Ⅳ 生活指導 1.生活指導関係の基本事項 第1条 学期に規定数(※)以上の遅刻をする生徒は、保護者召喚で厳重注意とする。但し、届 出による遅刻は、指導の対象としてはカウントしない。 第2条 学期に規定数(※)以上の無届欠席のある生徒、規定数以上の無届欠課のある生徒は保 護者召喚で厳重注意とする。 ※規定数とは生活指導部の指導方針に準ずる。 第3条 交通安全指導は次のように取り扱う。 (1)学校内への車両の乗り入れ及び、学校管理下での車輌運転は禁止する。但し、学校管理下 とは登下校、校時中、部活動(休業日も含む)及びその他の学校行事等とする。 (2)運転免許を取得する者は、保護者同伴の上、同意書、安全運転誓約書を提出するものとす る。 (3)運転免許取得者は、学校で行うすべての交通安全指導への出席を義務づける。 第4条 車輌運転違反については、次のように取り扱う。 (1)学校内に車両で乗り入れた者及び、学校管理下において、車輌運転をした者は、次の通り 懲戒指導を行う。 ①同意書・安全運転誓約書を提出している者は、初回は保護者同伴の厳重注意、2回目以 降は学校謹慎指導を伴う訓告とする。 ②同意書・安全運転誓約書を提出していない者は、初回であっても学校謹慎指導を伴う訓 告とする。 (2)道路交通法違反(交通三悪・暴走行為を含む)は停学とする。 第5条 飲酒した者、又はその席に同席した者は学校謹慎指導を伴う訓告とする。 第6条 喫煙をした者、又はその席に同席した者は学校謹慎指導を伴う訓告とする。 Ⅳ - 1 第7条 深夜徘徊をした者は、厳重注意とする。 第8条 考査中の不正行為をした者は学校謹慎指導を伴う訓告とし、その教科テスト成績を0点 とし、それ以降の試験科目は別室にて受験するものとする。 第9条 第4条、第5条、第6条、第8条において、学校謹慎指導を行っても改善のみられない 生徒、反社会的な行為を行った生徒に対しては停学とする。学校内謹慎、家庭内謹慎の指導内容 については生徒指導委員会や職員会議で決定する。 第 10 条 パーマ・染髪・ピアス・イヤリング・指輪・マニキュア等は禁止する。違反した者は、 生活指導部による呼び出し指導を行う。 第 11 条 2回目以降の指導を受ける者は、前回の指導をふまえ、生活指導委員会で審議の上、 その指導方法を職員会議へ提案する。 第 12 条 法律違反をした者は停学とするが、その期間はその行為の度合いによって生活指導委 員会がその指導方法を職員会議へ提案する。 第 13 条 学校の秩序をみだし、生徒の本分に反した者は、生活指導委員会が審議し、その指導 方法を職員会議へ提案する。 第 14 条 服装は生徒らしい品位を保つこととし、本校の制服は、次の通りとする。 (1)男子冬服は、黒の詰襟の学生服とする。上着・ズボンとも標準服とする。 (2)男子夏服の上着は、白の開襟シャツ又はYシャツとする。 (3)女子冬服は本校指定の紺のセーラー服を着用し、上着はセーラーカラー・外ポケット・袖 口の白2本線・丈はウエストからした10~15cm・紺の棒ネクタイの制服とする。胸 あては下がり過ぎないようにし、丸えりは不可とする。又、礼式の際は、三角布を使用す る。尚、カーディガン等は原則として使用禁止とするが、当日の状況によっては担任の許 可を得て着用を認める。但し、色は紺か黒で、えりとネクタイが見えるようにすること。 (4)女子冬服のスカートは、紺のひだ付き・ひだ数は18本・丈は膝の中央とする。 (5)女子夏服は、灰味青のセーラー服を着用・カラーには紺2本線・その他は冬服と同じ。 Ⅳ - 2 (6)男女共、靴は運動靴・革靴とする。それ以外は認めない。 2.生徒懲戒に関する規程 第1条 この規程は、沖縄県高等学校管理規則第 44 条に基づき、生徒の非行を予防し又 は反省させるために設ける。 第2条 懲戒等の指導方針及び指導内容は、別に定める。 3.校内外生活の生徒心得 (1)夜間外出は、午後9時までとする。 (2)校外で事故が生じた場合、直ちに学校に連絡する。 (3)校外における集会は健全な場所で開き、学校に連絡し許可を得ること。 (4)不健全な飲食店や娯楽場へは出入りしない。 (5)外出時は、生徒らしい服装を心掛け、交通道徳を守ること。 (6)アルバイトは、原則禁止とする。事情によりアルバイトをする場合は、必ず学校へ届出て、 許可をもらうこと。但し、危険な場所や職種、いかがわしい場所でのアルバイトは認めな い。又(1)の帰宅時間は守ることを条件とする。 (7)外出の際は、行先を家庭に告げる。保護者の了解のない外泊はしない。 (8)校外においても校則は守ること。 (9)校内へは学習用具等必要なもの以外持ち込まない。 (10)校外への外出は昼食時のみとする。 4.HRキャンプについて 第1条 HRキャンプ実施の際は、学級担任を交えたHRで検討し、生活指導部の指導を 受け事前準備を充分行うこと。 第2条 次の諸条件を満たすHRに、キャンプ実施の許可を学校長が行う。 Ⅳ - 3 (1)生徒は全員保護者の承諾書を必要とする。 (2)原則として、HR在籍の3分の2以上の参加を要する。 (3)保護者代表2人と教諭2人の引率者を必要とする。 (4)期間は1泊2日とし、年1回とする。 (5)1学期の終業式後、1週間以内に実施すること。 (6)届出用紙、実施計画書、保護者承諾書、キャンプ地使用許可証を期限内に提出すること。 第3条 キャンプ中、次の事項に注意すること。 (1)責任者は、事前にキャンプ地の諸条件を確認すること。 (2)水泳は原則として禁止する。 (3)HRの一員として集団行動をとること。部外者をキャンプ内に入れないこと。 (4)天候に充分注意し、悪天候や台風接近の場合は中止すること。 (5)校則を守り違反者が出た場合、即時中止すること。 (6)実施前と終了後は、学校長に連絡すること。 Ⅳ - 4
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