会報誌 とちぎ宅建 119号

119
Vol.
2016.2
新春号
CONTENTS
1 新年のごあいさつ
4 (一財)
栃木県宅建サポートセンター設立について
5 (一社)
全国賃貸不動産管理業協会栃木支部設立について
6 危険ドラッグ等の販売等防止に関する協定書締結
7 宅地建物取引士資格試験実施と結果
9 法定講習会のお知らせ
10 無料相談日一覧
第13回 氏家雛めぐり
開催期間
平成28年2月6日
(土)
~3月6日
(日)
13 紙上研修
17 支部便り
25 研修会実施報告
28 インフォメーション
公益社団法人 栃 木 県 宅 地 建 物 取 引 業 協 会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部
新年のごあいさつ
公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部
会 長
本部長 内 山 俊 一
あけましておめでとうございます。
センターが登記を完了し、いよいよ事業をスタート
会員の皆様には、日頃より業協会・保証協会の運営
致します。出来るだけ早い時期に運営が軌道に乗る
につきまして、多大なるご理解とご協力をいただき
よう役員一同努力してまいります。
感謝し厚くお礼申し上げます。
このサポートセンター事業運営も、やはり会員各
位のご協力が必要となります。
平成27年は、アベノミクス・3本の矢と言った
掛け声のなか、スタートこそ期待を抱かせたものの、 栃木県宅地建物取引業協会は、平成29年には50
後半は尻つぼみであったように感じます。
周年を迎えることになります。
本年も、国は、新アベノミクスとして一億総活躍
これから記念式典も計画をしてまいります。会員
との政策を打ち出しましたが、はたしていかがなも
各位のご協力が必要となります。
のか即効性があるようにはあまり思えません。
会員各位のますますの活躍を期待致しております。
ご承知の通り昨年4月より宅地建物取引主任者の
協会としても会員サービスに力をいれ応援してまい
名称が宅地建物取引士と変わりました。業務の内容
りたいと考えております。
こそ変わることはありませんが、消費者の見る目は
最後に、会員の皆様の業務の益々の発展・ご健勝
より高いところを期待しているとの見方があります。
を祈念致しまして新年挨拶とさせていただきます。
私たちもより一層のレベルアップが必要となってい
ます。その一助となるのが「不動産キャリアパーソ
ン」資格制度です。是非とも会員の皆様も受講して
いただくようお願い致します。
この不動産キャリアパーソンは、会員・従業者の
方々にもう一度原点に立ち返り勉強をして頂く制度
です。栃木県内ではすでに400人をこえる方々が受
講しており、受講した方々の反応も「とても役に立
つ」「勉強になった」との評価を得ております。是
非とも協会事務局へお問い合わせください。
さて、皆様のご協力のもと昨年12月1日サポート
1
ハトマークグループ・ビジョンの
具現化に向けて
~みんなを笑顔にするために~
公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会
会 長 伊藤 博
謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。
学生の受け入れが積極的に進められております。本
組織運営ができましたことを感謝申し上げます。
ブックを刊行し、大学等教育機関に広く頒布するな
昨年は、皆様方のご支援とご協力により、円滑な
全宅連及び全宅保証は、公益社団法人として、国
民の皆様の住生活環境向上と安心・安全な不動産取
引の実現のため、種々の公益事業を実施しておりま
す。
全宅連では、平成28年度税制改正において、社会
問題化している「空き家」の有効活用のため、譲渡
時の税制措置の必要性を当初より提言して参りまし
た。これにより、相続時より3年以内の譲渡につい
て3000万円控除が創設されるとともに、新築住宅
の固定資産税の減額措置等各種適用期限の延長も盛
り込まれました。今後も、国民生活の基本的要素で
ある住宅の取得に影響を及ぼすことがないよう適切
な提言活動を行って参ります。
また、不動産に関する調査研究においても、「地
域守り」、「資産守り」としての視点から引き続き
「空き家」対策や地域活性化の活動事例等に係る調
査研究を行うとともに、民法改正を見据えた関連法
令への影響等についても研究と対応を行って参りま
す。
さらに、良質な既存住宅の流通を促進するため、
「インスペクション・瑕疵保険推進プロジェクト」
に取り組み、消費者に対する啓発活動を進めて参り
ます。
宅建業者の資質向上策として「不動産キャリア
パーソン資格」を平成25年度より実施しており、総
受講者数は約2万人にのぼり、今後も消費者への安
心の証しとして人『財』育成事業を積極的に行う所
存です。
なお、現在、国では、外国人観光客、労働者、留
会でも外国人向けの賃貸借の手引きとなるガイド
ど、不動産取引のインバウンド対策を積極的に進め
てまいります。
流通関係では、現在、国が最重要課題の一つに掲
げる「地方創生」の一環として、総務省が行う「全
国移住ナビ」に、ハトマークサイトの物件データの
提供を行っております。今後も適宜リニューアルを
行うと共に、ハトマークサイトの物件情報の提供を
一層充実させることで、既存住宅市場の活性化を
行って参ります。
全宅保証では、苦情解決相談業務、弁済業務を通
じて消費者保護に努め、迅速な処理を行い、紛争の
未然防止を図るべく、研修会等を実施するとともに、
無料相談所のラジオPRを通して引き続き安心安全
な取引をサポートする体制を推進してまいります。
さて、ハトマークグループが掲げるビジョン
(「みんなを笑顔にするために、地域に寄り添い、
生活サポートのパートナーになることを目指しま
す」)は、昨年新たに6協会が協会版ビジョンを策
定するなど、全国に着実に浸透しつつあります。平
成29年(2017年)度には全宅連創立50周年、全宅
保証創立45周年を迎えることから、「全宅連2020
年ビジョン・アクションプラン」の策定に取組むと
共に、両団体をはじめ、宅建協会、全宅管理、ハト
マーク支援機構との協力の元、事業の具現化に努め
て参ります。
最後に、皆様の方のますますのご繁栄とご健勝を
お祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせていただき
ます。
2
新年のごあいさつ
栃木県知事
福田富一
公益社団法人栃木県宅地建物取引業協会の皆様、
チャレンジして参ります。
私は、就任以来、県民中心、市町村重視の県政を進
続く、平成28年度から5年間の県政の基本指針とな
あけましておめでとうございます。
めて参りました。引き続き、現場主義を徹底し、前
例にとらわれることなく、新たな視点や柔軟な発想
を持って、県政の推進に努めて参ります。
昨年は、数十年に一度という記録的な豪雨となっ
た平成27年9月関東・東北豪雨により、尊い人命が
失われたほか、住宅をはじめ、河川・道路等の公共
施設、農作物等に多大な被害が発生しました。栃木
県宅地建物取引業協会におかれましては、被災され
た方々に対し、一昨年7月に設立された「栃木県住
生活支援協議会」の構成団体として、いち早く民間
賃貸住宅の情報提供をいただくなど、御協力を賜
り、感謝申し上げる次第であります。県といたしま
しても、引き続き一日も早い被災地の復旧に全力で
取り組むとともに、今回の災害の教訓を今後の防
災・減災対策に生かし、災害に強いとちぎづくりを
進めて参ります。
さて、現在、我が国は急速な少子高齢化の進行と
人口減少という、かつて経験したことのない大きな
課題に直面しており、国と地方が一体となって、人
口減少に歯止めをかけ、将来にわたり地域の活力を
維持していくため、中長期的な視点に立ちながら実
効性のある取組を進めていくことが急務となってい
ます。
このため、県では、まち・ひと・しごと創生に向
いちご
け、昨年10月に「とちぎ創生15戦略」を策定いた
しました。「とちぎに安定したしごとをつくる」、
「とちぎで結婚、妊娠・出産、子育ての希望をかな
える」など4つの基本目標を設定し、目標達成に向
けた15の戦略により、とちぎの未来創生に果敢に
3
また、栃木県重点戦略「新とちぎ元気プラン」に
る「とちぎ元気発信プラン(仮称)」の策定を進め
ております。プランに掲げる本県の目指す将来像
「人も地域も真に輝く 魅力あふれる元気な“とち
ぎ”」の実現に向け、「次代を拓く人づくり戦略」
など5つの重点戦略により、女性の活躍推進や産業
の振興など、とちぎを元気にする取組を積極的に推
進していくこととしております。
さらに、プランでは、とちぎブランドの確立に向
け、「ベリー グッド ローカル とちぎ」を
キャッチフレーズとして新たに掲げ、本県の魅力・
実力に更なる磨きをかけ、オール栃木体制で国内外
にとちぎの元気を発信して参りたいと考えておりま
す。
本年は、新たなプラン等をスタートさせる重要な
年であります。私は、県民の皆様とともに、誰もが
未来に希望を抱き、ふるさとに誇りを持てるとちぎ
づくりに全力を傾注する決意でありますので、より
一層の御理解と御支援をお願いいたします。
栃木県宅地建物取引業協会におかれましても、各
種の講習会等による会員各位の更なる資質向上を通
じまして、宅地建物取引業の適正な運営と取引の公
正の確保に一層の御尽力を賜り、とちぎの未来創生
に向けて、お力添えをいただきますようお願い申し
上げます。
年の始めに当たり、私の所信を申し上げますとと
もに、本年が皆様にとって素晴らしい年となります
ことをお祈り申し上げまして、新年のごあいさつと
いたします。
一般財団法人
栃木県宅建サポートセンター設立について
一般財団法人 栃木県宅建サポートセンター
理事長 内 山 俊 一
皆様のご理解とご協力によりまして、平成27年12月1日に一般財団法人栃木県宅建サ
ポートセンターを設立いたしました。当法人は宅建協会会員を支援する団体です。今後、
会員の業務支援、専門研修等を実施して、会員サポートに特化した事業を展開して参りま
す。何卒ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、当法人の設立にあたっては、多くの会員の方から過分なご寄附を賜りました。改
めて厚く御礼申し上げます。
〈組織の概要〉
■ 名 称 一般財団法人 栃木県宅建サポートセンター
■ 設 立 平成27年12月1日
■ 所 在 地 宇都宮市西一の沢町6番27号 栃木県不動産会館内
■ 理 事 長 内 山 俊 一 (宅建協会 会 長 )
■ 評 議 員 青 木 亨 (宅建協会 常務理事)
青 木 勇 夫 ( 〃 )
菊 地 清 次 ( 〃 )
■ 理 事 五 十 嵐 薫 (宅建協会 副会長 )
染 谷 芳 宏 ( 〃 )
青 木 健 治 ( 〃 )
岡 安 規 男 (宅建協会 常務理事)
■ 監 事 坂 本 裕 則 ( 〃 )
〈設立時の事業予定〉
1.保険業の斡旋事業(㈱宅建ファミリー共済、富士火災)
2.物件サイト登録サポート
(今後、新たな事業の運営、協力団体を募集していきます)
一般財団法人 栃木県宅建サポートセンター
〒320-0046 栃木県宇都宮市西一の沢町6-27 栃木県不動産会館内
専用TEL 028-634-6100 専用FAX 028-634-6161
4
一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会栃木支部設立
平成27年12月1日より一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)栃木支部を設立いた
しました。
栃木支部は全宅管理会員の業務支援及び宅地建物取引業協会会員への本会の事業周知・入会促進
を目的とし設立いたしました。
会員の方々限定で各種のサポート事業を行っています。
賃貸管理業サポート事業
業務支援ツール等の提供
情報提供事業
●300種類以上の書式を無料提供
●会員向け電話法律相談
(毎週1回)
●提携サービス等会員価格で提供
・不動産市場動向
・インデックス情報提供サービス
・入居者信用照会システム
・家賃債務保証システム
・夜間休日サポートシステム
・家賃集金代行システム
・宅建ファミリー共済
●管理業務に役立つ出版物やソフ
トウェア等を会員価格で提供
・入居のしおり
・月次管理報告書ソフト
・収益物件購入提案書作成ソフト
・新築賃貸住宅収支計算ソフト
・間取り図面作成ソフト
・流通図面作成ソフト
・排水トラップ封水材
・吸水性土のう
研修事業
賃貸住宅管理業者登録制度支援
賃貸管理業賠償責任保険
会員を対象として、法令の新
設・改正、最新判例の動向、トラ
ブル対応Q&A、実務対象法等を
テーマとした賃貸管理実務に役立
つ各種研修会を定期的に開催して
います。
「賃貸住宅管理業者登録制度」の
普及啓発及び登録の支援を行って
います。
本会会員を対象にした損害賠償
責任保険です。(掛け金は、年会
費に含まれています)。賃貸不動
産管理業者の過失によって生じた
損害賠償責任をカバーするもので
す。
●会報誌の定期発行
●メールマガジンの配信
●FAXマガジンの配信
●ホームページ上での情報発信
【入会金・年会費】入会金20,000円 年会費24,000円(月額2,000円×12ヵ月分)
一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会 TEL03-3865-7031 FAX03-5821-7330
一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会栃木支部 TEL028-634-5611
5
栃木県と危険ドラッグ等の販売等防止に関する協定書締結
平成27年9月18日、栃木県庁知事室において、
危険ドラッグ等の販売防止に関する協定を福田
富一栃木県知事と当協会内山俊一会長と締結い
たしました。
当日は、全日本不動産協会栃木県本部も協定
を締結いたしました。
県は両団体に対して、賃貸借契約書の禁止事
項に「危険ドラッグ等の販売、製造、保管、使
用する場所の提供(以下「危険ドラッグの販売
等」という。)」を加えるよう協力要請があり
ました。
また危険ドラッグ等に関する情報について相
談があった場合には情報提供を実施するとのこ
とです。
宅建協会内山俊一会長 福田富一栃木県知事
栃木県薬物の濫用の防止に関する条例の概要
施行期日 公布日(平成27年6月30日)施行
(禁止行為や罰則等は平成27年10月1日施行)
薬物の定義
①大麻 ②覚せい剤及び覚せい剤原料 ③麻
薬、麻薬原料植物及び向精神薬 ④けし、あ
へん及びけしがら
⑤トルエン、酢酸エチル、シンナー ⑥医薬
品医療機器等第2条第15項に規定する指定薬物
⑦①~⑥に掲げるものの他、中枢神経に作用
し保険衛生上の危害発生のおそれがあるもの
宅建協会内山俊一会長 福田富一栃木県知事
薬物濫用防止のための規制(危険ドラッグ対策)
○知事指定薬物の指定
対象物
○緊急時の勧告
禁止行為
【知事指定薬物】
製造、栽培
薬物の定義⑦のうち、
濫用されるおそれのある
物として知事が指定した 販売、授与
もの。
広告
薬物指定審査会が
調査審議
所持、購入
譲受、使用
罰則等
①直接罰
(または)
薬物指定審査会が調査審議
知事指定薬物として指定する前の製造等の行
為を中止するなど、必要な措置を勧告すること
ができる。
②警告
↓
中止命令
↓
罰則
使用場所の
警告のみ
提供
※‌報告書の徴集、立入検査、検査のための製品の収去を行うこ
とができる。
○広域規制製品の所持の届出等
対象物
対 策
【広域規制製品】
販売等停止命令の対象
物品のうち、広域的に
流通等を規制されたも 所持の届出
の。(法第76条の6の
2第1項による禁止物
品)
対 応
届出
↓
使用自粛要請及
び助言・指導
6
宅建試験情報
平成27年度宅地建物取引士資格試験
実施と試験結果
昨年10月18日(日)平成27年度「宅地建物取引
士資格試験」が全国一斉に実施されました。
本年度は宅地建物取引士になり、第1回目の資
格試験となり、栃木県においては宇都宮大学峰
キャンパスと工学部の2会場で実施致しました。
1.実施結果
都道府県
申込者
受験者
合格者
合格率
都道府県
申込者
受験者
合格者
合格率
北 海 道
6,585
5,345
731
13.7%
滋 賀 県
2,138
1,713
229
13.4%
青 森 県
1,008
800
122
15.3%
京 都 府
4,729
3,697
571
15.4%
岩 手 県
1,452
1,159
156
13.5%
大 阪 府
19,581
15,806
2,476
15.7%
宮 城 県
4,759
3,795
523
13.8%
兵 庫 県
9,943
8,081
1,336
16.5%
秋 田 県
795
667
74
11.1%
奈 良 県
2,318
1,867
258
13.8%
山 形 県
1,007
831
115
13.8%
和歌山県
999
807
130
16.1%
福 島 県
2,566
2,082
233
11.2%
鳥 取 県
455
364
64
17.6%
茨 城 県
3,662
2,981
412
13.8%
島 根 県
659
546
91
16.7%
栃 木 県
2,562
2,060
278
13.5%
岡 山 県
2,705
2,205
316
14.3%
群 馬 県
2,596
2,087
289
13.8%
広 島 県
4,570
3,610
529
14.7%
新 潟 県
2,538
2,047
333
16.3%
山 口 県
1,628
1,295
195
15.1%
山 梨 県
1,028
828
101
12.2%
徳 島 県
854
679
88
13.0%
長 野 県
2,400
1,958
250
12.8%
香 川 県
1,460
1,137
199
17.5%
埼 玉 県
17,178
13,728
2,151
15.7%
愛 媛 県
1,696
1,374
216
15.7%
千 葉 県
13,885
11,109
1,709
15.4%
高 知 県
621
497
73
14.7%
東 京 都
49,617
38,939
6,640
17.1%
福 岡 県
11,511
9,316
1,323
14.2%
神奈川県
22,664
18,069
2,828
15.7%
佐 賀 県
949
772
110
14.2%
富 山 県
1,103
904
143
15.8%
長 崎 県
1,469
1,199
151
12.6%
石 川 県
1,530
1,232
191
15.5%
熊 本 県
2,593
2,083
272
13.1%
福 井 県
692
572
101
17.7%
大 分 県
1,493
1,163
191
16.4%
岐 阜 県
2,525
2,078
288
13.9%
宮 崎 県
1,348
1,115
140
12.6%
静 岡 県
5,652
4,583
617
13.5%
鹿児島県
2,369
1,916
248
12.9%
愛 知 県
13,518
11,082
1,897
17.1%
沖 縄 県
3,644
2,983
356
11.9%
三 重 県
2,145
1,765
284
16.1% 【 合 計 】 243,199 194,926
30,028
15.4%
7
宅建試験情報
2. 栃木県実施概要
⑴ 申込者数
2,562人(前年度4.1%増)
⑵ 受験者数
2,060人
⑶ 合否判定基準
50問中31問以上正解した者を合格者
(登録講習修了者は45問中26問以上正解した者)
⑷ 合格者数
278人
3. 全国合格者内訳
⑴ 全国合格率
15.4% 〔 男性 14.9%、女性 16.7% 〕
⑵ 男女別構成比
男性68.2%〔20,471人〕、女性31.8%〔9,557人〕
⑶ 平均年齢
35.0歳 〔 男性 35.5歳、女性 33.9歳 〕
⑷ 最高齢合格者
83歳 男性(神奈川)
⑸ 最年少合格者
13歳 男性(神奈川)(18歳未満の者 12人)
⑹ 職業別構成比
不動産業33.2% 金融関係 8.8% 建設関係10.7%
他業種 23.6% 学生 その他 9.6%
9.8% 主婦 4.2%
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8
平成28年度
宅地建物取引士
平成28年度における宅建協会主催宅地建
物取引士の法定講習会を左記のとおり実施
致します。
①受講するには事前申込が必要です。
‌ 受講対象者には、宅建協会から直接本
人宛に受講日時を通知するとともに、受
講申請書等をご送付致します。
‌ 申込が完了された方には受講票を送付
法定講習会日程
します。
平成28年2月26日
(金) ②‌住所・氏名及び勤務先等に変更があった
5月12日
(木) 場合は届出が必要です。
7月11日
(月) ‌ 至急変更届を栃木県県土整備部住宅課
へ提出して下さい。この手続きがされて
9月 8 日
(木) いませんと法定講習会の通知が届かず、
11月14日
(月) 取引士証の有効期限が切れてしまう場合
平成29年1月20日
(金) がありますのでご注意下さい。
3月 3 日
(金) ③講習会当日は時間厳守をお願いします。
遅刻、早退、途中退席は認められません。
予定 ※‌新規(有効期間満了者)で受講を希望さ
れる方は協会事務局へお問い合わせくだ
会 場
さい。
法定講習会
のお知らせ
栃木県青年会館
コンセーレ 【受講案内請求・お問合せ】
※開始時間に遅れた方は受講できません。
宅建協会事務局 TEL028−634−5611
法定講習会は栃木県宅建協会で受講しましょう!!
平素は当協会の運営にご協力頂き誠にありがとうございます。
栃木県は平成28年度より法定講習会の指定実施団体として、当協会の他に県内の他団体
も追加しました。
その為、栃木県宅建協会会員の方にも、取引士の有効期限によっては、当協会及び他団体
から、相前後して更新案内が届く場合が想定されます。従って、
「栃木宅建の会員なのに、他
団体から案内が届いた」と驚かず、有効期限が近づいた取引士の方には、必ず当協会から郵
送でご案内を郵送しておりますので、会員の皆様方におかれましては、是非とも栃木県宅建
協会主催の法定講習会を受講して頂くようお願い申し上げます。
9
無 料 相 談
県央支部
住所:宇都宮市西一の沢町6-27
月
日 付
2
10(水)
3
3(水)
23(火)
3(木)
11(金)
23(水)
場 所
電話:028-634-5788
時 間
栃木県不動産会館内(宇都宮市)
13:30~15:00
〃
13:30~16:00
〃
13:30~15:00
栃木県不動産会館内(宇都宮市)
13:30~15:00
〃
13:30~16:00
〃
13:30~15:00
県北支部
住所:那須塩原市上厚崎462-5
月
日 付
2
16(火)
3
場 所
電話:0278-62-6677
時 間
2(火)
栃木県不動産会館内(那須塩原市)
13:30~15:30
23(火)
栃木県不動産会館内(那須塩原市)
13:30~15:30
さくら市 氏家公民館2階第6研修室
13:30~15:30
3(木)
栃木県不動産会館内(那須塩原市)
13:30~15:30
23(水)
栃木県不動産会館内(那須塩原市)
13:30~15:30
14(月)
那須烏山市 烏山庁舎1階市民室
13:30~15:30
県南支部
住所: 栃木市大宮町2617-15
月
2
日 付
2(火)
12(金)
12(金)
17(水)
23(火)
1(火)
3
11(金)
11(金)
16(水)
23(水)
場 所
電話:0282-27-9088
時 間
小山市役所 地下1階相談室
9:00~12:00
佐野市総合福祉センター
13:30~16:00
栃木市役所 2階市民相談室
足利市役所 市民相談室
栃木県不動産会館内(栃木市)
10:00~12:00
13:00~16:00
13:30~16:30
小山市役所 地下1階相談室
9:00~12:00
佐野市総合福祉センター
13:30~16:00
栃木市役所 2階市民相談室
足利市役所 市民相談室
栃木県不動産会館内(栃木市)
10:00~12:00
13:00~16:00
13:30~16:30
≪受付方法≫
●‌事前に電話予約の上、ご来所ください。尚、文書及び電子メール
等での相談は受け付けておりません。最寄の宅建協会支部までご連絡ください。
10
平成28年1月4日運用開始
東日本・中部レインズに「ステータス管理」機能を導入します
国土交通省からの要請に基づき、中古住宅市場の活性化並びに消費者利益の保護増進に向けて、以
下の3機能を導入いたします。(平成28年1月4日運用開始)
1.物件情報項目に【取引状況】を追加します
‌ 売り物件の「専任」または「専属専任」媒介契約物件に対して、物件情報項目【取引状況】を追
加します。
・【取引状況】は入力必須項目です
・【取引状況】は検索結果一覧に表示されます
【取引状況】とは…?
レインズ登録物件の取引物件情報の状態を表す項目で、以下の3種類から選択して設定できます。
⑴公開中……………………………… 客付業者から案内等が受けられる状態のときに設定
⑵書面による購入申込みあり……… ‌客付業者等から書面による購入申込みを受けた状態のときに
設定
⑶売主都合で一時紹介停止中……… ‌売主の事情により一時的に物件を紹介できないときに設定
⑴「公開中」について
①「公開中」に設定された場合は、原則として客付業者への紹介を拒否できません。
②‌売主の条件を明示した紹介拒否は可とし、「取引状況の補足」欄に条件を具体的に明記して
下さい。
<売主条件の事例>
案内受入日時 ……… 売主の都合で土、日を除く案内は不可
⑵「書面による購入申込みあり」について
①‌文書による申込みを必須条件とし、文書は定型化しないが購入意思、署名、日付が記載され
た文書とし、電子メールやインターネット等による申込みも可とします。
②‌「書面による購入申込みあり」に設定された場合は、原則として紹介を拒否できますが、売主
の了解を得て行う他の照会受付や二番手以降の購入申込みの受領を妨げるものではありませ
ん。
⑶「売主都合で一時紹介停止中」について
①‌「売主都合で一時紹介停止中」は、売主の意向もしくは売主の了解を得た上で表示できるも
のとし、「取引状況の補足」欄への明記も売主の意向および了解を得ることを必要とします。
②‌「取引状況の補足」欄への記載は売主の承諾を得て、その期間・理由を記載することが必要
です。
⑷「取引状況の補足」欄について
11
‌【取引状況】の変更日や、「(3)売主都合」の詳細な内容等、客付業者に伝えるべき情報につ
いては、【取引状況の補足】に入力してください。(全角200文字まで入力可)
⑸協会サイトをご利用の場合について
‌「ハトマークサイト」や「ゼネット」等の協会サイトを経由してレインズに物件を登録する場合でも
、【取引状況】は必ず入力する必要があります。平成28年1月より、協会サイトにおいても【取引
状況】、【取引状況の補足】項目が追加されます。
⑹‌本機能の導入に伴い、関連規程やレインズ利用ガイドラインを一部改定いたします。詳細につきま
しては、IP型トップページ等でお知らせいたします。
2.登録された物件情報と【取引状況】を売主が直接確認できるようになります
‌ 売り物件の「専任」または「専属専任」媒介契約物件の場合、売主(依頼者)が、自己の売却依頼物
件がどのようにレインズに登録されているのかをインターネット上で直接確認できるようにな
ります。
⑴‌平成28年1月4日以降に東日本・中部レインズから発行される各種証明書(登録・変更・再
登録)に、物件毎に付与されたIDとパスワードが表示されます。(※1)
⑵‌元付業者から証明書を受け取った売主は、機構ホームページにアクセスしてIDとパスワード
を利用して、確認画面にログインし、物件の登録内容(※2)を確認することができます。
※1 平成27年12月31日までに登録された物件のIDとパスワードは、平成28年1月4日
以降に「変更」または「再登録」したときに付与されます。
‌また、自社の登録物件のIDとパスワードは、自社物件一覧から画面上で確認することがで
きます。
※2‌ 確認画面上で売主に提供される情報は、登録物件の文字情報(主要項目)、登録図面
(PDF)、および【取引状況】の設定内容です。
⑶売主への説明資料について
‌ 売主に対して、レインズへの取引状況に関する登録内容の確認手順について、十分な説明
を行ってください。
‌ 説明の際、取引状況の変更は、原則として売主に確認のうえ、事象発生の翌日から2日以
内(休業日を除く)に行うことも含め、説明することが重要です。
‌ 宅地建物取引業法において、専任媒介契約を締結した場合は、定められた期間内に指定流
通機構へ物件を登録するとともに、登録証明書を遅滞なく依頼者に引き渡さなければならな
いと定められています。
(宅地建物取引業法 第三十四条の二)
6 ‌前項の規定による登録をした宅地建物取引業者は、第五十条の六に規定する登録を証する
書面を遅滞なく依頼者に引き渡さなければならない。
3.住宅性能・品質等に関する情報項目の追加をします
‌ 中古住宅市場の活性化に向けて、消費者に対する情報提供の充実を図るとともに、性能や維
持管理状態の良い中古住宅の差別化を図るために、住宅の性能・品質に関する情報をレインズ
上の任意登録項目として、チェックボックス形式で登録ができるようになります。
12
紙上研修
─ 老朽化した設備 ─
一般財団法人 不動産適正取引推進機構
RETIO99 号より
老巧化した空調設備が、売買において予定されていた品質
・性能を欠いていたということはできないとされた事例
(東京高判 平26・5・23 ウエストロー・ジャパン)
各階を区分所有建物とする建物の一部の階
想定していたため、売買に先立ち行われた本
の買主が、専有部分の空調設備は老巧化し、
件各建物の内見の際、既存の空調設備に加え、
修繕不能であったために損害を被ったとし
個別の空調機の室外機のベランダ設置が可能
て、売主に対しては瑕疵担保責任に基づき、
かどうかについて同行者に尋ねるなどした
売却仲介をした業者に対しては不法行為責任
が、屋上を見分することはなかった。
に基づき、損害賠償金の支払を求めた事案に
同年9月6日、3階部分が空室であったに
おいて、設備の老朽化は、売買において予定
もかかわらず電力を消費していたため、電力
されていた品質・性能を欠いていたというこ
会社が漏電調査を実施したところ、漏電はな
とはできず、また、仲介業者が調査、説明す
いものの空調設備の室外機の待機電力による
べき義務を負っていたとはいえないとして、
ものであることが判明した。
買主の請求を棄却した事例(東京地裁平26年5
平成25年2月13日、Xは、次のように主張
月23日判決 棄却 控訴 棄却 ウエストロー・
して、Y1及びY2に対して2450万円の損害
ジャパン)
の賠償を求めて提訴した。
1 事案の概要
平成24年5月15日、X(原告)は、Y1(被
告)から、各階を専有部分とする区分所有建
物(昭和57年6月築、鉄筋鉄骨コンクリート
造、地下1階付地上10階建)の2階(213.55
㎡)及び3階(208.94㎡)の2つのフロアー
(以下「本件各建物」という。)を瑕疵担保の
責任を負わない旨を条件に9000万円で購入
し、6月15日に引渡を受けた。なお、本件各建
物の空調は、それぞれ建物屋上に設置された
水冷式空調設備(以下「空調設備」という。)
により行われていた。
本件売買において、宅地建物取引業者Y2
(被告)は、Y1との媒介契約に基づいて仲
介業務を行った。
Xは、本件各建物を強い冷房能力が必要な
P Cカフエとしてテナントに賃貸することを 13
①‌空調設備は、業務用エアコンの一般的な耐
用年数である15年の2倍近い年数を経ている
上、製造者は既に廃業しており、主要部品
は製造されていないため、故障した場合は
修理不能であり、これを新規の施設に交換
するには総額1850万円の費用を要する。
②‌現在、空調設備は一応作動するものの、異
常に電力を消費し、冷房効率も芳しくない。
③‌Xは、重要事項説明において、空調設備に
ついては何らの説明も受けておらず、内見
の際にも、屋上に案内されることもなく、
空調設備が上記のようなものであることを
知らなかった。
④‌以上によれば、本件各建物には民法570条に
いう隠れた瑕疵があるというべきで、Y1
は、本件各建物を長年にわたり使用してい
たので、空調設備の瑕疵について悪意であ
ることは明らかであるから、瑕疵担保責任
最近の判例から
免除特約に基づく免責は認められない。
⑤‌Y2は、Xに対し、重要事項説明において
空調設備の瑕疵について説明すべき義務を
し、本件各建物の空調設備について一定の
品質・性能を保証したような事情を認める
に足りない。
負っていたにもかかわらず、故意又は過失
⑷‌以上によれば、本件各建物が売買において
によりその説明を怠った。したがって、Y
予定されていた品質・性能を欠いていたと
2は、不法行為に基づき、Xの被った損害
いうことはできず、民法570条にいう瑕疵が
を賠償する責任を負う。
あるということはできない。
⑥‌Xは、空調設備取替え費用1850万円、3階
⑸‌宅地建物取引業者は、通常の注意をもって
の賃借申込み撤回による逸失利益600万円
取引物件の現状を目視により観察しその範
(月額100万円の半年分)の合計2450万円
囲で買主に説明すれば足り、これを超えた
の損害を被った。
取引物件の品質、性状等についてまで調
なお、本件訴訟提起後の同年3月1日、X
査、説明すべき義務を当然には負わないと
は、Xの依頼に基づき売買の仲介を行った宅
いうべきであるところ、空調設備について
地建物取引業者A(訴外)との間で、Aには、
経年劣化に伴う問題点があることは、Xに
空調設備の隠れた瑕疵についての調査、報告
おいて容易に想定し得たというべきである
義務を怠るなどの不適切な対応があったとし
から、Y2が調査、説明すべき義務を負っ
た和解書を取り交わし、和解金として100万円
ていたとはいえない。
の支払を受けた。また、Xは、同年8月20日の
時点において、空調システムの管理会社によ
3 まとめ
る報告を受け、3階の空調の強制運転を断念
本判決は、中古建物の設備機器について、
した。
2 判決の要旨
経年劣化により新品時の効率は期待できない
こと、また、近い将来正常に作動しなくなっ
たときには交換を余儀なくされることは容易
裁判所は次のように判示して、Xの請求を
に想定されるとして、そのことが瑕疵である
棄却した。
とはいえないと判示した中古建物の売買時の
⑴‌空調設備は、業務用エアコンの法定耐用年
瑕疵に関する考え方の参考となる重要な判例
数である15年を大幅に超える約30年を経過
である。
し、運転状況に特段の問題はないものの、
不動産業者には、中古建物の売買・媒介の
老朽化が進んでおり、経年劣化により消費
際、紛争の未然防止のため、買主に対し、付
電力が増加し、また、新品時のような冷暖
属設備も経年劣化していること並びに交換部
房効率は発揮できない上、近い将来正常に
品が調達できなくなることがあることを告げ
作動しなくなり、修理が必要となった場合
ておくことが求められる。
には、空調設備の交換を余儀なくされるお
(RETIO99-81)
それがあるといえる。
⑵‌本件各建物のように、新築から長期間が経
過したテナントビルの売買においては、こ
れに付帯する空調設備も相応の経年劣化が
あり、上記のような問題点が存すること
は、容易に想定し得るものである。
⑶‌建物内見時の事実からは、Y1が、Xに対
14
紙上研修
─ 司法書士の本人確認義務 ─
一般財団法人 不動産適正取引推進機構
RETIO99 号より
司法書士が登記義務者の本人確認義務を怠り成りすまし
を看過したことにつき過失相殺の上で債務不履行による
損害賠償義務を認めた事例
(東京高判 平26・11・17 判例時報2247-39)
所有権移転登記手続きを委任された司法書
の翌日である平成25年4月8日から支払済みま
士が、当該売主が真の所有者でないことを見
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
抜けず、買主に注意喚起する義務を怠ったこ
支払を求めた事案である。
とで損害を被ったとして、買主が司法書士に
対し損害賠償を請求した事案において、書類
2 判決の要旨
に関し明白な疑義があり、その一部は司法書
裁判所は、次のとおり判示し、Xの請求を
士会等から注意喚起されていたことを踏ま
え、司法書士の委任契約上の債務不履行責任
を認めた一方で、本来相手方の本人確認を行
うのは買主の責務であるにもかかわらず買主
はこれを怠っていたとして、認定された損害
額の7割を過失相殺した上で買主の請求を認
容した事例(東京地裁 平成26年11月17日判
決一部認容 判例時報2247号39頁)
1 事案の概要
一部認容した。
⑴過失による債務不履行
‌ YはXから運転免許証や印鑑登録証明書
等の登記申請書類の真否確認を含む登記義
務者の本人確認を委任された。
‌ 本件運転免許証にはインクのにじみのよ
うなものが、本件印鑑登録証明書にも印字
のずれや消去した文字の残像のようなもの
があったこと、平成21年に東京法務局及び
東京司法書士会がした注意喚起では、偽造
本件は、買主X(原告)において、同人が
された印鑑登録証明書には氏名や住所等の
土地建物の所有権を有するとする売主から買
上書きした部分に消去した文字の残像が一
い受けるにあたり、その登記申請を司法書士
部残っているなどと紹介されていることか
であるY(被告)に委任し、売主が真正な所
らすれば、Yとしては、前記不審な痕跡自
有者で前記登記が問題なくなされるものと信
体や前記注意喚起で得た不正登記事案につ
じて売買代金等を支払ったが、実際には売主
いての司法書士としての知識に照らし、本
Aは所有者の名をかたった無権利者であっ
件運転免許証及び本件印鑑登録証明書の痕
て、提出された印鑑登録証明書や提示された
跡が不審であるとして自称Aに確認を求
運転免許証が偽造されたものであることをY
め、これらが真正なものであるか否か、ひ
が見過ごすなどしたために損害を被ったと主
いてはこれらを所持する自称AがA本人で
張して、委任契約の債務不履行に基づき、前
あるか否かを証明できる客観的資料の提出
記代金相当額やYらに対する報酬などの合計
をさらに求めるとともに、Xに対しても不
4307万8000円及びこれに対する訴状送達日
審な点があることを伝えて注意喚起をする
15
最近の判例から
べき義務があったというべきである。しか
が受理された時点で自称Aに支払ってお
るところ、Yは、本件印鑑登録証等に現れ
り、このようにXが登記申請と代金決済を
た不審な痕跡を看過し運転免許証の顔写真
急いだことも本件損害の発生に大きな影響
との風貌の一致や生年月日等を確認したの
を及ぼしているといえる。よって、X自身
みで本人性の確認を終えたというのである
の過失も大きいと言わざるを得ないのであ
から、Yには、運転免許証や印鑑登録証明
り、その過失割合は7割と認めるのが相当
書等の登記申請書類の真否の確認を含む本
である。
人の確認を怠った過失があると認められ
る。
‌ 以上によれば、YはXに対し、本件売買
契約の代金3500万円及び委任契約の報酬
⑵過失相殺について
78000円の合計3507万8000円のうち3割
‌ 本件では、XはYに対して売主の本人性
に相当する1052万3400円の限度で損害賠
の確認も委任しているものの、売主が誰であ
り、売主とされる者が真に権利を所有する
償金の支払義務を負うこととなる。
者であるかの確認は本来的には売買によっ
3 まとめ
て権利を取得することとなる買主の責任に
本判決は、司法書士が本人確認の際、運転
おいて事前に十分な調査を尽くした上で行
うべきものであるというべきである。
‌ しかるところ、Xは平成24年12月上旬に
本件不動産を紹介されてから本件登記申請
の前日に至るまで売主とされたAと面会し
たことはなく、自ら依頼してAの本人性や
本件不動産の権利性を裏付ける資料を事前
に徴求するということもなかったというの
であり、Xが十分な調査を尽くしていたと
は認め難い。
‌ また、本件登記申請前日も前記のような
本件売買契約に至る経緯についてX関係者
がYに告げていた経過はうかがわれないこ
と、Yを通じて示されたA名義の運転免許
証等を見てもX関係者は自称Aと売主との
同一性について特に異論を述べていないこ
と、Xにおいて翌日には登記申請をすると
してYに登記申請の準備を急がせたことな
どからすると、こうしたX関係者の対応が
Yが本件売買契約に至る経緯に照らしてよ
り慎重に印鑑登録証明書等を確認するとい
う契機と時間的な余裕を減少させたことは
免許証や印鑑登録証明書に印字のずれや消去
した文字の残像のようなものがあったという
不審な痕跡は、平成21年に東京法務局及び東
京司法書士会の注意喚起で得られた不正登記
事案に該当することを前提に、司法書士には
本人確認を怠った過失があると認められた事
例である。本人であるかどうかの基本的確認
は買主の責務だとし、これを十分果たすこと
なく司法書士に丸投げした買主の過失相殺を
7割とした判断は、注目される。
これ以外にも、登記における司法書士の責
任範囲について明示した判例(横浜地裁
H25.12.25判決 RETIO94-104)として、契
約意思の確認や登記のため準備された書類の
真偽確認は本来的には買主が行うべきものと
し、司法書士が絶対的に確認義務を負うとは
いえないとした事例がある。また、類似判例
として、東京地裁H25.5.30判決ウェスト
ロー・ジャパン、東京高裁H25.7.11判決ウェ
ストロー・ジャパンも併せて参考にされたい。
(RETIO99-89)
否定し難いところである。
‌ さらに、Xは売買代金の支払を登記が完
了したときまで待つのではなく、登記申請
16
支部便り
県央支部
広報流通委員会 事業活動
市民・消費者の皆様へのサービスと公益事業PRを目的に
各地域のイベントへの参加!
★『日光市ボランティア・市民活動フェスタ2015』
平成27年9月5日(土) 日光市今市文化会館・中央公民館………… 120人
★『もったいないフェア宇都宮2015』
平成27年9月27日(日) 宇都宮市城址公園…………………………… 270人
★『第33回真岡市産業祭』
平成27年11月23日(祝日・月) 真岡市民広場… …………………… 190人
各地の消費者の方々と直接触れ合うことで、地道な活動ではあり
ますが協会の会員様への信頼性を高め、気軽にご相談いただけるよ
うに心掛けて、行事に参加させて頂いております。
17
支部便り
厚生委員会 事業活動
■ 会員親睦日帰り旅行
県央支部として今年で8回目となった日帰り旅行は総勢83名の参加を頂き、去る7月15
日、バス2台に便乗して東京方面へ行きました。梅雨明け後とあって夏の炎天下の旅行とな
りましたが、皆さん体調を崩すことなく元気に楽しい一日を過ごされたかと思います。今
年も日光方面と真岡方面から早朝に出発し宇都宮経由で東北自動車に入り、映画で有名な
『寅さん』の舞台になった柴又へ行き、各自それぞれ柴又商店街から柴又帝釈天へそぞろ
歩きで楽しんでいました。その後バスの中にて『アナゴめし』のお弁当をとりながら『N
HK放送センター』へ向かい、スタジオパーク・ショッピング等で時間を過ごし、新宿へ
と向かいました。 国内初の『ロボットレストラン』で都会でしか味わえない、ロボット
やダンサーによる迫力満点のショーに満喫し皆様大喜びでした。時間も夕方になり、一行
は銀座の高級寿司店『雛寿司』において美味しいお寿司を堪能し、各地へと帰途につきま
した。平成28年度も会員皆様に喜んでいただけるような企画を致しますので奮ってご参加
いただければと思います。 (県央支部 厚生委員)
柴又駅前
帝釈天商店街入口
NHKにて
18
支部便り
ロボットレストランにて
■ 紅葉狩り
毎年恒例の紅葉狩りも今
年は69名のご参加を頂きま
した。バス2台にて宇都宮
を出発し北関東自動車道で
『ひたち海浜公園』へ向か
い、園内散歩・花の見学
(コキアとコスモス)と広
大な公園内でくつろいでか
らバーベキュー会場となる
大洗アウトレットに向かいました。海を眺め潮風ただよう中でのバーベキューは味も格別
で、ビール片手にお肉・魚介・焼きそばと用意した食材は『あっと‼』いう間にたいらげ
てしまい、まさに食欲の秋と言わんばかりに参加した会員の皆さんには、大変御好評を頂
き喜んでいただいたと思います。バーベキュー後には、アウトレットでのショッピングを
楽しみ、那珂湊魚市場へ足を運び海の幸を求め沢山の買い物を楽しみました。今年は県外
での『紅葉狩り』ということで、例年と違い旅行の雰囲気を味わうような1日を過ごして頂
いたかと思います。 (県央支部 厚生委員)
ひたちなか海浜公園
19
支部便り
■ 賀詞交歓会開催
例年になく穏やかな新春の中、1月6日(水)宇都宮グランドホテルに於いて、新年賀詞
交歓会が255名の参加を頂き盛大に行われました。
年頭式辞では、五十嵐支部長の挨拶の後ご臨席賜りましたご来賓の皆様方を代表致しま
して、宇都宮市長佐藤栄一様、栃木県議会議長岩崎信様、宇都宮市議会議長熊本和夫様、
栃木県宅建協会会長内山俊一様、皆々様からお祝いのお言葉を賜りました。
懇親会では、鏡開きに続き前田正典常務理事の乾杯に始まり、福引き抽選会(テーブル
編)お笑い芸人みはる(ものまね)舞台、福引き抽選会(個人編)と多彩な催しが続き大
変盛り上がりました。
皆様におかれましても名刺交換等のご交流、仕事に大いに役立てて頂ければ幸いと思い
ます。来年のご参加を心よりお待ちしております。 (総務財政委員会)
20
支部便り
県南支部
■ 研修旅行リポート
11月11日の水曜日、さわやかな秋晴れの一日を総勢74名で研修旅行を行いました。各地域
からバス3台に分乗し、北関道笠間SAで合流して一路、茨城方面に向かいました。
まずは、北茨城市出生で「七つの子」「赤い靴」の童謡や「船頭小唄」「波浮の港」の作詞
で知られる野口雨情の記念館を訪れました。
ここは、全国から収集された雨情の作品や遺品が数多く展示されています。
雨情は全国を回りご当地ソングを作詞しましたが、栃木県では唯一「足利節」を作りまし
た。足利生まれの私もこの事を初めて知り驚きました。大正の足利の街に佇む雨情の姿を想い
浮かべると急に親近感がわいてきました。
“風 風 吹くな シャボン玉 飛ばそ”
童心に帰り心がいやされてバスに乗り五浦海岸の五浦観光ホテルに到着しました。太平洋を
望むレストランであんこうグルメの昼食を堪能しました。
普段はなかなかお目にかかれない魚です。皆様はあんこう鍋に満足されている様子でにぎや
かな食事になりました。
食後はホテルから程近い所にある、日本文化近代化の立役者岡倉天心が建築した太平洋を見
はらす断崖に建つ六角堂まで海を見ながら散歩をしました。
最後は、日立市の日立シビックセンター科学館でプラネタリュウムを鑑賞しました。ここの
スターウォッチングは音声テープによる説明でなく、係員が秋の宵空に光輝く星たちを丁寧に
解説してくれました。次々に現れる☆★は、まさにロマンそのもので宇宙の果てしなさに魅せ
られました。
夕暮れも迫り、道の駅のおさかなセンターで買い物をして帰路につきました。
本年も、会員の皆様が満足される研修旅行を企画したいと思いますので、奮ってのご参加を
心よりお待ちしております。 (厚生委員長 上岡 利幸)
21
支部便り
■ 小山地区交流会
県南支部小山地区(小山市・下野市・野木町)交流会は、平成27年12月7日ヴィラ・デ・マ
リアージュ小山にて開催されました。
当日は2部構成。宅建本部より五十嵐薫副会長を講師に迎え、「栃木県宅建サポートセン
ター」の設立の報告とこれからの展望についての講演を戴きました。
第2部は、県南支部青木・春山・吉川副支部長、村川総務委員長、大嶋相談役また私共の会
員でもある関良平小山市議会議長も、公務多忙な中にもかかわらず同席して戴き、参加総数
41名を数える、実に有意義な交流会となりました。
22
支部便り
県北支部
■ 会員親睦ゴルフコンペ実施
平成27年9月15日(火) 於ベルセルバカントリークラブ 35名参加
■ 会員親睦 上高地ハイキング
台風通過予報の為に、当初9月10日の予定を10月16日に変更したお蔭で、秋晴れの素敵な
一日を、充分満喫しました。
河童橋、明神池等を観光し、上高地をハイキングしました。
参加者20名、写真を見て下さい!! (広報委員会)
23
支部便り
■ 先進地視察バスツアー
10月26日まだ夜が明けきらない中、家を出ました。
総勢51名 2台のバスに分乗して、江の島 鎌倉 横浜への研修旅行の始まりです。
都内の高速道路を順調に抜け、バスは鎌倉へと向かいました。 江の島・鎌倉の旅は修学旅
行以来 50年余り過ぎますが懐かしさと期待で心がはずみました。
バスガイドの説明によると鎌倉は源頼朝が1185年に鎌倉幕府を開き初めての武家政権。
市内は観光によく整備されており、メイン通りは工事中でした。
バスは古戦場の稲村ケ崎を通り、江の島へ。全員で弁天橋を渡り江の島神宮の参拝をして島
を後にしました。
昼食は鎌倉で老舗の懐石料理をいただき、鶴岡八幡宮の駐車場よりは自由行動で、まず鶴岡
八幡宮を参拝してから町の中を散策しました。やはり平日とは思えない賑わいでした。人気は
小町通りです。土産買うのも楽しみで、また地ビールもおいしかったです。
バスは歴史の有る町を後に国際都市横浜に向かい、鎌倉とは対照的な夜の横浜中華街を散策
して最後は中華料理を楽しみました。
大変長い1日の研修でしたが、参加者それぞれ仕事の糧になる事を得られて、帰途についた
ことと思います。 (広報委員会)
24
研修会実施報告
平成27年度不動産取引セミナー報告
栃木県宅建協会では一般消費者の方々を対象に県内3会場において不動産取引セミナーを開催い
たしました。具体例も交えてわかりやすい研修内容となり、ご参加いただいた皆様から大変ご好評
をいただきました。
◆研修内容
「知っておくべき賃貸トラブル解決法!」
〜皆さんの疑問にお答えします〜
講師 章司法書士法人 代表 太田垣 章子 氏
「不動産取引等をめぐる
暴力団情勢と対策について」
講師 栃木県警察本部 刑事部組織犯罪対策第一課
課長補佐 堀 英喜 氏
日 時
場 所
平成27年9月1日(火)
栃木市栃木文化会館
平成27年9月8日(火)
矢板イースタンホテル
平成27年9月7日(月)
参加者数
102名
コンセーレ大ホール
137名
49名
合 計
計 288名
平成27年度業務研修会報告
11月の3日間を利用し会員及び宅建業従事者の方々を対象に研修会を行いました。熊谷先生に講
師をお願いし、近時の裁判例を含めてご説明いただきました。
◆研修内容
「売買・賃貸の近時の裁判例」
「IT重説の現状と将来像」
講師 涼風法律事務所 弁護士 熊谷 則一 氏
「中古住宅用の瑕疵保険について」
〜民法改正への対応について〜
講師 ㈱日本住宅保証検査機構北関東支店栃木営業所
所長 小木曽 健人 氏
日 時
平成27年11月9日(月)
場 所
コンセーレ大ホール
平成27年11月13日(金) 矢板イースタンホテル
平成27年11月19日(木) 佐野市文化会館
合 計
25
参加者数
156名
45名
113名
計 314名
研修会実施報告
不動産IT研修会開催
10月28日、11月24日、11月25日に3支部の会館を使用して不動産IT研修会を開催いたしまし
た。大変多数のお申込みをいただき各会場大盛況の研修会となりました。研修会後にご記入いただ
いたアンケートを集計すると、「現況を見直し、活用出来るようにしたいです。」や「とても参考
になりました。」といった感想が大変多くみられました。会場の都合上お断りさせていただきまし
た会員の皆様には大変申し訳ありませんでした。今後も皆様のお役に立つような研修内容を提案し
ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【テーマ】 「不動産業が大きく変わります」
内容①大手不動産会社VS街の不動産会社
ついに本格的に始まった大手企業の業界参入この戦いの結末は?
②人口減少と不動産
全国的に2020年を境に世帯数が減少に転じ、さらに進む少子高齢化社会
あなたの会社は準備出来ていますか?
【講 師】 リングアンドリンク㈱ 代表取締役 金丸 信一 氏
リングアンドリンク㈱ 手銭 稔 氏
リングアンドリンク㈱ 斉藤 達哉 氏
【テーマ】 「不動産広告の留意点」
【講 師】 秋山康雄広報流通委員長
26
研修会実施報告
相談員研修会開催
消費者からの窓口相談業務に対応すべく、役職員を対象に研修を行いました。
『民事調停事例について』
『相談・苦情解決業務の留意点』
『求償業務について』
講 師/
(公社)
全国宅地建物取引業保証協会
弁済業務委員会委員長 多田 幸司 氏
事業部 課長 長岡 博 氏 日 時/平成27年8月12日(火)
場 所/不動産会館3階
対象者/苦情解決業務委員・役職員
『公正競争規約指導員養成講座』
講 師/
(公社)
首都圏公正取引協議会会
総括調査役 奥山 直行 氏
『宅建士賠償責任補償保険について』
講 師/損保ジャパン日本興亜㈱
栃木支店 副長 加賀 武尊 氏
日 時/平成27年12月4日(金)
場 所/不動産会館3階
対象者/業務規範委員・役職員
新規免許取得者及び
代表者変更・政令使用人変更の研修会開催
新規免許取得者や新代表者・新政令使用人になられた方を対象に研修会を開催しました。
研修内容は広範に渡る内容でしたが、当協会理事が講師となり安全な不動産取引が出来るよ
う、業法や保証協会の制度、レインズへの登録などの講習を行いました。
テーマ
☆不動産業者の役割
☆不動産の社会的規制
講師 坂本裕則教育研修委員長
☆一般相談・苦情申出の処理
講師 平野司苦情解決業務委員長
☆媒介業務と指定流通機構
☆不動産広告の規制
講師 秋山康雄広報流通委員長
☆宅建業法31条~50条
講師 由谷邦雄教育研修副委員長
☆安心安全な取引のために
講師 五十嵐薫副会長
第60回
開催日/平成27年7月24日(金)
会 場/不動産会館3F
出席者/40名
27
第61回
開催日/平成28年1月22日(金)
会 場/不動産会館3F
出席者/37名
インフォメーション 事務局から
職員退職のお知らせ
職員退職のお知らせ
宅建協会県南支部職員として24年
宅建協会県北支部職員として22年
の永きに亘り勤務しました田村美子
の永きに亘り勤務しました村越和子
職員が平成27年9月15日をもって退
職員が平成27年12月15日をもって退
職いたしました。これまで協会のた
職いたしました。これまで協会のた
めに大変ご尽力いただきましたこと
めに大変ご尽力いただきましたこと
心より感謝申し上げます。
心より感謝申し上げます。
田村 美子 職員
村越 和子 職員
新入職員のお知らせ
宅建協会県北支部に職員が入職いたしました。1日でも
早く皆様のお力になれるよう、一生懸命勉強中です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
鈴木 久美子 職員
免許更新について
宅地建物取引業の免許の有効期間は5年間です。有効期間満了後も引き続き、業を営もうとする
場合には、有効期間満了の90日前から30日前までに、免許の更新申請を行なうことが必要です。
協会費の納付は便利な口座振替をご利用ください
・口座振替が出来るのは、足利銀行及び栃木銀行の2行になります。
・手数料はかかりません。
・現在6割を超える会員の皆様がご利用されています。
口座振替をご希望の方は、事務局までご連絡ください。
(TEL 028-634-5611)
28
インフォメーション 事務局から
■ 新規入会者(主たる事務所) 平成27年8月~平成28年1月
支 部 免許番号
商 号
代表者
(政令使用人)
横松 宏明
県央
4988
㈱横松建築設計事務所
〃
4994
宇都宮エステート
〃
4996
〃
4997
県南
事務所所在地
宇都宮市花園町4-1
電 話 番 号
028-635-7226
和田 益生 宇都宮市竹下町361-6
船山 敏江
宇都宮市陽南2-12-19
㈱ネールドホーム
(早川 尚幸)
㈱マックスエンター 巻嶋 貴雄
宇都宮市京町11-1
プライズ
(松澤 章)
028-667-6780
4986
ネットワンホームズ㈱ 植村 俊二郎 小山市西城南5-4-24
0285-28-5620
〃
4989
ライフプラン㈱
大滝 治久
小山市駅東通り2-35-10
0285-30-6557
〃
4995
㈲エクセレントホーム
木村 陽一
栃木市平柳町1-8-8
0282-22-1411
〃
5000
増山不動産
0282-43-9759
〃
5001
㈱TSホーム
県北
4991
㈲らぽーる
栃木市大平町真弓1501-23
足利市上渋垂町915-9
TSビルB
那須郡那須町寺子丙183
増山 享子
佐藤 卓也
(長島 一恵)
齋藤 玄海
028-680-4850
028-639-8811
0284-64-7636
0287-72-7800
(従たる事務所)
支 部 免許番号
県央
〃
商 号
代表者
(政令使用人)
事務所所在地
㈱アップルエステート
若林 一之
4791 (家・不動産買取専
宇都宮市東塙田2-2-2
(石﨑 猛雄)
門店栃木県央店)
小金井不動産㈱
小池 敏雅
62
宇都宮市今泉町66-3
(北店)
(稲生 拓真)
電 話 番 号
028-622-2233
028-689-9311
稲見 猛 宇都宮市インターパーク3-3-7
明和不動産㈱
(宇都宮インターパーク店)(中山 裕之) インターパークヒルズ103
028-611-3003
4807
㈱木の花ホーム
(小山北支店)
早乙女 正
小山市城山町2-3-10
(長谷部美佐子)
0285-38-8701
4807
㈱木の花ホーム
(小山支店)
早乙女 正
小山市西城南5-45-8
(北島 亨)
0285-39-6731
〃
844
県南
〃
〃
国
5943
足利不動産㈱
(両毛支社)
貝賀 貴志
足利市福居町290-1
(亀山 修一)
0284-22-3400
県北
国
7449
㈱パパまるハウス
(那須塩原支店)
宮本 行雄
那須塩原市島方545-1
(和田 浩)
0287-73-5880
代表者
(政令使用人)
電 話 番 号
(会員権承継)
支 部 免許番号
県央
国
8881
〃
国
8885
県南
〃
〃
29
4987
商 号
㈱TK・ハウジングセンター
竹川 洋一
【知事免許⇒大臣免許】
㈱住まいネット
八代 勉
【知事免許⇒大臣免許】
たつみ不動産㈱
【個人⇒法人】
北村 博司
㈱スマイルーム
宮本 礼子
【個人⇒法人】
㈱TK・ハウジングセンター
竹川 洋一
国 8881 (小山店)
(星川 和彦)
【知事免許⇒大臣免許】
4990
事務所所在地
宇都宮市東簗瀬1-5-10
オーシャンビル1F
028-634-3090
宇都宮市江曽島3-2547-5
ディマンドハイツE棟1F
028-645-4513
小山市大字土塔228-36
0285-37-7873
小山市東城南4-6-2
シャトー・グランチェスタ1F
0285-31-6789
小山市城北3-20-7
アベニューマンション1F
0285-20-3367
インフォメーション 事務局から
■ 退会者(主たる事務所) 平成27年6月~平成27年12月
支 部
免許番号
県央支部
2031
〃
商 号
代 表 者
退会理由
退会年月日
三国工業㈱
浅川 信明
解散
平成27年8月18日
3983
㈱トービック
髙久 利治
廃業
平成27年8月31日
〃
2891
㈲村上旅館
村上 昌子
廃業
平成27年9月17日
〃
1762
宇都宮エステート㈱
若井 傑
廃業
平成27年10月6日
〃
3995
㈱アガ設計工業
市田 登
廃業
平成27年10月13日
〃
4229
㈱うつのみやイー・リホーム
三沼 隆幸
廃業
平成27年11月13日
〃
4965
ファミリーハウジング
上野 馨
廃業
平成27年12月4日
〃
4915
㈱極東体育施設
巻嶋 貴雄
廃業
平成27年12月9日
〃
4327
㈲斎藤木材
齊藤 健
廃業
平成27年12月18日
県南支部
4099
㈲若葉不動産
岸 政好
廃業
平成27年9月16日
〃
4376
三建商事
亀井 邦夫
廃業
平成27年9月25日
〃
2943
㈲サンヨー
山寺 正信
廃業
平成27年9月28日
〃
235
小野不動産
小野 利雄
廃業
平成27年11月27日
〃
4516
㈲大島不動産
加茂由記子
免許換え
平成27年10月16日
〃
913
サカエ不動産
清水 重雄
廃業
平成27年12月25日
県北支部
4646
㈲サンショウ開発
郡司 勝己
廃業
平成27年9月14日
代 表 者
退会理由
退会年月日
(従たる事務所)
支 部
免許番号
商 号
県央支部
国
5356 宇都宮アイフルホーム㈱(宇都宮西店) 市川 勇
支店廃止
平成27年10月15日
県南支部
国
5623 ㈱ユミホー開発(栃木店)
弓場 昭大
支店廃止
平成27年6月24日
早乙女 正
支店廃止
平成27年11月30日
〃
4807
㈱木の花ホーム(小山支店)
■ 会員数 平成28年1月25日現在
正会員
(本店)
準会員
(支店)
543
84
627
宇都宮地区
406
75
鹿沼地区
50
今市地区
芳賀地区
支 部
県央支部
県南支部
小山地区
正会員
(本店)
準会員
(支店)
栃木地区
103
4
107
481
佐野地区
85
9
94
3
53
足利地区
80
8
88
29
2
31
209
28
237
58
4
62
県北地区
137
23
160
427
46
473
塩那地区
72
5
77
159
25
184
1179
158
1337
計
支 部
県北支部
合計
計
30
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00~17
〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ
平成28年2月発行
発行人/内山俊一
編集人/広報流通委員会
発行所/公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部
〒320-0046 栃木県宇都宮市西一の沢町6番27号
栃木県不動産会館
TEL 028-634-5611
佐藤まり江さん
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