平成24年度社会福祉法人桐友学園の事業報告

社会福祉法人桐友学園機関紙
平成25年7月 1 日
平成24年度社会福祉法人桐友学園の事業報告
平成24年度は児童福祉法及び障害者自立支援法の改正により事業体系、名称の変更
を行った。障害児入所施設桐友学園は指導室を増築し、児童の活動の場を拡張した。
障害者支援施設沼南育成園は日中活動の利用者が増加し、活動する場が手狭になり、国
庫及び柏市施設整備補助金を得て就労支援センターを増築した。それに伴い就労移行支
援事業を新規に開始し、就労継続支援B型事業の定員の増員を図った。
地域生活支援事業の短期入所事業や地域活動支援センター事業、日中一時支援事業等は
順調に事業展開され、共同生活介護・援助事業のグループホーム大津ヶ丘は柏の葉住居
を開設した。
法人役員一覧
理
事
6名
理事長
佐藤嘉二
常務理事 山崎正晴
監 事
2名
理 事
佐野恒夫 中村幸夫 福田和子 室井三千代
監 事
山﨑直人 羽深英男
役員任期 平成 26 年 1 月 21 日まで
評議員 13名
上記理事 6 名が兼任
坂巻
昭、横尾好永、堀内邦夫、三野孝司 平井和夫
田中
齋、秋元 学
評議員の任期 平成 25 年 12 月 15 日まで
社会福祉法人桐友学園の事業報告の概要
第1 概要
① 平成 24 年度は児童福祉法及び障害者自立支援法の一部改正、報酬の見直し等が行わ
三野孝司、田中
齋
れ、また、障害者虐待防止法が
10 月に施行された。
評議員任期 平成 23 年 12 月 15 日まで
② 千葉県東葛飾北部福祉圏の中核的施設としての役割の重要さが増し、在宅者支援の
ための事業に力を入れて実施した。
③ 柏市立青和園の指定管理者を受けて2年目の運営を行った。
④ 柏市と災害時等における要援護者の受入れに関する協定を締結し、非常事態のとき
は福祉避難所としての機能を果すため準備した。
⑤ 地区社会福祉協議会の会議・総会・ふれあい大会等の会場に施設貸出しを行い、地
域住民が利用しやすいように配慮した。
1
第2 施設経営
千葉県・東京都・各市より事業所指定及び委託を受け次の施設を経営した。
ア 児童発達支援施設 桐友学園
(1)障害児入所施設桐友学園
定員 30 名
(2)こども生活支援センターきりとも(短期入所)
定員
(3)こども療育センターきりとも「さくらんぼ」(児童発達支援事業)
定員 10 名
3名
(4)こども療育センターきりとも「わくわく」(放課後等デイサービス) 定員 10 名
(5)こども療育センターきりとも「保育所等訪問支援事業」
(4)こども療育相談センターきりとも(相談支援事業)
イ 障害者支援施設 沼南育成園
(1)施設入所支援事業
定員 80 名
(2)生活介護事業
定員 105 名
(3)就労継続支援B型事業
定員 20 名
(4)就労移行支援事業
定員 6 名
(5)短期入所事業
定員 22 名
(6)地域活動支援センター
定員 15 名
(7)日中一時支援事業
定員 10 名
(8)グループホーム大津ヶ丘(共同生活介護・援助事業) 4 住居
定員 21 名
(9)沼南育成園サポートセンター(相談支援事業)
ウ 多機能型事業所 柏市立青和園
(1)生活介護事業
定員 20 名
(2)就労継続支援B型事業
定員 24 名
(3)自立訓練(生活訓練)事業
定員 6 名
第3 役員会
平成 24 年度は下記の役員会を開催し、法人経営及び施設運営の適正化に努めた。
理事会 3 回開催、評議員会 3 回開催
第4 平成 24 年度柏市及び県指導監査について
平成 24 年度社会福祉法人等に対する指導監査が平成 24 年 10 月 17 日に実施された。
柏市は法人と障害者関係、児童は千葉県で知的障害児入所施設桐友学園を監査した。
その結果、一部指摘事項があったが概ね適切に運営されていると認められた。
第5 苦情解決(利用者相談)の窓口状況
第三者サービス点検評価委員として、毎月第二土曜日を定例委員会に設定し、施設内
の点検及び利用者から要望等の話を聞き、改善すべき事項等について勧告が行われた。
平成 24 年度第三者サービス評価事業(施設オンブズパーソン)・サービス点検評価委員
代表委員 江澤嘉男氏
委員 岡田久美子氏、今道勝洋氏
苦情解決責任者 田中桐友学園施設長・山崎沼南育成園施設長・秋元柏市立青和園施設長
担当窓口桐友学園
工藤、栗林
沼南育成園
二川、金森、坪井、鈴木
柏市立青和園
羽田
2
平成24年度社会福祉法人桐友学園決算報告
貸 借 対 照 表
資産の部
科目
流動資産
固定資産
(基本財産)
(その他の固定資産)
資産の部合計
金額
479,736,999
1,330,862,167
1,217,982,234
112,879,933
1,810,599,166
(単位円)
負債及び純資産の部
科目
金額
流動負債
25,763,092
固定負債
144,720,000
負債の部合計
170,483,092
基本金
国庫補助金等特別積立金
その他の積立金
次期繰越活動収支差額
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
105,283,112
700,058,911
10,670,000
824,104,051
1,640,116,074
1,810,599,166
資 金 収 支 計 算 書
収入
目
経
常
活
動
に
よ
る
収
支
施
設
整
備
等
に
よ
る
収
支
財
務
活
動
に
よ
る
収
支
勘 定 科
就労支援事業収入
就労支援事業活動資金収支差額
自立支援費等収入
利用料収入
措置費収入
その他の事業収入
経常経費補助金収入
寄付金収入
雑収入
借入金利息補助収入
受取利息配当金収入
会計単位間繰入金収入
経理区分間繰入金収入
経常収入計
経常活動資金収支差額
施設整備等補助金収入
施設整備等寄付金収入
固定資産売却収入
施設整備等収入計
施設整備等資金収支差額
借入金収入
投資有価証券売却収入
借入金元金償還補助金収入
積立預金取崩収入
金 額
9,423,019
660,019,083
2,057,860
134,813,025
111,442,231
21,663,859
4,317,019
29,488,325
1,269,341
71,045
86,500,000
132,400,000
1,184,041,788
116,198,000
0
0
116,198,000
0
0
5,025,000
10,000,000
その他の収入
財務収入計
財務活動資金収支差額
0
15,025,000
予備費
当期資金収支差額合計
前期末支払資金残高
当期末支払資金残高
3
(単位円)
勘 定 科
就労支援事業支出
支出
目
人件費支出
事務費支出
事業費支出
借入金利息支出
経理区分間繰入金支出
会計単位間繰入金支出
経常支出計
固定資産取得支出
元入金支出
施設整備等支出計
借入金元金償還金支出
投資有価証券取得支出
積立預金積立支出
その他の支出
流動資産評価減等による
資金減少額
財務支出計
金 額
9,420,381
2,638
624,210,762
74,401,221
112,956,795
1,953,345
132,400,000
86,500,000
1,032,422,123
151,619,665
256,030,619
0
256,030,619
-139,832,619
12,060,000
0
5,000,000
1,852,109
404,336
19,316,445
-4,291,445
0
7,498,239
446,475,668
453,973,907
平成 24 年度 児童発達支援施設 桐友学園事業報告概要
平成 24 年度は、児童福祉法改正の 4 月施行により施設類型の一元化、満 20 歳以上の在籍対応
等のみなし指定、実施主体の一部変更、報酬改定に関する申請等の対応に追われた 1 年間でした。
それに伴い、桐友学園は知的障害児施設から福祉型の障害児入所施設に、また、満 20 歳以上の
在所継続の障害者支援施設の指定、児童デイサービスは児童発達支援事業と放課後等デイサービ
ス事業に再編、新事業として保育所等訪問支援事業、障害児相談支援事業等の事業を申請し、実
施体制の確立に向けて施行の年度でした。
1. 事業の概況
(1) 児童福祉法改正(平成 24 年 4 月 1 日)施行により満 20 歳以上の在所延長規定が廃止され、経
過措置として児童施設の基準のまま障害者支援施設の指定を受けた。今後 6 年間で障害児施
設として運営、障害者支援施設を併設等の判断を求められている。学園としては、入所児童
が満 18 歳の高校卒業に合わせて障害者福祉サービスに移行するシステムの確立が前提である
との立場で方針決定を保留している。
(2) 定員 30 名、年度当初に 4 名が入所し現員 30 名でスタートした。年度中、1 月 1 名退所、2 月
1 名入所し、年度末に 2 名が退所した。入退所の動きがあったが各月 1 日の年間在籍率は
100%で推移した。24 年度の新規入所は 5 名、退所は 3 名、千葉県割愛利用 8 名でした。
・千葉県 定員 15 名 現員 22 名 措置 19 名 契約 1 名 者契約 1 名、者措置 1 名
・東京都 定員 15 名 現員 7 名 措置 1 名 契約 4 名 者契約 2 名
(3 月 1 日現在)
法改正により満 20 歳以上は、障害者支援施設の指定により 4 名、12 月に 1 名が対象とな
り、うち 2 名がやむを得ない措置となった。今年度は 5 月から一時保護委託が続き、年間で
5 名 465 日の利用があり、そのため満床により短期入所の利用を断る状況があった。
○ 年間在籍数(毎月 1 日現在)
千葉
東京
計
4月
23
7
30
5月
23
7
30
6月
23
7
30
7月
23
7
30
8月
23
7
30
9月
23
7
30
10 月
23
7
30
11 月
23
7
30
12 月
23
7
30
1月
23
7
30
2月
23
7
30
3月
23
7
30
計
276
84
360
※この他に一時保護委託 5 名、468 日間受入(柏児相 2 名、中央児相 2 名君津児相 1 名)
(3) 運営費は措置費、施設給付費、法改正により満 20 歳以上 4 名が介護給付費となり、そのうち
1 名が「止む得ない措置」と 4 類型となった。特に満 20 歳以上の在籍者への対応の事務等が
実施主体の市町村が理解していないこと、報酬改定による新規加算措置も多く請求事務等に
混乱があり、正常化するのに半年以上を要した。更に報酬改定の年のため各種加算、特に小
規模グループケア加算は 30 名全員が対象となったため運営費の収入増の要因となった。
国庫運営費の収入決算額は、各種加算により措置費関係 134,813,025 円、給付費関係
45,679,884 円の 180,492,909 円となり、前年比 41,930,855 円の増額となった。また、福祉・
介護人材処遇改善事業の申請・適用して管理職を除き月額 5,000 円の手当支給と初任給改善
等を図った。
(4) 職員体制では、法改正により児童発達支援管理責任者の配置、小規模グループケア加算等の
新たな措置により職員増を図った。生活支援部の寮体制は 20 名、地域支援部 8 名、非常勤嘱
託 5 名で運営し、年度中の退職は1名、産休・育児休業が 2 名でした。
(5) 生活支援部門では、4 寮体制の小規模な家庭的なノーマルな生活を目指し、自分で自分の暮
4
らしを創る支援方法を課題としている。幼児への対応、行動障害等の対応、被虐待児童のこ
ころのケアに対する配慮を要する事態が多くなり、発達支援・人格形成に向けた療育の方
法・技術等の向上が課題となっている。
(6) 施設整備等の事業は、沼南育成園の就労支援センターの国庫補助事業により施設整備事業の
開始に伴い、敷地内全体の整理により理事会の承認を得て 120 ㎡の指導室棟を設置した。10
月から 12 月にかけて建築工事を行い、付帯工事を含め 20,227,935 円で完了した。
(7) 福島第 1 原発の事故により中庭等敷地内の放射線量が高かったが、柏市の障害児通所事業所
に対する除染対策補助金 200 万の交付を受け 24 年 2 月に除染工事を実施した。除染後の放射
線量は 0.02 マイクロシーベルトに下がった。
(8)児童の権利擁護、施設の運営の適正化を図るため苦情解決の仕組みの充実、第三者評価の充
実、自己評価点検の継続、サービス改善運動の充実を図っている。また、職員の処遇技術向
上のための研究・研修を実施し、その結果について実践紀要としてまとめているが今年度は
原稿の提出が遅れため発行が遅れた。
平成 24 年度「こども地域支援センターきりとも」関係事業報告
○地域支援部の事業は、法改正により児童デイサービス「こども療育センターきりとも」のⅠ型
幼児療育「さくらんぼ」が定員 10 名児童発達支援事業、Ⅱ型学齢期あそびクラブ「わくわく」
が定員 10 名の放課後等デイサービス事業として再編した。
○日中一時支援事業は、利用希望がなく柏市の事業指定更新を行わず、当面は休止している。
○千葉県及び柏市から障害児等療育支援事業の指定を受け、療育三事業を継続して実施し、圏域
の中核地域生活支援センター事業所等と連携して圏域における発達障害児童に対する療育相
談、
幼稚園等の巡回支援を実施しているが、新事業である保育所等訪問支援事業は支給決定の利用
児童がいなかったこともあり、実績がなかった。障害児相談支援事業の利用支援計画の作成も
1 件に止め、支給決定等の経過をみる年度となった。
Ⅰ 相談支援事業報告
○ 相談支援事業の実施状況
①外来療育相談
千葉県 11 件 柏市
67 件
②施設支援一般事業
千葉県
7件
0 件 柏市
上記以外に柏市障害児相談員の委嘱(2 名)を受けて柏市内 7 保育園の巡回指導を実施し
た。
③こども療育相談センターきりともの児童利用支援計画作成は 1 件のみ。
Ⅱ
児童発達支援事業「こども療育センターきりとも『さくらんぼ』」事業報告
○定員 10 名
日時 月から金曜日
9 時から 14 時 00 分を基本として実施
○実施日数
人数
開所数
延べ人数
4月
14
16
174
・ 年間実人数
5月
14
22
234
6月
13
23
207
7月
13
22
201
8月
12
28
175
9月
11
20
160
10 月
11
25
206
11 月
11
23
189
12 月
11
22
159
1月
11
20
144
2月
11
22
172
17 人、開所日数 267 日 延べ通園数 2,199 人 1 日平均 8.2 人
○卒園後の進路 卒園した児童は 1 名で保育園に移行。
5
3月
11
24
178
計
17
267
2199
Ⅲ 放課後等デイサービス こども療育センターきりとも「わくわくクラブ」事業報告
○定員 10 名
基本時間は平日の放課後 14 時 30 分から 17 時、学校休日 9 時から 17 時まで
○利用実績
利用人数
開所日数
延べ人数
4月
15
22
188
5
6
16
23
203
7
15
22
174
8
18
22
194
9
16
27
197
10
14
20
144
11
12
25
167
12
14
26
172
1
14
26
156
2
14
25
152
3
14
22
152
計
15
23
164
283
2063
□ 個別療育
○ことばの教室「こと・コミ」
・ 週 1~2 回(金・土曜日)の個別指導(1 単位 1 時間)を実施
実施日数
利用数
4月
8
23
5
6
8
26
7
9
27
8
9
24
9
8
25
10
9
25
11
8
28
担当 言語聴覚士
12
8
27
1
2
8
19
8
25
3
8
24
計
8
28
99
270
・ 就学グループ指導(言語聴覚士・心理士による SST 中心に実施)
実施日数
利用数
4月
0
0
5
6
3
26
7
3
24
8
3
26
9
3
26
10
3
22
11
3
24
12
4
26
1
2
4
26
4
20
3
4
24
計
4
26
38
270
○あそびの教室「すくすく」
・ 月 4 回(木・土曜日)の感覚統合訓練を中心に個別指導(1 単位 1 時間)を実施
・ 担当 作業療法士
実施日数
利用数
4月
1
4
5
「さくらんぼ」の児童はグループ指導として実施
6
1
4
7
6
17
8
6
9
6
17
18
10
5
18
11
6
18
12
7
18
1
2
6
18
6
18
3
6
18
計
5
17
61
185
○音楽教室
・ 月2回
実施日数
利用数
音楽活動を通じた個別・集団指導の提供。
4月
2
30
5
6
2
32
7
2
32
8
2
34
9
1
17
10
2
34
11
1
17
12
2
34
1
2
2
34
1
16
3
2
32
計
2
32
21
344
○発達相談・支援
・ 月 3 回程 発達検査及び個別指導の提供。担当 発達臨床心理士
実施日数
利用数
4月
3
4
5
6
7
3
4
8
3
7
3
7
9
4
10
10
5
12
11
5
12
12
5
10
1
2
5
11
5
12
3
5
12
計
5
12
51
113
Ⅳ 短期入所事業「こども生活支援センターきりとも」事業報告
短期入所事業は、空床+併設型(定員 3 名)で実施しているが、平成 24 年度は県内児童相談所か
らの一時保護委託が多く、短期入所利用を満床で断ることが多かった。
○ 利用実績
・利用実人数 実人数 12 名 延べ 37 人 328 日利用 利用率 29.9%
・一時保護委託 実人数 5 名 延べ 468 日
実人数
日数
4月
1
3
5
6
5
34
7
5
55
8
5
53
9
3
33
合算利用率 796 日 72.6%
10
2
43
11
3
36
12
3
23
1
3
8
2
2
5
3
3
14
市町村別
柏
実人数
5
松戸
実人数
6
江戸川区
6
実人数
1
以上
計
2
21
37
328
平成24年度
沼南育成園事業報告
1 事業運営の概要
平成24年度は、引き続き以下の事業を実施し、各事業における質の向上を目指した。
(1)施設入所支援事業は、食事、入浴、排せつの介護等と自立した生活を目指す支援を行
い、ユニットケアの特長を生かした生活の充実とその質の向上を目指した。
(2)生活介護事業にあっては、「生産活動」、「創作的活動」、「機能訓練等」の活動を提供
し、充実した日中活動を目指して支援した。
(3)就労継続支援B型事業は、沼南就労サポートセンターの竣工に伴って、平成25年1
月から定員を10人から20人に増員した。
(4)「就労移行支援事業」の新設。沼南育成国就労サポートセンターの竣工に伴って、平
成25年1月から、新たに就労移行支援事業を新設、開所した。(定員6人)
(5)グループホーム(共同生活介護、共同生活援助一体型)を年度当初3か所(大津ヶ丘
二丁目住居、板戸住居、大津ケ丘一丁目住居)運営し、年度末の平成25年3月、さらに
−か所を増所(柏の葉住居、定員4人、男性)し、合計4か所、定員21人とした。
(6)短期入所事業においては、これまで同様多くの方を受け入れた。
(7)沼南育成園就労支援センターの増築工事を行った。(平成24年10月竣工)
2 平成24年度の運営の基本(以下を基本として運営した)
①一人ひとりの利用者の生活を守り、地域での暮らしとライフステージを支援する。
②利用者一人ひとりがかけがえのない存在として尊重され、心豊かな生活が送れるよ
う支援する。
③利用者の自主性と自己選択、自己決定を尊重し、利用者の最善の利益を追求する。
④利用者が地域とふれあい、地域の一員として暮らすことを支援する。また自立した
日常生活や社会生活が営めるよう支援する。
⑤地域に信頼され、親しまれる施設〃事業運営を目指し、地域のニーズに応え障害者
福祉の向上を目指す。
3 各事業とその概要
(1)施設入所支援事業 定員86人、現員77人。(平成24年3月31日現在。以下同じ)
(2)生活介護事業 定員105人。現員102人。
(3)就労継続支援B型事業 定員20人。現員17人。施設外就労定員7人。現員4人。
(4)就労移行支援事業 定員10人。現員1人。
(5)短期入所 16床。+所定員に対する空床分。
(6)グループホーム (グループホーム大津ケ丘)(共同生活介護、共同生活援助事業)
(7)地域生活支援事業は、以下の3事業を行った。
①地域活動支援センター(Ⅱ型):柏市からの委託。
②相談支援:柏市、松戸市、流山市、野田市のから委託。
③日中一時支援:柏市、松戸市、我孫子市、野田市、流山市、印西市からの委託。
7
(8)ジョブコーチ(就労援助者事業)独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」から
受託して、職員2(常勤換算1,6)人を生活介護、就労継続支援B型職員と兼務で配置
し、就労支援を行った。柏市ジョブコーチ事業も受け支援を行った。
4 運営、支援体制
①職員体制 (平成24年3月31日現在)
基準数
間 接 職 員 倡ケ
ル+r
事務員
栄養士
医師
6,1
(1)
做
4.9
その他
刳ナ護師
2
GH大津ケ丘
GH根戸
└"
剪
生活支援員
1.7
ク7(5栄
C
CR
GH大津ケ丘 1丁目
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数
ク7(5握yyル
剞E業指導員
基準数 侏ク什
H
刳譓
H
侏ク什
B
9D8
1
CB
55.2
委託
業務
H
B
生 活 介 護
1 剞カ活支援員 (生活介護) 剴Cx
調理員
G
侏ク什
1
剴
Cb
∴∴ :∴∴∴ 一∴
B
地域生 活支援 事業 他 傲
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1
0.8
闔hィ
剴咊
2.6
劔1.5
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韈
剪
∴6訂3∴
ク6x5ィ985
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一時支援
剪
イ
イ
0.7
1.5 剞E場適応援助者事業 剪
2
剪
鞭≡=≡=二≡≡≡
シ
稗
刳譓
数 侏ク什
B
※現員は常勤換算数 劔 b
②職員研修 施設内での研修の他、日本及び千葉県知的障害者福祉協会、東京都社会福
祉協議会、千葉県、柏市等の主催する多数の研修に参加した。
③ 防災体制(児童施設を含む全国活動)年間の防災、避難活動を計画し、毎月1回避
難訓練を実施した。このうち夜間訓練は3回。8月31日は大地震を想定して従来と同
じ発災対応型地震総合訓練に加えて非常時伝言災害ダイヤル訓練等も実施した。また
定期的に設備、機器、器具の整備〃点検等を実施した。
⑤ 実習の受け入れ 次代の社会福祉における人材育成に資するため、20校・51人を受
け入れた。延べ受け入れ日数は665日であった。
⑥ ボランティアの受け入れ 地元沼南ボランティアをはじめとして、多くのボラン
ティアの皆さんにご協力いただいた。延べ287人。(児童施設と共通部分あり)
⑦ 第三者点検評価委員 法人単位で3人の方に委嘱し、毎月一回定例会を設けると
ともに、施設内視察・見学をしていただき利用者の相談にのって頂いたり、課題点を
指摘して頂いたりした。これらに基づいて支援内容の向上、環境の整備等を図ったo
また法人単位でサービス向上委員会を設けるとともに、成人施設単位でもサービス向
上委員を中心にして利用者のサービス向上、権利擁護、虐待防止に努めたo
障害者支援施設沼南育成園
I 施設入所支援
8
1利用者の状況
①入所(新規入所)1 ②退所2 ③在籍数 77人 (平成24年3月31日現在)
④年齢構成
年齢
テ#
30−39 鼎
男性
6
女性
1
計
テC
"
澱
7
50−59 田
25
12
釘
37
テc
湯
1
70∼ 佗b
鉄B
1
B
2
1
都r
2施設入所支援事業利用者の支援体制 棟編成(定員86人、現員77人)H24.3/31現在)
施設入所支援を、居住棟の構成に従って5棟(11フロア、各フロアは8人∼10人の個室
ないし二人室のユニット)体制で援護“支援体制を整えた。(1b棟は主たる短期受入棟)
la(男)18人、1b(男女)4人、2a(男)17人、2b(女)15人、B3(男女) 23人
3 支援内容
(1)日常生活支援
1)健康管理 日常的健康管理の他、通院、年2回の定期健康診断、各科検診等を行い
健康維持、管理に努めた。脳波検査等必要な人には個別に検査等を受けた。
2)食生活、睡眠、更衣、入浴等、必要な介護、介助等の支援を行うとともに、生活環
境条件を整え、必要に応じて日常生活及び社会生活の自立を図る支援を行った。
(2)余暇、行事、文化的活動支援
日常的な余暇支援の他、個別または小グループによる外出、忘年会等棟単位における
行事、宿泊・日帰り旅行、桐の花祭(家族同伴行事)、納涼祭、収穫祭等施設単位での
行事、きりとも祭、もちつき大会等児童“成人合同単位での行事を実施した。
また、手をつなぐスポーツのつどい、地域行事など施設外行事にも参加した。
Ⅱ 生活介護事業 定員105人、現員102名(平成24年3月31日現在)
①年齢構成
年齢
テ#
男性
女性
計
30−39 鼎
テC
14
8
22
50−59 田
14
11
25
テc
澱
70∼ 佗b
1
途
2
田R
r
1
"
1利用者の基本的生活(入浴、排せつ、食事、更衣、睡眠等)の介護、支援を行い、創
作的活動、生産活動等の機会を適切に提供して知的障害者がその能力と適性に応じて
自立した日常生活または社会生活が営めるよう支援した。
2 日中の主たる活動である「生産活動」、「創作的活動」、「身体機能・運動機能、日常生
活動作等の機能維持〃向上のための活動」は次のとおりとした。
活動単位
刳
ョ内容
凉駅
生
ケ ノLr 地域の会社から請けて、手提げ紙袋等を使用できる状態に仕
産 剌繧ーる作業。その他季節的に発生する受注加工作業。
9
B
活 俯ゥ>
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主として廃電線の被膜を取り除いて銅線を取り出し、資源の 湯
動 剄ト利用に役立てる作業等。その他レアメタルのリサイクル等。
農耕班
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7(6ィ
菜を生産し、それを販売した。
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12
創
8/ .鵜r さをり織り機を用いて織物を作成し、これ素材にして壁掛け、 唐
作 的 活 動 剄熾zなの製品を作成。牛乳パック、古紙からハガキ等を製作。
手指機能を高めたり、維持したりすることにも役立てた。
手工芸班
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>yW ク
6ネ ク8 7h8ネ ク6y9 ノm慰 ケV
る作業。ゲームセンターのボール洗い、盆飾りなどの作業も
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9
請けた。
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能 訓 練
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9
ノ
鞐ノ4乖
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身体機能、運動機能等の低下を防ぎ、健康を維持するための 鼎
4 8ク クマr 活動(歩行、機能訓練)、音楽リズム(療法)、リラクゼーシ
ヨン等を行う。学園車(マイクロバス等)で園外に行き、歩
行訓練、社会参加活動等を行った。
不定期で、受注による軽作業も行った。
※ 収益の還元 生産活動に携わる利用者には、作業によって得た収益は必要経費を除いて
工賃として還元した。
3 文化的活動支援(余暇、外出、買い物、レクレーション、季節行事、招待行事、日
帰り旅行、月1回の全員対象の外出、小グループ単位での外出(食事、買い物等)
Ⅲ 就労支援系事業
1就労継続支援B型事業(定員10人、他に施設外就労7人)
沼南育成園就労支援センター増築に伴い平成25年1月から定員を20人に増員した。
平成24年3月末の利用者現員は17人。(男性12、女性5)
平成24年度における年間利用者は18人であった。
施設内においては、就労の機会(製袋作業及び塩ビ管作業)を提供し、実社会にお
ける就労の機会に結びつくよう、作業技能、態度、協調性等および対人関係等の支援を
行った。
施設外就労 現員4人(男性4)
「施設外就労」では、沼南育成園から3.5kmほどのところにある企業(衣料関係)に
全員が実習契約で通った。(全員が法人の経営するグループホームに居住している。)
施設内、施設外とも就労につながるよう自己評価、就労に必要なマナーの習得などを
支援した。
作業により得た収益は必要経費を除いて工賃として還元した。
平成24年度は1人の方が就労した。また以前に就職した方を中心に職場定着支援も定
期的に行った。
2 就労移行支援事業 (定員6人、現員1人) 平成25年1月から開設。
利用者が自立した日営生活、社会生活が営めるよう支援するとともに、一般就労につ
なげられるよう支援することを目標として事業を運営した。
10
7
年度内の現員は1人。既存の就労継続B型事業から移り、同じ作業種を継続して行ない、
就労移行支援の支援を行った。
居宅支援事業部門
I 短期入所事業
利用者が可能な限りその地域において生活が継続できることを支えるために、利用者に
対し短期的な施設利用を提供して、日常生活上の支援、日中活動の支援を行った。
1)定員 宿泊利用16(床)および空床型(入所の定員に充たない数、7人)
2)サービスの内容
①日中活動の保障 在宅時の活動を継続、維持するためのサービス
②施設(沼南育成園)内活動の保障 沼南育成園作業への参加
3)職員体制 支援職員目名(入所部との兼務)、送迎専任1、専任事務1
4)実績 年間の延べ利用日数7,681日であった。
5)利用者エリア 柏市、松戸市、我孫子市、野田市、鎌ヶ谷市、印西市、東京都近隣区
Ⅱ 共同生活介護事業(ケアホーム)“共同生活援助事業(グループホーム)
(共同生活介護、共同生活援助、一体型事業として運営した。)
平成25年3月10日、新たにグループホーム柿の葉を開所した。定員4人。男性。現
員4人。
グループホーム大津ケ丘(4人、男性)、同根戸(6人、男性)、同大津ケ丘1丁目
(7人、女性5、男性2)、柏の菜(男性4)計21人のうち、沼南育成園生活介護
等の事業等に6人、就労継続支援B型事業(施設外就労)に5人、青和国に2人、他
施設・作業所に2人、職場(就職)に6人が通っている。
Ⅲ 地域生活支援事業
(1)地域活動支援センター(Ⅱ型 利用定員15人)柏市からの受託事業
1)利用定員15人 (利用者エリア:柏市)
2)①自立の支援と日常生活の充実のために必要な活動 ②文化活動、機能訓練、
社会適応訓練、生活援助の支援 ③入浴サービス(機械浴、特殊浴)④給食サー
ビス ⑤送迎サービス
3)サービス提供日および時間 火、水、木、金、土 午前8時30分∼午後7時
4)利用実績(1)在籍者数 月平均36.8人
(2)延べ利用者数 3.722人1日平均15.1人
(平成23年度 3.571人1日平均14.7人)
(2)日中一時支援
利用者が地域生活を維持する上で必要な事業であり、利用目的は平日は通所施設
11
降国後のケアが多く、休日はレスバイト的要素が多い。
地区(市) 僮
利用日数
松戸
鉄Sr
I
312
x
B
流山 僮(撮
288
田
合計
1.232
東葛飾北部(柏市、松戸市、我孫子市、流山市)及び、白井市の利用が中心。柏市の方
が利用全体の45%を占めている。
Ⅳ 沼南育成園サポートセンター(相談支援事業)
相談の特徴として、軽度知的障害者、発達障害者、精神障害者のうち特に就労されてい
る方、社会に不適合な方、障害のある方かどうかわかりにくい方などの相談が中心となっ
ている。したがって、福祉サービス事業者との連携だけでは充分ではなく、司法(警察)、
一般企業、教育などなど、あらゆる機関との連携が必要であった。特に教育関係は他機関
より連携が密なのが特徴であった。
本センターの特徴の一つに就労支援があり、定着、新規を問わずこまめな支援を行った。
柏市、流山市、松戸市の自立支援協議会に参加。どこの協議会でも中心的役割を果たし
た。
1 委託相談
柏市 傴ネフク
795
流山市 冢ノ68
S
157
その他 俘xヌb
Cb
60
3S
2 特定計画相談・一般相談
地域移行
計画相談
3 平成24年度 サービス利用計画等実績
サービス等利用計画
※対象は柏市、流山市、野田市。
その他の事業
ジョブコーチ(職場適応援助者事業) 知的障害者の雇用〃就労促進のための事業で職場
に適応するまでの一定期間、支援“援助を行う。
年度当初柏市に「柏市就労支援センター ハートフルワーク柏が創設されたことを受
け、柏市ジョブコーチ派遣事業でのジョブコーチ支援依頼が多かった。
平成25年度は沼南育成園でも就労移行支援事業に取り組むことになり、ジョブコーチ
以外での支援(就労支援事業所での就労支援)も行うことになった。
平成24年度 延支援日数110日。
支援対象者 新規 6人(男性4 女性2)
フォローアップ 7人(男性5 女性1)
就労支援中 1人(離職支援から求職活動支援) 男性
支援対象事業所 16か所。
以上
12
平 成 24 年 度 柏 市 立 青 和 園 事 業 報 告
柏市立青和園は、平成 23 年度から障害者自立支援法に基づく多機能型事業所(生活介護事業、
自立「生活」訓練事業、就労継続支援 B 型事業)に移行し、社会福祉法人桐友学園を指定管理
者として運営を開始し 2 年が経過した。23 年度に引き続き 24 年度も概ね安定した運営が行わ
れた。施設整備では、事業計画に基づきトイレの手すり、送迎車のスタッドレスタイヤの着用、
洗面所・陶芸室の給湯設備、駐車場の整備を計画通り実施した。平成 24 年 10 月の理事会・評
議員会で承認を得た井戸工事についても柏市と協議し、平成 25 年 3 月 15 日工事が完工した。
1
施設の運営方針
支援にあたっては利用者の人権を守り人格と個性を尊重し、利用者と家族等の意見や希望を聴
収、これを尊重、反映させ利用者本位の支援を行うよう努めた。
2
青和園
運営体制概況
(1)会議-月 1 回のケース会議(毎月の最終土曜日)・運営会議(月 1 回)・・日程調整等含む
(2)青空会議-利用者主体の会議を月 1 回設けた。
(利用者の意見が行事等に反映されるように)
(3)各係(委員会)
①安全係-防災関係・避難計画・訓練等の実施
②生活係-日用品の補充・管理等
③健康係-年 1 回の健康診断・医学診断(毎月)
・細菌検査(細菌検査年 6 回実施)
・平成24年6月8日(金)利用者健康診断・・東葛病院・・(出張検診にて実施)
・平成24年7月12日(木)事後指導実施(健診の結果について)―希望の保護者対象
④記録係-会議の記録・行事の記録(写真)等
⑥研修担当-研修会の広報・申し込み
3
⑤工賃担当-月々の工賃支払
⑦家族会-(保護者会)・毎月第2木曜日開催した
職員体制
柏市立障害福祉サービス事業所指定管理者業務仕様書において、「開所する場合は、施設長 1
名、サービス管理責任者 1 名と支援員 12 名以上配置するものとし、支援員等の 5 割以上は正規職
員を配置するものとします。」と規定されているため、これを満たした職員配置を行った。
4
施設の運営・事業計画について
1、運営・事業について
(1)事業の継続性
平成 24 年度の運営に当たっては、昨年度に引き続き管理者の変更、新体系事業への移行に伴う
利用者の不安の解消を図るとともに、継続性のある支援体制、運営体制をとった。
(2)事業の目的および実施事業
障害者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な支援を行うことを目
的に掲げ、次の事業を行った。
① 生活介護事業
② 自立(生活)訓練事業
③ 就労継続支援B型事業
2、事業の概要
(1)生活介護
定員 20 人・・現員 19 人(H25 年 3 月 31 日現在)
*年度当初利用者数 19 人、年度末まで変更なし。
13
①生活介護事業利用状況
開所日数
利用延べ人数
平均利用者数
240日
4,210人
17.5人
②事業全体での取組み
□余暇・行事(クラブ・創作活動
□ 生活支援③(体力向上・健康維持)
□作業支援(室内班・陶芸班)
(3)自立訓練(生活訓練)
定員 6 人・・現員 4 人(H25 年 3 月 31 日現在)
*年度当初利用者数は 5 人だったが、トライアル雇用に臨んでいた利用者が本採用となり 5 月 10
日付にて退所となった。(就労先・・東横イン浅草千束店)
①自立訓練(生活訓練〉利用状況
開所日数
利用延べ人数
平均利用者数
240日
907人
3.8人
②事業全体の取り組み
□余暇・行(全体行事・クラブ活動への参加)
□自立訓練プログラム(生活の基礎となる、家事・掃除・洗濯・調理・ビジネスマナーの習得
□作業支援(園芸・室内作業)
就労継続支援B型事業の園芸班・室内班と共同で作業活動を行うことで、作業に関する適性を
見出し利用者のスキルアップを図った。作業時には必ず自立訓練事業の生活支援員を配置し、適
宣助言指導できる体制で行った。
(4)就労継続支援B型
定員 24 人・・現員 23 名(H25 年 3 月 31 日現在)
*年度当初利用者数は 24 人だったが、
ご家庭の事情により急遽 6 月 5 日付で 1 人が退所となった。
①就労継続支援B型利用状況
開所日数
延べ利用人数
平均利用者数
240日
4、782人
22人
②事業全体での取組み
・ 余暇行事―年間行事の他、第一水曜日の午後にクラブ活動を実施した。事業の特色上、作業が
中心になり、余暇の面では充足できない部分があった。また、作業支援のみならず社会性の構築
を図るためにバス指導を行った。バスの乗り方に関しては極めて問題が多かったため、バス停で
の見守り等による支援を行った。
3、苦情解決(3事業共通)
□柏市サービス向上委員・・年3回来園
□
桐友学園第三者評価委員・・年2回来園
提供した障害福祉サービスに関する利用者又はその家族からの苦情に迅速かつ適切に対応
するために、苦情を受け付けるための窓口を設置し、苦情解決責任者は施設長とした。
利用者又はその家族からの苦情に関して、市町村が行う調査に協力するとともに、市から指
導又は助言を受けた場合は、当該指導又は助言に従って必要な改善を行う体制を整えた。
平成 24 年度、苦情はなかった。
以
14
上