体 育 科 学 習 指 導 案

体
1
単元名
育
科
学
習
陸上競技
(リレー・ハードル走)
2
指導にあたって
指
導
指導学級
2年1・2組
1組
男子16名・女子16名
2組
男子16名・女子15名
合計
(1)題材観
案
指導者
32名
31名
教諭
安倍
和彦
教諭
佐藤
澪子
1)特性について
陸上競技は,走る,跳ぶ,投げる等の個人的な運動で ,「より速く走る 」,「より遠く
へ跳ぶ・投げる 」,「より高く跳ぶ」ことを狙いとし,自己の能力に適した課題の解決に
取り組んだり,競争したりする運動である。したがって,陸上競技では,自己の記録の向
上の喜びや競争の楽しさを味わうことができるようにすることが大切である。
リレーでは,バトンパスの技能が重要でバトンを渡す者と受け取る者がともにスピード
に乗った状態で,受け渡しが確実にできるようにすることが大切である。
ハードル走ではある特定の距離をその間に置かれたハードルを素早く走り越しながら,
より速く走ることがねらいである。自己の能力に応じたハードリングとインターバルのリ
ズミカルな走りを身に付けることに重点をおいた学習が大切である。
(学習指導要領より)
本校生徒の特性から与えられた課題には素直に取り組むが,主体的に課題を見つけてそ
の解決方法を考え出したり,練習を工夫したりすることが苦手であると考える。リレーや
ハードル走は,どうすればバトンパスがうまくいくか,どうすれば3歩のリズムでハード
ル間を跳ぶことができるか,などタイムを計ることにより課題を明確にできる題材である。
そこで,小集団での練習の中から,課題を話し合ったり,練習を工夫することで,主体的
に課題に取り組む姿勢を引き出すことができると考える。
2)生徒から見た特性
ラインを引いたり,ハードルをセットして置くと,生徒は何も言わなくても競争して走
ったり,ハードルを飛び越したりする。スターティングブロックを設置すればスタートを
競う。バトンを手渡せばバトンパスをしてリレーを行う。生徒の本能の中に競って走った
り,跳んだりしたいという欲求があるものと考える。しかし,能力の差が記録として明確
に現れるため,得意・不得意の意識が生まれがちである。また,肥満傾向の生徒は走るこ
とを苦手とし,苦痛に思っている生徒も多い。
(2)生徒の実態
1)関心・意欲・態度
体育の授業に対する意識は,ほとんどが体育の授業が楽しいと感じている。運動に対
しての関心も高く,昼休みにサッカーを楽しんでいる男子生徒も多い。
事前のアンケート結果から陸上競技を好んでいない女子生徒が多く,どちらからという
と嫌いとの回答が多かった。男子はどちらかというと好きとの答えが最も多かった。男女
の差が出ている。
種目別に見ると,男女とも短距離走・リレー・ハードル・走り幅跳びをしてみたいとい
う答えが多かった。色々な種目に挑戦したいという気持ちの現われと考えられる。
2)思考・判断
ほとんどの生徒が素直に練習課題に取り組んできている。しかし,自分から課題を見
つけたり,練習方法を工夫したりするまでには至っていない。仲間と協力したり,教え合
ったりする場面はあるが,人前で表現したり,発表したりすることが苦手な生徒が多いた
め,互いに課題を追求したり,アイディアを出し合うことはあまりない。
小集団の活動をとおして,それぞれの良い点,悪い点を話し合う時間をもち,自分たち
で考えながら練習したりタイムの測定を行い,思考力・判断力を向上させたいと考えてい
る。
3)技能
陸上部の生徒が男子8名,女子2名おり,長距離走で県大会に出場した男子生徒はい
るものの,学級全体としては運動能力はごく平均的である。
1年生では短距離走とリレーを中心に行ったが,教育実習の期間と重なり,基本的な技
能をしっかり身に付けるまでにはいたっていない。ハードル走は小学校で多少経験してい
るものの初めて扱うに等しいレベルである。個に応じた課題を設定し,ハードル走の楽し
さを伝えながら,基本的なフォームや振り上げ足,抜き足などの技能を身に付けさせたい。
4)知識・理解
リレーやハードル走を知らない生徒はほとんどいないが,そのルールや練習方法を知
っている生徒は少ない。学習カードや活動の場面を捉えて,テイクオーバーゾーンの使い
方や有効なバトンパスの方法,スタートの方法,ハードル走のルールなどを考えさせ,理
解させたい。
(3)指導観
陸上競技の楽しさには,競う楽しさと自己の記録を更新する楽しさがある。そこで,
競う楽しさを味わわせるために,場の設定を工夫し,精一杯の力を出し切った上で「誰が
勝つかわからない」場面を設定する。例えば,ハンディをつけて競わせたり,グループ編
成を工夫する。
自己記録への挑戦では,個人目標を明確に設定させ,記録を累積できるようなカードを
作成し,班の中で互いにアドバイスし合ったり,教師が支援し,本人が考えて練習できる
ような時間を設定したい。
また,ハードル走の基本的技能を身に付けさせるために,8種類の基本の運動を毎時間
行う。リレーでは授業の最後に400mRを行い練習の成果を記録として残すようにし,
次への目標設定に生かさせる。
以上のような取り組みをすれば,リレーやハードル走の楽しさを味わわせることができ,
他の陸上競技の種目にも関心をもつと考える。
3.研究主題との関連
進んで自己を表現し,かかわり合い,高めあう生徒の育成
∼課題に対する自分の考えや思いを記録にまとめ,
小集団活動によってねりあげていく学習をとおして∼
陸上競技の授業において,多くの女子生徒から走るのがつらいという声を耳にした。事
前アンケートの結果からも明らかとなった。そこで,希望の多かった種目であるリレーや
ハードル走を題材として,学習形態やグループ編成の工夫をとおして,より特性に触れさ
せ,苦手意識をもっている生徒に陸上競技の楽しさを知らせながら主題に迫りたい。
体育科の重点努力事項
グループ編成を工夫し,活動内容の中に,互いに認め合う場面を効果的かつ,意
図的に設定することにより,自己表現力を育てる。
以上「研究テーマ」「
・ 体育科の重点努力事項」を踏まえて,具体的な手立てとして,
次のように取り組む。
○「課題に対する自分の考えや思いを記録にまとめる」ために。
1.課題を明確にする。
①50m走の測定を事前に行い自己の走力を具体的に知らせる。
②目標タイムを設定する。
ハードル50H:50m走タイム+1秒(1台+ 0.2 秒)
③400mRを授業の終わりに毎回計り,班としての課題意識をもたせる。
2.学習カードを作成する。
①毎時間記録の累積ができるようにする。
②目標を具体的に表現できるよう工夫する。
③負担にならず継続できるよう工夫する。
④互いの記録を共有し,認め合うことを目指し,班ごとのカードを作成する。
○「小集団活動によって」
1.グループ編成の工夫する。
①50m走のタイムを基に各班の格差のない様に編成する。
②陸上部員に自覚をもたせ,分散させリーダーにする。
③生徒の実態から協力して練習できる班員構成を考慮に入れた編成にする。
○「ねりあげていく」
1.学習形態を工夫する。
①授業のはじめにハードル走の特性を考慮したサーキットトレーニングを設定する。
②ハードル走とリレーの練習に分けて構成する。
③授業の最後に400mRを班対抗で行う。
④200mのトラックを作成し,活動しやすい場を設定する。
⑤班長を中心に4名の小集団で全ての活動を行う。
⑥班長を中心に話し合う場面を学習活動の中に意図的に設定する。
以上のことから,リレーやハードル走の特性にできるだけ多く触れさせ,その楽しさ
を味わわせながら,自分の考えを発表したり,話し合いの中から作戦を立てたりして,
練習を工夫することができれば,より主題に迫れるものと考る。
4.単元目標
自己の能力に適した課題を設定して,その技能を高め競技したり,記録を向上させた
りすることができるようにする。
生徒の重点目標
(1)互いに協力して練習や競技をしようとする。(関心・意欲・態度)
(2)課題解決のために効果的な練習の仕方を工夫することができる。(思考・判断)
(3)自分の体力に適した種目の動きのポイントを身に付けることができる。(技能)
(4)各種目の競技ルールを理解し,競技の方法を知る。(知識・理解)
5.指導計画
1
10
20
30
40
オ
リ
エ
ン
|
テ
シ
ョ
ン
班
編
成
本時
2
8/5
3
4
5
6
7
8
9∼1 2
フットワーク・ストレッチ・サーキットトレーニング
H ・ハードリングの仕方・振り上げ
・記録会
R ・抜き足・1歩ハードル・3歩の
長距離走
・ペース走
リズム
・ミニ駅伝
・コース
M ・バトンパスの仕方・ジョックから
R のバトンパス・テークオーバーゾ
ーンの使い方
・各班の反省・MVPの発表
・次の授業の目標
・記録会
ジョック
・チーム練習
6.本時の指導
(1)題材名
「リレー・ハードル走」
(2)本時のねらい
①自己課題(ハードル走)や班の課題(リレー)を考えて,工夫して練習した
り測定することができる。(思考・判断)
②5台のハードルを3歩のリズムで跳び越して走りきることができる。(技能)
③テイクオーバーゾーンを有効に使い正確なバトンパスができる(技能)
④安全に配慮した練習や測定の方法を理解する。(知識・理解)
(3)準備物
学習カード,ハードル30台,ミドルハードル5台,ミニハードル20台
ラダー2本,ストップウォッチ10個,バトン16本,雷管2台,
(4)学習過程
(5)評
別紙
価
①自己の課題を意識した練習を工夫したり,測定することができたか。
②50mHを3歩のリズムで最後まで走りぬくことができたか。
③抜き足を大きく前に踏み込むことができたか。
④テイクオーバーゾーン内で正確にバトンパスができたか。
⑤自分の課題について,発表することができたか。
⑥安全に留意して練習や測定ができたか。
7.特に指導を受けたい事項
(1)本校はT・Tの学習形態をとっている。T1とT2の具体的な役割はどうある
べきか。より効果的に指導するためにはどのような配慮が必要であるか。
(2)本校は班の学習カードや個人評価カードを活用しているが,記入させる時間の
有効的な確保の仕方はどうあるべきか。また,自己評価能力の向上をどう図ってい
くべきか,具体的なよい手立てはどうあるべきか。
以上ご指導よろしくお願いいたします。
(4)学習過程
段階
及び
時間
支 援 上 の 留 意 点
学 習 活 動
形態
予想される生徒の反応
1,フットワークトレーニング
2,チームごとに体操
導
入
10
分
3,サーキットトレーニング(8種類)
T・1
T・2
1組の様子を見る
2組の様子を見る
C生徒への配慮
協力して活動しているか。
(関心・意欲・態度) 《観察》
工夫した練習ができているか。
(思考・判断)《観察》
4,班に分かれて自分たちで練習する。
4,個人の課題を意識した練習になるよう声がけをする。
まず班長をとおして課題を明
確にしてから声がけする。
5,整列 あいさつ
5,きちんと整列してあいさつをする。
5,服装をきちんとして元気よくあいさつをさせる。
全体に話しけるようにし気付
かせる。
6,きちんとした姿勢で本時の流れを聞き,確認
する。その後班長中心に話し合う。
6,聞く姿勢を正し,わかりやすく 6,姿勢や健康状態が気になる
説明する
生徒に声がけする。
一斉
ハードル走を中心に指導・助言
6,きちんとした態度で話を聞き理解
できたか。(理解)《観察》
リレーを中心に指導・助言
7,練習の場所にすばやく移動する。班長が中心
となり練習場所に移動する。
走力のない生徒に対して,
嫌がる生徒はハードルの高さ
8,自分の技能に合った練習を積極
や距離の恐怖があると考え 有効なバトンパスはどんなバ 無理のない課題を設定す
的に行っていたか。
る。できるハードルを選択させ トンパスかを考えさせたい。 るよう示し,具体的に個別
(関心・意欲・態度)《観察》
ハードル走
リレー
指導する。
る。
女子がハードル⇒リレー
男子がリレー⇒ハードル
ハードル走
評価の視点及び評価方法
1∼3,班長を中心に活動する。体力の劣ってい 1,リーダーを中心に活動するよう声がけをする。班単位で取
る生徒が遅れがちになるのことが予想される。 り組む大切さに気付かせ,遅れがちな班員のことを考えさせ よい点を個別に励まし,声が
班毎
け意欲を喚起する。
る。
7,ハードル走とリレーに分かれての練習
リレー
・止まっての
・またぐ足が一定でない。 ・正確にパスできない。
バトンパス
・ジョギング∼
・抜き足をすぐ近くにつく。 ・適切な距離がつかめない。
・一歩ハードル
バトンパス
・3歩のリズム
・スピードラン∼
・同じスピードで走れない。
・怖くなり5歩になる。
ハードル
バトンパス
班毎
・ハードルの
・T0ゾーンの
・走り出すタイミングが
・膝をぶつけるおそれがある。
抜き足
バトンパス
つかめない。
・ハードルの
・コースでの
・コーナーで膨らんでしまう。
・外から振り上げる。
振り上げ足
バトンパス
・色々なインター ・作戦を立てての
・高いレベルに挑戦しようとする ・走る順番を考える。
バルに挑戦
バトンパス
班長が中心となり班としての課題や個々の課題
班長を中心に課題を選択し,協力し
を話し合い,具体的にどんな練習をすべきか,互
て練習したり,測定したりする。
いに意見交換をする。
・ジョギングからの
ハードリング
ま
と
め
10
分
教師による支援・指導
4,復習練習
6,本時の活動内容の流れの確認
し,班で練習内容を話し合う。
展
開
30
分
評 価
振り上げやすい足をあげさせる。
掛け声をかけて正確にパスさせる。
・班員と協力して練習できているか。
(意欲・関心・態度)《観察》
・自己の課題を克服するための練習
課題を具体的に示し,手
4人で合わせられるスピードを考
を工夫しているか。(思考・判断)《観
3歩のリズムをつかませる。 えさせる。
本となる生徒の試技を見
察》 ・
せ,個別にポイントを助言し
ハードルのインターバルを3歩で越
ひざの直角に引き上げる方法
マーカーを置いて走り出させる。 ながら段階的に指導す
えているか。(技能)《観察》
を意識させる。
る。
・リレーでテイクオーバーゾーン内で
正面を向いて振り上げる事を
右手の使い方を考えさせる。
有効にバトンパスができているか。
意識させる。
(技能)《観察》
スピードをつけ遠くから踏み切 走力を考えての順番を考えさせる。
らせる。
タイムが伸びない原因はどこにあるのか。個々の考えを出し 他の人の良さに気付かせ, 班員の意見を参考にして,個々に課題
合い,まとめ,練り上げ,課題克服につながるような話し合い 班員ともに考えさせ,班長と 意識をもち,課題克服のための取り組
歩調を合わせて助言する。 みになっていたか。(思考・判断)《観察》
になるよう助言する。
一歩のリズムをつかませる。
前後の間隔や走る位置を考えさせる。
8,リレー大会(男女別400mR)
8,走るコースに分かれる。戸惑ったり,どこに移 8,第1走∼第4走整列させる。見学欠席の場合は班で調整 走力の劣る生徒のいる
8,班の課題を明確し,作戦を考え
動してよいかわからない者が出ることが予想され または班外から助けをもらう,など調整する。目標を持たせて チームにはハンディーを与 てリレーができたか。(思考・判断)
作戦を立てさせる。
る。
え意欲をもたせる
《発表》
9,集合整列
9,整然と整列する
9,リーダーを前にして整列するよう指示をする
10,本時の反省
(班の代表者が発表する。)
10,班の代表者が,大きな声で発表する。
10,要点をまとめて,班で頑張っている生徒を発表するよう
声がけをする。
11,教師の話,次の授業の予告
11,きちんとした姿勢で聞く。
11,本時のまとめの話
12,終わりのあいさつをする。
12,元気に大きな声であいさつをする。
12,生徒のあいさつを確認してからあいさつをする
一斉
10,要点をまとめて大きな声で発表
できたか。(思考・判断)《発表》
11,気付いたことの補足
12,きちんとした態度で聞くことがで
きたか(関心・意欲・態度)《観察》
陸上競技アンケート調査
年
平成15年4月28日(月)
組
本日中
番氏名
陸上競技の授業をすめる上で皆さんの考えをおさえて授業を進めたいと思います。正
直な皆さんの考えを書いてください。
好きな順位を書きなさい。
・陸上
・水泳
・バレー
・卓球
・バドミントン
・バスケット
(
)
(
)
(
) (
)
(
)
(
)
①.あなたは,陸上競技が好きですか。
①.大変好き
②どちらかというと好き
(
)
(
)
その理由
③どちらかというと嫌い
(
)
④嫌い
(
)
②.陸上競技のなかでやってみたいあるものに○をつけなさい。何個でもよい。
・短距離走(100m・200m) ・リレー
・ハードル走
(
)
(
)
(
)
・走り高跳び
・走り幅跳び
・長距離走(・駅伝・マラソンなど)
(
)
(
)
(
)
③.陸上競技の授業であなたは何を学びたいと思いますか。 目標や願いを書くなさい。
④.石巻市の陸上大会や駅伝大会の選手として出場したいと考えていますか
1.いいえ
2.は
い
具体的な種目( 何種目でもよい)
ハードル50m走インターバルと評価
①ハードルの台数
5台
②ハードルの高さ
56cm∼60cm
③インターバル
レベル1
S∼第1H=11m,インターバル5m,
レベル2
S∼第1H=11m,インターバル5.5m, 第5H∼G=17m
レベル3
S∼第1H=11m,インターバル6m,
レベル4
S∼第1H=11m,インターバル6.5m,
レベル5
S∼第1H=11m,インターバル7m,
第5H∼G=11m
レベル6
S∼第1H=11m,インターバル8m,
第5H∼G=7m
レベル7
S∼第1H=11m,インターバル8.5m,
評定
女子
第5H∼G=19m
第5H∼G=15m
第5H∼G=13m
第5H∼G=5m
男子
2
レベル1
レベル1∼2
3
レベル2∼3
レベル3∼4
4
レベル4∼5
レベル5∼6
5
レベル6
レベル7
④評価について
チャレンジした者は評定2とする,チャレンジしないものは残念ながら1となる
3歩のリズムで走りきる事を指導の目標とする。
陸上サーキットトレーニング
① ラダー練習1 小刻み走(右横ー中ー左横) ② ラダー練習2
③ もも上げ走(ミニハードル)
④大またそう(ミニハードル)
こまくは早く
大またでまたぎ越す
⑤1歩ハードル ハードル横に倒す
間隔3m
⑥3歩ハードル ハードルを立てる
間隔4m
⑦3歩のリズムハードル
間隔5m
⑧抜き足練習
間隔5m
振り上げて抜く
ツイストターン
間隔1.5m
陸上競技 自己評価カード 年 組 番氏名
陸上の授業の中で自分が目標としていたこと
秒
50m
900m 分 秒
600m 分 秒
シャトルラ
ン
回
50mH
評価
の
指標
A:大変よくできている(4点) B:よくできている(2点)
C:まだ不十分である(1点)
服装はいつもきちんとしている。
関心 各種目の準備を進んで行っている。
意欲 フットワークやサーキットなどしっかり行っている。
態度 整列を整然とし,きちんとした挨拶をしている。
自己の記録更新をめざし,自己の最大限の力を発揮しようとする。
よりよいスタートの仕方やフォームを考えて練習している。
より速く走るための工夫している。
思考
ハードル走の自分の能力にあったインターバルの設定を工夫できる。
判断
長距離走において,自分に合ったペースを見つけ長く走り続ける工夫ーをしている。
リレーにおいてバトンパスや走り出しのタイミングなどを考えて練習している。
短距離走においてクラウチングスタートができる。
スタートダッシュ⇒中間走⇒フィニッシュの一連走りができる。
ハードル走において一歩ハードルができる。
ハードル走において,インターバルを3歩のリズムで飛び越すことができる。
ハードル走において,低く飛び越すことができる。
技能
リレーにおいて,走ってのバトンパスができる。
リレーにおいて,テイクオーバーゾーンを有効に使ってバトンパスができる。
リレーにおいて,受け取る相手の走力に合わせて走り出す事ができる。
1500m,600m,を自分のペースで走りきる事ができる
校内駅伝大会において自分の最大限の力を発揮して走る事ができる。
スタートのルールやその方法がわかっている。
ハードル走のルールやその方法について理解している。
知識 リレーのルールやその方法を理解している。
長距離走のルールやその走り方を理解している。
陸上競技の楽しさについて理解している。
氏名
結果
感想
頑張っていた人は誰:その理由
秒
自己
評価
総合点
陸上学習カード(リレー・ハードル走)
班目標
1時間目
2時間目
オリエンテーション 軽いハードリング
グループ編成
・ジョギングからの
学 補助運動
ハードリング
習 3歩のリズム
内
容 バトンパス練習
バトンパス練習
・その場
・疾走しながらの
・ジョギングしなが バトンパス
ら
班の目標タイム
秒
氏 名
目標50mH
秒
個人目標
年 組 班
3時間目
4時間目
班長(
5時間目
)
6時間目
1歩のハードリング 抜き足の練習
3歩のリズム
(振り上げ足
・腕の使い方
・状態の前傾)
レベルを選択して
の50mHの測定
テイクオーバー
有効なバトンパス
ゾーンの中でのバ (走り出しのタイミ
トンパス
ング)
トラックを使っての 記録会
バトンパス
記録会
400mR 秒
400mR 秒
400mR 秒
400mR 秒
400mR 秒
400mR 秒
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
役 割
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
氏 名
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
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レベル( )
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
目標50mH
秒
個人目標
互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
役 割
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
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満足度 3 2 1
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満足度 3 2 1
氏 名
レベル( )
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レベル( )
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50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
目標50mH
秒
個人目標
3
互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
役 割
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
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氏 名
レベル( )
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レベル( )
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レベル( )
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50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
目標50mH
秒
個人目標
互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
役 割
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
氏 名
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
レベル( )
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
50mH 秒
目標50mH
秒
個人目標
互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や 互いに協力して準備や
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
練習ができたか
役 割
班
の
反
省
教
師
よ
り
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
満足度 3 2 1
(4)学習過程(雨天の場合)
段階
及び
時間
支 援 上 の 留 意 点
学 習 活 動
形態
予想される生徒の反応
1,フットワークトレーニング
2,チームごとに体操
導
入
10
分
3,サーキットトレーニング(8種類)
T・1
T・2
1組の様子を見る
2組の様子を見る
C生徒への配慮
評価の視点及び評価方法
1∼3,班長を中心に活動する。体力の劣ってい 1,リーダーを中心に活動するよう声がけをする。班単位で取
る生徒が遅れがちになるのことが予想される。 り組む大切さに気付かせ,遅れがちな班員のことを考えさせ よい点を個別に励まし,声 協力して活動しているか。
がけ意欲を喚起する。
(関心・意欲・態度) 《観察》
班毎
る。
まず班長をとおして課題を
工夫した練習ができているか。
明確にしてから声がけす
(思考・判断)《観察》
る。
全体に話しけるようにし気
付かせる。
4,班に分かれて自分たちで練習する。
4,個人の課題を意識した練習になるよう声がけをする。
5,整列 あいさつ
5,きちんと整列してあいさつをする。
5,服装をきちんとして元気よくあいさつをさせる。
6,きちんとした姿勢で本時の流れを聞き,確認
する。その後班長中心に話し合う。
6,聞く姿勢を正し,わかりや 6,姿勢や健康状態が気にな
すく説明する
る生徒に声がけする。
6,きちんとした態度で話を聞き理解
できたか。(理解)《観察》
7,リレーのバトンパスの練習練習
7,体育館を横に使い班毎に練習する。
男子を中心に指導・助言
7,練習場所を工夫し,安全に練習
しようとしているか。
・止まってのバトンパス
・正面を向いたまま「はい」の声で正確なバト
ンの受け渡しをする。
バトンを見ないで受け渡しができるためにはどうすべきか考
えさせる。
手の出し方や受け渡し方
を個別に指導する。
場所が限られているので,場所の使い方を工夫させる。
一緒に走り出しのタイミン
安全に配慮して練習ができている
グを考えて,マークの位置
か。(思考)《観察》
を調整する。
自分に合ったインターバル
を知らせる。
一斉
・走りながらの正確なバトンパスをする。
・ジョギングからのバトンパス
ま
と
め
10
分
教師による支援・指導
4,復習練習
6,本時の活動内容の流れの確認
し,班で練習内容を話し合う。
展
開
30
分
評 価
・マークをつけての走り出し
・走り出すタイミングをマークをつけて練習す
班毎 る。
女子を中心に指導・助言
正確なバトンパスができているか。
走りながらの動きをイメー (技能)《観察》
同じスピードで同じ間隔を維持して走ることに気付かせたい。 ジさせ他の班の動きを見
せる。
8,一歩ハードルの練習
8,体育館を縦に使い,2班ことに練習する。
ハードルの間隔を3m∼30cm考慮し,30mずつ広げていく。
・抜き足練習
・ジョギングからの抜き足の練習をする。
ひざを直角に曲げ,抜き,前に振り出す意識をもたせる。
・1歩ハードル走・測定
・1歩のリズムで走りぬける。測定測定をす
る。
測定のときは1組が最初で,2組が測定とする。役割を明確
にし測定する。スタートの合図とストップウォッチの使い方を
指導する。
9,集合整列
9,整然と整列する
9,リーダーを前にして整列するよう指示をする。
10,本時の反省
(班の代表者が発表する。)
10,班の代表者が,大きな声で発表する。
10,要点をまとめて,班で頑張っている生徒を発表するよう
声がけをする。
11,教師の話,次の授業の予告
11,きちんとした姿勢で聞く。
11,本時のまとめの話
12,終わりのあいさつをする。
12,元気に大きな声であいさつをする。
12,生徒のあいさつを確認してからあいさつをする
一斉
11,気付いたことの補足
ハードルの上で1度とめて
自分に適したインターバルを見つ
部分的に指導する。
け,走りきることができたか。
(技能)《観察・学習ノート》
自分に合ったレベルを選
択させ,個別に指導する。
10,要点をまとめて大きな声で発表
できたか。(思考・判断)《発表》
T2が個別に声がけをし,
意欲を喚起する。
12,きちんとした態度で聞くことがで
きたか(関心・意欲・態度)《観察》