平 成 27 年 度 生 命 保 険 協 会 留 学 生 奨 学 金 ( セ イ ホ ス カ ラ ー シ ッ プ) 奨 学 生 HAN MINKYU (ハン ミンキュ)さん:一橋大学商学部:韓国 私は生命保険協会からの奨学金を受給することで、より有意義な大学生活 を送ることができています。奨学金を有効に活用すること、例えば教科書や 参考書を購入することや興味のある分野の雑誌を買うこと、また資格の勉強 や申し込みなども以前より余裕を持って行うことができるようになりました。 週末の時間もバイトに費やすだけでなく、勉強に集中することができるよう になりました。 最近私は3年生になり、ゼミで金融に関する勉強をしています。金融への 興味を持った仲間達と優れた教授の下で勉強することを毎日楽しんでいます。 TANG SHAN (トウ サン)さん:早稲田大学商学部:中国 セイホスカラーシップのおかげで、この新学期からアルバイトを少しだけ 減らすことができました。節約できた時間で、勉強したり本を読んだりする のみならず、日本文化と社会をもっと深く理解するために、文化体験活動に 参加したり、今慣れていることよりもっと難しい事務的な仕事にも挑戦する 予定です。例えば、6 月に国立劇場で開催される歌舞伎鑑賞活動に参加しま す。 また、今は留学生向けの大学受験のための塾での仕事に応募しています。 もっと多くの留学生が日本の大学に入れるように、自分の力を出したいです。 国際交流の経験にもなりますし、将来の就職にも役に立つと思います。 それから、日本語や英語だけではなくて、韓国語もさらに頑張って、将来は東アジアを中心の国 際交流に貢献できるような仕事あるいはボランティア活動をやりたいです。 PENG CHENGLU (ホウ テイロ)さん:上智大学経済学部・中国 私は今学期から二年間、経済学科の青木ゼミに所属してます。私たちの 周りで起きている様々な社会問題を今まで学んできた知識を応用して、経 済学的な視点から捉え、大量にある情報から取捨選択し、収集したデータ を用いて自身の立てた仮説が正しいかどうかを検証し、その結果に基づい て問題への有効な対策を考える能力を身につけるように頑張ります。 5月連休以降には駐日イスラエル大使館の協力により上智大学で開催さ れる「ローマ教皇フランシスコ・イスラエル訪問写真展」の企画運営ボラ ンティアに参加する予定です。 一人の留学生として、宗教や国籍の違いを超えて世界平和について強く呼び掛けるとともに、企 画運営についての経験も少し積み上げたいと思います。 RYU RINA (リュウ リナ)さん:立教大学コミュニティ福祉学部・韓国 私は、生命保険協会留学生奨学金を受け、非常に充実した学生生活を送 っています。最近は、社会福祉現場実習のための事前学習を行っています。 私は卒業後、社会福祉士になるため、社会福祉士の国家試験の受験を準 備していますが、受験資格として福祉現場実習が必須となります。そのた め、現場実習を通じ、現場の現状や課題を知り、より学びを深められるよ う、各施設に関する情報を集め、自分の学習テーマを設定し、計画を立て るなど、事前学習を進めています。 また、国際交流としては、現在、他校の留学生と各国の伝統料理を食べ に行く「食事会イベント」に参加していますが、5 月からは校内で開催されるワールドカフェに参 加し、お昼休み時間に留学生たちと集まり、英会話を楽しみながら交流をしたいと思います。 今後とも、本奨学金と時間を有効に使い、充実した学生生活を送ることを楽しみにしています。 SUN MINGYUE (ソン メイゲツ)さん・名古屋大学工学部・中国 セイホスカラーシップを受けたお陰で、私はアルバイトを辞めて、名 古屋大学の留学生会に参加しました。4月5日に留学生の委員たちと一 緒に各国からの留学生が集まって、平和公園で花見とBBQを行いまし た。留学生の委員と一緒に名大に近い花見場所を探して、最後に平和公 園を選びました。 中国、アメリカ、ネパール、インドネシアなどいろいろな国からの友 達と会いました。当日は雨でしたが、皆さん、テンションも下がらずに、 いろいろと話し合いました。牛肉と豚肉を食べないなど、いろいろな国 の習慣や宗教のことを聞きました。非常に楽しい時間でした。留学生と の交流を通して、各国に対してもっと深く理解できました。本当に素晴 らしい体験だったと思います。 ZHANG GUOYU (ショウ コクイク)さん・京都大学工学部・中国 今年は私にとって来日3年目になります。1、2年生の時に学んでき たことを活かして、最近は実験などの、より実用的な内容を学ぶことが 多くなってきました。私のクラスは、日本人や様々な国の留学生で構成 されており、実験もいろいろな国のクラスメートと第一言語ではない英 語で協力しながら進めます。これは自分にとって大きな挑戦であり、実 験手順や友達の指示を正しく実行するのは、中国語で行うのとは大きく 異なります。その分、思った通りの実験結果を得ることができた時は、 とてもうれしく、達成感があります。 今年の夏には東京でインターシップがあり、今まで勉強してきたこと に加えて、現実にどのように社会に活かされているのかを学ぶことができます。 インターシップ中は、宿泊費、交通費、食費などの生活費がかかり、私にとって大きな負担にな りますが、生命保険協会のお陰で、奨学金をインターンシップに必要な費用に使うことができ、あ りがたく思っています。実習での貴重な経験は、きっとこれからの社会のために活かしていけると 思います。 LIN CHUNWEI (リン キンウェイ)さん・同志社大学商学部・台湾 この度は、生命保険協会奨学生に採用していただき、誠にありがとうござ います。自分の努力をこのような形で評価していただいたことを大変光栄に 思うとともに、感謝しております。7年前から親元を離れ、一人で生活して いるため、学校以外のほとんどの時間をアルバイトに費やしました。 一方、大学生活において、何事においても一生懸命取り組むことを心がけ ていますが、生命保険協会支援の奨学金のおかげで、経済的な不安が減り、 学習に集中できるようになりました。 バイトを省いた時間を活用し、元々興味のある国際交流イベントにもたく さん参加することが出来ました。時給 850 円のバイトをする時間を学業や興味を持っている分野に 回したほうが、その何十倍も多くのものが得られるはずだと私は思います。 今の自分は、これからの人生を左右する大事な時期にいるので、今回の採用を活力とし、今後も 奨学生としての自覚を持ち、採用していただいた感謝の気持ちを忘れずに、より一層勉学に励んで いきたいと思います。 GUNAWARDENA ANYESHKA RAEHANYA ANN (グナワーデナ アニィシュカ レハンャ アン)さん 立命館アジア太平洋大学国際経営学部・スリランカ 私は、セイホスカラーシップにとても感謝しています。この奨学金を受 け始めれば、勉強をする時間が十分に得られ、学力や成績の向上に繋がる と思いますし、セミナーなどのより難しい授業に挑戦したくなります。セ ミナーは大学院入学に必要な論文を書くのにとても役に立ちます。また、 日本で就職活動を有利にするために、日本語能力の試験に向けて勉強もし ています。 さらに、この奨学金を受けることで時間に少し余裕ができるので、今後 はサークルのリーダーになり、自分を伸ばそうとしています。また、今ま では学内や学外で様々な文化交流にも積極的参加してきましたが、これからは、今まで以上に頑張 っていきたいと思います。 もっと国際交流や異文化交流の促進で、日本や母国だけではなく、全世界に向けて貢献できるよ うなグローバル人材になっていきたいです。
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