EX4200 - Juniper Networks

DATASHEET
EX 4200シリーズ
イーサネットスイッチ
バーチャルシャーシ
テクノロジー搭載
製品概要
高い利益性を追求するハイパフォーマンス
なビジネスにおいては、ハイパフォーマンス
なネットワークソリューションが求められて
います。具体的には、従来製品とは次元の違
うセキュリティや拡張性を備え、無停止稼働
を実現する企業環境向けスイッチが挙げら
れます。
このようなネットワークの経済性向
上に寄与するスイッチがあれば、収益拡大
や生産性向上につながる画期的な新技術導
入にリソースを重点的に振り向けることがで
きます。独自のバーチャルシャーシ(Virtual
Chassis TM)テクノロジーから生まれたジュ
ニパーネットワークスのEX4200シリーズ
イーサネットスイッチは、必要に応じて拡張
できる経済性、低消費電力、低発熱、コンパ
クトな筐体というスタッカブルスイッチの特
長に、シャーシ型スイッチならではの性能、
運用効率、可用性、ポート密度を組み合わ
せ、今日のハイパフォーマンス志向の企業の
ニーズに的確にお応えします。
製品説明
バーチャルシャーシテクノロジーを駆使したジュニパーネットワークスのEX 4200シリーズ イーサネッ
トスイッチは、モジュラー型システムの高可用性(HA)やキャリアクラスの信頼性に、スタッカブル型製
品の経済性と柔軟性を組み合わせ、データセンター、キャンパス、支社環境向けに、パフォーマンスと拡
張性に優れたソリューションを実現します。
ベースソフトウェアにレイヤー2とレイヤー3のスイッチング機能をフル装備するEX 4200シリーズは、
支社やキャンパス、データセンターのアクセス導入、ギガビットイーサネット
(GbE)のアグリゲーション
の導入など、ハイパフォーマンスが求められる幅広いアプリケーションで活躍します。ジュニパーネット
ワークスのバーチャルシャーシ技術を利用すると、当初は24ポートまたは48ポートのスイッチ1台を導
入しておき、その後の要件の変化に応じてEX 4200シリーズのスイッチを128Gbpsのバックプレーン
経由で最大10台まで相互接続して単一のデバイスのように管理できます。
このため、成長途上のネット
ワーク環境でも、必要に応じて柔軟に拡張できるソリューションとなります。アップリンクはギガビット
イーサネット
(GbE)
と10ギガビットイーサネット
(10GbE)のオプションが用意されており、複数のフロ
アや建物を結ぶアグリゲーションスイッチまたはコアレイヤースイッチに高速接続できます。
EX4200シリーズには、ホットスワップ対応の内蔵冗長電源やフィールド交換可能なマルチブロ
ア搭載ファントレイなどのHA機能が搭載されており、確実にアップタイムを最大化します。さらに、
EX4200部分PoEシリーズのベースモデルは、
クラス3のPoE(Power over Ethernet)給電機能を搭
載しており、低密度の統合型ネットワークでIP電話機やビデオカメラ、無線LANアクセスポイントなど
のネットワーク機器を対象に、8ポートまで最大18.6Wの給電が可能です。24ポートまたは48ポート
の全ポートに最大18.6Wの給電が可能なPoEオプションも用意されているため、多数のIP電話機が導
入されている環境に最適です。
さらにPoE+機能搭載モデルは、802.3at標準準拠のPoE+機能によって、24ポートまたは48ポート
に最大30Wの給電が可能なため、802.11n準拠の無線アクセスポイントを使用するキャンパスへの導
入などのPoEアプリケーションに最適です。
1
スタッカブル型の筐体でシャーシ型スイッチの機能を実現す
るジュニパーネットワークスのバーチャルシャーシ技術
ワイヤリングクローゼット
EX4200
バーチャルシャーシ
• ホットスワップ対応の内蔵冗長電源
• ホットスワップ対応の冗長ブロア付きファントレイ
• モジュラー型OSのジュニパーネットワークスJunos® OSの一貫した制御
プレーン機能の実装
• GRES(グレースフルルーティングエンジンスイッチオーバー)
N階フロア
• シングルトレインのJunosを使用することによる一本化された管理イン
西側クローゼット
東側クローゼット
EX4200バーチャルシャーシ
EX4200バーチャルシャーシ
タフェース
• 簡単に一括実施できるソフトウェアアップグレード
• 24ポートから最大で480ポートまでのGbE、2ポートから最大で20ポー
トまでの10GbEの拡張が可能
EX 4200シリーズは、ASIC(特定用途向けIC)ベースのパケット転送エン
ジン「EX-PFE」を搭載し、統合ルーティングエンジンが制御プレーンのすべ
西側クローゼット
1階フロア
東側クローゼット
SRXシリーズ
アグリゲーション
ての機能を実行します。既に市場で定評のあるジュニパーネットワークス独
EX4200バーチャルシャーシ
自の技術から生まれたルーティングエンジンは、業界最大手のサービスプ
ロバイダ・ネットワークに採用されているジュニパーネットワークスのルー
WAN/インターネット
ターと同等のキャリアクラスの性能と信頼性を備えています。
また、EX4200シリーズは、ジュニパーネットワークスのルーター製品と同
じモジュラー型OS「Junos OS」を採用し、ジュニパーネットワークスのイン
データセンター
WANエッジ
フラストラクチャ全体で各制御プレーン機能の実装・動作に一貫性を持た
MPLSで拡張した
バーチャルプライベートLAN
せています。
Mシリーズ
アーキテクチャと主要コンポーネント
EX 4200シリーズの筐体は1Uサイズ。スペースや電源の限られたワイヤリ
コアレイヤー
ングクローゼットやアクセススイッチ環境にもすっきり収まるコンパクトなソ
リューションです。EX 4200シリーズは、オプションのアップリンクモジュー
ルをサポートしています。同モジュールは、GbE×4ポートまたは10GbE×2
ポートを備え、ワイヤリングクローゼットと上流のアグリゲーションスイッチ
を結ぶ高速バックボーンやリンクアグリゲーションの接続に対応します。アッ
高密度な
ワイヤーレート
10Gbps
EX8208
バーチャル
シャーシ
仮想化
セキュリティ
SRX5800
アクセスレイヤー
EX4200およびEX4500バーチャルシャーシ
プリンクモジュールをインストールする際、
スイッチの電源を落とす必要がな
く、いつでも高速接続の追加や、アップリンクのタイプ変更が可能で、柔軟性
の高いハイパフォーマンスな相互接続性を追求できます。
また、EX 4200シリーズは、
フロントパネルにLCDを搭載、デバイスの再起動
や設定ロールバックの実行、
スイッチのアラームやLEDステータスの通知、
ス
イッチのデフォルト設定への復旧などにきめ細かく対応するインタフェース
となります。さらに、LCDにはバーチャルシャーシを構成するスイッチごとの
シャーシの「スロット番号」
とルーティングエンジンのステータスが表示され
るため、
スロット特定や問題解決を素早く実行できます。
EX4200シリーズは、
リアパネルにバーチャルシャーシポートが2ポートある
ため、128Gbpsのバーチャルバックプレーンを介してEX 4200シリーズ同士
を相互接続できます。
ジュニパーネットワークスから提供されるバーチャルシャーシ用ケーブルと
ケーブルロックを利用すると、ワイヤリングクローゼットやトップオブラック
(top-of-rack)配備データセンターアプリケーションなど、至近距離に配置
したスイッチ同士を安全に接続できます。
さらにリアパネルには帯域外管理専用ポート
(RJ-45)が用意されています。
また、
リアパネルのUSBポートからは、Junos OSや設定ファイルを手軽に
アップロードできます。
2
図1:バーチャルシャーシテクノロジーを搭載したEX4200シリーズイーサ
ネットスイッチは、データセンターや支社、キャンパス環境において、優れた
拡張性と信頼性を備えるハイパフォーマンスなソリューションを実現します。
バーチャルシャーシテクノロジー
また、バーチャルシャーシ構成で3台以上のスイッチを相互接続する場合、
バ ー チャル シャー シ テクノロ ジ ー を 利 用して 最 大 1 0 台 の E X 4 2 0 0
シ リ ー ズ を 相 互 接 続 し 、1 つ の 論 理 デ バ イ ス とし て 扱 う こと で 、
マスターとバックアップ以外のスイッチはラインカードの役割を担い、万一、
マスターのルートエンジンが故障した場合に新たなバックアップの座に昇
10/100/1000BASE-T×最大480ポートまたは100/1000BASE-X×最
格します。マスター、バックアップ、ラインカードの指定や昇格順位は、ネット
大240ポートに加え、GbEアップリンク×40ポートまたは10GbEアップリン
ワークの運用状況担当者が設定できます。このN+1のルートエンジン冗長
ク×20ポートをサポートします。さらに、EX4200は、EX4500が含まれて
いるバーチャルシャーシ構成でも相互接続が可能です。1つの論理スイッチと
性に、Junos OSに搭載されたGRES、将来的にはNSR(ノンストップルー
ティング)、NSB(ノンストップブリッジング)の各機能を組み合わせること
して、混合サーバー環境に対してさまざまなポートおよび密度オプションを
で、故障など不測の事態の際に制御権限が円滑に移管されます。
提供します。
EX4200シリーズは、バーチャルシャーシのスロット、モジュール、ポートの
バーチャルシャーシ構成では、全スイッチが単一のデバイスとして監視・管
ナンバリングに、他のジュニパーネットワークス製シャーシ型製品と同じ体
理されるため、エンドポイントの物理的なトポロジーと論理グループを切り
離し、
リソースをさらに有効活用できます。また、GbEもしくは10GbEのアッ
プリンクポートを使って複数のワイヤリングクローゼット間やフロア間、場合
によっては建物間にまたがるバーチャルシャーシ構成に拡張し、障害許容力
の高いトポロジーを構築することも可能です。
系を採用しており、シャーシ型製品と同様の運用が可能です。一貫性のある
OSと単一の設定ファイルを使用することにより、バーチャルシャーシを構
成する全スイッチが単一のデバイスとして扱われるため、システム全体の保
守・管理が簡略化されます。
EX4200シリーズは、モジュラー型のシャーシ型スイッチに一般的に見られ
る多彩なHA機能を搭載しています。既に市場で定評あるJunos OSやL2/
L3フェイルオーバー機能との連携により、真にキャリアクラスと呼ぶにふさ
10GbE
EX4200
EX4200
単一の
バーチャル
シャーシ
システム
わしい信頼性を実現します。
• 冗長電源: EX 4200シリーズ イーサネットスイッチは、負荷分散とホッ
トスワップに対応したフィールド交換可能な冗長AC/DC電源を内蔵し、
西側クローゼット
N階フロア
東側クローゼット
図2:バーチャルシャーシテクノロジーを利用すると、EX4200シリーズを最
大10台まで相互接続して、複数のワイヤリングクローゼットや複数の建物に
またがる1つの論理デバイスとして扱うことが可能です。
中断のない連続運用を維持します。コンパクトなフットプリントのため、
同等のポート密度のシャーシ型スイッチとは比較にならないほどの低消
費電力を実現しています。
• ホットスワップ対応の複数ブロア付きファントレイ: フィールド交換可能な
ホットスワップ対応ファントレイ(ブロア3個)を搭載し、いずれかのブロ
特長・メリット
アが故障した場合でも、十分な冷却機能が確保されています。
• 冗 長トランクグル ープ( R TG )
:ネットワークの 耐 障 害 性 を 犠 牲 に す
シャーシ型に匹敵する可用性
EX4200シリーズ イーサネットスイッチは、ジュニパーのシャーシ型システ
ムと同等のHA機能を搭載し、同等のフェイルオーバー機能の多くをサポー
トしています。
EX 4200シリーズは、スイッチ1台1台がルーティングエンジンとして利用
できます。複数のEX 4200シリーズが相互接続された環境では、バーチャ
ルシャーシを構成する全スイッチ間で1つの制御プレーンが共有されます。
2台のEX 4200シリーズを相互接続した場合、マスター(アクティブ)ルー
ティングエンジンとバックアップ(ホットスタンバイ)ルーティングエンジン
を指定するプロセスがJunos OSによって自動的に開始されます。万一、マ
スターのルートエンジンに障害が発生した場合でも、
レイヤー2とレイヤー
3の統合型GRES(Graceful Routing Engine Switchover)機能により、
アプリケーション、サービス、IP通信へのアクセスは中断されることなく維持
されます。
ることなく、STP(Spanning Tree Protocol)の複雑性を回避する
た め、E X 4 2 0 0シリーズ は 冗 長トランクグル ープ(RTG)を採 用し、
ポートの冗長性とスイッチ設定の簡素化を図っています。
• クロスメンバーリンクアグリゲーション: 1つのバーチャルシャーシ構成内
でデバイス間の冗長リンクアグリゲーション接続を実現し、信頼性と可用
性をさらに高めます。
• キャリアクラスの ハ ードウェア: パ ケット転 送 エンジン 専 用 の A S I C
「EX-PFE」を搭載しており、ジュニパーネットワークスがキャリア向け
ルーターに採用したテクノロジの多くが組み込まれています。その結果、
業界最大手のネットワークと同等の安定性と拡張性に優れた機能がEX
4200シリーズでも利用できます。
• NSB(Non-Stop Bridging)およびNSR(Non-Stop Routing)
:
EX4200のNSBおよびNSRは制御プレーンプロトコル、ステータス、お
よびテーブルをマスターREとスタンバイREで同期させて、ルーティング
GRES
(Graceful Routing
Engine Switchover)
で無停止型の
フェイルオーバー
マスターRE
バックアップRE
エンジンのフェイルオーバーに伴うプロトコルのフラッピングや集約の
問題を確実に防ぎます。
• NSSU(Non-Stop Software Upgrade)
:NSSUにより、バーチャル
シャーシシステムを構成するメンバーはすべて、1回のコマンド実行で
アップグレードが可能になります。
ミッションクリティカルなトラフィック
をバーチャルシャーシの複数のメンバースイッチでリンク集約として設
定することにより、アップグレードプロセスに伴う中断を最小限に抑制で
きます。
EX4200
• IPv4およびIPv6ルーティングのサポート:IPv4およびIPv6のレイヤー
3ルーティング(OSPFおよびPIM)は基本ライセンスで利用可能であり、
図3:GRES(Graceful Routing Engine Switchover)を
サポートしているため、マスターのルートエンジンに障害が発生した
場合でもスムーズに切れ目なく制御プレーンの機能が移管されます。
障害許容力の高いネットワークを実現します。
3
ポリシーマネージャー
AAA
ICシリーズUACアプライアンス
Steel-Belted Radius
EX4200
UACエージェント
• アクセス権付与
• VLAN割り当て
• QoSポリシー適用
コーポレート
ネットワーク
Firewall/VPN
ファイアウォール
エンフォーサー
保護対象サーバー
図4:EX 4200シリーズはジュニパーネットワークスの統合型アクセス・コントロール(UAC)
と連携して、ポート単位までアクセスコントロールを実施できます。
キャリアクラスのOS
LLDP-MEDベースのきめ細かなPoE管理により、EX4200は給電デバイス
EX4200シリーズのOS「Junos OS」は、複雑で高度な業界最大手のネット
でPoEの消費電力をわずか1ワットに抑えて、スイッチ全体でさらに効率的な
ワークで使われているジュニパーネットワークスのルーターと同じOSです。
PoEの利用を可能にします。
ジュニパーネットワークスでは、全製品でOSを共通化することにより、制御
EX4200シリーズは業界標準プロトコルのLLDP(Link-Layer Discovery
プレーンの機能の実装・動作に一貫性を持たせています。
このJunos OSの
Protocol)LLDP-MED(LLDP-MediaEndpoint Discovery)をサポートし
一貫性を維持するため、ソースコードの統一や、四半期ごとに発表する一元
ており、イーサネット対応デバイスを自動探索して、電力要件を判定し、VLAN
的なリリース体系のほか、単一箇所の障害によるシステム全体のダウンを
防止する高可用性モジュラー型アーキテクチャの採用など、きわめて厳格な
開発プロセスにこだわっています。
こうした特長は、Junos OSの真価を引き出すうえで不可欠です。この特長
(バーチャルLAN)メンバーシップを割り当てます。
EX4200シリーズはデータ、音声、映像の各トラフィックに優先度を設定で
きる豊富なQoS(サービス品質)制御機能も搭載しています。また、各ポート
で8つのQoSキューをサポートし、さまざまなレベルに応じたトラフィック優
を守り続けているからこそ、Junos OSのソフトウェアリリース時に、Junos
先度設定をエンドツーエンドで保持できます。さらに、絶対優先のSDWRR
対応の全製品が同時にアップデートされるのです。全機能について、もれな
(Shaped Deficit Weighted Round Robin)キューイングなど、多彩なポ
く回帰テストを実施し、新バージョンリリースのたびに旧バージョンの完全
な上位セットとなるよう万全を期しています。この結果、すべての機能が維
持され、従来と同じように動作します。
リシーのオプションにも対応しています。
セキュリティ
EX4200シリーズ イーサネットスイッチは、ユーザーのアイデンティティ、デ
統合型ネットワーク
バイス、位置のすべての条件を統合するジュニパーネットワークスの統合型
EX 4200シリーズ イーサネットスイッチは、データ通信、音声通話、映像配
アクセス・コントロール(UAC)
と完全な連携が可能です。このため、ポート
信を融合したきわめて高度な要件の環境下でも最高水準の可用性を確保
ごと、ユーザーレベルごとにアクセスコントロールやセキュリティを強制適
し、最高の信頼性を誇るプラットフォームで企業環境のコミュニケーションの
用できます。
一元化を実現します。
JUEP(Juniper UAC Enhancement Protocol)によって実現されるポリ
クラス3のPoE給電機能を搭載し、VoIP電話、防犯・監視カメラ、無線アクセ
シーオーケストレーションでは、ロール/リソースアクセスポリシーを権限
スポイントなどIP対応デバイスに15.4Wを給電可能なEX 4200シリーズ
テーブルのエントリと関連付けることで、EX4200はポート単位に動的な
は、各種ネットワークを共通IPインフラストラクチャに一元化できる将来性
ACLを作成できます。
この結果、スイッチは拡張された環境で数千ものACL
豊かなソリューションです。その上、すべてのPoEポートが、無線アクセスポ
やロールベースのアクセスポリシーを動的に作成できるようになります。
イントや、
クラス3(15.4W)以上のPoEが必要なその他のPoE給電デバイス
に対して、最大18.6Wの電力を供給できます。また、PoE+機能搭載タイプの
EX4200スイッチは、802.3at標準準拠のPoE+機能もサポートしているた
め、多重無線LAN規格「IEEE 802.11n」に準拠した無線アクセスポイントな
どのネットワーク機器や、IEEE 802.3afで規定される最大電力制限を越え
る電力を要する場合があるテレビ電話機などにも給電が可能です。
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さらに、キャプティブポータルリダイレクト機能は、ユーザー認証および許可
を目的としてURLをEX4200からIC(Infranet Controller)にリダイレクト
します。
この結果、ユーザーおよびデバイスの認証と、ロールベースのセキュ
リティポリシーの適用では、ICが「Single Source of Truth(唯一の正しい
情報源)」になります。
統合型アクセス・コントロール(UAC)から見るとEX 4200シリーズはエン
EZタッチレスプロビジョニング機能により、DHCPサーバーの起動時に設定
フォースメント・ポイントとして機能し、802.1Xによる標準準拠のポートレ
の詳細とソフトウェアイメージが複数のスイッチにプッシュされます。
ベルアクセスコントロールのほか、ユーザーのアイデンティティ、位置、デバ
EX4200シリーズのシステム管理には4種類の方法が用意されています。
イスに基づくレイヤー2-4のポリシー適用も可能です。ユーザーのアイデン
Junos OS標準の管理インタフェースであるCLIでは、Junos OS対応デバイ
ティティ、デバイスタイプ、マシンの状態チェック、位置の情報を利用して、ア
スと同一のきめ細かい機能やスクリプティング用パラメータが利用できま
クセス権を付与するかどうか、付与するとすれば期限はいつまでかを決定し
す。
また、統合管理ツール「Junos Web」も搭載しています。
これは、組み込み
ます。アクセス権を付与する場合、権限レベルに基づき、ユーザーを特定の
デバイスマネージャで、ブラウザベースのGUIで各スイッチの設定・監視・ト
VLANに割り当てます。また、QoSポリシーを適用できるだけでなく、ユー
ラブルシューティング・システム管理が可能です。
ザートラフィックを1カ所にミラーリングして、侵入防御システムによるログ
また、複数のEX4200シリーズからなるグループを管理するために、ジュニ
記録、監視、脅威検知も可能です。
パーネットワークス Network and Security Manager(NSM)が用意され
また、EX 4200シリーズは、DHCP(Dynamic Host Configuration
ています。
このNSMでは、ジュニパー製スイッチすべてを対象にシステムレ
Protocol)のスヌーピング、DAI(Dynamic ARP Inspection)、MACアド
ベルの管理を1つのコンソールから実行可能です。
レス制限(ポート当たりおよびVLAN当たり)、ポートセキュリティ機能を搭
EX4200シリーズの性能に関するデータは、HP OpenView, IBM Tivoli、
載し、内部・外部のスプーフィング、中間者攻撃、DoS攻撃を阻止します。
Computer Associates Unicenterソフトウェアなど、主要なサードパーティ
管理・運用を簡略化
製の管理システムにエクスポートでき、ネットワークの運用状況を一元的に
バーチャルシャーシテクノロジーを採用したEX 4200は、ネットワーク管理
可視化できます。
の負担を劇的に軽減します。最大10台のEX 4200シリーズを相互接続して、
Junos SDK
単一のデバイスとして管理できます。バーチャルシャーシごとに、Junos OS
ジュニパーネットワークスはJunos SDK(Software Developer s Kit)を
のイメージファイルと設定ファイルを1つずつ利用するため、監視・管理対象
ユーザーに提供し、EXシリーズ スイッチのJunos OS上で実行される革新的
となるユニットの総数が減少します。バーチャルシャーシ構成の場合、マス
なカスタムアプリケーションの作成、導入、および検証を可能にします。
この
ターのスイッチでJunos OSをアップグレードすると、シャーシ内の他のス
成果として、ネットワークプログラマビリティによるソフトウェア革新への企業
イッチも自動的にアップグレードが実行されます。
のコミットメントが明確になります。Junos SDKがコラボレーションを目的と
EX 4200シリーズには、ポートプロファイル機能もあり、ポートに接続したデ
してコンポーネントの開発と再利用を簡素化する一方で、基盤となるJunos
バイスタイプに応じて、セキュリティやQoSなどのパラメータでポートを自動
OSがセキュリティ、堅牢性、および障害許容力を提供し、ネットワークアプリ
設定できます。設定済みプロファイルは、
「デフォルト」、
「デスクトップ」、
「デ
ケーションの実行に適した広範なプラットフォームを実現します。
スクトップ+IP電話」、
「無線アクセスポイント」、
「ルーテッド接続のアップリン
ク」、
「レイヤー2接続のアップリンク」の6種類が用意されています。ユーザー
は、
この設定済みプロファイルの中から選択できるほか、独自プロファイルを
作成して、CLI(コマンドラインインタフェース)、Junos Webインタフェース、
管理システムから適用することも可能です。
製品オプション
EX 4200シリーズには次の8モデルがあります。
(表1参照)
表1:EX 4200シリーズ イーサネットスイッチ
SKU
アクセスポート構成
POEポート*
高さ
POE電力量
定格電源
EX 4200-24T**
10/100/1000BASE-T×24ポート
8PoE
1RU
130W
320W AC
EX4200-24PX
10/100/1000BASE-T×24ポート
24PoE+
1RU
740W
930W AC
EX 4200-48T**
10/100/1000BASE-T×48ポート
8PoE
1RU
130W
320W AC
EX4200-48PX
10/100/1000BASE-T×48ポート
48PoE+
1RU
740W
930W AC
EX 4200-24F**
100/1000BASE-X(SFP)×24ポート
−
1RU
該当なし
320W AC
EX 4200-24T-DC**
10/100/1000BASE-T×24ポート
0
1RU
該当なし
190W DC
EX 4200-48T-DC**
10/100/1000BASE-T×48ポート
0
1RU
該当なし
190W DC
EX 4200-24F-DC**
100/1000BASE-X(SFP)×24ポート
−
1RU
該当なし
190W DC
* PoEポートはすべて802.3afに準拠しています(15.4 W)。EX4200-24PX/48PXモデルのPoE+ポートはすべて802.3atに準拠し
(30W)、PoEの最大供給電力量に従います。
** NEBS認証
5
EX4200-24F
EX4200-24T
EX4200-24P/24PX
EX4200-48P/48PX
EX4200-48T
EX 4200シリーズ 仕様
物理仕様
• バックプレーン:128 Gbpsのバーチャルシャーシで最大10台を単一の
論理ユニットとして相互接続
• アップリンクモジュールのオプション
動作環境
• 動作時温度:0 ∼ 45℃(32 ∼ 113°
F)
• 保管時温度:-40 ∼ 70℃(-40 ∼ 158°
F)
• 動作時高度:最高3,049 m(10,000フィート)
- SFP光インタフェース付き4ポート1GbEモジュール
• 非動作時高度:最高4,877 m(16,000フィート)
- XFP光インタフェース付き2ポート10GbEモジュール
• 動作時相対湿度:10% ∼ 85%(結露しないこと)
- SFP+/SFP光インタフェース付きデュアルモード2ポート10GbE
• 非動作時相対湿度:0% ∼ 95%(結露しないこと)
SFP+/4ポートGbE SFPモジュール
電源オプション
• 電源:自動認識、100-120V / 200-240V、AC 320W、600W、930W
の負荷分散・ホットスワップ対応内蔵デュアル冗長電源
• 最大突入電流:50アンペア
• DC電源:190 W DC、入力電源範囲 36V-72 V、デュアル電源フィード、
完全二重化による負荷分散・ホットスワップ対応内蔵冗長電源
冷却
• フィールド交換可能なファントレイ(ブロア3つ)
• ブロア1つが故障してもスイッチの継続運用が可能
• 気流:20.3 cfm
ハードウェア仕様
• スイッチングエンジン方式:ストアアンドフォワード
• フル実装のシャーシの必要最小電源ユニット数:スイッチ当たり1台
• DRAM ‒ 1GB(ECC)
注)日本向けに出荷される製品付属のAC電源コードは100V専用です。
• CPU ‒ 1GHz PowerPC CPU
外形寸法(幅・高さ・奥行)
• 44.21×4.32×41.73cm(17.41×1.72×16.43インチ)
1
幅:デスクトップ設置時の幅。ラックマウント時の幅は44.5cm(17.5イ
ンチ)。
2
高さ:1RU
3
奥行:320 W ACと190 W DC電源ユニット搭載時の奥行。
600/930 W AC電源ユニットの場合は47.8 cm(18.8インチ)。
システム重量
• EX 4200-24T(320 W AC電源ユニット)
:7.5 kg(16.5ポンド)
• EX 4200-24P(600 W AC電源ユニット)
:7.8 kg(17.2ポンド)
• EX4200-24PX(930W AC電源ユニット)
:8.16kg(18ポンド)
• EX 4200-48T(320 W AC電源ユニット)
:7.8 kg(17.1ポンド)
• EX 4200-48P(930 W AC電源ユニット)
:8.3 kg(18.2ポンド)
• EX4200-48PX(930W AC 電源ユニット)
:8.61kg(19ポンド)
• EX 4200-24F(320 W AC電源ユニット)
:7.3 kg(16.1ポンド)
• EX 4200-24T-DC(190 W DC 電源ユニット)
:7.5 kg(16.5ポンド)
• EX 4200-48T-DC(190 W DC 電源ユニット)
:7.8 kg(17.1ポンド)
• EX 4200-24F-DC(190 W DC 電源ユニット)
:7.3 kg(16.1ポンド)
• Flash ‒ 1GB
• システム当たりのGbEポート密度
- 24P/24T/24F:28(ホストポート×24 + 4ポート型GbEアップリンク
モジュール)
- 48P/48T:52(ホストポート×48 + 4ポート型GbEアップリンクモ
ジュール)
• システム当たり10GbEポート密度(全モデル)
:2(アップリンクモジュール)
光インタフェース
• 100Mbps光インタフェース/コネクタータイプ:100BASE-FX SFP(マ
ルチモード)、LX(シングルモード)およびBX(シングルストランド)をサ
ポートするLC SFP光インタフェース
• 10/100/1000BASE-Tコネクタータイプ:RJ-45
• G b E S F P 光 インタフェース / コ ネ クタ ー タイプ:R J - 4 5 、ま た は
1000BASE-T SFP、SX(マルチモード)、LX(シングルモード)、LH/ZX
(シングルモード)、BX(シングルストランド)をサポートするLC SFP光
インタフェース
• 10GbE XFP光インタフェース/コネクタータイプ:10GE XFP LCコネク
ター、SR(マルチモード)、LR(シングルモード)、ER(シングルモード)、
ZR(シングルモード)のいずれか
• 10GbE SFP+光インタフェース/コネクタータイプ:10GE SFP+ LCコネ
クター、SR(マルチモード)、USR(マルチモード)、LR(シングルモード)、
ER(シングルモード)、LRM(マルチモード)、DAC(ダイレクトアタッチ銅
線ケーブル)
6
EX 4200シリーズ 仕様(続き)
物理レイヤー
レイヤー3の特長:IPv4
• TDR(Time Domain Refl ectometry)による断線・短絡検知:24P/
• 最大ARPエントリー数:16,000
24Tと48P/48Tのみ
• ハードウェアの最大IPv4ユニキャストルート数:16,000
• Auto MDI/MDIXサポート:24P/24Tと48P/48Tのみ(全ポート)
• ハードウェアの最大IPv4マルチキャストルート数:8,000
• 10/100/1000BASE-Tポートでのポート速度ダウンシフト/最大公称速
• ルーティングプロトコル:RIPv1/v2、OSPF、BGP、IS-IS
度の設定:24P/24Tと48P/48Tのみ(全ポート)
• スタティックルーティング
• 光ポートのデジタル光監視
• ルーティングポリシー
パケットスイッチング機能(最大64バイトパケット)
• BFD(Bidirectional Forwarding Detection)
• 24P/24T:88 Gbps
• レイヤー3冗長化:VRRP
• 48P/48T:136 Gbps
• IPv4/v6 GREトンネリング
• 24F:88 Gbps
レイヤー3の特長:IPv6
アグリゲーションスイッチ容量(最大64バイトパケット)
• 最大ND(Neighbor Discovery)エントリー数:16,000(IPv4と共有)
• 24P/24T/24F:216 Gbps
• 48P/48T:264 Gbps
レイヤー2/レイヤー3スループット
(Mpps)
(最大64バイトパケット)
• 24P/24T:65 Mpps(ワイヤスピード)
• 48P/48T:101 Mpps(ワイヤスピード)
• 24F:65 Mpps(ワイヤスピード)
レイヤー2スイッチング
• システム当たり最大MACアドレス数:32,000
• ジャンボフレーム:9216 バイト
• VLAN数:4,096
• VSTインスタンス数:253
• ポートベースVLAN
• MACベースVLAN
• GVRP
• 音声VLAN
• 物理ポート冗長化: 冗長トランクグループ(RTG)
• PVST+準拠
• RVI(Routed VLAN Interface)
• IEEE 802.1AB:Link Layer Discovery Protocol(LLDP)
• LLDP-MED(VoIP統合)
• IEEE 802.1D:Spanning Tree Protocol
• IEEE 802.1p:CoS prioritization
• IEEE 802.1Q:VLAN tagging
• IEEE 802.1s:Multiple instances of Spanning Tree Protocol
(MSTP)
• サポート可能なMSTインスタンス数: 64
• サポート可能なVSTPインスタンス数:253
• IEEE 802.1w:Rapid reconfiguration of Spanning Tree Protocol
• IEEE 802.1X:Port Access Control
• IEEE 802.1ak:Multiple Registration Protocol
• IEEE 802.3:10BASE-T
• IEEE 802.3u 100BASE-T
• IEEE 802.3ab:1000BASE-T
• IEEE 802.3z:1000BASE-X
• IEEE 802.3ae:10 Gigabit Ethernet
• IEEE 802.3af:Power over Ethernet
• IEEE 802.3x:Pause Frames/Flow Control
• IEEE 802.3ad:Link Aggregation Control Protocol
• IEEE 802.3ah:Ethernet in the First Mile
• メトロ
- PVLANサポート
- IEEE 802.1ag接続障害管理
- ITU-T G803.2
- ITU-T Y.1731
- IEEE 802.1ad Q-in-Q
- マルチキャストVLANルーティング
• ハードウェアの最大IPv6ユニキャストルート数:4,000
• ハードウェアの最大IPv6マルチキャストルート数:2,000
• ルーティングプロトコル:RIPng、OSPFv3、IPv6、ISIS、BGP4+、PIM、
MLD、MLDv2
• スタティックルーティング
MPLS
• サーキットクロスコネクト
(CCC)
• マルチキャストスヌーピングMLD v1/v2
• VRF-Lite
RFC
• RFC 768 UDP
• RFC 783 TFTP
• RFC 791 IP
• RFC 792 ICMP
• RFC 793 TCP
• RFC 826 ARP
• RFC 854 Telnet client and server
• RFC 894 IP over Ethernet
• RFC 903 RARP
• RFC 906 TFTP Bootstrap
• RFC 951, 1542 BootP
• RFC 1027 Proxy ARP
• RFC 1058 RIP v1
• RFC 1112 IGMP v1
• RFC 1122 Host Requirements
• RFC 1195 Use of OSI IS-IS for Routing in TCP/IP and Dual
Environments(TCP/IP転送のみ)
• RFC 1256 IPv4 ICMP Router Discovery(IRDP)
• RFC 1492 TACACS+
• RFC 1519 CIDR
• RFC 1587 OSPF NSSA Option
• RFC 1591 DNS
• RFC 1745 BGP4/IDRP for IP-OSPF Interaction
• RFC 1771 Border Gateway Protocol 4
• RFC 1812 Requirements for IP Version 4 Routers
• RFC 1965 Autonomous System Confederations for BGP
• RFC 1981 Path MTU Discovery for IPv6
• RFC 1997 BGP Communities Attribute
• RFC 2030 SNTP, Simple Network Time Protocol
• RFC 2068 HTTP server
• RFC 2080 RIPng for IPv6
• RFC 2131 BOOTP/DHCP relay agent and DHCP server
• RFC 2138 RADIUS Authentication
• RFC 2139 RADIUS Accounting
• RFC 2154 OSPF w/Digital Signatures(Password, MD-5)
• RFC 2236 IGMP v2
• RFC 2267 Network Ingress Filtering
• RFC 2283 Multiprotocol Extensions for BGP-4
• RFC 2328 OSPF v2(Edge-mode)
7
EX 4200シリーズ 仕様(続き)
RFC(続き)
セキュリティ
• RFC 2338 VRRP
• MACアドレス制限(ポート当たりおよびVLAN当たり)
• RFC 2362 PIM-SM(Edge-mode)
• MACアドレスの許可 ̶ ポート別に設定可能
• RFC 2370 OSPF Opaque LSA Option
• DAI(Dynamic ARP Inspection)
• RFC 2385 TCP MD5 Authentication for BGPv4
• IPソースガード
• RFC 2439 BGP Route Flap Damping
• Local proxy ARP
• RFC 2453 RIP v2
• スタティックARPサポート
• RFC 2460 Internet Protocol, Version 6(IPv6)Specification
• DHCPスヌーピング
• RFC 2461 Neighbor Discovery for IP Version 6(IPv6)
• キャプティブポータル
• RFC 2463 Internet Control Message Protocol(ICMPv6)for the
• 持続的MACアドレスの設定
Internet Protocol Version 6(IPv6)Specification
• RFC 2464 Transmission of IPv6 Packets over Ethernet
Networks
• RFC 2474 DiffServ Precedence(8 x キュー/ポートを含む)
• RFC 2475 DiffServ Core and Edge Router Functions
• RFC 2526 Reserved IPv6 Subnet Anycast Addresses
• RFC 2545 Use of BGP-4 Multiprotocol Extensions for IPv6
Inter-Domain Routing
• RFC 2597 DiffServ Assured Forwarding(AF)
• RFC 2598 DiffServ Expedited Forwarding(EF)
• RFC 2740 OSPF for IPv6
• RFC 2784 Generic Routing Encapsulation (GRE)
• RFC 2796 BGP Route Reflection(RFC 1966を改訂)
• RFC 2796 Route Reflection
• RFC 2918 Route Refresh Capability for BGP-4
• RFC 2925 MIB for Remote Ping, Trace
• RFC 3176 sFlow
• RFC 3376 IGMP v3
• RFC 3392 Capabilities Advertisement with BGP-4
• RFC 3484 Default Address Selection for Internet Protocol
Version 6(IPv6)
• RFC 3513 Internet Protocol Version 6(IPv6)Addressing
Architecture
• RFC 3569 draft-ietf-ssm-arch-06.txt PIM-SSM PIM Source
Specific Multicast
• RFC 3579 RADIUS EAP support for 802.1x
• RFC 3618 MSDP
• RFC 3623 OSPF Graceful Restart
• RFC 4213 Basic Transition Mechanisms for IPv6 Hosts and
Routers
• RFC 4291 IP Version 6 Addressing Architecture
• RFC 4360 BGP Extended Communities Attribute
• RFC 4443 ICMPv6 for the IPv6 Specification
• RFC 4486 Subcodes for BGP Cease Notification message
• RFC 4541 IBMPおよびMLDスヌーピングサービス
• RFC 4861 Neighbor Discovery for IPv6
• RFC 4862 IPv6 Stateless Address Autoconfiguration
• RFC 4915 MT-OSPF
• RFC 5176 Dynamic Authorization Extensions to RADIUS
• RFC 5798 VRRPv3 for IPv6
• Draft-ietf-bfd-base-05.txt Bidirectional Forwarding Detection
• Draft-ietf-idr-restart-10.txt Graceful Restart Mechanism for
BGP
• Draft-ietf-isis-restart-02 Restart Signaling for IS-IS
• Draft-ietf-isis-wg-multi-topology-11 Multi Topology(MT)
Routing in IS-IS
• Internet draft-ietf-isis-ipv6-06.txt, Routing IPv6 with IS-IS
• ITU-T Y.1731
• LLDP Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)、ANSI/TIA-1057、
draft 08
• PIM-DM Draft IETF PIM Dense Mode draft-ietf-idmr-pimdm-05.txt, draft-ietf-pim-dm-new-v2-04.txt
8
• DDoS攻撃防御(CPU制御パスフラッディング防御)
ACL(アクセスコントロールリスト)
(Junos OSファイアウォールフィルタ)
• ポートベースACL(PACL)− 受信・送信
• VLANベースACL(VACL)− 受信・送信
• ルーターベースACL(RACL)− 受信・送信
• システム当たりのハードウェアのACE(ACL エントリー)
:7,000
• 拒否パケットのACLカウンタ
• 許可パケットのACLカウンタ
• リスト中のACLエントリーの追加・削除・変更機能(ACL編集)
• レイヤー 2-4 ACL
• 802.1Xポートベース
• 802.1X マルチサプリカント
• 802.1X ダイナミックVLAN
• 802.1X 認証迂回アクセス機能(MACアドレスバイパス)
• 802.1X VoIP VLANサポート
• RADIUS属性に基づく802.1X ダイナミックACL
• 802.1XでサポートするEAPタイプ:MD5、TLS、TTLS、PEAP
• TNC認定
• MAC認証(RADIUS)
• 制御プレーンDoS攻撃防御
高可用性
• NSR(Non-Stop Routing)- PIM、OSPF v2およびv3、RIP v2、
RIPnG、BGP、BGPv6、ISIS、IGMP v1、v2、v3
• NSSU(Non-Stop Software Upgrade)
• ホットスワップ対応冗長電源
• フィールド交換可能なホットスワップ対応冗長ファン
• REフェイルオーバー時レイヤー2の無停止転送およびレイヤー3プロト
コル用GRES(Graceful Routing Engine Switchover)
• グレースフルプロトコルリスタート‒OSPF、BGP
• REフェイルオーバー時レイヤー2の無停止転送
• OIR(Online insertion and removal)アップリンクモジュール
• NSB(ノンストップブリッジング)- LACP
EX 4200シリーズ 仕様(続き)
リンクアグリゲーション
マルチキャスト
• 802.3ad(LACP)サポート:
• IGMP:v1、v2、v3
- サポート可能なLAG数:64
• IGMPスヌーピング
- LAG当たり最大ポート数:8
• PIM-SM、PIM-SSM、PIM-DM
• LAG load - sharing algorithm ― ブリッジド/ルーテッド(ユニキャスト/
マルチキャスト)
トラフィック:
サービス・管理方式
• Junos OS CLI
- IP:S/D IP
• Webインタフェース
- TCP/UDP:S/D IP、S/D ポート
• 帯域外管理:シリアル、10/100/1000BASE-Tイーサネット
- Non-IP:S/D MAC
• ASCII設定
• LAGでのタグ付きポートのサポート
• レスキュー設定
QoS
• 設定ロールバック
• レイヤー2 QoS
• レイヤー3 QoS
• 受信ポリシング:1レート、2カラー
• ポート当たりハードウェアキュー数:8
• スケジューリング方法(送信)
:絶対優先(SP)、SDWRR(Shaped
Deficit Weighted Round-Robin)
• イメージロールバック
• LCD管理
• エレメント管理ツール:Network and Security Manager(NSM)
• リモートパフォーマンス監視
• Junos SDK
• SNMP:v1、v2c、v3
• 802.1p、DSCP/IP Precedence trust and marking
• RMON(RFC 2819)Groups 1、2、3、9
• レイヤー2-4分類基準:インタフェース、MACアドレス、イーサタイプ、
• NTP
802.1p、VLAN、IPアドレス、DSCP/IP Precedence、TCP/UDPポート
• DHCPサーバー
番号など
• DHCPクライアント、DHCPプロキシ
• 輻輳回避機能:テールドロップ
• DHCPリレー、ヘルパー
• DHCPローカルサーバーサポート
• RADIUS
• 障害検出の自動化、
トラブルチケット管理の簡素化、運用の合理化を目的
とするService Now
• TACACS+
• SSHv2
• Secure copy
• HTTP/HTTPs
• DNSリゾルバ
• Syslogロギング
• 温度センサ
• FTP/secure copyによる設定バックアップ
• インタフェース範囲仕様
• ポートプロファイル接続
9
EX 4200シリーズ 仕様(続き)
MIB*
安全性・コンプライアンス
• RFC 1155 SMI
安全規格
• RFC 1157 SNMPv1
• RFC 1212、RFC 1213、RFC 1215 MIB-II、Ethernet-Like MIB &
TRAPs
• RFC 1493 Bridge MIB
• RFC 1643 Ethernet MIB
• RFC 1657 BGP-4 MIB
• RFC 1724 RIPv2 MIB
• RFC 1850 OSPFv2 MIB
• RFC 1905 RFC 1907 SNMP v2c, SMIv2 and Revised MIB-II
• RFC 2011 SNMPv2 for internet protocol using SMIv2
• RFC 2012 SNMPv2 for transmission control protocol using
SMIv2
• RFC 2013 SNMPv2 for user datagram protocol suing SMIv2
• RFC 2096 IPv4 Forwarding Table MIB
• RFC 2287 System Application Packages MIB
• RFC 2570 – 2575 SNMPv3、ユーザーベースセキュリティ、暗号化、認
証
• RFC 2576 Coexistence between SNMP Version 1, Version 2 and
Version 3
• RFC 2578 SNMP Structure of Management Information MIB
• RFC 2579 SNMP Textual Conventions for SMIv2
• RFC 2665 Ethernet-like interface MIB
• RFC 2787 VRRP MIB
• RFC 2819 RMON MIB
• UL-UL60950-1(First Edition)
• C-UL to CAN/CSA 22.2 No.60950-1(First Edition)
• TUV/GS to EN 60950-1、Amendment A1-A4、A11
• CB-IEC60950-1、国ごとの違いに対応
電磁気適合性規格
• FCC 47CFR Part 15 Class A
• EN 55022 Class A
• ICES-003 Class A
• VCCI Class A
• AS/NZS CISPR 22 Class A
• CISPR 22 Class A
• EN 55024
• EN 300386
• CE
NEBS
• GR-63-Core:NEBS、物理的保護
• GR-1089-Core:ネットワーク通信機器のEMC・電気的安全性
• EX4200-24PおよびEX4200-48Pを除くすべてのモデル
環境規制
• Reduction of Hazardous Substances(ROHS)5
Telco
• CLEI コード
• RFC 2863 Interface Group MIB
相互運用テストコマンド(JITC:Joint Interoperability Test Command)
• RFC 2863 Interface MIB
• 米国国防総省(DoD)の統合機能認定製品リスト
(Unified Capabilities
• RFC 2922 LLDP MIB
• RFC 2925 Ping/Traceroute MIB
• RFC 2932 IPv4 Multicast MIB
• RFC 3413 SNMP Application MIB
• RFC 3414 User-based Security model for SNMPv3
Approved Products List)への掲載を許可
一般基準
• CC-EAL3
メトロイーサネットフォーラム(Metro Ethernet Forum)
• RFC 3415 View-based Access Control Model for SNMP
• MEF 9
• RFC 3621 PoE-MIB(PoEスイッチのみ)
電気通信品質管理
• RFC 4188 STP & Extensions MIB
• TL9000
• RFC 4363 Definitions of Managed Objects for Bridges with
Traffic Classes, Multicast Filtering and VLAN extensions
• RFC 5643 OSPF v3 MIBサポート
Trusted Network Connect
• TNC IF-PEP
• Draft – blumenthal – aes – usm – 08
FIPS
• Draft – reeder - snmpv3 – usm - 3desede -00
• FIPS 140-2レベル1
• Draft-ietf-bfd-mib-02.txt
ノイズ仕様
• Draft-ietf-idmr-igmp-mib-13
• Draft-ietf-idmr-pim-mib-09
• Draft-ietf-idr-bgp4-mibv2-02.txt – Enhanced BGP-4 MIB
• Draft-ietf-isis-wg-mib-07
ノイズは、ISO 7779(音響-情報技術装置から放射される空気伝搬騒音の
測定)に従って、動作温度23℃で運用テストを行い、機器正面のバイススタ
ンダ位置で測定しました。
モデル
定格電源
騒音ノイズ(DBA)
• デバッグ:コンソール、telnet. SSHからのCLI
EX 4200-24T
320 W AC
51.6
• 診断:show、debugコマンド、統計データ
EX 4200-24P
600 W AC
53.2
• トラフィックミラーリング(ポート)
EX 4200-24PX
930 W AC
39.9
• トラフィックミラーリング(VLAN)
EX 4200-24F
320 W AC
50.8
EX 4200-48T
320 W AC
51.6
EX 4200-48P
930 W AC
54.0
• 複数の宛先ポートを1つのミラーにモニタリング(N:1)
EX 4200-48PX
930 W AC
45.6
• 最大ミラーリングセッション数:1
EX4200-24T-DC
190 W DC
48.0
• リモートの宛先にミラーリング(L2経由)
:宛先VLAN×1
EX4200-48T-DC
190 W DC
48.3
• IPツール:拡張ping、拡張trace
EX4200-24F-DC
190 W DC
46.7
トラブルシューティング
• ACLベースミラーリング
• システム当たりのミラーリング宛先ポート数:1
• LAGポート監視
• ジュニパーネットワークスのコミット&ロールバック機能
*特定のMIBテーブルまたは変数で明確に規定されていない限り、Junos OSはSNMPの動作設定をサポートしません。
10
ジュニパーネットワークスのサービスとサポート
ジュニパーネットワークスは、高性能な製品によってサービスとサポートを
もたらすリーダーであり、高性能ネットワークの促進や拡張、最適化の実現
に向けたサービスを提供しています。
これらのサービスでは、オンラインで
迅速に収益創出能力を提供することにより、生産性の向上や、新しいビジネ
スモデルおよびベンチャー事業の迅速な展開、市場参入の拡大などを実現
するとともに、より高いレベルの顧客満足度を達成します。また、ネットワー
クを最適化することで、必要な性能レベルや信頼性、可用性を維持し、オペ
レーショナルエクセレンス(卓越した運用)を保証しています。
詳 細 に つ いては 、h t t p : //w w w. j u n i p e r. n e t / j p / j p /p r o d u c t s services/をご参照ください。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワークイノベーション企業です。デバ
イスからデータセンター、消費者からクラウド事業者にいたるまで、ジュニ
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ウェア、シリコン、システムを提供しています。ジュニパーネットワークスに関
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11
日本
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アジアパシフィック、ヨーロッパ、中東、アフリカ
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載、または改訂する権利を有します。
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