1.技 術 中東地域 2.事 業 名 3.1.18 セネガル国マメル海水淡水化施設

1.技
術
中東地域
2.事 業 名
3.1.18 セネガル国マメル海水淡水化施設整備事業準備調査支援
3.キーワード
FS 調査、技術情報、海水淡水化
4.目的
セネガル国のダカール州こは全人口の約 23%に当たる 300 万人が居住し、産業
活動の 80%が集積している。1980 年代に当初 30 万人規模を想定して作られた都
市インフラはキャパシティを大きく超過している。
5.内容
これに対し、水資源開発は人口増加に対応できておらず、また、送水配管の破
損による長期の断水が発生しで慢性的な水不足に悩まされている。セネガル政府
は「ダカール首都圏及び petite Cote 地区の給水マスタープラン」
(修正最終成果
報告:2015 年 2 月)を策定しており、このマスタープランに基づき、日本に「マ
メル海水淡水化施設整備事業」への支援要請がされた。
この要請に基づき、国際協力機構(JICA)が実施した事前調査の結果を受けて、
マメル海水淡水化施設整備事業について、海水淡水化施設の概念設計、事業費、
事業実施体制、運営・維持管理体制、環境及び社会面の配慮等、日本の有償資金
協力事業として実施するための審査に必要な調査を行うものである。
財団の担当分野は海水淡水化施設の取水設備から送水施設までの概念設計、事
業費等の調査・検討に関して技術支援を行うものである。
6.成果
1 月下旬から 2 月末までの現地調査に参画し、海水水質、取水海域、施設建設
場所等の立地条件を調査したほか、現地サイドの希望する施設規模についても聴
取し、中間報告に向けてとりまとめ作業を行った。
本調査の期間は平成 26 年 12 月下旬から平成 27 年 10 月 1 日の予定である。
7.参照 日本工営(株)からの委託事業