世界の料理－イギリス－９月１７日（水）実施正式名称は、「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」。その歴史は､３つの国イングランド、スコットランド、アイルランドを統合する図柄の国旗ユニオンジャックに象徴される。太古の昔イギリスはヨーロッパ大陸の一部であり、テムズ川がドイツのライン川の下流域に合流していたといわれる。緯度では､北海道より北に位置するため、冬は寒いが､メキシコ暖流のおかげで年間を通しての気候の差は少ない。人口は約５８００万人。主な農作物はチーズを始めとする酪農、マトン・ラム（羊）、麦、魚介類、じゃがいも等です。イギリス料理は残念ながらフランス料理や中国料理やイタリア料理のようには皆さんに知られていません。それはなぜかというと、イギリス料理に出会えるのは家庭だからなのです。イギリス料理がレストラン向きでないのは､オーブン料理が多く調理に時間がかかるためであり、オーブンがイギリスのキッチンの中心的な役割を果たしているといっても過言ではありません。地方による特色ある料理として、イングランドはポテッジュ(スープ)、フィッシュアンドチップス、スコットランドはハギス (羊の煮込み料理)、スコッチブロス(オート麦入りスープ)、アイルランドはアイリッシュシチュー、じゃがいも料理、ウェールズはリークを使ったカウル(スープ)、ラム料理などがあります。献立：ジャムバターサンドシェパーズパイスコッチブロスティーゼリーサンドウィッチトランプ好きなイギリスのサンドウィッチ伯爵が手づかみで食べられるように、考えられた料理です。シェパーズパイシェパーズ（羊飼い）の主婦たちがあみ出した料理。ひき肉を調味し、マッシュポテトをのせオーブンで焼いた料理です。スコッチブロススコットランドの名高いスープ。肉､野菜､麦を使ったからだの温まるスープです。ティーゼリーイギリスでのお茶といえば紅茶。紅茶を使ったゼリーです。