悪性リンパ癌克服体験記 - VITALJAPAN.net

E-book シリーズ
悪性リンパ癌克服体験記
Copyright by 阿井上男
悪性リンパ癌克服レポート /
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目次
はじめに ...................................................................................................................................... 2
私の悪性リンパ癌克服記 .............................................................................................................. 4
病院で悪性リンパ癌と診断される .................................................................................................. 5
医大病院内の本屋さんでみつけた代替療法.................................................................................. 8
医者にも家族にも猛反対された代替療法 .................................................................................... 10
弘漢療法での治療の実際 ........................................................................................................... 12
弘漢療法「癌3点セット」とは ....................................................................................................... 15
「癌(克服)3点セット」で みるみる癌が縮小! ............................................................................. 17
誤診では決してない ................................................................................................................... 19
弘漢療法の費用はどれくらいかかるのか ..................................................................................... 21
弘漢療法「癌3点セット」を服用する際の注意点 ........................................................................... 22
癌になったら(なりたくなかったら) ............................................................................................... 22
絶対に摂ってはならぬもの/摂った方がよいもの ........................................................................ 22
体の設計にミスはない ................................................................................................................ 25
癌の現実的原因......................................................................................................................... 27
癌の精神的な原因 ..................................................................................................................... 36
おわりに ..................................................................................................................................... 38
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はじめに
これだけ科学が進歩し医学が進歩しているにも関わらず、未だ「癌」は日本人の死
因のトップを占めています。たしかに医学は進歩してはいるのでしょうが、それ以上に
「癌」にかかる人が増えているのです。
近年は、早期発見さえできれば、場所によってはそれほど怖くはないとされる「癌」
ですが、それでも実際に「癌」にかかってしまった当人にとっては、まさに「死ぬ覚悟」
をして治療に望まなければならない「大病=死に至る病」であることには、違いはない
のです。
ましてや、手術も出来ないような場所の「癌」にかかったり、あるいは、発見した時
には すでに末期状態で手の施しようがない、という例は、実際には意外に多いので
す。
特に、大企業等に勤め健康検診を定期的に受けられるような立場にない人の場合、
癌を発見した時には手遅れという例も多いのです。
また、実際に「癌」にかかって大病院で治療を受けても、抗ガン剤のあまりの副作
用の苦しさに、「二度と抗ガン剤は飲みたくない!」という人は、多いのです。
私自身、今から20数年前、33才の時に、悪性リンパ癌(悪性リンパ腫瘍)にかかり、
余命半年持たないと大学病院で宣告されました。
しかし、私の場合は、検査だけは大学病院で行ったものの、大学病院での治療は
一切断り、札幌の厚別区にある東洋医学研究家の弘漢療法院・川村昇山先生のとこ
ろへ週に2回ほど通い、わずか3週間ほどで完全治癒した経験をもちます。
実は私の母も、そして2人の姉も、すでに「癌」で亡くしており、「癌」を病むことの苦
しさ、闘病の壮絶さ、そして看病・介護する家族の心労・精神的苦痛と肉体的疲労の
大変さは、心底よく分かっています。
この「悪性リンパ癌克服レポート」は、「癌」と宣告された人、あるいは「癌」を家族や
友人に持つ方々のため、病院の治療とはまた別のアプローチから、「癌」に対する恐
怖を取り除き、「癌」完治への希望を与えることが出来たら、という願いの元にお送り
するものです。
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私が30代の時に癌をなおしてもらった札幌の「弘漢療法院」には、病院から見放さ
れたような「癌」患者も時々治療を受けに来ており、私同様、みるみる間に癌が治って
いく人を私も見ております。
しかし一方では、すでに手遅れで、治療の甲斐なく亡くなった人もいると聞きます。
だから、私自身が体験し、そして皆さんにこのe-bookでご紹介する「弘漢療法」なら
ば、どんな癌・どんな末期状態でも「絶対に治る」のか言えば、残念ながら言えませ
ん。
しかし、少なくても、大病院に見放された「癌」患者が、治った事例が多いことも、事
実なのです。
特に弘漢療法で用いている「癌(克服)3点セット」は、病院の放射線治療・化学療
法とも併用でき、抗ガン剤等の激烈な副作用を著しく軽減する働きがあります。
(服用に当たっては、担当医師の許可をもらってください)
ぜひ、この体験レポートを熟読・吟味され、「癌」治療に当たっての大きな参考として
いただけますよう、衷心よりお願い申し上げます。
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私の悪性リンパ癌克服記
●33才のある日突然 ・・
私が悪性リンパ腫瘍と宣告されたのは、今から20数年前、私が33才の時でした。
風邪をひいたのか、いつになく「咳」がいつまでもしつこく続き、2ヶ月経っても3ヶ月
経っても、いっこうに治まらないのです。
別に、喉はどこも痛くはないし、食べる時にも喉に引っかかる、というような症状も、
一切ありませんでした。
でも、なぜか「咳」だけが、なおらないのです。
ヘンな「空咳」が、いつまでも続きます。
「へんだなあぁ・・??」
ある日、あまりに長引く「咳」を不審に思って、鏡に向かって口を大きく開け、口の中
を初めて確認してみました。
すると、右の喉、扁桃腺の辺りに、なにやら見たこともないようなギザギザが出来て
います!
「 ・・・ !?」
「 ・・こ、これは何だ?!」
何やら不穏なものを感じ、次の日、私はさっそく近くの耳鼻咽喉科の個人病院へ行
って、診察してもらう事にしたのです。
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病院で悪性リンパ癌と診断される
近くの個人病院で生まれてはじめて喉の検査を受けました。
検査後、とりあえずその日は「抗生物質」を出してもらい、家に帰ったら、毎日、1日
3回服用するように言われました。
そして・・、
家に帰り、病院でもらった「抗生物質」を飲みはじめると、次の日から私の「右喉・扁
桃腺」の辺りに出来ている「ギザギザのついた腫れ」は、日に日に倍の大きさで急激
に膨れて行きます!!
私は、その時点で、「あっ、これは癌かも知れない!?」 そう悟ったのでした。
というのも、私の実の母親が「肺癌」にかかり看病に明け暮れていた20歳頃、「丸
山ワクチン」の本を読んで、「放射線をかけたり、抗生物質を飲むと、癌は一気に増大
する」という事実を知っていたからでした。
確かに「抗生物質」を飲んでから、喉にできた腫瘍は日に日に倍ほどの大きさに増
大・肥大化していったのです!!
さて、数日して、検査結果が出ると言われたその日、私は検査の結果を聞きに、再
びその耳鼻咽喉科の個人病院に訪れました。
すると院長先生は、「(私のところでは対処できないので)大学病院を紹介します。」
と言い、札幌にある北大病院への紹介状を手渡されたのでした。
紹介状を私に手渡すその時の先生の様子が、可哀相な人をみるような目であった
ので、「あぁ、やはりこれは癌かもしれないなぁ・・!」と、私はほとんど確信に近いもの
を感じたのです。
その個人病院の先生からもらった北大病院への紹介状(申し送り状)を、家に帰っ
てから開封して、友人に解読してもらいました。
病名は、たしかドイツ語で書かれていたと記憶しています。
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友人の解読で、私の病名が「悪性リンパ腫瘍」であることが、最終的にハッキリと判
ったのでした。
せっかく紹介してもらった北大病院ですが、私の自宅からやや離れていたこともあ
り、私は自宅から近い札幌医大病院で検査を受けることにしたのでした。
というのも、私の義理の兄が、札幌医大の出身だったからです。
(現在、浜松市で眼科医を開業中)
さっそく、それまでの経緯を義理の兄に電話で話すと、同級生が医大の放射線科
の医師をしているとのことで、その場で連絡をとってもらい、翌日、即、医大に検査を
受けに行くことになりました。
さて、指定された日、札幌医大へ生まれて初めて「癌」の検査を受けに行きました。
医大で検査を受けに行く時には、既に私は(そして私の家内も家族も)、私が「悪性
リンパ腫瘍」であるということを、ハッキリと判っていたのです。
医大の先生も、私自身が既に悪性リンパ種であることを知っていることを義理の兄
から聞いているので、「癌告知」などというまだるっこしい手続きは一切省き、いきなり
「実際に癌がどの程度、全身に転移しているのか検査しましょう」、という所からスター
トしました。
まず、癌がどの程度全身に転移しているか確認するため、全身がスッポリと入る大
型の器械の中に入って、全身をスキャン撮影・検査しました。
(たしか「ガン転移シンチグラム検査」といったように記憶しています)
そして次に、腫れて肥大している喉(右扁桃腺)のギザギザ部分の「生体細胞」を採
取されました。
こうして待ち時間も含め、ほぼ丸一日、検査のために医大で時間を過ごしたのでし
た。
ちなみに、この日一日の検査料だけで、確か10数万かかったと、記憶しています。
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さて、医大での検査結果が出るまで、検査後、確か1週間近くかかったと記憶して
います。
「癌」は、放っておくと、日に日に倍の大きさに肥大し膨れあっていくのですから、癌
になってから1週間も放っておくというのは、治療という面からみれば、実は大変な時
間的ロスに違いないのですが・・。
実際、私の右扁桃腺部分の腫瘍は検査結果が出るまでの数日間で日々確実に膨
れて肥大化し、喉の右側が半分くらい塞ぐまでになっていました。
また、喉の中の右扁桃腺部分だけではなく、右側の顎下のリンパ線(耳下腺)も、コ
ブのように固くコロコロと次第に腫れあがってきました。
医大病院での検査を受終わった、その日、大学病院からの検査結果は出ていない
ものの、私は自分が「悪性リンパ癌(腫瘍)」であること、しかも、かなり危険な状態で
あることをハッキリと自覚していました。
そのため、検査を受けてから結果が出るまでの間に、私は、死ぬことも想定して、
自分のお葬式用の写真を家内に撮ってもらったほどです。
とりあえず、遺影さえ撮影しておけば、葬式をする際にもバタバタと写真を探さずに
済みますから・・。
また、医大病院での検査を受けてから結果が出るまでの間に、何で知ったかは忘
れましたが、札幌の結構有名な「霊能者」の方に見てもらったことがあります。
いわゆる「延命祈願」というやつですね。
その霊能者の方が、お経をあげ終わってから、フッと、こう言いました。
「白装束を来たたくさんの人が棺桶を担いでワッショイワッショイと行例しているの
が見えて、びっくりした!」
しかし、その棺桶の蓋が開いていたので、「助かるかも知れない」と言うのでした。
(もし棺桶の蓋が閉まっていると、絶対に「助からない」とのこと)
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その霊能者の方に見てもらう迄もなく、私自身、その頃はよくコインなどを使って占
い(易)をしていたので、自分でも何回も占ってみましたが、何度占っても、「非常に危
険」という卦しか出ません。
どんな卦かというと、正確には覚えていないのですが、たとえば、「天地否」「山地剥」
「地火明夷」天沢履」「坎為水」「天山遯」・・などというような卦ばかりが出るのです。
そんな占いの結果もあって、私自身は「死ぬかもしれない」と覚悟の上で、お葬式
用の写真まで撮り、万一の準備に備えていたのでした。
易占い/64卦についての説明
http://www1.bbiq.jp/yamame/64_setumei.htm#23
医大病院内の本屋さんでみつけた代替療法
さて、私は、自分が「悪性リンパ癌」であることをハッキリと知っておりましたが、しか
し、それほど動揺というものは、感じていませんでした。
私には一つの確信がありました。
それは、どんな病気でも、寿命がある限りは、「必ず治る!」という確信です。
私は、自分の寿命がある限り、自分の「癌」は「必ず治る!」。
そういう確信めいたものがあったのです。
より正確に言うなら、「まだ、自分になすべき事があるなら、まだ生きる必要がある
なら、「助かるハズ」という「思い」というか、「信念」です。
逆に、もう自分はこの世に生きる必要がないなら、あるいは寿命がないなら、「死ぬ
だけ」です。
そういう意味では、私にとっては死に対する恐怖や、何とか「助かりたい!」という
気持ちは、ほとんど無かったので、もしかしたら皆さんが思う以上に「淡々としたもの」
だったかも知れません。
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私には、「癌」は(寿命があれば)治る(治せる)ハズ、という確信はありましたが、
しかし一方で、病院での治療では、「癌」は治せない、ということもハッキリと判ってい
たのです。
母親が苦しみに苦しみ抜いた末、亡くなった、たった一つその事実だけ見ても、病
院では癌は治せないことは、私にとって「明らか」なこと、「自明」なこと、でした。
※ここ数年の間に、私の2人の姉と2人の友人を「癌」で亡くしています。
それ以外にもこれまで随分多くの知人が、「癌」で亡くなっりました。
1人を除き全員がいずれも大病院や癌専門の病院で治療を受けました。
病院での治療を、私は信用していません。
医療技術は20年、30年前に比べれば、驚異的なほど進歩しているハズなのに、
癌の死亡者は年々増加し、治療中の方は200万人とも言われています。
そして、今なお、治療の甲斐も虚しく、多くの人が どんどん癌で死んでいるのが現
実ではないのでしょうか。
私には、「癌は病院では治せないが、癌を治す方法は必ず有るハズ!」という確信
があったのです。
だから、自分が癌であることをハッキリと認識したその日、つまり医大で検査を受け
に行ったその日に、私は、検査後、医大病院内の1Fに開店していた本屋さんに行き、
現代医学以外の「癌をなおす方法」が何かあるかも知れないと思い、情報(本)を探し
たのでした。 (今は、もう医大の1Fには本屋さんはないようです)
そこで、私の目にとまったのが、「日本の神霊治療奇跡の業(絶版)」という本と、
「加藤式粉ミルク断食療法」という2冊の本だったのです。
(他にも1~2冊買ったような気がしますが・・)
私は、現代医学では「癌」は治せなくても、何か超自然的な力、一般的な常識を超
えた力であれば、「治せるハズ」、という直感があったのです。
私の直感に「ピピッっと来たのが、上記の2冊であったのです。
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こうして医大で購入した何冊かの本を持ち帰り、私は自宅に帰ってじっくりと読み比
べてみることにしました。
もともと病院での治療は一切受ける気の無かった私は、大学病院での治療を受け
る代わりに、本から得られた情報を自分なりにじっくりと比較分析検討し、自分の受け
る治療法を決めることにしたのです。
その結果、「日本の神霊治療奇跡の業」という本に載っていた「川村昇山先生(弘
漢療法)」か「加藤式粉ミルク断食療法」の2つの療法であれば、「自分の癌も何とか
なるのではないか」、と、そう判断したのです。
そして、2つの療法のうち、たまたま川村先生(弘漢療法)が、私の住んでいる札幌
に治療院があり、「車で通える」というごく単純な理由から、川村昇山先生の「弘漢療
法」一本で癌の治療を行うことに決めたのでした。
私が、医大病院で検査を受けた日から、わずか数日後のことでした。
医者にも家族にも猛反対された代替療法
さて、医大での検査結果は、検査を受けてから、もうそろそろ10日近くも経とうかと
いう頃になって、ようやくという感じで出たと記憶しています。
結果、「まだ全身には、かろうじて転移していない」という状況でした。
しかし、検査結果がでるまでの期間にも、喉(右扁桃腺部分)の腫瘍は、確実に
日々大きくなっています。
通常は、検査を受けた時点と、検査結果が出た時点では、癌の進行度合いは違う
のです。
特に、リンパ癌は、転移する場合は全身にアッという間に広がってしまいますか
ら・・。
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さて、医大での検査結果を聞きに、再び札幌医大病院へ。
私の担当の放射線科の先生が、義理の兄の友人(同級生)であったことから、検査
結果を聞きに行った日には、即入院できるよう、担当医は、わざわざ私のためにベッ
ドを開けて、待ってくれていたのでした。
通常だと、人気のある医大病院は、ベッドに空きが出るまでは、なかなかそう簡単
には入院できなのですが・・。
せっかくの先生の好意なのですが、しかし、私自身は、例え検査の結果がどうであ
れ、すでに川村先生の「弘漢療法」一本で行くことを決めていたので、その旨を担当
医に伝えました。
もちろん、その放射線科の担当医は、大反対です。
「今まで色んな人が、色々な民間療法をやったけれど、誰1人として助かった人は
いませんヨ!!」
「今すぐ、治療をはじめなければ、あと半年は持ちませんヨ!!」
そう言って私を強く引きとめたのですが、私の気持ちは、全く変わりません。
押し問答の末、一緒に病院についてきた上さんが二人の間に入り、
「とりあえず2週間ほど、その民間療法(弘漢療法)をやってみて、それから、また考
えましょう。」
・・ということで、両者和解(両者妥協)という形に収まりました。
とは言っても、私自身の気持ちは、すでにその時、もう弘漢療法一本で行くことに決
まっていたのですが。
さて、私がしっかりとした(?)大学病院ではなく、いわゆる民間療法で行くと決めた
ことを知った姉達や義理の兄達からは、随分と反対されました。
(両親は既にいないのですが、もし生きていたらもしかしたら反対したかも知れませ
ん。・・どうでしょうか・・。)
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特に、一番上の姉と その旦那(義理兄)からは、電話で、翻意するように随分と説
得されました。
しかし、私の心は全く動きません。
なぜなら、私には、彼らが「大学病院の方が正しい」と言っているのは、本人達が自
ら虚心坦懐に本気で調べ比較検討した結果から出た言葉ではなく、単に、「大学病院」
「現代医学」という権威に対する盲信(私にとっては「迷信」)から出ている言葉である
ことを知っているからです。
そう、それは単に「そう信じ込んでいるだけ」で、その裏付け・根拠は、私に言わせ
れば「何も無い」のです。
もちろん、私を心配する思いから出ていることは判っているので、その動機は本当
に有りがたいのですが・・。
弘漢療法での治療の実際
さて、医大病院で見つけた本で探し出した札幌市内厚別区にある弘漢療法院・川
村昇山先生の所へは、医大での初の検査を受けて数日後に、私が 「これ一本で行く」
と決めてから、さっそく治療を受けに行きました。
川村昇山先生は、「日本の神霊治療奇跡の業」という本に載っている位ですから、
もとより普通の人では、ありません。
もともと警察官をやったり、あるいは宝石のセールスをやっていたという異色の経
歴の持ち主です。
川村先生が「治療家」となったのは、ある日、普賢菩薩から「難病奇病の人を救え」
との神示を受けてから、とのことです。
川村先生は、非常に勉強熱心、研究熱心な方で、東洋医学を電子・磁気の観点か
ら新たに再検証し、その理論と治療実績によって西洋医学界からも一目おかれてい
る方です。
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その独自の治療法やオリジナルの健康食品の開発には、常に普賢菩薩からの指
導・インスピレーションがあるようです。
また、全国のプロの鍼や整体師を指導する指導者・実践家でもあります。
さて、私が初めて川村先生の治療院を訪れた時に、これまでの経緯を話し、自分
が悪性リンパ癌であることを伝えたところ、川村先生は「大丈夫、だいじょうぶ!」と明
るく言ってくださいました。
特に、(放射線や抗ガン剤など)病院での治療を受けていないのが「良かった!」と
いうことです。
後から知ったのですが、川村先生は、霊的な方で、その人のオーラでどこがどの位
悪いかが判るとのことです。
(また、ひと目みて、脊椎の何番目がズレているかも判ります。)
はじめて私が川村先生のところを訪れた際、私の喉の辺りのオーラは真っ黒であ
った、そして、治るかどうかは半々であった・・、と後日、述懐しておられました。
さて、川村先生のところでは、初めての人は、先ず脊椎(背骨)の様子をレントゲン
(エックス線)撮影して、確認します。
レントゲン写真によって、脊椎のどの部分がどれ位ズレているか、そして、どの程
度カルシウム分が不足しているか、などを直接、自分の目でも確かめることができる
のです。
川村先生が、撮ったレントゲン写真をみながら、定規を使ってどの脊椎が本来の位
置からどれ位ズレているか線を引いて説明してくれます。
そしてそのズレの結果、どこにどのような症状が顕れているか、将来どのような症
状が出てくるか、また、骨の健康状態がどのようなものであるかを、素人にも解るよう
説明してくれます。
私のレントゲン写真を見ると、脊椎(背骨)自体かなり歪んでいることもあるのです
が、それにも増して、胸骨から肋骨(あばら骨)にかけて、途中から半分透けたように
なっています!!
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「何だ、これは!?」
思わず、川村先生から 言葉が漏れました。
骨のカルシウム分が不足するほど、レントゲン写真に写る「骨の影」は 次第に薄く、
ボヤけたものになってしまうのです。
まさに私の骨が、その状態だったのです。
レントゲン写真で脊椎の状態を確認の後、今度はカイロプラティック(手技)により歪
んだ脊椎を矯正します。
(ただし、あまりに骨のカルシウム分が不足して骨が脆く弱っている場合(骨粗鬆症
等の場合)は、カイロプラティックは危険なので、出来ません。)
カイロプラティックによって脊椎のズレが矯正されると、血行が改善されるためなの
でしょう。
瞬間的に呼吸が深く、楽に出来るようになりました!
脊椎の矯正後、今度は別のカイロ用ベッドに移って、それぞれの症状に合わせて
「鍼」を打ちます。
特に弘漢療法の「鍼」は、ツボに刺した後、刺した鍼に電気パルスを流すのが大き
な特徴です。
(私は、川村先生以外のところで鍼を打ってもらったことはないので、それ以外の所で
どのように鍼を打っているのかは知らないのですが・・)
カイロプラティックでの整体後に鍼を打つのは、カイロプラティックだけでは筋肉に
ついた癖ですぐに元の歪んだ骨格に戻ってしまうのを、鍼によって防ぐ働きもありま
す。
特に、刺した針に電気を流すのは、電気によって体内の電子的バランスを調整して
いるのです。
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川村先生の弘漢療法では、痛みやコリは体内の電子が部分的に異常蓄積されて
起こると見ているため、電気鍼によって体内の電子的バランスを調整している訳で
す。
(ちなみに、弘漢療法では、癌は電子エネルギーが部分的に異常増加・増殖している
状態とみています)
こうして数分間、鍼を打ったまま横になり、電気鍼の「ピッ、ピッ、ピッ」という音が鳴
ったら、治療は終了です。
最初の日に受けるエックス線の撮影を除けば、治療自体にかかる時間は、せいぜ
い15分位でしょうか。
こうして、弘漢療法院での整体・鍼の治療を受けた後は、自宅に帰って弘漢療法
「癌(克服)3点セット」を毎日服用するよう指示されました。
弘漢療法「癌3点セット」とは
弘漢療法「癌(克服)3点セット」とは、川村先生自身が開発した2種類の非常に機
能性の高い健康食品(分類上は健康食品となります)と、さらに一般市販さているタヒ
ボ茶(紫イペ茶)を加えた、以下の3点を言います。
●弘漢ゲルミック¥31,500(消費税含) 東洋医学研究家・川村昇山先生 開発・推奨
服用例:1回5粒×1日3回(8時間おき)
スピルリナを母体に、多くの植物の中から最もゲルマニウム吸収率の高いインド甘
茶に大量のゲルマニウムを含有させ、抽出したもの。(栽培する土壌にゲルマニウム
分を多く含有させる)
さらに、ガン細胞の発生・増殖抑止、転移、再発抑止に効果のあるとされる天然複
合ポルフィリン蛋白、そしてビタミンCをミックスした栄養補助食品(機能性食品)。
これはおそらく、植物由来の高ゲルマニウム含有食品としては、世界で唯一のもの
と思われます。
※スピルリナ
約30億年前に出現した「螺旋形」をした濃緑色の単細胞微細藻類(原核生物の仲
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間)。タンパク質を約60%含み、ビタミン、ミネラル、多糖類(食物繊維)、クロロフィル
などを含む。中でもカロテノイド系色素のβ-カロテン、ゼアキサンチンを多く含み、そ
の抗酸化作用が注目されている。クロレラと比較し、ベータカロテン含量が多く、消化
吸収性が良いのが特徴。
●N-QMS ¥8,000 東洋医学研究家・川村昇山先生 開発・推奨
服用例:1回キャップ1杯(10cc)×1日3回服用 ※水やお茶に混ぜても可
QMS(量子磁子液体 Quantum Magnetic Solution )をπウォーターに混ぜ合わせたも
の。
※QMS(量子磁子液体Quantum Magnetic Solution)
未知の宇宙エネルギーを水に吸着させたもの。化学・物理学者でもある菅忠行氏
が1972年に日本列島を縦走している白山火山帯・乗鞍火山帯・鳥海火山帯・那須火
山帯の四火山帯の交差する富士火山帯の接点の断層破砕帯地点という特殊地理条
件の地底深くから噴出するガスを独特の方法で採取した物質。特殊なガスが出るそ
の火山孔周辺には、傷ついた動物や昆虫などが集まっているという。
N-QMSは、H2OにおけるH-O-Hの結合角度が通常のH2O分子の結合角度10
5.3度と異なり、165~168度の広がり(約60~70%増大)を示し、未知の宇宙エ
ネルギー(シンクロトロン放射線)を内蔵したものと考えられている。
常温、常圧下においては無色、無臭の人畜無害な中性液体であるが、体内の電子
エネルギーの減少を促して体液を弱アルカリ性に保つ能力を保有しており、ソマチット
を活性化し免疫力を強化させる。生命の根幹に関わる神秘的な水。
※πウォーター
農学博士・山下昭治氏が発見・開発した生物の細胞内にある生体構成水に近い働
きをする水。二価三価鉄塩を超微量(2×10マイナス12乗モル)含む水で、植物の種
子遺伝子に温度や光の情報を記録・伝達する役目をもっている。
πウォーターの中では、淡水のコイと海水のタコが同居でき、青酸カリを水槽に入
れても魚は死なない、火傷に塗るとすぐに治る、いつまでも水が腐らない、密閉した
πウォーターの中に金魚を入れると数ヶ月生きている・・、など特殊な性質をもつ。
但し、一般に売られているπウォーター生成器(浄水器)やπウォーターと呼ばれる
ものには本物は少ないというのが実情。
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●タヒボ茶(=紫イペ茶) \21,000(消費税含)
服用例:0.8ℓの水(できるだけ硬度の低い水)に2袋(緊急を要する場合は3袋)加え、
とろ火で1/2になるまで煮詰めた「液」を、1日分として服用。飲みにくい場合はペー
パーフィルター等で漉(こ)して 飲む。
タヒボ茶(紫イぺ茶)は、南米アマゾン川流域の特定地域に生育するタべブイア・ア
ベラネダエという巨木の外皮と木質部の間の数ミリの内部樹皮を原料にした天然木
茶。 水に入れて沸かし1/2位になるまで煮詰めて飲用する。 利尿作用があり、ガン
患者に飲ませると痛みの緩和や、場合によって癌細胞の縮小が見られるなど医学界
でも注目されている健康飲料。
※なお、川村先生の最近の研究では、体内に良質のカルシウム分が不足すると、細
胞が癌化するとして、八雲町で採れる風化貝化石カルシウムの日常的摂取を「健康
づくりの一番の基本」として強く薦めています。
「癌(克服)3点セット」で みるみる癌が縮小!
さて、川村先生のところでは、整体を週に2日ほど受け、あとは自宅で「癌3点セット」
を毎日服用することになりました。
川村先生の所での治療以外では、癌は食生活が大きな原因となっているため、念
のため食事も玄米を中心とする野菜中心の生活に切り替えました。
(川村先生には、特に玄米食などに切り替える必要は無いと言われましたが・・)
さて、整体を受け、ゲルミックをはじめとする癌3点セットを服用しはじめて 3日目く
らいからでしょうか、喉(右扁桃腺)にあるギザギザ付きの腫れが、日に日に小さくな
って行くのが判るようになってきました。
肥大した癌(腫瘍)部が、まさに 大きくなって行くのと同じくらいのスピードで、日に
日に半分くらいに縮小して行くのです!
1週間ほどして、毎日、日々小さく縮小していく喉部分の腫瘍を見て、私は自分の
選択が正しかったことに確信を持ちました。
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・・・ こうして治療をはじめて2週間たつ頃、医大の先生との約束の日までには、喉
(右扁桃腺部分)部分の腫瘍は、まだ多少の腫れは残っていたものの、見た目のギザ
ギザも無くなり、よく見なければ判らないほど、ほとんど目立たなくなってしまったので
す。
医大でのシンチ検査から2週間がたち、約束通り、医大の放射線科の先生のところ
へ途中経過を見せに行きました。
「何をしたのですか?!?!」
ほとんど腫れの目立たなくなった私の喉の中を見て、放射線科の先生は、非常に
驚いて、私に聞きました。
「確認したいので、生体細胞をとらせてもらっていいですか?」
そう聞くので、私は、OKを出しました。
実は、このような治りかけの時に患部の細胞を採取することは、患部にとってストレ
スになり癌再発の原因となりやすいことを知ってはいたのですが、私は、敢えて 許可
したのです。
それは何故かというと、弘漢療法によって「癌」が治ったという事実を、ぜひ客観的
に証明しておきたかったからです。
その後、何日かして電話で伝えられた生体細胞の検査結果では、「癌ともいえるし、
癌でないともいえる・・」という、極めて曖昧なものでした。
つまり、治りかけだったので、どちらともとれる状態であったのだと思われます。
こうして、弘漢療法院での治療を受けはじめてから約2週間後、一度、医大の放射
線科の先生のところに予後の確認に行った他は、私は二度と医大には行っておりま
せん。
その後も、しばらくの間、とは言っても約1ヶ月位の間だったと思いますが、川村先
生のところに整体に通いながら、癌3点セットを服用しました。
悪性リンパ癌克服レポート /
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E-book シリーズ
こうして弘漢療法「癌(克服)3点セット」の服用を、たぶん2セット位で終え、その後
は、食生活に多少気をつける(肉食を控える、アルコールを控える・・等)程度で、56
歳(もうじき今年2009年9月28日で57歳)の今日まで、一度も病気で病院にかかる
ことなく、比較的元気に暮らしています。
誤診では決してない
私が「癌」に罹りながら、それでも死ぬこともなく、また、病院にかかることもなく、そ
れこそ「あっ!」という間に治ったのを知った人の中には、「あれは誤診だったんだ!」
と思っている人がかなり多いのですが、決して誤診では、ありません。
だいたい、ギザギザ状態の腫れなど、癌以外に出来るものではありません。
医大で、シンチ検査まで行い、全身への転移が始まるギリギリの瀬戸際だったので
す。
そして、治りかけの頃の生体細胞採取による再度の検査。
今はもうすっかり自覚症状はありませんが、癌が治ってからも暫くの間は、不摂生
すると、すぐ右顎下のリンパ節(耳下腺)や後頭部右側のリンパ節が腫れて、痛く疼く
ようになってしまいました。
私は、今でもあまり不摂生が長く続き、体調がある程度以下に低下した状態になる
と、すぐ右顎下(右耳下)や右後頭部のリンパ節が痛みだすのです。
つまり、癌は消えたけれど、まだその根は残っている状態とも、いえるのです。
私は、右顎下のリンパ節が痛くなり出したら、すぐに川村先生のところへ行き、整体
をしてもらい、弘漢ゲルミックを購入して家で服用することにしています。
すると、私の場合は、弘漢ゲルミックを飲み始めて、だいたい3~4日頃からリンパ
節の痛みがとれるのです。
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E-book シリーズ
私にとって、弘漢ゲルミックは「最後の砦」で、本当に困ったら「ゲルミック・・」という
感じの「頼りの綱」なのです。
本当は、もう少し徹底して癌3点セットを続け、さらにカルシウムを毎日摂るなどして、
健康づくりに本格的に取り組めば、癌の根自体もなくすことが出来ることを、私は知っ
ています。
ただ残念ながら、弘漢ゲルミック等は、かなり高額ですので、私の場合、本当に困
った時だけ(このまま放っておくと再び癌になりそうな気配がするときだけ)服用するよ
うにしています。
このようにして、私は、悪性リンパ癌にかかってから既に20数年を無事に、普通の
人と全く何ら変わらない生活をしているのです。
いえ、むしろライフスタイルから見れば、普通の人以上にハードな生活をしているか
もしれません。
土日もほとんど休み無く、そして平日は1日平均12時間から、時によっては16時
間以上も働き続けるというようなハードな生活を、それこそ何年も何十年も続けている
訳ですから・・。
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弘漢療法の費用はどれくらいかかるのか
さて、ここで札幌の弘漢療法院の治療費をご紹介しましょう。
●初診料6,000円 + エックス線撮影料(保険適用可)
●以後、整体1回5,000円 (カイロプラティック+鍼) ※初診より1ヶ月以内
必要に応じその他の療法を施術することがあり、その場合は別途料金が発生しま
すが、たいていの場合は上記の金額で済むものと思われます。
骨の状態(骨格の歪み具合、骨密度等)を客観的に見るため、札幌・厚別の弘漢療
法院では、初診時に脊椎~頭部にかけてのエックス線撮影(レントゲン撮影)を行い
ます。
レントゲン撮影は「保険」が適用になりますので、「保険証」の持参が必要となりま
す。
診察・治療費等の詳細については、P-26に札幌の「弘漢療法院」の電話番号を
記載しておりますので、 直接、弘漢療法院にご確認ください。
●弘漢療法「癌(克服)3点セット」
別途 3点1式 税込60,500円
癌と医者から診断された人で、川村先生が必要と判断する人には、「癌(克服)3点
セット」の服用が薦められます。
私の場合は、症状が直接目で見える箇所で、かつ比較的初期の段階であったため、
癌克服セットの服用は、ほぼ1セット(念のため更にもう1セット引き続き服用し計2セ
ットほど)で済みましたが、何セット必要になるかは、その人の症状、癌の場所、転移
状況等より変わってきます。
なお、粒状の「弘漢ゲルミック」以外のタヒボ茶(イペ茶)、N-QMSは液体ですの
で、食事が出来ない人でも、経口摂取することが可能です。
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弘漢療法「癌3点セット」を用いる際の注意点
弘漢療法「癌3点セット」は、弘漢療法院で取り扱っておりますので、ご希望の方は
直接、お問い合わせください。
ちなみに1セットの内容と金額は、下記の通りです。
●弘漢ゲルミック NET.75.6g/360粒 × 1瓶 税込31,500円
●N-QMS NET.500cc × 1瓶 税込8,000円
●イペ茶 ティーバッグタイプ NET.150g 5g×30包 税込21,000円
上記3点で 計 60,500円(税込)+送料全国一律1,500円
※それぞれ単品(バラ)での購入も可能です
※それぞれの服用法は、ご購入時に一緒に添付します。
※概ね2~3週間程度分(症状によって変わります)
癌になったら(なりたくなかったら)
絶対に摂ってはならぬもの/摂った方がよいもの
なお、弘漢療法院では、「癌」と医師から診断された人や、肝硬変、膠原病、リウマ
チの人に対しては、以下のような癌細胞を異常増加させる食品や調味料を摂らない
よう、強く、戒めています。
(1) 調味料につかう塩は、46度以下で低温処理した自然天日塩を用いてください。
これは、塩を46℃以上に加熱すると閉殻してしまうため、体内に入ってから排出さ
れなくなってしまうためです。
また、にがり等は、金属がイオン化している状態で活性が非常に強く、摂取すると
体内で急激な反応を起こして内臓等を硬変させるため、薦めていません。
また、いくら低温処理塩でも、料理につかう際に加熱してしまうと、やはり閉殻して
体外への排出が難しくなるため、料理がある程度冷めてから塩を加えるようにしてく
ださい。
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E-book シリーズ
なお、弘漢療法で推奨している「塩」は、
●アイリス社製の低温除湿製法天日塩「活性極上塩」 1kg1,680円 です。
この他、私自身のお薦めの天日塩は、
●これまで食べた中で一番味がマイルドな「皇帝塩」 1kg1,890円です。
(2)弘漢療法では、「海の子」の類は、「癌」を誘発し、さらに異常増加させる最たる食
品として、摂らないように強く戒めています。
私自身の体験から言っても、癌の人に共通の好物が、ウニ・タラコ・イクラ・筋子・蟹
やエビの卵子、キャビア、魚卵など、いわゆる「海の子」の類です。
弘漢療法では、「海の子」の類は、「癌」を誘発し、さらに癌細胞を異常増加させる
最たる食品として、摂らないように強く戒めています。
たとえいくら「弘漢療法癌3点セット」を服用していても、「海の子」の類を摂っている
場合は、その効果は「無くなる」とお考えください。
特に上記の(1)と(2)は、特に癌の人は確実に守ってください。
(3) 便秘がちの人は、珊瑚草で瘀血(おけつ)改善を
便秘がちの人、特に、お腹やみぞおち周辺が固くなっている人は、瘀血(おけつ)と
考えられ、血液がドロドロ状態で、癌を誘発しかねない危険状態といえます。
日頃、緑黄色野菜など食物繊維をふんだんに摂り、便秘改善に勤めましょう。
特に、女性の瘀血(おけつ)改善に効果ありとされるのが「珊瑚草」です。
(男性の瘀血(おけつ)改善には「スピルリナ」を弘漢療法では薦めています)
※男性と女性で違いがあるのはホルモンが影響しているとのこと。
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(4) 日本人に不足している良質のカルシウムを毎日摂りましょう。
弘漢療法では、体内のカルシウム分が慢性的に不足し続けるようになると、万病を
招き、細胞の癌化にも大きな影響を及ぼすとしています。
癌の予防、健康のためには、良質のカルシウムを日常的に摂取することが必要として
います。
ただし、いわゆる活性化カルシウムやイオン化カルシウム、水溶性カルシウムと呼
ばれるものは、骨を丈夫にする働きは望めなく、摂り続けると体内で急激な化学反応
をおこして臓器や等に沈着し硬変化を招く原因となり、逆に骨を形成しているカルシ
ウム分を血液に溶出させる働きのあることが、川村先生の実験からも判っています。
カルシウムを摂る場合は、小魚や海草などの食品として摂るか、風化貝化石など、
骨に届く良質のカルシウムを摂取するようにしてください。
弘漢療法では、健康の土台づくりは、この良質のカルシウムを日常的に補給して骨
自体を丈夫にすることが一番肝要として、風化貝化石カルシウムの摂取を強く推奨し
ています。
しかし、癌の進行が著しく、全身に転移している場合や、脳や肺等の癌の治りにく
い場所の場合は、「弘漢療法癌(克服)3点セット」でも間に合わない場合もあります。
しかし、その場合でも、「弘漢療法癌3点セット」の服用は、抗ガン剤や放射線、あ
るいは癌による痛み・苦痛を大きく軽減する働きがありますので、可能な限り、経口摂
取し続けることをお薦めします。
ちなみに、弘漢療法の「癌(克服)3点セット」は、抗ガン剤や放射線治療による苦痛・副作用を
軽減できることが多いので、病院での治療を選択した場合でも、病院の治療と併行しての服用を
お薦めします。
病院の治療との併用を希望する場合は、服用してよいか、担当の医師と相談して
みてください。
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体の設計にミスはない
私が弘漢療法で治療を受ける際、「これで治らなかったら、どうしよう・・!」という不
安を持ったことは、一度もありません。
というか、私が選んだこの療法で、「もしダメだったらしょうがない」という覚悟でし
た。
そういう意味では、不安も迷いも疑いも、全く無かったのです。
しかし、これまでに多くの人に弘漢療法・代替療法を薦めた私自身の結果から言う
と、癌の権威とされる病院での治療を受けず、例えば「弘漢療法」や、あるいは他の
漢方などの「代替療法」「民間療法」「東洋医学」等を選んだ場合、たいがいの人は、
......
「本当にここのやり方で正しいのだろうか?」、「やっぱりちゃんとした病院で治療を受
けた方が良い(良かった)のではないだろうか??」と、常に悩み、迷うようです。
私は、この弘漢療法で 癌を完全治癒しましたが、あなたや、あなたの知っている
癌になった人が、弘漢療法で確実になおる、という保証は、残念ながら現段階ではど
こにもありません。
ただ私が知っているのは、少なくても病院にかかるよりも、はるかに高い確率で癌
を治している、それも副作用なく、という事実だけです。
若くして喉頭癌にかかって病院で放射線治療を受け、癌細胞は死滅したものの、代
わりに顎の骨が極端に脆くなってしまい、退院して職場に復帰した矢先、仕事中に頬
杖をついている時に、いきなり手をついている顎の骨が崩れ落ち、大出血して無くな
ってしまった、という人を私は知っています。
乳ガンは、生存率の高い癌で、早期に発見して切り取ってしまえば、比較的長生き
できるようです。
しかし、女性らしさのシンボルであるオッパイを切りとってしまうことは、女性にとっ
てどれ程ショックであることでしょう。
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E-book シリーズ
まして、一度、乳ガンを切り取って治ったと思ったのに、また何年かしたら再発して、
こんどはもう片方のオッパイを切り取ってしまう・・。
そういう例を、私は身近に知っています。
癌細胞を「悪」とみなし、単純に「悪は切り取ってしまえ!」「焼き殺してしまえ!」、
化学薬品で「ガン細胞の増殖を抑えこもう!」という発想から生まれた、現代西洋医
学のあり方・治療法に対して、私は昔から、違和感・不信感を本能的に感じずにはお
れませんでした。
そこに、「生命」を「モノ」とみる西洋の発想・哲学、「悪」と「善」を対立させて世界を
二分する西洋の発想・哲学を感じずにはおれないからです。
「人体の設計にミスはない」というのが東洋の哲学です。
「生命」を「流れ」としてとらえ、その流れ(関係性)を正常化することで、病気はなお
る、とするのが東洋医学です。
悪くなったところを「切り取る」・「殺す」のではなく、悪くなったところの流れ(循環・新
陳代謝)を改善することで、悪(患部)を善(健康体)に戻すことが出来るハズです。
私が、病院で検査だけ受けて、一切治療を受けなかったのは、そういう確信があっ
たからこそです。
「人体の設計にミスはない」、「人体には自己修復する驚くべき力が眠っている」と
いう事実を、あなたは信じますか?
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癌の現実的原因
●癌は細胞の酸欠からなる
結論から一言でいうと、癌は「細胞の酸欠」でなるのです。
私自身の体験から言っても、また、同じように癌になって死んでしまった友人の言
葉からも、私はこれが真実であることを疑いません。
私は癌になる前、夜、寝ていると 息苦しくて目が覚めることがしばしばありました。
それはどんな苦しさかというと、グッと息をこらえていると、だんだん苦しくなってき
ます。
そこまでの切羽詰まった「苦しさ」とまでは行かなくても、それをもう少し弱めた、何
とも言えない「息苦しさ」が、ズーッと慢性的に続くのです。
代替療法の世界では、「癌は酸欠によって引き起こる」とみなしているようですが、
「細胞が酸欠になると癌細胞化する」というのは、私自身の体験=実体験=体感から
言っても、正しいと言えます。
一般に有機ゲルマニウムが癌に効果ありとされるのは、ゲルマニウムが酸素の代
替機能をもつからと考えられているのです。
(体内に部分的にたまった異常電子を均一化する働きもあります)
↓
酸欠によって癌になると説明するHP
http://kaneihozen.lappi.jp/gan.htm
●夜、息苦しさで目が覚めるのは要注意!
私は癌になる前、夜中、息苦しくて目が覚めることがしょっちゅうありました。
また私だけではなく、脳腫瘍に罹って若くして逝去した友人も、脳腫瘍になる以前、
よく「(体中の)毛穴が詰まったように感じる」と頻繁に言っていました。
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E-book シリーズ
「癌は酸欠からなる」というのは、まさに私自身の体験からの実感なのです。
ですから、夜中、息苦しさで目が覚めるような事が度々ある人は、十分に気をつけ
なければなりません。
私の体験から言っても、脳腫瘍になった友人の例をみても、夜中息苦しさで目が覚
めるのは、癌の一歩手前、かなり危険レベルが高い「非常事態」なのです。
何を差しおいても、その息苦しさ(の原因)を取り除かなければなりません。
私の場合、どんな時に夜中、苦しくて目が覚めるようになるかというと、会社が忙し
くなり、ろくに食事も休憩も摂らず毎日深夜まで仕事をし続けるような生活が暫く続い
たり、居酒屋や焼き肉屋へ行ってたらふく肉を食べて野菜が不足するような生活が続
くと、夜中、苦しくて目が覚めることが頻繁に起きるようになります。
私の場合は、夜中に息苦しくて目覚めるようになると、癌治療の際に服用した「弘
漢ゲルミック」を買って飲むことにしています。
服用して数日すると、夜中の息苦しさもなくなります。
なお、私の場合、夜中に息苦しくて目が覚める場合は、必ずといってよいほど、お
腹、特にみぞおち辺りが固くなっています。
こういう時は、たいてい便秘の時か、お腹にガスがたまってお腹全体、特にみぞお
ち辺りが凝って固~くなっているため、息を吸うときにも横隔膜が十分下がり切らず、
深い呼吸ができなくなっているのです。
ですから腹部を手でさすったり、ゆすったり、揉んだり、ジワーっと押し続けていると、
そのうちに、ゲップやオナラが出て、だいぶ楽になります。
酸素不足で息苦しいと感じる時は、ゲップやオナラを出すだけでも、だいぶ息苦しさ
はとれるのです。
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E-book シリーズ
お腹が柔らかくなれば、深い呼吸ができるようになり、息苦しさはとれる、というの
が私の体験から出たで実感です。
夜、時々息苦しくて目が覚めるという人は、ぜひ試してみてください。
さらに即効性はありませんが、野菜をフリーズドドライ加工した野菜の粉末「ベジタ
ブルライフ」を2袋位飲むと、便の通じが良くなります。
便秘を解消し、毎日規則正しい「快便」を維持することは、癌はもちろん、万病を治
し、予防するためには、絶対に欠かすことのできない条件なのです。
●なぜ細胞が酸欠になるのか
では、なぜ細胞が酸欠になるのか、その理由を考えてみましょう。
全身の細胞に酸素を運んでいるのは、血液・血流です。
一方、脳と各臓器・末端間の指令・情報のやりとりは、神経系と、脳脊髄液へのホ
ルモン放出の2つによってなされます。
では、血行・血流を阻害したり、リンパの流れ(循環)や神経・脳脊髄液の流れ(循
環)を阻害している最大の原因とは、何でしょうか。
血行・血流を阻害し酸素不足を招く一番の大きな原因は、骨格、特に、脊椎の歪み
による圧迫・阻害と考えられます。
脊椎が歪むと、3車線の道路が2車線になり、さらに1車線になるように、血行も脊
髄液も、脊椎間を通っている神経も、全て圧迫・狭窄され、次第に流れが悪くなってし
まいます。
カイロプラティックにより、曲がった脊椎が一時的に矯正されると、それだけで呼吸
が楽になる、呼吸が深くなるのは、そういう理由からです。
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E-book シリーズ
さらに血液のドロドロ化も、血行・血流を阻害する大きな原因となります。
食が欧米化(肉食化)し、野菜・食物繊維が不足するようになると、確実に便秘を招
きます。
便秘になると、大便によって排出されるハズの“消化の際に不可避的に発生する
体内毒素”が体外へ排出されなくなるため、体じゅうに毒素が滞留し、ヘドロのたまっ
たドブ川のように血液がドロドロ状態になって、様々の悪さを引き起こす結果となるの
です。
血液がドロドロになると、血液自体の流れが悪くなると共に、赤血球より細い末梢
の毛細血管にまで血液が流れなくなります。
血管内にはヘドロのようにコレステロールが沈着し、本来、柔らかいハズの臓器も
次第に柔らかさを失い、固く黒ずんで来るのです。
このようにして、血液がドロドロ状態で体質が酸性化し、特にお腹の周りが固くしこ
った状態を、東洋医学では「瘀血(おけつ)」体質といい、病気の一歩手前の危険な状
態、いつ病気になってもおかしくない状態とみなしています。
特に現代では、食品にふんだんに使用されている様々の化学薬品(防腐剤や添加
剤、化学調味料、香料、放射線食品・・等等)により体内(消化器官内)で発生する毒
素は昔に比べはるかに増えやすくなっており、さらにテレビ等家電製品からの電磁波
も、体質の酸性化をいっそう助長します。
つまり癌になる二番目の要因は、日頃の悪食による血液のドロドロ化、酸性体質
化(瘀血体質化)と、それに伴う慢性的便秘による自家製体内毒素の体内残留・蓄積
と考えることができるのです。
もちろん、お腹が固くしこることによって、呼吸の際の横隔膜の動きが大きく制限さ
れ、その結果、深い呼吸が出来なくなり、かつ、お腹(横隔膜)の血液循環ポンプとし
ての役目が阻害されるため、体の細胞に酸素が十分行き渡らない=息苦しくなる、と
いうメカニズムは、既に述べた通りです。
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E-book シリーズ
やはり、「身土不離」「三里四方のものを食する」という日本の伝統的な食生活を、
私達はもう一度、見直す必要があると思います。
●お腹のしこりがなくなると呼吸が楽になるという事実
「マッサージ師の資格をもっていないのに患者のお腹を揉んだ」との理由で逮捕さ
れ、すっかり悪者にされてしまった粉ミルク断食療法の開発者・治療実践家の加藤
清氏ですが、氏が行っている「粉ミルク断食治療法」を改めて検証してみましょう。
氏が実践して多くの癌患者を治している治療法は、粉ミルク断食によって諸病の原
因となる宿便を排泄する一方、粉ミルクで新しい血液の造血を促します。
その一方、整体によって「硬直した腹部」を徹底的にゆるめ柔らかくする、という方
法が柱と聞いています。
瘀血(おけつ)体質の人は、腹部が硬直しているため、横隔膜が正常位置まで十分
下がらないため、深い呼吸ができないのです。
横隔膜は、全身、特に頭部や足先まで血液を押し出すポンプのような働きをしてい
ます。
だから横隔膜が十分に下がり切らないと、このポンプの働きを十分に果たすことが
できず、結果、全身の血行が悪くなるのです。
それが証拠に、腹部の硬直をとれば、横隔膜が十分下がるので、腹部だけではな
く全身の血行がよくなります。横隔膜が十分下がることにより、血液が足の方まで流
れていくのが実感できます。
すると、自然と 呼吸が非常に楽になり、そして深~く息することが出来るようになり
ます。
お腹が固くなっているために深い呼吸を出来なくて息苦しく感じる場合には、お腹を
柔らかくすることによって、息苦しさがとれるので、即、その場で実感し確かめることで
きます。
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E-book シリーズ
呼吸が楽にできるようになる=酸素が全身にすみずみまで行き渡るようになると、
はじめて、酸欠した細胞=癌細胞が 生き返り正常化することが出来るのです。
つまり、加藤式ミルク断食療法というのは、極めて「理に叶った」癌克服療法といえ
るのです。
実際に、作家の三浦綾子さんもこの「加藤式粉ミルク断食療法」を実践して、癌を
克服したと自ら述べておられます。
●私にとって弘漢ゲルミックは最後の砦
私は癌を治癒して既に早20年以上立ちますが、私は今でも、無理な生活をつづけ
たり、不摂生を続けて体調が落ちると、右顎下のリンパ(耳下腺)や、後頭部右側のリ
ンパ節が痛く疼き出します。
まだ癌(の痕跡)がまだわずかに残っている訳です。
徹底して治療すれば痕跡を完全になくすことは可能なのですが、普段は特段なん
ともないし、お金もかかるなどの理由で、放っておいています。
しかし、本当に体調が悪くなって、喉や頭の後ろが痛くなってくると、危険信号で
す。
右顎下や右後頭部のリンパ節が痛み出すと、いよいよと私は、弘漢ゲルミックを買
ってしばらく飲み、川村先生のところなどへって整体してもらうのです。
上手な整体師※にかかると、一瞬で血液の流れが良くなり、息が深くできるようにな
ります。呼吸が楽になるのが実感できます。
夜の眠りも、非常に深いものになります。
それくらい、骨格の歪みというのは、体調に大きな影響を及ぼすのです。
(最近は、ボキボキしないHST整体かオステオパシー系の整体にごくたまに行きま
す)
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E-book シリーズ
私にとって弘漢ゲルミックは、「何かあったらゲルミックを飲めば安心!」という、い
わば「最後の砦」のような存在なのです。
① 私の場合は、調子が悪くなったら整体などで体の歪みをとって血液や神経の流れ
を正し、弘漢ゲルミックを買って飲む。
② さらに本格的にやる時にはN―QMSとイペ茶(タヒボ茶)を煎じて飲む。
これは、私が33歳の時にかかったリンパ癌を治した方法です。
そして、体に有害な加工食品や甘いものは食べないように控え、出来るだけ緑黄
色野菜や海草、特に小魚等、カルシウムをふんだんに摂るようにします。
●骨格矯正のための整体法について
いわゆるボキボキ系のカイロプラティックは、即効性はあるものの、長年頻繁に受
け続けると関節のジョイントが甘くなり、簡単に脊椎がズレるようになってしまいます。
結果的にはそれが原因で逆に体調を崩す場合が多々あります。
このような事もあり、川村先生のところでは、骨密度を高め骨に力をつけるため、風
化貝化石カルシウムの日常的摂取を万病の防ぎ、さらに治療する一番の基本として、
最近は特に強く薦めています。
欧米では医者と同等かそれ以上の資格と権威をもつカイロプラクター(ドクター・オ
ブ・カイロプラティック)ですが、アメリカの正規のカイロプラティックの大学を卒業したド
クターの話では、ボキボキ系の骨格の矯正は3ヶ月に一度しかしない(出来ない)との
話です。
ボキボキ系のカイロプラティックを受ける場合は、必ず良質のカルシウム(非イオン
化カルシウム・非活性カルシウムといわれるもの)を毎日毎日、十分にとり続け、骨に
力をつける必要があります。
(逆にイオン化カルシウム・活性化カルシウム、水溶性のカルシウムといわれるもの
は、骨密度を増やさず、かえって体に害をなすので不可)
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E-book シリーズ
良質のカルシウムをとらない場合は、必ずボキボキ系でない整体法で骨格・姿勢
の矯正に取り組んでください。
▼
▼
●お薦めの整体法
頭蓋・仙骨系整体(TPA整体・赤ひげバランス活性療法、オステオパシー等)や、
HST整体、クォンタムタッチ等、体を壊される心配のない、出来るだけソフトな整体法
をお薦めします。
ボキボキ系は、基本的に緊急時のみと考えています。
●汚れて悪臭を放つ川をきれいにするには
さて、今まで「弘漢療法」や「加藤式粉ミルク断食療法」を簡単にご紹介しましたが、
「そんな簡単な事で癌が治るハズがない!」と多くの人は思うかも知れません。
しかし、私は逆に、「そんな、最も大切な根本の原因を解決しないまま、いくら化学
療法や放射線治療をやったところで、癌が治るハズがない!!」と思う訳です。
あちこちの支川にある工場から「汚い廃水」がどんどん本川に流れ出すのはそのま
まにしておいて、いくら下流の汚れて淀んだ川に 薬品を投下して、「川をきれいにしよ
う!」とした所で、本末転倒というものです。
あるいは川の水量が少なすぎて、淀んでヘドロが沈殿するドブ川のようになってい
る所、「川本来の浄化作用」が失なわれたままになっている所へ、いくら薬品を入れて
「川をきれいにしよう!」と努力した所で、本末転倒です。
まず、川へ流れ出している「汚れた廃水・毒素」をストップさせることです。 (川を汚
す原因をなくす)
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E-book シリーズ
次に、豊かな水量を取り戻して川の流れを良くし、「川が本来もっている浄化作用」
を取り戻すことです。(流れをよくする)
この2つが解決すれば、わざわざ淀んで汚くなった下流に化学薬品をいれなくても、
自然と川の水は美しく回復し、それとともに岸辺などの川周辺も美しい環境に自ずと
回復するハズです。
・
・
これは小学生にも解る理屈です。
危険で副作用を伴う化学薬品や放射線を使うのは、最後の最後、最後の補助的手
段と考えるべきでしょう。
というか、自然界の絶妙なバランスを崩す化学薬品の使用は、極力控えるべき、と
いうのが私の一貫した立場です。
手術で患部を切り取ったり、放射線で焼き殺したり、副作用の強すぎる医薬品を使
うことの是非はさて置いても、「悪いものを流さない」、「本来の流れを良くする」という、
あまりにも簡単な理屈、原理が、イザ、医者の権威、医学の権威、大病院の権威の前
では、ほとんど全く無視され、「迷信」とされてしまう訳です。
そして大半の人が、やっぱり病院や先生の言うことの方が「正しいのだ!」 「抗ガ
ン剤」や「放射線治療」の方が「正しいのだ!」と思ってしまう訳です。
美しい川をとり戻すには、どうしたら良かったでしょうか?
一番最初に、今、私が述べた癌の2つの原因を取り除かなければならない事は、
考えてみれば、誰にでも解ることのハズなのですが・・・。
病院や医者が一番問題にしている化学的原因や遺伝子的原因は、本当は二の次、
三の次の原因だと、私は思うのです。
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癌の精神的な原因
さて、癌は、現象的に見ると、ガン細胞が勝手気ままに増殖して歯止めが効かなく
なっている状態です。
人間でいうと、自分が所属してお世話になっている「社会」や「国」や「会社」、あるい
は「自然」や「地球」のことなど、一切「我関せず」で、「個人の自由だ!自由だ!」、
「何をやってもイイのだ!」とばかり、人の迷惑顧みず、我が儘勝手、好き勝手し放題
にやっている状態(=コントロール不能状態)です。
私は、やはり病気というのは、その人の精神的なものを反映している(ことが多い)
のだと、思います。
人間は、「生かされている」のではなく、自分自身の力で「生きている」と思い上がっ
た時に、自分を活かす大いなる力から、離れてしまうのかも知れません。
最後に、胃癌の末期から生還に成功した方法を紹介しているホームページがあり
ますので、ご紹介します。
↓
「癌アポトーシス療法」を紹介しているホームページ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~dash-ken/
上記のHPで紹介している「癌アポトーシス療法」の説明には、「私(著者)が指導す
る癌(がん)の自然消滅療法を正しく努力すれば、自己修正遺伝子が正常に作動して、
癌細胞を正常細胞に戻すか、アポトーシス(癌細胞の自然消滅)させる事ができま
す。」とあります。
この療法は、「毎日(病院中の)トイレの掃除と(病室の)掃除をやった後に、癌(ガン)
の自然消滅療法を寝ても覚めてもやり続けること」が柱だそうです。
この療法の要諦は、「自分が社会を構成する一部である、自分はより大きな自分を
生かしている存在と一つである、という実感を「トイレ掃除」という奉仕を通して取り戻
す」ところにあるのだと、私は思います。
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自分自身のことはさておいて、必死に無我夢中で仕事(奉仕)に専念するとき、自ら
の体内に溜まり固まっている「我(が)=「私は」という想い」が形となって現象化した
「癌」が、自ずとエネルギーの供給をとめられ、消滅するのでありましょうか。
ただし、費用はかなりかかります。
高いといえば高いし、しかし、これで治るとなれば、病院にかかる費用よりも遙かに
安い。
選ぶのは、貴方自身です。
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おわりに
●もし癌になってしまったら
運悪く(?)癌にかかっていることが判ったら、私は、まず検査だけはしっかりした病
院で行ってくださいと進言します。
今、日本の病院で検査の結果、末期癌であることが判った場合、本人に直接告知
をするところは希ではないでしょうか?
それは末期癌は、基本的にはまだ「不治」とされているからでしょう。
私自身は、例え助かる見込みのない末期癌でも「癌」は本人に告知した方が良いと
思いますが、告知するべきかどうかは、受け取る側の、生に対する「哲学・考え方」や
「信念・覚悟」によって180度ほども受け取り方が変わってしまうので、一概にどちらが
良いと言えるものでもないかも知れません。
本人に死に対する恐れが強い場合、しかも現代医学に絶対的信頼を置いている場
合(頼り切っている場合)は、現代医学では治せないという告知は絶望をもたらし、生
きる気力を失わせて、死期を早めてしまう恐れもあります。
しかし、現代医学で見放された末期癌の人が、民間療法、代替療法で治った例は、
それほど少ない訳ではないと思います。
しかしながら、普通の人が癌と告知された場合、現代医学では治癒不能と見放さ
れてから、初めて藁にもすがる思いで民間療法、代替療法に頼るようになるというの
が一般的です。
現代医学でいくか、それとも民間療法・代替療法で行くか、それはまさに生命がけ
の選択です。
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末期癌にかかりながら、病院の治療ではなく、いわゆる民間療法・代替療法で行く
ことを決めた人に、2006年2月、癌で亡くなった私の友人・同志ともいうべきS・Tさん
がいます。
彼は、あまりに腰が痛く具合が悪いので、病院に行って検査すると、「癌」と診断さ
れ、すぐに膀胱と腎臓の片側を手術で切り取られました。
2006年2月に満60歳という若さで癌で亡くなりましたが、氏が病院での治療を望
まず、民間療法で癌と闘うことを決めたのは、東洋医学で癌を治した私の経緯を知っ
ていたことも大きかったと思います。
S・Tさん本人は、まだ動けるうちに、自分の構想を「執筆」してまとめておきたい、死
ぬまでに色々とやるべきことを、動ける今のうちにやっておきたい、と病院での治療で
はなく民間療法・代替療法(漢方)を選んだのでした。
それは、抗ガン剤などを使うと、寝たきりになってしまい、執筆などが出来なくなる、
ということが判っていたため、病院での抗ガン剤(放射線は使えない場所の癌)による
治療ではなく、民間療法・代替療法を選び、それに生命をかけたのでした。
しかし、例え現代医学を超える治癒率を誇る民間療法・代替療法であっても、ある
いは現代最先端医学による癌治療であっても、何であれ、いったんボーダーラインを
超えてしまったものは、神でもない限り、治すことは出来ません。
少なくとも、今のところは。
どんな病気でも、ある程度以上症状が進み「ある境界線」「臨界線」を超えてしまえ
ば、どんな良い治療法でも治せない事が多いのです。
早期発見がとても大切といわれる所以です。
S・Tさんは、ニセコの片田舎で民宿を営んでいたこともあり、大会社のように定期
検診を受ける習慣もなく、痛くても苦しくても我慢していたのでしょう。
そして病院に行った時には、すでに手遅れになってしまっていたのだと思われま
す。
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「もっと早く発見していたら!」
本人はもちろん、家族もそして私もどんなにかそう思ったことでしょう。
あまり我慢するのも(我慢強いのも)、考えものです。
しかし逆に考えると、それも「寿命」だったと考える他はありません。
治るか治らないか、治せるか治せないか、それは結局寿命なのです。
寿命があったら助かるし、寿命がなければ治りません。
それは、例えどんな最先端の現代医学でも、あるいは民間療法・代替療法でも同じ
です。
「寿命があるなら、必ず助かる!」「寿命がなければ、死ぬだけ」 それだけです。
「運を天に任す」 そういう気持ち、そう思えること、あるいは人間には寿命を変える
ことはできないということを知ることが、癌の宣告、余命何ヶ月の宣告を受けた人にと
っては、一番、大事だと思うのです。
このような覚悟というか「達観」は、特に、社会的権威とされる病院での治療を受け
ず、いわゆる民間療法、代替療法を受けようとする人にとっては、特にもの凄く必要で
す。
恐らく、普通は病院で治療不可能として見放されない限り、癌と判った段階から民
間療法・代替療法を選ぶという人は千人に一人、万人に一人もいないのではないか
と、私は思います。
もはや病院で見放されてしまった人が、しょうがなく藁にもすがる想いで色々な民
間療法、代替療法を探して、試す、ということであれば誰も反対はしないと思うのです
が、まだ病院で見放された訳ではない人が、病院の治療を受けず民間療法・代替療
法で行くと宣言すれば、周囲の人は間違いなく「なぜちゃんとした病院で治療しないん
だ!」「なぜ民間療法なんかを信じるんだ!」と言って翻意させようと躍起になるハズ
です。
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あるいは、もしかしたらきっと怒り出すかも知れません。
私の経験から言うと、癌と告知された時、たとえ、病院での正統的(?)現代医学の
治療を受けず民間療法・代替療法で行くと決めた後でも、色々と迷い思い悩む人が
ほとんどのようです。
病院での治療は、いわば受け身ですから、自分自身が何も判断したり選んだりす
る必要はありません。
しかし、もし民間療法・代替療法で行くと決めた場合、どんな療法で行くかは、結局、
自分自身が数多くの情報の中から取捨選択して自分自身の判断で選ばなければな
らないのです。
癌になれば判ると思いますが、色々な人から、色々な事を言われます。
やれ、「これが良いようだ!」「これで治った人がたくさんいる!」「これを飲むと癌に
きく」「こんなものを食べてはいけない」・・・・。
実にいろいろな人がいろいろな事を言うし、いろいろなモノを持って来てくれます。
良いと言われるものを全部飲んだら良いようにも思われますが、事はそう簡単では
ありません。
同じモノでも、「良い」という人もいるし、「いやそれは却って体に害になる」と、あい
反する情報が得られ、調べれば調べるほど判らなくなってしまうことは、決して珍しい
ことではないのです。
数多くある代替療法・民間療法の中から「本物」を見つけ出すことは、ある意味、砂
漠の砂の中(?)もしくは藁の中から1本の針を探し出すようなものかも知れません。
現代は情報化社会ですから、インターネットを開けば、あるいは本屋さんに行けば、
それこそ、「私はこれで癌を克服した」・・・という類の情報は驚くほど氾濫しています。
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しかし、実際に自分自身が試してみることのできる療法や方法は、そのうちのせい
ぜい数種類でしょう。
もし、自分自身に明確な「哲学」や「信」、そして氾濫する情報の中から正しい本物
を見いだすことのできる「判断力」「裏付け」「指標」がなければ、その人は常に迷うこ
とになります。
「本当にこれで良かったのだろうか?」「もっと違うやり方の方が良いのではない
か?」 「やっぱりみんなの言う通り病院で最新の治療を受ければ良かったので
は・・??」
病院で治療を受けた結果死ぬのなら「仕方ない」とみんな思えるようですが、病院
での治療を受けず民間療法・代替療法を試した結果死ぬと、「だから言ったのに!」と
か「やっぱり!」とか思うようです。
そして、しまいには、民間療法、代替療法を薦めた人に恨みすらもつことも、少なく
ありません。
よほどの信念か理解力がある人でない限り、あるいは病院で見放された人でない
限り、いわゆる民間療法、代替療法を薦めるのは、ある意味、薦める人も恨みを買う
可能性があり、危険であるということを知っていてください。
だからこそ、「助かる人は助かるし、助からない人は助からない」という覚悟というか
達観が必要なのです。
そして民間療法・代替療法で行くと決めた人は、自分自身の判断と責任でそれを実
行・断行する覚悟が必要です。
さて、先ほどのS・Tさんは、本州にある「漢方薬を中心とする療法」を選び、治療と
いうか指導を受ましたが、結果的には治癒せず、帰らぬ人となってしまいました。
私は最初に検査し癌と判った時点、癌に犯されて腎臓と膀胱の摘出手術をする(し
た)と聞いた段階で、もはや末期癌の段階で、恐らく助からない段階ではないかと感じ
ていました。
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しかし、私の体験から言っても、普通、病院に入って癌の治療を受けている人は、
それこそ寝たきりになって身動きとれず死ぬまで呻吟するのが普通の状態なのです
が、S・Tさんの場合は、本当に直前(死ぬ数週間前)まで、毎朝何キロも散歩するほ
ど元気でした。
私は、自分の母、そして継母、さらには2人の姉を全て「癌」で亡くしていますので、
亡くなるそんな直前まで、自力で毎朝何キロも散歩したり、大学で講演できるほど「元
気」だったというのは、ちょっと信じられない話です。
今、S・Tさんの奥さんは、病院の治療を受けなかったことを人に責められ、「やっぱ
り病院で治療した方が良かったのではないか? もしかしたら助かったのではない
か?」と思うこともあるようですが、私は、亡くなる直前まで、それほど体力があった、
動けたという事実は、やはり病院で抗ガン剤を使った治療をするよりも遙かに本人に
とっても周りにとっても良かったと思っています。
自分の家族や姉妹が何人も癌にかかり、病院の治療を何年も何ヶ月も受けた末、
結局やはり苦しみに苦しみながら死んでいく姿を何度も観ている私にとっては、本当
にそう思えるのです。
どんな治療を受けるか、決めるのは本人です。
本人が決めたことに対して、「はた」がとやかくいうのは、例え本人のためを思って
言っているとはいえ、本当はものすごく失礼な話です。
「本人がそれで良い」と思えたらそれで良いのです。
まして、普通の人が民間療法・代替療法よりも病院の治療を勧めるのは、それが単
に社会的権威・常識であるからにすぎません。
つまり、自分で実際に調べたり研究して比較・分析・検討した結果ではないというこ
とです。
つまり、それだけの裏付けが全くないのです。 私に言わせれば、病院を絶対だと
思って有り難がっているのは、単なる「迷信」に過ぎません。
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しかし一方で、普通の人が氾濫する情報と数多くの民間療法・代替療法の中から
「本物」を見つけること、見分けることは、かなり難しいかも知れません。
結局は自分の感性にピタッとくるものを選ぶしかないのですが・・。
ご参考までに、私自身がそれを本物がどうか見分ける基準を、以下にいくつかあげ
てみました。
●本物を見分けるポイント
(1)実際にそれを受けた人がどの位の割合・比率で治癒しているか
あくまで絶対数ではなく、治っているその「比率」が重要です。
(2)自然治癒力を大幅に向上させる治療法や薬(機能性食品等)であるか
=副作用がない/=病院の治療とも併用できる
※本物は抗がん剤や放射線などの激烈な副作用を大きく緩和する力があります。
(3)治療・施術にあまりお金がかかりすぎないこと
→(薬代等全て含めて月10万以内がめど)
※もちろん、お金に余裕があればこの限りではありません。
(4)機能性食品や治療に使うものは(基本的には)天然自然のものから作られている
こと。(=副作用がないこと)
(5)どんな原理、理法の上にその療法が成り立っているか
(6)その療法を開発もしくは施術している人はどんな人か
判断する上で特に重要なのは(1)と(2)です。
一番良いのは、実際にその治療を受けて治った人にできるだけ沢山会って、話を
直接、聞いてみることです。
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受ける時にどんな症状があって、どんな治療(療法)を受け、どのような経過で治っ
たか、また、副作用や好転反応※があったかどうか・・・など。
西洋医学では、たしか5年再発しなければ「癌は完治した」と見なしているはずで
す。
しかし、例え5年間再発しなくても、乳ガンを手術して乳房を失ったり、喉頭癌で声
を失ったりしてしまったのでは、私は何にもならないと思うのですが・・。
「病院での治療と併用できるもの」とは、自然治癒力を向上させる治療法や機能性
食品ということとほぼ同じ意味です。
これは、いわゆる病院での治療と民間療法を同時に受けた方が安心という人のた
めの言葉です。
本物の治療は、抗癌剤や放射線の激烈な副作用を著しく緩和する力があります。
私に言わせれば、抗癌剤や放射線を使わなければもっと効果があるだろうに、と思
う次第ですが、選ぶのは本人ですから・・。
(3)については、お金に余裕のある人は、癌の治療にお金に糸目をつける必要はあ
りません。
(4)については、いわゆる「医薬品(化学薬品)」と呼ばれるものは、私は基本的に信
用していません。
また、癌に効くといわれる機能性食品等についても、良いといわれるもの、効果が
あると認められるモノは、それこそ類似品が沢山出回っていることが多く、例え同じ商
品名であっても、どれが本当に効くのか、あるいは効かないか、相当情報を集めて総
合的に判断しないと判りません。
もし自分で自信がない場合は、一番良いのは、誰か本当に信頼できる人をみつけ
て、その人に聞くのが良いかと思います。
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ただし、例えそれがダメであっても、聞いた人に恨みは持たないことです。
あくまで責任は自分で持つという態度が必要なことを付け加えておきます。
(6)の原理・理法については、例え療法の原理や理法を聞いたとしても、聞いた本人
にそれが正しいかどうか判断する力がなければ、あまり意味がありません。
(7)のどんな人が、という項目も、本人に本物かどうか見分ける力がなければ、(6)
同様、あまり意味がないということになります。
いずれにせよ、自分の生命がかかっているのですから、最終的には自分自身で選
ぶほかはありません。 自分で納得できるものを、断固として、しかし柔軟な心で選び、
自分の責任において実行してほしいと思います。
※好転反応とは
慢性疾患が、自然治癒力によって健康を取り戻す過程で体に現れる下記のような、さ
まざまな病的症状。
*弛緩反応……怠い、眠いなどの倦怠感など
*過敏反応……便秘、下痢、発汗、腫れ、痛みなど
*排泄反応……湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、大量の便などで体内の老廃
物・有害物 質が排泄される症状
*回復反応……胃痛、腹痛、吐き気、発熱、動悸など
●現代医学・治療との併用について
私自身は、病院での癌治療と、いわゆる効果のある民間療法・代替療法は、併用
しない方が良いと考えています。
それは、抗ガン剤や放射線治療は患者の体力をひどく奪い、またその副作用も凄
まじいものがあるからです。
抗ガン剤を一度でも体験した人は、ほとんどが二度と受けたくない、と言います。
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しかし、多くの人は、権威ある病院での治療を受けながら、(医者の許す範囲内で)
民間療法・代替療法を受ける、という方が安心するようです。
幸い、本当に効果ある民間療法・代替療法や機能性食品は、こういう抗ガン剤や
放射線の副作用をかなり緩和する働きがあります。
それが本物かどうかを見極める一つの指標にもなります。
私自身は、本当に効く民間療法・代替療法は、抗ガン剤や放射線の副作用を半減
させる位ですから、むしろそちらだけにしたら、もっと効くであろうと思っています。
●本物だから広まるわけではない
私の義理の母は、私の父が70歳を過ぎて一人暮らししている時に、当の本人自身
が60歳を過ぎてから来てくれた人です。
結婚して約1年後に父は脳梗塞で倒れ、それから8年間、病院に泊まり込みで看病
してくれた私の家族にとって大恩人です。
しかし、私の父を看取って数年後、今度は当の本人が肺ガンにかかってしまいまし
た。
彼女は、癌の人にほとんど共通の嗜好、ウニが大好きでした。
私が、「海の子はダメだよ!」と言っても信用しません。
「好きなものを食べられない位なら、好きなものを食べて死んだ方が良い!」
とうそぶく始末です。
彼女は、もともと大学病院の看護婦長まで努めた人で、日本で初めての心臓移植
の外科手術にも立ち会ったような人だったのですが、くだんの弘漢療法院のことを話
すと、「そんなに良いものなら皆その治療院に行くでしょう!」と一喝されてしまいまし
た。
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私は、幸いにしてその弘漢療法院にかかることによって癌を治癒することが出来ま
した。
その後、私以外にもリンパ癌にかかった人がその治療院でみるみる治っていく姿を
目撃していましたので、癌にかかったことが判った人には必ずといってよい程その治
療院を紹介しました。
しかし、残念ながら信用した人はほとんどいません。
私が教えてあげた人の中で素直に弘漢療法院にかかった人は、ただ一人だけでし
た。 しかし、残念ながらその時はもう手遅れだったのです。
それらの事実から私が判ったことは、多くの人というより大半の人は、イザ実際に
自分の生命がかかると、何が正しく何が間違っているか自分で判断しようとはせず、
いわゆる社会の常識、社会の権威に頼ってしまうという事実です。
私の義理の母もまた肺癌で亡くなりましたが、大半の人は、自分自身では何が正し
いか判断できないから、(無意識のうちに)社会が正しいと言っていることを自分も正
しいと判断するのです。
つまり、世の中の大半の人にとって、判断の基準は「社会的常識」であり「社会的権
威」であるという事実です。(これは別に良し悪しではありません。単なる事実です。)
そういう人達が自分で「正しい」と思いこんでいる判断、「自分自身でしている」と思
っている判断は、実際には自分自身が実際に考え確かめた上での判断なのではなく、
「社会的常識」 ~ みんながそれを正しいと言っているかどうか ~ にかかっている
訳です。
今では非常識とされる「魔女狩り」が流行った理由、「天動説」を唱えたコペルニク
スが異端視された理由、マルチン・ルターの、教会ではなく聖書の言葉に信仰の基礎
をおく生き方が「宗教改革」と呼ばれた理由が、そこにあります。
しかし、一度そういう固定観念、現代医学に対する「迷信」「盲信」を取り払ってみる
と、もっと原理を別にする色々な可能性が見えて来ます。
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E-book シリーズ
まず、自分自身の頭と感性で、「本当はどうなんだろう?」と、あらゆるものを見直し
て、疑ってかかる必要があるのです。
常識を疑ってみることです。論より証拠です。
その治療を受けてどれ位の割合・比率で治ったのか、それが一番重要です。
むしろ「異端の中にこそ、ごく少数の本物が隠れている」と私は考えています。
しかしながら一方で、数多く氾濫する情報の中から数少ない本物を見つけるには、
やはり自分自身の感性や判断力というものが、どうしても求められてくるのだと思いま
す。
願わくば、この書が皆様の判断のお役に少しでも立てば、幸いです。
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著者プロフィール
阿井 上男
昭和28年9月28日生まれ。小樽市出身・札幌市在住。
家族のうち、すでに母親を肺ガン(25年ほど前)、姉2人も50代半ば(10年前)、60
代半ば(5年前)にガンによって亡くしている典型的「癌」家系。
自身、33才の時「悪性リンパ腫瘍」に罹り、病院での治療を受けなければ「余命6ヶ
月!」と宣告される。即入院を強く勧告されるが、辞退し、札幌市厚別区の弘漢療法
院・川村昇山先生のところに週2回ほど通い、「カイロプラティック&鍼」と「癌(克服)3
点セット」の服用により約3週間ほどで完治。
その後は、食生活に多少気をつける程度で、56才7ヶ月の今日に至るまで、約24年
の間、いっさい病院にもかかる事もなく、普通通りの生活を送っている。
【参考】
弘漢療法院/川村昇山 先生(かわむら・しょうざん)
北海道山越郡八雲町出身。鍼灸師・按摩マッサージ師
弘漢療法院 院長、北海道オステオパシー本部長、日本カイ
ロプラックティック連盟理事、宗教法人「普賢宗」開祖。
東洋医学を電子・磁気的観点から再検証し、独自の療法、機能性食品を多数開発し、
医学界にも一目おかれている。風化カルシウムで数多くの臨床データを出し、全国普
及への先がけを行う。50数年間に及ぶ東洋医学、特に電磁気・イオン・磁場による病
理研究では、西洋医学会からも高い評価を受けている。
著書:「東洋医学の謎を解く」、「1円玉健康法」、「仮説四次元の医学」、「新しい東洋
医学」、「弘漢療法」「危険なカルシウム」、「善玉カルシウム・悪玉カルシウム」、「警
告!カルシウム不足」「奇経療法」「電子と東洋医学」など。
――― 弘漢療法院は、大変残念ながら現在は営業していません ―――
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