石炭資源探査の現状 「インドネシア石炭資源解析調査」

2006 年石炭技術会議
【
講 演
Ⅲ
】
石炭資源探査の現状「インドネシア石炭資源解析調査」
辛島
洋士
財団法人石炭エネルギーセンター
資源開発部
担当部長
2006年石炭技術会議
石炭資源探査の現状
「インドネシア石炭資源解析調査」
財団法人 石炭エネルギーセンター
資源開発部 担当部長 辛島 洋士
海外地質構造調査「日本インドネシア石炭資源解析調査」
(NEDO委託事業)
覚書の調印
調印日: 平成17年1月10日
日本側:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
インドネシア側:(旧)地質鉱物資源総局
(現)地質庁
(現)鉱物・石炭・地熱総局
講-Ⅲ-1
2006 年石炭技術会議
第二年次(平成17年度)年次計画
調印日: 平成17年4月6日
日本側: NEDO石炭事業部
インドネシア側:(旧)鉱物資源情報局
(旧)鉱物石炭企業局
(現)地質資源センター
(現)鉱物・石炭・地熱プログラム監督局
(現)鉱物・石炭事業監督局
調 査 概 要
調査事業名:日本インドネシア石炭資源解析調査
“The Joint Study on Evaluation of Coal Resources and Reserves in Indonesia”
目 的:インドネシアにおける石炭資源量・埋蔵量の評価
調査期間及び対象地域:
フェーズ1; 平成16年度~平成18年度,南スマトラ地域
フェーズ2;平成19年度~平成20年度, 東・南カリマンタン地域
(フェーズ2への継続実施は運営委員会にて決定する)
講-Ⅲ-2
2006 年石炭技術会議
調査スケジュール
2004
2005
2006
2007
2008
データベースの構築
石炭資源関連データ・情報 (General Data)
対象地域
南スマトラ地域(約 60,000Km2)
東・南カリマンタン地域(10,000Km2)
シ ス テ ム 構 築
全体システム設計
System 1
System 2
資源評価
資源評価
統合ソフト作成
統合ソフト作成
Data Creation /
Data Reference /
Evaluation / DSS /
Managements
Data Management /
System Management
共 同 作 業
評価手法(資源量・埋蔵量算出法)の決定
データ公開ルール/ユーザー管理方法の決定
システム構想
„
„
„
データベースの構築機能
石炭資源解析・評価機能
システムの運用機能
①
③
データ蓄積
解析・評価
データベースの構築
②
GEO
Database
石炭資源解析・評価
システムの利用
④
共有・公開
解釈・編集
Internet
講-Ⅲ-3
2006 年石炭技術会議
データベースの構築
石炭資源評価に必要なデータ
政府機関報告書
関連一般データ
Geological Modeling
CoalMineAnalyst (CMA)
アナログ
地質探査データ
石炭データ
私企業報告書
ベクター
ラスター
専門家の知見による
評価・解釈
デジタル
Digitalize / Formalize / Schematize
X
GEO
Database
データの解析・評価
+
インドネシア
評価標準
石炭資源量
石炭埋蔵量
主題図の作成
GEO
Database
講-Ⅲ-4
解析・評価
意志決定
公開・共有
2006 年石炭技術会議
データ参照・機能利用,データ管理 アクセス管理 (システムの運用)
User Management
GEO
Database
「日本イ ンドネシア石炭資源解 析調査」
石炭資源分 析・評価シ ステム構造 の概要(案 )
確定埋蔵量
Fe a si b i li ty S tud y a n d
/o r Mi n in g re po rt
Pr ov e d R es e rv e
可能性資源量
Private Company F/S and/or M/P report
F e as i bi l i ty Re s ou rce s
推定埋蔵量
Pr e -f e as i bi l i ty s tu d y
Pro ba b le R e s er v e
可能性予備資源量
Private Company Pre-Feasibility Study
Pre f ea si b i li t y R e so ur c es
GI S シス テ ム に よる石 炭
埋蔵量 評 価
GI S システム 機能で の要素 ・ファクターによる 埋蔵量評価
Me as u re d
In dic a te d
F/ S, Pr e F /S 及 び採掘 計画の埋 蔵量評 価項目・ ファクタ ー
産業 ・社 会開発 、 地域 開発計 画 との 整合性 、エ ネルギ ー 供給 センタ ー 開 発/ 配 置計画 等
インフ ラスト ラク テ ァー/発電 所・ 送電線網 等開発計 画
政策・戦略立案機
能
管 理 監 督 ・ 地 方分 権化 対 応 デ ー タ ・ 情 報
資源評価データレイ
ヤー
システム構成・運用
鉱業 法、規 則、外 資投資法 、等
石 炭輸送 インフ ラ関連 データ ・情 報
土 地利用 、土 地所有 、農業 関連デ ー タ ・情 報
港湾・ 海図・ 航路 図等の情 報・ データ
各種統計 データ
気候・ 気象デ ータ
森林 GISシ ス テ ム (保 護区域、 森林資 源、等 )
地質図 、土壌 分布図、 地盤強 度図、 地下水 データ 地図等
既存一般情報
データベース
石 炭 物 性 デ ー タ ( ガス化 性状 、液 化性 状 、コ ー ク ス化 性 、燃 焼性 、 灰 の 物 性 、微 量成 分 等 )
資 源/ 産業 / 企業 活動 管 理 デ ー タ ・ 情 報( 操業 炭鉱 デ ー タ 、鉱 区デ ー タ、 鉱 区 図、 等)
.等 剥 土 比、 等品 位、 等深 度 、炭 層毎 、等 層厚 等 カ テ ゴ リー 別 の 資 源 評価 ( カ テ ゴ リー 別 資源 量 、埋 蔵量 )
カ テ ゴ リー 別 資源 評 価
露 頭( 露 頭線 図 ) デ ー タ ベー ス
(
評
地価
質基
構準
資源量
Res o urce s
単純
穏当
複雑
確定資源量
概算資源量
予想資源量
仮定資源量
Me as u re d
X < 50 0
X < 25 0
X < 10 0
In dic a te d
50 0 < X < 1 00 0
2 5 0 < X < 50 0
10 0 < X < 2 00
In f er r ed
1 00 0 < X < 2 00 0
50 0 < X < 1 00 0
20 0 < X < 5 00
H i po te t ic a l
規定な し
基本評価・算定基
準
地 質 探査デ ー タ: 試錐 ,露 頭,炭 質 分析 ,等 深線 図 ,等
デジタ ル地図 及び情報
基礎データベース
地形デ ータ・ 情報
リ モート センシ ング デー タ・ 情報
地質探 査レベ ル
精 査
中 査
概 査
講-Ⅲ-5
超 概 査
2006 年石炭技術会議
作 業 フ ロ ー ・ 成 果 品 図
資料のデジタル化
デジタル化作業
テーブルデータ化
・テ
試錐データ
露頭データ
分析データ
・ ベクトルデータ化
炭層等深線図
炭層露頭線図
地形図
・ 既存デジタルデータ入力
地質図
鉱区図
保護区図
General Data
基礎データベース構築
基礎データベースの構成
・ テーブルデータベース
試錐データベース
露頭 〃
分析 〃
・ ベクトルデータベース
炭層等深線 〃
炭層露頭線 〃
地形図 〃
・ 既存データデータベース
地質図 〃
鉱区図 〃
保護区図 〃
General Data 〃
地質モデリング化
グリッドデータ
ベースの構築
石炭資源評価
成果品データベース構築
モデリング化作業
グリッドデータ
ベースの構成
石炭資源評価内容
成果品データベースの構成
・ グリッドモデルの作成
炭厚モデル
灰分モデル
硫黄分モデル
・ ベクトル・ラスター変換
炭層深度モデル
地形図モデル
炭厚データベース
灰分データベース
硫黄分データベース
地質構造複雑度評価
炭層状況評価
(炭厚,灰分等)
資源量・埋蔵量評価
炭層深度データベース
地形データベース
試錐・露頭位置図
地質図
断面図
試錐柱状図
炭層等深線図
炭層等厚線図
灰分等品位線図
硫黄分等品位線図
石炭分析表
Resources Map
Reserves Map
炭量計算表
【公開対象データベース】
GIS System Function
第2年次作業実績
(1) システム1機材の設置 (コンピュータハードウェア及び GISソフトウェア)
(2) インドネシア石炭資源量及び埋蔵量評価基準の調査
(3) デジタルデータベースの構築及び成果品の一部出力
(4) 既存ソフトウェアの統合ソフトの設計及び一部作成
(5) 日本・インドネシアの共同作業
(6) インドネシア人オペレータの教育・訓練
(7) 石炭資源関連情報・データに関する情報収集
(8) 報告書の作成
講-Ⅲ-6
2006 年石炭技術会議
システム1機材の設置
(コンピュータハードウェア及びGISソフトウェア)
System Description
Hard ware Desk Top PC
Server
Laser Printer
Plotter and Scanner
Digitizer
Notebook Computer
Copier-monochrome
Air Conditioner
Soft ware
For PC
For Server
Specification
Fujitsu Desk Power P321, (Backup P/S)
Primergy TX 200S2f, (Backup P/S)
HP Laser Printer 5550DN
HP Design Jet 815mfp, Ao
CALCOMP DBⅣ 3648S
Life Book S6240
Fuji Xerox DC156
3pk, Ceiling Type
ArcInfo 9.0
Arc Editor 9.0
Spatial Analyst
Geostatial Analyst
3D Analyst
Microsoft Office Pro2003
Auto CAD 2006
Norton Anti virus
Arc Scan for ArcGIS
Coal Mine Analyst (Mage in Japan)
Coal GIS (Made in Japan)
Windows Svr Std 2003
Arc SDE
SQL Svr 2000
SQL CAL 2000
SYMANTEC Antivirus 9.0
システム1設置状況
講-Ⅲ-7
Unit
3
1
1
1
1
2
1
1
1
2
3
3
3
3
1
3
1
1
1
1
1
1
5
1
2006 年石炭技術会議
インドネシア石炭資源量及び埋蔵量評価基準の調査
Indonesian Coal Resources and Reserves Evaluation Standard (Draft)
Indonesian National Standard (SNI) for
Indonesian Coal(Coal
Resources
and Reserves
Classification (1998)
Resources
and Reserves)
Coal Reserves
Coal Resources
FS
Proved Reserves
(FS Resources)
Measured Resources
Indicated Resources
Pre-FS
Probable Reserves
(Pre-FS Resources)
Inferred Resources
Hypothetical Resources
※ Recoverable Reserves)=Proved Reserves+Probable Reserves
Classification of Calculation Standard
Distance between identification points(m)
Geological
Structure
Measured
Indicated
Inferred
Hypothetical
Simple
500 >
500~1,000
1,000~2,000
2,000 <
Moderate
250 >
250~500
500~1,000
1,000 <
Complicated
100 >
100~200
200~500
500 <
*Classification of Geological Structure should be decided by Coal Resources and Reserves Calculation Expert
GISシステムによる石炭資源量及び埋蔵量評価方法(案)
日 本 側 提 案 資 源 量 ・埋 蔵 量 評 価 手 法
地質的石炭資源量
地質的確定石炭資源量
石炭資源量
評価石炭可採埋蔵量
実収炭量
確定石炭資源量
評 価 要 素 ・フ ァ ク タ ー
地質的推定石炭資源量
推定石炭資源量
Ex. 地 質 安 全 率 , 採 掘 実 収 率 等 技 術 評 価
地質的予想石炭資源量
予想石炭資源量
地質的仮定石炭資源量
仮定石炭資源量
評価石炭不可採埋蔵量
F S , P re - F S 等 実 施 区 域
確定埋蔵量
可能性資源量
実収炭量
P re - F S : 推 定 埋 蔵 量
可能性予備資源量
FS:
制限石炭資源量
制限条件:
河川流域
インフラ保 護
社会条件
森林保護区等
保 護 区 域 等
講-Ⅲ-8
2006 年石炭技術会議
デジタルデータベース構築に使用した地質探査データ・情報
„
NEDO調査報告書(海外地質構造調査及び企業化調査)
„
DMRI(現CGR)探査報告書
„
PTBA探査報告書
„
Shell探査試錐データ
NEDO探査データ・資料
報 告書名
地域
調査状 況
露頭調 査
試錐 調査
地 震探査
VSP調 査
石炭 分析
岩石 試験
水 文調査
バ ンジャルサリ
○
60孔
10.19km
6孔
○
×
×
南アラ ハン
○
31孔
22.37km
3孔
○
○
○
ブニアン
○
20孔
18.03km
2孔
○
○
×
クンキラン
○
23孔
14.24km
2孔
○
○
○
ム アララ キタ ン
○
17孔
×
×
○
×
×
スンガイ リリ ン
×
51孔
×
×
○
×
×
平成8~12年度海外 地質構造 調査日 本イン ドネシ ア
石炭共 同探査タ ンジ ュンエ ニムプ ロジ ェクト
平成8~12年度海外 地質構造 調査日 本イン ドネシ ア
石炭共 同探査タ ンジ ュンエ ニムプ ロジ ェクト
平成13~16年度 海外地 質構造調 査日本 インド ネシア
石炭共 同探査ブ ニアンクン キラ ンプロ ジェクト
平成13~16年度 海外地 質構造調 査日本 インド ネシア
石炭共 同探査ブ ニアンクン キラ ンプロ ジェクト
平成5年度 海外地質 構造調査 に係る企業化
基礎調 査ムアララ キタン 地区
平成10年度海外 地質構 造調査に係る企 業化
基礎調 査スン ガイ リリ ン地区
○ :実施
× :実施 せず
講-Ⅲ-9
2006 年石炭技術会議
DMRI 探査データ・資料
報告書名
地域
Penyelidkam Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera Selatan Di Daerah
Sungai Pinang Dan Sekitarnya Kab, Musi Rawas Dan Kab, Musi Banyuasin
Laporan Pengkajian Endapan Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera
Selatan Di Daerah Sekayu-Mangunjaya Kabupaten Musi Banyuasin
Pengkajian Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera Selatan
Di Daerah Bayat, Kabupaten Musi Banyuasin
露頭調査
調査状況
試錐調査
石炭分析
Sungai Pinang
○
14孔
○
Sekayu
○
11孔
○
Bayat
○
11孔
○
Pengkajian Cekungan Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera Selatan
Di Daerah Muara Lakitan, Kabupaten Musi Pawas Provinsi Sumatera Selaten
Muara Lakitan
○
17孔
○
Pengkajian Batubara Bersistem Dalam Cakungan Sumatera Selatan Di Daerah
Kota Tengah, Prop. Sumatera Selatan Dan Jambi
Kota Tengah
○
14孔
○
Pengkajian Batubara Bersistem Dalam Dekungan Sumatera Selatan Di Daerah
Nibung Dan Sekitarnya Kabupaten Sarolangun, Provinsi Jambi Dan Kabupaten
Musi Banyuasin Dan Musi Rawas, Provinsi Sumatera Selatan
Nibung
○
13孔
○
Penyelidikan Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera Selatan Di Daerah
Musi Rawas Dan Sekitarnya Kab, Sarolangun, Provinsi Jambi, Serta Kab, Musi
Benyasin uasin Dan Musi Rawas Provinsi Sumatera Selatan
Musi Rawas
○
12孔
○
Penyelidikan Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sumatera Selatan Di Daerah
Benakat Minyak Den Sekitarnya Kabupaten Muar Enim Provinsi Sumatera Selatan
Benakat Minyak
○
14孔
○
Laporam Pengkajian Batubara Bersistem Dalam Cekungan Sematera Selatan
Di Daerah Babat, Kabupaten Musi Banyuasin Provinsi Sumatera Selatan
Babat
○
20孔
○
Shell 及び PTBA 探査データ・資料
PTBA探査データ
報告 書名
地域
調査状 況
露 頭調査
試錐調査
地震探 査
○
30孔
×
石炭 分析
岩 石試験
○
○
La poran Eksplo ra si B atub a ra Di Da era h Air Serolo ,
Ka bu paten La h at, Prov insi S u matera Selata n
Air Serolo
○ :実 施
× :実 施せず
Shell 探査データ
地域
地質図
夾炭層等深線
試錐位置
試錐柱状
南スマトラ全域
○
局部
○
Sungai Pinang
×
×
○
17孔
Sekayu
×
×
○
12孔
Babat
×
×
○
10孔
○:資料有り
×:資料無し
講-Ⅲ-10
2006 年石炭技術会議
デジタルデータベース構築に使用した石炭探査試錐位置図
デジタルデータベースの構築及び一部成果品出力作業内容
(1) 使用座標系の統一
(2) データベースフォーマットの作成
(3)既存探査資料のテーブルデータ化
(4)試錐柱状対比図の作成
(5) 炭層等深線図の作図
(6) 地質モデリング (グリッドデータベースの構築)
(7) 炭層等深線図の出力
(8) 各種等値線図の出力
(9) 石炭資源量算出図の出力
(10)石炭資源量算出表の出力
講-Ⅲ-11
2006 年石炭技術会議
使用座標系の統一
„
WGS84UTM ZONE48S Survey System
データベースフォーマットの作成(1)
Drillhole Location
Borehole ID
X
Y
Z
Outcrop NO.
X
Y
Z
Seq. NO.
Borehole ID
From
To
Total Depth
Area
Block
Year Drilled
Company
Type
Seam
Area
Block
Dip
Rock Type
Seam Name
Sample Name
Outcrop Location
Thickness
Drillhole Lithology
Thickness
講-Ⅲ-12
Strike
Dip
2006 年石炭技術会議
データベースフォーマットの作成(2)
Coal Analysis
Area
Total S
(%)
Drillhole
NO.
Seam
CV (adb) CV (daf)
(kcal/kg) (kcal/kg)
From
SG
To
Excluding Sample
Parting
NO.
Total M
(ar)
Proximate Analysis
Basis
M(%)
A(%)
Vol(%)
FC(%)
Ultimate Analysis
HGI
Basis
C(%)
H(%)
N(%)
O(%)
S(%)
Ash(%)
MnO
P2O5
SO3
H 2O
Ash Analysis (%)
SiO2
Al2O3
Fe2O3
CaO
MgO
Na2O
K2O
TiO2
既存探査資料のテーブルデータ化 (1)
講-Ⅲ-13
HO
2006 年石炭技術会議
既存探査資料のテーブルデータ化 (2)
試錐柱状対比図の作成
講-Ⅲ-14
2006 年石炭技術会議
炭層等深線図の出力
地質モデリング作業(グリッドデータベースの構築)
Vector Data
Modeling
Grid Data
Structure Model
Coal Seam
Topography
Structure Contour Map
Topographic Map
Coal Seam Model
Table Data
Modeling
Seam Thickness
Coal Quality
講-Ⅲ-15
Thickness
Quality
2006 年石炭技術会議
等深線図の出力例
等値線図(等層厚線図)出力例
講-Ⅲ-16
2006 年石炭技術会議
石炭資源量計算図の出力例
石炭資源量計算表の出力例
講-Ⅲ-17
2006 年石炭技術会議
既存ソフトの統合ソフトの設計及び一部作成
1.Base software :
ArcGIS (USA)
CoalMineAnalyst (JAPAN)
2.Progress the Design in 2005 (Basic Design):
Database
Design of the dataflow
Design of the layer
Design of the data Structure
Functions for the Manager
Trial test of the data conversion function.
Trial test of the data creative function
Trial test of the geological modeling function
Trial test of the system management function
Functions for the Utilization
Trial test of the map creation function
Trial test of the resources calculation function
石炭資源関連情報・データに関する情報入手訪問先 1
Directorate of Transmission and Distribution, PT. PLN
2
Ministry of Forestry (Bureau of International Cooperation & Investment)
3
Directorate of Exploration and Exploitation, Directorate General of Oil and Gas, Department of Energy and Mineral Resources
4
BAKOSURTANAL (Center for Information Services)
5
Remote sensing Data Center – LAPAN -
6
PT. Pertamina
7
Geological Research and Development Center, Department of Energy and Mineral Resources
8
Nature Conservation Information Center, Ministry of Forestry
9
Administration Center for International Cooperation, Ministry of Industry
10 Directorate of Environmental Health, Ministry of Health
11 Directorate of Energy and Mineral Resources and Mining, National Development Planning Agency
12 Bureau of Foreign Cooperation (Asian Section), Ministry of Agriculture
13 Directorate of Railways, Directorate General of Land Communications, Ministry of Communication
14 Directorate of Industrial Statistics, Central Agency for Statistics
15 Office of Deputy for Environment Affairs, Ministry of Environment
16 Agency for Land Administration
17 Ministry of Public Housing
18 Directorate of Land Development, Directorate General of Land and Water Management., Ministry of Agriculture
19 Center for Agriculture Data and Information, Ministry of Agriculture
20 Directorate of Welfare Statistics, Central Agency for Statistics
21 Directorate of Statistic Methodology, Central Agency for Statistics
22 Directorate of National Spatial Planning, Directorate General of Spatial Planning, Ministry of Settlements and Regional Infrastructure
23 Directorate of Areal and Authority, Directorate General of General Government, Ministry of Home Affairs
24 Directorate of Salary Affairs and Social Manpower Warranty, Ministry of Manpower and Trans-immigration
25 Center for Climatology, Agency of Meteorology and Geophysics
講-Ⅲ-18
2006 年石炭技術会議
平成17年度の調査進捗状況(1)
平成17年度の調査進捗状況(2)
基礎データベース
テーブルデータ
デジタルデータ
ベクターデータ
地質モデリング
成 果品データベ ース
デジタルデータ
グリ ッドデータ
テーブルデータ
Sung ai Pinan g
Sekayu
Muara Lakitan
Sun gai Ly lin
Bayat
試錐位置
露頭
試錐柱状
石炭分析結果
試錐柱状対比図
地形図
炭層等深線図
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
地形図
炭層等深線図
×
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
試錐柱状対比図
地形図
炭層露頭線図
地質断面図
三次元地質構造図
アイソパ ック(炭厚)
アイソパ ック(灰分)
アイソパ ック(硫黄分)
アイソパ ック(発熱量)
Resources 計算図
Reserves 計算図
Resources 計算表
Reserves 計算表
石炭分析結果
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
△
○
△
◎
×
◎
◎
◎
○
○
○
○
△
△
△
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
△
◎
×
◎
◎
◎
△
△
△
△
△
△
△
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎:作成完了
○:作成中
△:今後作成予定
×:作成せず
講-Ⅲ-19
2006 年石炭技術会議
平成17年度の調査進捗状況(3)
基礎データベース
テーブルデータ
デジタルデータ
ベクターデータ
地質モデリング
成果品データベース
デジタルデータ
グリッドデータ
テーブルデータ
Babat
Musi Rawas
Kota Tengah
Benakat Miny
Nibung
試錐位置
露頭
試錐柱状
石炭分析結果
試錐柱状対比図
地形図
炭層等深線図
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
×
◎
地形図
炭層等深線図
×
◎
×
◎
×
◎
×
◎
×
◎
試錐柱状対比図
地形図
炭層露頭線図
地質断面図
三次元地質構造図
アイソパ ック(炭厚)
アイソパ ック(灰分)
アイソパ ック(硫黄分)
アイソパ ック(発熱量)
Resources 計算図
Reserves 計算図
Resources 計算表
Reserves 計算表
石炭分析結果
◎
×
◎
◎
◎
○
○
○
○
△
△
△
△
◎
×
◎
◎
◎
△
△
△
△
△
△
△
△
◎
×
◎
◎
◎
○
○
○
○
△
△
△
△
◎
×
◎
◎
◎
△
△
△
△
△
△
△
△
◎
×
◎
◎
◎
△
△
△
△
△
△
△
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎:作成完了
○:作成中
△:今後作成予定
×:作成せず
平成17年度の調査進捗状況(3)
基礎データベース
テーブルデータ
デジタルデータ
ベクターデータ
地質モデリング
成果品データベース
デジタルデータ
グリッドデータ
テーブルデータ
Arahan
Banjarsari
Bunian
Kungkilan
試錐位置
露頭
試錐柱状
石炭分析結果
試錐柱状対比図
地形図
炭層等深線図
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地形図
炭層等深線図
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試錐柱状対比図
地形図
炭層露頭線図
地質断面図
三次元地質構造図
アイソパック(炭厚)
アイソパック(灰分)
アイソパック(硫黄分)
アイソパック(発熱量)
Resources 計算図
Reserves 計算図
Resources 計算表
Reserves 計算表
石炭分析結果
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◎:作成完了
○:作成中
△:今後作成予定
×:作成せず
講-Ⅲ-20
2006 年石炭技術会議
解析データベース例
解析データベース例
講-Ⅲ-21
2006 年石炭技術会議
解析データベース例
解析データベース例
講-Ⅲ-22
2006 年石炭技術会議
今後の方針
データの質及び量
石炭資源関連
情報・データ
・NEDO 調査報告書
・返還鉱区の探査データ
・DMRI 調査報告書
・私企業の探査データ
・PTBA 調査報告書
・Shell 探査試錐データ
等
( 可能であれば)
GIS システム
高精度・正確な資源評価
ご静聴ありがとうございました。
講-Ⅲ-23
2006 年石炭技術会議
講-Ⅲ-24
2006 年石炭技術会議
からしまひろし
氏
名
:
辛島
洋士
財団法人 石炭エネルギーセンター
資源開発部 担当部長
(学
歴)
(職
歴)
1975 年 3 月
早稲田大学理工学部
資源工学科
卒業
1975 年
三菱鉱業セメント㈱入社(三菱石炭鉱業㈱、南大夕張鉱業所勤務)
1980 年
(財)石炭技術研究所に出向
1983 年
三菱鉱業セメント㈱本社資源部勤務
1985 年
三菱鉱業セメント㈱東谷鉱山勤務(石灰石採掘に従事)
(平成 2 年合併により三菱マテリアル㈱となる)
1993 年
三菱マテリアル㈱本店勤務(鉱業部門コンサルタントに従事)
1998 年
三菱マテリアル資源開発㈱に出向(試錐業務等担当)
2000 年 4 月(財)石炭エネルギーセンターに出向
2005 年 4 月より
現
職
海外地質構造調査(NEDO 委託事業)等海外調査案件に従事
講-Ⅲ-25