オーストラリア 有給インターンシップ 体験談

オーストラリア
有給インターンシップ
体験談
ケアンズ・ハミルトン島にて
6ヶ月の有給インターンシップ
チホさん(20代・女性)の場合
有給インターンシップとは?
●お金を稼ぎながら、英語を伸ばしながら海外生活ができる!
「有給インターンシップ」プラグラムは、オーストラリアの全土に及ぶホテルやリ
ゾートで、お仕事をして給与をもらいながら、英語を伸ばしたり、様々な体験がで
きる画期的なプログラムです。
●現時点で英語力がなくてもOK!
英語に自信がない方は、オーストラリアでの語学研修で英語を学んだ後、ホテル
有給インターンシップにご参加頂きます。事前にスカイプや電話で英語力チェック
を行い、必要な就学期間をアドバイスします。派遣後はホテルでオーストラリア人
と仕事をしながら、実践的な場で英語を伸ばすことも可能です。
●就職・転職に活かせる!
有給インターンシップ終了後、ご希望者には証明書も出せますので、オーストラ
リアで仕事を探される時にも、帰国後、海外や日本などで就職活動をする際にも
役立ちます。
参加者へのメリット
●英語付けの生活の中で英語力アップ―生きた英語を学べる!
● 英語に自信がなくても参加可能!
● お給与をもらいながら、遊びや旅行も一気に満喫♪
● オーストラリア人やいろいろな国のスタッフと一緒に働ける
● スタッフ割引でツアーなど格安で参加できてお得♪
● オーストラリアの地元に密着した海外生活体験
● 本物のオーストラリアを体験できる!
● 修了証・推薦状がもらえるので就職に有利!
● 3-6か月ごとに移動して、また異なった環境を体験することも可能
● 高いお給料(平均時給$15~32)
プログラム概要
●年齢:18歳―32歳(要ワーキングホリデービザ)
●仕事:フロント、キャッシャー、ベルボーイ、ハウスキーピング、ラウンドリー、ウエイ
ター/ウエイトレス、キッチンハンド、シェフ、バーテンダー、ツアーガイド、クルーズアテ
ンダントなど多種多様に渡ります
●地域:オーストラリア全土 (シドニー、エアーズロック、クイーンズランド、ノーザンテ
リトリー、グレートバリアリーフ、リゾートアイランド、タスマニア 他 地域多数)
●派遣先 :三ツ星以上のホテル、リゾート
●給料・待遇 :オーストラリア人と同じ
●期間:3ヶ月、6ヶ月
●時期:随時
体験談:出発前の流れ
出発前
出発~
7週目
8週目~
• 日本でスカイプテストを実施
• 必要な就学期間は8週間とアドバイス
• ユーロセンター シドニー校で就学開始
• Intermediate(中級)クラスを受講
• 現地オフィスで英語力を確認、面接練習
• 受入先担当者と面接、お仕事決定!
体験談:出発準備・予算
*このプログラムを選んだきっかけ
かねてから「留学したい」「英語を勉強したい」という目標はあったのですが、国と留学形態に関
してはずっと定まらぬままでした。そんな中、私は日本でホスピタリティ系の仕事を3年半してい
たので、せっかくなら海外で英語を学ぶだけでなく「働く」という経験をするべきだと感じ、このイ
ンターンに決めました。(あとは留学時期が11月だったので、単純に寒いところが嫌で南半球を
選びました。)
*渡航前に不安だったこと
語学学校終了後、インターンが決まるまでの待機日数がどのくらいになるか不確かな点が一番
不安でした。ホームステイも2ヶ月で終了予定だったので、その後自分で部屋を探して、契約し
て、ルームシェアをすると思うと、果たしてそんなことができるのか?と。私は結果的に待機日数
なしでインターンが決まりましたが、行ってしまえばサポートしてくれる人や、家の探し方を教え
てくれる人はたくさんいるので、たとえ待機日数があったとしても問題なかっただろうなと今なら
思えます。
*予算(インターン参加にあたって用意していた金額)
学校関係の費用、インターン手配料、ホームステイ費用、片道航空券、ビザ(自分で手配)、海
外旅行保険、全て含めて120万程度でした。それに加えてシドニーで2ヶ月過ごすための、交際
費、交通費等、数万円。これは現金と国際キャッシュカードとで持って行きました。
体験談:出発後の生活
*到着後の現地サポート内容
オフィスでインターンシップ手配の流れの説明があり、以下のような資料をもらいました。銀行口
座開設方法、日本人経営の携帯電話ショップ案内、交通機関案内、シェアハウスの探し方、ア
ルバイトの探し方など。仕事に必要なTax File Numberの取得手続きもしてくれます。
*レッスン、学校の様子など
ユーロセンターという名前だけあって、ヨーロピアンが多かった様に思います。日本人はほんの
数人しか見かけていません。その点に関しては大正解でしたが、アクィビティがもっとあると良
かったのになと思います。(友好関係がクラスメイトだけになってしまうので。)
*修了レベル(面接時の英語レベル)
最初はUpper Intermediateのクラスに入れてもらったのですが、授業に全くついて行けませんで
した。日本人典型の「ライティング・リーディングはできるけどしゃべれないタイプ」だったんです。
このままUpperで頑張ってみても良かったのですが、「話す事」に重点を置きたかったのでクラス
を変更してもらい、Intermediateのクラスで頑張りました。終了時のレベルがUpperです。
*滞在形態:ホームステイ
トルコ人の老夫婦のもとでホームステイでした。家の近くに息子さんも住んでいたので、サッカー
の試合観戦に連れて行ってくれたりもして、とても素敵なご家族でした。ちなみに私の他にステ
イしている韓国人の男の子も2人いました。シェアハウス(シティから徒歩圏内・個室・週$150程
度)も探しましたが、移る前にハミルトン島での仕事が決まりました。
シドニーでの写真
クラスメイト
シドニーのニューイヤー
体験談:派遣までの生活
*アルバイト
シドニーの物価はとにかく高いので、危機を感じて途中から韓国人経営のお店でアルバイトをし
ていました。 駅の中にある手巻き寿司屋さんで、時給は$9(最低賃金以下)でしたが、スタッフ
は全員韓国人でお客さんは全員ネイティブだったので100%英語の環境でした。
*勤務先決定までの流れ(待機日数、面接回数など)
ラッキーなことに待機日数は0日(むしろマイナス7日)で、学校を1週間早く卒業する事になりま
した。面接回数は1回です。セミフォーマルな格好で行かなくてはならないので、タイトスカートと
ハイヒールは持って行っておいて良かったなと思いました。(電話が来たその日に面接!という
感じで、面接を断ればその話はなかったことになる雰囲気でした)
*面接の内容
以下のようなことを聞かれますが、事前に現地オフィスのスタッフが内容を教えてくれるので、カ
ンペを作っておくといいと思います。その場で合否がわかります。内容:健康状態、仕事をするう
えで大切だと思うこと、将来したいこと、これまでの職歴、いつオーストラリアに来たか、休みの
日の過ごし方など。私は質問の答えを英語で作成して、学校の先生に添削してもらいました。
*インターン先への移動手段と手配、移動にかかった費用、移動時間
ジェットスター航空を利用して1万5千円程。現地オフィスの担当者の方とネットを見ながら一緒
に取りました。フライト時間は2時間程で、空港までのアクセスは電車です。
体験談:派遣先の環境・収入
*勤務先の特徴(場所、周りの環境など)
世界的に有名なリゾート地なだけあって、景色は常にポストカードでも見ているかの様でした。観光客以外
で住んでいる人は、全員そこで働いている人なので、会った時には知らない人でも常に笑顔で挨拶を交わ
してくれます。ただ、オーストラリアの物価の高さに加え「一流リゾートの島価格」なので基本的に何でも高
かったです。
*一緒に働いていた仲間(国籍、年齢層)
オーストラリア人、ニュージーランド人が多かったですが、韓国人・日本人・台湾人などのアジア人も結構い
ます。年齢は、アジア系だと自分より年上(24歳以上)が多かった様に思いますが、ネイティブは18歳~20
歳くらいの子も結構たくさんいました。
*具体的な仕事内容
パブリックエリア(ホテルの敷地内だけでなく島内の学校なども含む)のクリーナーとしての採用だったので、
基本的にはお掃除中心でしたが、マルチハイヤーという多部署でのアルバイト制度を利用して、ウエイトレ
スやハウスキーピングもしました。パブリッククリーナーの仕事は16~24時までで時給が$19、マルチハイ
ヤーは時間が様々(早いと朝3時から)で、時給は$23でした。接客の仕事は事前に研修があります。勤務
時間は指紋照合で管理されていました。
*時給と月収
クリーナー($19=約2千円)とマルチハイヤー($23=約2400円)を合わせて、1週間の平均が約$520で
した。給料は週払いですが、月収にすると$2,100ぐらいです。($1=105円で約22万円/月くらい!)
ハミルトン島の写真1
ヘリから見えるハートリーフ!
パラセーリングもしました!
ハミルトン島の写真2
昼間のビーチ
夕焼けがキレイです!
体験談:勤務時間・支出・滞在
*毎日のスケジュール(平日、休日の過ごし方)
サービス業なので休みの曜日や就業時間は人によってそれぞれです。基本的に1日8時間です
が、私は繁忙期にマルチハイヤーとの掛け持ちもよくやったので、1日12時間くらい働いていた
日もよくありました。
休日はもっぱら遊んでいました。仲間とパーティーをしたり、スタッフバーで飲んだり、島内のレ
ストランで贅沢ディナーをしたり、グレートバリアリーフのツアーへ行ったり、スノーケリングやパ
ラセーリングをしたり、フェリーでオーストラリア本土へ遊びに行ったり、スタッフジムに通ったりし
ていました。正直友達ができないと退屈でしかないと思います。楽しい事を自分で作り上げて行
くことが必須です。
*毎月の支出(滞在費、食費、交際費など)
滞在費は給料から差し引かれた状態で入ります。私もルームメイトも料理が好きだったので、月
一で本土のスーパーでまとめて買い物をして、自炊をする生活をしていました。レストラン勤務
の子は食事を持って帰れたりもするので、時々おすそ分けもしてくれていました。交際費は、私
の場合お酒代くらいです。女の子なので奢ってもらえて、それもあまりかからなかったかも…(笑)
*インターン先の滞在(部屋タイプ、食事の有無、滞在費用など)
スタッフ用の寮です。狭い部屋を2人(日本人)でシェア、バスルームのみ隣の部屋と4人でシェ
アでした。食事の有無は部署によりますが私の場合はついてはいませんでした。ランドリーは各
フロアに数台ずつあります。
インターンシップ中の写真1
小学校での仕事中
スタッフとのパーティー!
インターンシップ中の写真2
寮のキッチンで自炊中
部屋の壁に思い出の写真がいっぱい!
↑オーストラリアの国をかたどっています(笑)わかるかな?
体験談:貯金額・体験後の感想
*最終的な収入の合計や貯蓄額
私はわりと稼いだ方だと思いますが、ハミルトンを出た後にメルボルンとブリスベンを旅行した上
で、日本に送金できた金額が約130万円でした。(タックスリターン20万円含む)
*インターンに必要な英語力について
働く環境が非ネイティブの場合はIntermediateでも良いと思いますが、ネイティブの環境で働く場
合はそれ以上あるにこした事はないと思います。例えば、クリーナーやハウスキーパーは非ネイ
ティブが多くても、レストランでウエイトレスをした場合はお客様も含め周りはほとんどネイティブ
です。Upper以上のレベルがあった方がワンランク上の質のサービスが提供できると思います。
*雇用期間の延長や正社員登用の可能性
ハミルトンは最長6ヶ月と聞いていましたが、セカンドビザとうまく組み合わせて8ヶ月程いる人
や2回目のインターンという日本人も数人見かけました。正社員登用があるのかどうかは分かり
ません。正直、娯楽は少ない島なので6ヶ月で十分だと感じました。
*参加して良かったこと
まずお金が相当貯まった事。そして実費で訪れたら高いこの島に半年も「住む」ことができた事
や、グレートバリアリーフ等にスタッフ価格で行けた事も良かったです。しかし、その何よりも「同
じ寮に住む人と一緒に働く」という環境だったので、家族のような仲間ができた事。これが私に
とって一番の収穫でした。その時のメンバーとの同窓会を韓国で開いたりしています。
インターンシップ中の写真3
仲良くなったスタッフと
島内のレストランで乾杯♪
体験談:感想とアドバイス
*苦労したこと、大変だったこと
シドニーで英語力に少し自信が付き始めていた頃に来たのですが、ハミルトン島でのオリエン
テーションはネイティブだらけで、ついていけませんでした。大変だと感じたのはその時だけです。
*これから参加する人へのアドバイス
私個人的には、ワーキングホリデーでただアルバイトをするよりも、有給インターンシップを選ん
で良かったと思っています。半年とはいえ社員採用の様なものなので、教育や会社のシステム
がしっかりしているからです。例えどんな選択をされても、行った場所で「どれだけ前向きに頑張
れるか」と「楽しめるか」が一番大切だと思います。
*インターン修了後
旅をしていました。ハミルトン島→メルボルン→ブリスベン→ハワイ→トロント(自分手配で1ヶ月
語学学校)→NY→マイアミ→日本に一時帰国→マレーシア→タイ→カンボジア→シンガポール→
帰国。インターンで貯めたお金があったからこそできた事です。
ぜひ、皆さんもチャレンジしてみてください! 旅行や留学だけでは味わえない素晴らしい経験
になると思います!
体験談:今後について
*今後のプラン
海外での長期の生活や旅を経て、世界中に大切な友達ができました。そこで知ったのは「世界
は決して平等ではない」という事。今でもなくならない貧困や差別など解決すべき問題の多さに
驚きました。例えば私のベネズエラ人の友達は、母国の治安が悪すぎて1人ではとても出歩く事
ができないと言っていました。「トロントに来て、1人で街へ出歩けることに感動した!」と。カンボ
ジアでは、小さな子供も毎日必死に働いています。そういった国内外の社会問題の解決に少し
でも携われたらと思い、ソーシャルビジネスをしている会社への入社が決まりました。今回の海
外インターンの経験では、自分に自信がついたことも大きな収穫でしたが、いろいろな国の人と
接し、友達になり、自分の視野も広がりました。日本にいるだけでは決してわからなかっただろう
と思うことがたくさんありました。今後も海外には積極的に出て行きたいと考えています。
本当の意味での“ワーキングホリデー”を楽しみながら、大きく成長されたチホさん♪
このプログラムに興味のある方は、アズ留学センターまでお気軽にお問い合わせください!
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