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2006 年 2 月 9 日
ADVAN2006
年モータースポーツ活 動 計 画
ADVAN2006年
横浜ゴム
(株)
(社長:南雲忠信)
は2006年のモータースポーツ活動計画を決定した。新グローバル・フラッ
グシップ・ブランド
「ADVAN」
の世界展開の一環としてモータースポーツ活動を位置付け、国内外で多くのレー
スカテゴリーを支援していく。
主な活動計画は以下の通り。
2006FIAWorldTouringCarChampionship
( WTCC
)
WTCC)
2005年にF1、WRCに次ぐ三つ目のFIA世界選手権に発展した
「WTCC」
のタイヤサプライヤーとしてワン
メイクタイヤを供給し、全チーム、全ドライバーをサポートする。
FF車両とFR車両が共通仕様のタイヤを使用
し、両者に公平な性能を発揮させるという条件をクリアすることでサプライヤーとなった。欧州を中心としたカー
メーカーが参戦する
「WTCC」
は、毎戦ハイレベルな競争が繰り広げられるスプリントレースとして注目されてい
る。1サーキットで2戦
(約30分/1戦)
行われ、2戦目は1戦目の1位〜8位を、8位〜1位という逆順でスタート
させるという
“リバース・グリッド”
方式を採用。
これによりエキサイティングなレースが展開される。昨年は市街地
コースである中国のマカオも加わり、よりエキサイティングな内容となった。
「WTCC」
は4月2日の
「モンツァ」
で
幕を開け、最終戦マカオまでに10サーキットで20レースが行われる。
2006FIAProductionCarWorldRallyChampionship
( P-WRC
)
P-WRC)
参戦3年目となる本年も、
「ADVAN-PIAARALLYTEAM」
とパートナーシップを組む。同チームの車
両は赤と黒に塗り分けられたADVANカラーのランサーエボリューション。すでに初戦の
「モンテカルロ」
が開
催され、伝統のラリーで念願の初優勝を獲得。幸先の良いスタートを切った。2006年、ADVANカラーを纏っ
た奴田原選手のランサーエボリューションは、この
「P-WRC」
と日本最高峰のラリー選手権である
「全日本ラ
リー選手権」
の2つの選手権においてシリーズチャンピオンを狙う。なお、奴田原選手は
「全日本ラリー選手権」
において4年連続でシリーズチャンピオンを獲得している。
ル・マン2 4
時 間レー ス
4時
23年連続参戦となる同レースでは、昨年に続きフランスの名門レーシングチーム
「CourageCompetition(クラージュ・コンペティション)
」
とパートナーシップを組み、同レースで最高峰カテゴリのLMP1クラスに参
戦する。本年はクラージュ・コンペティションが製作する新型車両に合わせたタイヤ開発を行い総合優勝を狙
う。なお、欧州で5戦開催される
『ル・マンシリーズ2006』
にも、クラージュ・コンペティションとパートナーシップ
を組み参戦する。
AmericanLEMANSSeries
(アメリカン・ル・マン・シリー ズ )
昨年の
「ル・マン24時間レース」
でLMGT2クラス優勝を遂げたチームに変わり、新たに
「TEAMPTG
(PrototypeTechnologyGroup)」
とパートナーシップを組む。同チームは北米BMWのサポートを受け
るチームで、過去にル・マン24時間での総合優勝という実績を持つ。本年はBMWM3を2台投入する。車
両はADVANカラーにカラーリングされ、アメリカ市場におけるヨコハマタイヤの高性能イメージをより高めて
いく。
「アメリカン・ル・マン・シリーズ」
は3月の
「セブリング」
を皮切りに全10戦が予定されている。
中 国ラリー 選 手 権 / 中 国 サー キット選 手 権(ツーリングカーレー ス)
モータースポーツへの注目度が上がってきている中国で人気のある2大カテゴリーにおいて、昨年はほ
とんどのクラスでヨコハマタイヤユーザーがシリーズチャンピオンを獲得した。今年も人気、実力ともにNo.1
の
「上海フォルクスワーゲン333チーム」
とパートナーシップを継続するほか、有力チームとパートナーシップ
を組み、参加全クラスにおいてシリーズチャンピオンを目指す。
SUPERGT2006SERIES
昨年の初戦で優勝を飾り、貴重な1勝を獲得した
「トヨタ・チーム・ツチヤ」
とのパートナーシップを継続す
る。さらに本年は、ニッサン・フェアレディZを使用する
「KONDORacing」
ともパートナーシップを組み、複
数のタイヤサプライヤーが競う
「GT500」
クラスに参戦する。
トヨタ、ニッサン各1台となる本年は車両特性に
合わせたタイヤ開発を進めランキング上位を目指す。
「GT300」
クラスでは、本年も多くのチームにレーシン
グタイヤを供給しレースをサポートする。
その他 のサポ ートレー ス
●
スーパー耐久シリーズ:
昨年5クラス中、
4クラスでシリーズ優勝。
●
全日本ジムカーナ選手権: 昨年9クラス中、
5クラスでシリーズ優勝。
●
全日本ラリー選手権:
昨年6クラス中、
2クラスでシリーズ優勝。
●
全日本ダートトライアル:
昨年、最も激戦となった
「N3クラス」
でシリーズ優勝。
ヨコハマ・ワンメイクタイヤカテゴリー
高性能タイヤを安定供給するサプライヤーとして、以下のレースをサポートする。
マカオ・インターナショナル・F3グランプリ
(中国):23年連続の供給。本年のマカオはメインレースの
●
「F3グラ
ンプリ」
と
「WTCC最終戦」
がヨコハマワンメイクで行われることになる。
フォーミュラ・アトランティック
(アメリカ):18年連続の供給。
●
FIM サイドカー世界選手権
●
アジアンF3選手権
●
モータースポーツの入門カテゴリーである
「F4選手権」
「レーシングカート」
など。
●
今年も世界各国でのヨコハマタイヤ装着チームの活躍を支えていくとともに、レース活動で得たデータ
を市販タイヤ開発に活かしていく。
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主 な活 動 計 画
※データは 2006 年 2 月 9 日現在(暫定内容)
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このリリースに関するお問い合わせ先
横浜ゴム
(株)
広報部 担当:入江
TEL:03-5400-4531 FAX:03-3432-8430
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