スライデックス HCS-JH30E型(扉質量10kg~30kg)

?
処理
原因
枠
扉が壁面、 または床に接触
している
レールの走行面にキズ、
ヨゴレが付着している 戸車がレールから脱輪
している
扉が垂直に取付けられて
いない
レールの傾斜角度が間違っている レールの清掃、または交換
吊り直し、外れ止めを
取付ける
ガイドローラの位置を
変える
●正しい傾斜角度になるように
取付け直す
●1mに対し11.6mm(300mmに
対し、3.5mm)傾ける
壁
床
フレームとガイドローラの ●扉の寸法を確認し、取付け
取付け位置をずらす
直す
●フレームとガイドローラの
取付け位置をずらす
フレームが傾いている
ガイドローラの上部が扉下
部に接触している
戸車が中心線上に取付いて
いない 原因
戸車の破損
■基本部品
外れ止めの緩み、締め忘れ 外れ止め
扉が動かない
または
閉じきらない
床
レール、各フレームの取付
けねじの緩み レールを上に取付け直す
または扉の高さ寸法を修正
する
戸車の摩耗
一直線になるように取付け
直す
レールにキズ、 ヨゴレが付
着している 処理
戸車の交換
戸車の摩耗粉が戸車に付着
している 扉上面が水平になっていない
制御フレーム
処理
戸車を交換する
レールの清掃、または交換
扉が垂直に取付けられてい
ない
フレームが傾いている
戸車外周をウエスで拭き取る
処理
カムが戻ってしまっている
カム
扉を開けた状態でカムを手で端まで
移動させる 決められたフレームピッチ
に取付けられていない 戸車フレーム
高さ調整
ボルト
戸尻側フレームの高さ調整
ボルトによる調整をする
フレームの下にライナー等
を入れ垂直に取付ける
ガイドローラの位置を変える 適正なフレームピッチで各フ
レームを取付け、また、戸車
フレームの高さ調整ボルトに
より扉の傾きを修正する
注意事項
本製品には構造上以下の現象が発生します。
・製品ごとに引き込み速度が若干異なる場合があります。
・重量の重い扉を勢いよく閉めるとブレーキが利かずに閉まりきる場合
があります。
・重量の軽い扉を勢いよく閉めると戸先側が浮き上がる場合があります。
・開閉時に引き込み装置からカチッという作動音が発生します。
スチール(三価クロメート)
4
1
M5×8十字穴付き六角ボルト
ストッパー本体
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
ストッパーバネ
取付プレート
SD15ストッパー付戸当りクッションゴム
M4×8十字穴付きなべ小ねじ
M5×8十字穴付き六角ボルト
ガイドローラ
HCS-C30型 ガイドレール
呼び径4.5×20十字穴付きトラスタッピンねじ
呼び径4.5×40十字穴付きトラスタッピンねじ
呼び径5×60十字穴付きトラスタッピンねじ
呼び径4×25十字穴付き皿タッピンねじ
呼び径5×25フランジ付き十字穴付き六角タッピンねじ
6×30エビモンゴプラグ
ステンレス
スチール(三価クロメート)
ゴム
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
ウレタン・SPHC(酸洗)・他
スチール(三価クロメート)・ゴム
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
スチール(三価クロメート)
樹脂
スチール(三価クロメート)
1
1
2
1
1
1
1
1
4
1
1
8
8
2
4
2
2
278
施工上の注意
・引き込み装置を湾曲させて取付けないでください。
・取付けの際はインパクトドライバーの使用は避けてください。
・扉や枠は扉質量、扉の開閉時の衝撃に耐えられる強度のあるものをご使用ください。
・ストッパー、キャッチ部品取付用の六角ボルトには緩み止め処理が施されています。
緩み止め処理剤は人体に対する安全性を考慮してありますが、人によってはかぶれる
場合がありますのでご注意ください。
六角ボルトは口にくわえないでください。表面硬化剤が唾液で溶け、かぶれたり
有害物質が出るおそれがあります。
最小枠内寸法
65以上
27
530
点検カバー
(別途)
竪枠内幅
90
40
P300
戸先側フレーム
キャッチ部品
引き込み装置
40
戸尻側フレーム
基準穴
使用上の注意
30
・扉に寄りかかったり、強い衝撃を加えないでください。扉が外れる原因となります。
・本製品は自閉式です。強制的に閉扉させないでください。
・学校等あらい使用が考えられる所では使用しないでください。
・本製品は屋内仕様です。屋外での使用は避けてください。
・商品を分解しないでください。怪我の原因となります。
93
竪
枠
戸
先
側
93
扉幅
800~1100以下
70
1100~1200以下
150
1200~1300以下
250
ストッパー
戸
尻
側
扉
ガイドレール
レールの傾斜は40°
(300mmに対して3.5mm)
ガイドローラ
300
▽FL
7
本社/大阪市淀川区新高2-7-13
http://www.daiken.ne.jp
樹脂・他
スチール(三価クロメート)・樹脂
注 取付け後、この説明書を保管しておいてください
28以上
・引きバネを使用しているため開扉初めは重くなります。
M5×20ばね座金平座金組込み十字穴付きなべ小ねじ
引き込み装置
キャッチ部品
取付プレート
1
2
(56)
扉が閉まる
時に
音が鳴る
原因
DH+49+7
原因
取付ねじを締め直す
1
1
外れ止め
外れ止めを取付ける
引き込み
動作が
効かない
扉のガタツキ
処理
アルミ形材
スチール(三価クロメート)・樹脂
スチール(三価クロメート)・樹脂
樹脂・スチール(三価クロメート)
戸尻側フレーム
M5×20
なべ小ねじ
DH
原因
扉が外れる
フレームの下にライナー等
を入れ垂直に取付ける
2200
戸先側フレーム
最小枠内寸法
100以上
処理
アルミレール
3.5
扉が動かない
または
閉じきらない
扉の上部が枠に接触している
59~65
原因
スライデックス HCS-JH30E型(扉質量10kg~30kg)
DA-13-0
竪
枠
取付け手順(基本部材の取付け
2
レールの取付け
水平距離
: 竪枠より90㎜
FLからの距離A : 扉高さDH+7+49
レールの長穴の数(レールカット後)により B、Cを求め
最端穴位置をけがきます(印をつける)
B
90
表1
C
扉高さDH
A
例)
7
3
※右引き用(左引き用は対称)
アルミレール
最端穴
取付プレート
② 戸車をレールに乗せます
この時点ではブレーキ効果
がありません
指ヅメに注意してください
③ 扉を止めたい位置でストッパーを
ガイドローラ
板バネ
●高さ調整ボルトにより
建て付け調整を行い
ます
M5六角ボルト
左引き用はクッションゴムと板バネを
反対向きに組み付けます
走行面
15
B
48 15
6
※扉のセンターをけがくのを
お勧めします
① 扉下部に掘り込み加工を
扉掘り込み寸法
② 扉幅に合わせてガイドレール
下穴 φ3程度
278
③ 外れ止めを取付けます
取付プレート
向きにご注意ください
上
戸
先
側
下
アルミレール
キャッチ部品
本体
閉扉状態
② レールの戸先側端部よりキャッチ部品
外れ止め
をレール溝へ入れ、仮止めします
取付けます
M5×20なべ小ねじ
5
70
150
250
アルミレール
ガイドレール
B
77
157
257
合わせ位置
固定してください
※
(mm)
800~1100
1100~1200
1200~1300
④ 合わせ位置でキャッチ部品を
戸尻側フレーム
4.
5×40トラスタッピン
A
引き込み装置
M5六角ボルト
③ 4×25皿タッピンで
を取付けます
扉幅
合わせ位置
(戸先側ライン)
21.5~22
戸先側フレーム
② 戸先側フレーム、戸尻側フレーム
合わせ位置(戸先側ライン)をレール
にけがいてください
組み付けます
をカットします
扉上面
③ 閉扉状態にし、引き込み装置にある
します
30
490
15 48 15
10
① キャッチ部品本体に取付プレートを
(2つ同部品です)
戸先側、戸尻側フレーム、引き込み装置、ガイドレール、ガイドローラの取付け
37
キャッチ部品の取付け
高さ調整ボルト
(またはスパナ)
基準穴
130
固定してください
クッションゴム
M4なべ小ねじ
右に回すと扉が持ち上がり
左に回すと扉が下がります
4.
5×20
トラスタッピン
50 ㎜以内
① 扉上面に下穴をあけてください
取付プレートを組み付けます
建て付け調整方法
長穴の数 : 6
表1より
B =1500
C =17.4
走行面は傷付けないで
ください
レールカット面
4
① ストッパー本体にクッションゴム、板バネ、
9
アルミレール
レール取付け時は、レールを押し上げたり
押し下げたりして取付けないでください
100㎜以上
レール溝へセットします
ストッパー本体
2 でけがいた2ヶ所にレールを仮止めし、あとは残りの長穴に従ってレールを取付けます
レールカット面より50㎜以内の位置に穴(φ5.2)
をあけます
アルミレール
基準穴
300
FL
最端穴がレールカット面より100㎜以上の場合
2
① 扉下部をガイドローラに
合わせます
② レールの戸尻側端部よりストッパーを
1
戸尻側
戸先側
後でストッパーをセットしますので
レールのカエリ、バリは必ず除去
してください
最端穴位置
5ヶ 6ヶ 7ヶ 8ヶ
1200 1500 1800 2100
13.9 17.4 20.9 24.4
8
※納まり図、加工図等は全て右引き用です
左引き用は対称となります
ストッパーの取付け
B = 長穴の数×300㎜
C = B寸法×0.0116
竪枠
竪枠
基準穴位置
(mm)
長穴の数
B
C
2
1
扉の吊り込み
② 最端穴の設定
竪枠内幅
アルミレールを竪枠(サッシ)内幅より
-80㎜でカットします
(戸尻側をカット)
49
1
① 基準穴の設定
1 ~ 10
)
30
93
A
93
戸
尻
側
戸
先
側
戸先側フレーム
① 引き込み装置凹部を戸先側フレーム
引き込み装置
4×25皿タッピン
7
外れ止め突起部は
必ず戸先側にくるよう
にしてください
※こちら側が
正面
戸
先
側
壁
閉扉状態
開扉状態
重なり寸法
扉をゆっくりと閉め、
作動確認を行ってください
弱
ばね調節部にドライバーを差し込み
操作してください
強
アルミレール
重なり寸法/2
扉が垂直になるように
位置決めしてください
強設定への切り替え方法
5×25フランジ付
十字穴六角タッピン
3
閉扉状態
引き込み装置
合わせ位置
③ カムを戸先側(矢印方向)へ手で移動させ、
ガイドローラ
カム
戸先側
■ばねの2段階切り替えで引き込む力が調整できます。
(通常は弱設定です)
合わせ位置
(戸尻側ライン)
(戸尻側ライン)をレールにけがいてください
318
② 引き込み装置を取付けます
確実にロックしてください
完 了
調整について
■キャッチ部品の取付位置調整により、ゆっくりと閉まる引戸が
竪枠手前約30㎜より速く閉まる動き(フリー機構)に切り替え可能です。
換気扇作動時や電気錠のラッチなど抵抗がある場合に扉を確実に
閉めきります。
① 閉扉状態にし、引き込み装置にある合わせ位置
5×60トラスタッピン
490
作動確認
扉の重なり部中央にガイドローラを取付けます
に差し込みます
凹部
突起部
突起部
② キャッチ部品をゆるめ、戸尻側へ移動
エビモンゴプラグ
6×30
1
させて固定してください
2
A
下穴 ドリル径6.0
深さ30
方向に移動させると制動距離が短く
A
なり、閉扉時間が早くなります。
弱設定への切り替えは逆の手順になります。