学位・研究業績等 (PDF ファイル 0.15MB)

○吉田 彰
○学位
博士(生物環境調節学)
○教育研究業績
事項
年月
教育上の
能力に関 教育方法の実践例
する事項
作成した教科書,教材
概要
講義の理念
内容にストーリー性を持たせ、記憶
ではなく理解を促すように努める。
出席は重視しなくても学生が進ん
で受講する講義を理想としている。
実物を見せ、触れさせる講義
実物の化石などの標本類を見せた
り触れさせたりして印象を深め、興
味を啓発する。
AVを使った講義
集中力の低下や居眠りを誘わぬよ
う、上質な素材を吟味し、プレゼン
教材を作成している。
マダガスカルの自然とその保全
~地域系という概念による森の
H25.8
復元保全と持続的利用
マダガスカルの大きく異なる4つの
自然環境と、急速に進む自然林減
少を踏まえ、南部乾燥地で20年以
上渡って牽引してきた自然林復元
活動の成果を総体的に検証。生態
系と人間社会とを一連のシステ
ム、すなわち「地域系」として捉える
活動方針の構築が成果をもたらし
たことを紹介するプレゼンテーショ
ン教材。
H24.8
生物と地球環境との関連を示すパ
ワーポイント・プレゼンテーション
H24.8
DNAの構造と情報の仕組みを示
し、情報の発現にいたる過程の複
雑さを、呼吸回路における多数の
酵素の連携作用を例に、驚きととも
に伝えるプレゼンテーション。
H24.7
マダガスカルにおける天然植物資
源と人との係わりを示す、現地調
査に基づく民族植物学的プレゼン
テーション
パプアニューギニア~人と暮ら
H24.7
し
パプアニューギニアにおける自然
生物資源を巧みに使う暮らしを示
す、現地調査に基づく民族植物学
的プレゼンテーション
モノを見せる
自らが監修した企画展を例に、展
示標本の選定、会場設計から公開
に至る過程を示すプレゼンテーショ
ン。
生物地理区と植生区分
DNAの情報伝達と代謝
マダガスカルの暮らしと植物
H23.12
学生による授業評価では、どの担
当科目も比較的高い評価を得てい
る。
教育上の能力に関する大学
等の評価
職務上の
NGOボランティア サザンクロス
実務の経験を有する者につい
実績に関
ジャパン協会のマダガスカルに H3~現在
ての特記事項
する事項
おける自然林復元保全活動
世界に類を見ない特異な自然林の
復元保全活動で、単なる保護活動
ではなく、住民参加により森林資源
の持続的利用と自然植生の保全
の両立を目指す。現在、事務局長
として指導的立場で取り組んでい
る。
○著書・研究論文
著書、学術論文等の名称
著書
発行又は発表の年月
マダガスカルを知るための62
共
章
年度
H25.5 発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
明石出版
第3章 自然と植生~約束された自然の
聖地第4章 植物~多様性と固有性第6
章 多肉植物~受難の時代第54章 森
林の破壊と復活~使いっぱなしから使
い続けへ第58章 観光~発展途上の産
業第62章 商品作物と資源作物~眠れ
る国有資源に光をコラム1 自然林との
共存を目指す~ボランティア サザンク
ロス ジャパン協会の取り組み
著書、学術論文等の名称
学術論文
その他
発行又は発表の年月
地域文化をはぐくむ自然環境
単
とその継承
進化の道すじをたどる恐竜展
~原始生命からマストドンま 単
で35億年のタイムトンネル
年度
H24.3
発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
国立民族学博物館調査報告103:
55-72
H24.7.8~20 大丸神戸店大丸ミュージアム
マダガスカル地域文化は、多様な自
然環境の中で育まれてきたが、近年の
自然環境の荒廃と社会環境の変化で
その継承が危ぶまれる。その様相を植
物と人との関わりから概説。
夏休みの啓蒙的展示企画を監修。恐
竜を前面に出しているが、生命誕生か
ら現在に至る生物進化の流れを進化
生物学研究所所蔵化石標本で示した。
会期中の入場者は3万人を数えた。東
京農業大学と東京情報大学を「協力」
として示した。