コーポレートガバナンス

コーポレートガバナンス
信頼をさらに強固なものとし、
企業価値の維持・向上に努めます。
コーポレートガバナンスに関する考え方と体制
コンプライアンスの徹底のために
リスクマネジメントについて
イズミヤは、
長年培った営業知識と経験を基に、
経営資源を結集して長期的な利益向上を目指すとともに、
従業員・消費者・取引先・地域社会等
イズミヤは、エイチ・ツー・オー リテイリングが制定した
「H₂O
本社・各店及び関係会社にコンプライアンス
(法令遵守)
推進者
との協働、協力関係をも重視し、法令や社会規範を遵守した上で、長期的展望に立った企業価値の向上に資する経営を目標としています。
リテイリンググループ行動規範」
及び
「グループコンプライアンス
を配置し、定期的に開催する連絡会を通じて、法改正や事件・
具体的には、創業以来
「お客様第一主義」
を基本方針として掲げ、
お客様のニーズにあった商品やサービスの提供を基本とした経営により、
規程」
を遵守・徹底するとともに、エイチ・ツー・オー リテイリング
事故に関する情報共有や連携を図っています。こうした取り組み
顧客満足を追及し、お客様との信頼関係を築いてまいりました。このような小売業に求められるお客様との信頼関係及び経営の効率性など
グループにおける
「グループコンプライアンス委員会」
に参 加
については、社長を委員長とするリスクマネジメント委員会が
の向上を継続的に追求することにより、当社の企業価値の維持・向上が実現され、事業を構成する全てのステークホルダーに利益をもたらすと
し、コンプライアンスに関わる諸施策の推進と情報の共有化
統括し、
リスクの把握や対策の検討を行っています。
考えています。
を図っています。また、エイチ・ツー・オー リテイリンググループ
さらに社内で発生した事件事故とその予防策をまとめた
「コン
より一層のコーポレートガバナンスの強化に向けて、エイチ・ツー・オー リテイリンググループの中で、イズミヤ・グループ会社も含めた
全体で、各種委員会の取り組みを開始しており、エイチ・ツ ー・
プライアンス・リスク関連情報」
を定期的に発信し、
リスクの周知と
リスクマネジメント・コンプライアンス体制を整備してまいります。
オー リテイリンググループにおけるコンプライアンス体制の
予防に取り組んでいます。また、毎年、社員と一部パートタイマー
構築・整備を推進しています。
を対象に
「リスクチェック表」
を配布し、
コンプライアンスの遵守に
コーポレート・ガバナンス体制図
株主総会
選任・解任
監査役
選任・解任
選任・解任
取締役会
業務・会計監査
会計監査人
会計監査
選任・解任
コンプライアンス徹底のため、
各種法務研修の実施や
「イズミヤ
関するセルフチェックを実施しています。その他、火災、停電、
コンプライアンスルール」の正しい理解とその遵守を誓約する
台風、強盗など緊急事案発生時の対応について記載している
「コンプライアンス誓約書」
の提出、教育用ツールである
「コンプ
「安全管理マニュアル」
をイントラネットに掲載し、全従業員が閲覧
ライアンスブック」の活用など、コンプライアンス遵守に向けた
できるようにしています。
体制の整備に注力。また、毎月コンプライアンステーマを設定
また、2011年の東日本大震災以降、今後発生しうる南海・東南
し、全事業所に配信することによって、遵守事項を明確化すると
海地震を始めとする大規模地震発生リスクに備えて、地震対策
同時に全従業員への周知徹底を図っています。
マニュアル
(BCP)
を策定しました。さらに、全従業員に配布する
毎年度末には、
1年間の出来事をまとめた
「コンプライアンス
イズミヤハンドブックに大地震
白書」
を作成し、取締役及び監査役がその内容を確認するととも
発生時の緊急行動マニュアル
に、次年度の改善につなげています。さらに、コンプライアンス
を掲載し、常時携帯することと
に関する牽制・抑止機能として従業員からの意見、取引先様から
しています。今後も、お客様と
のご要望を承る通報・相談窓口を下記の通り設けています。
従業員の安全確保を最優先と
し、
地域のライフラインとしての
代表取締役
小売業の役割を果たすため、具
リスクマネジメント
委員会
指示
内部統制機能
指示
報告
人事総務部 総務担当・店舗業務部 仕入統括担当
イズミヤヘルプライン
環境委員会
経営会議
情報開示部署
監視・牽制
内部通報制度として、社内及び社外に2種類のイズミヤ
ヘルプラインを設置。違法・不正行為の早期発見と未然
防止・発生の抑制を図っています。
セクハラ相談窓口
セクシャルハラスメントに関わる相談やトラブル等に
対処する窓口を設けています。
グループ統括室
グループ各社の経営を該当部署
と連携して管理・監督
適切な情報管理、個人情報保護対応
お客様により良いサービスを安全に提供するため、全従業員が
個人情報保護の重要性を認識し、法令遵守と適切な取り扱いに
特に個人情報の取り扱いについては、
「 個人情報取扱規程」
を
報告
監査室
続して精査を行っていきます。
経営理念、経営指針、行動規範等
を記載した
「イズミヤハンドブック」
を全従業員に配布
努めています。
●お客様のご意見・ご要望の承り、
法務、
リスクの予見・予知・予防
●独占禁止法、下請法に関する法律の遵守体制の構築・管理
●内部監査の随時実施と報告書
の作成、
社内活用
●財 務 報 告 の 信 頼 性 の 確 保 に
向けた仕組みの構築と、内部
統制報告書の作成
体的対策の内容については継
お取引先様との信頼関係
情報集約部署
イズミヤは、お取引先様との信頼関係を基に公正な取引を行う
ことを行動規範として定めています。その推進のために、
リスク
マネジメント委員会の下部組織として、
「コンプライアンス委員会」
報告
監視・牽制
当社各部署・各事業所、
およびグループ会社
を開催し、適時適切な対応を講じています。
2014年度より、エイチ・ツー・オー リテイリンググループ公正
取引推進委員会に参加し、
グループ全体で公正取引推進に向けた
具体策、取り組みの検討を行っております。
設け、店舗の個人情報のデータベースには、事前に登録を許可
された者のみがアクセスでき、その利用についても厳重なパス
ワード管理を行っています。社内従業員への周知のため、
事業所の
実務に即した対応指針として
「個人情報保護マニュアル」
を作成し
社内イントラネットで公開しています。また、全従業員に配布する
「イズミヤハンドブック」
には、
「 個人情報保護心得7か条」
を掲載
するとともにその周知徹底に取り組んでいます。
さらに、顧客データを管理する本社内クラブカード室と南港
センター内eコマース営業部をそれぞれ個室化して、暗証番号
ロックキーや指紋認証システムによる入退室管理を行う他、外部
からのウイルス不正侵入防御装置を設置するなど、情報漏洩防止
に向けて安全対策を講じています。
10
11
社会性報告
お客様ともに
“ええもん安い”
を追求し、
安心とご満足をお届けします。
お客様の普段の生活を応援する
「プライベートブランド」
商品を開発
創業以来大切にしてきた企業理念
“ええもん安い”
を実現するのが、
イズミヤのプライベートブランドです。自社開発商品
「good-i 」
に続き、
「安全」
「安心」
を最優先とした
品質管理を実施
2009年8月には高品質でお求めやすい価格の
「S
t
y
l
e ONE」
を、2012年3月に品質や機能を重視した高付加価値商品
「P
r
ime ONE」
を発売
イズミヤが製造、
販売するプライベートブランド商品及び食品の
しています。
店内加工商品は、総務部品質管理担当が開発面・品質面からの
「Sty
l
e ONE」
「Pr
ime ONE」
は、中部を基盤とするユニー株式会社、
四国を基盤とする株式会社フジとの協業開発により誕生したPB商品で、
サポートを行い、商品の安全性や機能性を分析し、当社の厳しい
2014年度もお客様のニーズに応え、
快適で豊かな生活を応援する商品を開発し提供しています。
品質基準の基づいたお客様視点での品質検査や製造委託工場の
調査及び品質表示の確認を行った上で発売しています。
協業商品の「Sty
l
e ONE」「Pr
ime ONE」については統一の
高付加価値商品
生活応援ブランド
「ヘルシー」
シリーズが登場
ルールに基づき、
お客様にわかりやすい品質表示を行い、
商品毎の
開発担当会社が責任をもって品質管理を実施しています。
「こだわりの贅沢」シリーズを発売
食料品や日用品など様々なジャンルの商品を取り揃え、
美味しさや上質さなどにこだわり、
ワンランク上の日常生活
アイテム数は約480品目
(2015年3月現在)
。2014年度は
を提案する
「Prime ONE」
は、発売以来好評を得ています。
健やかな生活をサポートするカラダ思いのスタイルワン
お客様のご要望を受け、2014年度は
「こだわりの贅沢シリー
「ヘルシーシリーズ」を発売しています。カロリー控えめの
ズ」
を企画・開発し、その第1弾となる
「こだわりの贅沢食パン」
ドレッシング、
鉄分・L.ガセリ菌入りのフルーツ乳酸菌など、
栄養
を発売するに至りました。この商品は、
「 食べやすい小ぶりな
バランスを考えたアイテムを続々と開発。おトクでカラダに
サイズの食パンが欲しい」
という女性や単身世帯、
シニア層の
やさしい食生活を提案しています。対象商品にはリースを型取り
ご意見を受けたもので、発売後は多数のお客様が買い求め
したヘルシーロゴをつけ、
お客様にわかりやすく表示しています。
られています。今後も
「こだわりの贅沢シリーズ」
を順次発売
していきます。
成分をプラス
(オレンジのヘルシーシリーズ)
2014年度の総受信数は4,899件。
「 販売サービス」
に関する
項目のみが増加し、他の項目は全て減少しています。
4月からの消費税8%増税に伴い当社では従来どおりの内税
表示を採択しました。チラシと売場には本体価格と税込み価格を
併記し、
レシートには従来どおり税込み価格を表示していましたが、
紛らわしいとのご指摘も多かったため、翌年2月より外税表示に
変更。変更当初は支払い金額がわかりにくいとのお叱りも受け
ましたが、特に問題なくお客様のご理解が得られたと思います。
上半期は中国食肉会社が期限切れの原料を使用した製品を
大手外食チェーンに出荷していたことが問題となったことから、
当社の取り扱い食品の安全性について問合せを受けました。
毎日のお買物をさらに便利に快適に!
阪急百貨店・阪神百貨店の商品券取り扱いを開始
対象券種 阪急百貨店商品券、阪神百貨店商品券、
全国百貨店共通商品券
対象店舗 イズミヤ直営86店舗
(まるとく市場、京都アバンティ店、寺田町東店、
東三国四丁目を除く全店)
※阪急友の会お買い物券・ボーナス券、阪急阪神百貨店 お引換え整理券、阪神みどりの会お買い物ボーナス券、
阪急百貨店ギフトカード、阪神百貨店ギフトカードは利用不可
[ 鉄分・L.ガセリ菌入り ]フルーツ乳酸菌
ご意見うけたまわり係・受信状況
(2014年度)
さらに下半期は加工食品への異物混入が大きく報道された
影響により、異物混入の申し出が増加しました。マスコミ報道や
SNSでの話題が受信内容に直結するため、社内での情報共有を
密にし、お客様からの問合せに適確にお答えできるよう努めて
います。
また、従業員の配慮に欠ける接客態度への苦情が昨年より増加
しました。一部従業員にお褒めもいただいていますが、
さらにお客様
に気持ちよく買物していただき、ご満足いただける店舗となる
よう、
接客レベル向上への継続取り組みも重要課題と思われます。
内容別
電子マネー機能付き
「イズミヤクラブカード」
「イズミヤクラブカード」
は、
1枚でポイントカードと磁気カード型
プリペイド式電子マネーの機能を兼ね備え、電子マネーは繰り
成分をマイナス
(緑のヘルシーシリーズ)
返しチャージでき、
お財布代わりに便利にご利用いただけるカード
[ カロリー50%off ]イタリアンドレッシング
です。200円
(税抜)
お買い上げごとに1ポイントを提供するほか、
「こだわりの贅沢食パン」
焼かずに食べても美味しい
食パンとしても人気
各種特典をご用意しています。
3,500
272.2
280
3,000
2,500
2,000
1,882
1,500
874
1,000
500
0
12
240
199.3
209
163.7
1,439
710
201
1,410 1,382
102
827
413
314
799 528
481 655
2010
2011
1,458
1,200
516
701
304
47
150.3
1,436
1,493
375
565
37 687 487
141
452 638 107 99
2012
158.9
865
8
200
19
30
79 259
384 98
2013
804
515
546
41
572 255 214
2014
160
120
good-i
お客様のご意見をフィードバック
食料品
食料品
住居関連品
住居関連品
イズミヤは、お客様からのご意見の反映が“ええもん安い”
に
売上高
つながると考えています。そのため、
フリーダイヤル
「ご意見うけた
80
衣料品
40
食料品
0
(年度)
Prime ONE
衣料品
Style ONE
住居関連品
要望・問合せ
2,452件
総合計 苦情
4,899件 2,409件
商品
その他
1,285件
1,662件
総合計
4,899件
販売方法
626件
販売サービス
1,043件
お客様の声ボックス・受信状況
(2014年度)
2014年度品目数は
「good-i」
「Style ONE」
「Prime ONE」
を合わせて2,552品目。
売上高は、
「good-i」
売上52.70億円と
「Style ONE」
売上84.93億円と
「Prime ONE」
売上12.69億円を合算。
(億円)
お褒め・お礼
38件
設備保全
283件
「プライベートブランド」取り扱い品目数・売上高
(品目)
項目別
まわり係」
、
店頭の投書箱
「お客様の声ボックス」
など様々な方向から
ご意見を吸い上げる体制を整え、商品開発やサービスの充実に
努めています。得た情報は全社で共有し、取り組むべき課題を
お褒め
173件
問合せ
60件
設備保全
276件
その他
266件
総合計 クレーム
2,002件 878件
要望
891件
総合計
2,002件
商品
656件
販売サービス
657件
販売方法
147件
抽出・確認してスピーディな対応を行っています。
13
社会性報告
社会とともに
地域の皆様に愛されお役に立つイズミヤであり続けます。
安全、快適にご利用いただける店づくり
「第13回愛情お弁当コンテスト」
を開催
AEDを35箇所に導入
イズミヤは、
すべての人にやさしい、
ご高齢の方や障がいをお持ち
自動体外式除細動器AED※の導入を進め、現在35台
(34店舗
イズミヤが食育活動の一環として取り組んできた
「愛情お弁当
の方も安心して利用していただける店づくりを進めています。
と本社)
を設置しています。新規設置店舗の従業員に対しては、
コンテスト」
も第13回目を迎えました。2014年度の応募数は、
愛情
18店舗がハートビル法及びバリアフリー新法※ の認定を受けて
「普通救命講習」
や
「上級救命講習」
を実施し、使用方法や心配蘇生
おり、
さらに独自の基準書を設け店内のバリアフリー化を図っています。
法を習得して、万が一の事態に的確に対応できる体制を整えて
中から最優秀賞
「30品目の愛彩弁当」
が選ばれています。
また、
設備・サービス面でも以下のような様々な配慮を行き届かせて
います。
このお弁当は、
大阪府立大学の学生さんが外食の多いお父さん
います。
※心臓疾患が起こったときに安全に電気ショック療法を行える医療機器
に食べて欲しいという想いを込めて創作されたもので、10月より
※高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律
車椅子専用駐車場
車椅子専用の駐車スペースを
設け、駐車場から店舗出入り口
付 近までの 段 差を解 消してい
ます。
貸し出しサービス
全 店 の サ ービ スコ ー ナ ーに
貸し出し用車椅子・杖・老眼鏡、
一部店舗に歩行補助カートを
用意。
お弁当部門478通、
こども部門23通の合計501通で、力作揃いの
期間限定で商品化されました。こども部門もアイデアいっぱいの
AED設置店舗
作品が集まり、
8月5日大丸心斎橋店で開催された
「おおさか食育
花園店、百舌鳥店、若江岩田店、伏見店、松原店、枚方店、大久保店、
泉北店、長岡店、河内長野店、多田店、昆陽店、上新庄店、高野店、
今福店、千里丘店、六地蔵店、和歌山店、寝屋川店、白梅町店、
西神戸店、検見川浜店、阪和堺店、洛北店、八尾店、西脇店、八幡店、
堅田店、神戸玉津店、紀伊川辺店、西宮ガーデンズ店、広陵店、本社、
宮崎店、法円坂店
(2015年5月現在)
フェスタ」
のメインイベントとして、当社
「愛情お弁当コンテスト」
の
表彰式が行われました。
4社共同
「ワン・ステップキャンペーン」
を実施
“盲導犬の育成を支援!”
をテーマに、
ユニー㈱、
㈱フジ、
および日清
製粉グループの日清ペットフード㈱と共同で、社会貢献活動企画
「ワン ステップキャンペーン」
を実施しました。計386店舗で販売する
日清ペットフード商品の売上の一部(販売金額の1%)をNPO法人
全国盲導犬施設連合会に寄付し、
盲導犬育成・訓練、
普及に役立てて
いただいています。
4社共同キャンペーンは2013年に続き2回目となり、今回は
72,096円を寄付しました。
店舗で行われる社会貢献活動
イズミヤの各店舗では、社会見学や職場体験の受け入れ、清掃
活動などの社会貢献活動を積極的に行っています。このような
点字案内板とインターホン
店舗入口に点字案内板を設置。
介添えが必要な方が従業員に
連絡できるインターホンも備え
ています。
車椅子利用者向け設備
店内サービスカウンター、公衆
電 話 、自動 販 売 機は、車 椅 子
でもご利用いただきやすい高さ
に設定。
ゆったり試着室
段差がなく手すりがついている
ので、車椅子利用の方、妊産婦
の方やご高齢の方、お子様連れ
のお客様も安心です。
活動を通し、日頃イズミヤの活動を支えてくださっている地域
コミュニティへの感謝の気持ちを示していきたいと考えています。
実施状況:2014年3月∼2015年3月
延べ
参加人数
実施回数
活動
内容
職場体験の
受け入れ
中学生による職場体験や特別支援学
校生、企業の研修など
215回
751名
福祉活動の
受け入れ
『 献血 』
『 福祉バザー 』の場所提供や
『バザーへの寄付』など
127回
−−−
行政による
活動への協力
行政による各 種キャンペーンのため
の場所提供など
182回
−−−
社会見学の
受け入れ
小 学3年 生 の 社 会 見 学 や2年 生 の
『町探検』
での店舗見学の受け入れ
51回
3,265名
イベントを行う 「 似 顔 絵 展 」
「防災図画展」
「健康
ための場所提供 チェック」などの場所提供
79回
−−−
随時
−−−
清掃活動
最優秀賞は
「父に食べてほしい!
30品目の愛彩弁当」
区・市内などの一斉清掃への参加
赤ちゃんルーム
授乳やオムツ替えができる設備
をご用意。買物途中も便利に
ご利用いただけます。
全国盲導犬施設連合会より
感謝状を受理
イズミヤでは1989年より各店のサービスカウンターに盲導犬
募金箱を設置し、お客様よりの寄付を募ってきました。2014年
9月に募金金額が累計で3,000万円に達したことを受けて、NPO
法人 全国盲導犬施設連合会より感謝状を贈呈されました。
また、
この他にも様々な募金活動を行っています。国連WFPに
よるレッドカップキャンペーン※に協力し、
5店舗
(枚方、千里丘、
西神戸、洛北、西宮ガーデンズ)
と本社で始めた募金活動は、
2014年度も引き続いて実施しています。
※レッドカップキャンペーン:一人でも多くの子どもに学校給食を届ける ためのキャンペーン。
地域自治体と
「災害支援協定」
を締結
災害発生時に救助活動や救援物資の供給が円滑に行われるよう、
各自治体と物資供給の協力に関する協定を締結しています。大規
模災害に備え、早期に営業再開できる対応マニュアルを整備し、
通常通話が困難案状況でも通話ができるMCA無線を主要事業所
(40店舗)
に配備しています。
募金・寄付内容
ハートビル法及びバリアフリー新法対応店舗
平田店、昭和町店、桂坂店、西田辺店、国分町店、千里丘店、
井 高 野 店 、八 尾 店 、八 幡 店 、堅 田 店 、神 戸 玉 津 店 、紀 伊 川 辺 店 、
西宮ガーデンズ店、広陵店
災害協定の締結状況
職場体験の受け入れ
(交野店)
福祉活動の受け入れ
(八尾店)
14
神戸市、京都府、奈良県、大阪府、泉大津市、千葉市、和歌山市、
八尾市、松原市
(2015年5月現在)
WFP募金
広島県大雨災害寄付
盲導犬募金
寄付額
40,107円
570,000円
1,941,419円
15
社会性報告
従業員とともに
働きがいを一人ひとりが持てる職場環境を創っていきます。
「ええもん安い」
を実現できる人材の育成
企業を支えるのは
「人」
である。そんな基本に立ち返り、
イズミヤ
では現在、教育体系を見直しながら、研修・教育プログラムの充実
を図っています。
2014年度は階層別、職務別教育の取組みに加え、
「自ら学び、
考え、動く」
人に幅広く教育機会を提供すべく、自主参加型のセミ
ナーを実施しました。セミナーでは、ご高齢のお客様への接客
応対について、売場体験も交えながらその手法について学びま
した。次年度以降も講座数を充実させ、継続する予定です。
また、
イズミヤの新しいビジネスモデルの提言を目的にアメリカ
流通視察を実施しました。その他、人事制度の要である
「売場チー
フ」
の戦力化を目的とした売場チーフ研修や、部下育成スキルの
「自己啓発支援制度」
で
自ら学ぶ人材を支援
「自分で自分を育てる」
ことの大切さを各種研修・教育機会の
場で伝え、それを支援する仕組みや制度も整えています。
自己啓発プログラムでは、
Eラーニングを導入しており、役割
階層に合わせて3つの段階に分け、階層ごとに必要となる知識を
学べるようになっています。取得した単位を利用することで、
さら
なる自己啓発ができるなど、様々な支援制度を最大限に活用して
自身の仕事の効率化を図り、
自分で成長する機会を提供していま
す。このような形で、従業員一人ひとりの自己啓発意欲を喚起し、
「自ら学ぶ」
人材づくりを目指しています。
向上を目的とした評価者研修など、管理職の教育にも力を入れて
います。こうした教育・研修を通して、会社の理念である
「ええもん
安い」
を実現できる人材の開発・育成に取り組み、
従業員一人ひとり
がその能力を最大限に発揮できる環境づくりと
「人を育てる風土」
づくりを目指します。
女性が活躍できる職場環境づくり
女性の活躍を応援するイズミヤ
「キラキラ委員会」
では、
2014年
度は女性社員を対象とした
「キャリア開発支援セミナー」
を開催しま
した。
このセミナーは、
①管理職を担える人材の養成②女性の可能
パート従業員の売場運営への参画
従業員の健康と安全のために
「オペレーションリーダー」
は、従来正社員が担っていた
「売場
安全かつ快適な職場環境づくりを目的に、
「中央職場安全衛生
運営の責任者」
の役割を果たすパート従業員の役職の一つです。
委員会」
(本部)
「
、職場安全衛生委員会」
(店舗)
を毎月開催し、労働
約900名のパート従業員が任用され、
「責任ある仕事ができ、
やり
災害の発生状況を検証しています。特に4月度は
『イズミヤ安全衛
がいにつながる」
と好評です。 生重点月間 』と定め、
「 目指せ!労働災害ゼロ職場」
を合言葉に、
またその上位職の
「部門長」
として、部門運営を行う
「リーダー
職場での安全衛生取り組みを強化しています。
契約社員」制度を設置。現在の任用者は88名となっています。
また、従業員の健康促進のために、法定の定期健康診断に
さらに、
「リーダー契約社員」
が次に目指すものとして、正社員への
併せ、生活習慣病予防への対策を実施。満40歳以上の被扶養者
登用制度を2007年度に導入し、以降パート従業員15名が正社員
に対しても、特定健診及び特定保健指導を行っています。
メンタル
に登用されています。
面のヘルスサポートシステムも充実させ、電話相談と個別カウン
セリングにより、個々の相談を受けています。
「オペレーションリーダー」
任用までの流れ
指名
業務要件Ⅰに
基づく審査
毎年
6月11日
健康相談の窓口
「ハロー健康相談24」
は、24時間・年中無休で
業務要件Ⅱに
基づく教育
6ヵ月間
任用
毎年
12月11日
対応。さらに、
「ウォーキングキャンペーン」
などの保健事業も実施
し、多くの方に参加いただいています。
「リーダー契約社員」
任用までの流れ
業務要件Ⅲに
基づく教育
業務要件Ⅱに
基づく審査
4ヵ月間
受験
毎年
4月
任用
毎年
5月16日
性を引き出す
「自信」
と
「動機付け」
③女性管理職のロールモデル
輩出、
の3点を目的としています。所属部署の管理職上司の助言の
もとに様々なプログラムに取り組み、
参加者各自が課題を設定し、
解決のための目標を社長を始めとする役員全員に宣言しました。
「高齢のお客様の接客応対セミナー」
車いす体験
海外研修
(アメリカ流通視察)
研修
∼
資格取得援助
年次別研修
ビジネス誌の年間購読
昇格者研修
通信教育・語学スクール
チーフ研修
部門別研究会
新入社員
毎年
7月
登用
毎年
9月16日
が圧倒的に多いイズミヤの商品やサービスを、さらにお客様の
休職制度や復職後の勤務に関する制度について、
もっと分かりやすく
選抜教育
(マネジメントリーダー研修)
(米国流通視察)
キャリア研修
若年次社員
受験
女性視点をより上位の役職で活かしてもらうことで、
女性のお客様
育児と仕事の両立支援の面では、
イズミヤの出産・育児に関する
自己啓発
評価者職研修
チーフクラス
人事考課に基づく審査
直近の1年半∼2年半の評価
ニーズに合ったものに変化させていきたいと考えています。
イズミヤの教育体系
管理職クラス
「正社員」
登用までの流れ
3回のフォロー研修
「次世代育成支援事業主」
に認定
ワーク・ライフ・バランスを実現
周知徹底するためのツールとして、社内イントラネットで公開して
イズミヤは、大阪労働局より
「次世代育
イズミヤ労働組合 中央執行委員長 梅本 友之
います。
このような取り組みで、
現在イズミヤでは約120名の従業
成支援対策推進法」
に基づく、
「基準適合
イズミヤ労働組合
(組合員7,168名※)
は、
「 従業員一人ひとり
員が育児を行いながら勤務しています。
一般事業主企業」
の認定を受けています。
がやりがいや働きがいを持って仕事を行うとともに、家庭や地域
また2015年春からは、
セイフティ休暇
(積立年休制度)
を不妊
これにより、
「次世代認定マーク
(くるみん
生活においても多様な生き方が実現できる」
ワーク・ライフ・バラ
治療でも利用できるよう、取得事由の拡大を行いました。育児の
マーク)
」
の使用が許可され
「次世代育成
ンスの実現を目指しています。そのためには、労働時間に関する
視点だけでなく、
その手前のライフイベントを支援する制度の充実
支援対策を推進している企業である」
コンプライアンスを遵守すると同時に、労働生産性を向上する
ことを社内外にアピールできるようになっています。
ことが不可欠と考えます。売場運営に欠かすことのできないパート
現在は以下の行動計画を策定し、計画に基づいた取り組みを
タイマーの方々や正社員、契約社員の意見を採り入れ、労使が
推進しています。
協同で
「働き方改革」
「適正な労働時間入力の徹底」
にこれからも
も図っています。
4ヶ月間の初期教育
取り組んでいきます。※2015年3月15日現在
一般事業主行動計画
モバイル端末を使ったパート従業員教育
期 間
計画目標
イズミヤでは、モバイル端末を使用した
「パート従業員初期教育制度」
の導入を
進めています。映像教材をiPadで閲覧できる仕組みで、指導者がいない時、所も
自習形式で学べるのが特徴です。入社2カ月までの方を対象とし、パート従業員の
早期活躍に期待するとともに店舗現場教育の効率化を図っています。2014年12月
よりパイロット店6店に導入、順次導入店を拡大していきます。
16
映像教材画面
2015年4月1日∼2018年3月31日
①育児休職制度の利用率アップ
②育児・介護に関する諸制度の周知
③出産や子育てによる退職者についての
再雇用制度の実施
④正社員の在店時間及び時間外労働の削減 ⑤年次有給休暇の取得促進
2015年度の具体取り組み
①計画性の推進
…全店・全部門での『作業割当表』の
作成と変形労働時間運営の推進
②部門フォロー体制 …『作業割当表』に基づく上司と
部下のコミュニケーションの実施
③実態把握
の実施
…「職場運営に関するアンケート」
17
社会性報告
環境活動報告
お取引先様とともに
お取引先様と協働し、
魅力ある売場づくりに努めます。
クラブカードを利用したコラボレーション
「イズミヤMD研究会」
の活動を強化
地域特性やお客様ニーズに合った商品提案や販促を行う時に有
イズミヤMD研究会は、
食品の
「強い売場づくり」
をともに考える
効であるのが、
イズミヤクラブカード会員様のデータです。この購
研究会で、
現在約166社のお取引先様にご加入いただいています。
買データやPOS販売実績の分析データはお取引先様とも共有し、
MD研究会では以下の一連の取り組み
(MDサイクル)
をお取引
互いのノウハウを持ち寄り、
新たな商品開発や協働取り組みにつな
先様と共同して行っています。
げています。
①ご加入いただいているお取引先様に
クラブカードデータを活用した事例については、
お取引先様への
報告会を行っています。2014年度は50名を超えるお取引先様に、
メーカー協賛ボーナスポイントセールをはじめ、
DM販促やKIOSK
販促など、
プロモーション取り組み事例についてご説明させていた
だきました。
環
イズミヤのPOSデータを開示
②そのPOSデータを関連するマーケット動向も含めて
2
環境マネジメントシステムの運用を通じて、継続的改善と汚染の予防に努めます。
3
環境関連の法規制および受け入れを決めた要求事項を、
遵守するとともに自主基準を設定し、事業活動を管理します。
4
次に挙げる4項目を主軸として、環境目的と目標を設定し、
定期的または必要に応じて、見直します。
①
②
③
④
③分析の中から
『気づき』
を発見し、
商品作り案/売場づくり案を
部門別に開始する
「イズミヤMD研究会」
に提案
商品展開/売場展開を実施
⑤販売結果を検証して新たな『気づき』
を発見し
次の提案につなげる
針
日常の事業活動において、
「 お客様第一」の考えを基本とし、
地域の良き企業市民として行動し、環境保全に努めます。
多面的に分析
④提案に基き、実際のイズミヤ店舗において
方
1
『気づき』
から導き出された販売企画案や
※クラブカードについてはp13をご覧ください。
境
環境と人にやさしい商品の仕入れと開発(グリーン購入)を推進します。
エネルギー使用量の削減など、地球温暖化対策に取り組みます。
廃棄物の減量と、資源の有効利用に取り組みます。
啓発活動やコミュニケーション活動を継続的に行うとともに、
地域社会、自治体、お取引先とのパートナーシップ活動を積極的に実施します。
5
この方針は、全従業員に周知徹底し、全員参画で取り組みます。
6
この方針は、社外全般に公表します。
2015年4月1日
2014年度も、売場の生鮮素材の近くにお勧め材料や調味料
イズミヤ株式会社 代表取締役社長
を並べて陳列し、お客様の購買動機につなげていく
「クロス・
四條 晴也
マーチャンダイジング」
の検証等の取り組みを行っています。
お取引先様と商品情報を共有化
MD研究会の取り組みの流れ
(MDサイクル)
お取引先様とは
「情報共有サイト」
を設け、商品情報を共有化
※MD:マーチャンダイジングの略称。
イズミヤでは、事業活動によるエネルギーや資源の使用量
(インプット)
と、廃棄物やCO₂等の排出量
(アウトプット)
の数値を明確化し、
することでコラボレーション強化や業務の効率化を図っています。
商品の受発注にとどまらず、商品開発や販促に関する提案、
コミュ
ニケーションもこのサイト上で行うことができ、2015年4月現在
451社に利用いただいています。
1
情報分析・
提案策定
バイヤー
1人の気付き
↓
複数の
気付きへ
イズミヤ情報共有サイト
情報共有スピードアップによるシナジー効果
イズミヤ(株)
情報共有サイト
イズミヤ
︵株︶
お取引先様
商品登録データ・受注データ
実施施策の
検証
フィードバック
成功と失敗の
共有
イズミヤ
全社
取り組み
採用施策の
徹底
2
定番売場
強化検討
情報の共有
↓
商談の高度・
効率化
4
売場展開
環境負荷の全体像を把握。そこから課題を抽出して、次年度以降の環境活動に反映させています。
本社・店舗
INPUT
エネルギー資源投入量
電気
255,771千kwh
ガス
6,854千㎥
水
1,482千㎥
提案機会の
平等性
データに基づく
提案の積極的
採用
3
販売促進
活動提案
エネルギー消費によるCO₂排出
店頭回収
牛乳パック
食品トレー
包装材
プラ包装
プラ容器
レジ袋
包装紙
紙容器
販促物
チラシ
3,879t
販促物・POP 65t
コピー用紙
OUTPUT
CO₂ 150,084t※ CO₂
資材等
POS販売実績
双方分析力によるコラボレーション強化
環境負荷の状況
106t
966t
850t
33t
39t
121t
295t
89t
MILK
アルミ缶
198t
ペットボトル 554t
業務回収
エアコン
テレビ
冷蔵庫・冷凍庫
洗濯機・衣類乾燥機
本社・店舗 廃棄物
魚あら
不燃ゴミ
5,043台
3,964台
4,450台
5,453台
15t
67t
可燃物等ゴミ類 12,710t
リサイクル
魚あら 1,164t
廃油
581t
牛脂
167t
生ゴミ 997t
136t
ハンガー・プラ製品
ダンボール・古紙 20,794t
361t
発泡スチロール
152t
廃プラ・廃金属
CO₂排出権無償譲渡による貢献量
CO₂ 910t
CO₂
※2014年度策定係数により換算。なお、2006年度策定係数で換算すると、101,033t。
18
19
環境活動報告
環境目標の達成状況
環境マネジメントの推進体制
代表取締役社長を委員長に、全社的な環境マネジメント推進
体制を構築。EMS推進事務局と14名の実務責任者及びそれを統括
イズミヤでは、環境方針に掲げている重点項目に基づき目標を設定し、全店舗で環境活動に取り組んでいます。
2014年度は、食品の売上高に対する廃棄高の率を下げる目標が未達成となってしまいましたが、啓発活動や監視を強化し、取り組みを継続していきます。
環境方針
グリーン
購入
目的・目標
①環境配慮型商品の新規開発品目と
全売上金額
②環境配慮型商品の購入
エコ&ヒューマンコンシャス商品の拡充
2014年度 目的・目標
2014年度 実績
【適合判断の基準】 ・
・
・達成率100%以上 ・
・
・100%未満の未達成
2015∼2017年度 目標
判断
新規開発品目
全売上金額
新規開発品目
全売上金額
新規開発品目
全売上金額
◆衣料: 99品目
2億7,600万円
◆衣料: 92品目
3億 328万円
◆衣料:80品目
2億2,000万円 ◆住関:
3億7,400万円
◆住関:
4億4,007.5万円
◆住関:
3億1,900万円
6品目
6品目
◆食品:4億3,973.65万円
①店舗のCO₂削減
◆15%削減(2006年度比CO₂換算)
②本社の電力使用量削減
◆本社:1999年度比 40%削減
する環境管理責任者により年2回の環境委員会を開催し、PDCA
サイクル※を進め、環境目標の達成や順法管理に努めています。
※Plan/計画→Do/実行→Check/監視→Act/見直し
2015年度 環境マネジメントシステム組織図
EMS
最高責任者
環境配慮型商品の仕入れの拡充
◆食品:5億5,455.5万円
◆2006年度比26.7%削減
◆本社:1999年度比 47.3%削減
電力使用量:79万9,472kwh
代表取締役社長
内部監査員
環境委員会
◆15%削減(2011年度比CO₂換算)
環境管理責任者
◆本社:2011年度比15%削減 EMS推進事務局
人事総務部長
(’
99年実績から71万6.589kw削減)
◆新店の省エネ設備の導入
氷畜熱空調機、
ヒートポンプ式給湯器
④環境に配慮した設備の導入
◆改装店舗での導入
◆省エネタイプの設備の導入
空調機更新:平野店、西神戸店
LED照明:天下茶屋店、門真店、桑津店、上新田店、六地蔵店、
◆省エネタイプの設備の導入
MESSAGE
学園前店、新大宮店、大久保店、長岡店、若江岩田店、
西神戸店
⑤新店・改装店での消費電力の少ない
冷蔵・冷凍庫ショーケース導入
①マイバッグ持参率
資源の
有効利用
②コピー用紙購入量の削減
◆冷凍・冷蔵ショーケース、
リーチインショーケース
◆冷凍・冷蔵ショーケース
◆持参率:53.0% ◆本社: 1999年度比 53.0%削減
上新田店、小林店、杭瀬店、西宮ガーデンズ店、学園前店、
ハーバーランド店、古市店、千里丘店、千本北大路店
◆持参率:56.7%/53.0%
◆本社:1999年度比 58.8%
(763万枚削減)
/53.0%
(331万枚削減)
③教育資料の削減
啓発・
コミュニケーション
①通い箱の拡大 (標準クレート・折りコン)
◆冷凍・冷蔵ショーケース ◆持参率:62.0% ◆本社:2011年度比11.0%削減
◆eラーニング導入
◆標準クレート・コンテナ:1,052.5万ケース
廃棄物
減量
◆コンテナ
(農):200万ケース
(2011年度実績4.7%アップ)
高める活動が求められます。当社が持続可能な企業経営を
進めていくには、ステークホルダーの皆様との密なコミュニ
ケーションが不可欠であり、社会・環境取り組みにおいても、
◆コンテナ
(農):291万ケース/200万ケース
メント体制への組織転換を図り、各店舗が地域に対しより近い
2015年度は、業態別マネジメント体制からエリア別マネジ
位置で貢献活動ができる体制としました。各店舗において、
◆5店舗 ゴミ計量器導入
(導入累計52店舗)
◆新店でのゴミ計量器導入
①エコ月間の実施
◆エコ月間の実施:2回
◆エコ月間2回/2回
(6月、10月)
◆エコ月間の実施:2回
②エコ学習会の普及
◆エコ学習会の実施
◆エコ学習会の実施:4,405人
(79回)
◆エコ学習会の実施
③社会貢献活動の実施
◆社会見学、職場体験等の実施
◆会議体での推進
◆チェックリストによる店舗巡回
◆社会見学、職場体験の実施
社会見学:3,265人
(51回)
職場体験:748人
(214回)
◆5月グループ店長会議/4回実施
(5月、6月、11月、1月)
◆チェックリストによる店舗巡回 2回
◆食品廃棄率の削減
(廃棄高/売上高)
2011年度廃棄率から0.030%削減
(廃棄高2011年:7億5796.2万円
→2014年:7億4354.2万円)
※廃棄高が1,442万円削減するも廃棄率は0.006%増加
20
貢献することが社会使命と考えます。持続可能な企業として
は、常にCSR
(企業の社会的責任)
を適正に認識し、企業価値を
図り、積極的に取り組んでまいります。
◆2店舗 ゴミ計量器導入
食品リサイクル法対応
当社は
「経営理念」
を正しく体現していくこと、生活インフラ
を担っている地域にお住まいの方々の健康で心豊かな生活に
ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションの充実を
◆標準クレート・コンテナ:1,276.4万ケース
「地域社会へいかに貢献ができるか」
を、主体的に考え実行
してまいります。皆様のご支援・ご理解をよろしくお願いいたし
ます。
◆社会見学、職場体験等の実施
◆会議体での推進
◆チェックリストによる店舗巡回
◆食品廃棄率の削減(廃棄高/売上高)廃棄率:0.006%増加
法律対応
「経営理念」
を拠り所に、持続可能な企業経営を通して、
社会・貢献活動を推進します。
/1,052.5万
(121%)
②廃棄物(焼却ゴミ)
削減のための
計量器導入
④店舗への啓発活動
管理部門
杭瀬店:LED照明 千本北大路店:LED照明
営業部門
◆新店での設備の導入 ◆新店の省エネ設備の導入
地球
温暖化
食品事業部
◆サーバーの入替、
レジの入替
住関商品統括部
衣料商品統括部
③消費電力削減のためのOA機器入替
◆食品廃棄率の削減
(廃棄高/売上高)
2014年度廃棄率から0.030%削減
環境管理責任者
人事総務部長
岸野 浩和
21
環境活動報告
環境に配慮した商品の提供
食品廃棄物リサイクルループ」
の実施
容器包装資材の削減
食品廃棄物を発生させず有効利用する
「食品廃棄物リサイクル
独自基準を設け
「環境配慮商品」
を開発
イズミヤでは、環境に配慮したプライベートブランド
売上高に占める環境配慮型商品
商 品 の 開 発にも力を注 いでいます。自社 開 発 商 品
good-i の中の、地球環境や人へのやさしさなど付加
価値を加えた商品を「 good-i ハートフル」
と名付け、
2014年度はリニューアル商品も含めハートフル品目
(衣料76、
食品21、
住関55)
計152品目を開発しました。
また、
3社協業の
「Style ONE」
「Prime ONE」
についても
開発基準を設定し、環境配慮型商品としてお届けして
います。
(億円)
150
展開商品)
の中で、
環境配慮型の基準を満たしているもの
を
「エコ&ヒューマンコンシャス商品」
として、品揃えを
全Style ONE
全Prime ONE
good-i ハートフル
Style ONE の中の
PB環境配慮型商品
Prime ONE の中の
PB環境配慮型商品
といわれています。イズミヤでは、
容器包装の削減に向け、
「廃棄物
して生産した鶏卵
(ほのぼのたまご)
を店舗で販売するこの循環
をリサイクルすること」
と
「廃棄物を発生させない」
ことを重視して
型の取り組みを各店に広げていきます。
います。そのために、資源の店頭回収やマイバッグ持参運動・レジ
飼料化
容器包装リサイクル法 再商品化委託料
油温減圧
乾燥システム
131.8
89.8
90
84.9
84.6
72.9
68.3
30
62.5
38.7
0.08
2011
1.25
0.76
2012
1.1
0.03
店舗
55.4
60
0
なるものです。
家庭から出されるゴミとなり、
容積比で家庭ゴミ全体の6割を占める
店で開始しました。店舗で排出される食品残さを飼料化し、給餌
120
充実させています。
以下は、イズミヤの環境配慮型商品開発の基準と
ループ」
という取り組みを、
桂坂店に続き、
2014年度は八幡店、
洛北
袋の有料化を行い包装資材の削減に努めています。
全good-i
67.5
さらに、ナショナルブランド
(大手メーカー製の全国
26.2
2013
25.1
6.03
0.58
食品廃棄物
1.85
2014
※2013年度ハートフル商品売上高は数値を修正しています。
食品廃棄物
リサイクル
ループ
12.7
0.67
(年度)
商品
生産
エコフィード※ 飼料
で養鶏
※
※食品残さ等を
利用して製造された飼料
拒絶型
(Refuse)
再使用型
リターナブル瓶
など再使用
可能な商品
(Reduce)
4R
+
LL
(Reuse)
減量型
詰替用など
廃棄物を
減量した商品
再生型
(Recycle)
低負荷型
人にやさしい
(Low Load)
カーペットなど
再生素材を
利用した商品
1
2
3
商 品
商 品
+
容器包装・
ラベル
容器包装・
ラベル
「good-i ハートフル」商品
5つの枠組みと3つの項目とを組み合わせた
基準に合致する商品で、
当社が環境配慮型商品として責任を持って開発した商品。
エコ&ヒューマンコンシャス商品
PB環境配慮型商品と
当社の環境配慮型の基準に合致した仕入商品。
有機栽培など
環境と人にやさしい商品
上記基準のうち、以下のものを「PB環境配慮型商品」とする。
② Style ONE、Prime ONE 商品の中で、good-i ハートフルの基準を満たしている商品または、eco!on商品
③ good-i クオリティ商品の中で、good-i ハートフルの基準を満たしている商品
④ その他の自社開発商品の中で、good-i ハートフルの基準を満たしている商品
⑤ ②∼④については、PB審議会でエコ宣言をする
2012
5,823
2013
4,598
2014
5,759
2015
5,647 ※
容器包装リサイクル法 対象容器使用量
ガラス瓶
紙
その他プラスチック
合計
2012
85,294
280,583
2,252,935
2,618,812
2013
72,972
401,398
2,205,102
2,679,472
2014
81,252
413,174
2,281,656
2,776,082
2015
75,430
262,356
2,118,251
2,456,037
イズミヤでは販売方法を工夫することにより、
ラップや容器
(トレー)
など、
ご家庭から排出される食品関連ゴミの削減に協力しています。
取り組みの一つとして、農産物
(野菜・果物)
では、2014年度年間を通して約70品目を、水産物でも鮮魚や干物で
「盛り売り」
「
・ ばら売り」
を
行っています。
これは、
お客様に無駄のない
“適量”
の商品を購入していただくことにもつながっています。
畜産におけるトレー削減については、2009年度以降鶏肉売場で
「トレーなし販売」
を行い、2014年度末では50店舗で取り扱っています。
畜産品
「トレーなし販売」
実施店舗
(50店舗)
花園店、淡路店、若江岩田店、伏見店、平野店、枚方店、泉北店、
長岡店、門真店、小林店、昆陽店、上新庄店、ハーバーランド店、
高野店、今福店、千里丘店、学園前店、白梅町店、阪和堺店、
洛北店、堅田店、中百舌鳥店、豊新店、我孫子店、昭和町店、
鵯越町店、池田旭丘店、天下茶屋店、西田辺店、細工谷店、
新大宮店、玉手店、玉造店、橿原神宮前店、天六樋之口店、
住道店、尼崎店、深江橋店、和泉府中店、和歌山店、松原中央店、
井高野店、堀川丸太町店、和泉中央店、広陵店、南田辺店、
交野店、杭瀬店、西宮ガーデンズ店、原山台店
水産物ばら売り
畜産物のトレーなし販売
資源を再利用する
「トレーtoトレー」
店頭の回収BOXを通じて、
お客様から回収した
「トレー」
をリサイ
クル業者に渡し、再び
「トレー」
にするシステムを運用しています。
このシステムにより、全生鮮品(農産・畜産・水産・日配)のトレー
使用のうち
「再生トレー」
の使用割合は約61%となっています。
再生トレー使用の割合
トレー
(万枚)
66.8%
64.6%
5,000
6,017
6,037
5,706
4,021
3,902
3,660
2011
2012
2013
2,500
0
22
(単位:
kg)
年度
ばら売り・トレーなし販売で家庭ゴミを削減
PB環境配慮型商品の開発基準
① good-i ハートフル
再商品化委託料金
※ペットボトル100%とトレーの一部は控除しています。
3つの項目
5つの枠組み
(単位:万円)
年度
※2015年度は返戻金を反映させていません。
販売
環境配慮型商品の基準
非塩ビ素材など
自然環境を
汚さない商品
商品を保護するための容器包装資材は、商品のご使用後は
64%
再生トレー
61%
4,886
2,965
2014
(年度)
23
環境活動報告
1
地球温暖化対策
CO₂削減に向けた店舗・本社の取り組み
物流におけるCO₂削減取り組み
店舗改装や新店オープン時に省エネ設備の導入を進めると
各お取引先様から商品を物流センターへ一括納品していただき、
ともに、店舗・本社では目標を設定した節電活動を継続して行って
店舗毎にまとめて配送する
「センター物流」
により、納品車輌台数
います。
の削減・総走行距離を短縮しCO₂排出量を削減しています。また、
店舗においては、
「 節電取り組み 行動計画」
を各店で記入し、
納品車輌は店舗からセンターに戻る時に
「店間振替の商品」
「リサ
本社運営部によるメンバーで店舗を巡回し、確認・点検の後、改善
イクル品」
等の回収を行い1台の車輌を効率的に使用することで、
できることがあれば指示し省エネにつなげています。従業員に
CO₂やエネルギー使用の低減に努めています。
わかりやすく節電取り組みを進めるため、費用改革担当がイントラ
さらにセンター便の配送委託会社様にも、大気汚染物質や地球
ネットの
「節電通信」
でどのような取り組みをすると最適な節電が
温暖化物質の排出が少ない圧縮天然ガス
(CNG)
車などの低公害
できるのかなどを店舗へ発信して啓発を行っています。
車の積極導入、及び総納品車輌台数に占める低公害車の割合を
また、店舗・本社では、節電対策の一環として「夏の軽装」を
上げていただくようにお願いしています。
2014年5月1日∼10月31日まで実施しました。
また、大阪府の条例では、府内のセンターや店舗に納品される
店舗における
省エネ設備導入
CO₂
(t)
132,507 129,643
120,000
90,000
118,616 114,424
6
レジ袋
不要カード
6
103,344
107,348 104,032
101,033
93,892
イズミヤでは、
省エネ活動や省エネ設備導入による事業活動での
CO₂削減に向けた取り組み以外に、排出権を購入してCO₂を削減
1 ガスコージェネレーションシステム
環境負荷の少ない天然ガスを使用し、
廃熱を冷暖房や給湯に有効利用。
するという取り組みを行っています。
「国内クレジット制度」
が政府
91,812 89,978
八尾店、桂坂店、豊新店、稲田新町店、八幡店、
神戸玉津店、紀伊川辺店
(7店舗に導入)
2011
2012
2013
2014 (年度)
この取り組みは、中小企業等が行うCO₂排出削減事業で創出
される削減量を
「国内クレジット認証委員会」
が認証し、大企業等
2 氷畜熱システム
夜間電力で氷を蓄え、
夏場の昼の冷房・冷却に利用。
がそれを国内クレジット
(排出権)
として購入する制度を活用する
千里丘店、六地蔵店、和歌山店、平田店、御影店、
橿原神宮前店、
国分町店、
羽束師店、
交野店、
八幡店、
堅田店、
神戸玉津店、
鵯越町店、
門真南店、
細工谷店、
玉造店、広陵店、天六樋之口店、昭和町店、池田旭
丘店、深江橋店、松原中央店、堀川丸太町店、千本
北大路店
(24店舗に導入)
ものです。
独自取り組みで排出権を購入
本社の電気・ガス使用によるCO₂排出量の推移
本社
CO₂
(t)
500
395
348
332
300
①有料レジ袋の収益金
②お客様参加型懸賞キャンペーン
(6月、10月エコ月間) ③排出権付PB商品の販売 ④従業員対象
キャンペーン
(10月エコ月間)⑤住宅エコポイント寄付 308
292
200
100
温度・湿度をコントロールし、
着霜を防ぎ約10%の省エネを実現。
これらの取り組みにより排出権を購入し、宮城県加美町、宮崎県
持永木材、大阪府センシューなど政府認証の制度を利用して無償
CO₂
(t)
桂 坂 店 、豊 新 店 、稲 田 新 町 店 、八 幡 店 、堅 田 店 、
神戸玉津店、門真南店、細工谷店、紀伊川辺店
(9店舗に導入)
4 LED照明
8,000
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
7,000
6,400
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
2011
1,243
1,117
2012
2013
910
2014
(予定)(年度)
※2011年度の金額は家電エコポイント寄付によるものを含んでいます。
24
3 デシカント空調
譲渡しました。
2009
5
「排出権」
を活用した環境保全活動
117,196
※2014年度のみ4月∼3月の数値です。
(2013年度までは3月∼2月の数値です。)
0
3
に切り替えました。
371
4
7
2円引
年からそれまで海外のクレジット購入に充てていた排出権を国内
2010
9
5
8
4
全体の取り組みとして2008年から開始されたことを受け、2011
2009
1
イズミヤ分
30,000
400
2
10
組んでいます。
60,000
0
OFF
運用されているかを店舗で日々チェックし、
CO₂排出削減に取り
本社及び店舗の電気・ガス使用によるCO₂排出量の推移
150,000
COPY
3
車の排気ガス規制が定められていますが、納品車両が適合車で
テナント含む全店分
7
2
低消費電力で、長寿命の高効率照明。
庄内店、西宮ガーデンズ店、北緑丘店、南住吉店、
井高野店、広陵店、今福店、和泉中央店、高野店、
御影店、八千代店、百舌鳥店、昆陽店、我孫子店、
宮 崎 店 、東 寝 屋 川 店 、淡 路 店 、長 岡 店 、堅 田 店 、
豊新店、伏見店、新大宮店、白梅町店、西神戸店、
洛北店、千里丘店、和泉府中店、天六樋之口店、
八 尾 店 、南 田 辺 店 、泉 北 店 、門 真 店 、上 新 庄 店 、
平野店、
牛久店、
玉手店、
昭和町店、
池田旭丘店、
古市店、
光風台店、
検見川浜店、
橿原神宮前店、枚方店、天下茶屋店、桑津店、上新田店、堀川丸太町店、
深江橋店、松原中央店、尼崎店、六地蔵店、新大宮店、大久保店、津高店、
多田店、花園店、千本北大路店、法円坂店、
(58店舗に導入)
5 冷凍・冷蔵ショーケース
(省エネ制御機器)
ショーケースと冷凍庫の
温度管理システム。
豊新店、
山田西店、
羽束師店、
鵯越
町店、
若江岩田店、
桂坂店、
松原店、
浜田町店、
多田店、
ハーバーランド店、
和歌山店、八幡店、紀伊川辺店、
西宮ガ ー デンズ 店 、北 緑 丘 店 、
南 住 吉 店 、井 高 野 店 、広 陵 店 、
今福店、
天下茶屋店、
和泉中央店、
昆陽店、
我孫子店、
淡路店、
長岡店、
玉手店、
新大宮店、
洛北店、千 里 丘 店 、細 工 谷 店 、
和 泉 府 中 店 、中 百 舌 鳥 店 、天 六 樋 之 口 店 、南 田 辺 店 、
門真店、
昭和町店、
池田旭丘店、
尼崎店、
平野店、
北助松店、
深江橋店、
松原中央店、
検見川浜店、
枚方店、
堀川丸太町店、
上新田店、杭瀬店、西宮ガーデンズ店、小林店、学園前店、
古市店、千本北大路店、法円坂店
(52店舗に導入)
1 省資源
両面コピーの推進
2 省エネ
節電、
節水、
省エネ型機器の導入
3 地球温暖化防止
アイドリングストップ、
低公害車の導入
4 廃棄物の減量
ハンガー納品、
通い箱納品
5 お客様のごみの減量
6 扉付き冷凍ショーケース
冷気を逃がさない
扉付きのショーケース。
南住吉店、国分町店、天下茶屋店、
今福店、
広陵店、
御影店、
我孫子店、
淡路店、
長岡店、
洛北店、
千里丘店、
天六樋之口店、南田辺店、門真店、
昭和町店、池田旭丘店、尼崎店、
平 野 店 、北 助 松 店 、深 江 橋 店 、
松原中央店、検見川浜店、枚方店、
堀川丸太町店、杭瀬店、西宮ガーデンズ店、学園前店、
千本北大路店、法円坂店
(29店舗に導入)
マイバッグ持参でのエコ値引き、お買い
レジ袋の無料配布の中止
物袋の販売、
6 資源回収リサイクル
牛乳パック、
トレー、
アルミ缶、
ペットボトルのリサイクル
7 エコライフ
環境・人にやさしいPB商品の販売
8 オゾン層の保護
ノンフロン機器の採用
7 複合型ビル監視制御システム
空調機や照明等の
設備機器をON/OFFで
任意に操作・制御。
81店舗に導入
9 環境に配慮した包装
有害物質を発生させない
ラップフィルムの採用
10 ごみの減量とリサイクル
発泡スチロール箱のリサイクル、魚あらや
廃油のリサイクル、
生ごみのリサイクル
25
環境活動報告
廃棄物減量
店舗から排出されるゴミの削減
イズミヤでは「3R」
を基本に、Reduce(発生抑制)⇒Reuse
(再使用)⇒Recycle(リサイクル)⇒廃棄物の適正処理という
優先順位を踏まえ、廃棄物削減の取り組みを進めています。
この取り組みにより、2014年度のイズミヤ全社の廃棄物排
出総量は37,144tとなり、2013年度に比べて218tの削減が
できました。また、
リサイクル率は65.6%となっています。
を進めています。※
また、売れ残りの廃棄商品を削減するために、売り切りや見切り
販売、商品発注の精度アップを強化しています。食品リサイクル法
では、
食品小売業として売上100万円あたりの
「食品廃棄物の発生」
を65.6kg以下にする規制があり、
本年度イズミヤは32.2kgでした。
これは、規制の目標に対しては、大幅に削減できていますが、売上
の関係で発生原単位は前年度より増加してしまいました。
2015年度は廃油のリサイクルをさらに進めるための「食品油
3R
ろ過機」
の導入を検討し、
ろ過再生することによる発生抑制を進める
計画です。
リデュース
(発生抑制)
※P23
「食品廃棄物リサイクルループの取り組み」
参照
リユース
(再使用)
食品廃棄物リサイクル量の推移
リサイクル量
リサイクル
(再利用)
3Rできない廃棄物を適正処理
8,000
6,000
廃棄物重量内訳
4,000
■廃プラ、廃金属のリサイクル 152t
50.5
51.5
(%)
60.0
53.5
5,847 5,750
2,989
2,707
0
■魚あら焼却 15t
5,596 5,621 5,549
2010
20.0
2,824 2,893 2,968
2011
2012
2013
0
2014 (年度)
※食品廃棄物のグラフは、売上や発生抑制量が考慮された数値になっています。
売上高に対する食品廃棄物
(リサイクル含)
の発生原単位
(kg)
リサイクル
24.352t
65.6%
全廃棄重量
37,144t
廃棄
12.792t
34.4%
単位㎏/百万円
32.5
30.0
31.5
32.2
29.1
32.2
29.0
28.5
28.0
■魚あら 1,164t
食品廃棄物のリサイクル
2014年度の食品リサイクル率は53.5%で2013年度より2%
アップとなりました。加工時に発生する魚あらは99%、
廃油は100%
リサイクルしています。
野菜くずや売れ残りの食品廃棄物をリサイクル
施設に搬入する店舗を1店舗から3店舗に増やすとともに、
プロセス
26
効果があります。
生鮮商品については、農産品の
「通い箱」
納品の拡大や、畜産品・
2015年5月現在で52店舗にゴミ計量器を導入。本年度からは
日配品・水産品をスーパー各社で標準化した共通の通い箱
(以後
各 店 舗 が 計 量した
標準クレート)
納品の拡大に取り組んでいます。
実績を分かりやすく
2013年度に開設したプロセスセンターでも、野菜のカットや
タイムリーに見える
小分けをした商品を標準クレートに詰めて各店に配送するなどの
ソフトを導入し、一歩
エコ物流を展開。2014年度の通い箱・標準クレートの使用は、
進めた削減を行なっ
前年度実績より293万個増加させ、
ダンボールの削減につながって
ていきます。
います。
ハンガー納品
衣料品では、
スーツ等をハンガーに吊るした状態でお取引先様
から店舗へ納品する
「ハンガー納品」
という物流形態も採用して
本社で推進する資源リサイクル
います。その際は
「リサイクルハンガー」
を使用し、販売後は業者に
本社のオフィスにおいても、
コピー用紙の購入量削減を目標に
2012年度は本社ビル改装に伴う帳票類の整理を行いリサイク
ル総量が増加しましたが、その後2013年度、2014年度は例年の
排出量となり、
リサイクル率は89%、88%と横ばいで推移して
本社:廃棄物排出量の推移
(t)
150
87.9
85
11.2
81.4
10.7
93
89
9.3
115.9
2011
2012
88
100
80
8.3
70.2
60.1
2010
2009
2010
2011
2012
生ゴミ処理機及びリサイクル施設等の
持込みによる堆肥化、飼料化
2013
2014(年度)
2013
8.1
58.8
60
40
20
0
2014(年度)
焼却
日常ゴミ
リサイクル
ダンボール
OA用紙
雑誌新聞
アルミ缶
スチール缶
ペットボトル
ガラス類
伝票類
997 t
乾燥型生ゴミ処理機導入店舗
堅田店、神戸玉津店、広陵店
リサイクル施設等持込み店舗
八幡店、桂坂店、広陵店、板橋店、洛北店、千里丘店、PCセンター
繰り返し使える
「通い箱」
、
各社共通の
「標準クレート」
を使用
ダンボールの削減推移
惣菜品、和風デイリー品、水産品
(新規取組み各社共通の通い箱)
農産品
658
617
562
578
535
900
888
700
425
1,153
1,166
1,187
683
684
693
185
191
193
500
400
175
300
200
0
100
0
2008
2009
2010
ハンガー納品※
1,571
1,100
600
加工食品、住居関連品、衣料品
(万個)
1,700
1,300
752
店舗
通い箱
1,500
(万枚)
789
ハンガー納品
リサイクル率
1,000
800
ハンガー納品
総量納品
(%)
本社:コピー用紙購入量の推移
2008
ハンガーに吊るしたまま
各店舗に納品
います。
0
2007
返却し再利用しています。
あげ、廃棄物減量に取り組んでいます。
30
5.0
0
使える
「通い箱」
納品を行い、
店舗で発生するゴミを削減しています。
60
10.0
■不燃ゴミの
埋立等 67t
日用消耗雑貨・調味料・インスタント食品等の頻度品は、
繰り返し
商品発注の精度を上げる意識が高まり、食品廃棄物を削減できる
90
25.0
15.0
■ダンボール、古紙 20,794t
通い箱・標準クレート
ゴミの削減ができます。また、日々の食品廃棄物の把握により
120
20.0
■廃油 581t
います。
ゴミの量を明確にすることにより、分別リサイクルが進み、焼却
物流センター
■可燃ゴミの焼却
12,710t
35.0
行い、廃棄物の発生抑制やリサイクルの推進に努めています。
お取引先様
■牛脂 167t
「通い箱」
納品や
「ハンガー納品」
を採用し、
環境負荷を最大限抑えて
30.0
10.0
2009
商品の配送・納品においても、
ダンボール等の廃棄物を出さない
店舗でのゴミを部門や分類別にバーコードで読み取り計量を
40.0
5,704
「エコ物流」
によるゴミの削減
イズミヤでは、2008年度から
「廃棄物計量システム」
を導入し、
50.0
47.5
47.7
2,789
リサイクル率
2,000
プラスチック 136t
■ハンガー、
■生ゴミ処理機・他実績 997t
総排出量
52.0
(t)
10,000
■発泡スチロール回収 361t
計量器を52店舗に導入し、ゴミ量を明確化
センターでの加工時残渣のリサイクルと食品廃棄物の発生抑制
2011
2012
2013
2014 (年度)
6
282
6
281
5
285
4
296
2009
2010
2011
2012
※ハンガー納品10本をダンボール1個に換算しています
1,278
967
739
291
223
312
4
2013
3
310
2014 (年度)
27
環境活動報告
お客様と行う環境活動
リサイクル資源を店頭回収
小型家電リサイクルに協力
イズミヤでは資源回収リサイクルボックスを食品取扱全店の店頭
お客様とともに行うリサイクル資源の店頭回収量の推移
(90店舗)
に設置し、限りある資源を有効利用するための活動を
お客様とともに進めています。
(t)
600
牛乳パック・トレー・アルミ缶・ペットボトルなど不要となった容器を
回収し、
それぞれを再資源化するために
「資源を回収し再び商品化
◆
550
■
506
■
500
して店頭に並べる」
という資源循環のシステムを構築。さらに、
400
2008年度にリサイクルシステムが確立したことで透明トレーの
回収を始め、回収店舗は2015年4月現在で20店舗にのぼります。
200
透明トレー回収店舗
(20店舗)
山田西店、桂坂店、枚方店、長岡店、河内長野店、小林店、千里丘店、六地蔵店、
西神戸店、西岸和田店、八幡店、堅田店、西宮ガーデンズ店、広陵店、津高店、
橿原神宮前店、牛久店、八千代店、検見川浜店、淡路店
◆
◆
177
297
■
◆
◆
198
188
139
▲
▲
2011
2012
牛乳パック
回収ボックス
店頭回収
(回収ボックス)
再資源化商品
リサイクル業者
ペットボトル破砕機 ペットボトルのチップ
缶圧縮機
アルミ缶(カゴ車搭載)
有料化店舗では、有料化により発生した収益を地域へ還元及び
現在、京都市、神戸市、東大阪市、堺市(2015年8月から設置
排出権に充て、
役立たせていただいています。2013年度の収益金は
予定)
からの依頼により、BOXを設置しています。
1,315,707円となり、その多くを地域の学校等への寄付に充てて
います。
設置店舗
伏見店、高野店、六地蔵店、白梅町店、洛北店
(京都市)
、若江岩田店
(東大阪市)、鵯越町店、西神戸店、御影店、神戸玉津店(神戸市)、
泉北店、阪和堺店
(堺市)合計12店舗
マイバッグ持参率が56.7%に向上
バッグ持参運動」
や
「レジ袋有料化」
もその一つで、お客様に環境
水切りゴミ袋など
は、各店のお客様に対する啓発活動が充分浸透してきたことによ
ると思われます。
レジ袋削減枚数
マイバッグ持参率
(万枚)
9,000
8,000
43.7
42.6
51.0
再商品化
インゴット
4,000
60.0
50.0
7,000
5,000
56.7
48.4
9,970
6,000
発泡スチロール減容機
51.4
(%)
7,849
9,374
7,639
7.639
40.0
9,618
30.0
7,413
7.413
20.0
3,000
2,000
破砕機
10.0
1,000
0
2009
2010
2012
2011
2013
2014 (年度)
0.0
※1人あたりレジ袋2枚使用として年平均持参率から計算しています
好評の古紙回収リサイクル
マイバッグ持参率の店舗分布状況
来店されるお客様が、
買い物ついでに家にある古雑誌や古新聞を
導入店舗
出すことでポイントがたまるシステムを2010年から店舗で始めて
います。お持ちになった古雑誌・古新聞1kgあたり1ポイントを付与し、
500ポイント貯まれば、
イズミヤの商品券と交換できる取り組みは
28
「千本北大路店」
で有料化開始
持参率は2014年2月末51.4%から2015年2月末には56.7%と
10,000
プラスチック破砕機
お客様にも好評です。
レジ袋不要カード
(2円引きカード)
保全の大切さに気付いていただくきっかけにもなっています。
マイバッグ持参率とレジ袋削減枚数※
てんぷらガードなど
アルミ缶処理機
減容機
発泡スチロール
透明プラスチック
ハンガー
再生トレー
破砕機
ペットボトル処理
発泡
スチロール
の依頼を受けています。
5.3%のアップとなりました。このように持参率がアップした要因
エコセンター
アルミ缶
回収ボックス
店舗は全部で12店舗となりました。
持参で衣・食・住の各売場で
『2円引き』
になっています。この結果、
ポケットティッシュなど
トレー
回収ボックス
ペットボトル
回収ボックス
北大路店は、京都市との協定により有料化となっており、有料化
「マイバッグ持参運動」
は1998年6月から開始。現在マイバッグ
一時預かり
MILK
小型家電を回収する努力義務が課せられるようになりました。
これに伴い、各行政からイズミヤ店頭に小型家電の回収BOX設置
お客様と協働で取り組むのがイズミヤの環境活動です。
「マイ
リサイクル
業者
エコセンター/一時預かり
とご理解により導入店舗が増加。2015年2月にオープンした千本
2014 (年度)
2013
店頭回収品の再資源化システム
店頭回収
2007年3月に光風台店で始めたレジ袋有料化は、
お客様のご協力
促進に関する法律」
(小型家電リサイクル法)
により、
行政は使用済み
89
80
2010
2013年4月に施行された
「使用済小型電子機器等の再資源化の
296
287
◆
▲
554
■
■
▲
ペットボトル
554
512
183
95
■
アルミ缶
トレー
186
145
▲
100
0
336
333
300
▲
牛乳パック
レジ袋有料化による収益を地域に還元
千里丘店エコスポット
松 原 店 、長 岡 店 、河 内 長 野 店 、昆 陽 店 、
千里丘店、六地蔵店、八幡店、和泉府中店、
多 田 店 、西 神 戸 店 、大 久 保 店 、桂 坂 店 、
古市店
(2015年5月時点13店舗)
レジ袋有料化による収益金の寄付
店舗名
光風台
204,111円
74,309円
2013
2014
32
38
46
40%∼50%未満
18
16
15
17
30%∼40%未満
25
26
22
20
30%未満
13
10
14
6
寄付内容
吉川中学校に図書の寄贈
西総合支援学校、大枝小学校、大枝中学校、
桂坂小学校に図書の寄贈
交流空間
(牛久市)
、牛久第2小学校に
図書の寄贈
白梅町
159,758円
翔鸞小学校、仁和小学校に図書の寄贈
羽束師
105,840円
久我の杜図書館にに図書の寄贈
伏見
150,098円
伏見図書館に図書の寄贈
洛北
165,967円
養徳小学校、養正小学校、高野保育園に
図書の寄贈
高野
90,504円
堀川丸太町
2012
27
49,016円
牛久
六地蔵
2011
寄付金額
桂坂
(単位:店舗数)
50%以上
※いずれも年度末実績をもとにしています。
マイバスケットの販売
1枚5円カード
(2014年度は全店で4825個を販売) (必要な方にレジ袋販売)
羽束師、伏見、
高野、白梅町、
六地蔵、洛北
合計
113,076円
32,068円
121,344円
京都市左京図書館に図書の寄贈
桃山東小学校、藤城小学校、
伏見住吉小学校に図書の寄贈
二条中学校に図書の寄贈
京都市ごみ減量推進会議に寄付
1,315,707円
★地域の学校等への寄付 1,194,363円
29
環境活動報告
環境コミュニケーション
「みんなのエコで東北を応援しよう」
キャンペーン第8弾を開催
お客様とともに行う、
地域に密着した環境保全活動にイズミヤは
継続して取り組んでいます。その強化月間となるのが、
6月・10月の
「エコ月間」
です。全店を上げ環境活動に取り組むとともに、
2005年
よりお客様参加型のイベントを行っています。
2014年度も引き続き、東日本大震災の被災地の復興支援を
含め、
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
を実施し、
「エコツアー」
に多くのお客様が参加
企業の環境取り組みを体感できる
「エコツアー」
は、
「東北を応援
地球の未来を担う子ども達に自然・環境の大切さを伝える
自然やエネルギーについて、
子ども達に体感しながら学んでいただ
ため、地域の小学校の子ども達を店舗に招いて
「エコ学習会」
を
く夏休みイベント
「自然探検隊」
を、
ユニー㈱、
㈱フジとイズミヤの3社
にご参加いただきました。
行っています。
で開催。2014年はイズミヤから4名の小学生が参加しました。
環境パートナーシップ活動の趣旨にご賛同いただいているキリン
2014年度は79回の学習会を実施し、計4,405人の子ども達が
拠点となるのは、
世界文化遺産に登録されている白川郷の近隣に
グループ様、
月桂冠様、
エフピコ様のご協力をいただき、
各社の環境
参加。オリジナルの
「エコロジーなぞなぞぶっく」
を使って分かり
あるトヨタ白川郷自然学校。小鳥やリスの生態を学ぶ
「モーニング
取り組みの紹介や工場見学のほか、
商品の試飲なども楽しんでいた
やすく解説するとともに、環境配慮型商品
(good-iハートフル等)
や
ガイドウォーク」
や小川で水車を回して発電する水力発電実験、
手作り
資源ゴミのリサイクルの様子、バックヤードでは食品冷蔵・冷凍庫
した楽器での演奏会など、
都会では体験できないプログラムを通して
を見学していただくなど、イズミヤの環境取り組みを実際に見て
自然・環境の大切さを実感していただきました。
だいています。
兵庫エコツアー
ことを応募条件に、応募者の中から抽選で
「エコツアー」
や
「特別
応援するため、応募1通につき5円をイズミヤが拠出し、
宮城県加美
「夏休み自然探検隊」
を3社で開催
しようキャンペーン」
の賞品の一つで、
今年も計40組80名のお客様
第8回目を迎えました。協賛企業の商品を1点以上お買上いただく
栽培米」
などのエコ商品が当たる懸賞企画です。また、東北地方を
地域の子ども達と
「エコ学習会」
キリン ビアパーク神戸 + エフピコ トレーリサイクル工場
町のCO₂削減プロジェクトに充てさせていただいています。
確かめていただいています。環境保全について、子ども達からは
様々な感想や意見が寄せられています。
エコロジーなぞなぞぶっく
(2012年5月改訂)
2014年度の2回のキャンペーンでの応募総数は約2,800通で、
「質問」
の答えを店内で探すなど、
楽しみながら環境への興味を
高めていただきます
計約9tのCO₂削減につながっています。
エコ学習会の推移
エコ学習
(参加人数)
(人)
京都エコツアー
6,000
イズミヤ八幡店 + 月桂冠大倉記念館
5,000
(回数)
5,785
5,119
エコ学習
(回数)
4,717
4,569
4,151
4,000
従業員への啓発キャンペーンの実施
お客様参加型のキャンペーンの従業員版となる
「東北復興支援
カーボンオフセットキャンペーン」
を、
関係会社のご協力を得て10月
に実施しました。
この取り組みにより、
計14万7千円の寄附を宮城県
の加美町のクレジット購入に充てさせていただきました。
「食品ロスの削減」
を目指す、行政機関との協働取り組み
地球人口の増加等により食料需要が拡大するなか、先進国を中心として、世界中の食料生産の1/3にあたる13億tの食品
が破棄されています。そのうち食べられるのに破棄されている食品は年間500∼800万tで、
日本人一人あたりに換算すると、
おにぎり1∼2個分が毎日捨てられていることになります。
この現状に対し、
イズミヤ長岡店では、
「食品ロスの削減」
に向けた活動を、
京都府生活学校・生活会議連絡協議会※等とともに
行いました。賞味期限に関連する店舗納品期限を見直すプロジェクトへの参画、さらに食品ロス削減を呼びかけるパネル
ディスカッションにパネリストとして参加するなど、府民の
“もったいない”
意識を啓発し、食品ロス削減につなげる取り組みを
行っています。※環境配慮の取り組みと啓発を実施する組織・団体
83
3,000
120
5,300
4,405
100
80
76
79
81
68
2,000
58
60
58
40
1,000
0
水車を使った水力発電の実験
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
0
社外との環境コミュニケーションを大切に
イズミヤの環境取り組みをご理解いただき、
さらに環境保全活動を
社会全体に広げていく。そのための
「環境コミュニケーション」
を様々
なカタチで行っています。
「イズミヤ社会・環境活動レポート」
の発行、
社会見学や職場体験に参加された方にアンケート協力をいただく
など、皆様のご意見をお聞きする機会を今後も増やしていきます。
ホームページ上での環境情報照会ページ
http://www.izumiya.co.jp/environment/index.html
「自然探検隊」
に参加の子ども達
社外との環境に関するコミュニケーション
(2014年度)
レポートの送付依頼 79
お客様の声(5050受信分) 11
お客様の声(店頭設置BOX)
32
行政等主催会議への出席 24
レポートの読者アンケート
8
行政 0
近隣住民との調整
1
マスコミ・報道関係
0
取引先
合計
30
843
エコ学習会の受入れ
0
998
31
事業の概要
■従業員数
▶会社概要
社
名
本社所在地
事 業 内 容
創
設
資
代
売
社
決
店
業
立
金
者
高
数
算
数
本
表
上
員
舗
12,000
イズミヤ株式会社
大阪市西成区花園南1丁目4番4号
衣料品、食料品、電器、
レジャー用品、
日用雑貨等の総合小売業のチェーンストア
1921年
(大正10年)
5月
1952年
(昭和27年)
4月
1億円
(平成26年7月末現在)
代表取締役社長 四條 晴也
3,137億円
(平成26年度実績)
2,122名
(平成27年3月末現在)
3月末
(年1回)
95店舗
(平成27年2月末現在)
10,369
(百万円)
7,656
0
387
925
1,401
2009
営業利益
※百万円未満切り捨て
7,321
7,283
7,269
7,706
404
896
396
843
397
833
532
816
555
785
1,335
1,312
1,289
1,337
1,386
2011
女子正社員
2012
2013
嘱託員
ださい。 公益社団法人
日本消費生活アドバイザー・
コンサルタント・相談員協会
(NACS)
理事・環境委員長
大石 美奈子氏
2014(年度)
エイチ・ツーオー リテイリング株式会社と経営統合後はじめ
パートタイマー
てのレポートでしたが、
これまでのイズミヤさんの基本理念
84,882
270,731
(百万円)
84,000
200,000
3,000
2,201
2,591
2,270
何より、地域のお客様に喜ばれる
「ええもん」
を追求し提供し
続けていること。社会見学や職場体験の受け入れ、清掃活動
など店舗での社会貢献活動を通じて地域とより密着するため
合計
関東地方4店
大阪府57店
95店舗
の努力。これらは御社の強みであるコミュニティの中心とし
ての役割をさらに確かなものとしています。 企業価値を高めるためにコーポレートガバナンスの強化に
兵庫県12店
も力を入れていますが、なかでも女性が活躍できる職場環境
岡山県1店
作りは労働力の確保という意味からも重要です。労働時間に
関するコンプライアンスを順守しワークライフバランスを実
2,500
現するために、PDCAを回して前の年より一歩ずつでも確実
2,000
1,855
に進めていってください。
1,500
100,000
50,000
2012
2013
2014 (年度)
500
0
toトレー」
への取り組みを継続して行っておられることは評価
奈良県4店
宮崎県1店
できます。加えて、世界的に大きな問題となっている食品ロス
和歌山県2店
地球温暖化対策としては、省エネ設備の導入など店舗で徹
底した節電活動を行なっており成果もはっきりと表れていま
す。
しかし、
これ以上気候変動が進めば、野菜や魚などの生産
地や旬の時期が変化し商品調達そのものが難しくなると予想
されます。事業継続という一番重要な観点から、今何をする
べきか、サプライチェーンマネジメントの見直しも含め再度検
討してみてください。
環境配慮型のプライベートブランド商品の開発は今後も継
続をお願いします。加えて、消費者が環境に配慮した商品選
択をするために、消費者に一番近い立場として店頭で環境ラ
ベルやPOPなどを用いた環境コミュニケーションを積極的に
行ってください。事業者が環境配慮型製品を製造し流通が仕
入れて店舗に並べたとしても、評価して選択する消費者が増
えなければ持続可能な社会は実現できません。流通には、消
費者と製造事業者双方を動かす力があることを認識してさら
に環境貢献活動を進めていってください。期待しています。
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・
相談員協会
(通称 NACS)
のご紹介
NACSは消費生活アドバイザー、
消費生活コンサルタント、
消費生活専門相談
員の有資格者によって構成された日本最大の消費生活の専門家集団です。環
循環型社会の実現のために容器包装資材の削減や
「トレー
滋賀県1店
1,000
2011
は崩すことなく真摯に活動されたことがよくわかりました。
■店舗分布
京都府13店
営業総利益
302,343 296,765
290,026 287,207
2010
については、引き続き目標値を達成できるよう取り組んでく
10,383
9,906
7,438
2010
男子正社員
3,500
0
9,825
4,000
250,000
150,000
9,895
※パートタイマーについては1日8時間、年間2,000時間を1人として換算
※正社員には従業員兼務役員を含み、出向者を除く
■営業収益、経常利益
(営業利益)
300,000
10,124
8,000
▶業務実績
売上高
第三者意見
(人)
対策として、自社内での食品廃棄物リサイクルループの実施
境委員会では持続可能な社会の形成に向けて、
消費者と行政・企業をつなぐ環
境コミュニケーションツールとしての
「環境ラベル」
「環境報告書」
について、
また
「商品の一生を知ろう」
をテーマに消費者向けワークショップを開催するなど積
極的に活動しています。
※2014年は、親会社であるエイチ・ツー・オー リテイリング㈱の決算開示の基準に則り、項目名称及びその細目は変更になっています。
▶ 社 会・環 境 活 動 の 歩 み
■経営
1921年
1952年
1959年
1968年
5月
4月
8月
4月
1970年 3月
1973年 6月
7月
9月
1974年 4月
1978年 9月
1979年 6月
9月
1984年 3月
1985年 9月
1986年 9月
1987年 3月
1993年 2月
1994年 7月
1995年 4月
1997年 3月
1998年 11月
1999年 12月
2000年 2月
2001年 3月
10月
11月
2002年 8月
2003年 3月
5月
6月
7月
11月
2005年 3月
12月
2006年 3月
2007年 3月
32
■社会
いづみや呉服店として大阪市西成区花園町に創業
衣料品の販売を主とするいづみや株式会社を設立
第2号店として尼崎市に尼崎店を開店
食料品の取り扱いを開始
日本初のショッピングセンターとして岸和田店を開店
電器、家具の取り扱いを開始
自社株投資会誕生
CI
(太陽のマークなど)
を導入
大阪証券取引所に上場
上場後、初の株主総会開催
東京証券取引所に上場
フランチャイズ事業に進出
「いづみや」
から
「イズミヤ」
に社名変更
専門大型店として京都店を開店
「イズミヤカード」
発行
関東事務所の開設
関東地区進出の第1号店として牛久店を開店
「生活得価」
(EDLP取り組み)
スタート
新しいタイプのスーパーマーケットとして新大宮店を開店
東京都内第1号店として板橋店を開店
ハートビル法第1号店として南淡店を開店
専門大型店業態としてF
I
SMY京都店を開店
ネットショップ
「アイウィル」
を開設
アーバン型第1号店としてデイリーカナート桑津店を開店
ネットスーパー
「楽楽マーケット」
を開設
プライベートブランド
「good-i」
導入開始
「クラブカード」
全店導入完了
経営理念の見直し、経営指針、行動規範の策定
(株)
はやしと資本業務提携
電子商取引市場に参加開始
カナート
(株)
設立
スーパーセンター業態1号店の八尾店を開店
(株)
友隣、大阪デリカ
(株)
を完全子会社化
中国・聯華超(レンファ)市股份有限公司と業務提携
(株)
イズミヤ・クリエイティブパワー設立
滋賀県内第1号店としてスーパーセンター堅田店を開店
内部通報制度
「イズミヤヘルプライン」
を開設
(株)
カンソー設立
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
2014年
(日泉総合管理、マトバ、
イズミ総合サービスの3社合併)
新業態
「まるとく市場平田店」
オープン
大久保店でセルフチェックアウトレジを初導入
5月 林社長が日本チェーンストア協会会長に就任
デリカ・アイフーズ設立
3月 (株)
(大阪デリカ
(株)
とイズミヤ
(株)
惣菜部を統合)
5月 中国蘇州に現地法人を設立
6月 イズミヤカード
(株)
と
(株)
レマントラベルサービスの合併
8月 イズミヤ
(株)
・ユニー
(株)
・
(株)
フジ
共通プライベートブランド
「Style ONE」
発売開始
ビーユー設立
(ペリカン、
テンファッションの2社合併)
9月 (株)
2月 伊藤忠商事
(株)
と資本業務提携の覚書を締結
12月 衣料品新業態
「fratto
(フラット)
」
第1号店オープン
4月 電子マネー
「miyoca」
導入
「泉屋百貨」
開店
11月 イズミヤ中国1号店
カンソーと
(株)
メルシーサービスが合併し、新生
(株)
カンソー誕生
3月 (株)
の開設
6月 「惣菜新工場及び食品プロセスセンター」
「イズミヤクラブカード」
誕生
8月 電子マネー機能付き新
「ファミリーマート×イズミヤ寺田町東店」
を開店
10月 新業態の実験を開始
6月 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と株式交換による経営統合
を開店
8月 新業態の一体型店舗「ファミリーマート×イズミヤ東三国4丁目店」
1971年 3月 お客様の声をうけたまわる窓口を開設
1974年 3月 いづみや共済会発足
1976年 5月 チーフ制導入
10 女子社員用制服の改定
1977年
月 パートタイマーの就業規則を制定
1979年 7月 連休制度はじまる
1987年 3月 「人事問題検討委員会」
発足
1988年 11月 セイフティ休暇導入
1994年 2月 視聴覚障害者のお客様への対応マニュアル作成
1995年 11月 阪神大震災被災地へ救援物資を寄付
1月 阪神大震災被災地へ救援物資を寄付
1996年 2月 福祉ビデオ作成
9月 車椅子・杖・老眼鏡を全店舗へ設置
1997年
ナホトカ号重油回収ボランティア参加
2月 「福祉
(介護)
問題懇親会」
を京都で開催
1998年 4月 サンパート制度導入
11月 ピーターパン子供基金キャンペーン開催
(2001年まで毎年1回実施)
1999年
フリーダイヤルのお問い合わせ窓口を設置
2000年 3月 「お客様の声ボックス」
を全店に設置
2002年 3月 選抜式研修制度
「商人塾」
発足
2004年 3月 お問い合わせHP窓口開設
3月 オペレーションリーダー制度を導入
従業員から健康相談を受け付ける
9月 「ハロー健康相談24」
を設置
「新潟県中越地震」「台風23号災害」
に対する募金活動
10月 ウォーキングキャンペーンを初めて開催
「キラキラ委員会」
設置
2005年
「スマトラ島沖地震」
に対する募金活動
1月 「米国ハリケーン・カトリーナ」「台風14号災害」に対する募
金活動
2006年 11月 「パキスタン北部地震」に対する募金活動
3月 食育イベントとして
「メニューコンテスト」
を初めて実施
4月 リーダー契約社員制度を導入
60歳パート従業員の再雇用制度を導入
6月 「インドネシア・ジャワ島中部地震」
に対する募金活動
2007年 9月 育児休職制度と育児短時間勤務制度を拡充
(育児・介護・私傷病)
拡充
3月 有期雇用者への休職制度
■環境
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
2014年
パートの正社員登用制度を導入
7月 「新潟県中越沖地震」
に対する募金活動
9月 ネットチラシの公開を開始
10月 AED
(自動体外式除細動器)
を16店に導入
(現在25店に設置)
3月 「私傷病短時間勤務制度」
の導入
「育児短時間勤務制度」
の拡充
5月 「ミャンマー・サイクロン被害」
「中国四川省地震」
に対する募金活動
6月 「岩手・宮城内陸地震」
に対する募金活動
大阪府と大阪府農業の推進及び農空間の保全と活用に
関する
「宣言書」
に調印
10月 子育てをサポートする
「基準適合一般事業企業」
に認定
9月 組合員範囲の拡大
1月 「ハイチ地震」
に対する募金活動
2月 大阪府立大学と
「地域貢献パートナー協定」
を締結
3月 「チリ地震」
に対する募金活動
5月 宮崎県口蹄疫被害対する募金活動
2月 「ニュージーランド地震」
に対する募金活動
3月 「東日本大震災」
対する募金活動
9月 「台風12号による水害被害」
に対する募金活動
2月 StyleONE」
天然水2Lの売上金の一部を
東日本大震災被災地の復興支援に寄付
12月 「フィリピン台風被害」
に対する募金活動
6月 「広島県大雨災害」
に対する募金活動
9月 盲導犬募金金額が累計3000万円に達したことによる感謝状の授与
1992年 4月 牛乳パックの自社便回収スタート
本社古紙分別回収スタート
5月 アルミ缶を大阪市内の3店舗で実験回収スタート
6月 食品トレー回収スタート
12月 魚のあら分別回収スタート
1993年 3月 環境問題委員会を設置
12月 環境リーフレット作成
1994年 3月 ペットボトル自社便回収スタート
5月 買物袋持参運動を昆陽店、板橋店で実施
1995年 6月 フィランスロピー読本発行
1996年 9月 ハンガー納品開始
1998年 6月 同志社大学寄付講座開講
買物袋スタンプ制度開始
10月 通い箱納品開始
1999年 3月 発泡スチロールリサイクル開始
10月 ISO14001認証取得委員会設置
2000年 4月 ISO14001認証取得キックオフ宣言
7月 千里丘店にて堆肥型生ゴミ処理機導入
11月 洛北店にて堆肥型生ゴミ処理機導入 2001年 1月 エコロジー推進部発足
2月 ISO14001認証を本社で取得
6月 「イズミヤ環境活動報告2001」
発行
9月 関東本部でのEMS活動をキックオフ
11月 イズミヤ・エコ週間
「ハートフルウイーク」
開催
2002年 2月 ISO14001認証を関東営業本部で取得
4月 イズミヤ・エコ月間
「ハートフルキャンペーン」
開催
6月 「イズミヤ環境活動報告2002」
発行
「お買い物ポイント制度」
導入
7月 上新庄店での店舗EMS活動をキックオフ
9月 衣料の総量納品開始
「ハートフルキャンペーン」
開催
10月 イズミヤ・エコ月間
(以降、毎年2回実施)
2003年 4月 千里丘店にて透明トレーの回収実験開始
(現在14店舗に導入)
6月 「イズミヤ環境・社会活動レポート2003」
発行
(以降、毎年発行)
7月 八尾店にて堆肥型生ゴミ処理機導入
2004年 3月 桂坂店にて堆肥型生ゴミ処理機、風力発電、太陽光発電の導入
店舗環境責任者任命
発行
5月 「エコロジーなぞなぞぶっく」
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
10月 マイバスケットを全店で取り扱い開始
6月 第1回「マイバッグ持参キャンペーン」を実施
10月 第2回「マイバッグ持参キャンペーン」を実施
(2007年まで毎年2回実施)
11月 八幡店に乾燥型生ゴミ処理機導入
12月 堅田店に乾燥型生ゴミ処理機導入
4月 神戸玉津店に屋上緑化・壁面緑化、乾燥型生ゴミ処理機導入
8月 環境リーフレット
「人と地球への贈り物」
作成
11月 HPにて環境のページを開設
3月 光風台店で
「レジ袋有料化」
実施
4月 桂坂店で「レジ袋有料化」実施
8月 環境省が呼びかける
「1人、1日、
1kg、CO₂削減」
に参加表明
10月 「イズミヤ環境教育DVD2007」
作成
「省エネライフ応援キャンペーン」
実施
2月 六地蔵店に廃棄物計量機導入(現在32店舗に導入)
「レジ袋有料化」
実施
4月 白梅町店で
「CO₂を減らそう!キャンペーン」
を実施
6月 第1回
8月 カーボンオフセット付きPB商品
第1弾
「good-iハートフルお茶パック」
を発売
「CO₂を減らそう!キャンペーン」
を実施
10月 第2回
(2009年まで年2回実施)
(羽束師店、伏見店、高野店、
6月 京都市内5店舗
六地蔵店、洛北店)で
「レジ袋有料化」
実施
「レジ袋有料化」
実施
7月 牛久店で
省エネ家電エコポイントに
「イズミヤ商品券」
の導入
「イズミヤ商品券」
の導入
3月 住宅エコポイントに
実施
(2010年に2回実施)
6月 「みどりをまもろう! キャンペーン」
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
6月 第1回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
10月 第2回
5店舗で
「エコ値引き」
開始
「エコ値引き」
開始
2月 全店
5月 植物由来『バイオマスプラスチック』原料の有料レジ袋の採用
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
6月 第3回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
10月 第4回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
6月 第5回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
10月 第6回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
6月 第7回
「みんなのエコで東北を応援しようキャンペーン」
実施
10月 第8回
開店に伴うレジ袋有料化開始
(全12店舗)
2月 「千本北大路店」
33
[イズミヤ社会・環境活動レポート2015]について
Web
では
ぜひ
ご意見を
より詳しく紹介しています
皆様の声を事業活動に活かします!
アンケートにご協力ください。
より詳しい活動情報をご提供する
「Web
(詳細版)
」
、
多くの方々とコミュニケーションを図るための
「冊子
(ダイジェスト版)
」
、
イズミヤの社会・環境活動レポートは、
この2種類で展開しています。
イズミヤの
「社会・環境活動レポート2015」
をご覧いただきました感想をぜひお寄せください。
皆様からの貴重なご意見、
ご質問、
ご要望は、次年度以降の取り組みや事業活動の参考とさせていただきます。
< アンケートの受付 >
冊子(ダイジェスト版)
FAXから
※
主にCSR 活動
ハイライト情報
をお伝えします
Web(詳細版)
冊子挟み込みの
「アンケート用紙」
に
ご記入いただき、ご送付ください。
※CSR:企業の社会的責任
Webから
上記URLのアンケートバナーよりアクセスいただき、
アンケートにお答えください。
(PDFを出力→FAXで送信)
アンケートご意見をお聞かせください
社会・環境活動について
CSRマネジメント情報を含む
詳細なCSR活動情報を
お伝えします
[2014年度]
社会・環境活動アンケート結果
<イズミヤ社会・環境活動レポート2015詳細版/Webサイト>
http://www.izumiya.co.jp/environment/index.html
『①ステークホルダーの皆様の関心』
と
『②事業活動としての重要性』の観点から
報告すべき内容を選択し、本報告書にまとめました。特に重要な情報は特集パート
報告対象期間
に取りあげ、代表的な取り組みを写真で紹介するなど、読者の皆様に分かりやすく
基本的に2014年度
(2014年3月1日∼2015年3月31日:当社事業年度)
の取り
伝える工夫を施しました。各論パートについても、重点的課題と新たな取り組みを
組みを報告していますが、一部、
この期間外の活動についても報告しています。
中心に構成し、
リード文で基本的な考え方を紹介しています。本報告書の作成に
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報告対象組織
イズミヤ株式会社
改善要望
イズミヤ株式会社の事業活動における
「経済」
「社会」
「環境」
の3つの側面に関して、
●イズミヤの店には、節電の工夫がいっぱいあり勉強になり
ました。
●牛乳パックや空き缶をリサイクルし、
トイレットペーパーなど
別のものに生まれ変わらせているのを知り、
素晴らしいと思
いました。
●レジ袋を使わなかったら2円引きになるなど、
この仕組みは
地球と環境にやさしいと思います。
●古新聞をイズミヤに持っていき、
貯めたポイントで服などを
買っています。
●リサイクルコーナーがあると分かったので、ペットボトルは
潰してリサイクルボックスに持っていきます。
●水を出しっぱなしにしない、電気の無駄をなくす、食品も最
後まで食べきりなるだけゴミを出さないようにしています。
●エコバックを持って行き、
レジ袋をできるだけ使わないよう
にしたいです。
イズミヤへの意見・ご要望
評 価
編集方針
イズミヤの環境活動について
評 価
社会・環境活動レポートの発行にあたって
イズミヤが社会・環境活動の一環として行う
「職場体験」
「社会見学」
「エコ学習会」
に参加された中学生・小学生から、
以下の感想・意見が寄せられています。取り組みの参考とするとともに、当社への理解を深めていただく機会を今後も提供していきます。
アンケート回収数:240人(職場体験63人/合計751人、社会見学144人/合計3,265人、エコ学習会33人/合計4,405人)
●お客様を第一に考えていることが今回の職場体験で身にし
みて分かりました。
●イズミヤの方は全員が自分の役目を持っていて、それに一
生懸命取り組んでいるのがスゴイと思いました。
●−20度の冷蔵庫や食材別の加工場など、一番良い温度・状
況に設定し、
たくさんの人に買ってもらえる工夫をしていま
した。
●
「今日のお薦めの商品」
をもっと分かりやすく表示したら、
お
客さんも買いやすいと思います。
●どのような基準で商品を選んでいるか、
陳列・レイアウトをし
ているかを知りたいです。
●本や文房具の種類、
ペット用品を充実させてほしいです。 100円均一コーナーやフードコートもあれば良いと思います。
●レジ待ちをしているお客さんが多かったので、
もう少し回転
を早くできる工夫がほしいと思いました。
編集後記
あたっては、
環境省発行の環境報告ガイドライン
(2007年版)
及びGRIの
「サステナビ
発行日
リティ・レポーティング・ガイドライン第3版
(日本語版)
」
を参考にしました。
今回発行2015年8月
(次回発行予定2016年8月)
報告書の発行
お問合せ先
イズミヤの活動状況や企業姿勢をより多くの方々にご理解いただくこと、また
イズミヤ株式会社 人事総務部 エコロジー推進担当
社会・環境活動アンケート結果」
として掲載しています。回収数は240人分となり、子ども達からの目線での評価や改善要望などをいただきました。こ
各ステークホルダーに適切な情報を提供することを目的としています。1995年
〒557-0015 大阪市西成区花園南1-4-4
れら評価やご意見などに対しても今後の活動に活かしていきたいと思います。イズミヤの取り組みに関して、皆様の忌憚のないご意見をアンケート
より報告書の発行を始め、2001年より毎年1回の頻度で継続して作成しており、今
TEL06-6657-3455 FAX06-6657-3398
などでお寄せいただけましたら幸いです。 人事総務部 エコロジー推進担当
回の報告書で18回目の発行となりました。
URL http://www.izumiya.co.jp
「社会・環境活動レポート」
は、
イズミヤの社会・環境活動を皆様によりご理解いただくことを発行の目的としています。ダイジェスト版
(冊子版)
と
web
(詳細版)
とを併用して、情報を発信しています。
「社会・環境活動レポート2015」
では、各店舗で取り組む
「職場体験」
「社会見学」
「エコ学習会」
の際にアンケートを行ったものを、上記に
「2014年度
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