① 電動機消費電力、平均30%の節電(条件により異なります)。 ② 電動機、ポンプの騒音・振動の低減、工場の作業環境改善に効果的。 ③ 無駄なエネルギ削減で作動油の温度上昇・劣化を軽減。 ④ 50Hz地区でも周波数制御により、60Hz地区並みのスピードへ。 ⑤ 独自の制御装置使用により従来と同一の成形条件設定で機械運転が可能です。 ⑥ 段取変更、生産予定数量完了時の空転負荷をカットします。 ⑦ 地球温暖化防止には確実に貢献します。 射出速度やスクリュ回転の制御は通常流量制御弁で行っているためポンプ吐出量との差分はムダなエネルギとなります。 電動機の回転数を必要な吐出量に合わせることで省エネを図ります。特に成形機が動作しない冷却工程などでは電動機の停 止も可能な機種もあります。 例:30%節電の場合 200V45kw用制御盤の例 kw kw 省エネ運転実負荷の条件 1 ポンプ用電動機 6P45kw 1台 2 成形品 化粧箱 ABS 205g 3 成形サイクル 32 sec 4 効果 省エネ率 30.6% 空転時には右図の冷却動作中の省エネ効果が 連続して得られます。 概 要 地球環境保全の一環として、温暖化防止策に「エネルギ使用の合理化に関する法律」 (省エネルギ法)が制定されており、 電力使用量の多いプラスチック成形機は注目の的となっています。 そこで、当社では、成形条件にもよりますが、定吐出型油圧ポンプを駆動する汎用電動機をインバータ制御により、高速定 回転を可変速回転にすることで電動機の消費電力を平均30%節電出来る装置をお奨めしており、環境問題改善の大きな 武器となります。 経 済 効 果 成形条件(使用金型)によって消費電力が異なります。 そこで、現状の成形条件での消費電力とインバータ制御による削減電力を推定して機械稼働率や契約電力料金より削減 金額を概算します。 削 減 電 力 の 予 測 、確 認 (1)現状の成形条件での消費電力やモニタリング数値を実機にて測定し、 そこから節電量を推定します。 現場でのデータ採り作業は、電動機1台あたり約1時間で成形作業を中断せずに出来ます。 (2)試験用のインバータ装置を当社より持込み、対象成形機に取付けて効果を比較することが出来ます。 現場での作業はインバータ装置のつなぎ込み、成形運転比較データ採り、現状復帰、 引渡しを含めて1日を予定しています。 インバータ制御の効果が特に発揮された例 成形条件 (計量完了からの)冷却時間が長い 保圧が長い 1サイクルが長い 機種 確 型締力280∼850 トン クラス 認 項 目 ① 実成形中の電力を測定し、省エネ効果の推測をします。 ② ご要望により、試験用インバータ装置を取付けて実成形による比較測定にお応えします。 ③ インバータ装置の選定をします。 (成形機の構成により異なります)。 ④ インバータ制御盤の設置レイアウトを検討します。 参考:45kw用制御盤の大きさ W × D × H 700 × 450 × 1400(基台含む) ⑤ インバータ制御と通常制御の切替機能の要否を決めます。 ご採 用にあ たって オペレータが型替や条件変更の際に特に、 インバータ使用について気遣いする必要が無いよう成形機とインバータユニット の間に独自のインターフェースを組込んであります。 また、 インバータユニットをスイッチにより使用しない接続に切替える回路も備えており、 メンテナンスなど使い勝手の良い装 置となっています。 ぜひ当社にご用命ください。 そ の 他 確実にインバータによる省エネ効果を高めるため、成形条件の変更をお願いすることがあります。 沼津営業所 pdeng/
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