2009年9月のIEC会議(ストックホルム会議旅行記)

IEC
TC48/SC48D Sweden/Kista 会議旅行記
9 月 21 日(月)
9 月 21 日(月)早朝、自宅を出た。日暮里駅で京成電鉄に乗り換え、スカイライナーで成
田空港へと向かった。成田空港を利用するのは何年振りであろうか。大学への赴任する以
前からなので、10 数年ぶりだなと思った。空港ターミナルは広くなり、変わったなという
感じがした(でも羽田空港の方が広いような気もしたが)
。KLM でのチェックインにあた
り、電子チケットということで、電子端末にパスポートをかざし、自分で発券処理をする
という手続きに驚いてしまった。出てきたチケットは、コピー用紙の簡易なもので、こん
なものでいいのか、という気持ちでもあったが、とりあえず、このチケットを持ってカウ
ンターに行き、荷物を預けた。
成田 11 時 10 分発でオランダ・アムステルダムへ向かった。飛行機は満席で、団体客、女
子グループ、夫婦ずれグループなどであった。席の隣には大学生の女子の2人組みで出か
けているという子で、声をかけたら、
「ヨーロッパが好きで、7 月にはスイスに行き、今回
はプラハに行く」ということであった。アムステルダムには現地時間で午後 3 時 45 分に到
着。乗り継ぎにあたってのセキュリティチェックをうけ、ゲートを移動した。アムステル
ダムからストックホルムへの飛行機が午後 9 時 10 分であるため、5 時間ほどの時間をつぶ
すために、空港内をふらふらと歩いた。しかし、時差や疲れも出て、待合席で居眠りをし
てしまった。午後 9 時 10 分に空港を飛び立ち、ストックホルムに午後 11 時 10 分に到着し
た。荷物を受け取り、移動について考えながら、information
desk に向かった。真夜中で
あるため、空港の店などはすべて閉まっていた。ホテルまでの交通機関を聞いたら、タク
シーだということであったので、タクシーで移動した。車も走っていなく、車は 120km/h
で走り続け、ホテルまで 20 分くらいで到着した(タクシー運賃は高かったが、疲れてもい
たので、もういいかという気持ちでもあった)
。ホテルの入り口がしまっていて入れないの
で「えっ、どうして!」とびっくりした。しばらくすると、受付の人が出てきてドアを開
けてくれ、チェックインをした。部屋に入り、荷を解き、シャワーを浴びて、床についた。
眠れますようにと願いながら。
アムステルダム空港を見る
ホテルの部屋
アムステルダムでの乗り継ぎ便
キッチン付き
9 月 22 日(火)
やはり時差でぐっすり眠れず午前5時前に目がさめた。朝食は6時30分からということ
で、時間をベッドでつぶしたり、明日からの会議のための資料の内容の確認と修正を行い、
そろそろということを見計らって、朝食をとりにレストランに向かった。朝食後、明日か
らの会議場場所の確認のために徒歩で向かったが、これが良くわからなく、聞きながらた
どり着いた始末。ストックホルム大学がホテルの目の前にあることを知り、びっくりした。
そのあと、市街地観光に出かけた。しかし、あいにくの曇り模様。雨もぱらつく状態であ
った。スウェーデンの公共機関は鉄道もバスもチケットの共有がされており、移動エリア
の大きさによってチケット代金が異なるが、片道30クローネ∼60クローネ(1クロー
ネ17円位)で1時間の間バス・電車の乗り降りが自由になる。このチケットの購入の仕
方にも最初戸惑い、人に聞いたりと大変であった。ガラム・スタン地区に出かけ、王宮、
国会議事堂、リッダーホルム教会、大広場などをさっと歩いて回った。雨がぱらぱらと、
落ち着いて鑑賞なんていう気分でもなかった。歩いて思ったのであるが、ストックホルム
は川が多い町で美しいということである。ガラム・スタンからホテルのあるシスタまで戻
ってくるのでまた人に聞きながら、チケットを購入して帰ってきた。ガイドブックではわ
からないことが実際に現地に赴くと体験できる。遅い昼食をとり、ホテル近くを散策し、
明日の会議に向けて準備を行った。
地下鉄車両(Kista 駅)
大広場での衛兵の朝礼式か?
王宮
リッダーホルム教会
国会議事堂を川側から見る
川を渡る国鉄の背景に町並み
ホテル 12 階のベランダからの眺め
9月23日〔水〕
1.SD48D WG2 会議
午前9時∼午前11時45分
13名のメンバー。スウェーデン1、英国1、中国3、アメリカ1、ドイツ4、日本3。
議長の開催挨拶に続いて始まる。
日本提案事項についての議論が中心
2.SC48D WG4 会議
午後 1 時 30 分∼午後 3 時 30 分
13名のメンバー。スウェーデン1、英国1、中国3、アメリカ1、ドイツ4、日本3。
議長の開催挨拶に続いて始まる。
ドイツ提案事項の無いようについての議論が中心。
夕食はスウェーデン国がホストとして晩餐会が主催された。
9月24日(木)
1.48D WG5 会議 午前9時∼午前11時
10名のメンバー。スウェーデン1、英国1、中国1、アメリカ1、ドイツ4、日本3。
議長の開催挨拶に続いて始まる。
日本国提案事項の議論が中心
2.MT6 午前11時∼午後 12 時30分、午後2時∼午後 5 時 30 分
9名のメンバー。スウェーデン1、中国1、アメリカ1、ドイツ4、日本3。
ドイツ国提案事項の議論が中心
9 月 25 日(金)
1.SC48D 会議
午後 1 時 15 分∼午後 2 時 5 分
スウェーデン1、米国2、ドイツ4、日本2、CO1
議長の挨拶のあと開始
今回の各 WG 議事の報告がされる
2.TC48 会議 午後 2 時 15 分∼午後 4 時 20 分
議長の挨拶の後、開始
関係 TC などの報告がされる
9 月 26 日(土)
帰国に向けてホテルを後にし、シスタ駅を後にした。駅からはホテルが良く見え、ちょっ
と寂しさを感じた。シスタ駅から T セントラル駅まで行き、そこから、空港までの直通高
速列車でアーランダ空港までいった。この列車はちょっと感じが良かった。空港まで 20 分
であり、チケットは約 4000 円である。広軌であるので、よったりとしていて内装も良かっ
た。この列車に乗っているとき、お土産として購入したキャビアを3つ、ホテルの冷蔵庫
に入れ忘れたことに気がついた。残念だが、いまさらどうしようもないと、あきらめた次
第である。午後 12 時 15 分のフライトでアムステルダム・スキポール空港に行き(午後 2
時 5 分着)
、午後 3 時 20 分発のフライトで、成田空港に向かった。スキポール空港でのト
ランジットにおけるパスポートコントロールに時間がかかると脅かされていたので、1 時間
10 分くらいの時間しかなく、大丈夫かと心配したが、スイスイと終わった。27 日の午前 9
時 40 分に成田について、掲示板に名前が出ている。何のことかと思ったら、アムステルダ
ムで荷物がトランジットされず成田まで輸送されていないという。荷物は 28 日の便で輸送
し、中身を確認して自宅に郵送するという処理をして欲しいということだった。事務処理
をして、成田空港から愛知まで移動をした。今回の出張は今までの中でも、何か疲れを感
じるものであった。
プラットフォームからホテルを見る
空港エキスプレス列車
列車の内装(両側 2 列シート)
アーランダ空港にて(KML)
アーランダ空港の様子