手術手技書 - Medacta

GLOBAL MEDACTA KNEE
DIFFERENT NEEDS... ...YOUR GLOBAL SOLUTION
手術手技書
Hip
Knee
Spine
Navigation
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
はじめ に
GMK® Primary は、術者の意向と習慣に応じて、以下のそれぞれの手術手
技によりインプラントすることができます。
MIS及び従来の手術手技
All in One手術手技
LBS手術手技
Ligament Tensor手術手技




この説明書では、Measured Resection法と呼ばれる手術手技について説
明します。
本手技は、膝関節のアライメントをベースに脛骨・大腿骨の切除位置を
決定します。軟部組織バランスは骨切りの状態に応じて調整します。
また
本手技は、脛骨ファーストあるいは大腿骨ファーストいずれでのアプロー
チにも対応することができます。
大腿骨遠位骨切は骨髄腔を基準に行いますが、A/P 4in1ブロックの設置
は様々な解剖学的指標(posterior condyles, epicondyles or Whiteside
line)を用います。
謝辞
GMK® Primary の以下開発チームメンバーの先生方に謝辞を送ります。
DR. WERNER ANDERL
Barmherzigen Schwestern 病院,
Wien, Austria
DR. RENÉ VERDONK
Ghent University Hospital,
Ghent, Belgium
PROF. DANIEL FRITSCHY
University Cantonal Hospital,
Geneva, Switzerland
DR. PASCAL VIÉ
Clinique du Cèdre,
Rouen, France
DR. PETER KOCH
Uniklinik Balgrist,
Zürich, Switzerland
2
注意
GMK®の器械を固定するピンは専用のピンを使用して下さい。使用前に
は、必ずピンのチェックをして下さい。曲がりや損傷のあるピンは必ず新
しいものと交換してください。
ピンを抜去する時には、ピンが曲がらないよう、ピンの軸と抜去器を並行
にして真っ直ぐに抜いて下さい。
手術手技書に特に記載されていない場合、器械をハンマーやインパクタ
ーで叩かないで下さい。
使用方法の詳細については、お近くのメダクタ営業担当者までご連絡く
ださい。
シンボルマーク
本手術手技書では、以下のシンボルマークを使用しています。
OPTION
欄では、同様の手技を行なうための代替的な手法を記載しています。
SS
“MSS”欄では、MIS(筋肉温存 )アプローチ用に設計された器具を記載し
ています。
PS
“PS”欄では、GMK® Primary インプラントの PS型に関連した手技を記載
しています。
注:
ここに記載する手術手技では、以下の順序で骨切除を行います。
A.大腿骨遠位切除
B.脛骨切除
C.大腿骨前方顆部と後方顆部及びシャンファーカット
これらによらずとも、
術者は次のように骨切りの順番を変更する事も可能です。
A.大腿骨遠位切除
C.大腿骨前方顆部と後方顆部及びシャンファーカット
B.脛骨切除
又は
B.脛骨切除
A.大腿骨遠位切除
C.大腿骨前方顆部と後方顆部及びシャンファーカット
必ず、大腿骨前方顆部と後方顆部及びシャンファーカットの前に大腿骨
遠位切除を行ってください。
3
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
索引
1
2
3 適応
6
禁忌
6
術前計画
6
3.1
3.2
4
5
6
臨床計画
6
6
手術アプローチ
6
大腿骨遠位切除
7
脛骨切除
9
脛骨ガイドの組立て
6.1
6.2
6.3
6.4
6.5
6.6
6.7
7
8
エクステンションギャップの調整
15
大腿骨前方顆部、後方顆部およびシャンファーカット
16
脛骨の設定
脛骨傾斜の設定
脛骨骨切り位置の設定
脛骨カッティング・ブロックの固定
脛骨カッティング・ブロックの取り外し
脛骨切除
大腿骨コンポーネントのサイズ変更
8.1
9
脛骨の仕上げ
脛骨ステムエクステンション
9.1
9.2
9.3
10
膝蓋骨
4
X線計画
脛骨の最終調整
脛骨ステム・エクステンション
9
10
11
12
12
13
13
20
22
22
22
23
24
10.1 リサーフェシングパテラ
10.2 インセットパテラ
11
12
トライアル
26
大腿骨の仕上げ
27
24
25
13
コンポーネントの選択ーサイズ合わせ
13.1 モバイルタイプ
13.2 フィスクドタイプ
14
最終インプラント
脛骨ベースプレート
14.1
14.2
14.3
14.4
15
インプラント製品名
ポリエチレン インサート
大腿骨コンポーネント
膝蓋骨
28
28
28
29
29
29
30
30
31
5
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
1
Hip
Knee
Spine
Navigation
適応
GMK®- 人工膝関節全置換システムは、セメントレス及びセメントを使用した人工膝関節全置換術用に設計されて
います。
これらのコンポーネントを設置するための充分な骨状態である事が前提とされます。
GMK®人工膝関節置換術の適応症例を以下に示します。



関節炎、外傷性関節炎、
リウマチ性関節炎又は多発性関節炎により、重度の疼痛及び/又は機能障害を有する
関節
大腿骨顆部の虚血性骨壊死
正常な関節構造が外傷後に損失された症例
2
禁忌
本人工膝関節全置換システムは以下の症例を禁忌とします。



進行性局所又は全身性感染症
手術の適応性がない、体肢の筋量不足、神経筋疾患または血管障害を持つ症例
進行性の大腿骨顆部の破壊または内外側側副靭帯に重度の不安定性を持つ症例
精神障害または神経筋障害を持つ患者には大きなリスクを与えるため、術後合併症の原因となり得ます。術者の
責任において、使用する材料に患者が既知のアレルギーを有していないことを確認してください。
3
術前計画
3.1 X 線計画
スカウト像、前後像、
ラテラル像、及びスカイラインビューの膝関節X線撮影を行います。
術前計画では、以下の点を確認していきます。患側側の大腿骨の解剖学軸と機能軸によって形成される外反
角。脛骨後方傾斜角。骨切除量。IMガイド刺入点。大腿骨及び脛骨コンポーネントのサイズ、脛骨インサートの
厚さ、切除する膝蓋骨の厚み。また手術部位の骨形態(骨棘、主に後方骨棘の位置)を把握します。
3.2 手 術計画
関節のROMと膝蓋骨の中心の確認。及び変形の度合いや靭帯の不安定性があるかどうかの確認を行います。
4
手 術アプローチ
一般的に用いられる手術アプローチは、”medial parapatellar approach”ですが、
この他のアプローチも使用するこ
とができます。例えば、重度の外反変形を有する患者では、”lateral paraptellar approach”が使用される場合もあり
ます。
この他にも、”subvastus”や”midvastus”アプローチなどがあります。
関節の展開を行った後、インプラントサイズの選択や関節安定性の確認が容易になるように、出来る限りその時
点で骨棘等を切除することを推奨します。
6
5
大 腿骨遠位切除
9mmドリルを用いて骨髄腔を穿孔します。
この操作
中に髄腔内の除圧をするために、
ドリル先を出し入
れすることを薦めます。
SS
リファレンスラ
イン
MIS・ディスタル・カッティング・ブロックは左右別の
膝に対応するため、術側の膝に対応する側の表示が
前方に向いていることを確認してください。
スタンダード・ディスタル・カッティング・ブロック
リファレンスラ
イン
MIS・ディスタル・カッティング・ブロック
遠位カッティング・ブロック・ホール




遠位カット・ポジショナ・カーブロッドを6°
遠位カット・
ポジショナの周囲に取り付けます。同様に遠位カッテ
ィング・ブロックも取り付けます。
レバー(A)を押し下
げると、
カッティング・ブロックがポジショナにしっかり
と固定されます。
骨切面用ホール
固定用斜めホール
ソーブレード・ガイド/アライメント・ロッド・ホール
再位置決め用パラレル・ホール
ディスタル・カット・ポジショナーにIMガイドロッドを
取り付け、ロッドを髄腔内へ挿入します。ディスタル・
カット・ポジショナーはアナトミカル・アクシス(解剖
軸)に対し6°
補正されています。そのためディスタル・
カット・ポジショナー面に記載されている「R」または
「L」の文字が正しい術側に示されるようにします。
IMロッドに固定された状態で、ディスタル・カット・ポ
ジショナーを大腿骨顆部遠位方側に接するように設
置します。
通常8mm(これは大腿骨コンポーネントの遠位部厚
みおよび後方顆部の厚みと同じです)に設定されて
いる大腿骨遠位骨切り面は、図Bのつまみ(緑で表示)
を回転させることにより4~12mmの範囲で調整する
ことができます。 ニュートラル骨切り用ホールに2本
のピンを刺入してブロックを固定させます(前ページ
の図を参照)。必要に応じ骨切り面調整用ホールを用
いて、カッティング・ブロックを2mm間隔で遠位ある
いは近位方向へ移動させることができます。
A
1
B
SS
7
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
切除を行う前に、
カッティング・ブロックにシックル・フ
ィンガーを取り付け骨切りレベルを確認します。
ディスタル・カッティング・ブロックのアライメントが
正しいことを確認するために、伸縮ロッドをカッティ
ング・ブロックに取り付けロッドが大腿骨頭の中心方
向を指していることを確認します。
Knee
Spine
Navigation
切除した後、ピンとディスタル・カッティング・ブロック
を外します。再切除が必要な場合は、ピン・ホールを
再度設置することができます。
オプション
他のカッティング・ブロックを使用することで、大腿
骨遠位部切除の内反/外反角度を補正することが
できます(+/-2°
内反/外反)。補正用のカッティン
グ・ブロックは、必ず大腿骨遠位切除の際に使用し
たものと同じ列の穴に合わせてください。
SS
SS
ディスタル・カッティング・ブロックを所定の位置に設
置した後、さらに斜めのピンで固定することを推奨し
ます。
レバー(A)を緩め、ディスタル・カッティング・ポ
ジショナーを外します。IMロッド・アセンブリを取り外
し、大腿骨遠位切除の準備を行います。
ソー・ブレード・ガイドを設置し、大腿骨遠位切除を
行います。
SS
8
6
脛骨切除
脛骨切除は、髄外又は髄内(IM)のいずれのガイドを使用しても行うことができます。MISアプローチの場合、髄外
ガイドが適しています
6.1 脛骨ガイドの組 立て
脛骨髄内ガイドの組立て
脛骨髄外ガイドの組立て
髄外ガイドは以下のコンポーネントから構成されて
います。
ティビアル パルベ
ータ (F)
ティビアルカッティングブ
ロック (G)
マレオラクランプ (E)
髄外用脛骨スーペリ
ア・ガイド (A)
3°
傾斜脛骨カッティン
グ・ガイド (B)
脛骨カッティング・ガイ
ド・遠位部(C)
マレ オラクランプ
サポート (D
3°
傾斜脛骨カッティング・ガイドを 髄外用脛骨・ガイ
ドに固定します。
このガイドにより、髄外用脛骨ガイ
ドのシャフトが脛骨突起に平行であれば脛骨骨切
り面に3°
の後傾がつきます。脛骨骨切りガイド遠位
部を 髄外用脛骨スーペリア・ガイドに接続します。
この時まだロックはしないで下さい。マレオラクラ
ンプをサポートに取り付け、下肢遠位部に設置しま
す。脛骨カッティング・ガイドの左右のぶれを確かめ
て3°
傾斜脛骨カッティング・ガイドをスライドさせ、
このガイドの側面にあるつまみでガイドを固定させ
ます。ACL(CRインサート使用の場合)や両十字靭帯
(PSあるいはUCインサート使用の場合)を切除し
た後、組み立てたガイドを脛骨上に設置し 髄外用
脛骨・ガイドのもっとも長いスパイクを脛骨顆間隆
起の中央に打ち込み、それからマレオラクランプを
固定します。
この時回旋位が正確に足関節の中心を
向くように注意して下さい。
髄内ガイドは以下の部品から構成されています。
イントラメデュラリ
ーロッド (C)
イントラメデュラリ
ー ロッドガイド (B)
ティビアル パルパ
ータ (F)
イントラメデュラリー
ガイド (A)
Tibia guide
3°ティビアルカッティン
グガイド サポート (D)
テレ スコ ピックロッド
(E)
ACL( CRインサートを使用する場合)や両十字靭帯
(PS及びUCインサートを使用する場合)を切除し
た後、9mmのドリルを用い骨髄腔を穿孔します。
注意
脛骨骨幹内での髄内ロッドを正しく配置するため
に、tibial spineの前方にドリリングして孔を設けます
脛骨カッティング・ブロック
(スタンダードタイプ)を脛
骨カッティング・ガイドへスライドさせながら取付ま
す。側面のつまみを回すとブロックが固定されます。
IMガイドを3°
後方傾斜ガイドへ挿入し、伸縮型ロッド
をIMガイド(A)の下肢遠位へ挿入します。
脛骨カッティング・ガイドが装着されたIMロッドをで
きる限り深く脛骨髄腔内へ挿入します。
IMガイドを髄内ロッドサポートに組み立て、システム
全体を脛骨近位部に設置します。
SS
M S S アプ ロ ー チ で は 、す べ てを 調 整した 後 に
superior guideのスタビライゼーション・スパイク1
本と仮のピン1本で固定します。
SS
9
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
6.2 脛骨内反/外反角度の設 定
脛骨の回旋をニュートラルにするため、脛骨カッティング・ブロックの中心を必ず脛骨結節の内側3分の1に向か
い合わせて置きます。
カッティング・ブロックの前方の平面は、脛骨の内外側横断面と平行である必要があります。
切除時に内反/外反位切除とならないよう、
カッティングガイドの中心を慎重に合わせることが重要です。
脛骨内反/外反-髄外ガイドの設定
脛骨切除面がメカニカル・アクシスに対して垂直にな
るよう、マレオラクランプサポートを足関節の中央に
設置します。
遠位ステムをマレオラクランプサポート上で移動さ
せると、前面で脛骨切除の内反角度を調節すること
ができます(内反又は外反)。
脛骨内反/外反-髄内ガイドの設定
前面のアライメントを調節します。伸縮型ロッドの先
端が第2中足骨を指していることを確認します。
90°
に位置するレバー(L)を用いて、髄内ロッドガイ
ドに対し垂直に脛骨骨切りを行います。内反/外反
への補正が必要な場合は、レバー後方のつまみを
緩めた後、レバーをV/Vポジションに切り替えて内
反/外反を調整します。最後に、このつまみでロック
します。
L
10
注意
L
6.3 脛骨傾 斜の設 定
脛骨ベースに固定される通常のインサートの場合は0°
~3°
の後傾、モバイルベアリングタイプは3°
~6°
の後方傾
斜を推奨します。
脛骨傾斜の設定-髄内ガイド
脛骨傾斜の設定-髄内ガイド
髄外ガイドが脛骨突起に対して平行である場合、3°
傾斜脛骨カッティング・ガイドにより3°
の後傾が得ら
れます。さらに後傾が必要な場合は、マレオラ・クラ
ンプ の遠位部のマレオラ・クランプロッドに沿って
スライドさせることで可能となります。
適切な脛骨カッティング・ガイドの回旋、前面のアラ
イメント及び後方の傾斜が得られた後、髄外用スー
ペリアガイドへ2本のスパイクを顆間隆起内へ確実に
挿入します。
IMガイドの上部にあるマイクロメトリック・スクリュー
を回して脛骨切除の傾斜を調節します(後傾0°
~8°
で調整可能)。
注意
IMガイドの上部に印字された傾斜値のみを参照し
てください。脛骨カッティング・ガイド 上の3°
の印字
は無視してください。
SS
MISアプローチの場合、スーペリアガイドの近位孔
に2.2mm スウォードピンを挿入してガイドを固定
します。
SS
11
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
6.4 脛骨骨切り位置の設 定
3°
傾斜脛骨カッティング・ガイドの側面にあるつまみのロックを外し、
カッティング・ガイドを近位脛骨から数ミリの
位置に設置して脛骨用パルペータをカッティング・ガイド上の専用のホールに取り付けます。
ここには2種のパル
ペータが利用できます。ひとつは脛骨プラトーから8mmの標準的位置、
もうひとつはプラトーの下2mmでの骨切
り用になっています。
脛骨骨切除位置の設置- 髄外ガイド
3°
傾斜脛骨カッティング・ガイドを髄外用スーペリア・
ガイドに沿って垂直にスライドさせ、
リファレンス・ス
タイラスを選択して骨切り位置を調整します(2mm
間隔の目盛)。
シックル・フィンガーを用いて骨切り面の位置を確
認します。
脛骨切除位置の設定-髄内ガイド
選択したリファレンス・スタイラスを用いて高さスクリ
ューを調整して切除位置を微調整します。
調整が完了したら3°
傾斜脛骨カッティング・ガイド
の前面のつまみをロックします。
6.5 脛骨カッティング・ブロックの固定
脛骨カッティング・ブロックを固定する前に、
シックルフィンガーを用いて切除位置と後傾を確認して下さい。
スタンダード脛骨カッティング・ブロック
MSS脛骨カッティング・ブロック
脛骨カッティング・ブロック・ホール(左膝)




位置決め用パラレル・ホール
固定用斜めホール
ソー・ブレード・ガイド・ホール
パルペータ・ホール
プレ・ドリリングの後、線で示されたホールへピン2本を挿入します。
これにより、骨切りの追加の調整が容易にな
ります。
12
6.6 脛骨カッティング・ブロックの取り外し
脛骨髄内カッティング・ガイドの取り外し
脛骨髄外カッティング・ガイドの取り外し
脛骨用パルペータを除去し、3°
傾斜ガイドの前面の
つまみを回しロックを解除します。
髄外ガイドを緩め、近位髄外ロッドをマレオラクラン
プに取り付けたシャフトから引き抜きます。
ティビアルパラパータとIMガイドを脛骨カッティ
グ・ガイドから除去します。その後、IMロッド
をサポートと共に引き抜きます。
脛骨用パルペータを脛骨カッティング・ブロックから取り外すためには、図に示す通り、パルペータの矢印をカッテ
ィング・ブロックについている直線に合わせます。
カッティング・ブロックの前面アライメントを確認するためには、標準カッティング・ブロックに伸縮ロッドを取り付
けロッドが第2中足骨を指しているかどうかで確認出来ます。
SS
6.7 脛骨切除
脛骨カッティング・ブロックをピンに沿ってスライドさ
せ脛骨と密着させます。必要に応じて、安定性を増す
ために、3本目の斜めピンを脛骨カッティング・ブロッ
クの中央のホールあるいはMISカッティング・ブロッ
クの内側のホールから挿入することができます。
ソー・ブレード・ガイドを用いて切除を行います(標準
カッティング・ブロックを使用している場合)。
SS
オプション
CRインサートを使用する場合は、1本または2本の
ピンをPCLの脛骨付着部の前に固定することで、骨
切り中にPCLを保護出来ます。
13
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
注意
脛骨には後方傾斜があるため、
ガイドの取り外し時
に脛骨カッティング・ガイドの回旋および内反/外反
に変更がないかを確認します。
スタンダードブロックの使用時、斜めピンとソー・ブレ
ード・ガイドを取り外した後、脛骨カッティング・ブロッ
クを3本のパラレルピン上でスライドさせます。
これら
のピンは脛骨の再骨切りに備えて残したままにして
おきます。
オプション
必要に応じて2種のカッティング・ブロックを利用す
ることができます。
これにより、すでに実行した脛骨
切除のアライメント
(+2°
内反/外反)や後傾(+/-2°
)
を修正することができます。修正用のカッティング・
ブロックは必ず最初の脛骨切除の際使用した孔と
同じ列に配置してください。
オプション
SS
切除後は脛骨の保護のため、脛骨のサイズに応じ
て異なるカバー・プレートを使用することができます
(1/2、3/4および5/6)。脛骨のサイズ測定は、脛骨ベ
ース・プレートを切除した脛骨プラトーに重ねるか、
脛骨に直接重ねて行います。必要に応じて脛骨テン
プレート・セットを利用することができます。
14
Knee
Spine
Navigation
注意
カバー・プレートの下面には3つのカッティング・ス
パイクがあります。取扱いに注意してください。
エクステンション・ギャップの調整
7
フェモラルトライアル
最終インプラント
フェモラルスペーサー
18 mm
インディペンデッドカット用リフ
ァレンススペーサー
ティビアルカ
バープレート
ティビアル
トライアル
脛骨及び大腿骨遠位切除を確認するために、専用の
大腿骨スペーサに取り付けたインディペンデッドカッ
ト用リファレンススペーサーを使用します。
大腿骨スペーサーは大腿骨コンポーネントの厚みを
再現しており、幅は2種類でサイズ1~3と4~6に適合
します。そのため、大腿骨スペーサと脛骨カバープレ
ートの傾斜に取り付けたインディペンデッドカット用
リファレンススペーサーの厚みは、脛骨ベースプレー
ト、ポリエチレンインサート及び大腿骨コンポーネン
トによる人工関節全体の厚みに対応しています。
膝を伸展させた状態で、ベースプレート・ハンドルに
大腿骨スペーサーと組み合わせたインディペンデッ
ドカット用リファレンススペーサーを取り付け、関節
内に挿入します。
注意
大腿骨スペーサーは「FEMORAL」
と印字された側
のスペーサーへ固定します。
弛 緩 状 態 の 場 合 は 、脛 骨 ス ペ ー サ ー を 追
加 し て リ フ ァ レ ン ス・ス ペ ー サ ー の 厚 み
を 増 や す こ と が で き ま す 。脛 骨 ス ペ ー サ
ー は 、異 な る 脛 骨 イ ン サ ート( 1 2 、1 4 、1 7 、
及び20mm)
と同じ厚みになっています。
脛骨スペーサーは「TIBIAL」
と印字された側のリファ
レンス・スペーサへ固定します。
10 mm ティビア
ルインサート
オプション
脛骨カバー・プレートを使用しない場合、最も薄い
(10mm)青色の脛骨スペーサを「TIBIAL」
と印字さ
れた側のインディペンデッドカット用リファレンス
スペーサーへ追加します。
弛緩状態の場合は、青色の脛骨スペーサを追加して
リファレンス・スペーサの厚みを増やすことができ
ます。青色の脛骨スペーサは、異なる脛骨インサート
(10、12、14、17、および20mm)
と同じ厚みになって
います。
レファレンス・スペーサを関節内に挿入できない場
合、脛骨カッティング・ブロックを残しておいた2本の
ピン上に再度設置し直すことによって脛骨切除位置
を変更することができます。追加で2mmまたは4mm
の骨切除を行うことができます。
後方解離にも関わらず、
トライアル時に不十分な伸展
の場合は、さらに2mmの遠位大腿骨切除が必要とさ
れます。
この場合、2mm再切除用の列の穴に残して
おいた3本のピン上に遠位カッティング・ブロックを
再度設置しなおしてください。
フェモラルスペーサー
Tibial spacer
15
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
8
Hip
Knee
Spine
Navigation
大 腿骨前方/後 方切除、及びシャンファーカット
4 in 1フェモラル・カッティングブロックを用いて大腿骨の前方切除、後方切除、及びシャンファーカットを行います。
大腿骨切除については幅13mm、厚さ1.28mmのソー・ブレードを使用して下さい。
注意
4in1カッティング・ブロック・ホール





骨切面用ホール(ポステリア・リファレンス)
骨切面用ホール(アンテリア・リファレンス)
固定用斜めホール
ハンドルホール
海綿骨スクリューホール
4 in 1カッティングブロックを設置するには、2種の異なる大腿骨サイザーを使用することができます。
大腿骨サイザー・ホール




後方リファレンス大腿骨サ
イザー
16
前方リファレンス大腿骨サ
イザー
骨切面用ホール(ポステリア・リファレンス)
骨切面用ホール(アンテリア・リファレンス)
4 in 1 ペグ・ドリリング・ホール
エピコンディラー アキシス リファレンス・ホール
ポステリア・リファレンス:大腿骨サイジング及び
外旋角度調整
前方リファレンス:大腿骨のサイジング及び外旋角
度の調整
ポステリア・リファレンス大腿骨サイザーを遠位骨切
り面に密着させた状態で設置します。その際、両側の
後方顆部をベースにしっかりとあてがいます。
前方パルペータの大腿骨のサイズを選択し、サイザ
ーの位置を微調整します。(A).
前方パルペータが顆部前方皮質に接触するまでサイ
ザーを動かします。(B).
アンテリア・リファレンス大腿骨サイザーを大腿骨遠位骨
切り面に密着させた状態で設置します。
大腿骨のサイズは大腿骨サイザーから読み取ること
ができます。
A
B
大腿骨のサイズは大腿骨サイザーから読み取ること
ができます。(A).
サイザーの中央部を回して術側の外旋角度(0°
、3°
、
6°
、又は9°
)を設定し、大腿骨サイザーの中央スクリ
ューを締めてシステムをロックします。(B).
前方パルペータ上で大腿骨のサイズを選択し、サイ
ザーの位置を微調整します。(A).
ベースが顆部後方に接触するまでサイザーを動かし
ます。
ベースが顆部後方に接触するまでサイザーを動かし
ます。(B).
A
B
A
B
エピコンディラー・アクシス・リファレンスを用いて上
顆軸のアライメントを考慮して、外旋角度を確認する
ことも可能です。
サイザーの中央部を回して術側の外旋角度(0°
、3°
、
6°
、又は9°
)を設定し、大腿骨サイザー(A)の中央のつ
まみを締めてシステムをロックします。
エピコンディラーアキシス リファレンス(B)を用い
て上顆軸のアライメントを考慮し外旋角度をチェッ
クすることも可能です。
A
B
17
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
後方リファレンス:4 in 1カッティングブロックの設置
アンテリア・リファレンス:4in1カッティングブロックの設置
オプション1:中央ピン - サイザーの設置が完了した
後、
プレドリルを行い、直線で示されたホールへピン
を2本挿入します。(A).
サイザーの設置が完了した後、
プレドリルを行い、直
線で示されたホールへピンを2本挿入します。
注意
ピンを挿入する間、大腿骨サイザーと遠位切除面
が常に密着しているようにしてください。
2本のピンに沿ってスライドさせ大腿骨サイザーを除去します。
選択したサイズの4 in 1カッティングブロックを、
後方のリファレ
ンス・ライン上に示されたホールを選んで遠位骨切り面へあて
ます。
(B)
A
B
注意
ピンを挿入する間、大腿骨サイザーと遠位切除面
が常に密着しているようにしてください。
必要に応じて、
ラインの真下のホールを使用すること
で、カッティング・ブロックを2mm前方に移動させる
ことができます。最後に、4 in 1カッティングブロッ
クの側方のホールにヘッド付きの2本のピンを挿入
して固定したあと、中央のピンを抜去します。
2本のピンからスライドさせ、大腿骨サイザーを抜去
します。
選択されたサイズの4 in 1カッティング・ブロックを、
前方のラインで示された列のホールにピンを通し
て遠位骨切り面にあてます。
オプション2:ペグ - 中央のピンの代わりに、
2本のペグ
を用いて4 in 1カッティングブロックを設置することも
できます。 大腿骨サイザーの調整が終了した後、
大腿
骨サイザーの専用ホールでペグホールを作ります。(A).
注意
穿孔中は、大腿骨サイザーと遠位切除面が常に密
着しているようにしてください。
最後に大腿骨サイザーを取り外し、選択したサイズ
の4 in 1カッティング・ブロックにペグを取り付け遠位
骨切り面に設置します。(B).
A
B
注意
18
4 in 1カッティング・ブロックのペグの位置は、大腿
骨コンポーネントのペグの位置とは異なります。最
終的な大腿骨コンポーネントのホールは、大腿骨
用トライアルを介して作成します。
必要に応じて、カッティング・ブロックを2mm上方又
は下方に移動させることができます。
これにはリファ
レンス・ラインの直下又は直上のホールを用いて行
います。
最後に、両側方の斜めホールに2本のピンを用いて
4 in 1カッティング・ブロックを固定し、中央のピン
を抜去します。
オプション
側方の斜めのピン固定と同時に、専用のスクリュードライバーを用いキャンセラス・スクリューで4 in 1カッティ
ングブロックを固定出来ます。
スクリュー
ホール
オプション
4 in 1カッティングブロックを固定した後、大腿骨骨
切りを以下のように行います。




大腿骨前方切除
大腿骨後方切除
後方シャンファー部
前方シャンファー部
大腿骨の骨切りはすべて幅13mm、厚さ1.27mmのブレードを使用して下さい。
注意
19
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
8.1 大 腿骨コンポーネントのサイズ 変 更
大腿骨は各サイズにおいてA/P面およびM/L面ともに4mmの違いがあります。
ポステリア・リファレンス・サイズアップ/サイズダウン
アンテリア・リファレンス:サイズアップ/サイズダウン
オプション1:中央ピン - 骨切り面用ピンを後方のリフ
ァレンス・ライン上に設置していた場合、適切なサイ
ズの4 in 1カッティングブロックを同じ後方のリファ
レンス・ライン上のホールに設置することで、サイズ
変更が可能です。
同じ列のホールを使用して、
より適したサイズの4イ
ン1カッティング・ブロックと交換します。
前方基準のホールでサイズを小さくする場合は、大
腿骨後方顆部の骨切り位置は4mm前方に移動させ
ます。必要に応じて、ガイドを別の列のホールへ動か
すことができます(2mmの修正)。
注意
後方部のピンフォールを基準にサイズを小さくす
る場合は、大腿骨前方顆部の骨切り面は4mm後
方に移動されます。
この場合前方のノッチ形成がな
いことを確認し、必要な場合は、更に後方のピンホ
ールへガイドを移動させてください。
オプション2:ペグ - ペグを用いて4イン1カッティン
グブロックを設置した場合は、同じペグ・ホールを使
用してより適したサイズのカッティング・ガイドと交換
してください。
注意
ペグホールを基準にサイズを小さくする場合は、大
腿骨前方顆部の骨切り面の位置は4mm後方に移
動させれます。
この時、前方にノッチ形成がないこ
とを確認してください。
ガイドを前方へ移動させる必要がある場合は、ライ
ン上のホールに2本のピンを配置し、カッティング・
ブロックをピンに沿ってスライドし移動させてくださ
い。2本のペグを引き抜き、
ラインの後方のピンホー
ルへ設置し直します。
20
ポステリアル・リファレンス:大腿骨切除後のサイズ
ダウン
ポステリア・リファレンス:大腿骨切除後のサイズダ
ウン
大腿骨切除を行った後に大腿骨コンポーネントのサ
イズを小さくする必要が生じた際は、ソー・ブレード
を前方切除のスロットに挿入し、遠位切除部へ4 in 1
カッティングブロックをあてます。
ソー・ブレードが完
全に前方切除面と接触していることを確認し、下に示
されたラインのホールに2本のピンを刺入します。
大腿骨骨切りを行った後に大腿骨コンポーネントの
サイズを小さくする必要が生じた際は、
ブレードを前
方切除のスロットに挿入し、遠位切除部へ4 in 1カッ
ティングブロックをあてます。
ブレードが完全に前方
骨切り面と接触していることを確認し、後方に示され
たラインのホールに2本のピンを刺入します。
カッティング・ガイドを小さいサイズのものと交換し
ます。18ページ(後方リファレンス:4 in 1カッティン
グ・ブロックの配置)
と19ページに記載された手順
に従い、カッティング・ブロックを固定し、大腿骨のリ
カットを行います。
カッティング・ガイドを小さいサイズのものと交換し
ます。18ページ(後方リファレンス:4 in 1カッティン
グ・ブロックの配置)
と19ページに記載された手順
に従い、カッティング・ブロックを固定し、大腿骨のリ
カットを行います。
注意
大腿骨顆部前方の切除面位置は4mm後方に移動
します。前方のノッチ形成がないことを確認してく
ださい。
21
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
9
Hip
Knee
Spine
Navigation
脛骨の仕上げ
9.1 脛骨ベースプレートの設置
フィクスドタイプ
トライアル・ベース・ハンドルを取り付けた脛骨トライ
アル・ベースプレートを脛骨切除面に設置します。脛
骨ベースプレートは非対称性です。脛骨皮質骨を完
全に覆うまでベースプレートを回転させ、2本のピン
で固定します。それぞれのピンは必ず反対側に設置
してください。1本を脛骨表面の前方に、
もう1本を後
方に設置します。
脛骨ベースプレートの正しい設置を容易にするた
め、脛骨インプラントの前方に2本の直線が示されて
います。
これは脛骨トライアル・ベースプレートのアラ
イメント・ラインに対応しています。
トライアル・ベー
スプレートを固定した後、電気メスで2本の直線の
位置を脛骨上にマーキングします。
9.2 脛骨の仕上げ
リーマー・ガイドと脛骨トライアル・ベースプレートを
組み立てます。
1.リーマー・ガイドをトライアル脛骨ベース上に設置
します。矢印(1)をベースプレートのセンターライン
に合わせます。
2.リーマー・ガイドを矢印(2)に沿って回転させ、ベー
スプレートの位置決めライン2本のうちの1本へ合わ
せます。
3.レバーを押し下げ、
リーマー・ガイドをロックします。
キール・ホール作成のため専用のリーマーをガイド
を用い、ゲージ・ストッパーが到達する深さまで骨軸
に平行にリーミングします。
22
切除するためには骨ドリルを時計回り、圧縮する(骨
切除なし)ためには骨ドリルを反時計回りとします。
9.3 脛骨ステム・エクステンション
脛骨ベース・プレートへの安定性をさらに高めるた
めには、脛骨キールにステム・エクステンションを追
加することもできます。皮質骨へのインピンジのリス
クを避けるため、術前にステム・エクステンションの
配置をX線テンプレートを用いて慎重に計画します。
レバー(小)を持ち上げ、ロック解除位置に合わせて
リーマー・ガイドを取り外します。
トライアル・キールにハンドルを取り付け、
トライア
ル・ベースプレートのキール・ホールを介して嵌め込
み、キールの準備を完了します。
まず、
トライアル・キールを取り外します。次にリーマ
ー・ガイドをトライアル脛骨ベースプレートに取り付
け、内部に9mmリダクション・ブッシュを挿入します。
必要に応じて、9mmドリル・ビットを用いて骨髄腔を
リーミングします。Tハンドルに9mmリーマーを取り
付け、
リーマー上に示された65mmラインがリーマ
ー・ガイドの位置に揃うまでリーミングします。
リダク
ション・ブッシュ
(15mm径)をトライアル・ベースプレ
ートに取り付けたリーマーガイドに挿入し、15.5mm
のリーマーを用いてキールの準備を完了します。
リ
ダクション・ブッシュとリーマーを取り外し、9mmリー
マーに示された65mmラインがトライアル脛骨ベー
スプレートの位置に揃うまでリーミングを繰り返しま
す。11mmリーマーを用いて65mmの深さになるまで
リーミングします。
リーマー・ガイドを取り外し、エクステンション・ステ
ムをトライアル・キールに取り付け、ハンドルを用い
てトライアル・ベースプレートから嵌め込みます。
23
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
10 膝蓋骨
10.1 リサーフェシング・パテラ
膝蓋骨骨切りガイドをパテラ・クランプに取り付けま
す。膝蓋骨周辺組織を慎重にリリースした後、骨切り
ガイドのスロットに取り付けたパテラ・スタイラスを
用いて骨切りガイドを適切な切除量に設置します。
膝蓋骨コンポーネントを正しく設置するために、1つ
のペグを膝蓋骨の外側ファセット上に設置し、ほかの
2つのペグは内側ファセットに設置します。
外側ファセ
内側ファセ
ット
ット
注意
膝蓋骨の骨切り後、13mm以上の厚みの骨を残し
て下さい。
スクリュー式のつまみを回してクランプをしっかりと
ロックし、切除ガイドのスロットからブレードを挿入
し膝蓋骨骨切りを行います。
パテラ・テンプレートを用いてサイズを選択します。
内側ファセ
ット
外側ファセ
ット
定位置の膝蓋骨
外転位の膝蓋骨
膝蓋骨コンポーネントの設置に不具合をきたさない
よう、
ドリル・ガイドに示された表示を確認してくださ
い。内側アプローチの場合(膝蓋骨の外転位)、EXTと
表示された側が上向きになるようにしてドリル・ガイ
ドをクランプに取り付けます。
また外側アプローチの
場合(膝蓋骨の内転位)、INTと表示された側が読める
ようドリル・ガイドを反転させます。
内側アプロ
ーチ
外側アプロ
ーチ
ドリル・ガイドを膝蓋骨の切除面にあて、膝蓋骨ペグ・
ドリルを用いて3つのホールを開けます。
ドリル・ガイドを外したのち、パテラ・インパクターを
パテラ・クランプに取り付け、適切なサイズの膝蓋骨
トライアルを嵌め込みます。
最後に、膝蓋骨を整復し、可動域全体のチェックを行
います。
膝蓋骨クランプの2つの骨切り用ガイドを、スパイ
ク・ジョーとドリルガイドに交換します。
24
10.2 インセットパテラ
それぞれのリーマー・ガイドあるいは専用のテンプレ
ート・セットを使用して、膝蓋骨のサイズを選択しま
す。
選択したサイズのリーマー・ガイドをパテラ・クラン
プのスパイク・ジョーに取り付けます。
リーマーをリーマー・ガイドに挿入し、ディプス・ゲー
ジがリーマー・ガイドにあたるまでドリリングします。
適切なサイズのリーマーをリーマー・ホルダーへ取り
付けるには、
リーマー・ホルダーのロック機構を引き、
リーマーを挿入し、90°
回転させるとロック機構が解
除されます。
リーマーがしっかりと固定されているこ
とを確認してください。
注意
ドリル・ホールは13mm以上骨温存されるように
しなければなりません。
1
3
2
選択したサイズの膝蓋骨トライアルをパテラ・クラ
ンプに取り付けた専用のインパクタを使用して嵌め
込みます。骨鉗子またはオシレーターを使用して骨
の辺縁を滑らかにします。膝蓋骨を整復し、可動域
全体のチェックを行います。
ドリリングの前に、デプス・ゲージ(A)がニュートラ
ル・ポジションにあることを確認してください。必要に
応じて、デプス・ゲージを回すことでリーミングする深
さを変更することができます(1回転=1mm)。
A
ニュートラル・ポ
ジション
深い設置位置
浅い設置位置
25
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
11 トライアル
トライアル・インサートを脛骨トライアル・ベースプレ
ートに取り付けます。
トライアル・インサートを設置する前に、
スクリュード
ライバーを用いてトライアル・キール内に取り付けス
クリュー・パンチャーを固定します。
これによりトライ
アル・インサートがトライアルベースに設置すること
が可能になります。
PS
PS型インプラントの場合は、大腿骨の最終骨切除
が終了後、
トライアルを行います(第12章大腿骨の
最終調整を参照)。
PSトライアル・ペグをフィクスト型脛骨インサート
に取り付け、PSトライアル・カムを大腿骨トライア
ルに取り付けます。PSペグに妨げられるのを避け
るため、PSトライアル・インサートは大腿骨コンポ
ーネントの嵌め込み後に取り付けます。
PS
フェモラル・インパクター/エクストラクターをスライ
ド・ハンマーに取り付け、適切なサイズの大腿骨ト
ライアル・コンポーネントを大腿骨の中央に嵌め込
みます。内側または外側へのオーバーハングは最小
限であることを確認してください。大腿骨コンポー
ネントの設置が正しいことを確認するには、膝蓋骨
を整復し、膝を全可動域でテストします。
注意
トライアル・パテラグルーブへの損傷を避けるた
め、大腿骨トライアル・コンポーネントを強く嵌め込
まないでください。
26
12
大 腿骨の仕上げ
大腿骨トライアルコンポーネントの内・外側設置位置
が決まったのち、大腿骨トライアルコンポーネントの
前方のホールにピンを挿入し、大腿骨トライアルの
安定性を確保します。
PS
PS型インプラントの場合は、大腿骨ボックス切除ガ
イドの専用の孔からPS切除ノミを用いて顆間ノッ
チを作成します。
PS
大腿骨ペグ用ホールを作成します。
大腿骨ボックス・カッティング・ガイドを大腿骨トライ
アル・コンポーネントに取り付け、ボックス切除ノミを
用いてパテラグルーブ部分の骨切りを行います。
最後に、適切なサイズの内顆部分のトライアルを大
腿骨トライアル・コンポーネントに取り付け、膝蓋骨
を整復し、膝を全可動域についてテストします。
27
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
Spine
Navigation
13 コンポーネントの選択-サイズマッチング
13.2 フィクスドタイプ
大腿骨コンポーネント
モバイルタイプ脛骨インサート
(STD及びUC型)
サイズ
1
2
3
4
5
6
1






2






3






4






5






6






表1-STD及びUC型モバイルタイプ脛骨インサートと
大腿骨コンポーネントの適合性
モバイルタイプ脛骨トレー
モバイルタイプ脛骨インサート
(STD及びUC型)
サイズ
1
2
3
4
5
6
1






2






3






4






5






6






表2-モバイルタイプ脛骨インサート及びモバイルタ
イプ脛骨トレイの適合性
フィックストタイプ脛骨インサートSTD及びUC型は、
同サイズの脛骨トレイにのみ適合します。
STD大腿骨コンポーネントのサイズXは、サイズX+1、
X、X-nのフィックストタイプ脛骨インサート
(STD及び
UC型)
と適合します。
フィクスドタイプ脛骨インサートPSは同サイズの固脛
骨トレイのみに適合します。
PS大腿骨コンポーネントのサイズXは、サイズX+1、
X、X-nのPSフィックスrタイプ脛骨インサートに適合
します。適合性能を表3及び表4に示します。
フィクスドタイプ脛骨インサート (CR, PS and UC)
フィクスドタイプ脛骨トレイ
モバイルタイプ脛骨インサート
(STD及びUS型)は同
サイズの大腿骨コンポーネントのみ適合します。
また
モバイルタイプ脛骨トレイのサイズXは、同サイズ及
びサイズX-1及びX-2のモバイルタイプ脛骨インサー
ト
(STD及びUC型)に適合します。インプラント適合性
は表1及び表2に示されています。
サイズ
1
2
3
4
5
6
1






2






3






4






5






6






表3-フィクスドタイプ脛骨トレイとインサートの適合
性
フィックストタイプ脛骨インサート
(CR型、
PS型及びUS型)
大腿骨コンポーネント
13.1 モバイルタイプ
サイズ
1
2
3
4
5
6
1






2






3






4






5






6






表4-フィクスドタイプ脛骨インサートと大腿骨コン
ポーネントの適合性
28
14
最 終インプラント
14.1 脛骨ベースプレート
14.2 ポリエチレン インサート
ベースプレートを徒手的に設置します。ベースプレー
トの後方エッジと大腿骨間にインピンジがないこと
を確認してください。インピンジがあると、大腿骨の
損傷や脛骨の回旋アライメントに影響が出ることが
あります。
使用した脛骨ベースプレートに適したバージョンの
ベースプレート・インパクターを用いて最終的な嵌め
込みを行います。
ステム・エクステンションを使用して
いる場合は、脛骨キールのプラスチック・プラグを取
り外して事前に取り付けます。キール上のステムを嵌
め込み最後に脛骨キールから挿入したスクリューで
固定します。
注意
ステムの損傷を防ぐために、インパクションの際は
保護を講じてください。
ステムの六角ホール内へス
クリュードライバーを挿入し、インパクションはスク
リュードライバーでハンマリングして行います。
ティビアルプレート-セメントタイプ
脛骨セメント・ベースプレートはキール周囲にセメン
トを使用することなくインプラントすることを目的と
しています。骨セメントは、セメント製造会社の提供
する関連の取扱説明書に従って下さい。セメントは、
脛骨ベースプレートの下面の対応するセメントポケ
ット内にのみ塗布し、キール周囲には塗布しません。
インプラントの設置によってセメントがキール周囲
に付着するリスクを避けるため、セメントを直接骨表
面に塗布しないことを推奨します。脛骨ベースプレー
トが専用のインパクターを用いて完全に挿入された
後、余分なセメントを脛骨から取り除きます。関節面
にセメントが残っていないことを確認してください。
フィクスド式インサート
ベースプレート内のインサートの後部辺縁に合うよ
う、後方の傾斜を用いてインサートをベースプレート
に合わせる必要があります。
その後、
クリップをベース
プレート・インパクターを用いてインサートの前方に
留めつけます。
インサートのロック機構を損なわないよう、固定する
前にベースプレートとインサートの間に何も挟まれ
ていないことを確認します。
オプション
インサートの高さを最終調整するため、決定したイ
ンサートをインプラントする前に、
トライアル・イン
サートをベースプレートにを設置することができま
す。
PS
後方スタビライゼーション・ペグに干渉されないよ
う、PS型インサートは、大腿骨コンポーネントの後
に設置して下さい。
モバイルタイプ脛骨インサート
脛骨前方に移動させ、ポリエチレンインサート
(STD
又はUC型)をトライアル時に確認したサイズと同サ
イズの脛骨ベースプレートに挿入します。
29
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
14.3 大腿骨コンポーネント
大腿骨インパクターをスライドハンマーに取り付け
ます。大腿骨インパクターの2つの爪を開き、それぞ
れの爪の先端を大腿骨コンポーネントの外側スロッ
ト2か所に取り付けます。ハンドルをしっかりと回し
て、大腿骨コンポーネントをインパクターにロックし
ます。
正確なアライメントのためにペグ用に空けておいた
ホールを用いて大腿骨コンポーネントを設置し、ハン
マーにて打ち込みます。
インパクションの最後に、術者がインパクションの角
度変更を望む場合は、ハンドルを最大に回してラン
ナーをリリースし、2つの爪を取り外すことによって
大腿骨インパクタを取り外すことができます。
フェモラルコンポーネント-セメントタイプ
骨セメントは、セメント製造会社の提供する関連の取
扱説明書に従って下さい。セメントが適切な粘度に
なった後、大腿骨コンポーネントの内面にある対応す
るセメントポケット内に塗布します。切除した骨表面
はパルス洗浄によって完全に清浄しなくてはなりま
せん。
また骨髄腔は海綿骨で塞いで下さい。専用のイ
ンパクターを用いて大腿骨コンポーネントが完全に
挿入された後、余剰のセメントを大腿骨から取り除き
ます。ポリエチレンの摩耗を避けるため、関節面、顆
間ノッチ、及び関節内にセメントが残っていないこと
を確認してください。
30
Knee
Spine
Navigation
14.4 膝蓋骨
スパイクが付いてるジョーと圧迫用ジョーを膝蓋骨ク
ランプに取り付けます。圧迫用ジョーには使用できる
側面が2つあり、膝蓋骨2種類と同じ色分けがなされ
ています。青側はリサーフェシング用、黄色側はイン
セット用です。骨セメントは、セメント製造会社の提
供する関連の取扱説明書に従って下さい。セメントが
適切な粘度になった後、膝蓋骨インプラントの内面
に塗布します。膝蓋骨クランプのホイールをしっかり
とねじ込み膝蓋骨をロックします。インプラントを最
終位置に合わせ、膝窩骨の余剰なセメントを取り除
きます。関節面にセメントが残っていないことも確認
してください。
15
インプラント製品名
FEMUR CR CEMENTED [1]
FEMUR PS CEMENTED [2]
製品番号 left
サイズ
製品番号 right
製品番号 left
サイズ
製品番号 right
02.07.2000L
0
02.07.2000R
02.07.2200L
0
02.07.2200R
02.07.2001L
1
02.07.2001R
02.07.2201L
1
02.07.2201R
02.07.2002L
2
02.07.2002R
02.07.2202L
2
02.07.2202R
02.07.2003L
3
02.07.2003R
02.07.2203L
3
02.07.2203R
02.07.2004L
4
02.07.2004R
02.07.2204L
4
02.07.2204R
02.07.2005L
5
02.07.2005R
02.07.2205L
5
02.07.2205R
02.07.2006L
6
02.07.2006R
02.07.2206L
6
02.07.2206R
FEMUR STD CEMENTED - NARROW [1]
Ref. left
Size
FEMUR PS CEMENTED - NARROW [2]
Ref. right
Ref. left
Size
Ref. right
02.07.2011L
1N
02.07.2011R
02.07.2211L
1N
02.07.2211R
02.07.2012L
2N
02.07.2012R
02.07.2212L
2N
02.07.2212R
02.07.2213R
02.07.2013L
3N
02.07.2013R
02.07.2213L
3N
02.07.2014L
4N
02.07.2014R
02.07.2214L
4N
02.07.2214R
02.07.2015L
5N
02.07.2015R
02.07.2215L
5N
02.07.2215R
02.07.2016L
6N
02.07.2016R
02.07.2216L
6N
02.07.2216R
TIBIAL COMPONENT MOBILE CEMENTED [3]
製品番号
left
サイズ
製品番号
right
TIBIAL COMPONENT FIXED CEMENTED [1]
製品番号
left
サイズ
製品番号
right
02.07.1001L
1
02.07.1001R
02.07.1201L
1
02.07.1201R
02.07.1002L
2
02.07.1002R
02.07.1202L
2
02.07.1202R
02.07.1003L
3
02.07.1003R
02.07.1203L
3
02.07.1203R
02.07.1004L
4
02.07.1004R
02.07.1204L
4
02.07.1204R
02.07.1005L
5
02.07.1005R
02.07.1205L
5
02.07.1205R
02.07.1006L
6
02.07.1006R
02.07.1206L
6
02.07.1206R
31
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
TIBIAL INSERT CR FIXED
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
Navigation
[1]
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
02.07.0110SF
10
02.07.0410SF
02.07.0112SF
12
02.07.0412SF
14
02.07.0414SF
02.07.0117SF
17
02.07.0417SF
17
02.07.0120SF
20
02.07.0420SF
20
02.07.0210SF
10
02.07.0510SF
10
02.07.0212SF
12
02.07.0512SF
14
02.07.0514SF
02.07.0217SF
17
02.07.0517SF
17
02.07.0220SF
20
02.07.0520SF
20
02.07.0310SF
10
02.07.0610SF
10
02.07.0312SF
12
02.07.0612SF
14
02.07.0614SF
02.07.0317SF
17
02.07.0617SF
17
02.07.0320SF
20
02.07.0620SF
20
02.07.0114SF
02.07.0214SF
02.07.0314SF
1
2
3
TIBIAL INSERT UC FIXED
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
10
12
4
14
12
5
14
12
6
14
[1]
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
02.07.0110FUC
10
02.07.0410FUC
10
02.07.0112FUC
12
02.07.0412FUC
12
02.07.0114FUC
1
02.07.0117FUC
14
02.07.0414FUC
17
02.07.0417FUC
4
14
17
02.07.0120FUC
20
02.07.0420FUC
20
02.07.0210FUC
10
02.07.0510FUC
10
02.07.0212FUC
02.07.0214FUC
2
12
02.07.0512FUC
14
02.07.0514FUC
12
5
14
02.07.0217FUC
17
02.07.0517FUC
17
02.07.0220FUC
20
02.07.0520FUC
20
02.07.0310FUC
10
02.07.0610FUC
10
02.07.0312FUC
12
02.07.0612FUC
12
02.07.0314FUC
32
Spine
3
6
14
02.07.0614FUC
02.07.0317FUC
17
02.07.0617FUC
17
14
02.07.0320FUC
20
02.07.0620FUC
20
TIBIAL INSERT CR MOBILE
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
[3]
製品番号
サイズ
厚さ
(mm)
02.07.0110SM
10
02.07.0410SM
02.07.0112SM
12
02.07.0412SM
14
02.07.0414SM
02.07.0117SM
17
02.07.0417SM
02.07.0120SM
20
02.07.0420SM
20
02.07.0210SM
10
02.07.0510SM
10
12
02.07.0512SM
14
02.07.0514SM
02.07.0217SM
17
02.07.0517SM
02.07.0220SM
20
02.07.0520SM
20
02.07.0310SM
10
02.07.0610SM
10
12
02.07.0612SM
14
02.07.0614SM
02.07.0317SM
17
02.07.0617SM
17
02.07.0320SM
20
02.07.0620SM
20
02.07.0114SM
1
02.07.0212SM
02.07.0214SM
2
02.07.0312SM
02.07.0314SM
3
TIBIAL INSERT UC MOBILE
製品番号
12
4
14
17
12
5
14
17
12
6
14
[3]
厚さ
(mm)
製品番号
02.07.0110MUC
10
02.07.0410MUC
10
02.07.0112MUC
12
02.07.0412MUC
12
02.07.0114MUC
サイズ
10
1
02.07.0117MUC
サイズ
4
厚さ
(mm)
14
02.07.0414MUC
17
02.07.0417MUC
17
14
20
02.07.0120MUC
20
02.07.0420MUC
02.07.0210MUC
10
02.07.0510MUC
10
02.07.0212MUC
12
02.07.0512MUC
12
02.07.0214MUC
2
5
14
02.07.0514MUC
02.07.0217MUC
17
02.07.0517MUC
17
02.07.0220MUC
20
02.07.0520MUC
20
02.07.0310MUC
10
02.07.0610MUC
10
02.07.0312MUC
12
02.07.0612MUC
12
02.07.0314MUC
3
6
14
14
02.07.0614MUC
02.07.0317MUC
17
02.07.0617MUC
17
14
02.07.0320MUC
20
02.07.0620MUC
20
33
GMK ® PRIMARY 手 術 手 技 書
Hip
Knee
TIBIAL INSERT PS FIXED
製品番号
サイズ
Navigation
[2]
厚さ
(mm)
製品番号
02.07.0110PSF
10
02.07.0410PSF
02.07.0112PSF
12
02.07.0412PSF
14
02.07.0414PSF
02.07.0117PSF
17
02.07.0417PSF
17
02.07.0120PSF
20
02.07.0420PSF
20
02.07.0210PSF
10
02.07.0510PSF
10
02.07.0212PSF
12
02.07.0512PSF
14
02.07.0514PSF
02.07.0217PSF
17
02.07.0517PSF
17
02.07.0220PSF
20
02.07.0520PSF
20
02.07.0310PSF
10
02.07.0610PSF
10
02.07.0312PSF
12
02.07.0612PSF
14
02.07.0614PSF
02.07.0317PSF
17
02.07.0617PSF
17
02.07.0320PSF
20
02.07.0620PSF
20
02.07.0114PSF
02.07.0214PSF
02.07.0314PSF
1
2
3
RESURFACING PATELLA
サイズ
10
12
4
14
12
5
14
12
6
INSET PATELLA
[1]
厚さ
(mm)
14
[1]
サイズ
製品番号
サイズ
製品番号
1
02.07.0033RP
20 mm
02.07.0040IP
2
02.07.0034RP
24 mm
02.07.0041IP
3
02.07.0035RP
28 mm
02.07.0042IP
32 mm
02.07.0043IP
STEM EXTENSION
34
Spine
[1]
製品番号
Ø (mm)
L (mm)
02.07.F11066
11
65
部品番号は変更する場合があります。
滅菌に関する留意事項
インスツルメントは納品時には未滅菌です。使用前には洗浄し、国内規則、該当するEU指標、及びオートクレーブ
製造業者の取扱説明書に従って、オートクレーブ滅菌を行ってください。
取扱いの詳細に関しては、www.medacta.comに掲載の「メダクタインターナショナル再使用可能整形外科器具の
洗浄除染及び滅菌に関する推奨事項」をご参照ください。
35
HEADQUARTERS
R E P R E S E N TAT I V E
Medacta International SA
Strada Regina - 6874 Castel San Pietro
Switzerland
Phone +41 91 696 60 60
Fax +41 91 696 60 66
[email protected]
Switzerland - Frauenfeld
Gewerbestrasse 3 - 8500 Frauenfeld
Phone +41 (0) 848 423 423
Fax +41 (0) 848 423 424
[email protected]
製造販売業者(許可番号:13B1X10060)
メダクタジャパン株式会社
住所:東京都千代田区永田町2-17-8 千代田ハウス
電話:03-5510-8883
SUBSIDIARIES
Australia
Belgium
Canada
China
France
Germany
Italy
Japan
Spain
UK
USA
Medacta Australia PTY.LTD - Unit F37, 16 Mars Road - Lane Cove Business Park - NSW
Phone +61 (2) 94202944 - Fax +61 (2) 94202578 - [email protected]
Medacta Belgium B.V.B.A./S.P.R.L. - 5a Rue de la Maîtrise - 1400 Nivelles
Phone +32 (0) 67 555 482 - Fax +32 (0) 67 555 483 - [email protected]
Medacta Canada Inc. - 31 McBrine Drive, Unit 11- N2R 1J1 - Kitchener, Ontario
Phone +1 519 279 1934 - Fax +1 519 279 1938 - [email protected]
Medacta China - Room B, 32/F, New SH Intl Tower - No. 360 Pudong South Road - Shanghai 200120, China
Phone +86 21 5835 1149 - [email protected]
Medacta France SAS - 6 Rue du Commandant d'Estienne d'Or ves - Parc des Chanteraines - 92390 Villeneuve - La Garenne
Phone +33 147 39 07 22 - Fax +33 147 39 73 17 - [email protected]
Medacta Ortho GmbH - Jahnstrasse 86 - D - 73037 Göppingen
Phone +49 (0) 7161 50 44 312 - Fax +49 (0) 7161 50 44 320 - [email protected]
Medacta Italia Srl - Via G. Stephenson, 94 - 20157 Milano
Phone +39 02 390 181 - Fax +39 02 390 00 704 - [email protected]
Medacta Japan CO. LTD - 100-0014 Chiyoda House 201 - 2 - 17-8, Nagatacho, Chiyoda-ku, Tokyo
Phone +81 (0) 3 5510 8883 - Fax +81 (0) 3 5510 8884 - [email protected]
Medacta España SLU - Avda de las Jacarandas - 2 - Edificio CREA Oficina 631- 46100 - Burjassot
Phone +34 (0) 963 484 688 - Fax +34 (0) 963 484 688 - [email protected]
Medacta UK Limited - 9 Cartwright Court - Cartwright Way - Forest Business Park Bardon Hill - Leicestershire - LE67 1UE
Phone +44 (0) 1530 830451 - Fax +44 (0) 1530 839326 - [email protected]
Medacta USA, Inc. - 1556 West Carroll Avenue - Chicago - IL 60607
Phone +1 312 878 2381 - Fax +1 312 546 6881 - [email protected]
DISTRIBUTORS
Argentina
Austria
Brazil
Bulgaria
Greece
1)承認番号:22500BZX00227000
販売名:GMK® セメンテッド人工膝関節システム
2)承認番号:22500BZX00229000
販売名:GMK® セメンテッド人工膝関節システム P.S.
3)承認番号:22500BZX00408000
販売名:GMK® セメンテッド人工膝関節 モービル
Indonesia
Malaysia
Mexico
Romania
South_Africa
GMK® Primary
Bone Referencing Surgical Technique
ref: 99.26.82IC
rev. 00
Last update: February 2014
0476