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2013年版 - 社会福祉法人 伸こう福祉会

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2013
SOCIALWELFARE
FOUNDATION
SHINKO
FUKUSHI KAI
ANNUAL REPORT
社会福祉法人 伸こう福祉会 アニュアルレポート
[2013年 4月]
SHINKO FUKUSHI KAI
ANNUAL REPORT
2013
本報告書では、社会的責任の国際規格 ISO26000 における 7 つの中核主題
(下図)の視点を組み入れた構造で、皆さまへの報告を行っております。
人権
コミュニティへの参画
及びコミュニティの発展
労働慣行
組織統治
消費者課題
環境
公正な事業慣行
理事長メッセージ .....P3
CSR に基づく伸こう福祉会の取り組み .....P16
基本理念 .....P4
お客さまとともに .....P17
2012
I
N
D
E
X
2
年度品質目標で見る伸こう福祉会 .....
CHALLENGE1
よりよき住環境を
人生の先輩たちと後輩たちに捧ぐ .....P8
CHALLENGE2
医療連携体制の強化 .....P10
CHALLENGE3
ISO を通じた基準の整備 .....P11
CHALLENGE4
新規施設の開所に向けた準備 .....P12
CHALLENGE5
地域社会への発信 .....P14
P6
地域社会とともに .....P20
スタッフとともに .....P22
財務ハイライト .....P28
ISO9001 更新審査報告 .....P30
メディア掲載一覧 .....P34
施設一覧 .....P35
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
MESSAGE
FROM THE CHIEF DIRECTOR
私たちがめざすものは、お客さまに選んでいただける、
「価値のあるサービス」です。
お客さまに「選んでいただく」ため、
「選んで良かったと思っていただく」ため、
2012 年度は様々なことに取り組みました。
1999 年 3 月に誕生した伸こう福祉会は、2013 年度で第 16 期目を迎えます。16 年という
と、赤ちゃんが義務教育を終え、高校生になるぐらいの時間です。そう考えますと、2012
年度の伸こう福祉会は、さながら大人と子供のはざまで、戸惑いつつも新たな世界に少し
ずつ足を踏み入れようとしている「中学 3 年生」のようなものでしょうか。
実際、2012 年度は伸こう福祉会にとって、新しいスタートのための準備の年でした。
「お客さまに選んでいただける価値のある」組織となるために、初の試みであるミュージカ
ル公演の準備で 4 月が始まり、めまぐるしく3 ヶ月が過ぎ、その勢いで 6 月の本番を迎えま
した。7 月以降は、次年度に開所する 4 つの施設の準備が待っていました。それぞれの施
設のコンセプトづくりや職員の採用活動…。忙しいながらも、楽しい仕事でした。
2013 年度は、この 4 施設の開所でご利用者の数もスタッフの数もぐんと増える予定です。
そうした日々の中で、少しずつ法人の課題や強みが見えてきました。数年前からの課題で
あった同一地域内の事業所間連携は、組織体制をエリアで区切る「エリア制度」を導入
することで強固なものになりました。同じく課題であったスタッフの採用から教育までの流
れについても、円滑に行えるようになってきました。
また、
「職員の多様化」や「企業とのコラボレーション」などの新しいチャレンジによって、
来る超高齢化社会の中で法人が進むべき方向性が少しずつ明確になってきました。これ
らの試みについては、次年度以降もしっかりと継続していきたいと考えております。
2012 年度は、介護事業で 47 人のご利用者とのお別れがありました。その内の多くの方
は、クロスハートの成長を最初からずっと見守ってくださった方々です。
そして保育事業では、69 人の園児が卒園していきました。その内の 27 人は、法人が初
めて保育事業に参入した 2007 年の 4 月に、0 歳児として入園したお子さんたちです。
私たちは、ご利用者やご家族、地域、関係先から教えていただいた様々なことを胸に、また
次の年もしっかりと成長していきたいと思っています。どうぞ皆さまのお力添えをよろしく
お願いいたします。
社会福祉法人 伸こう福祉会
理事長メッセージ
理事長
3
PRINCIPLE
すべてのよきものを
人生の先輩たちと後輩たちに捧ぐ
私たちは、お客さまに「すべてのよきもの」を捧げることで、
その方がより豊かな生活を送れるように、働きます。
私たちは、
「保育」と「介護」という仕事を通じてお客さまの人生の「最初と最後」を支えます。
基本理念
4
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
基本理念
5
CHALLENGES
SHINKO FUKUSHI KAI 2012
2012 年度品質目標で見る
伸こう福祉会
今年度、伸こう福祉会では法人全体で 5 つの品質目標を掲げ、
各々の課題に取り組みました。
よりよき住環境を
人生の先輩たちと
後輩たちに捧ぐ
医療連携
体制の強化
ISO を通じた
基準の整備
新規施設の開所
に向けた準備
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地域社会
への発信
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よりよき住環境を
人生の先輩たちと後輩たちに捧ぐ
私たちのサービスをご利用して下さっている高齢者や園児たちにとって、
施設や園はホーム(家)そのものです。いつでも安心して過ごせる住環境を。
それが、ホームをつくる私たちの役目です。
クロスハート湘南台・藤沢
「クロスハートスタイル」の徹底
正しい環境整備を行うために
私たちは、環境整備を法人の姿勢そのものと捉え、空いた時
「クロスハートスタイル」とは、スタッフ自身の身だしなみや言
間ではなく業務時間内の 30 分間を環境整備に充て、スタッフ
葉遣い・マナーなどの環境整備の基準です。“伸こう福祉会らし
個々に決められたエリアの「規律」
「清潔」
「整頓」
「安全」
「衛
いサービス”を提供するためのユニフォームや名札の着用方法、
生」を整えることを義務としています。30 分間の環境整備を
ヘアスタイルやメイクの基準、そして話し方や立ち居振る舞いの
行ったスタッフは、チェックシートに実施記録を記入し、異常の
あり方など、スタッフが守るべき約束事として、全スタッフに配布
早期発見に努めます。
している「スタッフ手帳」の中に記載しています。
自分の担当エリアに貼る表示カード
今年度はその基本に立
新入職時の研修では、
どうしてこの基準が“伸こう福祉会らしい”
のか、どうして守らないといけないのかを説明します。
ち返るために、全スタッフ
が年に 1 回必ず受講する
「全スタッフカレッジ」に
おいて、鍵山秀三郎氏の
『掃 除 道』
(DVD)を視 聴
し、
「環境整備=掃除」ではなく、
「環境整備=お客様を取り巻
くすべての環境を適切に整えること」だと、改めて学びました。
「よりよい住環境とはどのようなものか」
、
「より
DVD 視聴後は、
よい住環境をお客様に提供するために私たちがすべきことは何
か」といったテーマでグループ討議を行いました。その中ででた
年度品質目標で見る伸こう福祉会
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意見として、よりよい住環境とは「スタッフの業務都合ではなく、
この「クロスハートスタイル」を徹底するために、年度前期の
お客様のために整えられた空間」
「生活空間は勿論、お客様に
1 ヶ月ごとに「この月に特に意識して守るべきスタイル」のテーマ
一番近い環境であるスタッフ自身も適切に整えられていること」
を決め、ポスターを作成して全施設に配布しました。ポスターの
「ご利用者も来客も業者もスタッフも、誰もが不愉快にならない
表面には守るべきスタイルをビジュアルで分かりやすくしたもの
環境」であること、私たちがすべきことは「ご利用者やスタッフの
を、裏面には「あるべき姿」
「よくない姿」を記したチェックリスト
気持ちにいち早く気づく力をつける」
「一人一人、一つ一つを大
を載せ、施設内に掲示をするとともに、スタッフ会議などでセル
切にする」
「環境整備をすることで心を整える」などが挙げられ
フチェック・相互チェックができるようにしました。
ました。
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
クロスハート十二所・鎌倉
「きれいの専門家」を育成する社内カレッジ
「きれい」に対するスタッフの意識を高め、施設内環境の更なる
向上を図るため、以下の 4 つのマスターカレッジを行いました。
福祉用具
ケアマスター
ルームメイク
マスター
水回りクリーニング
マスター
プランツマスター
福祉用具の基礎知識と使用意義を学び、
福祉用具の選定や活用ができるようになる
クロスハート石名坂・藤沢
伸こう福祉会らしい設えや気づきの心を学び、
自施設の環境を適切に整えるための知識・技術を
習得する
水回りクリーニングの基礎知識と技術を学び、
自施設のトラブル回避、
トラブル予測に対応する
ことができるようになる
植物育成に必要な基礎知識と技術を学び、
植物の特性や人に与える効果を理解することが
キディ鵠沼・藤沢
できるようになる
この 4 つのカレッジは、知識のみを学ぶ座学での聴講研修で
はなく、現場において活かすことができる技術を習得するための
実践研修です。外部からそれぞれの専門家を講師に招き、講師
との事前打合せや施設見学、イメージの共有をした上で、研修
に臨みました。ルームメイクマスターについては、法人が設立当
初から大事にしてきたことを皆が受け継いでいくという視点の
元、法人内スタッフにより内部講師を採用し、介護部門・保育
研修後は、研修効果を測定するための小テストを行い、また
研修で学んだことを各現場で活用してもらうために事後課題の
設定を行いました。
法人内で働く常勤スタッフ
(事前に希望するマスターカレッジを一つ選択)
[ 受講人数 ]
福祉用具
ケアマスター
42
56
ルームメイク
マスター
水回りクリーニング
マスター
プランツマスター
48
58
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年度品質目標で見る伸こう福祉会
部門それぞれにおける重点項目についての講義を行いました。
[ 受講対象 ]
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医療連携
体制の強化
2012 年 4 月の介 護 報 酬 の改 定は、医 療・介 護
サービスの提供体制の効率化・重点化と機能強
化を求めるものです。
医療と介護が連携した隙間のないサービスを提供
するために、以下の取り組みを行っています。
ナースミーティングの様子
訪問診療・訪問看護との連携
「ナースミーティング」の実施
伸こう福祉会の介護施設は、
「関東訪問診療ネットワーク」と
「医療法人コムニカ」の各クリニックと連携し、医療サービスを
提供しています。関東訪問診療ネットワークは、伸こう福祉会の
グループ会社でもあり、在宅医療を行う8 つの医療法人をもつ
関東の 1 都 3 県に展開しているネットワークです。
「医療法人コ
ムニカ」は横浜市南部を中心に在宅医療を行う医療法人で、法
2011 年度より、毎月 1 回、法人内の看護師が集まり、各自の
人設立時から伸こう福祉会の医療を担ってくれています。これら
看護スキルを高めるための「事故予防」
「救急救命」
「コミュニ
の全クリニックでは、厚生労働省が定める「在宅療養支援診療
ケーション」などの研修を行っています。また、このミーティング
所」の認定を受け、24 時間・365 日体制で、往診・スタッフへの
は、1 事業所あたりの配属人数が少ない看護師たちにとって、研
指示・救急搬送などを判断・対応して下さいます。
修の場であると同時に、同職種だからこそ共有できる悩みや情
こうしたグループ内の強い連携により、クリニックの医師や看
報を交換しあう場でもあります。参加者からは、
「他の施設での
護師と、施設の介護スタッフや看護師・その他の専門職がご利
事例の対応方法が、自施設でも応用できる」
「現場では看護師
用者の健康状態や日常生活の様子を密に共有し合うことが可
が一人なので、同じ職種同士の悩みや思いを共有できるからあ
能となります。今後の課題として、グループホームでの看取りを
りがたい」などの意見が挙がりました。今後の展開として、他職
進めていく中で、更にスムーズな訪問医療との連携が必要に
種も交えた事例検討会を視野に入れています。
なってくると思われます。
ナースミーティング内でまとめた「クロスハートの看護方針」
時にはリスクを抱えても
コミュニケーション重視のチームケア
ご利用者やご家族の希望を叶える最大限の努力をします。
ご利用者を中心において、連携を大切にします。
看護師がいるからこそ、ご利用者の生活の可能性が広がるように。
法人内の看護職同士連携を図り、共に助け合います。
過度に医療に頼りません
ナースとして日々精進
ご利用者・ご家族が望まれるときには、
ケアの質の向上のために、改善点や問題点を提言し、
出来る限り自然な看取りケアを実施します。
解決に向かって行動し、チームとスタッフの成長のために尽力します。
安全に十分な配慮をしながらも、
年度品質目標で見る伸こう福祉会
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生活の場であることを大切にします。
他職種とのコミュニケーションを密にし、
専門職として、日々新しい情報や知識を学んでいきます。
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
ISO を通じた
基準の整備
私たちは、各 施 設で品 質マネジメントシステム
「ISO9001」の認証を取得しています。
ケアや保育などのサービスのみに限らず、事務作業
や職員研修などにおいても、行うべきことの計画を
、絶対にやり抜くという強い意志で実
立て(Plan)
、その結果を検証し(Check)
、問題に対
施し(Do)
というPDCA サイクル
する解決策を出す(Action)
を意識しています。
全社会議の様子
目標の設定と振り返り
ISO9001 更新審査結果報告
毎年、全社品質目標を立てます(本アニュアルレポート記載の
伸こう福祉会では、よりよいサービスをご利用者の皆さまへ
Challenge1 ~ 5 が 2012 年度の品質目標)。その品質目標を基
提供するための仕組みをつくり、第三者の目線で評価をしてもら
に、各エリア(各施設)
・各室で実行計画を作成、更にそれに基
うため、ISO9001 の認証を取得し、更新を重ねています。
づいた個人の行動目標や業務設計を設定し、その結果を半期に
2012 年 10 月 10・11 日には、第 4 回目となる更新審査が行
一度振り返ります。
われました。対象となったのは、法人本部及び 2011 年度に開
また、月に1 度、法人内の全
所した「クロスハート十二所・鎌倉(グループホーム、デイサー
施設長が集まる「全社会議」
ビス、小規模多機能型居宅介護)
」
「クロスハート鶴見・横浜
を開催し、実行目標の遂行に
(グループホーム、小規模多機能型居宅介護)」を除く25 の介
向けた経過を報告・検証し、
護事業所です。本紙 P30 ~ 33 に、審査報告を記載しています
より良いサービスに繋がるよう
ので、あわせてご覧ください。
に改善を重ねています。
2012 年度「経営計画書」より
結果概要
社会福祉法人伸こう福祉会は、初回認証より約 12 年を経過し、第
4 回更新審査を実施した。1999 年に法人が設立され、最初のグ
ループホーム「クロスハート中・横浜」開設後、毎年、新規事業所が
開設され、品質マネジメントシステムに含まれる事業所は、現在 25
事業所までに成長している。審査の結果、4 件の不適合が検出さ
事業拡大に伴い、管理者の養成が急務になっている。正職員のほか
非正規従業員の雇用もあり、人事制度の整備も進められてきてい
る。品質マネジメントシステムに大きな変更はない。適用を除外する
項目はなく、全項目が適切に適用されていることを再確認した。
食材の受け入れについて
年度品質目標で見る伸こう福祉会
れた。
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新規施設の開所
に向けた準備
2012 年 7 月、京王グループの京王ウェルシィステージ株式会社からの運営
受託事業、介護付有料老人ホーム「アリスタージュ経堂」
(東京都世田谷
区)がオープンしました。来年度には、認可保育園「キディ古市場保育園」
(川崎市幸区)
、
「キディ石川町・横浜」
(横浜市中区)
と、特別養護老人
ホーム「クロスハート幸・川崎」
(川崎市幸区)のオープンを予定しています。
キディ石川町・横浜 工事現場の様子
企業と連携した運営の「アリスタージュ経堂」
介護付有料老人ホーム「アリスタージュ経堂」の介護居室が
あるフロアにおいて、初めての「企業からの運営受託事業」とし
て、介護サービスの提供を始めました。
施 設 の 名 前 である“アリスタージュ(ARISTAGE)”とは、
aristo-(最上の)とage(時期・時代)を組み合わせた名前で、
ご利用者にとって人生最高の時を過ごすにふさわしい住まいを
目指すという意味が込められています。また、この事業は伸こう
福祉会にとって初めての都内進出でもあります。
今年から始まったばかりの事業で慣れないことも多いですが、
所在地/東京都世田谷区経堂 3 - 20 - 22
伸こう福祉会スタッフ 13 人(介護士 8 人、看護師 5 人)で、ご利
事業形態/介護付有料老人ホーム
用者に快適な毎日を過ごしていただけるよう努めています。
施設概要
構造/鉄筋コンクリート造 7 階建
戸数/一般居室 116 戸 介護居室 30 戸
事業主体/京王ウェルシィステージ株式会社
(京王電鉄株式会社 100%出資)
来年度開所施設に向けた準備
キディ古市場保育園
2013 年 4 月 1 日開所
昭和 24 年に開設された川崎市立古市場保育園の建替民営化事業で、2011 年 9
月に伸こう福祉会が運営法人に選定されました。長らく地域に根付き、在園児・
保護者が現に利用している保育所を引き継ぐため、開園後もスムーズな保育サー
年度品質目標で見る伸こう福祉会
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ビスが提供できるよう、2012 年 10 月より園長予定者をはじめ 9 人の保育士が仮
園舎で保育にあたり、既存の職員から引継ぎを受けながら園児・保護者との信頼
関係の構築に努めています。
完成予想図
施設概要
所在地/神奈川県川崎市幸区古市場 2 - 97 事業形態/認可保育所
構造/鉄筋コンクリート造 2 階建 延床面積/ 919.93 ㎡ 定員/ 130 人
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
クロスハート幸・川崎 安全祈願祭の様子
キディ石川町・横浜
2013 年 4 月 1 日開所
JR 京浜東北線・石川町駅の高架下に開設予定の、法人で初めての横浜市内認
可保育所です。本件は、待機児童解消を目指す横浜市、子育て支援事業を行う
JR 東日本、そして伸こう福祉会の三者が協力して保育所を設置する事業です。建
物は JR が建設・所有し、伸こう福祉会は建物を JR から賃借し、内装整備を行い
運営をします。子育て世代の働き方の多様化に伴い、駅近保育所のニーズは今後
ますます膨らむことが予測されます。また、鉄道駅という絶好の立地を生かし、法
人からの様々な情報を発信する拠点としての役割も期待されます。
施設概要
完成予想図
クロスハート幸・川崎
所在地/神奈川県横浜市中区吉浜町 1-6 事業形態/認可保育所
構造/鉄骨造 2 階建 定員/ 60 人
2013 年 5 月 1 日開所
施設の大きな特徴は、全国で川崎市のみが推進している従来型特養とユニット型
特養の併設事業であること、地域活性化のために 1 階の地域交流スペースを広く
とったこと、在宅で生活を続けたい方や終末期を家で迎えたい方のために、小規
模多機能型居宅介護を併設したことが挙げられます。また災害に備えて、自家発
電・太陽光発電・日産リーフ(蓄電池の代替)を利用しています。高齢化が進んで
いる団地内での施設運営となるため、特養という枠にとらわれず、団地全体を支え
ていけるような施設づくりを行い、より地域のお役に立てることができればと考えて
おります。
完成予想図
施設概要
所在地/神奈川県川崎市幸区河原町 1 事業形態/特別養護老人ホーム・ショートステイ・
小規模多機能型居宅介護 構造/鉄筋コンクリート造 4階建 クロスハート港南・横浜(仮称) 2013 年 6 月 1 日開所予定
既存の「クロスハート港南・横浜」
(グループホーム)の隣地に、在宅で暮らすご利
用者のニーズに柔軟に対応できるよう、2012 年の介護保険の改正で新たに創設
された複合型サービス事業所を開設します。本事業では、小規模多機能型居宅
支援を充実させることが可能となります。近隣にある、訪問診療を行う提携医療
機関の医療法人コムニカや、地域ケアプラザとも連携し、在宅の方への総合的な
サービスを行う拠点を目指していきます。
完成予想図
施設概要
所在地/神奈川県横浜市港南区東永谷 1-37 事業形態/複合型サービス・訪問看護
構造/木造平屋建
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年度品質目標で見る伸こう福祉会
介護と訪問看護を一体的に提供することにより、医療ニーズの高い要介護者への
13
地域社会への発信
私たちは、社会に広く受け入れられる法人となるため、
「伸こう福祉会“発”」
の取り組みを通し、
「クロスハート」
と
「キディ」を一人でも多くの方に知って
いただくことを目指しています。
ミュージカル公演集合写真
伸こう福祉会に関わる人々が
一体となって行ったミュージカル公演
伸こう福祉会には、
「One Family」
(伸こう福祉会に関わる
人々は、皆が一つの家族である)という法人で大切にしている考
え方があります。これを形にしようと、スタッフ・ご利用者・園
公演概要
公演名/ Beautiful Life
日時/ 2012 年 6 月 23 日(昼の部)13:00 ~ 15:00
(夜の部)17:00 ~ 19:00
開場/藤沢市民会館 大ホール(神奈川県藤沢市)
児・取引先・ご家族などの伸こう福祉会に関わる 201 人の演技
チケット/ 2,000 円
の素人たちが、オリジナルミュージカル「Beautiful Life」を上
あらすじ/舞台は老人ホーム「クロスハート」
。そこで慌ただしく働く
演しました。当日は幅広い年齢層の観客が集い、約 2,200 人を
スタッフたちは、介護の仕事は好きだけど自分の業務で精いっぱい、
動員しました。
出演者たちは、約半年という期間、
「お金をいただく舞台をつ
くる」というプレッシャーの中、通常業務終了後や休日を使い、
慣れない歌やダンス・演劇の練習を重ねました。大道具小道
利用者主体というよりは自分たち主体であった。ある日「まりあ」とい
う一人の女性が入居してくる。自分の最期を楽しく迎えたいと考えて
いたまりあは、自分の想像していた老後と現実の違いにショックを受
ける。そんな中、隣の保育園「キディ」から聞こえてきた歌声。まりあ
は「キディ」で園児に歌の楽しさを教える。そんなまりあの行動に
具・会場整理などの裏方、チケット販売営業、出演園児を送り
よって、毎日忙しく働くスタッフたちは「本当の介護とはなんなのか」
迎えする保護者さま、出演スタッフを練習に出すために現場を守
というものに気づかされていく。
るスタッフ、ご来場くださった方など、出演者以外でもたくさんの
監督/ HANA(HANA エンタープライズ) 助監督/韓朱仙(NPO 法人コモンビート)
方のご協力とご支援のもと作り上げられた舞台となりました。
観客の声(一部紹介)
「フィナーレは介護スタッフと共に利用者の魂の叫びを感じました」
(60 代男性)
作曲/畑中雄大(国際新堀芸術学院)
関係会社
HANAキッズ
26
「現場を回しながらこれだけのものをつくるのは、本当に大変だったと思います」
5
法人内
介護スタッフ
53
(40 代男性 会社員)
「福祉の仕事を何年も続けている内に忘れてしまっていた大切なことを思い出しま
年度品質目標で見る伸こう福祉会
2
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1
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14
出演者合計
した」
(20 代女性 医療・介護職)
出演者の声(一部紹介)
「普段の仕事で接する機会のほとんど無い介護の人と関われたことが楽しかったで
す」
(保育スタッフ)
201人
園児
52
「介護の現場は暗いイメージがあるかもしれないけれど、実際はそうでもありませ
ん。ミュージカルを見てくれた方が、少しでも『あ、何だか面白そう!』と感じてくれた
ら嬉しいです」
(介護スタッフ)
ご利用者
9
法人内
保育スタッフ
法人内
本部スタッフ
スタッフ
家族
17
13
26
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
Pasem 共同開発チーム記者発表会の様子
高齢者の「眠り」の環境を良くするために、
株式会社ハッチと寝具を共同開発
世界に受け入れられる企業となるために
ホームページを海外 4ヶ国語に翻訳
日本の福祉に興味を持つ海外の企業は年々増加していま
す。そうした企業だけではなく、就職希望やサービスの利用を
検討している外国籍の方へ向け、これまで日本語のみだった
ホームページを海外 4 ヶ国語(英語・中国語・韓国語・フラン
ス語)に翻訳しました。
伸こう福祉会ホームページ http://www.shinkoufukushikai.com
今年度は、これまでの福祉事業運営の経験を活かし、大学
や企業とのコラボレーションを積極的に進めました。丸八真
綿グループのレンタル部門である株式会社ハッチとの高齢者用
寝具の共同開発もその一つです。
「高齢者に快適な眠りを提供したい」という両者の思いのも
と、2010 年より「共同開発チーム」を結成し、現場でのヒアリン
グや検証、リネンサプライヤーとの打ち合わせなどを重ねてきま
した。そして、共同開発を始めてから約 2 年半という歳月を経
て、2013 年 2 月 1 日、介護施設事業者や病院・リネンサプラ
イヤ ー・福 祉 用 具 販 売 会 社 などへ 向 け、共 同 ブ ランド
「Pasem」の第一弾「ウイングシーツ」
(介護用シーツ)の販売
を開始しました。今後、2013 年度中に掛ふとん、枕、カバー類
Pasem(パセーム)とは、ラテン語で
「平和・やすらぎ」を表します。
利用者にとって快適で豊かな眠りを提供します。
介護者にとって扱いやすい寝具で介助作業の負担を軽減します。
Pasem ホームページ http://pasem.jp
伸こう福祉会の創立者(現専
務 理 事)である片山ます江は、
空き家となった企業の独身寮を転用
する形で老 人ホームを開 所するという
「独身寮改装型福祉施設」の発案者としての活動や、外国籍ス
タッフが日本で介護事業に従事する上で障害となる言語の問
題などを改善していく取り組みなどが評価され、世界の社会起
業家を支援する非営利法人「アショカ」の日本支部「アショカ・
ジャパン」が認定する初めての「アショカ・フェロー」に選出され
ました。フェローとは、
「周囲との協力」
「既存の体制に囚われな
い自由な発想」
「他人の気持ちを理解する共感力」により社会
変革を促した優れた社会企業家のことを指します。2012 年
度、片山は「アショカ・フェロー」として、海外諸国を訪れ、福祉
関係者との意見交換や講演を行っています。
2
0
1
2
年度品質目標で見る伸こう福祉会
(すべて名称未定)などを順次開発、販売していく予定です。
専務理事 片山ます江
アショカ・ジャパンの
フェローに認定
15
「社会福祉法人」である伸こう福祉会にとって、
良質なサービスを 1 人でも多くのご利用者に届けること
に基づく
伸こう福祉会
の取り組み
」です。
そのものが「CSR(社会的責任)
コンプライアンスや企業倫理を常に重視し、
皆さまに対し、公正で健全な法人運営をお約束します。
お客さまとともに
お客さまの声をサービスに反
映させるための取り組みや、
看 取りの取り組み、その他
様々なデータをご紹介します。
P.17
社会福祉法人
伸こう福祉会
Cross
heart KIDDIE
(介護事業)
地域社会とともに
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
16
私たちを受け入れてくださっ
ている地域のお役に立つた
め行ってきた活動をご紹介
します。
P.20
(保育事業)
スタッフとともに
スタッフ一人ひとりの多様性
を尊重し、法人と個人の成長
を目的とした伸こう福祉会独
自の取り組みをご紹介します。
P.22
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
WITH
お客さま
昨日より今日、今日より明日、よりよいお手伝いができるように
それが、伸こう福祉会のサービスのかたちです
とともに
CU
STO MER
お客さまの声を運営に活かすために
「ちょっと気がつきましたシート」の活用
各施設に、要望やご不満などお客さまやご家族が「ちょっと気がついたこと」を記入し、
気軽に投函できる BOX を備え付け、お客さまの声をサービスに反映させています。頂い
た貴重な声は、法人本部にて集約し、各会議において水平展開しています。
ご家族が運営主体となり施設と関わる「家族の会クロス」
「特別養護老人ホーム クロスハート栄・横浜」には、現在または過去にクロスハートを
ご利用された方のご家族が運営主体となり、会員相互の親睦・知識向上・相互扶助を
目的とした会「家族の会クロス」があります。本会は、年に 1 度行う「報告会(総会)
」を始
め、年 2 回の「意見交換会」、横浜市社会福祉協議会の福祉バスを利用した「バスハイ
バスハイクの様子
ク」、
「クロスハートフェスティバル」
(クロスハート栄・横浜で毎夏行うお祭り)にバザー
参加、施設の音楽スタッフとの音楽活動、施設周辺の清掃、ご利用者の繕い物など、
様々な場面で活躍しています。
家族の会クロス 会長 立崎洋子様より
自分の肉親が施設に入居すると、家族は「本当にこれで良かったのかな?」と
悩むはずです。施設や他のご家族とどんな関わりを持てばよいかわからない、で
も誰に相談してよいかわからない。
「家族の会クロス」は、そんな思いを共有した
いという思いから生まれました。
私たち家族は、施設にすべてをお任せするのではなく、施設と共に関わってい
くことがとても大切です。一人で悩みながら施設を利用している家族の方が会に
参加をすることで、自分の家族以外の人にも心を開ける場を作り、今までと違っ
た施設との関わりを持つことが出来ればよいと思います。
事故を起こさないために
「誤薬報告書」書式の作成
ご利用者に関わる重大な事故の一つである、誤薬事故を起こさないために、今年度は
通常の「疾病・事故・異常事態報告書」とは別に、誤薬事故専用の報告書を作成しまし
た。記載する欄に、
「医師・看護師からの指示内容」
「誤薬の薬名と薬の効能、誤薬に
相談することや薬の効能を調べることを義務づけました。また、誤薬報告書を運用するに
あたり、施設長全員が集まる会議にて、管理薬剤師による「服薬管理の重要性」を改め
て学ぶ研修を実施しました。
C
S
R
に基づく伸こう福祉会の取り組み
よって今後起こりうる症状や状態」を設け、事故発生時には必ず、医師や看護師に報告・
17
WITH
お客さま
とともに
CU
STO MER
最期の時間をクロスハートで過ごしていただく
看取りの取り組み
伸こう福祉会の介護施設では、ご家族が病院での治療を望まず、施設での最期の時
間をご希望されたとき、施設内で看取りを行います。医療機関ではないので、介護はでき
ても治療はできません。施設でできること、病院でなければできないことなどを何度もご
家族と介護スタッフや専門職で話し合い、同意書を結びます。
終末期のご利用者やご家族は、スタッフに様々な気づきや学びを与えて下さいます。私
たちはそれを真摯に受け止め、クロスハートでの「最期の時間」を選んで下さったご利用
者とご家族に感謝をしつつ、お手伝いをさせていただきます。
施設で看取りを行った A 様の娘様より
私の母は、2008 年 8 月に入居して、2012 年 6 月に亡くなりました。施設に入
る 1 年前から様子が急におかしくなって、病院に行ったら脳梗塞が多数できてい
たんです。入退院を繰り返したのですが、私が仕事を続けていたので自宅での
介護は難しく、クロスハートに入居しました。その時は要介護度 5 の状態でし
た。入居してしばらくは落ち着いていましたね。何回か同じクロスハートのショー
トステイを利用していたので顔なじみのスタッフさんが多く、母もスタッフさんに
対して家族のように接していました。
しかし、3 年程過ぎた 2011 年 12 月頃、いよいよ危ないということで看取りの
話がありました。私は、母が慣れ親しんだここで、慣れ親しんだスタッフさんに囲
まれて、母を見送りたいと思っていたので、すぐに施設で看取る同意書を結びま
した。亡くなる 1 週間くらい前に母の状態がまた悪くなって、施設から「入院なさ
いますか」と話がありました。私は「戻って来られるのでしょうか」と聞きました。
その時にはっきり言ってもらえました。
「難しいと思います」と。
「それなら…」。
私は、そのままクロスハートで、母の最期を迎えることにしました。施設の方が異
動した方にも声をかけてくれたらしいのですが、次から次へとお世話になったス
タッフさんがやってきて、母に声をかけたり手を握ってくれたりするんです。これに
は本当に驚きました。きっと母にも聞こえているんだろうな、ありがたいなって
思っていました。
母が亡くなったのは夕方 4 時くらいでした。医者が来て死亡確認をしたら、す
ぐに葬儀などの次の準備をしなければいけません。私も取り乱していて、頭が
真っ白になっているから、目の前のことしかできないんです。すると、リーダーさん
が「あたたかいものがありますから」と飲み物と食事を準備してくれました。一晩
泊まっていて、
「ああ、何も食べていなかった」
と初めて思い出しました。ちょっとあ
たたかい飲み物を飲んでいたら、その間にスタッフさんが母の着替えや化粧を済ま
せてくれていました。まるで生きているようで、安らかな綺麗な顔でしたね。
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
18
看取りは、幾度も大切な選択をしなくてはいけません。後から、
「ああすれば良
かった」など、後悔したり迷ったりすることもあります。でも、ここで迎えた母の
「最期」に関しては、迷いなく正しかったと思えるんです。お見送りの最後の挨拶
でも申し上げましたが、私は、新しく母の家族になってくれた施設の皆さんに、
ありがとうを伝えたいです。
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
DATA
事業毎のご利用者定員数
介護事業の平均年齢・平均要介護度
特別養護老人
ホーム
保育園
138
平均年齢
特別養護老人ホーム
86.3
グループホーム
85.3
介護付有料老人ホーム
84.7
ショートステイ
85.5
デイサービス
合計
442
967人
207
グループ
ホーム
81.3
小規模多機能型居宅介護
83.5
全介護事業平均年齢
84.5
平均要介護度
特別養護老人ホーム
50
130
2.9
介護付有料老人ホーム
介護付有料
老人ホーム
小規模多機能型居宅介護
4.1
グループホーム
2.4
ショートステイ
2.8
デイサービス
1.9
小規模多機能型居宅介護
2.5
全介護事業平均要介護度
ショートステイ、デイサービス、
居宅介護支援事業、子育て支援事業は除く
2.7
今年度に亡くなられたご利用者の人数
その内、施設内で看取りケアをさせていただいたご利用者
介護付有料
老人ホーム
特別養護老人
ホーム
介護付有料
老人ホーム
12
特別養護老人
ホーム
9
合計
21
合計
53人
40人
グループ
ホーム
グループ
ホーム
C
S
R
に基づく伸こう福祉会の取り組み
15
20
16
19
WITH
IT
L
そのご恩に報いるためにも、地域のお役に立てる機会は逃しません
N
LOC
A
とともに
すべて地域のご理解とご協力によるものです
Y
地域社会
私たちが今日ここで仕事ができるのは、
COMMU
周辺地域の方を対象にした施設見学ツアー
伸こう福祉会の各施設では、実際の介護施設を見ることで介護を身近に感じ、理解を深めてい
ただくことを目的に、要介護者家族・地域住民などを対象にした無料の介護施設見学バスツアー
を行っています。施設を見学するだけでなく、施設の管理者やケアマネジャーが介護保険や介護
施設の種類などについて解説します。
過去 5 回は、介護関連施設への入居を検討する高齢者の他に、親の老後の住居を考える 30
~ 40 歳代、介護スタッフとしての就職を希望する学生など、参加者は多岐にわたり、平均 15 人
程度の方にお集まりいただいています。
一般参加者を募る無料一般公開講座
伸こう福祉会では、福祉分野及びそれに携わる分野で活躍されている方を講師にお呼びし、無
料一般公開講座を開催しています。過去には、NPO 法人神奈川県介護支援専門員協会初代理
事長の齊藤学氏や、スウェーデンの高齢者ケアの第一人者であり、同国社会庁(日本の厚生労
働省に相当)のアドバイザーも務めるインゲ・ダーレンボルグ氏などをお呼びしています。
今年度は、対人援助及びコミュニケーションについて広く学びたい方を対象に、中・高校生ら
の非行問題に取り組み、夜の繁華街での生徒指導から「夜回り先生」として知られる水谷修氏を
お呼びし、7 月 27 日に「夜回り先生、いのちの授業」と題して、神奈川県立地球市民かながわプラ
ザ(神奈川県横浜市栄区)にて講座を行いました。当日は、
「夜回り先生」のお話を聞こうと、医
療・福祉職を始め、学生や主婦の方など 100 人を超える参加者が集いました。
無料一般公開講座
地域の方も受けられる普通救命講習会
「クロスハート二階堂・鎌倉」
(グループホーム)と「クロスハート十二所・鎌倉」
(グループホー
ム、デイサービス、小規模多機能型居宅介護)では、地域の方やスタッフに対して、施設に設置さ
れている AED を利用した普通救命講習会を行いました。子ども会の回覧や地区委員の呼びかけ
でそれぞれ 10 人程集まり、救急隊員の指導のもと、心肺蘇生法や止血法の実技を行いました。
会終了後には、参加者へ「普通救命講習修了証」を交付しました。今後は、定期的な開催を検討
しています。
また、
「クロスハート栄・横浜」
(特別養護老人ホーム、デイサービス)では、横浜市栄区内の事
業所職員が消火栓操法・小型ポンプ操法などについて実演し、その技量を競う「栄区自衛消防
隊技術訓練会」に参加し、3 年連続の入賞に輝きました。
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
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20
栄区自衛消防隊
技術訓練会に参加したクロスハートスタッフ
2012 年度ボランティアに来てくださった方々
介護事業
133 団体
保育事業
15 団体
合計
148 団体
ボランティア内容
音楽演奏、ヨガ体操、フラダンス、傾聴、アニマルセラピー、茶道、書道、
絵手紙作成、ネイルケア、手品、麻雀、落語、子どもへの読み聞かせ、遊びの指導
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
「ジャンプアップ福祉フォーラム」にミュージカルで参加
2013 年 1 月 28 日(月)
、高津市民館大ホール(神奈川県川崎市)で行われた「ジャンプアップ
福祉フォーラム-かわさき J プロジェクト 平成 24 年度成果発表-」にて、伸こう福祉会の 17 人
のスタッフがミュージカルを行いました。
「かわさき J プロジェクト」とは、
「福祉の現場」と川崎の
「ものづくり産業」の橋わたしをして福祉環境の改善を提案する、川崎市地域雇用創造推進協議
会による実現事業プロジェクトです。福祉現場のニーズを吸い上げ、福祉製品及び介護システム
などの開発を支援しています。今回は、そんな「かわさき J プロジェクト」より、6 月にミュージカル
ジャンプアップ福祉フォーラムでの
ミュージカル公演
公演を行った伸こう福祉会に依頼が届き、プロジェクトが開発した福祉機器をミュージカル仕立
てで紹介しました。
日枝小学校とクロスハート南・横浜の交流
「クロスハート南・横浜」
(グループホーム)では、2011 年の 6 月から、地域交流の一環として同
地区内にある横浜市立日枝小学校と関わりを持ち続けてきました。交流が始まったきっかけは、
日枝小学校 5 年生の体験学習の時間です。学校の体育館でスタッフが小学生向けに車椅子の使
い方を教える講座を開き、生徒たちはそこで車椅子を押したり、自操してみたりしながら、
「介護」
という新たな世界を体験しました。
その後、クラスでは「おじいちゃんと散歩してみたい」
「一緒に歌いたい」
「車椅子を押してあげた
い」という積極的な声が飛び交ったそうです。生徒たちは施設を訪れ、スタッフへのインタビューを
行ったり、総合学習の発表の場「日枝っ子まつり」で今度は自分たちが一般参加者向けに車椅子
日枝小学校での介護講座
の講座を開いたり、クロスハートとの出会いを寸劇で表現したりと、積極的に関わってきてくれる
ようになりました。運動会や音楽会などにお誘いいただくこともあり、現在も交流は続いています。
地域のお祭りへの出店
「クロスハートヘルパーステーション栄・横浜」
(訪問介護)では、毎年、同地区内で開かれる
「飯島団地祭り」に出店しています。第 44 回となる今回は、飯島団地だけでなく周辺地域の住宅
地からも人が集まり、大盛況のうちに終わりました。
ご利用者の家へお伺いし介護を行う訪問介護事業では、地域との密接な関わりが重要です。
それと同時に、独居の高齢者の安否確認ができるため、行政や民生委員と連携した地域ネット
ワークの要にもなり得ます。
「クロスハートヘルパーステーション栄・横浜」は、過疎化に伴う高齢
化が進行している飯島団地の問題解決に取り組むための「いきいきネットワーク」にも加入し、定
飯島団地祭りに出店
例の連絡会で、情報共有に努めています。
地域の方に協力を得た保育園児のお仕事体験
「キディ湘南 C-X」
(保育園)では、園児たちが将来の夢を考えるお手伝いをするため、地域で
活躍する様々な職業の方に依頼をし、
「お仕事体験」を実施しました。2012 年度は、
「腰越漁港」
「湘南藤沢徳洲会病院」
「藤沢市南本部消防署明治出張所」
「藤沢警察署」
「ecomo」
「Pacific
園児たちにとって、様々な制服に着替えてそれぞれの仕事を体験することは、
「街でどんな人が
働いているのか」
「自分は将来何の仕事をしたいか」を考えてみる機会になりました。
園児のお仕事体験
お仕事体験
C
S
R
に基づく伸こう福祉会の取り組み
Deli」にご協力をいただきました。
21
私たちは、国籍や性別、年齢、雇用形態、
WITH
スタッフ
障がいの有無、様々な前職などの違いを越えた多様な「個性」が集い
共に成長していく場所を「会社」だと考えています
とともに
STAFF
ワーク・ライフ・バランスを整える
2012 年度入退職者数
入職者
業務時間の短縮とスタッフの健康管理
仕事とプライベートの両立を支援し、業務の効率を向上させることを目的に、残業の
多い部署や個人を特定して、個別に指導を行っています。その他、保育事業では夏期に
「キディバカンス」という最大 14 日間連続した休暇を設け、今期は 100%の取得率でし
た。介護事業においても、同様の休暇を検討中です。
また、産業医と連携し、健康診断の結果、異常の所見があると診断されたスタッフに対
し、法人本部より文書による受診勧奨の通知を始めました。更に、希望する高齢職員に
新卒
中途
2
0
1
1
30
201
2
0
1
2
19
211
2
0
1
3
35
(予定)
-
退職者
(内、入職後 1 年以内の
退職者数)
140
(79)
106
(51)
(- )
対して健康相談などの個人面談を行っています。
育児休暇について
育児休暇は子どもが満 1 歳を迎えるまで、職場復帰後の育児短時間勤務は、子どもが
小学校に上がる年の 3 月まで取得可能です。
育児休暇取得者数
11 名
育児時短制度利用者数
5名
スタッフを育成する
スタッフのあり方
伸こう福祉会では、
『ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則』
(著 ジェームズ・C・コリンズ)に基づき、スタッフのあり方を設定しています。
第 5 水準
経営者
経営責任者が目指す姿
施設長が目指す姿
に基づく伸こう福祉会の取り組み
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S
R
22
管理職・リーダーが目指す姿
全スタッフが目指す姿
謙虚さの中にも不屈の精神をもつ
自分自身ではなく組織への野心
モチベーション
アップ
目標設定と
OJT
成果と能力
アップ
偉大さを維持する
企業を作り上げる
能力を持つ
第 4 水準 有能な経営者
より高い水準の業績を達成するよう
組織に刺激を与える
第 3 水準 有能な管理者
人と資源を組織化し、
決められた目標を効率的に効果的に追求する
第 2 水準 組織に寄与する個人
組織の目標のために自分の能力を発揮し、
組織の中で他の人とうまく協力する
第 1 水準 有能な個人
勤勉さ、才能、知識、技術によって生産的な仕事をする
組織連携力
能力・適性、
意向に応じた異動
プロジェクトへの参加
スタッフの
持つ個性
達成度に応じた
公正な評価・処遇
法人を良くしよう
という情熱
規律のある
行動
スキル・マインド
アップ
研修・研究
成長意欲
アップ
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
2012 年度の研修内容
伸こう福祉会では、入職期間・役職に応じた総合的な研修と、分野ごとのプロフェッ
ショナルを育成する専門的な研修を実施しています。今年度は、外部講師の充実を図り、
より専門性の高い研修を多く実施しました(昨年度比 1.6 倍)
。同時に、内部講師の登用
にも力を入れ、内部講師の育成、ノウハウの可視化・蓄積を図りました(登壇した内部講
師 3 名)。研修費用の一部は助成金収入で補っています。
今年度は、階層別研修(同様の研修での基礎編、応用編等)が不足しており、項目に
対する一体的な研修となってしまいました。今後は、より一層の研修の細分化、階層別研
修の強化を進めていきます。
全スタッフ向け
カレッジ
法人の基本理念や品質目標の理解及び今年度の
重点項目についての理解を深める
中途新入職向け
カレッジ
2 日間で、法人の基本理念や社会福祉法人の役割、
新卒向けカレッジ
1 年間を通じて、介護・保育部門における専門的知識や、
介護や医療・保育の基礎知識を学ぶ
社会人として必要な知識を学ぶ
第 13 期入職(3 年目)
職員向けカレッジ
リーダーとして知識や技術を学び、意識向上を図る
管理職(リーダー職)
向けカレッジ
リーダー職以上を対象に、専門分野の知識向上や
コミュニケーション、マネジメントについて学ぶ
施設長向けカレッジ
責任者としての意識向上やビジネススキルを学ぶ
綺麗の専門家育成
カレッジ(詳細 P9)
資格取得カレッジ
スキルアップカレッジ
今年度の品質目標に基づき、綺麗の専門家育成のために4つの
「マスターカレッジ」を開催し、職場内環境の更なる向上を図る
「介護支援専門員コース」
「介護福祉士コース」の
2 コースを開催し、資格取得までの側面支援を行なう
「パソコンコース」
「メイクアップコース」の 2 コースを開催し、
職場で役立つスキルの向上を図る
外国籍スタッフの雇用
外国籍のスタッフがいる特性を活かし、より良いサービスを構築するために 2011 年に
スタッフが集まり、
「外国人が介護施設で働くにあたり困っていること」
「外国人が介護に
興味をもつためにはどうすれば良いか」などを話し合い、その解決方法を参加者たち自身
で、導き出しています。
に基づく伸こう福祉会の取り組み
設立されたのが「クロス・インターナショナルクラブ」です。本会は、隔月に 1 回外国籍の
C
S
R
23
WITH
スタッフ
とともに
STAFF
DATA
分野毎のスタッフ人数
地域ケアプラザ
各種資格所有者の人数
25
27 法人本部
保育分野
介護分野
123
合計
723人
男性 190,
女性 533
548
スタッフの年齢割合
70 代
27
80 代
1
50 代
127
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
10 代
24
1
■アルゼンチン
■コロンビア
■タイ
■台湾
■中国
■パラグアイ
144
12
介護福祉士
107
介護支援専門員
45
社会福祉士
9
精神保健福祉士
2
栄養士
2
管理栄養士
1
歯科衛生士
1
准看護師
14
正看護師
24
保健師
2
保育士
109
44.6
介護 46.9
保育 34.8
30 代
143
■フィリピン
■ブラジル
■ベトナム
■ベネズエラ
■ペルー
10
平均年齢
162
ヘルパー 1 級
各1
20 代
40 代
250
外国籍スタッフの国別人数
60 代
118
ヘルパー 2 級
合計
41人
1
2
3
11
9
1
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
伸こう福祉会で働くスタッフたち
保育事業
キディ鵠沼・藤沢 本園(2007 年 1 月開設)/分園(2011 年 4 月開設)
子育てキディ・洋光台(2008 年 5 月事業受託)
キディ二子・川崎(2008 年 3 月開設)
キディ百合丘・川崎(2010 年 4 月開設)
キディ湘南 C-X(2011 年 4 月開設)
地域ケアプラザ事業
横浜市屏風ヶ浦地域ケアプラザ(2006 年 11 月事業受託)
横浜市野七里地域ケアプラザ(2009 年 4 月事業受託)
法人本部
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
25
WITH
スタッフ
とともに
STAFF
介護事業
特別養護老人ホーム
クロスハート栄・横浜(2000 年 4 月開設)
クロスハート野七里・栄(2009 年 4 月開設)
グループホーム
クロスハート中・横浜(1999 年 3 月開設)
クロスハート田谷・栄(2003 年 3 月開設)
クロスハート金沢・横浜(2004 年 6 月開設)
クロスハート宮前・川崎(2005 年 2 月開設)
クロスハート二階堂・鎌倉(2005 年 2 月開設)
クロスハート港南・横浜(2005 年 3 月開設)
クロスハート本鵠沼・藤沢(2005 年 10 月開設)
クロスハート南・横浜(2010 年 2 月開設)
クロスハート円行・藤沢(2010 年 3 月開設)
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
26
クロスハート十二所・鎌倉(2012 年 2 月開設)
クロスハート鶴見・横浜(2012 年 2 月開設)
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
有料老人ホーム
クロスハート湘南台・藤沢(2005 年 5 月開設)
アリスタージュ経堂(2012 年 8 月事業受託)
クロスハート石名坂・藤沢(2010 年 8 月開設)
デイサービス
クロスハート栄・横浜(2000 年 6 月開設)
クロスハート金沢・横浜(2004 年 6 月開設)
クロスハート本鵠沼・藤沢(2005 年 10 月開設)
横浜市屏風ヶ浦地域ケアプラザ(2006 年 11 月開設)
サロンドデイ・クロス(2009 年 2 月開設)
クロスハート十二所・鎌倉(2012 年 2 月開設)
小規模多機能型居宅介護
訪問介護
クロスハート十二所・鎌倉(2012 年 2 月開設)
クロスハート鶴見・横浜(2012 年 2 月開設)
クロスハートヘルパーステーション栄・横浜(2005 年 4 月開設)
に基づく伸こう福祉会の取り組み
C
S
R
27
¥
財務ハイライト
FINANCE HIGHLIGHTS
利用定員数(単位:人)
スタッフ数(単位:人)
607
437
324
158
財務ハイライト
28
185
185
156
381
282
214
126
128
2001
2002
2003
2004
2005
2006
事業活動収入
686,358
724,141
865,272
1,018,566
1,364,870
1,748,569
事業活動
収支差額
82,341
102,442
121,392
15,603
53,460
123,121
総資産
2343,153
2,363,285
2,426,102
2,837,072
3,569,010
3,727,951
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
1450
1295
888
747
637
637
723
650
550
393
432
465
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2,003,084
2,140,262
2,474,827
2,815,159
3,465,515
3,710,000
210,197
201,767
297,481
147,559
263,723
273,000
3,685,192
4,874,193
4,755,517
5,378,950
5,819,663
8,400,000
(見込み)
財務ハイライト
(単位:千円)
29
ISO9001(品質マネジメントシステム)更新審査報告
ISO9001
登録組織
社会福祉法人伸こう福祉会 本部、他
適用規格
JIS Q 9001:2008(ISO9001:2008)
審査名称
更新
審査目的
登録後の組織の活動及びマネジメントシステムの現状を検証し、
更新登録しても顧客、社会の信頼を維持できるとの確証を得る。
審査実施日
2012/10/10 ~ 2012/10/11
審査対象マニュアル
文書名:品質マニュアル
文書番号:CH-001
制定日:2000/08/01
改訂日:2012/07/01
版数:第 6-4 版
方針声明者:理事長 足立聖子
指摘事項 2012 年 11 月末までに是正の完了を確認しなければならないもの
6.4
ISO 審査項目
詳 細
是正処置、仕組みの変更
作業環境
医療ゴミについて、回収業者による処
看護師が配置され、定期的に医療ゴミ
理をしていたが、事 業 所 独自にマニ
を排出する事業所は、事業所独自で処
フェストを掲示し、独自に回収業者及
理業者と、収集業者と契約を行うもの
び処理業者と契約する必要性が認め
とする。
られた。
7.2.1 製品に関連
する要求事項
の明確化
「個人情報使用同意書」が交わされて
いないご利用者がみつかった。
「個人情報使用同意書」を交わしてい
ないご利用者に対し、速やかに契約を
行う。また、利用者と契約を結ぶべき書
類の一覧を作成し、チェックを行える
ようにする。
7.4.3 購買製品の
検品をおこなった記録がなかった。
8.5.2 是正処置
旧版の「疾 病・事 故・異 常 事 態 報 告
旧版に記入されていた事故報告につい
書」が使用されていたため、再発防止
て再発防止策の効果の確認を行う。ま
策の効果の確認ができなかった。
た、全体に関わる改訂の発信の仕方に
えるようにする。
検証
更新審査報告
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法人統一の基準を定め、チェックを行
ついて、見直しを行う。
※すべての是正が完了し、2012 年 12 月に更新完了となりました。
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観察事項
次回(2013 年度)サーベイランス審査までに是正処置を行わなければならない
ISO 審査項目
4.2.4 記録の管理
6.2.2 力量、教育・訓練
及び認識
6.4
作業環境
詳 細
建築基準法第 9 条に基づく定期点検
是正処置、仕組みの変更
本部にコピー、施設に原本を保管する。
(年 1 回実施)の記録が無い。
記録に修正テープが使用されていた。
記録のルールについて品質マニュアルに明示する。
社内研修欠席者に、研修内容を伝達した記録が
議事録に、欠席者に配布したことを明示する。
無い。
又、議事録を供覧する。
非常勤職員に「個人目標設定シート」及び「役
2013 年度より、非常勤職員の目標設定及び評
割遂行度評価表」がない。
価を実施する。
「環 境 整 備チェックシート」に未 記 入の欄が
環境整備マニュアルに環境整備基準や手順を
あった。
明記する。
入 居 者の生 活 歴の記 入が漏れているものが
個人ファイルに綴じ込む書類のチェックリストを
あった。
作成する。
7.4.1 購買プロセス
本部、施設両方で実施しており、責任者が不明
購買・外注先ごとに、本部又は施設に担当者を
確である。
振り分ける。
7.5.1 製品及びサービス
基本情報シートに、食事に関するアセスメントが
食事規程を改訂し、食のアセスメント基準を明
記載されていない。
示する。
7.2.1 製品に関連する
要求事項の明確化
提供の管理
「バイタル記録帳票」に再測定の基準及び再測
該当帳票を改訂し、基準値と実施者を記入する。
定者が記入されていない。
「軟膏を塗布する」等、処置を行った記録が取ら
帳票を改訂し、処置の記録も行う。
れていない。
8.5.2 是正処置
医療機器の点検手順が不明確であり、記録が残
医療機器点検実施表を作成し、点検手順を明
されていない。
示する。
業者のミスについて、口頭での指摘に留まって
今後は、書面で是正要求書を提示する。
いた。
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高く評価された事項
ISO 審査項目
5.4.1 品質目標
5.5.3 内部
コミュニケーション
詳 細
水平展開、仕組みの変更、提案
品質目標の達成にスタッフが自覚を持って取り
セルフチェックのみならず、管理者によるチェッ
組めるよう考慮されている。
クも行う。
全スタッフへ配布している「スタッフ手帳」に、ス
施設のグループミーティングなどで活用する。
タッフの行動規範が示されている。
6.2.2 力量、教育・訓練
毎月、施設内スタッフ全員を対象とした研修が実
研修資料は、全社共有フォルダ内に保存し、閲
及び認識
施されている。
覧・施設での研修で使用できるようにする。
作業環境
環境整備の体系的な手順を作り、環境改善の成
環境整備の手順や基準について、環境整備マ
果を確実にあげていた。
ニュアルに明示する。
6.4
7.5.1 製品及びサービス
提供の管理
住環境の一環として、庭等の花の手入れが行き届
庭の整備、花の手入れ等も環境整備基準に定
き、
ご利用者が愛でたり手入れをしたりしている。
め、チェック項目に追加する。
ご利用者の個別ニーズに応じた看取りケアが実
看取りケアの技術を伝達するために、看取りケ
施されている。
アの内部研修を実施する。
入居後に ADL の向上が見られたご利用者が
ADL 向上に向けた取り組みを水平展開し、全体
いた。
のケアの質の向上を目指す。
誤薬防止のため、配役ボックスに顔写真が貼
環境整備の一環として、配役ボックス又、食札
られている。
等についての基準も明示する。
認知症スケールを用いた評価を定期的に実施
ご利用者の状態を定期的に把握する為にモニタリ
し、時系列に沿ってファイリングされていた。
ング基準を明確化する。個人ファイル内に、
ご利用
者の状態変化がわかる様なファイリングを行う。
8.2.3 プロセスの監視
及び測定
8.5.2
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施設内で毎月行っているグループミーティング
現在、実施していない事業所においても、毎月グ
が、ケアの改善につながっている。
ループミーティング及びユニットミーティングを
実施し、議事録を保管する。
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
その他
ISO 審査項目
5.3
5.4
品質方針と計画
詳 細
「すべてのよきものを人生の先輩たちと後輩たちに捧ぐ」という理念は、変更なく維持されている。2012
年度の方針は、住環境の整備である。新規開設される競合他社事業所はハード面で優れたところもあ
り、より快適性を高める必要がある。目標を設定し、実行計画を立案して実施するしくみに変更はない。
目標か基本的に活動目標(何をどのくらい実施する、というプロセス指標)であり、成果目標は設定され
ていない。しかし、例えば、特別養護老人ホームクロスハート栄・横浜では、長期入居者の生活の質を
高める取り組みがあり、終の棲家として、施設で最期を迎えるまで、穏やかでその人らしい生活を送る支
援を目指している。
8.2.2 内部監査の
実施状況と
有効性評価
直近では、本年 8 ~ 9 月に全事業所を対象に内部監査が実施されている。監査の目的は特に設定して
いないが、本年度目標である住環境に注目していた。チェックリストを用いて、介護ケアプロセスを中心
に監査を行ない、A, B, C 判定をし、C を「不適合」として取扱い、修正及び是正処置につなげている。
不適合件数の全体集計はされていない。結果をみると、新たな管理者が着任した施設で、C 判定が多
かったことがわかっている。業務未習熟、知識不足の点は、今後、管理者研修のフォローアップがなされ
る予定である。また、不適合に対する是正処置のフォローは、エリア長が施設巡回をするよう、しくみを
変更する方向性が示されており、有効である。
5.6
マネジメントレビュー
の実施状況と
有効性評価
マネジメントレビューは年 2 回、経営会議で実施することとされている。直近では 10 月 2 日に、その前は
1 月 24 日に行なわれていた。規格が要求するインプット情報が提供され、理事長がマネジメントシステム
の有効性、適切性、妥当性を評価され、必要なアウトプットが提示されている。評価に基づく指示が明確
で、かつ、管理責任者を中心に、対応が迅速にされている点は優れており、高く評価できる事項として指
摘した。マネジメントレビューは有効である。
8.5.2 是正処置・
8.5.3 予防処置の
実施状況と
有効性評価
疾病、事故、異常事態、苦情、ヒヤリハット、購買品の不適合、設備の不適合などを契機に是正処置を
行なうしくみに変更はない。是正処置の要否判断は基本的に事業所管理者(施設長)が行なっており、
件数集計も事業所単位であり、全体集計・分析は行なわれていない。前回審査の不適合が再発してい
ることもあり、是正処置の確実な実施・継続、水平展開には弱点がある。事業所数が急速に拡大し、管
理者養成が追いつかない面もあると考えられた。観察事項をご参照いただきたい。ヒヤリハットやリスク
レベルの低い疾病・事故等への対応は予防処置といえるが、現状ではリスクレベル区分と集計は行なわ
れていない。
ご入居者の入退院記録による入院歴のデータ分析は、特別養護老人ホームで、予防処置として活用さ
れている。誤嚥性肺炎や骨折などで急性期病院に 1 ヶ月以上入院して戻ってくると廃用性症候群や体
重減少で ADL も意欲も低下していることが多い。これを把握してサービス計画を立てることが、状態変
化に対する適切なケアにつながると考えられている。事例を複数確認したが、よく機能していた。
7.
製品実現の
プロセスに対する評価
提供サービスは介護保険法指定事業所としてのサービスであり、法的に標準化されたプロセスが実施さ
れている。それが画一化に陥らず、ご利用者の個別性を考慮した計画を立案して提供しており、理念が
実践されている。高く評価できる事項、及び観察事項をご参照いただきたい。
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メディア掲載一覧
2012 年 4 月~ 2013 年 3 月までにご掲載いただいたものを紹介します。
MEDIA COVERAGE
INSTITUTIONS
テレビ・ラジオ
2012 年 6 月 13 日
レディオ湘南「パレット」/ミュージカル公演
2012 年 6 月 22 日
テレビ神奈川「ありがとッ!」内昼のニュース/ミュージカル公演
2012 年 6 月 23 日
NHK「首都圏ニュース」/ミュージカル公演
新聞・雑誌・ネットニュース
2012 年 4 月 1 日
『月刊ハーモニー』/ミュージカル公演
2012 年 4 月 6 日
『神奈川新聞』/ミュージカル公演
2012 年 4 月 25 日
『朝日新聞』/アショカ・フェロー
2012 年 4 月 26 日
『タウンニュース藤沢版』/ミュージカル公演
2012 年 4 月 30 日
『フジマニ』/ミュージカル公演
2012 年 5 月 11 日
『シルバー新報』/ミュージカル公演
2012 年 5 月 26 日
『リビング湘南』/ミュージカル公演
2012 年 5 月 31 日
『フジマニ』/ミュージカル公演
2012 年 6 月 8 日
『タウンニュース藤沢版』/ミュージカル公演
2012 年 6 月 11 日
『読売新聞』/ミュージカル公演
2012 年 6 月 13 日
『朝日新聞』/ミュージカル公演
2012 年 6 月 19 日
『毎日新聞』/ミュージカル公演
2012 年 6 月 29 日
『タウンニュース藤沢版』/ミュージカル公演
2012 年 7 月 15 日
『高齢者住宅新聞』/ミュージカル公演
2012 年 7 月 27 日
『おはよう21』/ミュージカル公演
2012 年 8 月 5 日
『高齢者住宅新聞』/高齢者住宅・施設運営居室数ランキング
2012 年 8 月 11 日
『プレジデント』/クロスハート十二所・鎌倉
2012 年 8 月 16 日
『Care Station JAPAN』/ミュージカル公演
2012 年 8 月 28 日
『北國新聞』/専務理事講演
2012 年 9 月 21 日
『日経マネー』/クロスハート石名坂・藤沢
2012 年 10 月 10 日
『週刊朝日 MOOK はじめての「ホーム選び」ガイド高齢者ホーム 2013』/クロスハート湘南台・藤沢
2012 年 12 月 30 日
『CB ニュース』/ミュージカル公演
2013 年 1 月 3 日
『毎日新聞』/高齢者雇用の取り組み
2013 年 2 月 8 日
『日経産業新聞』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 11 日
『寝装リビングタイムス』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 15 日
『高齢者住宅新聞』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 19 日
『共同通信』配信/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 20 日
『介護ビジョン』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 21 日
『岩手日報』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 22 日
『新潟日報』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 22 日
『中国新聞』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 2 月 28 日
『静岡新聞』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
2013 年 3 月 1 日
『月刊介護保険』/高齢者用寝具「Pasem」共同開発
書籍
メディア掲載一覧
34
2013 年 1 月
『介護職員初任者研修テキスト』/介護老人福祉施設モデル事例
編集 介護職員関係養成研修テキスト作成委員会
発行 一般財団法人 長寿社会開発センター
SHINKO FUKUSHI KAI ANNUAL REPORT 2013
経営会
理事会
評議員会
伸こう福祉会本部
〒232-0011 神奈川県横浜市南区日枝町1-5 4階
TEL:045-260-0568 FAX:045-260-0570
川崎市
クロスハート宮前・川崎
〒216-0001 神奈川県川崎市宮前区野川3240-1
TEL:044-753-2345 FAX:044-753-2346
クロスハート幸・川崎 〒212-0077 神奈川県川崎市幸区河原町1
TEL:044-533-9400 FAX:044-533-9401
特別養護老人ホーム
居宅介護支援
グループホーム
訪問介護サービス
地域ケアプラザ
認可保育園
ショートステイ
小規模多機能型居宅介護
かわさき保育室
デイサービス
介護付有料老人ホーム
子育て支援
鎌倉市
グ
特シ小
クロスハート二階堂・鎌倉 〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂267-67
TEL:0467-61-3345 FAX:0467-61-3346
クロスハート十二所・鎌倉
〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所937-8
TEL:0467-53-8961 FAX:0467-53-8964
グ
グデ小
藤沢市
横浜市
クロスハート中・横浜 〒231-0056 神奈川県横浜市中区若葉町3-46-1
TEL:045-250-3511 FAX:045-250-3921
グ
クロスハート栄・横浜 〒247-0014 神奈川県横浜市栄区公田町1020-5
TEL:045-896-1234 FAX:045-896-1235
特デシ
クロスハート田谷・栄 〒244-0844 神奈川県横浜市栄区田谷町1249
TEL:045-858-3330 FAX:045-858-3331
アイコンについて
施設一覧
クロスハート湘南台・藤沢 〒252-0805 神奈川県藤沢市円行1-1-7
TEL:0466-41-2234 FAX:0466-41-2235
クロスハート本鵠沼・藤沢 〒251-0028 神奈川県藤沢市本鵠沼3-11-39
TEL:0466-35-6622 FAX:0466-35-6633
介
グデ
グ
サロンドデイ・クロス 〒251-0002 神奈川県藤沢市大鋸3-11-15
TEL:0466-55-3456 FAX:0466-55-3457
デ
クロスハート金沢・横浜
〒236-0033 神奈川県横浜市金沢区東朝比奈2-54-2
TEL:045-791-7223 FAX:045-791-7224
グデ
クロスハート円行・藤沢 〒252-0805 神奈川県藤沢市円行2-13-1
TEL:0466-52-4330 FAX:0466-52-4331
グ
クロスハートケアセンター 〒236-0033 神奈川県横浜市金沢区東朝比奈2-54-2
TEL:045-791-7266 FAX:045-791-7224
居
クロスハート港南・横浜 〒233-0011 神奈川県横浜市港南区東永谷1-37-5
TEL:045-829-2345 FAX:045-829-2346
グ
クロスハート・ヘルパーステーション栄・横浜 〒244-0842 神奈川県横浜市栄区飯島町527-5-8
TEL:045-342-4451 FAX:045-342-4452
訪
横浜市屏風ヶ浦地域ケアプラザ 〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森4-1-17
TEL:045-750-5411 FAX:045-751-2322
デ居地
横浜市野七里地域ケアプラザ 〒247-0024 神奈川県横浜市栄区野七里1-2-31
TEL:045-890-5331 FAX:045-890-5332
居地
クロスハート野七里・栄 〒247-0024 神奈川県横浜市栄区野七里1-2-31
TEL:045-897-3456 FAX:045-897-3457
特シ
クロスハート南・横浜
〒232-0011 神奈川県横浜市南区日枝町1-5
TEL:045-260-0566 FAX:045-260-0567
クロスハート鶴見・横浜 〒230-0001 神奈川県横浜市鶴見区矢向3-30-1
TEL:045-716-6300 FAX:045-716-6329
グ
グ小
運営受託事業
介
介シ
保育事業
キディ鵠沼・藤沢
〒251-0031 神奈川県藤沢市鵠沼藤が谷1-7-8
TEL:0466-52-2345 FAX:0466-52-2346
認
キディ鵠沼・藤沢(分園) 〒251-0031 神奈川県藤沢市鵠沼藤が谷1-8-16
TEL:0466-52-2370 FAX:0466-52-2380
認
キディ二子・川崎 〒213-0002 神奈川県川崎市高津区二子5-16-16
TEL:044-829-4567 FAX:044-829-4568
室
子育てキディ・洋光台 〒235-0045 神奈川県横浜市磯子区洋光台3-13-2-109
TEL:045-836-1225 FAX:045-836-1226
子
キディ百合丘・川崎
〒215-0011 神奈川県川崎市麻生区百合丘1-16
サンフラレ百合丘7-201
TEL:044-322-0510 FAX:044-322-0513
認
キディ湘南 C-X
〒251-0041 神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-39
TEL:0466-30-3515 FAX:0466-30-3516
認
キディ古市場保育園
〒212-0052 神奈川県川崎市幸区古市場2-97
TEL:044-542-1711 FAX:044-542-1712
認
キディ石川町・横浜
〒231-0024 神奈川県横浜市中区吉浜町1-6
TEL:045-222-0880 FAX:045-222-0885
認
施設一覧
アリスタージュ経堂
〒156-0052 東京都世田谷区経堂3-20-22
TEL/FAX:03-6413-6115(介護フロア直通)
クロスハート石名坂・藤沢 〒251-0875 神奈川県藤沢市本藤沢1-10-14
TEL:0466-84-3033 FAX:0466-84-3031
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社会福祉法人伸こう福祉会
報告対象期間 2012 年 4 月から 2013 年 3 月
発 行 2013 年 4 月
発 行 責 任 者 足立 聖子
本誌へのお問い合わせ
伸こう福祉会 広報室 勘里 絵利奈
〒247 - 0014 神奈川県横浜市栄区公田町 251-6
TEL:045 - 890 - 6116 FAX:045 - 890 - 6115
http://www.shinkoufukushikai.com
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