4.直売施設・物産施設の運営に関する検討について (1)直売施設 1.直売施設の運営の方針 直売施設は野菜、米、果物、花卉等の直接販売(生産者との委託契約方式)を行 う施設とする。 2.販売物の考え方 ①市内産農産物を基本とし、同品質、同価格の仕入れ品より優先することとする。 ②市内で生産されないもの並びに入荷が間に合わないものについては、2JA管 内(市外)の農産物を取り扱うこととする。 (全取扱量の 20%程度を限度) ③仕入れ品の判断については、支配人兼駅長の裁量により行うこととする。 3.直売施設の運営の考え方 直売施設の運営については、基本計画の 61 頁のとおり、 「地域連携施設の運営形 態は、 (中略) 、基本的には第三セクター(株式会社)が直営することが望ましい。 (中略) 、場合によっては、テナントを募集したほうが、効果的な運営ができるこ とも考えられるため、臨機応変に対応する」としており、基本計画どおりとし、 次の3案から、第三セクター設立準備検討会が協議の上、決定することとする。 (案①)第三セクターの直営とし、直売部会の中に、市内生産者による「直売 施設運営協議会」を設立して運営する。 「直売施設運営協議会」の中に、運営委員会、執行委員会、品質監査 役会、イベント企画委員会、広報委員会、店舗レイアウト委員会、安 全農業推進委員会、販売委員会(第三セクター職員及びパート・アル バイト・コンシェルジュを含む)等の専門部会を設置する。 第三セクターは、原則として、生産者からパート・アルバイト・コン シェルジュ等を雇用することとする。 「直売施設運営協議会」は、一年を通して安定した種別・数量・品質 で供給できる生産計画・実施計画等を立案することとし、県や2JA の協力をいただくこととする。 (案②)直売部会のテナントとして2JAが入り、第三セクターと賃貸借契約 を結び、独立採算制で直売施設を運営する。 ただし、基本計画どおり、非組合員の参画もできるようなシステムを 導入することとする。 2JAは、原則として、生産者からパート・アルバイト・コンシェル ジュ等を雇用することとする。 (案③)「 (仮称)道の駅しもつけ」は、他駅と比較すると交通量が多く採算的 45 にも黒字が予想されることや、基本計画の3頁のとおり、 「豊富な品揃 えで、高い競争意識が働くようなシステムを導入する」との整合性か ら、案①と案②の併設案とする。 (2)物産施設 1.物産施設の運営の方針 物産施設は干瓢製品、本場結城紬製品、桶樽製品、神輿等の木工製品、農産物加 工品(弁当、おにぎり、おこわ、赤飯、焼きそば、惣菜、パン、生そば、生うど ん、饅頭、豆腐、納豆、餅、米菓、果樹ジャム、ジュース、味噌、たれ、クッキ ー等の菓子類、漬物) 、ビール(二条大麦) 、植木、畜産加工品(アイスクリーム、 ジェラート、牛乳、牛肉、豚肉) 、手工芸品、その他の市内産物産品等の直接販売 (生産者との委託契約方式)を行う施設とする。 ※アンダーラインを引いたものは、加工施設とレストランがテナントの場合、競 合するので、売り場をどうするかは調整が必要。 2.販売物の考え方 ①市内産物産品を基本とし、同品質、同価格の仕入れ品より優先することとする。 ②市内で生産されないもの並びに入荷が間に合わないものについては、3商工会 会員の仕入れ品を取り扱うこととする。 (全取扱量の 30%程度を限度) ③仕入れ品の判断については、支配人兼駅長の裁量により行うこととする。 3.物産施設の運営の考え方 直売施設の運営については、基本計画の 61 頁のとおり、 「地域連携施設の運営形 態は、 (中略) 、基本的には第三セクター(株式会社)が直営することが望ましい。 (中略) 、場合によっては、テナントを募集したほうが、効果的な運営ができるこ とも考えられるため、臨機応変に対応する」としており、基本計画どおり、第三 セクターの直営とし、第三セクター設立準備検討会が協議の上、決定することと する。 運営の考え方は、直売施設の案①と同様とする。 (3)直売施設・物産施設の出荷希望者の募集・選定 1.直売施設・物産施設の出荷希望者の募集・選定の方針 出荷希望者を決定するには、総合的な検討が必要となるが、整備面積の積算根拠 等を早期に設計に反映させるため、また合併特例債・補助事業に対応した運営計 画・収支計画をまとめるためにも、農業・商工事業者向けの説明会を開催し、募 集することとする。 【説明会の名称】 「 (仮称)道の駅しもつけ」内の直売施設・物産施設部門 出荷希望者説明会(直売施設・物産施設部門ごとに別々に開催) 46 【目的】直売施設・物産施設に対する出荷希望者を確認するため、説明会を開催 する。 【開催通知予定団体等】5月に開催した概要説明会に通知した団体と同じ。 市民に対しては、公共施設等に貼り紙掲示。 【開催時期】 未定 【選定方法等】①説明会終了後、一定期間を設け、出荷予定者を市内生産者から 募集する。 ②募集した出荷予定者に対し、直売施設・物産施設の運営計画等 を提示し、実践できる方を再度募集してから、選定委員会を開 催し決定する。 ③出荷者を構成員とする「直売施設運営協議会」並びに「物産施 設運営協議会」を設立し、生産・販売計画の立案等を行う。 【選定委員会】第三セクター設立準備検討会・建設協議会の委員。下都賀農業振 興事務所の職員。一般の消費者団体の代表者。等 ※なお、発起人会の設立以降に開催の場合は、選定方法等も含め、 別に定めることとする。 47
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