○櫻井 尚子 ○学位 博士(社会学) ○教育研究業績 事項 教育上の 能力に関 教育方法の実践例 する事項 作成した教科書,教材 教育上の能力に関する大学 等の評価 その他 年月 概要 H16.4~現 在 スポーツやマーケティングのデータ および学生が自身で採取したデー タ等,現実に存在する数値の実体 感をねらい,データ解析を自分の 手で実践させる試みを継続してい る. インターネットを活用した統計教 H11.4~現 育のためのウェブサイトの構築 在 急速に発達したコンピュータネット ワークを活用して,従来の大教室 型講義を双方向に立体化したモデ ルを提案した.学生は統計の理論 を学ぶと同時に,実際のデータをコ ンピュータ上で操作し,統計解析を 実践することで統計学への理解を 深めた.また,インタラクティブな教 育方法の長所を生かし,Q-Aや随 時アンケートの利用を拡大してい る.これは社会科学分野で統計・ 統計解析を担当する大学教員間で の共同プロジェクトである. 統計学ガイダンス 統計科学,統計教育の重要性が増 す中,統計学会会員間共著でのガ イダンステキストを執筆した.3部構 成になっており,その中で第3部 「統計的思考・問題解決力を身に 付けるための統計学習法」の一部 を担当した. 授業における実データの採用 H26.8 統計教育テキスト共同翻訳活動 H17~H23 統計教育委員会活動の一環とし て,日本における統計教育の立ち 遅れを是正する目的で,以下の図 書の共同翻訳出版事業に着手し た.「The Challenge of Developing Statistical Literacy, Reasoning and Thinking, edited by Dani Ben-Zvi and Joan Garfield, Kluwer Academic Publishers」統計教育委 員の間で共通の認識の下,学際分 野で需要の高い統計教育の普及 を推進する目的がある. 統計教育テキスト共同翻訳活動 H17~H23 統計教育委員会活動の一環とし て,日本における統計教育の立ち 遅れを是正する目的で,以下の図 書の共同翻訳出版事業に着手し た.「The Challenge of Developing Statistical Literacy, Reasoning and Thinking, edited by Dani Ben-Zvi and Joan Garfield, Kluwer Academic Publishers」統計教育委 員の間で共通の認識の下,学際分 野で需要の高い統計教育の普及 を推進する目的がある. H26.1~現 在 急速に発展している MOOC(Massive Open Online Courses)について,その内容を詳 細に調べ,自身でも参加して教育 効果や評価方法について研究を続 けている.語学の壁を越えて,日本 で展開する際の問題点等,研究課 題を見出し,科研費申請につなぐ 予定である. H25.4~現 在 日本統計学会が2011年に開始した 統計検定の目的は,統計の専門的 知識を評価し認定することを通じ て,統計的な思考方法を学ぶ機会 を提供することにある.今後,統計 検定の制度により認定される統計 的な応用能力が社会一般に広く認 知されていくことを願い,また,英 国の王立統計協会との共同実験 のようにそのままで国際社会でも 認められる内容であるためにも, 試験の内容は吟味される必要があ る.その出題にかかわる仕事を担 当している. MOOCに関する研究活動 統計検定出題に関する活動 事項 年月 概要 大学間連携GPでの委員.他方の カリキュラム策定委員会と協力し 統計教育大学間連携ネットワー H24.11~現 て,高等教育機関での統計教育に ク質保証委員会委員 在 関する領域別参照基準策定を急 ぎ,具体的な教育内容提案を行う. 統計教育委員会における,大学 H22.4~現 入試問題作成に関する研究・実 在 践活動 文部科学省の教育指導要領改訂 に伴い,統計学必修化に対応し て,将来必ず発生する大学入試問 題策定に係わる研究と問題作成実 践活動に参加している.活動は, 統計教育委員会を中心に行われ ており,各委員はいろいろな学会 発表の機会に啓蒙を実行しなが ら,意見をとりまとめ,問題作成に 生かしている. 社会人向けの基礎統計学の講義 放送大学での統計教育に関す と実習を担当.いろいろな分野での H19.4~H23 る活動 データを用いた実践教育を実施し ている. 職務上の 実績に関 その他 する事項 医療職従事者に対する確率・統計 教育の必要性が大きくなっている 背景を踏まえて,関係者と連携して 需要内容の把握・教育内容の修正 を行い,要望の内容にしたがって 適宜必要な教育制度を確立してい くプロジェクトに参加している. 医療分野における職務上関係 者への統計教育促進の活動 H15.1~現 在 統計教育委員会の委員として の活動 学校(小学校・中学校・高校・大学) での確率・統計教育について,そ の意義を時代の要請とともに考 え,討議された内容に沿ってテキス トや教育方法の見直しや提案を行 うプロジェクトに参加している.実社 会における確率・統計教育需要の 変遷の度合いについて調査をかけ H14.10~現 ていく方針である.また,アメリカ, 在 カナダ,ドイツ等統計教育における 先進国の研究者との連携を通して 活動を拡大している.学会での発 表も活発化している.平成20年より 始動したcensus@school project に おいて,海外の統計教育コンテン ツの翻訳とウェブ開示に共同で取 り組んでいる. 東京情報大学公開講座 H26.11 統計数理研究所一般研究2 (24-共研-2098)新学習指導要 H24.4~ 領に対応した入試問題とアセス H25.3 メントの開発 千葉市との共同研究「定住人口増 加」に関する研究成果を,千葉市 の担当者と共に発表した.特に地 域の方々からの期待の大きさを感 じた. 新学習指導要領改訂に伴う入試問 題の開発およびアセスメント手順 の開発についての研究を加速化さ せる.先行例をもとに,日本独自の 基準作りを目指す. 東アジアの環境情報と社会経済 データの融合モデルの研究.持続 可能性に関する数値処理に重きを 置き,エコロジカルフットプリントの 私立大学戦略的研究基盤形成 算出についての研究を進めてい H20~現在 支援事業(戦略基盤研究) る.データの所在を明らかにし,ま ずは国内での算出を行った後,東 アジアへ拡大する.時系列データ の解析についての道筋も立てた い. ISI(International Statistical Institute) の研究集会でインタラク ティブな統計教育システムの内容 を発表したことがきっかけで,ドイツ の同様なシステム開発を手がける マルチメディアを活用した統計 プロジェクトの主催研究員と知合 のオンライン教育システム開発 H12~現在 い,始まった国際プロジェクトであ 国際プロジェクト る.お互いのシステムを補完するた めに,JAVAのプログラムを交換す るなどの協力をはじめ,一番の関 門である言葉についても翻訳版を 刊行すべく,進んでいる. ○著書・研究論文 著書、学術論文等の名称 著書 発行又は発表の年月 問題解決力向上のための統 計学講座 Excelによるデータ 共著 サイエンススキル 統計学ガイダンス 数学セミ ナー増刊 共著 大学の統計教育でのインタラ 学術論文 クティブな授業のデザインとそ 共著 の評価方法 大規模オープンオンライン コース(MOOC)での海外統計 共著 教育・データサイエンス教育 の展開 MOOCでのcertification問題 について MOOCにおける統計教育 新学習指導要領に対応した 入試問題とアセスメントの開 発 共著 単著 共著 MOOCで配信される統計教育 単著 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 (財)日本統計協会 さまざまな領域のデータに対する分析 手法を,最新Excelを用いて解説してい る.構成は記述統計,推測統計,離散 型データの分析,多変量解析,ソル バーによる分析等である.Excel2013 は,分析の範囲や機能が格段に上 がっており,それらを踏まえて,新たな 時代のデータサイエンティストのための ツールを目指した. 迫田宇広,高橋 将宣,渡辺美智子編著,4章~6章担 当,32-53,B6,総ページ数:333. H26.8 日本評論社 第1部「時代が求める統計学」,第2部 「統計検定を受験しよう」,第3部「統計 的思考・問題解決力を身に付けるため の統計学習法」の構成である.この中 で,第3部を担当,統計教育の環境と 中身の中でMOOCの手法と効果,問題 点等をまとめた. 鎌倉稔成,竹村彰 通他,第3部part3「MOOCで提供される 海外有名大学の統計基礎コース」担 当,134-140,B5,総ページ数:140. H28.3 新指導要領を受けての授業展開が進 み,プロジェクト型授業の評価方法の 需要が高まっている.統計的思考能力 統計数理研究所共同研究リポート の評価項目を,「全体的なデザインと 362「統計教育実践研究」第8巻 5- 戦略」をはじめとする4項目に分類し, 10 それぞれに得点を与える評価方法を提 案し,検証を続けた.統計教育おの質 の向上を目指す研究の一環である. 和泉志津恵・櫻井尚子・深澤弘美 H27.9 2012年から発展を続けているMOOC内 統計教育において,特にUdacityが提 供するIntroduction to Data Scienceの 中身を詳細に取り上げ,その実践内容 2015年度統計関連学会連合大会 について統計教育の評価の視点から 講演報告集,5 意義を論じた.また,上級コースである Nano Degreeへのつながりについても 論じている.櫻井尚子・和泉志津恵・深 澤弘美 H27.3 データサイエンス関連授業が多彩な MOOC内教育において,修了証書発行 統計数理研究所共同研究リポート のための評価内容と手法を分析した. 335「統計教育実践研究」第7巻 実際の問題やプロジェクト内容,および 73-78 評価の体系・在り方,問題点について, 実際のデータを示しながら論じている. 櫻井尚子・和泉志津恵・深澤弘美 H26.9 行動計量学会第42回大会抄録 集,202-203 多様に幹葉を伸ばし成長するMOOCの 中で,先行の3つのMOOCの中から, courseraの"Data Scientist's Toolbox" を取り上げ,中身を詳細に論じた.特 に,ピアアセスメントと称する評価シス テムについて,その意義を解説した. H26.7 25-共研-2086,統計数理研究所 共同研究実施報告書(平成25年 度) 321-324 学習指導要領改訂に伴う小中高の統 計学領域評価について,評価システム の開発と入試対応に関する問題点を 論じている.深澤 弘美,櫻井 尚子,和泉 志津恵,田村 義保,松山 耕大,薬師 寺 亨介(共同研究につき本人担当部 分抽出不可能) H26.3 高等教育機関がその授業をオンライン で世界中に配信するシステムである MOOCは,2012年前半からメインのプ ラットフォームが次々に立ち上がり, 統計数理研究所共同研究リポート サービスを開始した.統計学はMOOC 313「統計教育実践研究」第6巻 に最適な学問領域であり,データサイ 13-16 エンスという括りで情報技術とコラボ レーションして受講者数を集め,大きな 存在になっている.その教育体系や評 価システムについて論じた. H26.8 著書、学術論文等の名称 統計的思考力の評価 発行又は発表の年月 共著 Visualization of Input-Output Table Analysis Using 共著 Extended Skyline Chart The Complex Network Study of Money and CO2 Emission Flows betweenIndustrial 共著 Sectors in Asian Countries using Inout-Output Table 年度 H25.9 H24.11 H24.11 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 科学教育学会第37回 年会論文 集, 116-117 本研究は,学習指導要領改訂に伴う小 中高の統計学の評価について,従来 型のペイパーテストに加えて,問題解 決型論理思考力を多方面から評価す る方法を提案し,実際の教室でのシ ミュレーションを行っている.深澤 弘美, 櫻井 尚子,和泉 志津恵,中本信子(共 同研究につき本人担当部分抽出不可 能) Recent Trends in Business Management & Information Systems, pp.162-167, 2012, ISBN:978-93-82563-39-6 The Skyline Chart has been made extensively use because of its abilities for analytical visualization of the supply/demand share of each industry among countries or certain area, over the industrial structure in economy. However, there exists some weak point of information derived from this original chart, though it is easy to understand because of its simple structure. In order to overcome this weaknesses, we have developed MDES (Multi-Dimensional Extended Skyline chart). Using MDES, it is possible to represent characteristic industrial structure of inter-region or interindustry simultaneously on the only one chart. In addition, this chart can be applied to various kinds of department in analytical process because of its simple design. The potential for research extension will be made progress depending on MDES. N.Sakurai, T.Fujiwara, K.Yoshizawa, S.Miyake, Zeyu Zheng, Xiang Gao, K.Yamasaki(共同研究につき本人担当 部分抽出不可能) Recent Trends in Business Management & Information Systems, pp.123-129, 2012, ISBN:978-93-82563-39-6 In 2011, earthquakes in Japan and flood in Thailand revealed the serious risks that local break downs of "motor vehicle sector" and "electronic computing sector" cause the cascade breakdown of world economy. To estimate such risks, it seems that connections between international industry sections are important and recently developed complex networks method is suitable for this study. We use the data of the input-output table of Asian countries and USA made by Jetro in 1990, 1995 and 2000. We think cascade failure of the industry section has deep connection with not only quantitative weights of the links but also networkstructure. So we calculate betweenness centrality using Dijkstra algorithm.. We found the betweenness centrality is high in “motor vehicle sector”,“electronic computing sector” and “Semiconductors and integrated circuits sector”. We found how the cascade failure of the economy affects CO2 emission flow. K.Yamasaki, T.Fujiwara, K.Yoshizawa, S.Miyake, Zeyu Zheng, Xiang Gao, N.Sakurai(共同研究につき本人担当部 分抽出不可能) 著書、学術論文等の名称 Analysis and Visualization of the Shareholding Networks for Stock Market Environment in Post-War Japan Multiscaling Properties of Environmental Related Commodities 教養課程における統計教育 の内容と評価について 発行又は発表の年月 共著 共著 共著 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 Recent Trends in Business Management & Information Systems, pp.134-140, 2012, ISBN:978-93-82563-39-6 In this paper, network analysis is applied to the shareholding network of listed stocks from 1950 through 2010 in Japan. Data to adopt are major shareholder data of ten high ranks of an individual and the institutional stockholder having big influence for the management of the company. We compare the index of the random network and the shareholding network of listed stocks. And, the shareholding networks of listed stocks from 1950 through 2010 are visualized. In this network analysis and it's visualization, an open source platform for complex network analysis and visualization i.e. Cytoscape is effectively used. Through this analysis, it is found how the possession structure of the listed stockholder in postWWⅡ Japan changed significantly. As a result of the analysis, it is clarified that in late years the possession ratio of financial institution of Zaibatsu(i.e. old industrial and financial business conglomerates in Japan) system relatively decreases. On the other hand, the analysis also reveal that possession ratios of custodian bank such as the trust banks, where a true owner is hard to be seen, have increased. S.Miyake, K.Yoshizawa, N.Sakurai, T.Fujiwara, Zeyu Zheng, Xiang Gao, K.Yamasaki(共 同研究につき本人担当部分抽出不可 能) H24.11 Recent Trends in Business Management & Information Systems, pp.168-174, 2012, ISBN:978-93-82563-39-6 For stock, electricity and crude oil futures markets, we study the return intervals τ between the daily volatilities of the price changes that above a certain threshold q. We find that for different threshold q, the probability density function scales with the mean interval. The scaling function f(x) is similar in form for all three markets. Weakly periodicity is identified for electricity market. We compare the systematic deviations of return intervals’ cumulative distribution from scaling. The results show that some stocks and electricity show very weak systematic deviation, while the other stocks and crude oil show apparent systematic deviation. We generate surrogate records using the Schreiber method. Results suggest that the multiscaling of NordPool and Crude oil mainly account from finite size and discreteness, and the multiscaling of stocks are account from nonlinear correlations. Zeyu Zheng, N.Sakurai, T.Fujiwara, K.Yoshizawa, S.Miyake, Xiang Gao, K.Yamasaki(共同研究につき本人担当 部分抽出不可能) H24.9 大学教養課程教育における「統計学」 の重要さを取り上げ,AP Statistics や GCE-A/AS における課題による評価 内容について具体例を挙げながら,日 2012年度 統計関連学会講演報告 本独自の評価に対する課題・問題作成 集,pp.336 へのヒントを列挙した.各領域における 基礎となる教科として,系統だった教育 内容が非常に重要である. 櫻井尚子, 和泉志津恵,深澤弘美, 共同研究に つき本人担当部分抽出不可能 H24.11 著書、学術論文等の名称 高等学校の数学における新 学習指導要領に対応した統 計教育の評価 発行又は発表の年月 共著 高等学校での数学I「データ分 析」に関するアセスメントの提 共著 案 Network Analysis of Ecologocal Footprint & CO2 Emission based on InputOutput Table for East Asia The fluctuation in Carbon emission trading Market 共著 共著 海外における統計に関する入 共著 試問題・アセスメントの現状 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 H24.9 評価方法を,Statistical Literacy, Statistical Reasoning, Statistical Thinking の3つの視点に対応させて作 成する方法を提案した.また,使用す 2012年度 統計関連学会講演報告 るデータは,現実に存在するものの利 集,pp.273 用価値を論じ,生徒が自分の問題とし てとらえる意義を説いた.和泉志津恵, 深澤弘美, 櫻井尚子 共同研究につき 本人担当部分抽出不可能 H24.5 新学習指導要領下における高等学校 数学I「データの分析」の内容につい て,新たな視点や授業への需要に際 統計数理研究所共同研究リポート し,日本での今後の授業展開への情 272「統計教育実践研究」第4巻 報提供と評価の観点から,評価方法を 30-33 論じている.和泉志津恵,深澤弘美, 櫻 井尚子 共同研究につき本人担当部 分抽出不可能 H24.1 Proceedings of 17th International Symposium on Artificial Life and Robotics pp.346~349 We study the Input-Output table for East Asia as complex networks. The 50%~95% of sum of the offdiagonal elements is included in several percent of the big off-diagonal elements of the Input-Output table. This makes the network representation useful. We make the extracted networks with these big offdiagonal elements. The distributions of these off-diagonal elements (edge values) are power law shape with exponents of 2.56 (money base),2.07(EF base) and 2.00(CO2 emission base) on the average. EF base and CO2 base interdependences between industry sections are more unequal than money base, so from environmental point of view, a fewer inter-dependences are important. X. Gao, T. Fujiwara, N. Sakurai, K. Yoshizawa, S. Miyake, Z. Zheng, K. Yamasaki 共同研究につき 本人担当部分抽出不可能 Proceedings of 17th International Symposium on Artificial Life and Robotics pp.350~353 As an emerging financial market,the trading value of Carbon emission trading Market are definitely increased in recent years. The carbon emission is not only trading in Carbon emitters but also become an important investment target. For reveal the mechanism of this growing market, we analyzed the EU allowances (EUA) price series in European Climate Exchange (ECX), that is the leading European emissions futures market. As other financial market, the absolute value of price change (volatility) in Carbon emission trading Market also shows long-term power-law correlations. Our analysis shows that definite cross orrelations exist between EUA and many other markets. These cross correlation exist in wildrange fields, stock market index, futures of crude, sugar, cocoa, etc. it suggest that in this new carbon emission trading market the speculation behavior had already become a main factor that can affect the price change. Z.Zheng, N.Sakurai, T.Fujiwara K.Yoshizawa and K.Yamasaki 共同研究につき本人担当 部分抽出不可能 日本行動計量学会第39回大会予 稿集,185-188. 特別セッション,統計教育の今後の展 望-新課程実施を踏まえた大学入試 への期待と課題-において,教育指導 要領改訂に伴う,日本の大学入試問題 策定に関する研究内容を,先行する諸 外国の例を中心に述べている.櫻井尚 子,和泉志津恵,深澤弘美 H24.1 H23.9 著書、学術論文等の名称 発行又は発表の年月 国内外で実施された統計学に 共著 関する各種試験問題の考察 産業連関表の可視化につい て 学会発表 データサイエンス教育のカリ キュラムで求められるもの 共著 共同 大規模オープンオンライン コース(MOOC)での海外統計 共同 教育・データサイエンス教育 の展開 MOOCでのcertification問題 について MOOCにおける統計教育 共同 単独 国際的大規模公開オンライン 講座(MOOC)で配信される統 単独 計教育 学校教育における問題解決 型統計教育とその評価 共同 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 H23.5 日本の統計教育を海外と比較し,その 評価にあたる試験問題について,学校 だけでなく,資格試験や海外の専門教 育分野から比較検討した結果を考察し 統計数理研究所共同研究リポート ている.職業としての専門性につなが 260「統計教育実践研究」第3巻 る知識・技術を明確に評価できる内容 59-64 について,試験問題の在り方を議論し た.櫻井尚子,和泉志津恵,深澤弘美 共同研究につき本人担当部分抽出不 可能 H23.5 日本計算機統計学会第26回大会 講演論文集 pp.133~134 産業連関表はある国または地域にお ける1期間の各産業の需給バランスの 表であり,産業構造の特徴を集約した ものといえる.スカイラインチャートはこ の産業連関表の特徴をグラフ化したも のであり,視覚的に産業構造を明らか にする.本研究では,このスカイライン チャートを拡張し,新しい産業連関表の 可視化の方向性を提案した.藤原丈 史,櫻井尚子,吉澤康介,三宅修平,鄭澤 宇,高翔,山崎和子 共同研究につき本 人担当部分抽出不可能 H27.12.4 滋賀大学で新規開学部予定である 「データサイエンス学部」構想につい て,学部のカリキュラムやデータサイエ 滋賀大学データサイエンス教育 ンス実践教育に関する発表と討論が企 ワークショップI,滋賀大学彦根キャ 画され,指定パネル討論者として, ンパス データサイエンス教育にとって重要な 項目である統計教育の立場から最新 の動向と問題点を挙げ,討論の場とし た.櫻井尚子・酒折文武・佐藤俊哉 2012年から発展を続けているMOOC内 統計教育において,特にUdacityが提 供するIntroduction to Data Scienceの 中身を詳細に取り上げ,その実践内容 について統計教育の評価の視点から 意義を論じた.また,上級コースである Nano Degreeへのつながりについても 論じている.櫻井尚子・和泉志津恵・深 澤弘美 H27.9.7 2015年度統計関連学会連合大 会,岡山大学津島キャンパス H27.3.6 修了証書発行に至るMOOC内統計関 連授業の内容を解析し,単位認定に匹 大学間連携・統計教育方法論合同 敵する修了認定の試験やプロジェクト ワークショップ,立川(統計数理研 内容,および評価の体系・在り方,問 究所) 題点について,実際のスタディを示しな がら論じている.櫻井尚子・和泉志津 恵・深澤弘美 H26.9.3 第 42 回行動計量学会,仙台(東 北大学) 3大MOOCの中から,特にstatisticsの コースが多いcourseraを選び,理論と 技術のコラボによる高いレベルのdata science courseを提供しているToolbox を具体例に挙げ,その構成とプロジェ クトおよび評価について論じた. H26.3.14 大学間連携・統計教育方法論合同 ワークショップ 『ビッグデータ利活 用人材育成に向けたデータサイエ ンス教育の体系化:産学官連携に よる推進』,立川(統計数理研究 所) Udacityを主に取り上げ,意思決定に至 るプロセスを,ビデオ授業と各節の確 認テストに分けて論じた.ビデオは非常 に精密な作りになっており,実際の授 業のように講師がその場でボードに書 き込みながら丁寧に解説する.自身の ペースで繰り返し学習が可能である. 第 9 回統計教育の方法論ワーク ショップ(JCOTS13),東京(学習院 大学) IT技術の進歩に伴い,劇的に変化して いる統計学の授業内容とその評価に ついて,主にアメリカとイギリスの例を 挙げ,その違いに言及しながら比較 し,日本での教育内容の問題点を示唆 し,未来への可能性を分析した.深澤 弘美・櫻井尚子・和泉志津恵 H25.3.1 著書、学術論文等の名称 発行又は発表の年月 統計的問題解決型授業の評 共同 価 Visualization of Input-Output Table using extended 共同 Skyline-Chart The Complex Network Study of Environmental Impact and CO2 Emission Between Asian 共同 Countries using Input-Output Table 数学Ⅰ「データの分析」に関 するアセスメントの提案 共同 海外における統計に関する入 共同 試問題・アセスメントの現状 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 問題解決型授業の方法およびその評 価について,米英の例を参考にしなが ら日本での実施の問題点を問うた.ま た,実際の教育現場でツールを実験す る授業を展開し,評価の方法を具体例 を示しながら提示した.深澤弘美・中本 信子・櫻井尚子・和泉志津恵 H25.3.22 2013年度数学教育学会春季年 会,京都(京都大学) H24.8 In order to overcome the weakness of old skyline chart, we have developed MDES (Multi-Dimensional Extended Skyline Chart). Using MDES, it is possible to represent characteristic industrial structure of inter-region or inter-industry simultaneously on the only one chart. In addition, this chart can be applied to various kinds of department in analytical process because of its simple design. The potential for research extension will be Workshop on the Research Project made progress depending on MDES. for a Sustainable evelopment of To indicate the effect evidential, an Economic And Social Structure example of the Asian International I-O Dependent on the Environment of Table analysis using MDES will be the Eastern Coast of Asia, Tokyo explained. As a new point of view University of Information Sciences example, an applied case of MDES to EF, Ecological Footprint, is introduced using I-O Table, national footprint and bio-capacity accounts and CO2 emissions from fuel combustion. The last one will contribute to the field of environmental economics. Naoko Sakurai, Takeshi Fujiwara, Kousuke Yoshizawa, Shuhei Miyake, Zeyu Zheng, Xiang Gao, Kazuko Yamasaki 共同研究につき本人担当部分抽出不 可能 H24.8 The Pacific Rim Energy and Sustainability Congress 2012 The flow of environmental impacts across countries is one of the sources of international dispute. In particular, the developments of the economies in Asian countries during the past 30 years have been amazing and these developments have taken place at different speeds through different phases.We show the key industry sectors in the global movement of environmental impact and compare them to the movement of the material/products. Finally, we report their changes over a 30-year period. K.Yoshizawa,X. Gao, Z.Zheng, S.Miyake, M.Mizutani, T.Fujiwara, N.Sakurai K.Yamasaki 共同研究につ き本人担当部分抽出不可能 第8回 統計教育の方法論ワーク ショップ,統計数理研究所 新学習指導要領のもと,新しい統計教 育が小学校,中学校ではじまった.高 等学校でも,来年度より数学Ⅰにおい て「データの分析」の授業が必修とな る.これまで20年ほどの間,統計の学 習はあまり行われてこなかったのが実 情である.他の数学の内容とも異なる 面が多く,指導方法および評価方法に ついての新たな検討が必要である.本 稿では具体的な出題例とともに,指導 方法・評価方法を具体的に例示し, 「データ分析」におけるアセスメントにつ いて論じる. 和泉志津恵,深澤弘美, 櫻井尚子 日本行動計量学会第39回大会, 岡山理科大学 特別セッション,統計教育の今後の展 望-新課程実施を踏まえた大学入試 への期待と課題-において,教育指導 要領改訂に伴う,日本の大学入試問題 策定に関する研究内容を,先行する諸 外国の例を中心に発表した.実際の問 題作成につながる重要情報を多数提 供している.櫻井尚子,和泉志津恵, 深澤弘美 H24.3 H23.9 著書、学術論文等の名称 その他 発行又は発表の年月 MOOCを用いた統計教育につ 単著 いて 北米人口の体重は世界の3 分の1?― 肥満、そしてコン マが招いた誤解― 単独訳 定住人口増加に向けた千葉 市ブランド構築に関する研究 ~データからみえる持続可能 共著 な循環型シティライフの可能 性~ 経済及び自然界の時系列の 共著 解析に関する研究の紹介 気象ネットワークダイナミクス が捕らえたエルーニョ現象 共著 Ⅱ 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 2012年前半頃にあいついで誕生した” MOOC(Massive Open Online Course)”の全体像,個々の中身,授 業形態,評価システム等を細かく解説 し,日本での展開や言葉の問題につい て言及している.ある特徴をハブにし て,MOOCシステムは急成長を遂げて いる.MOOCの発展は高等教育の現場 の在り方にも大きな影響を与えること になる.櫻井尚子 H26.10 (財)統計情報研究開発センター 「ESTRELLA」(統計と情報の専門 誌),2014 October,No.247, 8-14 H26.9 英国王立統計学会雑誌 Significance からの翻訳である.「,」一つがもたらす 解釈の相違について細かく統計データ を示して解説した後,統計情報の内容 について,勝手な思い込みを排除し, 書かれた内容を正確に理解する必要 (財)日本統計協会「統計」,2014 9 性を説く.本稿は、Significanceの2014 月号, 66-69 年2月号の“North Americans? one third of the world's weight? Obesity and the Comma”(執筆Stella Dudzic (全国的民間団体「教育と産業におけ る数学」1のカリキュラム・リーダー))の 内容を翻訳し、解説を加えたものであ る. 櫻井尚子 H26.3 H23.10 H23.10 千葉市共同研究事業成果報告書 人口は都市活力のバロメーターであ り、人口減少社会において、本市の持 続可能な都市経営を図るために、人口 の増加対策に全力をあげて取り組む 必要がある。本研究では、定住人口の 増加に向けて、本市の魅力をいかにし て PR し、多くの方々に住まう場として 選択してもらえるようにするため、PR ポイントの検討、情報発信の方法、及 びブランド構築の手法等について研究 するものである。櫻井尚子,内田治,藤 原丈史,樋口大輔,(千葉市総合政策 局総合政策部政策企画課)小花 信 雄,坂入 修一 Cross Roads 27 12-13 時系列データとは時間の流れとともに 順番に観測されたデータのことである。 自然界の中、社会生活でも時系列で記 録される情報が膨大な数で存在してい る。それらの時系列を正しく解析するの は外部の世界を正確に認識することに 欠かせないことである。そのために、時 系列データの解析は自然学のみなら ず、社会学、経済学においても、重要 な研究手段である。本文では、最近 我々が行った時系列解析に関係する 二つの研究を紹介する。1.地震波時 系列における長期記憶及び地震のマ グニチュードとの相関性。2.多種類経 済データの相関によるMST(minimum spanning tree)ネットワークによる分 析。鄭澤宇 山崎和子 櫻井尚子 藤 原丈史 吉澤康介 三宅修平 Crossroads 26号 pp12-13 エルニーニョの期間に気象ネットワーク のリンクが弱まることを更に詳しく調べ た。エルニーニョ期間が始まる頃に、ま ずエルニーニョ域から外向きのリンク が弱まるが、少しおいて(約3カ月の 後)、それが回復すると共に今度はエ ルニーニョ域への内向きのリンクが明 らかに弱まることが解った。山崎 和子 櫻井尚子 吉澤 康介 藤原 丈史 鄭 澤 Xiang Gao
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