ja 取扱説明書 RFU63x UHF帯RFIDリーダ/ライタ内部アンテナ付き ロングレンジ RFU630-131xx 本文書では、 地域指定仕様 (RFU630-131xx) を 明確に区別する必要がない限り、 リーダ/ライタ RFU630-131xxを単に 「RFU630」 と称します。 本文書について 本取扱説明書の目的は、 RFU630の操作を迅速かつ 容易に開始し、 トランスポンダによる初期読取結果を 実現することにあります。 本取扱説明書は以下の地域 仕様に適用されます: • RFU630-13100 (ヨーロッパ/サウジアラビア/南ア フリカ) • RFU630-13101 (米国/カナダ/メキシコ) • RFU630-13102 (オーストラリア) • RFU630-13103 (インド) • RFU630-13104 (ブラジル) • RFU630-13105 (中国) • RFU630-13106/-13107 (日本) • RFU630-13108 (ロシア) • RFU630-13110 (韓国) • RFU630-13112 (インドネシア) 正しい使用法 RFU630-131xxリーダ/ライタ (標準機器) は、 製品群 RFU63xのインテリジェントなSICK-4Dproセンサで す。 このセンサは固定時/移動時の対象物の無線ベー スによるデータ記憶媒体の定置式自動認識、 および その管理に使用されます。 RFU630-131xxは、 コンパ クトな読み取り/書き込みユニットとして内蔵アンテ ナを搭載しており、 最大3個の外部アンテナを接続す ることができます。 本機器は、 ISO/IEC 18000-6Cお よびEPCglobal UHC1G2規格に従い、 地域に応じた UHFキャリア周波数レンジにおいて、 すべての一般 的なICタグ (パッシブトランスポンダ) を処理します。 インテリジェントなプロセス論理により、 スタンドアロ ーン型のソリューションとして、 あるいはネットワーク 内のグループの一部としても使用することができま す。 RFU630-131xxは、 さらなる処理を行うために、 そ のホストインターフェースを介して上位レベルのコン ピュータに読み取り結果を送信します。 あるいはこの インターフェースを介してデータ記憶媒体を管理す るコマンド (書き込み、 読み取り等) を受信します。 本取扱説明書には、 一台のRFU630を用いた、 周囲温 度範囲0 ℃~+60 ℃におけるアプリケーションでのコ ミッショニングを説明しています。 この説明では、 例と して装置タイプRFU630-13100 (地域: ヨーロッパ) が デフォルト設定されていることを前提にしています。 ここではRFU630のインダストリアル標準の信号分配 にオプションの接続モジュールCDB650-204を使用 しています。 補足文書およびその他の適用文書 本取扱説明書におけるスタンドアローン機器として の取付けおよび電気的設置に関する詳細情報につい ては、 & UHF帯RFIDリーダ/ライタRFU63xの技術情 報 (No. 8014335) を参照してください。 この文書では 以下について説明しています: • オプションの取付アクセサリ (ブラケット) • 周囲温度0 ℃~–25 ℃におけるRFU630の電気設 備に関する対策および前提条件 • 広範に分散されたシステムによるアプリケーショ ンでの接地電位均等化電流の抑制 • ピン割り当ておよびケーブルの芯線色割り当て • RFU630に関連する接続モジュールCDB650-204 およびCDM420-0006の電気配線図 ライン型トポロジのフィールドバスにおけるRFU630 の操作 RFU630をフィールドバスPROFIBUS DPまたは PROFINET IOに統合するオプションについては、 関 連する& フィールドバスモジュールCDF600-21xxま たは-2200の取扱説明書に記載されています。 - 「追加情報の入手先」6ページ参照。 設定についての情報は、 SOPAS ET設定ソフトウェア のオンラインヘルプ機能でご覧いただけます。 一覧にある文書はインターネットのSICK製品ページ からPDF形式で入手できます: www.mysick.com/en/ rfu63x, .../CDF600-2 bzw. .../CDF600 PDF文書をPC上で表示するには、 Adobe Readerな どのPDF表示用ソフトウェアが必要です (http://get.adobe.com/reader) 。 安全情報 • 本章では、 RFU630が統合されるシステムのコミッ ショニング要員およびオペレータの安全について 説明します。 • RFU630のコミッショニング前にこの説明を熟読 し、 機器およびその機能を理解してください。 取扱 説明書は機器の一部とみなし、 RFU630の近くに常 備していつでも参照できるようにしてください! • RFU630の操作に関する国別の特殊条件は、 「操作 上の制限!」6ページを参照してください。 • 使用している外部アンテナの放射電力が許容最大 値を超えないように注意してください。 - 「技術仕様 (抜粋) 」5ページ参照。 警告 高周波の電磁放射に起因する健康被害! RFU630-13100 (地域: ヨーロッパ) は、 ETSI EN 302208に準拠した動作のために設計されて います。 内蔵アンテナおよび/または外部アンテナ RFA630-x00と共に使用する際は、 EN 50364の人体 曝露に関する規制を遵守してください。 ¾¾電磁場に対する人体曝露をできる限り制限するた め、 アンテナ放射範囲における短期・長期作業の際 には、 適切な安全距離を保ってください。 長時間にわたる伝送時、 アンテナと人体の間で確 保すべき最小距離: アンテナの最大放射電力 2W ERPでは20 cm (ETSI準拠) 、 低減放射電力 1W ERPでは15 cm、 放射電力0.5 W ERPでは 10 cm。 RFU630-13101 (地域: 米国/カナダ/メキシコ) は、 非 制御環境における放射線曝露のFCC限度値に適合 しています。 ¾¾内蔵アンテナおよび/または外部アンテナ RFA630-x01と共に使用する際は、 アンテナと人 体との間に20 cm以上の安全距離を保つ必要が あります。 • 操作中に保護等級IP 67を遵守するためには、 以 下の要件を満たすようにしてください (これを遵守 しないと機器が特定のIP保護等級に適合しなくな ります) : • USBメスコネクタ/MicroSDカード用スロットの サイドカバーが機器にしっかりねじ止めされて いる。 • M12およびTNC接続部に差し込まれている SICKケーブルがしっかりねじ込まれている。 • 使用していないコネクタには、 保護キャップまた はプラグがしっかりねじ込まれている (納品時 の状態) 。 • カバーがついていない状態でメモリカードを挿 入・抜去する際、 あるいは一時的にUSBインター フェースを使用する際には、 RFU630を短時間 のみ使用してください。 この間、 水分やほこりがつ かないよう機器を保護してください。 • RFU630のねじ止めされている筐体は開けないで ください。 開けた場合は、 SICK AGに対するいかな る保証請求も無効になります。 さらに詳しい保証 規定についてはSICK AGの一般取引条件、 例えば RFU630の納品書をご覧ください。 • データ整合性: SICK AGでは自社の製品に標準IP技術などの標 準化されたデータインターフェースを使用してい ます。 ここで重要となるのは、 製品とその機能の運 用性にあります。 SICK AGは、 製品の使用に関連す るデータの整合性と機密性、 および権利について は、 お客様自身によって保証されるものであると考 えています。 ネットワーク分離、 ファイアウォール、 ウイルス対策、 およびパッチ管理など適切なセキ ュリティ対策は、 状況に応じて常にお客様側で講じ てください。 正しくご使用いただくためには、 本取扱説明書および 補足資料& UHF帯RFIDリーダ/ライタRFU63xの技 術情報 (No. 8014335) に記載されている全ての内容 を遵守してください。 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com RFU63x | SICK 1 コミッショニングおよび設定 納入範囲 • 注文を受けた仕様 (地域指定) のRFU630。 保護キャ ップまたは保護プラグ付きコネクタ。 接続ケーブル およびブラケットは含まれません。 • 印刷された取扱説明書: • ヨーロッパ/オーストラリア/サウジアラビア/南ア フリカ/インド: 英語版 (No. 8016526) 、 ドイツ語版 (No. 8016525) • 米国/カナダ/メキシコ: 英語版 (No. 8016526)、 ス ペイン語版 (No. 8016527) • ブラジル: 英語版 (No. 8016526) 、 ポルトガル語版 (No. 8017409) • 中国: 英語版 (No. 8016526) 、 中国語版 (No. 8016528) • 日本: 英語版 (No. 8016526) 、 日本語版 (No. 8016529) • ロシア: 英語版 (No. 8016526) 、 ロシア語版 (No. 8017367) • 韓国: 英語版 (No. 8016526) 、 韓国語版 (No. 8016525) • インドネシア: 英語版 (No. 8016526) 、 ドイツ語版 (No. 8016525) • その他の言語版は、 インターネットのRFU630製品 ページからPDF形式で入手できます: www.mysick.com/en/rfu63x ステップ1: 取付および調整 注意 住宅地区で使用した場合、混信が起こる可能性があ ります! ¾¾RFU630は工業環境でのみ使用してください (EN 61000-6-4) 。 必要な備品 • 取付金具 (ブラケット) にRFU630を取付けるための M6ねじ4個、 またはM5ねじ3個はお客様側でご用意 ください。 ねじの長さは取付ベース (ブラケットの壁 厚) によって異なります。 オプションのSICKブラケッ トを使用する場合、 RFU630をブラケットに取付け るためのねじは、 納入範囲に含まれています。 取付要件 • RFU630の操作では、 割り当てられた地域、 周囲温 度、 接地電位などの許容周辺条件を遵守しなけれ ばなりません。 - 「技術仕様 (抜粋) 」5ページおよび「ステップ 2: 電気的インストレーション」2ページを参照。 • RFU630-13101 UL規格認定: 本装置は屋内設置 専用です。 屋外での使用には適していません。 • 機器は、 指定された4個のM6または3個のM5の止 まり穴ねじすべてを使用して取付けなければなり ません。 - 「機器レイアウト」7ページ参照。 • RFU630に対して十分な耐荷重能力を有し、 かつ適 したサイズの安定した取付金具であること。 重量 約3.5 kg (ケーブルなし) 。 - 「機器レイアウト」7ページ参照。 • ICタグ (トランスポンダ) とRFU630の間に導電性物 質がないこと。 RFU630の取付 1. RFU630に適した取付場所を選択してください。 取付場所および取付位置は、 RFU630のアンテ ナフィールドおよび/または外部アンテナならび に使用するICタグ (トランスポンダ) によって異な ります。 2. オプション: 別途注文のSICK取付アクセサリ (固定キット 1、 2、 3または4) をRFU630に取付け ます。 & UHF帯RFIDリーダ/ライタRFU63xの 技術情報 (No. 8014335) の「取付」の章を参照し てください。 その他の方法として、 お客様側で用意したブラケ ットにねじを3~4個使ってRFU630を取付けるこ ともできます。 M6ねじ (最大12 mm) 、 M5ねじ (最 大9 mm) を止まり穴に深くねじ込みます! - 「機器レイアウト」7ページ参照。 3. RFU630の内蔵アンテナの表面 (正面) と、 必要に 応じてその他の外部アンテナを対象物のIC タグ (データ記憶媒体) に位置合わせします。 その際に はアンテナフィールドの形状、 調整、 および寸法を 考慮に入れます。 正面に大きな金属面が配置さ れることはできるだけ避けてください。 これが難し い場合、 アンテナを金属面に平行には配置しない ようにしてください。 4. 書き込みまたは読み取りプロセス中には RFU630および/または外部アンテナとトランス ポンダ (ICタグ) の間に物体 (人員も含む) がない ことを確認してください。 形成されたUHF帯がそ れに吸収または反射され、 検出距離が短くなる ためです。 書き込み/読み取りフィールドの検出距離 UHF帯は周辺環境の影響を受けるため、 検出距離を 「 明確」 に境界づけることはできません。 アプリケーショ ン固有の反射により、 オーバーリーチおよび「ホール」 が生じる可能性があります。 RFU630は読み取り結果 の他にも、 書き込みおよび読み取り品質の指標となる 診断データを出力することができます。 この診断デー タは、 システムをセットアップする際に、 最適な読み取 り結果を得るために使用することができます。 検出距離が決定される上で重要となる要因には他に も、 ICタグ(トランスポンダ)の特性 (アンテナ利得、 内 蔵チップICと関連する感度、 反射エネルギー) 、 および 対象物そのもの (プラスチック、 木材、 金属) が挙げら れます。 以下の図に示されているRFU630の内部アン テナの放射パターンは、 再現性を持つ実験室の環境 ( 電波暗室) で例として作成されたものであるため、 特 定のアプリケーションのベースとなる程度の参考に することしかできません。 –15° –30° –45° –60° –75° –90° 0° 9 6 3 0 –3 –6 –9 –12 –15 –18 –21 –24 –27 –30 –33 15° 30° 45° 60° 75° 90° –105° ቴ 105° 120° –120° 135° –135° ㆯᢒⶻ㎾ 150° –150° –165° 図 1: 正面に大きな金属面がある場合、 RFU630のアプロー チ角 (傾き角) をとる 180° 165° ᴥቊ⹔㎾ ሡ⹔㎾ᙟ△ 図 2: 内部アンテナRFU630の放射パターン: 周波数 866.5 MHzで測定されたアンテナ利得 (dBic) 、 RHCP (右旋円偏波) 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com 接続モジュールCDB650-204 ¾¾ 接続モジュールCDB650-204はRFU630の近く に取付けてください。 シリアルデータインターフェ ース (RS-232) をご使用の場合は5 m以内の距離 をお勧めします。 装置へ常時アクセスできるようにCDB650204を取付けてください。 & 接続モジュール CDB650-204の取扱説明書 (No. 8016155) 参照。 ステップ2: 電気的インストレーション • 電気的設置は、必ず電気技術の有資格者が行って ください。 • 電気システムでの作業をする際には、標準安全要 件が満たされている必要があります! • RFU630と他の機器との間の電気接続は、 システム に電源が供給されていない状態でのみ、 接続また は切断することができます。 これを遵守しないと機 器が破損するおそれがあります。 • RFU630-13101 UL規格認定: 接続ケーブルは、 必 ず屋内に設置されている外部装置インタフェース に配線してください。 • 接続ケーブルまたは延長ケーブルをオープンエン ドで使用する場合、 ワイヤの端が接触していないこ とを確認してください (供給電圧がスイッチオンさ れた際の短絡の危険) 。 各芯線を絶縁するための適 切な措置を講じてください。 • お客様の電源システムにある供給ケーブルの芯 線断面が、 適用される基準に準拠して設計されて いることを確認してください。 • 供給電圧 18 V~30 V DC: • SICKケーブルを使用してRFU630をオプショ ンのSICK接続モジュールCDB650-204または CDM420-0006に接続する場合。 • SICKケーブルを使用して接続モジュールなし でRFU630を操作する場合。 受信電源回路の開 始時に2 Aで保護。 • SICK供給ケーブルNo. 6048319 (2 x 2.5 mm2、 10 m) を使用して接続モジュールなしでRFU630 を操作する場合、 12 V~30 V DCの供給電圧はオ プションです。 2.5 Aで保護。 • 電源ユニットを介した供給電源は、 20ミリ秒の短い 停電をバイパスできなければなりません。 • RFU630に接続されている回路はすべてSELV回 路として設計されています。 供給電源または電源 ユニットは、 現在適用されているEN 60950-1に従 ったSELVの要件を満たしている必要があります。 (SELV = Safety Extra Low Voltage = 安全特定 低電圧) RFU63x | SICK 2 警告 電流による怪我の危険/損傷の危険! RFU630は、 接続されている機器がすべて専門的に 接地され、 表面が同一電位に取付けられているシス テム内で動作するように設計されています。 RFU630を誤って接地すると、 RFU630とシステム内 の接地されている他の機器との間に等電位ボンディ ングが生じる可能性があります。 これにより危険な高 電圧が金属製の筐体に印加するおそれが生じ、 機器 の誤作動や損傷の原因となります。 また加熱されるこ とでケーブルシールドが損傷を受け、 発火の原因に もなります。 ¾¾接地電位がすべての接地点で同一であることを確 認してください。 ¾¾ケーブルの絶縁体が損傷している場合、 直ちに電 源を切り、 損傷を修理してください。 ¾¾危険を排除する対策については、 インターネット の製品ページから& UHF帯RFIDリーダ/ライタ RFU63xの技術情報 (No. 8014335) の「電気的イン ストレーション」の章を参照してください: www.mysick.com/en/rfu63x 1. RFU630の通信インターフェース (例えばイーサ ネット) を直接PCに接続してください。 ᰽⣒ႲႈႵႻ Ethernet CDB650-204 1 2 ... ... RFU630-131x GND DC 18 ... 30 V ᠠ⺆ᴞ SOPAS 11 10 12 VS Sens 1 SGND ⻂ၘၘ႘Ⴚၼ ´㎉⇉µ ቴႁႦႻ ቴစၴႅႝ႓႘ဆ ቴႁႦႻ no. 6052286 (2 m) no. 6034414 (2 m) 図 3: 接続モジュールCDB650-204と共にコミッショニン グするためのRFU630の電気接続ブロックダイア グラム 2. その他の外部アンテナ (例えばヨーロッパ向け RFA630-000、 No. 1058383等、 最大3個まで) を 使用する限り、 適切な接続ケーブル (例えばNo. 6049780、 2 m) を用いてRFU630のアンテナ入力 端子に接続する必要があります。 3. 17ピンM12オスコネクタ ( 「Power/Serial Data/ CAN/I/0」 ) を、 適切なケーブル (例えばNo. 6052286、 2 m) を介して、 CDB650-204の17ピン M12メスコネクタに接続してください。 4. 必要に応じ、 光電センサなどの読み取りパルスセ ンサをCDB650-204のスイッチング入力「Sens/ IN 1」 に接続してください。 & UHF帯RFIDリー ダ/ライタRFU63xの技術情報 (No. 8014335) の 「電気的インストレーション」の章を参照してく ださい。 5. 接続ケーブルの長さに応じて、 電圧 18 V~30 V DCでRFU630に供給します。 - 「接続モジュールに必要な入力電圧」4ペ ージ参照。 初期化に成功すると、 「Device Ready」 のLEDが緑色に点灯します。 b. クイックスタートモードでのICタグ(トランスポン ダ)検出 c. ICタグ(トランスポンダ)上のデータへのアクセス 1. ICタグ (トランスポンダ) のメモリ領域にアクセス Quickstart (クイックスタート) のStop するには、 (ストップ) ボタンをクリックします。 2. 希望のICタグ (トランスポンダ) をマークします (マ ウスでクリック) 。 3. Transponder Access (トランスポンダアクセ ス) ボタンをクリックします。 タブTransponder Management (トランスポンダ管理) に選択したIC タグ (トランスポンダ) の内容が表示されます。 ステップ 3: PCを使用した設定 エラーの場合、 SOPAS ET設定ソフトウェアは、 デフォ ルトの状態でRFU630パラメータをアプリケーション に適用し、 診断を実行します。 a. 設定ソフトウェアのインストールおよび起動 1. SOPAS ET設定ソフトウェアの最新バージョン、 ならびに現行のデバイス記述ファイル (*.sdd) を、 ソフトウェアのオンライン製品ページ: www.mysick.com/en/SOPAS_ETから、 そこで出 される指示に従ってダウンロードおよびインスト ールしてください。 この場合、 インストールウィザ ードが指示するオプション「完了」を選択します。 ソフトウェアをインストールする際に、 PC上で管 理者権限を要求されることがあります。 2. インストール完了後、 「SOPAS ET」のプログラ ムオプションをスタートさせます。 パス: Start > Programme > SICK > SOPAS ET Engineering Tool > SOPAS 3. 自動的に開かれるウィザードから、 SOPAS ET とRFU630の間の接続を確立します。 そのため には、 接続された通信インターフェース (例えば イーサネット) に応じて、 使用可能な機器の中か らRFU630を選択します。 (デフォルトのイーサ ネットアドレス: 192.168.0.1、 サブネットマスク: 255.255.255.0) SOPAS ETがRFU630との通信 を確立し、 RFU630に関連するデバイス記述ファ (クイックスタ イルをロードします。 タブQuickstart ート) が開きます。 重要! クイックスタートモードの自動トリガは (初期) コミッシ ョニング用に設計されており、 RFU630の実際の動作 条件下における恒久的な使用には向いていません。 図 4: SOPAS ET: 検出されたICタグ (トランスポンダ) は Quickstart (クイックスタート) ウィンドウに表示 1. 一つまたは複数の規格準拠UHF ICタグ (トラン スポンダ) を、 RFU630の内部アンテナの作動範 囲および/または外部アンテナの作動範囲に持ち 込みます。 複数のICタグ (トランスポンダ) を検出 するには、 個々のトランスポンダのUll/EPCがそ れぞれ異なっている必要があります。 2. SOPAS ETのQuickstart (クイックスタート) タ ブから、 Start (スタート) ボタンをクリックしま す。 SOPAS ETは自動読み取りサイクルを生成 し、 検出したICタグ (トランスポンダ) が次々にクイ ックスタートウィンドウにリスト表示されます。 UHF帯でのICタグ(トランスポンダ)検出信号 クイックスタートモードで、 デフォルト設定のプロセス フィードバックLEDは、 点灯信号を使用してUHF帯が 使用可能か、 またICタグ (トランスポンダ) が検出可能 かどうかを示します。 プロセスフィードバック (8) は、 RFU630アンテナカバ ーの中央にあり、 この場合は青色に点灯します。 PF LED 状態 ステータス オン UHF帯有り (送信状態) 半輝度: O 全輝度: Ö ゆっくり点滅 (f = 1.25 Hz) フィールドにトランスポ ンダ1個 Ö 速く点滅 (f = 2.5 Hz) フィールドにトランスポ ンダ2個 Ö より速く点滅 (f = 5 Hz) フィールドにトランスポ ンダ3個以上 O = 点灯、 Ö = 点滅 表1: プロセスフィードバックLED 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com 図 5: SOPAS ET表示ウィンドウトランスポンダ管理 重要! ICタグ (トランスポンダ) のTID (タグ識別子) を変更す ることはできません。 d. 設定プロセスの続行 1. 左側のSOPAS ETナビゲーションツリー Parameters (パラメータ) から追加エントリを で、 使用して、 アプリケーションに必要なタブを編集 します。 これらはアンテナ設定、 フィルタ機能、 IC タグ (トランスポンダ) 処理、 オブジェクトトリガ 制御 (例えば「センサ1」を介したスイッチング入 力) 、 データ処理、 データ出力、 データ出力インタ フェース、 スイッチング入力および出力機能、 さ らにオプションのMicroSDメモリカードの用途を 含みます。 RFU63x | SICK 3 2. タブAntenna Configuration (アンテナ設定) で、 内 部アンテナおよび必要に応じて外部アンテナの ための送信出力をスライダーを使って設定する ことができます。 • 地域ごとの内部アンテナ許容値は「技術仕様 ( 抜粋) 、 5ページ」参照。 • RFU630送信出力の基本設定: 23 dBm (200 mW) 機器の説明 機器レイアウト - 「機器レイアウト」7ページ参照。 表示 LED 色 ステータス mirco SD O 緑 MicroSDカードは挿入済み 動作可能。 LEDが点灯しても、 これは RFU630がカードにアクセス していることを示すものでは ありません! ステータス表示灯、機能 内部アンテナ 第一表示レベルにおけるステータス表示灯 図 6: SOPAS ET: 内部アンテナの設定例 外部アンテナ 図 7: SOPAS ET: 外部アンテナ2の設定例 表示 LED 色 ステータス Ready O 緑 デバイス動作可能 O 赤 ハードウェア故障 Ö 緑 Ö 赤 Result O 緑 読み取りまたは書き込みを正 常に完了 RF O 緑 送信状態 (UHF帯がオン) O 赤 外部アンテナ故障: • すべてのアンテナが無効 • 追加的外部アンテナ: RFU630では有効だが、 接続 されていない、 あるいはケ ーブルが不良 アンテナ接続ケーブルのケーブル損失、 および 使用するアンテナの利得もここに入力してくだ さい。 3. 実際の条件下でシステムを操作する際には、 指 定の設定をテストし、 必要に応じて変更してくだ さい。 e. 設定プロセスの終了 ¾¾ テストを正常に完了後、 設定全体を恒久的に保 存: RFU630のパラメータセット: ボタをクリック します。 PC上の設定ファイル: ボタンをクリックしま す。 PROFINET-IO動作中は赤色 が4個、 緑色が1個周期的に点滅 (シングルポート) : PLC (IOコ ントローラ) への接続確立を試 行、 または動作中に接続切断 Data O 緑 ホストインターフェースを介 したデータ出力 CAN O 黄 CANバスを介したデータトラ フィック (CAN RX) LNK TX O 緑 イーサネットを介したデータト ラフィック O 赤 MicroSDカードが挿入されて いるが読み取れない、 または 不良である O 黄 機器の機能に関連した MicroSDカードの使用は、 タブ「SD card required」で SOPAS ETによって手動設 定済みです。 しかしSDカード は、 まだ動作準備ができてい ません。 O = 点灯、 Ö = 点滅 表2: ステータス表示 さらに周囲温度 < –20 ℃の場合 表示 LED 色 ステータス Ready Ö 黄 点滅、 周波数1 Hz RFU630の温度が–25 ℃を下 回っています。 デバイスは動作準備ができて いません。 Ö 緑 点滅、 周波数1 Hz RFU630の温度が –25 ℃~–20 ℃です。 デバイスは動作準備ができて いません。 約2分間のウォームアップ時 間後、 RFU630は通常の動作 を開始。 O = 点灯、 Ö = 点滅 表3: 温度表示 < –20 ℃ オーディオステータスインジケータ (ビープ音) デフォルト: ICタグがUHF帯にある場合1サウンド インターフェースおよび接続オプションの概要 - 「すべてのインターフェースおよび接続オプション の概要」7ページ参照。 ピン割り当ての概要 - 「ピン割り当ての概要」7ページ参照。 接続モジュール自体にある程度影響を与えます。 こ の損失を補うため、 低い電源電圧範囲 (18 V DC) で RFU630を操作する際には、 接続モジュールに以下の より高い入力電圧を適用する必要があります: ケーブル部品番号1) 6052286 6051194 6051195 ケーブルの長さ 2m 3m 5m CDB650-204の入 力電圧 19.0 V 19.5 V 20.3 V RFU630の入力電圧 18.0 V 18.0 V 18.0 V ケーブルの電圧降下 1.0 V 1.5 V 2.3 V 1) 供給電圧の芯線断面: 0.14 mm2、 AWG 25/26 表4: ケーブルに応じた入力電圧 MicroSDメモリカード (別売アクセサリ) 機能 RFU630は、 プラグインメモリカード上で以下の機能 を実行できます: • 外付け記憶メディアがある場合、 内部パラメータ セットを自動的かつ追加的に保存 (クローニング機 能) 。 これは4Dpro機器のパラメータセットのために 推奨される安全コンセプトの一環として行われま す。 この機能は「永久」オプションにより内部パラメ ータセットを保存することで作動します。 この機能 はとりわけ、 エラー発生時にパラメータセットを同 タイプの交換ユニットに簡単に転送する目的に使 用されます。 オプションの外部記憶メディアには、 機器に差し込むことができるメモリカード、 または オプションの接続モジュール (例えばCDB650-204 またはCDM420-0006) で使用できるCMC600パラ メータ記憶モジュールが含まれています。 • 例えばSOPAS ETによる、 最初の手動スタート後 の診断データの連続記録機能。 この機能が恒久的 に設定されていれば、 記録はRFU630の再起動後 に再開されます。 • その他の機能についてはご相談ください。 パラメータセットが初めて保存される際には、 空のメ モリカードを使用することをお勧めします (必要に応じ てカードリーダを使ってPCにあるカードの内容をチェ ックし消去してください) 。 メモリカードは納入時には含まれていません。 メモリカードの機能を確実にするため、 SICKにより承 認されたタイプのみご使用ください。 & RFID製品情 報 (No. 8016267) 参照。 メモリカードには、 書き込み保 護を有効にする機能がありません。 接続モジュールに必要な入力電圧 電源回路における電圧降下は、 接続モジュール (CDB650-204またはCDM420-0006) からRFU630 への接続ケーブル (長さに比例して降下する) 、 および 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com RFU63x | SICK 4 メモリカードの挿入 ¾¾ メモリカードの損傷を防ぐため、 カードの挿入・抜 去の際にはRFU630の電源がオフであることを 必ず確認してください。 カードスロットは、 RFU630のアルミニウムカバー裏に あります。 - ß、 「機器レイアウト」7ページ参照。 保護等級IP 67に準拠: - 「安全情報」1ページ 参照。 1. RFU630への供給電圧をオフにしてください! 2. 六角穴付ボルト (幅 2) を両方とも外し、 カバーを 取り外します。 3. まず正しい位置方向を確認し (接触面が前方下を 向きます。 機器上のマークをご覧ください) 、 メモリ カードをカードスロットに挿入し、 所定の位置でロ ックされるまで押し込んでください。 4. アルミカバーを元の位置に戻し、 ネジ止めしま す。 5. RFU630への供給電圧をオンに切り替えてくだ さい。 PLFUR6'ၻ႙ႉႽ႓႘ ႝႈ 86%ႍႁ႓႘ 0LFUR%ႏၴႧ 6. スイッチをオンにすると、 RFU630が自動的にメ モリカードを検出し、 カード内容に応じて以下のよ うに動作します: • カードに何も書き込まれていない、 または RFU630が認識することのできないパラメー タセットが含まれている場合、 RFU630はカード (記憶スペースが十分にあること) に現在有効 な内部パラメータセットを保存し、 内部パラメ ータセットからスタートします。 • RFU630が認識できるパラメータセットがカー ドに含まれている場合、 RFU630は現在有効な 内部パラメータセットをこの外部パラメータセ ットで一時的に上書きします。 スイッチオフ時 に、 この内部パラメータセットは失われます。 必要に応じ、 SOPAS ETのコマンド 「永久保 存」を使って、 一時的なパラメータセットを RFU630に恒久的に保存することができます。 目的は、 内部パラメータセットと外部に保存さ れたパラメータセットが常に同じであること です。 タイプ 注意 データ損失、 またはメモリカードに修復不能な損傷 の危険! 動作可能なメモリカードがRFU630に挿入されると、 「microSD」のLED (5) が緑色に点灯します。 この状態では、 RFU630はカードからデータを読み取 ることも、 またカードにデータを書き込むことも可能 です。 カード自体へのアクセスは、 RFU630からは通 知されません (メモリカード付き電子カメラと比較し た場合) 。 例えば、 メモリカードを必要とする機能がSOPAS ET によって手動で開始され、 カードに動作準備ができて いない場合 (例: 挿入されていない、 接触面が汚れて いる、 あるいは空き記憶スペースがない) 「 、microSD」 (5) のLEDが黄色に点灯します。 ¾¾メモリカードの損傷を防ぐため、 カードの挿入・抜去 の際にはRFU630の電源がオフであることを必ず 確認してください。 ¾¾メモリカードが挿入されている時に、 SOPAS ET 設定ソフトウェアによってRFU630のパラメータ 値が「永久」のオプションに変更された場合、 また はメモリカードにアクセスする機能 (例えばデータ のロギング) がスタートしている場合、 メモリカード は取り出さず、 供給電圧のスイッチも切らないでく ださい。 ¾¾スイッチオンのRFU630でSOPAS ET作業中 にメモリカードを制御された方法で取り出すに は、 ANALYSIS TOOLS/MICRO SD CARDから REMOVE CARD機能を選択し、 SOPAS ETからの 応答を待ちます。 タイプ RFU630-131xx プロトコルエアイ ISO/IEC 18000-6C ンターフェース EPCglobal UHF Class1 Generation 2 ファンクション キー 2 x、 現在は機能しません 交信距離 パラメータデー タ保存 オプション: プラグインMicroSDカード 経由、 または外部から接続モジュール CDB650-204またはCDM420-0006のC モジュールMC600経由 RFU630-131xx 地域指定 タイプに応じて異なる:「機器の概 要」8ページ参照。 ファームウェア バージョン タイプに応じて異なる:「機器の概 要」8ページ参照。 キャリア周波数 タイプに応じて異なる:「機器の概 要」8ページ参照。 送信出力 内部アンテナ 外部アンテナ • 内部アンテナ1個、 調整可能: タイプに 応じて異なる、 「機器の概要」8ペ ージ参照。 • 外部アンテナ3個: 各+30 dBmまで 調節可能 円偏光、 最大利得 9 dBic、 軸率代表値 < 2 dB、 開口角 72°、 前後電界比代表 値 > 17 dB モノスタティック、 インピーダンス 50 Ω、 TNCリバース 代表値は3 m (使用されるICタグ (トラン スポンダ) および環境条件により異なる) シリアル HOST ( 1 0.3 kBd~115.2 kBd) 、 デー RS-232/422/485 タ出力用 シリアル RS-232 AUX ( 1 57.6 kBd) 、 設定用 USB AUX ( 3 USB 2.0) 、 設定用 CAN 、 20 kBit/s~1 MBit/s CAN (CANopen®) バスの最大長 30 m イーサネット HOST ( 2 TCP/IP、 イーサネット IP、 PROFINET IO (シングルポート[フ ァームウェアV. 1.30以降]) データ出 力用、 AUX ( 2 TCP/IP、 イーサネットIP) 設定用、 10/100 MBit/s サービス: DHCP、 NTP、 HTTP、 mDNS、 DNS-SD PROFIBUS DP HOST、 外部モジュール CDF600-21xx経由 PROFINET IO (ライン型トポ ロジ) デジタル スイッチング 入力 デジタルスイッ チング出力 技術仕様(抜粋) タイプ RFU630-131xx 電気接続 LEDインジケ ータ サウンドインジ ケータ 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com 供給電圧 消費電力 最大送信出力: 最大26 W (各100 mAのスイッチング出 力2個の代表値による負荷、 および30 V DCの供給電圧の場合) 代表値 <20 W (負荷なしのスイッチング 出力の場合) 筐体/重量 アルミニウム/約3.5 kg 安全性 EN 60950-1: 2006-04/A11: 2009-03/ A1: 2010-03/A12: 2011-02 電気的保護ク ラス III (EN 61140: 2006-08) 保護等級 IP 67(EN 60529: 1991-10/A2: 2000-02) 無線機器の型 式承認 タイプに応じて異なる:「機器の概 要」8ページ参照。 EMC 放射電波: EN 61000-6-4: 2007-01 耐衝撃性: EN 61000-6-2: 2005-08 耐振性 耐衝撃性 EN 60068-2-6: 2008-02 EN 60068-2-27: 2009-05 周囲温度範囲 動作時: –25 ℃~+60 ℃ 保管時: –30 ℃~+70 ℃ 相対湿度 0 %~90 %、 非結露 適合性 CE、 1) UL 60950-1 (I.T.E E244281記載) 時間 NTPネットワークタイムプロトコル、 内部 クロックなし HOST、 外部モジュール CDF600-2200経由 2 x 物理的接続、 2 x 追加外付け、 接 続モジュールCDB650-204または CDM420-0006のオプションモジュール CMC600経由 Iin = 最大 5 mA Vin = 最大 30 V、 光絶縁、 逆極性保護、 デバウンス時間 調整可能 2 x 物理的接続、 2 x 追加外付け、 接続モ ジュールCDB650-204またはCDM4200006のオプションモジュールCMC600 経由。 Iout ≤ 100 mA (代表値) Vout = Vv – 1.5 V、 短絡保護、 温度保護、 電源電圧から電気 的に非絶縁 • 1 x 17ピン M12オスコネクタ • 1 x 4ピン M12メスコネクタ • 3 x TNCリバース、 モノスタティック インピーダンス 50 Ω • 1 x 5ピン USBメスコネクタ、 Micro B タイプ • 1 x 8ピン MicroSDカードスロット • 7 x RGB LED (ステータスインジケー タ) 、 前面上部 • 1 x RGB LED (プロセスフィードバッ ク) 、 前面中央、 機能/色はSOPAS ETを 介して調整可能 ビープ音、 無効にすることが可能、 イベントシグナリング用にSOPAS ETを 介して割り当て可能 • 全装置: 現在適用されているEN 60950-1 に準拠したSELV • RFU630-13101のみ: SELV (EN 60950-1:2006-04) および LPS (EN 60950-1:2006-04) または Class 2 (UL 1310) 18~30 V DC (接続モジュール CDB650-204またはCDM420-0006に 接続する場合、 およびSICK接続モジュ ールなしで運転する場合) 。 それぞれ SICKケーブルを使用。 「ステップ2: 電気的インストレーショ ン」2ページ参照。 1) UL認証のみ (タイプラベルにULロゴが含まれている場合) 表5: 技術仕様 技術仕様のさらなる詳細は、 インターネットの製品ペ ージにあるオンラインデータシート www.mysick.com/en/rfu63xを参照してください。 RFU63x | SICK 5 警告 注意 操作上の制限! 納入時にRFU630の周波数帯域は、 以下の指定地域 ( モデルによって異なる) で保護された帯域 (例えばモ バイル通信) を妨害せずに動作できるように設定され ています: • RFU630-13100 (ヨーロッパ/サウジアラビア/南ア フリカ) • RFU630-13101 (米国/カナダ/メキシコ) • RFU630-13102 (オーストラリア) • RFU630-13103 (インド) • RFU630-13104 (ブラジル) • RFU630-13105 (中国) • RFU630-13106/-13107 (日本) • RFU630-13108 (ロシア) • RFU630-13110 (韓国) • RFU630-13112 (インドネシア) 同じRFU630を他の地域で使用すると、 保護帯域を妨 害するおそれがあります。 ¾¾RFU630は承認されている地域でのみ使用してく ださい。 ¾¾RFU630を転売する場合、 購入者に地域指定を知 らせるようにしてください。 フランス 13箇所の軍事ゾーンから半径20 km内でRFU630を 使用することは禁じられています。 リトアニア リトアニアでは制限されている可能性があります (範 囲は現在不明です) 。 ロシア ロシアではライセンスを取得した場合のみ使用が許 可されています。 米国/カナダ(CAN ICES-3 [A]/NMB-3 [A]) 本装置は検査済みで、 FCC規制パート15に準拠した クラスAのデジタル機器に関する限界値に適合して います。 この限界値は、 装置を商用環境で動作させる 場合、 有害な干渉に対する適切な保護を保証するも のです。 本装置は高周波エネルギーを生成かつ利用 するため、 このエネルギーが放射される可能性があり ます。 取扱説明書に従わずに設置および使用すると、 無線通信に有害な干渉を引き起こす可能性がありま す。 本装置を住宅地区で使用すると、 有害な干渉を引 き起こす可能性があります。 この場合、 ユーザーの責 任において干渉を排除するものとします。 本装置はFCC規制のパート15、 およびカナダ産業省 のRSS標準に適合しています。 本装置の運用は次の二つの条件の対象となります: (1) 本装置は有害な干渉を引き起こしてはならず、 (2) 本装置は受信したすべての干渉をそれが誤動作に つながる可能性があるとしても受け入れなければな らない。 カナダ クラスAの本デジタル機器は、 カナダのICES-003規 格に準拠しています。 本装置はライセンスフリーの 無線機器に対するカナダのRSS標準に準拠してい ます。 本装置の動作は次の二つの条件の対象となります: (1) 本装置は有害な干渉を引き起こしてはならず、 (2) 本装置は受信したすべての干渉をそれが誤動作に つながる可能性があるとしても受け入れなければな らない。 メキシコ 本製品の使用に際して、 二つの条件が適用されます: 1.本装置は、 有害な干渉の原因となる可能性がありま す。 2.干渉によって装置の意図しない機能につながる ことはありません。 韓国 この装置 (クラスA、 EMC) は、 産業環境向けに設計さ れています。 販売者および使用者はこの条件を守り、 家庭用として使用しないようにしてください! メンテナンスと整備 RFU630にはメンテナンスが必要なコンポーネント は含まれていません。 ¾¾ 汚染した場合 (金属粉塵など) 、 柔らかい湿らせた 布を使って (マイルドな洗浄剤で) アンテナカバー を慎重に清掃し、 読み取り/書き込み速度をフルに 使用できるようにしてください。 輸送および保管 RFU630の輸送および保管は、 保護用プラグとキャ ップを完全に取付けて元の包装のまま行ってくださ い。 屋外には保管しないでください。 残留水分を逃が すことができるよう、 機器は気密容器で保管しないで ください。 腐食性物質にさらさないようにしてくださ い。 保管の条件: 直射日光が当たらない乾燥した無 塵の環境で、 できるだけ振動のない状態で、 保管温 度–30 ℃~+70 ℃、 相対湿度最大90 % (非結露) で保 管すること。 修理 分解および廃棄 製品寿命が終了し使用できなくなったRFU630は、 各 国の廃棄物処理規則に従って、 環境に配慮した方法 で廃棄してください。 RFU630は電気電子機器廃棄物 であるため、 いかなる場合も一般廃棄物と一緒に処 分してはなりません!SICK AGでは使用できなくなっ た機器の引き取りは現在行っておりません。 追加情報の入手先 RFU630、 別売アクセサリ、 およびフィールドバスモジ ュールに関する追加情報は、 以下のインターネット製 品ページから電子形式でご覧いただけます: リーダ/ライタRFU630 www.mysick.com/en/rfu63x • 詳細な技術仕様書 (オンラインデータシート) • EU適合宣言書 • 様々な電子形式における寸法図および3次元CAD モデル • 互換性のあるアクセサリ (ICタグ (トランスポンダ) 、 ケーブル、 ブラケット、 トリガーセンサを含む) • UHF帯RFIDリーダ/ライタRFU630の取扱説明書 の英語版 (No. 8016526) およびドイツ語版 (No. 8016525) 、 必要に応じてその他の言語 • UHF帯RFIDリーダ/ライタRFU630の技術情報 の英語版 (No. 8014335) およびドイツ語版 (No. 8014334) • RFID製品情報に記載されている注文情報の英語版 (No. 8016267) およびドイツ語版 (No. 8016266) • アクセサリに関する資料 リーダ/ライタRFU630の機能ブロック www.sick.com/software • SIMATICコントローラ (S7-300/S7-400) とRFU630 間の通信用機能ブロック • 他のコントローラ用機能ブロックについてはご要望 に応じます。 フィールドバスモジュールCDF600-2200 PROFINET IO www.mysick.com/en/cdf600-2 • フィールドバスモジュールCDF600-2200 PROFINET IOの取扱説明書の英語版 (No. 8015922) お よびドイツ語版 (No. 8015921) 、 必要に応じてその 他の言語 その他の文書はご要望に応じて提供 • RFU630コマンド文字列の概要 販売パートナーによるサポートも www.sick.com/worldwideよりご利用ください。 オープンソースプログラムの著作権表示 SICKはRFU630で、 GNU General Publiv Licence (GPL Version2、 GPL Version3) とGNU Lesser General Public Licence (LGPL) 、 MITライセン ス、 zLibライセンス、 BSDライセンス他の無料ライセ ンス権利所有者から派生したライセンスを取得した オープンソースソフトウェアを使用しています。 本プログラムは一般使用を目的として、 一切の保証を することなく提供されています。 この保証免責は、 市販 性または特定目的に対するプログラムの適合性の黙 示的保証にも及び、 黙示的保証をすることなく提供さ れています。 その他の詳細については、 GNU General Public Licenceをご参照ください。 ライセンス文書全文: www.sick.com/licensetexts ご要望に応じて印刷されたライセンス文書もご購入 いただけます。 フィールドバスモジュールCDF600-21xx PROFIBUS DP www.mysick.com/en/cdf600-2 • フィールドバスモジュールCDF600-21xx PROFIBUS DPの取扱説明書の英語版 (No. 8015335) およびドイツ語版 (No. 8015334) 、 必要に 応じてその他の言語 RFU630の修理作業を行えるのは、 資格を有し、 認可 を受けたSICK AGのサービス要員に限ります。 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com RFU63x | SICK 6 機器レイアウト すべてのインターフェースおよび接続オプションの概要 1 2 △Ꮤ56´$8; ၗး၈ၴႅႝ႓႘$8;Ⴍ႘ၑ Serial 3 CDB650-204 ቴႁႦႻQRP ... ... GND DC 18 V... 30 V1) 92.4 (113.1) ሔဪၲჃ႖ႚၺႧႇႷჃ Ꮐᐒ 8.2 40 80 136.8 166 238.6 59.5 238.6 3 ቴႁႦႻQRP ቴⶻ⚓⊥ 7 ... 1 ၸჃႃ႐ 7 PC 設定診断 Ethernet ፤ᐒ 42.5 8 ´㎉⇉ႇႺၲႻ႗ႏ&$1,2µ $8;+267 ቴႁႦႻQRP セᐕ၇ㅀ፤ᐒᏀᐒ &0&ႡႹႱႏၿႽႛჃႀႲႈႵႻ⢬⒯ ፤ᐒᏀᐒ ႗ႈႏႻ ´ၴႅႝ႓႘µ ´ၴႅႝ႓႘µ+267 ቴႁႦႻ no. 6034414 (2 m) HOST ⻂ၘၘ⢯Ḹ ᷐၃ၤ႗ႏᎱ␚ ´△Ꮤ5656µ+267 ၗး၈ၴႅႝ႓႘+267Ⴍ႘ၑ &'%၁5)8၇㋣၇ႁ ႦႻ㋒ီ၄ቿ៷ဲၤᷛቋ፤ᐒ㎉ᘷ ቴ5)$–ᤰᓦဪ ቴႁႦႻQRP ピン割り当ての概要 6 32.5 40 34 52 17.2 0 17.2 (113.1) 13.1 0 ´ၴႅႝ႓႘µ$8; ቴሔဪ⻂ၘၘ႘Ⴚၼ Ꮐᐒ ´㎉⇉ႇႺၲႻ႗ႏ&$1,µ᰽⣒ 3 12 2 11 13 4 1 5 16 14 10 6 9 17 15 8 7 ᡘ⃦>PP@ 1 2 3 9 ´86%µ$8; ၗး၈ၴႅႝ႓႘$8;Ⴍ႘ၑ SOPAS ፤ᐒ 6 83.5 64.3 28 13.5 9 119.3 97 0 RFU630131xx USB DC 18 V ... 30 V 9 68.4 44.4 0 5 26.4 5 1 2 0 14.5 19.6 24.7 29.7 34.8 39.9 45 119.3 4 48.4 70.4 92.4 (113.1) 15.1 No. 1064114 ß 1. 3 x アンテナ入力 ( 「external」 、 TNCリバース) 2. 「Power/Serial Data/CAN/I/O」接続 (17ピン M12オスコ ネクタ、 Aコード化) 3. 「イーサネット」接続 (4ピン M12メスコネクタ、 Dコード 化) 4. 内蔵アンテナ付きフード 5. 7 x RGB LED、 マルチカラー (ステータス表示灯) 6. 3 x 止まり穴ねじM5、 深さ 9 mm、 RFU630取付用 7. 4 x 止まり穴ねじM6、 深さ 12 mm、 RFU630の別の取付用 8. 1 x RGB LED、 マルチカラー (プロセスフィードバック) 9. Step ▾ および Enter p ファンクションキー (現在機能し ません) ß USB接続、 5ピンメスコネクタ、 Micro Bタイプおよび MicroSDカード用スロット、 ねじ止めされたカバー後ろ 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com 5)8[[ 0ၺႉ ႃႝၿႏ $ႃ႙ GND DC 18 V ... 30 V CAN L CAN H TD+ (RS-422/485), HOST TD– (RS-422/485), TxD (RS-232), HOST TxD (RS-232), AUX RxD (RS-232), AUX SensGND ႋჃႅႉၴ႓႑Ⴣႀ፤ᐒ RD+ (RS-422/485), HOST RD– (RS-422/485), RxD (RS-232), HOST ⢯Ḹႉၴ႓႑ჃႀᏀᐒ ⢯Ḹႉၴ႓႑ჃႀᏀᐒ ႋჃႅႉၴ႓႑Ⴣႀ፤ᐒ 0ဤၢ'6XEၑ၇ၲ႐ႧႏႁႦႻ ቴQRP 6 1 5 10 '6XE+' ၺႉႃႝၿႏ 11 15 ´ၴႅႝ႓႘µ᰽⣒ 4 1 3 2 5)8[[ 0Ⴑႉ ႃႝၿႏ 'ႃ႙ 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 DC 18 V ... 30 V 2 RxD (RS-232), AUX 3 TxD (RS-232), AUX 4 TD+ RD+ TD– RD– ၥႝၟၣ၎ၭၫႝၚጾᏬ GND RD+ (RS-422/485), HOST RD– (RS-422/485), RxD (RS-232), HOST TD+ (RS-422/485), HOST TD– (RS-422/485), TxD (RS-232), HOST CAN H CAN L ⢯Ḹႉၴ႓႑ჃႀᏀᐒ ⢯Ḹႉၴ႓႑ჃႀᏀᐒ ႋჃႅႉၴ႓႑Ⴣႀ፤ᐒ SensGND ⋤᰽⣒ ⋤᰽⣒ RFU63x | SICK 7 地域指定 無線機器の型式承認 ファームウェア キャリア周波数レンジ 機器のタイプ 部品番号 ヨーロッパ/サウジアラビ ア/南アフリカ 米国/カナダ/メキシコ 内部アンテナの 送信出力 ETSI EN 302 208-2 V. 1.4.1 V. 1.11以降 865.6~867.6 MHz 最大2 W (ERP 1)) RFU630-13100 1054396 V. 1.11以降 902.75~927.25 MHz 最大4 W (EIRP 2)) RFU630-13101 1054397 オーストラリア FCC Part 15.247 / CAN ICES-3 (A); NMB-3(A) / NOM-121 AS/NZ 4268 V. 1.22以降 920.25~925.75 MHz 最大4 W (EIRP 2)) RFU630-13102 1058775 ETSI EN 302 208-2 V. 1.4.1 V. 1.50以降 865.6~867.0 MHz 最大2 W (ERP 1)) RFU630-13103 1067473 ANATEL RESOLUTION No.506 V. 1.50以降 902~907.5 MHz 915~928 MHz 最大4 W (EIRP 2)) RFU630-13104 1068726 1057943 インド ブラジル 中国 日本 ロシア 韓国 インドネシア SRRC V. 1.22以降 920.625~924.375 MHz 最大2 W (ERP 1)) RFU630-13105 ARIB STD-T106 V. 1.40以降 916.8~920.4 MHz 最大4 W (EIRP 2)) RFU630-13106 1067133 ARIB STD-T107 V. 1.40以降 916.8~920.4 MHz 最大0.5 W (EIRP 2)) RFU630-13107 1061498 1070903 ETSI EN 302 208-2 V. 1.4.1 V. 1.51以降 866.2~867.6 MHz 最大2 W (ERP 1)) RFU630-13108 – V. 1.60以降 917.0~920.5 MHz 最大4 W (EIRP 2)) RFU630-13110 1073442 – V. 1.60以降 923.0~925.0 MHz 最大2 W (ERP 1)) RFU630-13112 1074302 8016529/YNA4/2015-08-07 • 8M_KA/ITL • Printed in Germany (2015-08) • 無断複写・複製・転載を禁ず • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください 機器の概要 1) ERP = Equivalent Radiated Power (実効放射電力) 2) EIRP = Equivalent Isotropic Radiated Power (等価等方輻射電力) 8016529/YNA4/2015-08-07 • 記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください • SICK AG • Waldkirch • Germany • www.sick.com RFU63x | SICK 8
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