地方再生の現場から - さくら共同法律事務所

「地方再生の現場から」
平成 21 年 3 月 6 日
さくら共同法律事務所
弁護士
1.
はじめに
2.
北関東の再生例(ガソリンスタンド経営)
(ア) 中小再生支援協議会主導による債権放棄を含む私的整理
(イ) 元売りメーカースポンサーによる M&A 型
(ウ) 再生スキーム(新設分割、割当新株売却、特別清算手続)
(エ) 会社分割のメリット・デメリット・リスク
(オ) 会社分割と労働契約承継法
(カ) 金融支援スキームとしてのプロラタ原則と例外
(キ) 経営責任+連帯保証責任の履行(モラルハザード防止策)
(ク) 公正取引委員会対策
3.
東北の再生例(印刷会社)
(ア) 和議会社の再生
(イ) 対象会社の強み
(ウ) 対象会社が和議申請に至った経緯(他事業への投融資の失敗)
(エ) 和議の実務とその弊害
(オ) 政府系金融機関主導による債権放棄を含む私的整理
(カ) 自力再建+EXIT ファイナンス
(キ) 会社分割と特別清算手続【別紙ストラクチャー概要をご参照】
(ク) 金融支援スキーム(サービサーへの債権売却オプション)
(ケ) 32 社との債権者(大口和議債権者)調整
(コ) ワンフレーズ(装置産業としての命運)
(サ) 再建型私的整理と法的整理との比較
4.
地方駅前シティホテルの再生例
(ア) バブル投資の失敗
(イ) 不動産売却による借入金圧縮+会社分割+特別清算
(ウ) サブプライム問題~時間との闘い~
(エ) 上位二行フル保全と下位二行の債権カット【別紙時系列表ご参照】
(オ) 地方自治体への不動産売却の難しさ~駅前地域の活性化を目指して~
5.
南関東の再生例(運送会社)
(ア) 事業譲渡+破産型~私的整理類似の再建手法として~
(イ) 破産法第 161 条に抵触しない事業譲渡
(ウ) 対価の相当性について
(エ) のれんの要否
(オ) モラルハザード防止としての法人+個人破産
1
松井清隆
平成 6 年 4 月 第二東京弁護士会登録、さくら共同法律事務所入所
平成 15 年 6 月 株式会社産業再生機構(IRCJ)プロフェッショナル・オフィス
シニアマネージャー就任
平成 17 年 6 月 株式会社産業再生機構(IRCJ)での任務を終えて退職
平成 17 年 7 月 さくら共同法律事務所へ復帰、パートナー就任
1. 「債権管理回収モデル文例書式集」
(共著:新日本法規出版、1996 年)
2. 「裁かれるべきは誰か」
(共著:現代人文社、2003 年)
3. 「裁かれるべきは誰か PARTⅡ」
(共著:現代人文社、2003 年)
4. 「事業再生の実践」
第I巻
デューデリジェンスと事業再生計画の立案
第II巻 債権者調整と債権買取手続
第III巻 事業再生計画の実行
(産業再生機構編著:商事法務、2006 年)
5. 「メーカー再生入門-再建型私的整理とハンズ・オン投資の実務」
(共著:金融財政事情研究会、2006 年)
6. 「元気な会社こそ知っておきたい『よい倒産の実務』」
(共著:阪急コミュニケーションズ、2007 年)
< 雑誌掲載 >
1. NBL810 2005.6.1
NBL-Times 産業再生機構の「実行支援」について-ハンズ・オンの日々
(商事法務、2005 年)
2. ターンアラウンドマネージャー2006.3.1
中小企業の構造的経営破綻と事業再生の着眼点
(銀行研修社、2006 年)
2
3. ターンアラウンドマネージャー2006.5.1
民事再生手続における経営者の破産とガバナンス
(銀行研修社、2006 年)
4. ターンアラウンドマネージャー2007.1.1
2007 年事業再生重要テーマ11の検証-再生の舞台は都市から地方へ(銀行研修社、2007 年)
5. ターンアラウンドマネージャー2007.2.1・2007.3.1
事業再生の今後の潮流を占う(座談会)
(銀行研修社、2007 年)
6. ターンアラウンドマネージャー2008.1.1
事業再生 6 大マーケット再生への着眼点を探る-2.旅館・ホテル(銀行研修社、2008 年)
< 得意とする専門分野 >
1. 企業再生
2. M&A
3. 会社分割等の組織再編行為
< 直近における講演での議題 >
1. 産業再生機構法に基づく私的整理について
2. 個人情報保護法について
3. 事業再生について
4. M&A 型事業再生の実務
以上
3