Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server

▶ Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server
次の製品に含まれています
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Kaspersky Security for Linux Mail Server
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スパムおよびマルウェアからメールシステムを保護
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は、アンチマルウェア、アンチスパム、コンテンツフィルタリングなどのメールセキュ
リティに不可欠の機能を、管理しやすい 1 つのパッケージで提供します。Kaspersky Lab のアンチマルウェアおよびアンチスパムエ
ンジンにクラウドのパワーを組み合わせることで、Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は誤検知率の低い、高度なマル
ウェアおよびスパム検知を実現します。
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安全かつ柔軟で、簡単な管理
レピュテーションフィルタリングやアンチスパムのプッシュ型アップデートサービスなどの最新スパムフィルタリング機能で、ゼロアワ
ースパムをフィルタリングすると同時に、Kaspersky Lab の ZetaShield テクノロジーでゼロデイ攻撃や標的型攻撃から企業を保護
します。幅広い Linux ベースのメールシステムへの統合に向けて設計された Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は、
企業や ISP が求める安全かつ柔軟で、簡単な管理機能を提供します。
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
© 2013 Kaspersky Lab ZAO. All rights reserved. 登録商標およびサービスマークは、それぞれの所有者に属しています。
主な機能
進化したアンチウイルスエンジン
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server には数々の受賞歴がある Kaspersky Lab のアンチウイルスエンジンの最新バージ
ョンと Behavior Stream Signatures(BSS)が含まれており、悪意のある添付ファイルの検知と受信メールからの削除が行われま
す。
ZetaShield (ゼロデイエクスプロイトおよび標的型攻撃( ZETA)シールド)
カスペルスキーの ZetaShield は未知のマルウェアおよびエクスプロイトに対する保護機能を提供することで、ゼロデイ攻撃やゼロ
アワー攻撃、および APT(Advanced Persistent Threat)攻撃からユーザーを守ります。
強力なアンチスパムエンジン
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server には Kaspersky Lab のアンチスパムエンジンの最新バージョンが搭載されており、
次の 2 つの新しいテクノロジーが含まれています。
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アンチスパムのプッシュ型アップデートサービス – カスペルスキークラウドから直接リアルタイムアップデートを配信しま
す。「アップデート時間」を 20 分から約 1 分に短縮することで、アンチスパムのプッシュ型アップデートサービスはゼロアワース
パムやスパムのまん延からビジネスを守ります。
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クラウド支援レピュテーションフィルタリング – 未知のスパムに対処することで、スパム捕捉率を高め、誤検知率を低く抑
えます。
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
© 2013 Kaspersky Lab ZAO. All rights reserved. 登録商標およびサービスマークは、それぞれの所有者に属しています。
Kaspersky Security Network
クラウドベースの Kaspersky Security Network(KSN)は、世界中の何百万もの参加ユーザーのシステムからデータを収集するこ
とで、最新のウイルスおよびマルウェア攻撃からユーザーのシステムを保護します。潜在的な脅威がリアルタイムで監視および分
析されるため、被害が生じる前に危険なアクションがブロックされます。
添付ファイルのフィルタリング
ファイルの種類、名前、メッセージサイズに関する情報を使用した新しいファイルフォーマット認識機能により、添付ファイルのフィル
タリングが可能になります。これにより、企業はメール運用方針を徹底し、ユーザーが不正な音楽ファイルやビデオファイルを企業
のメールシステム経由で配信しようとする際に浮上する企業責任についての問題に対応します。
グローバルなブラックリストおよびホワイトリスト
企業のブラックリストやホワイトリストの作成に加え、管理者は IPv4 および IPv6、ワイルドカード、正規表現を使用して、送信者のメ
ールを「許可」または「拒否」し、管理することができます。
個人用ブラックリストおよびホワイトリスト
ユーザーが個人のブラックリストやホワイトリストを作成することもできます。
柔軟な検索機能を備えたバックアップおよび個人用バックアップ
ブロックされたメールはバックアップシステムに隔離されます。システムで Microsoft Active Directory または OpenLDAP が使用さ
れている場合、ユーザーは Web 経由で個人用バックアップにアクセスできるため、企業内ヘルプデスクに問い合わせる必要性を
抑えます。
数多くの MTA(Postfix、Sendmail、Exim、qmail、CommunigatePro)との統合
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server ではご利用中のメール転送エージェント(MTA)に合わせて統合方法を選択できる
ため、フィルタとして統合するか、または Milter API を使用するかをユーザーが選択できます。
コマンドラインを使用したアンチウイルスファイルスキャナー
Kaspersky Anti-Virus On-Demand Scanner を使用して、オンデマンドで各種オブジェクトへのウイルスチェックを実行できます。
チェック対象には、ディレクトリや通常ファイルに加えて、ハードドライブやフラッシュドライブ、DVD-ROM などのデバイスが含まれ
ます。
Amavisd-new に対応
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は、高パフォーマンスの AMaViS インターフェイスを使用した Linux メールシステム
との統合をサポートしています。
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
© 2013 Kaspersky Lab ZAO. All rights reserved. 登録商標およびサービスマークは、それぞれの所有者に属しています。
監視およびレポート機能
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SNMP(Simple Network Management Protocol)サポート - SNMP イベントおよびトラップを使用したあらゆる種類のイ
ベントの監視
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新しいダッシュボードによるステータス一覧の表示と監視機能の提供
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PDF 形式での柔軟かつ詳細なレポート - セキュリティとポリシーの監視および分析に役立つカスタマイズ可能なレポート

通知システム - 管理者および文書所有者に対するポリシー違反の通知

詳細なログ - すべての製品アクションが対象、問題の特定に有効
簡単な運用、保守、管理

システム管理者はアンチウイルス、アンチスパム、ZetaShield のアップデートに対して、手動実行またはルール設定によ
る完全自動実行を選択できます。
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Active Directory および OpenLDAP との統合
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豊富なメールトラフィック管理ルール – 管理者は企業のセキュリティポリシーに従ったルールを作成できます。
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IPv6 のサポート

スケーラブルアーキテクチャ– テストサーバーから本番環境へとシステム全体を簡単に移行できます。
主なメリット
高度なスパム検知機能
Kaspersky Lab の最新テクノロジーは、進化したスパム検知機能によりメールシステムに侵入するスパムメッセージの数をさらに
低く抑えます
また、Kaspersky Lab の最新ソリューションでは以前の製品よりも、さらに低い誤検知率を達成しているため、正常なメールを隔離
することなく、メールシステムを高度に保護します。

Kaspersky Lab の最新の調査によると、新種のスパム攻撃における全スパムメールの 43%が最初の 10 分以内に配信
されています。Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server に組み込まれたアンチスパムのプッシュ型アップデートサ
ービスは、カスペルスキー製品で保護されたシステムに新たなスパム攻撃が侵入する危険性を下げるため、保護されて
いない時間を 1 分未満に短縮するように設計されています。

Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server には、Kaspersky Security Network(KSN)との統合機能が含まれている
ため Kaspersky Lab のクラウドベースのデータベースへアクセスして、新しいスパムに関する情報をリアルタイムに取得
できます。

Kaspersky Lab のクラウドベースのレピュテーションフィルタリング技術は、高度なコンテンツ分析ツールを使用して潜在
的なスパムを特定するとともに、クラウドサーバに集められた別のユーザーのスパム情報も参照します。その結果、
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は最小限の待ち時間でメッセージを処理すると同時に、誤検知数を減らし、
検知率全体を高めることに成功しています。
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
© 2013 Kaspersky Lab ZAO. All rights reserved. 登録商標およびサービスマークは、それぞれの所有者に属しています。
高度なマルウェア対策とゼロアワー検知
Kaspersky Lab の最新のアンチウイルスエンジンは高速スキャンと高検知率を実現することで、悪意のあるメール添付ファイルを
より迅速かつ正確に検知します。また、ZetaShield(Zero-Day Exploit and Targeted Attack Shield、ゼロデイエクスプロイトおよび
標的型攻撃シールド)は、標的型攻撃のマルウェアを識別する目的で設計されています。カスペルスキー製品のアンチウイルスエ
ンジンと ZetaShield を併用することでマルウェア検知率が大幅に向上し、ビジネスを高いレベルで保護します。
高いスループットとパフォーマンス
通常、アンチマルウェアエンジンやアンチスパムエンジンを使用すると、メールシステムに予想以上の負荷をかけてしまう可能性が
あります。しかし、Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server はシステムパフォーマンスに大きな影響を与えることなく、高いス
ループットを提供するように設計されています。
柔軟で簡単な運用と監視
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は柔軟性、簡単な運用、簡単な管理のすべてを兼ね備えるように設計されていま
す。

IKaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server では強力なメールトラフィックルールと OpenLDAP および Active
Directory サポートが提供されているだけでなく、各ユーザーが個人のブラックリストとホワイトリストを作成し、隔離したウ
イルス/スパムを管理できます。これによってユーザー自身の操作に権限が付与され、ヘルプデスクへの問い合わせ数
を削減する効果があります。
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管理者は Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server のレポートおよび監視機能を組織の既存の監視システム
(SNMP)に統合するか、または Kaspersky Lab の新しい Web ベース管理コンソールを使用するかを選択できます。この
コンソールには、重要なシステム統計情報を一覧で表示するダッシュボードが含まれています。
簡単な統合
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は Postfix、Sendmail、Exim、qmail、CommuniGate Pro をはじめとする Linux ベ
ースの一般的なメール転送エージェント(MTA)や AMaViS を使用した Linux ベースのメールシステムに統合できます。また、
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server は IPv6 をサポートしています。
Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server のシステム要件
ハードウェア要件
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インテル® Xeon 3040 プロセッサ、または Core 2 Duo 1.86GHz 以上
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2GB の RAM
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4GB 以上のスワップ用空き領域
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アプリケーションのインストールおよび一時ファイル/ログファイル保存用としてハードドライブ上に 4GB の空き領域.
ソフトウェア要件
次のいずれかのオペレーティングシステム:
32 ビット オペレーティングシステム:
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
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Red Hat Enterprise Linux 6.2 Server
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Fedora 16
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SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2
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Debian GNU/Linux 6.0.4
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CentOS 6.2

openSUSE Linux 12.1
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Ubuntu 10.04 LTS; 12.04 LTS
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Mandriva Enterprise Server 5.2
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FreeBSD 8.3, 9.0
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Canaima 3.0
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Asianux 4 SP1
64 ビット オペレーティングシステム:
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Red Hat Enterprise Linux 6.2 Server

Fedora 16

SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1
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Novell Open Enterprise Server 11

Debian GNU/Linux 6.0.4

CentOS 6.2

openSUSE Linux 12.1

Ubuntu 10.04 LTS; 12.04 LTS

FreeBSD 8.3, 9.0

Canaima 3.0
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Asianux 4 SP1
64 ビット オペレーティングシステムでサポートされる 32 ビット ライブラリ:
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Debian および Ubuntu 用の libc6-i386、ia32-libs
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RHEL、Fedora、CentOS 用の glibc.i686
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OpenSUSE、SLES、OES 用の glibc-32bit
サポートされるメールサーバー:
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Exim 4.71 以降
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Postfix 2.5 以降
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qmail 1.03 以降
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Sendmail 8.14 以降
KOSS-KES for Security Center Provider Edition / バージョン 1 / 2013-JUNE-1
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
CommuniGate Pro 5.4 以降
サポートされるブラウザー(Web ベースインターフェイス用):
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Mozilla Firefox 10 以降
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Internet Explorer 9
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Google Chrome 17 以降
必要な Apache モジュール :
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mod_ssl
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mod_include
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mod_dir
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mod_expires
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