふわ玉ゆば焼売等を買って帰られ
笠岡市立市民病院
鶴石 和子
美作中央病院
家庭的なお料理が飲み物付き650円で楽しめます。
るのもおすすめです。
友田 容子
矢掛町国民健康保険病院
丸尾 美智恵
田尻病院
栗原 淳子
岡山県備北保健所
竹内 京子
赤磐医師会病院
芳賀 佳子
成羽病院
掛谷 益子
吉備国際大学
延藤 陽子
北川病院
國本 廣美
備中整形外科病院
西江 恵子
岡山県備前保健所東備支所
内岡 登美香
高梁市役所
冨永 章子
備前市立備前病院
宮本 富士子
高梁中央病院
松石 知美
北川病院
平方 園江
大杉病院
鳥越 かつ枝
平病院
三原 淳子
こころの医療たいようの丘ホスピタル
平山 由香
備前市立吉永病院
東
英
備
つた子
だん)という地名の由来をご存知ですか?「明治維新後、農兵
新免 登紀子
勝
純子
すすめです。次が片道4分、
「わ ダイニング こよし」です。すし
炭火焼の本格的BURGER「HEAP(ヒープ)」も有名です。
みつから道路を渡り階段下りて真っ直ぐ広瀬郵便局まで。左に曲
そして協会からの帰りには、夕食のおかずに、すし
がって3件目。岡山市手をつなぐ育成会の就労継続支援事業A
みつから左に3件目「ゆばの奥田屋」の、お刺身
寿司処
「すしみつ」
「こよし」
のランチ
「ゆばの奥田屋」
看護おかやま 7
平成28年度
看護の 日・看護週間
未来の看護師へ ふれあい看護体験を開催
心温まるエピソードに参加者感動
柴田病院 大橋
―平成28年看護大会開催―
千代美
広報委員 守屋
由美子
将来の職業選択の一助として看護師や介護士の魅力を伝
おして、腰が曲がった姿勢での歩行や手足の不自由さを感じ、
看護の日・看護週間にあたり、平成28年度看護大会が、
お話などがありました。また、被災された方々に元気を取り戻
えたい、そして少しでも身近に看護や介護を感じていただけた
視力障害が新聞を読む、字を書く等の生活の中でどのように
山陽新聞社さん太ホールにて開催されました。看護職者、一
してもらいたいと、ハイキングや富士登山を企画されています。
らと思い、今年で7回目の開催となりました。
影響しているのか、高齢者の方の気持ちも理解できたと感想に
般の方の参加で約300席が満席となりました。
今では毎年恒例となり多くの方が参加し、田部井先生から元
今年は学校の行事等と日程が重なったため、看護体験を希
書かれていました。また、嚥下食の試食では嚥下能力が低下
看護活動の発表では、訪問看護ステーション
気をもらっていると感じました。先生ご自身は以前末期がんと
望する高校生2人のみでした。しかし、
「将来看護師になる」
してもおいしく安全な食事形態を考えていく必要性を知ること
紙ふうせんの玉置君江さんから、地域での看
宣告され治療されたそうです。先生のお話からは笑い話!?にな
と目標を持ち、意欲的に取り組む姿は微笑ましくもあり心強く感
ができ、初めて食べた嚥下食への驚きも感想にありました。最
護活動について心温まるエピソードを交え
っているのかと思うほどおもしろいのですが、とても心に染みる
じるものでした。
後に看護体験を無事終えた学生は看護体験修了証書を受け
てのお話と、また、岡山大学
お話で、私自身看護について振り返る時間にもなりました。
「一
半日の看護体験は、
ナースのユニフォームを着用し病院玄関
取り、看護師への夢に一歩前進できたと、素敵な笑顔で半日
で記念撮影にはじまり、病棟での血圧測定や、聴診器を使用
を終えました。
した呼吸音の聴取などを学生同
病院の馬瀬敦子さんか
玉置君江さん
士で体験し、自分の身体を知る良
歩一歩登れば、必ず目標は達成できる」とおっしゃった言
ら、2年間の南米エクア
葉がとても印象的であり、それを実行してこられた田部井
ドルでの性教育を中心と
先生の言葉だからこそ、心に響きました。参加された皆さ
した保健教育活動について
んも同じ気持ちにな
のお話がありました。
い機会となったようです。また、高
続いて、女性初のエベレ
齢者の方たちと直に接することで
ったのではないでし
馬瀬敦子さん
スト登頂を果たした登山家、
理解を深め、少しだけ認知症とい
ょうか。参加された皆
さんの帰られる時の表情
う病気を知り、どのような関わりが
田部井淳子先生による記念講演がありま
が明るく、良い看護大会
自分にできるかなどを考えるきっか
した。すばらしい山々の写真と共に世界各
であったと確信しました。
けになればと体験を進めていきま
国での登山経験や、東日本大震災で被災
した。中でも高齢者疑似体験をと
された方々へのボランティア活動についての
呑み込む機能の大切さ実感
田部井淳子先生
高齢者の視力でぬり絵に挑戦
新しくなった職場を紹介します!
楽しかったふれあい看護体験
渡辺病院 石垣
ストレッチャー移動体験
優美子
5月28日(土)、新
昼食には食堂で病院食を食べました。普通食の他、塩分を
見市内の5・6年生児
抑えた治療食、きざみ食、ミキサー食を味わい、病状に合わ
童7人と保護者1人が
せた食事が提供されていることを学びました。
参加しました。
今回のふれあい看護体験は、看護師の働きだけでなく、一
児童は手の洗い方
人の患者さんを多職種がかかわるチーム医療で行っているこ
やマスクの付け方を
とを児童に学んでもらいたく計画しました。アンケートでは
教わった後、救急車に
「色々なことを体験して楽しかった。また来たい」という感想
乗り込んで、患者役と
がありました。
看護師役を交代し、救
このふれあい看護体験が、チーム医療の中での看護師の役
急車のストレッチャーから処置室のストレッチャーへの移動を
割を学ぶ第一歩と
体験しました。血圧の測定方法を習ったほか、聴診器で心音
なり、今 後、中・
や呼吸音、腸の蠕動音を聴き、包帯巻きにも挑戦しました。
高 校 生での職 場
放射線科では、レントゲンや3D CTの画像を見ながらみか
体験につながり、
ん・ピーマンといった野菜を当てたり、頭や体の骨がどう映る
看護職を目指して
のかを学びました。また、消化管造影検査装置の透視台に乗
いただけたらと思
って模擬検査も体験しました。内視鏡室では、院長が内視鏡
いました。
ミニコンサート クワイアチャイム
「奏里和」
最近新築・移転のあった病院を、表紙でご紹介しています。
今回は、岡山西大寺病院にご協力いただきました。
患者様も職員もしあわせになれる病院
岡山西大寺病院は、2016年5月1日に旧病院から500mほ
ど南に、西大寺のシンボルとなる時計台とブルーをメインカラ
ーとした建物で新築移転しました。救急の強化と災害時に備え
て、屋上にヘリポートと出入り口に防潮堤を完備しています。
面積は約2倍となり透析室は13床から35床に増床し、外来や
リハビリ室は、ゆとりのある空間となっています。内装も青で統
一しており、デニム生地をイメージしたお知らせボードを各所
に配置しています。病棟の家具やカーテン、看護カート、点滴
スタンドは各階ごとで違うカラーにしています。病室の寝具も柄
があり患者様に好評です。療養病棟ではミスト浴を導入し、患
者様に安全で介助者も負担が少なく入浴介助ができます。各
階には、和調のデイルームやソファーのあるラウンジがあり、リ
岡山西大寺病院 看護部長 近藤 末美
ハビリやご家族の面会にと患者様が安ら
げる環境が整っています。
スタッフルームも、広いだけでなく動線を
考えた物品配置で、
消耗材料はすべて定数化
を行い無駄のない物品管理ができるようにしてい
ます。汚物室は自動扉となり作業がしやすくなっています。いま
まで無かったスタッフの休憩室は絨毯敷で靴を脱いでリラック
スできます。
オリジナル白衣は、やさしい若葉色のラインと袖に四葉のク
ローバーで看護の心をイメージしています。やさしく、丁寧に思
いやりのある看護を心がけ、患者様も職員も、笑顔で楽しく幸
せに過ごせる病院にしたいと思っています。
を操作し、児童が実際に鉗子を使って箱に入ったおもちゃをと
りだすことも体験しました。
ちゃんと手洗いできているかな?
機械浴
8 看護おかやま
スタッフステーション
5階
看護おかやま 9
第6回
先輩看護職訪問
ナースセンターだより
看護職として長年ご活躍されてきた先輩にインタビューし、
看護に対する思いや後輩に対するエールを頂きます。
岡山県ナースセンター センター長 八木
良子
復職されて頑張っていらっしゃる看護職の紹介
藤井 佐千子 さん
「忘れられない看護エピソード」
で入選!
プロフィール
昭和13年2月1日広島県生まれ。倉敷中央病院附属高等看護学院を卒業後、昭和34年に
倉敷中央病院に就職され、看護部長、看護部顧問、倉敷看護専門学校の副校長を務められ
た。また、岡山県看護協会では、理事、学会委員、日本看護学会準備委員会委員長、看護
師職能委員長、第一副会長、新会館建設検討委員長等多くの委員・役員を歴任された。
平成24年に岡山県看護協会名誉会員、
平成27年には日本看護協会名誉会員となられた。
日本看護協会が「看護の日・看護週間」事業として、看護にまつわる心温まる
エピソードを募集、今年度は3,035作品の応募がありました。その中から岡山県で
看護師として勤務している和田京子さんの作品が看護職部門で入選されました。
長年のブランクを経て復職した和田さんが、
出会った終末期の患者とその家族との
関わりから、感じられたことが綴られています。
「かえって来てよかった」というタイト
和田 京子さん
ルのエピソードには、
「たとえ、寝たきりであっても、終末期であっても、人として生
★看護師になられたきっかけ
中学の担任の先生に、女性も手に職をつけて自立することを考えていかないといけない時代になっていると
アドバイスをいただきました。そこで、自分も自立をめざして高等学校の普通科に進学し、そこで看護の道に
進むことを決めました。
(写真:山陽新聞社提供)
かされていることへの援助を行うことができる看護は、人々に感動という幸せを届けるのだと実感した。看護の仕事に
かえってきて良かったと思った時だった。
」とあります。
(※詳しくは日本看護協会ホームページをご覧ください)
実は、和田さんは、13年間のブランクがありながら復職するにあたって、岡山県ナースセンターを活用していただ
いたのです。ナースセンターの支援がこのような形で伝わってきたことに私たちはとても感動しました。6月7日の山陽新
聞に掲載されたこともあり、和田さんに連絡をとり、皆さまにもメッセージを寄せていただきました。
★勤務していたころの思い出
主任看護師として病棟管理をしていた頃、看護学生が末期癌で入院してきました。当時、病名告知はな
く、ターミナルケアもきちんとしたものがありませんでした。告知できないことによる隔たりを感じましたが、患
者に気を遣わせることのないように、苦しみや痛みを分け与えられた形での看護を行えるようにと病棟で話し
和田京子さんからのメッセージ
合いました。しかし、症状や治療をしっかり理解し受け入れ、辛く苦しい思いをしながら頑張る患者に寄り添
うことしかできない無力さを感じました。最期には感謝の気持ちを伝えてくださり、亡くなられました。優しい
「忘れられない看護エピソード」の受賞にあたり、感謝とともに、看護の仕事に復帰
看護ができて喜んでもらえたこともたくさんありましたが、このような看護体験を積み重ねていかないといけな
したいと思っておられる方へのささやかな後押しになればと願って、この言葉を記させて
いのだということがとても印象に残っています。
いただきます。
この一つのエピソードに至るまで、私は幾人もの励ましをいただき、祈られてきました。
ナースセンターの復職プログラムも利用させていただきました。最終決定は自分ですが、
★今取り組んでいること
揺るぐことのない看護の本髄を見据え、復職にとまどっておられる方に最適の職場がみつ
退職してからは健康管理を自分で行っています。早朝にウォーキングを毎日1時間、スポーツクラブで筋力
かりますようにエールを贈ります。
トレーニングを2日に1回行っています。ウォーキングをはじめて2年で10kg、筋力トレーニングをはじめてさら
に5kgもダイエットに成功しました。
★後輩たちへのメッセージ
❶チーム医療の中での看護職の役割を考え、チームワークを大切にしてほしいと思います。また、伝えること
ができる力をもってほしいです。
❷ヒト・モノ・カネの中でも「人」は簡単に得られない財産です。仲間を大切にしましょう。例えば、新人
看護師が入職したとき、立場を理解しながら、プロとして自覚を持たせるように、またお互いに育てあえる
ようなかかわりをしてください。
❸看護職は専門的な知識や技術が必要です。プロとして胸を張って誇れるように、また患者に信頼してもらえ
るように、常に勉強を怠らず力をつけておきましょう。その上で、患者を取りまく環境や患者の思いに触れ、
精神的な援助が出来るような配慮を身につけてください。
岡山県ナースセンターから
岡山県ナースセンターは、看護職の皆さまが復職され、活き活きと働き続けられることを全力
で支援します。様々な復職支援プランが用意されています。
就業相談、定例看護技術講習会、ナースカフェ、ナース・トライアル(働きたい施設での勤
務体験)事業などのご利用をお待ちしています。
連絡先 TEL.086-226-3639 FAX.086-226-0341
Email [email protected]
( 広報委員 飯守 美和 )
10 看護おかやま
看護おかやま 11
看護おかやま
2016.8
岡山県、AMDAと大規模災害時
の支援協定を締結
熊本地震災害義援金を
日本赤十字社岡山県支部に贈呈
5月18日、県内で大規模災害が発生した際に、けが人や病
気になった人の応急処置などを円滑に進めるための「災害時
の医療救護活動に関する協定」を岡山県と締結しました。
6月3日(金)、会員の皆様から集まった熊本地震災害義援
金を、石本会長、宮田副会長から日本赤十字社岡山県支部
の豊田事務局長に贈呈しました。
今回の募金総額は約546万円となりました。全て、日本赤
十字社岡山県支部を通じて被災地に届けられます。皆さまの
ご協力に感謝申し上げます。
また7月5日には、南海トラフ地震発生時の四国での被災
者支援のため、AMDAと「災害時の連携協力に関する協定」
を締結しました。
平成28年度 理 事 会 報 告
新
「会員情報管理体制」
(ナースシップ)
スタート
!
平成29年度から
入会継続手続きの方法が変わります
継続手続きの簡略化
◆第1回 平成28年4月16日(土)
審議
事項
平成29年度「継続申込書」提出以降は、退会の届出がない限
り自動更新されます。
会費の支払いに口座振替を導入
会員の個人口座から自動引落ができるようになります。
(手数料不要)
※従来通り、施設で取りまとめての納入も出来ます。
会員証リニューアル(永年化)
紙製から永年用「プラスチック製」に変更。新会員証が届くま
では、現行会員証(紙)をお使い下さい。
マイページ(キャリナース)開設
自分で簡単に各種変更手続きができます。
会員情報…氏名(改姓)、住所、電話番号、勤務先の変更など
会費情報…会費の納入状況の確認や領収書発行
施設専用のWEB機能を導入(施設代表者用)
施設用WEBで、
自施設に所属する会員の入会手続きや会費の
納入状況を確認できます。
今後のスケジュール
平成28年9月
継続申請書兼口座振替依頼書配布
平成28年10月
マイページ運用開始
平成29年1月下旬 平成29年度会費の口座振替
1.委員会委員・支部役員の委嘱について
2.
「おかやま看護協会だより」
の名称変更について
3.岡山県看護協会定款
(第3章会員関係)
の改正について
4.理事及び監事の報酬等支給基準の改正について
5.岡山県との災害時の医療救護活動に関する協定について
6.在宅ケアアドバイザー派遣事業の拡充について ◆第2回 平成28年5月14日(土)
審議
事項
1.平成27年度決算について
2.岡山県知事表彰候補者の推薦について
3.特定行為研修管理委員会外部委員の推薦について
4.
「平成28年熊本地震」
に係る義援金の募集について
◆第3回 平成28年6月11日(土)
審議
事項
1.会長・副会長・専務理事・常務理事の選定について
2.第1・第2・第3副会長の決定について
◆第4回 平成28年6月18日(土)
審議
事項
1.岡山県看護協会将来構想プロジェクトについて
2.支部担当理事
(案)
について
3.平成28年度関係機関への要望活動について
4.平成28年度第1回役員・委員長・支部長合同会議について
5.熊本県看護協会への災害支援金について
6.食育推進全国大会岡山市実行委員会委員の委嘱について
7.岡山県災害時公衆衛生活動への協力に関する協定について
8.平成28年度がん制圧事業功労に係る表彰候補者の推薦について
9.岡山県看護協会定款施行細則の一部改訂について
編集後記
地域医療構想を踏まえた代表者会議の紙面を追加しました。
今後も、
新しい動きを皆様にお届けできるような紙面づくりを
心掛けていきます。
5月25日に
「効果的な広報誌の作り方」
の研修を行い、
タイトルの付け方、
写真の撮り方など実用的な内容
を学びました。
皆様が
「読みたい」
と思える広報誌となるよう、
広報委員一同、
努めたいと思います。
(井原 志津枝)
12 看護おかやま