5 下水道施設 【公共下水道柏崎処理区(汚水)】

5 下水道施設
【公共下水道柏崎処理区(汚水)】
【公共下水道柏崎処理区(雨水)】
自然環境浄化センター
柏崎雨水ポンプ場
柏崎市中心部の汚
昭和53年6月25日から28日にかけて柏崎地方を襲った梅雨前線豪雨「6・26水害」により床上浸水
水をきれいな水に
1,153戸、床下浸水1,003戸と大変な被害が発生しました。これを機に、鵜川の大改修が行われました。
処理し鯖石川に放
しかし柏崎駅周辺は元々地盤が低く集中豪雨の度に鵜川に流れ込む塩込川・浜屋川が氾濫しました。
流しています。
そこで、この区域に流入する雨水を鵜川に強制排水をするため柏崎雨水ポンプ場を建設しました。
また、汚 泥から発
6.26水害 柏崎駅周辺の状況
生する消化ガスを
利用し発電も行っ
ています。
中央管理棟
供用開始年月
昭和56年6月
計画処理人口
62,250人
日最大処理能力
39,750㎥/日
処 理 方 式
標準活性汚泥法
供用開始年月
平成6年9月
計画処理排水量
1,354㎥/分
雨 水 ポ ン プ φ1000mm×148㎥/分×2台
φ1650mm×353㎥/分×3台
水処理棟・監視汚泥棟
柳橋中継ポンプ場
八坂中継ポンプ場
柏崎駅周辺部からフロンティアパークまでの流
鵜川から西側の流入
入汚水を中継し、処理場へ流送します。
汚水を中継し、処理
鵜川左岸第 5 雨水ポンプ場
鵜川左岸常盤台地内の浸水対策のため、ポンプゲート式雨水ポンプ場を建設しました。現在、雨水
ポンプ1台が設置されていますが、将来2台目が設置できるように作られています。
場へ流送します。
供用開始年月
昭和56年6月
揚水ポンプ
φ200mm×4.6㎥/分×2台
番神中継ポンプ場
番 神、鯨 波 方 面 の
流入汚水を中継し、
供用開始年月
昭和56年6月
揚水ポンプ
φ300mm×8.0㎥/分×3台
八坂中継ポンプ場へ
流送します。
7
供用開始年月
平成元年1月
揚水ポンプ
φ150mm×1.8㎥/分×3台
8
供用開始年月
平成24年3月
計画処理排水量
90㎥/分
雨 水 ポ ン プ
φ600mm×45㎥/分×1台
【公共下水道石地処理区(汚水)】
北鯖石集落排水処理場
上条東集落排水処理場
区域:中田、畔屋、上原、上藤井、下藤井
石地アメニティライフセンター
区域:佐水、古町、上条 ( 新屋敷 )、南下
西山町海岸部の汚水をきれいな水に処理し大津川に放流しています。
また、海水浴場の水質保全のため、観光人口による汚水流入の変動にも対応できる処理方式を採用
しています。
供用開始年月
平成9年6月
供用開始年月
平成9年7月
計画処理人口
3,170人
計画処理人口
820人
日平均処理能力
856㎥/日
日平均処理能力
221㎥/日
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式 オキシデーションディッチ法
供用開始年月
平成11年5月
計画処理人口
定住1,350人 観光74,800人
日最大処理能力
1,200㎥/日
処 理 方 式
オキシデーションディッチ法
農業集落排水処理場 汚水処理の流れ
スクリーン室
農業集落排水処理場は、それぞれの区域ごとに比較的小規模な
処理場を建設し、流入量に合った処理方式で処理しています。
上澄水排出装置(回分槽)
ポンプ室
スクリーン槽
【農業集落排水施設】
汚水計量槽
流入
柏崎南部集落排水処理場
回分槽No.2へ
上条集落排水処理場
区域:下方、上方、新道、貝渕、黒滝
区域:黒滝、上条、宮之窪、山口
放流
流量調整槽
ばっ気撹拌装置(回分槽)
消毒槽
回分槽No.1
散水ポンプ槽
空気
放流ポンプ槽
消雪ポンプ槽
汚泥
回分槽ブロワ
搬出
駆動水
汚泥貯留槽∼汚泥移送ポンプ
供用開始年月
平成6年7月
供用開始年月
平成7年6月
計画処理人口
2,480人
計画処理人口
1,430人
日平均処理能力
670㎥/日
日平均処理能力
386㎥/日
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
9
ブロワ室
駆動水ポンプ
汚泥濃縮槽
10
汚泥貯留槽
【農業集落排水施設】
【農業集落排水施設】
平井集落排水処理場
中通集落排水処理場
区域:平井
区域:与三、矢田、吉井、曽地、
飯塚、花田、曽地新田
別山集落排水処理場
別山北部集落排水処理場
区域:別山(笹山、灰爪、立村、内越)
区域:別山(立村、尾頃部、砂田、甲戸、後谷)
供用開始年月
平成10年8月
供用開始年月
平成12年6月
供用開始年月
平成5年7月
供用開始年月
平成15年5月
計画処理人口
900人
計画処理人口
2,580人
計画処理人口
630人
計画処理人口
330人
日平均処理能力
243㎥/日
日平均処理能力
697㎥/日
日平均処理能力
170㎥/日
日平均処理能力
89㎥/日
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式
JARUS−Ⅲ型
処 理 方 式
JARUS−Ⅰ型
北条集落排水処理場
広田集落排水処理場
区域:南条、十日市、鹿島、赤尾、
四日町、荒町、家近
区域:深沢、東条、小島、山澗、旧広田
大広田、山本、中村、鼻岳、杉平
二田集落排水処理場
中川集落排水処理場
区域:坂田、鬼王、黒部、長嶺
西山、和田、新保
区域:田沢、礼拝、伊毛、藤掛、池浦
二田、上山田、下山田、尾野内
供用開始年月
平成14年3月
供用開始年月
平成15年5月
供用開始年月
平成15年11月
供用開始年月
平成19年4月
計画処理人口
2,030人
計画処理人口
2,290人
計画処理人口
2,580人
計画処理人口
2,060人
日平均処理能力
548㎥/日
日平均処理能力
618㎥/日
日平均処理能力
697㎥/日
日平均処理能力
556㎥/日
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅣ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅣ型
谷根集落排水処理場
西山南部集落排水処理場
区域:谷根
区域:妙法寺、北野、大坪、内方、五日市
門出集落排水処理場
岡田集落排水処理場
区域:門出
区域:岡田
供用開始年月
平成15年7月
供用開始年月
平成10年8月
供用開始年月
平成11年4月
供用開始年月
平成12年4月
計画処理人口
320人
計画処理人口
980人
計画処理人口
500人
計画処理人口
560人
日平均処理能力
86㎥/日
日平均処理能力
265㎥/日
日平均処理能力
135㎥/日
日平均処理能力
151㎥/日
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅣ型
処 理 方 式
JARUS−ⅩⅠ型
JARUS−Ⅰ型
処 理 方 式
JARUS−Ⅰ型
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処理方式
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6 環境負荷低減への取り組み
消化ガス発電
∼下水汚泥から電気を生み出す∼
柏崎バイオマスタウン構想に基づき、自然環境浄化センターのエネルギー
コストの削減と、二酸化炭素排出削減による環境負荷の低減を図ることを目
的として、下水汚泥から発生する消化ガスを利用した発電システムが、平成
25 年 2 月から稼動しました。
汚泥肥料化施設
∼下水汚泥を肥料化し農地へ還元∼
柏崎の農業集落排水処理場のうち、中通地区、広田地区、中川地区では、
バイオマス資源の有効利用と、環境にやさしいリサイクル社会形成のため、
下水汚泥を発酵または熱分解により肥料化し、使いやすいように造粒・袋詰
めして、地元住民を主体に販売しています。
これにより、浄化センターの電気使用量の 34%をまかなうとともに、二
酸化炭素の排出を年間約 760t削減することを予定しています。なお発電
時に発生する排熱についても消化タンクの加温に有効利用されます。
稼動開始年月日
形
発
電
出
平成25年2月
式
マイクロガスタービン
コージェネレーションシステム
力
190kW(95kW×2系列)
発酵減量機
製品貯留ホッパ
造粒ユニット
バイオマスとは、動物や植物から生まれた、
再生できる資源のことです
消化ガス利用のイメージ図
自然環境浄化センター
下水処理施設
下水処理施設への電力供給
下水汚泥
電気
メタン発酵施設(消化タンク)
微生物による分解
バイオガスの発生
排熱の利用(メタン発酵施設の加温)
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ガス発電
熱
小学生による
パッケージデザイン
緑のカーテン
肥料化施設概要
処理場地区名
肥料の種類
肥料生産量
生 産 方 法
中通地区
汚泥発酵肥料
18t/年
脱 水 ⇒ 混 合 ⇒ 発酵⇒成形⇒袋詰
広田地区
汚泥発酵肥料
15t/年
脱 水 ⇒ 混 合 ⇒ 発酵⇒成形⇒袋詰
中川地区
汚泥乾燥肥料
8t/年
脱 水 ⇒ 加 熱(乾燥 )⇒袋詰
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